男「え?ラーメンおごってくれるの?でもいいよ、俺甘党だから」(13)

男「……ケーキ食いたい」

女「男くん、甘いもの好きなんだ…」ドキドキ

女「ねぇ、男くん……家庭科で作ったカップケーキのあまりがね、あるんだけ……d」ドキーン!!

女2「男ぉーっ!ラーメン食べに行こうよーーっ」ブンブン

女「あれは……女2ちゃん」

男「あ、女2ちゃん」

女2「放課後あいてる?」ワクワク

つづき 違うパソコンで書きます

男「……ちょっと待って」チェックチェック

女2「え、男、自分の手帳持ってるの?」クス

男「え?普通じゃない?変かな」アセアセ

女2「別に、そーいう意味じゃないけど。何かかわいいなって」ニコ

男「いやぁ……」テレテレ

女「……むぅぅぅ」プルプル

男「3月10日の用事は…、うん、ないみたい」

女2「じゃぁ、ラーメン食べに行こうよ!美味しいお店知ってるからさ」パァァ

男「……え、ラーメン?」ピク

女2「えっ、ダメ?」

男「……うーん、ゴメン。教室うるさくてよく聞こえなかったんだ。
  ラーメンかぁ、誘ってくれてホント悪いけど、俺、しょっぱいの
  ダメなんだ」

女2「……そっかぁ」シュン

男「ごめんね」シューン

女2「ううん、こっちこそいきなり誘ってごめんね!男がダメなら、
   あたし、友達と行くね」

男「うん。また今度、甘いの食べに行こうよ」

女2「うん、ゼンゼンいいよ!来月駅前にオープンするクレープ屋さん、
   マークしとくからねっ♪なんちゃって、バイバーイ」フリフリ

男「またねー」フリフリ

女(女2ちゃん、高校から入ってきたばっかりなのに、もう私より男くんと
  仲が良いなんて…ずるいよぉ……)グス

男「……さて、と……」ガタ

女(…あれ?男くん、どうしたんだろ…)スススッ ジーッ

男「……」フゥ

女(……)ドキドキ

男「帰るかな」スタスタ

女(なぁんだ、何もしないのね……)ガックリ

女(い、一緒に帰……)パクパク

男「…疲れたぁ」スタスタ ガラッ

女(……バカッ!私の馬鹿!どうして「一緒に帰ろう」の一言が
  言えないの…私の弱虫っ)ウワァァァン

女2「……ふーん…」

女2(かーわいい、あんなおとなしくて、髪長くて、お嬢様みたいな子が、
   あの平凡な男を……)ニヨニヨ

女2(……な、仲良くなりたいっ)ガマンデキナイッ

女「はぁ…私も帰ろう」ショボーン

女が鞄を机に乗せたとき、女2が駆け寄ってくる

タタタタタッ

女2「女ちゃん、女ちゃーんっ」

女「女2ちゃ、さ…ん?」ビクッ

女2「そんなに、怯えないで」ニコッ

女「は…はぃ……」

女2(かーわいいなぁっ、もうっ!)キューン

女2「ねぇ、放課後、暇かなぁ?」ニコ

女「え?は…はい…」フルフル

女2「いいよっ、敬語なんか使わなくって…」フフ

女「う…うん…っ」ホッ

女(なんか、怖そうな人だなって思ってたけど、いい人だなぁ…)ジーッ

女2「ねぇ、ぁの…ねっ、トツゼンでホントにゴメンね、
   あの…っ、あたしと、友達にならない?」ドキドキ

女「……っ!/////」ドキーン

女「いっ、いい…の?」モジモジ

女2「ゼンゼンいいよっ♪やったぁ、ずっと女ちゃんと友達に
   なりたかったんだよねぇ」パァァァ

女(う…そ…ともだちって、こんなにすばらしいものなんだ…///)カァァ

女(女2ちゃんって、ほんとに可愛いなぁ……って言うか、とっても美人…)ウットリ

女2「やだ、どうしたの?」ニコ

女「あ、ぁのね、携帯の番号を…」イソイソ

女2「そっかぁ、忘れてたよ、親友への第一歩っ!
   それは、ケータイの番号交換ですっ」シャキーン

女「で…ですっ」マネマネ

女・女2「…///」カァァ

そして、2人はラーメンを食べに行った

女2「あぁ、美味しかったぁー」ハフゥ

女「……私も……」マンプク

女2「この『ラーメン軒』っていうお店ね、同じクラスの友達の
   お父さんとお母さんが営業してるんだよ」

女「…?////」ピクッ

女2「ふふ…正直ーっ!ねぇ、女ちゃん、ごにょごにょ…(女ちゃんって、
   男のこと好きなんでしょ?)」

女「……っ!///////」マッカッカァァァァァァァァッ

女「……ぅん、私、男くんのこと、すき…」

女2「ねぇ、だったら、私が2人の恋のキューピットやってあげるよ!」ポン!

男父「おっ、なんだなんだ、女2ちゃん、見ない子だねぇ」まじまじ

男母「あら、お嬢様みたいな子なのねぇ」まじまじ

女2「でしょー、今日お友達になったんです!女ちゃんって言うんです」

男母「まぁ、お花みたいな名前なのねぇ」

女「……はい…////」カァァァ

男父「んで、さっき話してたみたいだけど、女ちゃん、君、
   ウチのバカ息子のこと、好きなんだって?」ニヤニヤ

女「…はぃっ…///」

男父「いやーぁ、あんなヤローを好きになる子も、いるもんだなァ」イヤハヤ

男母「あらあら、青春ねー」ニヨニヨ

女2「もーっ、おじさんっ、おばさんっ、あんまり女ちゃんからかっちゃ
   ダメですってー」

男母「あら、ごめんなさい、若い頃思い出しちゃって…」フフ

男父「いやー、あの頃は若かったなぁ」フムフム

女「……//」ポッカポッカ

女(なんだか、男くんにそっくりな親御さん達だなぁ…)ポカポカ

女2「じゃねーん、またねっ女ちゃん!あたし、そろそろ塾なんだー」フリフリ

女「あ…っばいばぃ……!」フリフリ

女(短いスカートからすらっと伸びた肌色の綺麗な脚…うらやましいなぁ…)ホゥ

女(私も、スカート短くすれば、男くんから見てもらえるかなぁ…?)///

女(きゃっ、私ってば、何考えて……)カァァァ

男父・母「コロコロ表情が変わる子だねぇー」ニヨニヨ

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