静香「年明けうどん」

エミリー「……年明けうどん、ですか？」

静香「そう、最近は年明けにうどんを食べる習慣が全国的に広まっているの」

エミリー「知りませんでした……」

貴音「でしたら、今年から覚えておくのがよろしいかと」

エミリー「分かりました！」

P「おう待て」

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エミリー「そばです！」静香「うどんです！」貴音「らぁめんかと」【ミリマスSS】
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特に繋がりはありません

静香「なんですか、疑ってるんですか？」

美奈子「これ、サイトです」

P「いや、流石に年越しがそばだから年明けはうどんなんて単純すぎるだろ…………え、マジ？」

静香「本当です」

貴音「伝統とは常に移り行くもの……年明けうどんという風習も新たな日本の伝統として根付いて行くのでしょう」

エミリー「なるほど、勉強になります」

貴音「ふふっ、精進するのですよ」

P「待って、これそんな有名なの？俺が無知なだけ？」

美奈子「うどんも用意してきているので大丈夫です！」

P「何が大丈夫なのか全然分からない」

ひなた「美奈子さん、栗きんとんできたよぉ」

千鶴「伊達巻も用意できましてよ」

美奈子「あ、本当ですか？今行きます！みんな、明日のおせちを楽しみにしててね！」

静香「うどんの用意もお願いしますね」

美奈子「うん、いっぱい茹でておくね♪」

P「え、日が替わってすぐ食べるの？」

P「なんだあいつら、そんなにうどんが食いたいのか」

このみ「まあ、食べたいんじゃない？」

P「いや、うん、いいんだけど、な」

莉緒「そんなことより飲みましょ♪」

P「え、いや、飲まない飲まない」

莉緒「いいじゃない、ちょっとくらい」

P「監督責任！一応監督責任あるから！」

莉緒「えー」

このみ「ほーら、わがまま言わない」

莉緒「うー、じゃあまたこのみ姉さんと飲むぅ……」

このみ「風花ちゃんもいたでしょ」

P「……セーブ、してくださいね？」

このみ「メモステ持ってないのよねぇ、うふふ」

P「…………このみさんも酔ってます？」

このみ「ちょっとだけ」

P「いや、うん、まあ風花がいるなら大丈夫……だよな？だよな？信じてるぞ？」

P「……後で顔を出してみよう」

ﾜｰﾜｰ

「歌合戦！」
「ガキ使！」
「劇マス！」

P「次はテレビか……や、待てよ、うちの事務所テレビ二台あったはずだろ」

このみ「今年は、まぁ、色々番組があるから……ね？」

P「飲みに行ったんじゃなかったんですか」

このみ「そのつもりだったんだけど、ね？」

P「ね？、と言われましても」

このみ「ね？」

P「まつりじゃないんですから、そんなごり押ししなくても」

まつり「ほ？どこかで姫を呼ぶ声がしたのです？」

P「呼んだような呼んでないような」

まつり「呼ぶ声がしたのです、ね？」

P「……呼んだ呼んだ」

まつり「それで、何の話をしていたのです？」

このみ「特に何をって感じでもないけど……そうそう、まつりちゃんは誰かと初詣に行く用事はある？」

まつり「残念ながら、姫には姫の妹ちゃんと一緒に行く用事が入っているのです」

このみ「あら、そうなの？それじゃあ、仕方ないわねぇ」

このみ「じゃあ、プロデューサー、一緒に行きましょ♪」

まつり「ほ？」

このみ「まつりちゃんがいけないのは残念だけど……」

まつり「ふむ、それは」

このみ「ね♪」

昴「ズルい！オレも一緒に行く！」

杏奈「……杏奈も」

P「なんか増えた」

昴「いーじゃんいーじゃん！」

P「すまんが先客があるんだよ」

杏奈「誰？」

P「環とひなた」

昴「むぅー……よしっ、じゃあ杏奈行こうぜ！」

杏奈「うん……百合子さんも、誘う」

ロコ「スバル、初詣に行くのにロコのことはサジェストしてくれないんですか!?」

P「また増えた」

朋花「私のことは誘ってくれないんですかぁ～？」

紗代子「私、昴ちゃんを誘おうと思ってたんだけど……」

P「うん、後は自分たちで何とかしてくれ」

昴「え、じゃあオレと杏奈とロコと百合子と朋花と紗代子と……多くない？」

杏奈「じゃあ……杏奈……」

昴「いや、うーん……よしっ、行こう！」

紗代子「大丈夫、私もお姉さんとして頑張るから！」

ロコ「それなら、プランはロコがメイキングしますね！」

P「うまくまとまってくれたようでよかった」

このみ「一人まとまってないの……ね、一人じゃ大変でしょ？」

P「…………」

このみ「ね？」

P「……はいはい、一緒に行きますか？」

このみ「誘われちゃったなら仕方ないわね」

P「今日のこのみさん、押しが強いですね」

このみ「酔ってるからかしら？……ふふふっ」

P「まったく……子供三人と初詣にしか見えない」

このみ「何か言った？」

P「何も」

このみ「じゃあ、私は莉緒ちゃんのところに戻るわね」

P「はいはい、飲みすぎないでくださいね」

このみ「じゃーねー」

P「行ってしまった……そろそろ年越しそばでも食べに行くか」

美奈子「年越しそばなら用意できてますよっ」

P「早い」

美奈子「プロデューサーからおそばを求める声がしたような気がしたので持ってきました！」

P「凄い」

P「毎度毎度美奈子に作ってもらってるな」

美奈子「いえいえ、むしろたくさん作れて楽しいです！今年は、千鶴さんとひなたちゃんも手伝ってくれてますから」

P「料理の手伝いはアレだけど、皿洗いくらいなら手伝うぞ？」

美奈子「えっ……そ、そんな、大丈夫です！」

P「大丈夫だよ、流石に割りはしないから」

美奈子「そ、そうじゃなくて、その、二人でキッチンに立つのって、えっと……ほ、ほら、カロリーが逃げちゃいますから！」

P「皿洗いレベルのカロリーですら逃がしたくないのか……」

美奈子「そ、そうなんです！なのでゆっくりしてくれれば大丈夫です！」

桃子「それより、お蕎麦食べよ、はい美奈子さん」

美奈子「持ってきてくれたの？」

桃子「美奈子さんも、ずっと料理しっぱなしでしょ？そろそろ食べたら？」

美奈子「ありがとう……ふふっ、桃子ちゃん、えらいえらい♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

桃子「も、もうっ、やめてよ……別に、お蕎麦持ってきてあげただけなのに」

P「いやー、桃子はえらいなぁ」ﾜｼｬﾜｼｬ

桃子「ちょっ、ちょっと、髪の毛乱れちゃうでしょ」

桃子「ほら、伸びちゃう前に食べよ」

美奈子「そうだね、はいっ、それじゃあいただきます」

ｽﾞﾙｽﾞﾙ
ｽﾞﾙｽﾞﾙ

P「うん、美味い」

美奈子「えへへ、よかった」

桃子「うん、おいしい」

美奈子「ちゃんとだしから作ってますから♪」

P「凄いな」

ｽﾞﾙｽﾞﾙ
ｽﾞﾙｽﾞﾙ

P「あ、美奈子、七味ある？」

美奈子「七味は……あった、はい、どうぞ」

P「いやー、途中で味を変えて二つの味を楽しみたくなるんだよ」

美奈子「ひつまぶしみたいですね」

桃子「プロデューサー、何してるの？」

P「ん、七味かけてる、使うか？」

桃子「うん、使う」

P「なーんて……え、使う？」

美奈子「辛くなるよ？」

桃子「使うのっ」

ｻｯ

P「……どうだ？」

桃子「…………辛くないもん」

P「辛いんだな」

美奈子「辛いんですね」

桃子「大丈夫だもん！」

P「あーもう、水飲むか」

美奈子「辛いものの後には甘いものですよ、さっ、桃子ちゃん行こ」

桃子「でも、お蕎麦」

P「いいよいいよ、後はこっちで食べておくから」

桃子「えっ」

美奈子「えっ」

P「やっぱり美奈子の蕎麦はうまいなぁ」

P「1.5食くらいなら普通に食える」

P「……これだから太るんだろうなぁ」

P「運動するか」

俺昨日そば三人前ペロリ

P「ところで、テレビの取り合いはどうなったんだ」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

百合子「ふふふ、私の必殺！ジルマ・マジカ！」

奈緒「んなっ!?卑怯や！」

響「そんな技知らないぞ!?」

百合子「勝てばいいんですっ！」

海美「ゆりりんがんばーっ！」

瑞希「響さん、がんば、です」

百合子「さあ、私に勝てる人は」

亜美「亜美たちが！」

真美「いるぞ！」

百合子「まっ、まさかっ」

P「えっ、大晦日なのに何してんの？」

瑞希「一年を締めくくる大ゲーム大会です。」

琴葉「そして、ここが負けた人たちのブースです」

P「お、琴葉もこういうことやるんだな」

亜美「くらえーっ！ビーストキャノン」

真美「ルナクロック！」

響「うぎゃーっ！何で二人とも自分の所に来るんだー！」

百合子「さあっ、一気に決着をつけましょう！」

響「うわーんっ！」

琴葉「百合子ちゃんに誘われてしまって……結構面白いですね、これ」

P「で、瑞希も負けか」

瑞希「負けてしまいました」

エレナ「負けちゃったヨー」

のり子「あはは……」

瑞希「正直、勝てると思っていました。……ショックだぞ」

のり子「うーん、結構行けると思ったんだけどなぁ」

寝ます

おつおつ

765劇場は今年もにぎやかだなぁ

終わり？

保守

静香「年明けうどん」

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