1話完結物語 (5)

頭に浮んだワードを元に考え無しで書いていきます。
基本は1レスで完結させるつもりです。
好評であれば、安価を元に書いていく事も考えてます。
書き溜めしないで、アドリブで行きますので、よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450870213

第1話「恋人」
僕はよく仕事が休みになると、全国の縁結びの神社に参拝をしに行く。
理由は簡単。
彼女が欲しいからだ。

「今日はここに行こうかな・・・」

地図アプリと検索エンジンを使って、縁結びの神社を決める。

「ふむふむ、ここに訪れた人は良縁に恵まれる傾向にあり、訪れた一週間後には恋人が出来たと言うケースもーー」

中々良さそうな神社を見つけた。幾つか候補はあったけど、ここに決定だ。
移動手段は車。
車なら、近場だろうが、遠い所だろうが、関係なく行ける。
まさに僕にうってつけだった。

「それじゃ、いってきます」

僕は颯爽と車を走らせ、縁結びの神社へと走らせた。

ーーーーーーーーーーー

「ここかぁ」

中々神秘的な場所だ。
ここなら何か不思議な力があるのも頷ける。
さて、早めに参拝をすませて、帰ろう。

「これでよしっと・・・」

参拝をすませ、彼女が出来る事を祈り、僕は帰ろうとする。
ーーーーと。

「あの、これ落としましたよ?」

面識の無い女性が僕のハンカチを持って佇んでいた。
おやおや、どうやら、もう効果が出てきたらしい。
僕は笑顔を作り、ハンカチを受け取る。

「ありがとうございます。ところで、此処へは良く来るんですか?」

「あ、今日初めてなんです。ここ、縁結びの神社って聞いたからーー」

彼女も同じ目的で来ていたらしい。
奇遇だな、きっと運命だろう。

よし、この子に決めた。

「あはは、奇遇ですね。僕もなんですよ」

「もし良かったら、駐車場まで、お話ししませんか?」

繰り返して言うが、僕に彼女は居ない。
いや、正確には作ってもすぐに居なくなるんだ。
別れるとは違う。
彼女達はいつだってそこにいるんだ。

ーーーーー僕の部屋にね。

第1話「恋人」完


期待

乙です。
こっち系の話中心かな?とりあえず期待してます。

吉良かよ

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