男「…」女「バカじゃないの」バキ(44)

男「ごめん、でも好きなんだ」

女「うるさい」バキ

男「ごめん君が好きだ。」

女「バカじゃないの?もう近寄らないで」

       ー教室ー

女「そこ、お茶買ってきて」

モブ女「は、はい!」ビク

女「…」

先生「お、おい!女!」

女「あ?なんすか?」

先生「い、いや何でもない…」ビク

男「え?ちょっとおかしくないすか」

モブ女「…!男君…!」

先生「男…」

女「なんだお前かよ」

「アイツバカかよ女に喧嘩売るとか…」「命捨ててるなww」

「転校してきてすぐだから分かんないんだよ」「可哀想にね…」

女「なんだ。フラれたの根にもってんの?」

男「根に持ってないし、そもそもフラれたとも思ってない」

女「じゃあ何なんなの?さっきも言ったでしょ?もう近寄らないでって」

男「いやだって同じクラスじゃん」

女「じゃあクラス変えて」

男「そんな無茶な」

男「まあ例えクラス違くても来るんだけどね」

女「…」

先生「お、男、それくらいにしておけ」

男「ああそうだ。女ちゃん。君がほしがってたお茶、ここに置いとくからね」

女「…ホントにバカだよアンタ」

   -放課後ー

女「…」

ヤンキー女「女さんどうしたんすか?」

女「あ?どうしたって?」

ヤンキー女「なんかこう…いつもらしくないじゃないっすか」

女「どうなろうが私の勝手でしょ?それとも文句でもあるの?」

ヤンキー女「い、いえそういう訳では…」

男「お、こんな所にいた。一緒に帰ろうぜ」

女「!」

ヤンキー女「なんだテメェ!この人を誰だと思ってんだ!」

男「かわいい女の子でしょ?」

女「キモイ」

ヤンキー女「ふ、ふざけるな!!お前ら!!コイツをボコボコにしろ!!」

ヤンキー女2「うす、悪く思うなよ!」『バキ!』

男「いたい」

ヤンキー女3「オラ!」『ドカ!』

男「いたい」

ヤンキー女4「ふん!!」『バキ!』

男「痛いってば」

ヤンキー女「ははははは!!手も足を出ない様だな!!女さんに近づこうなんて100年早いぜ!!」

男「女ちゃん」

ヤンキー女、2、3、4「!?」

ヤンキー女2「コイツ!!」『バキッ!』

男「すぐ近くにケーキが美味しいお店があるんだ。」

ヤンキー女3「ウラァ!」『ドス!』

男「今度の休日」

ヤンキー女4「な、何で倒れないの!!」『ドカッ!』

男「一緒にケーキを食べに行こう」

ヤンキー女「お、お前バケモノか!!」

男「…違うよ。ただの恋する男子だ。」

女「…」

ヤンキー女2、3、4「はぁ…はぁ…」

ヤンキー女「お、おい!攻撃をやめるな!!」

ヤンキー女2「だ、ダメっすよ。コイツ鉄みたいな固くて…」

ヤンキー女3「殴ってるこっちの方が痛いっす…」

ヤンキー女4「限界っす…」

ヤンキー女「だ、だったらこの私がじk男「ねえ」『グイ』

ヤンキー女「ひい!」

男「別に僕が君達にどうこういう筋合いはないんだろうけどさ、暴力はよくないと思うよ」

ヤンキー女「は、はい…!!」

男「後ろの君達も分かった?」

ヤンキー女2、3、4「ウィース!」

男「はい、おしまい」パッ

ヤンキー女「うおっ!」ドサ

男「という事で女ちゃん。一緒に帰ろ…っていない…

口に出してんだよ
デュクシ的な

>>17
ワロスww
まぁ擬音の定義なんてない
好きにやったら良いさ

>>1>>2と同じにやればいいんだよ
>>7によって変な方向に影響されたな

>>7は打撃音みたいな勢いのある擬音なら ッ をつけた方がそれと判りやすいんじゃない?ってアドバイスだったんじゃないかな
見てるからがんばって

>>17 >>18 >>19 >>20

ありがとうございます!

      ー翌日の教室ー

モブ女「あ、あの男君…」

男「ん?どうしたのかな?」

モブ女「き、昨日は助けてくれてありがとう…でもね、これ以上女さんとは関わらない方がいいよ…」

男「…」

モブ女「私の事を考えてくr男「あのさ」

男「昨日のはね。別に君の事を考えてやった訳じゃないんだ」

モブ女「…?」

男「俺は女ちゃんが好きだから酷い事をしてほしくない。だから止めた。ただそれだけ」

モブ女「…え?女さんの事が…?」

男「ああ、一目惚れって奴だ」

モブ女「…」

男「どうかした?」

モブ女「…別に、警告はしたからね」

男「…?」

男「そういや今日女さんは?」

モブ女「知らない。あの人結構よく休むから普通の事なのよ」

男「…そっか」

     ー女の家ー

女「…ふぅー…これでアイツの顔を見ずにすむ…」

男「やあ」

女「すいません警察ですか」

男「まあ待て待て」

女「不法侵入者が何の様ですか?つかどうやって入ったの?」

男「これですよ」つ針金

女「今ごろそれじゃ無理あるよ…」

男「手先は器用な方なんだ」

女「…お前学校どうしたの?」

男「早退した」

女「あ?」

男「てか女ちゃんこそ今日学校なんで休んだの?」

女「…まさかとは思うけど、そんな事聞きに学校早退したの?」

男「はっはっは、いくら何でもそんな事はしないよ」

女「じゃあ何で」

男「女ちゃんに会いたかったからだよ」

女「キモイ」

男「ひどいなー」

女「…で?」

男「で?でって何?」

女「すっとぼけないでよ。本当の理由」

男「…」

女「実は、本当はあたしの顔を見に来た訳でもないんじゃないの?って話」

男「…ふー、流石女ちゃん、察しがいい」

女「…え」

男「え?どうしたの?あ、まさか『本当にただ顔を見たかっただけ』って理由を期待してた?」

女「誰が」

男「気を落とさないで、顔を見たかったのは本心だよ」

女「だから誰が」

男「本当はね。この前の返事を聞きたかったんだよ」

女「この前の…?」

男「言ったじゃん近くのケーキの美味しいお店に行こうって」

女「あー、あれか」

男「お、ちゃんと聞いていてくれたんだね」

女「勘違いしないで、ただの耳に入った雑音」

男「ツンデレいただきました」

女「…」ボカッ

男「いて」

女「…いいよ。」

男「ですよねー…ってえ!?今なんと!?」

女「何度も言わせないで、今度の休日でしょ?一緒に行ってあげる」

男「…」

女「どうしたの?」

男「…」プルプル

女「あ、もしかして怖気づいちゃった?」

男「やった…」

女「え?」

男「やったああああああああああああああああああ!!!!!!!」

女「」ビクッ

男「あ、ごめん」

女「いきなり大声ださないでよ」

男「めんごめんご、あまりに嬉しくってさ、」

女「と、とにかく今日は帰って、どうせアンタの事だからメアドも知ってるんでしょ?詳細は後々送って」

男「うん、じゃあね」

女「マジで知ってたの…」

      -男の家ー

男「(ふおおおおおおおおお!!!!やってね!!初デートだ!!)」バタバタ

母「アラ、アンタ帰ってたの?学校は?」

男「あ?ああ…ええっと…体調不良…」

母「バカ言うんじゃないないよ!そんな元気そうな顔して!」

男「元気じゃないよ。ホラ、見てよこの痣」

母「!!!」

男「ちょっと階段で転んじゃってさ」

母「ッ!」パシン

男「痛ってえ!!何すんだよ!!」

母「アンタ…また好きな女の子ができたんでしょ…」

男「…バレた?」

母「アンタまたそれで自分を傷つけて…ちょっとは学習しないの!?」

男「…」

母「とにかくその子はもう二度と顔を合わせない事、分かった!?」

男「…分かったよ…」

母「アンタの傷が増えるの何て…私みたくないの…」

男「…(ごめんな母ちゃん…前みたいな事にはなんないからさ…)」

母「ん、ちょっと待ちな」

男「え?」

母「アンタ携帯忘れてったでしょ、アンタの部屋ずっと鳴ってたわよ」

男「あ、そうそう。あんがとね」

母「電話が入ってたんじゃない?」

男「え?何で分かるの?」

母「そりゃ分かるわよずっとティロリンティロリン鳴ってたんだから」

男「へえ、確認してみるよ」スタスタ

母「昼ごはんは焼きそばだからねー」

母「…ん?」

母「てかアイツ普通に仮病で学校サボってんじゃん…」


『男ー、ちょっとこっちこいよー』

『男ー』

『おとこ…』

『じゃあね…』



男「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

男「…夢か…」

男「んー、いつの間に寝てたんだ俺、まったく覚えてねえ…」

男「悪夢で飛び起きるなんて漫画みたいだな、」

男「あ、そうだ。母ちゃんが言ってたあの電話について確認しなくちゃ」

【メール受信】

男「…ん?電話じゃなかったのか?」

母『ティロリンティロリンって…』

男「ティロリン…ってメールの時の音…」

男「…」ゾクッ

【メール93件】

男「…あー、やっぱりね…」

男「まったく、夢の中にまで出てきちゃって…暇な奴だ。」

男「ムカついたから倍にして返信してやろ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月27日 (水) 02:33:58   ID: bNGmwUsn

はよ!

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