チノ「人類滅亡の危機です!! ココアさんっ!!!」 (42)

チノ「この世界に男の子は存在しません」

リゼ「そんなの当たり前だろう」

リゼ「ごちうさは萌え豚御用達のアニメなんだ」

リゼ「新キャラで男の子を登場させたらクレームの嵐だぞっ!!」

チノ「そこが問題なんです!!」

チノ「これがどういうことを意味しているのか分かりますか? ココアさんっ!!」

ココア「男の子なんかどうでもいいよぉ♪」

ココア「私はチノちゃんさえいてくれれば幸せっ♪」

チノ(だめだこの人...)



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チノ「いいですか...私たちは恋とは一切無縁の人生を送ることになるんです」

チノ「つまりですねぇ...結婚できないんですよ!! 子供ができないんですよ!!」

ココア「え!! ヴェアァアアアアアァン!!! 子供ほしいよぉ!!!」

チノ「そうです! 子孫が残せないんです!! 人類滅亡です!!!」

リゼ「それは本当か!チノ!?」

リゼ「私としたことがどうして今まで気付かなかったんだろう...」

チノ「はい! これは本当にやばいことになります どうしましょう...」

ニュースキャスター「緊急速報です」

ニュースキャスター「ごちうさ政府は人類存続のために、異世界から若い男性10000人をこちらの世界に転送させると発表しました」

ニュースキャスター「この計画により人類滅亡の危機は免れると思われます」

チノ「...や、やりました!! 人類存続です!!!」

ココア「えっ!? 嘘じゃないよね!?」

ココア「や、やったぁー!!! 子供ができるよぉ♪」

リゼ「いろいろとツッコミどころはあるがとりあえず解決だな!!」

チノ「素敵な人と出会って、幸せな家庭を築いてみせます!!」

ココア「私だって負けないよぉ♪」

ココア「...チノちゃんが離れちゃうのは寂しいけど...」

リゼ「わ、私が結婚!? あわわわわぁ...」プシュー

数日後、無事に若い男性10000人がこちらの世界に転送された

そして人々は、幸せな家庭を築くはずだった...

~1ヶ月後~

チノ「なかなか男の人を見かけません...」

チノ「まだこちらの街には来ていないのでしょうか?」

リゼ「まあそう焦るな きっと素敵な人に出会えるさ」

チノ「リゼさん...」

ニュースキャスター「緊急速報です」

ニュースキャスター「先ほど若い女性にわいせつな行為をしたとして先日転送された若い男性のうちの1人が逮捕されました」

ニュースキャスター「被害者の女性は「青山翠」さんです」

チノ・リゼ「!? 青山さん!?」

ニュースキャスター「ごちうさ警察は容疑者の男の身元確認を急いでいます」

チノ「そんな...青山さん...心配です」

リゼ「なんて男だ!! くっ...許さない」

ニュースキャスター「新しい情報が入りました」

ニュースキャスター「容疑者の男は「伊藤誠」とのことです」

ニュースキャスター「調べに対し伊藤容疑者は「(被害者の女性は)誘ってるようにしか見えなかった 僕は男としての本能を全うしただけだ 悪いのはエロい体をしているあの女だ」などと供述しております」

リゼ「野蛮人めっ!! 伊藤誠だな! その名前忘れないぞ!」

ニュースキャスター「ごちうさ政府はこの事件を受けて「先日転送された若い男性の身体調査を行う 伊藤容疑者の身体を解剖する」と発表しました」

リゼ「ああ、やってしまえ!! ズタズタにしろぉ!!!」

チノ「リゼさん! 落ち着いてください!!」

リゼ「これが落ち着いていられるか!!!」

チノ(しかしなぜ解剖まで...?)

~一週間後~

ニュースキャスター「緊急速報です」

ニュースキャスター「解剖の結果、伊藤容疑者は女性を通常の10000倍の確率で妊娠させ、10000倍の早さで胎児を成長させることのできる精子の持ち主であることが判明しました」

ニュースキャスター「また通常の男性の10000倍の早さで射精する超早漏であることもわかっています」

ニュースキャスター「また以上のことは先日転送された若い男性10000人全員に共通するとのことです」

チノ・リゼ「...」

ニュースキャスター「みなさん、くれぐれも外出は控えてください」

ニュースキャスター「伊藤容疑者の事件以来、若い男性によるわいせつ行為が多数報告されています」

ニュースキャスター「みなさんもお気を付け...」ブスッ

チノ・リゼ「!!?」

ニュースキャスター「キャァー」パンッパンッ

男「ヴォォォォオオーァアァッ」パンッパンッ ドピュ ビュルルルー プツン ザーザー

リゼ「なんだ? 一体何が起こっているんだ!?」

チノ「ニュースキャスターさんが男の人に...!?」

チノ「こんなの夢です! 夢なんですっ!!」

リゼ「ああぁ 私も夢だと思いたい...」

チノ「私の幸せな家庭は...」

チノ「ハッ!! ココアさん! そういえば買い物に!!」

チノ「早く迎えに行かなきゃ!!」

リゼ「!? 待てチノ!! 今外に出ると危険だっ!!」バタンッ カランカラン

リゼ「...チノ こ、怖くて外に出れない...」ブルブル

チノ「ハァ...ハァ...ココアさん、無事でいてくださいっ!」タッタッ

青山「あらぁ~ チノさんではありませんかぁ」ニコッ

チノ「!? 青山さん!! どうしてこっ...!!?」オギャーオギャー

青山「ああ~、この子ですか? 私の赤ちゃんですぅ」

青山「2人目が欲しいんですけど私を襲った男の人捕まちゃって...」

チノ「青山さん!! しっかりしてください!」

チノ「この状況を理解していますか!? こんなところにいたら危け...」

青山「はぅう~、早く二人目が欲しいですぅ~」

チノ「青山さん...もとの青山さんに戻ってください...」

青山「男性の方ぁ~、わたしはここですよぉ~」

チノ「...ごめんなさい! 青山さんっ!!」

チノ「早くココアさんを見つけないと!!」タッタッ

青山「あぁ~、チノさぁ~ん、待ってくださぁ~い 赤ちゃんかわいいですよぉ~」



チノ「ココアさん...ハァ、どこですか...!?」パンッパンッ

チノ「あれは...千夜さん!?」パンッパンッ

千夜「...ダメよ、チノちゃん...うぅ、早く逃げ...」パンッパンッ

男「ウォオア゛アアァー」ビュルル~ドピュ

チノ「そ、そんな...千夜さんまで...」ガクブル

千夜「チノちゃんっ!! 早く行きなさい!! もう私は手遅れよっ!!」

チノ「...っ、ごめんなさいっ!!」タッタッ

千夜「...そう、それでいいのよ、早くココアちゃ...」ブスッ

千夜「!? そ、そんな、まだ出るの!?」パンッパンッ

千夜「いやぁああ~、もうやめてぇ~」パンッパンッ

男「ア゛ァヴァアァァァ」ドピュ ビュルル~

チノ「ハァハァ...ココアさん、一体どこに...」

女子生徒「キャーッ、奇行種よぉ!!」

チノ「き、奇行種?」

チノ「...!?、あれはシャロさん!?」パンッパンッ

シャロ「チュポ...ジュオオポポポ!!ジュッポ!!(!?チノちゃん!)」パンッパンッ

チノ「...なんで、なんで口に入れてるんですか!!?」パンッパンッ

チノ「シャロさんを、シャロさんをはなせーっ!!!」パンッパンッ

シャロ「ジュポジュポジュオオオッッ(い、息が...)」

奇行種「ベュギャアア゛ァッー」ドピュ、ビュルルルー

チノ「あの男の人私に興味を示さず去っていきます」

チノ「シャロさん!!シャロさん!!! しっかりしてください!!」

チノ「シャロさん!?...し、死んでる!!?」

チノ「...許しませんっ!! 殺してやります!!!」ギラッ

ココア「チノちゃんっ!!」ガシッ

チノ「!! こ、ココアさん!!! 無事だったんですね...私、もう...」

ココア「近づいちゃダメ!! 危険だよっ!」

ココア「早く安全なところに...!?」パンッパンッ

チノ「!!? なんですか...あれ!?」パンッパンッ

ココア「男の人が男の人を襲ってる!?」パンッパンッ

チノ「まさか...また奇行種ですか!!」パンッパンッ

奇行種?「フンッ!!」ドピュルルルー、ドピュ、ビュルルルー、ジュボォァー

奇行種?「大丈夫かい? 君たち」キリッ

チノ・ココア「ガタガタブルブル」

奇行種?「そう怯えるな 俺は君たちの敵ではない」

阿部さん「俺の名は阿部 あいにく女には全く興味がない」

ココア「...た助けてくれるんですか?...ありがとうございます!!」

チノ「...!?、そんなことよりシャロさんが!!...」

阿部さん「残念だが...死んでいるな、おそらく窒息死だろう...」

阿部さん「大量に口内射精されて息ができなかったんだ...かわいそうに...」

ココア「そんな...シャロちゃん!!、シャロちゃん!!!」

阿部さん「悲しんでいる暇はない!! 早く安全な場所に避難するんだ!!」

ココア「ヴェアァアアアアアァン! ヴェアァアアアアアァン!!」

チノ「ココアさんっ!! 悲しいのはわかります...」

チノ「しかし今は阿部さんの言う通りです...」

チノ「ラビットハウスに帰りましょう」

ココア「...うん」

阿部さん「そうだなぁ...女の子2人では危険だ」

阿部さん「俺がそのラビットハウスという店まで送ってやろう」

チノ「!?本当ですか! ありがとうございます!!」

~ラビットハウス前~

チノ・ココア「本当にありがとうございました!!」

阿部さん「礼には及ばない」

阿部さん「すまないが俺はほかの女の子を助けなければならない」

阿部さん「これで失礼する」ウホッ

チノ「いい人でしたね...」

ガチャ、カランカラン

ココア「これで安心だ...!?」

リゼ「う、うぅ...」

ココア「リゼちゃん!? どうしたの!! 大丈夫!?」

チノ「!!! お腹が...お腹が膨らんでいますっ!!」

チノ「どうして! ラビットハウスは安全なはずなのにっ!!」

リゼ「…ヒロ…」ボソッ

ココア「なに!? リゼちゃん!よく聞こえな...!?」ズポォォッ

ココア「キャッ!?」パンッパンッ

チノ「!!?? お、お父さん!?」パンッパンッ

タカヒロ「ココア君...きみがラビットハウスに来てからねぇ」パンッパンッ

タカヒロ「犯したくて犯したくてたまらなかったんだよぉっ!!!」パンッパンッ

チノ「いっ、一体...何が...どうなって、お、お父さん!」パンッパンッ

タカヒロ「ッッフンッッ!!!」ドピュルルル~ ジュポドピュ...

タカヒロ「まさか本当にココア君とリゼ君に中だしできる日が来るなんて...夢みたいだ」

ココア・リゼ「 」

チノ「一体...一体どういうことですかっ、お父さんっ!!」

タカヒロ「あぁ、これはすべて私の仕組んだことだよ」

チノ「!?!?」

タカヒロ「私はココア君やリゼ君のような女子高生に中だしするのが夢でね...」

タカヒロ「その夢の実現のために今回この計画を実行した」

タカヒロ「若い男性10000人と性欲モンスター10000体をすり替えたのはわたしさ」

タカヒロ「このように街が混乱すればもはやここは無法地帯さ」

タカヒロ「この状況下で強姦してみろぉ 誰も気にしやしないさぁ ハッハッハァー」

チノ「...す...」

タカヒロ「チノ、君も私に犯されるんだ 親子だからって関係ないっ!!」

チノ「...」

タカヒロ「おとなしくしているんだよぉ ヒッヒッヒィィ~」

チノ「...こいつを...[ピーーー]っっ!!!!!!!」血管プチィィン

雷ドッゴォォォォォオオオオオンンッ!!!!

阿部さん「なんだっ!?」

阿部さん「あのあたりはっ...ラビットハウス!!」

阿部さん「あの2人、心配だ...様子を見に行こう」

~ラビットハウス~

タカヒロ「なんだっ!? 何が起きた!!?」

チノ男「ヴォォォオオオオオオオオオオオォォォォオオォォアァアァアアアーーッ」ビンビン

タカヒロ「っ!! うるさいっ! !?」

タカヒロ「なぜチノにち○こがっ!!?」

タカヒロ「しかもでかすぎる!!」

チノ男「ヴォオゥヴォヴォヴォオオォォォオオオオーー」ビンビン

タカヒロ「そのち○こで...まさかっ!? や、やめろっーーー」ブスッッッ



タカヒロ「 」

ガチャ カランカランッ

阿部さん「大丈夫かっ お二人さん!!...!?」

チノ男「 」ビンビン

阿部さん「うほっ いい男っ」

ブスッ

HAPPY END

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