【ガルパン】西住まほ「こそこそ作戦だ!」 (27)

まほ「みほが引っ越してもう一ヶ月か・・・」

まほ「ああ、みほが使っていた枕の香りも薄れてきてしまった」クンカクンカ

まほ「私が実家で保存していたみほのパンツ通称みほパンもなぜか全て無くなっているし」

まほ「このままではみほ分が欠乏してしまう」

まほ「とりあえずみほ抱き枕を抱いてみほビデオでも見ようか」ポチ

まほ「ああ、みほかわいいよみほ」ギュウウ




まほはシスコンでポンコツ

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──黒森峰女学園──

まほ(どうやってみほ分を補給しようか)

まほ(うーん・・・)

エリカ「失礼します!」ガチャ

エリカ「隊長!次の全国大会の抽選会ですが、こちらが出場校の一覧になります」

まほ「うん、ああっ!」ガタン!

まほ「ここ!ここに大洗女学園とあるではないか!」

エリカ「はい、どうやら元副隊長もいるようです。一度逃げ出したくせにどうしてまた・・・」ブツブツ

まほ(なんというタイミング!!どうやら神様も私に味方している!)

まほ(これでみほ分を補給できる!)

まほ(さらにうまくいけば久しぶりにみほとデートも・・・むふふ・・・)ニヤニヤ

エリカ「隊長?」

まほ(そして適当に理由をつけてみほの部屋に入り込み、あんなことやそんなことも///)

エリカ「隊長!」

まほ「!うん、それで?」

エリカ「それで先日の打ち合わせ通り、抽選会には私一人で──」

まほ「ダメだ!私も同行する!」バンッ!

エリカ「ひっ!?しかし急にどうして・・・」

まほ「えっとその、やはりエリカ一人では心配なので、な」

エリカ「隊長///」

まほ(これでよし)

アナウンス「大洗女子学園、8番!」

まほ(大洗の初戦の相手はサンダースか、相変わらずくじ運がないなみほは)

まほ(それにしても壇上で戸惑うみほ・・・可愛い)

エリカ「隊長、この後はどうしますか?お昼にします?」

まほ「うーん、そうだな・・・」

まほ(もう昼時だ、みほたちもきっと昼食をとるだろう)

まほ(後をつけて同じ店に入り、偶然を装って接触だ!)

まほ「とりあえず私についてきてくれ」

エリカ「はい!」

まほ(まずい!みほ達が席を立ったぞ!見失わないようにしなきゃ!)

まほ「ほら行くぞ!エリカ」グイッ

エリカ「たっ、隊長///」

エリカ(最近の隊長、なんだか積極的///)ドキドキ

優花里「わあ!戦車喫茶ですって!ここにしませんか皆さん!」

華「あら、いいですわね」

沙織「ケーキ食べたい!」

麻子「わたしはなんでもいいぞ」

みほ「じゃあここにしよっか!」


まほ(おっと、店に入っていったな)

まほ「エリカ、ここにしよう」

エリカ「戦車喫茶ルクレールですか、いいですね」

エリカ(ここってケーキとお茶のお店よね、こんなお店選ぶだなんて隊長可愛い///)

カランカラン イラッシャイマセー


まほ(さてと席に案内されて注文も済んだ)

まほ(みほのところへれっつらごー!!)

まほ「ちょっとお手洗いに行ってくる」ガタッ

エリカ「私も行きます」

まほ(ちっ、これじゃあみほと濃厚なコミュニケーションが取れないじゃないか!)

まほ(でも断るのも不自然か、仕方ない、今夜みほの部屋へ行く布石だけでも作っておこう)

エリカ「行きますよ、隊長」

まほ「うん」

まほ(さて、もうすぐみほ達の席だ、なんて話しかけようか、やっぱり『ひさしぶり』?それとも──)

エリカ(あれ、あれは副隊長?どうしてここに・・・せっかくの楽しい気分が台無しだわ、ケンカの一つでも売ってやろうかしら)

まほ(よし、ここは『まだ戦車道をやっているとは思わなかった、うれしいよ、みほ』にしよう!)

まほ「m──」
エリカ「副隊長?ああ、元、でしたね」ニヤ

みほ「お姉ちゃん・・・」

まほ(っ!エリカ余計なことを!えっと)

まほ「まだ戦車道をやっているとは思わなかった、──」

優花里「お言葉ですが、あの試合のみほさんの判断は間違ってませんでした!」

まほ「」

エリカ「部外者は口を出さないで欲しいわね」

まほ(ああせっかくのチャンスが!これ以上の関係悪化はまずい!)

まほ「行こう」アセアセ

まほ(あああああ!エリカのばか!あほ!おたんちん!)

エリカ(ふふ、なんだか隊長も私の見方してくれたみたい///)

まほ(このままみほ分の補給に失敗したら・・・ああ)ガクガク

まほ(しかしあきらめるわけにはいかない!『撃てば必中 守りは固く 進む姿は乱れ無し 鉄の掟 鋼の心』!)

まほ(最終手段!こそこそ作戦開始だ!)

エリカ「お一人で偵察、ですか?」

まほ「ああ、ここからは私一人だ。エリカは先に学園艦に戻っていてくれ、いいな?」

エリカ「いえ、私も同行します!」

まほ「いや、私一人で十分・・・」

エリカ「隊長のことが心配です!」

まほ「うっ・・・いや!エリカには他に頼みたいことがあるんだ」

エリカ「で、でも・・・」

まほ「エリカに『しか』頼めないことなんだ」キリ

エリカ「わ、わかりました!えへ、私にだけしか・・・///」ニヤニヤ

まほ(ちょろい)

まほ「じゃあな」

エリカ「それで、私にしか頼めないこととは?」

まほ「後で連絡する」

まほ(まあなんも考えてないけど)

エリカ「わかりました、ではお気をつけて!」

まほ(さて、大洗の学園艦に乗り込んだぞ)

まほ(住所は分かっているしゆっくり探すか)

まほ(とりあえず学園に向かってみるか、エリカに偵察と言ってしまった手前もあるしな)


 ──大洗女学園偵察中──


まほ(まあこんなものか)

まほ(さあ!みほの部屋に向かうか!ひゃっはー!)ダダダダ


まほ「さて着いたぞ、入るか」ガチャガチャ

まほ「・・・鍵がない」

まほ「しまった、痛恨のミスだ。お宝は目の前だというのに・・・!」

まほ「仕方ないな」スッ

まほ(ピッキングなんてやったこともないが、幸い鍵の基本構造は知っている)カチャカチャ

まほ(こうかな?)グッ

カチャン!!

まほ「やった!!」ピョンピョン

まほ「御開帳~」ガチャ

まほ「あああああ!みほの香り!」

まほ「吸って―」スウウウウ

まほ「吐いて―」ハアアアア

まほ「ふう、はしゃぎすぎたな」キリ

まほ「さてとまずはお風呂!残り湯があるぞ!水筒に入れていこう」

まほ「次は・・・」

───────────────
────────────
─────────

まほ「いろいろやって疲れたな、最後は枕だ」

まほ「私の枕とみほの枕を交換して──」ムワア

まほ「この艶めかしい香り・・・!もう我慢ならん!」

まほ「はあぁああああああ!」クンカクンカ

ガチャ



言い忘れたけどエロはないよ、

みほ「ただいまー!誰もいないけど・・・」

みほ「あれ?これは黒峰森の靴?」

まほ「はあぁああああああ!」クンカクンカ

みほ「」

みほ「お、お姉ちゃん!」

まほ「!!!」

みほ「お、お姉ちゃん、どうしてここに・・・何してるの・・・?」

まほ「こ、これは、そう!母さんに頼まれたんだ!」

みほ「お母さん・・・?」

まほ「そうだよ!みほが毎日どんな生活を送っているのか心配だから見てきてくれって!それで!」

みほ「・・・」

まほ「・・・」ドキドキ

みほ「そっか!じゃなきゃ姉ちゃんが私の部屋に来たりしないよね!」

まほ(ふう、危ない)

みほ「でもどうやって入ったの?」

まほ「か、鍵がかかっていなかったぞ!」

みほ「・・・」

まほ「・・・」バクバク

みほ「そっか、たまにやっちゃうんだよね」

まほ「気をつけなさい・・・」フウ

みほ「ところでお姉ちゃん、どうやって帰るの?」

まほ「?普通に降りるが・・・」

みほ「もう洋上だよ?」

まほ「」

まほ(そうだ、エリカだ!)

まほ「エリカにヘリで迎えに来てもらうよ、──もしもし?ああ、エリカか、すまないが大洗の学園艦まで迎えに──」

みほ「なあんだ、てっきり泊っていくのかと」ボソ

まほ「エリカ、やっぱり来なくていい」ブチイ!

まほ「泊っていくよ!!」

みほ「うん・・・聞こえてたんだ・・・」

まほ「もう暗いし、仕方なくだがな!」カッ!

みほ(なんかお姉ちゃん怖い・・・)

ちょっと落ちます、コンビニ振込忘れてた

まほ「さてご飯を食べてお風呂に入ったぞ」

まほ「一緒には入ってくれなかったがな・・・」シュン…

みほ「お姉ちゃんはベッドを使って、私は床で寝るから」

まほ「ダメだ!そんなことをして風邪をひいたらどうする!」

みほ「でもお布団は一つしかなくて・・・」

まほ「それなら一緒に寝ればいいじゃないか!姉妹なんだし問題ないだろう!?」

みほ「う、うん」

まほ「そうと決まったらほら!早く!」ワクワク

みほ「じ、じゃあ・・・」モゾモゾ

まほ(ひゃっはー!ここまで来たら・・・)ギンギン

まほ「ところでみほ、私が抱き枕なしでは眠れないということは知っているな?」

みほ「えっ、そうだっけ?」

まほ「もちろん用意してあるな?」

みほ「えっと・・・」

まほ「 あ る よ な ? 」

みほ「ないです・・・」

まほ「な、なんだってー!?(棒)」クワッ!

みほ「ううう、ごめんなさいぃ・・・」

まほ「じゃあ何か抱き枕の代わりになる物が必要だなあ」チラチラ

みほ「こ、このボコぐまでどうかな!?」

まほ「却下」ズバッ

みほ「で、でも他には・・・」

まほ「よく考えてみなさい」

みほ「わ、私・・・」ボソ

まほ「うん?」

みほ「私を抱き枕にしてください!」ウワメヅカイ

まほ「えんだあああああああああああああ!!」

みほ「ヒッ」ビクビク

まほ(とんでもねえ!こいつを待ってたんだ!)

まほ「・・・仕方ないな、それで手を打とう」

みほ「う、うん、ごめんね」

まほ「いやあ、いいんだよ」ニヘラ

ギュッ

まほ(あああああ!)クンカクンカペロペロハァハァ

みほ「うう・・・」

みほ(気持ち悪い・・・)

チュンチュン

まほ「結局一睡も出来なかった・・・」

みほ「zzz」

まほ「さてと、もう行くか、名残惜しいがな」

まほ「さて、忘れ物はないな」

まほ「エリカに迎えを頼んで、と」ピポパ

まほ「また来るよ、みほ」

ガチャ


 ──全国大会決勝後──


みほ「優勝報告しに実家に帰ってきたよ!お姉ちゃんもいるのはちょっと怖いけど、お母さんいるし大丈夫だよね?」

みほ「ちょっと早く着いちゃった、ただいまー!」ガラッ

みほ「あれ?誰もいない・・・」

ハアアアアアアアアアアアア!!

みほ「お姉ちゃんの部屋から二人の声がする・・・」

みほ「お母さん?お姉ちゃん?──」ガラッ

まほ「あああああああ!!みほ!!」ゴロゴロクンカクンカハァハァ

しほ「はああああああ!!みほ!!」ゴロゴロクンカクンカハァハァ

みほ「」

しほ「はあ!やっぱりみほパンは最高ね!」

まほ「もう盗んだりしないでよ。母さん」

しほ「ええ、もう勝手に取ったりしないわ!」

まほ「そうだ!みほのお風呂の残り湯があるから飲もう!」

しほ「馬鹿ねぇ、それを濃縮すればみほ香水ができるのよ!」

しほ「それをみほ抱き枕にかければ、それはもう抱き枕じゃない・・・みほそのものよ!!

まほ「さすが母さん、どこまでもついていきます」ドゲザア

しほ「うんうん、出来上がったら私にも少し頂戴ね!」ワクワク


みほ(お母さんまで・・・もうやだぁ)グスッ







優花里「もしもし?西住殿?──えっ、西住家と絶縁したい?いや、法律関係は詳しくなくて・・・すみません」

おわれ

口調おかしかったら指摘お願いします

劇場版見にいけない怒りに身を任せて書いた後悔はしていない

変態黒森峰メンバー編をしてもいいのよ

映画はまほみほ

>>16
水没ちゃん出せばよかったかもとちょっと今後悔した

>>17
映画行きたいなあ

映画なんとかして行きます
じゃあHTML化依頼出してきます

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