男「麻雀やろうぜ! ルール分からないけど!」 (15)

男「麻雀やろうぜ! ルール分からないけど!」

女「面白そうね!」

金髪「オレもこれっぽっちもルール分からないけど、いいッスよ!」

老人「ほっほっほ、よかろう」

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男「えぇとまずは……この麻雀牌を四人でジャラジャラいわせんだろ?」ジャラジャラ

女「こんな感じでいいのかな」ジャラジャラ

金髪「いいんじゃないッスか?」ジャラジャラ

老人「なんかこうしとるだけで楽しいのう」ジャラジャラ

男「んで、たしか10枚ぐらい自分の牌をこんな感じで前に置くんだった」

女「こうでいいのかな?」

金髪「おっ、東とか西がいっぱいあるッスよ!」

老人「ワシは模様がバラバラじゃな……つまらん」

男「他の牌もそれっぽく並べたし、さっそく始めるか!」

女「誰からなにをどう始めればいいの?」

金髪「いいんじゃないスか、適当で。各々勝手にやりましょうよ」

老人「それもそうじゃな、金を賭けてるわけでもないしの」

男「じゃあ……ポン!」

女「チー!」

金髪「リーチ!」

老人「ツモ!」

男「メンタンピンドラドラ!」

女「だったら大三元!」

金髪「国士無双……とかもあったッスよね」

老人「じゃあワシはチョンボ!」

男「えぇと……裏ドラ! ……ってあったよな?」

女「役満!」

金髪「なら、オレはトリプル役満!」

老人「ならワシはフォース役満じゃ!」

男「おっしゃ、東西南北が揃った!」

女「いいなぁ、私全然揃わないわ。数字ばかりよ」

金髪「あんた、背中が煤けてるッスよ」

老人「倍プッシュじゃ!」

男「この辺にしとこうか」

女「あー、なにがなんだかさっぱりだけど、面白かった!」

金髪「たまにはこういうのも悪くないッスね」

老人「うむ、こういうのも悪くないのう」

男「にしても、ルールなんか分からなくても、結構楽しめるもんなんだな」

女「そうね、気分は超一流雀士って感じだったわ」

金髪「四人で卓を囲んで、牌を適当にいじってるだけで、それっぽくなるもんッスね」

老人「世の中、ルールなんぞ知らんでも雰囲気だけで渡っていけるもんじゃからな」

男「なにせ、俺なんて法律なんか全然分からないのに弁護士だしさ!」

女「私だって科学知識なんかまるでないのに、科学者よ!」

金髪「オレも楽譜なんて読めないけど、ミュージシャンッスよ!」

老人「ワシなんか、“この世の理”なんざ知らんのに神様じゃよ」

男「じゃ、次は将棋でもやる? ルール分からないけど!」

女「いいわね! とりあえず王手飛車取りすればいいんでしょ?」

金髪「あ、オレ、穴熊って知ってるッスよ。言葉だけ」

老人「おっ、さすがじゃのう! 近頃の若いもんは知識が豊富でかなわんなぁ」

ハッハッハッハッハ……







おわり

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