右京「スプラトゥーン…ですか」 (21)

亀山「右京さん!右京さん!」

右京「どうしたんですか?亀山君」

亀山「あ、あの右京さんってゲームする方…ですか」

右京「僕がゲームを?そうですねぇ…少々、興味はありますが…」

亀山「じゃあこのゲーム!今人気なんですって」

右京「ほう…スプラトゥーン、ですか」

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亀山「右京さん知ってるんですか?」

右京「えぇ…CMで見ました、ただ僕は動きが速すぎましてねぇ…難しそうでしたよ」

亀山「そのスプラトゥーンがあるんですよ」ゴソゴソ

右京「はいぃ?」

亀山「ジャーン!スプラトゥーン!」

右京「ほぅ…これは」

亀山「早速WiiUに…」

右京「おやおや、亀山君は以外にもせっかちなんですねぇ」

亀山「そ、そんなことないっすよ右京さん」

亀山「おっ、更新があるみたいなんで少し待っててもらいます?」

右京「僕は構いませんよ?」

*10数分後*

亀山「つきましたよ右京さん!」

右京「きれいな画面ですねぇ」

亀山「早速ZRとZLを同時押ししてください」スッ

右京「はいぃ?それはどこにあるんですか?」

亀山「ここです」

右京「おやおや、こんなところに」カチッ

デデデデデデンデ デンデー

アオリ「ハイカラニュースの時間です!」

ホタル「シオカラーズでーす」

亀山「かわいいですね」

右京「そうですねぇ」

亀山「え?」

右京「はい?」

亀山「え、いやなんでもないです、ほらAボタン押して」

右京「ここですね」ポチ

アオリ「レギュラーマッチのステージは…」

ハコフグ倉庫 マサバ海峡大橋

右京「亀山君、これはどこがモデルですか?」

亀山「え、いやー…さっぱり」

右京「別世界のステージがモデルなのでしょうか」

亀山「実際僕もスプラトゥーンは初めてなんですよ」

右京「おや、亀山君がこのパッドの使い方を知っていたので経験者かと」

亀山「いやだなぁ右京さん、説明書で見ただけですよ」

右京「おや、それは失礼」ポチ

アオリ「ガチマッチのステージは…」

ホタル「ジャン!」

シオノメ油田 タチウオパーキング

右京「ガチマッチ…これはどういうものでしょうかねぇ」

亀山「えーっと、ガチな奴らが戦うとか…まぁ最初はナワバリで良いんじゃないですか?」

右京「そうですねぇ、まずは武器屋にでも…行ってみましょうか」

ブキチ「初心者がうんたらかんたら」

右京「…亀山君、この店主何を言っているんでしょう…」

亀山「ランクがまだ1じゃないですか、だから武器を買う金以前に店のものを売ってもらえないとか…」

右京「僕に武器を売りなさぁい!!」プルプル

亀山「右京さん抑えて!気持ちは分かりますがもう少しランクを上げてから来ましょう!ね!」

右京「…僕としたことが、ついカッとなってしまいました、気を直してえーっと、ロビーに行けば良いんですね?」ポチ

ダダダン ダーンダダン ッダッダッダンッダンダン

亀山「おぉ!右京さん、つきましたよ!」

右京「亀山君、この女の子は君が?」

亀山「すみません更新が終わった少し前に…ほら右京さんトイレに行ってたじゃないですかぁ~」

右京「おやおや、人のいないところで勝手にするのはよくないですねぇ」

亀山「はは…すみません」

右京「手に持っているのは?」

亀山「ナワバリで使う武器ですね、最初は誰もが「わかばシューター」を使うらしいですよ」

右京「ほぉう、モデルは水鉄砲でしょうか」

亀山「さぁ…そこまでは…とりあえず戦ってみましょう」

右京「そうですねぇ」ポチ

シィイン

右京「この名前が僕なんですね?」

亀山「そうですね、適当に「すぎかめ」って名前にしときました」

右京「おっ、続々と人が来ますよ」

亀山「始まったら僕が操作方法を言うんで、まぁ散歩とかで鳴らした方がよかったかな…」

右京「亀山君、今言っても後の祭りです、始まりますよぉう!」ワクワク

亀山「随分やる気ありますね右京さん……」

デデデエーン ハコフグ倉庫

右京「さっき言っていたステージですねぇ」

亀山「右京さんはこれ!このイカです」

Go!

亀山「右京さん!まずはZRボタンで色を塗ります!」

右京「ここですね」ポチ

亀山「ずーーーっとです!」

右京「わかりました」ポチチチチチチ

亀山「右京さん進んでないです!移動しないと!」

右京「移動方法が分からないんですよ」ポチチチチチユコシュコ

右京「おや?インク切れ…」シュコココココ

亀山「早く補充して!ZLです!」

右京「はい!」ピチャ

亀山「青色のインクの中じゃないと補充できないっすよ!」

他プレイヤー(何してんのこの人)

残り2分

亀山「何もしてないまま1分経過しました!とりあえず一通り言ったんで進んで!」

右京「確かZLで潜って…左スティックで移動!」ポチ

右京「亀山君!進みましたよ!」

亀山「でも右京さん塗りポイント25しかないっすよ早く敵のインクを塗り返さないと」

右京「そう言っても怖くて高台の上からしか塗れないんですよ」

亀山「そんなこと言ったらこのゲーム無理ですよ!降りて!」

右京「君はせかしますねぇ…ほっ!」バババババ

たろうを倒した!

亀山「やりましたよ右京さん!運よく敵を倒しましたよ!」

右京「やりました!この調子で」パシュガキン!

スプラチャージャーでやられた!

亀山「…手放しました?」

右京「…申し訳ない、嬉しさのあまり…」

亀山「とりあえず今の右京さんの塗りポイントは463です!あと30秒あります味方と協力して逆転勝利しましょう!」

右京「わかりました、行きますよぉ!」

ティー

亀山「終わりましたね」

右京「そのようですねぇ、果たして勝ったのは…」

48.4%VS45.9%

亀山「右京さんチームの勝ちです!」

右京「やりましたよ亀山君!」

※今更ですがペースを速めるためゲーム通りにはいかないかもしれません

亀山「初めてなのにやられなかったですね」

右京「亀山君、もう一戦良いですかねぇ…」

亀山「…ここでするとあれなんで、僕の家に来てしましょう」

右京「ありがとう亀山君、お言葉に甘えますよ」

課長(やけにうるさいな…)


翌日

亀山「おはようございます」

右京「おはようございます亀山君、早速プレイしますよ」

亀山「今日もするんですか!?さすがに今日は…」

右京「僕にイカちゃんをやらせなさぁぁぁぁいっ!!」プルプル

亀山「わ、わかりましたよセットしますよ」ウィー

右京「そうそう、後でセットの仕方、教えてくれませんか?」

亀山「まぁセットの方法くらいは、まず…」

****

右京「なるほど、わかりました早速プレイします」

亀山(官房長にでもばれたら…おしまいだぁぁぁぁ…)

2時間後

課長「よ、暇そうだな」

亀山「課長!実は右京さんがゲームにはまっちゃってさ」

課長「あースプラトゥーンかい?」

亀山「そうなんですよ、ずーっとテレビとにらめっこ」

右京「亀山君、もう少しお静かに、集中できないので」

亀山「ね?」

課長「事件とかあったらどうするんだよ」

亀山「さー…どうするんですか右京さん」

右京「今はスプラトゥーンです、おっ!敵発見!」ババババ

亀山「…」

課長「ドンマイ!さーて…俺も仕事仕事っと…」

右京「やりましたよ亀山君!ランク5に…なりましたよ!!」

亀山「右京さぁぁぁぁん…」

亀山「右京さん、さすがに仕事の方もしないとまずいんじゃないんですか?」

右京「何を言っているんですか亀山君、ここは特命係、ほかの課とは仕事の量などが違うんですよ?」

亀山「いやそうですけど刑事としての誇りをゲームに潰されるのは…」

右京「亀山君、いつ僕が仕事してないと錯覚していましたか?」

亀山「数時間前から」

右京「とっくにノルマは終わらせました、イカの事になると仕事を終わらせてしまう、僕の新しい癖」

亀山「そ、そんな癖いつ!?」

右京「君が、スプラトゥーンを…………持ってきた時からですよ」

右京「ところで…このタコツボバレーとうのは…何でしょう」

亀山「ん?あぁ、1人用モードですよ」

右京「面白そうですね、では早速」ポチ


アタリメ「よく来たな」

右京「亀山君、このおじいさんは?」

亀山「アタリメって書いてあるじゃないですか!ほらここ!ここ!」

右京「はいぃ?指令と書いてありますが」

亀山「流石になんで指令になったかまでは僕にもさっぱりですよ」

アタリメ「デンキナマズが…」

右京「要はこのナマズを取り返すためにヤカンの中へダイブすれば良いんですね?」

亀山「そのようですね」

右京「では早速突入!」カチ

ピー

アタリメ「まずはZLで…」

右京「操作方法くらい分かってます、一々僕に指図しないでください」

亀山「右京さんそれは流石に無理があるんじゃ…」

アタリメ「今じゃ!ボムを投げて…」

右京「僕に指図をするんじゃありませぇぇぇぇん!!」プルプル

亀山「右京さん!ゲームに怒っても何も解決しません!適当にAを押して流しましょう!ね!」

右京「…そ、その方がよいですね亀山君」ポチピチポチ

亀山「そうですよ右京さん」

デンキナマズを取り戻せた!※本当はこのようなセリフではありません

右京「楽勝でしたね」

亀山「そうでしたね、さ、仕事に戻りましょう」

右京「もう一戦だけ」

亀山「まだするんですか!?もう昼ですよ!」

亀山さんの一人称は俺
細かいことが気になるのが(ry

少しだけ書きます

>>13 ごめんなさい間違えました

*2時間後*

右京「亀山君、タコゾネスというキャラの手前まで終わりましたよ?」ガタッ

亀山「初心者にしては早いですね、さ、仕事に戻りましょう?」

右京「僕はお手洗いに行くだけです」

亀山「ト、トイレですか……」

右京「触らないようにお願いしますね」スタスタスタ

亀山「……」

*2分後*

右京「すっきりしました、ナワバリでもしましょう」ガタッ

亀山「右京さん、これなんだか分かります?」

右京「はいぃ?これは…ゲームパッドじゃありませんか!」

亀山「早くゲーム止めないと、官房長に言いつけますよ!」

右京「亀山君、そ、それだけは止めなさい!」

亀山「右京さんの頼みでもこれだけは断ります!」

右京「パッドから手を放しなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」プルプル

亀山「ダメです!一日1時間半という約束を守れるなら返しますが今日はおしまい!」

右京「…良いでしょう、約束守りますよ」

亀山「…右京さん…これ返します」

右京「…」スッ

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