【安価】ダンガンロンパ・ユートピア【オリジナル】 (1000)

初心者でごめんなさい。頑張ります
とりあえず最初は才能を16個募集で
幸運でも???でもなんでもOKです

舞台は一応旅館を想定しておりますが、他に案があればそれを書いてくれれば
もしかすると採用するかもしれません

最後にお読みください
こちらは完全な二次創作ですご注意を

それでは16個募集です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451288696

書き忘れです
ひとり才能は最大で2つまでです

超高校級の女将

超高校級のカラーギャング

超高校級のコスプレイヤー

超高校級の鷹匠

超高校級のミュージカル俳優

超高校級の宅配人

超高校級の動物学者

超高校級のアシスタント

超高校級の薬剤師

超高校級の水球選手

超高校級の幸運

超高校級の歌い手

超高校級のSP

超高校級のスナイパー

超高校級のクイズ王

超高校級の掃除屋

――――――――――
(超高校級の殺し屋)は誰かが複合でもっています
――――――――――

でいきます
舞台は旅館で!
主人公はどうしますか?下5で多数決

カラーとクイズの頂上決戦

↓3の多数決

クイズ王

クイズ王ロンパですね

んじゃあまずは【超高校級のクイズ王】の名前とその人物を象徴する一言で

連投はNGで!

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

キーワードは3つ選びます
適当な頃合を見計らって次のキャラにうつりますねー

あ。そうそう性別が偏りそうだとコンマを無視することも…すいません
この場合は次に高いのを選びます

山下 瑰(やました かい)
素直な天才気質

あっ男でおねがいします

ここまでで!

サイノウ:【超高校級のクイズ王】
オナマエ:山下 瑰(やました かい)
セイベツ:男性
トクチョウ
【主人公】犯人にも被害者にもならない
【優しい心】人の気持ちを察して動こうとする優しい心の持ち主
【ポーカーフェイス?】何が起こってもあまり顔には出ない
【天才気質】クイズ好きが高じてかそれとも生まれつきか…はたまた両方か。頭がすごくいい

なんか日向君よりは苗木君よりですね

次は【超高校級の女将】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす


また頃合いを見て切り上げます

OKでは
10分間募集

柚葉 美海(ゆずは みう)女
何かあると(事件や動機発表的な)みんなを励ます

age忘れ指摘ありがとうです

サイノウ:【超高校級の女将】
オナマエ:柚葉 美海(ゆずは みう)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ヒロイン気質】何かあるとみんなを励ます健気な子
【女将の技】細かな事に気がつくプロ
【オカン気質】気が付いたことは何でも自分でしようとする

あれですね、理想のヒロインですね
流石女将

次は【超高校級のカラーギャング】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす


また頃合いを見て切り上げます

間違えた!!
5分間募集です

圷 色覇(あくつ いろは)
世話焼き

サイノウ:【超高校級のカラーギャング】
オナマエ:田辺 璃流(たなべ りる)
セイベツ:男性
トクチョウ
【傲慢】かなりのわがまま、自分の思う通りに突き進む
【世話焼き】なんだかんだ言って他人の事が気になる
【ハッタリの性格】実はDQN系の厨二病でなにも悪いことの出来ないチキン

左右田君と九頭竜君足して割った感じかな??

次は【超高校級のコスプレイヤー】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす


5分募集

布部 芽衣(ぬのべ めい) 女
(自己)愛に生きるナルシスト

サイノウ:【超高校級のコスプレイヤー】
オナマエ:大歩危 粗茶(おおぼけ そちゃ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ナルシスト】自分大好き!手鏡を常に持ち歩いている
【二次元の進出】どんなキャラにもなりきれる、もはや変身と言った方が正しいレベル
【照れ屋】コスプレしている時以外は凄いシャイ

これはまた癖の強い…

次は【超高校級の鷹匠】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす


5分募集

サイノウ:【超高校級の鷹匠】
オナマエ:飛騨 とんび (ひだ とんび)
セイベツ:女性
トクチョウ
【隻腕】右肩から先が一切ない
【匠の佇まい】無口で何があってもドンと構えている
【ド天然】凄いしっかりしてるように見えるけど、実は天然

次は霧切さんっぽいのが…
只今男2女3です

次は【超高校級のミュージカル俳優/女優】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす


5分募集

音霧 流也 (おとぎり りゅうや) 男
奇公子

サイノウ:【超高校級のミュージカル俳優】
オナマエ:篝火 縁(カガリビ エン)
セイベツ:男性
トクチョウ
【傍若無人】人前をはばからず、勝手に振る舞う
【稀血】血液型の種類がこの世の誰とも一致しない
【兄貴肌】仲間想いなのだが自分にも他人にも厳しい

これはイケメン(確信)

次は【超高校級の宅配人】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす


5分募集

サイノウ:【超高校級の宅配人】
オナマエ:鈴原 涼子(すずはら りょうこ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【姉御肌】悪さはいいが卑怯と裏切りは許さない
【怪力俊足】足の速さと力の強さが群を抜いている
【スピード狂】スピードが命。何でもかんでも凄い早い

これはイケメン(二回目)

夕飯の為次がすこーしだけ遅れます
ごめんなさい

次は【超高校級の動物学者】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

明石 咲夜(あかし さくや) 男
リアクションが可愛い(もーとかむーなんだよーみたいなムカつくんじゃなくてついついいじめたくなっちゃう系の可愛さ)

サイノウ:【超高校級の動物学者】
オナマエ:村田 龍馬(むらた りょうま)
セイベツ:男性
トクチョウ
【天才中学生】海外で飛び級して現役高校生になっているが実年齢は中学1年
【マイペース】トロいわけではない、マイペースなだけだ
【動物大好き!】動物の話題でテンション上がる

次はまたなんか弟っぽいの来ましたね

次は【超高校級のアシスタント】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分です

サイノウ:【超高校級のアシスタント】
オナマエ:小判鮫 付録 (こばんざめ ふろく) 女
セイベツ:女性
トクチョウ
【縁の下の力持ち】さりげなに業界では有名
【初心】基本的に恋愛面、特に下ネタには初心
【依存癖】何かに頼っている時が一番精神的に安定している

なんかバランスとれてますね

只今男4の女5

次は【超高校級の薬剤師】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

薬袋 太助(みない たすけ) 男
失踪癖

薬師丸 熊楠(やくしまる くまぐす)男 野性児

サイノウ:【超高校級の薬剤師】
オナマエ:桑原 雄大 (くわばら ゆうだい)
セイベツ:男性
トクチョウ
【野生児】凄い野生児。現代からはかけ離れている
【マッドサイエンティスト】決して狂気的な感じではないが、実害は被る
【失踪癖】すぐにどこかにいく

オマエ マルカジリ って感じっすな

次は【超高校級の水球選手】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

五分間募集

サイノウ:【超高校級の水球選手】
オナマエ:青木 空(あおき そら)
セイベツ:男性
トクチョウ
【ゲイ】同性大好き!タチらしい
【ムードメーカー】明るく常に周りには人が居る
【笑顔大好き】人の笑顔を見るのが大好き

悪気はなかった

因みに外人枠は俳優で行けると思った…
うん。欲しいかな
でもまだスナイパーとかSPとかいろいろおるし!いけるいける

次は【超高校級の幸運】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

五分間募集

田上 乃絵子 (たがみ のえこ) 女
便所の100ワット

佐渡 美桜(さわたり みおう)女
ネガティブ

サイノウ:【超高校級の幸運】
オナマエ:落合 豊(おちあい ゆたか)
セイベツ:男性
トクチョウ
【皮肉屋】凄い低姿勢で人の痛いところをわざと付いて来る
【努力家】影での努力は凄いしている
【ネガティブ】すぐに落ち込んで凄く引きずる

幸運らしからぬ性格…
只今男7の女5

そろそろ外人が欲しい

次は【超高校級の歌い手】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

五分間募集

サイノウ:【超高校級の歌い手】
オナマエ:メアリー リリス
セイベツ:女性
トクチョウ
【下半身不随】事故によって車イス生活に
【現代のマリア】聖母のような方。すごく優しい
【ネット娘】ネットスラングを多用する、気が抜けるともう何を言ってるのかわからなくなる

何だろうこの子…カオス…

只今男7の女6

外人は一人じゃなくてもええんやで

次は【超高校級のSP】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

五分間募集

ダミアン・ラガーフェルド 男
仕事人間

サイノウ:【超高校級のSP】
オナマエ:大槻 理兎(おおつき りと)
セイベツ:女性
トクチョウ
【仕事人間】勉学や恋よりも仕事が一番
【ド貧乳】断 崖 絶 壁
【残念美人】口調や動作が粗暴

貧乳設定GJ
只今男7の女7

次は【超高校級のスナイパー】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

五分間募集

サイノウ:【超高校級のスナイパー】
オナマエ:井貫 刈矢(いぬき かるや)
セイベツ:男性
トクチョウ
【正義漢】正義感が強く協調的
【世間知らず】少々常識のはずれた面が見え隠れする
【自信家】自分の行動には絶対の自信がある

石丸君チックですね

最後は女の子で

次は【超高校級の掃除屋】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

五分間募集

清原 雪(きよはら すすぎ)女
計算高い

【宿泊リスト:男性】

サイノウ:【超高校級のクイズ王】
オナマエ:山下 瑰(やました かい)
セイベツ:男性
トクチョウ
【主人公】犯人にも被害者にもならない
【優しい心】人の気持ちを察して動こうとする優しい心の持ち主
【ポーカーフェイス?】何が起こってもあまり顔には出ない
【天才気質】クイズ好きが高じてかそれとも生まれつきか…はたまた両方か。頭がすごくいい

サイノウ:【超高校級のカラーギャング】
オナマエ:田辺 璃流(たなべ りる)
セイベツ:男性
トクチョウ
【傲慢】かなりのわがまま、自分の思う通りに突き進む
【世話焼き】なんだかんだ言って他人の事が気になる
【ハッタリの性格】実はDQN系の厨二病でなにも悪いことの出来ないチキン

サイノウ:【超高校級のミュージカル俳優】
オナマエ:篝火 縁(カガリビ エン)
セイベツ:男性
トクチョウ
【傍若無人】人前をはばからず、勝手に振る舞う
【稀血】血液型の種類がこの世の誰とも一致しない
【兄貴肌】仲間想いなのだが自分にも他人にも厳しい

サイノウ:【超高校級の動物学者】
オナマエ:村田 龍馬(むらた りょうま)
セイベツ:男性
トクチョウ
【天才中学生】海外で飛び級して現役高校生になっているが実年齢は中学1年
【マイペース】トロいわけではない、マイペースなだけだ
【動物大好き!】動物の話題でテンション上がる

サイノウ:【超高校級の薬剤師】
オナマエ:桑原 雄大 (くわばら ゆうだい)
セイベツ:男性
トクチョウ
【野生児】凄い野生児。現代からはかけ離れている
【マッドサイエンティスト】決して狂気的な感じではないが、実害は被る
【失踪癖】すぐにどこかにいく

サイノウ:【超高校級の水球選手】
オナマエ:青木 空(あおき そら)
セイベツ:男性
トクチョウ
【ゲイ】同性大好き!タチらしい
【ムードメーカー】明るく常に周りには人が居る
【笑顔大好き】人の笑顔を見るのが大好き

サイノウ:【超高校級の幸運】
オナマエ:落合 豊(おちあい ゆたか)
セイベツ:男性
トクチョウ
【皮肉屋】凄い低姿勢で人の痛いところをわざと付いて来る
【努力家】影での努力は凄いしている
【ネガティブ】すぐに落ち込んで凄く引きずる

サイノウ:【超高校級のスナイパー】
オナマエ:井貫 刈矢(いぬき かるや)
セイベツ:男性
トクチョウ
【正義漢】正義感が強く協調的
【世間知らず】少々常識のはずれた面が見え隠れする
【自信家】自分の行動には絶対の自信がある

【宿泊名簿:リスト】

サイノウ:【超高校級の女将】
オナマエ:柚葉 美海(ゆずは みう)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ヒロイン気質】何かあるとみんなを励ます健気な子
【女将の技】細かな事に気がつくプロ
【オカン気質】家事全般は自分で何でもやってしまう

サイノウ:【超高校級のコスプレイヤー】
オナマエ:大歩危 粗茶(おおぼけ そちゃ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ナルシスト】自分大好き!手鏡を常に持ち歩いている
【二次元の進出】どんなキャラにもなりきれる、もはや変身と言った方が正しいレベル
【照れ屋】コスプレしている時以外は凄いシャイ

サイノウ:【超高校級の鷹匠】
オナマエ:飛騨 とんび (ひだ とんび)
セイベツ:女性
トクチョウ
【隻腕】右肩から先が一切ない
【匠の佇まい】無口で何があってもドンと構えている
【ド天然】凄いしっかりしてるように見えるけど、実は天然

サイノウ:【超高校級の宅配人】
オナマエ:鈴原 涼子(すずはら りょうこ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【姉御肌】悪さはいいが卑怯と裏切りは許さない
【怪力俊足】足の速さと力の強さが群を抜いている
【スピード狂】スピードが命。何でもかんでも凄い早い

サイノウ:【超高校級のアシスタント】
オナマエ:小判鮫 付録 (こばんざめ ふろく) 女
セイベツ:女性
トクチョウ
【縁の下の力持ち】さりげなに業界では有名
【初心】基本的に恋愛面、特に下ネタには初心
【依存癖】何かに頼っている時が一番精神的に安定している

サイノウ:【超高校級の歌い手】
オナマエ:メアリー リリス
セイベツ:女性
トクチョウ
【下半身不随】事故によって車イス生活に
【現代のマリア】聖母のような方。すごく優しい
【ネット娘】ネットスラングを多用する、気が抜けるともう何を言ってるのかわからなくなる

サイノウ:【超高校級の歌い手】
オナマエ:大槻 理兎(おおつき りと)
セイベツ:女性
トクチョウ
【仕事人間】勉学や恋よりも仕事が一番
【ド貧乳】断 崖 絶 壁
【残念美人】口調や動作が粗暴

サイノウ:【超高校級の掃除屋】
オナマエ:大樹林 陽菜(だいじゅりん はるな)
セイベツ:女性
トクチョウ
【清掃の鬼】きっちりとした性格。一つのホコリも見逃さない
【隠れリッチ】実は名家のお嬢様
【自然なぶりっ子】可愛い仕草が多い

20時から物語が始まります

それまでは適当に雑談しててください
殺し屋は誰なのかとか
質問とか

ご協力ありがとうございました

では、殺し屋は掃除屋だと思う。
XYZ。

>>1氏、ターキーと鶏肉を間違える

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです

こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450628050/)

>>1を守りたい信者君が取った行動
障害者は構って欲しいそうです
障害者は構って欲しいそうです - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451265659/)

身長と体重かー

身長だけ詳しく決めるね

サイノウ:【超高校級のクイズ王】
オナマエ:山下 瑰(やました かい)
身長:160cm


サイノウ:【超高校級のカラーギャング】
オナマエ:田辺 璃流
身長:171cm


サイノウ:【超高校級のミュージカル俳優】
オナマエ:篝火 縁(カガリビ エン)
身長:181cm


サイノウ:【超高校級の動物学者】
オナマエ:村田 龍馬(むらた りょうま)
身長:151cm


サイノウ:【超高校級の薬剤師】
オナマエ:桑原 雄大 (くわばら ゆうだい)
身長:171cm


サイノウ:【超高校級の水球選手】
オナマエ:青木 空(あおき そら)
身長:177cm

サイノウ:【超高校級の幸運】
オナマエ:落合 豊(おちあい ゆたか)
身長:165cm


サイノウ:【超高校級のスナイパー】
オナマエ:井貫 刈矢(いぬき かるや)
身長:175cm



サイノウ:【超高校級の女将】
オナマエ:柚葉 美海(ゆずは みう)
身長:159cm
胸:D

サイノウ:【超高校級のコスプレイヤー】
オナマエ:大歩危 粗茶(おおぼけ そちゃ)
セイベツ:女性
身長:155cm
胸:C

サイノウ:【超高校級の鷹匠】
オナマエ:飛騨 とんび (ひだ とんび)
身長:164cm
胸:B

サイノウ:【超高校級の宅配人】
オナマエ:鈴原 涼子(すずはら りょうこ)
身長:167cm
胸:E

サイノウ:【超高校級のアシスタント】
オナマエ:小判鮫 付録 (こばんざめ ふろく) 女
セイベツ:女性
身長:154cm
胸:C

サイノウ:【超高校級の歌い手】
オナマエ:メアリー リリス
セイベツ:女性
身長:162cm
胸:F

サイノウ:【超高校級のSP】
オナマエ:大槻 理兎(おおつき りと)
セイベツ:女性
身長:172cm
胸:無し

サイノウ:【超高校級の掃除屋】
オナマエ:大樹林 陽菜(だいじゅりん はるな)
身長:1569cm
胸:D



全員体重は標準かそれより少し上か少し下くらいで
[ピザ]は居ませんっす

おっと
大樹林さん156っす
ご指摘ありがとう

僕が一番最初に経験した嬉しい事。

それはまだ三歳だった頃かな…
お母さんがなぞなぞの本を買ってくれて、僕がそれを解いた。

一問解くたびに、お母さんはすごく喜んだ。
お父さんも喜んでくれたっけな…

それから僕は謎を解く事に躍起になった。
それをすればお母さんもお父さんも喜んでくれる

僕の下に弟妹が出来た時も、お母さんはこういった


「瑰がいればお勉強も教えてもらえるわねって」

僕は皆に喜んでもらうためにたくさん勉強した。
色んな大会に出て、いろんな人と競って、いろんな人に勝った。

不思議とその生活は疲れなかった。

それなりに友達だっていたと思う…

そして僕が色んな謎を解き続けた先。
そこにあったのは希望ヶ峰学園だった。

目の前に聳える大きな校舎、この中で僕は三年間学ぶ。

僕がここに入学するって決まったとき、お母さんはすごく喜んでくれた。
友達も先生もとにかくみんながみんな。


山下「よし。頑張ろう」

一言、誰も居ない空間で僕は呟く。
何だかこうすることで頑張れる気がした…から

この中でどんな人が待っているのかわからないし、どんなことが起こるのかもわからない。
分からないからこそ経験して、解かなきゃ。

それをする事で皆が喜んでくれるなら。

なにより僕がもっと良い存在になれるなら。

校舎に入る。

空気が違う気がした

気のせいかもしれないけど…何だかとっても澄みきった空気
だけどどこか重苦しい

超高校級っていう重荷を僕にずしっと乗っけてくるような

何だか押しつぶされそうな気さえする。


山下「…あれ」


ぐにゃっと視界がつぶれる。

え?本当に押しつぶされた…の?

そんな疑問すら許されない。
どうしてかすらわからない。

そのまま僕は意識を失った――――









【プロローグ】

「おいでませ。絶望旅館」













何だか地面が冷たい…
って、僕もしかして…床に寝てる??

…頭が痛い。

誰も居ないみたいだし……
もう少しだけこうしてようかな


???「…」

トントン

誰かが僕の肩を叩く。

…誰かな?

【今山下をゆすっているのは??】
下1

???「おーい!!!」

耳元で凄い音が聞こえる…
な…何???


山下「え!?どうしたの?」

急いで飛び起きると、そこに居たのは短パンにタンクトップを着た男の子。
……誰?



【超高校級の動物学者】
  『村田 龍馬』



というよりここどこ?
座ってぐるっと見回してみるけど、学校って感じじゃない?

なんか…旅館みたいな??


じゃあこの子は宿泊客の子かな?

いやいや…というよりなんで僕が旅館に?学校は?希望ヶ峰学園は???
テレポーテーション?ん?え?どういうことだろう…

村田「おお…生きてたかー!」

山下「ここどこ!?」

肩をガシッと掴む僕。
凄い顔になってる…だろうな。


村田「りょかん!!」

山下「見ればわかるよ!なんで僕がここに居るの??」

村田「俺は知らん!」


村田「けど、俺も気が付いたらここに居た!」

山下「…ええ」

同じ状況なのかな?この男の子も
けど…、じゃあますます訳が分かんないよ


村田「なあ!」

ツンツン

山下「うん。なに?聞こえてるからつつくのは辞めてほしいな。痛い」

村田「お前!名前は!?」

山下「山下…塊」

村田「俺は村田龍馬!!!」

あ!どっかで見た事あると思ったら、この子はあの動物学者の??
一時期クイズの問題にひっぱりダコだったから覚えてるよ…
けどそんな凄い人がどうしてここに?

村田「よろしくな!山下!」

山下「呼び捨てで良いよ?」

村田「よろしくなヤマピー!」

山下「呼び捨てじゃないけどまあいいや…」

何だか功績に見合わず凄く気さくな子だな。
悪い子ってわけじゃないみたいかな?

村田「あ!そうだ…この奥に超おっきい部屋があるんだけどいこーぜ!」

山下「大きい部屋?」

村田「うん!俺そこの前で目が覚めたんだ!」

山下「中に入ったの?」

村田「うん!けど誰も居なかったから俺探検してるんだ!」

山下「僕を見つけてくれたんだ」

村田「お前以外にも居たぜ!にーちゃんみたいなねーちゃんとか!」

山下「…へぇ」

村田「とりあえずいこうぜ!」

グイッ

そのまま僕は袖を引っ張られて、村田君の言った部屋の前まで連れてこられた
…大宴会場って上の方に書いてあるな


村田「よし!開けるぞー!」


――――スススッ

襖が開く。
すると中から声が聞こえてきた


「あ!あのクソガキ!」


「オレ!腹!減った!!!」


「…今日も可愛いなぁ。私」


なんかたくさんいるみたい???

???「こんにちは」

村田「こーんーにーちーわー!」

山下「あ…初めまして…」

襖を開けた僕達の前に来たのは和服姿の女の人。
桜色の着物に、腰まである長い黒髪…
何だかすごく美人―――――

ってこの人…

【超高校級の女将】
 『柚葉 美海』


だよね?

僕と同い年なのに、その接客手腕でボロ民宿を大きな旅館に育てたって言う…

柚葉「どうぞ奥に」

村田「おう!」

柚葉「どうぞ?」

山下「…はい」

大宴会場には僕達三人を除いて13人?
合ったことはないけど、見知った顔の人もいる…

それもどれもクイズの問題になるような凄い人ばっかりだ

柚葉「それでは簡単に私が状況をお説明しますね」

そう言ってにっこりほほ笑むと。
柚葉さんはゆっくりと話し始める。


柚葉「私たちは目が覚めると、この旅館に居ました」

柚葉「私たちは超高校級の新入生…のようです」

村田「おお!そうだった!忘れてた!!!」

柚葉「それで今から自己紹介を皆さんでする…という流れになっているのですが。」

村田「おーれーはー!むーらーたー!りょーうーまーでーすー!」

柚葉「うふふ。元気のいい挨拶ありがとうね。龍馬君」

村田君の視線にまで視線を落として柚葉さんはもう一度微笑む

柚葉「私は柚葉です。柚葉美海。貴方は…クイズ王の山下さん?」

柚葉「テレビの方でいつも楽しく拝見させていただいております」

山下「あ…ご丁寧にどうも。山下塊です」


流石一流…。なんだか、緊張しちゃうな…
とにかく他の人にも自己紹介しないと…

けど誰から?

1:深緑色のジャケットに深緑色のジーパン。髪の毛の一部が緑の男
2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
3:おかっぱ頭で前髪で目が隠れたセーラー服姿の女
4:上半身裸の上に白衣を羽織り、顔にペイントを施している男
5:巫女っぽい服を着て右肩に鷹を乗せている長いポニーテールの女
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
7:程よく日に焼けた肌が特徴的な黄色いジャージの男
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
10:車椅子に乗っていて、白いワンピースを着た女
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
12:男にも見間違えるショートヘアーのスーツを着た女
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女
下1

村田「よっ!また会ったな!乳無し!」

村田君は近くに居る男の人に声をかける。
乳無さんって名前なのかな?

見た事ない人だな…

大槻「テメェ!コラぁ!!!誰が乳無しじゃあ!」

大槻「あるわ!脱いだらあるわ!!スーツだからつぶれとんじゃ!!」



【超高校級のSP】
 『大槻理兎』


村田「でもあのねーちゃんは着物着てるのにおっきかったぞ!」

村田君は柚葉さんをびしっと指さす。
あれ?という事はこの人女の人??

山下「…村田君!ダメだよそんな失礼な!」

山下「成長には個人差があるんだから」

大槻「そうだ!まだおっきくなんだよ!」

大槻「フォローありがとな、お前…は。テレビで見た事あるは。アタシは大槻。大槻理兎ヨロシクな!」


ツンツン

村井「なあなあ」

山下「ん?」

村井「でもなーこのねーちゃん年齢的にもう成長期過ぎてるぞ!俺勉強したから知ってるぞ!」

村井「もうおっきくなんねーって!」


山下「……シーッ」


大槻「なんか言えやああああああ!!!!」


1:深緑色のジャケットに深緑色のジーパン。髪の毛の一部が緑の男
2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
3:おかっぱ頭で前髪で目が隠れたセーラー服姿の女
4:上半身裸の上に白衣を羽織り、顔にペイントを施している男
5:巫女っぽい服を着て右肩に鷹を乗せている長いポニーテールの女
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
7:程よく日に焼けた肌が特徴的な黄色いジャージの男
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
10:車椅子に乗っていて、白いワンピースを着た女
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

青木「よっす!」

山下「あ。初めまして」

僕の後ろに居て声をかけてきたのは健康そうな男の人だった。
たしか彼は――――

【超高校級の水球選手】
 『青木 空』


青木「テレビいつも見てるぜー!」

山下「あ。ありがとう」

青木「…お…おう。」

山下「僕も知ってます。凄い結果ばかりで…尊敬してます」

彼は本当にすごい。だから僕は握手を求めた。
一瞬何か戸惑った青木君だったけど、僕の手をぎゅっと強く握ってくれる。


青木「…よろしくな。その…」

山下「山下でも塊でも。好きなように呼んで」

青木「よろしくな!塊!」


山下「よろしくね!青木君」


1:深緑色のジャケットに深緑色のジーパン。髪の毛の一部が緑の男
2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
3:おかっぱ頭で前髪で目が隠れたセーラー服姿の女
4:上半身裸の上に白衣を羽織り、顔にペイントを施している男
5:巫女っぽい服を着て右肩に鷹を乗せている長いポニーテールの女
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
10:車椅子に乗っていて、白いワンピースを着た女
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

柚葉「あ…そうそう。彼女とは挨拶を済ませましたか?」

山下「え?」

柚葉さんが指さす先に居たのはおかっぱ頭の女の子
さっきからずっと手鏡を見つめている。

【超高校級のコスプレイヤー】
  『大歩危 粗茶』


大歩危「…私、大丈夫。」

山下「あ…あの…」

大歩危「…なんですか?」

山下「いや…あの。自己紹介に…」

山下「僕の事は知ってますか?」

大歩危「…はい。一度スタジオで…」

ん?スタジオ??この人も芸能関係の人??
…スタッフさんかな?


山下「ええっと…ごめんなさい。思い出せないです」

大歩危「ちょっと待っててくださいね。声作りますから」

声を…作る??




大歩危『ええーい!デストロイプレーンバスター☆』

大歩危「…はずかし」



山下「えええええ!?もしかして大歩危さん!?」

大歩危「…はい」

共演は何度かしてるけど…。全部コスプレ姿だったから分かんなかったよ…
けどこの完全コピー加減は…大歩危さんしかいない!


女の人のメイクって…すごいな


1:深緑色のジャケットに深緑色のジーパン。髪の毛の一部が緑の男
2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
4:上半身裸の上に白衣を羽織り、顔にペイントを施している男
5:巫女っぽい服を着て右肩に鷹を乗せている長いポニーテールの女
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
10:車椅子に乗っていて、白いワンピースを着た女
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

リリス「…こんにちわ」

車椅子に乗ったまま僕に話しかけてきた色の白い美しい女の人
この人も見た事ない…。

【超高校級の歌い手】
 『メアリー・リリス』

リリス「自己紹介がまだでしたのでさせていただくでござる…」

山下「…え?」

こんなきれいな外国の人からござるって??
え?僕の聞き間違い?

山下「えっと…ござる??」

リリス「あ。ごめんなさい。ついつい癖が…」

リリス「初めての人と会う時だから必死で押さえているんだけど」

リリス「ごめんなさい。時々出てしまうの、悪い癖が」

山下「悪い癖?」

リリス「ええ。ネットスラングっていうのかしら?」

リリス「もうね。気を抜いたら止まらないのよぉ」

山下「…珍しいですね」

リリス「呆れないで仲良くしてくださいね」

山下「こちらこそ」


1:深緑色のジャケットに深緑色のジーパン。髪の毛の一部が緑の男
2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
4:上半身裸の上に白衣を羽織り、顔にペイントを施している男
5:巫女っぽい服を着て右肩に鷹を乗せている長いポニーテールの女
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

4

あの人…明らかに異彩を放ってるな。
見るからに戦闘部族って感じの見た目…。って偏見はダメか…
けどやっぱり話しかけるの怖いよ…

村井「クワにい!」

タタタタタッ

山下「ああっ。村井君!」

村井君が走り出す。
別にまだあの人が危険って決まったわけじゃないけど…。危険そうだから止めないと。

桑原「オレ!腹減ったぞ!!」

村井「クワにい!またニシキヘビ片手で倒した時の話聞かせてくれよ!」

桑原「おう!あの時は。オレが!毒矢で!!」

【超高校級の薬剤師】
 『桑原 雄大』

桑原「オレ!強い!」

なんだか…浮世離れした人なのかな?
けど悪い人って感じじゃない…かな

桑原「オマエ!誰だ?」

山下「あ…山下です。よろしくお願いします」

桑原「うん!ヨロシクな!!!」

1:深緑色のジャケットに深緑色のジーパン。髪の毛の一部が緑の男
2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
5:巫女っぽい服を着て右肩に鷹を乗せている長いポニーテールの女
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

――――ピーーッ

僕の頭上を何かが通る。
…え?鳥?

飛騨「…驚かないで。噛んだりしない」

【超高校級の鷹匠】
 『飛騨 とんび』

声が聞こえて振り返ると、そこに居たのはシュッとしたポニーテールの女の人
右肩から先がない…。

飛騨「…ああ。生まれつきよ」

僕の視線を読み取ったのか、呟くようにそう言われた。
あ…失礼なことしちゃったかな?


飛騨「だからあの子が腕の代わりなの」

山下「そうなんですか」

飛騨「今は偵察させてるわ。ここ、出口が無いみたいだから」

飛騨「ポンパドゥール三世。貴方もご挨拶しなさい」


山下「え?」

鷹が飛騨さんの肩に乗っかる。
凄い名前だな…


1:深緑色のジャケットに深緑色のジーパン。髪の毛の一部が緑の男
2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

田辺「さっきからへこへこしやがって」

田辺「気に食わねー。殴んぞ??」

【超高校級のカラーギャング】
  『田辺 瑠流』


突っかかってきたのは見た目の怖い男の人…
ヤンキー…なのかな?

田辺「どしっと構えてろよなー…チッ」

田辺「まあ。殴んねーでやるよ」

田辺「感謝しとけ」

山下「あ。うん。ありがとう」

田辺「あーあ…早くこっから出て喧嘩してーなー」

田辺「血にまみれた日々が俺を待ってるのにな」

山下「へ…へぇ」

田辺「あー。マジ喧嘩して―わ」

田辺「ここの奴らとかマジワンパンだわー」


……なんか。どこにでも居そうな人だな

2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
6:青いライダースーツに身を包んだソバージュヘアーの女
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

鈴原「へぇ…意外と肝座ってんじゃーん」

鈴原「こんな異常下で悠長に自己紹介なんてしちゃってさー」

【超高校級の宅配人】
 『鈴原 涼子』

山下「あ…はい!よろしくお願いします」

ソバージュヘアーにライダースーツ。
シュッとした姿の美人な女の人。
この人も高校生…なのか??


鈴原「あーら。ご丁寧にどーも」

鈴原「涼子よ。涼子」

山下「涼子さん…ですか?」

鈴原「ええ。ま、仲良くしましょう」

山下「ぜひ!」

鈴原「それじゃあね、山下君」


2:皮のベストを着て腕組みして立っている細身で筋肉質の男
8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

篝火「おー!山下ちゃーん!」

山下「え!?篝火さん!」

直接会ったことはないけど、テレビで何回も見た事はある。
この人は凄い人だ。

【超高校級のミュージカル俳優】
  『篝火 縁』

篝火「サインしてやろうか?」

山下「いや…良いです」

篝火「そんな状況じゃないってかー?ハッハッハ」

山下「…いや。そうじゃなくて、その書いてもらう物が無いので…」

篝火「脱げよ。腹に書いてやっぞ?」

山下「いや…その。それは…」

篝火「じょーだんだっての!ハッハッハ」

山下「…はあ」

何だか物凄く傍若無人な人だな。
けどまあ、テレビで見た通りの人だ

色紙があったらサイン貰いたいんだけどな…


8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

小判鮫「あ…あの。ペンダント落ちてなかった?」

丸眼鏡にベレー帽。
漫画化みたいな女の人が僕に声をかける

【超高校級のアシスタント】
 『小判鮫 付録』


山下「ペンダント?」

小判鮫「うん」

小判鮫「あの。写真が入ってそうな楕円形の」

山下「見てない…けど」

小判鮫「え…どうしよう。あれが無いと私…」

山下「探すの手伝おうか?」

小判鮫「え…あー…うんけど。いいよ」

山下「良いの?」

小判鮫「うん。あれは私だけの物だから」

小判鮫「誰にも触らせたくない…の。ごめんね」

山下「いや…べつに。いいけど。困ったら言ってね。手伝うから」

小判鮫「優しいんだね。ありがとう」

そういうと別の人にペンダントのありかを聞きに行った。
そんなに大切な物なのかな?


8:ベレー帽に丸眼鏡が特徴的な気の弱そうな女
9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男
13:バンダナを頭に巻いてエプロンをつけている女

13

大樹林「ちょっとー!背中汚れてるよー?汚いなー」

そう言って僕の背中のごみを取ってくれる人。
声からして女の人?

【超高校級の掃除屋】
 『大樹林 陽菜』

山下「あ…ありがとう」

大樹林「床で寝てたんでしょー?」

大樹林「そんなごみの付き方、そうでもしないとつかないよー」

山下「うん。目が覚めたら玄関で」

山下「けどみんなそうじゃないの?」

大樹林「私は立って寝てたから大丈夫だった」

大樹林「汚れたのは足の裏だけ」

山下「いや…足の裏は常に汚れてない?」

大樹林「浮きたい」

そう言って手をぱたぱた動かす。
飛んでるつもりなのかな??

山下「とにかくよろしくね」


9:パーカーを深くかぶって俯いている男
11:軍服の様な服を着た、猛々しい男

井貫「貴様!!!名はなんと申す!!」

山下「あ…はい!えっと山下です!」

な…何だろうこの人。すごい迫力だな…
軍人さんか何か?かな?

【超高校級のスナイパー】
  『井貫 刈矢』


山下「えっと…軍人さんですか?」

井貫「ちがああああう!!」

井貫「吾輩はスナイパーである!」

山下「スナイパー?」

井貫「1km先のペンの先まで射抜ける!それが吾輩だ!!」

山下「凄い…ですね?」

ん?けどスナイパーと軍人って一緒じゃないのかな?
あ。部署が違うとか?

いや…もしかするとスポーツ競技?
クレー射撃とか??


山下「とにかくよろしくお願いします」

えっと…最後は…


【超高校級の幸運】
 『落合 豊』

落合「君。気楽だね」

落合「もうすぐ僕たちはみんな死ぬんだ」


山下「え??」

何だろうこの人、急にこんな不吉なこと…
何だか暗い。今までの人たちとも雰囲気違うし。


落合「こんな危険な状況で」

落合「ああそうか。君達には「才能」があるんだね」

落合「僕とは違って…」


山下「え?」


落合「ふふふ」

才能がないってこと?
え?どう言う事なんだろうか…











モノクマ「あー…もう終わったかなー?」








モノクマ「ながいよ!どれだけ尺とるの!仲良く自己紹介なんてして!」

ヒョコッと舞台の上に現れたのは白黒のクマ
メタリックな材質…。えっと…機械かな


村田「おお!すげえ!」

モノクマ「はーい!サインと握手会は後でねー」

モノクマ「とりあえず簡潔に説明するから!」

柚葉「お願いいたします」

モノクマ「はい!とりあえずオマエラにはここで一生共同生活をしてもらいます」

モノクマ「以上!」

田辺「はぁ!?」

小判鮫「うそ…」

モノクマ「嘘じゃないよ!」

モノクマ「ウソはV3で使うんだから!」

小判鮫「え…出れないの?嘘だよ…」

メアリー「…本当に…ですか?」

モノクマ「本当だよ!一応救済措置はあるけど」


大槻「救済措置だあ?」

モノクマ「うん。けどオマエラ腑抜けてるしなー」

モノクマ「言っても無駄な気がするなー」

青木「救済措置??」

モノクマ「うん!ここから出れる救済措置」

モノクマ「聞きたいー?」

大槻「早く言えやこらぁ!」

桑原「嫌な予感…する!」

井貫「とにかく清聴するぞ!」

青木「…」

全員が黙ってあのクマの言う事を聞く。
いや…僕だってあのクマの言ってることが本当だとは思えないけど。

何だか妙な威圧感があった。

それに緊急事態なのは変わらない。
なんせ気が付いたらこんな所に居たんだから



モノクマ「まあとりあえず静かにしてるし言おうかなー」

モノクマ「あ。そうそうその前にボクの自己紹介ね」

モノクマ「ボクはこの学園の学園長。モノクマです」

大樹林「良いから早くしてくれません?」

モノクマ「はーい」


モノクマ「救済措置、それは――――」











モノクマ「コロシアイです」






コロシアイ???

え?冗談だよね???

モノクマ「コロシアイしてー学級裁判して―」

モノクマ「で。卒業です」

飛騨「学級裁判って?」

モノクマ「誰かを殺したクロを皆で見つけるだけです」

モノクマ「で。クロが見つからなかったら卒業、見つかったらオシオキ」

モノクマ「あ。オシオキってのは処刑ってことね」

大歩危「……訳わかんない」

モノクマ「で。一人でもクロが卒業した場合!残りの人は全員処刑です」


田辺「え…お…おい」

鈴原「落ち着きなさい。じゃあここで暮らせばいいのよ。脱出方法が見つけるまでね」

鈴原「もちろん殺し合いなんてせず、それでもいいんでしょ?」

モノクマ「そんな方法があればだけどねー。うぷぷー」


モノクマ「それじゃ!ボクは帰ります!またなんかあったら呼んでねー」

モノクマ「コロシアイ!ファイトだよ!」

井貫「殺し合い…か」

大槻「バッカバカしい。ねーよんなもん」

田辺「おう!な…無いに決まってるぜ!」

そう。殺し合いなんてないんだよ。
無い。無い。うん。だって…

それにこんな事があるなら世間だって大騒ぎのはずだし


【ここで声をかけてきたのは?】
下1










第一巻 『サイショのサイゴ』

(非)日常編



柚葉「みなさん!大丈夫です!」

モノクマが居なくなったと同時に柚葉さんが前に立つ。
物凄く気丈にふるまっている。凄いな…

柚葉「コロシアイなんて嘘ですよ!それに、鈴原さんが言ってた通りコロシアイ以外で出る方法だってあります!」

柚葉「だから今は出口を探すのが一番です!」

飛騨「出口はどこにもない。エリザベータ2世がそう言ってた」

…あれ?ポンパドゥール3世じゃなかったの?
って…そんな事はどうでもいいか。


柚葉「じゃここでくらしましょう!」

田辺「はあ!?本気かよ」

柚葉「そうだよ。ね?山下君もここで暮らしたいって!」

突如僕に飛んできたボール。
柚葉さん…無茶ぶり過ぎるよ…

田辺「アホじゃねーのか!シネ!!」

青木「ま…まあまあ。殺し合いなんてやる方がおかしいって?な塊」

山下「…う…うん」

いや…どっちかというと僕も反対派なんだけど…。
まあ、いいかな?

それじゃあ今日はここまで。

地雷。動機。各々が徐々に動いています
さてどうなるかな?

取りあえず部屋割りを

山下 大歩危 井貫 落合    
                 

柚葉 鈴原 リリス 大樹林


―――――――――――――


大槻 青木 村田 篝火

飛騨 桑原 田辺 小判鮫



二ブロックに分かれてる感じです


荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450628050/)


>>1を守りたい信者君が取った行動
障害者は構って欲しいそうです
障害者は構って欲しいそうです - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451265659/)

年末ですが人居ますか?
早めに投下したい

その後は僕達全員で宿を探索することになった。
僕の居た玄関、そこから少し歩くと僕達全員が自己紹介をした大宴会場?に繋がっている


――――――――玄関―――――――――――


あれ?さっきまで無かったのに、いや気づかなかっただけかな?
木彫りのモノクマが置いてある。
高級な旅館とかに置いてそうな大きな彫刻。

多分2m位はあるんじゃないかな?


小判鮫「…」

ガシガシガシッ

さっきから小判鮫さんが無言でドアを開けようとしている。
もちろんビクともしてない。
それなのに無言でその行動を続けている小判鮫さんはどこか鬼気迫っている

大樹林「…無理ですよ。何をやっても開かないと思いますー」

小判鮫「…もう……なんで…」

なんかさっきから小判鮫さんは大分参ってるみたいだな…。
あ、ペンダント見つかったのかな??

田辺「ん?これなんだ?」

僕の横に居た田辺君が何かに気付く。

山下「え?ああ…中に何か入ってるのかな?」

木彫りのモノクマの真向かいにある靴箱。
その上に置いてある調度品と、不釣り合いなプラスチックの小さな箱
オフィスに置いてあるような。取っ手を引けば簡単に開く奴。

ガシャッ

田辺「ん?けど。中に何もねーじゃねーかよ」

ガシャンッ

中に何も入ってないのを確認した田辺君は荒々しく箱を閉める

一体ここには何が入ってたんだろう?
それとも元から空だったのかな?

―――――食事場―――――――

大宴会場に進むのとは別の廊下を進むと、大きな部屋があった。
襖を開けてみると、そこは今までとは打って変わって。準洋風な部屋が広がっている

青木「ふーん。ここに厨房とかあるんだな」

大槻「電気とかガスとかは生きてんのかよ?」

鈴原「生きてるわよ」

大槻「チッ…マジでここで暮らせってかよー」

落合「出たいんだったら殺し合うしか……フヒッ。僕は殺せるけどね…」

大槻「は!?なんつったよテメェ」

落合「君は良い。殺される心配がないんだから」

大槻さんが落合君に掴みかかった。
凄まじい力で胸ぐらをつかまれて浮かされる落合君

リリス「おやめください。こんな事をしても解決には…」

柚葉「そうですよ!殺し合いなんて起きないんです!誰かなんて言おうと起きないんですから!そんなことするだけ無駄です」

大槻「次言ったら殺すからな」

落合「僕が死んだら犯人は君って事が濃厚になるね。ここは他の殺しやすい人たちを狙った方が――――」

大槻「テメぇ!」

――――ガシッ

桑原「喧嘩。よくない。」


またしても掴みかかろうとする大槻さんを次は桑原君が後ろからホールドする。
大槻さんは一瞬だけ落合君を睨みつけて、そのまま怒りをぶつける様に下を向く

――――――――――――厨房―――――――――――


落合「へぇ…ここは凶器の温床だね」

厨房には巨大な冷蔵庫がいくつもあって、いろんな調理器具が所狭しとぶら下がっている。
その中には鋭くとがった鉄串とか、切れ味のよさそうな包丁とか…

落合「誰でも出入りできる分…フヒッ」

大槻「おいテメェ!マジで――――」



村田「見て見てねーちゃん!ねーちゃんの真似!」


またしても大槻さんがキレそうになる。

それと同時に胸にまな板を入れた村田君が大槻さんの前に飛び出した


大歩危「ブフッ…」

リリス「ワロタwwww」

皆声には出してないけど笑っている。
大槻さんに悟られない様に各々俯いたり、調理器具を見るふりをして。

山下「む…村田君!」

大槻「クソガキ!お前マジで殺すからな!」

村田「おお!まな板が襲ってきた!!」

大槻「待てコラ!!!!」

村田君のおかげで一触即発は免れた…のかな??

―――――――食堂――――――――

柚葉「そうだ、良い事を思いつきました!」

僕や皆がぞろぞろと厨房から出てくる中で、柚葉さんがさっとみんなの前に出る。
何だかとっても嬉しそうな顔をしているのは気のせいかな?

篝火「なんだー?出る方法とかかー?」

柚葉「そうではないんですけど…」

大歩危「…なんだ」

小判鮫「……はぁ」

一瞬皆はここから出る方法を柚葉さんが思いついたと思ったらしい。
だからかもしれないけど、皆ちょっとだけ残念そうだ…

山下「で…でも、ほら!いい方法らしいし聞こうよ」

柚葉「あの。ここで個別に暮らすのもアレですし……。その…毎朝皆で朝食を取りませんか?」

柚葉「料理だったら私出来ます」

ここで暮らすことを前提にした柚葉さんの提案。
僕は正直良い提案だと思うけど…。

皆はどうなんだろう?

リリス「よろしいのではないでしょうか?」

鈴原「そーね。なんか陰々鬱々としてても余計気が滅入りそうだわ」

村田「俺女将の作ったご飯食べてみてー!」

桑原「メシ!くいたい!」

大歩危「…皆に合わせる」

意外と反対意見が少なくて、ここでの生活が始まりそう。
まあ…ゆっくり出口を探せばいいのかな?


落合「…ご飯に毒でも盛られたら……フフッ」


大槻「あ?」

鈴原「バカねー。こんな旅館のどこに毒があるのよ」

田辺「有っても洗剤とかか?」

田辺「マズいし気づくだろ」


柚葉「そうですか!良かったです!それじゃあ明日から皆さんで!」

物凄くうれしそうな柚葉さん。
皆さんは何が食べたいですか?なんて早速明日の朝食のメニューを考えている。

――――――宿泊フロア――――――

食道に向かうまでの道、そこにあるのはシャッターの降りた階段。
そしてその階段を挟むように設置された二つのドア。

篝火「へー。ここが俺らの部屋っつーわけか??」

青木「だろうな。それぞれの名前も書いてあるし」

山下「8個と8個の二つずつに分かれてるんだね」

階段を挟んで右側のドアを開けた最奥が僕の部屋。
向かいは柚葉さんの部屋だ。

青木「ここに俺の部屋が無いってことは、もう一個のドアの方か」

青木「どこに部屋あるかちょっと見てくるわ」

篝火「俺も行ってくるわ。ちょっと休みたいしな!」


リリス「そうですね…一通り重要な所は巡れたようですし、私も休憩したいです」

柚葉「それでは今日はもう皆さんお休みということで。出口を探すのは明日にしましょうか」


柚葉さんの言葉を皮切りに皆が各々の部屋に入っていく。
正直僕も疲れたし、今日は部屋で休む事にしよう

――――――山下の部屋――――――


部屋の襖を開ける。

ガシャンッ

部屋に入ると同時に襖が勝手に閉まった。
オートロック?みたいだね

山下「広いなー…」

部屋の中は普通の旅館より少し豪華…かな?
和風のベッドに丸い机。机の上にはカードキーと四角い電子タブレットの様な物が置いてある。


山下「へぇ…」

どうやらバルコニー?の様な物もあるらしく、部屋の最奥の襖を開けると外が見れるようになっている

でも分厚い鉄板がバルコニーにそびえ立ち、外の景色は一切見えない。
期待はしてなかったけどね。


次は机の上のタブレットをつける

宿泊手帳という文字が画面に浮かんで、その後に自分の名前。
そしてやっとメニュー画面が開いた。


とりあえず宿泊規則を確認しておこう。
というより今押せるところがこれしかないし



ピコンッ

――――――――――――――――――――――――――――――
規則1:宿泊客の皆様はこの旅館内で共同生活を行いましょう。

規則2:夜10時から朝8時までは夜時間とします。夜時間の食事場には立ち入り禁止になるので注意しましょう。

規則3:就寝は自分の個室を使いましょう。その他の場所での故意の就寝は禁止します。

規則4:この絶望旅館について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

規則5:施設長であるモノクマへの暴力行為、監視カメラやモニター、ドアや窓の破壊を禁じます。

規則6:宿泊客内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

規則7:学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。

規則8:学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、残りの宿泊客は全員処刑されます。

規則9:3人以上の人間が死体を最初に発見した際に、それを知らせる死体発見アナウンスが流れます。

規則10:ルールは今後も増える可能性があります。
―――――――――――――――――――――――――――――

へぇ…処刑か。殺人か…
何だかすごく遠くの世界の話みたいに思えるけど、すごく近くの話なんだろうな…
けど殺人なんて…

―――ピコンッ

宿泊手帳の電源を切ってポケットにしまう

山下「はぁ…」

旅館にはあるはずのテレビがない。
外の景色は鉄板で塞がれてる。

退屈だな…

今日はもう寝ようかな






ピーンポーン



そんな時部屋のチャイムが鳴った
…誰だろう?


【訪ねてきたのは?】

下1

山下「はーい」

―――スッ

襖を開けると、そこには俯き加減の大歩危さんが居た。
確か隣の部屋…だったよね?


大歩危「……」

山下「ん?どうかしたの?」

大歩危「…」

無言で俯いたまま話してくれない。
けど、立ち去ろうとはしないし…

何か用があるのは分かるんだけど


山下「えっと……」


大歩危「――――――」


【大歩危は何と言った?】
1:「…まだ探索したい所ある」
2:「…別に用はないけど」
3:「…【指定】が呼んでた」

下1

大歩危「青木君が呼んでた」

青木君が?いったいなんだろう?
…たしかこのブロックには青木君の部屋…無かったはず

大歩危「…モテるね」

山下「え?」

大歩危「…別に」

何て言ったのか聞き取れなかったよ。

山下「えっと。青木君はどこに?」

大歩危「…ここ」

大歩危さんが横を指さすので部屋から出てみる。
すると大歩危さんの横。大歩危さんの部屋の前に青木君が立っている

山下「…青木君?」

青木「よっす!」

山下「…よっす」

青木君はちょっとバツが悪そうな顔で右手をひょいとあげる。
何か用かな?

山下「どうかしたの?」

青木「…いやー。そのー…な?」

山下「え?」

青木君はほっぺたを人差し指で掻きながら、天井に視線を動かす。
よっぽど何か言いにくい事なのかな?

青木「あー…えっとだなー」

大歩危「……心配なんだって」

青木「ちょ!」

大歩危「…気になったから来たんだって」

青木「…お!おい!!」

大歩危「…フフフッ」

あ…成程。青木君は僕の事を心配してくれてるんだ。
でもなんで大歩危さん笑ってるの?

青木「まあ。その。そう言う事なんだ!」

山下「…僕は大丈夫だけど。ありがと」

青木「お…おう」

大歩危「…んじゃ。寝ます」

大歩危さんはなんだかぎこちない青木君を尻目に、自分の部屋に向かった。
なんだか楽しそうなのは…気のせい?

青木「…いやー。無事ならよかった!」

青木「こんな物騒だからよ!すげー気になったんだよな!」

青木「でもまあ。無事で良かった良かった」

青木「はは…――――」

青木「んじゃ!俺も帰るわな!!」

一人で凄い勢いでしゃべって、ロボットのようなぎこちない動きをしている。
何だか様子が変だな…


【引き留める?】
下1

山下「あ…あのー。良かったら部屋寄ってかない?」

なんかすごい変だ。
何かできるってわけでもないけど…心配だな。

青木「…へ…へやぁ!?」

声が裏返ってる。
やっぱり変だ…


青木「お…お…おう!い…いい…いいのか?」

山下「…うん。別に」

青木「あー…おう」

山下「入って?」

襖を開けると、青木君がこれまたぎこちない動きでこっちに来る
何なんだろ…

青木「お…お邪魔するぜ?」

山下「どうぞ」

―――――山下の部屋――――――

青木「俺の部屋とあんま変わんねーな」

山下「へぇ、そうなんだ」

青木「おう。」

何だか部屋に入ってもソワソワしてる青木君。
さっきから本当にどうしたんだろう?

山下「お茶…淹れようか?」

青木「あ。お気遣いなく…」

山下「…」

青木「……」

山下「……」

何だか話題を切り出せない。
何をはなそうかな?


【話題】
1;殺し合いについて
2:【指定】に部屋のチャイムを鳴らされる
3:黙っている

下1

山下「殺し合いについて…どう思う?」

話題がこれしかなかった。
これを話題に…完全な悪手かもしれないけど…
でもやっぱり僕は他の人がどう思ってるのかを知りたい。


青木「俺らが殺し合うってのか?」

山下「うん。モノクマが言ってたでしょ?」

青木「俺は普通に反対だ。そんな事しても誰も喜ばねえし笑わねえだろ」

山下「そっか。うん」

青木「塊は。塊は…殺してでも外に出たいって思うか?」

僕は…どうなんだろう。
僕が居なくなってお母さんは心配してる?お父さんは?他の家族は?友達は?
分かんないけど…。きっと心配してるんだろうな…

けど人を殺して…外に出るってのは…。



青木「なあ」

山下「ん?」

そんな事を考えていると、青木君が僕の肩に手を置いた。
ビックリして青木君を見ると、真剣な表情でジッと僕を見つめている


青木「その…言いにくいこと聞いてごめんな。けど、もしな。塊がそこまでして外に出たいって思うんだったら」

青木「そん時は――――」



ピーンポーン


山下「あ…ちょっと出てくるね」

ススッ

山下「どうしたの?」

チャイムを鳴らしたのは柚葉さんだった。

柚葉「あ。良かった、お部屋に居たんですね」

柚葉「明日の朝食の事なんですが。朝の9時に食事場に集合ということで」

山下「あー。うん、分かったよ」

山下「一人で大変じゃない?手伝おうか?」

柚葉「大丈夫です。私女将ですから―――って。あれ?青木君?」

青木「おう」

青木「んじゃ、山下また明日な!柚葉も!」

柚葉「出来るだけ遅刻はなさらない様に」

青木「あー。心配だなー…ハハハ」

青木「んま。頑張るわ!」

柚葉「では、私はこれで失礼します」

青木「俺も帰るわー。明日に備えて寝る!」

山下「あ…うん。分かった。おやすみ」


柚葉さんと青木君はほぼ同時に僕の部屋を出た。
明日の九時か。忘れないようにしておこう

まだ探索してないところもあるけど、今日はもう寝よう。
んー…なんだかすごく今日は疲れたな。


山下「…ふう」

ベッドに飛び込む。
凄くふわふわだ、ぐっすり眠れそう。



――――――――――

青木「その…言いにくいこと聞いてごめんな。けど、もしな。塊がそこまでして外に出たいって思うんだったら」

青木「そん時は――――」

―――――――――――



……そん時は?

聞きそびれちゃったな

【二日目】


ピンポンパンポーン

モノクマ『おはようございまーす!モーニングコール!八時になりましたー』


…んっ
ああ…もう朝か。

軽くシャワー浴びてから食事場に行こう


それにしても朝からあのダミ声はなんか目覚め悪いな
これが毎日続くのかな……


山下「…んっ」

ベッドから起き上がって、僕はシャワールームを目指す。
眠たいな…


けど…約束は破れないしな


【交流時間 説明】

二日目から遂に始まる自由時間ですが
このスレにはモノクマメダルやスキルも存在しません
それが楽しみだった方には申し訳ないです

ですが通信簿に上限もありません
そうです。好きな人と好きなだけ過ごして好きなように交流を測れます
もう偏りまくりそうですね。
これによってクロとかシロとかも決まってきます

因みに一日の自由時間の行動ターンは4回

最大二人まで過ごすことが出来ます
ですが、その場合は二ターンを使用することになります

また一人を指定した場合は一ターン使用ですが。
一日に同じ人物をもう一度指定する場合は二ターンの使用になります

【例】

柚葉→大歩危→村田→青木 (これで四ターン)

柚葉と大歩危→村田と桑原(これで四ターン)

柚葉→柚葉→大歩危と鈴原(これで四ターン)

柚葉→青木→柚葉(これで四ターン)

組み合わせ方としてはこんな感じですかね…

朝食(指定)

自由時間(指定)

の流れですね

でも朝食でイベントが起こる事もあるので。
約束された交流は自由時間のみです

あと何日交流できるかは伏せておきます


―――――食事場――――――

柚葉「遅いですよー」

柚葉「今迎えに行こうと思っていたんです」

食事場には落合君、小判鮫さん、田辺君を除いた12人が居る。

山下「あれ?田辺君は?」

柚葉「迎えに行ったのですが…その。断られてしまって」

柚葉「やはり…その。昨日落合君が言っていたように毒殺されることを危惧しているのでしょうか…」

鈴原「意外と肝小っちゃいのね。見かけ倒しだわ」

山下「…ふうん」

僕は適当に開いている席に座る。
美味しそうな和食が湯気を立てて、僕の食欲を刺激する。

柚葉「いまから配膳に行ってきます。お腹はすいているでしょうし」

山下「手伝おうか?」

柚葉「いえ…皆様は食べていてください」

篝火「おーい!おかわりー!!!」

柚葉「あ。はい。ただいま」


なんか柚葉さん大変そうだけどとっても楽しそうだな…
僕にはこんなにテキパキ動けそうにないや…

大槻「あ…そうそう。昨日よとりあえず閉まってないところざっと回ったんだけどよ」

大槻さんが焼き魚を頬張りながら話を切り出す

大槻「他にも洗濯場と大浴場?あとは中庭?縁側があったわ」

大槻「んまあ大浴場と縁側は閉まってたけどな」

山下「縁側?」

大槻「おう。大宴会場の近くにドアがあった」

気づかなかった…
けど、まあ外に繋がってる?からもちろん施錠されてるんだろうな

篝火「大浴場かー…パーッと一風呂浴びてーなー」

青木「まあドアはいっぱいあったしなー。一階だけで生活は出来そうだな」


タタタッ

柚葉「ふう。配膳終わりました」

大槻「お。おつかれさーん」

柚葉さんが帰ってきたころにはもうすでに全員が朝食を終えていた。


柚葉「あ。もうおかわりはありませんか?」

柚葉「無いようでしたら、今からお片付けさせてもらいますね」

柚葉さんが全員の食器を厨房に運ぶ。
物凄く手際よく。テキパキとした動きで。


山下「ふう…お腹いっぱいだな」

少し眠たいけど。今から寝たら夜眠れなくなるだろうな…
んー。退屈だな

誰と過ごそうかな?

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下1

――――小判鮫の個室前――――――

ピーンポーン

なんだか少し心配になって小判鮫さんの個室に来てしまった。
朝食会にも来てなかったし、それに昨日から精神的に相当疲れているようだし…


ススッ

小判鮫「なに?」

襖の隙間から見えた小判鮫さんの目は真っ赤に晴れてた
泣いてたのかな?

山下「あー…大丈夫?」

小判鮫「べ…別に」

山下「あの…その…」

どうしよう。かける言葉が見つからない
けどこの状態で放置っていうのも…

【選択肢】

1:「本当に大丈夫?僕でよかったら話聞くよ?」
2:「ペンダントは見つかった?」
3:諦めて帰る

山下「本当に大丈夫?僕でよかったら話聞くよ?」

大丈夫じゃないって言うのはいくらなんでも分かる
だけどほかに言葉も見つからなかったし

小判鮫「話したところで…」

小判鮫「ほんとにありがとう。でも大丈夫なんで」

山下「……」

よっぽどコロシアイ生活が堪えてるのかな?
けど…皆乗り気じゃないし。


山下「良かったら明日の朝食会に行かない?」

山下「みんないい人ばっかりだし」


小判鮫「…うん。でも…良い」

――――ススッ


あ…襖…閉められちゃった。
でもなんであんなに泣いてた?んだろう…

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます!引き続けることも可能です  残り3ターン】

下1

―――――厨房――――――

鈴原「はぁ…見栄張るのは良いけどこそこそすんの止めときなさいって。男らしくないわよ」

田辺「うっせぇ!俺は自分しか信用してねーんだよ!」

食事場に戻ると厨房の方から声が聞こえて来たので覗き込んで見る。
中ではよく分からない料理を片手にした田辺君とそれの前に鈴原さん

山下「どうかした?」

鈴原「ちょっと。アンタからも言ってやって。コイツこそこそこそこそ。ほんっと女々しい」

田辺「うっせえ!」

田辺「自分で作った料理なら毒だって入ってねえし!お前らみたいに呑気な考え方じゃねえんだよ!」


鈴原「皆が居なくなったの見計らってネズミみたいに厨房に入って」

鈴原「そーいうの気に食わないんだけど」

田辺「うっせえな!」

山下「まあまあ」

鈴原「しかも。包丁まで持ち出しちゃって。バカなの?」

田辺「これは…その…。こいつだけちょっと刃が欠けてるから…研いでやろうって」

鈴原「はぁ?!言い訳も甚だしいわね。ギャング如きにそんなこと分かるわけ?」

田辺「はっ!?うっせえ!ギャングだから分かんだよ!刃物扱うしよ!」

鈴原「…バッカバカしい」


そう言って機嫌悪そうに厨房を去る鈴原さん



ドンッ

そして機嫌悪そうに膨らんだポケットに手を突っ込んで台をける田辺君

…何だか険悪だな


【選択肢】
1;田辺の話を聞く
2:鈴原を追っかける
3;ふたりともそっとしておく

下1

山下「あ…あのさ。包丁って」

田辺「あ?これか?」

ポケットから大ぶりの包丁を取り出して。それを僕の前で揺らす田辺君。
欠けてるって言ってたけど……

田辺「どーせお前も俺がろくでもねえこと考えてるって思ってんだろ?あ?」

山下「いや…そう言うわけじゃ…」

田辺「…チッ」

山下「でも…包丁を持ち出すのは…」

【選択肢】
1;包丁が本当に欠けてるのか見せてもらう
2:包丁を持ち出すのは危ないと説得する

下1

山下「でも包丁が欠けてるって?本当なの?」

田辺「…手出せ」

グイッ

田辺君は僕の手を引っ張る。そして指先を包丁の刃先に置いて、ゆっくりと滑らせる
一瞬何が起こるか分からないでヒヤッとした。

山下「あれ?」

一見綺麗な包丁だけど、指を滑らせているとガタンと何かに突っかかる

田辺「だろ?」

田辺「気になんだよ。欠けた包丁。それにこんなん使って怪我でもして見ろよ」

田辺「それに料理すんのはあの女将だろ?アイツ以外に誰が料理つくんだよ」

山下「でも…包丁って他にもあるよね?一本くらい…」

田辺「俺が気に食わねーから治すんだよ。」

山下「……けど、どうやって?」

田辺「それは考えとく。つーか、治せなくてもこれが無くなるだけで事故の可能性は減るだろーがよ」

山下「…意外と優しいんだね。田辺君」

田辺「ああ!?黙れ。つーか俺が包丁持ちだしたこと誰にも言うんじゃねーぞ。また面倒な奴に突っかかられんのも嫌だしよ」

そう言って田辺君は包丁をしまった。
丁寧に刃にバンダナを巻いてるところを見ると、意外といい人?なのかも…


田辺君が厨房から出ていった。

まだ時間はあるな。
だれと過ごそうかな?


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【残り1ターン】

下1

―――――鈴原の個室前――――――

鈴原「何?どしたの?」

山下「いや…あの…そのー」

山下「田辺君の事怒ってる?」

鈴原「別に?というより呆れたわ」

フッと小さく笑ってため息をつく。
なんとかして誤解を解かないと…

山下「あの…その。ほんっとうに包丁が欠けてたんだ!」

山下「僕も確認したから!間違いないよ!」

鈴原「……」

ジーッと僕を見つめる鈴原さん。
…なんだろう?


鈴原「はぁ…分かった。アタシも頭に血が上っちゃってたからね」

鈴原「あの子にはちょっときつく言い過ぎたわ」

山下「本当に?」

鈴原「アタシ嘘とか卑怯なことは嫌いなの。だからかしらね、コソコソ厨房に入って、挙句包丁を持ち出そうとしたあの子見てさ。頭に来ちゃって」

鈴原「あの子に謝ってくるわ」

【選択肢】
1:見送る
2;ついて行く

下1

―――――――――田辺の個室前―――――

鈴原「開けなさい」

田辺「ああ?」

田辺「んだよ?また説教かよ?あ?」

鈴原「い い か ら あ け ろ」

ゾッとするような声色。
インターホン越しに恐怖したのか、田辺君も不機嫌そうに襖を開けた

田辺「ああ?」


バサッ

田辺「!?」

凄い勢いで鈴原さんが頭を下げる。
田辺君は呆気にとられたのか、固まっている。

鈴原「さっきはあなたの言い分も聞かずに決めつけて物事を言ってしまってごめんなさい。」

鈴原「話は山下君から聞きました。言い訳をする気はないわ。謝っておきたかったからここに来たの」

田辺「べ…別に…怒ってねーよ…」

鈴原「そう。良かったわ」

鈴原「じゃ。これからは仲良くしましょーね」

スッ

手を伸ばす鈴原さん。握手を求めてる??



田辺「…ふん。」

グッ

そしてその手を握り返す田辺君。
仲直り成立…かな?


握手を済ませると鈴原さんはそのまま帰った。
僕も後を追おうとした時――――


田辺「待てや」

後ろから田辺君に呼び止められる


山下「…な…何?」

余計な事したから怒ってる??



田辺「……ありがとな」

――――スッ

それだけ言って襖を閉めた。
あれ?お礼を言われたのか…な?

それから僕も部屋に戻った。

なんだか今日はいろいろあったなーなんて。
でも田辺君は意外といい人みたいで、鈴原さんは頼りになって

なんだか意外な一面?を知れたから満足かな


皆も仲いいし…

安心かな



―――――――――――――
―――――――――
―――――――




【三日目】

食事場に行く。
メンバーは相変わらず昨日と一緒。
柚葉さんは配膳に忙しそうだ


鈴原「はーい。おかわりある子は並びなさい」

村田「ぺちゃ子!水いるか?」

大槻「誰がぺちゃ子じゃコラァ!!!」

昨日と違うのは、鈴原さんが皆のご飯をよそって。村田君が水を持って皆の席を回ってる事
なんだか本当に共同生活らしくなってきたな


ガシャンッ


桑原「おい!オマエ!これ!やる!」

そんな様子を微笑ましく見てる僕の前に桑原君がやって来て小皿を置いた。
……え?何これ

桑原「明日から!オレ!リョウリ!てつだう!アジミ!しろ!!」

マーブル模様のお味噌汁…?それとも油絵の具を溶かした水?

桑原「ヤクゼン!」

山下「う…うん。ありがとう。」

桑原「カンソウ!待ってるゾ!」


【誰とご飯を食べる?】

下1

山下「あ。隣良い?」

井貫「吾輩か?」

山下「うん」

井貫「別に良いが」

背筋をピシッと伸ばして、お椀を片手に持って礼儀正しくご飯を食べている井貫君。
あんまり話す機会が無かったから、僕は井貫君の隣を選んだ。

井貫「………」

山下「……」

どうしよう。何を話そう

山下「美味しいね」

井貫「ああ。…誠心誠意の真心が籠っている」

山下「そうだね。柚葉さんは毎朝頑張ってくれてるね」

井貫「なにか労ってやらねばな」

山下「それ妙案だね!」

井貫「だが吾輩には思いつかん。知恵を貸してくれぬか?」

山下「んー…僕も思いつかない…」

井貫「うむ…さぷらいず…というのをしてやっても喜ぶかもしれぬな」

山下「それ…いいかもね!」

山下「でもサプライズって?」

井貫「些細なことでよい。一日休息日を作ってやるとか」

山下「そっか…柚葉さん洗濯とかもしてくれてるもんね」

井貫「前日の夜に朝の仕込みを終わらせ。全員で柚葉より先に食事場に入り準備をし――――」

山下「それいいね!皆にも提案しようか?」

井貫「…いや。まだ計画を練ろうではないか。役割の分担も出来ておらん」

井貫「それに柚葉は些細なことにも目の効く女。気づかれてはならぬ」

山下「そうなんだ…」

井貫「それにまだまだ時間はあるであろう。急くな急くな」

朝ごはんを井貫君と食べた。

意外と皆の事見てるんだな、さすがスナイパー?って奴なのか??
けど…柚葉さんへのサプライズか…良いかもしれないね。


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下1


―――――――――食事場――――――――――

村田「なーな!」

大槻「なんだよ」

村田「なんでそんなに胸ねーの?そんな生きモン初めて見たぞー?」

大槻「スーツだからだよ!!!」

村田「仰向けに寝たらそこに水溜まんじゃねーの?」

大槻「窪んでねーよ!!!平らだけど窪んではねーよ!!!」

山下「駄目だよ村田君。そんなコンプレックス刺激しちゃ」

大槻「おい。おいちょっと待て。誰もコンプレックスだと思ってねー!!」

山下「あ…」

大槻「あ…じゃねーよ!」

村田「あーあ。でもおっぱい大きくする方法あるぞー?俺は博士だからそれくらい知ってる」

大槻「!?」


あ…露骨に食いついた…。
やっぱり気にしてるんだな

村田「耳貸せー。胸無々」

大槻「桃白々みたいな感じで呼ぶな!!!」


とか言いながらも大槻さんは村田君に顔を寄せる
ダメだ…笑っちゃ駄目だ。


スゥッ

村田「うっそだよー!!!」

大槻「うおっ!」


耳元で大きな声を出す村田君。
それに驚いて大槻さんは仰け反る

大槻「クソガキ!!!!」

村田「怒んなよー!胸はねーけどネーチャン美人だぞ?」

大槻「……お…おう」

村田「ん?どーしたー?変なもんでも食ったのか?」

大槻「い…いや…。なんでもない…。なんでもねーよ!」

村田「なんだよー…変な奴」

何だろう。すごく微笑ましい…
ずっと見て居たいけど、なんだか変なことに巻き添え食らいそうな気もするし…

他のところに行くかな?


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます!引き続けることも可能です  残り2ターン】

下1

―――――廊下――――――


リリス「へえ。そんな冒険が」

桑原「ヘビ!強い!!」

廊下では二人が楽しそうに談笑している。
邪魔しちゃ悪いし、素通りしよう


桑原「おい!まて!」

山下「ん?なに?」

桑原「オレの!リョウリ!感想!」

あ…朝のお味噌汁の事…かな?
どうしよう食べてないや。

桑原「イモリ!たくさん!」

イモリ!?食べなくてよかった……
というよりなんで厨房にそんなものが…


桑原「美味しかったか!?」

二カッとした笑みで見つめられると…とても食べてないなんて言えないよ……
どうしよう…


【選択肢】
1;正直に言う
2:嘘の感想を言う
3:自由(場合によっては再安価)

下1

山下「あ!あ!思い出した!!」

苦しいときにぱっと思い浮かんだのは井貫君の朝の言葉。
サプライズの計画。

リリス「どうなさいましたか?」

山下「あのね。じつは…――――――で」

山下「――――――――なんだ」


リリス「まあそれはワクテカしますね」

桑原「料理!マカセル!オレ!ツクル!」

山下「うん。でも気づかれないようにしたいから」

リリス「協力します。皆さんの部屋に回ってみますね」

リリス「あ。寄せ書きとかもいいかもしれないですね」

山下「あ!それいいね!」

桑原「オレ!皆に!伝える!」

山下「ばれちゃ駄目だよ?」

桑原「オレ!できる!」

リリス「では、寄せ書きの紙を回してきます」

桑原「オレ!みんなに!協力!お願い!する!」

何だか意外に二人とも乗り気だなー
心強いな、井貫君にも伝えておこう。

―――――――――――――
――――――――――
――――――――
――――――

【四日目】

今日も朝のメンバーは固定。
柚葉さんは相変わらず配膳に走り回っている。

井貫「全員!配置に付け―!!!!」

大貫「外見張ってくるわ」

鈴原「手短に済ませるわよ。集まりなさい」


皆が皆一斉に鈴原さんの元に集まる。
一体なんだろう?

井貫「進行状況!!!」

リリス「色紙は一応ここに居る分は。…小判鮫さんと落合君は部屋から出てくれもしなかったので…」

リリス「今は田辺君が持っています」

鈴原「とりあえず夜の仕込みはアタシがやる。料理が出来るのは夜時間前にここに集合ってことね」

山下「あ…でも。もし…その。柚葉さんが入ってきたら?」

大樹林「大丈夫です。今日の夜柚葉さんと洗濯場の水汚れを掃除する約束をしていますー」

篝火「おう!で。そこで俺がこの汚れた服を持っていけばいいんだよな?」

凄いテキパキと皆が皆動いている。
一晩でここまで結束するなんて…


鈴原「で。…アンタはどっちにくる?」

鈴原「料理は出来る?」

鈴原「昨日アンタだけ寝てたみたいで、話聞いてないから」

山下「あ…うん」

料理はオムライスくらいなら作れる…
妨害も一応頑張ろうと思えば…


【どっちにいく?】
1:料理
2:妨害

下1

山下「僕はそこまで手際が良く無いし…妨害に回るよ」

鈴原「そう。じゃあよろしくね」

青木「一緒にガンバローな!」


ガチャ

大槻「来たぞ」

井貫「それじゃ――――」

鈴原「声が大きいのよ。それじゃあ予定通りに」


…なんだか妙にソワソワするな……。
けど何だか少し楽しみだ。

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下1

―――――洗濯場―――――

山下「僕もお手伝いすることになりました」

柚葉「まあ。人出が多いと助かります」

大樹林「それではまず汚れているところをピックアップしていきましょうかー」

すると大樹林さんは目にも留まらぬ速さで動き始める。
洗濯機の合間を忍者の様に覗き込む。

大樹林「ここが汚い!」

大樹林「ここも!ここも!ここも!」

柚葉「ほ…ほぇ」

山下「凄い…」


大樹林「よし!洗う所決定!」

柚葉「目にも留まらぬ速さですね」

大樹林「これは手ごわいですよー」

山下「うん…だろうね」


どうしよう…なんだか大樹林さんがいれば予想以上に早く終わりそう…
って。だから妨害役が沢山いるんだ…

山下「けど…ここまで汚れてたら凄い時間かかりそうだね」

大樹林「ですねー」

柚葉「もう今から掃除してしまいましょうか?」

大樹林「いや…その…えー」

柚葉「絶対そっちの方が良いですよ!」

柚葉「山下君もそう思いますよね?」

山下「あー…」

柚葉「…?」

なんだか不思議そうな目で僕を見つめる柚葉さん。
だめだ…ばれちゃ駄目だ!


【柚葉を騙す行動をとれ!】

完全指定の安価です

↓3からコンマの高い物を選び抜きます
あまりにも場にそぐわない物は別の物を選ばせてもらいますのでご了承を

山下「そ…その。僕落合君と小判鮫さんが心配なんだ」

山下「お昼の時間はその…どうやったら皆と仲良くできるのかなーって…考えたいんだ」

柚葉「……」

山下「手伝ってくれない?」

柚葉「それ!妙案ですね!」

山下「良かった…」

フッと大樹林さんを見ると、下の方で親指を立ててくれている。
危機は回避できたな…


山下「それじゃあ一緒に考えようか!」


――――――――――
―――――――
―――――

――――――

決していい案が出てきたわけじゃないけど。時間は稼げた。
柚葉さんはまだそのことで頭を悩ませている
とりあえず、お昼の内に計画がつぶれることはなさそうだな…


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます!引き続けることも可能です  残り2ターン】

下1

――――――――――食事場―――――――

篝火「――――♪――――♪――――」

食事場の方から綺麗な歌声が聞こえてきてついつい惹かれて入ってしまった
…この澄んだ歌声―――


ガチャ

篝火「おう!なんだー?俺様の歌声に惹かれたってか?」

山下「う…うん。すごくきれいだったから」


篝火「サプライズすんだろ?だったら俺が一曲歌ってやろうってな!」

篝火「おおっと!これは誰にも言うなよ!サプライズのサプライズなんだからな!」

篝火「けどいい歌が見つかんねー」

山下「いい歌?」

篝火「どれもしっくり歌えないっつうか。演じれないっつうか」

篝火「いや。この状況だからこそ完璧に演じ上げたいんだがな」


【選択肢】
1;心が籠ってれば完璧じゃなくてもいいと思うよ
2:練習に付き合うよ
3:自由(場合によっては再安価)

下1

山下「練習に付き合うよ!」

山下「僕も夜まで暇だし!」

篝火「お、そうか。んじゃあ今から歌うから正直にどう思ったか聞かせてくれ」

山下「え?そんな簡単なので良いの?」

篝火「おう。人がどう思ったかがすべてだ。自分がいくらできてようと人が出来てないと思えばできてない」

篝火「自分がいくら出来てないと思っても、人が出来ていると思えばできてる」

篝火「人の感じ方によって演じ方を変える!それが一流だ」


やっぱり篝火君はプロだな。
普通の人なら絶対にそんな考えには行きつかないんだろうな…


篝火「よし!んじゃあ今から通しでやるからよーく聞いてろよ!」


―――――――――――――――
――――
―――

結局練習は数時間に及んだ。
だけど全然疲れていない。というよりもっと聞いて居たい…なんて思う。

流石はプロ。なんだかすごい力を感じたよ

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【残り1ターン】

下1

―――――食事場前―――――

青木「お!何してんだ?」

山下「あー…青木君。いや、今まで篝火君と一緒に居たんだ」

青木「ふーん。ってもうそろそろ時間じゃないか?」

山下「あー。だね!洗濯場行かないと」

山下「って。今から行っても時間が…」

青木「確かにちょっと早すぎるかー」

山下「時間潰す?」

青木「だな。そうすっか」

そうはいってみたけれど何を話そう。
この前と同じパターンだ……

【選択肢】
1:サプライズの話
2:どう妨害しようかの計画
3:自由(場合によっては再安価)

下1

山下「そうだ…どうやって妨害するか決めた?」

青木「とりあえずはなー」

山下「僕はどうしよう…洗剤でもぶちまけようかな…」

青木「お!それいいじゃねえか!泡まみれとか楽しそうだしな!」

色んな妨害案を出す。
洗剤をぶちまける、洗濯機に入る、洗濯機を壊す

とか。


けどなんかしっくりこない。
ワザとらしくてばれてしまいそう

青木「んー。とりあえずでもバレても困るだろ」

山下「だね、大量に洗濯物持っていくことにしようか」

青木「もうそろそろ時間だし。行くか」


結局何も決まらないまま僕達は話をやめて洗濯場へ向かう
ぶっつけ本番…少し心配だ

















―――――――――――――――ピーンポーンパーンポーン














朝じゃない。
夜でもない。


それなのにアナウンスが鳴り響いた――――

脳裏に浮かぶ手帳の規則

――――――――――――――

規則9:3人以上の人間が死体を最初に発見した際に、それを知らせる死体発見アナウンスが流れます。

――――――――――――――


まさか…もしかして本当に?



モノクマ『えー。至急皆さん大宴会場にお集まりください』

モノクマ『遅れたらオシオキだからねー。うぷぷぷ』



凄く嫌な予感を胸に僕達は大宴会場に走った

―――――――――――大宴会場―――――――――

モノクマ「よし。これでみんな揃ったね!」

モノクマ「オマエラさー。たるんでない?コロシアイは?」

飛騨「……なにそれ?忘れた」

小判鮫「……」

青木「俺らはそれ以外で出る方法を探すんだよ!」

モノクマ「もー!物分かりが悪いなー」

柚葉「そうです!私たちは皆で仲良く外に出るんです」

柚葉「邪魔はさせません!」

モノクマ「そうだ…じゃあコロシアイに成功したらご褒美をさしあげます!」

モノクマ「どう?コロシアイする気になったー?」

鈴原「人の命とモノ比べるなんて馬鹿じゃないの?」

ご褒美?
ああ…だから壇上には赤い布で覆い隠された何かがいっぱいおいてあるんだ…

なんか明らかにでかいのもあるし、台に乗ってるのもあるし…

どういう事だろう?

モノクマ「まあまあ、ここはボクが出血大サービスで商品を全部見せちゃいます!」

モノクマ「どう?見たい?見たい?」

モノクマ「まー。見たくないって言っても見せるんだけどねー!」



ファサッーーッ


一斉に赤い布が取り払われる。
大宴会場の電気が落とされて、檀上の物にスポットライトが当たる




モノクマ「はーい!ごらんくださーい!!」




壇上にあるのは大きなバイク。掃除機?
何のつながりもない色々な物が15個置かれている


小判鮫「ああああっ!!!」

小判鮫さんの絶叫。
いや…ほかの皆も気づき始める、そして――――僕も。


小判鮫「ペンダント…」

鈴原「私のバイク?」

柚葉「あ…あの着物…」


壇上にあるのは其々が一番大切にしている物みたいだ。

現に壇の上には僕が初めてとったトロフィーが置かれていた。
けどこれでみんな人を殺そうなんて…


小判鮫「……」


モノクマ「あ…そうそう。これもね!」


――――ウィーン
――――ガチッ





壇の上に16個目の賞品が追加された




飛騨「ジョセフィーヌ!!!!!」




モノクマ「はーい。もしコロシアイが起きなければ。これらを破棄しまーす」

モノクマ「あ。そうそう。起きればこれらの返却を約束します」

モノクマ「まあバイクとか掃除機とか大きすぎるのは無理だけど」

モノクマ「ペンダントとか鳥とかトロフィーとか着物とかね」



小判鮫「返して!!!!!!」


モノクマ「じゃあ殺してくださーい」


―――――ガガガガガガガッ


大宴会場の電気が戻される。
それと同時に壇の下に下がっていく賞品の数々



柚葉「だ…壇の下に行ったって事は壇を壊せば!」

柚葉「皆!元気出しましょう!」

小判鮫「殺せば…良いんだよね」

小判鮫「取り返さなきゃ…取り返さなきゃ」

柚葉「小判鮫さん!駄目です、気を確かに持って!」


小判鮫「うるさいなあ!!!」

柚葉「…っ――――」


飛騨「…帰る」

落合「怖いなー…殺されないように気を付けよ」

村田「ねーちゃんはパッドとかじゃなかったんだなー!」

大槻「ごめんな。今そう言う気分じゃねー」


ぞろぞろと部屋に帰っていく面々。
なんだか…不穏だ、どうしよう…

【ここで声をかけてきたのは?】

下1

篝火「おいおーい!落ち込み過ぎだって!」

篝火「皆聞いてっかー?ってもう皆はいねーか」

篝火「んま!とりあえず柚葉ちゃんの言う通り、壇こわそーぜ?」

柚葉「はい!」

青木「俺もそれ乗る」

僕は…
もちろんそれに賛同する。


田辺「バカじゃねーの」

リリス「…私はお役に立てそうにないので」


篝火「よし!じゃあ明日はこの壇壊すか!」

篝火「んじゃあ今日は解散!」


―――――――――
―――――――
―――――



山下「…」

部屋に帰った後。眠れなかった。
何だか嫌な予感がして。

何だか…


何だか…

体が凍えそうになる。

――――――――――――

小判鮫「返して!!!!!!」


――――――――――――

脳裏に浮かぶ鬼気迫る表情。

ああ…

ここはやっぱり普通なんかじゃないのかな



――――――――――――
―――――――――
――――――――



【五日目】


―――――――ピーンポン

ピンポン
ピンポン
ピンポン
ピンポン
ピンポン

ドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドン


アナウンスもなっていない早朝。いや…夜中…かな?
とにかく僕はすごい音で起こされた


声は聞こえてこないけどとんでもない事が起こっているのは分かる


……


まさか…――――――





ガバッ

飛び起きて襖を開ける。

そこに居たのは髪を乱した柚葉さんだった

山下「何!?」

柚葉「と…とにかく来て下さい!」

山下「どうしたの!?」

柚葉「お…落合君が!!!」


きっと朝食の準備をしていたのだろう柚葉さん。
いったい何が。

いや…予想はついている…


だけどそれを脳裏に思い浮かばせてはいけない。
そんな事…


柚葉「こっちです!」


ダッ

走り出す柚葉さん。
僕も急いでその後を追った

――――――――宿泊フロア2――――――――


ガシャン
ガシャン
ガシャン

山下「え!?」


落合「ああ…手伝ってくれるの?」


予想は外れたけど…
そこに広がっているのは驚くべき光景には違いない


柚葉「何してるんですか!!」


落合「危険防止だよ」


飛騨と書かれたネームプレートの前に積み上げられた食事場の椅子。
小判鮫さんのドアの前にも同じように積み上げられている


落合「この二人が人を殺しそうだから。閉じ込めてるんだ」


聳え立つ椅子のバリケード
その前で汗をぬぐう落合君には…狂気を感じた

それからしばらくして皆が起きてきた。
そしてみんなが落合君のバリケードを前に絶句している


落合「君達は死にたいのかい?」


ドンドン

ドンドン

合間合間に襖を叩く音が聞こえる


落合「僕はこの二人を隔離した。命を守るために」

鈴原「落ち着きなさい。こんなことずっと続けてるの?いつか餓死するわよ?その二人」

鈴原「そうなったらアンタはオシオキ。死ぬって事」

青木「そうだって!落ち着けよ!」


柚葉「そうですよ!落ち着いてこれをみんなで崩しましょう?」

落合「誰がこんなことずっとするって決めたの?僕はそう言うこと言った?」

落合「僕昨日聞いたんだ。壇を壊せば中にある物を取り返せるかもって」



落合「そうだよね篝火君?」

落合「そうだよね柚葉さん?」

落合「そうだよね青木君?」

落合「そうだよね山下君?」



山下「け…けど見つからなかったら?」

落合「そうだね。その時はまた考えよう」

山下「……」

落合「これは一時的な策だよ」

ダメだ。頭が上手く回らない。
……反論できない


落合「そうだ。僕も壇を壊すの手伝うよ」

落合「今日は皆で壇を壊そう。そうすればこの二人を出せるか出さないか決めれるでしょ?」


井貫「それで気が済むなら」

鈴原「…早く壊して白か黒かきっちりさせましょ」




ヒョコンッ

皆の手帳から音が鳴る。

画面にはNewの文字。
規則が増えた?

……なんだろう?



―――――――――――――――――――――――――――――
規則10:大宴会場の全てを壊すことを禁じます(殺人などのトリックに使う場合は可とします)

規則11:ルールは今後も増える可能性があります。
―――――――――――――――――――――――――――――


落合「あーあ」


あざ笑うように皆を照らす電子手帳


大槻「っざけんな!!!!」

ガンッ


柚葉「………」


柚葉「それじゃあ落合君も納得するような素敵な方法を考えましょう!」

柚葉「それを考え付いたら落合君は二人を開放すること!」

ニコッと微笑んで人差し指を立てた柚葉さん。
だけどそれに賛同しようとする人は居なくて――――


柚葉「じゃあ。私は考えてきます!」

柚葉「あ…朝ごはんですけど、今から作るので20分後くらいにみんな来てくださいね!」

柚葉「待ってますから!」



―――――――食事場―――――――


言われた通りの時間に入ったけど…
そこにいつものメンバーは居ない。

居るのは鈴原さん篝火君に大槻さん。
珍しく田辺君に大樹林さんに村田君と桑原君

そして僕だ



柚葉「あ…あー。少ないですね!」

柚葉「けど今日もおいしく作りましたから!」


鈴原「配膳手伝うわよ?」

柚葉「大丈夫です!」


そう言うと柚葉さんは皆の部屋に配膳に向かった

田辺「なんか…やっべえな」



【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下1

―――――――大歩危の個室前―――――


山下「大歩危さんは大丈夫?」

大歩危「…うん」

インターホン越しの会話。

大歩危「…今は人と会う気分じゃない」

山下「…そっか」

無理に外に出すことは良く無いかな…
けど…――――心配だ



大歩危「…山下君は大丈夫なの?」

山下「え?」

そう言われると………。
けど僕はコロシアイなんて起こるはずないって思ってる。

だってみんないい人ばかりだ。

人を殺してまで外に出よう…なんて

そんなこと思う人は…居ないと思いたい。


【選択肢】
1;平気だと言う
2:正直なことを言う
3;自由

下1

山下「確かに怖いよ。不安だし」

山下「だけどさ、僕はそんな事する人居ないと思いたい」

山下「落合君だってきっと錯乱してるだけだよ」

山下「だから今は皆の気持ちをどうにかして和ませないとって」



大歩危「そっか」

大歩危「なんか…いい人だね」


大歩危「明日は朝ごはん食べに行くよ。」

大歩危「今日だけそっとしといて」


――――プツッ

インターホンの接続が切れる音がした…
大丈夫だって信じよう


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り3ターン】

下1

――――飛騨の個室前――――

僕は井貫君を連れて飛騨さんの個室前に居る。

山下「…このバリケードが邪魔だな」

井貫「おい。今落合は居らぬな?」

山下「うん…居ないけど?」


井貫「―――セイッ」

――――ガッシャアアンン

崩れるバリケード。
露わになる襖

井貫「これで壁は無くなった」

井貫「思う存分話が出来るぞ」

いや…力技が過ぎるよ……
けど助かった



ピーンポン



飛騨「…なに」

スッ

襖が開く。
ぼさぼさの頭の飛騨さんが僕を睨む

山下「その…」


山下「その!絶対に大切な物取り返すから!」

山下「だから……その…」

山下「人を殺すなんて…考えないでほしい」


飛騨「…そ」

――――スッ


とじられる襖……

井貫「心配じゃな。とりあえず応急処置でバリケードを戻すか」

井貫「今の様子じゃ殺人は起こりかねん」

井貫「申し訳ないがの、少し大人しくしてもらおう」


井貫君はテキパキとバリケードを積んでいく。
……飛騨さん

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【残り1ターン】

下1

―――――小判鮫の個室前―――――――

聳え立つバリケード。
その合間から手を入れてインターホンを押す


ピーンポーン


小判鮫「なに?」

山下「そのさ…僕が絶対ペンダント取り戻すから」

山下「殺人なんて考えないで」

小判鮫「…その前に部屋から出れないから。安心して」

小判鮫「もし出れたら殺すけど」

小判鮫「フフッ…」


山下「……」




【小判鮫にかける言葉を考えろ!】
完全指定の安価です

↓3からコンマの高い物を選び抜きます
あまりにも場にそぐわない物は別の物を選ばせてもらいますのでご了承を

山下「君にとってペンダントは大事かもしれない‥でもそれと同じくらい僕はここにいる仲間が大事なんだ…」

山下「人が死んじゃったら‥学級裁判が開かれるんだよ?バレたら君は死んじゃうんだよ?そんなの嫌だよ‥だから僕が皆も君も守りたいんだ」

山下「だからペンダントの代わりとは言わないけれど、辛かったら頼ったり話をして…君のそんな顔見たくないから」


小判鮫「………」

小判鮫「似てる」

山下「え?」

小判鮫「…別に。」



似てるって?何にだろう。
それを聞こうにも、もうインターホンの向こうから音は聞こえてこない


……モヤモヤするな


――――――――――――――



小判鮫「……―――さん」


―――――――――――――

――――――――――
――――――――
―――――――

【五日目】


村田「おーきーろーよー!!!」

山下「うーん…」

村田「朝食会ちーこーくーだーぞー」


山下「今起きる…って――――――」

山下「なんで村田君ここに!?」

村田「え?なんかなー全部のドア開いてんだもん」

村田「皆鍵かけ忘れたのかー?」

いや…昨日はへとへとだったけど…そんなはず…
しかもオートロックだし…


村田「とりあえず朝食会行くぞー!」



なんだろう…

この嫌な気持ち
なんだか…気持ち悪い…

―――――――食事場――――――――

山下「おは―――っ」

ダッ

ドアを開けた瞬間、凄い勢いで駆け出していった柚葉さん
中に居る皆も青い顔をしている。


モノクマ「あ。おはよーございます!」

大槻「…おい。けど…田辺の部屋は鍵閉まってたぞ?」

モノクマ「いやいや気のせいじゃない?事件が起これば公平を規すためにドアはぜーんぶ開錠しちゃうから」


え…?事件?


鈴原「あーもう!とにかくアタシも皆の安否確認してくるわ」

大槻「…っ!」

――――ダッ

村田「にーちゃん…」

山下「……うん」


とにかくただならぬ雰囲気なのは確かだ。
僕もみんなの後を追おう。










ピンポンパンポーン!






モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の捜査時間の後学級裁判を行いまーす!」















―――――――――――キャアアアアアアアアア!!!!


誰かの悲鳴が聞こえる。

僕は急いでその悲鳴の方向に走った


―――――――――宿泊フロア2―――――――――

篝火「お…おいおい」

青木「嘘だろ!?」


皆が覗き込んでいる襖の向こう
村田君と二人でかき分けるように、その襖の奥に飛び込んだ




村田「―――ひっ」

山下「…なんで…」

「ソレ」が無かったら寝てるようにも見えた

眠たくて眠たくて倒れる様にして眠ったんだろうって

顔は見えない。

それが救いかもしれない


けど…彼は寝ているわけじゃない。


背中に深々と突き刺さった包丁がそれを証明している

床に広がった血だまりが、眠っていない事を証明している

そして緑とは相反する赤い血液はギラギラとそれらを強調している


そう。死んでいる

部屋全体が証明している


【超高校級のカラーギャング】
  【田辺 璃流】の 死を













第一巻 『サイショのサイゴ』

非日常編









飛ばし過ぎてしんどい…
ちょっと休憩させてください

再開は19時半から


それまでは各々で推理なり疑問なり
なんなりとどうぞ

再開してもよろしいですか?

え…。
嘘だ…。ウソだって。

村田「にーちゃん…死んでる…」

青木「っ…」

そんなこと言われなくたって分かってるけど
…けど

大槻「おい!誰も死体に触んな!」

荒々しく入ってきた大槻さんは誰よりも早く田辺君に近寄る


大槻「正直に答えろ!この中で死体に触った奴は!?」

青木「いねーよ」

大槻「とりあえず……青木。オメェちょっとここに居ろ」

青木「え?」

大槻「現場保全…っつーのか?そっちの知識は乏しいから詳しい事は言えねえけど」

大槻「アタシと一緒に居ろ」

ピョコンッ

モノクマ「あーあ。」

大槻「テメェ!!!!」

モノクマ「あー。もう、今回は渡すものがあってきただけだからそんな煩くしないでよー」

山下「…っ!」

モノクマ「もー…皆顔が怖いよ!」

モノクマ「僕は皆を助けるために来たんだから!」

モノクマ「はい、ということでモノクマファイルー」

モノクマ「これには事件のある程度のまとめが乗ってるから。しっかり役立ててね!」

モノクマ「ばいならー」

ピョコン

大塚「……クソが」

言いたいことだけ言って消えるモノクマ。
モノクマファイルか、一応確認しておこう…

――――――――――――――――
【モノクマファイル01】
被害者は超高校級のカラーギャング 田辺 璃流
死亡推定時刻は昨夜22時から24時の間
死体発見場所は田辺の個室
死因は背中を鋭利な刃物で一突きにされたショック死
即死だった模様
―――――――――――――――

即死って事は後ろから一突きにされたって事?

大槻「でもコイツの背後を取ったって…どんな奴だよ」

大槻「なんだかんだ言って警戒心は強い方だったろコイツ」

大槻「それを夜時間に部屋に入って、挙句後ろをぐっさり…」


そうだよね。田辺君が夜時間に人を部屋にいれるなんて…
おかしいよね

【コトダマを入手しました モノクマファイル01】
【モノクマファイル01】
被害者は超高校級のカラーギャング 田辺 璃流
死亡推定時刻は昨夜22時から24時の間
死体発見場所は田辺の個室
死因は背中を鋭利な刃物で一突きにされたショック死
即死だった模様

僕が解かなきゃ。皆が死んじゃうかもしれない。
田辺君の為にも僕が答えを知らなきゃ…


山下「大槻さん…部屋を調べてもいい?」

大槻「おう、けど余計な事したらぶっ飛ばすからな」

山下「分かってるよ」


部屋の真ん中に居るのは田辺君。
極力近寄らない様に、触れない様に部屋を歩き回る


取りあえず…どこを調べよう?

【どこを調べる?】

1;凶器
2:机
3そのほか指定

下1

田辺君に刺さってる凶器

見覚えのある包丁

山下「大槻さん…凶器、調べていい?」

大槻「あ?おう」

許可をもらったから、田辺君の包丁に手をかける

ズルッ

嫌な感触と共に包丁が抜ける。
柄の近くまで血がべっとりついた包丁

それ程深く刺さってたんだろうな


もしかして…この包丁――――


大槻「!?お前何してんだよ!?」

包丁の刃先を指でなぞる。
ぎざっとした感触が指先に伝わる…


あ。やっぱりこの包丁……あの包丁だ


【コトダマ 田辺の包丁 を 入手しました】
これは欠けていて危ないからと田辺君が部屋に持ち帰っていた包丁だ


【どこを調べる?】
1:机
2:そのほか指定

下1

そうだ…ダイイングメッセージが無いか調べてみよう
即死だからあんまり期待は出来ないけど…

山下「……あれ?これ」

死体の低さまでに目線をやって気が付いた。

机の下に色紙が落ちている
この色紙って確か…リリスさんが渡したものだよね?

でもどうして机の下なんかに置いてあるんだろう…

とりあえずこれも何かの手掛かりになるかな?
覚えておこう。

【コトダマ 落ちていた色紙 を 入手しました】
リリスがサプライズの為に田辺に渡した色紙。
何故だか田辺の部屋の机の下に落ちていた



【どこを調べる?】
1;調べたいところ指定
2;移動(移動先指定)

下1

そうだ、大槻さんなら何か分かったことがあるかも。
話を聞いてみよう

山下「大槻さん。大槻さんが何か分かったことってない?」

大槻「んー…あ。これ事件が起こる前なんだけどよ」

大槻「クソガキが部屋の襖の鍵が開いてる事に気付いたんだよ」

大槻「んで、アタシとクソガキでここの襖全部チェックしたんだけど、田辺の部屋だけ鍵が閉まってたんだよな」

大槻「バリケードのある部屋は試してねえけど。」

山下「田辺君の部屋だけ?」

大槻「ああ。」

【コトダマ 施錠された部屋 を 入手しました】
事件が起きてロックが解除されたのにもかかわらず、どうしてか田辺の部屋だけロックがかかっていた


【どこを調べる?】
1ベッドの下
2調べたいところ指定
3移動 場所指定

下1

机の下に色紙があった。
一応ベッドの下も見ておこうかな

――――――――
―――――
―――

ん?何か手前に落ちてる?

あれ?なんだこれって…鍵?
この部屋の鍵がなんでこんなところに落ちてるんだろう?

保管場所にしては変すぎるし…


何だかすごい気になる。覚えておこう


【コトダマ ベッド下の鍵 を 入手しました】
ベッドの下。手前に落ちていた部屋の鍵
どうしてこんな所に落ちてたんだろう?


【どこを調べる?】
1調べたいところ指定
2移動 場所指定


下1

――――食事場――――――

椅子の数がかなり減った食事場。
うん。とりあえず厨房に行ってみよう


鈴原「…」

柚葉「……」

厨房に居たのはこの二人…
一体何をしてるんだろう?


山下「…あ。二人とも捜査してる?」

柚葉「え…ええ…」

鈴原「…んー。ああ、いらっしゃい」


僕もとりあえず厨房を調べるか
けどもう二人が調べつくしてるかな?

【どこを調べる?】
1鈴原に話を聞く
2柚葉に話を聞く
3調べたいところ指定

下1

山下「柚葉さん。何か変わった所はあった?」

柚葉「え…ええ。あの」

柚葉「鈴原さん曰く、その…包丁が一本無くなっているそうなんです」


鈴原「田辺が持ち出した後すぐに数えてるから間違ってないと思うわ」


柚葉「そのことに私は気づいていなかったんですけど」

山下「他に包丁がある場所とかは?」

柚葉「包丁があったのはここだけかと…」

無くなっていた包丁は一本だけか。
となると田辺君に刺さってた包丁ってことだよね

で…その包丁は田辺君が持ちだした物で…

柚葉「どうしました?」

山下「ううん…」


クロは田辺君の部屋に夜入って、部屋の包丁で田辺君を殺したってことだよね?

【コトダマ なくなった包丁 を 入手しました】
無くなっていた包丁は一本だけ


【どこを調べる?】
1鈴原に話を聞く
2調べたいところ指定
3他の場所に行く 指定

下1

山下「鈴原さんはなんか包丁以外に気になったことない?」

鈴原「んー…ああ。朝柚葉とすれ違ったわ」

鈴原「8時前くらいかしら?」

山下「鈴原さんはどうしてそんな時間に?」

鈴原「ええ…今日の朝食。手伝おうと思ってね」

鈴原「あの子いつも一人でしょ?」

山下「で、二人で朝食を?」

鈴原「いえ。あの子はそれから30分後くらいに来たから」

鈴原「ほとんど一人で、その頃には大槻さんも居たわね」


鈴原さんと柚葉さんは朝すれ違ってるのか
特に重要そうでもないけど…覚えておこう。

二人ともきっと朝の準備をしていただけだろうし…


【コトダマ 鈴原の証言 を 入手しました】
朝。食堂に向かおうとした鈴原が柚葉とすれ違ったらしい

【コトダマ 食事場の入室順 を入手しました】
鈴原の話によると
今日の食事場への入室順は
鈴原 大槻 柚葉 らしい

【どこを調べる?】
1調べたいところ指定
2他の場所に行く 指定

下1

―――――小判鮫の個室前――――――

山下「…」

さっきは気が付かなかった…
というよりあまり気にかけてなかったけど、バリケードが消えてる?


小判鮫「どうしましたか?」

山下「わっ!」

小判鮫「バリケードだったら今日の朝には無くなってた」

山下「どう言う事?」


ヒョコンッ

モノクマ「いやぁ。事件が起こったからボクが全部撤去したんだよー」

モノクマ「疲れたなー」


ヒョコンッ


小判鮫「だってさ」

と言う事は…事件が起こる前はバリケードがあったのか…
モノクマの言ってる事を信じるなら…だけど

【コトダマ バリケード を 入手しました】
二人の部屋のバリケードは事件後にモノクマによって撤去されたらしい

【どこを調べる?】
1調べたいところ指定
2他の場所に行く 指定

下1

―――――――――――大宴会場――――――――――

大宴会場の中に居るのは飛騨さんだけだ
もしかして鷹を探してるのかな?

山下「飛騨さん!なにしてるの?」

飛騨「…捜査」

飛騨「殺人が起こったからジョセフ丸は帰ってくる。あとは犯人を見つける」

山下「そっか…」

皆捜査してるんだ。僕ももっと頑張らないと
けど…どこをどう調べよう

大宴会場は広いけど特に気になる物は置いてないし…


飛騨さんに話を聞く位しかないな…

【何を聞く?】

指定

下1

山下「何か気づいたこととかアリバイとか聞いてもいい?」

飛騨「部屋から出れるって気づいたのはアナウンスの後」

飛騨「気づいたこと…」

飛騨「あ。田辺が部屋に来たこと」

山下「え?」

飛騨「昨日の22時くらいに、なんか柚葉に伝えたいことないかって」

飛騨「できれば感謝の言葉が良いともいってた」

飛騨「なんか急いでた感じだったよ」


どういう事だろう?田辺君が?
なんでそんな事を?


【コトダマ 田辺の行動 を 入手しました】

昨晩田辺が飛騨に柚葉への感謝の言葉を聞きに行っていたらしい
その様子はどこか焦っていたようだとか


【選択肢】
1他の場所に行く 指定

下1

――――――廊下――――――

山下「あ…落合君」

落合「やっぱり殺人が起こるんだ」

落合「僕が殺されなくてよかったよ」

俯いてにやにや笑う落合君。
不気味だけど落合君にも話を聞いておかないと

落合「僕は捜査なんてしない」

山下「あの…話聞きたいんだけどいいかな?」

落合「警察みたいな事するんだね…ヒヒッ」

山下「…うん。皆の命がかかってるから」

落合「ヒヒッ」



【選択肢】
1アリバイについて聞く
2その他を聞く 指定

下1

山下「昨日の夜は何をしてたの?」

落合「…何をしてたかって?ヒヒッ」

落合「寝てたよ」

山下「バリケードの見張りは?」

落合「してないよ」

山下「だったらずっと部屋に?」

落合「そうだ。僕はずっと部屋に居た」

落合「個室以外での就寝は規則違反だしね」

なるほど…じゃあ。昨日の夜の落合君はずっと一人って言う事か…
まあこれを信じるなら、だけどね


とりあえずこれも証言として覚えておこう

【コトダマ 落合の証言 を 入手した】
夜時間のバリケードの見張りはしていない


【選択肢】
1その他を聞く 指定
2他に行く 指定

下1

―――――――――洗濯場――――――

洗濯場の中に居るのは大樹林さん。
ベンチに座り込んで休憩しているようだ

山下「大丈夫?」

大樹林「ええー」

口では大丈夫と言っているけど…そうには思えない。
話を聞くのもためらわれるけど…

山下「あのさ。事件の事聞いていい?」

大樹林「うん」

山下「事件が起こった日は何してた?」

大樹林「ここの大掃除をしようとしたんだけどねー」

山下「うん」

大樹林「結局しなかったんだよねー」

大樹林「一人だったらさすがに骨が折れるからねー」

山下「他に誰か来る予定だったの?」

大樹林「うん。柚葉ちゃんと一緒に」

大樹林「けど、他に予定が入ったからって断られちゃって」

大樹林「今日に先延ばしになったんだー」

【コトダマ 掃除日程 を 入手しました】
動機発表の日にする予定だった掃除が次の日に引き伸ばされた。
だが、柚葉の都合で、掃除の予定は今日になっていたらしい












ピーンポーンパーンポーン









モノクマ『えー、ボクも待つのに飽きたんで、そろそろいいよね。では、始めちゃおっか?』


モノクマ『お待ちかねの……学級裁判を!!』


モノクマ『それでは、オマエラ。大宴会場にお入り下さい』









では今日はここまで

集まったコトダマは13個
また後で張り出します

さて。今回のクロは誰なのでしょうかー

推理してくだされば作者がにやにやしながら見守ります

【モノクマファイル01】
被害者は超高校級のカラーギャング 田辺 璃流
死亡推定時刻は昨夜22時から24時の間
死体発見場所は田辺の個室
死因は背中を鋭利な刃物で一突きにされたショック死
即死だった模様

【田辺の包丁】
これは欠けていて危ないからと田辺君が部屋に持ち帰っていた包丁だ

【落ちていた色紙】
リリスがサプライズの為に田辺に渡した色紙。
何故だか田辺の部屋の机の下に落ちていた

【施錠された部屋】
事件が起きてロックが解除されたのにもかかわらず、どうしてか田辺の部屋だけロックがかかっていた

【ベッド下の鍵】
ベッドの下。手前に落ちていた部屋の鍵
どうしてこんな所に落ちてたんだろう?

【なくなった包丁】
無くなっていた包丁は一本だけ

【鈴原の証言】
朝。食堂に向かおうとした鈴原が柚葉とすれ違ったらしい

【食事場の入室順】
鈴原の話によると
今日の食事場への入室順は
鈴原 大槻 柚葉 らしい

【バリケード】
二人の部屋のバリケードは事件後にモノクマによって撤去されたらしい

【田辺の行動】
昨晩田辺が飛騨に柚葉への感謝の言葉を聞きに行っていたらしい
その様子はどこか焦っていたようだとか

【落合の証言】
夜時間のバリケードの見張りはしていない


11個でした…
最初だから簡単目に設定していいよね。

次からは覚悟しとけ

裁判の席順


山下→飛騨→青木→柚葉→小判鮫→田辺→篝火→桑原→大樹林→リリス→大歩危→村田→鈴原→落合→井貫→大槻


時計回りです

今日は17時くらいに開始する予定です
早めにできそうな場合は1時間前に予告します

コトダマに>>397の掃除日程を追加で!
すいません

予定通り17時に投下

―――――――――――大宴会場―――――――――――――――――

村田「おおおっ!?」

山下「こんなもの…」

大宴会場の中央、そこには大きな鉄の箱があった。
いや…エレベーター?


モノクマ『はーい!じゃあそこに入って地下の裁判場までに来てくださーい』

モノクマ『待ってるよー』

ドアが開く、まるで何かの生き物が口を開けているみたいだ
僕達は今からあそこに入る。
生きて帰ってこれるかどうかなんてわからない。

命を懸けた謎解きが始まるんだ。
田辺君を殺した犯人がこの中に居るんだ。
それを解かないと……―――――――

柚葉「み…皆さん!大丈夫…ですよ」

心なしか表情の暗い柚葉さんはエレベーターに一番に乗り込んだ

大槻「…行くか」

落合「ふ…フフッ」


僕もみんなの後に続いてエレベーターに乗った。
動き始めるエレベーターは僕達を地下へ地下へと運びはじめた

エレベーターのドアが開く。
開いたドアの前にあるのは大きな赤いドア。

柚葉「この先が裁判場…」

篝火「はー…緊張してきたわ」


皆がドアの前で尻込みする。
誰もドアに手を触れようとはしなかった

青木「大丈夫かよ?」

山下「あ…うん」

正直大丈夫なんかじゃない。僕もどんな大会よりも緊張している。
けど…この謎は絶対に解かないといけない。犯人を逃がしちゃ駄目だ


山下「開けるよ」


誰も開けようとしないドアを僕が開ける―――――――

モノクマ「いらっしゃいオマエラ!」

モノクマ「手帳にも書いてあった通りだから説明は省くよ!」

モノクマ「皆を欺けたクロは卒業、残りの皆はオシオキ」

モノクマ「欺けなかったクロはオシオキ、残りの皆は生活を続行してもらいまーす」


裁判場に入ると一際高い席に居るモノクマ。
そしてその下には僕達の人数分用意された席、どうやら皆の席の場所は決まっているらしい


柚葉「っ…あれは?」

柚葉さんは田辺君の居るはずだった席を指さす。

モノクマ「あー。死んだからって仲間外れはかわいそうでしょ?」

モノクマ「友情は生死を飛び越えるって言うしね!」

田辺君の居るはずだった席に置いてあるのは赤いバツ印の付いた田辺君の遺影
それが裁判場の円卓の中で異彩を放っていた。

大槻「さっさと犯人見つけんぞ」

桑原「オレ!犯人!許さねえ!!!」

全員が全員自分の場所に立って呟く。




山下「田辺君。君のためにこの事件の解答を見つけ出して見せる」


始まる。僕達の裁判が。
命を懸けた謎解きが

そして正解を導き出す黒と白の戦いが――――――












【学級裁判 開廷】












モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう」

モノクマ「学級裁判の結果は、オマエラの投票により決定されます。正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき。」

モノクマ「だけど……もし間違った人物をクロとした場合は、クロ以外の全員がお仕置きされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!」

鈴原「ねえ。本当に犯人はこの中に居るのかしら?」

モノクマ「はい!ちゃんと居ます!ボクちゃんと見てたもんね!」

大槻「チッ…嘘くせー」

モノクマ「嘘じゃないよ!」

柚葉「始めましょう。みなさん」

モノクマ「そうそう!その調子でオマエラの中の犯人を見つけ出してよね!」

鈴原「まあ、どっちみち裁判しないとこの場所からも出られないみたいだしね」

リリス「……このようなこと心苦しいですが」

落合「でも犯人は居るんだよ。人殺しがこの中に居るんだ」

落合「よく平気な顔してられるね…ヒヒッ」

何かを決めた顔で皆が前を向いて行く。
信じたくはないけど、この中に犯人が居るんだ。

何としても見つけ出さないと

【ノンストップ議論開始!】

<モノクマファイル1>
<田辺の包丁>
<落ちていた色紙>

大槻「あー。じゃあ取りあえず最初に事件の整理か」

リリス「殺されたのは【田辺君】でしたよね」

大樹林「部屋の中で【血まみれ】になって死んでたんだよねー」

リリス「ですが【苦しんで死んだ田辺君】の事を思うと胸が痛みます」

大樹林「あの血の量は【殺された側も掃除する側も大変だよ】」

大槻「話ずれてんぞ」

鈴原「とりあえずある程度の事は皆で共有できてるって認識で良いみたいね」


【】をコトダマで論破しろ

下1

正解!!


山下「それ!不正解だよ!!」



リリス「え?」

山下「田辺君は即死だから苦しむ暇なんて無かったんだよ」

大槻「だな、後ろから一突き。よっぽど油断してたんだろ」

村田「なんかネーチャンけーさつっぽいな!」

大槻「一応SPだからな。」


大歩危「…ちょっといい?」

大歩危「だったら田辺君と…その…親しかった人が怪しくなるよね」

鈴原「それが居ないのよねー。朝食会にもほとんど顔見せてないし」

桑原「アイツ!ツンツン!オレ!苦手!!」

柚葉「…確かに少し粗暴なお方ではありましたよね」

飛騨「…だとすればますます謎にならない?」

飛騨「どうやって油断させたのか」

そうだよね、飛騨さんの言う通り犯人はどうやって田辺君を油断させたんだろう…
どうやって後ろから一突きに…?

【ノンストップ議論開始】

<落合の証言>
<バリケード>
<鈴原の証言>

大樹林「ちょっと話変えちゃうけどー…良いかな?」

大樹林「怪しいのは小判鮫さんと飛騨さんだと思うんだけど―」

小判鮫「まあ。否定はしないかな」

小判鮫「実際【殺意はあったから】」

飛騨「【片腕であそこまで深く突き刺すのは出来ない】」

大樹林「うん。でも【二人は自由に部屋から出る事できたよね】」

大樹林「気が付いたらバリケードが【なくなってたしー】」

大樹林「【夜時間の内にバリケードが無くなってたとしたら】二人が怪しくなってくるよねー」

小判鮫「じゃあどうやって油断させたの?【そんなの不可能だよ】」

【】をコトダマで論破しろ


下1

正解!!


山下「それ!不正解だよ!!」


大樹林「え?でも見たでしょー?バリケードがなくなってるのは」

山下「うん。けどね、バリケードが撤去されたのは事件の後なんだよ」

山下「僕がモノクマに聞いたから、間違いはないと思う」

鈴原「それにあの数の椅子を一人で撤去するのは不可能じゃない?」

鈴原「殺した犯人だけがここから出れるんだったら、共犯なんて言うのも成り立たないと思うわ」

大樹林「そっか…ごめんね、疑って―」

小判鮫「別にいいよ、一歩間違ってればそれが正解になってたかもしれないから」

飛騨「…エリゴンが帰ってくるなら。間違っても正しい答えを導くべきだと思う」

篝火「けど…あの刃物は誰が持ち出したんだ?犯行時刻的に食事場は閉鎖されてるだろ?」

桑原「食事場!誰でも!入れる!!!」

篝火「じゃあ誰が持ち出したか分かんねえのかー。詰んでるなーハッハッハ!」

大歩危「…笑いごと?」

いや…ちょっと待って。包丁は誰が持ち出したか分からない?
それって…不正解だよ


>>401からコトダマを提示しろ!!

下1

正解!!

山下「いや…包丁を持ち出してる人は分かるんだ!」

篝火「お?なんだなんだ??」

山下「あの包丁を持ち出したのは田辺君なんだよ。そうだよね?鈴原さん」

鈴原「ええ、二日目だったかしら?包丁を持ち出そうとした田辺とちょっとね」

鈴原「その後にアタシが厨房の包丁の数を数えたのよ。」

鈴原「事件後に無くなってた包丁の数は一本、田辺が持ち出した分だけよ」


落合「ヒヒッ…本当にそうかな?」

鈴原「どう言う事よ?」

大槻「確かに。コロシアイしろって言われたのは最初からだから、それ以前に包丁を誰かが持ち出してたらどーなるよ」

大歩危「…なるほど」

リリス「田辺君より前に誰かが包丁を持ち出していれば、鈴原さんが数えた時にはもう既に一本足りてなかった…となりますね」

鈴原「盲点だったわ」

そっか、信じたくないけどそう言うことだってあるんだ……
いや、けどちょっと待てよ。本当にそうなのかな…

【ノンストップ議論開始】

<モノクマファイル01>
<ベッドの下の鍵>
<田辺の包丁>


大歩危「あ…でも、食事場にある包丁【まじまじと見た事ない】」

柚葉「ええっと【すべて同じ種類です】」

大槻「だったら余計わかんなくねーか?【どれがどの包丁かなんて】」

鈴原「そうね…【柄の色が違うとか明確に包丁を判断できるものがあると別だけど】」

柚葉「同じ色、同じ形の包丁ですから…【区別はまずできませんね】」


青木「…んー。わっかんねーなー」


青木「だって【全部同じ種類なんだろ?名前とか書いてねーのか?】」


柚葉「書いてなかったかと…」

桑原「アタマ!パンク!する!!」


【】をコトダマで論破しろ

下1

正解!!


山下「それ!不正解だよ!!」



柚葉「え?だけど…包丁は全て同じ種類…区別することは出来ないかと…」

柚葉「よっぽど目の効く職人さんなら別ですが…」

山下「田辺君に刺さっていた包丁は刃が欠けてたんだ!」

山下「あれは田辺君が、柚葉さんが怪我すると危ないからって持ち帰った包丁に違いないよ」

鈴原「あー…あの時のね」

柚葉「…私が怪我をすると?」

山下「うん。確か田辺君はそう言って二日目に包丁を持ち帰ったんだ」

柚葉「…そうなんですか」

鈴原「なんだかんだ言ってあの子皆のこと気にかけてたんじゃないかしら」

村田「つんでれ!ってやつだな」

大槻「ん?ちょっと待てよ。じゃあなんで田辺は死んだんだ?」

大槻「自分の用意した包丁で、背中を一突き?わけわかんなくねーか?」

確かに…。包丁でいきなり刺されたならまだ分かるけど。
どうして自分の保管してた包丁で?
しかも背中から一突きなんだよね?

桑原「なにが?オカシイ?」

リリス「えー…。警戒心の強い田辺君が、あろうことか自分の用意した包丁で殺されたって事がおかしいのではないですか?」

桑原「そんなの!おかしくない!」

大槻「もみ合った形跡とかあるんだったらまだ分かっけどよー。背中からっつうのがなー…」

村田「殺せって包丁を渡したとか?」

柚葉「犯人に包丁を見つけられ、犯人が隙を見て…という可能性はありませんか?」

大槻「んー…わっかんねーなー」

小判鮫「いや…というより犯人が目撃されてる可能性ってないの?」

大槻「あ?」

小判鮫「思い出してよ。私たちが何されてたか」

【ノンストップ議論開始!】

<落合の証言>
<田辺の包丁>
<バリケード>


小判鮫「私と…飛騨さん?は【閉じ込められてた】」

飛騨「……【閉じ込めた奴が見張ってただろう】」

飛騨「部屋から出られると困るなら…それくらいしているはず」

大樹林「そっか…落合君なら【田辺君の部屋に入る犯人を目撃できたんですねー】」

落合「いや…僕は知らない」

大槻「隠し事すっと殺すぞコラァア!」

落合「ヒヒッ…怖いなぁ…」

大樹林「はっ…もしかして落合君が犯人とかですかー」

青木「…こいつ相手に【油断はねーわ】」

大樹林「たしかに…ですねー」

落合「酷い言われ様だなぁ…ヘヘッ」



【】をコトダマで論破しろ

下1

正解!!

山下「それ!不正解だよ!!」



飛騨「え?」


山下「落合君はその日部屋で寝てたらしいんだ」

山下「もし嘘をついてるにしても…。命がかかってるのに…その…嘘なんてつけるかなって…」

大槻「んじゃあ誰も犯人みてねーのかよ」

村田「ていうか!なんで田辺の部屋だけ鍵が閉まってたんだー?」

青木「ん?なんだそれ?」

村田「朝さ、田辺兄ちゃんの部屋だけ鍵が閉まってたんだ」

村田「なー?胸部クレーター」

大槻「殺すぞ」

大槻「まあ、確かに田辺の部屋だけ鍵が閉まってたっつうのはマジだよ」

鈴原「あら?でも事件が起きれば鍵は全部開錠されるんじゃなかったかしら?」

モノクマ「はい!ボクは事件直後にすべて開錠しました!」

鈴原「嘘が無いとすれば…誰かがわざわざ鍵を閉めたって事?」

大槻「誰かが…な」

大槻「でも…誰が?」

村田「うんうん。俺そんな奴見てねーぞ!」

桑原「オレ!知らない!!」

いや…ちょっと待って、一人だけ変な行動を取ってた人が居たはずだよね…
証言の中にあったはず…思い出さないと。

柚葉「鈴原さんとかは何か…こう…思いつく事とかございませんか?」

鈴原「…無いわねー」

柚葉「はぁ…。そうですか」


…思い出せそう。思い出せそうなんだ……
多分、これで間違いないはず!

>>401からコトダマを提示しろ】

下2

正解!!

山下「柚葉さんは…何をしてたの?」

柚葉「え?」

山下「柚葉さんは。あの部屋のブロックで…何をしてたの?」

柚葉「…何を言っているんですか?」

僕は余程真剣な声色になっていたらしい。
裁判場内の空気が一気に凍り付く。


大槻「あ?何言ってんの?柚葉を疑ってんのか?」

山下「…鈴原さん、朝…柚葉さんとすれ違ってるんだよね?」

鈴原「ええ…―――――。」


鈴原さんの表情も固まる。
僕のせいで柚葉さんの行動のおかしさに気付かせてしまったみたいだ

山下「柚葉さんは…どうして自分の部屋があるブロックじゃないところで…居たの?」

【ノンストップ議論開始】

<食事場の入室順>
<モノクマファイル>
<鈴原の証言>

柚葉「…バリケードを見にいったんです」

柚葉「【二人が心配でしたので】どうにか朝ごはんを届ける方法はないかと…」

柚葉「ですが…【その時はバリケードは無くなっていて】」

青木「ああ…そう言う事か」

篝火「やっぱ気が利くよなー」

柚葉「【それにすぐに食事の準備をしに戻りました】」

村田「いつも通りのネーチャンじゃん!」

柚葉「その後にモノクマが現れて…」

井貫「今に至る…という訳か」

柚葉「…ええ」


【】をコトダマで論破しろ

下2

正解!!

山下「それ!不正解だよ!!」


柚葉「…」

大槻「ああ、確かに。柚葉が来たのはアタシより後だったわ」

鈴原「珍しくアタシが一番だったのよ」

鈴原「で、その後にモノクマが説明しに来て」

大槻「うん。血相変えて柚葉が皆の事見に行って」


山下「柚葉さん…どうして、ウソついたの?」

柚葉「…ウソではありません……その、気が動転していて」

柚葉「それに…その…」

柚葉「私は毎朝配膳に行っていましたけど…一度も田辺君は部屋から出てきてくれませんでした」

柚葉「そんな私が夜時間に部屋に入って、後ろを向いた田辺君を刺すなんて…」

大槻「確かに…それもそうだよな」

柚葉「お気持ちはお察しできます。ですがすべてお門違いです」【反論】

キリリとした眼差しが僕に突き刺さる。
…反論しないと

【反論ショーダウン開始】

コトノハ
<<落ちていた色紙>>
<<掃除日程>>
<<モノクマファイル01>>


柚葉「私を疑っているんですよね?」

柚葉「ですけど<お門違いも甚だしいですよ>」

柚葉「私はいつも通りの生活をしていました」

柚葉「あの日も<何も変わったことはなく過ごしました>」

柚葉「いつも通りの行動をしていたのに…」

柚葉「私のどこが怪しいんですか?」

柚葉「<他にも疑うべき人が居るんじゃないですか?>」



<>をコトノハで斬れ!!

下2

正解!!



山下「その返答は間違ってるよ」

柚葉「…え?」

山下「柚葉さんはあの日大樹林さんとの予定をキャンセルしてるよね?」

大樹林「確か今日の夜に掃除する予定だったよねー?」

柚葉「あ…。ええ…そうでした」

柚葉「あの日は…体調がすぐれなかったのでお断りしました」

柚葉「それが怪しいんですか?」

柚葉「私だって人間ですよ…?」

柚葉「それに…私が犯人だとしても…どうやって田辺君の部屋に…入ることが?」


リリス「確かに…そこが一番の謎ですよね…」

…柚葉さんが田辺君の部屋に入れた理由。
それはきっと…


【正しい選択肢を選べ!】

1:実は信用されていた
2:田辺に誘われた
3;女将の色仕掛け
4:モノクマに頼んで開けてもらった


下1

正解!!


山下「田辺君に誘われてたんじゃないのかな…」

柚葉「私が?どうして?」

柚葉「私が誘われていたという明確な証拠でもおありなんですか?」

村田「ねーちゃんの事疑い過ぎだって!」

大槻「そうそう、アイツが部屋に誘うなんて…」

山下「いや…」

いや…確か部屋にはアレがあったんだ。
しかもあんなところに…

きっと田辺君はあれを渡すために柚葉さんを部屋に誘ったに違いない。


>>401からコトダマを提示しろ!】
下1

正解!!



山下「色紙…だよ」

山下「田辺君は色紙を渡したくて…柚葉さんを部屋に呼んだんじゃないかな?」


柚葉「色紙…ですか?なんですか…それ?」


リリス「ああ!サプライズの!」

柚葉「は?サプライズ?」


井貫「ああ。貴様はいつも皆のために尽力していたからな。ちぃとサプライズを吾輩たちが企画しておったのだ」

柚葉「…え?」

井貫「まあ他愛のない物じゃったがの」

村田「そうそう、でもその後に動機発表が重なったんだよな!」

篝火「そうだ、俺も折角歌の練習したのによー!うし!また聞かせてやるから残念がるな!柚葉ちゃーん!」

大樹林「実は掃除の計画も気づかれにくくするための作戦だったりー…」

柚葉「……え。あ…」

柚葉さんの表情が一瞬だけ暗く染まった。
けど…それをいつもの表情に戻して、僕の方をじっと見る


柚葉「どうして。どうして鍵は開いていたんでしょうか」

柚葉「…鍵は閉まっていたんですよね?」

柚葉「それがどうして開いていたんですか?」

柚葉「…分かりますよね?」


山下「え…」

柚葉「山下君は。どう思いますか?」


優しい笑顔で。
最初会ったときみたいな顔で、僕にそう聞いて来る。

きっと鍵が開いていたのは―――――


【正しい選択肢を選べ】
1:モノクマがもう一度開けた
2:クロが開けた
3:実は最初から開いていた

下1

正解!!


山下「犯人が…開けたんだよ」

柚葉「そうですか…」


大槻「お…おい?なんか…おかしくねえか」


柚葉「じゃあ…犯人が開けたって言う証拠はありますか?」

柚葉「皆さんが納得できるような証拠」


山下「うん」


柚葉「そうですか……」


柚葉「だったら教えてください」

柚葉「その証拠って言うのを」


【正しいコトダマを提示しろ】

下1

正解!!



山下「ベッドの下に鍵が落ちてたんだ」

山下「普通鍵はそんな所に置かないよね…」

山下「きっと犯人が投げ込んだんだと。僕はそう思ってる」


大槻「待て待て待て!なんで犯人はそんな雑な事」

鈴原「…急いでいたからじゃない?」

大槻「いや…急いでたって」

大槻「急ぐ意味がねーだろ!」


大槻さんは信じられないと言った表情。
鈴原さんは何かを悟ったような表情。
ほかの皆も何か気づいたような表情で黙っている

大槻「それに犯人がカギを開けるのは不可能だって!」

大槻「アタシら全員がすぐに駆け付けたんだからな!」


いや…一人だけ鍵を開けれた人物が居る。
そうだよね―――――


【怪しい人物を指名しろ】

下1


正解!!




山下「一番最初に部屋に駆け付けた人なら…それが出来るよね?」


山下「そうだよね…柚葉さん?」


柚葉「…はい」

柚葉「私なら出来るんじゃないでしょうか」


大槻「…――――」


山下「今から僕が事件の解答を発表する」

山下「もしもその解答があってるなら、……」


柚葉「―――はい、言わなくても分かりますよ」

【クライマックス推理開始】

1:まず今回の被害者である田辺君は(A)を持ち出して部屋に保管していたんだ。
柚葉さんが怪我をしたら困るからね。

2:そしてサプライズの事前準備の日、動機が発表された。
もちろんそこまで打撃のある人は少なかったけど。
これは小判鮫さんと飛騨さんにとっては大変なことだったんだ

3:田辺君はきっと皆の事が心配になったんじゃないかな?
だけど自分は何もできない、だから(B)をする予定だった(C)さんを呼び出すことにした
そこで(D)を渡す予定だったんだ

4:呼び出された(C)さんは部屋の中にある包丁を見つけた。
出来心か、それとも他の理由か、とにかく分からないけど。それで田辺君を刺殺して部屋を出た。
死体が見つかると困るから鍵を閉めてね。

だけど、次の日の朝。何故か鍵が開いている事に気が付いてしまって急いで鍵を閉めにいった
その時に(D)さんとすれ違ったんだよ

5:食事場でモノクマの説明を聞いた(C)さんは自分のした行動が間違っていたことに気付いた。
いそいで田辺君の部屋に向かって、鍵を開けて。そのカギを部屋に投げ込んだ。

だから鍵がベッドの下に入っていたんだよ

【正しい言葉を選びぬけ】
田辺
鈴原
包丁
サプライズ
食事場
柚葉

バリケード

下2

【クライマックス推理開始】

1:まず今回の被害者である田辺君は(包丁)を持ち出して部屋に保管していたんだ。
柚葉さんが怪我をしたら困るからね。

2:そしてサプライズの事前準備の日、動機が発表された。
もちろんそこまで打撃のある人は少なかったけど。
これは小判鮫さんと飛騨さんにとっては大変なことだったんだ

3:田辺君はきっと皆の事が心配になったんじゃないかな?
だけど自分は何もできない、だから(サプライズ)をする予定だった(柚葉)さんを呼び出すことにした
そこで(D)を渡す予定だったんだ

4:呼び出された(柚葉)さんは部屋の中にある包丁を見つけた。
出来心か、それとも他の理由か、とにかく分からないけど。それで田辺君を刺殺して部屋を出た。
死体が見つかると困るから鍵を閉めてね。

だけど、次の日の朝。何故か鍵が開いている事に気が付いてしまって急いで鍵を閉めにいった
その時に(鈴原)さんとすれ違ったんだよ

5:食事場でモノクマの説明を聞いた(柚葉)さんは自分のした行動が間違っていたことに気付いた。
いそいで田辺君の部屋に向かって、鍵を開けて。そのカギを部屋に投げ込んだ。

だから鍵がベッドの下に入っていたんだよ







山下「この一連の流れが出来たのは柚葉さんだけ…だよ」


BREAK !

柚葉「…もしかすると田辺君が本当に私を殺そうとしていた…その可能性は…ありませんか?」

山下「無いよ」

柚葉「きっぱり言い切るんですね」

山下「だって――――」

>>401から正しいコトダマを選べ】

下1

正解!!


山下「きっと他の二人の言葉を聞いて、柚葉さんに伝えようとしたんじゃないかな?」

柚葉「…私」

山下「…」

モノクマ「よし!もういいかなー?それじゃあお待ちかねの投票ターイム」

モノクマ「お手元のスイッチでクロだと思う人に投票してくださーい!」

モノクマ「さて!正解なのか!不正解なのか!ワックワクのドッキドキだね!」


僕は。出てきたスイッチを押した。
柚葉さんのボタンを…押した。
















―――――――――――――――――――――――――――――――――――


        VOTE

  【ユズハ】【ユズハ】【ユズハ】



  学 級 裁 判  閉 廷 !



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――














モノクマ「大!正!解!超高校級のカラーギャング。田辺璃流クンを殺したクロは超高校級の女将。柚葉美海さんでしたー」











大槻「なんで…お前が」

柚葉「あの時。渡したいものがあるって呼ばれたんです」

柚葉「…おかしいなって思いました。それに私…最初から気づいてたんです」

柚葉「食事場の包丁が一本無くなってる事に」

柚葉「けど……皆には言いませんでした。皆が大変なことになると思って」

柚葉「でもその時から…この中に包丁を隠し持っている犯人がいると思うと…何だか心に霧がかかるような気がして」

柚葉「だから…その分必死でみんなのお世話をして」




柚葉「田辺君の部屋に包丁があるのを見た時、フッて何かが壊れたんです」

柚葉「私の事…殺そうとしてるんだって」


柚葉「気が付いたら…刺してしまいました」


柚葉「自首しようにも…できなくて。疑われるたびに躍起になって」

モノクマ「それじゃあオシオキたーいむと行きたいところなんだけど。」

モノクマ「こちらの画面をご覧ください!」


ブツンッ

裁判場にある大きなモニターに文字が浮かび上がる。
…これって――――



『いつもおいしいご飯ありがとーな!これからも頼むぜ!ねーちゃん』 村田

『美味しいご飯の作り方。こんど教えてね』鈴原

『おれ。おまえ。きらいじゃ。ない』くわばら

これ…皆が寄せ書きに書いた内容?


『いつも洗濯物を運んでくださりありがとうございます』リリス

『いつもご苦労である!』井貫

『また、その、恋の相談っつーの乗ってくれよな』青木

『お掃除しましょうね!』大樹林

『いつもありがとう』山下

やっぱりそうだ…
内容が一致してる。


『ペンダントの中身…誰にも話さないでね』小判鮫

『私に食べやすいように料理を作ってくれてありがとう』飛騨

『貧乳なの気にしてないから!』大槻

『今度のコスプレ、着物貸してよね』大歩危

『今度楽器の演奏頼むぜー』篝火

『精々死なない様に』落合

みんなこんな事書いてたんだ……








『今度から朝ごはん作るの手伝うし、朝食も一緒に食ってやる。一人で考えすぎんな』田辺

柚葉「…皆さん。ごめんなさい」


柚葉「やっぱりこのメンバーでコロシアイなんて起こるはずないんですよ」


柚葉「お願いします。もう殺し合いなんて考えずに。皆で出る方法を探してください。お願いします」


微笑みながら頭を下げる柚葉さんは。確かに泣いていた――――





モノクマ「もう良いかな?それじゃあ超高校級の女将である柚葉美海さんの為にスペシャルなオシオキを用意しましたー!」





モノクマ「それでは張り切っていきましょう、おしおきターイム」











──────────────────────

    【Game Over】


 ユズハさんがクロにきまりました。

  おしおきをかいしします。


───────────────────────













―――――――――――――――――――




   【 地震 雷 火事 お宿 】
 

 



               超高校級の女将 柚葉美海 処刑執行

―――――――――――――――――――――――














厨房で目を覚ます柚葉。

状況が把握できずにきょろきょろと青い顔をして辺りを見回している


――――グラグラグラッ

揺れる厨房。
激しい揺れで頭上から様々な調理器具が落ちてくる。

ストンッ

一つの包丁が柚葉の真横に落ちると同時に、柚葉は厨房から走り出す。
地面が揺れているせいで走りにくいのか、何度も躓いている




――――――ゴロゴロゴロッ


転んだ柚葉を照らす閃光。
それが落雷だと気づくのは、廊下の電気がすべて消えてからだった


真っ暗の中身動きの取れない柚葉。
幸い揺れは止まったので、壁伝いに進んでいく


――――メラァッ

光が柚葉を照らす。
いや…光ではない、それは炎だった。


先ほどの落雷で宿全体に火の手が回っているらしい


――――モクモクモクッ

着物の袖で口と鼻を覆って出口を探す柚葉。
煙のせいで涙が止まらないようだ



煙が濃くなる中、一際大きな引き戸が目に入る。
出口だ。

そう確信して柚葉は最後の力を振り絞ってドアに向かって走る


ガラッ


ドアの外に踏み出す。
煙のない新鮮な空気。柚葉は安堵した表情で深呼吸














――――――――――ズドンッ



その瞬間頭上の【お宿】と書かれている看板が柚葉に落下
先ほどの地震で緩んでいたのだろうか



【お宿は ぜひ 柚の葉へ】



画面にはでかでかとその文字が映し出された

モノクマ「ヒャッホーエクストリィィィィィィム!!!!!」




山下「…うそ…だ」

モノクマ「いやー!オマエラって平和ボケした連中だと思ってたけどそうでもないんだね!」


大槻「ふざけんなよ…おいコラアアアア!!!!」


モノクマ「うるさいなー。もう帰っていいよー」

モノクマ「じゃあ!ボクはもう帰るから!」


ヒョコンッ


裁判場内には重苦しい雰囲気が立ち込めている
それもそのはず…。二人も死んだんだから


リリス「…」

鈴原「帰るわよ」

村田「グスッ…ねーちゃん…」


皆エレベーターに乗り込む。
僕もその後を追った



【エレベーターから出た山下に話しかけてきたのは?】
下1












第一巻 『サイショのサイゴ』


    【終幕】




    【死亡】

   田辺 璃流

   柚葉 美海


          残り 14 名
















第二巻 『サイコキラー・シリアルパス』


今日はここまでで

良いお年を

取りあえず田辺君のおしおきを考えとります。

裁判後の心境とアフターが見たい人を上げてください
取りあえず三人くらい募集

なので一章後の番外編として

シロのおしおき
クロの心境
アフター3名

を書いて行くよ
順番は出来た順で

書き忘れたけど他の要望があれば書くよ


アフターは
村田
小判鮫
青木
大樹林

にしようか

第一巻 その後 【超高校級の中学生は昨日までの夢を見るか】

おっかしいな…なんで俺。泣いてんだろ
柚葉のねーちゃんが死んでから涙が止まんねえんだ
動物が死ぬのは慣れてるし、死ぬのはちゃんと説明できんだけど
なんでか涙が止まんねえ

やっぱり柚葉のねーちゃんがあんな死に方したからか?田辺のにーちゃんが血だらけになったからか?
俺ってこんなに弱かったかな…


ピーンポーン

誰だよ…。泣いてるところなんて見られたくねーな…
居留守使うか。男の意地ってもんだ!


ピーンポーン

ゴンッ


襖からすっごい音がした、蹴ってる?殴ってる?


―――スッ

村田「…」

大槻「おい。クソガキ飯食いに行くぞ」

村田「行かねー」

大槻「泣いてんじゃねーよ。だっせーな」

大槻「おら!ついて来い!」


村田「うおっ!やーめーろーよ!」




大槻「泣き言だったら食事場で聞いてやるから、来い」


ばーか。空気読めよな。今は一人がいーんだよ!
って…この貧乳抉れまな板力つえー…

【第一巻 その後 偏愛気質なシーソーゲーム】

小判鮫「…―――さん。好きです」

小判鮫「…好きです。大好き。貴方の為なら何でもできる」

ペンダント。
中に入ってるのは好きな人の写真。
大好き。好き。貴方の為なら何でもする


小判鮫「…柚葉さんがね命を懸けて―――さんをここに運んでくれたんだ」

小判鮫「ありがとう」

嬉しくて。
そしてそんないい人を失った悲しさで。私は涙が止まらない

小判鮫「柚葉さんが心配しない様に、明日の朝ごはんは―――さん。一緒に作ろう」


きっとそんな健気な自分の事。―――さんは好きになるでしょ?

―――さん。貴方の事が。大好きです
だから私は生き残って帰ります


綺麗なままで

【第一巻 その後 アブノーマル】


部屋で泣いた。
つーか…涙が止まんねえんだ

柚葉。ありがとな…

瑰が心配だな……
アイツは大丈夫かな…

部屋…行ってみっかな
けど…こんな距離詰めたら嫌じゃねーか?
柚葉…相談乗ってくれよ。



ヒョコンッ


モノクマ「やあ!」

モノクマ「ちょっと話があるんだけど?いいかな?」


―――――――――――――――
――――――――――
―――――――
――――


…俺はどうするべきだ?瑰。柚葉…教えてくれよ


【第一巻 その後 綺麗なままで】

うんー…何だか精神的に来るよねー……
どうしてみんなはあんなに平気そうなんだろう。

瑰君なんてふつーのかおしてたし。

ずっとこんな生活が続くのかなー……
だったらもう。一人で出た方が…なーんてね

部屋の掃除でもして気持ちを紛らわせる…
んー


そんな気分でもないかなー


はぁ…今から一人で洗濯場に行くって言うのもありかな…
いや、なんかもう今日はへとへとだよ。

はぁ…。

そうだ、誰かの部屋の掃除でもしよう。
押しかけたら入れてくれるよね??





選ばれた四人のアフターはお仕舞い!

あ。言うの忘れたけど、物語にこれも関わってきます

投下したいけど
新年早々だから人は居ないだろうな…









──────────────────────

    【Game Over】


 タナベくんがクロにきまりました。

  おしおきをかいしします。


───────────────────────




















―――――――――――――――――――




   【 White color?? 】
 

 



               超高校級のカラーギャング 田辺 璃流 処刑執行

―――――――――――――――――――――――







白い壁に貼り付けられた田辺。

やってきたモノクマが手に持っているスイッチを押します



―――――バシャッ


すると深緑色のインクが壁一面に噴射されました。
田辺君も綺麗に深緑色に染まります。







―――――ウィィィィン


―――――ガッシャン




深緑色に染まった壁は地面に横たえられます。
不安そうな顔の田辺君ですが、拘束を解けません。



――――ウィィィィィン


横になった壁に白い塊が押し付けられて、壁を上下に動きます。



―――ゴシッ
ゴシッ

塊が通った後は壁は緑から元の白色に戻ります。
なるほど…これは大きな消しゴムですね。


―――ゴシッ

近づく白い塊。田辺君は何とか逃げようとします

―――ゴシッ




―――ゴシッ
―――ゴシッ
――――ゴシッ











――――プチッ


――――――――――――――
―――――――――
――――――――







白一面に戻った壁。
少し赤茶けた汚れを見て、モノクマは不服そうにため息をつきました。

寝ていたわ

今からしてもよろしいですか?

柚葉視点を投下してから本編行きます

【事件の後の話01】


本当に衝動的だった。気が付いたら体が勝手に動いていた。
取り返しのつかない事を私はしてしまったんだ…


柚葉「田辺…くん?」


呼びかけに答えてくれない。
動きもしない。
あ……私が?まさか私が…

今まであんなに頑張ってきたのに…どうしてこんなことに…?
これはきっと正当防衛…。私が悪いなんて事ない。



処刑?おしおき?とにかく分からないけど、怖くなって私は部屋を逃げ出した。
もちろん遺体が誰にも見つからないよう、鍵を閉めた事を確認しました

その夜は眠れませんでした。

――――――ピーンポーン


部屋のチャイムが鳴りました。
もしかして…誰かが気づいていて、それを脅迫に?

もしかして…もうバレていておしおきに?


人を殺していて、こんなことを言うのもおこがましいですが、死ぬのは怖い。

悪い事をしたと言う事は分かります。だけど怖い…
私は殺されそうになったんです。そう…情緒酌量の余地があってもいいじゃないですか


――――スッ

私は震える腕で襖をあけました

次の日の朝。
田辺君が生き返っているかもしれないと淡い希望を抱いて、彼の部屋に行きました。
途中で鈴原さんとすれ違ったような気がします。


柚葉「!?」

閉めた筈のドアが開いています。

急いで部屋の中に入って、田辺君の生死を確認しました。

だけど昨日より硬く冷たく。
まるでゴムの人形みたいになっていました…

やっぱり殺したのは自分なんだ。

怖くなって私は部屋の鍵をもう一度閉めて、食事場に向かいました。

食事場でモノクマに告げられた「事件発生で施錠が開錠されるシステム」の事を聞いた私は自分の間違いに気づきました。
何が何だか混乱して分からなくなった私は、急いで田辺君の部屋を開けに行きました。
田辺君の心配するふりをして―――――


篝火「お…おいおい」

青木「嘘だろ!?」

村田「―――ひっ」

山下「…なんで…」


あんなに楽しそうに過ごしていた皆の顔が暗く濁ってしまいました。


全部私のせいです

――――――――――――――――
―――――――――――――
―――――――――――


柚葉「…皆さん。ごめんなさい」

田辺君。ごめんなさい、私は全く気付けなかった。貴方のやさしさに
貴方を信じることが出来ずに、殺してしまった。

柚葉「やっぱりこのメンバーでコロシアイなんて起こるはずないんですよ」

そう。起こるはずがなかったんです。
それなのに…それなのに……
――――――本当にどうしてこんな愚かなことを

柚葉「お願いします。もう殺し合いなんて考えずに。皆で出る方法を探してください。お願いします」


あれ?でも…どうして…黙ってたんですか?――は私が犯人だと知っていたはずなのに…
あの日の夜、私の独白を聞いていたはずなのに。

―――――どうして?

最後の最後に湧き上がった疑問は、私が顔を上げるより前に処刑場の扉に阻まれて、口から出る事はありませんでした

大宴会場を出た僕に声をかけてきたのは大歩危さんだった。
表情は俯いていて見えないけど、明るい表情をしていないことくらいは分かる


大歩危「…ねえ、ちょっといい?」

山下「えっと…どうしたの?」


大歩危「…明日から。どうする?」

山下「え?」

大歩危「…あ…朝ごはん」


あ…そっか。柚葉さんが居なくなっちゃったから…
明日から朝食会は無いんだ


大歩危「…私も…料理は出来るけど…」

大歩危「…できれば、その…手伝ってほしい…かな」


山下「僕が?」

僕…そんな料理とかした事ないんだけどな
どうして僕なんだろう?

【選択肢】
1はい
2いいえ

下1

でも、折角誘ってくれたんだし。断るのもな…

山下「うん。良いよ」

大歩危「そ…。明日、朝早くに待ってるから」


大歩危さんはそうとだけ言うと一人でそそくさと帰って行った
「準備が」って呟いてた気がするけど…。準備??


取りあえず僕も部屋に帰ろう。

今日は疲れたよ


【部屋に帰った山下を訪ねてきた人は?】
1:いる(指定)
2:いない(七日目へ)

下1

部屋に帰って寝ようとしていると部屋のインターホンが鳴る。
…こんな時間に誰だろう。青木君とかかな?


スッ

山下「え…。どうした…の?」

襖の奥に居たのは意外な人物。
…なんで飛騨さんが?


飛騨「………」

山下「…なに?」

飛騨「……」

山下「何ってば?」


凄く鋭い視線で僕を見つめてくる、というより睨まれてる?


飛騨「……」

肩に乗っている鷹まで僕の事を睨みつけてる


飛騨「…」

ズン

山下「え?え?なになになに!?」



飛騨さんは無言のまま部屋に入ってくる。
え?なに?どうしたの???

飛騨「まあ。座って」

山下「いや…。あの。ここ…僕の部屋なんだけど」

何故かくつろいでいる飛騨さん。
目の前に座れと、催促してくる


飛騨「…早く」

―――ツンッ
―――ツンツンッ

いつの間にか背後に回っていた鷹が僕の腰を突っつく。


山下「いたっ!!痛い痛い!!座るから!」

何だか強引に座らされた…


飛騨「…ありがとう」

山下「…へ?」

飛騨「あの時部屋に来てくれて。」


あの時?
あ…ああ。井貫君と二人で行った日の事かな?



飛騨「じゃ。」

―――スタッ


山下「え?もう帰っちゃうの?!」

飛騨「女性をこんな夜遅くに部屋に連れ込んだ上…引き留めるなんて…」

山下「いやいやいやいや」

飛騨「またあした」


そう言って飛騨さんは部屋から出ていった。

何だったんだろう?
…けど感謝されてたみたいだから…いいのかな??


【七日目】

―――――食事場――――――


食事場に入ると、そこにはあり得ない光景が広がっていた―――

鈴原「鮫ちゃん!こここれで合ってるの??」

小判鮫「塩が多いです」


大槻「うおおおお!燃え上ったぞ!?」

篝火「料理は情熱だー!!はっはっは!!!」

小判鮫「と…止まって!!それフランベっていうより小火!」


桑原「じよう!きょうそう!」

小判鮫「ちょ!芋虫なんてどこにあったの!?」

なぜか食事場の厨房には、大槻さんに鈴原さんに篝火君と桑原君がいる
そして小判鮫さんがそれを生き生きとサポートしている。


大歩危「…朝からこの調子」


正直言って…キッチンは大惨事だった


大歩危「…一人一メニューを作るらしいんだけど」


小判鮫「あ!おはようございます。手伝ってもらっても?」

大歩危さんと傍観していると小判鮫さんが僕達に気付く。
疲れ切った表情で手招きしている


大歩危「行く?」

山下「…うん」


小判鮫「とりあえずどこか一つについてください。このメンバーをアシストするのは流石に…」

山下「えっと…何グループあるの?」

小判鮫「鈴原さん。大槻さんと篝火君。桑原君。の三つですね」


大歩危「…」


キッチンではこの間も粉が舞い、火柱が上がり、虫が鳴く。

手伝おう…


【誰を手伝う?】

1鈴原
2大槻達
3桑原

下1

取りあえず一番大変そうな桑原君に付こう


桑原「健康にいい!!」

大歩危「……」

フルフル

頭を横に振る大歩危さん。
うん。だって桑原君が持ってるのは…―――


山下「一旦待とう。取りあえずキッチンに無いもの入れちゃダメ」

桑原「このクサ!からだ!いい!」

山下「だとしても。多分食べれないよ?」

お鍋は粘性のある紫の液体で満たされている
この前のお味噌汁より…パワーアップしてる…


桑原「じゃあ!これ!うまそう!!!」


大歩危「!!!!」

山下「それはほんとにダメ!洗剤!洗剤だから!!」

桑原「色が!綺麗!上手そう!!」


…どうしよう。
上手くできるのかな?


【コンマ判定】
70以上でまともな料理が出来る

下1

――――――――――
―――――――
――――――


大歩危「これ…食べれる?」


お鍋に出来上がった…

なんだろうこれ?スライムかな?
とにかく食べれる気がしないけど―――


桑原「よし!みんな!これ!食う!!」


山下「駄目とは…言えないよね」

大歩危「うん」

嬉しそうにお皿に盛りつけている桑原君を止めることは…出来ない。
取りあえず食べれない物が入っている事はないと思うし…


皆には悪いけどこれで行こう

【料理 失敗】

20時まで休憩取らせてください

簡易的な地図を

http://imgur.com/713JftX

一際濃くなっているのは入り口です

http://imgur.com/D7GmO7X

入り口作り忘れた…

赤いのは階段です

――――――食事場――――

リリス「なんでしょうか…この臭い…」

村田「何か死んだ馬の臭いがするー」

皆がいつも通りに食事場に入ってくる。
そして、皆が一様に凄い顔になる。

うん…、原因はきっと桑原君のスープ。
あとは大槻さん達が作った目玉焼きって言う名前の炭。


大槻「おう!今日はアタシらが腕によりをかけて作ったんだ食え!」

村田「やっぱりねーちゃんはまな板になったのか?」

大槻「ちげーよ!言うと思ったわ!」


青木「つーかよ。階段のシャッター開いてたぞ」

井貫「縁側にも行けるようになっていたな!」


リリス「…でもどうしてでしょう?」



――――ヒョコンッ

モノクマ「オマエラが殺し合いをして、クロを見つけたからね!」

モノクマ「行けるところを増やしてあげましたー」

鈴原「嬉しくないわね」

モノクマ「あれ?もしかしたら出口があるかもしれないよー???」

モノクマ「まあ次に行くにはまたコロシアイをしないといけないんだけどね!」

モノクマ「うぷぷー。頑張ってねー」

―――ヒョコンッ

コロシアイをしたら出口が見つかるかもしれない?
そんな風に一瞬だけ思ってしまった。


桑原「そんなことより!朝飯!喰え!」


小判鮫「コロシアイなんてばかばかしい。冷めちゃう前に食べよ」

大樹林「…豹変していますねー…」


小判鮫「いただきます」



桑原「スープ!食え!」

桑原君が皆にスープを勧めてる
けど…誰も手を付けようとはしない。



桑原「俺の事!嫌い!か?」

鈴原「いや。そう言うことじゃないのよ」

井貫「あ…ああ。その…だな」

大樹林「味見しましたかー?」


桑原「味見!してない!」

桑原「今からする!」


皆がホッと胸をなで下ろすのが分かった。

――――けど



桑原「でも!誰か!もう一人!欲しい!」

小判鮫「なんで?」

桑原「アスシスタント!」

小判鮫「…アシスタントって事?」

桑原「おう!」


【桑原のスープの味見アシスタントに選ばれる人】
二人まで指名可能

下1

桑原「山下!食う!」


え…ええー…

山下「まず…桑原君がどうぞ?」

桑原「おう!」

――――グビグビグビッ

スープを飲み干す桑原君。
嘘…。
いや…意外といけるのかな?


山下「…」

スープをまじまじと見つめる、もう見た目からして駄目だ。
臭いも、食べ物からしてはいけない匂いがする


山下「あー…うん」

青木「お…俺も手伝ってやるぞ?」


困り果てた僕の横に来る青木君。
なんでか知らないけど、輝いて見えるよ…


青木「…」

山下「…」


スープの器は動いてないのに、スープの中身は蠢いている。
なんでだろう…。何が入っているんだろう…


青木「…」

青木「桑原。味見するのは一人で良いのか?」

桑原「うん!」

青木「よし。分かった。んじゃあ俺が一人で食う」

山下「え…ええっ!?」

青木「大丈夫だって!」


どうしようそれはすごくありがたいんだけど。すごく申し訳ない…
けど…これを食べるなんて…


【選択肢】
1青木に食べてもらう
2青木と一緒に食べる


下1

山下「いや…それは悪いよ。」

もう迷ってられない…。
僕はその言葉の勢いでスープを口に運んだ。

青木君がすごく驚いた顔で僕を見ていた


山下「――――」


口の中に広がる脂っぽさと謎の酸味。
後頭部を殴られたような衝撃が…僕を襲う


スープが胃袋に入ったその瞬間。僕の意識は完全に途絶えた。




【部屋で目を覚ました山下を看病していたのは?】

下1

よし。それでは今日はここまで
明日は昼の12時くらいから更新するます

二階の探索から死体発見まで行ければなーと
明日も飛ばすぜー

キャラのある程度の細かいビジュアルがあった方が良いですか?
少し質問です

オーケーです
少しお待ちください

【ビジュアル設定 詳細 男】

山下瑰:気の弱そうな感じの少年。ダンロンのちーたんにちょっとクールさを足しておかっぱっぽい頭にして。少し背を伸ばした感じ。髪色はクリーム色
服はお坊ちゃまっぽい白いシャツに灰色の地味なジャケット、こげ茶のズボンを着用。

田辺璃流:遊戯王の城之内くんにクールさをかなり足した感じ、髪色は黒だけど前髪に緑のメッシュが入っている
服はP3の荒垣さんっぽい感じで基本深緑か緑主体

篝火緑:アメリカドラマのスーパーナチュラルディーンさんっぽい見た目。髪型は赤茶色のオールバッグ
キャラメル色の皮のベストの胸にはサングラスが刺さってる、後は普通の白シャツにジーパン

村田龍馬:ワンピースのルフィを縮めた感じ、髪は赤色。鼻には絆創膏
服装に至っては普通の白のタンクトップにちょっとボロボロの短パン

桑原雄大:ダンロンの桑田君の髭とか装飾品とかすべて取っ払って、そこにダンロン2の終里さんの黒さと目つき足した感じ。髪色はこげ茶
白衣は意外と綺麗、白衣の下は裸。ズボンはボロボロのジーンズ(裾が千切れているので左右の長さがアンバランス)

青木空:黒バスの青峰くんをかーなーり人懐っこくした感じ、髪は明るい青色
服装は黄色いジャージ

落合豊:ダンロン1の苗木君と腐川さんを足した感じ、髪型は苗木君からアンテナを取っ払って少しぼさっとさせた感じ、色は明るめの茶色
フードは深緑色でサイズは大きめ。ズボンも深緑色

井貫刈矢:ダンロンの石丸君とダンロン2の弐大君を足した感じ、髪の色は黒。髪型は石丸君寄りで色も黒
軍服はヘルシングの大佐をイメージしとります





【ビジュアル設定 詳細 女】

柚葉美海:ペルソナ4の天城さんにダンロンの朝比奈さんの人懐っこい表情を足した感じの人、髪色は黒
来ている着物は桜色

大歩危粗茶:ハルヒの長門さんのクールさマイルドにした感じ、おかっぱ頭で基本目は隠れてる、色は水色
服は中学の時のセーラー服。リボンは赤黒くて大きい

飛騨とんび:ダンロンの霧切さんっぽいクールさを持った人、ポニーテールの長さは腰上位まで、色は黒。くくってる紐は赤色で装飾は少ない
巫女服っぽい服、というよりほぼ巫女服を着ている、右腕が無いので、服の右腕も切り取っている

鈴原涼子:ダンロン2の罪木ちゃんをキリッとさせてかなりセクシーにした感じ、ソバージュの髪の長さは肩下位で色は暗い青
ライダースーツは青。サイズが小さいのか胸が強調されている

小判鮫付録:ドラえもんのジャイ子をかなり可愛くして小柄にした感じ、髪型はボブ。眼鏡は伊達、髪色は灰色
クリーム色のハイネックのニットに短めの紺色のスカート、白タイツ着用

リリス;ハルヒの朝日奈さんを大人っぽくしてそこにクールさを足した感じ、髪は腰上までのロング、色はピンク色
服は真っ白なワンピース。怖い話の八尺様っぽい服のイメージ

大槻理兎:ダンロン2の九頭竜君を女体化させて髪と背を伸ばしたらこうなると思う。ショートヘアーなので首くらいの長さ、色は明るい茶色
スーツはどこにでもありそうな普通のスーツ

大樹林陽菜:おジャ魔女のあいちゃんを女の子らしくした感じ、バンダナの色は赤、エプロンは白、髪色は赤
エプロンの下は安っぽいTシャツに緑のロングスカート

うん。なんか…自分のメモ帳に単語しか書いてなかったからつなげるのに時間がかかりました。
こう見ると美男美女揃いですね

予告通り12時から始めますねー

取りあえず投下少し前に点呼を

人は居ます?

――――――僕が目を覚ますと…そこには――――


落合「へぇ…やっぱり生きてたんだ…ヒヒッ」

何故か落合君が僕の顔を覗き込んでいた

山下「えっ!?」

落合「酷いなぁ…僕だよ…ヒヒッ」

山下「いや…どうして?」

そう。あの時の食事場には落合君いなかったし
僕が倒れた事なんて知らない筈…。
それなのにどうして倒れた僕の事を看病しているんだろう?


落合「青木君が僕の部屋に君を担ぎ込んできたんだよ」

落合「ぶっ倒れたから見とけってね」

落合「いい迷惑だよね…ヒヒヒッ」


青木君が?

山下「えっと…じゃあここって僕の部屋じゃない?」

落合「今気づいたんだ…ヒヒヒッ」

確かによく見ると見た事のない本が山積みにされていたり
布団の柄が違っていたり…
落合君の部屋で今まで寝てたのか…

山下「落合君。皆は?」

落合「青木君は二階に行くってさ…ヒヒッ」

皆鍵の開いたエリアを見に行ったのかな?
きっとそうに違いないよね、僕も行かなきゃ


山下「落合君はいかないの?」

落合「僕は夜時間にでも一人で巡るよヒヒッ」

山下「危ないよ?」

落合「君に心配される筋合いはないんだけど」

落合「起きたんだったら出て行ってくれないかな。僕のベッドを返してほしいヒヒヒッ」


山下「あ…あー。ごめん。」


よし。じゃあ僕も行こうかな…
確か一階は縁側が開いてたんだよね。他にあいてるところはあるかな?
で、二階にも行けるようになってると。


【どこに行く?】
1:1階縁側
2:1階大浴場
3:とりあえず二階

下1

――――――――1F 縁側――――――――――


縁側の扉を開ける。
扉の向こうには水墨画の様な和風の庭園が広がっている。

大きな池に、松の木。

何だかすごく癒される空間だな…


小判鮫「…凄いね。ここまで手入れされてるなんて」


後ろで小判鮫さんが呟いた。
なんだ…居たんだ


山下「うん…すごく手入れが行き届いてる」

青木「いやー…この池で泳ぎてーなー」

山下「あ。青木君も居たんだ」

青木「おう。外の空気吸いたいからなー。ってもここも壁で封鎖されてっけど」

山下「一応…屋外。だよね」

青木「準屋外じゃね?」

【どこに行く?】
1:もう少し調べる
2:1階大浴場
3;2階

下1

意外と広い中庭。

もしかすると抜け道とかあるかもしれない。
ちょっとだけ探してみよう


小判鮫「…ここ。池と木。あとは花壇しかないよ」

僕の考えを見越したみたいに小判鮫さんが言った。

青木「あと肥料とかな。あ、スコップとか梯子もあったな」

本当にただの庭って感じか。
はぁ…出口は無いみたいだね


山下「…この池深いのかな」

かなり大きな池だからそれなりの水深もありそうだな
落ちないように気を付けないと


【どこに行く?】
1:1階大浴場
2:2階

下1

―――――1F 大浴場―――――――――


大浴場はすごく広い。
普通の銭湯くらいはある、男湯と女湯に分かれてないみたいだ

篝火「おーう!山下ちゃーん!」

山下「あ。篝火くん」

篝火「いやぁ。このでっけえ風呂でパーッと行きたいぜー!」

ジュースの入ったレトロなケースに
浴場の横には大きなサウナ。
なんだか昔ならではの戦闘をイメージしてるのかな?


山下「…でも珍しいよね、混浴みたいだし」

篝火「おう!ということは!?」

山下「え?」

目をキラキラさせて篝火君が詰め寄ってくる。
何なんだろう…いったい…

篝火「混浴!という事は?!」

山下「え…?」

篝火「分かってねーなー。山下ちゃーん」

篝火「これは覗き放題ってことだぜー!?」

山下「の…覗き!?」

篝火「男のロマンじゃねーか!」

山下「そ…そう言うの良く無いよ?」

篝火「わーってねーな!息抜きだよ息抜き!」

うーん…一理あるの?
いや…僕は絶対に良く無いと思うけど。


篝火「お!これは女には秘密な!」

山下「う…うん」


【どこに行く?】
1:2階 バー
2:2階 室内神社
3:食料品倉庫
4:調理器具倉庫


下1

覗きスポットを探している篝火君を置いて。僕は二階に来た。

――――――2F バー―――――


二階もあんまり一階と雰囲気は違わない。
けど、このバー?はなんだか洋風な雰囲気で、所々ネオンライトが設置されていて、独特な雰囲気がある

鈴原「あら?アンタもお酒?」

山下「え…いや…そう言うわけじゃ…」

鈴原「ここすっごいわよ。お酒の天国よ」

酒瓶を片手に鈴原さんはそう言う。
あれ?鈴原さん…何歳なんだろう??

聞いちゃ…駄目だよね


鈴原「ん…こんなお酒の量。飲み切れるかしらね」

山下「全部飲み切るの!?」

鈴原「冗談よ。こんなに飲んじゃ体壊しちゃう」

見渡す限りお酒の棚。
そうだよね…こんなに飲んじゃ本当に体壊しちゃうよね…


【どこに行く?】
1:2階 室内神社
2:食料品倉庫
3:調理器具倉庫


下1

――――― 2F 室内神社 ―――――――


一際大きな扉を開く。
あれ?ここ外?

大歩危「…凄い」

山下「うん…外みたいだね」

外に見間違えるほどに精巧に作られた部屋。
真っ赤な鳥居と立派な社、それに賽銭箱まである

ここは神社みたいだ。

大歩危「…木まで生えてる。縁側みたい」

山下「うん…本当に。天井さえなかったら縁側と一緒だよ」


何が祀られているんだろう。
僕は社に近づいてのぞきこんでみた


山下「…」

中に居たのはモノクマ。
なんだか…アンバランスで不気味だな




【どこに行く?】
1食料品倉庫
2調理器具倉庫


下1

――――― 2F 食料品倉庫 ――――


山下「さむっ!」

食料品倉庫は部屋自体が大きな冷蔵庫になっているみたい
並べられた棚には所狭しと色んな食べ物が置いてある。

山下「…」

扉の横にある温度計を見ると10度となっている。
そこまで寒くない?けど…外が温かいから…。
ずっといれば風邪引いちゃいそうだよ…



あれ?このパネルは?


温度計の近くの四角いパネル。

ああ…成程。ここでこの倉庫の温度を操作できるのかな?


山下「寒いっ…早く出よう…」

取りあえず調べるところは少なそうだから、僕は早めに倉庫を出た

最後に来たのは厨房器具倉庫。
レイアウトは殆ど食料品倉庫と一緒

ここには温度計と温度操作のパネルは無いみたいだけど…


…包丁に鉈に……
ここには凄い量の凶器が置いてある。
数を全部数えて把握するのは無理そうだね


出来るだけここには近づきたくないな。



一通りの部屋を見終わったらいい時間になってる。
それに疲れたし、今日は早い目に部屋に帰って寝よう



―――――――
―――――
――――


部屋のベッドに横になる。

はぁ…。

一回目の裁判が終わってから、何だかよく寝付けない。
裁判が起こる前と起こった後。

なんだか夜が異常に長くなったような気がする

これがこれからもずっと続くのかな…


【山下の部屋を訪ねてきたのは?】
1居る(指定)
2居ない(八日目へ)

ピーンポーン

部屋のチャイムが鳴ったから、僕は襖を開けに行く。
いったい誰だろう?


小判鮫「こんばんは」

山下「…どうしたの?」

小判鮫さんが笑顔で襖の向こう側に立っている。
首からペンダントを下げて。


小判鮫「どうもしてないけど」

小判鮫「ちょっと来たくなったんで、来たの」


山下「…」

ペンダントをなくしていた時の小判鮫さんとはまるで別人みたいだ。
いや…もしかすると別人なのかもしれない、とも思ってしまう


小判鮫「中に入ってもいい?」

【選択肢】
1中に入れる
2別の場所で話す(場所指定)

下1

山下「大浴場行かない?」

正直小判鮫さんを部屋に入れるのは少しだけ怖かった。
だから、僕は部屋以外の場所を指定した


小判鮫「良いよ。別に…」

山下「うん。行こう」


小判鮫さんは最初っからそれを分かってたみたいに、襖の前から一歩下がった
僕もそれにつられて部屋を出た


――――― 1F 大浴場 ―――――


小判鮫「話そう」

大浴場の長椅子に隣り合わせで座る。
小判鮫さんは一切こっちを見ない


山下「話すって何を?」

小判鮫「別に何でもいいよ」

山下「…そう言われても」


小判鮫さんとあまり関わりが無いから。自分は何を話していいのか…
けど、小判鮫さんから話しかけてくれる気配はないし


山下「あー…あの」


何とかして話題を絞り出すことにする

【小判鮫に聞きたいこと】
下3からコンマの高いもの一つ採用
あまりにも内容がおかしなものは飛ばす可能性有ります

山下「コロシアイについてどう思う?」

小判鮫「…別に何とも」

小判鮫「私は参加する意思はない」

山下「けど…あの時は」

小判鮫「ああ…これの時?」

首から下げたペンダントを掴んで揺らす小判鮫さん。
幸せそうな微笑みを浮かべている。


小判鮫「これはね、特例」

小判鮫「もし今ここでモノクマが来てもう一度これを取るとするでしょ、で。これを返してほしければ人を殺せって言う」

小判鮫「だったら私はすぐにでも山下君を殺す」

スカートのポケットから小判鮫さんは小ぶりの果物ナイフを取り出した。
そしてそれを僕の首にそっとあてがう


山下「……っ!?」


小判鮫「なーんてね」


【乱入者を入れますか?】
1入れる(指定)
2入れない(八日目へ)

下1

―――ガラッ

篝火「うおおおっ!?」


ドアの開く音と篝火君の絶叫はほぼ一緒だった。
そうだよね。僕今凄い事になってると思う


篝火「――――っ」

―――ドンッ

勢いよく吹き飛ぶ小判鮫さん。
篝火君が突き飛ばしたらしい



篝火「落ち着け!!!またあんなこと起こすつもりか!!」


小判鮫「はぁ…そう言うつもりじゃないですが」

篝火「んじゃあナイフなんてなんで持ってるんだ?鮫ちゃーん?」

小判鮫「もしもの時の為」


篝火君は余裕そうな顔をしているけど、怒気がにじみ出ている。
けど小判鮫さんはそれを気にし無い様な顔でずれた眼鏡を直している

小判鮫「それじゃ、おやすみなさい」


小判鮫さんは篝火君の横をすり抜けて大浴場を出ていった

篝火「おいおいおいおい。大丈夫か山下ちゃーん」

山下「あー。うん」

篝火「けーがーは…してねえみてえだな」

僕の首筋をまじまじと見つめて篝火君は安心そうにそう言った


篝火「今から風呂かー?」

山下「あ…違うよ」

篝火「じゃあ今から部屋に?」

山下「うん。今日は眠たいしね」

篝火「送ってくぜ!山下ちゃーん」



――――――
――――
―――


僕は篝火君に送られて自分の部屋に帰った。
小判鮫さん大丈夫かな…。明日から過ごしにくくならないかな

【八日目】

その日は僕は寝坊してしまって、ちょっと遅れて食事場に着いた。


―――ガチャッ


青木「おい!!!!オメェ!昨日何してたんだよ!」

食事場のドアを開けると、青木君の怒声が響いている。
小判鮫さんに掴みかかろうとしているのを鈴原さんが止めている



山下「篝火君…何これ?」

篝火「いやぁ…あの後風呂に青木ちゃんが来てよー」

篝火「小判鮫はどこだって聞いて来て、つい…その話しちまった」


小判鮫「……」


鈴原「ああもう!落ち着きなさいって!!」

―――ドンッ

青木君をいとも簡単に鈴原さんが組み伏せる。
そして大槻さんがそれをテーブルクロスで拘束した


小判鮫「別に…そんなひどい事はしていない。ですが」


青木「っざけんな!マジで!!」

大樹林「な…何があったんですか??」

村田「と…とにかくなんかヤベーぞ?」


事情を知っている人は少ないらしくて…
食道に居る皆は皆困惑している。


大槻「とりあえず青木!頭冷やせって!!何があったかはしんねーけどよ!!」

鈴原「そうよ!今暴れて何になるのよ」


大槻さんと鈴原さんが青木君を宥めようと語気を強める
だけど…その次に青木君が発したのは、とんでもない一言だった

















青木「超高校級の殺人鬼なんだろ!?お前!!」

















小判鮫「…!?」

次は小判鮫さんの表情が崩れた。
まるでペンダントをモノクマに取り上げられた時の様な顔をしている



―――ヒョコンッ


モノクマ「あー!もう!青木君!それ言っちゃ駄目じゃーん」

モノクマ「せっかく二個目の動機にしようと思ったのに」

モノクマ「また動機考え直さないといけないじゃーん!」


井貫「…モノクマ。殺人鬼とはどういうことだ?」

モノクマ「言葉の通りだよ?小判鮫さんは超高校級のアシスタントであり、殺人鬼なんだ」

モノクマ「好きな人の為に、その邪魔になる人を次々と消していく」

モノクマ「まあ殺人鬼って言うよりかは殺し屋かな」

モノクマ「殺人というリスクを冒して、好きな人の成功を報酬として手に入れる」

モノクマ「いやぁ。新しい愛の形だよね!」


井貫「という事は奴は人殺しなのか?」

モノクマ「それはもうね。百戦錬磨の人殺しだよ」


食事場の空気が完全に凍り付く。
…嫌な雰囲気が僕を包み込んだ

モノクマ「ということでボクは二つ目の動機を考えに戻ります!」

モノクマ「殺し屋が一人二人居るからってオマエラは仲良くできるよね!」


―――ヒョコンッ


モノクマはそうとだけ言って居なくなった。
残ったのは落合君を除いた13人。

誰も口を開かない


村田「ま…マジかよ」

大槻「…」


怯えていたり、驚いていたり、唖然としていたり…


小判鮫「…否定はしないけど」

小判鮫「今ここで誰かを殺すってことはしないつもりだよ」


黙る12人に向かって小判鮫さんはそう言って、食事場を後にした。


少し休憩
15時に再開します。

うん、安価のおかげで面白い事になりそうです

寝てたああああああ
更新してもOKですか?

険悪な雰囲気漂う食事場。
みんな無言で食事場を後にしていく


…僕もご飯って言う気分じゃないかな


取りあえず何かして気を紛らわせよう



【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下1

――――― 1F 縁側 ――――――

桑原「大丈夫!怖くない!みんな仲良く!!」

村田「…うう。無理だって」

桑原「無理!違う!」

縁側の淵に座り込んでいる二人。
どうやら桑原君が村田君を励ましているみたい


村田「…また裁判起こんのかなぁ……」


僕はそっと村田君の横に腰を下ろす。
何を話していいか、どういう言葉をかけるべきかは分からないけど


桑原「起こらない!!みんな!帰れる!」」

山下「うん。大丈夫だよ!」


村田「だいじょーぶじゃねーよー…」

意気消沈している村田君。
相当朝の雰囲気で堪えみたいで、目にはうっすら涙が溜まっている

桑原「お前!死なない!」

山下「そうだよ。もう誰も殺人なんて…」

村田「こ…殺し屋が居るんだろ?」

確かに小判鮫さんは殺し屋だった
けど…正直僕には小判鮫さんが殺人を犯すようになんて思えない
小判鮫さんの昨日と今日の話を信じてる


村田「きっとすっげー方法で皆の事殺して…。裁判でも正解できなくて…」



【選択肢】
1小判鮫さんはそう言う事しないと思うと、自分の意思を伝える
2弱気なので喝を入れてみる
3その他自由指定

下2

僕は昨日の小判鮫さんの話を村田君に話してみることにした。


村田「…なんだよそれ」

山下「うん。僕も危ない人だとは思うよ。だけど見境なくって感じはしないんだ」

首に当てられたナイフの冷たさを思い出す。
もしかしたら僕は昨日殺されていたかもしれない…
そう考えると冷や汗が吹き出すような気もする


山下「だから…その…村田君が心配するようなことは起きないと思うよ」

村田「…そ…そーかな」

山下「うん!大丈夫だよ」

正直僕も少し不安だ。
けど…村田君を元気づけるため、自分に言い聞かせるため

僕は力強くそんなことを言ってしまった

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 引き続ける事も出来ます 残り2ターン】

下2

―――――― 1F 階段前 ――――――――――

リリス「…」

階段の前でボーっとしているリリスさん。
あ…もしかして階段が上れなくて困ってるのかな?


山下「リリスさん。上…行きたいの?」

リリス「ふえ?…あ、ああ違います」

リリス「上にはいつでも行けます」

山下「え?」

リリス「実は階段の横にスイッチがあるんですよ。ここを押すと」

ポチッ―――
―――ガガッ


山下「…」

リリス「階段が大きなスロープに変わるんです」


どこか悲しそうな顔で説明してくれるリリスさん。
…そう言えば僕。あんまりリリスさんと話したことないな


【選択肢】
1車椅子に乗る事になった経緯を聞く
2コロシアイ生活についてどう思うか聞く
3殺人鬼についてどう思うか聞く
4自由指定

下2

山下「こう言うこと聞いていいのか分からないけど…どうしてリリスさんは車椅子に?」

山下「あ…嫌なことだったら全然話さなくていいからね」


リリス「ああ。私の下半身が動かなくなった理由ですか?」

リリス「トラックに轢き逃げ、されたんです」

リリス「犯人は今も捕まっていません。」

山下「轢き逃げ?」

リリス「あの日は教会で歌のボランティアをしていたんです」

リリス「12歳の頃です。クラスメイトはほとんど来なくて、ほとんど私の独唱でしたけど」

リリス「帰り道にバーンっと」


やっぱり聞くべきじゃなかったと僕は後悔した。

リリス「生きているのも不思議なくらい…な事故だったらしいですよ」

リリス「…私。こう見えて体育とかも好きだったんですよ?」


山下「ごめん…なさい。」

リリス「あら?どうしてお謝りに?貴方は犯人じゃないのに」

山下「聞いちゃ駄目だったかなって」


リリス「でも。なんだか時々皆が他の世界の人に見える事もありますよ」

リリス「だってこの状況でも楽しそうなんですもん」

リリス「……」

ふぅっとリリスさんは大きくため息をついた。
何だか諦めているような顔をしている。



リリス「…外に出たい」


呟くようにリリスさんはそう言って僕の横を通り過ぎていった


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【残り1ターン】

下2

―――― 1F 青木の個室前 ―――――

僕は朝の青木君の様子が気になって…、青木君の個室前に来た。
あれだけ荒れていた青木君が少しだけ心配だった。


―――ピーンポーン


青木「あ…おう。」

山下「青木君。大丈夫??」

青木「…あ?あー…朝の事か?心配かけてごめんな、大丈夫だって」

山下「そっか」


青木「…」

無理に笑っていることくらい僕にだってわかるよ。
なんだかんだ言って一緒に居る時間は多いんだから。


青木「ちょっと部屋ん中で話してくか?」


【選択肢】
1部屋に入る
2入らない

青木「まあ。座れよ」

僕は促されて、その場に座った。
青木君は僕の対面に座る


青木「…。」

山下「その…えっと…本当に大丈夫?」

青木「ははは…大丈夫だって」

青木「それとも俺が小判鮫を殺すとでも思ってんのか?」

山下「いや…そう言うわけじゃ」

青木「いいや。ぜってーちょっとはそう思ってる」

うん、朝の権幕を思い出すと、正直ちょっと心配になる。
けど…青木君がそう言う事するなんて思いたくない


山下「うん…ちょっとは」

青木「大丈夫だって、俺は絶対に殺さねえ」

山下「……」

青木「信じろよー!俺意外とヘタレなんだぜ?人なんて殺せねーよ」


【青木に聞きたい事を聞けるチャンス】
下3からコンマの高いもの一つ採用
あまりにも内容がおかしなものは飛ばす可能性有ります

二カッと笑う青木君。

…その時僕の脳裏にあの朝の光景がフラッシュバックする


―――――――――――




青木「超高校級の殺人鬼なんだろ!?お前!!」




―――――――――――


そう。あの後…モノクマが出てきて。
青木君の言ってた言葉は本当だってわかって




あれ?なんで青木君がその事を?






山下「…ねぇ。青木君、なんで小判鮫さんが殺し屋だって知ってたの?」






部屋に冷たい風が流れる――――――

青木「…モノクマだよ」

青木「柚葉の裁判が終わった後。モノクマが俺の部屋に来て―――」

青木「俺にその事を教えたんだ」


山下「…」

青木「…ん?どうしたんだ??」

山下「いや。どうして…モノクマは青木君に教えたんだろうなって」

純粋な疑問だった。
どうしてモノクマは青木君だけにその話を教えたんだろう。


青木「…俺が今回小判鮫を殺すって思ったからじゃねーか」

青木「俺は裁判でみんなを出し抜けても、ここからは出れねーからな」


少しだけ寂しそうな顔で、青木君は僕に笑って見せる。
…え?ここから出れないってどう言うことだろう


【選択肢】
1追撃する(これに決まれば【もう一度青木君に言いたいことを言えます】)
2深く掘り下げないで帰る

下2


追撃決定!


【青木に言いたい事を言えるチャンス】
下3からコンマの高いもの一つ採用
あまりにも内容がおかしなものは飛ばす可能性有ります


山下「モノクマがさ。それ言っちゃダメって言ってたよね…」

山下「もしかしたら、それ言うことで青木君の命が危なくなるかもしれなかったのに…」


青木「ん?んー…なんでだろーな。」

青木「俺も黙ってようと思ってたんだけど、つい頭に血が上っちまったのかなー」

青木「まあまあ、生きてるしいいじゃねーか」

青木君はいつの間にか元の青木君に戻っていた。
…大丈夫だよね?


山下「…」

青木「俺そろそろ寝る事にするわ」

山下「あ。じゃあ…僕帰るね」

青木「おう!また明日な!」


―――――――
―――――
――――
――

部屋に帰って僕は今日一日の事を思い出していた。

殺人者だった小判鮫さん。
それを知って精神的にしんどそうな村田君。
外に出たいって呟いたリリスさん
少し様子がおかしかった青木君

もしかしたら皆平気な顔をして平気じゃないのかもしれない。

飄々としてる篝火君だって
クールな鈴原さんだって
強く振舞ってる大槻さんだって

皆が皆…変になってるのかもしれない。



そう考えると、僕は眠れなかった


―――――――
―――――
――――
――


【九日目】

僕はその日結局一睡もできなかった。
ブラブラと色んな所を散歩して、食事場に入る


誰も居ない。

どうやら僕が一番乗りらしい…

そうだ。皆の為に朝ごはんでも作ってみようかな。
僕を含めて14人。一人で作るには骨が折れそうだけど
気を紛らわせるにはちょうどいいのかもしれない


…はぁ

眠っていないせいか、ついついため息が漏れる
昨日の考え事のせいで相当ネガティブになっているのかな…



【厨房で朝ごはんを作成】
1;誰かが食事場に来る(指定)
2:一人で作る

した2

ガチャッ

食事場のドアが開く。
誰だろう?鈴原さんとかかな…


青木「お。おはよ」

山下「ああ…おはよう、早いんだね」

青木「昨日あんまりよく寝れなくてよー」

山下「僕もだよ。なんだか疲れてるのに寝れなくてさ」

青木「…俺ら精神的にやられてんのかなー」

山下「さあ。どうだろ」


僕は青木君が食事場の席に着いたのを確認してから厨房に行く。
朝ごはんは簡単な物で良いかな


――――――
――――
―――
――




青木「俺。手伝うわ」

山下「ありがとう。じゃあお皿に盛って行ってくれる?」

暫くしてから青木君も厨房に入ってきた。
なんだか二人しかいない食事場ってすごく寂しく思える


―――ガチャッ

その時誰かが入ってきた

大樹林「や…山下君の事殺そうとしてたって本当ですかー」

小判鮫「…別に。篝火君から聞いたの?あの人ってお喋りなんですね」

大樹林「ち…違います!と…とにかく殺そうとしてたかしてないかって言うのを聞いてるんですー」

小判鮫「だから、別にって言ってるよ」

大樹林「じゃ。どうして首にナイフなんて当てたんですかー?納得いく説明を!」

小判鮫「…する必要ってある?」


大樹林「もういいですーっ!」


―――バタンッ



なんか…険悪だな。あの二人…

小判鮫「聞いてたんだ?」

青木「…」

青木君が小判鮫さんを無言で睨みつける。
…こっちもこっちで険悪だ


山下「盗み聞きするつもりは無かったんだけどね」


小判鮫「別にいいですよ。」

小判鮫「どんなに疑われようと私。ここで人を殺すつもりは無いです」

小判鮫「何なら拘束でもしますか?」


青木「それ…良いかもしれねーな」

山下「ちょ…青木君」



――――――――
――――――
―――――
――――



それから暫くして皆が食堂に来た

大槻「へー。意外とうめーじゃん」

大樹林「はい。男性二人にしては美味しくできていますねー」


意外と僕達の作った朝食は好評だった。


意外と普通の朝の光景。
ここに柚葉さんがいれば本当にいつも通りだと思う

けど…皆きっと抱えてるものがあるんだろうな、なんて考えてしまう…


山下「…はぁ」

井貫「んっ!?眠たそうであるぞ?昨日は寝たのか?」

山下「うん…まあね」



朝食の箸が進まない。
疲れが一気に出てきたのかな


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下2

――――― 1F 洗濯場 ――――――――

大樹林「あ…山下君ー。どしたんですかー?」

山下「いや…暇だからぶらぶらっとね」

大樹林「そうですかー」


大樹林さんはせっせと洗濯機の間を掃除している
本当に掃除してる時は楽しそうだな…


大樹林「どうしたんですかー?じーっと見て」

山下「いや…楽しそうだなーって」

大樹林「掃除をして綺麗になった所を見ると、心がスーッとするんです」

山下「へぇ」

大樹林「大掃除とかしたらスーッとしませんか?そんな感じですー」


【選択肢】
1;朝の事を聞く
2:掃除の上手な方法を聞く
3;その他指定

下2

山下「そうだ。上手な掃除の仕方ってあるの?」

大樹林「そうですねー…基本は上から下に!隅から中央にです!」

山下「へえー」

大樹林「もっと高等なテクニックはありますが、基本はこの技で何とかなりますー」

大樹林「手作業で綺麗に。どんな汚れた場所でも手さえあれば輝くんですー」

山下「けど…掃除機とか」

大樹林「機械は邪道です!」

大樹林「洗濯とかはまだしも、掃除は手でやらないとー」

何だか大樹林さんなりの拘り?って言うのがあるみたいだな…
成程。よく覚えておこう


それからも大樹林さんは如何に掃除が素晴らしい物かを僕に語り続けていた


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます!引き続けることも可能です残り3ターン】

下2

―――――― 2F 室内神社 ――――――

井貫「おい!何を心配している!元気を出さんか!」

村田「な…何だよ!元気だよぉっ!!」

室内神社では二人が何やらやっている。
一体何してるんだろう?


井貫「丁度いい所に来た!山下よ!」

村田「にーちゃん…助けてくれよーっ!」


ん?いったい何なんだろう。
どういう状況?

井貫「最近こやつが軟弱であるからな!キチッと元気を出させようとしているのだ!」

村田「だからってなんでその方法がお百度参りなんだよ…俺知ってっぞ!なんかつかれる奴だってことくらい!」

井貫「それで精神を叩き直す!!」


いや…井貫君。お百度参りは違うよ。
うん。まあ、祈るって言うのは良い事かもしれないけど…

【選択肢】
1「良い気分転換になるんじゃない?やってみようよ」
2「井貫君。お百度参りは…ちょっと違うと思う」
3自由選択

下2

20時まで休憩
ご飯食べてきます。

因みにもういろいろフラグは立っております
本当に今日中に死体発見まで行けるかもしれないね

山下「良い気分転換になるんじゃない?やってみようよ」

村井「マジかよー…」

お百度参りをする事になってしまった村井君
少し罪悪感…

だけどまあ、これで元気になる…かな?


井貫「ほら!さっさと走らぬかあああ!!!」

村井「うええ…怒鳴んなよっ!!


ひいひい言いながらも村田君は走っている

…井貫君がこっちを見てる?
まさか僕も!?


井貫「ほら!山下も走れえええええい!」


―――――
――――
―――
――


結局走らされた…
もう…ヘトヘトだ…。

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【残り1ターン】

下2

――― 2F バー ―――


鈴原「あー。良い感じ」

バーに入ると凄いお酒の臭い。
そして数十本の空き瓶が床に転がっている


山下「す…鈴原さん!?」

鈴原「あー…酔うのもいいもんねー」

顔が仄かに赤い。
酔ってる?よね…


鈴原「ちょっとー!付き合いなさいよ」

鈴原「どーせ暇してんでしょー」

山下「いや…大丈夫です!」


鈴原「あ!ちょっと待って!」

【飲酒イベント発生!!】
下1のコンマが50以上で開始!

【発生!!】



鈴原「はい!飲んで―」

凄い力で体を掴まれ、口をこじ開けられる。
そしてそのまま一升瓶が口の中に――――




――――――
――――
―――
――



【酔っぱらった山下が向かった人の所は?2名まで指定可能】

下2

――― 1F 飛騨の個室 ――――

――――ドンドンドンッ

凄い勢いで襖が叩かれる。
なに…?
人死に?…はぁ


―――スッ


飛騨「…山下君?」

居たのは山下君。
いつも通りなんだけど…なんか違う。

お酒臭い。


山下「飛騨さん!お邪魔するよ!」

飛騨「……うん」

お邪魔するよって言う前に部屋に入ってくるのはどうかと思うけど。
酔っ払いに何言っても無駄か


山下「いやぁ。飛騨さんの部屋。豪華だね!」

飛騨「…山下君の部屋とレイアウトは変わらないと思う」

山下「そうだったかなー!」


…どうしよう。限りなくめんどくさい

山下「デデン♪問題です!!」

飛騨「…急に何」


山下「僕が好きなのはみたらし団子ですが!」

山下「僕が嫌いな和菓子は何でしょう???」


なにこれ。クイズ大会?
いや…ほんと勘弁してよ


山下「1:羊羹」

山下「2:水ようかん」

山下「3:おはぎ」

山下4:羊羹」


いや、羊羹二回出てきてるし


飛騨「…羊羹?」

山下「ふーせーいーかーいーでーす!」

山下「正解が気になりますか?飛騨さーん」


飛騨「別に」

山下「因みに正解はー!!!!」


飛騨「結局言うの」

山下「正解なんてありませーん!!!」



飛騨「ジョセフィーヌ。攻撃」

取りあえず思う存分ジョセフィーヌに襲わせて、部屋から追い出した。
…なんでこんなにお酒呑むのか。



飛騨「疲れた。寝よ」




―――――――――――
―――――――
―――――
―――

【十日目】


昨日お酒を飲まされたところまでは覚えてる。

けど…。けど…そこから記憶がない。
というより朝起きたら体の節々が痛い。所々血が出てるし…

何があったんだろう…




―――― 1F 食事場 ―――――


取りあえず朝食をすませる

なんだか…もう一種の作業って感じだな。
取りあえず食べとかないと

ご飯を食べながらふと考える、本当にここから逃げれるのかって
もしかしたらここで一生暮らさないといけないかもしれない

食料も底を尽きるかもしれない…


そうなったらどうなるんだろうか…
皆で餓死?なのかな…


暗い事を考えてても埒があかないし。誰かのところに行こう


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下2

―――― 1F 大浴場 ―――――


大歩危「これ…いる?」

大槻「これで…胸が?」

大浴場に入ると二人が何かをしている
…胸の話?


大槻「お…おう山下!」

大歩危「……」

大槻さんの手には謎の丸い何か。
結構大きい


大歩危「…その道具を使えば、Dにはなれる」

大槻「D!?」

大槻「入れて見ていいか?」

大歩危「別に必要ないから…あげる」


大槻「うっしゃ!!!」


暫くして――――


大槻「見ろ!この!この胸おおおお!!!」

僕の目の前には胸が膨らんだ大槻さんがいる。
動くたびに揺れる胸。
大歩危さんの道具って相当リアルな物みたいだ

山下「いいんじゃない?」


けど…これで人前に出たら、まずばれるよね?

大槻「もうこれで…もうこれでまな板とか貧乳とかクレーターとか盆地とか洗濯板とか…」

大槻「うおおおおおおっしゃああああああ!!!!」


よっぽど嬉しらしいけど…見てるこっちは少し虚しい…



【選択肢】
1誰かを乱入させる(指定)
2そのまま喜ぶのを見とく

下2

―――ガラッ

篝火「うおおおおお!!!!」

大浴場のドアを開ける篝火君。
嬉しそうに跳ねる大槻さんを見て絶叫する


篝火「お…大槻ちゃん!どうしたその胸!!!」

大槻「へっへー。これがアタシの――――」


篝火「おい!お前らも呑気にしてないで冷やすもん持って来い!」

篝火「可哀そうに…腫れ上がってんじゃねえか!」


大槻「……――――――」


大歩危「ブフゥッ」

篝火「ん?どうした?なんで笑ってんだ?」

大槻「いや…なんでも…ねえ」


――――ズルッ
ボトンッ



篝火「お…おっぱいが落ちた!?!?」


跳ねていたから締め付けが弱くなっていたのか…
大槻さんの胸に着けていた道具が地面に落ちる


大槻「…ちくしょおおおおおおおお!!!!」


―――ダッ



走り去っていく大槻さん。


篝火「…お…おっぱい。落として行きやがった」

大歩危「…返して。届けとく」


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り2ターン】

下2



――――― 1F 廊下 ―――――――

落合「どうしたんだろうねヒヒッ」

リリス「泣いてらっしゃいましたね」

廊下では珍しい組み合わせの二人が話し合っていた。
一体どうしたって言うんだろう…


山下「どうかしたの?」


リリス「いえ…先ほど大槻さんが走ってどこかに行ったのですが…」

リリス「泣いていまして」


落合「凄い勢いで走って行ったもんね…ヒヒッ」


リリス「いったい何があったかご存知ですか?」


【選択肢】
1ありのままに伝える
2知らないと言う
3自由

下2

山下「い…いやあ…知らない…かな?」

言えない。
胸を増強してはしゃいで、挙句それを落としたなんて
絶対に言えない。


落合「なーんか知ってそうだけどね…ヒヒヒッ」

リリス「まあ…宜しいのでは?」


山下「…うん。ごめんね」

そこまで胸に執着していたんだ…大槻さん
これからまな板とか言わない様にしよう

って…僕は言ってないけど


――――――――――――
――――――
――――
――




【十一日目】

大槻「おい!見ろお!!」

食事場に意気揚々と入ってくる大槻さん
…胸はまた膨らんでいる


大槻「どーだ!もう貧乳なんて――――」

村田「それ外せよねーちゃん。みっともねえ」

飛騨「ジョセフが怯えるから外して」


チラッと大槻さんの方を見る皆。
だけど各々また食事に戻る


大槻「くそがああああ!!!」

―――ダッ


大槻さんはまた食事場から出ていった


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下2

―――― 2F 食料品保存庫 ――――――

小腹が減ったからレトルト食品を取りに、僕は保存庫に行った
寒い部屋の中。落合君が一人でそこに居た


山下「…こんな寒いのに何してるの?」

落合「ああ…小腹がすいたからね…ヒヒッ」

落合「レトルト食品を取りに来たんだ」

落合君の手には数個のレトルト食品が握りしめられている。


落合「これなら毒は入れられないだろうしね」


用心深いと言うか…
ここまで来たらもうちょっと感心しちゃうな…

山下「ふうん。でもみんなそんな事しないと思うよ?」


落合「君は甘いなあ…」



【選択肢】
1どうしてそこまでみんなを信用しないのか聞く
2才能の事を聞く
3その他指定

下2

山下「あのさ…昨日リリスさんと話してたこと聞いてもいい?」

落合「ヒヒッ…良いよ」

落合「答えるとは言ってないけど」


そんなことを言いながら、ここを出ていこうとしないってことはOKサインなのかな?
とりあえず聞いてみよう


山下「仲良いの?」

落合「まあね…ヒヒヒッ」

山下「…なんか意外だね、でもリリスさんって優しそうだし」

落合「卑屈な所とか気が合うんだよヒヒッ」

山下「え?意外だな…リリスさんって卑屈なの?」

落合「…さぁ。どうだろうね、ヒヒヒッ」


何だか不気味に笑っている落合君
リリスさんが卑屈って言うのは意外な情報だな…


落合「昨日はこの生活の事に関して話してたんだよ」

落合「いやぁ…ヒヒヒッ」

落合「じゃあ、あの胸のない人が走って来てね」

山下「ああ。大槻さんか」

落合「で。そのちょっと後に君が来たのさ」


山下「その後は何を話してたの?」

落合「別に…それ以上は特に何も話してないけど」



とりあえず僕が話の邪魔をしちゃったって事には間違いなさそうだね
…でも落合君にも仲良い人は居たんだね。安心だよ



落合「僕はもう寒いから帰る事にするよ」

山下「あ…ごめんね引き留めて」


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り3ターン】

下2

――――― 1F 大浴場 ――――――

大浴場にジュースを飲みに行くと、そこには井貫君が居た。
何だか一人で頭を悩ませている


山下「どうしたの?」

井貫「ああ…そのだな…」

いつもの元気がない。
一体どうしたんだろう?

山下「…?」

井貫「少し…悩んでいてな」


山下「井貫君が?珍しいね」

大きく唸って椅子に座る井貫君。
どうしたって言うんだろう?


井貫「…皆で生きて出れる方法。というのが思いつかなくてな」

井貫「犠牲者は二人でており、現在も水面下では誰が何を思っているか分からん」

井貫「それに殺人鬼も居ると言う事だ」

井貫「どうした物かな…とな」



こんなこと思ってたんだ…井貫君――――


【井貫に言いたい事を言えるチャンス】
下3からコンマの高いもの一つ採用
あまりにも内容がおかしなものは飛ばす可能性有ります

山下「信じる…事じゃないかな?」

山下「ほら、二兎を追う者は一兎をも得ずっていうでしょ?だから全部完璧にこなしてても始まらないんだよ」

山下「過ぎた事をは忘れちゃ駄目だと思うけど…溜めこみ過ぎるのも…」

山下「皆ともっと話して、皆の事もっともっと理解しないとね。表面だけじゃなくて心から」



井貫「貴様。意外といいことを言える人間なのだな」

井貫「決めた!吾輩は明日からフレンドリーになるぞ!」

山下「う…うん」

井貫「はっはっは!ありがとうな!」


井貫君は満足そうに大浴場を後にした。
うん…何だか元気が出て良かったとは思うけど。

その…フレンドリーになるって何なんだろう?


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り2ターン】

下2

―――― 2F バー ――――――――

山下「うわっ!?何してるのこんな所で」

村田「んー…なんかこの前鈴原のねーちゃんが酒飲んでて楽しそーだったからなー」

村田「楽しくなれんのかなーって」


よく見ると村田君の右手には缶ビールが握られている。
しかもプルタブが開いている


村田「…んー。にげーなコレ」

山下「ちゅ…中学生でしょ!?飲んじゃダメだよ!」

村田「いーんだよー。怒られねーしな」


山下「そ…そう言う問題じゃないだろ!」

山下「駄目な物はダメなんだよ!」

村田「怒んなーって。にーちゃんも飲む?」


崩れた笑みで僕の前に真新しい缶を置く村田君。
どうやら酔っているらしい


村田「なんかなー。ここで暮らすの楽しーんだけど」


缶ビールを受け取ると同時に話し始める村田君。
こっちが聞いてるか聞いていないかは関係ないみたいだ


村田「コロシアイってなんなんだろーな」

山下「…分かんないよ」

村田「でも。だいじょーぶだよな」

村田「もう誰も死なねーよな」


酔っているはずなのに、そう聞いて来る村田君の目はいつもより真剣だった。

僕は一体なんて言ってあげるべきなんだろう。
何て声を掛けたら少しでも救ってあげれるのだろう…

【村田に言いたい事を言えるチャンス】
下3からコンマの高いもの一つ採用
あまりにも内容がおかしなものは飛ばす可能性有ります

山下「…死なないと臨みたいって言う気持ちは僕も…多分みんなもある」

山下「けど…その前に村田君じゃないかな?」

山下「何か…辛いんだよね?一人で抱え込まないでよ…僕だったら話も聞くし…それで変わると思う…。だからそんなに自分の事追い詰めないでよ」


村田「にーちゃん…」

山下「それに村田君の周りには大槻さんとか桑原君とか井貫君とか僕も居るからさ」


村田「にーちゃーん…」

―――グワッ

村田君は何も言わずに僕に抱き着いてきた。
よっぱどこの生活で疲れてるんだろうな…


取りあえず個室まで運んであげよう


【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【残り1ターン】

下2

――― 1F 階段前 ――――

村田君を部屋に運んで寝かした。
ぐっすり眠ってるから朝までは大丈夫かな


大樹林「…」ジーッ


山下「なに?どうしたの」

大樹林「…いやー。気丈だなーと」

山下「え?」

大樹林「皆のお世話ばっかり。山下君は大丈夫ですかー」

大丈夫…って言えばうそになるけど。
正直…でも…うん。他の人に比べると少しはましかもしれない


大樹林「…すごいですねー」

山下「大樹林さんも平気そうだけど?」

大樹林「そうでもないですー」

【選択肢】
1コロシアイ生活について聞く
2気になっている事を聞く
3自由指定

下2

山下「何かこの生活の中で気になったこととかある?」

大樹林「ありますよー!」

山下「…なに?」

大樹林「殺し屋の事です!ただでさえ落合君とか不気味なのにー…」

大樹林「いつ命を奪われてもおかしくないんですよー?」

大樹林「こわいですよー」


成程…
大樹林さんは落合君とか小判鮫さんとかの事を気にかけているんだ…
けどあの二人は正直そういうことするようには…

なんだかんだ言って落合君は優しい所もあると思うし…
小判鮫さんはペンダントがある限り安泰だし…


山下「大丈夫だよ」

大樹林「能天気…ですかー?」

山下「いや…何となくだけどそう思う」

大樹林「ならいいですけど、もし誰かが死んだら疑いますよー?」


それから僕達は殺し合いがもし起こったときについてみっちり話し合って別れた

―――――――――
――――――
―――――


いつも通りに訪れる次の日の朝。
僕はいつも通り普通に眠れるようになっていた


もうコロシアイなんて起きないと思っていた…のに



―――――――――
――――――
―――――
――――

【十二日目】

いつも通り食堂でご飯を済ませる。
うん…今日は鈴原さんが作ってくれたらしい。
アルコールが効いている気がする。


さて。今日もみんなと話をしに行こうかな


どうせここに居る限り時間は沢山あるんだし。

【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り4ターン】

下2

―――― 1F 縁側 ―――――

縁側に行くと小判鮫さんがペンダントを開いて中を見ていた。
…一人で笑っている


山下「小判鮫さん。何してるの?」

小判鮫「ああ…うん」

小判鮫「日光浴だよ」

僕が来るとペンダントを仕舞う。
仲には何の写真が入ってるんだろう?


山下「…いい天気だね」


小判鮫「太陽じゃなくてライトだけどね」

山下「…だね」




【選択肢】
1ペンダントの中身を見せてもらえないか頼んでみる
2好きな人の話を聞く
3自由指定

下2

山下「小判鮫さんの好きな人って…どんな人なの?」

小判鮫「超高校級」

山下「え!?うそ…じゃあこの中に居るの?」

小判鮫「居ないよ。先輩」

山下「小判鮫さんの好きな人ってどんな才能を持ってる人なの?」

小判鮫「秘密」


好きな人の話をしているときの小判鮫さんは本当に楽しそうだ。
けど…その人のために小判鮫さんは人を…


小判鮫「けど人殺しの私とは絶対に結ばれないの」

小判鮫「あの人。私がそんなことしてるって知らないから」

小判鮫「私はあの人の幸せを近くで見れたらいいから」


小判鮫「私と結ばれても幸せになんてなれないよ」

山下「…そんな事無いよ」

小判鮫「このペンダント。初めて私があの人にプレゼントしたんだ」

小判鮫「同じの二つ買って、私は隠れてそれを付けてる」

小判鮫「お揃い」


何だかうれしそうなんだけど、寂しそう。
僕には恋愛の事はあんまりわかんないけど…


小判鮫「…お昼食べてくるね」




【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り3ターン】

下2

―――― 2F 食料品倉庫 ―――――


桑原「おい!これ!食え!」

食料品倉庫に僕がいくとそこには桑原君が居た…
そんな恰好で寒くないのかな?

というより、どうしてザリガニなんて持ってるんだろう…


山下「ごめん。調理しないとそれ食べれないよ…」

山下「というより寒くないの?」


桑原「これくらい慣れてる!」

桑原「俺の!住んでた!山!冬は!雪山!!」

一体桑原君ってどこで暮らしてたんだろう…
なんかもう。不安になってくるよ色々と


山下「とりあえずここでて話さない?」

桑原「いいぞ!」

【選択肢】
1コロシアイ生活について聞く
2薬剤師としての仕事を聞く
3自由指定

下2

取りあえず外で少し話してみることにした。
こうやってゆっくり話すのって初めてだな


山下「あのさ。桑原君って…この生活の事どう思ってる?」

桑原「すごい!たのしい!」

桑原「いろんな奴!いっぱい!!」

凄く楽しそうに話してるけど…
桑原君はコロシアイ生活についてどう思ってるんだろう


山下「コロシアイについてはどう思う?」

桑原「…オレ!ここが楽しい!」」

桑原「皆とここに!居たい!」

桑原「だから殺されても!殺さない!」



…桑原君は本当にここが好きなんだな。
そしてみんなの事も。


暫く話してから桑原君はザリガニ片手に食事場に向かっていった。
僕も早くここから離れて、ザリガニを回避しよう



【自由行動開始 誰と過ごしますか?】
【二人まで指定できます! 残り2ターン】

下2

―――― 1F 大浴場 ――――――

大歩危「これ使う?」

篝火「おお!すっげえ!大歩危ちゃんこれレア物じゃーん!」

大歩危「コスプレに使ってたけど…もう使わないし」


大浴場では二人して何かを出し合っている
かつらに…メイク用品?なんかいっぱい

僕は分からないよ…

大歩危「あ…山下君」

篝火「山下ちゃーん!カモーン!!」

手招きされた。
なんだろう?嫌な予感がする…


篝火「今からちょっとコスプレするから見てやってくれよー」

大歩危「うん。いっぱい見られたい」

篝火「どんなんが見たい?」


【選択肢】
1男装
2明るい感じの
3既存の生徒(指定)

下2

これは無理だろうと思う


山下「青木君!」

大歩危「…おっけ」


そうとだけ言って、いろんなものを持ち出して大歩危さんは着替えに行った。
暫く…数十分くらいしてから。大歩危さん?が…


山下「青木君!?」

青木?「山下ー!好きだ―愛してるぜー!」


大浴場のドアを開けたのは大歩危さんの服を着た青木君?
けど…声は大歩危さんだし


篝火「すっげー…」

青木?「瑰の事を考えると夜も眠れねーぜ!」

山下「…凄い」


暫く青木君の格好をした大歩危さんからずっと甘い言葉叫ばれ続けた…
青木君が来なくてよかったよ…



――――――――――――
――――――
――――
――

【十三日目】

――――――
――――
――


いつもと変わらない朝を迎えるはずだった…

あの音さえなければ


ドンドンドンッ

襖を叩く音で僕は飛び起きた
嫌な予感がしたからだ。


スッ

襖を開ける。

するとそこには大槻さんが居た
一体…どうしたんだろ?そこまで焦ってる様子じゃないけど


大槻「おう!起きたか!ちょっと手伝えや」

山下「え?」

大槻「食料品倉庫のドアが開かねえんだよ。ちょっと手伝え」

山下「なんで僕なの?」


大槻「起きてくれたのがお前だからだよ!」


―――― 2F 食料品倉庫前 ―――――

ドアを押してみる。
確かにドアが開かない。けど動く

ってことは…何かが中で押さえてるってこと?

村田「胸無し!とりあえず鈴原のネーチャンと桑原のにーちゃんつれて来たぞ!」


大槻「殺すぞ!でもでかした!」

鈴原「なによー…こんな早い時間に」

桑原「朝ごはん!まだ!出来てない!」


大槻「いや、作ろうと思ったんだけど食料足りなくてよ」

大槻「んでここに取りに来たら何かがつっかえてて開かねえんだよ!」


鈴原「あーもう!どきなさいよっ!」

ドアを押している僕、ドアの横に立っている村田君を横にのけて鈴原さんが前に出る
そして勢いよくドアを蹴る


――――バンッ


ドアが開いた―――――



重かった扉を開けたその先。


身を刺すような冷気が僕達を包み込む




ドアを開けた衝撃で吹き飛ばされ、眼鏡が吹き飛んだその人物

ペンダントを握り締めたまま前のめりに倒れ込むその人物




また…こんなことが起こってしまった。



それを真っ白に染まりきった彼女が証明している

そう


【超高校級のアシスタント】
  【小判鮫 付録】 さんが










ピンポンパンポーン!






モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の捜査時間の後学級裁判を行いまーす!」

















大槻「…おい。あれ…」


村田「ん?アレか?」


大槻さんが小判鮫さんより奥にある棚を指さす
棚の隙間から見えている赤い何か。

血じゃない。


何かが立てかけられている


鈴原「…え?食料とかじゃないの?」


桑原「食料!床に!置かない!!」




















ピンポンパンポーン!












モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の捜査時間の後学級裁判を行いまーす!」












あり得ない二回目のアナウンス。

僕は急いでその赤い何かに駆け寄った








……













山下「大樹林…さん?」




腹部から出血して、小判鮫さんと同じく真っ白になったその体。
棚に隠れる様にもたれかけさせられていたのは、



【超高校級の掃除屋】
  【大樹林 陽菜】 さんだ



彼女もまた。冷たくなって事切れていた





今日はここまで!

第二章あたりから学級裁判って面白さが加速するよね!
犯人誰なんだろうね

死んでしまう基準とかあるのかな?

ちょっとした質問だけどキャラの声優とかって決まってますか?
決まってるなら教えて下さい。

>>732

基本的に安価で決定しています
ですがそれを表に出さない様に気を付けています
あ。ときどき【言いたいこと言えるチャンス】みたいなの挟みますがあれ結構重要です
あとはまあそうですね、日常の組み合わせとか選ぶ数とかも…

声優さんは詳しくないので…
誰か設定してください…

捜査から裁判までは次スレで行います
【安価】山下「ダンガンロンパ・ユートピア」第二の間【オリジナル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451747040/)


なんか埋めネタに見たいものがあればリクどうぞ―

山下 瑰 → 山下大輝さん
田辺 璃流 →下野紘さん
篝火 縁 →柿原徹也さん
村田 龍馬→寺崎裕香さん
桑原 雄大→岸尾だいすけさん
青木 空→梶裕貴さん
落合 豊→緒方恵美さん
井貫 刈矢→小野友樹さん
柚葉 美海→佐藤聡美さん
大歩危 粗茶→矢島晶子さん
飛騨 とんび →戸松遥さん
鈴原 涼子→井上麻里奈さん
小判鮫 付録 →石原夏織さん
メアリー リリス →早見沙織さん
大槻 理兎→水樹奈々さん
大樹林 陽菜→伊藤静さん

声優さんは勝手にこの辺をイメージしてた!誤字とかあったらすみません
にわかだからこっちの方の方が合うとかあるかも(絶対ある)

>>737
す…すげえ…全キャラ!?
乙です!めっちゃうれしいです!

取りあえずこの人たちの声聞いて創作テンション上げてきます!


あ。明日も12時くらいに投下
クロのオシオキまで行きたいなー

絶望病か…
例えば誰の見たいっすか?

オッケイです
取りあえず3章終わったくらいに絶望病は書きます

他に何かリクエストはありますか?

寝付けないので全員のドット絵作成中
下手やけど投下してもいいっすかね?

ドット絵作ってるうちに寝落ちしてしまった…
背景の色に悩む。
なにかイメージカラーっぽいのあったら教えてくだしい

http://i.imgur.com/VpYRK4T.jpg

取りあえず下手ながらも作ってみた
これとビジュアル案を合わせて見てもらえたらイメージしやすいはず
有志がCVまで妄想してくださってますし…

とにかく全員当てれたら凄いと思う

取りあえずなんかもう本編と関係ない

おおつ…まな板さんの絶望伝と
死亡組(CHAPTER2まで)の学生時代の絡み
あとは田辺君がとりあえず弄られる話
不思議な薬を飲んだ誰かがもう凄い事になる話


あとは。まあ最後の方になるかもしれないですが
絶望病の話


取りあえず書き込まれた全部は時間かかるかもだけどポチポチ書いて行きます!

あ。
このスレではまだまだ埋めネタ
及び皆様のご要望、ここをこうすればいいんじゃ?とかここをこうすれば面白いなどのご意見も受け付けております!

希望ヶ峰学園時代だよ!パート1


柚葉「…というわけで。皆様お集まりいただきありがとうございます。」

村田「んー?俺らでなにすんだー?」

田辺「だりぃ…」

大樹林「あっ!大掃除ですねー?」

柚葉「実はここに集まっていただいたのは他でもありません。小判鮫さんを助けるため…」

大樹林「え?付録ちゃんを助けるのー?病気なのー?売り飛ばされるのー?」

田辺「発想が怖いわ!!!!」

田辺「でも、具体的な内容が分かんねーと俺らも何すればいいのか分かんねえぞ」

柚葉「…動物の事なら何でも知っている村田君に、あの男性陣の中では一番今風の田辺君。そして小判鮫さんの親友である大樹林さん」

柚葉「これが指し示すことと言えば…」

村田「言えば?」

柚葉「小判鮫さんをモテモテにしてあげたいのです!」

柚葉「いつも憧れの先輩を追っかけている小判鮫さんを!」

大樹林「先輩。ああ!あの」

田辺「チッ…興味ねーよ」

柚葉「ということで小判鮫さんを連れてきました!」

小判鮫「…何で貴方たちなんです……」


柚葉「皆さん。よろしくお願いします!」


――――――――――――――――――――

村田「よし。じゃあまず俺が!」

村田「ねーちゃんは胸もあるし見た目もそこそこかわいいし…」

村田「オスを引き付ける方法…。んー、やっぱフェロモンだよな!」


小判鮫「ちょ…ちょっと待って!何それ」


村田「雌の鹿の角だぞ!」

村田「これを首から下げてー」


小判鮫「………」


村田「姉ちゃん!これでモテモテだぞ!」

―――――――――――――――――――――

――――――――――――――――

田辺「次は俺か。」

田辺「お前は何つうか…色がすくねーんだよ」

田辺「髪は灰色、化粧もそこまで塗ってねえ」

田辺「俺が華やかにしてやんよ」


小判鮫「…え?毛染め!?」


田辺「風呂入ったら取れる奴だから安心しろ」

田辺「つーか。なんかお前臭いぞ。動物園みたいな匂いがする」


小判鮫「……」


―――――――――――――――――

―――――――――――――

大樹林「付録ちゃんに清潔感をプラスしてあげます!」

大樹林「とりあえずお洋服脱いでください―」


小判鮫「脱ぐの??」

大樹林「お洗濯してきますー」


小判鮫「…」


大樹林「それまでこれ!」

小判鮫「なにこれ」

大樹林「変えの服が無かったのでエプロンです」


大樹林「とりあえずお着替えしてください―」

――――――――――――

村田「柚葉ねーちゃん!終わった!」

村田「小判鮫のねーちゃんには鹿の角ぶら下げてもらってるぞ!これで動物学的にはモテモテだ!」


田辺「つい楽しくて頭虹色にしちまった…。こっちの方が目立つよな?」


大樹林「お洋服洗濯してるので、今は下着の上にエプロン付けてもらってますー」



柚葉「………可愛いです、ね」


小判鮫「顔が笑ってるよ?」


田辺「何かオメェ。女版桑原みたいになってんな」


小判鮫「貴方たちのせいでしょっ!!!!!!!」


柚葉「とりあえず先輩の所に…」


小判鮫「ぜっっっっったい嫌!!!!!!」




希望ヶ峰学園時代だよ!パート1 おわり

出来ますよー


カップリングは出来てます
変則的になってますけど…


良かったら皆の予想を貼り付けてくれたらうれしいです。

どう言う風に見えてるのか分かるので







―――――――――――――――――――




   【 汚物は消毒だ! 】
 

 



               超高校級の掃除屋 大樹林 陽菜 処刑執行

―――――――――――――――――――――――








掃除機を片手に佇む大樹林さん。


床は埃だらけ。汚れています

大樹林さんは耐えられない、といった表情で掃除機を起動させて床を綺麗にしていきます。
部屋に積もるほどあった埃も残りわずか。


最後の埃を吸い込んだ瞬間


――――――ボンッ



埃を吸い過ぎた掃除機は爆発。
大樹林さんは埃まみれになってしまいました




―――――バタンッ

――――――ウィーン



すると部屋の壁が一つ外れて、床がベルトコンベアーの様に動き出します。

不安そうな大樹林さん。



―――――――ウィーン
――――カラカラカラッ


ベルトコンベアーが大樹林さんを運んだのは洗車機の様な装置の中。
大樹林さんは液体をかけられて、モップでごしごし洗浄されていきます




―――――ウィーン



次に大樹林さんが運ばれたのは最初に居たのと同じような部屋。
ベルトコンベアーが止まりました。





――――ボウッ


部屋から火の手が上がります。
逃げようとする大樹林さんですが、運悪く火に手が触れてしまいました


その瞬間

――――――ブワアアアアッ


なんとあの時の洗浄に使われていたのは可燃性の液体だったのです。


画面がフェードアウトします。


次に画面が切り替わったときに居たのは、家政婦姿のモノクマです。
床に落ちている燃えカスの様な物をせっせと箒で掃除していました。











―――――――――――――――――――




   【 さいごのおしごと 】
 

 



               超高校級のアシスタント 小判鮫 付録 処刑執行

―――――――――――――――――――――――

簡素な机と椅子に座らされた小判鮫さん。


机の上や周囲には事務用品から漫画の道具。何でもかんでもおいてあってゴチャゴチャです
どのアシスタントの仕事をするのでしょうか?



―――ポンッ


モノクマは最初に書類の様な物を机の上に置きました。
小さな手紙の様です。



それを見た小判鮫さんは青ざめます。
何故か?それは―――


小判鮫さんはその書類をペンでぐしゃぐしゃにしてシュレッダーにかけました。


次は写真。

そこには小判鮫さんと男の人が写っています。


小判鮫さんは驚いた顔をしながらも。その写真の自分を塗りつぶしました。

そして男の人だけになった写真。
それを躊躇いながらもシュレッダーにかけました。



そこにモノクマが現れました。

モノクマは机に飛び乗って小判鮫さんのペンダントを引き千切ります。
そしてモノクマはその横にハンマーを置きました。



モノクマはそのまま闇の彼方へ消えていきました。



小判鮫さんはペンダントを潰すかどうかを悩み抜いています。
だけど意を決した顔でハンマーを持ちました。



そしてそれを振り上げて



―――――――ガシャンッ!!!


小判鮫さんがペンダントを壊した瞬間、小判鮫さんの背後に大きな影が迫ります



――――メリメリメリッ


―――――バタンッ




画面は引きになって、映し出されたのはモノクマが刻印された巨大なペンダント。

小判鮫さんを支える物がなくなったのできっと蓋が落ちてきてしまったのでしょうか?

二人のオシオキ終了!



気が早いかもしれませんが次回作をやる予定です。

次回作はもう舞台から安価で始めちゃおうと思います

で、専用スレをオリロンの方で今から立てます。
舞台から決めちゃおうと思います

いいですかね?

やっぱ完結させてからの方が良いですな
そうしよう。

更新早すぎると追いつける人が少ないのか…
良い事なのか?

次の舞台の案を決めておきたいのでご協力ください

どんな場所が良いと思います?

次の舞台は

今まで出てきたのを作者なりに

・ドキドキワクワクの絶望無人島生活
・静かな山奥霧の立ち込める湖畔での絶望洋館生活
・花と絶望咲き乱れる自然公園生活
・アスリート沢山!絶望室内運動場生活
・快適な空の旅を!モノクマジェット。絶望飛行船生活
・深海よりも深い絶望を。豪華客船生活
・絶望がテーマのスタジオ施設!ユニバーサルモノクマシティ

他にも受付はしてるます!とりあえずこの中で多数決取ろうか

候補があれば他にも書いて下さい
とりあえず多いのを絞り込むのが目的ですので

18時半くらいまで

ゴメン。

・絶望の歴史?モノクマ歴史館
・火山の近くでアツアツ生活!ゼツボウラボ

が抜けてた

とりあえず舞台候補

洋館。他の作者様と被ってしまうので除外
自然公園。これも他の作者様と被っちゃうよね?除外
無人島。奇跡の0票



ということで

・室内運動場
・飛行船
・豪華客船
・スタジオ施設
・ラボ
・歴史博物館


の6候補で行こう。

投票中やでー
19時10分に締め切るでー

コロシアイラボ生活だね。

とりあえずなんか驚きそうな物作ってるから待ってくだしい

http://imgur.com/UoC6sai.jpg

下手なりに画像を切り貼りして作りました。
こういうの合った方がテンション上がる?かな?

キャラ絵はドッドしか書けません。というより絵が描けないので…
誰か書いてくれてもええんやでと




から移動

「大丈夫!おっぱい無くても可愛いから!!って…男の子だったねー…アハハ」

サイノウ:【超高校級のウェイストビッカー】
オナマエ:緑川 梓(みどりかわ あずさ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ダウジング】ダウジング能力凄い
【褐色巨乳】Gカップです
【天真爛漫】凄く明るい

朝日奈ちゃんかな?



次は【超高校級の設計士】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

もう5分で良いよね

コンマが無いならなんかコンマの前の奴!
そこまで調整する奴は居ないでしょー
あ。けど疑わしき連取りはちょっとずらすかもね

敷蔵 銓(しきくら はかる)男
『几帳面』

優木造 (ゆうき つくり)男
男前

「あ。それ俺が作ったトラバサミ…。踝千切れんぞ?」


サイノウ:【超高校級の設計士】
オナマエ:優木造 (ゆうき つくり)
セイベツ:男性
トクチョウ
【男前】今っぽい感じのイケメンでは無いけど、顔は濃く整っている
【几帳面】凄く几帳面
【罠師】家とかの設計より罠作る方が好き


うん。なんかもうなんなん
次回の前回よりエグイことなりそう…

次は【超高校級の作曲家】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

弾正 旋伍(だんじょう せんご)男
大雑把

前橋 かのん (前橋 …)

ひらめきの天才

「え?大体この音とこの音組んで―。ほら曲になったー」

サイノウ:【超高校級の作曲家】
オナマエ:大樹林 柚木(だいじゅりん ゆずき)
セイベツ:男性
トクチョウ
【お坊っちゃま】お金だけはある
【大雑把】基本的に雑
【絶対音感】地味に凄い正確


大樹林???
あれ…あれあれあれ?

次は【超高校級の動物調教師】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

鳥井 紅葉 (とりい くれは)

何事にも優しい

犬神三毛 (いぬがみ みけ)女
エセ天然

物者 ゆり(ものもの -) 女
平凡な少女(見た目と才能でSと勘違いされがち)

「大丈夫!これくらいの死ぬこと以外はかすり傷!ドーナツちゃんもじゃれてるだけだし…

サイノウ:【超高校級の動物調教師】
オナマエ:立神 フレア(たてがみ)女
セイベツ:女性
トクチョウ
【ドーナツ同伴】ペットのライオンを連れてる
【モフモフ信者】モフモフしてたらすぐに触りに行く
【やさしさ】何されても基本的に怒らない。

ムツゴロウさんかな?

次は【超高校級の大臣】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

木瀬市 雄(きせいち ゆう) 男
ヤンデレ(隠してる)

深野 護之 (ふかの もりゆき)

まとめ役気質

「そうだ!僕が君の隠していたプリンを食べた!申し訳ない!」

サイノウ:【超高校級の大臣】
オナマエ:木瀬市 雄(きせいち ゆう)
セイベツ:男性
トクチョウ
【熱血漢】暑苦しい
【まとめ役】皆をまとめようと奔走している
【馬鹿正直】嘘が病的に下手。というよりつけない


石丸君かな?


次は【超高校級のくノ一】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

九摩 宵月(くま よいつき)女
『虚無主義』

朧月夜(おぼろ つきよ) 女
クーデレ

「モテかわクナイで彼の急所(ハート)を滅多刺し~的な?」

サイノウ:【超高校級のくノ一】
オナマエ:九摩 宵月(くま よいつき)
セイベツ:女性
トクチョウ
【暗器使い】服の中に凶器を隠し持っている
【今時の子】ビックリするほどギャル
【ムッツリスケベ】基本的にエロに詳しい

おい。おい。おい。
なんかもうコロシアイ生活できるのか?

次は【超高校級の動画編集者】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

映理真澄(うつり ますみ) 男
金に汚い

「嘘って言うソースはあるんですか?」

サイノウ:【超高校級の動画編集者】
オナマエ:邑井 金灯花(むらい きんぴか)女
セイベツ:女性
トクチョウ
【カメラ所持】常にデジカメ所有
【演出過多】盛り上がりのためなら嘘や過剰演出どんとこい
【掲示板の住人】はいはい。ワロスワロス

リリスの上位互換かな?


次は【超高校級の花屋】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

坪見 マナ(つぼみ まな) 女
鋼のメンタル

此花 咲(このはな さく)女
『生きる事は死に行く事』

福井 竜胆(ふくい りんどう)

花のこと以外も知ってる知識人

早乙女 美咲(さおとめ みさき) 男
可愛いものがすき

「君が男の子?はっはっは。面白い冗談だ」

サイノウ:【超高校級の花屋】
オナマエ:植草 咲太郎(うえくさ さくたろう)
セイベツ:男性
トクチョウ
【盲信】主人公を完全に女だと思い込んでいる
【キザ】言動が凄いキザ
【メンタル屈強】雑草のようなメンタル



次は【超高校級の人狼プレイヤー】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

大村 人科(おおむら ひとか) 女
ビビリ

狼村 優愛(ろうむら ゆあ)

コミュ力高いまとめ役

ヴォルフ・斉藤(ヴぉるふ・さいとう) 男

生き残るためには手段を択ばない

「はぁ…大変だわぁ。殺し合い…なんてねぇ」

サイノウ:【超高校級の人狼プレイヤー】
オナマエ:不知火 ほたる(しらぬい)
セイベツ:女性
トクチョウ
【女狐】独特の色気を持った美人
【区別はついてる】ゲームと現実は違うと理解する常識人
【ポーカーフェイス】一切顔には出ない


これは強い(確信)

次は【超高校級のロボット】
名前と性別とキーワード

外人っぽい名前でええんやで!

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

ハンス・ハンス

偽名を名乗るほどの隠し事持ち

アイ 男
感情豊か

「ジブンは人間ではない…どうすれば君達になれる?」

サイノウ:【超高校級のロボット】
オナマエ:ハンス・ハンス
セイベツ:男性
トクチョウ
【戦闘兵器】戦闘能力が人間離れしている
【冷静沈着】何が起こっても冷静
【人への憧れ】人間らしくなりたい

何だろう既視感…


次は【超高校級のメークアップアーティスト】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

佐伯 萌衣子(さえき めいこ)

世界を可愛くしたい

「モノクマちゃん!ちょっと来なさい!もうっ!なんでコロシアイなんて言うのよぉん!」

サイノウ:【超高校級のメイクアップアーティスト】
オナマエ:ラブリー金子
セイベツ:男性
トクチョウ
【オネエ】その名の通り
【世界可愛い化計画】世界を可愛くしたい
【悪い事は悪い】モノクマだろうが誰だろうがだめなことはダメとしっかり叱れる

何やコイツ。死なんやろ…


次は【超高校級の???】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

マリー・フォーサイス(Mary-Forsyth)女
『ミステリアス』

「死ぬことの何が怖いのか、理解させてほしい」

サイノウ:【超高校級の???】
オナマエ:マリー・フォーサイス(Mary-Forsyth)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ロボット疑惑】人間味が皆無
【無自覚毒舌】時々強烈な毒をまき散らす
【美声】声がすごく綺麗

次は【超高校級のタレント】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

宇野 悠斗(うの ゆうと) 男
チャラ男だが、有能

三枝 くるみ (みえだ …)

コミュ力の鬼才

ちなみに現在男7:6女
合ってる?

サイノウ:【超高校級のタレント】
オナマエ:守屋 丹十朗(もりや たんじゅうろう)
セイベツ:男性
トクチョウ
【情報通】色んな情報を持っている
【生意気】色々と生意気
【ハーフ】両親のどっちかが外人

男8の女6やでー

ただし
主人公を女枠に入れるなら
男7 女7

もう主人公。女枠でええと思うんや

次は【超高校級のスリ師】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

神崎 直(かんざき なお) 女
流されやすい

抜身 手々(ぬきみ たて)男
博愛主義

「これを盗む事…クソちょろいでございます」

サイノウ:【超高校級のスリ師】
オナマエ:南崎 ツバメ(なんざき つばめ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【インビジブル】気配を感じさせない
【とても素早い】すべての行動がすばやい
【丁寧?】腰が低い


はいラスト

次は【超高校級のカバディ部】
名前と性別とキーワード

名前と性別は公平を規する為にコンマの高さで判定。ゾロ目とか知らないっす

5分で良いよね

鬼人手 虎竜(おにひとで とらどら)男
武士

「さあ!俺と一発交えようじゃあないか!」

サイノウ:【超高校級のカバディ部】
オナマエ:三島 桂吾(みしま けいご)
セイベツ:男性
トクチョウ
【武士】どことなく古風
【ドジ】不器用な残念イケメン
【そこはかとないエロさ】若干色っぽい

おわった!
ご協力どうもです!

これは主人公女枠になるかもしれないですね
展開次第では…

ではではお楽しみに!

【メイボ:男】

サイノウ:【超高校級のたこ焼き職人】
オナマエ:服部 言葉(はっとり ことは)
セイベツ:男性
トクチョウ
【主人公】犯人にも被害者にもならない
【突っ込み気質】すぐツッコむ。なんでもすぐにツッコむ
【看板娘(嘘)】可愛い女の子かと思った!?残念!男の子でしたー
【おかんソウル】関西人特有のコミュ力

サイノウ:【超高校級の設計士】
オナマエ:優木造 (ゆうき つくり)
セイベツ:男性
トクチョウ
【男前】今っぽい感じのイケメンでは無いけど、顔は濃く整っている
【几帳面】凄く几帳面
【罠師】家とかの設計より罠作る方が好き

サイノウ:【超高校級の作曲家】
オナマエ:大樹林 柚木(だいじゅりん ゆずき)
セイベツ:男性
トクチョウ
【お坊っちゃま】お金だけはある
【大雑把】基本的に雑
【絶対音感】地味に凄い正確

サイノウ:【超高校級の大臣】
オナマエ:木瀬市 雄(きせいち ゆう)
セイベツ:男性
トクチョウ
【熱血漢】暑苦しい
【まとめ役】皆をまとめようと奔走している
【馬鹿正直】嘘が病的に下手。というよりつけない

サイノウ:【超高校級の花屋】
オナマエ:中枷 彼岸(なかがせ ひがん)
セイベツ:男性
トクチョウ
【盲信】主人公を完全に女だと思い込んでいる
【キザ】言動が凄いキザ
【メンタル屈強】雑草のようなメンタル

サイノウ:【超高校級のロボット】
オナマエ:ハンス・ハンス
セイベツ:男性
トクチョウ
【戦闘兵器】戦闘能力が人間離れしている
【冷静沈着】何が起こっても冷静
【人への憧れ】人間らしくなりたい

サイノウ:【超高校級のメイクアップアーティスト】
オナマエ:ラブリー金子
セイベツ:男性
トクチョウ
【オネエ】その名の通り
【世界可愛い化計画】世界を可愛くしたい
【悪い事は悪い】モノクマだろうが誰だろうがだめなことはダメとしっかり叱れる

サイノウ:【超高校級のタレント】
オナマエ:守屋 丹十朗(もりや たんじゅうろう)
セイベツ:男性
トクチョウ
【情報通】色んな情報を持っている
【生意気】色々と生意気
【ハーフ】両親のどっちかが外人

サイノウ:【超高校級のカバディ部】
オナマエ:三島 桂吾(みしま けいご)
セイベツ:男性
トクチョウ
【武士】どことなく古風
【ドジ】不器用な残念イケメン
【そこはかとないエロさ】若干色っぽい

【メイボ:女性】

サイノウ:【超高校級のウェイストビッカー】
オナマエ:緑川 梓(みどりかわ あずさ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ダウジング】ダウジング能力凄い
【褐色巨乳】Gカップです
【天真爛漫】凄く明るい

サイノウ:【超高校級の作曲家】
オナマエ:立神 フレア(たてがみ)女
セイベツ:女性
トクチョウ
【ドーナツ同伴】ペットのライオンを連れてる
【モフモフ信者】モフモフしてたらすぐに障りに行く
【やさしさ】何されても基本的に怒らない。

サイノウ:【超高校級のくノ一】
オナマエ:九摩 宵月(くま よいつき)
セイベツ:女性
トクチョウ
【暗器使い】服の中に凶器を隠し持っている
【今時の子】ビックリするほどギャル
【ムッツリスケベ】基本的にエロに詳しい

サイノウ:【超高校級の動画編集者】
オナマエ:邑井 金灯花(むらい きんぴか)
セイベツ:女性
トクチョウ
【カメラ所持】常にデジカメ所有
【演出過多】盛り上がりのためなら嘘や過剰演出どんとこい
【掲示板の住人】はいはい。ワロスワロス

サイノウ:【超高校級の人狼プレイヤー】
オナマエ:不知火 ほたる(しらぬい)
セイベツ:女性
トクチョウ
【女狐】独特の色気を持った美人
【区別はついてる】ゲームと現実は違うと理解する常識人
【ポーカーフェイス】一切顔には出ない

サイノウ:【超高校級の???】
オナマエ:マリー・フォーサイス(Mary-Forsyth)
セイベツ:女性
トクチョウ
【ロボット疑惑】人間味が皆無
【無自覚毒舌】時々強烈な毒をまき散らす
【美声】声がすごく綺麗

サイノウ:【超高校級のスリ師】
オナマエ:南崎 ツバメ(なんざき つばめ)
セイベツ:女性
トクチョウ
【インビジブル】気配を感じさせない
【とても素早い】すべての行動がすばやい
【丁寧?】腰が低い

男女比8と8にするならカバディ部女に変更しまする?

多数決

5分

もしもの時は
ハンスを無性別枠にすればいいんちゃう。

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