宥「人間との戦争はあったかくないね」 (622)

魔王城 作戦会議室

咲「戦況は?」

菫「えっと…………その……」チラッ

智葉「第一次防衛ラインは突破されました、第二軍、第四軍の回収作業に入っております」

咲「それで?」

智葉「………………………………」

ゆみ「レーベ川対岸にかけて防衛ラインを再構築します、渡河のタイミングに併せて西南部、第3親衛師団との連絡がとれれば反撃も可能でしょう」

咲「ああ、爽さんですかそれなら心配ないですね、司令部に連絡をよこすよう伝えてください」

智葉「御意」

咲「少し部屋で休むね」ガタッ

キイイイイイイ  バタン

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450430715

菫「そうか、まだ爽がいたのかそれなら安心だ」

ゆみ「………………」

智葉「本当に動けるのか?」

ゆみ「可能性はあるかと、防衛ラインの再構築はする必要がありますから」

智葉「わかった、その件についてはこちらから伝えておこう」

ゆみ「よろしくお願いします」

宥「…………………………」

ゆみ「ご気分が優れませんか?」

宥「ううん、大丈夫」

和「お疲れでしょうから、宥さんは今日はもうおやすみになられては?」

宥「それじゃあ……そうしようかな」

菫「中将を自室までご案内しろ」

透華「かしこまりました、こちらですわ閣下」つ

宥「うん…………」トコトコ

魔王城 宥のおへや

透華「なにかありましたら、なんなりとお申し付けください」

宥「うん、ありがとうそれじゃあ菫ちゃんを手伝ってあげてね」

透華「ご配慮いたみいりますわ」

透華「」ザッ

ガチャ  バタン

宥「ふぅ………………やっと落ちつけるよ」

宥「これからどうなるんだろ……魔王さまならなんとかしてくれると思うけど……」

宥「まだ、寝るには早いかな……何をしよう」

>>6
1.ゆみを呼びつけて作戦資料を眺めてみる
2.部屋の中を探険してみる
3.まあ、いいや……今日はもう寝よう

2

宥「せっかく来たしお部屋の中を探索してみよっと」ヨイショ

宥「」トコトコ

宥「」トコトコ

宥「」トコトコ

宥「狭い…………」

宥「お風呂とトイレが別になってるのは許せるけど……」

宥「やっぱり自分の巣のほうが落ち着くし、ベッドも固いし、壁は石造りでセンスもないし」

宥「でも、仕方ないか…………戦争中だしね」

宥「あとは……シンクもついてるから簡単なものなら作れそう」

宥「はぁ…………」

宥「これから、どうしようかな?」

>>8
1.サンドイッチでも作って菫ちゃんに差し入れしてあげよう
2.お腹すいたからなにか作って貰おう
3.なにか娯楽がないのか聞いてみる

自由安価はなしか
2

宥(お腹すいたからなにか作って貰おう)つピッポッパッ

prrrrrrr…… prrrrrrrrrrrr…………

電話「はい、なんのご用でしょうか」

宥「お腹すいちゃったからなにか持ってきて」

電話「かしこまりましたわ、今従卒に持っていかせます」

宥「うん、よろしくね」

電話「」つガチャン

宥「透華さんに繋がっちゃうのか少し悪いことしたな」

宥「……………………」

宥「……………………」

宥「はやくこないかな」

コンコンコン

宥「はい、どうぞ」

ガチャ

一「咲さんかわいい!」カツン

宥「咲さんかわいい」カツン

一「閣下、軽食をお持ちしました」

宥「うん、そこに置いておいて」

一「はい」つコトッ 

宥「あれ……」

一「どうかなさいましたか?」

宥「いや、サンドイッチとかが食べたかったなって」

一「作りなおしましょうか?」

宥「ううん、大丈夫」

宥「」モグモグ

宥「」モグモグ

宥「パンと缶詰めっていわれてもそんなに食べれないよ」

宥「ごちそうさま」

宥「残りはシンクに置いておけばいいかな」つコトッ

宥「ふぅ…………」

宥「食べたら眠くなっちゃった」ゴロン

宥「…………」

宥「…………zZZ」スヤスヤ

翌日!

宥「よっ…………」カバッ

宥「」ポケー

宥「あ、そうか……こっち来てたんだった」

宥「お仕事とくにあるわけでもないけど、制服着ないと……」ヌギヌギ

宥「これでよしっと」

宥「これからどうしようかな?」

>>20
1.ゆみさんに会いに行く
2.菫ちゃんと会いに行く
3.和さんに会いに行く
4.魔王城の中を探索してみる

4

宥「魔王城の中を探索しようかな」

宥「えっと……」キョロキョロ

宥「まあ、いいか勝手に出ちゃえ」

ガチャ

宥「」キョロキョロ

宥「全然わかんない……」

宥「従卒の人を呼んだ方が良かったかな?でも親衛隊の人といると大変だからなぁ」

宥「」トコトコ

宥「」トコトコ

宥「」トコトコ

宥「」トコトコ

宥「^^」

ワイワイガヤガヤ 

宥(あ、やっと人の多いところにこれたよ)トコトコ

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

宥「……………………咲さんかわいい」カッ

洋榎「なんのご用でしょうか、閣下」

宥「えっと……」

洋榎「こっちは士官用のクラブなんやけど……高級将校のクラブは向こうですよ」つ

宥(え、えっと……それ私の部屋の方向なんじゃ)

宥(道がわからないって言うのも恥ずかしいし……)

洋榎「?」

宥(どうしよう?)

>>31
1.素直に道案内を頼む
2.回れ右して高級将校用のクラブに行ってみる
3.せっかくだからここで朝ご飯食べていこう

2

宥「あ、そうなんだ……」

泉「あ、中佐殿!もうラジオ始まってますよ!」

洋榎「ほんまか!さっそくつけてや」

泉「はい!」

ラジカセ「今我々は二つの病に犯されている!一つ目は人間による毒害、二つ目はなんだ!」

洋榎「敗北主義や!敗北主義を打倒するんや!」

絹恵「お姉ちゃんの言うとおりや!」

睦月「うむ」

宥「………………………………」

ラジオ「真実が勝利するだろう!これは魔王さまのご意志である!」

うおおおおおおおおおおおお


宥(向こうのクラブに行ってみよ)トコトコ

高級将校クラブ

宥(あ、ゆみさんだ)

ゆみ「…………」つカキカキ

宥(それと向こうにいるのは……菫ちゃんか)

宥(話しかけてみようかな?)

>>37
1.ゆみさんに話しかける
2.菫ちゃんに話しかける
3.まあいいや、ひとりで席につこう

2

宥「菫ちゃんここいい?」

菫「ん……ああ、宥か構わないぞ」

宥「ありがとう」

宥「えっとそれじゃあ……」メニュー

宥「サンドイッチと目玉焼きのセットね」つ

ウエイター「かしこまりました」

宥「菫ちゃんはもう食べたの?」

菫「軽くな」

宥「ふーん……お仕事忙しいの?」

菫「そうだな、防衛ラインを再構築するまではあまり寝られないだろう」

宥「昨日話していた?」

菫「そうだ」

宥「大丈夫そう?」

菫「ん……まあ構築自体は第一軍を動かすから可能なんだが、対岸に残る第二軍と四軍をどう戻すかがな」

菫「援護のために戦力を割くべきだと思うんだが……」チラッ

ゆみ「」つカキカキ

宥「反対されてるんだ」

菫「まあな」

宥「…………どうして?」

菫「……………………」

菫「もう少ししたら宥にも動いて貰うことになるかもしれない」

宥「……わかった」

菫「すまないな、竜族は関係ないのに」

宥「人間相手なら協力するのが筋だよ」

菫「それじゃあ、私は会議があるから」ガタッ

宥「うん、頑張ってね」

宥「はぁ……」

ウエイター「お待たせいたしました」つコトッ

宥「」モグモグ

@@@@@@@@@@@@@@@

宥「うん、まあまあおいしかったかも」

宥「ん……」

宥「」キョロキョロ

宥(いつの間にか誰もいなくなってる)

宥「ふーん」

宥「これからどうしようかな?」

>>43
1.そういえば和さんに呼ばれていたっけ
2.自分の執務室に行ってお仕事しようかな
3.従卒の人が心配してるしそろそろお部屋に戻ろうかな

1

宥(そういえば和さんに呼ばれていたっけ)

宥(えっとたしか……魔王城の図書館だったな)

宥(それがどこにあるのかはわからないんだけど……)

宥「」キョロキョロ

宥(わかんないからお店の人に聞こう)

宥「すみませーん」

魔王城 図書館

ガチャ

和「咲さんかわいい!」

宥「咲さんかわいい!」

和「よくきてくれました、宥さん」

宥「すみません、大臣をお待たせしてしまって」

和「いえいえ、構いませんよただ……」

宥「ただ?」

和「奥で魔王さまがお待ちですから、急いだほうがよろしいかと」

宥「!?」

第一書架連

宥「咲さんかわいい!」カッ

咲「よくきてくれました」

宥「すみません、お待たせしてしまって」

咲「別に気にしてないよ、和ちゃんカメラ早速お願い」

和「かしこまりました、撮影準備しろ」

はい!

宥「え……撮影?」

咲「中将と一緒に記念撮影をしたいと常々思っていたんですよ」

宥「…………………………」

咲「構いませんか?」

宥「>>48

1.光栄です
2.なんでそんなことを?
3.嫌ですね^^

1

宥「光栄です」

咲「ふふっありがとうございます」

和「それじゃあ、まずはお二方とも座ったまま」

パシャ パシャ パシャ

宥「」カタカタ

咲「表情が硬いですよ?緊張しないで楽にやりましょう」

宥「^^」カタカタ

和「いいですね!次は二人で握手している一枚が欲しいです」

宥「え、えっと……」

咲「^^」つ

宥「………………」ギュッ

パシャ! パシャ!
パシャ! パシャ!

和「良い絵がとれたと思います」

宥「そ、そうかな……」

咲「そう、それは良かった」

和「ドラゴンと魔族との歴史的な和解!挙国一致のためわかだまりを正そうとする魔王さまと中将の行い……この原村和誠に感服いたしました」ジーン

咲「ん……そうだね」

宥「…………………………」

咲「兵士たちに伝えなくてはいけませんせんね、期待していますよ」

和「はい!」

宥「えっと……もう仕事に戻ってもかまわないでしょうか?」

咲「これから三人で食事でもいかがですか?」

宥「…………よろこんで」

魔王の間 専用ダイニング

咲「」モグモグ

和「」モグモグ

宥(うわぁ……気まずいよぉ…………作曲者朝ご飯食べたばっかりだし)

パシャ! パシャ!

咲「ここでの暮らしはどうですか?」

宥「慣れないことも多いですが周りの助けを借りてなんとかやれています」

咲「それはよかった」ニコッ

パシャパシャパシャパシャパシャパシャ

咲「副官をいままでつけていませんでひたね?希望はありますか?」つ書類

宥「そうですね……」

宥(誰を希望しよう……出来れば優秀な人がいいけど……)

>>58 副官を選択してください
1.小瀬川白望
2.臼沢塞
3.赤土晴絵

2

宥「それじゃあ、このリストにある臼沢塞という方にします」

咲「」チラッ

和「個塞さんは勇敢な親衛隊の一員ですし、事務処理能力も高く適任かと思いますよ」 

咲「そうですか、大臣がそう言うなら間違いないでしょう優れた見識をお持ちですね」

宥「あはは……」モグモグ

咲「」モグモグ

咲「ん……それでは会食もお開きにしましょうか」

和「ええ、中将のお仕事に触ってもいけませんし」

宥「おいしかったです」

咲「機会があればまた、ご一緒しましょうね」

宥「光栄です」

宥の執務室前 廊下

宥(ふぅ…………なんだかすごい疲れたよ)

宥(執務室では紅茶でもいれてもらってのんびりしたいなぁ)テクテク

ガチャ

塞「咲さんかわいい!」カッ

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

宥「………………………………」

宥「咲さんかわいい」

塞「副官の辞令を受け着任しました臼沢塞です、よろしくお願いします」

宥「うん、よろしく」

塞「第三次計画についての検討資料についての意見が聞きたいと参謀部からあがってきています」

宥「ふーん……」

塞「また、防衛ライン策定にあたっての運送面からの支援を第一軍から参謀部な求められたものであり、我々も……」

塞「喫緊の課題として閣下に取り組んでもらわなくてはならないのは……」

宥「…………………………」

宥「…………………………」

宥「^^」

深夜 二時

宥「」ビクッ ビクッ

塞「大丈夫ですか……」

宥(し、仕事が多すぎるよ……言ってること半分もわからないし)コクコク

塞「報告進めます」

宥「^^」

宥「>>66

1.細かい運営は塞ちゃんが決めていいよ
2.眠いからもう寝るね
3.わからない所が多すぎるからゆみさんを呼んで

3

宥「わからない所が多すぎるからゆみさんを呼んで」

塞「え……加治木参謀部長ですか……」

宥「そうだよ」

塞「参謀本部からの諮問も多くそれを加治木参謀部長にやってもらうわけには……」

宥「わからないんだから、仕方ないじゃん呼んできて」

塞「は、はい……」トコトコ

バタン

宥「はぁ…………」

宥「………………」

宥「………………zZZ」

深夜 三時

ガチャ

ゆみ「失礼する」ザッ

宥「……zZZ」

ゆみ「………………………………」ジロッ

塞「い、いや……確かに指示されたんだけど」

塞「おきてくださーい」つユサユサ

宥「!?」ハッ

宥「あ、ああ!ゆみさんよく来てくれたね」

ゆみ「それで、どうしたんだ?」

宥「>>70

1.その書類、片付けておいてね
2.なに言ってるかわからないから教えて欲しい
3.防衛ラインの策定内容について説明して

3

宥「防衛ラインの策定内容について説明して」

ゆみ「ああ、それなら諮問を求めた書類をまわしたはずだから、そこに詳細が載っているはずだ」

塞「こちらです」つ書類

宥「」ヨミヨミ

宥「………………………………」

宥「こんなのわかるわけないじゃん」

ゆみ「^^;」

宥「説明して欲しいなぁ」じー

ゆみ「地図もってこい地図!」

塞「は、はい!」ダッダッダッ

魔王城

城下町
↓ 
第一軍

レーベ川 防衛ライン

第二軍 第四軍


ゆみ「今はこうなっているが……今の第二軍と四軍を一軍の位置まで下げて川で迎え撃ちたいんだ」

宥「ふーん……」

ゆみ「それで対岸から第一軍が支援しつつ二軍と四軍を渡河させ防衛ラインに加えるという計画だな」

宥「ねぇこれさ……」

ゆみ「どうした?」

宥「>>77

1.川の前で防衛ラインを維持するのは無理なの?
2.本当に川をわたれるの?
3.それで良いんじゃないかな?他にやりようがないし

1

宥「川の前で防衛ラインを維持するのは無理なの?」

ゆみ「無理だな」

宥「…………………………」

ゆみ「…………………………」

宥「え……それだけ?」

ゆみ「ああ、少し簡潔すぎたな第二軍と第四軍は継戦能力……いや戦う力が残っていないんだ食料も弾薬も乏しいから、被害も大きいし」

宥「わかった」

ゆみ「納得してくれたなら、この書類にサインを」つ書類

宥「うん……あれ?ここに意見の記入欄があるけど」

ゆみ「別に空欄で構わないぞ、どうせ誰も読まないんだ」

宥「」

宥「」つカキカキ

魔王城 宥のおへや

宥「……zZZ」スヤスヤ

宥「!?」ハッ

宥「あれ……ここ…………」

宥(なんで自分の部屋で寝てるんだろう……)

宥(まあ、いいか……たぶん寝ちゃって運んでくれたんだろうし)

宥「」モゾモゾ

宥(これからどうしようかな?)

>>87
1.従卒に朝ご飯と紅茶を持ってこさせる
2.若手将校の勉強会に参加してみる
3.作戦会議室行かないとね……

2

絹恵「今日はうちらの勉強会に松実中将閣下も参加してくれるんや!」

宥「うん、よろしくね」

洋榎「咲さんかわいい!」
豊音「咲さんかわいい!」
セーラ「咲さんかわいい!」
白望「咲さんかわいい!」
胡桃「咲さんかわいい!」
睦月「咲さんかわいい!」

宥「…………………………咲さんかわいい」

洋榎「それじゃあ、いつも通り議題を決めていこか~」

白望「」ダルッ

胡桃「ダルくないよ、シロはなにかある?」

白望「ん…………」

豊音「あはは、シロに聞いても駄目だよー難しい話は苦手なんだから」

セーラ「それじゃあ、戦争の勝利目標についてってのはどうやろか」

洋榎「お、ええな」

ワイワイ  ガヤガヤ

洋榎「我々が人間から脅かされない生存圏の実現これやろ!」

胡桃「うん、そうだね」

睦月「うむ」

宥(…………元々は財政不安と香辛料の限定戦争じゃなかったかな)

豊音「それじゃあ、全会一致ということで、生存圏実現のために今なにをするべきかな?」

絹恵「咲さんかわいい!」ハイッ

豊音「はい、絹恵さん」

絹恵「劣等動物たる人間を絶滅に追い込むまでうちらの戦いは終わらないんや!」

セーラ「そうや!あいつらはうちらを大勢殺した殺人鬼や!絶滅させなあかん」

胡桃「魔王さまのご意志だよ!」

白望「……そうだね」ダルッ

絹恵「真実が勝利するだろう!」

うおおおおおおおおおおおおおお

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

宥「^^」

宥(どうしよう……)

>>91
1.発言する
2.この場を立ち去る
3.なんだか怖いし適当に頷いてやり過ごそう

1

宥「えっと……あの……」

胡桃「いま!我々立ち上がらなくてはならない!」

立ち上がらなくてはならない!

胡桃「祖国のために」

祖国のために!

胡桃「魔王さまのために」

魔王さまのために!

宥「……………………………………」

宥「咲さんかわいい!」ハイッ カッ!

胡桃「あ、中将閣下どうぞ」つ
 
宥(やっと話聞いてくれるよ……)

宥(どんな発言をしようかな?)

>>93
1.親衛隊と魔王さまを賞賛する内容
2.戦争目的についての見解
3.人間を絶滅するっていうのはやりすぎじゃないかな……

2

宥「本来の戦争目的は人間から香辛料地帯を解放し、魔物の自由と独立を堅持するためだったはずだけど?」

絹恵「それは初期の計画でしょう」

豊音「実質的に全面戦争に突入したら意味をなしてないって、はっきりわかるんだねー」

宥「参謀部から目的の変更があったとは聞いてないけど?」

洋榎「大臣が言っとるんやから間違いないやろ」

宥「ほんとうに?」ムッ

絹恵「少なくとも親衛隊ではそう聞いてますから」

白望「親衛隊と王国軍では目標が違うと?」

胡桃「そのとおり!」

宥「」

コンコンコン

ガチャ

塞「咲さんかわいい!」

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

塞「閣下、司令部より作戦会議室にくるようにと」

宥「ん……わかった」

宥「それじゃあ、今日は勉強になったよ」

洋榎「それは良かった、中将閣下のお帰りや!」

胡桃「咲さんかわいい!」

宥「はぁ……」

バタン

作戦会議室

智葉「A集団に第3隊、12隊を組み入れ……」

咲「仔細はいい」

智葉「かしこまりました」

咲「第四軍の撤退が遅れていると聞いていますが」

ゆみ「第四軍がいなくとも二軍と一軍のみで防衛ラインの構築は可能です、また援護を行い相当数が復帰出来るものと見込まれます」

咲「爽は?」

ゆみ「」チラッ

智葉「継戦中です」

咲「わかりました」

菫「親衛隊からもう少し増員配備できないだろうか?」

智葉「戦線維持に向けて精一杯の協力はしている」

菫「………………」

宥(あいかわらず変わらないなぁ……)

咲「中将はどう思いますか?」

宥(はぁ……帰ったらお風呂に入ってあったかいお部屋で紅茶をいれてもらおう)

宥(それから……)

菫「おい」ボソッ  ゲシッゲシッ

宥「は、はい!」

咲「……この計画についてどうお考えですか?」

宥(ま、まずい……全然聞いてなかった)

宥(それを認めるわけにもいかないし……)

宥「>>102

1.魔王さまの仰せのままに
2.爽さんの見込みはどうでしょうか?
3.対空支援を行えばより効果的なのでは?

2

宥「爽さんの見込みはどうでしょうか?」

咲「どうなの」ジロッ

菫「」チラッ

智葉「」チラッ

ゆみ「」じー

智葉「……望み薄かと」

咲「無能どもめっ!」ダンッ!

咲「それならどうして防衛ラインを再構築したんだ!」

ゆみ「第二軍と第四軍の被害大きく……」

咲「黙れ!よくそんな報告ができるな!」

ゆみ「……………………」

咲「どけ」ガタッ

ゆみ「」スッ

和「……魔王さまをお部屋まで」

一「」カタカタ

咲「部屋くらい一人でいけますよ」

バタン!!!!!!

智葉「…………」

ゆみ「どうしてあんなこと言ったんだ!」

宥「だって気になるし……」

ゆみ「爽が来れないことくらい閣僚どころか魔王さまでさえ承知のはずだ!」

宥「でも、ずっと虚偽の前提で作戦計画を進めるわけにもいかないよね」

ゆみ「参謀部としてはその前提で作戦をたてている。その件については政治的なものでしかないのだから、静かにしていてくれないか」

宥「」

智葉「しかし、対岸に残された第三親衛師団は包囲されることになるが」

ゆみ「閣下が転進反撃を命じたのですから気に病むことはないでしょう」

菫「どういうことだ?」

智葉「そうだな、責任は彼らにあるのだから」

ゆみ「ですね」

菫「???」

第何軍っていうのが魔王直属の王国軍で
第何親衛師団が魔王と関わりの深い魔族で構成された親衛隊ってことでええんか?

和「彼らの選んだ運命ですからね」

宥「…………………………」

智葉「防衛ラインを維持し和平交渉に向けて動くのが得策だろう」

和「それは親衛隊の決めることではない」

智葉「なんだと!」

和「和平はありえない、これは魔王さまのご意志です」

菫「それはそうだが……魔王さまの発言を政治が……」

ゆみ「閣下!それは大臣に失礼ではないでしょうか!」

菫「…………たしかに私の分を超えた発言だった、謝罪しよう」

和「いえ、気にしていませんよ」

菫「すまない」

宥(うわぁ……とんでもないところに来ちゃったよ……)

宥「>>110

1.私たちも休みませんか
2.魔王さまの意思を誰かが聞いてくる必要があるんじゃないかな?
3.防衛ラインを維持できたとして継戦能力はありますか?

3

>>107
雰囲気で読んでもらえば……そこまで整合性を考えてないので

王国軍 正規の軍隊
親衛隊 政治分野の絡んだ咲さんの私兵兼警察

宥「防衛ラインを維持できたとして継戦能力はありますか?」

ゆみ「半年間は維持できる、それだけあれば人間側が先に撤退を開始するだろう」

宥「わかりました」

菫「いざとなれば民間に提供を求めることもできるしな」

ゆみ「その場合であれば弾薬についての供給が滞る可能性がありますし、工場を城内に疎開させては?」

和「党本部でも検討してみましょう」

ゆみ「ありがとうございます」

菫「とにかく疲れた、休憩にしないか?」

智葉「そうだな」つシュボ

智葉「~♪」y-~~

宥「はぁ……お部屋に戻ろう」テクテク

宥のおへや

暖房「^^」 

ストーブ「^^」

こたつ「^^」

宥「あったか~い♪」

コンコンコン

宥「んー♪どうしたの?」

一「咲さんかわいい!」

宥「殺すぞ」ギロッ

一「ひっ…………」

一「え、えっと……夕御飯を運びに来ました」

宥「そのへんおいといて」つ

一「わ、わかりました……」カタカタ

一「失礼しました」

バタン

宥「はぁ……せっかくのあったかタイムだったのに」ヌクヌク

宥「どうしようかな?」

>>117
1.高級将校クラブにいつもいる菫ちゃんとおしゃべり
2.和さんと話をしに行く
3.魔王城の城下町に行ってみようかな

3

城下町

宥「ふーん……繁華街なのに結構静かだなぁ」テクテク

宥「夜だからっていうのもあると思うけど」

宥「あ、酒場は明かりがついてるね」つ

宥「えっと、あとは……」キョロキョロ

絹恵「咲さんかわいい!」カッ

宥「咲さんかわいい」

宥「警備ですか?ご苦労様です」

絹恵「ええ反社会分子がいつ行動を起こすかもわかりませんから」

宥「そう、あのお店は安全?」つ

絹恵「ええ、我々も多く出入りしていますし」

宥「そう、ありがと」

絹恵「お気をつけて」トコトコ

宥(あのお店じゃなくてあっちの端っこのお店にしよ)テクテク

カランカラン

智美「いらっしゃい」ワハハ

宥「ダブルで」

智美「わはは、うちは品揃えがいいからなーたくさんあるぞ」つ

酒棚「^^」

宥「じゃあその緑色のやつあけて」つ紙幣

智美「!?毎度あり」

宥「冷たいミルクもわすれないでね」

衣「ららら~♪」

智紀「」つバイオリン

宥「」ノミノミ

宥(わりと良いお店だなー音楽もいい感じだし)

智美「お客さんはなにしてる人なんだ」ワハハ

宥「警察ですよ」

智美「!?」ビクッ

宥「冗談です」

智美「わはは…………冗談きついぞ」

宥「ふぅ……おいしかった、また来ますね」

智美「うん、また高いのあけてくれよな!」

宥「ん…………」トコトコ

パタン

一週間後 宥のおへや

宥「やっとここの生活にも慣れてきたかな」

宥「よいっしょ」ノビノビ

コンコンコン

宥「入って」

一「失礼します」

一「閣下、司令部より話があるということです」

宥「…………………………わかった」スクッ

ガチャ

宥(どうせろくでもない頼みなんだろうな)トコトコ

一「そっちじゃなくてあっちだよ」つ

宥「」

宥「^^」トコトコ

司令部

菫「悪いなこんな朝早くから」

宥「ううん、大丈夫」

菫「さっそくなんだが……中将には第一軍の指揮下に入って欲しい」

宥「…………わかりました」

菫「同じ階級ということもあってやりずらいとは思うが……よろしく頼む」

宥「そういうのは気にしませんから」

菫「そうか……うん…………いやなんでもない」

宥「」トコトコ

ガチャ バタン!

宥のおへや

宥「第一軍に配置されたから準備よろしくね」

一「え!?本当に!」

宥「早く!」

一「は、はい!」

宥(はぁ……またここに戻ってこれるかな……)

宥(まあいいや、最後に準備してる間に誰かにあってこよう)

宥(誰に会おうかな?)

>>126
1.いつも高級将校クラブにいる暇人の菫ちゃん
2.いけすかない和さん
3.真面目でアドバイスが貰えそうなゆみさん

1

高級将校クラブ

菫「……………………」コーヒー

宥「あ、やっぱりここにいた」

菫「宥か…………」

宥「本当に暇なんだね」

菫「そ、そんなことないぞ!毎日頑張って仕事してるんだ!」

宥「ふーん」

菫「その…………」

宥「どうしたの?」

菫「すまない」

宥「引き受けたからにはこういうこともあると思ってたから大丈夫」

菫「うん、そうだな……一応前線で使うことは無いように伝えてあるし党本部もそれを望んでない」

宥「ん……ありがと」

菫「それじゃあ、期待している」ガタッ

宥「菫ちゃんも元気でね」

菫「ははは……」

レーベ川 第一軍野営地

美穂子「松実中将、遠路はるばるご苦労様でした」

宥「うん……福路さんだよねよろしくお願いします」ペッコリン

美穂子「…………それじゃあ松実さんのテントまでご案内いたしますね」

宥「ん……ありがとう」トコトコ

一「よいっしょよいしょ」つ こたつ

美穂子「………………………………」

宥のテント

美穂子「こちらです」つ

塞「へぇー……結構良い感じに設営されていますね」

宥「……寒い」ガタガタ

塞「え?」

宥「寒すぎるよ……床なんてシート敷いてあるだけじゃん」ガタガタ

一「こたつがありますから」つこたつ

宥「その前に毛布、床に敷いてね」

一「はい!」

塞「……………………」

美穂子「…………………………」

こたつ「^^」

ストーブ「^^」

毛布「^^」

宥「あったか~い♪」ヌクヌク

美穂子「今はまだテントですが……長期戦も見越して地下に指揮所を建設する予定です」

宥「そうしたら、もっとあったかくなるね」

美穂子「…………………………」

宥「?」

美穂子「それでは作戦会議になったらお呼びします」

宥「うん、わかった」

@@@@@@@@@@@@@@@

宥「前線も結構あったかくて良い所だね」

塞「福路中将にももう少し気を使われたほうが……」

宥「え、なんで?」

塞「……………………」

一「紅茶が入りましたよ」

宥「ありがとう」

宥「」ズズズ

宥(はぁ……落ち着くなぁこれからどうしよう)

>>134
1.塞ちゃんに今の状況を説明してもらう
2.一ちゃんの両手に手錠をかける
3.作戦会議が始まるまではゴロゴロしてよ

1

眠くなってきたので今日はここまでにします ペッコリン

宥「ねぇ、塞ちゃん」

塞「なんでしょう?」

宥「赴任したのはいいけど状況が全然わからないから説明して」

塞「かしこまりました」つ地図

魔王城

城下町
↓ 
第一軍、第二軍

レーベ川 防衛ライン



塞「今、我々がいるのが第一軍です」

宥「あれ?もう一つなかったっけ?」

塞「第四軍は第二軍に統合されました」

宥「ふーん、それで?」

塞「閣下は第一軍付の上級参謀として赴任されています」

宥「ということは参謀長だね」

塞「いえ、参謀長は別にいます」

宥「え?」

塞「次に第一軍の編成について説明します」

宥「^^」

歩兵師団×2
親衛師団×1
魔法支援師団×1
砲兵旅団×3

塞「第一軍は三個歩兵師団と魔法支援師団……それに付属する砲兵旅団からなる王国軍の精鋭です」

宥「空戦能力はないの?」

塞「対空砲も配備されていますし、魔法攻撃も行えます」

宥「ふーん」

宥「それで私はなにをしてればいいんだろ」

塞「福路中将から指示があるまではここで静かに温かくしているのが良いかと」

宥「じゃあそうするね」アッタカーイ

一週間後

宥「」ズズズ

宥「テントのベッドは固いけど結構あったかいし良いところだね」

宥(魔王城と違ってストレスたまらないし)

宥「よいっしょ」ガバッ

時計「^^」つ10:00

宥「今日はせっかく早起きしたしなにかしてみようかな」

宥「これからなにをしよう?」

>>157
1.部隊の様子を見学してみる
2.福路さんに会いに行く
3.塞ちゃんをいじめて遊ぶ

2

第一軍 司令部

宥「おはよう、福路さん」

美穂子「ええ、おはようございます」

宥「………………………………」

美穂子「?」

宥(会いにきたのは良いけど全然話すことないよ!)

宥(不思議がってるし……なにか話さないと)

宥「ええっと……」

宥「>>159

1.敵軍の様子はどうですか?
2.部隊の見学がしたいです
3.福路さんはどこの出身なんですか?

3

宥「福路さんはどこの出身なんですか?」

美穂子「え、私ですか?北部の農村の出身ですよ」

宥「シュタットブルクのあたりの?」

美穂子「それよりももう少し北ですね」

宥「あったかくない……」ガタガタ

美穂子「あはは、冬はスキーをはいて猟をしたりと結構楽しいんですけどね」

宥「そこから、士官学校に?」

美穂子「いえ、はじめは口減らしのためにその地方の独立大隊に入ってから、幹部候補生試験を経て任官しました」

宥「ふーん、すごいなぁ」(よくわかんないから適当に褒めておこう)

美穂子「そんなことはないですよ」テレテレ

美穂子「ああ、でも…………」

宥「でも?」

美穂子「今だとそうしたルートよりも親衛隊を選ぶ方が多いかもしれませんね、そのほうが出世が早いですし」

宥「あの人たちは好きになれないなぁ……」

美穂子「」ジロッ

宥「」ビクッ

美穂子「あまりそういうことは大きな声で言わないほうがいいです」

宥「わ、わかった!」

美穂子「よしよし」つナデナデ

宥「~♪」

宥(福路さん良い人だなぁ……せっかくだしもう少しお話していこう)

宥「>>163

1.私にできることはあるかな?
2.この防衛ラインはどれくらいもちそうかな?
3.紅茶がまずいから魔王城にあるのととりかえて欲しいな

2

宥「この防衛ラインはどれくらいもちそうかな?」

美穂子「それは作戦会議室にいた宥さんのほうが詳しいのではありませんか?」

宥「ゆみさんは半年は継戦できると言っていたけど」

美穂子「そうですか、会議室が言っているならそうなのでしょう」

宥「えっと……福路さんの意見は?」

美穂子「私の職務は維持することであり、その期間についての定めは作戦本部の決するところでしょう」

美穂子「それに従います」

宥「それもそうだね……」

美穂子「せっかくですし、部隊の見学をなさっては?」

宥「うん、そうすることにするよ」

美穂子「中将を案内してください」

未春「かしこまりました」

未春「こちらです、閣下」つ

宥「うん、ありがと」

宥「あれが第1歩兵師団?」

未春「ええ、最高水準の装備を持つ我が軍最高の精鋭です」



馬「^^」カラカラ  大砲
兵士「押せー押せーーーーーー」



宥「………………」

宥「………………」

宥「^^」

未春「また、機械化にも取り組んでおり戦車の運用も行えます」つ

戦車「^^」キコキコ

宥「ふーん、戦車なんて初めてみたよ」

未春「そうでしょう、そうでしょう」

未春「戦車は敵の対歩兵用装備を全て無力化できますからね」

戦車「」キコ……

戦車「^^」プスプス

宥「……ふ、ふーん」

未春「……あんな感じでよく故障するのが欠点ですが」


ジリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!!!


未春「!?」

宥「この音はなに?」

未春「敵の砲撃です!伏せて!」ザッ

宥「え?え?え」

>>169
コンマ30以下で近くに落ちてくる

コンマ 49

ズシャアアアアアアアアアア!!!!!!

未春「大丈夫ですか!」

宥「う、うん……」

未春「向こうに塹壕があります!そこから司令部まで急ぎましょう!」つグイグイ

宥「わ、わ、わ……」ダッダッダッダッ

ジリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!
ハーピー出せハーピー!!!
対空砲だ!対空ーーーーーーーーっ!

ズシャアアアアアアアアアア!!!!!!

第一軍 司令部

宥「はーーーーはーーーー」

塞「閣下!ご無事でしたか!」

宥「うん、なんとかね」

ジリリリリリリリリリリリリリリ
ジリリリリリリリリリリリリリリ

美穂子「空軍に要請しろ!持ち場を離れるな!!!」

宥「…………………………」

宥「なにがあったの?」

塞「空からの魔法攻撃だそうですよ」

宥「え、空?」

塞「最近は人間も気球で空を飛びますから」    

一「すごい時代になったよね」

宥「ふーん……ってあれ?なんで塞ちゃんと一ちゃんがここにいるの?」

塞「テントが潰れました^^」

宥「あ、ふーん^^」

これ宥が無双出来るレベルなんじゃ

一時間後

宥「静かになったね」

美穂子「撃墜に成功したようです」

宥「それは良かった」

美穂子「しかし、大幅に計画が遅れてしまいました……」

未春「敵本体と接する前にこちらの防御網を張り巡らせたいところです」

宥「難しいの?これだけ時間あったのに?」

美穂子「待機時間が多かったですから」

宥「そっか……それなら」

宥「>>173

1.夜中は爆撃もないし今から不眠不休で作業させれば良いだけだね^^
2.こっちから攻撃を仕掛けられないかな?
3.あったかいお部屋作りをまた頑張らないと

あ……もう一度

宥「>>177

1.夜中は爆撃もないし今から不眠不休で作業させれば良いだけだね^^
2.こっちから攻撃を仕掛けられないかな?
3.あったかいお部屋作りをまた頑張らないと

2

宥「こっちから攻撃を仕掛けられないかな?」

美穂子「認められません」

宥「どうして?」

美穂子「大砲の輸送が終わっていないのでまだ攻撃を行えません」

宥「あ、そうか……」

美穂子「まあ、配置が終わっていたとしても弾薬が届いていないので大規模な作戦行動は行えませんが」

宥「^^」

美穂子「ただ敵の行動を黙って見ているのも癪ですし……魔法攻撃を加えましょう」

翌日

馬「^^」カラカラ 大砲

ポコン ポコン

宥「ねえ?この音なに?」

塞「魔法支援師団の魔法攻撃だろう」チラッ


あくま神官「えい」つ 小さい火の玉
あくま神官「えい」つ 小さい火の玉


宥「…………………………」

宥「ねぇ……これ意味あるかな?」

塞「よくみるとたまに対岸の兵士が当たってる」

宥「あ、そう…………」

ポコン ポコン

大砲「^^」 ガラガラガラガラ

ウワーーーークズレターーー
ひひーん ひひーん

宥「」

一週間後 司令部

未春「防御ラインの作成が完了しました!」

美穂子「ご苦労さまです」

宥(人間にも対岸に同じようなの作られたけど本当にそれでいいのかな……)

塞「これでやっと砲撃に移れますね」

美穂子「いえ……」

塞「?」

美穂子「本国からの弾薬の補給がまだ」

宥「」

>>188
コンマ50以上で弾薬が補給される

a

コンマ69

ガチャ!

文堂さん「」ザッ

文堂さん「本国より弾薬が補給されました!」

美穂子「報告ありがとうございます」

美穂子「敵部隊に向けて、砲撃を開始せよ」

未春「司令部よりーーーーーっ」

電話「ジリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!!!」

電話「ジリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!!!」

ワイワイ ガヤガヤ

ドーン ドーン

宥のおへや 司令部近く(地下)

こたつ「^^」

毛布「^^」

宥「ついに始まったみたいだね」ヌクヌク

塞「第一撃は成功したようです」

宥「よかった、よかった」ムキムキ

宥「あ、塞ちゃんもミカンたべる?」つミカン

塞「…………」キョロキョロ

宥「あはは、別に誰もいないって」

塞「いただきます」モグモグ

宥「~♪」モグモグ

宥「コンクリートむき出しの壁はあったかくないね」つペチペチ

塞「仕方ないでしょう、少し落ち着いたら魔王城に帰れますから、それまで我慢です」モグモグ

宥「ん……そうだね」

宥(本当は巣に帰りたいんだけどな)

宥(あったかいところにいたら少しやる気出てきたし、なにをしようかな?)

>>195
1.福路さんのことを塞ちゃんに調べさせる
2.そういえば爽さんはどうなったんだろう
3.まずい紅茶を飲みながらのんびりしよう

2

宥「そういえば爽さんはどうなったんだろう」

塞「あー心配ですね」

宥「うん、少し福路さんに聞いてきて」

塞「わかりました」スクッ

パタン

宥「」ゴロゴロ

宥「みかん、もう一つ食べよ」つみかん

宥「~♪」モグモグ

宥「あったか~い♪」

ガチャ

塞「咲さんかわいい!」

宥「咲さんかわいい」

宥(はぁ……せっかく最近聞いてなかったと思ったのに)

塞「確認をとってきたけど、知らないってさ」

宥「あ、そうなんだやっぱり前線にいると詳しい情報は入ってこないよね」

塞「いえ……そうではなく…………」

宥「?」

塞「第3親衛師団が西南部で活動していたことが初耳だそうです」

宥「^^」

少しキリが悪いけど眠くなってきたので今日はここまでにします ペッコリン

前線にきたら雰囲気がぬるくなってしまった

クロとリューカ呼んで攻め込もうぜ

怜「巣作り竜華!ダンジョン経営しみゅれーしょんや!」
怜「巣作り竜華!ダンジョン経営しみゅれーしょんや!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443958110/)

咲「はぁ……魔王の仕事も楽じゃないなぁ……」
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445684452/)

一週間後 見張り台

ドゥン! ドゥン!

美穂子「戦況に変化はありません」

宥「そうみたいだね」

美穂子「武器、弾薬の配備も十分です」つ双眼鏡

宥「それは良かった、ゆみさんに感謝しないと」ノゾキノゾキ


連邦軍兵士『突撃ーーーーーーー』

機関銃『^^』ズガガガガガガガガガガ

バタッ  バタッ
お母さーん たすけてええええええ
撤退は認めない!前進を続けよ

憲兵隊『^^』ズガガガガガガガガガガ


宥「…………………………」

宥「味方を撃ち殺してるんだけど」

美穂子「突撃してくれないと仕事になりませんから」

宥「ふーん……」

美穂子「連邦軍の兵士は畑から生えてくるそうですよ」

宥「たくさんいるもんね、怖い怖い」

塞「閣下、そろそろ司令部に戻りましょう」

宥「えーもう少し見学していこうよ」

美穂子「いえ、松実中将はもう戻られたほうが」

宥「」ムムッ……

宥(お部屋の中はあったかいけど狭くて居心地が悪いんだよなぁ)

宥(どうしようかな?)

>>216
1.もう少し双眼鏡で見学していく
2.お空から見たらもう少しよく見えるかも
3.塞のいうことを聞いて素直にお部屋に戻る

3

宥のおへや 司令部近く(地下)

こたつ「^^」

宥「」ゴロゴロ

一「紅茶が入ったよ」つ紅茶

宥「うん、ありがとう」

宥「」ズズズ

宥「まずい………………」つコトッ

一「本当にやることないね」

宥「防衛ラインの構築で不備があって突破されそうになったら、私を使う予定だったんでしょ」

宥「だからそろそろ魔王城に帰れるよ」

コンコンコン

塞「咲さんかわいい!閣下に帰還命令が出されました」

塞「参謀本部に合流せよということです」

宥「ほらね?」

一「流石、閣下」

宥「ふふん」ドヤァ

宥「あ、早く荷物準備してね」

一「」

魔王城 作戦会議室

ガチャ

宥「咲さんかわいい!」

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

咲「ご苦労さまでした、中将」

和「さぞやお疲れでしょう前線はどうでしたか?」

宥「>>221

1.何度か死ぬ思いをしましたが、私の魔王さまへの忠誠を折ることは敵軍にはできませんでした^^
2.一日中ゴロゴロしてたからわかんないや
3.情報の伝達もできてなかったし、物資も厳しそうだったよ

3

宥「情報の伝達もできてなかったし、物資も厳しそうだったよ」

和「それは本当ですか?」

宥「うん、福路中将も第3親衛師団の存在を知らなかったみたいだし」

智葉「連絡を忘れていたんじゃないか?」ジロッ

ゆみ「そんなはずはない!たしかに王国軍内で連絡するよう提言したはずだ」

智葉「どうだかな」ハハッ

ゆみ「……………………」ギリッ

菫「軍団内部での情報連絡が取れていない可能性もあるのでは?福路中将は大学校の出身ではありませんし、情報を軽視した可能性も」

智葉「やっぱり王国軍は無能揃いじゃないか」

菫「なんだと!」

咲「うるさい!静かにしろ」ギロッ

智葉「………………」

菫「………………」カタカタ

咲「第3親衛師団が作戦構想から外れている以上この件についてはここまでとします」

智葉「補給については?」

宥「それは防衛装備の配置が完了するころには手配されてたけど、それまでは不安があったよ」

菫「補給計画と実施についての資料を」

透華「どうぞ」つ資料

咲「……………………」つパラパラ

智葉「……………………」つパラパラ

智葉「とくに問題なさそうだな、遅延もない」

ゆみ「中将閣下は補給前の状況を見てそう感じたのですか?」

宥「ええ、そうです」

透華「そうであれば、その問題はクリアされたことになりますね」

咲「はぁ…………」

和「お疲れですか?魔王さま」

咲「うん、部屋まで案内してよ」トコトコ

和「かしこまりました、魔王さまどうぞ」

ガチャ

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

作戦会議室

菫「」トコトコ

宥「あ、菫ちゃんただいま」

菫「静かにしていてほしかった」

宥「え、でもちゃんと伝えないと」

菫「そういうことは私か参謀部に伝えてくれれば良いんだ!」バンッ

宥「」ビクッ

菫「いや……すまない、前線ご苦労さまだった」

宥「う、うん……」

菫「中将を部屋まで」

透華「こちらですわ、閣下」つ

宥「…………………………」

ゆみ「あ、そういえば……中将閣下の副官は臼沢親衛隊少佐でしたよね?」

宥「うん、そうだけど?」

ゆみ「そうですか、いえ……呼び止めてしまい申し訳ありませんでした」ペッコリン

宥「ん、大丈夫だよ」トコトコ

魔王城 宥のおへや

こたつ「^^」

宥「怒られちゃった、菫ちゃんのくせに」つカップ

宥「やっぱりこっちの紅茶はおいしいね」

宥「あったか~い♪」

一「これ、お仕事用の資料ね」つ書類 ドサッ

宥「」

宥「あったくない…………」

宥(少し休めたしこれからどうしようかな?)

>>234
1.和さんのパーティーに出席する
2.クラブで玉撞きをして遊ぶ
3.一ちゃんが届けてくれた資料を見てみる

3

宥(せっかく届けてくれたし見ないわけにもいかないよね)つパラパラ

宥(とりあえずタイトルだけ)

防衛ラインの再構築
火力支援ドクトリン
第四計画と統廃合
武装親衛隊装備
捕虜問題の最終的解決
空軍稼働率と課題

宥「」

宥「^^」つポイッ

一「どうしたの?」

宥「みかん食べてから考えよ」つムキムキ

宥(どうしよう……これ一人で読むのは無理だし)

>>238
1.困ったときはゆみさんに聞くのが一番いいよね
2.暇そうな菫ちゃんを呼んでみる
3.塞ちゃんに説明を求める
4.諦めてパーティーに参加しよう

1

コンコンコン

宥「あ、入って入って」

ゆみ「失礼します!」ザッ

宥「資料がわからないところだらけだから解説して欲しいんだ」ヌクヌク

ゆみ「かしこまりました」

宥「悪いね、お仕事たいへんなのに」

ゆみ「ちょうど休憩をとっているところでしたから、構いませんよ」

宥「ありがとう、ゆみさん」

宥(それじゃあ、どの資料について聞いてみようかな?)

>>245
1.防衛ラインの再構築
2.火力支援ドクトリン
3.第四計画と統廃合
4.武装親衛隊装備
5.捕虜問題の最終的解決
6.空軍稼働率と課題

1

宥「防衛ラインの再構築について教えて欲しいな」つ書類

ゆみ「再構築についてはすでに終わったことですが、改めて解説をします」

宥「うん、お願い」

魔王城

城下町
↓ 
第一軍、第二軍

レーベ川 防衛ライン

敵 連邦軍

ゆみ「国土の包括的な防衛を目標とした第一次防衛ラインとは異なり、防御に有利なレーベ川に軍団を再配置し城下町を死守することを目標としています」

宥「川を挟むとやっぱり有利なの?」

ゆみ「まず、敵戦車の進軍が困難になりますし、渡河の負担はかなり大きいでしょう」

ゆみ「したがって敵軍は砲撃による妨害と歩兵による突撃による取りつき以外の作戦行動はとれず消耗戦になるでしょう」

宥「ふーん……」

ゆみ「消耗戦になれば前線から銃後までの距離の近い我々が有利になり敵軍は撤退を開始するはずです」

ゆみ「敵飛行場の距離から航空優勢は確保できており一定期間の優勢が見込まれます」

宥「は、はあ……」

ゆみ「また第一次防衛作戦において被害大きかった第四軍を第二軍に統合しました」

ゆみ「これにより指揮能力の低下が懸念されますが…………」

宥「」

宥「^^」ブスブス

ゆみ「以上です」

宥「うん、ありがとう^^」

宥(は、半分もわからなかったよ……)

ゆみ「なにか質問はありますか?」

宥「…………………………」

宥(他の説明を聞くことも出来るけど……どうしようかな?)

1.防衛ラインの再構築についての質問をしてみる
2.火力支援ドクトリン
3.第四計画と統廃合
4.武装親衛隊装備
5.捕虜問題の最終的解決
6.空軍稼働率と課題

あ、忘れてた
>>251
1.防衛ラインの再構築についての質問をしてみる
2.火力支援ドクトリン
3.第四計画と統廃合
4.武装親衛隊装備
5.捕虜問題の最終的解決
6.空軍稼働率と課題

5

宥「それじゃあ次は……捕虜問題の最終的解決って資料について説明して欲しいな」

ゆみ「わかりました」

ゆみ「我が国では、捕虜問題が深刻になっています」

ゆみ「限定戦争から総力戦に移行し王国の資源や食料を欠乏し始めています、そこで連邦軍兵士や占領地で徴用した人間への配給が課題となっており……」

宥「徴用した人間?」

ゆみ「侵攻作戦において地理に明るい人間や適切な労働力確保の観点から従軍させたり、後方に輸送を行いました」

宥「…………」

ゆみ「そこで我々は膨れ上がった敵軍捕虜を労働力とそうでないものに分け、その後適当な処理を行うことが決定されており、それについて王国軍も……」

宥「聞きたくない!」

ゆみ「かしこまりました」

ゆみ「この件については我々よりも政治分野や親衛隊がことに当たっており、関与は難しいのが現状です」

ゆみ「まあ、もっとも…………」


ゆみ「解決が実施されるほど、我が軍に配給される食料も増え一層の戦力増強が期待できるものであります」

今日は眠くなってきたのでここまでにします ペッコリン

腕時計「^^」つ14:00

ゆみ「ん……もうこんな時間か…………」

ゆみ「すまない、これから会議があるから行かなくては」

宥「わかった、わざわざありがとう」

ゆみ「」ザッ

バタン

宥「はぁ………………」

宥「やっぱり状況はあんまり良くないみたい」

宥「ん……………………」つ

一「?」

宥「」ゲシッゲシッ

一「痛い!なにするの」

宥「紅茶が空になったんだから気を効かせて持ってくるべきだよね」ドカッ

一「は、はい!」

宥「はー使えないなぁ」

一「紅茶が入りました」カタカタ

宥「うん、ありがとう」

宥「塞ちゃん、その資料は邪魔だから机から下ろしておいて」

塞「かしこまりました」つ書類

バサバサ

宥(んー……少しは自分たちのことも把握できたし)

宥(これからなにをしようかな?)

>>275
1.作戦会議室に行ってみる
2.和さんの主催するパーティーに行く
3.魔王さまとコンサートを聞きに行く

コンサートホール

宥「こういうときに軍服で良いのは楽でいいね」

菫「うむ、我々の正式な服装だからな」

宥「ねえ?」

菫「どうした?」

宥「魔王さまと一緒に来たはずなのに、どうして横に菫ちゃんがいるの?」

菫「どうしてって言われても私や閣僚も誘われてるし」

宥「」

菫「咲さんかわいい!」

宥「咲さんかわいい!」

咲「」トコトコ

宥(はぁ……情報を聞き出せるかと思ったけどそんなこともなさそうだね)

コンサート 終了後

咲「本部長も中将も公務が忙しい中よく参加してくれました」

菫「いえ、魔王さまのためならば」

宥「……うん」

咲「お二人のより一層の国家への忠節を期待します」トコトコ

パタン

菫「せっかくだしこれからご飯でもどうだ?この近くに良いお店があるんだ」

宥「>>280

1.うん、いいけど
2.えー菫ちゃんと?
3.これから他の用事があるから……ごめんね

1

中華レストラン 

宥「中華料理?」

菫「ああ、珍しいだろうと思って……評判のお店なんだ」

郝慧宇「注文、なんにするアルか?」つお茶

菫「んー」

郝慧宇「これ、うまい、する我々よく」

菫「じゃあ、このコース料理とこの点心を頼むよ」

郝慧宇「まいどあり」

郝慧宇「あなた達待つ、少し」テクテク

宥「大丈夫かな……」

菫「お茶もおいしいし大丈夫だろう」ゴクゴク

10分後

菫「うん、東方の退廃的民族の作ったものにしてはなかなかうまいな」

宥「そんなものに誘ったの?」

菫「一人で入るのは怖いしな、ほら親衛隊とか」

宥「^^」

宥「あ、でもゼラチンスープはあったかいね」モグモグ

菫「あ、そうそう今度の計画の立案は宥にも関わって貰うことになったから」

宥「ふーん……わかった」

菫「悪いな、色々と」

宥「ううん、気にしてないよ」

宥(せっかく一緒にご飯食べてるしなにか菫ちゃんに聞いてみようかな?)

>>286
1.福路さんは信用できるかな?
2.なんで王国軍と親衛隊は仲が悪いの?
3.戦争が続いてるけど財源は大丈夫なの?

2

宥「なんで王国軍と親衛隊は仲が悪いの?」

菫「だってあいつらムカつくじゃないか」モグモグ

宥「……そうかな?」

菫「国を守る軍隊は私たちだけでいいんだよ」

宥「たしかに二つの組織が別々に存在してるのはやりにくそうだね」

菫「だろう?」モグモグ

帰り道 

宥「おいしかった」

菫「うん、なかなかだったな」

宥「二人だけでそのへんをふらふらしてても大丈夫なのかな?」トコトコ

菫「ん……まあとくに襲われたりする事もないだろ」トコトコ

菫「あそこに公衆電話があるから一応、車を呼ぶか」つ

@@@@@@@@@@@@@@@

絹恵「咲さんかわいい!」

絹恵「本部長閣下、中将閣下お迎えに上がりました」

菫「うん、ありがとう我々は国家に対する親衛隊の協力に深く感謝している」ニコッ

絹恵「ははっ」

宥「^^」

1ヶ月後 宥のお部屋

こたつ「^^」

宥「」ゴロゴロ

一「党新聞が配給されたよ」

宥「読む時間がないから、捨てといて」

一「かしこまりました」

宥「ん…………」ノビノビ

宥(これといって戦況に変化もないし)

宥(このまま終戦になるのかな?)

宥(これからどうしよう?)

>>298
1.作戦会議室に行く
2.クラブに行って話をする
3.塞ちゃんに書類を出してもらって作戦の検討をする

2

怜「巣作り竜華!ダンジョン経営しみゅれーしょんや!」
怜「巣作り竜華!ダンジョン経営しみゅれーしょんや!」 - SSまとめ速報
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咲「はぁ……魔王の仕事も楽じゃないなぁ……」
咲「はぁ……魔王の仕事も楽じゃないなぁ……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445684452/)


過去スレのどっかにステが乗ってるぞ

高級将校クラブ

カランカラン

智葉「ん…………」

菫「王国軍のシャープシューターの実力をみせてやる」つキュー

淡「本当にー?」

透華「」つパラパラ

宥(あ、珍しい智葉さんがいる)

宥(いつもいる暇人の菫ちゃんは……やっぱりいるね)

宥(誰にはなしかけようかな?)

>>303
1.智葉さんに話しかける
2.ビリヤードをしている菫ちゃんに話しかける
3.端の方で資料を見ている透華さんに話しかける

1

宥「ここ、いいですかる」

智葉「……かまわないが」

宥「あ、ミルクね、温かいの」

ウエイター「かしこまりました」ペッコリン

智葉「それで……何のようだ?」

宥「え……えっと……」

宥「>>306

1.智葉さんと親睦を深めたかったから
2.用がなくちゃ駄目かな?
3.智葉さんはビリヤードやらないんですか?

2

宥「用がなくちゃ駄目かな」

智葉「…………」

智葉「中将は党本部にたいして協力的であると大臣から聞いている」

宥「あはは……」

智葉「前線に赴任していた時期があったがどうだった?」

宥「えっと……それは会議で言った時くらいだよ情報の伝達が出来てないって」

智葉「ふむ……」

宥(私の方からは智葉さんになにか聞くことはあるかな?)

>>313
1.智葉さんはどうして親衛隊に入ったのですか?
2.魔王さまに和平の意思はあるのか
3.爽さんはどうなりましたか?

3

宥「爽さんはどうなりましたか?」

智葉「ああ、なんだ聞いていなかったのか」

智葉「第3親衛師団は司令部の反撃命令を無視したあげくピロモ高原で防御し、全員が自決したそうだ」

智葉「裏切り者に相応しい末路さ」ハハッ

宥「…………………………」プルプル

智葉「まあ、もっとも降伏しなかったことは評価に値するがね」

ウエイター「どうぞ」つホットミルク

宥「あ……どうも」

智葉「ところで弘世とは親しいのか?」

宥「うん、軍にくる前から親交があったから」

眠くなってきたので今日はここまでにしますペッコリン

智葉「ほう……なるほどな」

宥「?」

智葉「すまないが、もう行かなくてはならない」

宥「うん、気をつけてね」

智葉「なに、参謀部に少し話をつけにいくだけさ」

智葉「それでは」テクテク

宥「」つホットミルク

宥「」ノミノミ

宥「あったか~い♪」

宥「あれ?ビリヤードやってた暇人の菫ちゃんも透華さんもいなくなってる」キョロキョロ

宥「違うところに行ったほうがいいね」ヨイショ

宥(とくに予定があるわけではないけど……)

宥(どこに行こうかな?)

>>341
1.魔王城のホールに行ってみる
2.作戦会議室に行く
3.お城にいても仕方ないし城下町へ行ってみよう

3

城下町 15時 

宥(お城にいても仕方ないし城下町に来たけど……)

宥(この時間じゃこの前行ったお店もやってないだろうし……)

宥(なにし…………ん?)

照 キョロ(・・ U三U ・・)キョロ. 

宥(あれ……あの女の子どこかで見たことあるような)

宥(話しかけてみようかな?)

>>344
1.話しかけてみる
2.話しかけない

1

宥「どうしたの?」

照「おなかすいた」

宥「え……」

照「お菓子たべたい」

宥「えっと…………」

宥(も、物乞いのわりには身なりが綺麗過ぎるし)

照「」じー (・∀・)

宥「」アセアセ

宥「少し待っててね」

照「うん」

@@@@@@@@@@@@@@@

宥「チュロス買ってきてあげたよ」つチュロス

照「~♪」つ

照「」モグモグ

照「」モグモグ

照「」モグモグ ゴクン

照「ほめてつかわす」つナデナデ

宥「う、うん……ありがと」(なんで少し偉そうなんだろう……)

照「ん……」つ

宥「どうしたの?」

照「ケーキ屋まで連れて行って欲しい」

宥「」

宥「^^」

ケーキ屋さん

照「」ムシャムシャ

宥(はぁ……なんだかなぁ…………)つカップ

宥「どう?お味は?」

照「」モグモグ ゴクン

照「とてもおいしい」

宥「それは良かった」

照「だからこのガトーショコラとエクレールはもう二つづつ食べる必要がある」つ

宥「^^」

照「…………………………」

照「~♪」モグモグ

宥「はぁ………………」

宥(なにか聞いてみようかな?)

>>348
1.おうちに帰らなくて大丈夫?
2.お母さんはどこにいるの?
3.この戦争はどうなると思う?

3

宥「この戦争はどうなると思う?」

照「……………………」 

照「~♪」モグモグ

宥「しばくぞ^^」

照「」ビクッ

照「負けると思うよ」キリリ

宥「それはどうして?」

照「勝つ要素がないから」モグモグ

宥「」

照「うまうま(・∀・)」モグモグ

カランカラン

白望「やっと見つけた」ダルッ

白望「」テクテク

宥「あれ……白望ちゃん奇遇だね」

照「!?」トコトコ

白望「姉上様を捕まえにきた」つ照 ジタバタ

宥「姉上様?」

白望「魔王さまの」

宥「え!?こいつが!」つ

白望「お城を脱走するのが趣味」

宥「」

照「白望、このケーキ三つずつね」つ

白望「お城で食べるならいいよ」ダルッ

照「…………わかった」

宥(え……こんなのが魔王さまの姉なの!?)

白望「」つ照「またね(・∀・)」 ズルズル

宥「う、うん……」


ばたん

宥(ほ、本当にそうなんだ……)

宥「…………………………」

宥(しばくとか言っちゃったけど大丈夫かな……)ガタガタ

宥「あったかくない……」

宥「今日はお部屋に帰ってゆっくりしよう」トコトコ

宥のおへや前

ワイワイ ガヤガヤ

宥(あれ?騒がしいなぁ……なにやってるんだろ?)

塞「違う!私はやってない!」

郁乃「えーそない言われても……出頭命令は出てるんやから大人しくしたってや」

宥「どうしました?」

透華「反国防分子を逮捕しました!」ザッ

宥「」チラッ

塞「閣下!助けて!」ジタバタ

洋榎「大人しくしろや」ドカッ

塞「げほっ!げほっ!?」

郁乃「ああ中将さん、騒がしくして申し訳ないわあ」

宥「>>355

1.これはどういうことですか!
2.あなたは?
3.うん、塞ちゃん連れて行ったら片付けといてね

2

宥「あなたは?」

郁乃「私は親衛隊憲兵部の赤坂郁乃っちゅーもんですわ」

郁乃「ご高名の中将さんに会えて光栄ですわあ」

宥「いえ……まだわからないことだらけで」

郁乃「はは謙遜せんでもええんちゃう?」

宥「それで?臼沢になんのご用ですか?」

郁乃「業務上横領と通謀で出頭命令がでててなぁ……迎えにきてるんよ」

宥「そうですか……」チラッ

塞「んーーーーーーんーーーーー」ジタバタ

洋榎「こ、こら!暴れんな!」

胡桃「しずかにしろ!」ドカッ バキッ  

宥(まずいなぁ……これは…………)

宥(こっちに嫌疑がかかるかもしれないし慎重に答えないと……)

宥「>>358

1.それは王国軍も了解した上の話ですか?
2.塞ちゃんはそんなことしない!
3.お仕事ご苦労様です、私に出来ることがあればなんなりとご協力させていただきます^^

1

宥「それは王国軍も了解した上での話ですか?」

透華「もちろん、赤坂大将のほうから司令部へ連絡されております!」

郁乃「了解してるもなにもうちと王国軍に垣根なんてあらへん、同じ目標に向かって邁進する同志やからなぁ」

透華「もちろんであります!」

宥「…………………………」

郁乃「そもそも、臼沢はうちの人間やからなぁ……親衛隊の恥は親衛隊で処分させて貰いますわあ^^」グリグリ

塞「ひっ………………」ガタガタ

宥「そうですか……軍事法廷は見学させてもらっても?」

郁乃「それは機密上よくあらへんなぁ」

宥「同じ軍のなかで機密もなにも……」

郁乃「おーん^^」つクイッ

宥「ぐっ……」

郁乃「私が機密って言ったら機密なんよ、疑われてる中将風情に見せられるわけないやろ」つポイッ

ドシャ

宥「………………………………」プルプル

郁乃「連れていけ」

胡桃「ははっ!」

宥のお部屋

一「」ガタガタ

宥「…………………………」

宥「お茶いれて」

一「」ガタガタ

宥「お茶!」

一「は、はい!」ダッダッダッダ

宥「はぁ…………」

宥(このままだと私まで通謀に加担したと思われかねない……)

宥(どうしよう?)

>>364
1.菫ちゃんに協力して貰う
2.智葉さんを頼ってみる
3.大人しくしてるしかないね

2

高級士官クラブ

智葉「おや、中将どうしたのかな?」

宥「副官のことでちょっと……」

智葉「ああ臼沢少佐のことか、どうしたんだ?」

宥「…………えっと」

宥「>>367

1.私まで疑われているみたいだけどどうしたらいいかな?
2.どうしたら塞ちゃんを助けられるかな?
3.郁乃さんはどんな人?

1

宥「私まで疑われているみたいだけど、どうしたらいいかな?」

智葉「疑われている?誰に?」

宥「郁乃さん」

智葉「直接言われたのか?」

宥「う、うん」

智葉「ならたいしたことはないだろう」

宥「そうかな?」

智葉「今の状況でドラゴンの中将を拘束なんて有り得ない話さ」

智葉「ただ…………」

智葉「部下に対する責任問題は免れないぞ^^」

宥「…………」

智葉「しばらくは大人しくしてるんだな」

宥(はぁ……塞ちゃんのせいでとんだとばっちりだよ)

智葉「話はそれだけか?」

宥「……郁乃さんはどんな人?」

智葉「非常に優秀かつ狡猾」

宥「わかった」

智葉「助かってはいるがね」

智葉「失礼」トコトコ

宥「うん、またね」

宥「はぁ…………」

宥のおへや

宥「……」ゴロゴロ

一「紅茶、入ったよ」つコポコポ

宥「うん、ありがとう」

コンコンコン

宥「……どうぞ」

透華「」ザッ

透華「至急作戦会議室まで出頭せよ」

宥「わかった」チラッ

一「」ガタガタ

宥「行ってくるね」

作戦会議室

宥「咲さんかわいい!」

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

宥「松実宥、出頭しました」

咲「ご苦労様です」

菫「中将にはいくつかお聞きしたいことがある」

宥「なんでしょう」

菫「まず一つ目に会計を少佐に任せていたのか、処理は適切であったか?」

宥「>>374

1.任せてたけど処理は適切なように見えたよ
2.任せていたけど、今思うと不審な行動が多かったかもしれない
3.会計処理は任せてないよ

3

宥「会計処理は任せてないよ」

ゆみ「え?」

咲「…………それは中将みずから処理していたということですか?」

宥「う、うん」

菫「冗談はやめてくれよ、こんな複雑な処理宥に出来るわけないだろ^^」つ書類

宥「……………………」

ゆみ「一般装備費はどのくらいでしょうか?」

宥「……………………」

ゆみ「では、本部への予算請求額は?」

宥「……………………」

ゆみ「わかりました、次の質問に移りましょう」

……………………

30分後

智葉「わざわざ、手間をとらせてしまって申し訳ない」

宥「う、うん……大丈夫」

ゆみ「閣下を自室まで」

透華「かしこまりましたわ、さあこちらへ」つ

咲「あ……そういえば」

菫「どうかなさいましたか?」

咲「宥さんの次の副官は誰になるのかな?」

ゆみ「軍事法廷が終わり次第、通知いたします」

咲「そう、それなら明日には発表できそうだね」

ゆみ「御意」

宥「え……それはどういう…………」

咲「中将は下がってよし」

宥「……………………」ザッ

翌日

コンコンコン

白望「」ザッ

宥「あれ、前会ったことあるよね」

白望「そうだね」

白望「今日から、宥さんの副官に任命されたよろしく」ダルッ

宥「えっと……」

こたつ「^^」

白望「」モゾモゾ

白望「あったか~い」ゴロゴロ

宥「……………………」

宥「>>385

1.塞ちゃんはどうしたの?
2.私のこたつから出ろや^^
3.あの机の上を綺麗にしてほしい

1

白望「銃殺刑が執行されたよ」ダルッ

宥「え…………」

白望「今朝にね」

白望「元々は絞首刑になる予定だったらしいから、うん」ゴロゴロ

宥「……………………………………」

白望「?」つ みかん

白望「」モグモグ

宥「そう……わかった」

白望「ん……あと作戦会議室に来るようにと言われてる」ダルッ 

宥「そう」

宥(はぁ…………これからどうしよう)

>>387
1.作戦会議室に行く
2.白望ちゃんに塞ちゃんがどんな様子だったのか聞く
3.白望ちゃんに親衛隊について調べさせる

3

宥「それじゃあ私は会議室に行くことにするけど……」

宥「白望ちゃんは親衛隊についての情報を集めてね」

白望「………………」ダルッ

宥「^^」

白望「」ゴロゴロ

白望「わかった、努力する」キリリ

宥「うん、お願いね」

白望「」ゴロゴロ

宥(大丈夫かな……)

作戦会議室

魔王城

城下町
↓ 
第一軍、第二軍
連邦軍

レーベ川 防衛ライン

敵 連邦軍


ゆみ「レーベ川を渡河した敵部隊の背後に向けて第一軍は…………」つ地図

咲「参謀部長」

ゆみ「ははっ!」

咲「なぜ突破されたのか?」

ゆみ「まだ突破を許してはいません、橋頭堡を…………」

咲「黙れ、無能」

ゆみ「……………………」

智葉「どうされます魔王さま?退きますか?」

咲「退いたら市街戦になるでしょ!少しは頭使いなよ!死守しろ!」

智葉「御意」

宥(また、戦局が悪化してるよ……)

宥(どうしよう…………)

>>390
1.突破されたときのことを考えて第三防衛ラインを設定するべきかと
2.空軍と連携して大規模な攻勢にうってでるべき
3.そろそろ講和も視野にいれたほうがいいね
4.今は塞ちゃんのこともあって発言しずらいから黙っておこう

2

宥「空軍と連携して大規模な攻勢にうってでるべきでしょう」

智葉「」チラッ 

ゆみ「」チラッ

菫「えー第一軍は損耗が激しく再度の攻撃能力は乏しいかと……」

宥「四軍はどうなの?」

菫「まだ余裕があるが……」

宥「それならそこから引き抜いて敵を叩き出さないと!」

ゆみ「中将閣下が出撃なさるとしても空軍による爆撃は効果が薄いかと」

宥「どうして?」

ゆみ「深くまで塹壕を掘っているので」

宥「…………………………」

ゆみ「参謀部としては中将の作戦には反対です」

咲「………………………………」

>>392
コンマ50以上で宥の作戦が容れられる

おまかせあれ!

コンマ 16

咲「さすがに無謀ですね」

宥「はい……」

咲「それなら第四軍を後退させて市街地の防衛に当たらせましょう」

智葉「え……それは…………」

咲「どうかしましたか?」ジロッ

智葉「いえ、なんでもありません^^素晴らしい作戦です魔王さま^^」

ゆみ「……………………」

菫「首都を守るべく第四軍を後退させろ」つ電話

ワイワイ ガヤガヤ

宥「終わったみたいだし、お部屋戻ろ」テクテク

お部屋

宥「」ゴロゴロ

白望「」ゴロゴロ

一「りんご持ってきたよ~」つりんご

宥「」モグモグ

白望「」シャリシャリ

宥(はぁ……どうしよう…………)

宥(これ、もう勝てる見込みないや……)

>>401
1.白望ちゃんをたたく
2.菫ちゃんに会いにいく
3.なんとか自分だけは助かる方法について考える

2

高級士官クラブ

宥(菫ちゃんに会いに行こっと……)

宥「」キョロキョロ

宥(あれ?いないや……いつもそのあたりで暇そうにしてるのに)

宥(もしかしたらお部屋かな?)

宥(行ってみよっと)トコトコ

菫の部屋

菫「な、なんだ……宥か」カタカタ

宥「う、うん……そうだけど?」

菫「どうしたんだ、わざわざ部屋まで」

宥「クラブにいなかったからどうしたのかなって」

菫「そ、そうだな!うん!」

宥「?」チラッ

封筒「^^」

拳銃「^^」

宥「…………………………」

菫「美穂子の調子はどうかな?あとどれくらい持ちそう?」

>>404
1.そんなに長くは持たないと思うよ
2.私に何か隠し事してない?
3.無言で封筒を破り捨てる

3

宥「」トコトコ

宥「」つ封筒

菫「お、おい!それは私の大切な……」

宥「」つビリビリ

菫「なにするんだ!1日かけて書いたのに!」

宥「まだ遺書をつくるのは早いと思うけど……」

菫「あの防衛ラインを突破されたら勝つ見込みなんてないんだ!」

菫「そ、それに私が責任とらないと……」カタカタ

宥「………………」

菫「拳銃をよこせ」

宥「駄目だよ菫ちゃん」フルフル

菫「こ、この!」グッ

どったん! ばったん!

菫「死なせて!死なせてくれえええええええええええ!」ジタバタ

宥「はぁ……」ゲシッゲシッ

菫「痛い!やめて!痛い!」

宥「菫ちゃんはどうしてそんなに死にたいの?」

菫「私は作戦本部長だ!そのせいで負けたんだから責任とらないと……それに人間に占領された城下を見るくらいなら死を選ぶ!」

宥「はぁ……責任ねぇ…………」グリグリ

菫「いやああああああああああああ」

@@@@@@@@@@@@@@@

菫「はーーーーーーはーーーーーー」

宥「落ち着いた?」

菫「ま、まあ……なんとか」

宥「それはよかった」

宥「責任とるなら辞めれば良いだけでしょ」

菫「親衛隊がそれで許してくれるかな?」

宥「……………………」

菫「ぁぁ……どうしようどうしよう」

コンコンコン

菫「……入れ」

透華「失礼します」

透華「福路中将が包囲されるので後退したいと」

菫「死守しろ!後退は認めない!魔王さまのご意志を優先させるんだ!」

透華「かしこまりました」

宥「^^」

菫「もう無理だ……」カタカタ

宥(あーあ、また悪いループに入っちゃったよ)

宥(なんとか立ち直って貰わないと)

宥(どうしようかな?)

>>412
1.ラジオを一緒に聞いて励ます
2.亡命したらどうかな?
3.せっかくだし最後に情報だけ聞いておこう

3

宥「第四軍が市街地まで後退できたとして市街戦はどれくらい持ちそう?」

菫「………………一週間いや、二週間かな」

菫「我々には敵戦車の進撃を止める方法がない」

宥「そう、わかった」

宥「市民と司令部は疎開させるべきだと思うんだけど……」

菫「それに関してはゆみが計画を練っているからそちらに聞いてくれ」

宥「わかった、それじゃあね」トコトコ

菫「ぁぁ……」

バタン

宥「作戦会議室に戻らなきゃ」トコトコ

ダアアアアン! ガタッ

宥「人間との戦争はあったかくないね」

作戦会議室 

宥「咲さんかわいい!」

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

ゆみ「魔王城を離れて再起をはかりましょう!」

咲「私はどこへもいかない、泥水を啜ってまで生きたいとは思わない」

ゆみ「……………………」

和「我々が種としてあり続けるために戦い続ける必要がある」

智葉「だかな、ここまできたら講和も視野にいれて」

和「講和はありえない!」

ゆみ「講和はありえない!」

ワイワイ ガヤガヤ

宥(はぁ……私もこれからどうするのかを考えないと…………)

>>420
1.隙をついて魔王城を脱出する
2.魔王城に残る
3.城下町の行政文書を破棄することを提案する

1

宥(隙をついて魔王城を脱出しないと……)

宥「城下には公官庁が多くありますよね?」

智葉「ああ、そうだが」

宥「大規模な防衛戦が始まる前にもしものことを考え焼いておいたほうが」

智葉「!?」

智葉「了解した、親衛隊としても最大限に協力する」

宥「うん、よろしくね」

宥(これで少しは人の流れを多く出来るかな)

宥(一旦部屋に戻ろう)つ

ガチャ

絹恵「咲さんかわいい!」

宥「どうしたの?」

絹恵「本日付で中将閣下の護衛を担当することになりました!」

宥「ふーん……監視の間違いかな?」

絹恵「!?」

絹恵「……………………滅相もない」

宥「ま、いいけど」トコトコ

宥のおへや

ガチャ

宥「一ちゃん、紅茶いれて」

一「う、うん!わかった!」つコポコポ

白望「ダルいことになったね」ゴロゴロ

宥「ダルいなんて言ってられないくらいにはね」

白望「親衛隊の憲兵部が宥さんのことを監視してる」

宥「うん、それはさっき絹恵さんから話があったからね」

白望「」ゴロゴロ

宥(はぁ……もう少し早く教えてくれればいいのに)

宥(どうしようかな?)

>>426
1.今すぐ城下に行って脱出する
2.もう少し時期を待つ
3.逃亡先で頼れそうな所を検討する

3

宥(逃亡先で頼れそうなのは…………)

宥(…………………………)

宥「全然ないね……これはもう無理かも」

宥(あるとすれば竜華さんのところだろうけど歓迎はされないだろうな)

宥(玄ちゃんのことがあってから疎遠ただし)

宥「はぁ……どうしよう」

>>429
1.竜華のことを頼ってみる
2.まずは城下町に出よう
3.諦めてお城に残る

1

宥(竜華さんの所を頼ってみようかな)

宥「」つカキカキ

白望「なにを書いてるの?」ゴロゴロ

宥「なんでもいいでしょ」

白望「」ダルッ

宥「これをコウモリにくくりつけてつまと」

へ^^へ パタパタ

宥「それじゃあ、お願いね」つナデナデ

宥(早速脱出しないと玄ちゃんの写真は持ったし、荷物作ってる時間も勿体ないよね)テクテク

ガチャ!

絹恵「咲さんかわいい!」

宥「咲さんかわいい!」

絹恵「閣下、作戦会議室に来るようにと魔王さまから」

宥「え……」チラッ

白望「」ダルッ

宥(どうしよう……逃げる気まんまんだったんだけど……)

>>433
1.作戦会議室に行く
2.命令を無視して城下町に行く(コンマ70以上)
3.竜華さんの返事が帰ってくるまでは時間を稼ごう

3

作戦会議室

宥「咲さんかわいい!」

咲さんかわいい! 咲さんかわいい!

宥(竜華さんと連絡がとれるまでは時間を稼がなくちゃ……)

咲「よく来てくれました」

宥「なんの用でしょうか」

和「弘世作戦本部長が亡くなったそうです」

宥「……うん、それは聞いたよ」

和「そこで魔王さまは中将を大将に昇進させ作戦本部長代行を…………」

宥(じょ、冗談じゃないよ!)

宥「私よりもゆみさんのほうが適任では?」

咲「あいつは信用できない」ギロッ

宥「なぜ私なのでしょうか?」

和「中将の日々の党本部に対しての献身のおかげです」

宥「…………………………」

咲「宥さんしか適任はいないんですよ、やってくれますか?」

宥(ど、どうしよう……こんなの引き受けちゃったら人間に降伏しても裁判にかけられちゃうし)

宥(そんな責任負いたくないよぉ……)

宥(ど、どうしよう……どうしよう、どうしよう)

宥「>>443

1.かしこまりました、お引き受けしましょう
2.そ、その……保留ということで…………
3.負けるので、嫌です^^

3言ったろ

宥「負けるので、嫌です^^」

咲「そうですか、中将の階級を剥奪して智葉さんに引き渡すことにしましょう」

宥「え………………」

式神「^^」  式神「^^」

咲「中将の発言に不当に国家を貶める所があった!拘束しろ!」

ガタガタガタガタ

郁乃「大人しくついてきてなー^^」

宥「あったかくない……」ガタガタ

宥(もうこれはどうしようもなさそう……)

宥(どうしよう)

>>447
1.暴れる
2.大人しくついていく

1

60以上くらいで逃げれるやろ^^

宥(こうなったらドラゴンの姿になって!こんな国滅ぼしてやる!)

ユウ「ぐおおおおおおおおおおおおん」

ズシャアアアアアアア!!!!

式神「^^;」バラバラ

咲「…………ッチ、野蛮人め」つビビビビビビ

ユウ「この!地獄に落ちろ」ササッ

ズシャアアアアアアア!!!!

咲「ぐっ…………」

和「魔王さま!」

郁乃「はいは~いそこまでやで~」つシュッ

鎖「^^」

ユウ「!?」

咲「ありがとうございます」つビビビビビビ

ユウ「ぐおおおおおおおおおおおお」プシュー

宥「はーーーーはーーーーー」

郁乃「最強の生物とは言ってもチョロいもんやなぁ♪」つ鎖

宥「がっ……痛い!痛い!やめて!」

郁乃「ははっ^^」つグイグイ

宥「痛い!痛いいいいいいいいいいい」

咲「耳障りだ、殺せ」

郁乃「えーせっかくこれからがお楽しみやのにしゃーないわぁ」つ大鎌

宥「ひっ……………………」

郁乃「それじゃあ、ほなさいなら^^」

宥「いやああああああああああああ!!!!!!」

ズシャアアアアアアア!!!!

首「^^」つゴトッ

BAD END

これで終わりでいいかな?

>>442からやりなおしにするか

☆コンティニュー☆


宥「なぜ私なのでしょうか?」

和「中将の日々の党本部に対しての献身のおかげです」

宥「…………………………」

咲「宥さんしか適任はいないんですよ、やってくれますか?」

宥(ど、どうしよう……こんなの引き受けちゃったら人間に降伏しても裁判にかけられちゃうし)

宥(そんな責任負いたくないよぉ……)

宥(ど、どうしよう……どうしよう、どうしよう)

宥「>>461

1.かしこまりました、お引き受けしましょう
2.そ、その……保留ということで…………

2

宥「そ、その……保留ということで……」

咲「そうですか……できれば理由をお教え頂けませんか?」ニコッ

宥「」ビクッ

智葉「中将なら本部長の重席を能力があるから大丈夫でしょう」

郁乃「私たちも協力するで^^」

宥「……………………」

和「経験は魔王さまの忠誠によって補えると私は確信しております」

ゆみ「参謀部としては中将の本部長就任を歓迎する」

宥(ひ、引き受けないって選択肢はなさそう……だよ……)ガタガタ

宥(ど、どうしよう……)

>>463
1.わ、わかりました…………お引き受けします……
2.いくつか条件をつけても構いませんか?
3.と、とりあえず引き受けてさっさと逃げよう

2

宥「いくつか条件をつけても構いませんか?」

咲「……お聞きしましょう」

宥「大将に昇進ということですが本部長は親衛局長よりも格下ですか?」

智葉「いや組織上私は親衛上級大将であり大将の上位となるが、職責上は本部長のほうが格上である」

宥「そうですか、まずそれを魔王さまのほうから明言してください」

咲「親衛局長」

智葉「全く問題ありません」

咲「わかりました、約束しましょう」

宥「それから……親衛隊を王国軍の下部組織とするこ……」

智葉「容認できない!」

宥「智葉さんはもともと王国軍の出身でしょう?それなら本来の軍籍に戻っても構わないのではないでしょうか?」

智葉「私は良くても将校が納得するはずがない!」

咲「現実的にそれは無理でしょう」

宥「………………わかりました」

咲「ただ……親衛隊が総力戦に協力することは約束します」

咲「これで引き受けてくれますか?」

宥「え、えっと……」

宥(本当はもっと約束して貰いたいことがたくさんあるけど……)

宥(どうしよう?)

宥「>>468

1.戦争の目的を決定してほしい
2.あとはあったかい豪華なお部屋を作ってね
3.うん、それじゃあよろしくね

2

宥「あとはあったかい豪華なお部屋を作ってね」

咲「わかりました」

宥「うん、早くお願いね」

咲「^^」

宥「それじゃあ、ゆみさん案内して」

ゆみ「かしこまりました、本部長代行閣下こちらへ」

宥「長いから代行じゃなくて本部長がいいな」

ゆみ「!?」

智葉「な…………」

咲「許可します」

ゆみ「かしこまりました」

宥「~♪」トコトコ

翌日! 宥の執務室 

宥「この部屋は結構あったかいね」

宥「あ、白望ちゃんその毛布とって」

白望「」ダルッ

ゆみ「閣下、まずはなにをなさりますか?」

宥「そうだなぁ……」

>>473
1.現状をゆみに説明してもらう
2.魔王さまとお話に行く
3.自分の部屋に戻って竜華からの返事を確認する

3

宥「少し所用があるんだ、一旦お部屋に戻るね」

ゆみ「かしこまりました」

宥「~♪」トコトコ

ガチャ

ゆみ「」チラッ

白望「」コクン

白望「~♪」トコトコ

宥のお部屋

コウモリ へ^^へ

宥(あ、来てるね……えっとお手紙の返事は)

宥「あ、あれ……」つガサガサ

宥「なんで足にお手紙がついてないんだろ」

宥「おかしいな」つグイグイ

ガチャ

白望「閣下、探し物はこちらですか^^」つ手紙

宥「!?」

宥「え、えっと……」

宥「な、なんで白望ちゃんが持ってるの」

白望「加治木少将から閣下を監視するよう命じられていたので」

宥「そ、そんなキャラじゃないよね……嘘でしょ?」

白望「^^」

宥(こ、殺さないと……)

白望「ちなみに私のことを殺しても少将はこのことをご存知です」

宥「」カタカタ

宥「て、手紙を見せて貰っても?」

白望「ええ、構いませんよ」つ手紙

宥「」カタカタつ

手紙「^^」つ

うちは怜と幸せに暮らしてるのに邪魔すんなや^^
ま、同じ竜族としてなんとかなることを祈ってるで

追伸
コウモリから追っても無駄やで

宥「ぁ、ぁぅ………………」ガクッ

白望「本来であれば軍法会議にかけた後極刑となりますが」

宥「あったかくない」ガタガタ

白望「閣下は今の国家に必要な人間です」つライター

手紙「^^」ぼおおおおお

宥「え…………」カタカタ

白望「この手紙はなかったことにしましょう」

宥「ほ、本当にいいの!」

白望「ええ、今閣下が銃殺されては王国軍は親衛隊に吸収されかねません」

宥「あ、ありがとう」

白望「まあ、もっとも……」

白望「閣下の命運は参謀部長閣下が握っていることをお忘れなく^^」

宥「あったかくない……」

のんびり書いてくか

宥の執務室

宥「………………」ガタガタ

ゆみ「閣下、どうかなさいましたか?」

宥「な、なんでもない」

宥(な、なんとか勝利してその権力でゆみさんを除かないと……)

ゆみ「作戦会議室のほうから早急に城下町の防衛計画を完成させるようにと」

宥「うん、わかったよ」

宥(はあ……まずはなにから始めよう)

>>501
1.ゆみさんに現状の説明をしてもらう
2.参謀部の用意した作戦を聞いてみる
3.さっそく計画作ろうか

1

宥「現状を説明して」

ゆみ「かしこまりました」

魔王城

城下町 第二軍
↓ 
第一軍 連邦軍
連邦軍

レーベ川 防衛ライン^^

連邦軍 本拠地


宥「…………この連邦軍っていうのが敵だよね」

ゆみ「もちろんです」

宥「第一軍はなんでこんな所にいるの?」

ゆみ「死守せよとの魔王さまのご命令です」

宥「出来てないじゃん!包囲されるよこんな所にいたら!」

ゆみ「参謀部としても再三、撤退を進言しているんだが……信用がないのか受け入れてもらえない」

宥「」

宥(ど、どうしよう……)

>>504
1.魔王さまに話をつけに行く
2.とりあえず撤退させてるのが先だね
3.魔王さまの命令にわざわざ背く必要はないね

2

宥「とりあえず撤退をさせるのが先だね」

ゆみ「司令部からの許可は出ておりませんが構いませんか」

宥「うん、一刻を争うことだから本部長命令で動かすよ」

ゆみ「ありがとうございます」ペッコリン 

宥「お礼言われることじゃないよ」

宥(魔王さまに何か言われたら参謀部長に指示されたと伝えればいいだけだしね^^)

宥「あ、ちゃんと撤退できるよね」

ゆみ「半包囲の状況にありますが第二軍の支援を受ければ勝算はあるかと」

宥「ふーん……作戦はもうたててある?」

ゆみ「もちろん」つ書類

宥(なんだかよくわかんないや……)パラパラ

宥「この通り実行するように」

ゆみ「はっ」ザッ

宥「第一軍は福路さんと未春さんのところかぁ……」

宥(一応顔を知ってるし助けてあげたいな)

宥「第二軍は……」パラパラ

第二軍司令
赤土晴絵 中将
顔写真 ^^

宥「この人は無能そうな顔してるね」

宥「会ったことないけどさ」

宥「さてと……やることはやったよね、どうなるかな」

>>511
コンマ30以上で第一軍が撤退できる

コンマ 00 

ゆみ「第一軍包囲されました」

宥「」

ゆみ「閣下?」

宥「む、無能者!この前の作戦計画書はなんだったの!ふざけないで!」

ゆみ「………………」

ゆみ「半包囲されるまでの指示が遅れたのが原因かと……」

宥「それは参謀部が魔王さまの発言を取り消せなかったからでしょ!無能!無能!無能!」

ゆみ「申し訳ありません……」

宥「……包囲を突破できる可能性は?」

ゆみ「ゼロです」

宥「第二軍の支援をやめて塹壕を作らせろ!」

ゆみ「かしこまりました」

宥「はーーーーーはーーーーー」

ゆみ「」つカキカキ

宥(ゆみさんは信用できない…………手紙のことだけじゃなくて能力的にも)

宥(で、でも他に頼れそうな人も)チラッ

白望「」ダルッ

宥「…………………………」

宥(そ、そういえば菫ちゃんが……)


菫『あの防衛ラインを突破されたら勝つ見込みなんてないんだ!』


宥「………………意外と優秀だったのかも」

宥「でも、そうだとすると……」


宥『第四軍が市街地まで後退できたとして市街戦はどれくらい持ちそう?』

菫『………………一週間いや、二週間かな』

菫『我々には敵戦車の進撃を止める方法がない』


宥「^^」

ガチャ!

絹恵「咲さんかわいい!」

宥「どうしたの?」

絹恵「本部長閣下、魔王さまがお呼びです」 

宥「……………………」

宥「わ、わかった今準備するね」

絹恵「いえ、早急に」

宥「」

宥「」トコトコ

絹恵「こちらです」つ

作戦会議室

コンコンコン

咲「入れ」

宥「さ、咲さんかわいい!」

智葉「…………」ジトッ

和「本部長、お忙しいところすみません」

宥「い、いえ……」

咲「第一軍が壊滅したそうですが、どうして本部長命令で撤退の許可をだしたのですか?」

宥「え、えっと…………」

宥「>>531

1.後退させたほうが市街戦になった時に有効かなって……
2.ゆ、ゆみさんがそうしろって言ったから
3.全部参謀部の指示通りに動きました

3

宥「全部参謀部の指示通り動きました」

咲「どうしてあんな連中を信用したんだ!」

宥「そ、それは…………その……」

咲「あいつらはいつもそうだ!いつも私の計画の邪魔をする!低脳、無能を通り越した利敵行為だ!!!」

咲「背信者どもを重用した大将はなんだ、おい!」

宥「ぁぅ……………」

咲「教えてやる!無能者って言うんだよ!」ゲシッ

宥「がっ………………」

宥(こ、この……)

咲「加治木少将をスパイ容疑で逮捕しろ」グリグリ

智葉「少将は参謀部の……」

咲「いいから逮捕しろ!」

智葉「かしこまりました」

咲「はーーーーはーーーー」

咲「親衛局長」

智葉「はっ」

咲「大将を作戦本部長代理から解任するので、兼任するように」グリグリ

智葉「かしこまりました」

咲「…………ッチ」ガタッ

咲「少し休みます」

和「魔王さまをお部屋まで」

透華「か、かしこまりましたわ……どうぞこちらへ」カタカタ

宥「えぐっ…………えぐっ」ボロボロ

作戦会議室

智葉「そうは言われてもな……どうするんだこれは…………」

和「こうなっては最後の一兵まで戦い魔族の誇りを守るしかないでしょう」

智葉「そのために作戦行動は行えない」

和「そうであれば……市街地の防衛を目標にしましょう」

智葉「了解した」

智葉「」チラッ

智葉「大将もそれでいいだろうか」

宥「う、うん……」

智葉「それでは解散」チラッ

郁乃「」コクリ

宥(は、早く逃げなきゃ……)ヨロヨロ

郁乃「はいは~い宥ちゃんはこっちやで」つ鎖

宥「い、いや!嫌あああああああああ!」

ズルズル

魔王城 地下室

宥「あったかくない……」

郁乃「逃亡されたらかなわんし、しばらくの間は監視させてもらうわ」
 
手錠「^^」ガチャガチャ

宥「……………………」

宥「しばらくの間って?」

郁乃「そりゃあもちろん、魔族が人間に敗北するときまでや^^」

宥「そう……」

郁乃「手錠かけられてる間は本来の姿にもなれへんし大人しくしててや」

郁乃「ほな、さいなら^^」

バタン

地下室

温度計「^^」つ20℃

宥「…………寒い」ガタガタ

宥「こ、こんなところに放り込むなんて絶対許せないよ……」ガタガタ

宥「」キョロキョロ

壁「^^」 壁「^^」 壁「^^」

宥「…………………………」

宥「助けが来るのを待つしかないね……」

>>545
コンマ50以上で助けに来てくれる

キタゾ

コンマ27 

地下室

宥「はぁ…………何日ここにいるんだろ」 

宥「そろそろ魔王城の侵入を許してるころかな……」アハハ

宥「はぁ…………」

キュイイイイイイイイイイン

宥「あれ?何の音だろう……」

宥「え…………」グツグツ

宥「なんだか体の内側があったかく……」グツグツ

宥「こ、これってもしかして!?古代魔法の!」グツグツ

宥「い、いや!嫌あああああああああ!」グツグツ


ボンッ!

魔王城近くの丘

ぐぎゃ ぎゃあああああああああ
ぐちゃ  ぐちゃぐちゃ


郁乃「はーチョロいもんやなぁ^^」

郁乃「よいっしょっと」つ古文書


魔王の血脈堕ちるとき古より伝わる秘宝完成す、それ世界を統べるものなり


郁乃「これで血も生贄も完璧や♪人間どころかドラゴンまで手には入ったのも計算外やったけどなぁ」

メカ末原さん「」カタカタ

郁乃「これで末原ちゃんにも命を吹き込むことが出来るわぁ」

郁乃「ま、末原ちゃんが世界を統べられるわけもないんやけどな」ケラケラ

郁乃「これが成功してまうと無機物に生命を与える実験も終わりやなぁ」つパラパラ

郁乃「そうなってまうと特にやりたいこともあらへんし……」 

郁乃「ん……合成獣か…………」

郁乃「しばらくはこれで暇つぶしやな」

郁乃「幸い死体ならいくらでも転がっとるし」

郁乃「いくでー末原ちゃん、今生命を与えたるからなー」

メカ末原さん「」カタカタ

郁乃「まだまだたくさん実験できる所があって楽しいわあ^^」

BAD END

終わりやで

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