idの数だけランニング/km
やれやれ、5kmか………
どこに向かって走ればいいのかわかりません
家の中を走るか
走るっていったら夕日に向かって走るんじゃね?
じゃあ日没がきれいな日に走るかな
海の方に走ってみるか
こっちは雨が降ってるんだが………
ったく……やれやれだぜ
弟「姉ちゃん、何で雑誌丸めて上下に動かしてるの?」
姉「ひゃ!」ビック!
弟「そんなに驚かなくても」
姉「いつからそこに居たの!」
弟「今だよ、てっか夜中に大声出すなよ」
弟「うるさいから」
姉「ごめん」
弟「風呂開いたから」
姉「わかった」
弟「じゃあ、お休み」
姉「おやすみ」ヒラヒラ
姉「うぅ~、弟に怒られた」ションボリ
姉「・・・でも、弟の入った残り湯が私にはある!」
姉「早速、お風呂場にゴー!」バタバタ
姉「残り湯ちゃ~ん♪」ヌギヌギ
ガラガラ
姉「ご対面♪」
カラーーッポ
姉「ない……だと!?」
弟部屋
弟「あ、お湯抜いたの言い忘れた、………まあ良いか」
ドタドタ
ドーーーン!
弟「!!」ビック!
姉(あ、私と似た反応だ////)
弟「慌ててどうしたの?」
姉「あ!そうだよ!何でお湯抜いちゃったの!?」
弟「そんな事で、また、うるさくしたの?」
姉「そんな事って!私には、大事な事だよ!」
弟「そんな大袈裟な」
姉「弟は、分かってない!」
弟「何が?」
姉「1日の疲れを湯船(弟の残り湯)に浸かってリセットするこれが大事なんだよ!」
弟「悪かったけどさ、また貯めれば良いじゃん」
姉「光熱費が掛かるんだよ!」
弟「そ、それは」
姉「はい、私の勝ち!」
弟「………悪かったよ」ペコ
姉「良く謝れました」ナデナデ
姉(弟の頭弟の頭弟の頭)
弟「撫でんなよ」グイ
姉「あ、ゴッホン!とにかく弟が悪いんだから私の言う事を一つ聞きなさい」
弟「やだ!」
姉「なんで!?」
弟「それとこれとは話が別だよ」
姉「ダメ!ヤダ!聞かなきゃダメ~」ジタバタ
弟「駄々こねるなよ、小さい子じゃあ無いんだから」
姉「ヤダ!ヤダ!」ジタバタ
弟「はぁ~、何を頼もうとしてんの?」
姉「!!」
姉「え~っとね、………寝よう////」
弟「え?聞こえないよ」
姉「一緒に寝よう////」ドキドキ
弟「あ~、わかったわかっ………はい?」
姉「今、わかったってはいって言ったの聞いたからね!」
弟「な!ちが!そう言う意味じゃない!」
姉「あーーーーー!」
姉「お風呂入って来なきゃ」バタバタ
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