未央「ちょっといい?」凛「何?」 (41)
アニメ基準です
独自解釈有りです
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未央「これ」
凛「これって…」
未央「ここ。ここだよ」
凛「ん…あ、あー…」
未央「靴擦れしてんの。ひどくない?」
凛「この靴硬いしね」
未央「ここの骨辺りがさ、凄い痛いの」
凛「うん。分かる」
未央「靴下である程度カバー出来るけどさ、そろそろ痛いよ」
凛「私も」
未央「LIVE始まる時さ、跳ぶじゃん?」
凛「あー…あの時が一番くるね」
未央「フライドチキーンで跳んでね」
凛「うん。ゴリュッてなる」
未央「最近は慣れたけどさ、まあまあキツいよ」
凛「…初めてあの靴見た時さ、どうだった?」
未央「触る前?後?」
凛「前」
未央「…え、ガラス製?」
凛「なったよね」
未央「考えてみてよ。ガラスだったらシャレにならないよ」
凛「階段から落とした時点で割れるよね」
未央「それで破片をプロデューサーが集めるんでしょ?」
凛「夢も希望も無いよ」
未央「仮にガラス製だったとしたらさ、ステップなんて踏めないよね」
凛「直立不動だよ」
未央「たまにはさ、そういう系の歌欲しいね」
凛「直立不動じゃないけどさ、楽器弾いてる時はあんまり動かないよね」
未央「…楽器…」
凛「うん」
未央「ベース弾けたんだっけ?」
凛「全然」
未央「カッコだけ?」
凛「人前で見せるレベルじゃないってことだよ」
未央「良いじゃん。私なんてあれだよ?」
凛「あれ?」
未央「うんたんうんたんするだけだよ」
凛「何それ」
未央「元ネタ分かんないけど、ネットとか見てるとたまにカスタネットかなんかをこうやって…」
凛「ふーん…」
未央「だからしぶりんが中央でベース弾いてさ、私としまむーがうんたんするんだよ」
凛「とりあえずベースの役割知ってる?」
凛「あの靴さ、結局ガラスじゃないもんね」
未央「そりゃそうだよ。触った後はあ、プラッチックだってなったけど」
凛「プラッチック…?」
未央「早苗さんが言ってたんだよ。プラスチックなんだろうけど」
凛「昔はそう言ってたのかな」
未央「…早苗さんって28なんだよね?」
凛「うん」
未央「それってさ、言う程昔なの?」
凛「…さあ?」
未央「私の昔のイメージって言ったらやっぱりバブルとかだよ」
凛「早苗さんギリギリバブル世代だよ?」
未央「でもその時はまだブーブーとかワンワンとかってやってた頃でしょ?」
凛「あー…」
未央「部長とかだったら分かるけどさ」
凛「経験はしてないよね」
未央「自我が芽生えた時には暴落してたんでしょ?」
凛「だね」
未央「…じゃあさ」
凛「うん」
未央「…専務は?」
凛「…」
未央「…」
凛未央「…」
未央「しまむーが戻ってきた時さ」
凛「うん」
未央「制服でLIVEやったでしょ?」
凛「うん」
未央「あれさ、ネット掲示板で何て書かれてたと思う?」
凛「…悪い事書かれてたの?」
未央「ううん。みんなしまむーの高校探せーって奮起してた」
凛「…」
未央「しまむーのファンにはたまらなかったらしいよ」
凛「…喜んでいいのかダメなのか分かんないね」
未央「あの時はね、まあそりゃ…泣いたけどさ、冷静になって考えたら結構ヤバいんじゃないかって思ったよ」
凛「大袈裟だよ」
未央「いや、ちゃんとアンスコ履いてたのかなって」
凛「…あー…」
未央「まんま来たんだよね…大丈夫だったのかな?」
凛「大丈夫だよ。多分」
未央「仮に映ってたとして何年後とかにお宝画像出回らないよね?」
凛「感動ぶち壊さないでくれる?」
未央「プロデューサーがさ、二期生に回ったでしょ?」
凛「うん」
未央「私さ、この間見にいったんだ」
凛「また行ったの?」
未央「あ、やめて。その話今からするから」
凛「…どういうこと…?」
未央「いやね、あるじゃん。部活のOBが来て『うわ…また来たよ』みたいな」
凛「あー…うん」
未央「いや、言われてたとかは無いよ。少なくとも私がいた時はね」
凛「未央が帰った瞬間にってこと?」
未央「そうだよ。もし言われてたらって…」
凛「…まあ…無いと思うよ。みんな良い子だったじゃん」
未央「ホントに?」
凛「そういうとこだけ臆病なんだから…」
未央「さっきさ」
凛「うん」
未央「しぶりん「みんな良い子」って言ったじゃん?」
凛「………ん、うん」
未央「『子』ってさ、大丈夫かな?」
凛「『子』?」
未央「あの中にさ、歳上もいた…じゃん?」
凛「あ…」
未央「私さ、絶対気遣っちゃうよ」
凛「それ、多分私も」
未央「っていうか同年代にも使いづらいよ」
凛「あ、何か恥ずかしくなってきた…」
未央「芸能界って難しいね」
凛「うん」
未央「しぶりんはさ」
凛「うん」
未央「加蓮ちゃんとかにタメ口聞いてもらえるじゃん?」
凛「うん」
未央「私さ、毎回思うんだけどね。何で敬語なの?加蓮ちゃん達のが歳上なのに」
凛「…」
未央「トライアドの初LIVEの時までには結構顔合わせてたじゃん?」
凛「…だってさ、気…遣うでしょ」
未央「ん?」
凛「…ほら」
未央「…」
凛「…ね?」
未央「…あっ」
未央「しまむーってさ」
凛「うん」
未央「私達より上なんだよね」
凛「うん。先輩」
未央「…あー…改めて考えると…」
凛「やめなよ。考えたら止まらなくなるよ」
未央「…あ、そうだ。アーにゃんだ」
凛「アーニャ…?いやアーニャは…」
未央「アーニャって基本さんづけしないよね?」
凛「なんだろ…外国人の血が入ってるから…フレンドリーなんじゃない?」
未央「私達もめちゃくちゃ遡れば2、3%くらいあるんじゃないの?」
凛「どこまで遡るつもり?」
未央「何か…あるんじゃないの?大陸の血が」
凛「だったら世界中の人みんな混血になるよ」
未央「薄まってるだけだよ。呼び起こしたら自然体でアーにゃんみたいに」
凛「10秒でボロが出そうだからやめときなよ。…後さ」
未央「ん?」
凛「アーニャはさんづけはあんま無いけど、全員に敬語だからね?」
未央「あー…」
未央「プロデューサーは凄いよね」
凛「…あー…全員にさんづけの敬語だもんね」
未央「プロデューサーって昔からああなのかな?」
凛「昔からは無いんじゃない?」
未央「でもプロデューサーの一人称が俺だったら違和感しかないよ…?」
凛「…」
未央「…」
凛「…あー…」
未央「でしょ?」
凛「友達とかといる時は普通になるんじゃないの?」
未央「友達…」
凛「…」
未央「…」
凛「…流石にいると思うよ?」
未央「まあ、確かに…人徳ありそうだもんね」
凛「うん。カラオケだって行くでしょ」
未央「カラオケ…」
凛「…」
未央「…歌わずに、ひたすらジュース持ってきそうじゃない?」
凛「…」
未央「良いからお前も歌おうぜー?」
凛「…」
未央「いえ、私は皆さんの歌を聴いている方が…」
凛「…」
未央「良いから良いから!そんな気遣うなって!」
凛「…」
未央「いえ………でしたら、一曲だけ…」
凛「…」
未央「おー!!GACKTかー!!」
凛「今度誘ってみよっか」
未央「そだね」
凛「全然関係ない話していい?」
未央「何?」
凛「…月のお小遣いっていくら?」
未央「…」
凛「…」
未央「………5000」
凛「…」
未央「…何か…あった?」
凛「…んー…」
未央「お小遣いに不満がある…とか?」
凛「そうじゃないけど…さ…」
未央「…どしたの?」
凛「……ギャラ……いくら?」
未央「ん゛?」
凛「私達の。私達のギャラっていくら?」
未央「え…?」
凛「親は知ってるみたいだけどさ、見たことないんだよね。明細」
未央「…あ、ヤバい。言われたら気になってきた…」
凛「…ほら、それって…一種のステータスでしょ?」
未央「うん。すんごい分かる」
凛「いや分かってるよ。こんな話はダメだって」
未央「分かる。しまむーなら全く気にならないだろう話題」
凛「うん」
未央「ギャラですか?貰えるなら嬉しいです!」
凛「…あああ……」
未央「今日もアイドル、頑張ります!」
凛「…」
未央「…抱きしめたい」
凛「うん」
未央「…溢れる程の」
凛「もういいよ」
未央「アイドル引退したらさ、何する?」
凛「…え、それっていつの話?」
未央「いや、まあ…いつか来るだろう引退」
凛「…まあ、店を継ぐ…のかな…」
未央「やだよ。敬語のしぶりんなんて」
凛「お客さんだから…」
未央「お金の匂いがするよ。お金の上での友情なんて嫌だよ」
凛「いやそういうんじゃなくて、癖だから……未央は?」
未央「私?…私は、ねえ…」
凛「…」
未央「…何してると思う?」
凛「…とりあえず、OLとかは似合わないね」
未央「それさ、弟にもめちゃくちゃ言われてるんだけど」
凛「うん。だって未央がパソコンカタカタしてるのなんて思い浮かばないもん」
未央「…じゃあ、あれだよ。先生」
凛「それは、まあ分かるけど…」
未央「でしょ?」
凛「…あのさ、シンデレラガールズプロジェクトのホームページにさ」
未央「うん」
凛「文武両道って書いてたよね?」
未央「成績良い方なんだからね!」
凛「…そうなんだ」
未央「めっちゃ疑ってるぅ」
凛「未央が先生になるって、考えてみたんだけどさ」
未央「うん」
凛「肘つきながら採点とかしてそうだよね」
未央「どんだけくたびれてるのその私」
凛「あ、でもほら」
未央「ん?」
凛「ダンスが授業にあるよ」
未央「あ、そうだ!なれるじゃん私!」
凛「…ダンスだけの先生…?」
未央「いや、そこで文武両道ですよ」
凛「ダンスの時だけ輝く?」
未央「何かそれ漫画の設定みたいだなあ…」
凛「…じゃあ、そこに偶然現れる一人のスカウトマンがいて…」
未央「どっかで聞いた事あるなあそれ…」
凛「で、第二の人生が始まるんだね」
未央「第三だよ。っていうか芸能人と先生のローテーションになっちゃってるよ」
凛「…あ」
未央「ん?」
凛「過去の事が記事になって取材殺到とか」
未央「もういいよ」
凛「過去の事ってさ。やり直しは出来ないよね」
未央「どしたの?」
凛「あのさ…その…」
未央「…」
凛「…ほら…」
未央「…まだ本人は考えてないと思うよ」
凛「…分かってくれた?」
未央「うん。5秒で分かった」
凛「…」
未央「でも分かんないよ。あのまま突っ切る可能性もあるよ?」
凛「でもたまに素に戻ってるよね」
未央「……」
凛「もう片鱗は…」
未央「…ほら、んー子ちゃんに限ったことじゃないじゃん?」
凛「別に名前隠さなくていいよ。今ここ3人しかいないし。1人は寝てるし」
未央「蘭子ちゃんに限ったことじゃないじゃん?」
凛「言い直さなくてもいいよ」
未央「…ほら、飛鳥ちゃん」
凛「…もうしばらくはブレなさそうだなあ…」
未央「…」
凛「…」
未央「…貴音さんは?765プロさんの」
凛「…」
未央「…突っ切った?」
凛「分かんないじゃん。裏でははっちゃけてるかもしれないよ?」
未央「裏とか言わないでよ。プロデューサーが聞いたら泣いちゃうよ」
凛「どっちの?」
未央「ウチらの」
未央「…誰もプロデューサーの名前って呼ばないよね」
凛「うん。何か」
未央「…タイミング逃したね」
凛「うん」
未央「だってさ、みんな当たり前のようにプロデューサー、プロデューサーさんって呼んでるからさ、あー、そういうもんなのかなって思ってた」
凛「私も」
未央「プロデューサーに限らずね、部長とか、専務とか」
凛「ちひろさん」
未央「あ」
凛「ちひろさんだよ」
未央「ちひろさんだぁ」
凛「ちひろさんは、なんでちひろさん?」
未央「え、何で?」
凛「他の人はみんな肩書きで呼ばれてるのに、ちひろさんだけちひろさん?」
未央「…事務員と呼べと…?」
凛「…員は余計かな…?」
未央「…事務?」
凛「…事務」
未央「ジムさん?」
凛「外人だね」
未央「事務員さんはさ、ダメじゃない?」
凛「学校とかにも事務員さんっているよ?」
未央「いや、なんかさ…事務員さんって、他人行儀過ぎない?」
凛「でも肩書きだよ」
未央「じゃあ、名前で呼ぼうよ」
凛「全員?」
未央「うん」
凛「…」
未央「…」
凛「…例えばさ、その場合は…さんづけ?」
未央「…でもいいし、まあ、呼び捨ては…ダメかなぁ。歳上だし…目上だし」
凛「…あれ、何か…」
未央「…」
凛「…恥ずかしくない?」
未央「それはほら、まだプロデューサーって呼ぶ人のが多いからだよ」
凛「だってさ、佐久間さんですらプロデューサーさんだよ?」
未央「マイノリティーはいつだって恥ずかしくなるもんなんだよ」
凛「…んー…」
未央「それをいかにしてマ…」
凛「…」
未央「……マー…」
「…マジョリティー…?」
未央「それ」
凛「…」
未央「…」
凛「…英語使いたかっただけじゃないよね?」
未央「うわやっばい恥ずかしい」
凛「…でも、名前で呼ぶのもそろそろ良いんじゃないかな」
未央「そうだね…」
凛「そんなにショックだった?」
未央「カッコつけて言おうとした結果がこれだもん」
凛「良かったね。聞かれたのが私達だけで」
杏「とりとめのない話してるなぁって」
未央「こんなもんだよ。普段の私達なんて」
杏「いやどんなもんなのか知らないけどさ」
凛「寝てたんじゃないの?」
杏「未央の「成績良いよ」で起きたよ」
凛「強く否定してたもんね」
杏「なるほど」
未央「否定出来なくなってきたよ」
杏「しないの?」
未央「うん。しばらくマジョリティーが残るよ」
杏「えぇ…?どんだけ脆いのかねぇ…」
凛「こう見えて脆いんだよ。未央って」
未央「どう見えてる?」
凛「あっ…」
杏「あー…」
未央「ん?」
凛「…」
未央「…」
杏「…おーれーんーじ」
凛「…さーふぁいあ」
杏「ぱっしょん」
未央「何かごめんね」
杏「未央はねぇ…攻撃全振りの、防御無しタイプだね」
未央「えええ…?」
杏「まあ、悪い意味じゃないよ」
凛「…私は?」
杏「んー?…んー…」
凛「…」
杏「…MPが少なくて、基本能力が高そう」
凛「…」
未央「…」
杏「…」
未央「杏ちゃん」
杏「んー?」
未央「これ見て」
杏「…」
未央「小学2年生の時に擦りむいて出来た傷」
杏「…」
未央「微妙に残ってるよ」
杏「…攻撃翌力が低いけど、手数が多い…」
凛「…」
未央「…」
杏「…」
凛「ねえ」
杏「杏で遊ぶなよう…」
訂正
>>2
凛「この靴硬いしね」×
凛「あの靴硬いしね」○
未央「杏ちゃんはさ、プロデューサーを名前で呼ぶのに賛成?」
杏「賛成もなにも、呼んでいいならそうするよ」
未央「…え、聞けるの?名前で呼んでいいかって」
杏「…え、聞けないの?」
凛「…」
未央「…」
杏「…」
凛未央「…」
杏「…逆に何で?」
未央「え…何か…」
凛「恥ずかしく…ない?」
杏「あー…さっきの恥ずかしいってそういうの…」
未央「タイミングってあるじゃん」
杏「タイミングなんか知らないよ…別に名前で呼びたければ呼べばいいのさ」
凛「…でもさ、プロデューサーも悪いと思う」
杏「…なして?」
凛「だって…自己紹介の時にもプロデューサーですしか言わないから」
未央「そうだね。ちひろさんは千川ちひろですって言ってたし」
杏「…まあ、分からないことはないけど…」
未央「…」
杏「…」
凛「…」
杏「…聞こうか?」
凛「うん」
未央「お願いします」
杏「…そういえばさ。2人は誰か待ってんの?」
未央「うん。しまむー」
凛「美穂ちゃんとの仕事が終わったらこっち寄ってから帰るって言ってたし…」
杏「…なるほどねぇ」
未央「いつのまにか一緒に帰るのが当然みたいになっててさ」
凛「まあ…いつもじゃないけどね。予定が合わなかったらバラバラだし」
杏「まあ…良いんじゃ…ない?」
未央「杏ちゃんは誰か待ってるの?」
杏「プロデューサー」
凛「あ、送ってってもらってるんだっけ?」
杏「ん」
未央「ほほー…」
杏「…なにさ」
未央「んー?いや、ねえ?」
凛「ん…んん」
杏「…そんなもんじゃないよ」
未央「えー?またまた…」
杏「…現実はねぇ、そんなもんじゃないよ」
未央「え?」
凛「…」
杏「…まあ、変に期待し過ぎると…ロクな事がないんだよ」
未央「…」
凛「…」
杏「…そういう職業に就いちゃったんだよ。杏達は」
凛未央「…」
杏「…」
卯月「今日はたくさん喋れました!」
武内P「ええ」
美穂「褒めてもらってたね。凄かったよ!」
卯月「えへへ…」
武内P「ええ。とても、良かったです」
卯月「あ、ありがとうございます!」
美穂「また次も頑張ろうね!」
卯月「はいっ!頑張ります!」
武内P「小日向さんは、直帰ですか?」
美穂「はい。今日は用事があって…」
武内P「そうですか…本日も、お疲れ様でした。今後ともよろしくおn」
美穂「あ、あのそ、そそれはこここちらこそです!!こちらこそよろしくお願いします!」
武内P「い、いえ…よろしくお願いします」
美穂「いえ、よろしくお願いします!」
武内P「い、いえ…」
卯月「…ふふっ」
武内P「あ…」
美穂「あ…」
卯月「私も、よろしくお願いします!」
武内P「…よろしくお願いします」
美穂「よろしくお願いします…」
武内P「島村さんは、本田さんと、渋谷さんと?」
卯月「はい!待っててくれてるんです!」
武内P「そう…ですか」
卯月「…何だか前よりも、絆が深まった気がして…もっと仲良くなれました!」
武内P「…ええ。私も、そう思います」
卯月「プロデューサーさんは、まだお仕事ですか?」
武内P「ええ。今日の日報と、報告書を…」
卯月「…お仕事、頑張って下さい!」
武内P「…」
卯月「…」
武内P「…ええ。頑張ります」
卯月「ふふふっ」
武内P「…」
卯月「失礼しまーす!」
武内P「渋谷さん、本田さん、双葉さん。お疲れ様です」
未央「あ、しまむーお疲れ様ー!」
凛「お疲れ様。プロデューサーも」
杏「お疲れー…」
武内P「ええ。お疲れ様です」
卯月「今日も一日頑張りました!」
未央「分かってる分かってる」
凛「あんまり頑張り過ぎるのもダメだけどね」
卯月「はいっ!頑張り過ぎないよう頑張ります!」
凛「…」
未央「あ、あはは…ブレないねえ…」
杏「…あー…」
武内P「…。もうこんな時間ですか。本田さん、渋谷さん、島村さんは…」
未央「ん?あ、うん…」
凛「ん…うん…」
卯月「?」
武内P「では、お疲れ様でした。また明日もよろしくお願いします」
凛「うん…お疲れ様」
未央「お疲れー!また明日ねー!」
卯月「お疲れ様でした!」
武内P「はい」
杏「…」
武内P「…」
杏「…」
武内P「…」
杏「また変な気遣ってー…」
武内P「…?」
杏「別に…プ、プロデューサーの事タクシー代わりにしてるって言ってもいいのに」
武内P「…いえ、そんな事は…」
杏「もうみんな知ってるよ。だから隠す事も無いよ」
武内P「そ、そうですか…」
杏「…」
武内P「…」
杏「…最近、どうなの?」
武内P「…?」
杏「…ほら…」
武内P「…?」
杏「…ち、ちひ…」
武内P「千川さんですか?」
杏「う、うん…」
武内P「…いえ、特には…」
杏「え゛?」
武内P「たまにですが、川島さん達や部長を交え食事に行くことはあります…が…」
杏「…えええ…?気遣い無用…?」
武内P「…どうかされましたか?」
杏「…酷いなあ。杏ハゲるところだったよう」
武内P「!?」
杏「…なんでもないよ」
武内P「は、はあ…」
杏「…ほら帰ろうよ。プ、プロデューサー…その仕事どうせ家でやるんでしょ」
武内P「え、ええ…」
杏「今日も玄関まで送ってってよー…」
武内P「は、はい…」
早苗「ちょい」
ちひろ「はい」
早苗「はいじゃない」
瑞樹「はいじゃないわねえ」
友紀「ねえ?」
ちひろ「勘弁して下さい」
瑞樹「こっちのセリフよ。こないだの事が全て台無しだってのよ」
ちひろ「だって…私がそんな肉食に見えますか!?」
楓「見えますん」
瑞樹「いやだからどっちだってのよ」
早苗「この子がどんだけ、どんだけ!ウチのお酒飲んだと思ってんの!?」
ちひろ「何があったんですか!?」
友紀「アタシも初耳ー」
瑞樹「まあ、色々あったのよ」
友紀「色々…」
早苗「色々ねー」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52145889.html
友紀「…あー…」
楓「…」
早苗「あのね、草食はアンタだけじゃないのよ」
瑞樹「そうよ。緑色着てるからって草食アピールはもう飽きたのよ」
ちひろ「何故か凄い傷つけられてる!?」
早苗「当たり前よ。こんなもんで済むんだから今日は泣いても帰さないからね」
ちひろ「もう泣いてますよ…」
楓「…」
瑞樹「…まあ、でも良いんじゃないかしら?」
楓「…」
瑞樹「案外待ってみるもんね」
楓「…そこから先は、どうですかね」
瑞樹「…?」
楓「川島さんが思ってるような人なら、私、こんな風になってませんよ」
瑞樹「…」
早苗「…」
瑞樹「生意気」
早苗「うん」
楓「ひどい」
凛「…」\スポン/
アーニャ『そんな事があったのですね』\スポン/
凛「…」
アーニャ『一つ、よかですか?』\スポン/
凛「どこで覚えたのそれ…」
凛『どうしたの?』\スポン/
アーニャ『思いやり、ですね』\スポン/
凛『どういうこと?』\スポン/
アーニャ『そのままの意味ですよ』\スポン/
凛「…あ、うん…」
凛『よく分かんないけど、ありがとう』\スポン/
アーニャ『はい』\スポン/
凛「…思いやり…?」
武内P「それではお疲れ様です。また明日、お会いしましょう」
杏「うん。お疲れ〜」
武内P「…」
杏「…」
武内P「…あの」
杏「…ん?」
武内P「…名前でも、構いませんと皆さんに伝えておいて下さい」
杏「…んぇ…」
武内P「…」
杏「…」
武内P「…それと、ですが…」
杏「…んぃ…」
武内P「何故気にされているのかは分かりませんが、私はまだ家庭を持つ気はありません」
杏「…」
武内P「アイドルの皆さんが、その…我慢して…?いることを、私がするのは…」
杏「…」
武内P「…それでは、失礼します」
杏「…ん、んん」
武内P「お身体に気をつけて下さい」
杏「…」
杏「…」
杏「…」
杏「………あはは」
アーニャ「ミナミ、ストレス、溜まっていませんか?」
美波『何があったの…?』
終わります
スポンスポンはほっぺた吸引でもしてるのかな
おつー
>>31
多分LINEの音ってこんな感じじゃなかったかななんてはい
>>18
攻撃翌力×
攻撃能力○
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