八幡「桜の落ちる速度はびょうそく5センチメートル何だってよ」 (3)

昔見たアニメでそういうことを言っていた
内容は覚えてはいない
否覚えないようにしていたんだ
その物語はラブストーリーにしては悲しすぎたから……
ハッピーエンドを期待し手を出した俺の心を砕くには充分な内容で……

そういう恋をして、乗り越えてみたいと思った時期が私にもありました

なんて妄想なんかして空を眺めていると突然に聞こえてきたのは喋り声
飲みかけのハーブティー(嘘)を机に撒き散らし
やっべと思った時にはもう遅かった

結衣「やっはろーヒッキー!」

最初に声をかけてきたのは由比ヶ浜だった
まぁ次に来るのはだいたい分かってますけどね

雪乃「あら比企谷くん、その机に撒いてしまってるのは何かしら?もしかして紅茶?」

雪ノ下がありえないわと言う目を俺に向けてくる
だって仕方ないでしょ雪ノ下さんたちがノックをしないんだから
普段平塚先生に対してはノックをしろというのに

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