提督「教えてやる……これがセクハラするっていうことだ」 【安価】 (241)

提督「なあ大淀」

大淀「どうしました?」

提督「俺さ……もう我慢できん」

大淀「へっ?」

提督「まあ聞いてくれ。この鎮守府に男は俺一人だろ?」

大淀「そうですが、それが何か?」

提督「それに対して艦娘はゆうに100人以上。それもみんな器量良し」

大淀「はあ」

提督「考えてみりゃほとんどハーレムだぞ? 男一人って立場は辛くもあるけど」

大淀「ハーレムという表現は適切ではないですが、あながち間違ってはいませんね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451748499

提督「でさ……正直もう辛抱たまらん」

大淀「な、何をする気ですか?」

提督「そんなこと口に出せるか!」

大淀「ほんとに何をしでかす気なんです!?」

提督「セクハラだ!」

大淀「堂々と言えば許されるわけではないですよ?」

提督「でも艦娘たちにも落ち度はあるだろ」

大淀「私たちに?」

提督「男が俺しかいないからって俺をからかったり無防備な姿を晒したりする、じゃん」

大淀「確かにそういう娘もいますけど……」

提督「とにかくもう我慢できん。俺は性獣と化す」

大淀「憲兵呼ばれても文句言えませんよ!」

提督「俺にその覚悟がないとでも?」

大淀「何があなたをそこまで駆り立てるのですか?」

提督「性欲だ!」

大淀「直球! そして最低です!」

提督「安心しろ。俺がするのは愛のあるセクハラだ」

大淀「ハラスメントの意味知ってます?」

提督「知らん。忘れた」

大淀「はあ……本気みたいですね」

提督「もはや大淀と言えど止められんぞ」

大淀「まあ艦娘たちもあなたならある程度は受け入れてくれるでしょう」

提督「えっ、今なんて?」

大淀「聞こえてたくせに白々しいです」

提督「じゃあさっそく↓1にセクハラだー!」

提督「……」ジー

千歳「……」

提督「……」ジー

千歳「……ね、ねえ提督」

提督「何だ?」

千歳「それはこっちのセリフです! 何してるの?」

提督「千歳の胸をガン見している」

千歳「も、もう!」バッ

提督「おいおい隠さないでくれよ」

千歳「ダメです! 恥ずかしいですって」

提督「なあ千歳よ。以前俺がお前の胸に触れてしまったときお前が何て言ったか覚えているか?」

千歳「えっ、覚えてませんけど……」

提督「あのときお前は『触っていいとは一言も言ってない』と言ったんだ」

千歳「そう言えばそんなこともあったかな?」

提督「それで俺は考えた」

千歳「なんて?」

提督「見るくらいならいいだろうと」

千歳「ここまでじっくり見られるのはちょっと……」

提督「減るもんではないだろう」

千歳「減らなくても恥ずかしいんです!」

提督「うーん、ダメか」

千歳「いくら提督とはいえやっぱり……」

提督「しかし、それだけ大きいと肩も凝るだろう?」

千歳「あっ、実はそうなんですよ」

提督「ちょっと揉んでやるから来い」

千歳「……胸を?」

提督「肩をだ。そっちも揉みたいが、本格的に嫌がられそうだしやめとくわ」

千歳「……別に嫌ってわけじゃ」

提督「ほれっ、とにかくこっち来い」

提督「気分はどうだ?」グッグッ

千歳「うふふ、気持ちいい」

提督「でかいのも悩みもんだな」

千歳「そうねぇ。何かと不便なことも多いわ」

提督「持たざる者が聞いたら襲われそうなセリフだな」

千歳「本心なんですけどね」

提督「……」ピタッ

千歳「?」

提督「なあ千歳」

千歳「なぁに?」

提督「やっぱり少し胸も揉んでいい?」

千歳「えっ!?」

提督「ムラムラしてきた」

千歳「が、我慢できないの?」

提督「できないこともないがきつい」

千歳「……はあ」

提督「?」

千歳「少しだけよ」

提督「マジで!? やったー!」

千歳「少しだけだからね?」

提督「それじゃさっそく」モニュ

千歳「んっ……!」ピクッ

提督(前に触れたことがあるとはいえ、この柔らかさ……やはり素晴らしい)モミモミ

千歳「ちょっと強いわ……んっ」

提督「す、すまん」

千歳「はいお終い」

提督「むう、名残惜しい」

千歳「まったく提督はエッチで困っちゃいますね」

提督「ムラムラの実のムラムラ人間ですから」

千歳「何言ってるんですか」

提督「ジョークジョーク。提督ジョークだ」

千歳「ふふっ、何よそれ」

千歳「あの、勘違いしないでくださいね」

提督「何を?」

千歳「私は誰にでも胸を触らせるようなはしたない女じゃありませんから」

提督「……そうだな」

千歳「じゃあ私はもう行きますね。こういうことは程々にしておいたほうが良いですよ〜?」

提督「ああ、なるべく気をつける」

提督「……かも」ボソッ

千歳「えっ?」

提督「いや何でもないぞ」

大淀「……こっそり見てましたが、思ったよりまともでしたね」

提督「だから安心しろと言ったろう」

大淀「やってることが褒められたものではないことに違いはありませんよ」

提督「自覚がないわけでもない」

大淀「自覚があるならやめましょう」

提督「さて次行くか」

大淀「スルーですかそうですか」

提督「お次は↓1にセクハラじゃー!」

提督「天津風天津風」

天津風「どうしたのよ?」

提督「お前ってS? それともM」

天津風「はっ!? 何言ってるのよこの変態!」

提督「やはりSっぽいな」

天津風「冷静に分析しないで!」

提督「それともMだったか?」

天津風「人の話を聞きなさい!」

提督「おいおい、落ち着いてくれよ」

天津風「あなたのせいで落ち着けないのよ!」

天津風「で、その質問に何の意味があるのよ?」

提督「もしお前がSならお願いしたいことがあってな」

天津風「お願い?」

提督「ああ……俺を踏みつけてほしい」

天津風「あなた馬鹿じゃないの!?」

提督「馬鹿って言ったやつが馬鹿なんだぞ?」

天津風「そんな小学生みたいな返しはいらないわ」

提督「一生のお願い! 一生のお願いだから!」

天津風「軽いのよ!」

天津風「それに……あなたを踏みつけたら、その」

提督「ん? どうした?」

天津風「ぱ、パンツが見えちゃうじゃない!」

提督「それも狙いだ」

天津風「変態! 変態! ど変態!」

提督「ありがとうございます!」

天津風「ああ、逆効果!?」

提督「提督の業界ではご褒美だ」

提督「考えてみろ天津風」

天津風「?」

提督「俺がお前を踏みつけるのとお前が俺を踏みつけるのだったらどっちが良い?」

天津風「どっちも選びたくないわ」

提督「そうだ。後者のほうが良いに決まってる」

天津風「あなたの耳はどうなってるのかしら?」

提督「お前が俺を踏むことでお互いに幸せになれるんだ!」

天津風「私が幸せになれるわけじゃないんだけど」

提督「頼むよ天津風ぇ。一回だけでいいから!」ドゲザッ

天津風「ちょっ、良い大人がやめなさいよ!」

提督「俺にできるのは誠意を見せることだけだからな」

天津風「……ああ、もう、わかったわよ!」

提督「天津風!」

天津風「そこに這いつくばりなさい! 踏んであげるわ」

提督「バッチコーイ!」バッ

天津風「はい!」グリグリ

提督「ああっ!」

天津風「どう? 気持ちいいの?」

提督「思ったより痛い」

天津風「やっぱり馬鹿じゃないの」

提督(だが景色は素晴らしい)

天津風に踏まれながら俺は今の気持ちを詠む。

美しや
頭上にちらり
黒き布

天津風「まったく……こんなお願いじゃなければもっと素直に聞いてあげるのに」ボソッ

提督「どうかしたか?」

天津風「何でもないわよ」

大淀「さっき私は『思ったよりまとも』と言いましたね」

提督「言ったな」

大淀「取り消します」

提督「そんなにダメだったか……」

大淀「天津風ちゃんに変な癖がついちゃったらどうするんですか?」

提督「そのときは俺が責任を取ってみせるさ」

大淀「はあ……まったくもう」

提督「次は↓1にセクハラだ」

提督「す〜ずや〜」

鈴谷「おっ、提督じゃん。何さ?」

提督「突然だけどお前、俺のことどう思ってる?」

鈴谷「へっ? そ、それってどういう……」

提督「お前の俺に対する好感度メーターは0から100までで表すとどのへん?」

鈴谷「……私の好感度を知ってどうすんのさ?」

提督「それだけでどうこうするわけではないな」

鈴谷「よくわかんないや……まあ好感度? で言えば60くらいかな」

提督「なるほど。どっちかというと好きなほうか」

鈴谷「恥ずかしくなるから好きとか言うなし」

提督「悪い悪い。で、次の質問だ」

鈴谷「今度は何を聞きたいの?」

提督「あすなろ抱きってどう思う?」

鈴谷「あすなろ抱きかあ……正直憧れちゃうかな」

提督「そうか」

鈴谷「それがどうしたの?」

提督「まあまあ」

鈴谷「変な提督じゃん」

提督「……あっ! 後ろからクマのコスプレをした熊野が!」

鈴谷「えっ、マジ!?」バッ

鈴谷「……あれっ、いない」

提督「すまんな。嘘だ」ギュッ

鈴谷「……」

提督「おーい鈴谷?」

鈴谷「な、ななな……」

提督「な?」

鈴谷「なにしゅるのさ!」

提督(あっ、噛んだ。可愛い)

提督「あすなろ抱きだが」

鈴谷「な、なんで!?」

提督「お前はどっちかというと俺が好きなほう。そしてお前はあすなろ抱きに憧れている」

提督「ならあすなろ抱きするしかないだろう!」

鈴谷「そうはならないでしょ!」

提督「……やっぱ嫌なのか?」

鈴谷「えっ?」

提督「嫌ならやめるが」

鈴谷「……勘違いしないでほしいし」

提督「むっ?」

鈴谷「嫌とは言ってないじゃん」

提督「そうなのか?」

鈴谷「もう……いきなり私に抱きついてきた罰として、しばらくこのままね」

提督「はいよお嬢様」

鈴谷「ピロリーン」

提督「なんだ今の効果音」

鈴谷「ふふん、鈴谷さんの好感度が上がった音ですよ」

提督「どれくらい上がったんだ?」

鈴谷「それは秘密」

鈴谷(まあ好感度が上がったってのも、元々の好感度が60くらいってのも嘘なんだけどさ)

鈴谷(だって私はもう……)

鈴谷「えへへ」

提督「?」

大淀「今の対応は良かったです」

提督「そうだろうそうだろう」

大淀「多少強引なところを除けばパーフェクトコミュニケーションです」

提督「しかし、本来の目的とは少しずれてきたような気がする」

大淀「今のところ性獣というより、気の利いた変態ですね」

提督「まあいいか。次にセクハラする子は↓1だ」

ちょっと眠くなってきたんで今夜はここまでにします。申し訳ありません。
携帯での投稿はやっぱ不便ですね……。

提督「飛鷹殿」

飛鷹「何よかしこまって」

提督「下着を見せていただきたく候」

飛鷹「……」

提督「ちなみに候は早く漏れるほうじゃないぞ」

飛鷹「そんな解説はいらないのよ!」

提督「ふひひっ、今日の飛鷹様のパンツは何色かなぁ?」ジリッ

飛鷹「ち、近寄らないでよ」

提督「良いではないか良いではないか!」

飛鷹「良いわけないでしょ!」

提督「まったく飛鷹はわがままだなぁ」

飛鷹「なんで私が非難されてるの?」

提督「まあ冗談は置いといて」

飛鷹「えっ?」

提督「飛鷹……折り入って頼みがある」

飛鷹「!」

飛鷹(いつになく真剣な顔……余程のことなのね)

飛鷹「いったいどんな頼みなのかしら?」

提督「ああ……それはだな」

ーーーー

提督「……おお」

飛鷹「……はあ」

提督「ファンタスティック!」

飛鷹「ご要望通りメイド服を着てあげたわよ。これで良いんでしょ?」

提督「俺は今ほど提督になって良かったと思ったことはない」

飛鷹「大げさね。たかがメイド服じゃない」

提督「最初は渋ってたじゃないか」

飛鷹「真面目なお願いだと思ってたところに『メイド服着て』なんて言われても困るわよ」

提督「代わりにトリプルアクセル土下座してみせたじゃないか」

飛鷹「くう……好奇心を抑えきれなかった。でも正直見事だったわ」

提督「お褒めに預かり至極光栄でございますお嬢様」

提督「さて飛鷹」

飛鷹「何よ」

提督「お前は今メイド服を着ている」

飛鷹「だから?」

提督「メイド服を纏いし者はそれにふさわしい振る舞いをしなくてはならん」

飛鷹「そう」

提督「もう俺の言いたいことはわかるな?」

飛鷹「さっぱりね」

提督「そう! お前は俺のことをご主人様と呼ばなくてはならない!」

飛鷹「はあ!? なんでそうなるの!」

提督「ご主人たまでもいいぞ?」

飛鷹「なんで譲歩されたみたいになってるのかしら?」

提督「お願い! 一度だけでいいから!」ドゲザッ

飛鷹「もう……わかったわよ!」

提督「よっしゃ!」

飛鷹「……ご、ご」

提督「……」

飛鷹「……ご主人様」

提督「フウウウウウッ!!」

飛鷹「!?」ビクッ

提督「飛鷹……愛してるぜ」

飛鷹「ふぇ!?」

提督「じゃあな。良い時間だったぜ」スタスタッ

飛鷹「な、何なのよ本当に」

飛鷹「……愛してる、か」

飛鷹「ふふっ」

大淀「飛鷹さんのメイド姿可愛かったですね」

提督「ああ……夢が一つ叶ったよ」

大淀「というかなんでメイド服持ってたんですか?」

提督「男なら一着は持ってるもんだぞ」

大淀「騙されませんよ」

提督「ところで……青葉」

青葉「はい!」バッ

大淀「えっ!? 青葉さん?」

提督「飛鷹のメイド姿……しかとフィルムに収めたな?」

青葉「ばっちりですよ司令官」

提督「よしよし」ナデナデ

青葉「きょーしゅくです!」

提督「よし、次は↓1にセクハラだ」

すいません。
バスの中で書いてたら気持ち悪くなってきました。
また夜から始めたいと思います。

提督「榛名さん榛名さん」

榛名「はい、何でしょう?」

提督「大丈夫か?」

榛名「えっと……何のことです?」

提督「大丈夫なのか大丈夫じゃないのか……さあ答えるんだ」

榛名「よくわかりませんが、多分大丈夫だと思います!」

提督「その言葉が聞きたかった!」

榛名「いまひとつ事情が飲み込めないのですが……」

提督「合意はなされた。さあ行くぞ」

榛名「?」

ーーーー

提督「……」

榛名「あの、どうでしょうか……?」

提督「我が生涯に一片の悔いなしって感じだ」

榛名「こ、光栄です?」

提督「榛名の膝枕は最高だよ。これから毎日榛名の膝の上で眠りにつきたいくらいだ」

榛名「ご満足いただけたようで、榛名、嬉しいです」

提督(良い太もも……)

提督「ていっ」ツツー

榛名「ひゃっ!?」

提督「おお、良い反応」

榛名「く、くすぐったいです!」

提督「可愛い反応だったぞう」

榛名「提督……めっ! ですよ」

提督(なにこの可愛い生き物)

提督「やばい……心地良すぎて眠くなってきた」

榛名「我慢せずお休みください。榛名は大丈夫ですから」

提督「本当に大丈夫か?」

榛名「はい! 榛名は大丈夫です!」

提督「ありがとな。辛くなってきたら起こしてくれ」

榛名「了解です」

ーーーーーー

提督「……むっ」パチッ

榛名「……」スースー

提督(あれから2時間くらい……榛名も寝てしまったか)

提督「可愛い寝顔しやがって」

榛名「……」スースー

提督「……いつも本当にありがとな榛名」

ーーーー

榛名「……」パチッ

榛名「あれっ?」

提督「おう起きたか榛名」

榛名「どうして榛名が膝枕されているのでしょう?」

提督「お気に召すかはわからなかったが、お返しにと思ってな。嫌だったか?」

榛名「そんな! 榛名、嬉しいです……」

提督「しかし、ぐっすり寝ていたな。体勢を入れ替えても起きなかったし。実は疲れてたんだろう?」

榛名「いえ、榛名は大丈夫」

提督「こらっ」ペシッ

榛名「あうっ」

提督「疲れてるときは疲れてるって言え」

榛名「……はい」

提督「あまり無理はするな。これは命令だからな」

榛名「榛名、了解です」

提督「それで良し」

榛名「提督……ありがとうございます」

提督「気にするない」

榛名「あの、少しお願いがあるのですが……」

提督「何でも言え」

榛名「もう少しだけ提督のお膝で休ませていただけますか?」

提督「お安い御用だ」

大淀「正直見直しました」

提督「ふふん」

大淀「性獣とか言ってた人の対応とは思えませんよ」

提督「だから愛のあるセクハラをすると言っただろう?」

大淀「今のはそもそもセクハラに当たりませんけどね」

提督「しかし、もう夜になってしまったな。今日はあと数人で締めだな」

大淀「次は誰にセクハラする気ですか?」

提督「↓1だな」

区切りが早くて申し訳ないのですが、次の投稿は、家に着く午前1時近くになりそうです。携帯の充電も保たないので、お許しください。

提督「……」フゥー

大鯨「きゃあ!」ビクン

提督「ナイスリアクション大鯨」

大鯨「いきなり何するんですかあ!」

提督「許せ許せ。ちょっとした戯れだ」

大鯨「戯れって……」

提督「大鯨は耳が敏感と」メモメモ

大鯨「メモしないでください!」

提督「まあ冗談はここまでにしておくか」

大鯨「提督は本当に自由ですよね」

提督「大鯨くんにお願いがあるのだ」

大鯨「私にお願い?」

提督「ああ……俺を甘やかしてくれ!」

大鯨「は、はあ」

提督「駄目?」

大鯨「駄目って言うわけじゃないですけど、いったい何をしたら」

提督「それは自分で考えるのだ大鯨よ」

大鯨「う~ん……じゃあ、少し頭を下げてください」

提督「こうか?」

大鯨「はい、良い感じです」

大鯨「さぁて……いつもお疲れ様です」ナデナデ

提督「あふぅん」

大鯨「それと、いつもありがとうございます」ナデナデ

提督「感謝されるようなことをした覚えはないが」

大鯨「提督はいつだって私たちのことを第一に考えてくれるじゃないですか。私たちいつも感謝しているんですよ?」ナデナデ

提督「面と向かって言われるとどうも照れるな」

大鯨「今日は大鯨さんにいっぱい甘えちゃってください」ナデナデ

提督「……大鯨!」ギュッ

大鯨「きゃ! どうしたんです?」

提督「大鯨が愛おしくてしかたなくなった」

大鯨「愛おしい……ですか。それならしかたないですね」ギュッ

提督「おお、フカフカフ―カデンビーフだ」

大鯨「ふふっ、何言ってるんですか」

提督「大鯨は癒しだなぁ」

大鯨「そう言ってもらえると嬉しいです」

提督「……」スリスリ

大鯨「お、お尻は触っちゃ駄目!」

提督「ちぇ、ケチ~」

大鯨「提督のエッチ……」

提督「ご褒美ですぞ!」

大鯨「も~!」

提督「ははは、可愛いな大鯨」

大鯨「……ほんとにもう……ずるいです」

大淀「やっぱり気の利いた変態なんですよね」

提督「褒められてる気がしないぞ」

大淀「事実として褒めてはいません」

提督「しっかし、大鯨いいなぁ。あとでもう一度セクハラしにいこっと」

大淀「あまりしつこいと嫌われますからね?」

提督「嫌われるのは嫌だな……」

大淀「なら自重することです」

提督「は~い」

大淀「子供をあやしてる気分ですよ……」

提督「よっし、次は↓2にセクハラじゃーい!」

提督「村雨~」

村雨「はいは~い」

提督「今日も可愛いな」

村雨「か、可愛いってそんな……」

提督「い~や、村雨は可愛い!」

白露「そうよ! 村雨は可愛いよ!」

村雨「姉さん!?」

提督「村雨可愛い!」

白露「村雨大好き!」

提督・白露「「可愛い! 可愛い! 村雨可愛い!」」

村雨「う、うぅ……」



大淀「……」

大淀「イジメかっ!!」

提督「協力感謝する白露」

白露「にひひっ、照れる村雨も見れたしオッケーだよ!」

提督「で、悪いんだがちょっと村雨と二人きりにしてくれ」

白露「えっ、何するの?」

提督「いいこと」

白露「なんかいかがわしい感じがする! そんなことさせないよ!」

村雨「……提督?」

提督「ははは、いかがわしくなんかないぞ」

白露「ほんとかな~?」

提督「あとで間宮アイス奢ってやるから」

白露「しょうがないな~」

村雨「買収!?」

提督「二人っきりになっちゃったなあ村雨ぇ」

村雨「目が怖いわよぉ……」

提督「なぁに、俺は村雨のちょっといいとこが見たいだけだ」

村雨「それってどういう」

提督「パンツ見せて」

村雨「駄目です」

提督「えっ、駄目なの? 何で?」

村雨「恥ずかしいからに決まってるじゃない!」

提督「……」

提督「ぐわああああ!!」

村雨「!?」ビクッ

提督「ぐっ……持病の『パンツ見ないと死んでしまう病』が」

村雨「そんな病気はないんだけどぉ……」

提督「早く……早くパンツを!」

村雨「そんなこと言ったって駄目なものはダ~メ」

提督「くっ、ならプランDだ」

村雨「プランD?」

提督「……」スッ

提督「パンツ見せてください!」ドゲザッ

村雨「Dって土下座のD!?」

提督「お願いだ! 俺も村雨のお願いを何でも一つ聞くから!」

村雨「……そんなに私のパンツが?」

提督「見とうございます」

村雨「……う~ん」

村雨「本当に私のお願いも……何でも聞いてくれるのね?」

提督「提督に二言はない」

村雨「はあ、しょうがないわね……はい」ピラッ

提督「……おお」マジマジ

村雨「うぅ……やっぱり恥ずかしい」

提督「オーチンハラショー」

村雨「お、オーチン?」



村雨「提督……さっきの言葉忘れないでくださいね?」

提督「お願いのことか。何でも言ってくれ」

村雨「今すぐに権利は使わないわ。有効期限とかはないでしょう?」

提督「ああ」

村雨「うふふ、あとで後悔したって遅いんだからね♪」

提督「?」

大淀「ついに駆逐艦の子に手を出しましたね」

提督「いずれは通る道だった」

大淀「一応は合意の上でのことですから私もどやかくは言えないですけど」

提督「くっくっく、何か言われたところでやめる気はないがな」

大淀「まったく……」

提督「さて……次は↓1にセクハラだな」

文月「来たよ~司令官」

提督「よく来てくれたな文月」

大淀「こんな時間に呼び出してごめんね」

文月「それはいいけど……どうしたのぉ?」

提督「文月とイチャイチャしたくて呼んだ」

文月「あたしとイチャイチャ?」

提督「ほ~ら、文月おいで」

文月「よくわかんないけど……は~い」

提督「さっ、ここに来い」ポンポン

文月「膝に乗っかっちゃっていいの?」

提督「もちろんだ。というか乗ってくれ」

文月「じゃあ失礼しま~す」ノシッ

提督「失礼されま~す」

文月「あたしを膝の上に乗せてどうするの?」

提督「ふっふっふ……どうしちゃおうかな~?」

文月「きゃ~」

提督「チクショ―可愛いなべらんめえ!」

文月「どうもありがと~」

提督「可愛い文月にはこうしてやる!」ナデナデ

文月「おお~、良い感じぃ」

提督「お気に召したようで何よりだ」

文月「もっとやって~」

提督「満足するまでやってやるさ。文月のためならな」ナデナデ

文月「えへへ、司令官大好き~」

提督「マジで!?」

文月「マジマジ~」

提督「イヤッフゥ!!」

文月「ふわあぁ……」

提督「むっ、眠いのか?」

文月「うん、けっこう眠い」

提督「まあこんな時間だし当然っちゃ当然か」

文月「そろそろ部屋に戻るね~」ピョン

提督「おう、行こうか」

文月「司令官も来るの?」

提督「その通りだ」

大淀「待ってください。文月ちゃんたちの部屋に行ってどうするんですか?」

提督「今日は文月と同じ布団で寝る」

大淀「させませんよそんなこと」

提督「あっ……俺としたことがうっかりしていた」

大淀「?」

提督「俺も風呂入ってからじゃないと駄目だよな」

大淀「重要なのはそこじゃないんですが」

文月「あたしは司令官といっしょでもいいよぉ」

提督「ほらっ、文月もああ言ってるぞ?」

大淀「それでも認めるわけにはいきません」

提督「致し方なし……また今度な文月」

文月「うん、わかった」

大淀「さりげなく約束を取り付けないでください」

提督「ヨニフミツキノアランコトヲ……ヨニフミツキノアランコトヲ」

大淀「重症ですね」

提督「今日はこれで締めだな。俺たちも風呂入って寝よう」

大淀「そうですね」



――提督の部屋――

提督(もうみんな寝静まった頃か……)

提督(今日は締めと言ったな。あれは嘘だ)

提督(夜に攻め込まずにいつ攻め込むのかって話よ)

提督(↓1の部屋に突入するぜ!)

ついに駆逐艦の子に手を出したって……天津風にセクハラしていたのを忘れてた。
投稿はけっこう遅れます。すいません。

本当にすいません。今夜は投稿できないかもしれません。

提督(やることはこの上なく単純。ターゲットの布団に入り込み温もりを得ることだ)

提督(同室の筑摩が厄介だが……まあ細かいことは入ってから考えるか)



提督「失礼しま~す」ボソッ

利根「Zzz……」スピー

提督(むっ、筑摩がいないようだが……トイレにでも行ってるのか?)

提督「まあいいや。さっそく任務を遂行するとしよう」

利根「zzz……」スー

提督「くっくっく……夜の提督の本気を見るのです」

提督「パジャマでお・じゃ・まっと」ゴソッ

利根「zzz……」クー

提督「う~ん、守りたいこの寝顔」

利根「……むっ?」パチッ

提督「起こしちまったか。まだマルマルマルマルにもなってないから安心して寝ろ」

利根「そうじゃのう……ふわぁ」

提督「おやすみ利根」

利根「おやすみなのじゃ」

利根「……」

提督「……」

利根「って、なぜお主がここにいるのじゃ!?」ゲシッ

提督「あうちっ!」

利根「吾輩の布団に忍び込むとは良い度胸じゃこの変態め!」

提督「ええ、変態ですが何か?」

利根「開き直るでない!」

提督「まあまあ落ち着いて俺の話を聞いてくれ」

利根「……聞くだけ聞いてやろう」

提督「俺って一人部屋じゃん?」

利根「うむ。それがどうしたのじゃ?」

提督「たまには誰かといっしょに寝たくなるってものじゃん?」

利根「同じ布団で寝るのはまた話が違うと思うんじゃが」

提督「正論言って楽しいか?」

利根「何なのじゃお主は!?」

提督「温もりが……温もりが欲しいんだよぉぉ」ダキッ

利根「こ、これっ! 抱きつくでない!」

提督「利根姉さ~ん……」

利根「お主のような弟を持った覚えはないわ!」

コツッ コツッ

利根「!」

提督「筑摩か……?」

利根「まずい……隠れるのじゃ提督」

提督「えっ、何で?」

利根「お主が吾輩の布団に忍び込んできたなんて知ったら……筑摩が何をするか吾輩にもわからん」

提督「か、隠れるったってどこに……」

利根「ええい! もうやけじゃ!」グイッ

提督「うおっ!?」

筑摩「あらっ、姉さん。起きてたんですね」

利根「う、うむ。ちと目が覚めてしもうての」

筑摩「……姉さんの布団、何か変じゃありません?」

利根「な、何がじゃ?」

筑摩「盛り上がり方が妙です。何か入れてるんですか?」

提督(……今俺は布団の中で利根に密着する形になっている)

提督(顔は利根の胸元に埋もれており、大変心地が良い)モゾッ

利根「ん、むぅ……」

利根(くっ……もぞもぞするでない!)

筑摩「姉さん?」

利根「な、何でもないぞ」

利根「実は筑摩の抱き枕を入れて寝てたんじゃ!」

筑摩「私の抱き枕?」

利根「うむ。これがあると筑摩を近くに感じることができ、安らかに眠れるのじゃ」

筑摩「うふふっ、姉さんったら……そんなものは必要ありませんよ」

利根「ほえっ?」

筑摩「私といっしょに寝ればいいだけのことじゃないですか」

利根(抜かった!)

筑摩「ささっ、早く邪魔な抱き枕をどけてください」

利根「そ、そうはいかぬ」

筑摩「どうしてですか?」

利根「それはだな……う~む」

提督(やばい……くしゃみが)

提督「……ハックション!」

筑摩「えっ?」

利根「……やってしまったのう」

筑摩「……」バサッ

提督「や、やあ」

筑摩「……」

提督「……筑摩もいっしょに寝るか?」

利根「お主は阿呆か!? 早く逃げるんじゃ!」

提督「合点承知!」バッ

筑摩「うふふふふ、提督は困ったさんですね♪」ユラァ

利根「筑摩は吾輩が何とかする!」

提督「ほんとに悪かった! あとで埋め合わせするからな!」

利根「いいから行くのじゃ!」

提督「応っ!」ダッ

続きはまた夜に

――提督の部屋――


提督(戸締りはしっかりしてと……)ガチャ

提督(ふう、これで安心だ)

提督(……利根のやつ、柔らかかったなぁ)



提督(もう寝るとしよう)

提督(明日の朝一で↓2にセクハラしてやるぜ)

翌朝


提督「おはようございま~す」ボソッ

提督「今回は~電に~寝起きセクハラを~仕掛けたいと思いま~す」ボソッ

ガチャ

提督「おお響か。ドーブラァエウートラ」

響「おはよう司令官。私たちの部屋の前で何をしてるんだい?」

提督「可愛いお前たちの寝顔を見に来たのさ」

響「ふーん」

提督「起きているのは響だけか?」

響「うん。まだ起床時間には少し早いしね」

提督「それは好都合」

響「?」

響「私は少し外に出てくるけど、司令官もいっしょに行かないか?」

提督「お誘いは嬉しいが、電に用事があってな」

響「こんな朝早くからかい?」

提督「ああ、大事な用事だ」



提督「失礼しま~す」

電「zzz……」スースー

雷「zzz……」スピー

暁「Zzz……」グー

提督「ここがぱらいぞか」

提督「天使や……天使たちがおる」

電「zzz……」スー

提督「さて……再び提督の本気を見るのです」ゴソッ



提督(布団に入り込んだはいいが……何しよう)

提督(何はともあれ抱きついておくか)ギュッ

電「zzz……」スースー

提督(ああ……至福なり……けど)

提督(何だろうこの背徳感)

電「……司令官」ギュッ

提督(抱きしめ返してきた……まさか起きてるのか?)

電「……司令官……いつもお疲れ、なのです」

提督(起きてるわけじゃなさそうだな)

提督(しかし、夢の中でも俺を気遣うって……)

提督「やっぱり電はやさしいな」ナデナデ

電「zzz……」スー

提督「お前たちの提督であれることを俺は心から誇りに思うよ」

暁「ふわああ」

暁「……」キョロキョロ

提督「おっ、おはよう暁」

暁「おはよー……って、えええっ!?」

提督「こらこら、少し静かにしなさい」

暁「なんで司令官が電の布団に入ってるのよ!?」

雷「むぅ……朝から騒がしいわね」

提督「おはよう雷」

雷「おはよう司令官……って、ええっ!?」

提督「さすが姉妹。反応がそっくりだ」

雷「駄目よ司令官! 入るなら私の布団にしなさい!」

暁「そうじゃない! そうじゃないわ雷!」

電「う~ん……ちょっとうるさいよぉ」

提督「電も起きたか。おはよう」

電「……し、司令官?」

提督「おう」

電「どうして司令官が電の布団の中にいるのです?」

提督「電の寝顔を間近で見るためだ」

電「はわわ……」カアア

雷「むぅ~」

暁「何なのよいったい……」

大淀「朝っぱらからセクハラをやらかしたそうじゃないですか」

提督「耳が早いな」

大淀「本当に憲兵呼ばれても知りませんからね?」

提督「大淀よ……」

大淀「何です?」

提督「セクハラしていいのは……捕まる覚悟のあるやつだけだ」

大淀「はいはい」

提督「今日も張り切っていくぞー」

大淀「執務中にセクハラしにいかないでくださいよ?」

提督「そこらへんはわきまえてるさ」

大淀「ちなみに今日は誰からセクハラしに行くつもりですか?」

提督「↓2だな」

ちょっとネタ切れ気味で、投稿が遅くなっていることと、このスレはそんなに長く続かないというご報告を。
明日は一日フルで時間が取れるので、そこで完結させようと思っております。

陸奥「失礼するわ」

提督「待っていたぞ陸奥」

陸奥「ど、どうしたのその両手!? ギプスなんか付けて」

提督「転んだ拍子に骨折してしまってな」

陸奥「どのくらいで直るの?」

提督「数ヶ月はかかるらしい」

提督(まあ何から何まで嘘なんですけどね)

陸奥「あらあら、気をつけるのよ。それにしても両手が使えないんじゃ何かと困るわね」

提督「そう。本題はそれだ」

陸奥「えっ?」

提督「そこにお茶があるな?」

陸奥「ええ」

提督「それを俺に飲ませてほしいんだ」

陸奥「それくらいお安い御用よ」

提督「ただし口移しでな」

陸奥「……ごめんなさい。もう一度言ってもらえるかしら」

提督「口移しでお茶を飲ませてほしいんだ」

陸奥「聞き間違いじゃなかったのね……」

陸奥「どうして口移しで」

提督「どうして、か……そんなことは決まっている」

陸奥「?」

提督「せっかく飲ませてもらうなら口移しの方がいい!」

陸奥「言い切ったわね……それに私を呼びに来た大淀とかに頼めばよかったんじゃないの?」

提督「陸奥に飲ませてもらいたいんだ」

陸奥「うっ」

提督「頼むよ~陸奥~」

陸奥「そんなこと言われても……」

提督「……そうだよな。嫌に決まってるよな」

陸奥「えっ?」

提督「俺みたいなやつとキスするなんて」ショボン

陸奥「ちょ、ちょっと」

提督「悪かった。もう下がっていいぞ」

陸奥「……わかったわよ」

提督「むっ?」

陸奥「してあげるわ……口移し」

提督「いいのか?」

陸奥「女に二言はないわ」

提督(やだ、この娘かっこいい)

陸奥「でもちょっとだけ待って。心の準備をするから」

提督「了解した」

陸奥「じゃあいくわよ」

提督「カモン」

陸奥「……」ゴクゴクッ

陸奥「……」グイッ

提督(陸奥の顔がこんな近くに……真っ赤になってるけど)

陸奥「んっ」チュ

提督「ふむっ」

陸奥「ふっ……むっ……ふぅっ」チュル

提督(陸奥の唇柔らかすぎる)

陸奥「……ん……はん」チュル

提督(そして尋常ではなくエロい)

陸奥「ふぅっ……んんっ」チュル

陸奥「ぷはっ……ふう、終わったわ」

提督「ごちそうさまでした」

陸奥「……こちらこそ」

提督「こちらこそ?」

陸奥「正直興奮しちゃった。不覚よ」

提督「こ、コメントに困るな」

陸奥「しなくていいわよ。他にも困ったことがあったらお姉さんに頼りなさいね」

提督「ああ、ありがとう陸奥」

陸奥「ふふっ、この陸奥を本気にさせちゃったかもね♪」

提督「?」

大淀「ガバガバな作戦でしたけど、何とかなりましたね」

提督「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。そういうことだ」

大淀「それにしても……いつか刺されそうですね」

提督「ははは、冗談きついぞ」

大淀「割と本気なのですが」

提督「そんときはそんときさ……次は↓2にセクハラかな」

龍田「あら、提督じゃない」

提督「おう龍田セクハラさせろや」

龍田「いきなりですね~……かまいませんけど」

提督「えっ、マジで? いいの?」

龍田「できるものならねぇ」

提督「それじゃあさっそく」スッ

龍田「やぁん」ピシッ

提督「……」

龍田「うふふ」

提督「ふんっ!」シュッ!

龍田「あはっ」サッ

龍田「胸ばっかり狙って……本当に好きねぇ」

提督「龍田ぁ……!」ギリッ

龍田「簡単にセクハラできると思ったら大間違いよ~?」

提督「一筋縄ではいかんということか」

龍田「うふっ、捕まえてごらんなさい」

提督「いいだろう。俺も本気でいかせてもらう」

龍田「あらあら、どうしましょう」

提督「その余裕がいつまで続くかな?」

龍田「うふふふふ」

――――

提督「くっ……手強い」

龍田「もういいかげん諦めたらどうかしら?」

提督「はんっ、諦めるかよ。ここで諦めたら俺はただの負け犬になっちまう」

龍田「状況が違えば良いセリフなのに」

提督(何とかして隙を作りださねば……)

卯月「二人とも何してるぴょん?」

提督「卯月か。ちょっと二人でイチャイチャしてるところだ」

龍田「イチャイチャできてないのが現状なんだけどねぇ」

提督「あっ、そうだ卯月。ちょっと耳貸してくれ」

卯月「ぴょん?」

提督「お小遣いあげるから龍田に抱きついて動きを止めてくれ」ボソッ

卯月「わかったぴょん!」ダッ

龍田「えっ?」

卯月「これでいいぴょん?」ダキッ

龍田「あ、あら~?」

提督「くくく、まさか卯月を振り払うなんてできんよなぁ」

龍田「ちょ、ちょっと待って……」

提督「全てのおっぱいに感謝を込めて……いただきます!」シュッ!

モミッ

龍田「あっ……!」ビクッ

提督(この大きさ……この柔らかさ……)

モミモミ

龍田「ちょ、ちょっと……」カアア

提督(間違いなく最上のおっぱいの一つ)

卯月「龍田さん顔真っ赤……どうもイケない雰囲気ぴょん」

モミモミ

龍田「……んっ」

提督「ああ、生きててよかった」

トントンッ

提督「ん?」クルッ

天龍「ちょっと付き合ってもらうぜ」クイッ

龍田「て、天龍ちゃん……」

提督「……フフ怖」

――――

提督「」チーン

卯月「し、死んでる……」

提督「くっそー、ひどい目に遭った」ガバッ

卯月「あっ、生きてたぴょん」

天龍「大丈夫か龍田?」

龍田「う、うん……ありがとう天龍ちゃん」

天龍「まったくこの野郎は」

提督「龍田……これだけは言っておく」

龍田「?」

提督「最高のおっぱいだった」グッ

天龍「反省してねえなこれ」

龍田(……言い出しづらいけど……別に嫌ではなかったのよねぇ)

提督「あのフフ怖め……あとでセクハラしてやる」

大淀「懲りない人ですね」

提督「しかし龍田は強敵だったよ」

大淀「卯月ちゃんの協力がなければ失敗していたでしょうね」

提督「だが俺は掴み取った……! たわわに実ったあの果実を……!」

大淀「はいはい、おめでとうございます」

提督「なんかテキトーにあしらわれてるような」

大淀「気のせいでしょう。次は誰がターゲットなんです?」

提督「↓1だ」

おそらく次に取る安価が最後になります。
ひとまずは次の投稿を気長にお待ちいただければ幸いです。

初霜「失礼します」

提督「おう初霜。あまりかしこまらなくていいぞ」

初霜「はい!」

提督「まあとりあえずこっち来てこれでも食え」

初霜「フランクフルトですね……いただきます」

提督「はいよ」スッ

初霜「ありがとうございますね」

提督「ちょっと舐めてみてくれないか?」

初霜「えっ、フランクフルトなのに舐めるんですか?」

提督「まあまあ、頼むよ」

初霜「わ、わかりました……」ペロペロッ

提督「……ふぅ」

大淀「何をさせているんですか何を」

提督「初霜、食い終わったらいっしょに風呂入ろうか」

初霜「て、提督といっしょに……?」

大淀「させると思ってるんですか?」

提督「大淀もいっしょに入ればいいだろ。お前たちは水着で」

初霜「どうして急に?」

提督「いいか? 裸の付き合いという言葉があるだろ?」

初霜「とても親しい間柄ってことですね」

提督「その通り。俺たちがいっしょに風呂に入ることにより強固な信頼関係を築けるって寸法よ」

初霜「な、なるほど!」

大淀「大人の詭弁に騙されちゃ駄目よ初霜ちゃん」

提督「大淀お口チャック」

初霜「わかりました! いっしょに入りましょう」

提督「初霜はこう言っているが、お前はどうする?」

大淀「……二人っきりにするわけにはいかないので入ります」

提督「よしっ、そうと決まれば風呂に行くぞー!」


――風呂――

ガラッ

提督「い~い湯・だ・な・アハハっと」

大淀「まだ入ってないじゃないですか」

提督「歌にツッコむなよ」

初霜「お待ちしてました」

提督「ほう、二人とも水着似合ってるな」

初霜「ふふふ……ありがとうございます」

大淀「素直に嬉しいです」

提督「初霜、悪いんだが背中流してくれないか?」

初霜「あっ、はい、お任せください」トトトッ

提督「ありがとな」



バシャアッ 

初霜「よいしょ、よいしょ」ゴシゴシッ

提督(健気な感じでいいなぁ)

提督「俺の魚雷管も反応してしまいそうだよ」

初霜「魚雷管……ですか?」

大淀「切り落としますよ?」

提督「ひえっ」

初霜「提督の背中は広いですね」バシャア

提督「体格は割と大きい方だからな」

初霜「……」ピトッ

提督「!」

大淀「は、初霜ちゃん?」

提督(俺の背中に初霜が寄りかかってるのか?)

初霜「私の大好きな背中です。大きくて安心できる背中」

提督「お褒めに預かり光栄だ」

初霜「いつもお疲れ様です。それと、いつもありがとうございます」

提督「……ったく……嬉しいこと言ってくれるよ」

大淀「ふふっ」

大淀「良い娘ですよね初霜ちゃん」

提督「まったくだ……まあこの鎮守府にいる娘はみんな良い娘だけどな」

大淀「ふふっ、そうでしたね」

提督「俺、本当にここの提督で良かったと思うわ」

大淀「きっと艦娘たちもみんな、あなたが提督で良かったと思ってますよ」

提督「大淀もか?」

大淀「もちろんです」

提督「ありがとう……俺、昨日から感謝してばっかりだな」



大淀「今日はこの後どうするんです?」

提督「↓2にセクハラして締めよう」

提督「うりうり」クシャクシャ

阿武隈「もぉ、私の前髪触りすぎ!」

提督「わっしわっし」クシャクシャ

阿武隈「や~め~て~!」バッ

提督「ふぅ、満足した」

阿武隈「なんで私の前髪をいじるんですか!?」

提督「そこに理由って必要かな?」

阿武隈「当たり前でしょ!」

提督「悪い悪い」ナデナデ

阿武隈「……バカ」

提督「よしっ、阿武隈。ちょっと後ろ向いてくれるか?」

阿武隈「?」クルッ

阿武隈「これでいいの?」

提督「ああ、ばっちりだ」

阿武隈「いったい何を」

提督「こういうことだ」コチョコチョ

阿武隈「ひゃう!?」ビクッ

提督「期待通りのリアクションをありがとう」コチョコチョ

阿武隈「ちょ、ちょ! 駄目、駄目、やめて! いひゃはははっ!」ジタバタ

提督「ん~何だって?」コチョコチョ

阿武隈「ほ、ほんとに駄目だって……あはっ、あははっ!」

提督「聞こえないぞ~?」コチョコチョ

阿武隈「う、嘘! あははははっ! はぁ、はぁ……」

提督(なんかイケない気分になってくるな)コチョコチョ

阿武隈「はっ……はははははっ! も、もうやめてぇ……」

提督(さすがにここまでか)



阿武隈「はぁ……はぁ……うぅ」

提督(なんかエロいな)

提督「おうしっかりしろ」

阿武隈「なんてことするんですかぁもう!」

提督「悪戯心を抑えきれなくてつい」

阿武隈「ううぅ……ひどい辱めを受けた」

提督「ごめんごめんって」

阿武隈「ふん、謝ったって許さないもん」

提督「可愛い娘には悪戯したくなるのが男の性なんだよ」

阿武隈「……適当なこと言って」プイッ

提督「テイトク、ウソツカナイ」

阿武隈「ふざけてるじゃない!」

提督「機嫌直してくれって」

阿武隈「ふ~んだ」

提督「お詫びはするからさ」

阿武隈「お詫び?」

提督「ああ」

阿武隈「……今度の休日」

提督「ん?」

阿武隈「どっか遊びに連れて行ってくれるなら許す」

提督「なんだ、そんなことでいいのか?」

阿武隈「うん」

提督「もちろんオッケーだ」

阿武隈「……じゃあ許してあげる」

阿武隈「それと私だけくすぐられっぱなしっていうのも納得いきません!」

提督「うん? 別にくすぐってきてもかまわんが?」

阿武隈「よ~し……それ!」コチョコチョ

提督「ちなみに俺には効かんがな」

阿武隈「むぅ~!」ポカポカッ

提督「ははは可愛い可愛い」

阿武隈「ほんとにも~!」ポカポカッ

――――――

大淀「これで今日は締めですね」

提督「それはどうかな」

大淀「えっ?」

提督「さっきは締めと言ったがな……やっぱり嘘なんだ」

大淀「結局続けるんですか? 次は誰に」

提督「大淀に」

大淀「……へっ?」

提督「秘技スカートめくり!」

フワッ

大淀「きゃ、きゃあ!」バッ

提督「なかなか可愛い下着付けてるんだな」

大淀「こ、この……」プルプルッ

提督「おっと、これは逃げなきゃまずいかな?」ダッ

大淀「へんた~い!」

提督「ははははは! 自覚はあるさ!」



大淀(まったくもう……本当にうちの提督は)

大淀(困った人です)

これにて完結です。
今まで見ていただいてありがとうございました。
いただいたコメント一つ一つが嬉しかったです。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月09日 (土) 22:38:47   ID: Mlia7DCf

たのちい

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom