P「・・・」小鳥「・・・」(55)

765プロ事務所内

カタカタカタカタ…
ガサガサ…

春香「ではお先に失礼します!プロデューサーさん!」

p「お疲れ、春香。電車大丈夫か?」

春香「まだ大丈夫ですよー。それでは小鳥さんもお先に失礼します!」

小鳥「お疲れ様春香ちゃん。夜道には気を付けるのよー」

ガチャ バタン

p「ふー、やっとアイドル全員の仕事終わったか…」

小鳥「最近皆忙しいですからねー。はい、コーヒーどうぞ」

p「有難うございます。いやー嬉しい半面、喋る機会も減ってしまって」

小鳥「フフッ、何かお父さんみたいな事言うんですね」

p「いや、からかわないでくださいよ。手塩にかけたアイドル達なんですから」

小鳥「そうでしたね。昔はホワイトボードなんて真っ白で…」

p「もう必死でどんな仕事でも取ってきたのに」

小鳥「今やこちらはお願いされる立場、スケジュールも一年先までバッチリです」

p「社長もあちこち飛び回ってもらってるし、律子の方もうまくやってるみたいで」

小鳥「なんだか皆が遠くなっていく気がしますねー」シュン

p(そうだよなぁ、俺も感じてる事だけど、小鳥さんはもっと・・・)

p(ここはアイドル達で培ったコミュニケーションで…!)

テテテーテテッテー テテテーテテッテー

p「そうだ、小鳥さん!今から飲みにでも行きませんか?」(b:飲みに行こう!)

小鳥「そうですねぇ、たまには裏方の私達でパーっとするのもいいですね!」

p「そうですよ。俺達もたまには息抜きしないと。明日、珍しく休みですし」

小鳥「じゃあパパッと来週のスケジュール確認して行きましょうか」

p「はい!」

カタカタカタ…

p「よし、これで終了っと」

小鳥「pcシャットダウン!さぁpさん、行きましょうか!」

p「ですね、それでは行きましょう」

小鳥「では社長、お先に失礼します!」

p「お先です」

ガチャ バタン 

社長「私も裏方なんだがなぁ…」

p(さて、勢いで誘ったはいいけど)

小鳥(勢いで行くことにしちゃったけど)

p(二人で飲みに行くって初めてじゃないか!)

小鳥(pさんと二人っきりって初めて!)

p「・・・」(マズい、変に意識してしまった)

小鳥「・・・」(何だろう、私意識しすぎかな)

p「えーと」ポリポリ

小鳥「ど、どこに行きましょうか」モジモジ

p「小鳥さん、ご飯も食べますよねっ!?」(何故疑問形なんだ俺!)

小鳥「え!? あっ、そ、そうですね!?」(何で疑問形なの私!)

p「と、とりあえず俺の行きつけの所行きましょうか」

小鳥「は、はい」

都内某所居酒屋

ヘイラッシャイ!

p「すいません、なんか普通の居酒屋で・・・」

小鳥「いえ、私もお洒落すぎる所は結構苦手ですし」

p「小鳥さんビールはイケます?」

小鳥「あ、お酒なら何でも飲めます」

p「すいませーん、とりあえず生中2つ!あとこれとこれと…」

~~~~~~~

p「と、言うわけで」

小鳥「乾杯しましょうかー」

p&小鳥「かんぱーい!」

p「いやーもー、何処へ行ってもうちのアイドルの話題で持ち切りですよ」モグモグ

小鳥「皆で頑張りましたからねぇ」モグモグ

p「プロデューサー冥利に尽きるというかなんというか」

小鳥「私も皆をバックアップしてきた甲斐がありましたー」

p「あ、小鳥さんそっちの唐揚げ取ってもらえます?」

小鳥「あ、はい あーん」サッ

p「あーん」モグモグ

小鳥「あ・・・」

p「あ・・・」

小鳥(しまった、私ったら何てことをおおお!?)

p(お酒入ってるからって何だか自然にノってしまった!)

小鳥「あ、あははー、この唐揚げ美味しいですねー」

p「そ、そうですね!お勧めなんですよこの店の!」

小鳥(フォローになってない!なってないわ小鳥!)

p(意識しすぎだ!意識しすぎだぞ俺!)

p「・・・」

小鳥「・・・」

p(こ、ここはアイドルと培ったコミュニケーションで…)

テテテーテテッテー テテテーテテッテッ-

p「え、えーっと、小鳥さん今何飲んでるんですか?」(x:話題を逸らせ!)

小鳥「えっと、生搾りみかんサワーです」

p「あ、美味しそうですね。一口貰っていいですか?」サッ ゴク

小鳥「あ、じゃあpさんのも一口」サッ ゴク

p「あ・・・」

小鳥「あ・・・」

p(うわああああ!何やってんだ俺ぇえええ!?)

小鳥(お酒の席とは言えpさんと間接キスとかいけないわ小鳥!)

p「えーと…」ポリポリ

小鳥「あはは…」モジモジ

p「い、いい歳して何やってんでしょうね俺達!」

小鳥「で、ですよねーw」

p「美希とか亜美真美なんか俺の飲み物平気で奪っていくんですよ!」

小鳥「あー、わかりますわかります」

p「まったく、いつまでたってもあいつらと来たら!」

小鳥「でも全国のファンに見られたらスクープものですよ?」

p「最近は仕事も多い分、普段から注意はしてるんですけどね」

小鳥「ほーんと、世話のかかる子達ばかりで」

p「そうそう、その点、小鳥さんは本当にパーフェクトと言うか!」

小鳥「パ、パーフェクトですか!?」

p「えっ!?いやそういう意味じゃなくてですね!」(何がパーフェクトだ!)

小鳥「どっ、どういう意味でしょう!?」(何がどういう意味なのよ小鳥!)

p(しまった、何なんだこの状況は…ここはアイドルと(ry)

テテテーテテッテー テテテーテテッテー

p「いやぁ、やっぱり小鳥さんって大人ですからね!」 (a:とりあえず逃げろ!)

小鳥「え!?あ、そ、そうですよね!私大人ですから!」

p(確かに大人なんだよな。そうそう、小鳥さんはあいつらとはまた違う魅力が・・・)

小鳥(大人って見られてるんだ…確かにpさんよりも年上だけど・・・)

p「元気なアイドル達もいいですけど、やっぱり小鳥さんが居ないと仕事になりませんし」

小鳥「いえいえー、私なんかただの事務ですから」

小鳥「ところでpさん、最近色んな子達からアタック激しいですねー!」

p「ははは…言ってもまだまだ子供ですよ。あずささんと律子と高音はなんか別ですけど」

小鳥「むぅ、アイドルに手は出しちゃだめですからねー」

p「そんなことしたら俺社会的にも抹殺されますから…」

2時間後~

p(なんだか小鳥さんがいい感じに出来がってしまった…)

小鳥「まらまらぁ、こんなんじゃたりませんよぉ~pさんも飲んで飲んで!」

p「いや、飲んでます!飲んでますから次ぎ足さないでください!こぼれますから!」

小鳥「何れすかぁ?わらひのお酌じゃ不満れすかぁ~?」

p「そ、そんなことないですよ!もうじゅーぶん!じゅーぶん満足してますって!」

小鳥「まん!まん!満足ぅー!一本満足ー!?」グイグイ

p「ハッ!?」(じゃなくて、い、いかんぞ、小鳥さん顔近い!吐息ヤバい!)

小鳥「あー、あー、あっついれすねー」ポチポチ

p「ちょ、ちょっと何ボタン外してるんですか!」(胸が!ブラが見え…)

小鳥「らって暑いんれすよぉ~ pさんも暑いれしょ?」グイッ

p「いやいや、ここお店ですからって、ちょっとシャツ脱がそうとしないでください!」

店員「すいません、他のお客様の目もありますのでここでそういうのはちょっと…」

p「すみません、すぐに出ますんで。会計お願いします。」(どうしてこうなった…)

~店を出た路地~

アリガトーゴザイマシター!!

p「これ、経費で落とせ…ないよなぁ トホホ」

小鳥「さぁーもー一軒ー!」

p「もう一軒じゃないですよ小鳥さん歩けてないじゃないですか…」

小鳥「らいじょうぶれすってば~」コテン

p「ちょ、小鳥さんそんな所で寝ないで! っと、肩貸しますから」

小鳥「ピヨピヨスピー」

p(困った。小鳥さんの家は知らないし、俺のマンションに…って、それはマズいだろ…)

p(ここはいつもの…)

テテテーテテッテー テテテーテテッテー

a:一旦事務所へ戻るか b:社長に助けを求めよう

x:俺のマンションへ… y:おや、そこにラブホが…


最速安価。しばらくなかったら適当に書きます。

寝てきます^p^

765プロ事務所

p「まさか飲んでそのまま事務所に戻ることになるとは…社長が居なかったのが幸いだ」

小鳥「はなきーんふらいでーい!」

小鳥「ムニャムニャ…」

p「びっくりした…寝言か…とりあえずソファーに寝かせたけど」

p(しかし何というか…この太腿は反則すぎるだろ!反則すぎるだろこの太腿!)

p(何故二回言ったかは言うまい…しかし、小鳥さん美人だしスタイルも良いよな…)

小鳥「スピー」

p(いかんいかん、俺も男だが職場の人に手を出しちゃいかん…」

p「とりあえず小鳥さんが落ちつくまで…」(耐えろ!俺!)

すんません。めっさ寝てました。
書き溜め分がなくなったので安価にしてみました。
今からちょくちょく書いて投下していきます。

p「とは言ったものの本当に目のやり場に困るな」

p「ほんのり紅潮した頬、はだけた衣服、そしてこの身体…ゴクリ」

p「風邪ひかれても困るし、とりあえずブランケットでもかぶせておこう」

p(何より俺の理性が持たない!)

小鳥「うーん、pさぁーん…ムニャムニャ」

p「寝言とは言え、何だかドキドキしてしまった」

小鳥「たまには私もプロデュースしてくらさい…」スピー

p「えっ?」

p(落ち着け、落ち着くんだ。小鳥さんも昔はアイドルだったとか…)

p(きっと昔の自分とアイドル達を被せて歌ったり踊ったりしたくもなるんだろう!)

p「俺もちょっと眠くなってきたな…自分のデスクで…」

~数時間後~
小鳥「ゆ、雪歩ちゃんギガドリルブレイクはやめて!事務所壊れちゃう!」ビクッ

小鳥「夢だったわ…って、あれ、pさんと飲んでたはずがなんで私また事務所に」

小鳥「うわー、私ったらこんなにだらしない格好で!って、pさんは…」

p「スースー」

小鳥「自分のデスクで寝てる…」

小鳥「えーと、居酒屋に二人で行ってそれからの記憶がない…」

小鳥「多分pさんが運んでくれたのかな。いっそホテルでもよかったのに…」

p(小鳥さんの声で起きてしまったけどこれは…聞くんじゃなかった!)

小鳥「なーんてまったく、pさんはジゴロなクセして変に優しいですからね~」

小鳥「おっと、pさんの寝顔を見るチャンス!向かいのデスクに座りましょう」ピヨピヨー

p(チャンスって何!?)

小鳥(メガネなしのpさん、アリだわ!)ジーッ

p(目が開けられない…けど小鳥さんの視線を感じる…!ここは思い切って!)

テテテーテテッテー テテテーテテッテー
a:だめだ、やり過ごそう b:マジで眠くなってきたな
x:寝言で反応を見てみよう y:いっそのこと起きるか

あ、すいません 最速安価で

p(だめだ、日頃の疲れか…気になるけど眠気が…)

小鳥「うーん、pさん本格的に寝ちゃってますね…」

小鳥「どうせ寝るならいssy じゃなくて!ちゃんとした所で寝ないと疲れとれませんよ?」

小鳥「とは思って見たものの、私の力じゃとてもpさんを運べない…」

p「zzz…」

小鳥「寝てる間にpさんに日頃の妄想から悪戯し放題!って言ってもこの体勢じゃ」

小鳥「何かもういいか…pさんには悪いですけど帰って寝よう」

バッドエンディング

p(よし、寝言を言って反応を伺おう)

小鳥「うーん、pさん本格的に寝ちゃってますね…)

p「小鳥さんって結構…」ムニャムニャ

小鳥「えっ!?」

p「・・・」スピー

小鳥「ね、寝言…?結構の続きが気になるけど…」

p「小鳥さんはパーフェクト…」ムニャムニャ

小鳥「えっ…」

小鳥(何がパーフェクトなのかしら…事務能力?それとも…)

p「アイドルとは違った魅力が…太腿…うーん」ムニャムニャ

小鳥「魅力・・・太腿・・・」///

小鳥「わ、私だって女の子ですからね!」

p(何だか小鳥さんが嬉しそうだ。顔が見えないけど…」

~10分後~

小鳥「ああ、pさんだめよそんな!仕事中ですから!」ピヨピヨ

小鳥「アイドル達も居るんですから後にしましょう、ね?」ピヨピヨ

小鳥「まったく、pさんはいつも意地悪するんですから~」ピヨピヨ

p「」

p(なんだか小鳥さんがピヨピヨ言いながらおかしくなってる…)

小鳥「ああん!こんな所でダメよ、pさん!」ピヨピヨ

p(好印象はもたれてるみたいだ…けど、聞いてるだけでも恥ずかしいなコレ)

小鳥「プーローデューサーさん?」ツンツン

p ビクッ (頬をつつかれている…)

小鳥「あはは、まさか起きてないですよね…」(変にテンションあがって何してんだろう私)

p(どうしたらいいんだこの状況!かくなる上は・・・!)

テテテーテテッテー テテテーテテッテー
a:ダメだ…眠気が… b:もう少し様子を…
x:理性が…俺も男だ! y:話も進まないしいっそ起きよう

p(もう少し様子を見てみるか…)

小鳥「ほーんとに寝てるんですかぁ?」ツンツン

小鳥「せっかく二人きりになれたのに…」シュルシュル

p(何だ、何の音だ…いや間違いなくこれは…)ゴクリ

小鳥「こーれーでーも起きませんかぁ?」(さっきの寝言が嘘じゃなければ…)

p(目をうっすら開けてみたら…!目の前に小鳥さんの足が!!!)

ガチャ 

律子「すみませーん、忘れ物を取りに・・・」

律子「」

小鳥「」

p「・・・」(律子、律子おい)

律子「こ、小鳥さん…?何をやって…?」

小鳥「はわわわわ!ち、違うんですよ!?ちょっと脚を伸ばそうと思って!」

律子「そ、そうなんですか」(何してるんだろうこの人…)

小鳥「そ、そうですよー!」(何この言い訳!?何言ってるの小鳥!)

律子「あ、pも居るんですね…って何で寝てるんですか?」

小鳥「えっと、二人でさっきまで飲んでたんですけど気が付いたらここに…」

律子(はぁ、これは多分pが小鳥さんを運んで…という事ね」

律子(とは言ったもののこれって明らかに小鳥さん…)

p(どうしてこうなった・・・)

律子「ま、まぁ私は帰りますんで!それじゃ!」

ガチャ バタン

小鳥「ど、どうなることかと思ったわ…」(絶対何か誤解された!)

p「本当にどうなる事かと…」

小鳥「えっ・・・」

p「あっ・・・」



小鳥「お、起きてたんですか!?」

p「いやぁ、律子の声で何事かと」(その前から起きてたなんて言えない)

小鳥「そっ、そうなんですか!」

p「まさかこんな時間に律子が来るとは思いませんでしたね」

小鳥「まったくですね」(その前の事は聞いてないのかしら)

p「いいものも見れましたし、時間も時間ですし帰りましょうか」

小鳥「えっ!?」(いいものって、ええ!?)

p「あっ・・・」(いいものとか何言ってんだ俺!)

小鳥「ぷーろーでゅーさーさーん!見てたんですかぁ?」フンス

p「いやいやいや!でもあれは小鳥さんが!」アワアワ

小鳥「ふーん、でも”いいもの”は見たんですね」

p「え、いやまぁ、はい…」

小鳥「ま、pさんも男の人ですから~ ねっ?」ズイッ

p「ちょ、ちょちょちょ、小鳥さん近いですって!」

小鳥「じーっ」ズイッ

p「な、何ですか・・・」(上目遣いのこれはヤバい!)

小鳥「フフっ ま、今日は解散っていうことで、お互い帰りましょう!」(余裕ぶってみたけど…)

p「そ、そうですね!」(何かうまくまとめられてしまった…けど…)

小鳥「・・・」(ちょ、ちょっとやりすぎたかしら!)

p「・・・」(なんだろう、このモヤモヤ感は…)

小鳥「じゃっ、じゃあお先に失礼しますね!」

p「あっ、はい!」

ガチャ バタン

p「俺も帰るか…」

~帰路~

p「今日はなんかもう色々ヤバかった…」

小鳥「今日はちょっと色々やりすぎちゃいましたね…」

p(小鳥さん、か…)

小鳥(pさんかぁ…)

何ぶん慣れてないものですみません。
書き溜めて一気に投下したほうが良いでしょうか

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