有栖川「あなたは…」鹿谷「やあ」(12)

作家有栖川シリーズ×館シリーズ
のミステリを書いてくれたら、それはとっても嬉しいなって

どんな事件起こせばいいのかさっぱりなんだよ
火村と湖南も出てこれるような舞台ってなんだ

もう自分勝手にやっちまうぞ!
非難とかは甘んじて受け入れるし!
多分台詞文だけで進む

『日本館の殺人』

作家有栖川シリーズ×館シリーズ

探偵を愛し、探偵を憎む、全ての人々に――

――車内

有栖川「雨でも降りそうな天気やな」

火村「天気予報によると夜から降りだすそうだ」

有栖川「雨の日は憂鬱になるな」

火村「室内でポチポチキーボード叩いているだけなのにか?」

有栖川「火村、お前は作家に片寄ったイメージを持っている」

火村「アリスを見ていれば誰だってそういうイメージ抱くだろ」

有栖川「……そこまで出不精じゃないんやけどな」

火村「あ、おいアリス」

有栖川「どうした」

火村「あそこ。車止まってる」

有栖川「ほんとや」

火村「エンストかパンクか、どちらにしろ手間取っているみたいだな」

有栖川「ちょっと車止めよう」

――車外

有栖川「どうしました?」

??「いやあ、この車だいぶ古くて。度々言うことを聞かないんですよ」

有栖川「行き先が同じなら、いっしょに乗りますか?」

火村「負けず劣らずおんぼろだけどな」ボソ

有栖川「うるさい」ボソ

??「悪いけれどそうなってしま――もしかして、有栖川先生ですか?」

有栖川「あなたは…鹿谷門実先生?」

鹿谷「先生なんて、新人作家にはまだ早い称号ですよ――まさかこんなところでお会いするとは」

火村「なんだアリス、知り合いか」

有栖川「鹿谷門実先生や。お前このまえ読んでなかったか?」

火村「ちょっと待て……『迷路館の殺人』か?」

有栖川「それ」

火村「あれですか。面白かったです」

鹿谷「ありがとうございます。面と向かって感想を聞くと照れますね」

有栖川「すぐ慣れますよ……と言いたいところですが、私も未だ慣れません」

つかれた
多分明日

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