一舞「ヘタレ会議2016!」纒「わ~」 (31)

◆ひなビタ♪SSです
◆あけましておめでとうございます
◆纒さんに彼女はできないのかな


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~いずみ洋裁店~

凛「新年早々に呼び出されたわ……」

めう「今年もやるなりか?」

夏陽「これって定例行事なの?こたつは暖かいけど……」

凛「さあ……開催しているのは洋服屋だから……」

一舞「やっほ!みんな、よく来てくれたしっ」

夏陽「いぶき……去年みたいにみんなで暴露大会やるの?」

一舞「その呼ばれ方未だに擽ったいしっ……いや、暴露大会じゃないよ!
   これはヘタレとか言われるのをどう改善するか、っていうヤツだから」

めう(そうだっためう?)

夏陽「いぶきはそうかもしれないけど……おっぱいアコギみたいなのって
   結構恋人としては自己主張強かったりするもんね」

纒「うんうん」

一舞「分かってくれる?」

夏陽「まぁね」

凛(青アイドル屋に似たようなアトモスフィアを感じているのかしら?)

夏陽「でもいぶきとアコギってもう付き合い出して大分経ってるし、
   その……する時だってあんまり一方的にはならないんじゃないの?」

纒「そうですよ」

一舞「いや、実はそうなんだけどね」

凛「ならこの会合に意味は無いんじゃないかしら?」

めう「めう、ひなひなとゲーセンデートしたいめう」

一舞「まあまあ、そう言わないでさあ」

纒「そうですよー」

夏陽「そうそう」

めう「えー」

凛「私も帰りた……ん?」

めう「めう?」

凛「さっきから一人多い気がするわ」

めう「そうめう」

一舞「えー、4人しかいないよ?」

夏陽「あれ、言わなかったっけ」

一舞「何が?」

夏陽「まといさんもいるわよ」

纒「どーも」

一舞「え」

めう(いつの間に……)

凛「…………」

一舞「ちょ、ちょっとなつひ!なんでまといさんがいるの!」

纒「いけませんか?」

一舞「いけないっていうか……」

めう「めうう」

凛「……観光屋はどっちかっていうと、こちら側ではないんじゃないかしら」

一舞「わかる」

めう「めう」

纒「?」ニコニコ

夏陽「いやね、ここに来る途中からまといさんにどこ行くの、って聞かれて」

纒「着いてきました」

めう(ひまめう?)

纒「何かカップルでの暴露話が聞けるらしくて!わくわくしますね!」

凛(最近の観光屋は嗜好を隠そうとしないわね……)

一舞「そういうんじゃないんだけどなー」

夏陽「違うの?去年はそうだったじゃない」

一舞「だからその……もうそれでいいか」

めう(認めちゃうめう!?)

凛「あの、貴方達は兎も角、観光屋に聞かれるのはちょっと抵抗が……」

夏陽(でもまといさんのお誕生日にエレキもイチャコラを送ったわよね?)

纒「ふふふ、シャイな霜月さんはそう言うと思いました」

凛(予想されていたわ……!?)

纒「なので、この方に来て貰いました!どぞ!」

まり花「やっほーイブ!これって毎年やってるの?」ガラッ

一舞「あ、まりか」

凛「れ、レコード屋!?」

夏陽「他の人も来てるの?」

纒「それは後々のお楽しみです」

纒「あの、山形さんには霜月さんとの仲睦まじいエピソードをここで話して頂けると」

まり花「りんちゃんと?うん、いいよっ!」

凛「ちょ、ちょっとレコード屋……」

まり花「わたしとりんちゃんの仲良しさんのお話しちゃだめ?」

凛「え、あ……し、仕方ないわね」

まり花「わぁい!」

めう(りんりんせんせー、相変わらずまりりに弱いめう)

まり花「あれはね、秋ぐらいだったかなー」

~まりりん~

まり花「なんだか肌寒くなってきたねー」

凛「そうね、もう秋の季節ね」

まり花「わたしね、寒い季節嫌いじゃないよ」

凛「そう?」

まり花「だって、こうやって……」ギュ

凛「っ!?」

まり花「こうやってりんちゃんのおててをぎゅっとできるしねっ!」

凛「……べ、別に、夏にしても構わないわよ」

まり花「ほんと?」

凛「私はれこ……まりかに嘘は付かないわ」

まり花「えへへ」

……

まり花「って事があったかなー」

夏陽「うわ凄い健全」

まり花「えっ?」

一舞「まぁ、そういうのでもいいよね」

凛「///」テレテレ

めう「でもりんりん先生は照れてるめう」

纒「お二人はとっても仲良しなんですねー」

まり花「えへへへー」

凛(天使……)

纒「じゃあ次は和泉さんの番ですね」

一舞「あたし?」

めう「さききはいないめう?」

咲子「いますよ」

一舞「いたんだ」

凛「なんかヌルっと出て来たわね……」

夏陽(ぬるぬる)

纒「春日さん喋ります?」

咲子「それもいいですけど、イブちゃんが私について惚気けるのをとってもとっても聞きたいです♪」

一舞「さきこったらー、しょうがないなー」

纒「うふふ」

まり花(いつの間にかイブとさきちゃんってすごい仲良しさんになってたよねっ)

一舞「えっとねー、あれは夏だったかな?」

~さきいぶ~

咲子「イブちゃんイブちゃん」

一舞「なあに?」

咲子「んっ」チュ

一舞「も、もー、さきこったらあ、お返しっ」チュ

咲子「きゃー♪私も、お返しですっ」チュ

一舞「じゃああたしもお返し!」チュ

咲子「お返しのお返しですっ」チュ

一舞「お返しのお返しのお返しっ」チュ

咲子「お返しのお返しの、えっと、お返しのお返し……」チュ

……

……

一舞「……って事があったかな」

まり花「……それ特別な事なの?」

一舞「え」

めう「そり、いっつもしてるめう!」

凛「洋服屋、貴方」

一舞「な、い、いつもしてる事言っちゃいけないの!?」

咲子「うふふ、ありましたね、そうやってキスし合ったこと」

一舞「でしょ?」

咲子「その後はいつの間にかベッドに転がっちゃって、延々とちゅっちゅいちゃいちゃちゅっちゅ」

一舞「そ、そこまで言わなくてもいいじゃん///」

纒「うふふ」

咲子「でももっと過激な事も言えましたよね」

一舞「うっ」

咲子「例えば年越しは二人で上の口でも下の口でもキスしてたこととかー♪」

凛「それ去年聞いたわ」

咲子「えっ」

めう「去年いぶぶ言ってためう」

咲子「あらあら、そうでしたか……ということは、イブちゃん、今回は手加減したって事ですか?」

一舞「あ、そ、それはその……まといさんもいるし……」

咲子「とってもとっても、今更じゃないですか」

夏陽(そうかも)

咲子「うふふ、イブちゃんには後でおしおきです♪」

一舞「ひええ」

まり花(ちょっとイブ、嬉しそう……かな?)

纒「今夜が激しくなりそうなお二人はともかく、次は東雲さん」

夏陽「ここなは?ねえここなは?」

纒「いますよー」

心菜「なっちゃん」ヒョコ

夏陽「ここなぁ!」

心菜「なっちゃーん」ナデナデ

夏陽「ここなぁ~」ニヘラ

凛(急にイチャつきだしたわ)

纒「うふふふふふ」

めう「まとと、笑みが漏れてるめう」

纒「あ、し、失礼しました、それでは、どちらが喋ります?」

心菜「わたし……」

夏陽「ここなぁ!」

一舞(さっきからなつひがここなとしか言ってない)

咲子(最近のなつひちゃんはここなちゃん大好きって事を隠そうとしませんね)

心菜「じゃあ……あのこと……」

~ここなつ~

夏陽「ここな、今日は……だめ?」

心菜「いいけど」

夏陽「ほんと?」

心菜「でも、ただするだけじゃ芸がないよね」

夏陽「げ、げい?」

心菜「それに最近は蒸し暑いって言ってたし……じゃあ」ガラガラ

夏陽「こ、ここな、窓なんか開けたら声が……」

心菜「ふふふ、あんまり声出したら、聞こえちゃうかもね?」

夏陽「あ、こ、ここな……んんっ」チュ

心菜「ん……ふぅ、なっちゃん、今日は、ね?」

……

……

心菜「それからね」

夏陽「こ、ここな///」

まり花「ふぉおおおおおおっ!」

咲子「と、とってもとっても///」

めう「め、めう///」

凛「……前回とか前々回とかって、こんな感じだったわよね」

一舞「まぁ、そうかも」

纒(このプレイ聞いたことあるなんて言えないわ)

めう「めうーっ!次はめうの番めう!ひなひなは?」

纒「星見さんは現在お汁粉を作っているそうでまだいません」

まり花「おしるこさん?ふぉおおおおおっ!とっても楽しみなんだよっ!」

一舞「お正月のお餅の余りを使ってるのかなー」

咲子「うふふ、ひなたさんってお料理上手ですよね」

凛「食べたことはあんまりないけれど……」

心菜「おしるこ、すき」

夏陽「あたしもおしるこは好きよ、暖まれるから」

めう「め、めうっ!めうのお話する番めう!聞いてめう!」

~ひなめう~

日向「おや、なんだろこの人混み」

めう「何も見えないめう~」

日向「ボクの背でも見えないなあ……こういう時は、あれかな」グッ

めう「めううっ!?ちょ、ちょっとひなひな」

日向「ボクがめめを肩車すれば、何があるか分かるだろ?」

めう「え、えっと……おさるさんがきまぐれジェントルしてるめう」

日向「きまぐれ?よく分かんないけど、早くシャノワール行かないとね」

めう「ひ、ひなひな、肩車したまんまめう?」

日向「久々にしたけど、やっぱりめめは軽いねえ」

めう「め、めう///」

……



めう「ってことがあってー」

まり花「めうめう!おしるこ美味しいよっ!」

凛「レコード屋、もうそれ3杯目よ、程々にしておきなさい……」

一舞「はいさきこ、あーん」

咲子「あーん♪」

心菜「もぐもぐ……」

夏陽(た、食べさせ合いの隙がないわ)

めう「め、めう?」

日向「ふうん、めめも惚気たりするんだね」

めう「ひ、ひなひな!?いつの間に……」

纒「芽兎さんが話し始めた直後に来ましたよ」ムグムグ

日向「ほら、めめも食べて?」

めう「うん……あむあむ」

凛(あんなにがっついて食べて……)

日向「おいしい?」

めう「もぐもぐ……うんっ!」

日向(かわいい)

凛「そう言えば……観光屋はそういう話はないのかしら?」

纒「えっ」

一舞「そうだしっ!まといさんも綺麗だし、なんかそういう話あるんじゃない?」

夏陽「そうよね、なんかありそう」

心菜「……!まといさんのそういう話、聞きたい……」

纒「あらあら、皆さん、聞きたいんですか?プライベートな話になりますけど……」

まり花「まといさんのこともっと知りたいよっ!」

咲子「うふふ」

纒「そこまで言って頂けるのでしたら……じゃあ、軽めのものを……」

めう(かるめう?)

~纒さんのお話は断片的なイメージでお楽しみ下さい~

-さあさ 皆様ご一緒に-

女性「わんわん!」

女性「わんわん!」

わあ ちんちくりん

蜃気楼と知れ

二羽の鳥の仲睦まじきよ

それでもと 光ねだるのは悪か

びっちゃ!びっちゃ!

天ぐらり!

薮萱草が空を埋めている

……

纒「……と、こんな感じでしたかね」

まり花「」

一舞「」

咲子「」

めう「」

凛「……」

心菜「……」

夏陽「……」

日向「……は、はは」

纒「?」

日向「あの、まといさん、もうちょっと手心というものを……」

纒「え?軽いジャブですよ?」

凛(観光屋って、やっぱり……)

心菜「けだもの……」

纒「ええ?なんですかその反応……でもなんか初々しい感じが、うふふ」

夏陽「ひぃ」

纒「ふふふー、やっぱり日向美商店街は、最高です!」

めう(ご、ごまかされないめう!)

おわり

お疲れ様でした
イブちゃんのアルバム「Five Drops 02 -honey lemon- 和泉一舞」は1月6日発売予定です


Five DropsにはボルテとMUSECAで使えるシリアルコードがあるのてお忘れなく

あさき乙

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