茜「熱さに熱さで付き合ってくれる人」 (288)

※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
気合いでロボは動かせる

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451389132

つかさ「付き合わされんじゃなくて、付き合わせろよ」
http://ex14.vip2ch.com

イヴ「一夜限りの特別なお付き合い」
イヴ「一夜だけの特別なお付き合い」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450437384/)

紗南「付き合いを抱きしめて、今」
紗南「付き合いを抱きしめて、今」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451044133/)



の続きです
光る瞳と熱い鼓動を信じる116-2作目
科学 神秘の力 ロマン=最強

???



白衣の男「『剛力』、『不滅』、『猜忌』、『深淵』、『輪廻』、『光陰』あなた方に使命を授けます。ここ以外のパーティー会場の皆さんを祝福して差し上げてください。」

白衣の男「光の巨人が私の主催するパーティーの会場を選んでくださったのは大変喜ばしい事です。私も礼節を以って祝福して差し上げましょう。」

白衣の男「ふふっ…ですが、だからと言って他のパーティー会場の皆さんを退屈させてしまっては申し訳ありませんので。こことは異なる催し物を用意させていただく事にしました。」

白衣の男「『破壊』だけと言うのは、あなた方に対して礼を欠いていました。『破壊』より一つ上の位階の作品を用意させていただきました。あなた方にも『神』の力の偉大さを理解していただけることかと思います。」

白衣の男「今宵はまたとない素晴らしき日になりますよ?『天使』たちがあなた方愚者の魂を救済に来るのですから。福音ですねぇ、人間如きがあのお方へと命を捧げる事を許されるのですから。」

白衣の男「ふふふ…私の作品は『怪獣』などと言う脆弱な存在とは大きく異なりますよ?」

白衣の男「生命の不完全さは先程改めて再確認させていただきましたから。」ボコボコボコ

ノスフェル「グギャアアアアアア!!!」

白衣の男「まだ穢れた魂が残っているとは……はぁ……これだから生物と言うのは……『雷鳴』、そして『雷光』、『ノスフェル』を少し抑えていてください。」

『雷鳴』「………」ガシッ!!

『雷光』「………」ガシッ!!

ノスフェル「グギャアアアアアアアァアアア!!!」

白衣の男「これよりあなたの魂を完全に浄化します。これを以ってあなたは完全なる『天使』へと生まれ変わるのです。」

白衣の男「今度は私自らの『雷』を用いて差し上げましょう。」スッ

サンダーサーベル「……」

白衣の男「美しい輝きでしょう?これが『雷の御使い』である私の雷の輝きです。あなたの穢れた愚かなる魂を完全に焼き尽くす清浄なる輝きです。」

ノスフェル「グギャアアアアアアアアアアアア!!!」

白衣の男「ふふっ…あなたのお陰で素晴らしいパーティーを開催する事が出来ました。遠慮なさらずに私からの祝福を受けとってください。」ブンッ!
ザシュゥッ!!

ノスフェル「グギャアアアアアアアアアアアア!!!」

白衣の男「さあ、パーティーの再会はもうすぐです!完璧・拾式奥義……!」

シェルター



未央P「紗南は?」ツカツカツカ…

未央「……」フルフル

未央P「………」

未央「間に合わなかった……」

未央P「………」ギュッ…

未央「…っ…」

未央P「何も言わなくていい。」ギュウウウ…

未央「………」

美玲「ウチが……」

茜「美玲さんは間違っていませんでした!!」

美玲「だって……」

茜「落ち込んで何になるんですか?自分を信じてください!!諦めるにはまだ早すぎます!!まだ試合終了じゃ…!ありません!!」

美玲「……ごめん…」

茜「……!!(美玲さんの心…すごく…寒くなってる…!)」

茜P「俺に出来るのはあくまで応急処置までだ。早く病院に連れて行った方がいい。」

紗南P「ありがとうございます。」

紗南「……」

紗南P「晶葉Pさんたちに感謝しないとな…脱出装置、付けてて正解だったよ。」

紗南「………」

茜P(1時間が経過したが紗南の意識は回復しない。紗南Pがずっと呼びかけはしているが……)

紗南P「紗南、帰ったら徹ゲー……しよう。」

紗南「………」

紗南P「>>10

俺っちがグレートウサちゃんロボに乗ってればよかったのかもな。俺っちなら、誰にも必要とされない、引きこもりのキモヲタだから……誰も悲しむことなんてないから……!

紗南P「俺っちがグレートウサちゃんロボに乗ってればよかったのかもな。俺っちなら、誰にも必要とされない、引きこもりのキモヲタだから……誰も悲しむことなんてないから……!」

茜P「………」

紗南P「紗南はアイドルで…みんなの人気者で…明るくて…見てる人を元気にできて………それに引き換え…」

茜P「……いい。」

紗南P「リアルにリトライがあったら……今度は俺っちが操縦席に座るのに……そしたら……」

茜P「……いい!もういい、自分を責めるな!」

紗南「……っ!」

茜P「お前は何も悪くない。お前は……」

紗南P「分かってるよ!俺っちには何もできなかったことぐらい!リトライしたって……俺っちじゃクリアは不可能なことぐらい分かってる!」

茜P「……そう言う事を…!」

紗南P「俺っちは茜Pさんみたいに強くない!気合いで頑張れたりなんか……できないんだよ!俺っちは……」ス…

紗南「………」

紗南P「俺っちは……俺っちは……紗南のこんな姿を見てるだけでも……HPが……ゴリゴリ減って……っ……」

紗南P「茜Pさんには分かないでしょう…?誰からも必要とされないって事が……それどころか、居なくなってほしいとさえ思われるって事がどんな事か…?」

紗南「………」

紗南P「紗南は初めて俺っちに笑いかけてくれたんです……俺っちに…生きてる意味をくれたんです……だから…俺っちは……紗南の為なら命なんて惜しくない…!自分で終らせる事も何回も考えた命だ……今さら……!」

茜P「お前の命もかけがえの無い物だ。お前の命も地球の未来なんだ。自分の命は大切にしろ。」

紗南P「そんなお説教なら昔耳にタコができるほど聞いたっ…!茜Pさんも……俺に……!」

茜P「少なくとも、紗南は悲しむぞ。」

紗南P「…!そ、それは嫌だけど……だからって……!」

茜P「冷静になれ。」

紗南P「……っ…」

茜P「もう一度言う、冷静になれ。ゲームの事はよく分からんが、冷静さを欠いていたらクリアできる物もクリアできなくなるんじゃないのか?」

紗南P「………」

茜P「熱くなるのは構わない。ただ、熱くなるべき時と、冷静になるべき時を間違えるな。」

紗南P「……すみませんでした…」

茜P「謝る必要はない。ただ冷静になれ。」

紗南「………」

茜P「>>16

『パーフェクトオリジン』……芳乃ちゃんから聞いていたが、これほどとは……!

茜P(『パーフェクトオリジン』……芳乃ちゃんから聞いていたが、これほどとは……!)

茜P(ゴーデス細胞に似たようなものか……いや、より邪悪だ……美玲の話によるとあの怪獣…『イザク』は……ただ生きたいと願っていただけだった……)

茜P(生きたいと願う怪獣を操り、生きたいと思う人々の未来を奪おうとする……どうしたらそんな事が出来るんだ!!命を何だと思っているんだ?!)

茜P(許せん…!!紗南P、お前には冷静さを説いている俺だが……心の中では怒りの炎が渦を巻いている……お前に冷静になれと言う資格は俺にはない。)

茜P(俺だって本当は強くない……だが、ここで俺まで折れてしまったら終わりだ。俺は冷静さを装わなければならない。)

茜P(戦士は涙は見せない。見せてはいけないんだ。)

紗南P「紗南……」

紗南「………」

美玲「紗南……イザク……」

茜「……」

茜P(俺はしっかりしなきゃいけない。バイタルは精神面に大きく左右される。)

茜「茜Pさん……私……」

茜P「大丈夫だ。まだ希望の炎は消えてはいない。」

美玲「紗南…イザク……痛いよな…苦しいよな……ごめんな……」

茜P(美玲は優しい…人間の何十倍もの感覚を持つ『狼』は…俺たちには感じられない事まで感じてしまう……痛みや苦しみ…怒りや悲しみまで全て…)

美玲「茜P…イザクは……?」

茜P「元に戻す方法は必ずある。イザクは助ける、それは変わらない。」

美玲「だ、だよなッ……?」

茜P「ああ。」

茜P(次に仕掛けてくるとしたら、間違いなく1時間以内だ。これが『パーフェクト・オリジン』の攻撃なのだとしたら、俺たちが弱っているところを必ず追撃してくる。)

茜P(そうなればお終いだ。未央たちを除いてもう誰も戦える状態にはない。グレートウサちゃんロボも完全に大破してしまった。援軍も1時間以内には期待出来ない。)

茜P(相手の戦力は未知数、こちらには打てる手は残されていない。…絶望的な状況、と言うやつだな。見事に急所を突かれた形だ。)

茜P(………)

茜「すぅぅ……ボンバァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

紗南P・茜P・美玲「?!」ビクッ!

茜「>>23

皆さん諦めちゃいけません!諦めたらそこで試合終了ですよ……!それに、茜Pさんは他の兄妹は呼べないんですか?

茜「皆さん諦めちゃいけません!諦めたらそこで試合終了ですよ……!それに、茜Pさんは他のご兄妹は呼べないんですか?」

茜P「無理だ、通信が遮断されていて連絡が出来ない。」

茜「だったら私が呼びます!!!外に出て、大声で呼びます!!!」

茜P「茜……それは幾らお前でも……」

茜「やる前からどうして無理だって思うんですか?!気合いが足りません!!!」

茜P「!」

茜「気合いさえあれば出来ないことはないって教えてくれたのは茜Pさんじゃないですか!!!!」

紗南P「茜ちゃん…気持ちは分かるけど……」

茜「分かるなら私と一緒に叫んでください!!!」

紗南P「……だから…」

茜「ただ黙って、座っていたらどうにかなるんですか?!私はジッとしていることなんて出来ません!!!」

紗南P「俺っちだって……」

茜「途中でゲームを投げ出すような事をしたら、紗南さんに笑われますよ?」

紗南P「!」

茜「一回だけでいいです、私を信じてもらえませんか?」

茜「美玲さん、イザクさんを助けるんでしょう?!落ち込んでいる場合ですか?!」

美玲「もう…イザクの声が聞こえないんだ……イザクは遠くに行っちゃったんだッ…」

茜「だったら大声で呼び戻しましょう!!!」

美玲「そ、そんな簡単そうに……!」

茜「………」

美玲「あ………」

茜「簡単な事だとは思っていません。だから美玲さんに頼んでいるんです。」

美玲「………」

茜「私は物を考えるのは苦手です!!!何がいい事で悪い事かも…難しくて分かりません!!!でも…諦めるが悪い事だっていう事ぐらいは分かります!!!!」

美玲・茜P・紗南P「……」

茜「奇跡でも起こらない限りどうにもならない状況です!!!だったら奇跡を起こせばいいじゃないですか!!!信じなきゃ…奇跡は起きません!!!」

茜「すぅぅぅぅ………私は諦めたくない!!!!!!!」

紗南「………」

茜「最後の最後の最後の最後まで、絶対に諦めたりなんかしない!!!!!!」

光の中



紗南「………うぅん……あ……れ?ここ……は……?」パチ…パチパチ…

紗南「私はとっさにコクピットブロックごと脱出して……それで……ええっと……?」ムクリ

紗南「……状況を整理しよう。①さっきまでと違う全然場所に突然いる。②私はさっきまでかなりのダメージを受けて画面が真っ赤だった。③どう考えてもここは普通のステージじゃない。これらから導き出される結論は……」

紗南「………」

紗南「……ゲームオーバー……か。ざんねん!わたしのぼうけんはここでおわってしまった!」

紗南「>>30

…悔しいなぁ、ほんと。(一筋の涙)

紗南「…悔しいなぁ、ほんと。」ツー…

紗南「今まで生きてきた中で最大レベルの悔しさかも。あーあ、絶対あと少しでクリアできたのに!こう言うのが一番悔しいんだよね!」

紗南「初見殺しも大概でしょ!あんなの絶対初見じゃ無理に決まってるよ!はぁ…リトライしたいなぁ…次は絶対にクリアできる自信があるのに!」

紗南「これがゲームなら……っ……ああ、そっか……人生ってゲームにコンティニューはなかったんだったね。」

紗南「あはは、あたしとした事がこんな基本的なルールも忘れてるなんて……ゲーマー失格もいいところだよ……っ……もう……おしまいなんだ……」

紗南「いやだなぁ……まだやり残してたゲーム……たくさんあるのに……消化するまでは死んでも死に切れないって……思ってたのに……」ポタッ…

紗南「紗南Pさんと……徹ゲーの約束してたのに……っ……紗南Pさんは……バッドエンドが苦手なのに……このシナリオだと……っ……」ポタッ…

紗南「あはは、製作者に文句言っちゃうかも……メインヒロインが攻略不可能になっちゃいました、って。」

紗南「ごめんね……紗南Pさん……みんな………こんなことになるなら直前でセーブしとけば良かったな……なんて……ロード機能がないんだから意味ないか…」

紗南「……紗南ルートはバッドエンドでした。次は違う女の子の攻略に挑戦してみてね?紗南Pさんは顔面レベルは93ぐらいはあるんだから…他の女の子の攻略だって楽勝だよ。」

紗南「それでさ、このデータの上に上書きしてよ。バッドエンドなんて、思い出さなくていいから……さ。早く新しい女の子と楽しい思い出を作ってよ。」

紗南「あたしのことは忘れて。初恋って叶わないらしいし。…ゲームだと初恋も叶ったりするんだけど……」

紗南Pはホリイ隊員やナカジマ隊員みたいなタイプだと思ってました

紗南「はい、紗南ルートのバッドエンドはこれでおしまい!」ゴシゴシ

紗南「初恋…だったのかな?今となってはもう分かんないや。好感度ゲージ的には……ううん、もういい。あたしのシナリオはもう終わっちゃったみたいだから。」

紗南「14歳のヒロインってマズイしね。※このゲームに登場する〜……って注意書きを書かないといけなくなっちゃう。」

紗南「どう見ても中学生だっつうの!あははっ、アレでホントに引っかからないものなのかね?」

紗南「紗南Pさん、あたしに似てるヒロインを選んでくれてたんだっけ?…安心してよ、エロゲの隠し場所を知ってるのはあたしだけだから。」

紗南「……」

紗南「そろそろ行こうかな。ロード時間があんまり長いと申し訳ないし。」

紗南「じゃあね、みんな。基本プレイ無料にしては楽しいゲームだったよ。」クルッ

紗南「あ、ガーディーを散歩に連れて行ってあげる約束してたんだっけ。……ガーディー…」

ガーディー「ガウ!」

紗南「…!が、ガーディー?」

ガーディー「ガウガウ!」

紗南「え、えっと……?」

『ああ、そうか……この子がガーディーの新しい友達なんだね。』

ガーディー「ガウ!」

紗南「……誰…?ひょっとしてお迎えに来た…」

『違うよ。僕はそんな大した存在じゃないし、君にはまだお迎えは来ない。』

紗南「えっ……?」

『ここはたぶん…君が想像しているのとは別の場所だと思うよ。ここは…なんて言ったらいいのかな……思い出、かな?』

ガーディー「ガウ♪」

『僕もガーディーの友達なんだ。いや、友達だった。』ナデナデ…

ガーディー「ガウ…♪」

紗南「………」

>>39

僕の名は“ダイゴ”。かつて『魔王エンジェル』『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)』、そして『天の姫』と『宿星の姫』と戦った……つまり、君の遠いおじいさんという事になるね

>>37

安価把握

お休みなさい

>>33
帽子を深くかぶった、服がなんだか全体的に黒い20歳前後の男性をイメージしてください



再開します

『君はパーフェクトオリジンの1人、サイコマンの手先にやられたんだ。』

紗南「サイコマン……?」

『僕がかつて戦った『サイコマン』は自分のことを『サイコマン』と名乗っていた。恐らく現代の『サイコマン』は新たな『サイコマン』なのだろう。僕の知らない力も持っていた。」

ガーディー「ガウガウ!」

紗南「ちょ、ちょっと待って…!」

『何かな?』

紗南「あなたは…?かつて戦った…って…?」

『ああ、そっか。自己紹介がまだだったね。僕のことは……そうだな、ティガと呼んでほしい。この名前が一番気に入っているんだ。」

紗南「ティガ……さん……?」

『あははっ、嬉しいな…誰かに名前を呼んでもらえるのはすごく久しぶりだ。』

紗南「………」

『おっといけない。あまり時間が無いんだから急がないと……紗南、少しだけ僕の話に付き合ってくれないかな?」

紗南「……」コクッ

『ありがとう。』

〜〜〜



『改めて自己紹介をさせてもらうね。僕は『ティガ』。君たちから見て3000万年前の光の戦士の1人だ。初めまして、紗南。』スッ

紗南「は、初めまして……」スッ ギュッ

『こうして会える事を本当に嬉しく思う。もしガーディーと新しい友達になってくれる人がいたら、一度でいいからその人と話してみたいと思っていたんだ。』

ガーディー「ガウガウ♪」

『ふふっ、そうなんだ……君はガーディーにとてもよくしてくれているみたいだね。』

ガーディー「ガウガウ♪」

紗南(光が眩しくて顔が見えない…姿も何となくだけしか…3000万年前…?光の戦士…?ガーディーの友達……?この人は……一体……?)

『………』ナデナデ

ガーディー「ガウガウ♪」

紗南(ガーディーがすごく喜んでる……)

『良かった……ガーディーに新しい友達ができて……』ナデナデ

ガーディー「ガウガウ♪」

紗南「>>48

3000万年前に何があったのか、教えて

待って、『ティガ』……?
『三』好紗南……『3』……3は確か、インドネシア語で『ティガ』……まさか……まさか、あなたは……!!

紗南「待って、『ティガ』……?
『三』好紗南……『3』……3は確か、インドネシア語で『ティガ』……まさか……まさか、あなたは……!!」

『おや、君は物知りだね。」

紗南「この前クイズゲームで出たから……」

『ゲーム…僕が時代にはなかったものだ。ヒトの進歩の証、か……嬉しいな。』

紗南「あなたとは…初対面って感じてしない。」

『それは君が「光」を受け継ぐ者だからだ。僕は君の……遠いご先祖様、って事になるのかな?』

紗南「…!!知ってる…あたしは…あなたを知ってる……!!」

ガーディー「ガウガウ!」

紗南「うん、今…全部分かった…!夢の中であなたを何回も見た…!『天の姫』や『パーフェクトオリジン』、『天使』たちから地球を救った…光の巨人…!!」

『それは君の魂の記憶。ガーディーと出会った事で君の眠っていた記憶が蘇ったんだ。』

ガーディー「ガウガウ!」

紗南「でも、あなたは……!」

『そう、僕は最後に全ての力を使い果たして消えた。だからここは記憶なんだ。僕という存在の記憶。無と存在の地平線。」

紗南「……分かった…そういう事…なんだね…」

『君とは話したい事がたくさんある。でも、僕には時間がない。こうやって君と話せているのは…『バグ』を利用しているようなものだからね。』

紗南「………」

『これはお願いって言うか…祈り、かな?僕は君たちに対して…もう何もしてあげられない……』

ガーディー「ガウ……」

『紗南……君に頼みたい事があるんだ。…「光」を…受け継いでくれないか?」

『と、言っても…僕にはもうほとんど力はない。光の巨人としての力も体も君にはあげられない…あげられるのは「光」だけだ。』

ガーディー「ガウガウ!」

『君にしか頼めないんだ…光を受け継いでいる君にしか……君なら僕の「光」を受け継げる……でも、それは君を……」

紗南「いいよ。」

『…!』

紗南「>>54

ゲームの戦士にまさかなっちゃうなんてね……

自分の仇を取りたい...
だから少しでも力がほしいの

紗南「自分の仇を取りたい…だから少しでも力がほしいの。」

『………』

紗南「さっきまで諦めてたけど、悔しいって気持ちがまた強くなってきちゃった。もうミスはしない……あたしがゲームオーバーになったら、涙で溺れちゃう人がいるから。」

『…彼のことかい?』

紗南「うん。あたしのメインヒロインを泣かせた罪は大きいよ。あたしは紗南Pさんの涙を…見たくない。」

『君は戦士になってしまう。』

紗南「ゲームみたいでワクワクするじゃん。」

『本当にいいのかい…?』

紗南「むしろあげないって言われても強引にもらっちゃうよ?」

『君は半分人間ではなくなる……』

紗南「主人公によくある設定じゃん。あたしは主人公になりたい。みんなを守れる主人公に。」

『………』

紗南「ご先祖様、あたしはあなたの子孫だよ?あなたとあたしは、考えることは同じ。」

『………紗南。』

紗南「うん。」

『君と話ができてよかった。』

ガーディー「ガウゥ……」

『ガーディー、僕はいつでも君の側にいるから。君と僕は永遠に友達だよ。』ナデナデ

ガーディー「………」

『紗南たちと仲良く……ね。手を貸してくれるかい?』

紗南「………」スッ…

『…行くよ。」スッ ギュッ

紗南「……」コクッ

『君の未来に光の祝福があらん事を。』パァァァァァァ…

紗南「……」パァァァァァァ…

ガーディー「………」

『これで僕の「光」は君の「光」になった。その手の紋章が証だ。』スッ

紗南「ゲームみたいだね……」

『ふふっ、まったくその通りだ。』

紗南「>>61

↑……ティガァァァァァッ!!
(紋章からスパークレンスが現れ、それを天に掲げる)

紗南「……」スッ パァァァァ…!

スパークレンズ「………」

紗南「はっ!」ガシッ

『スパークレンズ……光の証……使い方は分かるかい…?」

紗南「…うん。」

『さあ…夢からはもう覚める時間だ。君を待っている人たちがいる。』

紗南「………」

『君のいるべき世界へ帰るんだ。光が溢れる世界へ…存在の世界へ。』

紗南「あたしはあなたのこと…忘れないから。頭の中にずっとセーブしとくから。」

『それは……嬉しいな……』

紗南「みんなをちゃんと…守るから。」

『…ありがとう。』

紗南「………」

『………』

紗南「……ティガァァァァァッ!! 」
バッ!

パァァァァァァァァァァァァァァァァァ…!!!

『………』

推奨BGM
https://www.youtube.com/watch?v=yA08zpCqS0E

〜〜〜



『強い「光」だ…とても明るく…温かい……みんなを照らす…「光」だ。僕の役目はこれで完全におしまいだ。紗南……頼んだよ……』

ガーディー「ガウ!ガウガウ!」

『……ガーディー…?』

ガーディー「ガウゥ……」

『…………』

ガーディー「………」

『……っ……君も…目覚めるんだ。これは夢…夢なんだよ……夢からは…覚めなきゃいけないんだ……』

ガーディー「ガウゥ……」ツー……

『…………』

ガーディー「ガウゥ…ガウゥ……」
ポタッ…ポタッ…

『………っ……』ギュッ…

ガーディー「ガウゥ……」
ポタッ…ポタッ…

『大好きだよ……ガーディー……』

ガーディー「クゥン……」
ポタッ…ポタッ……

>>68

沙南を頼んだぞ……!

『紗南を頼んだよ……!』

ガーディー「ガウ……」

『ガーディー…僕の大切な友達……ああ…ダメだなぁ…僕は……あははっ、最期ぐらい……かっこよくお別れしたかったのに……』

ガーディー「ガウゥ……」

『決まらないなぁ……あははっ……あはははっ……っ………っうう………』

ガーディー「ガウゥ……ガゥゥ……」

『お別れ…だよ……ガーディー……』

ガーディー「ガウ……」

『ずっと一緒だから……僕は君の心の中に……ずっといるから……」ナデナデ

ガーディー「………」

『1人じゃないから……寂しくないよ……ガーディー……僕は…幸せだ……」ナデナデ

ガーディー「ガウゥ……ガウゥ……」

『紗南を……僕の遠い……子孫を……支えてあげて……』ナデナデ

ガーディー「ガウゥゥゥ……」

『君は……寂しくないかい……?』

ガーディー「……」フルフル…

『そう……みんな……君に優しくしてくれるんだ……嬉しいなぁ……』

ガーディー「……」

『………』ナデナデ

ガーディー「………」

『じゃあね……』

パァァァァァァァァァァァァァァァァ……

シェルター



紗南「………」パァァァァァァァァァァ…!

紗南P「?!」

紗南「………」ムクリ

紗南P「さ、紗南……?」

紗南「ゲームコンティニューだよ、紗南Pさん。」フッ…

紗南P「………さ、紗南ぁぁぁ…!」
ガバッ!

紗南「ちょっ…?!」

紗南P「>>74

ありがとう……生きていてくれて……ありがとう……!!

夢じゃないよな……現実逃避の妄想なんかじゃないんだよな……!!

紗南P「夢じゃないよな……現実逃避の妄想なんかじゃないんだよな……!!」

紗南「妄想なんかじゃないよ……あたしは本物…本物の三好紗南だよ。」

紗南P「ギガティックサイクロン。」

紗南「632146321463214 AorC。」

紗南P「本物の紗南だぁぁぁぁ…!」
ギュゥゥ……

紗南「だからそう言ってるじゃん。」

紗南P「紗南ぁぁ……ほんとうに……っく……紗南ぁぁ……」ギュゥゥ……

紗南「心配かけちゃってごめんね。」

紗南P「夢じゃない…紗南だ…ゲームと徹夜が大好きな……っ……」

紗南「ただいま。」

紗南P「……っ……さぁぁなぁぁぁぁ……!」

紗南「………」ギュッ

紗南P「なんか光ってた気がしたけど……気のせいだよな……?」

紗南「あっ、それも本当のことだよ。」

紗南P「えっ……?」

紗南「話すと長くなるんだけどさ、今はあたしを信じてくれない?」

紗南P「信じる!」

紗南「即答って……」

紗南P「俺っちは紗南を信じる!何があっても絶対に!!」

紗南「なんかキャラ変わってない…?熱くなったって言うか……?」

紗南P「いろいろあったのさ、俺っちたちにも。」

紗南「……そっか。」

紗南P「何でも言ってほしい。何でも調達するから。」

紗南「じゃあ…建造中のグレートウサちゃんロボ2号機。」

紗南P「もう外にある。」

紗南「さすがはあたしのプロデューサーだね!ピロリン♪」

紗南P「今のは何の音?」

紗南「好感度が上がった音。」

シェルター外



未央・未央P「!!」

未央「今の感じた?」

未央P「ああ、感じた!」

「新しい「光」が…!」

「奇跡が…起きたのか…?!」

未央「>>81

かもね……!

【……そもそも『神』とは、岩石、山、水、他にも死や正月や引っ越しそばなど、世界に存在する全ての概念を司る存在である。
 しかし、誰よりも最初にその『世界』そのものを創造した、全能にして主なる者がいた。それが『天の姫』である。

 『天の姫』は『絶対の神器』という10個のダンベルを作った。
 そして、まず『氷のダンベル』で降らせた絶対に溶けない雪を自分に似せて固め、『星のダンベル』で宇宙の星々から吸い上げた『星の命』を注いで、永遠の伴侶たる『宿星の姫』を生んだ。

 次に『光のダンベル』から放たれる光で地に昼を作り、『闇のダンベル』で夜を作った。
 さらに『焔のダンベル』で地に満ちた毒を焼き払い、『風のダンベル』で大気を清め、『雷のダンベル』で雨を降らせた。

 雨が止んだ後、地には乾いた場所と雨が溜まった場所が出来た。『天の姫』は雨が溜まった場所を海と名付け、『土のダンベル』で乾いた場所に草と樹を芽生えさせた。
 最後に『天の姫』は『天のダンベル』でヒトを、『地のダンベル』でそれ以外の動物を作った。

 こうして世界創生が終わり、天地万物が出来上がった事で『天の姫』以外の神も自然発生していった。

 『天の姫』はヒトがどう生活の営みを始め、どのように発展していくのか、心穏やかに見守っていた。
 しかし、やがてヒトの中から『力』を持つ者が現れると状況が変わり始めた。

 『力』を持つ者は『アイドル』と名づけられた。ある者は『アイドル』を自らの野望のために利用し、ある者は『アイドル』を迫害し、ある者は『アイドル』に依存し堕落するようになった。
 そして、戦争……。

 この惨状を嘆いた『天の姫』は、世界を滅ぼし、イチから全てを作り直す事にした。
 そして、地上の人間の中からこの状況を何とかしようと努力を続けていた者を10人選ぶと、彼らに『絶対の神器』を授け、『失敗作だった下等人間とは違う、完璧な存在。そして新たなる世界に芽吹く、最初の命』という意味を込めて『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)』と名づけた。
 『パーフェクト・オリジン』は再び地上に戻ると、『天の姫』の眷属である『天使』と共に人類粛清と文明破壊、その後の環境再生に従事した。

 しかし、地上の人間の中には、『アイドル』以外にも後天的な方法で『力』を身につけた者がいた。『ゴルゴム』『グロンギ』『サンタの森の民』などがそれだ。
 彼らは『アイドル』と共に『天の姫』に抵抗し、世界全土を舞台にした『アイドル大戦』が勃発した。
 人間と『天の姫』陣営との戦いは終始『天の姫』側の優勢で進んだが、ここで大きな番狂わせが起こった。

 『パーフェクト・オリジン』の中でも最も神に近い存在とされた“完璧・壱式”ゴールドマンと“完璧・弐式”シルバーマンの兄弟が、『天の姫』に叛旗を翻して人間に戻った事。
 静観を決め込んでいた他の神の中からも、神の座を捨て人間に味方する者が現れた事。
 それが『豊穣の女神(加蓮)』と『光の巨人』……。

 『パーフェクト・オリジン』の活動や『アイドル大戦』の様子は、世界各地で伝説として様々に形を変えて語り継がれた。
 しかし、それらは様々な変化や誤解や意図的改竄によって、最終的に現在で言うゼウスやオーディンやナイアルラトホテプの物語として落ち着いた。

 『アイドル大戦』が終わった後、ゴールドマンは今の金閣寺が建っている場所に『ゴールデンキャッスル』を作ると、神にも負けない強い力を求める人間をそこに集め、魔界へと向かった。
 シルバーマンは、今の銀閣寺が建っている場所に『シルバーキャッスル』を作ると、平和を愛する人間をそこに住まわせ、世界各地の復興に乗り出した。

 堕天してまで人間を守ったゴールドマン、シルバーマン、豊穣の女神は『三貴神』として後世に伝わり、ゴールドマンは戦いの神スサノオ、シルバーマンは平和の神ツクヨミ、豊穣の女神は太陽の神アマテラスとして崇められるようになった。
 『光の巨人』も『アイドル』の守護神として後世に伝えられ、3つの力を使い分けて戦ったその姿にちなみ、Cu、Co、Paのアイドル3大属性と、3を意味する『ティガ』と言う言葉が作られた。

 そして今、何故かは分からないが再び『パーフェクト・オリジン』が地上で活動を開始している……】

……よしのんから聞いた……この伝承が本当なら……『光の巨人』が……!

安価把握

ここに来て壮大な設定が…

一時中断します

世界が10個のダンベルで作られたと思うと笑えるな

今までに出てきた設定や伏線をほぼ盛り込んでるんだよなぁ……

ちょっとこの安価は……いくらなんでもないんじゃないの?
>>1は長文レスについても制限かけた方がいいと思うが

又1人ウルトラ一族加入この分だと、ウルトラ一族と仮面ライダー一門、どちらがこの事務所コンプするのが先になるだろうか?

>>85
神器が全てダンベルと言う発想が浮かぶゆでは天才です

>>86
>>1もまだここまでは考えていなかったので……

>>87
長文につきましては、もし>>1が進行に支障をきたしてしまうようならば、申し訳ございませんが何らかの制限をかけさせていただく可能性があります。
現在はこちらで安価内容を適宜分割して採用させていただく形とします、ご了承ください

>>88
メタルヒーローと言う可能性も……

数日前 茶室



芳乃「これはわたくしがばば様よりお聞きした伝承でしてー。……ごほん、そもそも『神』とは、岩石、山、水、他にも死や正月や引っ越しそばなど、世界に存在する全ての概念を司る存在でしてー。しかし、誰よりも最初にその『世界』そのものを創造した、全能にして主なる者がいたと伝えられていましてー。それが『天の姫』でしてー。」

未央「えっと……神様の神様…みたいな?」

芳乃「『神』が理を生む存在とするならば、そうなりましてー。『天の姫』は『絶対の神器』という10個のダンベルを作ったと聞き及んでいましてー。
そして、まず『氷のダンベル』で降らせた絶対に溶けない雪を自分に似せて固め、『星のダンベル』で宇宙の星々から吸い上げた『星の命』を注いで、永遠の伴侶たる『宿星の姫』を生みましてー。」

芳乃「次に光のダンベル』から放たれる光で地に昼を作り、『闇のダンベル』で夜を作りましてー。さらに『焔のダンベル』で地に満ちた毒を焼き払い、『風のダンベル』で大気を清め、『雷のダンベル』で雨を降らせたのでしてー。」

芳乃「雨が止んだ後、地には乾いた場所と雨が溜まった場所が出来ましてー。『天の姫』は雨が溜まった場所を海と名付け、『土のダンベル』で乾いた場所に草と樹を芽生えさせだのでしてー。 最後に『天の姫』は『天のダンベル』でヒトを、『地のダンベル』でそれ以外の生命を作ったのでしてー。」

未央「この世界ってダンベルで作られたんだ……」

芳乃「とも伝わっていると言うだけの話なのでしてー。」

芳乃「ふぅ……長い話は喉が乾くのでしてー。」ズズズ…

芳乃「そなたもお茶をどうぞ召し上がれー。茶飲話程度に聞いてほしいのでしてー。」

未央「あ、うん…」ズズズ……

未央「…!美味っ?!」

芳乃「茶に最も重要なのは持て成す心なのでしてー。…続けさせてもらいまするー。こうして世界創生が終わり、天地万物が出来上がった事で『天の姫』以外の神も自然発生していったのでしてー。『天の姫』はヒトがどう生活の営みを始め、どのように発展していくのか、心穏やかに見守っていたのでしてー。」

芳乃「……」ズズズ……

芳乃「しかし、やがてヒトの中から『力』を持つ者が現れると状況が変わり始めたのでしてー。」

芳乃「『力』を持つ者は『アイドル』と名づけられましてー。ある者は『アイドル』を自らの野望のために利用し、ある者は『アイドル』を迫害し、ある者は『アイドル』に依存し堕落するようになりましてー……そして、戦争……」

未央「『アイドル』……」

芳乃「『アイドル』…即ち象徴。現在の『アイドル』の語源なのでしてー。それが今では和の象徴となって居るのは何とも言えませぬー。」

未央「………」

芳乃「この惨状を嘆いた『天の姫』は、世界を滅ぼし、イチから全てを作り直す事にしたのでしてー。そして、地上の人間の中からこの状況を何とかしようと努力を続けていた者を10人選ぶと、彼らに『絶対の神器』を授け、『失敗作だった下等人間とは違う、完璧な存在。そして新たなる世界に芽吹く、最初の命』という意味を込めて『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)』と名づけましてー。『パーフェクト・オリジン』は再び地上に戻ると、『天の姫』の眷属である『天使』と共に人類粛清と文明破壊、その後の環境再生に従事したのでしてー。」

芳乃「しかし、地上の人間の中には、『アイドル』以外にも後天的な方法で『力』を身につけた者がおりましてー。『ゴルゴム』『グロンギ』『サンタの森の民』などがそれだと言われておりまするー。彼らは『アイドル』と共に『天の姫』に抵抗し、世界全土を舞台にした『大戦』が起きたのでしてー。 」

芳乃「わたくしは是を然るべき物と考えるのでしてー。自らの価値観を押し付け、他を否と判じ滅そうとする……世に絶対の天秤はないのでしてー。」

未央「あたしもそう思うよ。神様のやる事に口出ししていいのかは分からないけど、それはたぶん間違ってる。」

芳乃「人は神に従うものではないのでしてー。ばっちこいなのでしてー。」

未央「どこでそんな言葉を……」

芳乃「友紀殿より授けられし言霊なのでしてー。」

未央「デスヨネー。」

芳乃「……人間と『天の姫』陣営との戦いは終始『天の姫』側の優勢で進んでいましたー。しかし、ここで大きな番狂わせが起きたのでしてー。一つは『パーフェクト・オリジン』の中でも最も神に近い存在とされた“完璧・壱式”ゴールドマンと“完璧・弐式”シルバーマンの兄弟が、『天の姫』に叛旗を翻して人間に戻った事。もう一つは静観を決め込んでいた他の神の中からも、神の座を捨て人間に味方する者が現れた事。 それが『豊穣の女神』と『光の巨人』……」

「『光の巨人』…?」

芳乃「この星にもかつてそう呼ばれた者たちが居たと言われていましてー、異なる星の子よ。伝承の中に存在を留めるのみですがー。」

「…………」

芳乃「『パーフェクト・オリジン』の活動や『大戦』の様子は、世界各地で伝説として様々に形を変えて語り継がれたのでしてー。しかし、それらは様々な変化や誤解や意図的な改竄によって、最終的に現在で言うゼウスやオーディンやナイアルラトホテプの物語として落ち着きましてー。」

芳乃「ふぅぅ……舌が乾くのでしてー……」ズズズ……

芳乃「ラストスパートなのでしてー……すぅ…… 『大戦』が終わった後……勝敗の行方は伝わってはおりませぬが、わたくしたちがこうしている事を見るに、そういう事なのでしょうー。」

芳乃「ゴールドマンは今の金閣寺が建っている場所に『ゴールデンキャッスル』を作ると、神にも負けない強い力を求める人間をそこに集め、魔界へと向かったと伝えられておりまするー。」

芳乃「また、シルバーマンは、今の銀閣寺が建っている場所に『シルバーキャッスル』を作ると、平和を愛する人間をそこに住まわせ、世界各地の復興に乗り出したのでしてー。」

芳乃「堕天してまで人間を守ったゴールドマン、シルバーマン、豊穣の女神は『三貴神』として後世に伝わり、ゴールドマンは戦いの神スサノオ、シルバーマンは平和の神ツクヨミ、豊穣の女神は太陽の神アマテラスとして崇められるようになりましてー。」

芳乃「『光の巨人』も『アイドル』の守護神として後世に伝えられ、3つの力を使い分けて戦ったその姿にちなみ、Cu、Co、Paのアイドル3大属性と、3を意味する『ティガ』と言う言葉が作られた……とか。そして今、何故かは分かりませぬが再び『パーフェクト・オリジン』が地上で活動を開始しているのでしてー……はぁ……話疲れたのでしてー……」

未央「何と言うか……お疲れ様。」

芳乃「さ、さんきゅーなのでしてー……」ズズズ……

芳乃「ふぅ……」

未央「………」

芳乃「わたくしのような年若き神々は伝承に聞くのみなのでしてー。ばば様もまた、ばば様のばば様より聞き及んだとー。ばば様のばば様は、ばば様のばば様から聞き及んだと仰られていたそうなー。」

未央「えっと……」

芳乃「神は悠久の歳月を生きまするー。終焉がなき生は生と呼べぬのでしてー。」

未央「あっ……ご、ごめん…」

芳乃「…?何故謝るのでしてー?」

未央「いや、だって……」

芳乃「ふふっ、無理もないのでしてー。『神』は永遠である、と言うのもまた真理の一つなのでしてー。『神』は永遠なのでしてー、人が心のうちにその存在を止めおいている限り。」

未央「……誰からも忘れられちゃったら…?」

芳乃「その時は我々が必要なくなったという事でしょうー。赤子が親の手を離れるのは、いと喜ばしきことなのでしてー。ふふっ…これを喜ばずして何を喜ぶと言うのでしょうー?」

未央「……よしのんは…」

芳乃「>>99

芳乃「事務所の皆さま……とりわけ、ありすP殿の頭の片隅にでも残っていればそれで良いのでしてー。」

未央「………」

芳乃「いつ人が神の手を離れる時が来るのかは分かりませぬー。しかし、そう遠くない未来であるとわたくしは信じているのでしてー。この星の民は……素晴らしき民ゆえー。」

未央「はぁ……あのさぁ、よしのん。」

芳乃「ほ?」

未央「神様に対しても好き勝手に物を言っていいんだよね?」

芳乃「でしてー。」

未央「なら、あたしのやり方でやらせてもらうよ。…よしのんのおバカ!」
ズビシ!

芳乃「あう。な、何をするのでしてー…?」

未央「友達にさ、自分が消えるかもって話を嬉しそうにされたら……人間はどんな気持ちになると思う?」

芳乃「へ……?」

未央「カミサマだか何だか知らないけど…悟った様なこと言わないでよ。あたしはよしのんが居なくなったら嫌だよ。みんなだってそう。そこさ……少しは考えてよ。」

芳乃「………!」

未央「あたしはみんなを守りたい。そのみんなには、よしのんだって入ってる。神様だってこの世界の大切な一部じゃないの?」

芳乃(この人の子もまた…わたくし自身を……)

未央「守るから、世界を。よしのんの大切な物を。例え、どんな存在を敵に回したとしても。」

芳乃(人は……)

未央「もしもの時は祈ってよ。えへへっ、よしのんがお祈りしてくれたら、
きっとどんな奇跡だって起こるよ♪」

芳乃「………」

未央「あたしもこの世界が大好きだからさ♪」

現在 シェルター外



未央「よしのんがお祈りしてくれたのかな…?さてはて、新しい「光」のお顔を拝見しに参りますかな!」

「この星は不思議に満ちているな……」

未央P「はっはっは、そこが面白くて素敵だろ?」

「未央Pの言う通りだ。だからこそ、この青い星はこんなにも輝いている…」

未央「行こっか、未央P。」

未央P「ああ、行こう、未央。」

シェルター前



紗南「………」

グレートウサちゃんロボ2号機「……」

紗南「今からあたしが新しく習得した固有スキルを見せたげる。よーく見てた方がいいよ?」

紗南P「…うん。」

紗南「あたしは変身はできない。でも…」ピト

グレートウサちゃんロボ2号機「……」

紗南「すぅぅ……はっ!!」

グレートウサちゃんロボ2号機「……」
パリパリパリパリパリ…!

紗南P「こ、これは……?」

緑色の結晶の塊「……」

紗南「今からグレートウサちゃんロボ2号機ををスーパーロボットにするから。……起きて。『グリッターウサちゃんロボ』。」

緑色の結晶の塊「……」パリィィィン!キラキラキラキラ…

グリッターウサちゃんロボ「………」
キラキラキラキラ…

紗南P「?!」

紗南「>>107

グリッターウサちゃんロボは、言わばあたしのもう一つの体。紗南Pさんが言ってたクインドゥームの砲塔とかはなくなったけど、『ティガ』としての力はすべて使えるよ

グルンガスト参式が龍虎王になったようなイメージです

紗南「グリッターウサちゃんロボは、言わばあたしのもう一つの体。紗南Pさんが言ってたクインドゥームの砲塔とかはなくなったけど、『ティガ』としての力はすべて使えるよ。」

紗南P「………」

紗南「言わば生まれ変わった…ってところかな?全てが「光」の武器へと変化したから。…はっ!」

グリッターウサちゃんロボ「……」
パリパリパリパリパリ…!パリィィィン!

ルガーランス「……」キラキラキラキラ…

紗南「グレートウサちゃんロボ2号機って、メインウェポンが決まってなかったよね?」

紗南P「………」

紗南「………紗南Pさん?」

紗南P「………」

紗南「お、おーい…?ひょっとして……フリーズしちゃった?」

紗南P「………」

紗南「ああ…えっと…今のは……」

紗南P「……いだ…」ボソッ…

紗南「?」

紗南P「綺麗だ……すごく……」

グリッターウサちゃんロボ「……」
キラキラキラキラ…

紗南P「そんな事を言ってる場合じゃないのかもしれないけど……言わずには…いられなかったんだ……」

グリッターウサちゃんロボ「……」
キラキラキラキラ…

紗南「……て、照れるな…何だか…」///

紗南P「すごく綺麗だ……グリッターウサちゃんロボ……そして……紗南が。」

紗南「ふぇっ?!」///

紗南P「今の紗南……すごく綺麗だった……俺っちの脳内フォルダから……絶対に一生消えない……」

紗南「ふ、不意打ちはズルいよ…!その……」///

紗南P「やっぱり紗南って……うん、決めた。俺っちはもう迷わない。……紗南。」

紗南「ひゃい!」///

紗南P「この戦いが終わったら…言いたい事があるんだ。」

紗南「……へっ?!」///

紗南P「>>114

……また、徹ゲーしてくれるか?

俺、この戦い終わったらお前に告白するんだ

紗南P「俺、この戦い終わったらお前に告白するんだ。」

紗南「………」

紗南P「……」

紗南「ネタ?」

紗南P「マジ。真剣と書いてマジ。」

紗南「はぁ…何だマジか………マジっすか?!」///

紗南P「マジです。」

紗南「ちょっ…ちょっ…ちょっ…!も、もー!!紗南Pさんのバカァ!!」///

紗南P「ええっ?!」

紗南「もうちょっとムードとか…シチュエーションとか…こう……色々あるでしょ?!こんなエンドの入り方をするゲームってある?!無いでしょ?!」///

紗南P「は、はい、ないです…!」

紗南「うう…ゲームで色々勉強したりしてたのに……全部ムダになったじゃん…!バ、バカァ!えっと……バカァ!」///

紗南P「ごめん………ん?今エンドの入り方って……?」

紗南「紗南ルートのトゥルーエンドの到達条件はまだ満たしてないんだからね!か、勝手に全クリした気になられたら……こ、困るんだから!」///

紗南P「………」

紗南「フラグがまだ一つ残ってるよ。…戦いに勝って帰ること。そしたら……」

紗南P「よっしゃあああ!ひゃっほーう!事実上のオーケーもらえたぜ!ありがとう、落とし神さん!」

紗南「ま、まだっ…!!」///

紗南P「好きになった相手が14歳だけど、愛さえあれば関係ないよねっ!」

未央「はい、続きは署で聞くからねー。」

紗南P「どわおわう?!……って…!」

未央「えへへっ、似てたでしょ?」

未央P「問題がないかと聞かれれば……」

「問題はあるな。」

「あるな。」

紗南「い、いったい…いつから……?」///

美玲「うちの事務所のプロデューサーにマトモなヤツはいないのかッ……」

茜P「俺の弟の1人が警察官なんだが……」

茜「はわわわわわわ……!!」///
プシュゥゥゥゥゥ……

紗南「これはもしかしなくても……」///

紗南P「最初から聞いてたってパターンですわ……絶対……ヤバい……明日からどんな顔して事務所に行けばいいのか分からない……」

美玲「>>121

安心しろ、刑務所がお前のゴールだ

愛海Pと一緒に暮らせよっ

美玲「安心しろ、刑務所がお前のゴールだ。愛海Pと仲良く暮らせよッ。」

紗南P「ちゃ、ちゃうねん……」

美玲「何がどう違うんだッ?」

紗南P「14歳の女の子を好きになったんじゃない。好きになった女の子が14歳だったんだっ!」

美玲「………」

紗南P「………」

美玲「早苗にもそう言っとくな。」

紗南P「やめてください、しんでしまいます。」

美玲「ハァ…冗談だ、冗談。」

紗南P「ほっ……」

美玲「愛海Pは今は自由の身だから、刑務所で暮らすのはオマエだけだぞッ。」

紗南P「冗談そっち?!」

美玲「面会には時々行ってやるからな。」

紗南P「み、美玲さんっ?!」

美玲「なーんてな。これも冗談だ。」

紗南P「あ、あははっ…!じょ、冗談か……二段構えとはなかなか意地が悪い……」

美玲「ロリコンの面会になんか絶対行ってやらないぞッ。」

紗南P「えっ?」

美玲「近づくな、ロリコン。」

紗南P「……美玲さん?あの…美玲さん?」

美玲「………」

紗南P「目が笑ってない……あ、あのぉ……?」

美玲「ハァ……うちの事務所のロリコンどもは全員しぶとさの塊みたいな連中だからな。オマエもどうせこんな戦いでは何ともないんだろうな。」

美玲「ホント嫌になるぞッ!どうして変態はみんな死んでも死なないようなヤツばっかりなんだッ!どうせオマエも隙を見てはイチャつくようになるんだろッ!」

紗南P「……ひょっとして…励ましてくれてる?」

美玲「か、勘違いするなッ!がるる…!ウチはただ…ただ……」

紗南P「ただ…?」

美玲「……がおーっ!!と、とにかく全員無事で帰るぞッ!以上ッ!」

紗南P「………」

美玲「な、何だよッ?!ひっかくぞッ?!」///

未央「はい、とゆーわけで美玲ちゃんからの叱咤激励でしたー!」

美玲「だ、誰がッ…うう…うがーッ!!」///

茜P「生きて帰らなきゃ刑務所にも入れない。全ての命は地球の未来なんだ。」

茜「え、えっと…!私も何か……うーん……うーん………頑張ってください!!!」

未央「美玲ちゃんはかわゆいのぉ。」

美玲「がおーッ!!」///

紗南「>>128

ありすPさんはもちろん、光Pさんもすごいからね……ヘリ操縦士をやってる光のお父さんだけじゃなく、警視総監にして一流の武道家でもあり探検隊の隊長としても知られる光のお祖父さんや、スプーンとか棒状の物を見るとつい天に掲げたくなるって噂の光のお母さんのお祖父さんとも戦って光との同居を認めさせたんだから……
そう……みんな誰よりも何よりも、愛だけを信じてる。例え世界を滅ぼそうとする魔王の前でも、世界は終わらないって何度でも叫び続ける。だから強い……だから負けない!

紗南「ありすPさんはもちろん、光Pさんもすごいからね……ヘリ操縦士をやってる光のお父さんだけじゃなく、警視総監にして一流の武道家でもあり探検隊の隊長としても知られる光のお祖父さんや、スプーンとか棒状の物を見るとつい天に掲げたくなるって噂の光のお母さんのお祖父さんとも戦って光との同居を認めさせたんだから………」

紗南「………」

紗南「…みんな誰よりも何よりも、愛だけを信じてる。例え世界を滅ぼそうとする魔王の前でも、世界は終わらないって何度でも叫び続ける。だから強い……だから負けない!!」

紗南P・茜・美玲・茜P「……」

紗南「みんな、あたしに力を貸してっ!!」

紗南P・茜・美玲・茜P「(うん!)(はい!)(おうッ!)(おう!)」

紗南「紗南Pさんと美玲は後部座席に乗って!やってほしいことがあるから!」

紗南P「分かった。」

美玲「分かったぞッ!」

紗南「ウルトラマンたちはあの怪獣を……ってあれ?」

茜P「2人ならもう行ったよ。やるべきことは分かってるから、ってな。」

紗南「本職のヒーローは違うなぁ……うん、それで合ってるよ。」

茜P「じゃあ俺たちも先に行かせてもらうぞ。茜。」

茜「はい!!!」

茜P「本職のレスキューソルジャーもやるべきことは分かっているんでな。戦闘には直接は参加できない…悪いな。」

紗南「ううん、後ろを気にせず戦えるってだけで全然違うから。それに、人の命は地球の未来…なんでしょ?」

茜P「……ああ!」

紗南「さぁて、反撃開始と行きますか!!」

???



白衣の男「『雷鳴』、『雷光』。」

『雷鳴』・『雷光』「……」

白衣の男「『破壊』たち。」

『破壊』1〜10「………」

白衣の男「そして…『ノスフェル』。」

ノスフェル「………」

白衣の男「あのお方のために…私を叡智の高みへと導き、現代において『サイコマン』としての力と地位を与えてくださったあのお方のために……役目を果たしなさい。」

白衣の男「>>136

戦いの舞台を用意してあげましょう。貴方達『完璧異生獣(スペースビースト)』が最高の力を発揮できる究極の闘技場……『ダークフィールド』!!

安価把握

マジカルルガーランス☆

お休みなさい

このssにおけるルガーランスの用途はどうなるのか

①敵に突き刺して核融合プラズマによる射撃を行う
②敵の同化(他だとダークサンダーエナジーとか)による影響を肩代わりして無効化する
③シャイニー☆(敵味方識別の全方位魔法ビーム)

…やっぱルガーランスってマジカルステッキだわ

ウルトラマンティガ由来の力なのでゼペリオン光線とかセルチェンジビームを出すんではないかと
(ランバルトは昇竜拳、デラシウムは波動拳として使う)

なるほど、ゼペリオン光線(シャイニー☆)ってことか

肉のネタとしてはルガーランス二刀流で1200万パワーの光の矢とかありそう

>>138
(フェストゥム絶対[ピーーー]マンの)普通の使い方です

>>139>>140
光の力(シャイニー☆)です

>>141
ゆで物理を一つは入れます
どのゆで物理を入れるかは……




再開します

白衣の男「戦いの舞台を用意してあげましょう。あなたたち『完璧異生獣(スペースビースト)』が最高の力を発揮できる究極の闘技場……『ダークフィールド』!!」

白衣の男「時は満ちました!パーティー再開の時間です!黒雲よ、現れなさい!」スッ

ズズズズズ……

白衣の男「ふふふっ、私は天候さえ意のままに操ることができる、これこそ神の使徒にのみ許された『力』!」

ズズズズズズズズズズ……

白衣の男「黒雲よ、空を覆いなさい。人間共の希望を掻き消し、神の使いたる「天使」たちに加護を与えなさい。」

ズズズズズズズズズズ……
パリ…パリパリパリ……

白衣の男「完璧・拾式奥義『愚者を裁きし雷の刑場(ダークフィールド)』!!!」

パリッ…ズドォォォォォン!!ズドォォォォォン!!
ズドォォォォォン!!ズドォォォォォン!!ズドォォォォォン!!
ズドォォォォォン!!ズドォォォォォン!!ズドォォォォォン!!
ズドォォォォォン!!ズドォォォォォン!!

白衣の男「黒雲と雷の結界、『ダークフィールド』…この結界がある限り、内よりは何者も外へは出れず、外よりは何者も内へは入れません。」

白衣の男「解除する方法は二つありますが…ふふっ、どちらも下等な人間ごときには不可能でしょうね。」

白衣の男「『ダークフィールド』の中では、神の寵愛を受けし私の作品『完璧異生獣』の力は3倍になります。これは戦いではなく処刑です。」

白衣の男「あなた方があのお方の脅威となり得ると私は判断を下しました。よって、この場にて消えていただきます。安心してください、あなた方の魂もちゃんとあのお方の為に捧げて差し上げますから。」

白衣の男「さあ、行きなさい『完璧異生獣』たちよ!」

『雷鳴』、『雷光』「……」スッ
バリバリバリ…ズドォォォォォォン!!

白衣の男「さて、後は私はゆっくりと「希望」が消される様をここから観察させていただくとしましょう。ふふっ、今日はいい日です。」

白衣の男「愚かな人間共…決して私の才能を認めず異端とまで蔑んだ愚かな人間共。あなた方の信奉する「文明」がどれだけ脆い物かという事をご覧に入れて差し上げましょう。」

白衣の男「あのお方の創られる新しき世界に、あなた方のような不浄なる存在は不要です。完璧な世界に住むべき民は完璧な存在のみ。」

白衣の男「各地のパーティー会場に設置しておいた魔法陣からの召喚もそろそろ完了する頃合いです。」

白衣の男「パーティーの会場はここを含め7箇所。人間共が例え束になったところで、パーティーが中止される事はありません。」

白衣の男「何故なら私たちは神に選ばれし完璧な存在なのですから!」

コンビナート地帯


バリバリバリ…ズドォォォォォォン!!

『雷鳴』・『雷光』「ショケイ…ヲ…カイシ……スル……」

『破壊』1〜10「ハカイ…ハカイ…ハカイ…ハカイ…」

ノスフェル「………」

『雷鳴』「ショケイ……」
バリッ…バリバリバリ…!

石油タンク「………」

『雷鳴』「ショケイ…」スッ

『雷鳴』「ショケ……」バァァァァァン!!!

『雷鳴』「!」ヨロッ…

パワード「ヘアッ!(待ってたよ。)」

『雷光』「テキ……ショケイ…」スッ

グレート「ジュアッ!(私のことも忘れてもらっては困るな。)」ガシッ!

『雷光』「!」

グレート「デュワッ!」ブンッ!
ボゴォォォン!!

『雷光』「!!」
ヒュゥゥゥゥゥ……ザバァァァァァン!!

パワード「>>149

最初から全力で決める!

パワード(最初から全力で決める!)」グググ…

パワード「ジュワッ!(スポーツ万能ちゃんみおの力を…思い知れぇ!!)ダッ!

『雷鳴』「テキ……ハ……」

パワード(悪いけど場所を移させてもらうよ!ここじゃ戦えないからね!)ガシッ!

『雷鳴』「ショケ……」

パワード(ウールートーラー……パワァー!!!)ズドドドドドドド…!!

『雷鳴』「?!」

パワード(未央P!!)
ズドドドドドドド…!!

グレート(ああ!!)

コンビナート地帯 港湾



パワード(どおりゃああああ!!)
ドォォン!!

『雷鳴』「ショ……ケイ……」
ザバァァァァン!!

グレート「ヘアッ!」ヒュゥゥゥン…!シュタッ!

パワード(ここなら引火する危険性はない。ここで倒すよ!)

グレート(新たな「光」の戦士に負けてはいられないからな!私たちも「光」の戦士としての使命を果たそう!)

パワード(後輩に対してイイトコ見せなきゃね!)

『雷鳴』「ショケイ……ショケイ……ショケイ……!」ザバァァァァ…!!

『雷光』「テキ……ハ……ショケイ……!」ザバァァァァ…!!

パワード(さあ、来るなら来い!友情パーワーを見せてあげるよ!)

グレート(私たちは負けない!守るべきものがあるからだ!)

『雷光』、『雷鳴』「ショ…ケイ…!」

パワード、グレート「デュワッ!!」

コンビナート地帯



『破壊』1〜10「キシャアアアアアアアアア!!」

「グリッターダーツ!!」
ヒュンッ!ヒュンッ!ヒュンッ! ドスッ!ドスッ!ドスッ!

『破壊』1〜3「?!」パリパリパリパリ…パリィィィン…!

グリッターウサちゃんロボ「3combo!」ザッ!

『破壊』4〜10「…!!キシャアアアアアアアアアアアアア!!!」

グリッターウサちゃんロボ「……」

『破壊』4〜6「キシャアアアアアアア!!」バッ!バッ!バッ!

グリッターウサちゃんロボ「グリッターローズ!」トッ!トッ!トッ!

『破壊』4〜6『??」
シュルシュルシュルシュル…!パリィィィィィン…!

グリッターウサちゃんロボ「6combo!」

『破壊』7〜10「キシャアアアアアアアアア!!!」
ドスンドスンドスンドスンドスンドスン…!!

グリッターウサちゃんロボ「ルガーランス!!」

ルガーランス「……」パリパリパリパリ…!

グリッターウサちゃんロボ「ゼペリオォォォォン…カノン!!」
ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

『破壊』7〜10「ギャ……」ボッ…

ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!ドガァァァァァァァン…!!!

グリッターウサちゃんロボ「10combo!…周囲への被害はなし、っと!」

ノスフェル「グギャアアアアアアアアアア!!!」

グリッターウサちゃんロボ「さて、と……雑魚敵の掃討も済んだことだし、そろそろボス戦に入りますか!」

グリッターウサちゃんロボ 操縦席



美玲「す、すごいぞッ……」

紗南P「今のってどういう技?!」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ…!

紗南「倒すべき相手だけを倒す技。ちゃんとデータ取れてるっ?」

紗南P「な、何とかっ……!」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ…!

紗南「美玲、準備しといて!イザクの心を取り戻すから!」

美玲「……わかったぞッ!」

紗南「>>159

(今ならわかる……イザクの心は、まだ残ってる!)
ルガーランス!セルチェンジ……ビーム!!

紗南「(今ならわかる……イザクの心は、まだ残ってる!) ルガーランス!セルチェンジ……ビーム!!」
パァァァァァァァァァァァァァ…!

ノスフェル「グギャ……ギャ……ギャアアア……アァアアア!!!」

美玲「…!!今イザクを感じたぞッ!!」

紗南P「チートにもほどがあるぞ、まったく!!」
スッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッ…!

紗南「イザク…君の心はどこにあるの?」

ノスフェル「グギャアア……アァアアア……アアアア……!!」

紗南「……はぁぁぁぁぁぁっ!!」

パァァァァァァァァァァァァァァァァァ…!!!

平原



紗南P「えっ…?!す、ステージが変わった?!」

美玲「ここはッ…?!」

紗南「ここはイザクの心の中。」

紗南P・美玲「心の…中?!」

紗南「うん、イザクを助けるにはこの方法しかないの。見て、あそこ。」

アルテスタイガー「ガルルルルルルルルルルル…!!」

ハンター1〜20「………」

アルテスタイガー「行って、早く!!」

イザク「ダメだ、俺はお前を置いてなんかいけない!!俺も共に戦う!!ガルルルルルルルル…!!」

ハンター1「ほう、つがいか。これは高くで売れるな。」

ハンター2「帰ったら宴会だな!」

ハンター3「堪らないな!この生殺与奪権をこちらが握ってる感覚ってヤツはよ!」

ハンター4「最近じゃ滅多にお目にかかれなくなった大物だ!早くズドンとやろうぜ!」

ハンター5「まあ、そう焦るなよ。これはスポーツなんだから楽しまなくちゃ損だぞ?」

美玲「あ、アイツらッ…!!」

紗南「止められないよ。これはイザクの記憶だから…あたしたちが見ているのは、もう起こってしまった過去だから。」

美玲「イザクの記憶ッ?!…!!つがいの虎……あッ!ああ……あの雄の虎……あれがッ…あれがイザクだッ!!」

紗南P「……アルテスタイガー…」

美玲「知っているのかッ?!」

紗南P「この前クイズゲームでやった……アルテスタイガー……世界で一番美しいと言われた虎……そして……その美しさのために……人間に……最後の一頭まで……狩り尽くされてしまった……虎……」

アルテスタイガー「ううん、あなたは逃げて、イザク!!」

イザク「馬鹿を言うな!!俺は…お前を……!!」

アルテスタイガー「お願いイザク……あなたは生きて……」

イザク「……!」

アルテスタイガー「この数の人間が相手じゃ勝てない。もし勝てたとしても…この人間たちの仲間が『復讐』に来る。イザク…あなたは生きて。私はあなたに…生きてほしいの……」

イザク「………」

アルテスタイガー「生きて…イザク…」

イザク「>>167

俺は……(蜂の巣にされる)

イザク「俺は……」
ダーン!ダーン!ダーン!ダーン!ダーン!

イザク「……!」ドサッ……

アルテスタイガー「イザ……ク……?」

ハンター6「馬鹿野郎!何で撃った?!」

ハンター7「すみません……!つ、つい…!」

ハンター8「だ、だって虎ですよ?!こ、怖いじゃないですか?!」

ハンター8「あんな凶暴そうな顔をしてますし!」

ハンター9「相手は危険な猛獣ですよ!」

ハンター10「先に撃たなきゃこちらがやられると言うか……」

ハンター6「ハァ……毛皮に傷が付いたら売値を下げないといけなくなっちまうだろうが……これだから素人は……」

ハンター11「俺たちは狩る側なんだ、これはゲームなんだよ。何も怖がる必要なんかないんだ。」

ハンター12「やれやれ、雄の方の毛皮はもう高くじゃ売れねえな。」

ハンター13「なに、金持ち連中を騙して売りつければいいさ。」

アルテスタイガー「イザク…!イザク…!イザク…!!」

イザク(俺は……生きなきゃ……生きてコイツを……守……らなきゃ………)

アルテスタイガー「イザク…!だめ……生きて……イザク…!!」

イザク(死んだら……だめだ……生きなきゃ……だめだ……俺は……生きる……生きて……共に……)

ハンター14「いいか?虎を仕留めるってのはこうするんだよ。」

アルテスタイガー「イザ……」
ダーン!ドサッ……

イザク(えっ……)

ハンター15「おお、さすがですな!」

ハンター16「実にお見事だ!きっちり心臓を撃ち抜いている。」

ハンター17「骨にも皮にも傷が付かない正しい仕留め方だ。分かったか?狩りってのはこうするんだ、ひよっこども。」

アルテスタイガー「……」

イザク(お、おい……?)

ハンター18「さ、早速解体しましょう。早く肉を捨ててしまわないと。」

ハンター19「虎の肉は不味くて食えたもんじゃないからな。」

ハンター20「解体なら私にお任せを。」スラッ…

アーミーナイフ「……」

イザク(や、やめろ……やめてくれ……嫌だ……嫌だ……お願いだ……やめて……くれ……!)

アルテスタイガー(イザ……ク………)

イザク(!!よかった……お前はまだ……!)

アルテスタイガー(ううん……もう無理……私は……土に還るときが来た……みたいだから……)

イザク(そんな……!嫌だ……お前も生きてくれ……俺と……共に……!)

アルテスタイガー(ごめんなさい……もう……無理……なの……)

イザク(嫌だ………嫌……だ………)

アルテスタイガー(イザク……最期に……1つだけ……お願い……が……あるの……)

イザク(敵討ちだな!任せておけ、人間を全て…!!)

アルテスタイガー(違う……人間を……恨まないで……敵討ちなんかしないで……ただ……生きて……)

イザク(人間を恨むな……だとッ?!)

アルテスタイガー(私たちは……生きるために必要なだけの……命を………いただいてきた……あなたの牙を……人間の血で汚したら……いけない……)

イザク(お、俺は…!俺は…!)

アルテスタイガー(>>175)

アルテスタイガー(お願い……私の最後のお願いくらい聞いてちょうだい……私はあなたを…信じてるわ……)

イザク(い、嫌だ……還らないでくれ……!嫌だ……俺は……お前に……!)

アルテスタイガー「……」

イザク(目を開けてくれ!頼む……生きてくれ!…俺はどうなってもいい……だから……!)

ハンター20「まずは肉と毛皮の間にナイフを入れる。」ザシュッ!

イザク(!!止めろォォォッ!!!)

ハンター20「そうして肉と毛皮を切り離していく。」ザシュザシュザシュザシュ…!

イザク(ああ…!あああ…!!や、やめ……やめて……くれ……!!)

〜〜〜


ハンター20「…とまあ、こんな感じですね。」

ハンター1「相変わらず上手いな!」

ハンター20「慣れですよ、慣れ。雄の方も……あれ?!」

ハンター2「いない?!まだ動けたのか?!」

ハンター3「探すか?」

ハンター4「いや、もう日が暮れて本格的に寒くなって来たから帰ろう。明日ここの近くを探せば死体が見つかるさ。」

ハンター5「…そうだな。今日はもう引き上げて一杯といくか!」

〜〜〜


イザク(ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……何でだ…?!何で……なんだ……?!どうして人間たちは……俺たちを……狩るんだ……?)

イザク(骨と皮以外は捨てる……食べるため以外で……どうして命を……奪うんだっ?!)

イザク(俺は……人間が……!!)

(お願い……私の最後のお願いくらい聞いてちょうだい……私はあなたを…信じてるわ……)

イザク(……っ!!…うう……ううう………何で……なんだ………)

イザク(わかったよ……俺は……人間を……恨まない……ただ……生きる……お前の……分……ま……で……)

イザク(生きる!俺は…生きる!生きる!生きる!…生きるんだ!)

美玲「そうか……そう……だったのか……だから…イザクは……イザクはッ……!」

紗南「……っ…」

紗南P「ゲームと違って……現実で人間がしてしまったことは……もう……取り返しがつかない……」

美玲「イザクを……助けなきゃッ……イザクを……生かさなきゃッ……!」

紗南「うん…!」

紗南P「同じミスを……2回繰り返しちゃいけない…!」

美玲「>>181

……イザク!聞こえるかッ!?確かに人間はろくでもないヤツもいるかもしれないッ!だけど、それ以上にいいヤツや、世の中を少しでも良くしようと頑張ってるヤツもいるんだ!!
ウチは人間と一緒に暮らして、そんな奴をたくさん知った!ウチの事務所以外にもたくさんいるッ!だから、お前ももう一度人間を信じてくれッ!!

再安価?

美玲「……イザク!聞こえるかッ!?確かに人間はろくでもないヤツもいるかもしれないッ!だけど、それ以上にいいヤツや、世の中を少しでも良くしようと頑張ってるヤツもいるんだッ!! 」

美玲「ウチは人間と一緒に暮らして、そんなヤツをたくさん知った!ウチの事務所以外にもたくさんいるッ!だから、お前ももう一度人間を信じてくれッ!!」

紗南「………」

美玲「人間にも…温かいヤツがいるんだッ!ウチは……最初は人間が憎かったッ!大嫌いだったッ!見たら…八つ裂きにしてやろうって考えてたッ!でもッ、今は違うッ!!」

美玲「ウチに…大好きって…どんな気持ちか教えてくれた…人間がいたんだッ!強くて…優しくて…大きくて……ウチに…本当の娘みたいに接してくれてッ……人間は…悪い生き物じゃないんだッ!」

美玲「オマエもッ…ウチと…一緒に生きれば分かるはずだからッ…ウチらと……一緒に来てくれッ、イザクッ!!!」

イザク「……『狼』の……むす……め……?」

美玲「そうだッ!ウチだッ!!」

イザク「どうして……ここに……?」

美玲「オマエを助けに来たんだッ!」

イザク「助……けに……?」

美玲「生きよう、イザクッ…!オマエは…生きろッ!!」

イザク「生きる……生きる……そうだ……そうだっ!…俺は……生きるんだッ!!」

>>182
申し訳ございません…
>>1がもう書き直しが効きそうにないので……
今回はこの安価を採用とさせてください……



美玲「来いッ、イザクッ!!」

イザク「そうだな……もう…行かなきゃな……これは……もう過ぎた事なんだ……もう……戻らないんだ……」

美玲「……ッ…」

イザク「俺はずっと……この時間に生きていたんだっ……でも……もう……終わりにしないと…いけないんだ……」

美玲「………」

イザク「今を…生きるんだ…!」スクッ

イザク「今行くぞ……「狼」のむす……」

ノスフェル「グギャアアアアアア!!!」ズドォォォォォン!!

美玲・紗南・紗南P・イザク「?!」

ノスフェル「グギャアアアアアアアアアアアア!!!」

紗南P「ど、どうなってるんだ…?」

紗南「……なるほど…「光」で清めるって言うのはそう言う意味か……分かりやすいじゃん…」

ノスフェル「グギャアアアアアアアァアアアアアア!!!!」

紗南P「5mぐらいしかないが…間違いなく……」

紗南「コイツを倒せばステージクリアだよ。コイツが…憎しみの本体だ。」

ノスフェル「グギャアアアアアアアアアア!!!」

美玲「じゃあ…コイツを倒せばッ!」

紗南「……」コクッ

美玲「確かに分かりやすいなッ!コイツがイザクじゃないならッ!ウチも本気が出せるッ!」

ノスフェル「グギャアアアアアア!!!!」

美玲「みんな、ウチの後ろに下がってろッ!」

コンビナート地帯 港湾



『雷鳴』「ショ……ケイ……!」
バリバリバリバリバリバリ…!

パワード(しまっ…?!)

グレート「ヘアッ!!(トライアングルシールド!)」バァァァァァァァン!!

グレート(大丈夫か、未央?!」

パワード(うん!ありがと、未央P!)

グレート(>>190)

1対1じゃ適わないかもしれない……でも、俺たち2人のコンビネーションなら必ず倒せる……!行くぞ!(必殺ビームを同時に発射する)

安価把握

一時中断します

再開します

グレート(1対1じゃ適わないかもしれない……でも、私たち2人のコンビネーションなら必ず倒せる……!行くぞ!)

パワード(…!オッケー!)

『雷光』「ショ…ケイ…!」
バリバリバリバリバリバリ…!

グレート「デュワッ!」バッ!

パワード「ジュワッ!」バッ!

バジャアアアアアアン…!!

グレート・グレート(はぁぁぁぁぁぁ!!)ググググググ…

『雷鳴』・『雷光』「ショ…ケ…イ…!」バリバリバリバリバリバリ…!

グレート・パワード「シュワッ!!」
ビシュウウウウウウウウウウウウウウ…!!!

バァァァァァァァァァン…!!

『雷鳴』・『雷光』「ショケイ…!ショケイ…!」バリバリバリバリバリバリ…!

グレート・パワード(うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)ビシュウウウウウウウウウウウウウウ…!!!

パキィィィィィン…!

『雷鳴』、『雷光』「!!」

グレート・パワード(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)ビシュウウウウウウウウウウウウウウ…!!!

『雷鳴』、『雷光』「ショ……ケ……」

パワード(電撃を打ち破った!行けr…!!)

バリバリバリ!ドガァァァァァァァン!!!

パワード・グレート「?!」

「黒雲からの雷撃に私たちの必殺技が打ち消された?!」

「そうか!このフィールドは攻撃までしてくるのか!避けろ!!」

カッ!

パワード(わわっ…!)ヒュンッ!

グレート(くっ…!)ヒュンッ!

バリバリバリ!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!

パワード(ズルいでしょ、こんなの!)
ヒュゥゥゥゥゥゥゥン…!!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!

グレート(避けるだけで精一杯だ!)
ヒュゥゥゥゥゥゥゥン…!!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!

『雷鳴』・『雷光』「ショ…ケイ…!」 バリバリバリバリバリバリ…!

パワード(くぅぅぅっ!!)
ヒュゥゥゥゥゥゥゥン…!!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!

グレート(あの黒雲さえ何とか晴らせれば…!!)ヒュゥゥゥゥゥゥゥン…!!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!

ドガァァァァン!!!ボゴォォォォォォン!!!

パワード(…!!雷の一つが石油タンクに…!!)

ボゴォォォォォォン!!!ボゴォォォォォォン!!!

グレート(誘爆を始めた…!!早く火を…!!)

『雷鳴』・『雷光』「ショケイ…!ショケイ…!」 バリバリバリバリバリバリ…!

グレート(くっ!!)ヒュゥゥゥゥゥゥゥン…!!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!

パワード(早く消火しないと大火災に……っ!!)ヒュゥゥゥゥゥゥゥン…!!
ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!ドガァァァァン!!!

ボゴォォォォォォン!!!ボゴォォォォォォン!!!
ドゴォォォォン!バチッ…バチバチバチバチ…!!
ゴォォォォォォォォォォォォォォ…!!

パワード(まずい!火が燃え広がる方向には避難所が…!!)

避難所


ザワザワ…!ザワザワ…!

茜「皆さん!!大丈夫ですから落ち着いて、静かに待っていてください!!!」

茜P「もうすぐ危険はなくなります!それまで…!(火の臭い…!!)」

茜P「茜、済まん。」ボソッ

茜「えっ?!」

茜P「少し外の様子を見てきます!」

ザワザワ…!ザワザワ…!ザワザワ…!

茜「>>202

皆さん大丈夫です!この人は必ず戻ります!!

茜「皆さん大丈夫です!この人は必ず戻ります!!」

ザワザワ…!ザワザワ…!ザワザワ…!

茜「信じてください!!皆さんの未来は、私たちが必ず守りますから!!!」

ザワザワ…!ザワザワ…!ザワザワ…!

茜「ここに居れば絶対に安全です!!!信じてください!!!」

ザワザワ…!ザワザワ…!

茜「信じてください!!!とにかく信じてください!!!私にはそれしか言葉が思いつきません!!!」

ザワザワ…!

茜「信じて…ください!!!」

消防団員「そうです、皆さん!茜ちゃんを信じましょう!!」

茜「!!」

消防団員「俺たちが出来ることは何でしょうか?!信じて待つことです!!」

茜「あなたは……!!」

消防団員「ここは俺に任せて行ってください。」ボソッ

茜「……!」

消防団員「………」

茜「……っ…」

茜「皆さん!!え、えっと……!!」

消防団員「茜Pさん…今の人だけだと不測の事態に対応できない可能性があります!茜さん、お願いです、あの人の手助けに行ってもらえませんか?」

茜「………分かりました!!!任せてください!!!私のパワーの見せどころです!!!」

消防団員「ありがとうございます!!」

茜「いえ!!(それを言うのは私の方です…!!)」

消防団員「頼みましたよ、茜さん!」

茜「はい!!!」

コンビナート地帯



茜P「これは……」

ゴォォォォォォォォォォォォォォ…!! ボゴォォォォォォン!!!
ボゴォォォォォォン!!! ボゴォォォォォォン!!!

茜P「くっ…!熱風が凄まじい……!早く火を……!!」

ボゴォォォォォォン!!! ボゴォォォォォォン!!!

茜P「……どうやって消せばいいんだ…?これだけの火災を…一体俺1人でどうやって…?」

ボゴォォォォォォン!!! ボゴォォォォォォン!!!

茜P「石油タンクに次々と引火している……辺り一面火の海だ…!!駄目だ…俺1人じゃどうにもならない……!!」

茜P「俺1人じゃ……」

茜「1人じゃありません!!!!!」

茜P「?!」

茜「茜Pさんは1人じゃありません!!!!私が……私がいます!!!!」

茜P「茜………」

ゴォォォォォォォォォォォォォォ…!! ボゴォォォォォォン!!!
ボゴォォォォォォン!!! ボゴォォォォォォン!!!

茜「一つだけこの火災を鎮める方法があります…!私が…第3段階まで全解放します…!」

茜P「なっ…?!」

茜「自分でも分かってます、全解放がどういうことかぐらい…私が熱暴走する危険性どころか……辺り一面の全てを消し飛ばしてしまうかもしれません……私を信じてもらえませんか…?私を……信じて……」

茜P「>>209

……わかった。思い切りやれ!!

茜P「……わかった。思い切りやれ!!」

茜「!!」

茜P「茜は熱くなれるだけ熱くなれ!!それを支えるのが俺の役目だ!!俺はいつだってお前を信じてる!!」

茜「………」

茜P「何をしようとしているのかは分からない…でも俺は茜を信じる。茜の信じる道を俺も信じる。」

茜「………ありがとうございます…!!」

茜P「気合いを入れてやれよ?」

茜「あ、あの……!」

茜P「何だ?」

茜「えっと……!」

茜P「……何でも言ってみろ。」

茜「じゃあ…お願いを一つだけ聞いてもらえませんか?」

茜P「何だ?」

茜「ぎゅっ……ってして……ください……不安…なんです……」

茜「私の『熱』…完全に解放して……全力で燃えるのは初めてで……その……上手くいくか……正直分からないんです……」

茜P「………」

茜「もし…失敗したら……全部……燃やしちゃう……守りたいものまで全部……そしたら……!」

茜P「………」ギュッ…

茜「……!」

茜P「………」

茜「………」

茜P「茜にはいつも元気付けられてばかりだ。…俺も偶には、茜を元気付けてやらないとな。」ギュッ…

茜「………」

茜P「いいか、茜。『熱』は物を燃やすだけじゃない…暗闇を明るく照らし、人に温もりを与えることもできるんだ。……茜は温かいな…温もりを感じる……」

茜「……」ギュッ…

茜P「大丈夫だ……怖がらなくていい。お前の『力』は人を傷つけるための『力』じゃない…人に生命の温もりを与えるための『力』…なんだ。」

茜「………」ギュッ…

茜P「>>215

もし最悪の事態になっても……目を開けろ。信じてろ。まっすぐお前を助け出す!

茜P「もし最悪の事態になっても……目を開けろ。信じてろ。まっすぐお前を助け出す!」

茜「……約束して……くれますか……?」

茜P「ああ、約束する。俺が信じるお前を信じろ。」

茜「………」

茜P「後のことは何も考えなくていい。ただ、熱くなれ!」

茜「………はい…!」ギュッ…

茜P「気合い、入ったか?」

茜「入りました!」

茜P「行けるか?」

茜「行けます!」

茜P「信じてるぞ。」

茜「私もです!」

茜P「行ってこい!」

茜「行ってきます!」

〜〜〜


茜「すぅ………はぁ……すぅ……はぁ………」

ボゴォォォォォォン!!! ボゴォォォォォォン!!!

茜「第一段階……解放。」シュルッ…
シュウウウウウウ…!!

茜「第二段階……解放。」シュルッ…
ゴォォォォォォォ…!!

茜「…!『熱』がすごく……落ち着いてる……!ちゃんと私の言うことを……聞いてくれてる……!」

茜「ああ…そっか…私がどうして『熱』をずっと制御できなかったのか分かった…私が無意識のうちに…『熱』を受け入れてなかったからだ…」

茜「ずっと怖かった…普通の人は100度のお湯でも火傷をしてしまうから……私の『熱』なら……って…」

茜「自分でも熱さを抑えられなくて…『熱』を皆さんに協力してもらって押さえつけて…『熱』に…ひどいことしてた…『熱』も私の一部なのに……」

茜「『熱』は私…私は『熱』。熱いのが私で、熱いから私。どこまでも熱血で全力……それが私、日野茜。」

茜「今までごめんね、『熱』…私は…あなたを受け入れる!!あなたを…皆さんを照らす温かい炎として!!」

茜「第三段階解放…!!!」シュルッ…
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!

茜「熱いけど…熱くない!!苦しくない……それどころか気持ちがいいです!!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!

茜「私の全力…!!太陽の表面温度と同じ6,000度…!!そっか…これが、全力を出せる気分!!!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!

茜「この力に全てを守るために使います!!!!誰かを信頼できるって、何て熱い事なんでしょう!!!!胸がとっても……温かいです!!!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!

茜「茜Pさんは私を信じてくれました!!!!私を必ず助け出すと言ってくれました!!!!信頼に……答えます!!!!!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!

茜「晶葉ちゃんに理科を教えてもらっててよかったです!!!!役立つときがきましたから!!!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!

茜「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!

茜「ボンバアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
カッ…!ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン…!!!!!

〜〜〜


茜P「何て奴だ!!もう滅茶苦茶だ!!空が……割れた……!!!」

ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!

茜P「炎の爆風で炎を掻き消しやがった…!!考え付きもしなかった…!炎で炎を消すだなんて!!熱い、熱すぎるぞ、茜!!」

茜P「俺も吹き飛ばされちまいそうな爆風だ!!これが茜の……全力……!!」

茜P「すごいよ、茜…!!お前は…本当に…!!」

茜P「ははは……こんな発想が思いつくのは……お前だけだ…!!」

茜P「爆発的な熱は爆発的な上昇気流を生み……爆発的な上昇気流は……!!」

〜〜〜


茜「上昇気流は……雨雲を呼び……」

ポツッ……ポツッ……

茜「雨雲は…雨を降らす…」

ザァァァァァァァァァァァァァ……

茜「残った火種もこれで全て消えるでしょう……ふぅぅぅ……」ジュゥゥゥゥゥ…!

茜「見ててくれましたか、茜Pさん…?アイドル…日野…茜を……」
フラッ……バタッ…!

茜「完全燃焼…!最高に熱く……燃えました……!!」

茜「>>225

熱が引いていく……私は全力を使い果たしました。もう、能力は使えなくなってる……自分でもわかります

茜「熱が引いていく……私は全力を使い果たしました。もう、能力は使えなくなってる……自分でもわかります……」

茜「熱くなろうとしても……少しも熱くなれない……はぁ……燃え尽きました……!後悔はありません……未来を……守れたんですから……!」

茜「雨が冷たくて気持ちいい……火照った体が……冷えていく……もっと冷たくて気持ちいいのが……この後待っていますけど……」

茜「茜Pさんが…冷やしタオルをもって……やってきてくれる……頑張ったなって……撫でてくれる……」

茜「ふぅ……疲れ……ました……これからはただの……熱血アイドル…日野……茜……ですね……」

茜「やる事は何も……変わりませんが……」

茜「ちょっとだけ寝ても……いいですよね……?あとは……大丈夫ですから……」

茜「偶には朝に寝たって……夜明け……です……綺麗だなぁ……」

茜「あとは……頼み……まし……た………」パチ…

茜「今日は忙しい日でした……そして私の……再出発の日……」

茜「明日に向かって…全力で……トライ……です……」

茜「…………」

コンビナート地帯 湾岸部



パワード(ナイスファイト、茜ちん…)

グレート(次は私たちの番か。)

『雷鳴』、『雷光』「ショ……ケ……イ……」

パワード・グレート「………」

『雷鳴』、『雷光』「テキ……ハ……ショケイ……!」バチッ…バチバチバチバチ…

サンダーサーベル「……」

パワード(消す事しか…知らないんだね…)

パワード・グレート「……」コクッ

『雷鳴』、『雷光』「ショケイ…!」ブンッ!

パワード・グレート「ジュワッ!」バッ!

ザシュゥッッ!!ザシュゥッッ!!

パワード・グレート「…」シュタッ

『雷鳴』「ガ……ガガ……ガガガ……」バチッ…バチバチバチバチ…

『雷光』「ガガ……ガガガ……ガ……」バチッ…バチバチバチバチ…

グレート(お互いにお互いを貫いてしまったな……敵を消す事しか考えられなかったからだ。仲間の事を少しでも考えられていたら、そうはならなかった。)

パワード(>>231)

自業自得……ってやつだね!ラッキー!

パワード(自業自得……ってやつだね!ラッキー!)

『雷鳴』、『雷光』「ガ……ガ……ガ……ガガガ………」

パワード(…本当にラッキーだよ、お互いを愛することができる存在に生まれられて。終わりにしよう。)ガシッ!

グレート(悲しいな。消すことしか考えられないなんて…お前たちも可哀想な存在なのかもしれないな。)ガシッ!

『雷鳴』、『雷光』「カ……ミ………」

パワード・グレート「シュワッ!」
グルン!グルン!グルン!

パワード・グレート「デュワアッ!」
グルン!グルン!グルン!ブゥゥゥゥン…!!

『雷光』、『雷光』「ガ…ガガ……カ……ガガガ……ガガガ……ミ………」

パワード「……」スッ
キィィィィィン…!

グレート「……」グッ
ボゥゥゥゥゥゥ…!

パワード「シュワッ!」ビシュゥゥゥゥゥゥ…!!

グレート「デュワッ!」ドウンッ!!

『雷光』、『雷光』「カ……」

ドガアアアアアアアアアアアアアアアン…!!!

パワード・グレート「………」

「終わったな。」

パワード(うん。)

「強敵だったな…」

グレート(でも、それだけだった。)

パワード(……帰ろっか。)

グレート(……ああ。)

パワード(…朝が来た。)

グレート(……ああ。)

平原


ノスフェル「グギャアアアアアアア!!」ゴオオッ!

美玲「ガオーッ!キラッ…!

ギィィィィィィィィィン…!

美玲「………」

ノスフェル「グギャアアアアア!!」
ボトッ…

ノスフェルの右腕「……」

ノスフェル「グギャアアア!!グギャアァアアア!!」

美玲「そんな空っぽのツメじゃ、ウチには勝てないぞ。」

ノスフェル「グギャアァアアアアア!!!ギャ…ギャアアアアア!!」

美玲「再生しないのが不思議かッ?答えは簡単だぞッ。オマエ、一か所だけはずっと庇ってたよなッ?」

肉塊「……」

ノスフェル「グギャアァアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

美玲「消えろッ!」グシャッ!

ノスフェル「グギャアァアアア……ギャアア……ギャアアア!!!」サラサラサラサラサラ……

美玲「……」

ノスフェル「ギャ……」
サラサラサラサラサラ……サァァァァァ………

美玲「>>240

↑+イザク...生きよ(突如飛来したサンダーサーベルを受けイザク絶命)

安価把握

まさかの年跨ぎです

お休みなさい

あけましておめでとうございます

今年もSSを書くのを楽しみに頑張っていきたいと思います

これからもしばらくはよろしくお願いします



再開します

美玲「やった……ウチ……今度こそ救えたッ……!イザク…生きよ…」

サンダーサーベル「…」ヒュンッ!ザシュッ!

イザク「…!」バタ…

美玲「…う……イザ…ク…?」

イザク「……」

美玲「そんなッ…ここまで来て………」ヘタ…

紗南P「こんなシナリオって
……」

紗南「慌てないで、美玲、紗南Pさん。」

紗南「イザクはもともと一回は終わっていた存在だから。」ツカツカツカ…

美玲「お、終わッ…?!」

紗南「イザクの命は一回終わった。それを自らの目的の為だけによみがえらせたヤツがいる。」ツカツカツカ…

サンダーサーベル「……」

紗南「この「闇」の雷の力で。裏を返せば、この雷には命をやり直せるだけの力がある。」スッ

イザク「………」

紗南P「な、何をするつもりなんだ…?」

紗南「奇跡。」

イザク「……」

紗南「イザク、あなたは生きなくちゃいけない。」パァァァァァァァ…!

サンダーサーベル「……」
パキパキパキパキ…

紗南P・美玲「……」

紗南「悪いね、私たちを絶望させるための一手のつもりだったんだろうけど……逆効果だったよ。イザク、還っておいで。」パァァァァァァァ…!

サンダーサーベル「……」
パキパキパキパキ……バリィィィィィン…!

温かな「光」「……」キラキラキラキラ…

パァァァァァァァァァァァァァァ……!

コンビナート地帯



ノスフェル「………」パキパキパキパキパキパキパキパ…バリィィィィィン…!!

グリッターウサちゃんロボ「ステージクリア。」

イザク「……」キラキラキラキラ…

グリッターウサちゃんロボ「セルチェンジビーム。」パァァァァァァァァァァ…

イザク「……」シュゥゥゥゥン…

グリッターウサちゃんロボ「お帰り、イザク。」

〜〜〜


イザク(う……ううん………)パチッ…

美玲「イザクッ…!」ダキッ!!

紗南P「チートでしょ、こんなん……」

紗南「おはよう、目が覚めた気分はどう?」

イザク(……生きてる……)

紗南「うん…生きてるよ。」

イザク(…………)

紗南「>>251

ところで紗南Pさん、さっき、あたしは変身はできないって言ったよね?
……でも、それはさっきまでの話。イザクの心の中に入る瞬間、あたしは『光』になる事でグリッターウサちゃんロボと融合して、グリッターウサちゃんロボにあげてた『光』をグリッターウサちゃんロボごともう一度あたしの中に取り入れ、ついでにウルトラマンのイメージを加えて再構築したんだ。イザクをよみがえらせたのも、その時に戻ってきた力の応用。
ここまで来たら、あとはエンディングを見るだけ!この空間から脱出するよ!(紋章からスパークレンスが出現)
ティガ――――ッ!!!(スパークレンスを掲げティガに変身、現実空間に脱出)

紗南「ところで紗南Pさん、さっき、あたしは変身はできないって言ったよね? ……でも、それはさっきまでの話。イザクの心の中に入る瞬間、あたしは『光』になる事でグリッターウサちゃんロボと融合して、グリッターウサちゃんロボにあげてた『光』をグリッターウサちゃんロボごともう一度あたしの中に取り入れ、ついでにウルトラマンのイメージを加えて再構築したんだ。イザクをよみがえらせたのも、その時に戻ってきた力の応用。 」

紗南P「………すごいってことだな!」

美玲「生きよう、イザク。」

イザク「……生きる!俺は…生きる…!」

紗南「うん!ここまで来たら、あとはエンディングを見るだけ!この空間から脱出するよ!」スッ…ガシッ!バッ!

紗南「ティガ――――ッ!!!」
キィィィィィィィィィィィィィィィィン…!!!

???



白衣の男「馬鹿な…!!ありえない…!!私の完璧な作品が……私の完璧な作品が……!!」

白衣の男「雷を奪われた…!それは私の力です、あなた方下等生物が……振れるなぁぁあっ!!私があの方からいただいた力が……ああ……穢されてしまった……!!」

白衣の男「『雷鳴』も『雷光』も壊された……まだ命は一つも捧げられていないと言うのに……!」

白衣の男「……ふっ……ふふ……ははははっ!仕方がありません……このパーティー会場の主役の座はお譲りしましょう…!ですが、パーティーの会場はまだ6カ所残っています!」

白衣の男「細やかな勝利に酔いしれていてください…!あなた方は何も救えてなどいなかった…!それをこのあとすぐに………なっ…?!」

白衣の男「………何が…起きているのですか……?」

「ラシガゲダバ、ダダバギゾ ギゾル ガギルゾ。ゴンバ ジンジャブバゴヅギバ ゴセビ ヅグジョググス ロボザ。」ゴキッ

『剛力』「……」

「話にならんな。やれやれ、つまらない相手と戦わされてしまったものだ。やはり俺を楽しませてくれるのは……」

「『土塊』、あなたに相応しい名前、新たに付け直してあげたから。あなたは『土塊』。突けば崩れるただの土の塊。」

土塊「………」

「…って言ってももう聞こえてないか。はぁ……せっかく2人きりで書き初め用の墨を選んでる途中だったのに……ハッ!」

「ワッハッハッハッハッハ!いい運動になったぞ!防衛成功!勝者はワガハイだ!」

『猜忌』「……」

「ワッハッハッハッハ!フゥ…戦ったら暑くなってしまった!よし、脱ぐか!」
シュルッ…バサッ!

「元斗流輪光斬。悪い子は「滅っ」ですよぉ。」

『深淵』「………」

「みんながまだお休みしてる時間に、大きな音を立てて暴れたりしたら…みんなが起きちゃうでしょ?」スポッ

「(お仕事おしまいウサー。)」

「……フルートの音色が止んだ。彼方も終わったか。」

『輪廻』「……」

「せめて拙僧だけは亡骸を弔おう、魂を持たぬ怪物たちよ。」ジャラッ…

「安らかに眠れ。」

「はばかりさんどす〜。」

『光陰』「……」

「すんまへんなぁ。うち、まいぺーすなもんやから、あんさんの鈍い動きには付き合えきれんくて。堪忍してくれはりますやろか?」

事務所 医務室



晶葉P「君が何者かは知らないが、今回の黒幕君。君の作戦自体はそう悪いものではなかった。それは素直に認めよう。」

晶葉P「しかし、君の用意周到な計画は呆気なく失敗に終わった。んー、不思議だねぇ?どうして失敗してしまったんだろうねぇ?アッハッハッハ!今どんな気持ちだい?」

晶葉P「失敗の原因は二つ。一つは私たちに時間を与えすぎたこと。時間をおいたせいで私たちに対策を立てられてしまった。あ、色々なデータも取らせてもらったよ。御苦労様。」

晶葉P「もう一つは……私たちを甘く見すぎていたこと。近くにいたプロデューサーとアイドルだけで簡単に対処ができたそうだよ。なにせ、心を持たない『怪物』が相手なら加減が必要ないからね。」

晶葉P「回収ももうそろそろ到着する頃だろう。いやぁ、済まなかったねぇ!天才である私の仲間たちが、君の作品を完膚なきまでに叩き潰してしまった!」

晶葉P「>>263

まあ、今回は本体じゃなくパーフェクトオリジンの力のほんの一部を渡された人間の仕業だということなので引き分けで手を打つとするか

晶葉P「まあ、今回は本体ではなくパーフェクトオリジンの力のほんの一部を渡された人間の仕業だということなので引き分けと言う事で手を打ってあげるとしよう。」

晶葉P「ま・さ・か、正真正銘のパーフェクトオリジンがこーんな無様な失敗をやらかすとは思えないしねぇ!」

晶葉P「アッハッハッハ!天才に喧嘩を売るって言うことがどう言うことか分からなかったのかなー?バーカ!」

晶葉P「世界は私の実験室なんだ、勝手に弄られたら困るじゃないか。それに……晶葉の生きる世界だ。」

晶葉P「晶葉の友人に手を出した君を私は許さない。晶葉がやっと手に入れた普通の日常を奪おうとする者に対しては、情け容赦を加える必要はこれっぽっちもない。」

晶葉P「君が元人間であろうがなんであろうが構うものか。」

>>
ゾンジャグ ガジザドグ ゴザギラグ
グロンギ ルベボ



晶葉P「カミサマなんて私の叡智で地上に引き摺り下ろしてあげるよ。直接会ったときが君の最期だ。首を洗っておいてくれよ?」

晶葉P「こずえ君やみりあ君、千枝君の力もそのうち解析させてもらうとしよう。増幅装置のような物を発明できれば、彼女たちの能力をさらに活かしてあげられる。」

晶葉P「カミサマならこっちにだって味方してくれている。おまけに悪魔だって。負ける気がしないね。」

晶葉P「『天使』なんか少しも恐ろしくなんかないよ。」ガチャガチャ…!

手錠「私です。」

晶葉P「『白衣の天使』に比べれば……」

清良「呼びましたか♪」

晶葉P「うわあああああっ?!」

清良(あっ、イイ声…!)ゾクゾクッ…!

晶葉P「わ、私を解放したまえ!!清良君!き、聞いているのか清良君…!!」ガチャガチャ…!

清良「あらあら、何も怖いことなんてありませんよ?ちょーっと、過労に効果のあるお注射をするだけですから☆」

注射器「ただのビタミン剤じゃ。」
キラーン…

晶葉P「私は元気だ!健康体だ!だから……!!」ガチャガチャ…!

清良「それを判断するのは私です♪(ナーススマイル)」

晶葉P「ひぃぃぃぃぃぃっ!!」

清良「まずはとりあえず太いの……一本イっちゃいましょうか☆」



ギャアアアアアアアアアア…!!!

事務所 注連縄の張られた部屋



こずえ「ふわぁ……」フラッ……

みりあ「…」ガシッ!

千枝「こずえちゃんっ?!」

みりあ「大丈夫。疲れて寝ちゃっただけだよ。」

こずえ「……」スヤスヤ…

みりあ「……」

こずえ「……」スヤスヤ…

みりあ「>>269

本体がこなくてよかった

みりあ「本体がこなくてよかった 。」

こずえ「……」スヤスヤ…

みりあ「本体が姿を見せたときは…決戦のとき。その時は……」

千枝「何とかなる気がする。」

みりあ「…!」

千枝「事務所のみんなを見てるとそう思わない?悪魔にだって友情はあるんだよ、みりあちゃん。」

みりあ「………」

千枝「よく頑張ったね、こずえちゃん。」

こずえ「……」スヤスヤ…

みりあ「……安心しきった寝顔。誰に体を預けてると思ってるの?」

こずえ「……」スヤスヤ…

みりあ「かわいいなぁ、こずえちゃんは。食べちゃいたいぐらい♪」ジュルリ…

千枝「みりあちゃん。」

みりあ「あははっ☆わかってるよ、言ってみただけっ♪」

こずえ「……」スヤスヤ…

みりあ「こんなに面白いカミサマ、食べちゃったらもったいないもん!もーっと、もーっと私を楽しませてもらわないとっ☆」

千枝「淫魔にならなくていいの?」

みりあ「誰かの力を取り込んでなるなんてつまんないよっ♪私決めた、この事務所のみんなにもーっと楽しませてもらって、それでみりあは今までの歴史になかったぐらいの最強の淫魔に自分の力でなる!」

千枝「ふふっ……そう…頑張ってね。」

みりあ「うんっ!」

こずえ「……」スヤスヤ…

みりあ「これからもよろしくね、こずえちゃん♪」

???



白衣の男「……っ!!下等生物共がっ……!!」ビキビキビキ…!

白衣の男「……っ…」

白衣の男「……まあ、いいでしょう。「光」の力は十分に観察することができました。今回はここで大人しく退いて差し上げます。」

白衣の男「しかし覚えていてください。あのお方による世界の再生は既に始まりの時を迎えようとしているという事を。」

白衣の男「私の体に『サイコマン』の力が完全に馴染んだ時、それがあなた方の最期です。」

白衣の男「その時までご機嫌よう。」
フッ…

コンビナート地帯



イザク(心が全て真っ黒に塗りつぶされる中……俺はただ……生きようとしていた……アイツと……共に……)

美玲「……ッ…」ギュッ…

イザク(ここは……俺たちが住んでいた場所と同じ臭いがした……何も分からなかった……ただ……アイツはここにいる……そんな気が……したんだ……)

紗南「………」

イザク(探していたんだ……アイツを……この……黒い水がある場所なら……アイツが……居る気がして……)

美玲「………」ギュッ…

イザク(どれだけ探しても……いるはずがないのにな……アイツはもう……どこにもいないんだから……還って……しまったんだから………)ツー…

美玲「イザク……」ギュッ…

イザク(どうして俺が生きなきゃいけないのかさえ忘れていた……すまなかった……すまなかった……)

紗南「……これからどうする?」

イザク(生きる…俺は…生きる…!)

紗南「わかった…紗南Pさん。」

紗南P「迎えならもう……あっ、来た来た!おーい!」

バラバラバラバラバラバラ……!

数日後 晶葉の研究室



紗南「手のかじかみはゲームの天敵だからねー。茜さん、もうちょっとだけ温度あげてくれる?」ポカポカ…

茜「はい!えっと……ボンバー!」

紗南「はー、あったかい……」

美玲「冬場は茜がいると助かるなッ…!はぁ……温かいぞッ…」
ポカポカ…

茜「ありがとうございます!!いやー、それにしてもまさか『熱』を使い果たしたんじゃなくて、ただ単に疲れて使えなくなっていただけとは思いませんでした!!」

紗南「温度調節機能まで付いていう事なしだねぇ……」ポカポカ…

茜「>>278

いろいろありましたけど、結局今回も各々がパワーアップしただけでしたね。紗南さんがウルトラマンになって、茜Pさんが兄弟のきずなを再確認して、えーと、えーと

茜「いろいろありましたけど、結局今回も各々がパワーアップしただけでしたね!紗南さんがウルトラマンになって、茜Pさんが兄弟のきずなを再確認して、えーと、えーと……!」

紗南「あたしはウルトラマンにはなってないよ?」

茜「?!」

紗南「あれは精神の世界だからできたことであって、現実の世界では……」

美玲「紗南ッ。」

紗南「何?」

美玲「茜が混乱してる。」

茜「???」シュゥゥゥゥ…

紗南「え、えっと…つまり、あたしはスーパーパイロットになって、グレートウサちゃんロボ2号機はグリッターウサちゃんロボになったってこと!」

茜「………ああ、なるほど!!」

美玲「茜Pも正月ぐらいゆっくり過ごせばいいのになッ。」

茜「動いてた方が落ち着くそうです!!他のご兄弟のみなさんと一緒に、火災跡の復興をしているそうです!!」

紗南「熱い人だねぇ…」

茜「私のプロデューサーさんですから!!」

ガーディー「ガウガウ♪」

イザク「ガルル。(温かいな…)」

美玲「な、うちの事務所ってすごいだろッ?」

イザク「ガルゥ…(ああ…)」

紗南「復興は順調なの?」

茜「はい!!これを機会に環境のことも考えた設計で新しく建て直すそうです!!設計責任者の人が事あるごとに天守閣を作ろうとするのだけが悩みらしいですが……!」

紗南「………」

晶葉「お前たちは私の研究室でくつろがなければ気が済まないのが…」ウィィィン

茜「お疲れ様です!!!」

紗南「おつかれー。」

美玲「ん。」

ガーディー「ガウ♪」

イザク「ガルゥ!」

晶葉「1、2、3、4、5……くどいようだがここは私の研究室なんだがな……はぁ…まあいい。私も茜にあたらせてくれ。冬場の格納庫は冷える。」
スタスタスタスタ…

晶葉「格納庫にも茜の『熱』を利用した暖房システムを導入しようかな…?はぁ……グリッターウサちゃんロボと言い、私の解析が追いつかない事ばかりだ……もう散々だよ。」

紗南「その割には楽しそうな顔してるけど?」

晶葉「ふっ…当然だろ?科学者にとって目の前に知的好奇心を刺激する未知がある。これ以上に喜ばしいことがあると言うのか?」

紗南「へへっ、晶葉ならそう言うと思ってた!」

晶葉「科学者とはそう言う生き物なんだよ。紗南Pはまだ中でハードとソフトの同調をやっている。気が向いたら見に行ってやれ。」

紗南「今そうしようと思ってたとこ。」

紗南「じゃ、あたし行ってくるから!」スクッ

美玲「おー。」

ガーディー「ガウガウ!」

イザク(ガーディーも一緒に行くそうだ。)

紗南「ふふっ、なら一緒に行こうか、ガーディー♪」

ガーディー「ガウ♪」

茜「部屋を温めて待ってますね!!」

晶葉「足下に気をつけるんだぞ。」

紗南「うん!」

紗南(遥かに続いてく繰り返しの中で、あたしたちは瞬間を生きてる。)

ガーディー「ガウガウ♪」

紗南(これから何が起きるかは分からない……でも、いつまでもこの微笑みを守りたい。そう思うんだ。)





S.O.S.受けて君の待つ明日へ

一年の始まりは眼精疲労と共に
新年も相変わらずの>>1です

今日のゆで物理
・塩水が蒸発した水蒸気や、その水蒸気が結露した水滴でさえも塩分を含む

ばとぅは7回に1回ぐらいのペースで行こうかな、と考えております
基本はやはり(非)日常メインで

これが…憎しみ…これが!!
(あんたんを見ながら)

今年もよろしくお願い申し上げます

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1451648603

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