凛「絆-キズナ-」 (67)

初投稿です。

遊戯王とのクロスだゾ
遊戯王初心者に優しい解説付きだゾ
気になる点があったらさっさと言えゾ(聞くとは言っていない)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451235016

モバマスx遊戯王って言い忘れたぞ!(HBK)

毒の息を吐く。夕刻を過ぎた町はやや暗く、そこに私一人しかいないような静けさを少し寂しく感じる。

明日の帰り道はこっち以外にしようかな。ちょっと遠回りになるけれど。

今日はマスタートレーナーさんとのレッスンだった。一昨日に、久しぶりにキツいレッスンやりたいな、とプロデューサーに溢してしまったのは

些か軽率だったのかもしれない。菜々さんじゃないけど身体の各所が軋んでるのを感じる。

ぐっ…レッスンを始めて直ぐのとき以来の筋肉痛かな。以前のマストレさんのレッスンは手加減したものだったようだ。

明日朝はプロデューサーに迎えにきてもらおうかと考えながら力の入らない身体を持ち上げ歩く。ライブの予定は立ってないけど、

プロのアイドルなんだからいつでも準備は万端でなければならない。マストレさんのレッスンの後でもパフォーマンスが落ちないようにトレーニングを重ねなきゃ。

まだスタミナが切れるような大きなライブはやったことがないけど、私は未央や卯月より体力がないから一番最初にキツくなるだろう。2人の足を引っ張らないよう、

それでいて自分を魅せられるよう。どっちもやらなきゃいけない。アイドルになってから幾らか経ったけどまだやらなきゃいけないことはたくさんあるんだ。

凛(なんだろう、なにか・・・)

やっぱりさっきからおかしい。

いつもはこの時間でもここはそこそこ騒がしいハズなのに、人通りが異様に少ない気がする。店を見かけても人の姿は見えない。どころか車さえ通らない。

何か交通規制でもあったのだろうか。でもそんな注意柵は見なかったけど・・・

やっぱり早く帰ろう。不思議と危ない感じはしないけど、もしドラマの撮影なんかしてたら迷惑をかけることになる。

帰ったらハナコの散歩に…今日は行く気にはならないかな。その分遊んでやらないと。

と、少し駆け出そうとしたところで、先のタイルの歩道になにか見つける。

さっきから感じる変な雰囲気のせいで、ただの落し物のはずのそれは私の目には異質な物に見えた。なにかこのおかしな雰囲気と関係があるのかな。

凛「これは・・・カード?」

白いカードだった。真っ白で、まっさら。スリーブには入ってない。

なのに、こんな場所に落ちているにも関わらず、それは以上に綺麗だった。新品、あるいは…とても大事にされていた?

どちらにしてもなぜこんな場所に?裏には何か書いてあるだろうかと拾い上げてみる。

ピッカァァァァ

「え!?」

なに!?突然光りだした!?なにこれ・・・まるで意味が・・・!

とっさに手を離そうとするが指に命令がいかない。手がさっき拾った形のまま動かない!なにが起こってんの!?

光はどんどん強くなって、私は一瞬目を閉じた。そして目を開くと・・・

「・・・なにこれ」

白い空間。さっきのカードのような。何もない空間に浮いている。夢かな。夢だろうな。ワケのわからないことばっかりだ。

こんな悪夢ともつかない夢をみるなんて、やっぱりマストレさんのレッスンは当分は遠慮しよう。

などとマストレさんを逆恨みしていると、前からシルエットが近づいてくる。人型なんだけど…やたら…頭が…たくさんとんがってる。なんだこれ。

逃げようとしても浮かんでいてはどうやったって満足に動けやしない。

「ちょ、誰か助け…」ジタバタ

近づいたシルエットはもがく私から3mぐらいの距離で、ゆっくり、止まった。そして。

「カードは拾った」

「はい?」

私は意識を失った。

少し・・・寝る・・・

>>1氏、ターキーと鶏肉を間違える

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

こんな可愛い信者が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
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目を覚ました。私の部屋だ。ゆっくり携帯を探り、見ると6時半。昨日の夜のことは覚えていないが、さっきのことはよく覚えている。

やっぱり夢だったと一息をつき、ゆっくりベッドから起き上がる。マストレさんはバナナの皮とかで転ばないかな。転ばないか。あの人は。

凛「ぐーっ…」

カーテンを開け、明るい陽を浴びる。深呼吸1つ、いつも通り、いや、いつもより気持ちのいい朝だ。

この調子で夢のことは忘れて…というのは難しそうだけど、今日も頑張ろう。…ってあれ?

身体が痛くない。昨日はあんなにボロボロだったのに、体調は最高だ。そんなに長く寝たのかな。そもそもなんで昨日の夜のことを覚えてないんだろう。

窓から振り返ると、机の上に何かがあるのに気がついた。これは。

「…なにこれ」

白と蒼の機械と、カード。こんなもの買った覚えはない。恐る恐る確認してみる。

機械は美しい色使いで、コンパクトだった。見た目よりずっと軽い。ボタンがいくつかついているが、押せば何が起こるかわからない。

夢の件を反省し、余計なことはしないでおく。

カードの方は、といっても昨日と同じものではない。絵柄もついてるし、裏面もある。それに1枚じゃない。大体50枚以上はあるだろうか。

まるで『寄せ集め』のようだ。枠の色や絵柄は様々で、緑の枠や赤紫の枠は何かの様子を表しているようだ。

茶色の枠の絵は機械が多いけど、動物、人型、虫なんかもあってあまり一貫性がない。

そして、白い枠には、機械と龍。

凛「『スターダスト』・・・?」

事務所_エレベーター前

武内P「おや…渋谷さん、おはようございます」

凛「プロデューサー、おはよ。あ、CPルームの階でおねがい」

P「はい。渋谷さん今日の予定は空いていますが、どうかなさったんですか」

凛「いや、なにかって程のことは…ちょっとお喋りに来ただけ…かも?」

P「そうですか。今日はレッスンの方々の他にもプロジェクトルームにいらっしゃってるメンバーが数名おりますので、どうぞゆっくりしていってください」

凛「そっか。ありがと。あとでプロデューサーのとこにも話に行くかもしれないけど大丈夫?」

P「勿論です」カーン☆「着いたようですね」

凛(機械とカードは持ってきた。とりあえずCPのみんなに、コレを知ってる人がいないか調べてみよう。それがダメだったら…晶葉あたりに聞けばいいか)

凛「よし。…おはようみんな」

未央「おっ!しーぶりーん!おっはよーぅ!」

アーニャ「リン、おはようございます」

智絵里「おはよう、凛ちゃん」

杏「zzz」

凛「なにこのメンバー。まあいいや、ねえ、この機械のことについて聞きたいだけど」ガシャァ

未央「おぉぅ、突然だねぇ。ってこれ…」

智絵里「え。凛ちゃん、これがどうかしたの?」

アーニャ「リン。壊したちゃった。ですか?それならアキハに…」

凛「いやいやそうじゃなくて。これについて知らない?かな。今朝私の机に置いてあったんだけど」

未央「知らない?って…これどう見てもしぶりんのデュエルディスクじゃん」

凛「…へ?」

10分後

未央「ふーむ、ここまでの話をまとめると」

アーニャ「リンは昨日おかしな夢を見て」

智絵里「気がついたら家で朝になってて」

未央「知らない機械とデッキがあったと」

凛「デッキ?」

未央「このカード達のことだよ。それも覚えてないんだ…マストレさんのレッスンの影響かな?一旦病院に行ったほうが…」

凛「マストレさんのレッスンは覚えてるんだ。そのあとの帰り道から家に着いて寝るまでの記憶が曖昧で…お母さんに聞いても普通にしてたっていうし」

智絵里「でもデュエルのことだけ覚えてないなんて、おかしいよ」

未央「うん。しぶりんは私達の中でも一番熱心にデュエルしてたし、それを覚えてないなんて」

アーニャ「リン、頭オカシイ、です」

凛「アーニャ、その言い回しはやめようか、傷つくから」

凛(というか、なんなの?デュエルって)

未央「このカード達のことだよ。それも覚えてないんだ…マストレさんのレッスンの影響かな?一旦病院に行ったほうが…」

凛「マストレさんのレッスンは覚えてるんだ。そのあとの帰り道から家に着いて寝るまでの記憶が曖昧で…お母さんに聞いても普通にしてたっていうし」

智絵里「でもデュエルのことだけ覚えてないなんて、おかしいよ」

未央「うん。しぶりんは私達の中でも一番熱心にデュエルしてたし、それを覚えてないなんて」

アーニャ「リン、頭オカシイ、です」

凛「アーニャ、その言い回しはやめようか、傷つくから」

凛(というか、なんなの?デュエルって)


荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
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>>1を守りたい信者君が取った行動
障害者は構って欲しいそうです
障害者は構って欲しいそうです - SSまとめ速報
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智絵里「やっぱり病院で見てもらったほうが良いんじゃないかな」

凛「でもそれ以外は全部覚えてるのに…」

智絵里「デュエルを思い出せないと、色々支障が出るよ?危ないし」

凛「え?デュエルが出来ないと危ないの?」

アーニャ「病院、行くべきです、リン。安心してください。リンがいなくても、私達は全然大丈夫ですから」

凛「だからその言い回しは誤解を生むよアーニャ」

未央「まるでデュエルの無い世界から来たような…って、ん?もしかしてしぶりん、私達の仕事のことも忘れちゃった?」

凛「え?アイドルでしょ?そういえばさっき私達の中でもって言ってたけど、そんなに流行ってたの?コレ」

智絵里「流行ってって、凛ちゃんそれはマズいよ…」

未央「…あっちゃー、これはちょっと厄介かなぁ…?」

アーニャ「リンは、厄介者、ですね」

凛「アーニャさっきから当たりが酷くない!?」

30分後

未央「だーかーらー!さっきから言ってるじゃん!デュエルって言うのはぁ!」

未央「友情であり結束!」

智絵里「何をおいても楽しいこと!」

アーニャ「仲間とのキズナ!」

未央「デュエルをすればみんな仲間!」

智絵里「世界を笑顔にできるもの!そして!」


アーニャ「私達のオシゴト、ですよ。リン」


凛「それがわかんないんだってばぁ!」

凛「なんなの?説明通りならデュエルってカードゲームらしいじゃん!なんでカードゲームがそんなに壮大な話に繋がるのさ!」

未央「ああもう面倒くさいなあ!」

智絵里「未央ちゃん、もういっそのこと…」

未央「うん!私もそう思ってた!いや、その前に落ち着いて…スーッ…フーッ…よし」

凛「なんなのこの世界…アタマ痛いよ…で、何?」

未央「しぶりん」

凛「っ、うん」


未央「デュエルしろよ」キラーン☆

凛(今の未央、謎の威圧感があったような…というか)

凛「なんでデュエル?私まだ全然説明が足りてないだけど」

アーニャ「デュエルするのが、一番手っ取り早いから、ですね?」

智絵里「うん。デュエリストならそれが一番だよ」

凛「だから私…そのデュエリスト?ですら「シャラーップ!」

未央「しぶりんがデュエルを忘れちゃったのか、それとも本当に知らないのか。それもデュエルすればわかることだよ!」

凛「…やってみればわかるんだね?」

未央「そう!」

凛「…はぁ、わかったよ。でも今から?」

智絵里「大丈夫!ルールは私達が解説するよ」

アーニャ「リンがどれだけドォルーベ…無能でも、わかるようにしますね」

凛「複雑な気分だけどとりあえずありがとう。簡単だったらいいんだけど」イマノロシアゴ?

智絵里「ルールは一見複雑そうに見えてやってみると複雑だよ!」

凛「えぇ…」

未央「じゃ、デュエルディスクの使い方とルールの触りだけ教えて、あとは流れで!」

5分後

未央「この勝負で思い出してくれるといいんだけど」

凛「勝負か・・・負けたくないな」

智絵里「じゃあ、デュエルディスクを腕に取り付け」

ウィーン ギュゥン

アーニャ「40-60枚のデッキと0-15枚のエクストラデッキをそれぞれセット。手札は5枚からスタートです」

ガッ シャシャシャシャシャシャッフル ビッ

未央「ライフポイント(LP)は8000からで、せーのっ!」

凛vs未央

「「デュエル!!!」」

凛(・・・?このカード、感触がさっきと違うような・・・)


未央「先攻は貰うよ!私のターンッ!」




                   本田未央    -???-    LP 8000 手札x5


 モンスター 

                  -     -     -    -     -
 

 魔法・罠   -

                  -     -     -     -     -



凛「まずはドローフェイズだっけ?」

智絵里「うん。でも先攻プレイヤーの1ターン目はドローできないんだ」

智絵里「デュエルは原則、→の流れをお互いのプレイヤーが交互に繰り返す      ドローフェイズ → スタンバイフェイズ → メインフェイズ1
ことで進んでいくよ。その中で、先にライフが0になった方が負けなんだ」       → バトルフェイズ → メインフェイズ2 → エンドフェイズ

凛「なるほど」

智絵里「始めのうちは、ターンの始めにドローすることと、メイン→バトル→メインのフェイズの流れのことを意識するだけで充分だと思うよ」

未央「まずは軽いジャブから!手札から魔法カード、フォトン・リードを発動!」

アーニャ「カードには、大きく分けて緑色の枠のマジック(魔法)カード・赤紫色の枠のトラップ(罠)カード・それ以外の枠のモンスターカードの3種があります」

アーニャ「カードの効果は1ターンに何度でも使うことができますが、トラップカードは1度セットして次のターンまで待たないと使えませんよ」

凛「ふむふむ」

未央「フォトン・リードの効果!手札から☆4以下の光属性モンスターを1体、特殊召喚できるっ!で、私は手札からデイ・ブレイカーを特殊召喚!」

ドィン☆

デイ・ブレイカー「ハァッ!」 光 ☆4 戦士族 ATK1700

凛「っ!まるで現実にモンスターがいるみたいに…これが、立体幻影-ソリッド・ビジョン-…!」

未央「そう。ただしただの立体映像じゃない。ちゃんと質量もあるよ!勿論危険性がないように調整してあるけどね」

アーニャ「モンスターについても解説しましょう。モンスターには基本的に、名前・属性・☆(レベル)・種族・ATK(攻撃力)/DEF(守備力)、そして効果。これら7つのステータスがあります。」

智絵里「これも始めのうちは☆の数、効果、ATK/DEFだけに注目していればいいよ」

未央「デイ・ブレイカーの効果発動!このカードが特殊召喚に成功した時、手札からデイ・ブレイカーを特殊召喚できる!デイ・ブレイカーを特殊召喚!」

デイ・ブレイカー「フッ!」 光 戦士族 ☆4 ATK1700

未央「これで☆4のモンスターが私のフィールドに2体揃った!」

凛「揃うとどうなる?」

アーニャ「知らんのか」

智絵里「同じ☆の数を持ったモンスターが複数揃うことで、条件の揃ったエクシーズモンスターをエクストラデッキから、
その複数のモンスターの上に重ねて特殊召喚できる!それが!!」


未央「エクシーズ召喚!!!」ギュウンッ!!!

ピッカァァァァァ

凛「くうっ!!!この風は…光は…!?」

シュゥゥゥゥゥ…

「ダアッ!」パリィン!

未央「天城の舞台より光臨し、その輝きを満たせ!★4!輝光子パラディオス!!」ド☆ン(i.imgur.com/MfArUz1.jpg)光 ★4 戦士族/エクシーズ ATK2000

凛「…」

凛「解説っ!」

智絵里「黒い枠はエクシーズモンスター!エクシーズモンスターは☆(レベル)の代わりに★(ランク)を持つよ!」ミオチャンサスガダナー

アーニャ「そして最大の特徴はORU(オーバーレイユニット)です。エクシーズ召喚の素材となったモンスターは、エクシーズモンスターの下、ORUになります。
エクシーズモンスターはこのORUを消費することで、強大な効果を使い戦いますよ」イキナリエクシーズデスカ

パラディオス 光 戦士族 ATK2000 ORUx2

未央「先攻はドローを行えないと同じく、バトルもできない!私は手札を1枚セットしてターンエンド!」

未央「さぁ!しぶりんのデュエルを、見せてもらおうか!」

                   本田未央    -フォトン-    LP 8000 手札x1


 モンスター 

               -     -     -輝光子パラディオス[ORU2](ATK)-     -     -
 

 魔法・罠   -

                  -      -      -セット-      -      -




凛「ええっと、私のターン。ドロー・・・、でいいんだよね」

智絵里「・・・練習が必要かなぁ」ボソボソ

アーニャ「まるでなってませんね」ボソボソ

                  渋谷凛    -???-    LP 8000 手札x6


 モンスター 

                  -     -     -    -     -
 

 魔法・罠   -

                  -     -     -     -     -




凛(また変な感じだ。柔らかいような、鋭いような、冷たいような、熱いような。でもこの手札は・・・)

凛「・・・私はモンスターを裏側守備表示で召喚して、1枚カードを伏せてしてターンエンド」

未央「そう!モンスターの通常召喚は1ターンに1度、表側攻撃表示か裏側守備表示でしか行えないのだ!」

智絵里「カードを裏側でフィールドに出すことをセットっていうんだ。今の場合は『モンスターをセット、カードを1枚セット』だね」




                  渋谷凛    -???-    LP 8000 手札x4


 モンスター 

                  -     -     -セット-   -     -
 

 魔法・罠   -

                  -     -     -セット-     -     -

未央「私のターン!ドロー!」




                  本田未央    -フォトン-    LP 8000 手札x2


 モンスター 

               -     -     -輝光子パラディオス[ORU2](ATK)-     -     -
 

 魔法・罠   -

                  -      -      -セット-      -      -




未央「私は手札から、フォトン・クラッシャーを召喚!」

フォトン・クラッシャー「ドウ!」光 ☆4 戦士族 ATK2000

未央「バトル!パラディオスでモンスターに攻撃!フォトン・ディバイディング!」

凛「えっと、トラップカード!くず鉄のかかし!パラディオスを対象に、攻撃を無効化する!」

パラディオス「ハァッ!」ATK2000

かかし「」ガキィン!

凛「くず鉄のかかしは発動後、フィールドにセットし直されるよ」

未央「でもトラップカードはセットしたターンには発動できない!フォトン・クラッシャー、攻撃!」

フォトン・クラッシャー「デャ!」バァン!ATK2000

セット→スピード・ウォリアー「」DEF400 パリーン

凛「くっ・・・」

未央「スピード・ウォリアー・・・?」

未央「・・・フォトン・クラッシャーは攻撃したあと、守備表示になる効果を持つ」

フォトン・クラッシャー「」グッ DEF0

未央「ダメージこそ与えられなかったけど、優勢なのはこっちだよ!ターンエンド!」




                  本田未央    -フォトン-    LP 8000 手札x1


 モンスター 

     -     -フォトン・クラッシャー(DEF)-     -輝光子パラディオス[ORU2](ATK)-     -     -
 

 魔法・罠   -

                  -      -      -セット-      -      -

凛「私のターン、ドロー!」




                   渋谷凛    -???-    LP 8000 手札x5

 モンスター 

                    -     -     -   -     -
 

 魔法・罠   -

                  -     -     -セット-     -     -




キアイガハイッテキマシタネ リンチャン、マケズギライダカラ…

凛(!また攻撃力の低いモンスター!これじゃあのパラディオスってモンスターは倒せない!)

凛(というかさっき確認した中じゃ、私のカードは白い枠のモンスター以外は攻撃力が低い!つまり)

凛「智絵里、アーニャ!白い枠のモンスターはどうやって出すの?」

智絵里「白枠のモンスターはシンクロモンスターだよ!」

アーニャ「チューナーという能力を持つモンスターで、チューナー以外のモンスターをチューニングすることで、素材の合計レベルのモンスターをエクストラデッキから特殊召喚!です」

智絵里「うん。特性上、エクシ-ズ召喚と同じように、自分フィールドにモンスターが2体以上いないとできないよ」

アーニャ「1ターンで出すにはさっきのミオと同じように、特殊召喚が必要、ですね?」

凛(うっ・・・カードの効果さえまだ禄に把握してないのにそんなのできるわけっ・・・)

未央「しぶりーん、ひとつアドバイスだよっ」

凛「・・・?」

未央「デュエルで相手と戦うのは自分だけじゃない。自分のカード達と一緒に戦うんだ」

未央「カードの声に耳を傾けて、カードの魂を手で感じ、カードの本質を心で視る。そうすれば、カードはきっと、しぶりんに応えてくれるよ!」

凛「・・・カードと一緒に・・・戦う」ジィッ

凛(馬鹿らしい話かもしれないけど、その時の私にその言葉は、疑いようのない真実のように聞こえたんだ)

凛「さっきから感じてたこのフィール、このエモーション。それがカードの心なんだとしたら・・・」


・・・・・・・・



・・・・・





・・・





凛「私は・・・」

凛「私は、ジャンク・シンクロンを召喚!」

ジャンク・シンクロン「ハアッ!」闇 ☆3 戦士族/チューナー ATK1300

凛「ジャンク・シンクロンの効果発動!このカードを召喚した時、墓地から☆2以下のモンスターを特殊召喚できる!蘇って、スピード・ウォリアー!」

スピード・ウォリアー「ジャッ!」風 ☆2 戦士族 ATK900

智絵里「スピード・ウォリアーと、チューナーのジャンク・シンクロンがフィールドに揃った!」

アーニャ「ずいぶん、ラーナ、早いですね」

凛「☆2、スピード・ウォリアーに、☆3、ジャンク・シンクロンをチューニング!」

ギュイイイイン!!!

凛「集いし星が新たな力を呼び起こす!光さす道となれ!」

☆2+☆3=☆5

凛「シンクロ召喚!!!出でよ、ジャンク・ウォリアー!!!」バチィン!

ジャンク・ウォリアー「ウー・・・ハァッ!」ド☆ン(i.imgur.com/H5qtjx5.jpg) 闇 ☆5 戦士族/シンクロ ATK2300

未央「ジャンク・ウォリアー!?しぶりんそんなカード持ってたっけ!?」

智絵里「あれってやっぱり、前の凛ちゃんのデッキじゃないの!?」

凛「そうなの?以前の私ってどんなデッキだったの?」

アーニャ「リンは確かにシンクロ召喚を得意にしていました。ノゥ、ですが、リンはスピードロイドというモンスターを使ったデッキを使ってました」

アーニャ「リンの☆5シンクロモンスターといえば、チャンバライダーというモンスターだったハズです」

智絵里「メインデッキのカードだけ変わっているならともかく、エクストラデッキのカードまで変わってるなんて・・・」

未央「しぶりん、本当に前と別人なんだ・・・」

凛「よくわからないけど、本当に別の世界から来ちゃったみたいなんだ、私。わかってくれた?」

未央「うん・・・でも」

未央「それはそれ、コレはコレ!」

未央「新しいしぶりんのデッキ!これと戦わない理由はない!燃えてきたぁ!」

凛「未央、なんの為にデュエルしてるか忘れてない?」

----------------------------キョウハココマデ-------------------------------

つづきです(つづきとは言っていない)

エクストラデッキ――D・しぶりん――

P「はい、キャンディアイランドは11時20分頃に到着の予定です。はい。どうも、失礼します」ピッ

ゥゥゥゥゥゥゥ・・・!!!

P「ん?あれは・・・」

凛「ゥゥゥゥゥゥrrrrroォォオオオデュゥウウウウウウウウウウウサアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」ドド☆ン

P「しっ、渋谷さんですか!?何か様子がいつもと・・・どうかなさったんですか!?」

凛「みんなが!みんながおかしい!!!」

凛「みんなデュエルディスクない!デッキない!!記憶ない!!!おかしい!!!!みんなおかしい!!!!!」

P「渋谷さんカタコトになってます!落ち着いてください!なんの話ですか!?」

数分後

P「なるほど・・・渋谷さん以外のアイドルがデュエルに関する記憶を全て失っており」

凛「うん」

P「デュエリストの魂と言えるデッキを覚えてさえおらず」

凛「うん」

P「それどころか自分を過労者のように扱ってどうしようもないと」

凛「うん!」

P「渋谷さん、申し訳ありませんでした・・・昨日のレッスンは本当は冗談でマストレさんに麗さんに言ったもので・・・こんなことになるとは・・・」

凛「なんでプロデューサーもみんなと同じこと言うのさ!」

P「冗談です」

凛「えっ、何で今冗談言ったの?」

P「食には関心があります」

凛「関係ないよねそれ」

P「・・・」

凛「・・・」


・・・・・・・・・・・・・・


凛「・・・それで?」

P「はい、渋谷さん。非常に心苦しいのですが、私も他の皆さんと同じくデュエルというものに本当に覚えがありません」

凛「」

凛「・・・もしかして、アイドルだけじゃなくて世界中の誰も知らない?」

P「それはわかりませんが、恐らく」

凛「」

P「アイドル以外には違和感を感じなかったのですか?ご両親などには」

凛「昨日杏に無理矢理リベンジマッチの予約とりつけてたから、今日は急いでて・・・」

P「そうですか。もう一度確認しますが、デュエルというのは本当に存在するのですね?」

凛「・・・うん。証拠にデュエルディスク・・・デュエルをするための機械もここにあるし、それを使うためのデッキもあるよ」

P「デュエルディスクに、デッキ、ですか。なるほど・・・信じます。ですが誰も覚えていないとなると、本当に渋谷さん以外の人がデュエルについての全てを忘れてしまったか、
渋谷さんにだけそれらの道具と記憶が与えられたか。若しくは、渋谷さんがデュエルの存在しない世界に来てしまったのか。それ以外は思いつきませんね」

凛「そう・・・わかったよ、こうなったら」

P「何か、思いつく手が?」

凛「うん。プロデューサー。」

凛「デュエルしろよ」

P「私はディスクもデッキも持っていないのですが」

凛「あ、そっか」

P「大体なぜデュエルを・・・」

凛「デュエルすれば大体わかるからね、色々。だいたい。なんとなく。」

P「はぁ・・・」

凛「うーん、とりあえず事務所に戻ろうかな。やっぱり落ち着かないし」

P「落ち着かない・・・そこまで日常的にデュエルをなさっていたんですか?」

凛「あー、それもあるんだけど・・・前まであったものが無いんだよね。あ、ということはみんながデュエルのことを忘れたっていうだけじゃ説明つかないね。
プロデューサーの意見の2つのどっちかかな」

P「そうですか。それで、今は無いものとは・・・?」

凛「うん。やっぱり『Dホイール』がないと。晶葉なら造って貰えるかな・・・」

AVは素良と社長と零羅が好きです
月影かっこよくて好きになっちゃうヤバイヤバイ
本筋は進んでないけど
----------------------------キョウハココマデ-------------------------------

----------------------------キョウハココカラ--------------------------------
ほんへ

凛「まあいいや、私もさっきから」

凛「昂ぶって仕方ないんだ」

未央「いいねー、らしい眼になってきたよ~しぶりん!そういうトコは変わんないね!」

凛「バトルだよ!ジャンク・ウォリアーで輝光子パラディオスを攻撃!スクラップ・フィスト!」

ジャンク・ウォリアー「ダーーーッ、ハァ!」ドオォン!ATK2300

凛「攻撃表示のモンスターが攻撃表示のモンスターとの戦闘で破壊される場合、その差の分のダメージを受ける。だったよね?」

パラディオス「グワァッ!」ATK2000 パリーン!

未央「くっ!」LP8000→7700 「この瞬間、パラディオスの効果発動!私はデッキから1枚ドロー!やるじゃんしぶりん!」

凛「形成逆転だよ。これで私が一歩リード!カードを1枚セットして、私はターンエンド!」




                   渋谷凛    -ジャンク-    LP 8000 手札x3

 モンスター 

               -     -     -ジャンク・ウォリアー(ATK)-   -     -
 

 魔法・罠   -

              -     -     -セット(くず鉄のかかし)-     -セット-     -

未央「私のターン、ドローッ!!」




                   本田未央    -フォトン-    LP 7700 手札x3


 モンスター 

            -     -フォトン・クラッシャー(DEF)-     -     -     -
 

 魔法・罠   -

                  -      -      -セット-      -      -

未央「ふーむ。どう攻めるにしても、まずは見えてる障壁にどいてもらおうじゃないか!」

未央「セットされたくず鉄のかかしを対象に手札からマジックカード、ギャラクシー・サイクロンを発動!そのカードを破壊する!」

かかし「」パリーン


未央「次に私は、フォトン・チャージマンを召喚!」

フォトン・チャージマン「チャーッジ!」 光 ☆4 戦士族 ATK1000

凛「これで☆4がまた2体・・・」

未央「覚悟はいいかーい?しぶりん!ここからが私の猛攻の始まりだー!」パチンッ!

未央「私はフォトン・チャージマンの効果を効果を発動!次の私のターンのスタンバイフェイズまで、このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる!」

ATK1000x2=2000

未央「フォトン・クラッシャーの表示形式を攻撃表示に変更!バトル!」

凛「エクシーズじゃない!?これは・・・」

智絵里「アーニャちゃん、あれってどういうことだろう?」

アーニャ「ンー、ミオのデュエルはよく見ますが、いつもならあのモンスターを・・・」

杏「おー、未央、もう使うんだー。流石じゃん」

智絵里「杏ちゃん!?いつのまに起きて・・・」

杏「まあどうでもいいじゃん。凛は見たことないカード使ってるけどどうしたの?」アタラシクシタノカナ

アーニャ「それはあとで説明します。それより、もう使う、ってどういう・・・?」

杏「昨日未央から相談受けてさー。どうしても使い方に困るカードがあるって。
それで丁度いいカードを1枚プレゼントしたんだ。状況を見ても多分それを使おうとしてるんじゃないかなー?まあ見てなよ」

未央「フォトン・クラッシャーでジャンク・ウォリアーを攻撃するよっ」

凛「攻撃力2000で2300のモンスターに攻撃!?一体何を!?」

未央「私はクラッシャーを対象に手札から速攻魔法、フォトン・トライデントを発動!」

未央「速攻魔法は通常魔法と違って、自分のメインフェイズに限らずに使うことができる!」

未央「フォトン・トライデントの効果で、クラッシャーの攻撃力はエンドフェイズまで700ポイントアップする!」

ATK2000→2700

フォトン・クラッシャー「デェェヤッ!」ドォン!

ジャンク・ウォリアー「グワァッ!」パリーン

凛「そういうことか・・・!」

LP8000→7600

未央「ここでフォトン・トライデントの更なる効果発動!対象のモンスターが相手にライフダメージを与えたとき、相手の魔法・罠カードを1枚破壊できる!」


パリーン リ・バウンド(カウンタートラップ)


凛「!ここでリ・バウンドの効果発動!」


未央「えっ?」


凛「本当はこのカードは‘フィールドのカードを手札に戻す効果’に反応する防御の罠カード。
でももう一つ効果があって、このカードが相手に破壊された時、カードを1枚ドローできるんだ」


未央「ドローかあ、ビックリした。それなら気を取り直して追撃だよ!」


未央「効果でフォトン・クラッシャーは守備表示に。次にフォトン・チャージマン!ダイレクトアタック!」


フォトン・チャージマン「ッドオァ!」


凛「っ!」


LP7600→5600

ダークイリュージョンにDD新規が沢山来る夢
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