【安価】蒼穹のファフナー -「あなた」は、そこにいますか?-【コンマ】 (1000)


このスレは「蒼穹のファフナー」の世界を舞台とした安価・コンマスレです
主人公の行動は全て安価とコンマで決定されます
コンマは基本的に直後を採用し、無効のレスの場合はズラして有効なレスを採用とします

あの結末が本当に最高の希望だったのか
それとも――



色々とガバガバだけど許してね

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451367821

まず最初に「あなた」の設定を決めるよ

名前:
性別:
適正:(シナジェティック・コード形成率)
戦闘:(文字通りの戦闘能力)
素性:(どんな立場か)

とりあえず決めるのはこれくらいで

スレ立てした時にトリップつけてたから大丈夫な気になってた

ではまず性別から行こう
↓1

「あなた」は女性なんですね

では次は名前を決めよう
ファフナーにおいて名前とはとても重要な意味を持つもの
存在の証明ゆえに
↓1

エレコーゼ……なるほど、「あなた」は外国人のようだ

次は「あなた」のファフナーへの適性を教えて欲しい

↓1コンマ(1がファンブル、0がクリティカル)

黒の剣とやらはアカン

かなり高い適性を持っているようだ
彼の島の子供たちに匹敵とは奇跡的な存在と言ってもいいだろう

では「あなた」の戦闘センスを教えて欲しい

↓1~4コンマ(順に格闘・射撃・命中・回避)

格闘(敵は同化)

射撃(ルガーランスの間違った使い方)

回避(間に合えーーっ!!)

機動力を捨てた殴り合い・撃ち合いが得意で神がかりの命中率を誇る
なかなか面白い戦い方をしそうだ
どちらかというと防衛線向きと言えるだろう

では「あなた」の立場を教えてほしい

↓1(あまり無茶振りはしないでね)

狙撃手

なるほど、「あなた」は神がかりの命中率を買われ狙撃手として配属されたらしい


では最後に……同化耐久率を決めようか

↓1

強すぎぃ!www

おめでとう
「あなた」は世界で一番同化耐久率が高い

かの「棺桶」や「始まりの機体」に乗っても数日は耐えられるだろう

たしかゼロファフナー総士で18時間だっけ…wwwwww     

なんなのコイツ

名前:エレコーゼ
性別:女性
適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手

これが「あなた」なんだね
「あなた」がこの世界にどんな祝福を与えるのか……とても楽しみだよ

では「あなた」の物語の始まり、始まり



「あなた」は、そこにいますか?



.

ここにいた証を残せるか


はるか宇宙の彼方から現れた地球外生命体……フェストゥム
彼らが現れた瞬間から、人類の歴史は戦争の歴史となった

いつまでも終わらない戦いの中で、私という存在は産声を上げた


物心ついた時には、両親から戦い方を叩き込まれていた

娘が生き残れるようにという親心だったのだろう
実際、両親は人としても親としても軍人としても素晴らしい人だった
私は両親を愛していたし、両親も私を愛してくれていた

そんな両親の薫陶を受けた私が軍人を目指すというのは、当然だったと言えるだろう





人類軍に入隊した私を待っていたのは、淡い紅に輝く巨人だった



.


フェストゥムに対抗できる唯一の兵器、対フェストゥム専用 思考制御 体感操縦式 有人兵器「ファフナー」

私はそれを動かす為の素養が、とんでもなく高かったらしい
メディカルチェックでそれが分かった途端、本来回されるはずだった部隊から
ファフナー部隊に回された時は流石に目が回ったものだ


長々と語ったが時間を今に戻そう

ファフナー部隊に配属された私の上司になった男……「日野道夫」は人類軍最強のファフナー乗りである


メガセリオンモデルを駆り、フェストゥムを狩り尽くす彼は
まさに マスターセリオン という二つ名と トリプルシックス の刻印に相応しい男だろう

そんな彼に率いられた私は激戦に次ぐ激戦、死闘に次ぐ死闘を潜り抜け続けることになった
途中で「あ、死んだな」と思った事は何回もあるが、私はここにいる

最初の頃はそれこそ七転八倒しながら戦ったものだが、日野隊長から
「お前、動かないで狙撃してればいいんじゃねェか?」と言われた日から世界が変わった


適度に位置を変えつつ撃ち続けているだけで、面白いように敵が落ちるのだ
接近してきた敵がいても、カウンター戦法で討ち取る事も可能になった

日野隊長曰く、「元から格闘も射撃も上手いのに加えて命中率は群を抜いてたからな、そういう形にすりゃ自然とそうなるさ」だとか


そんな中、「カノン・メンフィス」という女の子が配属されてきた
最初こそ硬い性格に戸惑ったが、割と可愛いところがあると分かってからはよく一緒にいる

他に同年代の人がいなかったから、ちょっと寂しくも感じていたのだろう


それからしばらく経ち……私は、自分の運命を変える作戦に参加することになった




竜宮島……日野隊長の故郷の、占領作戦


.


運命の分岐点は、すぐそこに迫っていた



ちょっと休憩
次からはモノローグ終わるから……(白目)

ちなみにエレコーゼのステを原作キャラと比較すると

適正:7(生駒祐未並) 耐性:0(前人未到の人類最高値)

戦闘:格闘7(衛並、0で零央ちゃん) 射撃7(HAE暉並、0でマークゴルゴ並)

命中9(該当なし、0でマークゴルゴ並) 回避1(該当なし、0でリミッターオフザインin一騎並)

という感じ

再開するよ!
と、その前にステ貼り付け

名前:エレコーゼ
性別:女性
適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手


あとプロローグの形式だと疲れるというか時間かかりすぎるんで台本形式にします
すまない、文章力の無い>>1で本当にすまない


エレコーゼ「隊長の故郷を占領ね……
        いくら貴重な戦力を秘匿して逃げ続けてるからって、気が進まないわね」

そう言いながら機体を進めていく
私は機体に施されたステルス機能を使用しゆっくりと隊長たちと反対側に移動している


万が一にも逃亡させないように、隠し札として潜水艦などを見逃さない為だ

エレコーゼ「フェストゥムと戦う為のファフナーなのに、こんな事に使うなんて……
        今更のことじゃないけど、慣れないわ……」

指定ポイントに到達し、ステルスを維持したまま監視体制に移る


自慢ではないが、私のファフナーには特殊な機能がふんだんに盛り込まれている

ステルスもそうだし、今まさに展開しているマルチロックシステムもそうだ
それを応用し目星を付けたポイントを常に把握する……

台本形式にすると言ったな、アレは嘘だ
ほんと二転三転してごめん、台本の方がむしろ難しいよ

スレ立てした時に酉もあれだしsagaも外れてるんだね……うん、ごめん


監視を始めて随分経った頃、島の占領に成功したという通信が届いた
付属された文書を読むと……

↓1(8~0で……)

へい

お見事
運命は変わった
そしてぞろ目……運命はさらに変わる



エレコーゼ「ふむ……島の格納庫に搭乗できるファフナーがもう1機あり
        適正の高い私にお呼びがかかった、と」

島のファフナーに乗る為に晶晶とベラ、オルガが出向いたけど人手が足りないわけね……
とりあえず格納庫に向かうとしよう


そのまま格納庫――島の人間は「ブルク」と呼ぶらしい――に到着した私は、その機体の前に立つ



淡い紅色に塗装された装甲に背中には同じ色の翼
他の島の機体よりやや巨大ながらもシャープな印象を受ける

この機体の名は――




エレコーゼ「マーク・ヌル……!」



.


その瞬間、格納庫内に警報が響き渡る

――フェストゥムの群れが接近している

エレコーゼ「この機体、マーク・ヌルで出ます!
        晶晶、ベラ、オルガ、いける!?」

晶晶「大丈夫!」

ベラ「なんとかしないと島ごとドボンだしね」

オルガ「いけます!」


――全員で竜宮島本島に向かう

が、私以外の全員が動きに精彩を欠いている
おそらく、島のファフナー「ノートゥングモデル」を操縦する時の独特の感覚に戸惑っているのだろう

幸い私はそういう事が無く、今までと同じように操縦できているけど……

しかし、今は少しでも戦力が欲しい
移動中にさらにもう1つの群れが接近しているのが見つかったらしい
なんとかしてもらうしかない


――本島に辿り着く
そこは日野隊長率いるファフナー部隊とフェストゥムの熾烈な戦場と化していた

フェストゥムを葬ったメガセリオン・モデルから通信ケーブルが射出され、マーク・ヌルに連結される

道夫「来たか、お前ら!
    やれるな?」

エレコーゼ「はい、私は大丈夫ですが、みんなは……」

道夫「何かあったのか?」

私の返答を聞いた隊長は、本島に着くなり棒立ちとなったアハト・フュンフ・ドライに機体を向ける

そのまま通信ケーブルをドライに射出し通信を始める


道夫「おい、マーク・ドライ!」

晶晶「風が……風が冷たい」

道夫「……ッ?」

エレコーゼ「晶晶ッ!?」


晶晶「機体の表面に、肌の感触が……
    こんな、巨体になるなんて……身体が、重すぎる」

道夫「それがノートゥングモデルの特徴だ
    一体化して変性意識を受け入れろ!」

エレコーゼ「そう、落ち着いて
        自分が機体になる事を受け入れて
        晶晶はドライで、ドライが晶晶なのよ!」


が、流れ弾が近くに着弾しそのまま膝をついてしまった
フュンフにアハトもそれに続いてしまう


道夫「くそッ、おいマーク・ヌル!
    こいつらをヴァッフェラーデンの後ろに隠すぞ!」

エレコーゼ「了解!」

素早く3機をヴァッフェラーデンに寄りかからせ、再び前線に戻る

道夫「直にカノンも来る
    俺たちで迎撃を続行するぞ!」

エレコーゼ「了解!
        陣形はいつも通りで?」

道夫「おう、俺とカノンがオフェンスに入る
    お前は後ろから援護を頼むぞ!」

エレコーゼ「了解!」


いつも通りの陣形・戦術だ
晶晶たちがいないのは少し痛いけど、なんとかする

私はかつての愛機ベイバロンモデルから拝借したスナイパーレーザーライフル……
私専用にカスタマイズされた「フェイルノート」を構え照準にフェストゥムをとらえ……

撃った


.


戦闘を開始します

コンマが高ければ高いほど良い結果になります
クリティカルを出せば状況によっては確定勝利するかもしれませんね


エレコーゼ「ここに到達すまでに数を減らす……!」

島へ押し寄せるフェストゥムの群れにレーザーが迫る

フェストゥム残存戦力100%、到達まであと5回

↓1

てー!

>>73 6

エレコーゼ「そこそこってとこね」

凝縮されたレーザーがフェストゥムをまとめて消し飛ばしていく
それでも全体から見れば微々たる被害だ

フェストゥム残存戦力90%、到達まであと4回

↓1

ぽい

>>75 8

エレコーゼ「よし、だんだん動きの癖が分かってきたわよ」

あえてやや出力を落とし連射性を高めたライフルがレーザーを次々と吐き出していく
それでも当たれば一撃で落ちるのだから、やつらはそこまで頑丈ではないようだ

フェストゥム残存戦力72%、到達まであと3回

忘れてた、↓1

えい

>>78 1

エレコーゼ「くッ、いきなり散開して……!?」

群れがいきなり散開し一部が超高速でヌルに迫ってくる
フェイルノートでは迎撃が間に合わない
こうなったら……

↓1

>>81 0

エレコーゼ「こうなったら、拳で勝負よ!」

私はフェイルノートを置き、両手にナックルガードを展開する
確かに私は機動戦は死んでいるが、近接戦が出来ないわけではない
むしろ……射撃と同じくらい得意だ!

エレコーゼ「甘いッ!」

異常な命中率を支える動体視力・未来予測を利用しフェストゥムを寄せ付けない
機体に刺さろうとするその先端をその場から動かずに払い見当違いの方向を向かせ、そのまま殴りつけて無に帰す

それを続けているうち、突撃してきたフェストゥムは全滅していた

エレコーゼ「さて、狙撃に戻りますか」

私はフェイルノートを拾い、再び構える

フェストゥム残存戦力45%、到達まであと2回

↓1

せい

>>83 6

エレコーゼ「よし、いい感じよ
        そのまま減っていってね」

連射性を高めた状態のまま撃ち続ける
明らかに数が少なくなった群れの一角が更に削られる

エレコーゼ「自分で言うのもなんだけど、これちょっとおかしい戦果じゃない?」

まァ、続けるのだが

フェストゥム残存戦力35%、到達まであと1回

↓1

てい

>>86 6 ぞろ目

エレコーゼ「これでッ!」

ライフルを酷使し、レーザーを凝縮させ続ける
太い線となったレーザーを群れに炸裂させ、そのままトリガーを引き続ける

ライフルが悲鳴を上げているが、無視する
これくらいは今までも何回もあったが、何とかなったしね
……ちょっとオーバーヒートして整備班から大目玉を食ったことはあるが

エレコーゼ「終わりよッ!」

ライフルに嵌め込まれた2つの大型バッテリーが残量0を示し、レーザーが消える

そこには……何も無い空間だけが残されていた



フェストゥム残存戦力0%

あ、やっべ
フェイルノートって直すの忘れてた、まいっか



おめでとう
見事に群れを殲滅し、己の存在を世界に示したね

これで更に運命は変わる
それは微々たるものだけど、確実に運命を変えて行く


今回のご褒美に祝福をあげる

好きな祝福を選んでね

1 格闘+1
2 射撃+1
3 マーク・ヌル強化


マーク・ヌルの強化だね

君のかつての愛機から機能をサルベージ出来るようにしておくよ

いや、これで鬼に金棒になっていくねェ


さて、続きと行こうか





あなたは、そこにいますか?




.


エレコーゼ「フェストゥムの全滅を確認……」

スコープ越しの視界内にもレーダーにも、フェストゥムの姿は残されていない

エレコーゼ「ふゥー……」

滝のように流れる汗を手の甲で拭い、息を整え、震える身体に活を入れる
流石にあれほどのことをすれば、心身ともに疲弊するのだ

道夫「いや、見事な手前だぜエレコーゼ
    おかげで俺らは他の敵に集中できた、助かったぜ」

隊長が通信ケーブルを連結し私を褒める

エレコーゼ「いえ隊長
        隊長やカノンたちみんなが周囲の敵を掃討してくれたからこそ
        私は狙撃に集中できたんです」

道夫「はっは!確かにお互い様ってやつだな!」


周囲を見ると、隊長とカノンは言わずもがな
グノーシスモデルも全機が生き残っている

みんなで生き残れたことを喜ぶ為に、この戦闘を終わらせなくては

ふと、視界の隅にフュンフが飛んでいくのが見えた
あれー?確かヴァッフェラーデンの後ろに隠したはずでは……

通信が繋がったままの隊長に質問すると

道夫「あァ、あいつらは全員、島の無人戦闘機が回収してったよ
    それとあの動き……パイロットが変わったな」

そこにカノンも通信に入ってきた

カノン「おそらく、回収された先で島の正規パイロットが乗り込んだのだろう
     島の西に向かっている、他の2機もそうだろう」

エレコーゼ「ファフナー3機を無人戦闘機で回収って、随分と無茶しますね、ここ……
        それと島の西ね……何かある?」


隊長が声を上げる

道夫「エレコーゼ、カノン!
    敵の頭が見つかった、西に移動する」

エレコーゼ・カノン「「了解」」

そのままメガセリオンモデルがグノーシスモデルを見渡す

道夫「全員動けるな、ついてこい!
    俺たちのやや後ろに追従するんだ、いいな」

グノーシスモデルのパイロットたちから返事が返ってきたようだ

道夫「よォし……行くぜッ!」


目標地点に到達した時、既に大勢は決していた
先行したドライ・フュンフ・アハトはいずれも大破し戦闘不能に陥っていたのだ

ノートゥングモデルをこうも簡単に……ッ!?

スラスターを全力で吹かし、その場から急速で離脱する
今まで立っていた場所に目をやると、大型のフェストゥムがめり込んでいる

これが、敵の頭か!

隊長の反撃に合わせ、ナックルガードを展開し殴りかかる
が、まるで効いていない


やつは電撃のような攻撃でヌルの両腕を砕き、次いでメガセリオンの右脚を破壊
カノンの機体、ベイバロンモデルの右腕を破壊してしまった

グノーシスも必死に反撃したが、全機破壊されてしまった
不幸中の幸いで、犠牲者は出ていないようだがもう行動自体が不可能だろう

一瞬で私たちを半壊させたフェストゥムは、そのままどこかへと移動してしまった

行先は……灯台?


灯台を最大望遠で見る
そこには、幼い女の子と若い女性がいた

(ダメだ、あのままでは……あのままでは!)

必死に機体を立て直して灯台を目指して飛翔する
隊長たちが何か言っているのを感じるが、それを振り切る

駆動系に致命的な損傷が出たのかほとんどスピードが出ない

(いやだ……また、目の前で人がいなくなるのを見てろというの?
 そんなの、絶対にいやだッ!)

しかし、ヌルはいよいよ力尽き山中に墜落してしまった

そして、あのフェストゥムは遂に彼女たちの目の前に辿り着いてしまった

(あァ、また……人がいなくなる
 また……助けられない、守る為の力があるのに)

絶望で視界が真っ暗になっていくのを感じる


視界も思考も閉ざされる寸前に、脳にある言葉が響いた






「おかえり」と




.


とりあえずここまででいったん休憩
いやー、結局1レスごとにすげー時間かかっちゃってごめんね

一旦乙

システムと主人公のモノローグの違いが一見して判りづらい、かな
システムは二重カッコで括るとかするといいかも

一旦おつ、面白かったよ

昨日はいったん休憩とか言いつつ寝ちゃってごめんなさい
準備はしたんだけどほんと眠気が酷くて……w

何も無ければ13時半から14時くらいに投下を始めるよー

>>113
言われてみると確かにあれじゃ分かり辛いね
今度からモノローグは<<>>で括るようにするよ!

116
全てはコンマの導きで決まるよ

回避を上げるのが目標だな

>>130
回避を上げてもいいし、他の能力値を上げてもいい
自由とはそういうことだ



能力値は成長しきればちょっとした祝福が待ってるよ

歯は磨いたし洗濯物も早めのヤツは取り込んだ
トイレも済ませた、投下の準備は出来た


投下再開するよ!


名前:エレコーゼ
性別:女性
適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手
祝福:マーク・ヌル強化

ステ貼り付け





あなたは、そこにいますか?




.


その瞬間、衝撃音と共にフェストゥムの巨体が吹き飛ばされた

私は、急激にクリアになった視界と思考を使い周囲を見渡す

フェストゥムを吹き飛ばした「なにか」は、後を追うように灯台のそばの埠頭に降り立ち
体勢を立て直したフェストゥムと対峙する


エレコーゼ「……綺麗」


その「なにか」はファフナーだった


銀白色に染め抜かれた装甲に、ムダをとことん削ぎ落したようにスマートなフォルム
今まで見たことの無い、ファフナーだった

そのファフナーは、私たちの機体をあっさりと破壊しノートゥングモデルさえも返り討ちにした
電撃の様な攻撃を、突き出した片手だけで事もなげに防ぎきる


エレコーゼ「な、なんてデタラメな機体なの!?
        というか島の機体ではなさそうだし、人類軍からの援軍なの!?」


島の機体であるなら、他のノートゥングモデルと同じように見つかっていただろうから除外
私達の部隊にあんな機体は無いのでこれも除外
そうすると自然に「人類軍からの援軍」という選択肢が残る


だが、それでも違うとしか思えなかった


攻撃を完璧に防がれたフェストゥムは、今度はさきほどの小型フェストゥムを射出する
射出された小型フェストゥムの群れは銀白色のファフナーに殺到し、瞬く間に覆い尽くした
そして、小型フェストゥムのコアが輝き出す


エレコーゼ「あれは……ッ!
        逃げて、それは爆弾……ッ!?」


逃げるどころか動く素振りさえ見せなかった銀白色のファフナーに
届かないと理解しつつも、逃げるように叫んだ、その瞬間だった



小型フェストゥムのコアが、全て消滅したのは


,



エレコーゼ「フェストゥムのコアが……消滅した?
        けど、ただの消滅じゃない……内部に向かってだった」

呆然とその光景を見ている私の口からぽろりと言葉が飛び出す
そう、あれはただの消滅じゃない、もっと別の……


エレコーゼ「まさか……まさか、あのファフナーが同化したというの……?」

.


その推論が事実である光景が目の前で繰り広げられる

ファフナーを覆い尽くしていた小型フェストゥムが、逆に吸収されていく
否、今まさに同化したのだ

不利を悟ったのか、フェストゥムが景色に溶け込むように姿を消した
その瞬間、レーダーや各計器からその存在が消失する


エレコーゼ「ただ見てるだけしか出来ないなんて!
        せめてヤツの所在だけでも!」

島のファフナー整備員にベイバロンから組み込ませた敵探査システムを起動する
狙撃を少しでもやりやすくする為のものだ


エレコーゼ「見つける……!」

↓1

コンマ判定だよ
分かり辛かったしちょっとやり直す

↓1(8以上で発見)

セイヤッサーボンジャン!

>>153 3

エレコーゼ「くッ……ダメ、見つからない!
        もっと精度が無いと……!」


狙撃をやりやすくする為のシステムといえど、ファフナーに積み込める程度の大きさなのだ
システムとしてのパワーも精度も足りない

いつもはそれでも自分の目で敵を見つけるのだが、様々な事があって動揺しているのか
いまいち集中力が持たない

悪戦苦闘の中でふと視線を銀白色のファフナーに向ける


あのファフナーは、落ちていた銃を拾い上げ、その銃口を海上に向けていた
次の瞬間、ファフナーの手と銃を結晶が覆い尽くし、発砲

虚空に着弾した銃弾――いや、あれはもはや砲弾だろう――が、信じられない威力の爆発を引き起こす


エレコーゼ「なにあれ……武器を同化して威力を底上げした……?
        もう滅茶苦茶よ!」


爆炎からフェストゥムが姿を現す、あそこにいたのか……!
逃げを捨てたのだろう、巨大な目が展開し電撃の発射準備を整えて行く



エレコーゼ「動いて、マーク・ヌル!
        あのファフナーだけに任せておくなんて……私には出来ない!」


完全に意識の外に置かれている今がチャンスなのだ

私の檄に応えたのか、マーク・ヌルが動き出す
膝立ちになり、肩にマウントしたフェイルノートをジョイントを90°回転させそのまま水平に保つ
そのまま残っている椀部かられーじんぐカッターを射出しトリガーに引っかける
いつもとは完全に違う構えだが、両腕が無いのだから仕方ない


エレコーゼ「当たってッ!」


↓1

えい

>>159 0


フェイルノートから撃ち出された凝縮レーザーが
フェストゥムの巨大な目を貫く

目を貫かれたフェストゥムが大きく身体をけいれんさせ、逃亡に移る


エレコーゼ「逃がさないッ!」


バッテリーに残された全てのエネルギーを凝縮させる
あまりにも急激なそれにフェイルノートが立ててはいけない音を立てているが無視する
……これは後で大目玉では済みそうにないなァ


エレコーゼ「貫くッ!」


今までになく凝縮されたレーザーを撃ち出す
深紅に輝く光の帯が、周囲の海水を蒸発させながらフェストゥムに迫り――


そのコアを貫いた


.



<<いや本気で驚いた
  ビギナーズラックとかそういうレベルじゃないよコレ>>

<<これは祝福も大盤振る舞いしないといけないよ>>

<<次の中から好きなの選んでね>>


1 射撃+2
2 スキル(戦闘時コンマに+補正)


<<↓1だよ>>


<<スキルだね>>

<<こういう祝福だよ>>


・貫く者

  戦闘時コンマ+2
  狙撃時コンマ+3


<<まさかこの序盤から運命の分岐点を良い方向に行くとは
  もしかしたら、きっと……>>

<<――次の戦闘から反映されるから楽しみにしていてね>>

<<じゃあ、物語に戻ろうか>>




<<あなたは、そこにいますか?>>


.



エレコーゼ「……終わった」


ワームスフィアに包まれ消滅していくフェストゥムを眺めつつ、私はそう呟いた

これでこの戦闘は終わるが、これからの方が問題は山積みだろう
拘束されていたはずのノートゥングモデル正規パイロットたちが機体に乗り込んでいるということは
その拘束が意味を成していないのを指している

パイロットが解放されているのに、Alvisの人間がそのままということはあり得ない



エレコーゼ「あッ、灯台の女の子と女性は!?」


再び最大望遠で灯台を見る

そこには、守る様に寄り添う女性と銀白色のファフナーを見つめる女の子の姿があった


エレコーゼ「よかった、無事……本当によかった」


私は、今度こそ守れたのだ



胸に感情が込み上げてきて涙を流しながら見つめる私

そして――


エレコーゼ「――ッ!?
        い、今、目が合った……?」


女の子と目が合う


しかしそれは一瞬の事だった


体勢を立て直し追いついてきたカノンから通信が入る
私は不思議な女の子から視線を逸らし、カノンとの会話に入った


カノン「マーク・ヌル、無事か?
     敵は……殲滅されたようだな」

エレコーゼ「フェストゥムは無事に撃破

        あそこの銀白色のファフナーの乱入があったからこそだけどね
        あの攻撃が無ければ見つける事すら出来なかったわ」

カノン「そうか……お前が無事で良かったよ

     んんッ!トリプルシックスがグノーシスの回収を始めている
     動ける私達はそれを手伝い母艦に帰投するようにとの命令だ」

エレコーゼ「了解、両腕は無いけどレージングカッターでなんとか行けるわ
        それにしてもー、ふふッ、やっぱカノンって可愛いとこあるじゃない」

カノン「か、からかうなッ!」


そのまま日野隊長と合流しグノーシスを全機回収、母艦へと帰投した



エレコーゼ「さて……どうなるかな」


割り当てられている部屋に辿り着きベッドに座る

残念ながらカノンは別室である
いや、当たり前なのだんだけどね


エレコーゼ「これからどうするかは私達じゃなくてバーンズ司令が決める事だしねェ
        考えても仕方ないし、寝るかな」


ベッドに横になると、やはり疲れているのだろう
すぐさま睡魔に誘われる


エレコーゼ「おやすみなさい、パパ、ママ……」


私は、そのまま目を閉じた――


ちょっと休憩
1レスの投下時間が更に開いちゃってるよォ!


名前:エレコーゼ
性別:女性
適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3
.

そういや年齢は?

>>182
容姿・年齢とかも後々にコンマと安価で決めるよ!
タイミング?良い頃合いになったら!


まァ年齢はカノンと同年代って書いちゃったからそこらへんだけどね
コンマで-1~+3で決める感じでふわっとね


ルガーランスさんは本編通りにいかなかったから(これからもそうだとは言ってない)


いったいいつから、ルガーランスさんだけが魔法のステッキになると錯覚していた?


投下再開するよ
まったり投下



――翌日


エレコーゼ「えッ、カノンだけが島に残るの?」

カノン「あァ、そうだ
     大佐直々の命令だ、変更は効かない」

エレコーゼ「私も残るよ
        私のベイバロンは無傷だしね、邪魔はしないよ」

カノン「ダメだ!」

エレコーゼ「か、カノン?」

カノン「あ……ダメ、なんだ
     お前は明日、ここを離れろ」


そう言ったカノンは踵を返し去って行ってしまった
おそらく日野隊長にも同じ内容を伝える為だろう


エレコーゼ「カノン、様子おかしかったな……
        任務関係であんな調子になるなんて、カノンらしくないよ」


私の中で違和感が増大していく
絶対におかしい……


エレコーゼ「調べてみよう」


↓1(8以上で成功、クリティカルで……?)

来い!


>>190 0


エレコーゼ「なに、これ……!
        こんなの正気じゃないわよ!」


ハッキングを駆使しカノンに下された任務を調べたら、とんでもない事が分かった


エレコーゼ「潜水艦のフェンリルを自爆させて竜宮島を吹き飛ばす、その為に護衛の命令がカノンに下った……?

        同時にミサイルを発射、潜水艦という文字通りの爆弾を抱えた竜宮島はヴェルシールドの展開も出来ずに間違いなく吹き飛ばされる
        ……ふざけてる!」


私達は軍人だ、命令が下されればそれに従うのが責務だ、それは分かっている
けど、これは違う……ただの生贄じゃない……


エレコーゼ「早く日野隊長に知らせ――ッ!?」

???「動かないで」


そんな、私が背後を取られるなんて!?

声からして女性だろう、謎の人物からぴったりと背中に硬い物……銃を突き付けられている


なんでこの娘こんなにクリティカル出すのん?(素)


謎の女性はそのまま口を開く


???「……あなた、道夫の部下の」

エレコーゼ「エレコーゼ、です
        あなたは……?」

???「私は狩谷、狩谷由紀恵よ
      ……島で、道夫の同級生だった女よ」


そう言って女性――狩谷由紀恵は、静かに銃を降ろす
私はそのまま数歩おいて彼女と向き合った


エレコーゼ「狩谷……確か、島から人類軍についたっていう人でしたね
        こんな形ですが初めまして、日野隊長の部下エレコーゼです」

狩谷「えェ、知っているわ
    話から察するに、あなたも大佐の作戦を知ったのね」



エレコーゼ「はい……正直に言います

        こんなの正気じゃないです、カノンを生贄も同然にするなんて……
        しかも、潜水艦の人員にはなにも知らせないで実行する気です」

狩谷「――私、島には未練が無いのよ」

エレコーゼ「――そんなッ!
        故郷じゃないですか、なんでそんな事ッ!」

狩谷「でも、島自体は嫌いじゃないのよ

    手を組みましょう、私以外に自力でここまで辿り着く人間がいるなら
    一緒にやった方が早く済むわ」

エレコーゼ「――をって、えェー?
        あの、一体何をするんです?」(なんだか結構強引な人だなァ)

狩谷「――細工よ」


私の問いに、狩谷さんは不敵な笑みを浮かべながら答えた


細工の出来栄え

↓1(低いほど原作と同じくらい、高ければ高いほど早く済む)


>>201 9

狩谷さんと私は、協力して攻撃システムの書き換えを行っていく

自分で言うのも何だが、私は情報システムは得意な方だ
両親から叩き込まれ身体と脳に沁みついた技術は色褪せることなく
そればかりか進化を続けているのだ

狩谷さんの作業速度もあり、ものすごく速く終了した

狩谷「これで終わりね
    あなた、凄いわね
    これでも私、情報システムは得意なんだけどついて来れる人は初めてだわ」

エレコーゼ「それはどうも……」


私は結構疲れてるのに、なんでこの人はけろりとしてるんだろうか……

ふと時計を確認する
まだ日を跨いですらいない


エレコーゼ「それで、どうします?
        かなり早く終わりましたけど」

狩谷「そうね……ここまで脱出の時間を早めましょう
    なにもバカ正直に作戦の開始を待ってやる義理もないわ」

エレコーゼ「そうですね……私、ファフナーの準備を進めておきます
        パイロットですからあまり怪しまれませんしね
        人がいたらふと気になって調整に来たとでも言って躱しておきます」

狩谷「では私は道夫に事情を説明して格納庫に連れて行くわ
    じゃ、格納庫でね」

エレコーゼ「はい!」


そうして私たちはその場を離れ、それぞれの目的地へ移動した


原作展開はもうボロボロ


格納庫に着いた私は、手早くシナジェティックスーツに着替えて愛機のベイバロンモデルに向かう
ちなみにマーク・ヌルは当然、島から持ち出すことは出来なかった


整備員「あれ、どうしたんです?こんな時間に」

エレコーゼ「ちょっと気になったから調整に来たのよ
        静かにやってるから気にしないで作業を続けて」

整備員「いえ、俺たちの仕事は今ちょうど終わったんです
      日野隊長のメガセリオンモデル、完璧に直しておきましたよ」

エレコーゼ「修理がこんなに早く済むなんて、隊長も喜ぶわ
        ご苦労様」

整備員「お疲れ様です、失礼します!」


一仕事終えた整備員たちを見送り、ベイバロンとメガセリオンの起動準備に入る


――起動準備が終わり待機していると、こちらに向かってくる2人分の足音を捕捉する
日野隊長と狩谷さんだ


狩谷「遅くなってごめんなさいね」

道夫「エレコーゼ、ゆきっぺから話は聞いた
    ファフナーの起動準備、お疲れさん」

エレコーゼ「待ってましたよ、お2人とも

        ご覧のとおり、いつでも出れます
        ハッチを破らなければいけないのはご愛嬌ですが」

道夫「構わねェ、むしろ上出来だ
    一発かましてから人類軍を退職と洒落込もうぜ」

狩谷「エレコーゼ、道夫
    知っての通り、大佐は2発の戦略ミサイルとフェンリルを使い島を完全に消すつもりよ
    けれど今なら間に合うわ、なにせミサイルが撃てないから」

エレコーゼ・道夫「「えっ?」」


合流した狩谷さんから飛び出した、まさに爆弾発言に私と隊長は揃って変な声を上げてしまった


道夫「おいおいゆきっぺ、そりゃどういう事だ?
    攻撃システムが作動しないようにしたとは聞いたが、それは聞いてないぞ?」

エレコーゼ「一緒に作業したのは攻撃システムの書き換えだけですよね?
        ……あの、まさか、さっきの謝罪って」

狩谷「推察の通りよ、エレコーゼ
    道夫を呼びに行くときにふと思いついてね、ついでにミサイル発射プログラムにも細工しておいたのよ
    なにせ時間に余裕があるから、それくらいやってもおつりがくるくらいよ」

エレコーゼ「だ、だから妙に時間が遅かったんですね!?」

道夫「ゆきっぺ、前々から情報システムが得意だったけど拍車かかったなァ……」


隊長、軽い現実逃避しないでください


ちなみにクリティカルやぞろ目だったらこれ以上だったんだゾ
艦を乗っ取って悠々と島に乗り付けるレベルだゾ


未来は変わっていくんだゾ(ニッコリ)



エレコーゼ「こほんッ!

        では狩谷さん、本当にお世話になりました
        あなたがいなかったら、作戦開始に間に合うかも微妙だったと思います」

狩谷「礼を言うのはこちらよ、エレコーゼ
    むしろあなたがいたからこそ、本来のポテンシャル以上の作業が出来たわ」

道夫「すげェ……ゆきっぺがそこまで人を褒めるって相当だぞ」

狩谷「……さ、早く行きなさい
    カノンって娘を助けるんでしょ?」


話を打ち切った狩谷さんが、脱出を促す
私は……



エレコーゼ「あの、狩谷さんも……一緒に行きませんか?」


気付いたら、こんな言葉を放っていた



狩谷「――私は、島を裏切った女よ
    それに、さきほども言ったけど島に未練はないのよ」

道夫「ゆきっぺ……」


狩谷さんを隊長がちょっとだけ寂しそうな表情で見やる


エレコーゼ「私は、あの島の住人ではありません
        あの島でお2人がどんなことを経験したのかも、知りません
        でも狩谷さん、言ってたじゃないですか
         島に未練は無いけど、島自体は嫌いじゃないって」

狩谷「それは……」

エレコーゼ「だから、一緒に行きましょう?」

道夫「――ゆきっぺ、俺からも頼む
    一緒に島に帰ろうぜ」

狩谷「エレコーゼ、道夫……
    私は……」


↓1(9以上で……)

変わるな


>>225 5


狩谷「……誘ってくれて嬉しいわ」

エレコーゼ「じゃあ……!」

狩谷「でも、無理よ
    もうあの島に私の居場所は無い……いえ、元から無かったのかもしれないわ
    それに、大切な人が人類軍にいるのよ……
    だから、ごめんなさい」

道夫「ゆきっぺ……本当に、一度決めたらテコでも動かねェんだから……ッたくよ……」


狩谷さんから放たれた謝罪と、その中にある致命的なまでの拒絶の色に
日野隊長はトレードマークのバンダナを撫でながら言葉を紡ぐ


エレコーゼ「狩谷さん、私!」

狩谷「でも……短い時間だったけど、共に歩むことが出来て楽しかったわ」

エレコーゼ「――」


言葉の端端から分かる
狩谷さんには、間違いなく島への愛情はあるのだろう
しかしそれ以上に、どうしても譲れない「愛」というものがあるのだ……


狩谷「行きなさい、島へ」

道夫「行くぞ、エレコーゼ
    じゃァな、ゆきっぺ
    出来りゃ、またゆっくり話をしたいもんだな
    ゆみっぺとも一緒にさ」

狩谷「えェ……」


言葉を失った私を、日野隊長がベイバロンまで連れて行く


最後に、これだけは――

コクピットに入る直前、私は狩谷さんに向かって叫んだ


エレコーゼ「私も、狩谷さんと一緒にいれて、楽しかったです!
        だから、さよならは言いません!だからいつか、またどこかで!」


私の言葉に狩谷さんは――

嬉しそうに微笑んだ

.


狩谷さんに再開の言葉を投げかけてからベイバロンに乗り込んだ私は、発進準備を整える
ちなみに修復されたフェイルノートは折り畳まれて腰の後ろにあるジョイントにマウントしている

起動したファフナーに反応し、艦内に警報が鳴り響くがもう遅い

道夫「よォし、準備は出来たなエレコーゼ!
    派手にブチかましてやろうぜ!」

エレコーゼ「了解です!」


そして隊長とは別のハッチの下に立ち――


スラスターを吹かして突き進み、ハッチをパンチで強引に突き破った


エレコーゼ「いや、ここまでしなくても普通に殴れば破れるんだけどね」

道夫「はっはっは、どうせなら派手にやるに限るぜ
    退職金にメガセリオンとベイバロンも頂いたし、とっとと島に向かうぞ!」

エレコーゼ「ファフナーを退職金扱いするとか前代未聞ですよ、もう」


隊長の言葉につっこみを入れつつ、機体を島のあった方角に向ける
ちらりと首だけを今しがた脱走した艦に向ける

狩谷さんは甲板まで出てきて、私たちを見送ってくれるようだ

たまらなく嬉しかったが、なにかその手のアクションを起こせば艦に内通者がいることを告白するようなものだ
気が付けば隊長も私と同じことをしていた

私と隊長は狩谷さんの軽く手を振る狩谷さんの姿を目に焼き付け、スラスターを全開にした――


あ、ちょっとミスった

>>233
×私と隊長は狩谷さんの軽く手を振る狩谷さんの姿を目に焼き付け、スラスターを全開にした――
○私と隊長は軽く手を振る狩谷さんの姿を目に焼き付け正面に向き直り、スラスターを全開にした――


いったん休憩
ここまで原作と離れてくれるとか>>1冥利に尽きるよ


>236
そりゃもうゆきっぺwith出戻りよ

一旦乙
ヌルはどうなりましたか…?(小声)
エレコーゼさんって意外とお嬢さん?(この世界基準で)

>>241
全ては安価とコンマ次第よ


投下を再開するッ!
繰り返す、投下を再開するッ!


名前:エレコーゼ
性別:女性
適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


恒例のステ貼り


が、今回は本編ではなく我らが主人公エレコーゼの年齢・容姿を決めようと思う


というわけで、まずは年齢から行こうか

>>40で「カノンと同年代」という事を書いているので、それに準拠するよ
コンマに割り振った数字を、カノンの年齢である「14歳」に足すという方式だ

コンマに割り振る数字は
1~4:-1 5:同い年 6~8:+1 9:+2 0:+3
といった具合にするよ!


では↓1、お願いね

1

>>247 3

なるほど、カノンより1つ年下のようだね
13歳でこの時点の人類軍最精鋭とはたまげたなァ


では次は髪と目の色を聞こうか

エレコーゼはどんな髪と目をしているのかな?

↓1

間違えた

↓1 髪 ↓2 目

金髪

>>255 金 >>256

ふむ、割とポピュラーと言える色だね?


ついでだから聞こう、髪の長さや髪型は?

↓1 長さ ↓3 髪型

ロング

ショート

>>259 ロング >>261 ショート

金髪のショートカットなんだね
>>1はボーイッシュな感じもいいと思うよ

縦ロールとかだったら一気にネタ臭くなってたね!

長さがロングなのにショートっておかしくないか?


>>264
言われてみると普通に矛盾してるねコレ
ごめんね、髪型だけ再安価するよ

↓1

ウェーブ

ロングを真ん中で折り返してるアレだよたぶん

>>267 ウェーブ

エレコーゼは金髪のロングウェーブヘアなんだね
誰かが言っていたけど、一気にお嬢様っぽくなってきたね


>>270
ハーフアップ?ってやつだっけ(うろ覚え)


次は体型と行こうか
コンマに割り振った数字で決めるとしよう

>>1は13歳外国人女子の平均とか知らないからコンマへの割り当ての数字はかなり適当に決めるよ

てなわけで割り振りはこちら

1~3:140cm台 4~6:150cm台 7~9:160cm台 0:170cm大


すまない、まだで本当にすまない

↓1で

ほい

>>278 5

平均っぽい身長になったね
すっぽり抱きしめたり出来そうでドキドキするね


で、細かい身長はどれくらい?

↓1(150~159cmでね)

155

>>281 155

ちょうど中央値で収まりがいいねェ

では次はみんなのお楽しみ、胸部装甲の厚さと行こうか!


え、体重?
それは乙女の秘密だから除外だよ!

胸部装甲もコンマへ割り振った数字で決めよう
なに、流石にそうそうクリティカルなんて出ないから

というわけで割り振りはこちら

1:まな板 2~4:70前半 5~7:70後半 8~9:80前半 0:まさかの90越え

美羽ちゃん、エメリー、乙姫、織姫、総士と見るようにファフナーの胸部装甲はとても薄い


またなんだ、すまない

>>287
なんで男が混じってるんですかねェ……


それはさておき↓1さん、頼むよ

おっぱい!

>>291 6

ふむふむふむ、70後半かァ
これは年齢を鑑みれば割とある方ではないかな?
身長も含めると結構大きいかもしれない


例え今は小さな希望でも、未来では大きな希望になっているかもしれない
それを信じて人は往く――なにかを犠牲にしながら、光を求めて

言っている事は胸部装甲に関してなんだけどね!


では次は出身地を決めようか
同時にコンマ判定を行うよ
高ければ高いほど、実家の地位が高いということで

↓2

ドイツ

>>301
悩んだけど連取りだから無し、ということで

何回もごめんね、再安価するよ

↓2さん、よろしく

アメリカ

>>312 アメリカ 2
エレコーゼは出身地2の呪いでもかかっているのだろうか
これは貧民出身かな……?

両親に戦闘技術とかいろいろ叩き込まれたってのはアレだ
たぶん怪我とかで引退した元軍人とかだったんだろう

ゾロ目だから特殊な家だったとかか?


>>317
指摘ありがとう、ぞろ目なのを完全に見逃していた

アメリカ出身でぞろ目、これは……ふむ

>>312 2(ぞろ目)

ヘレコーゼは新国連事務総長にして世界政府準備議会代表……ヘスター・ギャロップの養女のようだ

元々は貧民の孤児だったけど、フェストゥムに襲われた際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まったようだ


ここまで来たら、ヘレコーゼとヘスターがお互いをどう思っているか気になるよね?

さァ、お待ちかねのコンマの時間だ
今回はすぐにやろう

まずはヘレコーゼからヘスターに対して

↓2 (高ければ高いほど、おかーさん大好き 0なら)

おかーさん!

>>332 5
ごく一般的な愛情のようだね
少なくとも嫌ってはいないけど、入れ込んでいるわけでもない


では次はヘスターからヘレコーゼに対してだ

↓2 (高ければ高いほど、かわいい娘 0なら)

>>339 5
ヘスターもまた、ヘレコーゼに対してごく普通に愛情を抱いているね
いやァ、実に健全な母娘だね!


ヘレコーゼは、人類を存続させる為に働くヘスターを尊敬して少しでも役に立とうと人類軍に入隊
ヘスターは、比類なき同化耐性に釣られて養女にしたヘレコーゼに若干絆されているようだね

人類軍に入りたいという娘に、ヘスターは家庭教師を雇ってくれたようだ
娘を死なせたくない親心というやつだね

えー、ヘレコーゼに名前変わったん?


そして厳しい訓練を乗り越え人類軍に入隊
その時のメディカルチェックでファフナーへの高い適性が発覚し道夫の部隊へ、という流れだね

>>346-347
ヘスターの名前に釣られて頭文字をヘにしてしまっていた
本当にごめん


よし、とりあえず決めるのはこれくらいかな
エレコーゼはちょっと同化耐性が高いだけの普通の女の子だね!(ヘスターとの関係から目を逸らしつつ)

今更だけど道生さんの名前修正して欲しいのん!


名前:エレコーゼ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲70cm後半

出身:アメリカ(22、ぞろ目)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5

元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


エレコーゼ=サンのステ


>>353
マジだ、名前の文字違ってるゥ!
指摘感謝

ミツヒロ来たとき真矢だけじゃなくてエレコーゼも身柄要求されそう
あとエレコーゼ・ギャロップとか島の大人たち警戒不可避


よーし、決めるのはだいたいこんな感じでいいかな
エレコーゼ・ギャロップとかとんでもない存在が産声を上げてしまった(震え声)


>>355
そこらへんもダイスで決まるんやで(ニッコリ)


というわけで今日の投下はこれで終了します
お付き合いありがとうございました!



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲70cm後半

出身:アメリカ(22、ぞろ目)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5

元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3



名前だけ修正

が、たまの方が避けないとはいっていない

>>373
マドラックスかな?


いやー、やっぱりキャラ設定すると盛り上がるね!
分厚い胸部装甲が好きな住人が割と多くて>>1はとても嬉しいよ

>>1はお節づくりが終わったよ、みんなは手作り派?それとも購入派かな?

今日も投下する……と、言いたいところだけど私用があって無理なんだ
たぶん1日の夜までは投下どころかPCの前にもいないからね


それもちょっと癪だし、エレコーゼの胸部装甲の詳細な厚さを決める安価だけしようじゃないか

これもコンマに割り振った数字を「75」に足す方式だよ

1:0cm 2~5:1cm 6~7:2cm 8~9:3cm 0:4cm

これが割り振りね


では↓1 君の情熱に期待するよ

おっぱい!

>>378 7
75+2で77cmだね
うんうん、13歳でこの数字はかなり将来を期待できそうだね!
君の情熱は受け取ったよ!

ゾロ目ボーナス(小声)



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲77cm

出身:アメリカ(22、ぞろ目)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5

元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


修正したステ貼り付け

>>381
あッ
……うんうん、それもまたローマだね!

>>378 7 ぞろ目
君の情熱は本物だよ、いいぞもっとやれ



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm

出身:アメリカ(22、ぞろ目)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5

元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


更に修正したステ貼り付け(半ギレ)

胸部装甲が増えるよ!やったねエレコーゼちゃん!


クリティカルとぞろ目の申し子かな?

B87の13歳て……
ヴァルキリードライヴ出身かな?

>>387
閃乱カグラかもしれない


島の子供たちがどんなリアクションをしてくれるか、とっても楽しみですね!

珍しいファフナーSSだからって雑談沸きすぎだろ

>>411
スレが賑わう事はいいことだよ
みんな遠慮なく雑談してええんやで!

ちょっと帰れたからこれだけ言いたい
みんなよいお年を!


あけましておめでとうございます!
本年もこのスレをよろしくお願いしますね!

予定が変更になってかなり早く帰ってこれた
やるべきお正月の作業も終わったし、今日も投下できるよ!

既にお節を作ってあるからご飯の準備をしなくていいって、とても楽だね!



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm

出身:アメリカ(22、ぞろ目)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5

元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃7 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


とりあえず恒例のエレコーゼちゃんのステをぺたぺた

お昼まで投下するよ!


機体のスラスターを全開にした私と隊長は、竜宮島へと急ぐ
艦がヴェルシールド圏内ギリギリに停泊していた為、潜水艦が停泊している本島までは60kmほどの距離がある
ミサイルを無効化したと言えど、フェンリルまでは無効化できていない
急がなければ、フェンリルを起爆される可能性がある……唯一、この作戦の詳細を聞かされているだろう、カノンを使って……

私が「一緒に島に残る」と言った時に怒鳴ってまで拒絶した事といい、様子がおかしかったのも頷ける
カノンは、私をフェンリルに巻き込まない為に遠ざけようとしたのだ
あの娘は融通が利かなそうに見えるが、根は素直で優しいから……!


道生「エレコーゼ、俺は島に状況を伝える!

    お前は後ろの警戒を頼む
    武器管理システムがおしゃかになってる今、追撃があるだろうからな!」

エレコーゼ「了解!」

隊長が島へバーンズ大佐の作戦を伝えている間、私は背後に神経を集中する

すると隊長の読み通り、艦からファフナー部隊が出撃してきた
艦の護衛戦力まで使って私たちを落とすつもりとは、大佐はどうしても竜宮島を沈めたいらしい

エレコーゼ「シンクロニシティ……竜宮島がフェストゥムの強大化の一端を担っているのは確かだろうけど
        だからと言って、こんな事していい理由にはならないじゃない……!」


自分の言う事を認めないからと相手を滅ぼすようじゃ、フェストゥムと何も変わらないじゃない!


エレコーゼ「隊長、読み通りファフナー部隊が追撃に上がってきました
        いかがしますか?」


一連の仔細を伝え終わったタイミングを見計らい、私は隊長に報告と共に指示を仰ぐ


道生「やぱり来やがったか
    あの野郎、ゆきっぺの言った通りなにがなんでも島を沈める気だな
    ――エレコーゼ、追撃部隊を落とすのとカノンの説得、どっちがいい?」


唐突にそんな事を言われたので目を白黒させてしまった

>>425
誤字訂正

×やぱり来やがったか
○やはり来やがたっか


エレコーゼ「た、隊長?
        部下にどっちがいいと聞くのはどうかと思いますよ?」

道生「なーに、俺たちはもう人類軍を退職したんだ
    今更上司と部下もへったくれもねェだろ
    で、お前さんはどうしたい?」


実に身も蓋も無いことを言いつつ、隊長は再度私に問いかける

私は――


<<選択肢を提示するよ>>

・追撃部隊と戦う(戦闘に入ります)

・カノンの説得に向かう(会話安価が入ります)

<<好きな方を選んでね>>


↓1

説得

>>429

<<未来を視る者の説得に向かうんだね>>

<<運命の分岐点が近づいているよ
  さァ、行こうか>>


エレコーゼ「――カノンを説得します
        あの娘はただ不器用なだけで本当は優しいから、きっと大丈夫です」

道生「オーケー、了解だ

    お前さんとカノンは特に仲が良いからな、俺より上手くいくに違いない
    俺はアイツらを叩く――心配すんな、命までは奪わねェよ
    両手両足を破壊してやりゃ流石に諦めるだろうさ」


隊長はそう言うと、スラスターを一気に止め慣性を利用して180°反転する
凄まじい風圧で海面が割れる中、そのままスラスターを吹かし直しその場に佇む


道生「エレコーゼ……カノンのこと、よろしく頼むぜ
    アイツは根は正直なやつだからな――きっと大丈夫だ」

エレコーゼ「隊長……必ず成し遂げてみせます
        どうかご無事で!」

道生「あァ、そっちもな!
    それとさっき言ったように、もう上司も部下もねェんだ
    隊長って呼ぶのは直せよ?」

エレコーゼ「……ぜ、善処します!」


隊長の激励と無茶振りを受けながら、私は本島を目指す

――カノンの事だ、例えフェンリルを止められても必ず作戦を遂げるだろう


エレコーゼ「けど、そんな事は絶対にさせない!」


本島まであと少しといったところで、レーダーが隊長……日野さんと追撃部隊が戦闘に入った事を示す
だが彼はあの「トリプルシックス」だ、あっという間に片づけてしまうだろう
私は、私の想いを果たすまでだ


エレコーゼ「島が見えたッ!

        ――ッ!ベイバロンが潜水艦をジャックしてる
        おそらく島の人たちもこの作戦を読んでいたんだ……」


そして止められたフェンリルのコントロールを無理矢理奪ったのだろう


エレコーゼ「……?

        あの銀白色のファフナーもいる?
        そっか、あのファフナーもカノンを説得しに来たんだ」


でも、相手はカノンだ
その言葉に耳を貸す確率はあまり高いとは言えないだろう

エレコーゼ「カノン……お願いだから、いなくならないでッ!」


――そして私は、銀白色のファフナーとカノンのベイバロンが対峙する場に降り立った


といったところでお昼ご飯です
みんなもゆっくり食べていってね!


雑煮って男の子の味だよな
このわざとらしい自然の味!

お腹がいっぱいで元気もいっぱい
まったりと投下を再開するよ


エレコーゼ「やっぱりあのファフナー、島のものだったのね
        誰が乗ってるんだろう……?」


三つ巴となった海上で三角形を描くように立つ3機のファフナー
とにかくカノンを説得しようとベイバロンに通信を繋げようとすると、先に銀白色のファフナーからの通信が入る


通信が繋がった銀白色のファフナーから聞こえてきたのは、私とそう変わらないであろう男の子の声だった

.


??「そこのファフナー、お前もカノンを説得に来たのか?」

エレコーゼ「そうよ、カノンは私の友達だから

        ついでに言うけど、質問の前に自己紹介をするべきよ?
        ――私はエレコーゼ・ギャロップ
        あなたは?」

??「えっ、あっ、その、ごめん

    俺は一騎……真壁一騎、島の住人だ
    君は、カノンの友達なのか……」


銀白色のファフナーのパイロットは「真壁一騎」という竜宮島に住む子供らしい

初対面で失礼だとは思うがなんというか、こう、不器用さや口下手さが滲み出てる気がする


エレコーゼ「それで、どうする?
        一騎の方が先にいたんだし、先に説得する?」

一騎「いや、エレコーゼも一緒に説得してくれないか
    友達の君が一緒なら、カノンの説得もやりやすいだろうし」

エレコーゼ「えェ、わかったわ
        ……割と気遣いは出来るタイプなのね」

一騎「えっ?」

エレコーゼ「なんでもないわ」


そうしてお互いの通信を維持したまま、カノンへと通信を入れる
絶対に説得してみせる


一騎「カノン、お前と話がしたい!」

エレコーゼ「カノン、聞こえる?
        私もあなたと話がしたいの」

カノン「……エレコーゼもいるのか
    何の話だ」

一騎「えッ、あッ……なんか話そう」

カノン「なんかとはなんだ」

一騎「その……お前、どこから来たんだ?」

カノン「モルドヴァ基地だ」

エレコーゼ(やっぱり一騎って口下手だ)


一騎の説得を聞いていたが、やはり一騎は口下手のようだ
このあたりで私も説得に入るべきだろう


エレコーゼ「カノン、一騎が言いたいのはそういうことじゃないわ
        カノンの故郷の事を聞かせて?」


<<申し訳ないけど>>441の最後のエレコーゼのセリフは忘れてね>>

<<会話安価に入るよ>>

<<未来を視る者を説得してあげてね
  エレコーゼは彼女の友達だから、そこをうまく絡ませるんだ>>

<<では↓1、よろしくね>>

神よ

>>443

<<ごめん、今回はコンマではなく会話安価なんだ
  会話を入れてくれれば、あとはこちらで捌くから言いたいことを言ってくれればいいよ>>

<<では今回は一応余裕を見て↓2、よろしくね>>


<<ただし、永遠の戦士と同じようなものはダメだ>>

<<それではエレコーゼが説得する意味がないからね>>

<<これはレスの数に含まないよ>>

彼らの故郷を奪うようなことをしてはいけない 故郷を失うつらさは貴女が、故郷の話を宝物のように話してくれたカレンが一番よく分かっているはず

今しようとしていることは自分と違うからと相手を滅ぼそうとするなんてフェストゥムと同じことを人同士がそして貴女が行うという事 それは間違っている
そしてなにより私はあなたに死んでほしくない 私にとって貴女は仲間であり大事な友なのだから
だからもうやめようこんなことは


<<では>>446で行かせてもらうね>>


エレコーゼ「カノン、あなたが今しようとしてるのは彼らの故郷を奪うことなの
        あんなに故郷のことを宝物を語るように話してくれたカノンなら、故郷を失う辛さはよく分かっているはずよ」

カノン「エレコーゼ、私は……」

一騎「故郷か……カノン、良ければ俺にも聞かせてくれないか?
    俺は、お前を知りたい」

カノン「真壁一騎……私の故郷は、ダブリンという街だった
     4年前までは家族とそこに住んでいたんだ……」

一騎「ダブリン……えっと、ドイツだっけ?」

カノン「違う、アイルランドだ、バカにしてるのか貴様ッ!」

一騎「ち、違う!バカになんかしていない!」

エレコーゼ「カノン!どうどう、落ち着いて」

カノン「私は馬かッ!」

一騎(ツッコミ激しいなァ……)


エレコーゼ「とにかく、一騎たちの故郷を奪うようなことをしてはいけないわ

        自分と違うから滅ぼそうとするのはフェストゥムと同じことなのよ?
        それを同じ人類同士で、カノンが行う事は絶対に間違ってる……」

カノン「だが、これは命令だ
    私には、これを行う義務がある」

一騎「命令……?
    自分で決めたんじゃないのか?」

カノン「そうだ」

一騎「そうだ、って……
    お前は、どこにいるんだ!?」

カノン「前はいた、今はもういない」

エレコーゼ「カノン!

        私にとって、あなたは仲間で大切な友達よ
        そんな、悲しい事言わないで……私は、カノンにいなくなってほしくないよ……」

カノン「……ッ!」


自身の声が涙声になっていくのが分かる
同時にうっすらと視界がぼやけるのも分かる
あァ、私は泣きだす寸前なのだろう


一騎「……カノン
    お前、家族は」

カノン「……前はいた、今はもういない」

一騎「けど、友達はいるだろ!?」

カノン「――いる、エレコーゼという友達が……」

一騎「なら、お前はそこにいるじゃないか!
    目の前に、お前の為にここまで来てくれて、泣いてくれる友達が、お前が存在している証明が、いるんだぞ!」

カノン「エレコーゼ……私、は」

一騎「――お前、命令された時、安心しただろう?
    誰かに命令されたくて、自分じゃ何も決めれずに、ずっといなくなりたいって思ってただけだろ!?」

カノン「……その、通りだ
    私はずっと、いなくなりたかった
    故郷、家族、友達がみんないなくなって、1人きりになって……
    人類軍に入ったのも、ここでならいつかいなくなれると思ったからだ」

エレコーゼ「カノン……」


なんとなく、そうかもしれないとは思っていた
けれど、そこまで思い詰めていたなんて……


カノン「けど、そんな私に話しかけてくる人間がいた
    無視しても懲りずに話しかけ続けてきて、いつの間にか私の方が折れていた……
    そして、あっという間に大切な友達になっていた」

一騎「――ならッ!」


いきなり一騎の機体がスラスターを吹かしたかと思うと、私のベイバロンの隣に降り立った
あまりにも唐突な出来事に私はあっさりと機体の手をとられ、そのままカノンのベイバロンの近くまで連れて行かれた

エレコーゼ「か、一騎ッ!?
        いきなり何を」

一騎「急にすまない、あとで何か埋め合わせするから」

カノン「ち、近づくなッ!」

一騎「離れていちゃ、顔も見えないだろッ!」

カノン「――ッ!」


そう叫んだ一騎は、私の手を取ったままカノンの目の前まで歩を進める


すると、私と一騎、カノンの顔がそれぞれのモニターに映る
カノンは驚いた表情で、一騎は安心したような、何とも言えない表情だった
私は……驚いた表情のままだろうか


一騎「やっぱりお前、いるじゃないか……そこに」


一騎の言葉にカノンが息を呑んだのが分かる


一騎「3分やるッ!

    スイッチを入れたきゃ、入れろよッ!
    3分経って決められないなら、俺がお前を、消してやる」

カノン「な、何を言ってるんだ、お前……?」

エレコーゼ「か、一騎ッ!?
        いったい何をッ!」


機体の腕をブレードに変形させながら、一騎がとんでもない事を口走る
私は当然慌てて叫んだ、事によっては説得が水の泡になるのだから
そんな私の問いに、一騎は答えを語り出す


一騎「あいつは……本当に自分じゃ決められないんだ」

エレコーゼ「……確かに、ね」

カノン「――私が、スイッチを入れたら!」

一騎「それがお前の選んだ道なら、一緒に消えてやる」

エレコーゼ「私もよ、カノン
        あなたの道は、あなたが選ぶの」

カノン「真壁一騎、エレコーゼ……」


カノン「――私は、私はッ!」

一騎「お前が決めろ、カノンッ!」

エレコーゼ「あなたは、そこにいるんだからッ!」

カノン「うッ……うあァァァッ!」


カノンは、フェンリルのスイッチを――

(いきなり一騎呼びはちがない?)

>>456
(そこはこう、エレコーゼは同年代を呼び捨てにするとかそういう癖があるってことで)


カノン「何故……私が、フェンリルのコントロールを切った……
    ――お前ッ!私を消すと言った癖に、何故やらなかった!」

カノンが、呆然としながら一騎に食って掛かる


エレコーゼ「カノンが、自分で決めたからよ」

一騎「そういうことだ」


そう言って一騎は銀白色のファフナーの踵を返させた


カノン「――ッ!」

エレコーゼ「カノン、おかえりなさい」

カノン「エレ、コーゼ……た、だいま……ッ!」


顔を抑えながら泣き出したカノンが泣きやむまで、私はそっと支え続けた


<<おめでとう、未来を視る者の説得に成功したね>>

<<いつもより時間がかかっちゃったけどごめんね
  なにせ>>1がこういうのに不慣れなのにも関わらず会話安価を始めちゃったからさ……>>

<<それはさておき、今回もささやかだけど祝福してあげる>>

<<次の中から選んでね>>

・射撃+1
・回避+1

<<では↓1でね>>

>>458

<<射撃だね>>

<<では後で反映するから楽しみにしててね>>

<<……エレコーゼだけでの説得ではなく、永遠の戦士も交えているから

  未来があまり変わっていないかもと思っているかもしれないけど、それは違うよ
  間違いなく、運命は変化し続けている>>

<<それを忘れないで……>>



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)

出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5

元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃8 命中9 回避1
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


修正ステ
ちなみに射撃8はEXO甲洋くらいだゾ

コンピュータシステム関係についてはどうなるんだ?

>>463
それもついでにコンマを振ろうか
描写を鑑みて最低保障7ってことにするよ!
なにせあのゆきっぺに褒められたからね!

というわけで↓1

私はここにいる!

>>465 4
そういうわけで保障されている7ということになったよ
ぶっちゃけ7とか相当だよ、普通にAlvisで一線張れるからね!

> 普通にAlvisで一線張れるからね!

なにそれこわい 13歳とは一体・・・

>>468
5がAlvis職員の平均値だからね!
本当にこの娘なんなんだろうね!



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)

出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5

元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃8 命中9 回避1
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル

スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


いつも通りステぺたり


ここでいったん休憩するね
珈琲とおやつが>>1を呼んでるよ


珈琲にはシンプルなビスケットが一番合う
そうは思わないかい?

投下をまったりと再開


※ちなみに道生さんは無事に追撃部隊を撤退させ島へ到達
  空気を読んで離れた場所に着地して弓子さんとストロベリってました




あなたは、そこにいますか?


.


それから私たちを含めた、島に取り残された人類軍はAlvisに投降した
私と隊長は人類軍を物理的に退職してきた身だし、作戦があること自体を知らされずに
捨て駒にされた彼らにも人類軍に対する義理などまったく無かったからだ


エレコーゼ「それで……私の処遇はどうなるのでしょう?」

??「……うゥむ」


私と机を挟んで向かい合って座っているのは、このAlvis司令である「真壁史彦」
気難しそうだが、穏やかな印象を受ける男性だ


史彦「他の者たちと同じ、と言いたいところだが……
    あのヘスター・ギャロップの養女という肩書がどうしてもな」

エレコーゼ「ですよね……」


当然というかなんというか、やっぱりそのことでAlvis内でも揉めているらしい


エレコーゼ「あの、監視付きとか軟禁くらいなら全く構いませんよ?
        あなた方、日本人からすれば当たり前の感情ですから……」

史彦「だが、君は間違いなく島を救ってくれた恩人だ
    それを蔑ろにするのは気が進まない」

エレコーゼ「……ありがとう、ございます」


この人は、本当にいい人だ……というか、器が大きいと言った方がいいだろう


??「けどよ真壁、この子の言うくらいのことはしなきゃ島の連中の大半は納得しねェぞ
    なんせよりによってアイツの家族って身分だからなァ……」


真壁司令にそう言うのは、タンクトップ姿が印象的な「溝口恭介」だ
なんでも、Alvisの凄腕特殊工作員らしい


史彦「確かにそうかもしれない

    が、この子はこの子だろう
    話を聞いても、島の破壊を目的に潜り込んだわけでもなさそうだ
    そもそも、こんな回りくどいことをする必要自体が皆無だ」

溝口「ま、そこは同意するぜ
    あの時に何もせずに戦略ミサイルをかましておけば、それで終わりだったんだからな」

史彦「その通りだ
    だが……やはり、それとこれとは話が別なのだろうな
    ――翔子君の事もある」

溝口「あァ……そういうこった」


翔子とは、島の子供の1人であり……既にいなくなってしまった女の子だそうだ
母上……ヘスター・ギャロップ事務総長がこの島にノートゥングモデルの提供を求めに来た際
襲撃してきたフェストゥムから島を守る為に戦いを挑み――遥か高空でフェンリルを起爆し、フェストゥムを道連れにその身を散らしたそうだ

その時、同じくフェストゥムに襲われていた人類軍の艦を助ける為の孤軍奮闘から舞い戻った一騎が、必死に追いすがったそうだが……

島の大人たちの間では、あの時に人類軍が――事務総長が来なければ、あんな事にはならなかっただろうという意見が多いらしい


エレコーゼ(確かに、その状態では普通の処遇ではとてもではないけど納得なんて無理よね……)


むしろ、すぐさま殺されなかっただけ幸運と言うべきだろう

オーラロードはやめろお前らwwwww



エレコーゼ「あの、本当に私は大丈夫ですから
        むしろ命があるだけ、島の方々の理性に感謝しているんですよ?」

史彦「しかし……」


と、話が平行線になりそうなその時だった
ロックされていたはずのドアがいきなり開いたのは


溝口「……ッ!?」

史彦「くッ!」


溝口さんが一瞬で携帯していた拳銃を抜き放ち、その銃口をドアに向け
真壁さんは咄嗟に立ち上がって私に背中を向けて庇う形になった


??「お願いがあるの、史彦、恭介
    その娘を……エレコーゼをカノンと同じ処遇にしてほしいの」


しかし、ドアから現れたのは……小さい、まだ10歳くらいであろう女の子だった
しかも開口一番に真壁さんたちにとんでもない無茶振りをしている


エレコーゼ(あの娘って……灯台にいた)


あの強力なフェストゥムが襲来した際、若い女性と一緒に灯台にいた女の子だ
今でも、ファフナー越しに目が合ったのはよく覚えている
でも、この娘にそんな権力があるというの……?


史彦「皆城、乙姫……この娘も、あのパイロットと同じ処遇にしろと?」

乙姫「そうだよ、それがこの島をよりよい未来に導く為の鍵だから
    それに、私自身もエレコーゼに興味があるの
    たくさんお話をしたいから」

溝口「たはー……こりゃ断れないわな、真壁」


彼女の名前は「皆城乙姫」というらしい
警戒を解いた真壁さんに相変わらずの無茶振りをのたまったが
同じく警戒を解いた溝口さんはそれが当たり前のように肯定の姿勢だ


史彦「あァ、こういう事なら島の誰も異存はなくなるさ」


驚くことに、ここの司令である真壁さんさえもがそれに同調する


エレコーゼ「えェ……?

        あの、そんな簡単に決めてしまっていいんですか?
        自分で言うのもなんですけど、相当な反発がありますよ」

溝口「あー、大丈夫だ、えーっと」

エレコーゼ「名前の方でいいですよ」

溝口「んじゃエレコーゼ、何回も言うが大丈夫だ
    皆城乙姫の言う事だからよ」

史彦「そういう事だ
    信じられないかもしれないが、彼女の願いを断れる人間はこの島に存在しない」


本当に彼女はこの島の最高権力者らしい


あ、ごめん
乙姫の年齢勘違いしてた
なんか10歳くらいってイメージあったんだよな……

>>487の修正
×しかし、ドアから現れたのは……小さい、まだ10歳くらいの女の子だった
○しかし、ドアから現れたのは、おそらく私の同年代の女の子だった


乙姫が私の方に向かってくる
私はそれに合わせ、彼女と向き合った


乙姫「こうして会うのは初めてだね、エレコーゼ
    初めまして、私の名前は皆城乙姫
    よろしくね、エレコーゼ」

エレコーゼ「初めまして、皆城乙姫さん

        エレコーゼ・ギャロップと申します
        その、私の安全を保障してくださり、ありがとうございます」

乙姫「もう、硬いよエレコーゼ
    私の事は呼び捨てで構わないから」

エレコーゼ「では、乙姫……ちゃん
        カノンの処遇ってなに?」


先ほど彼女は「カノンと同じ処遇」と言っていた
彼女や真壁さんの口ぶりから、ひどいものではないと分かるが、それでも気になる

ちらりと入口に視線を向けると


溝口「おい真壁、あのパイロットに関しても頼まれてのかよ
    俺に教えないとか水臭ェじゃねーか」

真壁「いや、ついさっきの事だったから伝えるタイミングがだな」


真壁さんと溝口さんがグダグダと話していた
無警戒にもほどがあるよ……

エレさん白兵戦はどれ位いけるんだろう?
真矢とは言わんがある程度できないと不味いよな

EXOで「外を知ってるパイロット」を派遣組に付けられるかも、ってもしかしてすごいメリット?

>>494
基本的にその手の能力はステータスの格闘や射撃に依存してるよ
ちなみにエレコーゼちゃんは格闘7だからAlvis戦闘部隊に匹敵してるゾ
8で無印咲良・9で溝口&一騎・0で零央ちゃんだゾ
本当になんなんだろうねこの娘!

初っ端からこんな高コンマばかりマークするなんて完全に>>1の想定外だよ!
回避1がものすごい癒しポイントだね!

まあ、あの畜生過ぎるくらい有能なBBAがわざわざ身内にしたくらいだしな
編入学年はHoE組と同じかな?


乙姫「普通に学校に通う事、だよ
    クラスは一騎たちと同じにしてもらったの」

エレコーゼ「へ?
        が、学校?」


あまりにも意外過ぎる処遇に、我ながら間抜けな声を出してしまった


乙姫「そう、学校
    カノンには、この島の文化を学んでもらう必要があるから」

エレコーゼ「この島の、文化……?
        それって一体、なんなの?」


私の問いかけに、乙姫は一呼吸おき――満面の笑顔でこう答えた




乙姫「平和っていう、文化だよ!」



.


エレコーゼ「平、和……
        そんな言葉、すごく久しぶりに聞いたわ……」


なにせ、この島の外……地球はほぼ全てが地獄と言って良い惨状だから


エレコーゼ「それで、私も同じように平和を学べってこと?
        カノンも一緒だし、断る理由は無いけど……馴染めるかな」

乙姫「大丈夫だよ、エレコーゼ
    エレコーゼなら間違いなく大丈夫だから
    それに女は度胸、なんでもやってみるものだよ!」

エレコーゼ「乙姫ちゃん、難しい言葉知ってるね……」

乙姫「えっへん」


乙姫が得意気な顔をして腰に両手を当てながら胸を逸らす
なんだろう、すごく癒される

ちょくちょく「ちゃん」を付けるの忘れてるな……

たしかにカノンも一歳下で無印世代に編入してるけどエレコーゼは二歳下か、広登、アイドルの才能ありそうな年下の先輩が出来たぞ

>>507
年下の先輩という言霊に草



史彦「話は終わったかね?」


私達の話が終わるタイミングを見計らっていたのだろう
ちょうどいいタイミングで真壁さんが話に入ってくる


史彦「それで、エレコーゼ君
    皆城乙姫の願いを受けてくれるか?」

エレコーゼ「はい、謹んで受けさせていただきます」

溝口「これでエレコーゼの問題は解決だな」

カノンと羽佐間さんちで同居して無印世代と訓練受けながら乙姫ちゃんやHaE組とは学校で交流ってのも面白そうだった


エレコーゼ「そういえば、私は学校のどのクラスに配属されるんですか?」

史彦「あァ、カノン君と同じく一騎たちと同じクラスに入ってもらおうと思う
    学年は中学3年だ」

エレコーゼ「……あ、あの、中学3年生って15歳か数えで15歳になる人がなるんですよね?」

溝口「あのパイロット、カノンって言ったか
    カノンも一騎やお嬢ちゃんより1つ下だが配属されるみたいだし、エレコーゼも問題ねェだろ」

乙姫「みんな良い子たちだから不安に思う事は無いよ、エレコーゼ
    総士もいるから」

エレコーゼ「えっと、総士って人が誰かは分からないけど、みなさんちょっと勘違いしてませんか?」


絶対勘違いされている
人類軍にいた頃もよくされていた、例の勘違いだろう



          _
        / , ‐-`、、
       //       ヽヽ , -‐- 、
       l l       -‐‐゙        ヽ
       ヽ     /             ヽ
            /     / /   l 、  ヽ ヽ
          /  /  /  l  l   l  l l  ヘ ヽ
          /  /   l l l  l / /l /l l   l   ヽ _
         /  l   l  l l   ll /‐ソ-iノ   l  lヽ‐-‐´
         / l l   l_l lヘヽ ヘl/毛夕 }   l  l             私、13歳なんですけど……
       // l l   lヘ l ヽヽゝ弋夂 / /   l ヘ
     /, ´ l 、   叨ナ }l    //   l  ヽ

     ´    l ヽ ヽ ヽ夂´ /、   /´/ /  l   丶__
          l  ヽ ヽ \  、 -‐ ア///  l  \   <
         / /\\   ヽ  丶 ´ / /   l  ヽ ヘ 丶 、ヽ
        //// ) ゙ヽ   ヽ` T ´_/   l   ヘ ヽ    i/
          ┌‐‐---- ヘ ヘ ヽ ノl|lll||l|/   l.:.:丶‐- 、ヽ
              l.:.:l l.:.:.:.:.:.:l  ソ  ` ̄(   l.:.:.:.:.:.:.:.:l l /丶 、
          l.:.:l l.:.:.:.:.:.:.:l  l丶 ,、 〉  /.:.:.:.:.:.:.:.:l l 人  _ヽ

     ヽ ‐-/j ヽヽ   l  //  ヽl  l丶.:.:.:.:.:.:// l l  \ノl
       /  l 〉.:.:\二ニ /ヽ    l   l二jj.:.:.:.:.:.:.:.:.:l l    \
      / /l //.:.:.:.:, -‐/ / ヽ  /l   l  ll 、.:.:.:.:.:l /ヽ     \
     / / l ヘヘ /    // / < ∨>    ∨ /  ヽ  丶 /   ヽ  ヘ
    { /  l  lヽ/   /// lヽ、-‐-  ヽ   /    ヘ   /l    ヘヽ ヘ
    ヘ l  ノ  l {   // l  l  l  l  ヽ  l      } / l    l ヽ l
     丶∨  l ヘ  l l ヽ ヘ  〉 〈   /  l    / \ ,ヘ   l   l l
     /  ゝ´ ヽ `丶 lヽ ヘ /:;:;:;:;l //  /    /    ヽ、 l  ノ ノ
    l /l 、´    丶、_ // l/ /:;:;:;:;l丶l /    / ヽ      l l//
    j l l l      /l     ヽ:;:;:;:;l:;ヽll   ´/    ヽ     ヽ /

    ヘ  l     / ヽ      ヘ:;:;:;l:;:;:;〉    /    / ヽ     ヽ(
      )/     / / l      l.:ヽ:;, ヘ、 ヘ  /l   /  \    ヽノ
     ノ 〈     /   /l     l.:l \)``  {  ; l   /l ヘ     ヽ
     ̄/     / 人/       l.:l       ヽ /ヽ /l l   ヽ     ヽ
     /      lヽ∨       〈.:l        lヽ//ヽ ヘヘ  ヽヽ    ヽ
    /      l /        l.:.:l         >、ヽ ソヘ l ヽ




.


史彦「えっ」

エレコーゼ「えっ」

乙姫「えっ」

エレコーゼ「えっ」


えっ、なんでそんなに動揺してるの?
人類軍ではこう言えば、なんとなしに納得されたんだけど……

何も言わなかった溝口さんに視線を向けると
こう、「あちゃー、そう来たかー」といった面持ちで頭をポリポリと掻いていた


乙姫「私と同い年……?」

エレコーゼ「あッ、乙姫ちゃんも同い年なんだ!
        なら私、乙姫ちゃんと同じクラスがいいな」

乙姫「同い年……」

エレコーゼ「えッと、乙姫ちゃん?」


乙姫ちゃんがどんどんしょんぼりしていくが、何故なのかさっぱり分からない

謎の驚愕から立ち直った真壁さんと溝口さんが揃って苦笑を浮かべる中
私は、乙姫ちゃんの起源を直そうと奮闘するのであった

>>513
×起源を直そうと
○機嫌を直そうと

胸部装甲と身長、髪の色と髪型が一番似てたからね!
これで13歳とか(良い意味で)詐欺ですよ!

まあ現時点だと未成年組の中で一番大人体系だろうしなあ

マリィ本人は碧眼だけど、黒色の瞳と脳内変換してね!


そんでもって、エレコーゼがどこに住むのかコンマ安価で決めるぞ!

割り振りは

1~4:羽佐間家 5~7:溝口家(喫茶楽園) 8~0:真壁家

ということで


じゃあ↓1、きゅうそくせんこー

羽佐間さん家はヤバい、マジでヤバい

>>523 4
エレコーゼが住むのは羽佐間さん家に決定!
子供が増えるよ!やったね容子さん!

史彦さんがエレコーゼを家に招こうと思ったのは
不測の事態から守る為だからノーカン(目逸らし)

今ふと思ったけど、仮に真壁さん家だったら一騎くんが色んな意味でヤバいことになってたなコレ
自分の容姿に無頓着で無防備な2歳年下の金髪巨乳美少女がホームステイとかエロゲかな?

まあ溝口さんやしれぇだと難しい立場の多感な年頃の女の子を男手一つってことになるしなあ
しれぇのとこには島一番の美人ヒロインがいるけど

一騎の「守るべき妹」が出来た場合に起きる心境の変化はちょっと気になるな

とりあえず続きを投下するか
いつも通りのまったりペース

どうして一騎くんに金髪巨乳の義妹ができるの?
皆城君あやまって

>>539
くっそwwwwwwwwwwwwwww

千鶴さんが史彦さんの家に通う言訳に使えるから……(震え声)


私は今、乙姫ちゃんと一緒に立っている
ここは竜宮島中学校1年生の教室、そこにある教壇の隣である

私と乙姫ちゃんに数十人の視線が集中しているのが分かる
私は人類軍にいた頃の癖で、背筋をピンと伸ばして姿勢を正す
それで男子からの視線と、女子からの殺意が強まった気がするけど……なんでだろう

ちなみに今の私の服装は、白いワンピースにこれまた白いサンダルだ
この学校は制服が無く、よっぽどアレなものでない限り自由にしていいと聞き
Alvisの女性職員に買ってきてもらったものだ

その人に服の購入の為にサイズを量ってもらったのだが、何故かやたらと悔しがっていた
この間の乙姫ちゃんたちといい、本当になんでだろうか……

あ、このサンダルは女性用のやたら凝ったデザインのやつな!


それよりも気がかりはカノンだ
あの娘は制服、それも人類軍のものを着て堂々と一騎たちのクラスに行ってしまった
きっと今頃、敬礼をしながら識別コードとかを言っちゃったりしているのだろう

説得に参加してくれた一騎がいるから、ある程度のフォローは期待……できるかなァ
あと、総士とは乙姫ちゃんのお兄さんらしい
総士も同じクラスらしいからそちらに期待しておこう……

そんな事を考えている内に、要先生から自己紹介するように促された
乙姫ちゃんがちらりと見上げてくるが、先を譲る
こくりと頷いた乙姫ちゃんが、その場から一歩前に出て自己紹介を始めた


乙姫「皆城乙姫です、よろしくお願いします!」


微笑んで、長い黒髪を揺らしながらお辞儀をする
なんとも小動物っぽい印象を受ける

まぁ、どう見てもリアル系じゃなくてスーパー系のステだしな・・・バリア欲しいわ

たぶん機体と適性が一番噛み合うもはゼロだよね

弟の方からノインかっぱらってイージス付けようぜ!

>>552-559
マーク・ヌル「あ、あの!」




澄美「次にギャロップさん、お願いね」

エレコーゼ「はい」


要先生に促され、元の位置に戻った乙姫ちゃんと入れ違いに前に出る
今度は私だけに視線が集中してくる
けど、これくらいは母上に連れ回された場で慣れているので、なんてことない

軽く息を吸って準備を整える
そして


エレコーゼ「エレコーゼ・ギャロップです
        島にはまだ不慣れですが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!」


満面の笑顔を浮かべ、ハキハキした声で自己紹介し
するりとお辞儀をする


これらは母上からの教育で身に着けたものだ
最初は碌な立ち居振る舞いが出来なかった私だったが、一度教えると砂が水を吸い取る様に覚えるのが面白かったらしく
繰り返し教え込まれ、今では新国連事務総長の娘として恥ずかしくない振る舞いが出来るようになっている
いやまァ、もうその肩書きには「元」がつくのだが

下げていた頭を上げると、目に飛び込んできたのはやけにだらしない表情になった男子たちの顔だった
女子はそんな男子を見て引いているように見える……私への殺意みたいなものは既に霧散していた

金髪美少女の完璧なまでの笑顔と87cmを誇る胸部装甲のダブルパンチや!

あとは女子力の判定とかするの?


そんなこんなで要先生から席を割り振られた私と乙姫ちゃんは、つつがなく授業を受けるのだった……


――放課後


エレコーゼ「色んな意味で疲れた」

乙姫「ふふッ、エレちゃん大人気だったもんね」

エレコーゼ「笑いごとじゃないよー、乙姫ちゃん
        それに乙姫ちゃんだって大人気だったじゃない」


ようやく放課後を迎えた私は、乙姫ちゃんを引き連れて学校を脱出した
他のクラスはまだしも、上の学年からも見物客が来るとは……

おかげでカノンを回収しそこねたうえ、一騎にお礼を言うことも
乙姫ちゃんのお兄さんである総士に会う事も出来なかった


乙姫「ところで、これからどうするの?」

エレコーゼ「そうね……」


島を散策するのもいいし、誰かに会いに行くのもいいかもしれない


それと、乙姫ちゃんからは「エレちゃん」と呼ばれるようになった
なんでも乙姫ちゃん曰く「私はちゃんづけなのに、エレコーゼがそうじゃないのは不公平」とのこと
断る理由も無いし、好きなように読んでもらっている

そういやこの当時の里奈ちゃんは百合百合しいんだっけ


安価、いっくよ~☆

選択肢は

・島を散策(後にコンマで場所判定)
・誰かに会いに行く(後に人物安価、ただし知己でないと無理)
・Alvisに行く(今は乙姫ちゃんが一緒なので一部を除いただいたいの場所に行ける)

だよ


じゃあ↓1、そんな装備で大丈夫か?

ミスった、島を散策で

>>575
おーけー、島を散策するんだね
あとこれからは指定のレスが無効のものだったときは下にズラして有効なレスをとるよ!


ではコンマに場所を割り振ろう

1~3:西尾商店 4~6:竜宮城 7~8:鈴村神社 9~0:ひとり山

こんなんで


では↓1で!

うい

>>581 5


エレコーゼ「この、銭湯って行ってみたいな
        確かお金を払って広いお風呂に入るんだよね?」

乙姫「そうだよ
    あと自分だけじゃなくて色んな人も一緒に入れるの」

エレコーゼ「……流石に、男女は別よね?」

乙姫「うん
    昔は男女が一緒に入る混浴ってのもあったらしいけど」

エレコーゼ「へー」


雑談しつつてくてくと歩いていると、周囲より大きな建物が見えてくる
なかなか立派な佇まいだ


乙姫「あそこの大きい建物がそうだよ」

エレコーゼ「へェ、趣があっていい感じだね
        ――あれ?」


竜宮城の前を掃き掃除している人がいる
あの人影は……

1~3:千沙都 4~6:衛 7~9:保 0:小楯一家全員集合!

↓1だぁ!

不倫か
奥さんパスタ吸収の後慰めか

>>591
衛生き残っても二個下の外人義母出来るとかグレるぞそれ

>>588 7
例え不意討ちでも高コンマを撃ち抜くその執念、嫌いじゃないぜ



エレコーゼ「あの人は、確か」


初めてこの島に来た時、マーク・ヌルへの搭乗を止めるように説得してきた整備員さんだ
曰く「マーク・ヌルはノートゥングモデルの実験機のようなもので、他の機体のように役割が特化されておらず扱いにくいうえ、同化速度も速い」とのことだった
その割に、私は普通に乗りこなせたし、同化も全く進行しなかったのだが……

随分と長くファフナーに乗っているのに、一向にニーベルングの指輪が出来ない白く細い手を見ながら当時の事を思い返す


乙姫「あ、保だ

    いこ、エレちゃん
    最初の頃にお世話になったんだから挨拶しなきゃ」

エレコーゼ「え、うん、そうだね
        ……あれ?乙姫ちゃん、なんでそのことを知ってるの」

乙姫「えへへー、秘密!」


そう言った乙姫ちゃんは、私の手を取って竜宮城に向かって歩き出す


エレコーゼ「乙姫ちゃん」

乙姫「なァに?」

エレコーゼ「いつか話してね?」

乙姫「うんッ!」


そうして竜宮城の前に到着する

ヌルカスタムしてもらえるかしらん

ちなみにエレコーゼちゃんが「マーク・ヌルを普通に乗りこなせた」って言ってるけど
その理由は>>59で8ぞろ目を叩き出したからだゾ
普通の8だったら性能の8割しか発揮できてなかった

>>594
その為の祝福だよ


といったところでいったん休憩
やべーよ、もう21時じゃん
風呂入らなきゃ

一旦乙
オペレーター三人娘はこの時期何してたっけ

ヘスター「信じて送り出した義娘が外で廃れた竜宮島の娯楽文化にドハマりしてゴウバインメットピースビデオレターを送ってくるなんて…」


投下再開!
やはり風呂はいい、リリンが生み出した文化の極みだよ


保「ふゥ、こんなもんかな
   ん……皆城乙姫と、エレコーゼ・ギャロップか」

乙姫「初めまして、保
    今日はエレちゃんとお風呂に入りに来たの」

エレコーゼ「お久しぶりです、その節はお世話になりました
        えッと……」

保「小楯保だ、好きに呼んでくれ

   それで、身体の方は大丈夫なのか?
   よりによってヌルに乗ったんだ、何があってもおかしくないからな」

エレコーゼ「では、保さんと

        ご心配ありがとうございます
        おかげ様で、なんともなく過ごしています」

保「なら良かった

   しかし、一応メディカルチェックを受けた方がいいな……
   遠見先生に連絡を入れておくから、後で遠見医院に出向いてくれるか?」

エレコーゼ「重ね重ね、ありがとうございます
        後ほど伺わせていただきますね」


やはり、彼もとてもいい人だ
制止を振り切ってヌルに乗った私を、それも元人類軍の兵士
さらにはヘスター・ギャロップの娘である私に、ここまでしてくれるのだから

ここまでに来る時も、私に対する悪意や隔意のある視線はほとんど無かった
一緒にいた乙姫ちゃんのおかげというのもあるだろうが、島民の方たちの性格があってこそだろう

みろ!僕にも沸かせる!父さんのお風呂を!

>>615
なんでみんな笑わせに来るんだよもーwwwww


保「あァ、それと……」

エレコーゼ「エレコーゼでいいですよ」

保「ではエレコーゼ、君に少し聞きたいことがある

   風呂から上がって人心地ついたら声をかけてくれるか?
   もちろん、皆城乙姫も一緒で構わない」

乙姫「あァ……なるほど、あの事か
    私も一緒に行くよ、エレちゃん」

エレコーゼ「うん、乙姫ちゃん
        では後で失礼させていただきますね」

保「あァ、俺は自宅の方で待つとしよう
   ――おーい千沙都、2人ほど風呂に入れてやってくれー!」


そう言いながら、保さんは竜宮城の中に入って行った


エレコーゼ「何の話なんだろう……?」

乙姫「保のところに行けば分かるよ」

エレコーゼ「それもそうだね……今はお風呂を楽しんじゃおう」

乙姫「うんッ!」


私達も、竜宮城に足を進めた……

みんなヌルに何の恨みがあるんですか!
泣いているヌルもいるんですよ!




――ここからは音声ダイジェストでお楽しみください――


エレコーゼ「ひャッ、乙姫ちゃん、くすぐったいよー」

乙姫「エレちゃんお肌すべすべー」

エレコーゼ「乙姫ちゃんだってすべすべじゃない
        透けるように白いし、羨ましいよ」



乙姫「むー……やっぱりズルい」

エレコーゼ「え、なにが?」

乙姫「とても同い年とは思えないもん」

エレコーゼ「だからなにが?」

乙姫「……えーい!」

エレコーゼ「えッ、つ、乙姫ちゃん!?
        やめッ!あひゃァ!?」


――音声ダイジェスト終了――


エレコーゼ「うゥ……ひどい目に遭ったよ……」

乙姫「ごめんねエレちゃん、どうしても我慢できなかったよ……」

エレコーゼ「乙姫ちゃん、もう気にして無いから大丈夫だよ」


そんなこんなで銭湯を満喫した私は、お風呂上りの牛乳を一気飲みする
今回はちょっと贅沢にフルーツ牛乳だ


エレコーゼ「んぐ、んぐ、んぐ……ぷはーッ!
        お風呂から上がったらコレよね」

乙姫「だからそんなに大きいのかな……」(ボソッ)

エレコーゼ「え、なに?」

乙姫「ううん、なんでもないよ!」


変な乙姫ちゃん……

ふと思ったんだけど、竜宮島のメインを張ってる女性陣って巨乳が多くない?
無印でこそ控え目だけどHAEやEXOじゃすごいことになってるし
エレコーゼちゃんすらもこうだしなんかそういう因果でも収束してんの?

風呂の効果で島中がシャイニー☆な祝福を齎されているのか……(困惑)

成長を促すストレスの少ない生活習慣とバランスのいい食生活やぞ

海外にもフルーツ牛乳ってあるのか?

>>636
あー……なるほどなー
そりゃ島の女性に巨乳が多くなるはずだ

>>638
極めてテクニカルな竜宮島限定モデルだ
今最高のフルーツ牛乳を用意する、5秒待てッ!



竜宮城を出て、そのまま小楯家へと足を向ける


エレコーゼ「ごめんください、エレコーゼです」

保「あァ、待っていたよ
   上がってくれ」

乙姫「失礼するね、保」


出迎えてくれた保さんに居間へと通された
着席を勧められ、四角形の布団?へ並んで座った私たちの前に、氷入りの麦茶がことりと置かれる
自分の分の麦茶を持った保さんが、対面に座った


保「さて、単刀直入に言わせてもらう
   うちに来てもらったのは他でもない……エレコーゼ、君のマーク・ヌルへの適応性についてだ」


保さんの口から放たれたのは、そんな言葉だった


エレコーゼ「私のあの機体への……マーク・ヌルへの適応性、ですか?」

保「あァ、まさにソレだ

   あの時言ったように、ヌルは他のノートゥングモデルとは違い、ほぼ完全な実験機だ
   アハトのような中距離支援型でも、ドライのような近接攻撃型でも、フュンフのような防御特化型でもない
   言ってしまえば、それら全てを混ぜ合わせた代物なんだ」

エレコーゼ「……それ、俗に言うゲテモノという存在では」

乙姫「正直、そうとしか言いようがないね、保」

保「返す言葉も無い

   しかし、今でこそ形になったが最初期はそれこそ暗中模索でな
   とにかく全ての戦場に対応できる機体を造ろうとしたわけだ」

エレコーゼ「なるほど……どんな戦場にも対応できる機体を造ってしまえば
        あとはそれを量産化するだけで事足りますからね」

保「その通りだ

   けど、それはあまりにも無茶な試みだったというわけだな
   機体自体は、マーク・ヌルというものが出来た
   しかし問題は……パイロットの方だった」


エレコーゼ「パイロットの問題、ですか?」

保「……同化速度が、早すぎたんだ

   いや、それでもそれ以前に開発されたファフナーに比べればずっとマシだったんだがな
   それでもその速度は今のノートゥングモデルの3倍近く……とてもではないが、実戦配備するわけにはいかなかった」

エレコーゼ「3倍ッ!?」

保「それに加え、単純にパイロットの適性が問題だった

   全ての戦場に対応すると言えば聞こえはいいが、その分の負担はパイロットにダイレクトに降りかかる
   よく考えれば分かることだ……いくつも武器を抱えて、それを的確に使いこなせなんて無茶もいいところだ」


乙姫「それで、ブルクの奥で眠っていたってわけだね」

保「そう、まさに文字通りのお蔵入りってやつだ

   だが、そのデータを他のノートゥングモデルにフィードバックできたのは不幸中の幸いだった
   1機で無理なら数機を組ませればいい、そこに回帰したわけだな」

エレコーゼ「身も蓋もありませんが、そう美味い話があるわけないということですね……
        あれ、じゃあ私がヌルを使いこなせたのは……」

保「そこだ」


保さんは麦茶を一口飲み、唇とのどを湿らせる

学者技術者組はともかく元軍人組はその欠陥気付こうよ!!

>>652
藁にも縋る思いだったんや……
形振り構わずとも言う




保「エレコーゼ、君には天性の状況判断力と周囲の空間を把握する能力があると、俺は見ている」

エレコーゼ「状況判断と空間把握、ですか?」

保「そう、だからあの時も迫るフェストゥムの群れに上手く対応したうえで全滅させることが出来たってわけだ
   普通なら、あの不意討ちといっていい突撃に耐え切れないからな……」

乙姫「確かに普通ならあんなに上手に捌くなんて無理だよね」

エレコーゼ「あの時はただ無我夢中だっただけで……」

保「それもあるがろうが、それもその素の力があってこそだ

   加えて、近距離・遠距離問わずに武器を使い分けることが出来る
   両手のナックルガードで群れの一部を殲滅した時は、流石に目を疑ったけどな……」

エレコーゼ「あ、あはは……」


あの図は傍目から見れば修羅とかそんな手合いだっただろう……


保「それで結局何が言いたいかだが……エレコーゼも剣司君と同じように
   自然分娩で生まれたにも関わらず、高いシナジェティック・コード形成率を持っているかもしれない、ということだ」

エレコーゼ「シナジェティック・コード、ですか?」

保「あァ、それが無ければそもそもノートゥングモデルをまともに操縦できないからな
  あの戦いを見て、君にはそれがある事を確信したよ」

エレコーゼ「私は……」

乙姫「エレちゃん、そんなに緊張しなくて大丈夫だよ
    ただ貴重だってお話だから」

保「そういうことだ

   すまんな、そんなに緊張させるつもりは無かった
   ただこういう事があると伝えたかっただけなんだがなァ……」

エレコーゼ「いえ、お気になさらず
        察するに先ほどメディカルチェックを受けろと仰ったのは、私の体調を心配したのと
        そのシナジェティック・コード形成率を調べた方がいいと思ったからでしょう?」

保「……なんというか、君は感性が大人だな

   衛にも見習わせたいものだよ
   まァ、つまりはそういう事だ、俺がこれを話したのは、いきなりそんな事を知っても参ってしまうからな
   事前に知識を与えたかったというわけだ」


そう言って、保さんは残りの麦茶を一気に飲み干した


保「ただ風呂に入りに来ただけなのに、長話に付き合わせて悪かったな」


玄関の外まで来てくれた保さんが、私にそう言った


エレコーゼ「いえ、とても実のあるお話が出来て良かったです
        遠見医院には出来るだけ早く伺いますね」

保「あァ、そうしてくれ
  では気を付けて帰れよ、それと容子さんによろしく伝えておいてくれ」

エレコーゼ「分かりました
        では、失礼します」

乙姫「またね、保!」


保さんが見送る中、乙姫ちゃんと並んで歩く
羽佐間家への道中の半ばほどで、乙姫ちゃんが立ち止まった


乙姫「ごめんね、エレちゃん
    私、こっちだから」

エレコーゼ「1人だとあれだし、送って行くよ?」

乙姫「うゥん、平気だよ
    ありがと、エレちゃん」


そう言った乙姫ちゃんは


乙姫「また明日!」


笑顔でそう言って、去って行った……


リザルト

・小楯保と知り合った!
・ヌルに関しての情報を得た!
・自身の力に自覚を持った!
・遠見医院に行くとイベントが発生するようになった!

アトミックかーちゃんとダイナミック家出娘
そこはかとなく似た者同士な感覚を得る


というわけで今回の投下は終わり!
もう1時じゃん、やべーよやべーよ

あ、それと今日はたぶん投下は無理です
出来たとしても2時間くらいかな……



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)


             / ̄ ヽヽ
               -  ̄ ̄  -、

            /         ヽ 丶
               /  /  /    ヽ ', ',
           /  /  /    } 、 .i ',  ',
          ;  ;  i   /. ハ  i  l ヽヘ
          / ィ i / .i i  ./赱心}  } .l`丶
          ´/  {  .i /}/  ,,. / / ,'. ,′
          i 人  {ソ  ′_   ./ / ,' ,'   ←本人近影
          ソ} ', ',\`ー  イ / .,' ヽ{
          /ー}  }>三三ニ / /、 {
          /}//.} ,'i     /  /> ゝ_,
          .i .}//,' i.i-- 、// /////>
        / .{ .}O{  i/i <// ///// /\
      -ニー_>ー{  }ーー< i .////  / ヽ、ヽ
        /    { /  ̄ ヽ i ////ヽ.}  ヽ ̄ヽ
       {    /{      i} ̄ }}  ./} ',\ \
       ∧    {. .{      i}  }}//   }  ヽへ
      /i .ヽ、 { }ヽ、     }  }} / /  }  ',
     / .{ .,'i`T {/ 、     /   .}} .} } } }   ',
    // { { ', }   ',    }    }}/ヽ} ,' .} i  }
       .{ {  ',i   ',   ,′   }}   ヽ、} }  }
       ', { }/ ',   ',   ,′    }}     \}  }


出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5


元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7
耐性:0
戦闘:格闘7 射撃8 命中9 回避1
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
    →竜宮島住人
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル


天性の状況判断力・空間把握能力があることを自覚した


スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


友人:カノン・乙姫

知り合い一覧:道生・史彦・溝口・澄美・保
          狩谷(選択不可)


修正ステぺたり
記入漏れは無い……よな?

追いついた
エレ子順調に成長したら境ホラのメアリになりそう

>>683
なんでや総士関係ないやろ

>>684-685
その欲望、実に素晴らしい
この無防備さはチョロインっぽいし、チョロリア・チョロコットさんのイメージも間違ってない気がする

>>686-687
痛みは総士の祝福だからね、仕方ないね

総士は総士で総士だからしゃーない
あと今日の投下はやっぱりダメくさいよ、今からやってもせいぜい10レスいけるかってとこだし
でも明日の午後には投下を始めるというふわっとした予告をしておくよ!

乙把握

ステの能力部分に情報以外も()付けた方が分かりやすいかも

適正:7(生駒祐未並)
耐性:0(前人未到の人類最高値)
戦闘:格闘7(衛並) 射撃8(EXO甲洋並) 命中9(該当なし) 回避1(該当なし)

みたいに

>>690
確かにその方がすぎに原作キャラと比較できて分かりやすいね
あと命中9は(EXO暉並)にしようと思うよ!
回避1は本当に比較できるキャラがいないので残念ながらそのままだけどね!
それでも強いて言えばゼロファフナーかな……もうキャラじゃなァい!

名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)


             / ̄ ヽヽ
               -  ̄ ̄  -、

            /         ヽ 丶
               /  /  /    ヽ ', ',
           /  /  /    } 、 .i ',  ',
          ;  ;  i   /. ハ  i  l ヽヘ
          / ィ i / .i i  ./赱心}  } .l`丶
          ´/  {  .i /}/  ,,. / / ,'. ,′
          i 人  {ソ  ′_   ./ / ,' ,'   ←本人近影
          ソ} ', ',\`ー  イ / .,' ヽ{
          /ー}  }>三三ニ / /、 {
          /}//.} ,'i     /  /> ゝ_,
          .i .}//,' i.i-- 、// /////>
        / .{ .}O{  i/i <// ///// /\
      -ニー_>ー{  }ーー< i .////  / ヽ、ヽ
        /    { /  ̄ ヽ i ////ヽ.}  ヽ ̄ヽ
       {    /{      i} ̄ }}  ./} ',\ \
       ∧    {. .{      i}  }}//   }  ヽへ
      /i .ヽ、 { }ヽ、     }  }} / /  }  ',
     / .{ .,'i`T {/ 、     /   .}} .} } } }   ',
    // { { ', }   ',    }    }}/ヽ} ,' .} i  }
       .{ {  ',i   ',   ,′   }}   ヽ、} }  }
       ', { }/ ',   ',   ,′    }}     \}  }


出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5


元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7(祐未並)
耐性:0(前人未到の人類最高値)
戦闘:格闘7(衛並) 射撃8(EXO甲洋並) 命中9(EXO暉並) 回避1(該当なし)
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
    →竜宮島住人
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル


天性の状況判断力・空間把握能力があることを自覚した
なお自分が天然・無自覚・無頓着・無防備であることの自覚は無い模様


スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


友人:カノン・乙姫

知り合い一覧:道生・史彦・溝口・澄美・保
          狩谷(選択不可)


とりあえず修正ステぺた
一騎とは直接は会ってないからまだ知り合いとまでは行ってないよ!


無自覚な自覚が無いっておかしくね?


それやな……w



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)


             / ̄ ヽヽ
               -  ̄ ̄  -、

            /         ヽ 丶
               /  /  /    ヽ ', ',
           /  /  /    } 、 .i ',  ',
          ;  ;  i   /. ハ  i  l ヽヘ
          / ィ i / .i i  ./赱心}  } .l`丶
          ´/  {  .i /}/  ,,. / / ,'. ,′
          i 人  {ソ  ′_   ./ / ,' ,'   ←本人近影
          ソ} ', ',\`ー  イ / .,' ヽ{
          /ー}  }>三三ニ / /、 {
          /}//.} ,'i     /  /> ゝ_,
          .i .}//,' i.i-- 、// /////>
        / .{ .}O{  i/i <// ///// /\
      -ニー_>ー{  }ーー< i .////  / ヽ、ヽ
        /    { /  ̄ ヽ i ////ヽ.}  ヽ ̄ヽ
       {    /{      i} ̄ }}  ./} ',\ \
       ∧    {. .{      i}  }}//   }  ヽへ
      /i .ヽ、 { }ヽ、     }  }} / /  }  ',
     / .{ .,'i`T {/ 、     /   .}} .} } } }   ',
    // { { ', }   ',    }    }}/ヽ} ,' .} i  }
       .{ {  ',i   ',   ,′   }}   ヽ、} }  }
       ', { }/ ',   ',   ,′    }}     \}  }


出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5


元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7(祐未並)
耐性:0(前人未到の人類最高値)
戦闘:格闘7(衛並) 射撃8(EXO甲洋並) 命中9(EXO暉並) 回避1(該当なし)
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
    →竜宮島住人
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル


天性の状況判断力・空間把握能力があることを自覚した
なお自分が天然・無頓着・無防備であることには無自覚な模様


スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


友人:カノン・乙姫

知り合い一覧:道生・史彦・溝口・澄美・保
          狩谷(選択不可)


もういっちょステぺた
グダグダですまんな!


更新頑張るよ!
レスに時間かかるのはご愛嬌ってことで(震え声)

ちなみに知り合い一覧にオルガさんたち3人娘がおらんのは
無印時点でなにしてたか分からんからやで!
第一種任務はもちろん第二種任務も分からんからね!
それとも選択付加と表記しておくべきだろうか


それもそうか……
住人に知恵を借りれるって本当にありがたいよ


じゃあ>>1はおでかけするよ!
明日のお昼までは間違いなく帰れないよ!
でもさっきの予告通り頑張るよ!

銭湯とかで
一騎総士甲洋操「エレちゃん柔らか~い」プニプニ エレ「ひうぅ」ビビクンッ
とかって展開も安価次第でありえる?


ただいま!
親戚の子に「おじちゃん!」と呼ばれて軽くへこんだ>>1だよ!
時は待たないからね、仕方ないね!

みんな、そんなにエレちゃんをエロくしたいか!>>1もだ!
そういうわけで14時くらいから投下を始めるよ!


一騎か総士かの違いじゃないっすかね(すっとぼけ)


だが少し待ってほしい、>>742の4人が男であるとはどこにも書いていない
身体が珪素になるということは、身体の構成を好きに変えれると言うこと
つまり一騎・総士・甲洋・操は女の子なんだよ!


14時になったし、投下を始めるよ!
いつも通りまったりだから、ゆっくりしていってね!

名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)


             / ̄ ヽヽ
               -  ̄ ̄  -、

            /         ヽ 丶
               /  /  /    ヽ ', ',
           /  /  /    } 、 .i ',  ',
          ;  ;  i   /. ハ  i  l ヽヘ
          / ィ i / .i i  ./赱心}  } .l`丶
          ´/  {  .i /}/  ,,. / / ,'. ,′
          i 人  {ソ  ′_   ./ / ,' ,'   ←本人近影
          ソ} ', ',\`ー  イ / .,' ヽ{
          /ー}  }>三三ニ / /、 {
          /}//.} ,'i     /  /> ゝ_,
          .i .}//,' i.i-- 、// /////>
        / .{ .}O{  i/i <// ///// /\
      -ニー_>ー{  }ーー< i .////  / ヽ、ヽ
        /    { /  ̄ ヽ i ////ヽ.}  ヽ ̄ヽ
       {    /{      i} ̄ }}  ./} ',\ \
       ∧    {. .{      i}  }}//   }  ヽへ
      /i .ヽ、 { }ヽ、     }  }} / /  }  ',
     / .{ .,'i`T {/ 、     /   .}} .} } } }   ',
    // { { ', }   ',    }    }}/ヽ} ,' .} i  }
       .{ {  ',i   ',   ,′   }}   ヽ、} }  }
       ', { }/ ',   ',   ,′    }}     \}  }


出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5


元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7(祐未並)
耐性:0(前人未到の人類最高値)
戦闘:格闘7(衛並) 射撃8(EXO甲洋並) 命中9(EXO暉並) 回避1(該当なし)
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
    →竜宮島住人
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル


天性の状況判断力・空間把握能力があることを自覚した
なお自分が天然・無頓着・無防備であることには無自覚な模様


スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


友人:カノン・乙姫

知り合い一覧:道生・史彦・溝口・澄美・保
          狩谷(選択不可)

イベント:いざ遠見医院へ メディカルチェックを受ける為、担当の遠見先生に会いに行こう(選択肢に追加)


ステぺたり





<<あなたは、そこにいますか?>>


,


乙姫ちゃんを見送った私は、そのまま道なりに歩き目的地に到着する
眼下に街並みを見渡せる小高い丘にある家……私とカノンの保護者を務めてくれている女性の自宅だ


エレコーゼ「ただいま戻りました」

??「おかえりなさい、エレコーゼ
    それと、そんなに硬い言葉遣いじゃなくていいのよ
    ……ふふッ、そういう所はカノンとそっくりね」


出迎えてくれたのは、ここの家主である「羽佐間 容子」だ
母性と慈愛に溢れたその姿と言葉に、自身の心が癒されるのが分かる
しかし、そんなにカノン並と言われるほど硬いだろうか?


エレコーゼ「えッと、ただいま」

容子「無理しなくても、少しずつ慣れてくれればいいわ
    そうそう、カノンも帰ってくる頃だと思うし晩御飯の用意をするところなの
    何かリクエストはある?」


そう言われた瞬間、あたりに「くゥ」という音が響く


エレコーゼ「……」

容子「……」


気まずい沈黙が流れ、自分の顔に熱が集まっていくのが分かる
う、うゥ……なんでよりによってこんな……


容子「……何か、リクエストはある?」


容子さんは、何も無かったかのように再び質問してくる
その気遣い、ありがたいと同時にすごく居た堪れないです……


エレコーゼ「で、では……」


とにかく、私はその質問に答えることにし

>>762
×とにかく、私はその質問に答えることにし
○とにかく、私はその質問に答えることにした


・和食を食べたいです
 島の文化を学ぶ為には一番いいかと(お刺身たべたい)

・洋食を食べたいです
 やはり慣れたものを食べたい(シチューたべたい)

・私が作ります!(後にコンマ判定あり)


↓1ィッ!

和食を食べたいです!

>>765


エレコーゼ「――和食というものを食べてみたいです
        資料で見たことはあるんですが、流石に食べたことはないので」


日本の伝統的な食事を体験するいい機会である
決してお刺身を食べたいというだけではない、お刺身と白米の相性におけるシナジーを見極める為だ


容子「分かったわ、腕によりをかけて作るから期待しててね
    そういえば、お箸は使えるの?」

エレコーゼ「はい、お箸の持ち方や使い方はその資料に載っていたので
        それを見ながらたまに練習していたので大丈夫ですよ」


決してまだ見ぬご飯をいつか体験する為に万全の準備をしていたわけではない

>>768修正

>>765 9(ぞろ目ボーナス)


エレコーゼ「――和食というものを食べてみたいです
        資料で見たことはあるんですが、流石に食べたことはないので」


日本の伝統的な食事を体験するいい機会である
決してお刺身を食べたいというだけではない、お刺身と白米の相性におけるシナジーを見極める為だ


容子「分かったわ、腕によりをかけて作るから期待しててね
    そういえば、お箸は使えるの?」

エレコーゼ「はい、お箸の持ち方や使い方はその資料に載っていたので
        それを見ながらたまに練習していたので大丈夫ですよ」


決してまだ見ぬご飯をいつか体験する為に万全の準備をしていたわけではない



容子「作り始めるから、ちょっと待っててね」

エレコーゼ「分かりました
        あの、何か手伝えることはありますか?」

容子「うーん、じゃァお米を研いでみる?」

エレコーゼ「お米ですか!
        それも資料に書いてあったので知ってますから、任せてください!」

容子「ふふ、頼もしいわね!
    お米はそこにあるから、お願いね」

エレコーゼ「はいッ!」


容子さんから仕事を任された私は、意気揚々とお米をザルに空け作業を始めた――



カノン「ただいま戻ったぞ、エレコーゼ、羽佐間容子」


容子さんと一緒に台所に立ってから1時間ほど経った頃、カノンが帰ってきた
なるほど、確かにさきほどの私はカノン並に硬かったらしい


容子「おかえりなさい、カノン
    そろそろ晩御飯よ
    エレコーゼが手伝ってくれて助かったわ」

エレコーゼ「おかえり、カノン
        私がお米を炊いたんだよ!」

カノン「エレコーゼもか
    ……次からは、私も手伝った方がいいだろうか」


カノンが、料理を……?
いい兆候だけど、大丈夫だろうか

とは言っても、私も炊飯しか手伝えることが無かったのだが

と、ちょうどいいタイミングで炊飯器から「ピー」という音が発せられる
……炊けた


容子「あら、タイミングぴったりね
    後は私がやるから、エレコーゼはカノンと一緒に待ってて」

エレコーゼ「はい!」

カノン「分かった」


手早く手洗いとうがいを済ませたカノンと並んで椅子に座って待つ
今日のご飯は――


容子「ちょうど水鏡さんからおすそ分けがあったの
    ちょっと多めに頂いちゃったんだけど、2人がいるからちょうどいいくらいね」


――お刺身だ!


エレコーゼ・容子・カノン「「「いただきます」」」


容子さんから習った食前の挨拶――食材と生産者の方々への感謝を示す行為――を済ませ箸を持つ

和食の礼儀として、まず味噌汁を一口
配膳時から漂っていた、容子さん手作りの常備出汁の風味が口いっぱいに広がる

次はほこほこと湯気を立てるご飯に手を伸ばす、手にした茶碗から伝わる熱が心地よい
箸ですくい一口……噛めば噛むほど甘味が増していくのが楽しい、これだけでお腹いっぱいまで食べてもいいくらいだ

そしてメイン……お刺身に箸を伸ばす
皿の端に盛られた緑色の香辛料――わさびというらしい――を少しだけとり、赤い身のマグロに乗せる
そのままわさびの無い方を黒い液体――日本伝統の調味料、醤油だ――につける
心臓を高鳴らせながら口に入れたそれは、今まで食べたことが無かったことを後悔するほどの味だった

すかさずご飯を食す
なんでも、ご飯とおかずを一緒に食べる事は「口内調味」をいうらしく、長く親しまれてきた食べ方らしいのだ
それを実体験した感想は……「最高」の一言だった


なんで俺、ファフナーSSで真剣に食事シーン書いてるんだろ?


ぞろ目ボーナスで腹ペコーゼちゃんになったからね、仕方ないね
書いてて楽しいしね!

どうして金髪巨乳な上、食通なの?
……一騎くんと食事トークで盛り上がったりするのかな?
皆城君あやまって

>>780
特に理由の無い八つ当たりが総士を襲うッ!



私は一心不乱に箸と口を動かし続ける
炊いた白米とお刺身がここまで味のシナジーを発生させるとは、世界は広い
もぐもぐしていると


容子「エレコーゼ、いい食べっぷりねェ
    そんなに美味しそうに食べてくれるなら、作った甲斐があるわ」

カノン「羽佐間容子、エレコーゼはなかなかの大食漢だ
    人類軍でもエレコーゼの許容量を上回る者は数えるほどしかいなかったほどでな
    いつだったか、艦内の食糧だけでは足りなくなり、僚艦から分けてもらったことがあるほどだ」

容子「ふふッ、カノンもそういう顔をするのね
    とても懐かしそうで、嬉しそうだわ」

カノン「そ、そうか?
     私も、そんな顔になれるのか……」


容子さんとカノンがそんな話をしていた
なんだか微妙に納得がいかないところもあるが、2人が打ち解ける機会が増えるのならまんざらでもない

そうして、和やかな食事は続いた――

パンパカパーン!なボディになっちゃうのも納得の食事量
むしろ腹まわr

あァッ!>>784がレーザーに飲み込まれた!




美味しい夕飯に楽しんだ後、容子さんと並んで後片付けを済ませる


エレコーゼ「それではおやすみなさい、容子さん」

カノン「先に就寝させてもらう」

容子「おやすみなさい、エレコーゼ、カノン」


少しやることがあるという容子さんに就寝の挨拶をし、カノンと2人、割り当てられた部屋に向かう


エレコーゼ「カノン」

カノン「なんだ」

エレコーゼ「容子さん、いい人だね」

カノン「……そう、だな
     陽だまりとは、ああいう人間を指すのだろうな」


そう言ったカノンは気恥ずかしそうに、私から顔を逸らす

――今のカノンに必要なのは、そういう人なのだ

そのまま無言で進み、それぞれの部屋の前に立つ
ちなみにカノンの部屋は私の部屋の真向かいだ


エレコーゼ「おやすみ、カノン」

カノン「……おやすみ、エレコーゼ」


カノンに軽く手を振り、部屋に入る
今はまだ私物が少なく殺風景だが、少しずつ色がついていくのだろう

そんな事を考えながらパジャマに着替えベッドに入る


エレコーゼ「――明日も、平和でありますように」


叶うかどうかわからない――叶えるべき未来を夢に見ながら、私は目を閉じた


リザルト

・「羽佐間容子」と知り合った!
・エレコーゼは腹ペコーゼに進化した!


といったところでいったん休憩するよ!
ちょっとというか、かなり早いけど>>1はお風呂に入ってくるよ!
たぶん18時くらいには再開できるんじゃないかな!


ただいま!お風呂から上がってさっぱりした>>1だよ!

永遠の戦士シリーズって書いてあったからざっと調べたけどこれはアカンやつだね!
というか元ネタは男なんだね、全然知らなかったよ
でも「エレコーゼ」って安価された時、普通に綺麗な響きの女の子らしい名前だと思ったよ!


18時から投下だと言ったな、あれは嘘だ

ヒャァッ!我慢できねェ、投下だァー!


名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)


             / ̄ ヽヽ
               -  ̄ ̄  -、

            /         ヽ 丶
               /  /  /    ヽ ', ',
           /  /  /    } 、 .i ',  ',
          ;  ;  i   /. ハ  i  l ヽヘ
          / ィ i / .i i  ./赱心}  } .l`丶
          ´/  {  .i /}/  ,,. / / ,'. ,′
          i 人  {ソ  ′_   ./ / ,' ,'   ←本人近影
          ソ} ', ',\`ー  イ / .,' ヽ{
          /ー}  }>三三ニ / /、 {
          /}//.} ,'i     /  /> ゝ_,
          .i .}//,' i.i-- 、// /////>
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       {    /{      i} ̄ }}  ./} ',\ \
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       .{ {  ',i   ',   ,′   }}   ヽ、} }  }
       ', { }/ ',   ',   ,′    }}     \}  }


出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5


元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7(祐未並)
耐性:0(前人未到の人類最高値)
戦闘:格闘7(衛並) 射撃8(EXO甲洋並) 命中9(EXO暉並) 回避1(該当なし)
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
    →竜宮島住人
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル


天性の状況判断力・空間把握能力があることを自覚した
なお自分が天然・無頓着・無防備であることには無自覚な模様


スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


友人:カノン・乙姫

保護者:容子

知り合い一覧:道生・史彦・溝口・澄美・保
          狩谷(選択不可)

イベント:いざ遠見医院へ メディカルチェックを受ける為、担当の遠見先生に会いに行こう(選択肢に追加)

ステをぺたぺた




<<あなたは、そこにいますか?>>


.

せーのっ

>>804-806
え、なにこのぞろ目の群れ、こわい

もったいねぇww

>>808-809
こっちはこっちでファンブルの群れなんだよなァ……(震え声)




――翌日
カノンと一緒に登校した私は、乙姫ちゃんと合流した
彼女がカノンと私のの処遇緩和をお願いしてくれたのだが、カノンは知らないだろう


エレコーゼ「おはよう、乙姫ちゃん」

乙姫「おはよう、エレちゃん!」

カノン「エレコーゼ、こいつは誰だ?」

エレコーゼ「あ、カノンはまだ知らないよね
        この子は――」

乙姫「私から言うよ、エレちゃん
    初めまして、カノン
    皆城乙姫だよ」

カノン「皆城、乙姫……よろしく頼む」

乙姫「うん!」


カノンと乙姫が自己紹介し合い、そのまま校内に向かう
途中でカノンと別れ――彼女は3年なので教室が1階上なのだ――私達の教室の前に到着する


エレコーゼ「おはようございます」

乙姫「おはよう!」

?「あッ、おはよう乙姫ちゃんにエレコーゼさん」


挨拶しながら入室すると、見知らぬクラスメイトの女子から挨拶を返された
彼女は確か、昨日もう1人の女子と一緒に乙姫ちゃんと談笑していた子だ

>>810修正

× ?「あッ、おはよう乙姫ちゃんにエレコーゼさん」
○ ?「あッ、おはよう乙姫ちゃんにギャロップさん」


エレコーゼ「おはようございます、えェと……」

?「あッ、ごめんね、自己紹介してなかったよね
   あたしは立上芹、芹でいいよ」

エレコーゼ「では芹、改めておはようございます」

芹「そんな硬い口調じゃなくていいよー
   もっと砕けて砕けて、乙姫ちゃんくらい」

乙姫「芹ちゃんはね、私の最初の友達なんだよ!」


そう言って乙姫ちゃんは彼女――芹に抱き着く
じゃれ合いながら笑い合う2人は本当に仲が良さそうに見える
……ちょっと寂しい


乙姫「ほら、エレちゃんも!」

エレコーゼ「えッ、乙姫ちゃん!?」

芹「ほれほれ、遠慮するなー!」


乙姫ちゃんに引っ張られ、その中に入る
芹もそれにのり、私に抱き着いて3人で一塊になってしまう
そのままわいわいとじゃれ合っていると、さらに女子から声をかけられた
その横には、その女子に瓜二つの男子がいるが、双子だろうか?


??「芹、乙姫ちゃん、おはよー……てか、何やってんの?
    ギャロップまで巻き込んで」

芹「あッ、里奈おはよー」

乙姫「おはよう、里奈ちゃん
    スキンシップだよ!」


彼女は里奈というらしい
よく見ると、芹と一緒に乙姫ちゃんと談笑していた女子だ

>>815の 「その横には、その女子に瓜二つの男子がいるが、双子だろうか?」は無かったということで


里奈「スキンシップねェ……確かに、ギャロップとはスキンシップし甲斐がありそうねー」

エレコーゼ「えッ、それどういう意味?」

里奈「さーて、その胸に聞いてみるといいよ」

エレコーゼ・乙姫「「胸……」」


私と同じタイミングで同じ言葉を言った乙姫ちゃんが何故かしょんぼりする
なんでだろう……


里奈「それとほら、アンタも挨拶する!」

?「……」


そんな事をしていると、里奈が隣に立っていた男子を促す
彼は言葉を発さず、ぺこりと頭を下げる
里奈と瓜二つだが、もしかして双子だろうか?


里奈「あー……ごめん、弟の暉っていうんだけどさ
    ちょっと言葉が喋れないんだよね」

エレコーゼ「失語症ですか……」

里奈「そ、まァ気にしないで付き合ってやってね
    あーそれと、あたしは里奈、こいつは暉でいいからね
    同じ苗字だから、西尾って呼ばれると2人して振り向いたりしちゃうし」

エレコーゼ「分かりました、里奈に暉
        よろしくお願いしますね」

?「……」


暉が、私に向けて口をパクパクと開けている事に気付いた
これは……


↓1(7以上で)

暉(おまえちちでけーな)

>>818 3

エレコーゼ(たぶん、口パクで何かを伝えたいんだろうけど……ダメだ
        こういう事なら、読唇術をもっと学んでおくべきだった)


暉は、言葉を失っても意志を示そうとしている
一度は言葉を失うほどのひどい事を体験したのだろう
それが何なのかは分からないが、それでも先に進もうという姿勢は非常に好感が持てる


エレコーゼ「里奈、暉、改めてよろしくお願いしますね」

里奈「硬い口調も禁止ッ!」

芹「せっかく友達になったのに、それじゃ距離遠いよ」

乙姫「みんな同い年でクラスメイトなんだから、そんなに気負う必要はないよ、エレちゃん」


そう言って、3人が再び私をじゃれ合いへと誘う
暉は、そんな私たちを見て笑っている

>>819
ダブルクリティカルしてまで暉をセクハラ野郎にしたいとはたまげたなァ……w

暉は尻派だからな(棒

>>827
竜宮島の尻派筆頭は彗君でしょ!(半ギレ)
何度見返してもあの視線には笑うわ

ちょっと空気の読めない後輩とあった……
その子に尻派にきてほしいって言った
お尻の良さを知って欲しかったんだ
広登が言ってたように、俺もお尻の良さを世界に伝えたい


そのままじゃれ合っていると、教室の前のドアが開く
入ってきたきたのは要先生だ


澄美「みんな、おはよう
    ホームルーム始めるから、席に着いてね」


もうそんな時間になっていたらしい
私達は「また後でね」などと声を掛け合って自分たちの席に着く

ホームルームが始まった直後に「要先生、セーフ!?」という言葉と同時に入ってきた男子が
「アウトです」と無常に宣告され、手と膝をついて項垂れていたのが、なんとも微笑ましい

音を付けるなら「ずーん」と言った面持ちで席に着いたその男子が、隣の席の里奈にチョップされている
里奈とは友達らしい
後で話す機会はあるだろうか……

>>830
やwwwwwめwwwてwwwwwww
ていうかそれ広登までろくでもない事になってるじゃないか!www


――放課後ティータイム


エレコーゼ「さて、今日はどうしようかな」


乙姫ちゃんたちは他に用事があるらしく、今日は1人での行動だ


エレコーゼ「うーん……じゃあ」


・島を探索する(後にコンマで場所判定)
・誰かに会いに行く(後に人物安価)
・遠見医院に行く(イベント)

↓1

保健室経由で医院に

>>835

しばし悩んだ後、一番最初にやった方がいいだろう事柄が思い浮かぶ


エレコーゼ「保さんが連絡入れてくれてるし、早いうちに遠見医院に行った方がいいよね
        んー……そういえば、保健室の先生の苗字も遠見だったよね
        たぶん関係者だし、その人にも話をしておいた方がいいかも」


そう思い立った私は、学校の保健室に足を向ける
未だ学校前にいたので、すぐに保健室前に到着する
ノックし、中からの「どうぞー」という返事を確認してからドアを開ける
そこにいたのは、ポニーテールが印象的な20台半ばくらいの綺麗な女性だった


??「あら、確かギャロップさんよね
    どうしたの、なにか怪我でもしたのかな?」

エレコーゼ「いえ、実は遠見医院へ行こうとしたところ、先生も遠見姓であることを
        思い出したので立ち寄らせていただきました」

??「あァ、その件なら聞いてるわ、なにしろ小楯さんからの電話を取ったの私だから
    そうだ、良ければ一緒に行かない?」

エレコーゼ「いえ、そこまでは……先生にもお仕事があるでしょうし」

??「いいのいいの!
    どうせ学校の仕事は終わったから、Alvisに行く予定だったしね
    それと私の事は弓子でいいわよ」

エレコーゼ「分かりました、弓子先生
        それと私の事もエレコーゼでいいですよ」

弓子「うん、エレコーゼちゃん
    それじゃ行こっか、案内するからついてきて」

エレコーゼ「……そう言えば、場所を知らないんでした
        ぜひ、お願いします」

弓子「うん、エレコーゼちゃんって結構天然よねー」


弓子さんに天然扱いされた、何故だ


――遠見医院前

弓子さんに先導してもらいながら雑談しつつ歩き、遠見医院に辿り着く
その雑談でやたらと島外での日野隊長の事を聞かれたのは……なんとも分かりやすい


弓子「到着ー!
    ここが島唯一の診療所、遠見医院よ」

エレコーゼ「島に1つしかないんですか?それって結構忙しいんじゃ……」

弓子「まァ、そこらへんはもう慣れたものよ
    島の大人は全員、普段の仕事とAlvisの仕事で二足の草鞋を履いてるからね」

エレコーゼ「むしろ普通の仕事をしながらAlvisを回せることに驚きですよ」

弓子「そうかなァ?
    それじゃ入ろっか、ただいまー!
    さ、エレコーゼちゃんも」

エレコーゼ「では、失礼します」

弓子さんに促され、中に入る
薄く漂う消毒液の匂いが、病院らしい雰囲気を醸し出している


弓子さんの帰宅の言葉に反応したのだろう、建物のやや奥――おそらく診察室だろう――から、女性が現れる


??「おかえりなさい、弓子」


――あの日、乙姫ちゃんと一緒に灯台にいた女性だ
なるほど、彼女は医者だったらしい、だからあの時も白衣に身を包んでいたのだろう


??「いらっしゃい、ギャロップさん
    私は遠見千鶴、遠見医院の院長をしているわ」

エレコーゼ「初めまして、エレコーゼ・ギャロップと申します
        保さんから提案された検査の件で伺わせていただきました
        それと私の事はエレコーゼでいいですよ」

千鶴「えェ、分かったわ
    私も千鶴でいいわよ、エレコーゼちゃん
    検査の準備は出来ているので、このままAlvisのメディカルルームに向かいます」

弓子「ごめん、ちょっと待ってて
    持って行かなきゃしけない資料、部屋に置きっぱなしなの思い出したの!」

千鶴「待ってるから、慌てないで行ってきなさい、弓子」

弓子「分かった!」


弓子さんがパタパタと自室へと向かう


千鶴さんと2人きりになった私は、とりあえず話を振る


エレコーゼ「弓子さんから聞きましたが、みなさんは仕事をしつつAlvisの仕事までやってるんですよね
        本当にすごいですよね……」

千鶴「そんな事ないわ、慣れてコツを掴めば大丈夫よ
    それに、Alvisが動き出した頃に比べれば遥かにマシだもの」

エレコーゼ「それでも、本当に尊敬しますよ
        千鶴さんだって、そんなにお若いのに院長をなさって忙しい毎日を送っているんですから」

千鶴「えッ」

エレコーゼ「えッ」


えッ、なんでそんな反応?
特におかしいことは言っていないはずなのに……


千鶴「……」

エレコーゼ「……」


気まずい沈黙が降りる
な、なんでこんな事になるんだろうか

その時、パタパタという足音が聞こえてくる
弓子さんが戻ってきたのだろう
お願い、この沈黙をどうか破って……!


弓子「お待たせー!
    ……どうしたの、母さん、エレコーゼちゃん
    そんな向かい合って黙りこんじゃって」


母、さん……?
千鶴さんは、弓子さんのお母さん!?
そんな、どう見たって20代後半くらいなのに!


こんなところでいったん休憩するよ!
晩御飯が>>1を呼んでるからね!お腹すいた!


ただいま!
晩御飯は軽めに限るね!
よく噛んで食べれば充分お腹いっぱいになるからね!

21時20分くらいに再開するよ!


投下を再開するよ!
出来ればもうちょっと投下間隔を短くしたいね!
やれるだけ頑張るよ!




あなたは、そこにいますか?


.


混乱する思考を制御し、とにかく落ち着く事を優先する
まさか弓子さんほど大きいお子さんを持つお母さんだったなんて
……乙姫ちゃんのお姉さんかと思っていた事実は脳内のゴミ箱に突っ込んでおこう


エレコーゼ「か、勘違いしてしまってごめんなさい
        その、とりあえずAlvisに向かいませんか?」

千鶴「そ、そうね……そうしましょうか
    すぐ近くにAlvisへの入り口があるから、そこから入ります」

弓子「なんだか話が見えないけど、とりあえず行きましょ?」


3人で連れ立ち、Alvisへの入り口がある場所に立つ
すると、地面がせり上がり機械が展開、エレベータへと早変わりした


エレコーゼ「すごい……こういうエレベータといい隔壁といい、話に聞く忍者屋敷みたいですね」

弓子「忍者屋敷とはちょっと違う気がするけどなァ」

千鶴「でも、違うとも言い切れないわね
    さァ、行きましょう」


エレベータに入ると、千鶴さんがドアをロックしメディカルルームのある階層の数字が刻まれたボタンを押す
そのまま私達を乗せたエレベータが下降していく


あっという間に目的の階層に到着し、ロックされたドアが開く
目の前には牧歌的な島とはまったく違う、最新鋭の設備が顔をのぞかせた


エレコーゼ「ここが……Alvis」

千鶴「すぐそこがメディカルルームよ
    更衣室に患者衣を用意しておいたから、着替えてきてもらえるかしら」

エレコーゼ「分かりました
        えーと、ここですね」

弓子「エレコーゼちゃん、そこは男性用の更衣室よ
    女性用はこっちねー」

エレコーゼ「すみません……」


女性用更衣室に入り、用意された患者衣に着替える
……ちょっと、胸がきつい

初代の頃って患者衣もなかったような

>>864
ま、まァ、割とガバガバなスレだから……(震え声)


着替え終わった私は、メディカルルームへと足を運ぶ
シナジェティック・コード形成率を調べるとのことだったが、どんな検査をするのだろうか


メディカルルームには、千鶴さんと弓子さんが私を待っていた


千鶴「では、最初に血を取らせてもらいます
    そうしたら……マーク・ヌルに少しだけ搭乗してもらうわ
    ほんの数分だから、心配しないで」

弓子「それが終わったら、また採血させてもらうわね
    以上が検査の全行程ね、質問はある?」

エレコーゼ「特にはありません
        あ、質問ではないんですけど、同化の進行に対してはあまり気にしてません
        私って、どうも同化速度が遅いんですよ」


そう言いながら、手を見せる
いつも見ている通り、ニーベルングの指輪が一切できていない手を


千鶴「……失礼だけど、エレコーゼちゃん
    あなた、どれくらいファフナーに乗っていたの?」

エレコーゼ「そうですね、2年3ヶ月ってところです
        でも指輪が出来ないおかげで、いつまで経ってもベテラン扱いされなくて……」

弓子「に、2年以上!?
    そんなに乗っているのに、まるで指輪が出来ないって……」

千鶴「調べるべき項目が増えたわね……」

エレコーゼ「えッと……」

弓子「ごめんね、エレコーゼちゃん
    ちょっと同化耐久率も調べさせてほしいの
    ヌルへの搭乗時間、ちょっと伸びるけどいい?」

千鶴「もちろん、断ってくれてもいいのよ」

エレコーゼ「いえ、大丈夫ですよ
        早速始めましょう」

千鶴「……分かったわ」


――検査の過程を吹っ飛ばす


千鶴「これが、検査結果よ」

エレコーゼ「えーと……シナジェティック・コード形成率が8.441:1:9.573で
        同化耐久率は、極めて高い……ですか」

弓子「極めて高いとしか書き様が無かったのよ……」

千鶴「総士君……この島の中で、最も同化耐久率の高い子よ
    その彼でもプロトタイプに乗った場合、連続約18時間が限界なの
    ところがエレコーゼちゃんは……」

弓子「連続約204時間……総士君の11倍以上
    はっきり言って、前人未到、空前絶後の同化耐久率よ」


エレコーゼ「なるほど……
        では、このシナジェティック・コード形成率はどうなんです?」

弓子「これもかなり高い数値よ
    そもそも、シナジェティック・コードを自然に持って生まれるのは10万人に1人
    持って生まれてもかなり低い数値にしかならないの」

千鶴「ゆえに私たちは……人工子宮を使って、シナジェティック・コード形成が高い子供を人為的に生み出しているわ
    正直、島の外でこれほどに高い形成率を持って生まれたのは奇跡と言っていいほどよ」

エレコーゼ「……だから指輪も出来ないし、ノートゥングモデルであるヌルをあんなスムーズに操縦できたんですね
        それはつまり、長くファフナーに乗れるということですよね?」

千鶴「――その通りよ」

エレコーゼ「……千鶴さん、お願いがあります
        私を、島のファフナー部隊に編入してください」

弓子「エレコーゼちゃん、それはッ!」

千鶴「……こんな話を聞いて、興奮しているんでしょう
    一度、ゆっくり考えてみても――」

エレコーゼ「私はッ!」


自分でも驚くほどの大声で、千鶴さんの言葉を遮る


エレコーゼ「私は、今までずっと外の世界で戦い続けてきました
        どこに行ってもフェストゥムだらけで、息をつく暇なんてありませんでした
        いったいどれほどの仲間がやつらに殺されたか、分かりません
        ……それに、相手はフェストゥムだけではなかったんです」

弓子「……ッ!」


日野隊長から、その話を聞いていたのだろう
弓子さんが、その表情を曇らせる


千鶴「エレコーゼちゃん……」

エレコーゼ「ほんの……ほんの数日ですが、この島で暮らしてみて分かった事があるんです
        世界から失われてしまったこの平和を、守っていくべきだと……」

弓子「……それは、何の為に?」

エレコーゼ「平和を知らなかった私達と……平和に過ごしている人たちの笑顔を守る為に」


千鶴「……」

弓子「……」

エレコーゼ「……」


重苦しい沈黙が降りる中、千鶴さんが息を吐く


千鶴「決意は固いようね……」

エレコーゼ「はい」

千鶴「――分かりました
    私から真壁司令に話を通します」

弓子「こうなったら、テコでも動かさなそうだものね……」

エレコーゼ「千鶴さん、弓子さん、ありがとうございます
        そして……ごめんなさい」


特に理由の無い謝罪要求が皆城君を襲うッ!
なんで>>1君の腹筋を壊すの、皆城君謝って!


エレコーゼ「あ、そういえば、機体は何を使えばいいんですか?
        私はヌルで構いませんけど、そうするとベイバロンモデルが遊ぶことになっちゃうんですよね
        それに私のベイバロンモデルってカスタマイズされてますし、特殊機能をサルベージすることも可能なんです

千鶴「そうね……一度、羽佐間さんと小楯さんを交えて相談した方がいいと思うわ」

弓子「そうすると司令と総士君も一緒の方がいいんじゃない?
    特に総士君は戦場指揮官だから、どっちみち信頼関係を持たなきゃね」

エレコーゼ「なら、スケジュールを調整して日にちを決めた方が良さそうですね」

千鶴「それはこちらでやっておくわ
    日にちが決まったら連絡します
    エレコーゼちゃん、今日は本当にお疲れ様」

弓子「お疲れ様、エレコーゼちゃん」

エレコーゼ「はい、お疲れ様でした
        では、失礼しますね」


2人にお辞儀をし、メディカルルームから退室する


ごめん、眠くて頭が回らない
申し訳ないけど今日の投下はここまでにするよ
明日の投下はたぶん20時くらいになるかなァ……
それじゃ、おやすみー

これはまな板にできないなぁ……

>>931
ガンドレイク「最近銃剣やるよりデカいビーム出してる方がしっくりくるからな!」
イージス「俺ね、こういう捻る作業得意なのよ。本業がシールドだから?」
ガンドレイク「ん?なに落ち込んでるのルガちゃん」
ルガーランス「やってもうた……」
イージス「ちょwwwwリーダーこれ全部シャイニー☆しちゃってるじゃんwwww」
ルガーランス「せや…何やってんねん……」
ガンドレイク「ガチ凹みだよ、この人ガチ凹みしてる」
イージス「まずさ、褒めようよwwこんなに世界中がシャイニー☆することってないよ?」
ルガーランス「イージス……お前ホンマに優しいなぁ……」

どうしてこんな一人芝居をしているの?
皆城くん謝って


なんで皆城君のせいじゃないのに皆城君が謝ってるの
皆城君あやまって

>>1だよ!
エレコーゼちゃんは強そうに見えるし実際強いけど、HAE時代以降はともかく
無印時代じゃ正直焼け石に水だってことを忘れないでね!


投下はちょっと待っててね!


遅れてごめんね、投下を再開するよ!
ベイバロンってちょっとアレな意味を持ってるんだよね
女性が搭乗することが多い機体にそんな名前付けるの>>1はどうかと思うな!



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)


             / ̄ ヽヽ
               -  ̄ ̄  -、

            /         ヽ 丶
               /  /  /    ヽ ', ',
           /  /  /    } 、 .i ',  ',
          ;  ;  i   /. ハ  i  l ヽヘ
          / ィ i / .i i  ./赱心}  } .l`丶
          ´/  {  .i /}/  ,,. / / ,'. ,′
          i 人  {ソ  ′_   ./ / ,' ,'   ←本人近影
          ソ} ', ',\`ー  イ / .,' ヽ{
          /ー}  }>三三ニ / /、 {
          /}//.} ,'i     /  /> ゝ_,
          .i .}//,' i.i-- 、// /////>
        / .{ .}O{  i/i <// ///// /\
      -ニー_>ー{  }ーー< i .////  / ヽ、ヽ
        /    { /  ̄ ヽ i ////ヽ.}  ヽ ̄ヽ
       {    /{      i} ̄ }}  ./} ',\ \
       ∧    {. .{      i}  }}//   }  ヽへ
      /i .ヽ、 { }ヽ、     }  }} / /  }  ',
     / .{ .,'i`T {/ 、     /   .}} .} } } }   ',
    // { { ', }   ',    }    }}/ヽ} ,' .} i  }
       .{ {  ',i   ',   ,′   }}   ヽ、} }  }
       ', { }/ ',   ',   ,′    }}     \}  }


出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5


元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7(祐未並)
耐性:0(前人未到の人類最高値)
戦闘:格闘7(衛並) 射撃8(EXO甲洋並) 命中9(EXO暉並) 回避1(該当なし)
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
    →竜宮島住人
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル


天性の状況判断力・空間把握能力があることを自覚した
なお自分が天然・無頓着・無防備であることには無自覚な模様


スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


友人:カノン・乙姫

保護者:容子

知り合い一覧:道生・史彦・溝口・澄美・保
          狩谷(選択不可)


あまりにも眠くて貼れなかったステをぺたり

ん、芹や理奈は?

あとベイバロンってどういう意味なの?エレコーゼちゃん教えて?


もう950越えてたのに気付いて慌てて次スレを立てたよ!
【安価】蒼穹のファフナー -「あなた」は、そこにいますか?-【コンマ】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451367821/)



名前:エレコーゼ・ギャロップ
性別:女性
年齢:13歳
容姿:金髪のロングウェーブ、黒い瞳
    身長155cm/胸部装甲87cm(元75cm、77ぞろ目ボーナス)


             / ̄ ヽヽ
               -  ̄ ̄  -、

            /         ヽ 丶
               /  /  /    ヽ ', ',
           /  /  /    } 、 .i ',  ',
          ;  ;  i   /. ハ  i  l ヽヘ
          / ィ i / .i i  ./赱心}  } .l`丶
          ´/  {  .i /}/  ,,. / / ,'. ,′
          i 人  {ソ  ′_   ./ / ,' ,'   ←本人近影
          ソ} ', ',\`ー  イ / .,' ヽ{
          /ー}  }>三三ニ / /、 {
          /}//.} ,'i     /  /> ゝ_,
          .i .}//,' i.i-- 、// /////>
        / .{ .}O{  i/i <// ///// /\
      -ニー_>ー{  }ーー< i .////  / ヽ、ヽ
        /    { /  ̄ ヽ i ////ヽ.}  ヽ ̄ヽ
       {    /{      i} ̄ }}  ./} ',\ \
       ∧    {. .{      i}  }}//   }  ヽへ
      /i .ヽ、 { }ヽ、     }  }} / /  }  ',
     / .{ .,'i`T {/ 、     /   .}} .} } } }   ',
    // { { ', }   ',    }    }}/ヽ} ,' .} i  }
       .{ {  ',i   ',   ,′   }}   ヽ、} }  }
       ', { }/ ',   ',   ,′    }}     \}  }


出身:アメリカ(22、ぞろ目ボーナス)
家族:ヘスター・ギャロップ(養母)/関係性 エ→ヘ:5 ヘ→エ:5


元々は貧困層の孤児だったが、フェストゥムの襲撃に遭った際に比類なき同化耐性を発揮し
それがヘスターの目に留まり、彼女の養女として迎えられる
お互い、家族としてごく普通に愛している


適正:7(祐未並)
耐性:0(前人未到の人類最高値)
戦闘:格闘7(衛並) 射撃8(EXO甲洋並) 命中9(EXO暉並) 回避1(該当なし)
情報:7(Alvisで一線張れるレベル)
素性:狙撃手→人類軍ファフナー部隊日野隊所属狙撃手→脱走兵
    →竜宮島住人
祝福:マーク・ヌル強化
    スキル


天性の状況判断力・空間把握能力があることを自覚した
なお自分が天然・無頓着・無防備であることには無自覚な模様


スキル:貫く者 あなたはあらゆる敵を貫く

          その光は何を貫き、何を守るのか
          戦闘時コンマ+2、狙撃時コンマ+3


友人:カノン・乙姫・芹・里奈・暉

保護者:容子

知り合い一覧:道生・史彦・溝口・澄美・保
          狩谷(選択不可)


>>951のおかげで追加を忘れてたのに気付けたよ、ありがとう!
始めるからグダグダでほんとごめんね!



<<あなたは、そこにいますか?>>


.


よし、今度こそ不備はないね……
では気を取り直して……


<<あなたは、そこにいますか?>>


.


メディカルルームを退室した私は、そのまま来た道を戻り島へ出る
流石にAlvisを歩き回るのはまずいだろうし、そこそこ長居していたからだ


エレコーゼ「でも、少しは余裕があるんだよね」


少々中途半端な時間になっている
もう少しくらいなら出歩いても大丈夫だろう


エレコーゼ「それなら……」


・島を散策する(後にコンマで場所判定)
・誰かに会いに行く(後に人物安価)
・帰宅する

↓1

散策

>>966


エレコーゼ「もう少し、島を歩いてみよう」


なにせ、行ってない所まだまだはたくさんあるし
もしかしたら、意外な所で意外な人に会えるかもしれない


エレコーゼ「~♪」


私は、鼻歌を歌いながら歩き……


1~3:西尾商店 4~6:ひとり山 7~8:喫茶楽園 9~0:港

↓1

1

>>969 2


エレコーゼ「お菓子とか売ってるお店があるって、芹ちゃんが言ってたっけ
        確か里奈ちゃんと暉の家だったはず……よし、行ってみよう」


お店の宣伝をしてきた里奈ちゃんを思い出しつつ、お店に向けて歩き出す
宣言をするのはいいんだけど、やたらとスキンシップしてきたのはなんでだろうか
その、胸を揉むのは勘弁してほしい……

1人でとことこと歩くと、また違った島の姿が見えるのが楽しい

やはり金色の髪が珍しく感じるのだろう、島民の人たちからちょくちょく声を
かけられつつ歩いていると、いつの間にか目的地に辿り着いた


エレコーゼ「お邪魔しまーす!
        ここが西尾商店……いろんなものが置いてあるなァ」


お店に入った私は早速商品の物色を始める
見たことが無いお菓子がたくさんあって、次々と目移りしてしまう

すると、私の声に気付いたのだろう
奥から人がやってくるのが分かる


1~5:里奈 6~8:暉 9~0:高性能ばあちゃん

↓1

>>972 6


暉「……」

エレコーゼ「暉、こんばんは!」


奥から出てきたのは暉だった
私の挨拶に会釈を返し、そのままレジに座る
里奈はどうやらいないようだ、まだ乙姫ちゃんや芹ちゃんと一緒なのだろう

私はお菓子――後に駄菓子というものと聞いた――を手に取ってレジへ向かう
レジに置くと、暉が心底驚いたような目でお菓子を見てから私を見上げる
そこまで驚く事だろうか……ちょっとレジから溢れそうになっているが、これくらいなら普通だろう


エレコーゼ「えッと、お会計をお願いね」

暉「……」


呆然とした顔でこくりと頷いた暉が、電卓を引っ張り出して計算を始める
あァ、今から食べるのが楽しみだ


ちなみに、Alvisから生活資金を貰っているのでお金のことは心配いらない
……なんだろう、自分で言っておいてなんだか悲しくなってくる

――いやこれは必要経費だし必要なことだ、未知のお菓子が私を呼んでいる

そんな事を考え、脳裏に浮かぶ、呆れとも諦観ともとれる表情を浮かべた母上の顔を脳から追い出しながら会計を待つ


――数分後

レジには袋に詰められたお菓子が鎮座している
会計を済ませた暉が入れてくれたのだ


エレコーゼ「わざわざありがとう、暉
        おかげで帰りが楽になったよ」

暉「……」


私のお礼に、暉は微笑みつつ手をパタパタと振る
大したことじゃないと言いたいのだろうが、その気持ちが嬉しいのだ


↓1(7以上で……)

さて

>>986 3

エレコーゼ「こうやって気を遣ってくれるのが嬉しいんだよ、暉
        ふふふー、女の子にとってこういうのはポイント高いんだよ」

暉「……!」


私の冗談に、慌てた様子で首をぶんぶん振る
なにもそこまで勢いよく……あ、顔が真っ赤になってってる

なんとか暉を落ち着かせた私は、袋を持った


エレコーゼ「それじゃ、またね暉
        里奈ちゃんによろしくね」

暉「……」


私の言葉に頷きを返し、レジから手を振る暉
それに同じく手を振り返しつつ、お店を出る


エレコーゼ「あ、そろそろ帰った方がいいかな
        今日の晩御飯はなにかなー?」


私はそんな事を口走りつつ、薄暗くなった道を歩き家路へと着いた


リザルト

・ファフナー部隊への配属につき、相談を行うことになった!(後にイベント追加)


次スレに移るよ!
【安価・コンマ】蒼穹のファフナー -「あなた」は、そこにいますか?-【2】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451907065/)

このスレは埋めちゃってね!
>>1000を実行するかどうかは>>1の気分次第だよ!

>>999

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