穂乃果「音ノ木坂華撃団、参上!!」 (35)

ーークロスオーバー注意ーー

ーー海上自衛隊幹部候補生学校ーー

教官「大神!次、入れ。」

大神「はっ!」

彼の名前は大神一郎。海上自衛隊の幹部候補生学校を首席の成績で卒業を迎え、これから赴任先が言い渡される所だった。

大神「失礼します。大神一郎、入ります。」ガチャ

西木野「うむ、よく来てくれた。」

大神「あ、あなたは西木野病院の・・・」

西木野「ああここの教官とは旧知の仲でね、君にだけ特別な任務があるのだが。」

大神「ほ、本当ですか!?そしてその任務とは一体?」

西木野「うむ、君はそういえば教員免許も持っているのだな?」

大神「?はい、何故か国語の教師の勉強もさせられて。」

西木野「なら大丈夫だろう。ここに書かれている住所に行きたまえ。話はそこに居るものに聞いてくれ。」

大神「はっ!では行って参ります!」

西木野「私の娘を宜しく頼んだよ。」ボソッ

大神「?何か仰いましたか?」

西木野「いや、気にしないでくれたまえ。」

大神「では、失礼しました。」バタン



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ーー東京都・千代田区周辺ーー

大神「ふぅ、広島から東京はやっぱり遠かったなぁ。さて、そろそろ目的地に着くと思うんだが・・・」

すると大神の目の前に一つの学校があった。

大神「国立音ノ木坂学園・・・。住所はここってなってるな。」

大神「う〜ん、どう見ても学校にしか見えないんだよな。」

?「あの!あなたが大神一郎さんですか?」

大神「そうだけど・・・君は?」

ことり「私、南ことりって言います!お母さんに頼まれてお迎えに参りました。」

大神「お、お母さん?」

ことり「大神さん、お母さんの所まで案内します。さ、着いてきてください。」

大神「う、うん分かったよ。」


ーー理事長室ーー

大神「失礼します。」

理事長「あら、あなたが候補生学校から来た子?」

大神「はっ!自分が海上自衛隊三等海尉、大神一郎です!」

理事長「まあまあ、そんなに硬くならなくていいのよ。」

大神「わ、わかりました。」

大神(なんだろう、初めて会うのに何度も聞いた事のある様な声だな。なんだか、気持ちが楽になってく。)

大神(あとなんで机の上に何個もプリンがあるんだろう。)

理事長「じゃあ、本題に入るけど貴方がここに来てやってもらう仕事は・・・」

大神(わざわざここ迄来る程の任務とは一体・・・)

理事長「・・この学校の国語科の先生をやってもらいます」ニコッ

大神「へっ?」

理事長「この学校についてはことりが教えてくれるから。」

大神「ちょっと待ってください理事長!自分は海上自衛隊の隊員です!なんで学校で教師なんかを・・・」

理事長「確か西木野さんから教師の資格を持ってるかって聞かれたでしょ?」

大神「は、はい。」

理事長「あの人の娘さんもここに通ってるのよ。貴方みたいな優秀な人に教えてもらいたかったんじゃなかったのかしら?」

大神「そ、そんな理由で・・・」

理事長「じゃ、大神一郎三等海尉。お仕事頑張って下さいね。」

大神「そ、そんな・・・・」

大神「で、では失礼しました・・・」バタン

ことり「・・・お母さん、大神さんにホントの事言わなくていいの?」

理事長「今はまだその時じゃないのよ。来るべき時までは彼には教師として頑張ってもらわないとね。」

穂乃果「はぁぁぁぁぁ・・・」

高坂穂乃果は落胆していた。

今朝突然理事長から全校生徒に学校廃校の報せを聞いたからだ。

海未「穂乃果、大丈夫ですか?」

穂乃果「海未ちゃ〜ん、どうしよ〜。」

海未「どうするって・・何をです?」

穂乃果「この学校を廃校にさせない様にする方法だよ。」

海未「う〜ん、取り敢えずこの学校の特色を探す所から始めましょうか。」

穂乃果「そ〜だね〜」

_____________________

大神「はぁぁぁぁぁぁ・・・」

俺、大神一郎は落胆していた。

幹部候補生学校を卒業し、漸く自衛隊員として活動できると思ったら、高校の教師になるし

大神「どうしてこうなったんだろう・・・」

ことり「あの、大神さん?大丈夫ですか?」

大神「ああ、ことり君。いやちょっと黄昏ていただけだよ。」

ことり「そ、そうですか。あの大神さんって自衛隊の人なんですよね?」

大神「うん、そうだけど・・・」

ことり「ホントはこの学校なんか、来たくありませんでしたよね?」

大神「・・・まあ、確かにそうだったけど、任務を頼まれたからにはキッチリとやり切らないと。」

ことり「・・そう・・ですか。」

2人が話してると突然、ことりの携帯が鳴り始めた。

ことり ピッ 「もしもし?お母さん?」

理事長『ことり、例の敵が現れたわ。大神くんを連れて今すぐ地下室に来てちょうだい!』

ことり「う、うん!わかった。」ピッ

大神「ことり君、今のは?」

ことり「話は後です。とにかくついてきてください!」

ーー地下室・司令室ーー

理事長「来たわね、大神君。」

大神「理事長!これは・・・」

理事長「ふふっ驚いたかしら?昼は学校。しかし有事の時はこの首都東京を守る。その名は・・・」


理事長「音ノ木坂華撃団・花組!」

大神「そ、そうだったのか・・・」

ことり「頑張りましょう!大神さん!」

大神「ことり君!まさか君も?」

ことり「はい!」

理事長「じゃあ2人とも聞いて。敵は今秋葉原の近くにいるわ。民間人の安全を第一に対処して。」

理事長「大神君、頼むわよ。」

大神「はい!行くぞことり君!場所は秋葉原、敵の殲滅、及び民間人の避難だ!」

ことり「了解です!」

ーー秋葉原ーー

穂乃果「はぁ〜結局何も考えつかなかったね海未ちゃん。」

海未「まあ、焦る事も無いですし、じっくり考えましょう。」

穂乃果「そ〜だね〜。」

すると遠くの方から爆発音が聞こえてきた。

穂乃果「ん?なんだろう・・・観に行ってみよ海未ちゃん!」

海未「ちょ、ちょっと待って下さい穂乃果!」

爆発があった近くに行ってみるとロボットが建物やオブジェを破壊していた。

穂乃果「何・・・?あれ・・・」

海未「と、とにかく危険です!今すぐ避難を・・・」

そう海未が言った時、ロボットが穂乃果と海未を標的に捉えた。

穂乃果「え、嘘・・・?」

海未「ほ、穂乃果!は、早く避難を・・・」

しかし2人とも恐怖で足が動かない。

ロボットと2人の距離はドンドン近づいていき、持っていた刀で2人をーーー

穂・海「きゃああああ!」

その時

大神「はぁぁぁぁぁ!!」

突然やって来た別のロボットが斬り伏せた。

穂乃果「え?穂乃果・・生きてる?」

海未「そ、そうみたいですね・・」

大神・ことり「音乃木坂華撃団、参上!!」

大神「君達!大丈夫か!」

ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃん!大丈夫!?」

穂乃果「ことりちゃん!?」

海未「ことりなんですか!?」

大神「ことり君、取り敢えず2人を安全な所まで避難させてくれ!」

ことり「はい!わかりました!2人とも乗って!」

穂乃果「う、うん。分かったよ。」

ーー時は遡り、地下室・後部格納庫ーー

http://imgur.com/VNaXukc.jpg

大神「す、すごい・・・これが『光武』なのか・・・」

理事長「霊子甲冑・光武・・・」

ことり「特別な力『霊力』を持った人だけが操縦できるんですよ。」

大神「それで、その力を持ったのが俺とことり君だけ、と。」

理事長「まあ、簡単に言えばそうね。大神君、貴方に音ノ木坂華撃団の隊長を頼めないかしら?」

大神「勿論です!!大神一郎、粉骨砕身の覚悟で頑張ります。」

ことり「一緒に頑張りましょう!大神さん!」


>>1
荒らし気にすんなよ
楽しみにしてる

>>28は私じゃないです。
自演してないです。

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