穂乃果「馬鹿ぁっ!!!」【ラブライブ!ss】 (22)

海未「ランキングはどうなったでしょうか」

穂乃果「うん....え?あっ!ダメッ!」

海未「ん?」パカッ

『穂乃果....何も言わないならキス、しちゃうぞ?』

海未「っ....」

穂乃果「ぁぁ....///」カァァ

海未「....そ、そうですか....こんなゲームを....」シュン

穂乃果「....違っ....海未ちゃんが....悪いんだから....」

海未「私が....?」

穂乃果「最近全然お話できなかったもん....海未ちゃん、穂乃果のことを忘れちゃったみたいに....」

海未「あ....」

穂乃果「すごく....寂しかった....もしかしたらことりちゃんとかとお出かけでもしてるのかなぁ....なんて考えたら苦しくなっちゃって、毎日泣いちゃってた....えへへ....」ウルウル

海未「そんな....私のせいであなたにそんな思いを....」

穂乃果「でもやっぱりゲームだけじゃ寂しい。穂乃果は本物の恋人がいい....触れる海未ちゃんがいい....ねぇ、海未ちゃんは.....穂乃果のこと嫌いになっちゃったの?」

海未「えっ、嫌いになるわけ―

穂乃果「嘘だ....」

海未「....ぇ?」

穂乃果「今日だって久しぶりに二人きりになれたのに、海未ちゃんは嬉しそうじゃないもん....」

海未「....違います。とても嬉しいです」

穂乃果「じゃあどうして....」

海未「あなたが苦しんでいるのに気づけなかった....悔しいですよ....」

穂乃果「えっ....」

海未「あなた、今日が何の日だか忘れたのですか?」

穂乃果「今日....?今日は....あっ....穂乃果の誕生日....」

海未「....今日、朝からずっといつ渡すか悩んでて....穂乃果、これ....」スッ

穂乃果「はっ....こ、この箱....何?」

海未「プレゼントです」

穂乃果「....もしかして....会えなかったのも....」

海未「いろいろ見て回ってました。なんたって大好きな人のプレゼントなので」ニコッ

穂乃果「う....そ....」ドキッ

海未「開けてみてください」

穂乃果「う、うん」ペリペリ

パカッ

穂乃果「っ!これ....時計だぁ....」

海未「時計なんていらないかもしれませんが....」

穂乃果「うぅん....嬉しい....」

海未「うふふ....それなら私も嬉しいです」

穂乃果「....はぁ........」ウルウル

海未「....どうしました?」

穂乃果「海未ちゃんは穂乃果のためにこんな最高なプレゼントを用意してくれたのに....穂乃果は何も知らなくて........馬鹿みたい....ぅっ」ポロポロ

海未「な、泣かないでください」アセアセ

穂乃果「会えなくて寂しいとか、それで乙女ゲームやったり、泣いたり....わがままな女の子じゃん....」ポロポロ

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海未「....穂乃果....」

穂乃果「ぅぐっ....はぁ....」ポロポロ

海未「....」

ギュッ

穂乃果「っ!?....なんっ....で....抱きしめるの....」グスッ

海未「好きだからです。泣いてるところなんて見たくないです」ギュゥゥ

穂乃果「ほ、穂乃果も大好きだもん!」ズビッ

海未「わわ....鼻水が服に....」

穂乃果「そんなの知らないもん!海未ちゃんの馬鹿」ギュゥゥ

海未「っ行動と言動がごちゃごちゃになってますよ....」

穂乃果「一緒にいれなかった分ずっとこのままなんだから....離さないんだから....」ギュゥ

海未「....ふふ....久しぶりの温もりです。穂乃果は温かくて....優しくて....」クスクス

穂乃果「....むぅ....海未ちゃん」

海未「はい?」

穂乃果「素敵な時計....ありがと....///」

海未「ん....急にデレましたね」

穂乃果「うぅ....海未ちゃんはすぐそういうこと言う///」

海未「可愛いですから」

穂乃果「うがぁぁぁぁ///」ウリウリウリ

海未「くすぐったいですよぅ」

穂乃果「海未ちゃん強いぃ///」ウリウリウリ

海未「え、倒そうとしてたんですか?頭を胸に擦り付けて、特殊な愛情表現か何かだと思ってました」

穂乃果「はわっ....///」カァァ

海未「お見通しです」ニコニコ

穂乃果「うぅぅぅぅ//////」

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

穂乃果「....すぅ....zzz」

海未「はぁ....結局寝てしまったではないですか」

穂乃果「....zzz」

海未「....やはり温かい....」ナデナデ

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

穂乃果「海未ちゃぁ」

海未「私はお茶ではありません」

穂乃果「海未チィェン」

海未「....」

穂乃果「海未チョワァァイゥォン」

海未「....」プルプル

穂乃果「海未チィェアオォォゥンアァォオン」

海未「ぷっ....ふふっ....ふ....」クスクス

穂乃果「笑った!」

海未「いきなりなんなんですか」クスクス

穂乃果「ふふ〜....海未チェアオゥオゥォアアンィェエアウエオン」

海未「....もう飽きました」

穂乃果「むっ....笑ってよ」

海未「飽きました」

穂乃果「笑っ―

海未「飽きました」

穂乃果「えいっ」

プニュ

海未「きゃっ!?///」カァァ

穂乃果「第一ボタンがおっぱいのトップ」プニプニ

海未「は....破廉恥ですぅ....///」

穂乃果「....んぅ....つまんなぁい!」

海未「なっ、人の胸を触っておいてその言葉はないでしょう!」

穂乃果「海未ちゃん遊んでくれない!」

海未「....乙女ゲームでもやってればいいじゃないですか」ボソッ

穂乃果「っ!あっ、あれは寂しくてやってただけで!//////」カァァ

海未「嘘です」

穂乃果「本当だよぅ....///」

海未「....ならもうやらないって誓いますか?」

穂乃果「えっ....それは....」

海未「....」

穂乃果「やだぁ〜!!」

海未「むぅ....寂しくてやってただけじゃないんですか....?」

穂乃果「....嫉妬?」

海未「....」

穂乃果「穂乃果がゲームの男の子とイチャイチャするのが嫌なの?」

海未「....」コクン

穂乃果「!!!」

海未「....///」プイッ

穂乃果「あはぁ....海未ちゃん可愛い〜っ!」ナデナデ

海未「な、撫でないで下さい!///」

穂乃果「ふへへぇ」ナデナデ

海未「撫で....ない....で....///」

穂乃果「....」ナデナデ

海未「穂乃果ぁ....///」トロン

穂乃果「デレモード!」

海未「もっとなでなでしてください」

穂乃果「はーい」ナデナデ

海未「うふふ....♪」

穂乃果「でもおしまい」

海未「ヴァァ!?」

穂乃果「穂乃果は海未ちゃんと遊びたいの〜」

海未「....ん....そんなこと言われましても....外は雨です」

穂乃果「海未えもんおねがぁい....」ウワメヅカイ

海未「っ....わ、わかりました....屋内でお買い物できるところに行きますか?」

穂乃果「うんっ!!!行く行くっ♪」ピョンピョン

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

穂乃果「クレープ!」

海未「わらび餅!」

穂乃果「クレープがいい!!!」

海未「わらび餅です!!!」

穂乃果「グルルルル....」

海未「もう穂乃果なんてしりません!」プイッ

穂乃果「海未ちゃんの馬鹿っ!」プイッ

ほのうみ「............」

海未「....」チラッ

穂乃果「....」チラッ

ほのうみ「っ!」

ほのうみ「....」アセアセ

ほのうみ「....」ジー

ほのうみ「....」アタフタ

ほのうみ「」

ほのうみ「ごめんなさい///」

穂乃果「わらび餅でいいよ///」ギュ

海未「....クレープでもいいです///」

穂乃果「わらび餅!」

海未「クレープ!」

穂乃果「わらび餅がいい!!!」

海未「クレープがいいです!!!」

穂乃果「グルルルル....」

海未「ガルルルル....」

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

穂乃果「海未ちゃん、このお洋服はどう?」

海未「ん....なんだか少しかっこいいですね」

穂乃果「海未ちゃんはかっこいいお姉さん系でもイケると思うんだ」

海未「そうでしょうか....」

穂乃果「じゃあ....海未ちゃんはこういうのが着てみたいっていうのないの?」

海未「私は....あまり考えたことないですね。穂乃果はどうなんですか?」

穂乃果「え?穂乃果は....あ、このチェックのスカートとか....この白いパーカーはモコモコしてて可愛いなぁ♪欲しいお洋服なんて沢山あるよ〜」

海未「へぇ....」

穂乃果「ふふ、女の子だから可愛いお洋服着たくなるよねぇ」

海未「....ぁ....」ジー

穂乃果「....ん、どしたの?」

海未「あ、あのコートが可愛いなぁと....」ジー

穂乃果「おお!絶対似合うよ!すごく可愛い♪」

海未「で、では....少し試着してみましょう///」グイッ

穂乃果「わわ、引っ張らないで....」

海未「....一人じゃ恥ずかしいので....////」

穂乃果(ん....でも海未ちゃんがお洋服に興味もつの珍しいかも)

穂乃果「穂乃果以外に一目惚れしちゃったのー?」

海未「うぁっ、こ、これは人じゃないですっ!///」カァァ

穂乃果「冗談だよ....」

海未「....とりあえず、着てみるのでバッグを持っていてもらえませんか?」スッ

穂乃果「うん」

海未「........よいしょ....」

穂乃果「ここ留めて....」スッ

海未「はい........どうですか....?」

穂乃果「....おぉ....海未ちゃんがなんかすごいモデルさんみたい....!」キラキラ

海未「ん....ん?それは....褒めですか?」

穂乃果「うんうん!鏡で見てみな?」グイグイ

海未「あ、ちょっ........っ!」

穂乃果「ほらぁ、似合ってるでしょ?」

海未「ぅ....ほ、穂乃果、私はいつも私服がダサいと言われてしまいます。これも一目惚れで私が選びました」

穂乃果「うん」

海未「これ....私に本当に似合ってますか?」

穂乃果「凄く似合ってるよ!大人っぽくて可愛い♪」

海未「そうですか....///」カァァ

穂乃果(ふふ、赤くなってる。可愛い)

海未「穂乃果、私これ買います!あと少しで寒い季節にもなりますし、なにより....穂乃果が可愛いと言ってくれるので....///」

穂乃果「まぁ、海未ちゃんはいつも可愛いけどね〜」

海未「....い、今そんな事言わなくてもいいでしょう///」パタパタ

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

海未「ほのぱい....」

穂乃果「....なにそれ?」

海未「ネットで私たちのイラストを描いて投稿して下さる方々が、穂乃果の胸を大きく描いたイラストに付けられるタグらしいです」

穂乃果「....うん、このブラジャー大きいよね....」ダルン

海未「希サイズだと思いますよ。確かFカップですよね....」

穂乃果「えー、びー、しー、でぃー、いー、えふ....う、海未ちゃん.....穂乃果Bだよ?Fの4個下だよ?」

海未「でも穂乃果、私よりは大きいですよね」

穂乃果「そうだけど....希ちゃんはみんなにわしわししておっぱいに送られる栄養を吸収してるのかな?」

海未「それは大変です....恐ろしいですね....」

穂乃果「海未ちゃん、ブラジャーとかは....また今度にしよう」

海未「はい、確かにそんな空気じゃなくなりました」

穂乃果「今まで気にしなかったけど....」

海未「いざとなると女の子として嫉妬心が込み上げてきますよね....」

ほのうみ「....」

カランカランカラン

穂乃果「....ん?今あっちの方で何か聞こえなかった?」

海未「そうですね....あ、ガラポンやってるみたいですよ」

穂乃果「わぁ、それって、くるくる回して色つきの玉を出して、景品をもらうやつだよね?」

海未「はい。....なになに?5000円以上のお買い物をされた方、レシート1枚につき2回挑戦することができます!....と書いてありますね」

穂乃果「え、レシート1枚につき?....そっか....5000円ごとなら海未ちゃん6回回せたのに」

海未「まぁ、いいものが当たるとは限らないですし2人で1回ずつ回しましょう」

穂乃果「海未ちゃんが2回ともやったら?」

海未「せっかく2回分あるんですから2人でやりますよ。いいものが当たっても穂乃果が貰っていいです」

穂乃果「....わかった....あ、見て!大きな熊さんのぬいぐるみだぁ!」ナデナデ

海未「それは飾り物なのでは?」

穂乃果「そうだよね....けどこんな大きなぬいぐるみ欲しいなぁ....」

海未「とりあえず....すみません、これやりたいのですが....」

???「はい、ではレシートを....あ」

ほのうみ「あ」

???「....」

穂乃果「にこちゃん?」

にこ「そ、そうだけど?バイトしてたら悪いわけ?」

海未「いや、誰もそんなこと言ってませんし、頑張ってて素晴らしいですよ」

にこ「ん....ま、まぁ?にこにーは可愛くてぇ、完璧な女の子だからぁ、バイトなんてちょちょいのちょいにこっ♪」ニッコニッコニー

ほのうみ(バイト中にそんなことしてもいいの....?)

海未「ゴホン....にこ、これレシートです」スッ

にこ「はい....ってあなたコート買ったの?」

海未「はい」

にこ「....へ、へぇ....」

穂乃果「むっ!凄く似合ってる可愛いの買ったんだから!」ムスッ

にこ「あ、そう....穂乃果がいるなら大丈夫ね。んじゃ、2回ちゃっちゃと回しちゃって」

海未「それはお客様に対しての態度なのでしょうか....」ガラガラ

ポトッ

穂乃果「んー....白?」

海未「白はダメでしょう」

にこ「そうね、はいティッシュ箱」スッ

海未「え?箱で貰えるんですか?」

にこ「なんかそうみたいね。ほら、次の人たち待ってるからちゃっちゃとやっちゃいなさい」

穂乃果「はーい!次穂乃果だよ〜っ!」ガラガラ

....ポトッ

穂乃果「お....白じゃないね」

海未「赤ですね。そこの表を見てみると、金色が特賞....銀色が一等賞....赤色が二等....二等賞!?」

穂乃果「ほんとっ!?」

にこ「....はぁ、流石穂乃果ってとこかしらね。一等賞ではないけど、確率的には自慢してもいいレベルなんじゃないかしら?」

穂乃果「ふふ、やったぁ」エッヘン

海未「ちなみに景品は何ですか?」

にこ「そこにあるでっかい熊のぬいぐるみよ。あんなの欲しい人なんていな―

穂乃果「ええっ!?大きな熊さん貰えるのっ!?」

にこ「え....す、凄く欲しそうなのね....」

海未「さっき嬉しそうに触ってましたからね」

にこ「へぇ....」

穂乃果「にこちゃんにこちゃん!これいつ貰えるの?今?今日?明日?明後日?」

にこ「持って帰れるなら今渡すこともできるけど....」

穂乃果「持って帰るよ!!!頑張る!!!」フンスッ

にこ「い、いやぁ....海未、穂乃果はそう言ってるけど―

海未「穂乃果、良かったですね♪」

穂乃果「うんっ!置くところとかどうしようかなぁ」

海未「ベッドの横とかでいいのでは?」

穂乃果「それ採用〜」

にこ(海未のやつ少し甘やかしすぎなんじゃ....結局『重いよ〜』なんて穂乃果が言い出して、海未が持つことになると思うんだけど....)

海未「穂乃果、重そうですし私が持ちますよ」

穂乃果「え、穂乃果が責任もって持ち帰るよ」

海未「いえいえ、私は穂乃果より鍛えているので気にすることはありません。この熊を背負い投げする事だってできちゃいます」

穂乃果「ゔぇえ!背負い投げなんてしちゃ嫌だ!」アセアセ

にこ「....もう、早く帰って家でイチャイチャしなさい」イライラ

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

海未「ぜぇ....ぜぇ....」

ボフッ

海未「あ゛ぁ....疲れました....」

穂乃果「だから言ったのに....穂乃果が責任もって持ち帰るよって....ほら、海未ちゃんも女の子なんだし....」

海未「む!女の子だからって弱いっていう考えはやめてもらえませんか!?」

穂乃果「い、いやぁ....海未ちゃんは穂乃果より凄く強いよ?何でもできるし....でもさ、女の子の強さの平均より少し強いだけで、今ヘトヘトでしょ?」

海未「う........悔しいです」ムスッ

穂乃果「まぁ、穂乃果弱っちいから助かったよ♪海未ちゃんありがと〜」ギュゥ

海未「褒めてくれますか?」

穂乃果「うん、海未ちゃんのおかげで熊さんが家まで来れたもん。よしよし」ナデナデ

海未「え、えへ....えへへ....///」デレデレ

穂乃果(お饅頭あげたらもっと喜ぶかな....)

穂乃果「海未ちゃん、穂むらまんじゅう食べる?」

海未「っ!食べますっ!!!」

穂乃果「ふふ....はい、あーん」

海未「あ〜....ぁむっ」パクリ

穂乃果(甘えん坊さん....)

海未「〜♪いつ食べても絶品です〜」モグモグ

穂乃果「でも....飽きない?」

海未「飽きません。美味しいものは美味しいので」

穂乃果「ふぅん....いちご大福なら穂乃果も好きだけど....」

海未「あれも最高です!」

穂乃果「うん、いちご大好き〜」

海未「いいえ、あんこが最高です」

穂乃果「えー、あんこ飽きた!」

海未「飽きません!あなたも食べて―

ポロッ

海未「あ....」

穂乃果『ピギャァァァァアアッ!!!!』

海未「すっ、すみません!お饅頭を落としてしまいました!」アセアセ

穂乃果「熊さんがぁ....海未ちゃんティッシュ!早く!あんこ付いちゃう!」

海未「はい!」スッ

穂乃果「あんこ....あんこ....」フキフキ

海未「ごめんなさいごめんなさい」

穂乃果「あんこあんこあんこ」フキフキ

海未「ごめんなさいごめんなさい!」

穂乃果「あんこ....はっ........あとが残っちゃった....」シュン

海未「あぁぁぁ....穂乃果ごめんなさいぃぃぃ....」ペコペコ

穂乃果「熊さん....穂乃果、あんこ怖いよ....」

海未「わわっ、本当にごめんなさいです!許してくださいぃ....」アタフタ

穂乃果「あんこに汚されちゃった者同士仲良くしようね....へへ....へへへ........はぁ....」ゴロン

海未「うぅ....」

海未(どうしましょう、穂乃果のお気に入りを汚してしまいました....)

穂乃果「今日は疲れたなぁ....お風呂もご飯もいいや。寝ちゃお....」

海未(ご機嫌ななめ....ですが、ぬいぐるみ大好きな子供っぽさが可愛くて///....私最低です!)

穂乃果「あー....ベッドの下涼しそ〜」ゴロゴロ

海未「あ....そんなとこ汚いですよ....?」

穂乃果「ひんやりしてる....気持ちいい....」

海未「うぅ....何をすれば許してくれるのですか....」

穂乃果「涼し........んぁ、あれ??」ガタガタ

海未「....?」

穂乃果「ん〜っ!....あれれ?どうしよぅ!出れない!!!」バタバタ

海未「ええっ!?」

穂乃果「嫌ぁ!助けて!」ガタガタ

海未「あわわ....どうすれば....」

穂乃果「海っ未ちゃん....助けてぇ....」ポロポロ

海未「泣いてるのですか?....えっと....私1人じゃ持てないですし....」

ガチャッ

ほのママ「穂乃果っ!さっきからガタガタうるさ....い........あら?海未ちゃん、穂乃果は?」

海未「....」ユビサシ

穂乃果「助けてぇぇ!うわぁぁん!」ポロポロ

ほのママ「....」

海未「....」

ほのママ「....馬鹿」

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

穂乃果「ひっく....ぇぐっ....」ポロポロ

海未「え....えっと....私はこんなお馬鹿さんな穂乃果も大好きですよ?」

穂乃果「うっ....うっ....はぁ....」クシクシ

海未「....まぁ、お母様からげんこつを受けたのは....仕方ないと思います」

穂乃果「う、海未ちゃんがお饅頭落とさなかったらこんなことにはならなかったもん」ムスッ

海未「ベッドの下に入ったのはあなたです」

穂乃果「んぅ〜....///」カァァ

海未(わ、恥ずかしがってますね....もう少し弄ってみますか)

海未「傑作でしたね。お母様と私でベッドを持ち上げて、泣きべそかいて埃まみれの穂乃果が出てくるんですもん」

穂乃果「あ、焦っちゃっただけだもん!冷静だったら普通に出れたし///」

海未「....なぁんて、冗談です。少しは心配もしましたよ?服や体の何処かが引っかかっただとか、うまく身動きができないのかもしれない、と。まぁ、とりあえずこのことは忘れてしまいましょう」

穂乃果「ん....」コクン

海未「そうだ、穂乃果のことだから熊に名前とか付けたのでは?」

穂乃果「うん、一応」

海未「やっぱり。教えてくださいよ」

穂乃果「....海未くん」

海未「はい?ていうか私女の子です」

穂乃果「そうじゃなくて、熊さんのお名前が海未くん」

海未「....え?」

穂乃果「こんなに大きな熊さんだから、抱きつけるでしょ?海未ちゃんに会えない時も、海未ちゃんだと思って海未くんを抱きしめれば寂しくない!」ドヤァ

海未「え....ちょっ、まるっきり同じじゃないですか!認めませんよ?」

穂乃果「海未ちゃん男の子なの?」

海未「いや、そうではなくて....名前がそのまま同じです!」

穂乃果「ならことりくんにしちゃお」

海未「ヴァ!それは嫌です〜っ!」

穂乃果「なら真姫くん」

海未「嫌です!それも嫌ですっ!」ジタバタ

穂乃果「....じゃあ何がいいの?」

海未「海未くんでいいですよ!」

穂乃果「わかった〜♪」

海未「あっ....」

穂乃果「もう海未くんに決まったもんねー」ニシシ

海未「ぐぬぬ....///」カァァ

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

ガラッ

穂乃果「ふぅ〜気持ちよかった〜」ホカホカ

海未「いい湯でした」ホカホカ

穂乃果「さあ海未く....海未ちゃん、体重計に乗ってみて!」

海未「嫌ですよ。体重は人に見せるものではありません」

穂乃果「けちんぼ」プクー

海未「嫌なものは嫌なのです」

穂乃果「まぁいいや。....よいしょ....久しぶりに量るけどどうかなぁ....」

海未「どれどれ....?」チラリ

穂乃果「む、自分のは見せないのに人のは見た!」

海未「穂乃果なら怒らないですし。........わぁ、なんだかんだで軽いですね。私とあまりかわりませんよ?正確には言いませんが」

穂乃果「えー、少し増えたよ....今47.2で、身長が、157....海未ちゃん、どのくらいが丁度いいの?」

海未「うむ....52キロ位が丁度いいと思いますよ。あ、でも今のをキープしてくださいね?せっかくいいスタイルなんですから」

穂乃果「う....少しくらいなら増えても平気かなと思って聞いたのに....」ガクッ

海未「どうせお菓子をたくさん食べようとしていたのでしょう?」

穂乃果「....はい」

海未「少しくらいは食べてもいいですが、μ’sの練習を頑張ってくださいね?」

穂乃果「じゃあ―

海未「ただし、1ヶ月後あなたが忘れた頃にまた量って、今の体重をキープできていなければ....」

穂乃果「....」ゴクリ

海未「3日間私と会えないの刑です(←バツが甘いのに気付いてない)」

穂乃果「3日....間....会えない....?....お菓子は....程々にします(←そして穂乃果にはバツが重かった)」ビクビク

‥‥

‥‥‥‥

‥‥‥‥‥‥

穂乃果「海未ちゃん、ブーツずっと履いた後ってニオイ気になるよね?」

海未「そうですね」

穂乃果「....さっき海未ちゃん穂乃果のブーツの匂い嗅いでなかった?」

海未「っ....」ビクッ

穂乃果「臭くなかった?///」

海未「いいえ....凄くいい匂いで....興奮しました///」

穂乃果「うわぁ....変態さんだぁ///」

海未「なっ、私は破廉恥娘じゃないです!///」

穂乃果「....へぇ....穢れを知らない純粋無垢な女の子って誓える?」

海未「ぅぐ....そ、それは....///」カァァ

穂乃果「あ、今何考えたの?」ニヤニヤ

海未「い、いえ、何も....///」

穂乃果「....まぁいいけどさ、ブーツの匂い嗅いだりするのやめてね?恥ずかしいし」

海未「う....はぃ....」

穂乃果「....」

海未「....」

穂乃果「ねぇ....やっぱり最近海未ちゃんなんか変わったよね」

海未「え?」

穂乃果「ほら、さっきだって穂乃果のブーツの匂い嗅いだり、他には穂乃果の使って口つけたコップを使ったり....穂乃果じゃないものにえっちな興味もってる....」

海未「....」

穂乃果「前はたくさん抱きしめてくれたり、髪の毛触ったり、手握ったりしてくれたもん」

海未「あぁ....えっと....」

穂乃果「ほ、穂乃果、もっとえっちな下着とか着た方がいい?シャンプーとか違う匂いにした方がいい?....どうして最近スキンシップが減ったの....?」

海未「....っく....決して穂乃果が嫌いなわけじゃないですよ?」

穂乃果「....うん、穂乃果にプレゼントくれたりするもんね」

海未「あのですね....私は穂乃果が大好きなんです」

穂乃果「穂乃果も海未ちゃんが大好きだよ?」

海未「はい....それで....あの....穂乃果に触れてると....その....」モジモジ

穂乃果「....なぁに?」

海未「変な気分になってしまって....ほ、穂乃果に変なことをしないようにと....嫌われたくないので我慢していたというかなんというか....」

穂乃果「えっ....」

海未「....」キュ

穂乃果「....海未ちゃん....」

海未「ん....」

穂乃果「馬鹿ぁっ!!!」

海未「!?」ビクッ

穂乃果「大好きな人にそういうことされるの....嫌なわけないじゃん!!///」カァァ

海未「穂乃果....」

穂乃果「海未ちゃんの温かい手大好きだし....くっついてきた時に香る海未ちゃんの匂いも大好き....それに....」

海未「はい....?」

穂乃果『穂乃果だって....ちゅうとか....してみたいし....///』モジモジ

海未「っ....!」

穂乃果「....こ、こういうのは海未ちゃんからしてくれたら嬉しいのに....海未ちゃんはぶきっちょだから仕方ないのかなぁ///」

海未「え....あの....本当にいいのですか?」

穂乃果「う....ずっと待ってた....よ///」

海未「....穂乃果....私もう....」

穂乃果「うん....いいよ///」

海未「穂乃果ぁっ!」

ガバッ

穂乃果「ひゃっ!?ままっ、待って!///」ドキドキ

海未「な、何でしょうか」

穂乃果「やっぱり....穂乃果さっきチョコ食べたばかりだし....やめとこうかなぁ....///」

海未「嫌です」

穂乃果「ぁぅ....違うのっ、穂乃果初めてだし―

チュッ♡

穂乃果「んぅっ!?///」

海未「....はふ....んぅ....///」ンチュ

穂乃果「ん....んん....///」ジタバタ

海未「....んっ....///」グイッ

穂乃果「っ!やぁっ!///」ドンッ

海未「痛っ!?」

穂乃果「あっ....ごめんなさい....///」

海未「い、いえ....舌は、嫌ですか?」

穂乃果「う....違うけど....その....ちょっと怖いかな....///」

海未「何も怖くないですよ」

穂乃果「けどぉ....穂乃果のベロなんか汚いよ....///」

海未「穂乃果に汚いところなんてありませんよ!」

穂乃果「うぅぅ....///」カァァァァァ

海未「....やっぱり嫌ですか?」

穂乃果「....じ....じゃぁ....少しだけ....///」

海未「はい....」

チュッ

穂乃果(本当に入れてくるのかな....///)

海未「ん....///」ピチュッ

穂乃果(んっ....海未ちゃんのベロが....穂乃果のベロに....///)ドキドキ

海未(穂乃果と....つながってます....///)チュピッ

穂乃果(ぁぁ....なにっ....これぇ....蕩けちゃいそうだよぅ....///)ウルウル

海未「はぁ....はぁ....///」グイグイ

穂乃果「ぁ....ん....うみ....にゃ....おかひくなりそう....///」トロン

海未(穂乃果....穂乃果穂乃果穂乃果....)

穂乃果「ぁぁ....はぁ....はぁ....///」トローン♡

海未「....はぁ........はぁ....穂乃果///」

穂乃果「はぁ....頭が変になっちゃうかと思ったぁ....///」ドキドキ

海未「....よだれ、すごいですよ」フキフキ

穂乃果「海未....ちゃんのせいだもん///」

海未「ふふ....少しやり過ぎたかもしれませんね」

穂乃果「う、海未ちゃんのえっち!」

海未「あら、気付いてないのですか?途中からはあなたが一生懸命舌を入れてきたではありませんか」

穂乃果「えっ....そんな、穂乃果が....?///」カァァ

海未「どっちがえっちなのでしょうか」クスクス

穂乃果「ぁぁぁ違うもん!海未ちゃん嘘ついてるもん!穂乃果初めてだからそんなことしないもん!///」

海未(本当に可愛いですねこの子は....)

穂乃果「....でも....気持ちよかったなぁ....///」テレテレ

海未「さっきから、顔が真っ赤なままですね」

穂乃果「だ、だって....大好きな人と初めてえっちなことしたんだもん///」

海未(これは....先に進むのには何日もかかりそうですね....)

海未「何はともあれ....穂乃果、私のわがままを聞いてくれてありがとうございました」

穂乃果「....穂乃果も........海未ちゃん、ありがとう///」

海未「....」

穂乃果「....///」

海未「愛してます、穂乃果」ギュ

穂乃果「....うん....///」ニコニコ


おしまい。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月06日 (水) 16:48:25   ID: _x_NhAK_

素晴らしい

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