【艦これ】青葉「耳かきをしましょうか?」 (22)

耳かきssがほしい気持ちから自己生産しました。ssは初投稿ですのでお目汚し失礼します。

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青葉 「ども,恐縮です,青葉ですぅ!今月の青葉新聞です。どうぞ~」

提督 「毎月ご苦労さん。今回は盗撮してないよな?」

青葉 「当たり前じゃないですか」

提督 「大浴場にカメラ仕掛けた奴が何を言っている」

青葉 「えっと……それは……」

提督 「まあ,その件については既に罰を受けたと報告を受けたからもういいか」

青葉 「その件についてはすみませんでした……」

提督 「ふむ……,この『提督にしてあげたいことランキング』とは何だね」

青葉 「ああ,この鎮守府にいる艦娘にアンケートを採ったんです」

提督 「私に何かしてもしょうがないと思うがな……。一位は耳かきか」

青葉 「はい!最近,艦娘の間で互いに耳かきをし合うのが流行っているのもありまして」

提督 「耳かきが流行っているのか。初耳だな」

青葉 「はい,中でも長門さんの耳かきは駆逐艦の皆さんに人気で長門さんは『可愛い駆逐艦達に慕われてうれしい』といってましたよ」

提督 「長門は何をやっているんだ……。まあ,互いに仲がよくなって連携ができるのならいいか」

青葉 「ところで,司令官は最近,耳かきはされたんですか?」

提督 「そういえば,このところ忙しくてしていなかったな」

青葉 「そうですか。では,よろしければこの青葉が司令官の耳かきをしましょうか?」

提督 「青葉は耳かきに自信があるのか?」

青葉 「はい!衣笠にも好評ですよ」

提督 「迷惑じゃないのか」

青葉 「いえいえ,お気遣いなく~」

提督 「ではお言葉に甘えてお願いしようか」

――――――――――
――――――

提督 「で,何で膝枕なんだ?」

青葉 「やだな~耳かきといえば膝枕に決まっているじゃないですか」

提督 「そういうものなのか……」

提督 (初めて人に膝枕をされたな)

青葉 「では,外周からいきますね」

スーッ 
カサカサッ カサカサッ

提督 (気持ちいいな……。それだけに奥の方もしてほしいな)

提督 (いかんな。気になったら奥の方が痒くなってきた)

スススィー カサカサッ

青葉 「外側の方はあまり汚れていないみたいですね」

提督 「時々,指でかくこともあるからな」

青葉 「あ~,それでも溝の所には汚れがありますね。とりますよ~」

スススッー
シャッシャッシャーー

提督 (早く奥をしてほしくてもどかしい……)

青葉 「こんなものでいいでしょう」

青葉 「じゃあ,耳かき棒を中の方にいれます。頭は動かさないで下さい」

提督 「わかったよ」

スィーー カサカサッ

提督 「おうっ」

青葉 「司令官!?痛かったですか?」

提督 「いや,大丈夫だ。少し驚いただけだ」

青葉 「そうですか……。痛かったりしたらすぐに言って下さいね」

提督 「あぁ」

パリパリッ カサカサッ
カリッ カリッ ススッー

提督 (奥の方は一段と気持ちいいな)

シュッシュッ シャッシャッ
パサパサッ コリッ

提督 (それにしても人にしてもらう耳かきがこんなにも気持ちいいものとは……)

カリカリッ コリコリッ
シャーー
カリリッ ペリパリッ

提督 (ああ……汚れが取れていくのが分かる……)

青葉 「これは……」

提督 「どうしたんだ?」

青葉 「いえ……。少し大きなものがあったので。奥にあるので動かないで下さいね」

提督 「了解だ」

ゴソッ ゴソゴソッ
ペリペリッ バリッ

青葉 (掬えましたね……。あとは取りだして……)

スススーー

青葉 「よしっ,取れました!」

提督 「ありがとう。耳の聞こえが良くなった気がするよ」

青葉 「それは良かったですね。後は仕上げです……」

青葉 「右耳はこれでいいでしょう」

青葉 「では,左耳をしますので反対側を向いて下さい」

提督 「あぁっ,てぇぇぇぇ!?」

青葉 「どうかしましたか?」

提督 「いっいや,何でもない」

提督 (思わず反対側を向いてしまったがこれはまずいんじゃないか!?臍が!少し上を向いたら胸部装甲が!)

青葉 「うーん。左耳の方が汚れが溜まっていますね。利き手の反対側だからでしょうか」

提督 「そっそうか,では念入りに頼む」

提督 (このままの体勢でいいのだろうか。青葉は特に気にしていないようだが……)

青葉 「はい,索敵も砲撃も雷撃も耳かきも青葉にお任せ!」

提督 (何故だろう。むしろ不安になった)

カリカリッ コリコリッ
パリパリッ ペリリッ

提督 (不安だったが本当に上手だな)

提督 (膝枕も気持ちいいものだな。青葉のひざも柔らかいし,それに……)

提督 (いいにおいだ……」

青葉 「えぇ!?」

グリッ

提督 「うっ!!?」

青葉 「大丈夫ですか!?司令官!」

提督 「ああ,何とかな」 ジンジン

青葉 「そうですか良かった……。もう~急に司令官が変なことを言うから」

提督 「す,すまんな。変なことを口走ったりして」

青葉 「ほんとですよ。手元が狂ったらどうするんですか!そういう台詞はやめて下さい」

提督 「面目ない。青葉の膝枕が気持ちよくてつい」

青葉 「だからやめて下さい。セクハラですよ~!」

提督 「本当にすまん」

青葉 「まあいいです,許してあげます」

カリカリカリッ コリコリッ
カサカサッ ペリペリッ

提督 (夢見心地とはこのような気分のことを言うのかもな……)

ショリショリッ スッーー
パリッ カリッ

カリカリッ……

ガリッ

提督 「っっつ」

提督 (なんだ今のは,すごい音がなったぞ)

青葉 「大丈夫ですか司令官?奥の方にかなり大きいのがあります」

提督 「そうか。取れそうか?」

青葉 「少し手こずりそうですが……。任せて下さい!」

提督 「そうか,気をつけてな」

ゴソッ ゴソゴソッ
グッグッグッ

提督 (音が重いな。よほど大きいものが詰まっているのか)

青葉 「なかなか取れませんね。周りを削っていきますか」

カリカリカリッ カリカリッ
カサッ カリッ

提督 (本命の周りの耳垢が少しずつ削れていっているのが分かる……)

カリカリッ カサカサッ
カリッ

青葉 「こんな所でしょう。本丸に取りかかりますが痛かったら言って下さいね?」

グッグッグッ ゴリュッ
グシュッ ゴシュッ

ザッザッ ガサッ
ガサガサッ ガサッ

提督 (あと少しで取れそうだな……)

ザスッザスッ ミリッミリッ
グッグッグッ

青葉 (そろそろとれそう……。一気に引き抜きますか……)

ザリッッ メシッ
バリッ

提督 「おおっ」

バリリッ ビリッ
バリバリッ

青葉 「よし,剥がれました」

青葉 (あとは慎重に掻き出して……)

ズルズル ズズッ

青葉 「取れましたよ,司令官!」

提督 「おおっ。こんなに大きいものが詰まっていたのか」

青葉 「そうですよ。これからはこまめに耳掃除をして下さいね」

提督 「ああ……,分かったよ」

青葉 「では,最後に梵天で仕上げをしますね」

フワッ
コシュッコシュッ フワッフワッ
モフモフッ コシュッ

青葉 「これで終わりです」

提督 「お疲れ様。ありがとうな青葉」

青葉 「いえいえ~。感謝して下さり恐縮です!」

提督 「それとだな……」

青葉 「なになに?何の話ですか?」

提督 「迷惑でなければ何だが,今後も時々耳かきをしてくれないだろうか」

青葉 「もちろんです!」

~一ヶ月後~

青葉 「司令官!今月の青葉新聞です!どうぞ~」

提督 「お疲れ様。毎月ご苦労様」

青葉 「青葉が好きでやっているので問題ないですよ」

提督 「それで……。耳かきをしれくれないだろうか?また耳が痒くなって……」

青葉 「もちろんです,司令官!」

この後滅茶苦茶耳かきした



終わり

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