モバP「聖夜は子猫と二人で」 (39)

みんなはきっと素晴らしいクリスマスを過ごしている一方

僕は、ssを書く

頑張ります!


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450958506

モバP「………」カタカタ

ちひろ「………」カタカタッターン

ちひろ「私、そろそろ上がりますけど…」

モバP「はい。お疲れ様でした!」

ちひろ「……あまり無理しないでくださいね?」

モバP「わかってます。もうすぐ終わると思いますので」

ちひろ「それならいいんですが……。みくちゃんも」

みく「わかってるにゃ」

モバP「帰りは、ボクが送っていきますので」

ちひろ「なら……私は帰りますね」

モバP「お疲れ様でした~」

ちひろ「お疲れ様です♪みくちゃんもまた明日ね」

みく「また明日にゃ!」


ガチャ 

――数分後――

モバP「あぁ~終わった~」ノビー

みく「待ちくたびれたにゃ…」

モバP「悪い悪い。じゃあ、車出すから下で待っててくれ」

みく「はやくしてにゃ~」スタスタ

モバP「へ~い」


………………………


………………


………  

(車内)


モバP「………」

みく「………」 

モバP「ん~………」

モバP「………最近どうだ?」

みく「急になんにゃ?」

モバP「いや……な」

みく「最近…って言われても」

モバP「仕事の事とか、学校生活とか……ちょっと気になってな」

みく「う~ん……学校は、普段通りだしにゃ~」

みく「仕事だってちゃん……と」チラッ

モバP「ん?どうした……お」

みく「雪だにゃ…」

モバP「初雪だな。積もるかもなぁ」

みく「うん………」ジー

モバP「…………」 

モバP「(なんか気まずいなぁ…)」

モバP「(みくは、さっきからずっと雪見てるし)」

モバP「(タイミング的に……今か)」

モバP「なぁ、みく」

みく「どうしたにゃ?」

モバP「あぁ…この後、予定とかってあるか?」

みく「ううん。特に無いけど…」

モバP「そっか」

みく「そうだにゃ」

モバP「………」

みく「え!それだけかにゃ?」

モバP「い、いや。違うけど…」

みく「じゃあ、何を聞きたかったの?」

モバP「えっと…だな。この近くに新しく飲食店ができたんだが」

モバP「ハンバーグが美味しいらしくてな。みく、ハンバーグ好きだろ?」

みく「うん♪ネコちゃんの次に大好きにゃ!」

モバP「でだな……あぁ~その………」

みく「もしかして、みくと一緒に行きたいの?」

モバP「え!?え、あ……その通りです」

みく「はぁ~。そこは、ビシッと言わないとダメにゃ!」

モバP「わ、悪い…」

みく「そういう時は、『俺と一緒に食事でも』とか言うべきなの!」

モバP「ごめんごめん。で、どうなんだ?」

みく「………みくじゃなきゃダメなの?」

モバP「あ~、そうだな。みくがいいかな」

みく「一瞬迷ったよね?」

モバP「気のせいだよ、気のせい」

モバP「それで、来てくれるか?」

みく「ここまできたら、察して欲しいにゃ」ジトー

モバP「おっと、これは失礼」

モバP「みくと食事ができるなんて、幸せだよ」

みく「本当にそう思ってる?」

モバP「本当だよ。嘘はつかないさ」

モバP「まぁ…それはそれとしてだな、みくよ」

みく「今度はなんにゃ」

モバP「アイドルだから仕方ないかもしれないが…」

モバP「みくだって高校生だ。今日の予定がないなんて、どうかと思うぞ~」

みく「べ、別に予定が無かったわけじゃ…」

モバP「あったのか?」

みく「ム~」

そう

今日は24日、クリスマスイヴ?だ。たぶん

寮では、予定のないアイドルでささやかなパーティーをするらしい

窓の外に目を向ければ、よく見える

雪の中を楽しげに歩いている

笑顔の絶えない家族、イチャつくカップル

羨ましい………特にカップルが

そんなことを思っているうちに…  

モバP「よし。着いたけど、ここから少し歩くからな」ガチャ

みく「わ、わかったにゃ」ガチャ

モバP「えっと……傘傘っと。しまった、一本しかないわ」

モバP「みくー。悪いが、俺と相合傘だ」

みく「にゃ!?何でにゃ」

モバP「すまん。傘が一本しかないんだよ」

みく「む~。まぁでも、Pちゃんとなら構わないにゃ」

モバP「それは、助かるな。俺が雪をかぶらずに済む」バサッ

モバP「じゃあ行くか」

みく「うん♪」


………………………


………………
 

………

少し歩くと、広場のような場所に出た

中央には、色とりどりの装飾品が飾られた大きいクリスマスツリー

雪が斑に積もっていたので、少し幻想的だった

モバP「…綺麗だな」

みく「えぇ!?急になんにゃ!」

モバP「なにって……」

そう言って、ツリーに目を移す

当然、クリスマスツリーのことだった

一瞬ドキッとした自分が恥ずかしい

よく見れば、周りはカップルだらけ

なんだか、ソワソワする

Pちゃんは、そんなことにはお構いなし。ツリーに夢中だ

なんだか悔しかったので…

みく「ん………」

モバP「なんだ、手なんか出して」 

みく「………///」

モバP「……そうだな。雪も止んだことだし」

モバP「これでいいか?」ギュ

みく「うん……///」ギュ

Pちゃんもやればできるんだなぁ…

鈍感で有名だったから、期待をしてなかった分嬉しかった

モバP「どうしたんだ?ボーッとして」

みく「べ、別になんでもないにゃ!?」

モバP「そ、そうか……」

モバP「ツリーに見とれてたのか?」

みく「そういうわけじゃないにゃ」

モバP「じゃあ、俺にだったりして。なんてな、ははは」

みく「………///」

モバP「………まじ?」

みく「ち、違うにゃ!?そんなわけないにゃ」

モバP「へぇ~、どうだかなぁ……」スタスタ

みく「え、ちょ…待ってよ、Pちゃ~ん」ダッダッダ

そうこうしているうちに、目的のお店に着いた

20階くらいのビルの中にそれはあった

落ち着いた雰囲気で、レストランというよりもカフェに近いと思う

モバP「どうしたんだ?入るぞ」

みく「ま、待ってにゃ~」スタスタ

ドアを開けると、とてもいい匂いが漂ってきた

Pちゃんが店員と少し話をした後、席まで案内をしてもらう

窓際で、外がよく見える席だった

周りに高い建物などが無いので、夜景がよく見える

私達の事務所も少し見えた

普段は、あまり見ない景色だったので

少しばかり見とれていると……

モバP「はい、どうぞ」スッ

みく「あ、ありがとうだにゃ」

そう言って、Pちゃんは椅子を引いてくれた

女性のエスコートもちゃんとできるんだなぁ…っと、感心してしまう

モバP「いいとこだろ?」

みく「うん♪Pちゃんの選んだお店にしては、なかなかオシャレにゃ」

モバP「それはどうも」

モバP「近くにいいお店があるって噂を聞いてな」

モバP「料理の方も評判らしい」

みく「じゃあ、早速注文にゃ!」

モバP「いやいや、メニューを見てからな」

みく「わかってるにゃ~」


………………………


………………


………

店員A「ご注文は以上でよろしいですか?」

モバP「はい。大丈夫です」

店員A「かしこまりました。少々お待ちください」ペコッ

モバP「…………」

みく「…………」

モバP「……そういえば」

モバP「さっきのツリーを見て思ったんだけど、もうクリスマスなんだな」

モバP「去年は、事務所で寂しく一人ぼっちだった事を思うと……」

みく「ちひろさんは居なかったの?」

モバP「用事があるとかで、先に帰っちゃってなぁ」

モバP「(彼氏とかいるのかなぁ?)」

みく「なら、今年はみくがいてラッキーだね」

モバP「あぁ、まったくだよ」

モバP「もし予定があったら、俺がみくと食事出来なくなっちゃうかもしれなかったな」

モバP「いや~助かったよ」

みく「予定っていっても、寮のみんなで祝うだけだったかもしれないにゃ」

みく「そう思うと……得したかもにゃ」

モバP「だろ?たまには、こんな所で食事もいいもんだろ」

みく「それもそうだね……」

ふと思った

いつものPちゃんなら、みんなと一緒に、と言うはずだと

でも、今日はみくだけ。Pちゃんと二人っきり

みく「ねぇ、Pちゃん」

モバP「ん、なんだ?」

みく「どうして、他の子を誘わなかったの?みんなも誘えばよかったのに」

モバP「俺と二人っきりは、嫌か?」

みく「ううん。むしろ、久しぶりで嬉しいくらいにゃ」

みく「だけど…独り占めって感じがして、気が引けるというか」

モバP「そうかぁ……」

モバP「そうだなぁ……みんなには悪いけど、今日はみくしか誘ってないんだ」

みく「え……みく、だけ?」

みく「もしかして、たまたま事務所に残ってたからとか…」

モバP「いや、まさか………少し、みくに話したいことがあってな」

モバP「だから、みくだけを誘った」

みく「そうなんだ……それで、話ってなんにゃ?」

そう言うとPちゃんは、真剣な顔つきになった

仕事の話だろうか?

それにしては、覚悟を決めたって感じがする

モバP「実は……」

店員「お待たせいたしました。こちら、ご注文の―――と―――でございます」

店員「ごゆっくりどうぞ~」

モバP「………」

みく「………」

絶妙なタイミングで、料理が運ばれてきたので

変な空気になってしまった

それにしても早い。まだ、10分と経ってないだろうに

これが、一流か…

モバP「……冷めないうちに食べるか」

みく「そう…だね。これが、目的だったし」

モバP「じゃあ、いただきます」

みく「いただきま~す♪」


―――――――――


――――――


―――

モバPみく「「ごちそうさまでした」」

モバP「うん。結構美味しかったな」

みく「このみくを満足させるなんて、なかなかにゃ」

モバP「ははっ、それは良かったよ」

モバP「少しは、クリスマスっぽくなったかな」

みく「別にクリスマス関係ないと思うけど…」

モバP「まぁ、そう言うなって。ははっ…あ」

店員「こちら、コーヒーです」コトッ

モバP「あ、すみません」

店員「ごゆっくり」ペコ

モバP「…………」ゴクッ

モバP「あぁ…そうだ!すっかり忘れてた」

みく「?」

モバP「えっとねぇ……はい、これ」スッ

みく「これって………」

モバP「クリスマスプレゼントだ。俺からの」

みく「…………」

モバP「あれ。もしかして、いらない……」

みく「ち、違うの。その…家族以外からのクリスマスプレゼントは、初めてだったから」

モバP「友達からもないのか?もしかして、いないとか」

みく「そんなことないよ!結構いると思う……」

モバP「はは。まぁ、受け取ってもらえただけど良しとするか」

みく「ねぇ、今開けてもいい?」

モバP「おぉ、いいぞ。喜んでもらえると良いんだが」

みく「Pちゃんがくれるなら、何でも嬉しいにゃ♪」ゴソゴソ

みく「細長い箱………魚!?」

モバP「そんなわけないだろ。まぁ、開けてみろ」

みく「う、うん…………」カパッ

みく「……これって」

モバP「ネックレスだ。みくに似合う思ってな」

みく「すごく綺麗だにゃ。なんか、ネコちゃんの目みたいだにゃ」

モバP「キャッツアイって言うらしい。仕事の関係で、アクセサリー店に行った時見つけたんだ」

モバP「気に入って…もらえたかな?」

みく「もちろん♪とっても嬉しいにゃ♪」

モバP「そっか。それは良かった」

みく「あ、PチャンPちゃん。これ、みくに付けてくれないかな?」

モバP「あぁ、いいぞ」

モバP「じゃあ失礼して………ん」

みく「出来た?」

モバP「ちょっと待ってくれ………」パチッ

モバP「はい、できたぞ」

みく「えへへ……ありがとうにゃ、Pちゃん」

みく「……似合ってるかなぁ」

モバP「あぁ、すごく似合ってるよ。綺麗だ…」

みく「え!?あ……あ、うん///」

みく「だ、大事にするね?このアクセサリー」

モバP「そうしてもらえると嬉しいよ」

結構高かったが、その価値はあったみたいだ

こんなに喜んでもらえてるんだ。安いもんだな

みく「♪」

モバP「………」チラッ

モバP「お、雪だ。また、降ってきたな」

みく「今日は、よく降るにゃ」

モバP「…………あ」

モバP「そろそろか」

みく「え?そろそろって?」

モバP「あ、あぁ。ちょっと見せたいものがあってな」

モバP「ちょうど食べ終わったし…出るか」

みく「う、うん。ちょっと待ってて、準備するから」

モバP「わかった。先に会計済ませておくから」

みく「わかったにゃ。外で待ってて」

モバP「う~ん」スタスタ

――数分後――

みく「おまたせにゃ~」スタスタ

モバP「おし!じゃあ、行くぞ」

みく「行くって、どこに?」

モバP「そうだなぁ……すぐにわかるよ」

みく「?」 

ビルを出て、少し歩くと

着いた場所は、来るの途中にあったクリスマスツリーだった

この時間帯だと、家族連れも少なくなってきている。が、

カップルが余計に増えている気がする。いや、増えている

ムムム……ベタベタしやがって~

そんなことを思っていると……

モバP「時間だ」

みく「え?時間って……」チラッ

その瞬間、クリスマスツリーのイルミネーションが点灯した

それに合わせて、周辺に飾られてあったものも同じく

黄色のライトが光ったことで、ツリーは黄金色に輝いく

幻想的な美しさに目を奪われてしまう

よく見ると、周りの人も釘付けだ

モバP「どうだ?」

みく「すごいにゃ!こんなに綺麗なツリーは初めてにゃ!」

モバP「少し大げさじゃないか?綺麗なのはわかるけど…」

みく「そんなことないにゃ。本当に綺麗……」

みく「Pちゃんが見せたかったのって、これのこと?」

モバP「あぁ。ここのツリーは、点灯時間がちょっと遅くてな」

モバP「(ある人にお願いしたんだけど)」

モバP「少しは、クリスマスっぽいもの見ておきたいだろ?」

みく「こんなに綺麗なら充分すぎるn」  

その時

私のアイデンティティーが発せられる直前

衝撃的な光景が目に入る

目の前の二人組(男女)が濃厚なキスを始めたのだ

こんな雰囲気ならしょうがないかもしれないが

なんとも羨まs…迷惑なことだ。場所を考えてほしい

おかげで、Pちゃんとの間に気まずい空気が流れる

モバP「………っ」

みく「………///」

何か言ったほうがいいのかなぁ

でも、どんな話をすればぁ…んっ~

モバP「………」

モバP「なぁ?みく」

みく「ど、どうしたの?」

モバP「……今日、楽しかったか?」

みく「もちろんにゃ♪美味しいハンバーグも食べられたし、Pちゃんからプレゼントまで貰ったもん」

そう言ってみくは、胸元のネックレスを手に取った

この笑顔を見れば、心から嬉しいのだろうと思える

モバP「それは良かった。喜んでもらえて何よりだよ」

ちょっと無理した甲斐があった。

見つけるの、大変だったんだぞ?

みく「…でもね?」

モバP「ん?」

みく「少し……気になることがあるの」

たった一つ

モバP「うん。なんだ?」

みく「Pちゃん、みくに何か言いたいんじゃないの?」

みく「さっきも、何か言おうとしてたよね」

モバP「あ、あぁ……確かに」

みく「なんだか今日のPちゃん、いつもと違う感じがしたから…」

顔に出るのかもな、そういうことって

心配させちゃったかな

モバP「みく………」

モバP「確かに、みくに伝えたいことがあった」

モバP「今日なら……言えるんじゃないかと思ったけど」

意気地が無いなぁ……俺

みく「だったら、今言えばいいにゃ」

モバP「え?」

みく「ちょうどよく雪が止んで」

みく「ライトアップされたクリスマスツリーの前で、向き合う男女」

みく「これ以上のシチュエーションは、なかなかないよ?Pちゃん」

そう、なかなか無い 

こんなシチュエーションで言える言葉も、そう多くはない

モバP「ん~だけどなぁ…」

みく「男なら、ビシッと言わなきゃダメにゃ!」

モバP「……そうだな。こんな機会はもう来ないだろうし」

みく「みくは、いつでもいいよ♪」

答えなんて、わかってる

それでも……その口から聞きたかった

モバP「はぁ………」

何を言うか、わかってるんだろうな

回りくどかった俺が、悪いんだけど

モバP「よし!みく」

みく「何?Pちゃん」

モバP「…………俺は」

みく「………うん」

モバP「俺は……みくが好きだ」

みく「うん///」

モバP「はぁ………」

モバP「ベタかもしれないけど、気付くと目で追ってて」

モバP「一緒にいると心から安心できる」

モバP「こんな子とずっと一緒にいられるならどれだけ幸せかって思った」

モバP「だから……」

みく「だから?」


モバP「だから………俺と」

モバP「けっ……」

みく「け?」

モバP「け………は、まだ早いから」

モバP「俺と、付き合ってください!!」

みく「…………ふっ…あははは」

モバP「え、ひどくない?今年一番の大勝負なのに」

みく「ふふっ、ごめんごめん。なんか、Pちゃんらしいなぁって思って」

モバP「俺らしいねぇ……」

みく「うん。すごくPちゃんらしい」

モバP「そっ…かぁ……」

みく「うん。とっても///」

みく「と言うか、Pちゃん」

みく「アイドルに手を出そうなんて、なかなかの度胸だね」

モバP「仕方ないだろ?好きになっちゃったんだから……」

みく「んっ………///」

モバP「…………」ポリポリ

みく「…………」

モバP「それで?答え、聞かせてくれるか?」

みく「う~ん………」

ここまで来たら、さすがにわかってほしいものだけど

でも、そこがPちゃんらしくて好き…

みく「ねぇ?Pちゃん」

モバP「ん?どうした」

みく「みくね?一つ…お願いがあるの」

モバP「お願い?俺が叶えられるならいいけど」

みく「そんに難しいことじゃないよ」

Pちゃんには、難しいかもしれないけど

モバP「じゃあ、なんなんだ?」

みく「そうだなぁ………」

みく「クリスマスに一緒に食事して、プレゼントまで貰って」

みく「おまけに愛の告白まで、されたんだよ?」

みく「ここまで来たら、してほしいことは一つだけだと思うなぁ」チラッ

モバP「あぁ………えっと」

鈍感な俺でも、さすがにわかる

わかったからこそ、戸惑う

モバP「いいのか?みく」

みく「うん///」

みく「今だけは、普通の女の子だから」

みく「アイドルじゃお願いできないこと、しておきたいの」

みく「これくらい、サンタさんが許してくれるよね?」

モバP「みく………」

モバP「そうだな、今日だけは特別だ。なんたって、クリスマスだからな」

モバP「ちょっと恥ずかしいけど…」

そう言って、右頬に手を添えた

覚悟を決めたのだろう

私はおとなしく目を瞑り、後はPちゃんに委ねる

みく「Pちゃん」

モバP「なんだ?」

みく「みくね?今、幸せだよ」

モバP「うん」

みく「だからね?これからも///」

踵をあげて……

モバP「あぁ……」

背を曲げて……

モバP「幸せにするよ……」

みく「ん………///」



―――――――――


――――――
 

―――







交わした唇は

ほんのりとコーヒーの味がした。けど…

少しだけ甘かったことは、忘れないようにしよう

そう思った………私である♪



                     

                  ――END――

おわりです。

はやく終わらせたのは、虚しくなったから
途中の食レポを書かなかったのは、俺が未熟だったからだ!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom