【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」玄「25ageもおまかせあれ」【咲・muv-luv】 (1000)

このスレはマブラヴシリーズ及び、咲 -saki-とのクロスオーバーです。


・場合によってはは休止したりします

・何故、須賀京太郎はSUGAになってまったのか……

・ゴル○ムの仕業かな?

・ふしぎなことがあと何回その時おこれば終わるのだろうか?

・ああ、と言うことはSUGAを追い詰めれば4人に分裂したりするのかな?

・場所や年代によっては武やユウヤ等のマブラヴ主人公勢との共闘もあります。というか今してます。

・明確なクリア目標は特にありませんが、桜花作戦成功を当面の目標として掲げます


以上の点に耐えられる方は奮ってご参加ください。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1453038106

《明星作戦編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】
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《人類からSUGAへ……編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】
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《ユーコン編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」もこ「…………15age」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」霞「17ageよ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」霞「17ageよ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438183169/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」初美「18ageなのですよー」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」初美「18ageなのですよー」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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《オルタネイティヴ編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「一休みッスよ!」【咲・muv-luv】(実質19age)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「一休みッスよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441820458/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」春「20ageの長さが自慢」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」春「20ageの長さが自慢」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448032385/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」巴「21ageですね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」巴「21ageですね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450360957/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明星「22ageですお姉様!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明星「22ageですお姉様!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451230459/)


《12・5事件(クーデター)編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」湧「23ageも経ったのか?」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」湧「23ageも経ったのか?」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451757719/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明華「24age~♪」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明華「24age~♪」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452173647/)

──安価への参加に際してのお願い──


・安価の連取りは禁止、強制的に下にズラします

・安価の連投は禁止、ただし5分以上の間隔がある場合は可とします

・加速、雑談等を行った場合、そのレスから5分経過後の安価取りは有効とします。

・加速のための連投は基本的に遠慮して頂きたいですが、5分以上の間隔がある場合は可とします

・コンマ判定の連取りは2回までは可とします

・ただし、連続するコンマ判定時の連取り、つまり連投は無効とします

・つまり基本的に連投・連取りはご遠慮くだされば嬉しいなって話

・安価の内容を荒らしや不適切と判断した場合、その真意に限らず解釈の変更、若しくは下へズラします

・度々、死ねぇ!発言をしてますが、安価ではなくコンマで殺しにいくつもりなので、ルーザーは無視する方針です。

・ルールに不備、追加する必要が出れば随時変更、追加していきます。

【2001年 10月9日 朝方 60mリムジン車内】


やたらと長いリムジンのような車の迎えが来ると、帝都城からの迎えだと言うのでそれに霞と共に乗車した。
送迎最速理論だとか何とかを追求する、どこかのクーデターの首謀者と似たような声の運転手のたわいもない昔話(峠で跳ばしてたとか豆腐屋が何だとか)を聞き流しながら、俺はずっと考えていた。


京太郎(将軍との益軒で気をつけなきゃいけない事って何だろ…………)


生憎、そんな経験なんて皆無だし、作法も知りよしも無い。
不安ばかりが募ってしまうのも仕方ない。

あの何かと役に立つ因果とやらにも、どうやら江戸の世で将軍の傍を生きた記憶はとんと無さそうだ。


《あるにはあるぞ。知識だけなら》

京太郎(あるの?)

《そうだな……たぶん、将軍が『面を上げよ』って言ってくると思う》

京太郎(ふむ……)

《だけだ、そこで面を上げちゃうと首が飛ぶ》

京太郎(えっ)

《次に、従者が面を上げよって言う》

京太郎(ああ、そうしたら……)

《そこで上げても首が飛ぶ》

京太郎(え)

《再び、将軍が面を上げよ、って言ってから従者がもう一度面を上げよと仰せである、面を上げよとか言うから、そこで初めて上げるんだ》

京太郎「ひえぇ……」

霞「どうしたの?」

京太郎「俺、首飛ばないかな……」

霞「…………ああ、作法?
今時、多少の間違いで首が飛ぶなんてありえないわよ。
間違えても、多少叱責される程度ね」

京太郎「そうか…………」

【帝都城 謁見の間】


清め、と称された身体検査で1時間程待たされ、当然といえば当然だが拳銃やナイフの類は没収された。
更には本当に清めらしく風呂に入らせられるんだから驚きである。

そんな、習慣的なカルチャーギャップに戸惑いながらも何とか謁見の間に辿り着く。

作法なんぞ矢張りさっぱりと解らないので、隣にいる霞を横目で覗き見ながら、真似をすることにした。
すると、頭を下げて傅くので、それに倣って土下座さながらの体勢を取る。

まあ、土下座をしたからプライドが……なんて想いは無いことだし。


「上様のおなぁ~りぃ!」


時代劇さながらのイントネーションで、姿の見えぬ初老の女の声が響くものだから噴き出しそうになるが、なんとか堪える。


悠陽「面を上げてください。此度は、私の我が侭で来ていただいたのですから……」


またチラと横を見れば、霞はその言葉に従って面を上げたでは無いか!


京太郎(嘘つき!)

《世界と時代が違ったからなぁ》


慌てて、霞を追うように面を上げた。


悠陽「あらためて……政威大将軍の任を預かられております煌武院悠陽と申します」

霞「国連軍太平洋第11軍所属、石戸霞中尉で御座います。
本日は殿下のお召により罷り越しました」

京太郎「お、同じく須賀京太郎です……。
本日は、此方の石戸霞中尉の同行として参りました…………」


だ、大丈夫だよなこんなもんで……?

悠陽「まずは、此度の騒動での働き、ご苦労であった。そなたに感謝を……」

霞「勿体ない御言葉です」

悠陽「積もる話もありますし……この者達だけに話があります。下がっていなさい」

「はっ、畏まりました……」


よく見れば、先程の初老の女性以外にも従者がいたようだ。
赤い斯衛の制服を身に纏った月詠中尉にそっくりな…………って、あれ?なんでここにいるんだ?

部屋からは去ったが、恐らく戸の前で騒ぎがあれば突入出来るように控えているのだろう。


悠陽「さて、月詠も去りましたし堅苦しく形式ばった作法などはもう結構ですよ?」

霞「はぁ……」


そうは言われても、簡単に態度を崩せる訳が無い。


悠陽「それで……そちらの殿方が先日そなたが話されていた意中の方ですね?」

霞「へ……ふぇっ!?」

悠陽「隠さずとも解ります、この場に呼んだと言うことはそうなのでしょう?」

霞「そ、そんな違っ……!い、いえ!違う訳じゃなくて……ああっ!」

京太郎「…………」


おい、将軍に一体何を口走ったんだよ!


霞「あわわ……」


あわわじゃない、どこの頼り無い軍師だよ。
早速やらかしおって…………

霞「で、殿下!お戯れはおやめくださいっ!」

悠陽「良いではありませんか、それで……何処まで行ったのですか?」

霞「それは、その…………って、殿下あっ!!」

悠陽「あらあら……もしかして……?」

霞「うぅ……」


霞さんや、何で年下の子にそこまで追い詰められてるのですか?
もっとこえ、口の上手い印象があったんですけどねぇ?


《ほら、立ちはだかっていた強敵が味方になった途端弱体化するアレだよ》

京太郎(知らんよ、そんなん)

悠陽「その事については、後でゆっくりお聴きするとして……」


止めないんですね。あら酷い御方。


悠陽「先日の文にも書きましたとおり、何か礼をしたいのです」

霞「ですが殿下、私は武家の末席として当然の働きをしたまででして……」

悠陽「臣下の働きに相応の褒美を与えるのもまた主君の務め。
鎌倉の世より続く御恩と奉公の理です。どうか、受け取ってくださいませんか?」

霞「…………はい、畏まりました」


まあ、そこまで言われて断ったら逆に不敬になるだろうしな。


悠陽「それで、そなたは何を求めますか?
出来うる限りの事を叶える積もりです。仰って下さい」

京太郎(太っ腹というか……そうか、復権したっているのを自他に示す必要があるのか。
権力の象徴として部下の褒美で示すのは織田信長だってやった事だしな……)

何が欲しいですかー?


1.神代家の九州での地位の復権
 現在復興中の九州の実質的な統治権などを戴く。
 飽くまでも自分の仕えてる主君の事考えてるんだぞーアピール。(自分に旨味が無いとは言っていない)
 しかも鹿児島周辺だけじゃなくて福岡とかもついでに貰っちゃうのぜ。

2.武家からの完全な離脱
 駆け落ち気味だけどこの人と一緒になりたいんだー。
 え、不敬?そんなもんより愛っしょ。愛!
 他の六仙家?希望を聴いて、望めばお願いねー。

3.武家としての須賀家創出
 前代未聞ではあるが、出来れば赤の家計で須賀家を認めてくれれば……
 それでそのまま神代家はそのままで石戸家の長女が嫁ぐのもいいよね。次女もいるし。
 日本での地位も盤石。え、世界での立場?ほら日本人だし、篁家の当主さんみたいに出向扱いってことでここは一つ…………

 4.その他
 別にここで大きな物を望まなくてもいいよね。
 このまえ散らかしたラプターの残骸貰ったり、ただ単に今後のための後ろ盾になってもらったり……


複合しても構わないんじゃよ。ヨクバリし過ぎなければね。


ちょっと離れるからこんなのがいーよって案があれば。
1時までには戻ってこれるかな?

そーね……やっぱり寝ます。申し訳ない。

他に案があったり、ここはこうした方が良いんじゃ?ってのをゆっくりと考えておいてください。

デメリットとか考えなくて良いんじゃないかな?
どうせゾロ目出して寄ってたかってイッチを追い詰めるつもりなんでそ?

振替輸送の電車に乗った途端に中止の電話入れるのやめてくれませんかねぇ……

帰って寝ます。悔しいから今日はシノハユとこっち両方やってやるんだ。
おやすみ。
昼頃に向こうで顔出すよ。

3の場合だと
神代家からすれば石戸家の推薦で優秀な人材を囲い込め、赤の家が操縦が可能な状態で入る様な物で、政治的な発言権を強められジリ貧の現状からの脱却が構想出来る。本家としては推薦したいぐらい。面白くなくても困窮している状態から神代家に連なる家々は黙認せざる得ない。
政府として政権トップ公認でSUGAの囲い込みに繋がり、功績を理由に無理にでも受け取らせたい。
穏健な急進派は将軍直属にして発言力強化に繋げようとする。
SUGAの囲い込みを嫌った米ソを始めとした各国が国連を盾にした介入が予想される。
BETA勢力圏外の地盤が残っている家や神代家と繋がりが薄く旨味を享受できない家からすれば、神代家の勢力拡大を避けたいので何かしらの工作が予想される。

3は通っても通らなくても一悶着起きそう。

らぷたん「いや、見ないで」
SUGA「いや、何と言うか思ったより普通だったな(困惑)」
らぷたん「え・・・?」

今日の雪の所為だな

          |       `丶、  ヽ
          |≦ ̄` 、    \ |
          |  \.  \    \|
          |   ヽ        丶
          |:      ∨ ∧      ,
          |       ∨ ∧       ‘,
          |         ∧      ′  チラッと
          |     ハ|  .∧
          |     .厶斗――:i       i 
          |    /  | | Ⅵ |    :|
          |   ./   .| | Ⅵ |    i |
          |  /  竓芋芋「 ̄〉   :| ∧ /
          | ./     i{  h /    | / ∨ /
          |∨     夊ェ夕 ,   .∧.  ∨
          | ,     、、、 /イ   八ハ .  :,
          |            / l  ∧.  :, Ⅵ
          l,   、      . イ :| ./ Ⅵ i. ‘|
          |     _.。<     |/   ‘ |
     ( ̄\≧=≦ ,〔_           ‘!
     _`ユ ヽーr"´  フ^: : ト .,
    ( r―‐ 、∨ハ__,/: : : : 〉  \ /

      ーュ_  :|仆㍉/: : : : {    ∨ /
        (_ ソ.川Ⅳ: : : : /      ∨


ゲッターとマジンガーは作れても不知火は作れなかったんだよね(ガンブレ)
単なる発想と技量の不足なんだろうけどさ。

始めていいのかしらん?

ここに(ぞろ目が)いるよ

では>>41や相談内容を参考に。

ご褒美は何が欲しいですか?

↓5 内容自由安価

政府から独立した自由裁量権

んー?何というかイッチの読解力だと具体性が無いように見えてしまって……

なんの裁量権?九州って事でいいのかしらん?

出来れば同idの人に教えてもらえたらって。

スマソ
SUGA、夕呼先生への協力で
横浜基地は国連所属だから裁量権も何も日本単独でどうこう出来る問題じゃなかった。

まあ、アメリカの道州制がそれっぽいっちゃそれっぽいですけどね……

イッチの読解力の限界につき、再安価取っても宜しいでしょうか?

>>101
オルタネイティヴ4への協力って意味なら、日本からも予算が出てたり、元々帝国軍の白陵基地を横浜基地として国連軍化してたり、現状でも協力は得られてると思いますよ。


では、再安価します。

↓5で

再安価で

参加に横やりを入れるとしたら龍門渕以外の(国外含む)企業でしょう。

石戸家の借りが返し切れないレベルな件
霞さんの嫁入りでも返し切れる大きさじゃない。

霞「さしでがましいお願いではありますが……」

悠陽「どうぞ、おっしゃってください」

霞「はい……我が主君である神代家は、先のBETA侵攻の折りに故郷である九州の地を追われる事となりました」

悠陽「そうでしたね……彼の地でそなた達は最後まで撤退する隊の支援にあたってくれたこと、遅れ馳せながら感謝します」

霞「勿体ないお言葉です」

悠陽「では、そなたが望むのは」

霞「はい。あの地は政府主導の復興が始まり、非公式ながらも住人が戻りつつあると聞きます。
でき得る事ならば、その手伝いをさせて頂きたい所存で御座います……」


ややこしい言い方だが、要は復興する権利をくれ、おまけに統治権もくれって言ってんだな。
まぁ、復興に何十年かかるか解ったもんじゃないが、元々九州で幅を利かせてた勢力が出戻るってのは、政府にしてもプラスだろう。
その報を聴いて九州に戻る人も増えるだろうし、人の動きが出来るって事が経済も動くって事だ。

両者にとって旨味のある話だとは思うが、果たして……呑むか?


悠陽「なるほど……それ故に、その者を連れて参ったのですね」


将軍は、射抜くような目線で俺を見つめながら言ってくる。

でもね、将軍様。その人はただ単に一人だと心細いって理由だけで連れてきただけで、貴方の思い描くような狙いは微塵も無いと思いますよ。


                      ?

                      
                    -―――-
               ....::´::::::::::::::::::::::::::::::::::`::..、

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              |:::::\l  __\{   乂hソ |:::::::|::::::::::::::|::::::|
              |l::::::l::|斥汽         |:::::::|::::::::::::::|::::::|
           八::::l∧乂ソ ,     ″   |:::::::|::::::::::::::|::::::|
               Y:::::::. ″          |:::::::|::::::::::::::|::::::|
.               |::l::从 __ _      |:::::::|::::::::::::::::::::八
              八::\::::l┌ヘ)`    /|:::::::| :::::::::/::::/
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                 ∨ ┬_]┘:::::|   从::::::|:::: /:: /
                  /    八:::::/l_/⌒∨:|:::∧:/
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    { :八 : : { : : : {: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 八  |:::::| ||
    {   l\ { : : : {: : : : : : : : :_:_: : : : : : : : : : : : : : : /  /|:::::| ||
    {   |  \: : : \ : : -=ニ二ニ=- 、: : : : : : : : :/  / |:::| ||
    {   |   / ̄ ̄[二二フ二フ二二二二二二[  /   .ノ:::ノ  :|人


ほらね。


悠陽「そなたの武功は私の耳にも入っております。
救国を勇士、須賀京太郎殿……」


随分と、過大な評価をされてしまっているでは無いか。

武功は兎も角として、別に俺は日本に拘っている訳じゃない。
BETAへの対抗策として必要ならば、日本を放棄してアフリカなりオーストラリアなりで態勢を立て直すのも有りだって考えだ。

そりゃあ勿論……故郷だし、出来るならばこの日本の地で勝利を刻みたいという想いが無いでは無いが。


京太郎「……殿下の御耳にまで届いておられるとは、光栄の極みで御座います」

悠陽「ご謙遜されるで無い、そなたの働きは個の力では無いのです。
やがて、それは大きな衆の力となるり日の下に降り立つ一陣の風となる事を待ち望んでおります」


そして、やはり見定めるようにこちらの顔を覗き込んでくるのだ。


      /                                ハ    ヽ  :..  ハ
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つまり、雪風の事を言っているんだな。
なんだ?斯衛で使いたいって事か?
何のために制裁される危険を冒してしてまで不知火弐型の計画を推し進めたのやら……

その投資を投げ捨ててもお釣りが来る算段がある?
そう思って貰えていると言うのなら、嬉しくない訳では無いが……


京太郎「買い被り過ぎでは無いでしょうか?」

悠陽「ご謙遜されないでください、先日の活躍もしかと危機及んでおります」

京太郎「…………」


なるほど、モアイのおじさんは香月博士だけじゃなくてこっちとも繋がっているという事か。
いや、むしろ益のために香月博士に手を貸しているに過ぎないのかもしれないが。

あんな怪しい風貌でそこまで忠義があるとは……人と言うのは見た目では解らないものだなぁ……

京太郎「…………」


そんなにジッと見て……
つまり、俺が何を望んでいるかを知りたい訳だな?

でもねー、正直言って何も無いんですよ。
若いて言うなら現状の維持?クーデターのアレだって、ただ単に今の立場を守りたいためだけにやっただけだしさ……


悠陽「その者の力添えもあれば、或いは私達の考える以上に九州の復興も早まるかもしれませんね」

霞「えっ……?」


おいおい、あからさまに動揺するんじゃないよ。
ほら、どうやら別の意味で捉えちゃったみたいで穏やかな笑みを浮かべてるじゃありませんか……


京太郎「私の出来る事など、高が知れていますが……それでも、出来得る限りの事はする所存です」

悠陽「そうですか……」


協力はしないとは言ってないけどな。

大きな融資を得るための担保に俺を使う、って将軍様は思ってんだろうけどさ、実際はそんな事考えてないですよ?
どうせそんな担保無くてもそれぐらい認めてくれたかも知れないけどさ……
俺を連れて来てくれてプラス、更に思い通りの応対になってプラスで、ホッとしたって所が実際かな?

いいよいいよ、その融資がAL4が潰えて俺の立場が危うくなった時の拠り所になるかもしれないんだから。


悠陽「なるほど……話は解りました」

悠陽「正式な話は後日改めて行うとして……私も、九州の復興には微力ながらお手伝いさせていただきます」

霞「ほ、本当ですか!?」


                  ... ----- ...

                ..::´::::::::::::::::::::::::::::`::..
                  / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                / .::/::/:::/:::: l:|::::l:::::::::::::::::::::::.
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                |::::::l::::l:::|:l__l::::::l:|::::| __}::::ト::::::::::l:|
                |::::::l::::|八{__\从ノ __j::ノ|::::::l:|
                |::::::|:::抖ぅ竿   ´竿冬、 l::::::/ |
                |::::::l从乂ツ    乂ツ'仏イ:::;
            ‘::::∧{ 、、   '   、、 }∧:::/
                 ∨::八    ┌‐┐    八:::/
.             ∨::::::::...   ` ´   . イ::::::/
              ∨:::::|:::〕iト -- i〔|:::|::::/

                _|=ミl/´ |    ll |:/::/
               / /:::/|  |    /l |:::::{ ̄ ̄`丶
             / /∠..._ |  |\_,// :|:::::|\   }∧
           {/´       `ヽnm/´|:::| ̄`丶{ ∧
           /         r|| l〈   |:::::|    \ :|
.          /         /l:|| | ∨八::::\    ‘,|
.          ,′       / ノ|l |  \::::\   !
.           |      /  /  !   ',     \::::\  |
.         从     /   _/  |   ',__    \::::\|
         {/∧     { .//  .人   \\   \:::}八
       /} \__/ /  /_\   }  \__,/|  \
       / /´ ̄ /  {/{三三三≧=ヘ    \  |   \


なんか、パアァァァ!とかいう効果音が聞こえてきそうである。


悠陽「そなた達の生家は、確か霧島神宮と言いましたね。
神宮という号を名を冠していますが、伊勢のように寂しいのも何ですから、出雲のように立派な物を作り直すのも良いでしょう」

霞「はぁ……?有り難く、お言葉を頂戴いたします」

悠陽「その折には、私も参らせていただきますね」


意味解ってないだろ。
伊勢には無くて出雲にはあるものがあるだろ?
でっかくて立派な物が。

縛っとけって言ってんだよ、俺の事をさ。

【2001年 10月9日 夜中 60mリムジン車内】


再び、あの細長いリムジンである。

あの後、対したお持て成しも出来ませんが……とか言いながら会食が行われた。
勿論、口とは裏腹に天然物の魚介類やら山の幸がふんだんに使われた豪華絢爛な懐石だった訳だが……


霞「来て貰って良かった」

京太郎「…………ん?」

霞「姫様にも、良い土産話が出来るわ」

京太郎「何、俺はただ付き添っただけさ」

霞「それでも、心強かったわ」

京太郎「…………そりゃあ良かった」


なに、下手にややこしくて煩わしいあんな場での礼の言葉よりも、こういう純粋な感謝の方が俺は良いね。
その真意がはかれなかったとしても……良いじゃないか、綺麗な方が。

本当は何でも綺麗ごとだけの方が良いんだかさ……


霞「あら……眠いの?」

京太郎「ああいう改まった場は初めてだからな……緊張して……」

霞「……ん」


ポンポン、と自分の膝を軽く叩いていた。


京太郎「ん?」

霞「付いたら起こしてあげるから」

京太郎「んー……じゃあ、失礼して」


柔らかく包容力のある膝に実を預けて、今しばらく休息を得ることにした。


霞「お疲れさま……」

ヒント:注連縄の一説

12月10日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

《伊勢神宮は元々皇室だけが参拝する神社だった。
だから、賽銭や鈴が無いんだ。拝まないからな》

京太郎「ああ、その話なら親父から聴いたことあるなぁ……」

《そう言う性質だったから、厄が漏れ出てるなんて言う説もあったりしてな》

京太郎「ああ、海の方向に流してるんだっけか?」



↓1 簡易ドッグ機能
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20

〉〉169
注連縄(しめなわ)という語の由来は「天照大神が天岩戸から出られたとに天岩戸の前に引き渡した縄の故事によるもの」ということらしいが……

またか(諦観)

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


↓1
01~49 12%
50~79 13%
80~98 14%
ゾロ目 30%

凄乃皇四型増設式簡易ドッグ進捗率【44%】


《戦わなければ生き残れない!》

京太郎「まあ、今の世の中どこの国でもそうだよなぁ……」

《戦っても生き残れない?》

京太郎「それを言ってはいけない」

>>172
もう二度と天照大神が天石戸に入れないように縛ったわけですよね。
隠れてる内に縛られてたら出て来れなかったよね。
うん、そう言うこと。

12月10日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.凄乃皇技術開発
 B.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

透華「帝都城へお訪ねになったそうで」

京太郎「はい、昨日」

恭子「どないな所やった?」

京太郎「いやぁ豪華でしたよ、色々と」

はやり「月並みというかボキャブラリーが無いね」

智紀「他にどう表現するの……?」



↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

またですかー!?

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


↓1
01~49 3+5%
50~79 4+5%
80~98 5+5%
ゾロ目 10+5%

レーザーイオンライフル進捗率【22%】



京太郎「目指せ、今年中での完成っ!」

透華「前にもそんな事言ってましたわよね」

恭子「それで、直ぐに完成してもうたな」

智紀「じゃあこれも直ぐに……」

はやり「もう私、知らない」

12月10日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

欲張りさんめ


↓1
01~09 襲い来る悪夢
10~49 平穏は予定調和とともに水泡に帰す
50~98 極めて穏やかな
ゾロ目 平和的解決
恋愛原子核(-20)……判定-20

【横浜基地 KS攻略勉強会 会議室】



美穂子「これは……由々しき事態よ」

菫「とある信頼の置ける情報筋によれば、彼は昨日に最重要警戒対象K.Iと外出をしていたそうだ……」

淡「キョータロー、最近全然構ってくれない……」

照「よしよし」ナデナデ

美穂子「押して駄目なら引いてみればと思ったけど……逆効果だったみたいね」

菫「これもさる情報筋からなんだが……どうやら、K.Iは目標に無理矢理関係を迫って凌辱したそうだ……」

美穂子「やっぱり自分からよりやられる方が好きなのかしら?」

菫「うむ……ならば、今こそ行動に移すべきでは?」

美穂子「そうね……!」

照「え、大人しくしてた方が良いんじゃないかな……」

菫「なにを言っている!」ダンッ!

照「ひゃい!?」ビクンッ!

菫「今やらねばいつやるんだ!」

照「で、でもまた怒られる……」

菫「そんな事、一々臆していたら何時まで経ってもどうにもならないんだぞ!」

淡「普通にしてた方が嫌われないと思うんだけどなー……」



↓1
01~09 4人
10~39 3人
40~69 2人
70~98 1人
ゾロ目 自由安価

↓3 襲撃者の人数(対象4人から名指しでも可)

↓5 手段
1.穏やかに
2.強硬
3.自由安価

あわあわ

穏やか

責任を迫ってくる


なんだ、ただの純愛じゃないか(安堵)

申し訳ないですが、明日も早いのでここまでで。

うん、イッチ頑張ってあわいく書こうとしてみるから。

おやすみ。

なんか見覚えあるトリップだなと思ったら、自分のスレ見てくれてた人だった!ありがとう!

>>287
フォースと共にあらんことを

>>290
ゾロ目とともに在らんことを

>>292
本当にゾロ目を出す奴があるか

日付変わった頃に来てもいい……?

大遅刻しちった。
今から書き出すから寝ながら眺めててね。

京太郎「お……?」


後ろから何者かが忍び寄るのは感覚で理解できた。
眉唾物であるが、この勘というやつは案外馬鹿に出来ないのだ。

振り返れば、一瞬大量の金糸のような眩い塊の一陣が迫ってきていて──




                 /. . . . . . . . . . . . . . \
                 /. . . . . . . . . . . . . . . . . . .\
            /. : : : : . . . . . . . . . . . . . . . . . :.ヽ

              // : : : : : : : : . . . . . . . . .: . : : : : : :゙、
           i. :.  : :/: : : : : : : . . : . : : : : :.|: : : : ゙、

           ノ, : : : // : : : : ;.ィ: : :∧: : : : : :|:   ゙、
          /イ. : : /: /: : .  :// ://  、 ;、: : |: . : : : i
           (:( i/: /: /: : : :// : //   i:| |: : : |: : :!: : |゙、
           シ;.ィ: : : : /:/ /: //    !:|/: : : :|: : :|: : | ゙、
        r;='"´//i: : : ://ーメ<_      ! /__,..」:! : | : |  ヽ,
       リ / !イ: : : ハ! .,ィ=≧ミ、    ,/._,∠二/!|: : !: :|   ノ
    ,..-:.‐:.':.´: : : ノ| : ;、'^ 〈 !;::::::::i゛    //ノ!::;レ7:/i|: : !: ;! /
   i: :r―ー-‐'"/: :!: i:.丶.i I::::::::!  ,/ /i::::::::!/ ;! :/:/リ

.    |: |       ノィー|: |‐-‐'゙、 """     レ′ / /: /://
 ー=ノノー---< ,.┤ |:.|    \     '    _ノ/: :/、
  '" `ヽ、: : :/  ! |:|     iー- 、 へ _,..-‐'/: :/   ̄/7ヽ,
        \/   ゙、 !|     |    ̄,.:'.;"´: :/     // /ヽ
          /     ゙、゛、    |_  //;.イ´     //    ゙、
        /  ヽ  ヽヾ    ト、 ` i / ̄/     //       |
    r'"´      \  ト、、   ! フノ―/    /// i      |
.    ゙、.           |`i:、゛、.   i'"´   /   //::::/ i...:;    ヽ
     ゙、.          |  i::\\ i   /  //::::::::/_ //      ゙、
     |、ヽ       λ |:::::::\\! / //:::::::::::/ ̄ノ           l


淡「おりゃあああっ!!」

京太郎「ぬおおおっ!?」


鳩尾に肘がモロに突き刺さった。

思わず悶絶しその場で尻餅を付いてしまう。
何も言えずにその元凶を睨み付けることしか出来ない。


京太郎(な に す ん だ よ !)


抗議を目線で伝えるが、どうにも効果は無さそうである。


淡「約束も守らないキョータローにてんちゅー、だよっ!」

京太郎(約束……?)


はて、淡と何か約束をしただろうか?
ここ最近はとんとせわしなくしていたため細かなことに覚えが無い。
と言うかまともに面と面を向かい合わせで淡と会話をしたのも何時ぶりだろうか…………


淡「まさか……忘れたなんて言わないよね?」



↓5まで 覚えていますか?(内容自由安価)

京太郎「うーん……」

           ,  ⌒ ー   ̄ ̄  、
         /_,. -            \
        /´ /     /⌒\      ヽ
        , ´ ,         V     :.
       /  /  /  / /      | V : V |
     /-- ´' / /  / l|{     | l| | | {
        / イ  {  ':|_,斗| |  、_l__/_ィ  |l∧
         /  ,: ∧ | {∧{ {  、 /}/}/ } /∧|
       / イ / {∧{ 、__,.V {∨ 、_,/ イ}' `
       ̄´ V∨乂l      \    ムイ/
               从      '     八/
           -〈〈/\  v-っ  イ》く__
        /////∧\} > -- < |//}///> 、
       /////////\}     「/〈////////\
      /////////////|--、  r-|/ イ//////////\
    //////////////∧、__「//////////////// \
   {//{////////////〈 ∧    }///////////////////}
   |//|/////////////V/\ //////////////////'//|


淡「…………」ジーッ


         /               ヽ \
            /   ./              :.
        /   ′ /|     :∧         ::.
.       / 7  | ./ !     | ∨    |    |
       ′ !   | / ̄`∨   |´ ̄Ⅵ    |     |
       |  |   r≠ミ、∨  | r≠ミx   |     |
       |  |  从 r':::::}!八  〃r'::::::}!》  |     |
       |  |  ハ弋)ソ   \{ 弋)ソ |   |     |
       {  |   :i ,,,  ,     ,,,, /  八   !
.        |   :}          /7 /     |
        八   人   v  フ   / /}    八
         \{\( >...       仏イ/    /:  \
.           /    ≧ー <    |/   /:    \
          /   厂 ̄ |      /   /:.      \
         //   /   /|    /   ∧::..       ::.
.      //'    /   ∧   //   /  \::.      |
.     // /   /   /\  / /   /    \::.    |
     l(  /   /   /  /   /   /        \:..   |


言われてみれば、何か約束をしたような気がしないでも無いが、その時の会話の情景がさっぱりと浮かばない。

大方、メシを奢るとかそこらへんの約束だと思うのだが……

残念ながら、全然覚えがないのだ。これっぽっちも。

     _ / ,  / //|     , | ,:  |  V  :.
     ` ̄ /  ' | |∧ |  / },l --|   |   |
       /,イ  { |-- 从 / /,ィrtォ、 , |   |
       /  ∧ |,ィtォ、∨ '  Vり {,イ /-、  }
      / イ{从{ Vり }/       |イ l) } 从
      ̄    Vr:l    '           //
          l叭    _      r ' /

             、  `ー`    イ  {
             \      /  |∧」
                ` r‐ ´「 ̄ ̄ ̄}
              「 } |    |///// ∧
               |/|_,ノ   /////////≧=-
           _//∧   「/////////////////≧=- 、
       -=≦/////〈 ∧_///////////////////////∧

     /////////////V∧/////////////////////////∧

      ///////////////\{///////////////////////// ∧
     ,'/////////////////|o//////////////////////////{
     {/////////////////{/////////////////|//////////|


京太郎「ごめん、覚えてない」ソクトー

淡「へー」


                _, -──-  .,_
               '´         `丶、
            /              \

           ,          /         \
.           /     .   /            ヽ
           ′     / /              `、
.          .' /   /,     // /|   |       `
         i     . /    」_ ′/  |   | i|  . i
.         i |   j/,    /イ`メ、   |  小 ||   ト.!
          j .|  ∨/    / |/ ヽ  |  ァT丁l   | |
         ノ i|  V    j 抖竿ミ    ノ ノ ,ノイjノ   | i
___ ____彡' , i|  i| j   八|:x:x:    /ィ竿ミ 刈    | }
 ̄¨ え≠  / 八 i|/l   |  |        :x:x:/ ノ    | ′
 /  -‐ '    ハ  八  ト、  ヘ.__ `  厶 イ   ノ
/    __,.斗‐=≠衣  ヽ八\ 丶.__ソ  . イ(⌒ソ  イく
     jア¨¨^\   \   \ >-=≦廴_  ア /ノヘ\
  斗ァ'′     \   \   ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ
/圦 |       、\   ヽ   、∨tl  `ヽ . ∨ V\ i
 { `|           Vi:\  ハ  i } |    } i }  ∨,} }
≧=- |         辻_V\`i}  i } |  /} iハ}   辻ノ
   ノ          ¨〕V//リ  iノ ////V〔    ¨〕

しりもちを付いた俺の上にマウントポジションを取られて殴られた。

痛い。


京太郎「痛い」

淡「そっかー!そうだよねー!
キョータローは私の事なんてどうでもいいから忘れちゃうしすっぽかすんだよねっ!」

京太郎「ち、違っ……最近忙しかったから手が話せなかっただけで……
何の話だったか言ってくれれば俺にだって解るよ!」

淡「どうせ直ぐ忘れちゃうんだ!」


今度は頬を平手打ちされた。

痛い。

そしてそのまま襟元を掴んでくると、前後に強く揺さぶってくる。


淡「うあーっ!うああっ!!」

京太郎「おい、馬鹿止めろって……!」

淡「うあああああっ!」

京太郎「淡っ、くそ、駄々っ子かよ!」

淡「うわああああああああんっ!!」

京太郎「一体何が不満なんだ!言ってくれって、直すから!何でもするからっ!」

淡「…………お礼くれるって言った」

京太郎「え……?」

淡「アラスカの時!お礼してくれるってずっと待ってたんだから!」

京太郎「あ……ああっ」

淡「もう3ヶ月は経つよ!その間にキョータローは他の子と遊びに行ったりして……」

京太郎「そんなに忘れてる…………?」

淡「責任とってよ!」

京太郎「責任たって……」

淡「じゃなかったら、言うよ」

京太郎「な、何を……?」

淡「あの時の事!キョータローがどう甘えて来たとか、全部ここで言っちゃう!」

京太郎「や、やめろってば!」

淡「キョータローはねー!」

京太郎「わーっ!と、とりあえずだなっ!」


↓3
1.どこか座れる場所に
2.京太郎の部屋(執務室)
3.淡の部屋
4.その他

ちょっと今日までにやらなきゃならん記録用紙があるんだ。
生きてるよ。

京ちゃんの知名度ってどれくらいが良いんだろ……?


・軍事に興味の無い人でも名前くらいなら聴いたことある(イチローレベル)

・軍人ならば知らぬ者はいない(ルーデル閣下レベル)

・国の重鎮とかなら知ってる危険人物(範馬勇次郎レベル)

・実在しているのか定かでない知る人ぞ知る都市伝説レベル(ヴォルデモーモ卿レベル)

京ちゃんの知名度は
一般:興味のある人で「最近、あいつ聞かなくなったな」
軍事関係者:「ヴォールクデータで外のデーターが必要になった何かが居る。シミュレーターで高スコアを出す裏ワザが存在している」と噂が有る。一部の者で、裏ワザは在るか無いか知らないが、外部風景が必要になる何かに心当たりが有る。
重鎮:知らない者は居ないエデンの果実
じゃね。

なんと言いましょうか、純夏はTRPGで言うGMです。
但しわりかし大規模な……オンライン環境下の大人数でのTRPGみたいな?話しか聴いたこと無いけど。
そのシナリオで、特定のプレイヤー(武ちゃん)にクリアして貰いたいのだけれども、何回同じシナリオをやらせてもクリアが出来なかったり、クリアしてもパーティが全滅だったりで不満たらたら……
気の済むまでやらせてやろうと、人に聴くTRPGの達人(王道からSFまで何でもござれ)を招待しました。
最初のロールはまぁ普通(時々キャラロールの時点で化け物か時も)だったけど、途中からダイス運が爆発した、みたいな。


GM「しかし、ハイヴにはG弾が投下されて……」
Player「その時、たまたま基地にいたってことで」
GM「成功判定してください。
ただし2d10でピンゾロ出して下さい」
Player「ほいほい……はい、ピンゾロね」
GM「…………ファッ!?」


みたいな。

イッチは○○以上で成功とかやられるとイチタリナイにやられて、ピンゾロ以外で成功とかやられるとピンゾロ出せるよ。

今週は忙しそうなんでちょっと難しそうです。
来れるときに予告出します。

ごめんなさい。本当に申し訳ない。

近似因子操作でゾロだな(ニッコリ)

せやろか(スキル欄を眺めつつ)

そういやこのスレにはステータスなかったな

Profile... 
【Name】Kyotaro Suga 
【Age】20 
【Nationality】JAPAN 
【Service】United nation army 

Status... 
・衛士適性...200 
・操縦技能...200 
・知力...200 
・体力...200 
・容姿...160→200 
・運...200 
・勘...200 

Skill... 
・真・三次元軌道...(+10) 
・恋愛原子核...(+10)→(+20) 
・SS...(+10) 
・X-TDM...(+15) 
・須賀流刀剣術...(+20) 
・オーディン...(+30) 
・ガン=カタ(仮)...(+15) 
・S&Hジョイント...(+10*) 
・何っ、お前は死んだはずじゃ!?...(EX) 
・にゅーたいぷ(仮)...(+20) 
・近似因子操作...(±1)←New! 

コピペ失礼

SUGA「I am your father」

suga children「「「Nooooo!!!」」」

アメリカ「何が始まるんです?(震え声)」

SUGA「第二次月面戦争だ」

そういえばこの世界、恒星関航行が出来る移民船があったけどちょっと貸してもらおうか?(意味深)
なーに火星旅行にいくだけだ

もう少ししたら時間出来ると思うので……

ですのん。

なんだ、あれだ。
補足と言うかdxとコンセレみたいな。通じる?

京太郎「貴様、(意識や自覚の無い内に既成事実や子供が増えるなんて)どんな残酷なことをやろうとしているのか、解っているのか!」


主に、ウィッシュアートさん。

取り敢えず生存報告。


http://i.imgur.com/jzlp0Zh.jpg
http://i.imgur.com/hObJJwN.jpg
http://i.imgur.com/daFuK0w.jpg
http://i.imgur.com/qT11ghi.jpg

んー、時間があるから更新しても良いんだけどもどこまでやったっけ?

ガンブレって3で始めて手を出したけどメイク難しいね。
誰かいい感じのレシピとかあったら教えてね。

さて、把握も出来たのでのんびりとお待ちくださいな。

そのまま俺は淡に手を引かれ、為されるがままに移動する事になった。

そしてたどり着いたのは、淡の部屋だった。


淡「んっ!」

京太郎「え?」

淡「いいから、座って!早く!」


部屋の真ん中に孤立しているベッドを指差され、そんな風に命じられる。
此方に落ち度がある手前、拒否は出来ないし特に断る理由も見つからないので大人しく座ることにした。


淡「全く、信じらんないよね!」

京太郎「悪かったって……」

淡「本当にそう思ってるの?」

京太郎「ああ」

淡「だったら…………」


↓1
01~39 償い
40~79 デートの約束
80~98 数日占有権
ゾロ目 パパになっちゃえ☆

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


♪ ___ _       ♪

  ヽo,´-'─ 、 ♪  
   r, "~~~~"ヽ  
   i. ,'ノレノレ!レ〉   tin tin
 __ '!从.゚ ヮ゚ノル ♪

 ゝン〈(つ¶⊂)  
  `,.く,§_,_,ゝ, 
   ~i_ンイノ~´ 

席外します。

忙しい時期抜けるのは来週です。
残念ながら今日も忙しい

アバーっ、また酉変えねば


うんこしよっか

善意の埋め立て

うんこ

そもそも>>1が酉バレした時に新しい酉を作らなかった時点で詰みだぞ

俺はあんまり悪く無い
このスレの>>1が悪い


#!ヘ`ラソキ、Pヘネ

#!ヘ`ラソキ、Pヘネ

#!ヘ`ラソキ、Pヘネ

このスレは終わりだからみんな好きに語ってくれ給え

(完結するできないSSは)止めようね

まだ何かスレッドムーブまで猶予有りそうだし、ここを埋めるつもりでやりますだーよ。


人がいたら数ヶ月ぶりに再開します。

京太郎「うわあああっ!?」


嫌な夢を見た。つまりは悪夢だ。
更に言えば3ヶ月くらいぶっ続けで災厄に苛まれたような気分だった。
具体的に言えば、作業に追われたり知り合いの運転してた車に乗ってたら事故にあったり、その拍子に中程度の怪我を追ってそれが尾を引いたり…………


京太郎「あんま気分の良いモンじゃないな…………はぁ」

「んにゅう…………」

京太郎「は……?」


左脇の方から、気の抜けた甘い声が漏れてきた。
と言うか、それは女の子の声で、それでいて京太郎はその声に聞き覚えがあった。
いや、寧ろ聞き慣れた声だった。


淡「んん…………むふぅ♪」


見れば、そこには幸せそうな顔で寝返りを打つ淡の姿があった。

いや、しかし何故寝室に淡がいるのか……?


京太郎「………………あ」


思い出した。
そもそもここは、京太郎の自室では無い。

昨夜は話があるからと淡の部屋に連れ出され、そして半ば無理やりにコトをされたのだ。
…………断り切れず、途中から意趣返しというか京太郎も半ば合意だった節はあるが。


京太郎「ヤバいな……ゴム付けてなかったよな…………」


安全日の確認など、もちろんしていなかった。
つまり、淡の生理周期によっては…………妊娠の可能性もあると言うことだ。


京太郎「…………そうそう、あたる物でも無いだろうけどさ」


後日、確認をせねばと決心する京太郎だった。

・特記事項
1.横浜基地事件(まりもちゃんパクパク事案)回避
2.数式回収不要
3.3周目につき白銀武の逃亡なし

12月11日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

透華「しかし、まさかレーザー砲が私の生きている間に現実の物になるとは思いもしませんでしたわ」

恭子「ホンマやなぁ、絵空事か小説の中の話だけやと思っとたわ」

智紀「須賀京太郎に不可能は無い……」

はやり「核融合炉まで作っちゃってるしねぇ…………」



↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

マスター、何時もの。

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


↓1
01~49 3+5%
50~79 4+5%
80~98 5+5%
ゾロ目 10+5%

レーザーイオンライフル進捗率【37%】



京太郎「いやぁ、このペースなら本当に今年中に完成しそうですね…………」

はやり「カタログスペックの50%の威力、運用コストでも普及に持ち込めれば、戦場の在り方が一変するね……」

透華「そうなれば、衛士の生存率も著しく向上しますわね」

恭子「ほな、ますます早よやらなあかんな」

智紀「おー……」

12月11日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「ハイヴが攻略できなかった要因の一つが兵站の確保だからな。
コイツが完成すれば大分楽になる筈だ」

《兵站が足りなくなるのって、お前のシミュレーターぐらいじゃかいのか?》

京太郎「そんな事は…………無いはずだ」



↓1 簡易ドッグ機能
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20

まるで歓迎されるようなグレイズ度合い。

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


↓1
01~49 12%
50~79 13%
80~98 14%
ゾロ目 30%

凄乃皇四型増設式簡易ドッグ進捗率【58%】


《急ピッチで進むなぁ》

京太郎「まあ、こっちはレーザーライフルみたいに複雑な機構も無いしな。
如何に最低限の設備をコンパクトに納めるか、だけだから」

《成る程な》

京太郎「もう折り返し地点も過ぎたし、こっちは時間もかからない筈だ」

12月11日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

食事を摂ろうとPXを訪れるが、相変わらず人で溢れかえり中々場所が無い。
どうせなら知り合いと食べようかなと顔を探すと、松実宥少尉を見つけた。


京太郎「隣、良いか?」

宥「え…………あっ、はいっ!」


考えてみれば、妹の方の松実玄とは何度か話すことがあったし────たり、だったが、姉である松実宥とは殆ど接点が無い。
これを機に、少し話をしておこうと思った。


京太郎「ああ、あまり気を張るな。
何も取って食おうって訳じゃ無いんだからな」

宥「はい…………」

京太郎「それとも、年下にこんな事を言われるのは癪か?」

宥「え、年下……?」

京太郎「ん?」


↓5 会話内容自由安価

京太郎「いや、ちょっと待て…………」


何だ今の反応は?
まるで、年下という言葉が未知の単語であるかのような、思いも寄らぬ何かがあったみたいな顔をしている。
嫌な予感を胸に秘めながら、聴いてみる。


京太郎「…………幾つくらいに見える?」

宥「え、えっと、その…………」

京太郎「質問を変えようか、幾つだと思っていた?」

宥「あ、あの…………少佐だから、少なくとも、25歳以上だと……」

京太郎「25、か…………」


確かに、気後れしないようにと出来るだけ上官らしい話し方を心掛けていた節がある。
ならば、年上に見えても仕方……無いのか?


京太郎「20だ」

宥「え?」

京太郎「20、二十歳だ。それも、数えでな。
正確には19歳だ」

宥「え……えええええっ!?」

京太郎「…………そんなに老けて見えるか?」

宥「あっ、いえ!そうじゃなくて!
だって二つも年下だなんて思っても見なくて…………」


これは、由々しき事態かも知れない。

京太郎「何だ……その、周りではそう言う印象なのか?」

宥「周り……ですか?」

京太郎「ああ、つまり、俺は25歳ぐらいだと思われてたのか?」

宥「えっと……あまり、年齢にいてお話したことは無くて…………
でも、頼れる上官で、何でも出来そうだなって言う話は結構あって…………」

京太郎「つまり……少なくとも年下だとは思われていなかった?」

宥「はい…………」

京太郎「何てこった……」


いや、しかし冷静に考えればその通りだ。
幾らBETAとの戦いの中でベテランが没し、世界中の軍隊で若年化が進んでいるとは言え、10代の少佐なんて言うのは前代未聞だろう。
25歳でもいないかもしれない。
もし仮にいたとしても、それは医官や技術者と言った、所謂『少佐相当階級』というやつだろう。


宥「で、でも、それはそれだけ頼りがいがあると言うことで……えっと、その……」

京太郎「あー、大丈夫だ。言わんとするところは解るから」

宥「うぅ……すみません…………」

京太郎「………………ふぅん」

宥「…………あの、どうかしましたか?」

京太郎「いや、何となく恐縮する姿が松実玄に似ている気がしてな。
やっぱり、姉妹なんだなって」

宥「そう、ですか……」


ゆっくり見ると、瞳や髪の色は異なるが、細かい容姿や所作はどこか共通点が見いだせる。
こういうのが、姉妹や兄弟なのだろう。


宥「この前、玄ちゃんが怒ってました」

京太郎「え?」

宥「勝手に、誰にも相談せずに行動して、凄く心配したって……」

京太郎「あー……成る程、そう言う話もするのか…………」



↓5 何か他に話したいことがあれば

京太郎「松実玄というのは、姉から見たらどんな人間だ?」

宥「私から見た玄ちゃん…………?」

京太郎「いや、他意は無いんだがな。何分、急造部隊なもんで部下の事をあまり知らないなって思って……」

宥「玄ちゃんは、とても良い子だよ」

京太郎「ああ……」

宥「…………」

京太郎「…………」


そこから、暫く沈黙が広がった。
質問の応えを考えていたのかもしれない。


宥「玄ちゃんがいなかったら、もう私は死んでたかもしれない……」

京太郎「それは…………」


そう言えば、と。
松実玄が姉について言っていた事を思い出した。
曰わく、血を。もっと正確に言えば赤い物を見ることで尋常ならざる興奮を覚えると。

それは、彼女が98年の帝都侵攻の際に抱いたトラウマが原因らしいが、嫌悪する筈の炎を連想される“アカイモノ”を見なければ正常を保てないという話だった。
心理学は詳しくはないが、恐らくBETAを殺すことと消化をイコールにして、心に折り合いを付けようとしているのだろう。

だから、松実宥は前へ前へと暴走するように飛び出してしまう。
そして、それをフォローするのが、妹の松実玄…………

俺はその話を聴いたとき、まるで和製版紅の姉妹だな、と思ったが。


宥「ごめんなさい……ちょっと、今は……」


話が続く前に、松実宥はうなだれるようにして断りを入れた。
見ると、少し顔が青ざめ、苦しそうに襟元を抑えている。


京太郎「ああ、悪い……ちょっと不躾だったな」

宥「…………すみません」

京太郎「いや、話を振ったのは俺だからな」


文字化したら、俺が思っているより、松実宥という女の子はか弱い存在なのかもしれない。

少なくとも、紅の姉妹と呼ばれるようなメンタルではないのは、間違いなかった。

12月12日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「さぁーて、何だかんだ言って完成も見えてきたし、頑張っていくぞー!」

恭子「おー!」

はやり「あれー?荷電粒子砲ってそんな数日で実用化するものだったっけ?」

透華「京太郎さんですからね、仕方ないですわ」

智紀「…………」コクコク



↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

そう何度も出るものかあっ


↓1
01~49 1+5%
50~79 2+5%
80~98 3+5%
ゾロ目 5+5%

レーザーイオンライフル進捗率【47%】



京太郎「早ければあと1週間程でテストに行けそうですね……」

はやり「おっかしいなぁ……私が不知火の開発に携わったときは、もっと、こう…………」

恭子「え、瑞原少佐って不知火の開発に関わりはったんですか?」

はやり「そうだよ?その時はもっと入念に、何年も掛けて造ったのに…………」

透華「欠陥が無く、実戦での実用性に問題無ければ早いに越したことはありませんわ」

はやり「そうなんだけど、そうなんだけどさあ!」

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」宥「26ageはあったかーい」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」宥「26ageはあったかーい」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1464101651/)


取り敢えずここは埋まるまで続けます。

12月12日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

春「…………」ポリポリ

京太郎「あれ?」


珍しい顔を見た。
彼女の名前は滝見春。
大武家である神代家に仕える六仙家の一つで、彼女もまた武家の娘である。
何やら歩きながらポリポリと食べているその姿が妙に気にかかった。


京太郎「よう」

春「あ…………」サッ!


しかし、今の今まで何かを取り出していた袋を一瞬で隠してしまった。


京太郎「いや、取り上げるつもりも咎めるつもりも無いから安心しろ」

春「…………本当?」

京太郎「ああ、本当だ。ところで、何を食べていたんだ?」

春「これ」


そう言って差し出してきたのは、白い小粒でブロック状の物体だった。


京太郎「これは……ブドウ糖?」

春「うん……黒糖の代わり……」

京太郎「黒糖?」

春「好きだったけど、もう採れないから…………」

京太郎「ああ…………」


黒糖と言えばさとうきびであり、さとうきびの産地として有名なのはインドや中国、などのアジア州であり、かつては世界の砂糖の生産の約50%はアジア産だった。
彼女たちの出身地の九州でもさとうきびは生産されていたが、BETAの侵攻によった中国やインド、そして九州のさとうきび畑は全滅してしまった。

よって現在の主流の砂糖と言えばビート、つまり甜菜やアフリカ、アメリカなどで生産される砂糖になる。
しかし、アメリカなどからの輸入品は非常に高価なため、甜菜から出来る砂糖か、若しくは澱粉から造られるブドウ糖が出回っている。


京太郎「でも、沖縄産のなら手に入るだろ?」

春「お店で売ってないし、伝手も無い……」

京太郎「うーん……」


稀少なさとうきびから成る砂糖は高値が付き、それこそ金持ちが個人的に販路を持っている位なものだろう。
一介の少尉には中々手が出るものでは無いことは、確かだ。

貰った物なので、遠慮なく頂くことにした。


京太郎「甘っ……」

春「そう、それが不満…………」


黒糖が好みだったと言うならば、確かに純粋な糖たるブドウ糖はお気に召さないだろう。

黒砂糖の黒色は、確か鉄分やミネラルと言った不純物によって出される色で、その不純物がショ糖には無い独特の香りや味を醸し出すらしい。
それを、人工的に出そうとするのはほば不可能であり、それは恐らく魅力的なものなのだろう。


春「残ってる黒糖も、あと僅か……」

京太郎「あー……大事に少しずつ、ってやつか」

春「そう」


酒とかお菓子とか、残り少ない天然物を大事に少しずつ嗜むと言うのは良く聞く話だ。
人の食に対する拘りは相当な物だ。
そう考えると、BETAとは中々に業の深いヤツである。



↓5 会話内容自由安価

途中ですが、今日はここまでで。


すみません、3ヶ月も放置してしまって。
何故そんなに放置してたかと言うと、とてもしょうもない理由なのですが、全く別のスレをやってました。

移転騒ぎやトリップ晒しが無かったらエタっていたかもしれないと思うと、本当に申し訳ない気分になります。
とは言え、これからはキチンとやれると思いますので、出来れば宜しくお願いします。

この続きはR板の新スレからで、ここは埋めておいてください。

因みに、mateや専ブラを使っていて新スレに移動できないと言う方へ。

URL指定で【http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/】こちらを先に登録しておいてください。
mateで言えば、右上の設定バーから「URLを指定して開く」で貼り付けて頂ければ開くと思います。

隠す必要も無いですが、向こうのスレの入れ込み具合とか考えたら怒られそうだなぁ。

所謂河童スレと言う場所です。はい。

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