俺の考えた敵キャラとお前らの考えた主人公キャラで戦わそうぜ (114)




冬休みの暇つぶし企画。冬休みの間なので、速めに終わらせます。終わらなかったらエタと言う事でお願いします。



舞台は架空都市"当京"、未だ開発途上の都市であり、【学校】【住宅街】【建設ビル】【ショッピングモール】しかない。

主人公はその架空都市の住人でも良いし、架空都市の外側から来た事でもいい。

けれど主人公は、必ず何かしらの事件に足を突っ込むことになる。

主人公はそうした事件によって、または元から持ちあわせていたのか、戦いの為に用意された武器を手に取る。

その武器は神威外装と呼ばれる、神の力が結晶化された武器、それを使って、主人公は戦いに足を運ぶ。



が、以上のあらすじ。



敵キャラは既に完成している。ので、主人公キャラの安価をします、その前にテンプレを紹介します。
おk?


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451286668







じゃあまずは説明から


『個人証明』………自己紹介的な奴。下から記入する。
【名前】………その者の名前
【性別】………男か女か、ふたなりや男の娘、などの表記は備考などにお願いする
【容姿】………その者の特徴、髪、骨格、中性的など、年齢も此方に記入そんなのを書く。
【性格】………その者の内の特徴を現す、残虐、正義、中庸、ロリコン、何でも良し、キャラがたっていれば何でも良いのだ
【構成】………家族や友人などの関係を記すもの。
【備考】………個人証明にて、不足な部分を補う、"設定"の様な物。


『所属』………その者の所属する場所、以下の項目の中から決定
【封神教団】………神を崇める教団、神の力である神威外装を封印という形で神に送り返している。また、神威外装の為ならば自らが神威外装を扱うことを躊躇わず、目的の為ならば手段を選ばない。
【神威機関】………神威外装を扱って世界制服を目論む連中、小規模であり、最大団員は十数人。実際の所は自らの死に場所を求めるだけの傍迷惑な自殺集団。神威外装を無関係の人間に配り、その人間と殺し合いをして暇を潰す。傍迷惑な暇人の集まり。
【私立神原学園】………最大千三百名の生徒が属する学園。特に神威外装等の集まりは無い。極めて普通の学園である。
【無所属】………その名の通り、何処にも属していない。極めて自由ではあるが、これといってメリットも無い。

『階級』…………その者の属する場所を決める、無所属の場合は無し、【教団】の場合は団員、幹部、団長に分かれる。【機関】の場合は順位を記入する。【学園】の場合は何年何組、何番かを決める、役職も可。

『二つ名』………自分自身を表す名前、異名である、自分で作ったというのもあり。由来も追求はするが、無ければなくても良し。


『ステータス』……コンマで製作される部類。1~9までとし1が最低基準で、9が最高基準とする。また、0の場合は規格外とされる
【生命力】………自らの生命を記す項目、多ければ多いほどダメージを受けても生きられる
【体力】………自らの体力を記す、運動神経と置き換えても良い
【知力】………自らの学力を記す。頭がよければ基本困らない
【精神力】………自らの精神を記す、精神が低ければ諦めが早く、高ければラノベ主人公並に高い
【運】………運。運がよければ、などの言葉があるが、高くても悪運として機能することもある、ランダムな感じ


『神威外装』………神の力を結晶化した武装兵器、結晶が武具、道具となっているのが特徴的
【形状】………外装の形、刀剣類、重火器などの形がある
【属性】………その外装の持ち合わせる属性、特定属性に耐性を持たせる『対属性』、相手に一定時間の追加ダメージを与える『付加属性』の二通り
【階級】………その神威外装の現在階級、仮想級、伝承級、伝説級の三通り、仮想級が一番の初期状態で、伝説級が頂点。また状況によって階級は一段階上昇する、一段階上昇した場合は外装の能力に追加項目付加される。階級はコンマで決定される。01~33が仮想級、34~66が伝承級、67~99が伝説級、コンマ00であれば………
【能力】………神威外装が持ち得る最大級の長所、その能力、力は持続系と必殺系に分かれる。持続系は能力を発動した際に一定時間その場に残り続ける。必殺系は発動した直後に相手に特大な威力を発揮させる。また修復系統と言う対象物を回復させる極めて稀な能力もある。能力を記入した後に持続・必殺・修復を記入すればいい
【真名】………その神威外装を発動させる為の鍵。
【名言】………神威外装の【真名】を口にする前に言う台詞「叫べ、○○」、「真理究明、全てを晒せ、○○」など、詠唱に近い。特に意味は無いが格好よさを追求するのならば必須項目である



テンプレの前に、先に敵キャラの紹介。
何故かと言われれば、例えばこんな感じに作ってください、って言う例と、それと後出し防止をする為に先に投下します。

いいと思うよ

『個人証明』
【名前】ティアゴ=メルチェロ
【性別】男性
【容姿】髪色は灰と黒を混ぜ合わせたアッシュヘアー、ふくよかな体系で、瞳は大きく見開いている、体中にボディペイントがあるのが特徴。
【性格】腰が低く、何者に対しても丁寧口調、目的の為ならば如何なる残虐行為をしても平気、同じ所属にて上位者には絶対服従。
【構成】家族は無し、友人も無し
【所属】神威機関
……『階級』第十六位
……『二つ名』"巧妙なる殺戮者"【由来】自分で勝手につけた
【備考】
その丁寧な物言いと物腰、そして誰に対しても殺意を抱かせる顔の為に機関から弾き物にされている。
決して弱くは無いが、持ち合わせる満身で逆転され,敗北を記す事が多い。


『ステータス』
【生命力】5
【体力】3
【知力】4
【精神力】4
【運】6



『神威外装』
【形状】大鎌
【属性】『付加毒』『付加麻痺』
【階級】仮想級
【能力】半径六十メートル内にある物体を、振り下ろすことで斬る事が出来るその切れ味はナイフの硬度、筋力に比例する。
【真名】死神は音もなく首を摘み取る―ディオス・デ・ラ・ムエルテ・カルモ―
【名言】『摘ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥみ獲ルぇえええエエエエエ!!!』

こんな感じかな。出オチしそう


ミスった


『神威外装』
【形状】大鎌
【属性】『付加毒』『付加麻痺』
【階級】仮想級
【能力】半径六十メートル内にある物体を、振り下ろすことで斬る事が出来るその切れ味は鎌の硬度と持ち主の筋力に比例する。
【真名】死神は音もなく首を摘み取る―ディオス・デ・ラ・ムエルテ・カルモ―
【名言】『摘ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥみ獲ルぇえええエエエエエ!!!』

面白そうではあるが真名と名言が微妙に要らない気がする

これいちいち
「摘ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥみ獲ルぇえええエエエエエ!!! 死神は音もなく首を摘み取る―ディオス・デ・ラ・ムエルテ・カルモ―」
っていうの?
長くね?

>>7
オサレを目指しとるんや、いらんかったらぼかしてええよ

>>8
そやな、>>5の奴はオサレな雑魚や、長ければ長いほど、何か小物臭を出しとるつもりやで。




じゃあ作成するで、皆よろしくな。

『個人証明』
【名前】
【性別】
【容姿】
【性格】
【構成】
【所属】
……『階級』
……『二つ名』
【備考】

ここまでがテンプレ

今から十分間の時間を取るのでその間に投下して下さい。
その中から一つ選びます。

面白そう
キャラは何人作れるの?

何人というのは、1人何人までかじゃなく
読者から何人募るかという意味で

主人公だけやから一人やな。
でももしかしたら、あるかもしれんから。そこは未定ってことで。

そこは自由でええよ、

『個人証明』
【名前】 笹井 南雲
【性別】 男
【容姿】 黒髪色白の小柄な日本人 白尽くめ
【性格】 老若男女どころか人種や犯罪者も分け隔てなく接して救いを願う聖人。
     ただしこの世に絶望しきっており、救いは死によって神の元に召されることでのみ
     なされると信じきっているため一見献身的な信者に見えて話してみると根本からずれている
【構成】 孤児院育ち
【所属】封神教団
……『階級』 幹部
……『二つ名』 無垢なる聖者   
【備考】 この世に絶望した原因は孤児院時代にあるそうだがすでにその孤児院は存在しない
     最終的には教団自体も滅ぼそうと考えている

よし、>>16やな。
もしかして、10分だとたりないかもって思ってたけど、何とかなるな。


『ステータス』
【生命力】↓1
【体力】↓2
【知力】↓3
【精神力】↓4
【運】↓5

コンマ判定で。

死にそうやな

大丈夫かこれ…

『ステータス』
【生命力】1
【体力】6
【知力】7
【精神力】2
【運】4

なんや、豆腐かいな。
ええでええで、こういうのもありや。


じゃあ最後な

『神威外装』
【形状】
【属性】
【階級】
【能力】
【真名】
【名言】

ここまでがテンプレ
今回は15分間の時間を取ってその間に投下して下さい。
その中から一つ選びます。

因みにやけど、モブキャラも制作してくれるとありがたい。
名前と所属、性別と容姿を頼むで、これは舞台設定の延長やから、ええなと思った奴を取るで、採用できなかったらごめんな。

階級はコンマちゃうん?

『神威外装』
【形状】ロザリオ
【属性】『対毒』『対魔』
【階級】仮想
【能力】対象に自分の信仰心に比例した治癒を施す。信仰心が強すぎると過剰回復してヤバい。
【真名】御主の血涙
【名言】『救いを』

そやった。すまん、安価の内容とセットでコンマもとるでぇー

『神威外装』
【形状】アサルトライフル
【属性】対魔翌力(弾丸のみ)
【階級】コンマ判定待ち(選べるなら伝承級)
【能力】撃った弾すべてが狙った敵の心臓をホーミングする。斬ろうが燃やそうが弾こうが、敵の心臓に食い込むまで止まらない。
【真名】救いの雨は誰もに等しく(ディスペア・クリアラー)
【名言】ヒィーーーハァーー!レッツパーリィイイーー!

『個人証明』
【名前】 リリーナ・スネイクロード
【性別】 女
【容姿】 金髪長身 年齢不詳 ニット帽と体の線が見えないダブついたパーカー
【性格】 守銭奴だが仕事は真面目
【構成】 妹1人
【所属】 無所属
……『二つ名』 運び屋  由来 仕事そのまま
【備考】 借金を残して失踪した両親に代わりたった一人の家族である幼い妹を養っている
     元は神原学園の生徒だったが退学しているため学園内に多少の伝手がある

>>27~>>31の間からどれかやな。
下3が取った奴に決定するで

ksk

>>27やな。分かった、じゃあ話つくるけぇ、モブキャラ作成や雑談とかしとってな。モブキャラはもしかするとヒロインになるかもで

自分で作っといて何だがこの主人公ステータスが豆腐過ぎて早々に意識改革か強化せんと途中で絶対死ぬやん

『個人証明』
【名前】町都街 あがき・もがき (ちょうつがい あがき・もがき)
【性別】 一卵性双生児 男・女
【容姿】 あがき 兄で黒髪 もがき 妹で茶髪 小学生くらい 2人の全身を包帯でぐるぐる巻きに縛り付けている
【性格】 あがき悲観的で年不相応に思慮深い 策を練って人を陥れるのが好き 妹が好き
     もがき楽観的で年齢以上に子供っぽい 正面から蟻のように叩き潰すのが好き 兄以外は好きじゃない
【構成】 不明
【所属】 神威機関
……『階級』 3・4位
……『二つ名』ウロボロス
【備考】 2人の体勢が毎日違うため見えないところで別れて毎日縛り直してるっぽい

【名前】ルキナ=ホワイトアウト
【性別】女
【容姿】黒髪ぱっつんで巨乳。
裾がとても短いワンピースを着ており、下着は何も身に着けていない。
【性格】礼儀正しく敬語で話す。実は露出癖がありド淫乱。
【所属】教団
『階級』団員
『二つ名』戦乙女(ヴァルキュリア)
由来…身にまとうタイプの神威外装を持っているため
【備考】昔はセックス依存症だったが、教団に入ってある程度我慢できるようになった。
破廉恥な格好をしている表向きの理由は、神威外装を直接素肌に纏う必要があるため。
戦闘時は、素肌の上に装甲を形成してからワンピを脱ぐ。そのため、戦闘中に解除したら全裸になってしまう。
…本音では、単に露出してると興奮するから。

投下するで


「ああ、救いを、どうか救いをお与え下さい」

手を重ね、震える声で、神に懇願する、女性。

それは、何とも醜悪で、丸々太った身体は、まるで豚のようだ。

「我が崇高なる神の代理人よ、私をお許しください……お願いします、私をお許しください……」

彼女は、一体何をしたのだろうか、それほどに神に懇願することに一体何の意味があるのだろうか。

否、彼女の祈りは、少なくともその後ろに立つ、白い男性が聞いていた。

白い男性は、小さくはにかみながら、彼女の祈りを頷きながら聞いている。

祈りの声が、数十分ほどして、彼は嗚呼、とつぶやいた。

「―――神は言っています、貴方をお許しになると」

その言葉に、彼女は頭を上げて、白い男性に聞き返した。

「ほ、本当ですか、私をお許しに?」

ええ、と白い男性ははにかんで、そして温かみのある笑顔で、彼女にこう言った。

「神は赦せといっています、そして、神は私にこう申しています、貴方を『救いなさい』と」

「あ……あぁあああああああああああああああ!!!」

その言葉で、彼女は全てを察したのだろう。

そうなのだ、彼女は本来『許される』筈が無い。

彼女は、とある教団の団員であり、少なからず、神を信仰するものであった。

けれど、彼女は神よりも金銭に執着していた。

彼女の生活は、まさに暴食に満ち溢れていた。

常に食べたい物を食べ、湯水の様に金を使っては、その全てを自らの食欲の為に浪費。

そして、気が付けば金が無く、仕方が無くとして教団に入団した。

彼女の真意は無料で配布される食事。金の無い彼女にとっては何もしないで食事が得られる事に、神を信仰していた。

そして今日、彼女の命日となる日が来た。

それは、ある日教団の一人が、彼女に金銭を預けた事である。

その金は金額は少ないものの、教団が扱うべき資金であり、彼女はそれを知っていながらそれを奪って逃げたのだ。

無論、その金は罠である。

抜き打ちで決められた団員達に金を預け、それを使わずに持ち続けていられるか、と言う内容。


一銭でも使えば教団内では裏切り者とされ、幹部、または団員達に処刑をされる。

そして彼女の後ろに立つ白い男性は、無垢なる聖者と呼ばれる、"封神教団"の幹部、笠井 南雲であった。

笠井「怖がることは無い、君は神様の下へ導かれる、安心しなさい。貴方を、不浄の無き身体にしてあげよう」


「た、助け、助けて、だれかぁあああああああああああああ!!!」

これが裏切り者の罰。

これが無垢なる聖者。

首にぶら下げたロザリオを口元へ、微かなる詠唱を行う。

その女性は腰が抜けたのか、少しでも彼から離れようと地下手を這う。

笠井「―――彼女に『救いを』、御主の血涙よ――――」

そして、その女性の現状は時を過ぎる毎に代わっていった。

まず、その這う腕。血肉が詰まった豚の様に肥えた手は、激しい痛みと共に、皮膚が裂け、肉と脂肪の塊が骨から離れる。

「ィ――――あぁああああああああああああああああああああああ!!」

笠井「君の身体は、神への元へ行くには聊か傲慢な身体だから、通常の女性平均体重に、【治癒】を施そう」

剥がれ落ちた肉は真っ白な骨を露出させる、痛みは、痛覚を焼き切る程に感じる事が無い。

それが恐怖であり、それが気を失うほどの出来事。

けれど、彼女は其処からまた在り得ない状況を垣間見る。

裂けた肉が、飛び散った血飛沫が。

また、少量の塊となって、彼女の両骨に張り付いたのだ。

それは、痛みは無い、それ所か、痛覚が引いていく。

そして、その腕は彼女のものではなく、また、新しい代物、美しい生娘の様な色白な腕が彼女の腕となっていた。

痛みと対価に手に入れたその両腕、思わず見惚れてしまう程に、その腕は可憐で、美しすぎた。

彼女は、この痛みが、許しなのか、と、この痛みこそが、かの『無垢なる聖者』の救い。

自他共に認める堕落した醜悪な身体であった筈が、こうして美しくなるなど、まさに神の救い。

そうだ、これは、私に対するきせ――――



「あぅ?あ――――あぁあああああああああああああああああああああ!!!」

頬が痛い、歯が痛い、目が痛い、耳が痛い、毛根が痛い、頭部が痛い、首が痛い、喉が痛い、舌が痛い、胸が痛い、肺が痛い、肝臓が痛い、心臓が痛い、腹が痛い、鳩尾が痛い、背骨が痛い、肋骨が痛い関節が痛い、足指が痛い、爪が痛い太股が痛い、ありとあらゆる肉の全てが、ありとあらゆる骨の全てが、ありとあらゆる臓器の全てが、悲鳴を
、悲鳴を、悲鳴を、悲鳴を――――!!!

「いあだ、いだいぢいだいぢあいぢあいだいぢあいぢあいぢあいぢいだいいだいいだいいだい」

笠井「安心してくれよ、その痛みは、死ぬ程度の痛みだけれど、きっと君は美しく、神に許される身体になれるから」

頭部が、脳が溶ける、彼の声は聞こえない、何を言っているのかすら分からない。それ以前に私は一体誰?

ありとあらゆる治癒を施され、そうして彼女の肉体は醜悪なものから、見事に美しい死体へと成り代わっていた。

壮絶なる痛みが彼女を襲い、その痛みに堪えられなかった彼女は、自ら死ぬ事を選んだ。

脳が命令を下し、心臓よ止まれ、血流よ止まれ、そう願い、彼女の願いは叶った。

そして、その願いは叶い、最も美しい死体が完成される。

「―――嗚呼、何故死んでしまうのだろうか、私は許し、『救い』を与えたというのに」

人間とは脆いな、と笠井はそう言って、血に塗れたその美しい遺体を抱き上げた。



ビルとビルの間、光が届かないこの路地裏に、笠井と、パーカーの少女は待ち合わせをしていた。

それは友人などの関係ではない、家族でもない、ただ単純に、仕事仲間でしかない。

笠井「やあリリーナさん」

リリーナ「おう、笠井の旦那」

仕事仲間、とは言うが彼らの職業は違う。

笠井は教団の幹部、リリーナと呼ばれる少女は所謂運び屋である。

リリーナ「それが今日の運び荷物かい?」

そう言って指差したのは、青の旅行用カバン。

中身は言うまでもなく、先程笠井が『救済』した彼女である。

笠井「えぇ、流石に持ったまま教団まで帰るのは目立ちますしね」

リリーナは旅行用カバンを開き、確認をする。

ジッパーを開けた際に飛び出た右手に驚くことなく、手馴れた手付きで再度収納した。

リリーナ「かー……まったく綺麗な顔して死んでるねぇ……あれかい、笠井の旦那は綺麗な女しか狙わないのかい?」

笠井「いや、私は神様に合わせる為の身嗜みを整えているだけさ」

リリーナ「ふーん……」

その奥底に、何を見たのか。

仕事仲間としては長いが、それでもリリーナは、この男の性格がまるで分からない。

判りたくない。

リリーナ「まあなんでもいいや、運ぶよ、それ」





そう言って、五十キロ前後もある旅行カバンを持ち上げて持って行く。

道中、思い出したかのように、

リリーナ「あ、一つ言い忘れてた、私からの親切心だけどさ、最近、教団殺しが始まっているらしい」

と笠井に言った。

笠井「教団殺し? 興味深いね」

リリーナ「お、興味持ったかい?じゃあこっからは別料金だ、追加で金渡しな」

笠井「親切心ってなんだっけ?」

リリーナ「取れるもんはきっちりとるぜ、私は、旦那だったら安くしとくぜ?」

笠井「ふーん、いくら?」

リリーナは三本、指を突き立てる。

結構な額ではあるが、払えない程ではない。

笠井「いいよ、経費で落ちるから」

教団に経費などあるのだろうか、リリーナはそう思いながら、聞いたことを全て話した。



モブキャラが多すぎるで………
全部回収できるやろか……いや無理やな………



今日はここまでやで、三日連続程投下したらすぐ終わると思うで、もしかしたら三日以内で終わるで。
ついでにこれが終わったらこのスレは終了するで、すまんな。

期待
自分で3人も出しといて何だけど無理せんといてね


無理せず気軽に

あとすいません
笠井じゃなくて笹井です 笹井南雲(ささいなくも)

>>63
ありがとやで
>>64
すまんな
>>65
本当にすまんやで、脳内変換頼むわ


荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450628050/)


>>1を守りたい信者君が取った行動
障害者は構って欲しいそうです
障害者は構って欲しいそうです - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451265659/)

おう、ついに荒らされるまでこのスレは人気になったんやな(白目)
まあ他のスレよく見る荒らしやし、こうしてネタに出来るからええわ。

『神威外装』
【形状】鎖
【属性】【追跡付加】【対電撃】【対衝撃】
【階級】コンマ
【能力】仮想型の場合……この鎖に触れた対象者は全ての性能が二分の一になる。 伝承型の場合……鎖で円を作り、その円に入る対象物の性能を二分の一にし、この鎖に触れた対象物に十倍の不可重力を与える 伝説型の場合………仮想型、伝承型の二つを付加し、更にこの鎖で神威外装に触れた場合その能力を無効化する。
【真名】捕縛の黒鎖――グレイプニル――
【名言】貪り食え

わいも作ってみたで、使うかどうかは別やけど。
まあ十分後に投下するで、十分で投下し終わるけどな。



笹井(……教団殺し、その正体は不明、唯一の生存者は調査を行った際に心臓麻痺を起こし死亡)

笹井(教団殺しの犯人は自らを"巧妙なる殺戮者"と呼び、鎌の形をした神威外装を用いる)

笹井(その教団殺しが鎌を振り上げるとその場に居た物質が切断される、空間切断の能力を持つと予想)

笹井(教団同士の殺し合いはまず"選別"以外は殺傷しない為にありえない)

笹井(無所属であれば強大な規模である我が封神教団を相手に戦う事など……可能性も無くは無いけれど)

笹井(なら本命は神威機関の者共、我らが掲げるべき神威外装を扱う悪魔の集団の所業と見るか……………)

笹井(であれば、今日中に始末をつけよう、教団の者を殺す、否、教団のみ殺す何て事は、それはもう確信犯でしかない)

笹井(宣戦布告、と見て間違いないだろうね)

笹井(嗚呼神よ、どうか『救い』下さい、私を、そして教団殺しを)


リリーナと分かれた後、教団が住まう隠れ家に移動する際、

彼は、一人の男とぶつかった。

笹井「おっと、失礼」

後ろを振り向き、そのぶつかった男に軽く会釈する。

「あー、すんません」

そう言って、その天然パーマがかかった少年もそう言うと、小走りに走り出す。

今のは神原学園の生徒だろうか、と、偶然にもその青年のポケットから何かが零れた。

彼は落とした生徒手帳を持って、先程の青年を呼び止めた。

笹井「失礼、其処の………圦緒、くん?」

圦緒「え、あ、はい、何で俺の名前知ってるんすか?」




青年は、奇妙な顔を浮かべながら、ゆっくりと彼に向かって歩いていく。

笹井「これ、落としてたよ」

そう言って生徒手帳を渡すと、青年はあっ、とポケットを弄り、少し照れ気味にその生徒手帳を受け取った。

圦緒「え?あ、生徒手帳、すいません、ありがとうございます!!」

笹井「ああ、別に礼には及ばないよ………それよりも、こんな人込みだ、走るのは聊か危ないんじゃないのかい?」

せっかくだ、一応注意しておこう、と小五月蝿く口を出す。

青年はしょんぼりと、肩を竦めてその言葉を聞いているが、少しばかり言い訳に、

圦緒「あー……すんません、ちょっと連れを探してましてね……こうおかっぱな子と、すげぇスレンダーな子、同じ学生友達なんすけど……しりません?」

と言った。

どうやら人探しをしていたらしい。

けれどそれだけの情報では判りづらく、笹井は曖昧な事しか言えなかった。

笹井「―――会う機会があれば、話しかけておくよ」

圦緒「あー、本当すんません、やけにデケェ胸と絶壁の二人組なんで、すぐ判ると思いま――――」


「圦緒くん!!」

癇癪の様な言葉が人混みに響いた。

青年は、ゆっくりと後ろを振り向くと、其処には確かに青年が口にした特徴に見合う少女二組が。

圦緒「ゲ!!鬼の委員長、それに因幡」

因幡「おーっす」

大井上「圦緒くん、今先程、ぜっぺき、などの言葉が聞こえたのですけれど、それは一体誰の事でしょうか?」

圦緒「………シリマセンヨ?」

大井上「嘘おっしゃい!!この変態!!歩く性人!!」

圦緒「ありがとうございます!!」

大井上「何故褒めてると思ってたんですかお馬鹿さん!!」


因幡「まーまー、そんぐらいでいいっしょ、さ、行こうぜ、美味しいそうなたこ焼き屋さん見つけたんだ」

大井上「買いませんよ?」

因幡「え、奢ってくれる流れじゃないの?」

大井上「何処をどう見たらそうなるんですか!!ほら、さっさと図書館へ行きますよ!!」

圦緒「あ、すんません、見つかりました、ありがとうございます」

笹井「中々個性的だね、うん、まあ見つかってよかった、」

圦緒「はい、じゃあ」

笹井「うん、じゃあね」

そうして分かたれた二人。

お互いの名前も知らぬ、けれど何処か似て非なる所があったのか、

笹井は振り向こうとして、止めた。

そして、何も言わず、人混みに紛れ、そして消えていった。


今日はここまでやで、後二回投下で終わる感じやな。
つーか、>>73奴が伝説級やでぇ………使ったろうかな。
まあしばらく徘徊しとくで、雑談でもしてや。適当に答えるやで

キャラ追加まだ間に合う?

>>84
面白いキャラなら出すこともあるけど、新しく主人公決めるときに使用するんだったら取っといた方がええで、次あるかどうかしらんけど。

>>86(あっ、これ使えないヤツだコンマ的に)

>>87
逆に考えるんやで、仮想級にはまだ二段階進化があると

募集キャラ10人 (内5人登場)
募集神威外装7つ(内1つ登場)
出しすぎてもいかんけどバランスとれてるんじゃないか

まあ、分からんから一応作っとく

『個人証明』
【名前】辻垣内 崇伸(ツジガイト タカノブ)
【性別】男
【容姿】中肉中背、黒いストレートの髪、常時半開きの眼、その他は特に特徴の無い一般的な二十代前半
【性格】外道非道
【構成】家族無し たまに高校生時代の友人と逢うがその他の人間関係は無し
【所属】無所属
……『二つ名』真紅の死神
【備考】高校生時代に、母親が理事長を勤める女子高に通っていた彼女を亡くす。
原因はイジメ、しかし母親含む教師陣はこれを隠蔽し事故に記録を塗り替えた。
母親含む教師陣が面倒臭そうにそれを話している場面を偶然目撃した崇伸は激昂しそれに加担していた教師だけを数日置きに闇討ち、理事長である母親には恐怖心を最大限植え付け最後にナイフで滅多刺しにした。
偶然この事を目撃した闇社会の有名な殺し屋が返り血で汚れている崇伸に畏怖の念を示しそう呟いた事から『真紅の死神』と呼ばれ始めた。
親に絶望した事から人間不信に陥り、この世界を乗っ取り破壊しようと目論んでいる。


『神威外装』
形状:札(術式展開前)死霊複数体(術式展開後)
属性:闇、毒、無
階級:無し
能力:死霊に生命力を吸わせ己の力にする、但し相手がある程度弱らないと使用出来ない為死霊に毒を纏わせ毒攻撃で弱らせてから吸わせている。毒が効かない場合は死霊が元々持ち合わせている闇と無属性攻撃で弱らせている。
真名:『声無き者の怨念』
名言:『あっそ。じゃ、死んでよ』

『武器』
形状:鎌
能力:死霊を纏わせる事により、死霊と同等の属性、能力を得る。但し死霊を動かすのと鎌に纏わせるのは一度に使用出来ない。
名言:『君の魂、狩らせてもらうよ……何てね。イライラするからさっさと死ね』

まあ、どうせ主人公にゃ程遠いキャラだし一応出しといた

>>92
左で156㎞/h出しそう

名前モデルは↑の察しの通りやで
そして神威外装の名言はガードベント先生から

てかこの場合コンマどうなるんや?

>>3の神威外装の項目見るに、>>92は伝承級でええんやない?


投下するで

もうすぐ日を跨ぐ五分前、と言う時間帯。

人気の無い路地裏に、一人の殺戮者が、辺りを蹂躙していた。

「んふふふ」

囀る音。

這い寄る混沌。

その"殺戮者"は優雅に歩き、

そして音もなく、彼が通る全てを切断した。

「逃げて、逃げて、楽しいですねぇ………やはり"狩り"と言う行為は楽しいですねぇ」

狩人の狙う獲物は、同じ人間、けれど、その対象となるのは"封神"を名乗る宗教団体である。

彼はその手に持つ大鎌を、逃げ去る教団関係者に向かい、一閃として真横に薙ぎ払った。



空を切り、間を斬り、何も捉えることの無い鎌の軌道は、しかし何故かその逃げ去る団体の両足を、綺麗に切断したのだ。

摩訶不思議、皆目不明の現象、されどその元凶は紛れも無く彼の手に持つ鎌である。

人の気配すらないこの路地裏、教団関係者の男性は悲鳴をあげながら地面にて悶える。

ただ空しく、その悲鳴は誰かを呼び寄せる事もなく、虚へと変わり消える。

「ンン~~、良い悲鳴ですよ、貴方、素晴らしい美声なる奇声、もっと私に聞かせて下さいな」

ワンス・モァ・タイム。

殺戮者が歌う様に言い放つと、鼻歌と共に、戦慄なる円舞曲を踊り出す。

鎌をパートナーに見立てて行われるダンスは、美しく、狂乱であれ、されどその見た目からでは不気味さしか残らない。

彼、殺戮者が踊ると共に、鎌は鈍く光を帯びて、そして消えると共に周囲の建造物、地面が崩壊していく。

まるで彼が世界の中心であるように。



その切断の嵐に、言う事もなく教団関係者も木端微塵へと成り果てた。

およそ五分に渡るダンスは終了し、残るものは瓦礫と挽き肉となった人間の残骸のみ。

彼の中には、きっと美しい光景が目に見えているのであろうが、これは、見るに耐えない、醜悪放つ子供の悪戯。

無邪気な子供が蟻を潰す事よりもタチが悪い。

そんな事をつゆ知らず、殺戮者は一仕事終えた、と満足げに、鎌を担いだ




―――瞬間。




鎌を担ぐ手が四散し、血肉が飛び散り白が目立つ骨が露出する。

「ぎ? ぃやあああああああああああああああああああああああああがががががががががががががががが!!!」

今宵は、彼の狩場である。

「いやあ、良かった。こんなにも速く見つかって」

されど、既に日は跨いだ。


これより、狩りの権利は殺戮者ではなく、"聖者"へと移る。

「うん、まあ、何故私がこんなにも早く君を見つけた、とか、私が君に何を致すのか、とか、そんな事は別段問題じゃない」

一歩、一歩と踏み出し、その異様さに殺戮者は畏怖を覚える。

「ただ、私がしようとする事、成すべき事は、以前より変わっちゃいないよ」

その青年は、ただ、何の変哲も無く、夜道を散歩するように、可憐に歩き出して。

首に掛けられた十字架に口付けをし。

「老若男女、富豪貧相差別無く、神の子である我々に、聖者としての役割を、さあ」

いつも通り、彼は『平等』なる笑顔を殺戮者に向けて。

「『救って』みせよう」

いつも通りに、彼の"殺戮"なる『救い』が始まる。




なんや、これもう勝ちフラグやな(ニッコリ)
多分明日で終わるんやで。
んで、それで投下したら終わりなんやけど、折角キャラや武器投下してくれた奴もあるし、今度はそれを中心にやっていくで。
今もまだ武器とかキャラ投下しても構わんって訳やないけど、まあ拾えるモンは可能な限り拾うで。
つーわけで今日はここまでや、明日まで適当にしとってや。

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