文香「それでは決闘講座を…始めます…。今日はもちろん…雫さんです…」

雫「よろしくお願いしますー。私にはどんなデッキがいいですかー？」

のあ「ミノタウルス」

文香「軸にするのは…無理があるでしょうね…。コロッセオ繋がりで…剣闘獣にしましょう…」

雫「へー。剣闘士みたいな要素があるんですねー」

文香「簡単に剣闘獣の…説明をします…。剣闘獣の基本は戦闘してデッキに戻し…新たな剣闘獣を呼び出すことです…。様々な状況に対応できる半面…出すモンスターを間違えたらそこから崩れることもあります…」

雫「難しそうですねー。私に使いこなせるでしょうかー？」

文香「そればかりは…慣れるしかないですね…。今日はルール説明で…終わりますね…。明日までにベースデッキと…預かった予算内で使えそうなカードを用意しますね…」

文香「これがベースデッキと…使えそうなカードです…。一応ミノタウルスと激昂のミノタウルスも…組み込める構成もあります…。よかったらどうぞ…」

雫「わー。何だか動物園みたいですねー」

飛鳥「動物園というか闘技場だけどね」

雫「そうですね…。デッキが出来たら…言って下さい…」

雫「わー。色んなタイプがあるんですねー」

文香「はい…。組もうと思えば…どんな組み方も出来ます…」

今更ですがタイトルは闘議会ではなくて闘技会ですね。

雫「もぉー出来ましたよー」

文香「それなら…よかったです…。相手は誰が…いいでしょうか…」

裕子「ムムムーン！ここはセクシーギルティーだから私が出るのがサイキック的に絶対いいです！」

雫「裕子ちゃんが相手ですかー。いいですよー」

文香「決まりですね…。準備が出来たら…始めて下さい…」

雫・裕子「「決闘！」」

裕子「サイキック先攻奪取！私のターン！カードを2枚伏せてターンエンド！」

のあ「普通過ぎね」

飛鳥「まあPSYフレームだしね」

雫「私のターン、ドロー。剣闘獣ラクエル召喚ー。バトル。ラクエルでダイレクトアタック。ファイヤー・リング」

裕子「くぅっ。この状況は予知にはなかったです」LP6200

雫「ラクエルの効果発動ー。戦闘を行ったラクエルをバトルフェイズ終了時にデッキに戻すことで剣闘獣ベストロウリィをデッキから特殊召喚しますー。剣闘獣の効果で特殊召喚されたベストロウリィの効果発動ー。伏せカードを1枚破壊しますー」

裕子「フッフッフッ。そこを指定することはサイキックお見通しです！」

奈緒「はいはい。ただあれが墓地に行ったのは確かに大きいな。特にPSYフレームではかなりヤバいぞ」

凛「それって墓地で発動するカードってことだね」

加蓮「でもPSYフレームならってどういう意味なの？」

奈緒「決まればわかるよ。嫌というほどな」

雫「そんなにすごいカードなんですかー。私はカードを2枚伏せてターンエンドー」

裕子「私のターン、ドロー！ターンエンド！」

泉「状況がわからないね」

文香「まあ対応するカードが…前のターンなかったことだけはわかりますね…」

雫「私のターン、ドロー。剣闘獣サムニテを召喚ー」

裕子「レベルが違うならエクシーズはないですね。自分の場にモンスターがいない時に相手が召喚したのでPSYフレームギア・αの効果発動！手札からα、デッキからPSYフレーム・ドライバーを特殊召喚！αの効果発動！デッキからPSYフレームギア・γを手札に加えます！」

雫「残念ながらまだ手はありますよー。ベストロウリィとサムニテをデッキに戻して融合しますー」

裕子「デッキに戻して融合？！」

雫「飛翔せよ！鎧纏いし剣の巨鳥！剣闘獣ガイザレス！ガイザレスの効果発動ー。ドライバーとαを破壊しますー。バトル。ガイザレスでダイレクトアタック。ガイザレス・エアレイド」

裕子「ムムム。どうもサイキックパワーの調子が悪いです」LP3800

雫「バトル終了時にガイザレスの効果発動ー」

裕子「場にモンスターがいない時に相手がモンスターの効果を発動したのでγの効果発動！手札からγ、デッキからドライバーを特殊召喚！更にγの効果発動！ガイザレスの効果を無効にして破壊します！」

雫「わー。すごい効果ですねー」

裕子「しかも！まだバトルフェイズは終わってません！緊急同調発動！レベル6ドライバーにレベル2γをチューニング！次元の彼方にサイキックテレポーテーション！シンクロ召喚！姿を現せ！レベル8！PSYフレームロード・Ω！」

雫「そんなカード伏せてたんですねー。私はこれでターンエンドー」

裕子「私のターン、ドロー！沈黙のサイコウィザードを召喚！サイコウィザードの効果発動！墓地のαを除外します！バトル！サイコウィザードでダイレクトアタック！サイコ・マジック！Ωでダイレクトアタック！Ωブラスト！」

雫「今は使えませんねー」LP3300

雫「私のターン、ドロー。剣闘獣ダリウス召喚ー」

裕子「Ωの効果発動！チェーンしてΩを対象に墓地から仁王立ちを除外して発動！このターン相手はΩにしか攻撃できません！それから雫さんのその手札とΩを次の私のスタンバイフェイズまで除外します！」

雫「…？バトル！ダリウスでサイコウィザードに攻撃」

文香「出来ません…。仁王立ちの効果は…すでに適用されています…。フィールドにΩがいない以上…相手は攻撃できません…」

雫「ええー。そうなんですかー？」

蘭子「これが音に聞く異次元の盾か！（見事に決まりましたね）」

きらり「うきゃー！意味わからないにぃ☆」

杏「意味わからないよね～。いなくなったら自由に攻撃できるのが普通だよね～。でもそういう裁定だから割り切るしかないよ～」

裕子「これぞ私の最強コンボ！さいきっく立ち往生です！」

文香「ベンK的には…間違ってないですね…」

雫「もぉー何も出来ませんねー。私はこれでターンエンドー」

裕子「私のターン、ドロー！スタンバイフェイズにΩはフィールドに、雫さんのカードは手札に戻ります！ムムムーン！さいきっく透視！攻撃翌力が低いダリウスで攻撃したということは伏せカードは攻撃翌力を下げるか上げるかするカードですね！私はこれでターンエンド！」

雫「私のターン、ドロー」

裕子「スタンバイフェイズにΩの効果発動！仁王立ちを墓地に戻します！」

雫「ラクエル召喚ー」

裕子「Ωの効果発動！チェーンしてΩを指定して仁王立ちを除外！Ωと雫さんの手札を1枚除外します！」

雫「私はこれでターンエンドー」

雫「私のターン、ドロー」

裕子「私のターン、ドロー！Ωと雫さんの手札は戻ってきます！私はカードを1枚伏せてターンエンド！」

ミスです。最初の雫のセリフはいりません。

雫「私のターン、ドロー」

裕子「スタンバイフェイズにΩの効果で仁王立ちを墓地に戻します！」

雫「エクイテ召喚ー」

裕子「Ωの効果発動！チェーンしてΩを指定して仁王立ちを除外！Ωと雫さんの手札1枚除外します！」

雫「ラクエルとダリウスとエクイテをデッキに戻して融合ー。その炎で全てを焼き尽くせ！剣闘獣の王！剣闘獣ヘラクレイノス！私はこれでターンエンドー」

裕子「私のターン、ドロー！Ωと雫さんの手札を戻します！私はこれでターンエンド！」

雫「私のターン、ドロー」

裕子「スタンバイフェイズにΩの効果発動！仁王立ちを墓地に戻します！」

雫「バトルー」

裕子「バトルフェイズ移行前にΩの効果発動！チェーンして仁王立ち！」

雫「させませんよー」

文香「ヘラクレイノスの効果は…発動できません…。ヘラクレイノスは…カードの発動に対してだけ適用されます…。仁王立ちの墓地から除外して発動する効果は…効果の発動なので発動できません…」

雫「そんな違いがあるんですかー。私はこれでターンエンドー」

裕子「私のターン、ドロー！スタンバイフェイズにΩと雫さんの手札を戻します！幽鬼うさぎ召喚！レベル4サイコウィザードにレベル3幽鬼うさぎをチューニング！清廉なる花園に芽吹き孤高の薔薇よ！蒼き月の雫を受けここに開花せよ！月華竜ブラック・ローズ！シンクロ召喚されたブラック・ローズの効果発動！退華の叙事華！ヘラクレイノスをエクストラデッキに戻します！バトル！ブラック・ローズでダイレクトアタック！散華の鎮魂歌！トドメです！Ωでダイレクトアタック！Ωブラスト！」

雫「今回は完敗ですー」LP-1900

雫「やっぱり戦闘できないときついですねー。デッキに戻せたらよかったんですけどねー」

裕子「いやー。今回は予知がうまくいきました！」

のあ「それにしても裁定や効果について考えさせられる決闘だったわね」

文香「そうですね…。ルールは一見複雑そうで…やっぱり複雑です…」