ローラ「アハッ☆ダイジョブ?オッケー!」ペロ(30)


ソシエ「…何やってんの」

ローラ「お、お嬢様!いらっしゃったんですか?!…こ、これは女性らしさの訓練で…今ノックスで流行ってるからって、グエン様が…」

ソシエ「へぇー…バッカみたい」

ローラ「ですよね」ハァ

ソシエ「お姉様が出掛けるから、車出して欲しいってさ」

ローラ「わ、わかりました。準備してきます」バタバタ

ソシエ「化粧も忘れず落とすのよー!」

ソシエ「…」

ソシエ「…オッケー☆」ペロ

キエル「……ソシエ」

ソシエ「///…いっ、居たなら声くらいかけてよ!!気の効かない姉だぁ!」

ロラン「……」ブロロロ

キエル「そういう事だったのね」

ソシエ「そぉよ。私がやりたくてやった訳じゃ無いんですからね」

キエル「可愛かったわよ?」フフフ

ソシエ「もぅ忘れてよ///」

ロラン「何かあったんですかー?」ブロロロ

ソシエ「ロランは知らなくていいの!」

ロラン「しかし流行ってるとは聞きましたが…」

キエル「…ここまでとはね」

町娘「ハーイ☆マッター?」
町娘「エー?シラナイヨー」ペロ
町娘「パキ…コリ…チャムチャム」
町娘「ウフフ、オッケー☆」

ソシエ「」

キエル「とりあえず買い物を済ませましょう?ソシエ」

ソシエ「…そうね、ロランはここで待ってるように!」

ロラン「ふぅ、しかし喧騒が落ち着かないな…って、あれフランじゃないか」フリフリ

フラン「写真はこんなもんか…あら、ロランじゃない」

ロラン「復興の記事でも書いてるの?」

フラン「いやぁそれがね、ほらこのブームでしょう?発祥について調べて来いって言われちゃってさぁ」

ロラン「アハハ…大変だね」

フラン「しかもこれルジャーナ領だけの流行みたいなんだよね」

ロラフラ「…」

ロラン「…この話を僕に振ったのってグエン様なんだよね…」

ロラフラ「…」

ロラン「…」ハァ

フラン「ねぇねぇ、あたしも付いてっていい?」

ロラン「お嬢様方に聞いてください…」フゥ

フラン(これは面白くなるわ…記事にはなりそうにないけど…)ワクワク

商人「さすが御曹司殿ですなぁ。これほどの経済効果があるとは!」

グエン「あぁ、壊滅的な打撃を受け憔悴していたからね…こういう時期には無理やりでも明るく振る舞うモノに引かれるのさ」

商人「復興も順調なようですし…あとは軍備と交渉だけですな!」ハッハッハ

グエン「ふむ、機械人形の補給安定にも貴殿方の買い付け交渉に掛かっているのです。期待してますよ」

商人「ありがとうございます。それでは」ガチャ

グエン「…そんなものは些細な事だ」

グエン「…」ガチャ

グエン「誰も通すな、何かあったらベルを入れてくれ…」ガチャ

グエン「…」

グエン「あぁァァァァ!!照れながら舌を出して笑うローラ!!可愛かったなぁ?可愛かったよぅ!一昨日ローラが座った椅子ぅぅぅぅ!クンクンまだローラのクンクン残り香がクンクンクンクン!!ハーイ!キマシタ!エクレチオンです!エクレチオンしまぁす!!エクレチオン来たあぁぁぁ!!!ユニバーーーーーーース!!!!」ビュルル

グエン「…」ビクンビクン

グエン「!…駄目だ!全然収まらない!さすが私のローラァァ!!私の命令に真っ赤な顔で『オ…オッケー☆』って何それ!?何なのぉぉぉぉぉ?!私を萌え殺す気かロォーーラァァーーーー!!」ビュルル

グエン「…もう一度言わせなければ…そして、このムーンレイスの[はいびじょんびでおかめら]というやつで…」ビクンビクン

グエン「そうすれば私は…私は何度でも…ユッ…ユニバースを……ユニバ…ユニバーーーーース!!!ロォォーーーラァァァァァァーーーー!!!」ビュルル

ビービー ガチャ

グエン「どうした?」フキフキ

避暑「ロラン・セアックとハイム家のお二人が…」

グエン「通せ」キリッ

グエン「やぁ、ローラとハイムのお嬢さん達。今日はどうされたのです?」

フラン「私もいますよ、閣下」クスクス

グエン「すまない、フランさん」

キエル「ノックスで流行ってる喋りについて聞きたい事がありまして」

グエン「あぁ、大したものだろう?多大な経済効果と復興速度に良い影響を与えている。…計画したかいがあると言うものだ」

ソシエ「えぇ!?じゃああの流行はグエン様が扇動されてたんですか?」

グエン「そうとってもらって構わない」

ロラン「…」ムス

グエン「ローラはずいぶんと納得いかない顔だな」

ロラン「そりゃそうですよ。…流行ってるからって僕に披露させておいて、実はグエン様が扇動されていた事だったなんて…」ムスー

グエン(可愛っ!ナニコノイキモノ)「ハッハッハ…すまない、すまない。しかし巷では君たちの様にこのブームの火付け役を探している者も出てきているんだ」

フラン「私も新聞社に依頼されましたし」

グエン「そこでローラに頼みたい事があるんだが…」ニヤリ

ロラン(嫌な予感しかしない)

キエソシフラ(まぁ、1つしか無いわよね)

ロラン「やりたくありません!」

グエン「頼む!」ググ

ロラン「嫌です!!」ググ

グエン「ホワイトドールの乗り手であるローラにしか出来ない事なんだ!ノックス復興の為に一肌脱いでくれ!」ググクンクン

ロラン「いーやーでーすー!!!」ググ

グエン(やはり、らちがあかないか…仕方ない外堀からせめるとしよう)

グエン「わかった」パッ

ロラン「わかって…いただけましたか…」ハァ

グエン「ローラの主人はハイム家のお嬢さん達だったな」ニヤリ

ロラン「」ビクッ

キエル「大丈夫よロラン。今回は強制しないから」ホホエミ

ロラン「…ありがとうございます」///

ソシエ「」イラッ

キエル「グエン様。そういう事ですので残念ですが…」

グエン「ハッハッハ…わかってますよ。今のお考えは…ですので考えを変えて頂きます」

グエン「これから…プレゼンを致します」ニヤリ

グエン「準備出来たか?ローラ」

ローラ「本当にやるんですか?」ブツブツ

グエン「当たり前だ!復興が掛かっているんだからな!ローラこそきちんと練習はしているのか?」

ローラ「ほとんどやっていませんよ。あれ、かなり抵抗あるんですから…」ブツブツ

グエン(それでいい。羞恥心が無くなっている様なら、また違う流行を計画しなくてはならないからな!)

グエン「よし、ではお嬢さん達に披露するんだ」

ローラ(まったくグエン様はメチャクチャだ)「…わかりました」スッ

グエン「あ、少し待ってくれ…」

グエン「立ち位置があるんだ」

ローラ「…?お嬢様方にお見せするだけでしょう?」

グエン「プレゼンだからな、演出というものもある。…もう少し後ろだな…それから角度は…あと少し腰を落として…あとは…」ペラペラ

キエソシ「?」

フラン「…」キョロキョロ

グエン「よし、では始めてくれ」

ローラ「では行きますよ」コホン

キエソシフラ「」ジー
グエン「」<●><●>

ローラ(うっ、いざ見られると…どんどん恥ずかしくなってきた…キエル様まで真剣なお顔で…)///

ソシエ(ロランの顔がみるみる紅潮して行く…)ドキドキ

フラン(あ、うつ向いちゃった)

キエル(…持ち直した。…でも少し涙目になってるわね…)ハラハラドキドキ

グエン(落ち着け、落ち着くんだ…ノックスの領主たる私の理性はこんなものではないはずだ!)<●><●>

ローラ「…ロ……」///

ローラ「ローラだよ☆ヤッホー!ウフッ☆」ペロ

ローラ「…」

ローラ「///」ボンッ

キエソシフラ「」///

グエン「コヨーテニオソワレタショウネンニニテイルコヨーテニオソワレタショウネンニニテイルコヨーテニ…」ビュルル

失礼しました。∀ガンダムです。

ローラ「///」ペコリ

ソシエ(これは…)///

フラン(破壊力あるわね…)///

キエル「…ロラン」

ローラ「あ…お、お帰りになりますか?キエルお嬢様」///

キエル「お引き受けしなさい」

ローラ「ぇぇえぇぇぇえぇ!!!!」

ローラ「どうしてですか!先ほどはあんなに…」ガクガク

キエル「フッコウノタメデス」///

ソシエ「ソウヨフッコウノタメナンダカラ!」///

フラン「…流行の始まりはホワイトドールの女性パイロット、ローラ・ローラであった…見出しどうしようかしら…」ブツブツ

ローラ「ちょっとぉぉ!?お嬢様方ぁぁ!」

グエン(計・画・通・り)ビクンビクン

ソシエ「じゃあ、明日からも頑張るのよ!」

キエル「フッコウノタメデス」

フラン「ローラの頬が赤く…赤い頬のローラが…」ブツブツハァハァ

ロラン「じゃあ、自然に披露できる様、練習しないと…」ハァ

グエキエソシ「それは駄目よ(だ)!」

ロラン「えぇえぇぇ…どうしてですか?火付け役なんですから、そうしないと…」

グエン「もったいな…実際の使い方には少しギャップがある位の方が真実味があって良いだろう?」キリッ

キエル「照れてるから良…グエン様のおっしゃる通りです」キリッ

ソシエ「そうよ!お姉様の言う通りになさい!まぁ少しならあたしが練習に付き合ったげるから!」フンス

グエキエ「」イラッ

ロラン「ハァ…わかりました…。とりあえずお屋敷に戻りますよ。」

ソシエ「では、またグエン様」

グエン「ああ、今回の件で打ち合わせもあるから、また近々お呼びしますよ」

キエル「楽しみにしております」

ロラン「あれ、フランは帰らないの?」

ソシエ「ちゃんとロランに送らせるわよ?」

フラン「ありがとうソシエさん。今回の事、記事にしたいから少しグエン様に相談しようと思って、ね」ニコッ

ソシエ「ふーん、大変だ…」

キエル「では、またね。フランさん」

ロラン「」ブロロロ…

フラン「さて…」

グエン「………!これはフランさん。お帰りになられたのでは?」

フラン「いえ、今回の事、記事にしようと思いまして…」

グエン「ああ、構わないですよ。ただし我々のやり取りについては忘れてください。」

フラン「承知してます」フフフ

グエン「他にも何か」イブカシゲ

フラン「もう1つお願いがありまして…

フラン「ビデオのデータをコピーして頂きたいのです」

グエン「!」

グエン「ばれていたとは…流石はムーンレイスですね」

フラン「ありがとうございます。ロランはあんなだから気付きませんでしたけど」クスクス

フラン(そして、そこが可愛いんだけど)ハァハァ

グエン「しかしコピーと言いましたが、複製には時間がかかるのでは?」

フラン「ビデオカメラ自体でコピーが作れるんですよ。やって見せましょうか?」

グエン「ふむ、しかし…」(せっかく私だけのローラを手に入れたのに…)

フラン「…編集も出来ますよ」ボソッ

グエン「!」ガタッ

フラン「加工して、お好きな音声を当てることも出来ます…」

グエン「!!」ガタタッ

フラン「全て…お教えしましょうか?」

グエン「!!!」ツクエバターン

フラン「コピー…頂けますか?」ニコッ

グエン「オッケー☆」ペロ

オワリマス

レスくださった方も見てくれた方もありがとうございました。

昼休みにローラを見ての思いつきだったので、長く出来るわけも無く…文才ある人はすごいね
…まぁ何が言いたいかというとローラよりローラ・ローラの方が魅力的だと言う事

何となく追記

リリ「ヤッホー!リリだよ☆」ペロ

ギャバン「リリ様にあらせられましては、まったく違和感がございませんなぁ」ハッハッハッ

リリ「…」イラッ

メシェー「…私もやって見ようかな?」

ラダラム「やめてくれ」

ムロン「ヤッホー!ウフッ☆ムロンだよっ☆」ペロ

ディアナ「…手打ちに致します」チャキッ

ムロン「姫様ぁぁ!そりゃないですよぉーぅ!!」

キャンサー「姫様!あたいがお見せしますよ!」

ディアナ「…」パンッ

キャンサー「ムロォォォォォォン!!!」

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