瑞樹「…」沙理奈「…」比奈「…」 (36)

アニメ準拠とか独自視点とか後何か

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451228454

瑞樹「…」

沙理奈「…」

比奈「…」

瑞樹「…それじゃ、まあ…」

沙理奈「…えーと…乾杯」

比奈「…お疲れッス」

沙理奈「…」

瑞樹「…」

比奈「…」

沙理奈「…えーと…」

瑞樹「どうしたのよ」

沙理奈「…いや…」

瑞樹「貴方リーダーなんだから、きっちりまとめなきゃ」

沙理奈「…はいッス」

比奈「あ、それアタシの専売特許ッス」

沙理奈「あ、ごめん…っていうか、このメンツでって…さ」

瑞樹「うん」

比奈「…」

沙理奈「…初めてじゃない?」

瑞樹「…」

沙理奈「…」

比奈「…」

3人「…」

比奈「逆に考えましょうよ。初めてだからこそッスよ」

瑞樹「まあ誰しも初めてはこんな感じよね」

沙理奈「…でもさ、ブルーナポレオンって、結構長いよね」

瑞樹「まあ…かれこれ1年以上は…」

沙理奈「こうして打ち上げするってのはあったけどさ、3人でってのは初めて…なん、だよね」

比奈「スタッフさんは別のプロジェクトの現場に出払っちゃってまスからねぇ」

瑞樹「そうねぇ…シンデレラプロジェクトのプロデューサー君の影響でか知らないけど、ウチのプロデューサー君もいくつか掛け持ちしだしたからねえ…」

沙理奈「…てっきりみんな来るもんだって思って予約しちゃった」

瑞樹「バカねぇ。そういうのはちゃんと確認取らなきゃ」

沙理奈「うん…だから、その…また別の日…」

比奈「いや、待ちましょう」

沙理奈「え?」

比奈「これって逆にチャンスじゃないッスか?」

瑞樹「何が?」

比奈「いやあ、この3人だけだからこそ、話せる事もあるかもしれないじゃないッスか」

沙理奈「…うーん…何だろ…?」

比奈「前向きに捉えましょうよ。3人だから気兼ねなく話せるってこともありまスよ」

比奈「そういえば瑞樹サンって、シンデレラプロジェクトの方達とは結構話してまスよね?」

瑞樹「そうねえ…たまに呼ばれたり、呼んだりで…」

沙理奈「あ、後美嘉ちゃん。美嘉ちゃんとこのプロジェクトととも結構話してる」

瑞樹「まあねえ…」

比奈「でも何よりは、早苗サン達ッスね」

瑞樹「…」

沙理奈「そうそう。プロジェクトの枠とか抜けちゃってるわよねアレ」

瑞樹「まあ、何気に一番付き合い長いからねえ…」

沙理奈「あー…」

瑞樹「そういう貴方だって、グラビアとかDVDとか出しちゃって」

沙理奈「出してって言われたんだもん」

比奈「良いッスね」

沙理奈「え?」

比奈「羨ましいッスよ」

瑞樹「え…ちょっと…?」

比奈「いやあ…実に羨ましいッス」

沙理奈「あ…えっとー…」

比奈「その乳」

沙理奈「あ、これ?」

瑞樹「あー…貴方大きいからねえ…」

沙理奈「これねえ…アタシの中でも結構自慢」

瑞樹「まあ確かに羨ましいわよね」

比奈「腕組みして乳が腕に乗っかるとか世の男性諸君は目をひん剥いて見てきまスよ」

瑞樹「乳って言うのやめてくれる?」

沙理奈「でもほら、よく考えてよ。瑞樹さん」

瑞樹「何よ」

沙理奈「拓海ちゃん、早苗さん」

瑞樹「…あれは…ねえ…?」

沙理奈「346全体でいけば、雫ちゃん」

比奈「あれ凄いッスよ」

瑞樹「走ったらもう…ボインボインするものね」

比奈「そこッスよ」

瑞樹「ん?」

比奈「おっぱいって、いわば脂肪じゃないッスか」

沙理奈「まあ、うー…ん…」

比奈「で、それが100cm以上あるんスよね?もっと下に、下に行って良いと思うんスよ」

瑞樹「言われてみればビーチボールみたいにハリがあるものね…」

沙理奈「重力に逆らってる巨乳ってズルいと思う」

比奈「あのおっぱい実は逆に硬かったりしないッスかね」

沙理奈「おっぱいって言うのやめて?」

比奈「346って凄いッスよね」

瑞樹「まあ…そうね。いろんな子がいるし…」

比奈「パイオツだk」

沙理奈「パイオツ言うのやめて?」

比奈「胸一つにしても選り取り見取りなんスよ?」

瑞樹「その言い方…」

比奈「いや、褒め言葉ッス」

沙理奈「でもムネ以外にもあるじゃない?」

瑞樹「例えば…比奈ちゃんみたいに絵が上手な子とか…」

比奈「アタシの作品って意外と興味持ってもらえるんスよ。だから必要以上に仕事は入れずにそっちも期待に応えられるようにしてるんでス」

瑞樹「あー…」

比奈「あ、でも元アナウンサーってのは珍しくないッスか?」

瑞樹「そうかしら?」

比奈「意外とレアッスよ」

沙理奈「漫画家ってのもレアだと思うけど…」

比奈「あ、違うんスよ。漫画家じゃないッス。同人作家ッス」

沙理奈「あ…あー…二次創作っていうの?」

比奈「そうッス」

瑞樹「貴方そういうの全然興味無さそうだものね」

沙理奈「無いことはないよ。でもホントメジャーなのしか分かんない」

比奈「ゾロ×サン」

沙理奈「は?」

比奈「ゾロ×サンはメジャーッスよ」

瑞樹「ゾロさん…?」

比奈「あ、違うんスよ。カップリングの話ッス」

沙理奈「カップリング…?ゾロさんが?」

比奈「いやいや、ゾロとサンz」

沙理奈「いや何か聞きたくなくなったからいいや」

瑞樹「そうね」

比奈「こういう系ダメな方ッスか…」

沙理奈「いつもはさ、子供メンバーもいるじゃん?」

瑞樹「そうね。千枝ちゃん然り、春菜ちゃん…」

比奈「千枝ちゃんイイッスね。みんなのマスコットッスよ」

沙理奈「比奈ちゃんは異常じゃない?」

比奈「ええ?何でッスか?」

瑞樹「実家から古着持ってきて着せ替えてたの知ってるのよ」

比奈「ありゃ。バレてました?」

沙理奈「一歩間違えたら犯罪だから気をつけなよ。ただでさえそういうのに厳しい世の中なんだから」

比奈「おじさんと10歳程度の子供を握手させる世の中の何処が厳しいんスか?」

瑞樹「コラ」

比奈「でも2人も色々アレッスよ」

瑞樹「何よ」

比奈「千枝ちゃんの事子犬みたいにしてるじゃないッスか」

沙理奈「可愛いもん」

瑞樹「ねー」

比奈「可愛がり方がおかしいんスよ。どっちとも」

瑞樹「何で?」

比奈「例えば瑞樹サン。千枝ちゃん褒めてる時なんかムツゴロウサンみたいッスよ」

沙理奈「あぁよしよしとかやってるもんね」

瑞樹「言っとくけど貴方も今から言われるんだからね」

沙理奈「えー?」

比奈「沙理奈サンなんて、胸を寄せて上げてとかやらせてるじゃないッスか。まだ谷間すら無いんスよ?」

沙理奈「でもあの子異常だとは思わない?」

瑞樹「まあ…確かに、発育良いわよね」

沙理奈「そう。だからね、将来有望なの」

瑞樹「貴方みたいなのが2人も3人にもなったら困るわよ。鬱陶しくて仕方ないわ」

沙理奈「ひどいッスよ」

比奈「あ、それアタシの専売特許ッスよ」

瑞樹「じゃあ、春菜ちゃんはどうなのよ?」

比奈「うーん…だって、あの子アタシにはあんまり眼鏡勧めないんスよ?」

瑞樹「してるからね、貴方」

比奈「お二方は勧められたんスか?」

沙理奈「何かね、色々」

比奈「色々?」

瑞樹「特に決まってないって事よ。普通のだったり奇抜なやつだったり」

比奈「千枝ちゃんにもそんな感じでしたね」

瑞樹「眼鏡が好きっていうのは良いけど、あんなにガンガン付け替えてたら目が悪くならないか心配になるわ」

沙理奈「そこだよね。…本人が良いなら良いんだけどね…」

比奈「何かネットで見たんスけどね、昔特撮でこんな怪人いたんスよ」
https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcS-387hfLpKGoLN-zgV9ZpuEEecIi9BcKglxxf-Tj-9eAOldzzI5A

沙理奈「うわキモッ!!」

瑞樹「何これ」

比奈「メガネ仮面っていう名前らしいッスよ。春菜ちゃんとは仲良くなれまスかね?」

沙理奈「逆に怒るんじゃない?メガネを粗末にするなって」

瑞樹「さてメガネ大量に買い込んでる子が言える事かしら?」

沙理奈「こないだね」

瑞樹「ええ」

沙理奈「月一でやってる売上報告みたいな会がやってたの見たんだけどさ」

瑞樹「ホールでやってるの?」

沙理奈「それそれ。…で、その中でね?一人だけズバ抜けてデカい人がいるの」

比奈「シンデレラガールズプロジェクトのプロデューサーサンでスか?」

沙理奈「うん。だって頭一つ出てるんだよ?あれ絶対目立つよね!」

瑞樹「貴方彼の真っ正面に立ってみなさい。本当に萎縮するから」

比奈「瑞樹サンが萎縮したんスか?」

瑞樹「初めて会った時はロクに会話もしなかったけれど、番組で一回彼が全速力で走ってきた事があったわ」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52145247.html?

沙理奈「それどういう状況なわけ…?」

瑞樹「あの時は何故か笑っちゃったけど、番組見返してたらみんな一瞬ビックリしてたわね」

比奈「…アタシの印象は違うかなあ…」

沙理奈「?」

比奈「何か、アレなんスよ。えーっと…ボディーガード」

http://youtu.be/H9nPf7w7pDI

瑞樹「あー…」

沙理奈「あー…分かる気がする」

比奈「でスよね?何か最後はアイドル守って…みたいな」

沙理奈「確かに男らしそうよね」

瑞樹「そうね…。専務があれこれやってた時もあの子だけは絶対自分の信念曲げなかったからねえ…」

沙理奈「頑固な男らしさかあ…いいなぁ」

比奈「自分、不器用なんで…」

瑞樹「いや言うと思ったけれど」

沙理奈「…?」

比奈「…え?」

沙理奈「え?」

瑞樹「…ン゛ン゛……まあ…でも、アイドルに限らないんじゃないかしら?彼の場合」

沙理奈「あー…」

比奈「…あああ…」

瑞樹「どうしたの?」

比奈「…いえ、何かほら、幼い子供とその父親をトラックから守って…翌朝の新聞のちっちゃい記事に「英雄」として…」

沙理奈「流石作家よねぇ。そこまで想像したんだ」

比奈「妄想って言わないところに優しさを感じたッス」

比奈「ここの店、美味しいッスね。色々」

沙理奈「でしょ?結構オススメなのよ。安いし」

比奈「ただ、カップルが沢山いるんスよね。メシマズでス」

瑞樹「貴方結構酔っ払ってるわね」

比奈「いやあ、何か…」

沙理奈「嫉妬したって仕方ないわよ。アイドルってそういう職業なんだからそういうのは納得しなきゃ」

瑞樹「そうねぇ。いつどこで誰がカメラ構えてるのか分からない昨今よ。プロデューサー君とも2人では歩きづらいわ」

比奈「…あ、それで一個いいッスか?」

沙理奈「なあに?」

瑞樹「どうぞ?」

比奈「お二方って、経験あるんスか?」

沙理奈「…」

瑞樹「…」

沙理奈「まあ…」

瑞樹「…人並みよね」

比奈「あるんスか…」

瑞樹「逆に聞いていいかしら?私くらいの年齢で何の経験も無かったらどう?」

比奈「そういうのが好きな殿方が世の中にはごまんといるんスよ」

瑞樹「まあいるのかもしれないけれど、…あ、勿論アイドルやる前だからね?」

比奈「でもそれ絶対公共の場で言ったら駄目ッスよ?」

瑞樹「そういう時はまあ、ノーコメントよ。特に撮られるような事もしてないし…」

比奈「…で、沙理奈サンはどうなんスか?」

沙理奈「いや…勿論アイドルやる前だからね?」

比奈「あ、もういいッス」

沙理奈「えええ…?何か聞いて欲しい気もするし話したくない気もするし…」

瑞樹「そういう貴方はどうなのよ」

比奈「まだ新品ッスよ」

瑞樹「…私達が中古だと?」

比奈「すいませんホント土下座するんで勘弁してもらえないッスか?」

沙理奈「あーあ。怒らせた…」

瑞樹「そういえば、貴方達がアイドルになったきっかけって何?」

沙理奈「スカウトー」

比奈「スカウトッス」

瑞樹「沙理奈ちゃんは分かるけれど…比奈ちゃんって何処でスカウトされたの?」

沙理奈「あれじゃない?あのー…何か、コミケって所」

瑞樹「それプロデューサー君仕事サボってない?」

比奈「いやいや、普通に街中ッスよ」

沙理奈「あれ?意外と普通…」

比奈「文房具買いに行ってたんスけどね、道端で話しかけられて」

瑞樹「へえー…で、行ってみようかなって?」

比奈「まあ初めは半信半疑でしたよ。でもその時のアタシって、半分…というかほぼニートだったんで、何でも良いからやってみようかなって…」

瑞樹「良いじゃない。その気持ちは大事よ」

沙理奈「アタシはオーディションだなあ。それで合格して…」

瑞樹「やっぱり合格した時って嬉しかったでしょ?」

沙理奈「自信あったんだけどねぇ…でもやったーってなったよ」

比奈「…それで、瑞樹サンは?」

瑞樹「私?…まあ、普通よ?」

沙理奈「オーディション?」

瑞樹「ううん。乗り込んだの」

比奈「乗り込んだ!?」

沙理奈「何やってんの!?」

瑞樹「ほら、346ってアイドル部門だけじゃないじゃない」

沙理奈「…あっ!元から346系列の社員さんだったんだ!」

瑞樹「そうそう。それで熱意を伝え続けたの。プロデューサー君に」

比奈「随分ストロングな新人だったんスね…」

瑞樹「それがウケたのよ。後はぱっぱと進んでったわ」

沙理奈「へー…ちなみにどういう感じで?」

瑞樹「『だって、私よ?』」

沙理奈「ごめん訳わかんない」

比奈「いやあ、でもそこまで押し切られたら使ってみたくなりまスよね」

瑞樹「そうよ。今の若い子には無いんじゃないかしら?」

沙理奈「この中で一番若いのって比奈ちゃん?」

比奈「アタシを一般常識で捉えたら駄目ッスよ。参考になりませんから」

瑞樹「そう?」

比奈「だってニートの根暗ボッチなんスよ?」

瑞樹「いや…そこまで…」

沙理奈「そんな自分を否定しなくても…」

比奈「いやあ、今楽しくて仕方ないんスよ。だって人とお酒が飲めるんスよ?」

瑞樹「あ…うん…」

沙理奈「…良いよね…」

比奈「正直さっき瑞樹サンが怒った真似してた時は焦りました」

瑞樹「な、何で?」

比奈「いやあ、嫌われたらもうやっていけn」

沙理奈「ねえこれからも遊ぼ!?ね!?友達だもんね!!!?」

瑞樹「この後カラオケでも行きましょ!?今夜は返さないわよ!!?」

比奈「いやあ、幸せだあ…」

沙理奈「話戻すんだけどさ」

瑞樹「何かしら」

沙理奈「ほら、アイドルになったは良いけど、それからが問題じゃない?」

比奈「そうッスねえ…。デパートの地下で何の予備知識もない商品をベタ褒めしたりとか」

沙理奈「そんな感じ。アタシも何かの講演の予備インタビュアーとか」

瑞樹「私なんて昼ドラの通行人Aよ?」

比奈「でも瑞樹サンの場合だと、既にそれなりに顔が知られてたから早かったんじゃないでスか?」

瑞樹「そんな事ないわよ」

沙理奈「えー?でもアナウンサーって…」

瑞樹「じゃあ、アナウンサーの私見たことある?」

比奈「見たこと…ある…かも」

沙理奈「見たことある…かも」

瑞樹「ほらね?覚えてもらえるのって、大概朝7時とかに始まるニュース番組の人達なのよ」

比奈「あー…」

瑞樹「私は夜の方だったし、週のレギュラーでもなかったから、覚えてもらえる事なんてほとんど無かったわ」

沙理奈「…瑞樹さんが通行人Aかー…」

比奈「こんな豪華な通行人Aいませんよ」

瑞樹「…ありがと」

沙理奈「今までで一番嫌だった仕事ってなに?」

瑞樹「…んー…断った事は無かったけど…」

比奈「断った事はないッスね。でも嫌っていうより辛かったのはいくらでもありまスよ」

瑞樹「例えば何かしら?」

比奈「催眠術にかかったフリの仕事でス」

瑞樹「…」

沙理奈「…」

比奈「ティッシュペーパーが重く感じる催眠術とか言われてたんスけどね、打ち合わせの時に言わr」

沙理奈「私の嫌だったのはね」

瑞樹「ええ」

比奈「あれー?」

沙理奈「やっぱね、着ぐるみ!」

比奈「あー…」

沙理奈「仁奈ちゃんの着ぐるみは可愛いわよ?勿論」

瑞樹「あの子のはね、そういう感じだし」

沙理奈「でもアタシはこの身体を武器にするって言ったの!なのに顔まで隠れる着ぐるみだよ!?」

比奈「自分の思ってたのと違う時って、辛いッスよねえ…」

沙理奈「そうそう!文句言いまくったもん!何で顔まで隠して子供に蹴られるような仕事回すんだーって」

比奈「大変だったんスねえ」

沙理奈「まあ、その後はあるだけマシって考えになってったけどね」

瑞樹「大人になったじゃない」

沙理奈「身体は大人だもん」

比奈「瑞樹サンはどうでスか?」

瑞樹「私?…そうねえ…」

瑞樹「あのー…地方の番組でね?」

沙理奈「うん」

瑞樹「どこかの体育館でやってた「かまぼこの板ドミノ倒し」って企画があってね…」

沙理奈「うわ…もう無理…」

瑞樹「それの司会かなとか思ってたらね、スタッフの一員になってたのよ」

沙理奈「え!?ずっと並べてたの!?」

瑞樹「そうそう。でもこれも新人アイドルの仕事なんだって言い聞かせてね。絶対カメラに映って良いとこ見せてやろうってなってたの」

比奈「ガッツありまスねえ…」

瑞樹「で、始まる前にちゃんとメイクさんに可愛く化粧してもらって、眠くならないようにコーヒー飲んで、のど飴とか舐めててね」

沙理奈「メイクさんにやってもらったってことは映してもらえたの?」

瑞樹「全部5倍速だったわ」

沙理奈「え!?」

瑞樹「あの…体育館の天井に設置した固定カメラのね?それの映像」

沙理奈「それ瑞樹さんが見えるとかのレベルじゃないよね…?」

瑞樹「それで『一旦休憩入りまーす!』って言われてまたメイクさんにパタパタパタパタ…」

比奈「それメイクの意味あったんスか…?」

瑞樹「オマケにその後は20倍速だったからね」

沙理奈「最悪だあ…」

瑞樹「あの時は流石に「私いるの?」ってなったわね…」

沙理奈「…もうこんな時間かあ…」

瑞樹「あら?ホントだわ」

比奈「いやあ、楽しい時間は過ぎるのが早いッスねえ」

沙理奈「なんだかんだで話しちゃってたわ」

比奈「そうッスねえ。いやあ、良い青春の思い出がまた一つ出来ました」

瑞樹「青春だなんて…大袈裟ねえ」

比奈「アハハ。友達全然いなかったんで」

沙理奈「LINEやろ!?LINE交換すれば何時間でも電話出来るし便利だよ!?アドレス知ってるだけじゃ色々不便だもんね!?」

瑞樹「今から早苗ちゃんと楓ちゃん呼ぼうかしらね!!!絶対来るわよ貴方達とも話したいだろうし!!」

沙理奈「あ!そうだアタシSHIDAXのポイントMAXだったわ今から使おっと!!!」

瑞樹「よーし行くわよ比奈ちゃんも勿論ね!!!」

比奈「いやあ、幸せだなあ…」

終わります
比奈って実家住まいなのか一人暮らしなのか分からんです

インディヴィジュアルズ(-2)=早坂美玲と事務机
イエローリリー(-2)=メロウ・イエロー

メロウもフリスク、LMBG、セクボン、からぱれ等のように追加されていく可能性はあるけれど

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