【TS】平成ライダー【時々安価とコンマ】その2 (1000)

仮面ライダーのTS小ネタSSや滅多に更新されないシリーズものが投下されるスレ。
TSが苦手な方はご注意ください。

リクエストは随時受付中です。しかし内容によってはお応えできません。
たまに安価やコンマでも遊びます。


前パート
【TS】平成ライダー【時々安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409463971/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450021254

改めましてこんばんは。
来週からマコトは仲間になるのか気になりますね。
実は今までシブヤとナリタの名前を逆に覚えてた(小声)

とりあえず今夜のSSSを投下してから、
これからの予定について少し書きます。

では、投下します。

翔一「もうすぐクリスマスだねえ」

太一「なんかおいしいケーキとか用意してくれよ、翔一!」

翔一「まっかせといて!」

真魚「……あのさ、翔一ちゃん?」

翔一「うん?」

真魚「クリスマスはお店も忙しいだろうし、うちのことはいいよ。
   何なら私がケーキでもクッキーでも作るしさ」

太一「えー、翔一のケーキがいいよ」

真魚「あんたは黙ってなさい。いっつも翔一ちゃんに甘えるんだから……」

翔一「いいよ、私に任せてよ。
   皆に食べてもらいたくて作るだけなんだから」

太一「そうそう、遠慮することないって」

真魚「そう言うあんたは遠慮ってもんを覚えなさいよね」

太一「なんだよ、真魚ねえのケチ」

翔一「あ、それじゃあさ、真魚ちゃん」

真魚「どうしたの?」

翔一「一緒に作ろうよ、クリスマスケーキ」

真魚「本当にいいの? 迷惑じゃない?」

翔一「もちろん!」

真魚「それじゃあ……一緒に作ろっか!」

太一「やった! 翔一のケーキが食べれる!」

真魚「私も作るんだけど?」

太一「はいはい、真魚ねえもすごいすごい」

真魚「何よ、その態度は」ムスッ

おしまい。
クリスマスを素直に楽しんでいた頃が懐かしい……


ところでこれからの予定なんですが、
年末年始に一度は安価とコンマをやるつもりです。

クリスマスは忙しい方もいるかと思いますので、
27日にできたらいいかなーくらいのあやふやな予定です。

来週にははっきりとした日時と大まかな内容を決めるつもりです。
何かリクエストがあれば教えていただけると助かります。

またライダー主人公達の合同会があると嬉しい
なお18人になる模様

バトライドウォー来る事だし、昭和ライダーTS(錯乱)

おすすめは冬でも裸族アマゾンちゃん!

メリクリリングでライダーたちに希望を与える晴人ちゃん
とかどうよ

こんばんは。
タケルいい奴だしカノンちゃんかわいいし……
マコト兄ちゃんはちょろいし……

>>8
久々にそれもよさそうですね!

>>9
昭和ライダーはよく知らないんですが、
冬でも裸族は気になりますね……

>>10
晴人メインも楽しそうですね!

ってことで晴人メインの主人公合同会っぽくなると思います。
開始時刻は来週27日の朝10時くらいを予定しています。


何となく予定が固まったところで今日のSSS投下します。

士「キスの練習をさせろ」

海東「」

士「おい、聞いてるのか」

海東「あ、ああ……聞いてなかった。というか聞き間違えたらしい。
   すまないがもう一度、きちんと言ってくれないか」

士「まったく、しょうがないやつだな。
  キスの練習をさせろと言ったんだ」

海東「???」

士「本気で理解に苦しんでいるような顔はやめろ、腹が立つ。
  それともお前は蔑まれたいのか。とんだマゾヒストだな」

海東「ちょっと待ってくれ、変な誤解をするのはやめるんだ。
   というかそもそも、いったい何を言い出すんだ」

士「だからキスの練習だ。下手だとまずいだろ」

海東「何が!?」

士「理解力のないやつめ。もうすぐクリスマスだろうが」

海東「それが何だっていうんだ。君、恋人なんていないだろう」

士「クリスマス当日にできる」

海東「何だって!?」

士「予定だ」

海東「ああ、予定……いやそれにしたっておかしいだろう。
   どうして僕とキスの練習をするんだ。そもそも恋人ができる確証もないのに」

士「いいからやらせろ」

海東「なんだか最低の誘い文句を浴びせられた気分だよ」

士「お前は何をそんなに嫌がっているんだ。別にいいだろ、減るもんでもない」

海東「いいや減るね。確実に精神的な何かが削り取られる」

士「じゃあ人の形をしたクッションが相手だとでも思ってじっとしてろ」

海東「嫌だね! というか君はどうしてそんなに乗り気なんだ。
   普段は僕が近付くだけで嫌がるじゃないか」

士「まあ気にするな」

海東「いったい何を企んでいるのか正直に話すんだ。
   話はそれからだよ」

士「チッ……仕方ない、耳を貸せ」

海東「わかった」

士「ふっ、素直に寄って来るとはな」

海東「え?」

士「ん」チュッ

海東「」ポカーン

士「……まあ、こんなもんか。
  本番はクリスマスだからな、覚悟しておけよ」

海東(本番……? 本番ってなんだ。
   わけが分からない……士の考えは理解できない)

おしまい。
たまには積極的な士ちゃんもいいよね!
この二人は片方が積極的になるともう片方は消極的になりそう。


では、予定通りに来れたら来週10時にお会いしましょう!

おはようございます。
少し遅れてしまいましたが、さっそく始めたいと思います。



タケル「目印の看板、なかなか見つからないなあ。
    もしかして場所を間違えちゃったとか……?」

五代「あ、いたいた。タケルちゃん?」

タケル「え、あの、はい」

五代「ここ、ちょっと分かりづらいよね。
   案内するからついて来て」

タケル「ありがとうございます。あの、あなたは?」

五代「ああ、自己紹介がまだだったよね」



↓ライダーたちの性別(男を選んだら途中でTSします)

途中でTS?
なら男で

>>20 元は男、途中でTSですね!


五代「俺は五代雄介。旅人やってます」

タケル「五代さんですね。俺は……」

五代「天空寺タケルくんだよね。仮面ライダーゴーストの」

タケル「それを知ってるってことは、五代さんは……えっと」

五代「クウガだよ。積もる話もあるけど、とにかく行こう。
   寒空の下長話してたら風邪を引いちゃうからね」

タケル「五代さんは店の場所、知ってるんですか?」

五代「時々みんなで集まってるから」

タケル「へえー。俺も今度から集まったりするのかな」

五代「うん、もちろん。歓迎するよ」

タケル「あ、この看板が目印ですよね」

五代「目印っていうけど、この看板を見つけるのにも目印が必要だよね。
   次からはあっちの喫茶店を目印にするといいよ」

タケル「ありがとうございます」

五代「じゃあ、店に入ろうか。おしゃれで感じのいい店だよ」

タケル「え、本当ですか。俺、あんまりそういう店の経験は……」

五代「大丈夫だって。今日は貸し切りだから」

タケル「か、貸し切り……俺、そんなお金は」

五代「大丈夫。心配しなくていいから」

タケル「は、はい」

――店内


五代「遅れてごめんね。
   タケルくん、やっぱり迷ってたみたいだよ」

タケル「ごめんなさい、遅れちゃって」

翔一「いいよいいよ。俺だって最初の頃は迷ってたし」

天道「それより早く席につけ。料理は冷めると味が落ちる」

タケル「はい」

翔太郎「タケルは初めてだから仕方ないとして、
    まだ来てない奴は今日ってことを忘れてるのか?」

真司「でも、あいつ今まで来なかったことってないだろ。
   こんなに美味いご飯も食べられるし、絶対来るって」

フィリップ「何か用事があるなら事前に連絡があるはずだ。
      急な用事でも、連絡は欠かさないだろう」

映司「ってことは、急に何か用事ができて、
   そのまま連絡も出来ないってことかな」

進ノ介「それってまさか、何かの事件に巻き込まれたとか……」

紘汰「えっ、いやーそれはないだろ。
   もしそうならそれこそ連絡があるって」

士「そもそも巻き込まれたところで自分一人でどうにかする。
  少なくとも俺ならそうするな」

タケル「あの、誰か来てないんですか?」

五代「うん、晴人くんっていう子がまだ来てないんだ」

弦太朗「晴人はすっぽかすような奴じゃないし、
    ちょっと遅れてるだけですぐ来ると思うぜ」

渡「そうですね、意外とすぐに来るかもしれない」

良太郎「それまで、タケルさんに自己紹介するのはどうかな。
    タケルさんは僕たちのことほとんど知らないだろうし」

響鬼「それはいいね。じゃあ、俺から自己紹介していいかな?」

巧「待て、バイクの音がした。
  晴人が来たんじゃないか」

剣崎「巧って耳がいいよな。俺、気付かなかったよ」

巧「別に、偶然だろ」

晴人「ごめん、遅れちゃった」ボロッ

弦太朗「晴人、どうしたんだその怪我!?」

晴人「いやーちょっとね」

士「お前の世界の怪人にでもつかまったか」

晴人「まあ、そんなとこ」

映司「服もボロボロになっちゃったね……
   大丈夫?」

翔太郎「手当てと着替えが必要だな。着替えは持ってるか?」

晴人「ああ、今取るよ」

タケル「え? 取るって、まさか今から家に……」

晴人「よいしょっと」コネクト プリーズ

タケル「……え?」

響鬼「あれは晴人の魔法だよ」

タケル「魔法……って、あの魔法ですか?」

翔一「便利そうでいいよね」

天道「同じ仮面ライダーと言えど、その特性は大きく異なる。
   最強なのは間違いなく俺だが」

翔一「あっ、料理の腕なら俺だって負けてませんよ!」

天道「確かにお前の料理は美味い。
   だが、俺も負けるつもりはない」

良太郎「何だか、話がずれてるような……」

紘汰「翔一は天然だからな。
   気付いたらペースに巻き込まれてるっていうか」

晴人「そうそう、さっきの戦いでこんなものを拾ったんだけど」

士「それは……指輪か」

晴人「どうにも魔法石でできてるみたいなんだよね」

渡「つまり、晴人さんの魔法が使える指輪ってことですよね」

弦太朗「いいもん拾ったじゃねえか!
    どんな効果なんだ?」

晴人「まだ試してないから、試していい?」

巧「冗談だろ……」

剣崎「ちょっと、何で俺の後ろに隠れるんだよ」

巧「いいだろ、でかいんだし」

晴人「どんな効果かなー」カチャ

真司「うわ、本当に使ったのか!?」

シャバドゥビタッチヘンシーン メリィクリスマァス

五代「わっ、煙が……!」

タケル「げほ……なんか、あたまが、おもい……」バタッ

フィリップ「これは、興味深い……」バタッ

晴人「みんな倒れちゃったし……催眠効果とか、そういうことかなあ」


↓晴人はTSするかしないか

する!

>>29 晴人ちゃんキター!


晴人「……ん?」グラッ

晴人(やばいこれ、俺も倒れてるじゃん……
   自分にも効果が及ぶとか意味ないし)

晴人(使いようのない指輪、拾っちゃったな)

晴人(……眠い)


直後判定 タケルの大きさ
1ほど小さく9に近いほど大きい
0なら安価

昼食べたりいろいろするんで2時くらいに戻ってきます

てい

戻ってまいりました。
>>31 0 ファッ!?


晴人「……んー?」

真司「やっと起きたな。なあ、お前……晴人だよな?」

晴人「うん、そうだけど……」

真司「だよな!」

晴人「今の質問、何なの?」

天道「これを見ろ」

晴人「鏡……寝癖でもついてる?」

天道「いいから、見ろ」

晴人「うん……うん? えっ、これは」

晴人(俺……じゃないよな。女の子が映ってるし。
   でも、鏡を持ってるのは俺だし)

晴人(っていうか、真司と天道も、何か、違う……?)

天道「目は覚めたか」

晴人「えっと……何があったんだっけ」

士「そこから説明が必要だとはな」

晴人「……えーっと」

士「門矢士、仮面ライダーディケイド」

晴人「まあ、うん、そうかと思ったけど」

士「元が俺なら美人になるのも当然だ」

晴人「なんていうか、これは、皆……女の子?」

巧「受け入れたくないけど、そうらしいな」

晴人「え、巧? かわいいね」

巧「嬉しくない」

晴人「なんていうか、分かるもんだね。
   どれが誰だか」

天道「不思議なくらいすんなりとな」

響鬼「いやあ、俺って女に生まれてたらけっこうイケてたかもね」

翔一「元からイケてましたよ~」

響鬼「いいよ、お世辞なんて」

翔一「お世辞じゃないですって」

真司「お前ら、なんでそんなに呑気なんだよ……」

紘汰「あるはずのものが……ない……!」

進ノ介「なんか、変な感じだな」

翔太郎「待て。世間話してる場合じゃないだろ。
    どうしてこうなったか思い出すぞ」

フィリップ「十中八九晴人の使った指輪が原因だろうね」

晴人「ああ、あんまり思い出したくなかった……」

タケル「戻れるんですか、これって」

晴人「まあ俺の使った魔法だし、戻せると思うんだけど……
   っていうか、君は?」

五代「タケルくんだよ。ゴーストのね」

良太郎「初参加ですごい目にあっちゃったね」

タケル「はい……」


↓タケルの大きさ(お好みでどうぞ)

小さめ

>>37 小さめな妹属性タケルちゃん……イイ……


晴人「なんかごめんね、みんな。
   精々気を失うくらいかと思ったんだけど」

士「それでもとんでもないがな」

弦太朗「せっかくの料理も冷めちまってるぜ」

晴人「それは本当にごめん」

翔一「俺、温め直して来ますね!」

天道「俺も手伝おう」

タケル「えっ、あの、料理よりもこの姿をどうにかしないと」

響鬼「晴人がどうにかしてくれるよ」

タケル「ええー……」

良太郎「映司さん、服がぶかぶかですね」

映司「本当だ。女の子の身体って華奢だねえ。
   ……あっ」ズルッ

翔太郎「お、俺は見てないからな」

映司「いや、男同士なんですからそんなに気を遣わなくても」

フィリップ「そう言わず、胸元を隠してくれ。
      元が君とは言え、女性なことに変わりはない」

映司「うーん、それもそうですね」

紘汰「……なんか、張り合うところじゃないとは思うんだけどさ」

映司「?」

紘汰「負けた気分だな……」

フィリップ「そういえば翔太郎も大きいね」

翔太郎「おいコラどこ見て言ってるんだ」

翔一「お料理、温め直しましたよ」

士「ご苦労だったな。そろそろ食うか」

晴人「そういえばどれくらい気を失ってたんだろう」

良太郎「大体30分くらいかな」

五代「お腹すいたね」

巧「おい、熱くない料理もあるんだろうな」

天道「当然だ。お前の分もきちんと用意してある」

タケル「なんでみんなこんなに普通なんだ……」

紘汰「仮面ライダーやってれば大抵のことには驚かなくなるよ。
   俺だって最初はいろいろ驚いたけど」

進ノ介「俺は微妙についていけてないけど、
    みんなを信じていれば悪いようにはならないさ」

タケル「信頼してるんだな……」

紘汰「へへ、まあな」

士「おいお前たち、食卓は戦場だ。
  気を抜けば食いっぱぐれるぞ」

進ノ介「おっと、それなら本気にならないとな」

紘汰「チキンいただき!」

タケル「俺も!」

――食後


晴人「さて、そろそろ元の姿に戻らないとね」

剣崎「やっとか。さっきから胸が邪魔だったから助かるよ」

映司「服がずり落ちないように気を付けたり、
   ちょっと食べにくかったですね」

五代「でもこの魔法、けっこういいかもね」

響鬼「確かにね。目の保養になるっていうか……」

弦太朗「みんなが男でも女でも、俺たちはダチだぜ!」

渡「僕は元のままの方がいいかな……
  女の人が相手だとちょっと緊張しちゃって」

晴人「とりあえず、もう一度この指輪をかざせばいいかな」

クリスマスプレゼント プリーズ

晴人「何か違う」ドサドサ

巧「なんだ、この……箱?」

真司「晴人、見た目が戻ってないけど、どうしたんだ?」

晴人「俺にもよく分かんない」

士「無責任な奴だな。まあいい、この箱の中身を確かめるぞ」

五代「じゃあ俺はこっちの箱を開けるよ」

翔一「俺はこの箱にしますね。
   なんだかクリスマスプレゼントみたいだなあ」

五代「確かに、プレゼント交換を思い出すよね」

巧「和んでる場合かよ……」

晴人「この箱、人数分あるね」

渡「大きい箱も小さい箱もあるみたいですけど……」

弦太朗「じゃあ俺はこのでっかい箱を開けるぜ」

良太郎「わ、この箱、掌サイズだ」

天道「一斉に開けて何かあったら問題だ。
   一人ずつ開けていくべきだろう」

士「まどろっこしいが、仕方ないか。
  タケル、まずはお前が開けろ」

タケル「はい」

タケル(なんで俺……まあいいけど)


直後判定 箱を開けると何が起きるか
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

ほい

>>45 9 高コンマ来た!


タケル「……あれ、ここって」キョロキョロ

タケル「大天空寺ってことは、あれ、今までのことって……
    そもそもなんであんな場所に行ったんだっけ」

タケル「なんか、よく思い出せないけど……
    俺、女の子になったままじゃん!?」

タケル「うわああどうしよう!
    みんなにどう説明すればいいんだよ!?」

アカリ「そんなところで叫んで、どうしたの?」

タケル「あ、アカリ……俺のこと、分かるの?」

アカリ「え?」


直後判定
奇数 驚く
偶数 驚かない

ほいさ

>>48 0 今日のスレにはコンマ神が宿っている……


アカリ「何言ってるの。熱でもある?」ピタッ

タケル「わ、触んなくていいよ、冷たいって」

アカリ「だったら変なこと言わないの。
    ほら、中に入るよ」

タケル「あ、うん……いやちょっと待って!」

アカリ「どうしたの?」

タケル「何で何も聞かないの?」

アカリ「何って……何が?」

タケル「だって俺、女の子だし……」

アカリ「そうね。あ、恋人がいないことを気にしてるの?
    大丈夫、そのうちできるよ」

タケル「そ、そうじゃなくて~……」

御成「タケル殿ぉー! 帰られましたか!」

タケル「御成、なんかアカリが変で……」

御成「何と! もしや、眼魔に憑かれたのでは!?」

アカリ「違うわよ! むしろタケルがおかしいの」

御成「何ですとぉー!? いけませんタケル殿、安静にしなくては!」

タケル「何で御成も普通なんだよ! おかしいだろ!」

御成「何がでしょう」

アカリ「ね、おかしいでしょ」

御成「ふむ、確かに何やら訳の分からないことをおっしゃっていますが」

タケル「何で? 俺、女の子になっちゃったんだよ?
    普通は何か反応するよね?」

アカリ「タケル、本当に熱はないの?」

タケル「ないよ!」

マコト「何を騒いでいるんだ?」

アカリ「マコト! カノンちゃんの様子は?」

マコト「安定している、心配はいらない。
    それより何だったんだ、大声が聞こえたぞ」

タケル「マコト兄ちゃん、聞いてよ! 二人がおかしいんだ」

マコト「どうおかしいんだ」

タケル「俺が女の子なのに、普通に接してくるんだよ……」

マコト「……それは、つまり、そうか……
    いや、タケルも女の子だからな、そうか……」

御成「マコト殿、何か思い当たる節があるのですか!?」

マコト「ああ、カノンが小さかった頃に経験がある」

タケル(嫌な予感がする)

マコト「もっとお姫様扱いされたいんだな」

タケル「違う……全然違うよ……」

――店内


士「タケルが消えたか……
  どうやら元の世界に戻ったらしいな」

進ノ介「この箱、開けない方がいいんじゃないか?」

紘汰「え、俺もう開けちゃった」

響鬼「あ、俺も」

弦太朗「悪い、俺も開けちまった」

巧「お前らせっかち過ぎるぞ」


直後判定 紘汰はどうなったか
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

はい

>>53 5 プレゼントでした!


紘汰「おー、何か入ってた」

渡「紘汰さんまでいなくなっちゃうかと思いました……」

紘汰「心配させてごめんな」

良太郎「これは普通の箱だったんだね」

フィリップ「むしろさっきの箱がどうなったのか気になるね。
      今は影も形もなくなってしまったし」

翔太郎「それより、何が入ってたんだ?」

紘汰「えーっと、これは……」


↓何が入っていたか

可能であれば某猫のカチューシャ

>>55 某猫とは……?無学で申し訳ない。

キ○ィーちゃん

>>57 なるほど


紘汰「猫耳カチューシャだな」

晴人「えっ反応しづらい」

五代「パーティーには合ってるんじゃないかな」

紘汰「よく見るとなんか書いてあるな……
   えっと、キ――」

天道「それ以上は言わないのが無難だ」

士「とりあえずつければいいんじゃないか」

紘汰「俺、今女の子だもんな。じゃあ別にいいか」

翔一「似合いますね! すごくかわいいですよ!」

良太郎「何か、かわいすぎてちょっと照れるね」

紘汰「マジか! 舞のカチューシャで見慣れてるからなあ」

巧「自慢かよ……」

紘汰「え? 自慢って何が――」

士「おい、紘汰が消えたぞ」

渡「箱の中を見ると遅かれ早かれ元の世界に戻るのかな」

五代「それじゃあ、あとの二人も……」

響鬼「そういうことだろうな」

弦太朗「俺、もうちょっとみんなと一緒にいたかったんだけどな」

良太郎「大丈夫、また会えるよ」

弦太朗「ああ、そうだよな!」


直後判定 響鬼さんはどうなったか
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???


夕飯行ってきます。9時前には戻る予定です。

そい

>>60 1 あっ……


響鬼「おっ……おお?」

良太郎「男の人に戻ってる!」

響鬼「いやあ、一時はどうなるかと思ったけど」

剣崎「よかったな、響鬼さん」

響鬼「このプレゼント、何が起きるか本当に読めないな。
   みんなも、気を付けて開けるんだぞ」ヒュンッ

弦太朗「消えちまった……次は、俺の箱だな」ゴクッ


直後判定 弦太朗がどうなるか
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

コンマ神がトップギアだぜ!

>>63 8 有言実行ってステキ!


弦太朗「ここは……」

ユウキ「弦ちゃん、気持ちよさそうに昼寝してたね」

弦太朗「んー、確かによく寝た……」

賢吾「そんなところで寝ていて風邪を引くなよ」

弦太朗「大丈夫だって」

ユウキ「今ね、毛布かけてあげようと思ってたの」

弦太朗「そっか、ありがとな」

ユウキ「いいよ、友達なんだから当然でしょ」ニコッ

弦太朗「おう! ……ん、待てよ」

賢吾「どうした、険しい顔をして」

弦太朗「……うーん」


直後判定
奇数 覚えている
偶数 忘れている

ほいっと

>>65 8 偶数ですね


弦太朗「何か忘れてる気がするんだけどな」

ユウキ「おもしろい夢でも見た?」

弦太朗「あ、それだ! そんな気がするぜ」

賢吾「へえ、どんな夢だったんだ?」

弦太朗「それが覚えてないんだよなー」

賢吾「だったら、思い出してから教えてくれ」

弦太朗「おう! ……へっくしょい!」

賢吾「豪快なくしゃみだな」

ユウキ「弦ちゃん大丈夫? はい、毛布」

弦太朗「おお、あったかいな」

――店内


巧「徐々に人数が減ってるな……」

晴人「どうするべきかな、この箱」

良太郎「やっぱり、開けた方がいいんじゃないかな」

渡「響鬼さんは元に戻れたんだし、
  他に戻る方法も見つからないからね……」

士「仕方ないな……なら、次は――」



↓誰が箱を開けるか 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???


風呂とか済ませてきます。11時には戻ります。

晴人

>>68 2 なので晴人は元に戻ります


天道「諸悪の根源、お前から開けたらどうだ」

士「俺も同じことを考えていた。やれ」

晴人「いや、悪気はなかったんだけどね。
   でも確かに俺のせいか」

翔一「次は何が起こるんでしょうね」

映司「びっくり箱だったりして」

翔太郎「何か危険なものが入ってる可能性もあるぜ。
    気を付けろよ、晴人」

晴人「じゃあ開けるよ」パカッ

晴人「……元に戻れたみたいだな」

五代「よかったね、晴人くん」

巧「何で原因のお前は元に戻れるんだよ」

晴人「なんかごめんね、本当。
   どうにかできるならしてあげたいんだけど――」ヒュンッ

真司「晴人も消えちまったし……
   俺たちで残りの箱を開けないとな」

良太郎「僕、ちゃんと元に戻れる箱を選べるかな……」


↓次に箱を開ける人 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

>>71 2 渡まで男に……!


渡「あの! 僕、開けます」

士「そうか。なら箱を選べ」

渡「はい」

五代「うーん、人が選んでるのを見るだけで緊張するね」

翔一「このままみんなが元に戻れるといいですね」

渡「……開けます」パカッ

真司「おっ、元に戻ったな」

天道「この調子だと、残りは全て元に戻れる箱かもしれないな」

フィリップ「それは楽観視が過ぎるが……
      そうだったら助かるね」

翔太郎「意外だな、お前なら気にしないかと思ったぜ」

フィリップ「好奇心があるのも事実だけどね、
      やっぱり慣れた体が一番だよ」

渡「それじゃあ僕は、一足先に帰ることになると思います。
  皆さんも、気を付けてくださいね」ヒュンッ

進ノ介「箱も少しずつ少なくなってきたな」


↓誰が箱を開けるか 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

オエージ

>>75 3 コンマ神謎の男推し


映司「じゃあ俺、開けますね」

翔太郎「えっ」

映司「えっ」

翔太郎「いや、何でもない気にするな」

士「確かに失くすには惜しい胸だな」

翔太郎「何も言ってないだろ!」

映司「あはは、言われてみれば大きいですね、俺の胸」パカッ

映司「お、元に戻れた。
   本当に残りは全部戻れるんじゃないかな」

翔一「だったら最初の方に選んだみんなに申し訳ないですね」

五代「だね、元の世界で男に戻れたらいいけど」

映司「じゃあ、みなさんまた会いましょう」ヒュンッ

天道「さて……次は誰が開ける」


↓誰が開けるか 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

天道

>>78 4 惜しい!


天道「立候補者がいないなら俺が開けよう」パカッ

真司「迷いなく開けたな……」

巧「しかも元に戻ってるし。
  お前、何か知ってるのか?」

天道「俺が天に選ばれし男というだけのことだ」

巧「何言ってんのか分からねえよ」

進ノ介「とにかく、戻れてよかったな」

天道「ああ。お前たちも戻れるといいな」

フィリップ「君、なかなか美脚でよかったんだけどね」

天道「ふ、目の付け所は悪くないと言っておこう」ヒュンッ

士「最後までマイペースな奴だったな」

翔太郎「お前がそれを言うのかよ」

五代「箱はまだまだ残ってるし、どんどん開けようか」


↓誰が開けるか 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

翔太郎

>>81 7 やっとTS継続……!


翔太郎「じゃ、俺が開けるか」

フィリップ「君が開けるなら僕も開けるよ、相棒」

翔太郎「そうだな、どうせ帰るなら同時の方がいいし」

二人「せーの」パカッ


↓箱の中身 同時にフィリップがどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
8-0 百合

とうっ

>>83 6 箱の中身がないので、中身は再安価で。


1 クリスマスケーキ
2 女物の洋服
3 自由安価

木彫りの鬼のお面

>>85 謎のセンスなプレゼント、いいですね……


翔太郎「……何だこれこわっ!」

フィリップ「面だね。つけてみたらどうだい?」

翔太郎「何か呪われそうだし嫌だ」

五代「ていうか二人とも、女の子のままだね」

翔一「かわいいからいいですけどね」

翔太郎「他人事だと思って……
    亜樹子たちにどう説明したらいいんだ」

良太郎「フィリップさんの箱には、何が入ってたの?」

フィリップ「こっちには……」


↓箱の中身

オエージのパンツ(♀)

>>87 どうやって映司のものだと判別するのか……


フィリップ「下着だね」ヒラヒラ

良太郎「えっ、あ、ごめんなさい」

フィリップ「謝る必要はないよ。
      女性物だから、僕に履けということだろうか」

翔太郎「にしても派手だな、この下着……」

五代「……まさかとは思うんだけど」

翔太郎「どうかしたんですか?」

五代「この下着のセンスは、もしかすると……」

フィリップ「ああ……何となく察したよ」ヒュンッ

翔太郎「えっ、消え――」ヒュンッ

進ノ介「一気に二人いなくなったな……」

士「なんだ、寂しいのか?」

進ノ介「しばらく会えないからな、多少は寂しいさ」

真司「二人は元に戻れなかったし、
   俺たちも元に戻れるとは限らないんだよな……」

剣崎「う……緊張してきたな……」


↓次に箱を開ける人 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

(0w0)

>>90 3 ケンジャキー


剣崎「こういうのはさっさと済ますのに限るよな。
   よし、俺はこの箱を開ける!」パカッ

真司「ど、どうなる!?」

剣崎「……よしっ! 戻れた!」

翔一「よかったですね、剣崎さん!」

剣崎「俺の場合、戻れなくても大して問題なかったけど。
   どうせ誰にも会うことないんだし」

進ノ介(重くてコメントしづらい……)

良太郎「大丈夫、大切な人とは繋がってるから」

剣崎「……そうだな。
   ありがとう、もうちょっと頑張れそうだ」ヒュンッ

進ノ介「良太郎はすごいな。咄嗟にあんなこと言えて」

良太郎「思ったことを言っただけだよ」

士「それがお前のすごいところなんだろ」

五代「そろそろ箱も目に見えて減ってきたね」

翔一「そろそろ何かすごいことが起こったりして」


↓誰が箱を開けるか 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

もやし

>>93 7 プレゼントが続きますねー


士「この箱を開けるとするか」

翔一「おっ、とうとう門矢さんがいきますか」

真司「重役出動ってやつか!」

士「重役出勤だ。あんまり意味も分かってないだろ」パカッ

良太郎「……戻らないね」

士「残念だが仕方ない。
  男でも女でも俺が類稀なる存在なのは変わらないからな」


↓箱の中身

ピンホールカメラ

>>95 まともなプレゼント……!


士「箱の中身は……カメラか。
  お誂え向きだな」

進ノ介「カメラが趣味だったよな。
    いいプレゼントなんじゃないか」

翔一「そういえばいろいろあって忘れてたけど、
   一応これクリスマス会でしたね」

士「ピンホールか。実物を手にするのは初めてだな」

真司「けっこう嬉しそうだな」

士「まあ、悪い気はしない」

士「まともな写真が撮れるかどうかは別だがな」ヒュンッ

進ノ介「最後の最後に何か怖いこと言ってたな」

五代「大丈夫、心霊写真とかじゃないよ。
   ちょっと普通の写真が撮れないだけだから」

良太郎「本人はけっこう気にしてるけどね」


↓次に箱を開ける人 同時にどうなるか判定
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ???

良ちゃん

>>98 0 クリティカル来た!これで勝つる!


良太郎「じゃあ、次は僕が開けるね」

真司「が、がんばれよ」

翔一「人数も減ってきたし、緊張するね」

巧「気を付けろよ、何が起こるか分からないんだから」

良太郎「それじゃあ、開けるよ」パカッ


メリークリスマス!!

良太郎「……あ、戻れなかったみたい」

巧「ていうか、なんだその格好」

進ノ介「サンタっぽいけど、何ていうか……」

五代「ちょっと寒そうだね」

良太郎「さすがに……きついなあ」

真司「気にするなって! めちゃくちゃかわいいから!」

翔一「そうそう! ミニスカだって似合ってるよ!」

巧「おいやめろ。俺だったら余計落ち込む発言だぞ」

良太郎「似合わないって言われるよりはいいけどね」

良太郎「本当に、僕ってツイてないなあ……
    あれ?」

リュウタ「わ、サンタさんだー!」

良太郎「リュウタがいる……」

リュウタ「あれ、サンタさんから良太郎の匂いがするー」

良太郎「良太郎だからね」

リュウタ「良太郎、サンタさんだったの?」

ウラ「すごい格好だね、良太郎」

良太郎「うん、まあ、いろいろとあって……
    あんまりよく思い出せないけど」

ナオミ「デンライナーは暖房が効いてますけど、
    外に出たら寒そうですねー」

良太郎「肩も足も出てるからね……」

良太郎(皆、特に僕の性別にツッコミがないってことは……
    そういうことなんだろうなあ)

良太郎(そのうち、元に戻れるといいんだけど)

ハナ「良太郎、この上着でよかったら着て」

良太郎「ありがとう、ハナさん」

キン「なんや、隠してしまうんか。
   もったいないなあ」

リュウタ「せっかくサンタさんなのにー」

ウラ「寒くて良太郎が風邪を引いちゃいけないからね」

モモ「良太郎、寒いんなら特別にコーヒーをやってもいいぜ」

良太郎「うーん、気持ちだけで充分かな」

五代「良太郎くんもいなくなっちゃって、
   残ったのは俺たちだけだね」

翔一「さっきのサンタさん、かわいかったですね!」

真司「確かに、かわいかったな」

巧「自分が同じ目に遭っても言えるのかよ」

進ノ介「見た目が女の子でも、精神的には男だからな」


↓次に箱を開ける人 同時にどうなるか判定
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0 ミニスカサンタ

進ノ介

>>104 7 プレゼントですね!


進ノ介「次は、俺が開ける」

真司「残りの箱は何が入ってるんだろうな……」

五代「こればっかりは開けてみないと分からないね」

進ノ介「……よし、開けるぞ」パカッ

巧「……戻らないな」

進ノ介「うう……霧子に顔向けできない……」

翔一「あ、中に何か入ってますよ!」

進ノ介「……これは」


↓何が入っていたか

特大テディベア

>>106 テディベアってかわいいですよね。


進ノ介「でっかいクマのぬいぐるみ……だな」

翔一「おっきくてかわいいなあ」

真司「すげえふわふわしてる」モフモフ

巧「この箱の中身、誰が用意してるんだよ……
  さっきから統一性なさすぎだろ」

五代「いいプレゼントだね、進ノ介くん」

進ノ介「いや、俺がもらってもどうしようも」ヒュンッ

翔一「あ、行っちゃいましたね。
   今の、彼女にあげたら喜ぶでしょうね!」

真司「なるほど、そういうのもアリか」

五代「進ノ介くんが女の子になっちゃってるけどね」

巧「はあ……」


↓次に箱を開ける人 同時にどうなるか判定
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0 ミニスカサンタ

そろそろ限界が近いので寝ます。
続きはまた来週!
朝の10時くらいから始める予定です。

こんばんは、>>1です。
年始はどうにも忙しくなりそうで、
次にやってくるのは10日になります。

というわけで、続きは10日の10時からとさせていただきます。
間が空いてしまって申し訳ないですが、
10日にもお付き合いいただけると嬉しいです。

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

改めて、クリスマスの続きをやりたいと思います。
年をまたいでしまって申し訳ない。
もう少しだけお付き合いください。


↓次に箱を開ける人 同時にどうなるか判定
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てい

>>115 7 プレゼントですね。


↓誰が箱を開けたか&箱の中身

こんばんは!
本日中に終わるかと思っていたんですが、
来週に持ち越しになります。
今日はそろそろ寝ます。

ではまた来週、よろしくお願いします。

こんばんは、>>1です。
安価とコンマの続きは明日の夜10時より再開する予定です。
それでは明日、お待ちしております。

こんばんは。
龍馬アイコンが普通に喋っててびっくり。
これ、回を追うごとに騒がしくなるのでは。

話したいことは尽きませんが、再開していきましょう。


↓誰が箱を開けたか&箱の中身

五代 温泉のもと

>>121 普通に欲しいですね


五代「温泉のもとが入ってたよ」

巧「うわ、いつの間に開けたんだよ……?」

五代「これがあれば旅の疲れも癒されるね。
   嬉しいなあ」

真司「いいなー。俺のもそういう中身だといいのに」

翔一「でも俺たち、お風呂に入る時ってどうなるんでしょうね」

巧「あ……」

五代「ああ、それはちょっと恥ずかし」ヒュンッ

真司「……」カアア

翔一「三人になっちゃいましたね!
   城戸さん、顔赤くないですか?」

真司「いや、だって、このままだと風呂が……」

翔一「ちょっと恥ずかしいけど、
   ちょっとラッキーですよね」

巧「そういう問題じゃないだろ」


↓次に箱を開ける人 同時にどうなるか判定
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5-7 プレゼント
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巧いけー!

>>124 3 たっくんがたっくんに戻ってしまった……!


巧「……もういい。
  最後に一人残されるよりは、さっさと開けた方がましだ」パカッ

真司「おお、ためらいなく開けたな」

翔一「何が入ってるんでしょうね!」

巧「……!」

翔一「あれ、男に戻っちゃいましたね」

真司「うわ、その箱当たりだったのか!
   くっそ~俺が開ければよかった」

巧「……戻れた」ホッ

真司「いいなあ」

翔一「よかったですね!」

巧「まあ、お前らも、元に戻れたらいいんじゃないのか」

真司「巧がデレた……」

翔一「明日は槍が降るかも……」

巧「おい、どういう意味だよ」ヒュンッ

翔一「とうとう二人になっちゃいましたね」

真司「……なあ、さっき巧も言ってたけどさ」

翔一「はい?」

真司「一人で残されるってのも何だし、同時に開けようぜ!」

翔一「いいですね、それ!」


直後判定 1の位で真司、10の位で翔一
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
89 元の世界に戻る(TSしたまま)
0 ミニスカサンタ

すみません、>>1はそろそろ限界です……
来週こそは終わらせましょう……!

では、また来週。

こんばんは。
来るのが夜になってしまい申し訳ないです。
今日も10時頃から再開する予定です。

先にコンマだけ出しておきますね!


直後判定 1の位で真司、10の位で翔一
1-4 男に戻る
5-7 プレゼント
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0 ミニスカサンタ

ほい

お待たせしました。再開します!
>>132 1の位 4  10の位 7


真司「どっちの箱を開ける?」

翔一「城戸さん、決めていいですよ」

真司「お、おう……じゃあ、こっちだ!」

翔一「俺はこっちですね。
   それじゃあ、せーの、で開けましょう」

真司「だな。うー、ちゃんと戻れるかな……」

翔一「大丈夫ですって!」

二人「「せーの!!」」パカッ


↓翔一へのプレゼントの中身

スノードーム

>>134 クリスマスっぽくて素敵


真司「……」

翔一「……」

真司「戻れた……戻れたんだ、俺!
   っしゃあ!!」

翔一「うわ~綺麗なスノードームだなあ。
   これ、お店に飾るといいインテリアになるかも」

真司「あ……ついはしゃいじゃって、ごめんな。
   お前、戻れなかったんだな」

翔一「うーん、確かに戻れませんでしたけど……
   女の子の俺、けっこう美人だと思うんですよね~」

真司「まあ、美人だけどさ」

翔一「それに、こんなに綺麗なプレゼントも貰っちゃって」

真司「すげえ、中で雪が降ってるみたいだな」

翔一「だから別にいいかなって」

真司「翔一ってすごいな……」

翔一「やだなあ、褒めたって何も出ませんよ」

真司「はは……元の世界では男に戻れてたらいいな」

翔一「俺、もうちょっとこのままでもいいですよ。
   この姿でしかできないこととか、興味ありますし!」ヒュンッ

真司「えっ」ヒュンッ

というわけで、ようやくクリスマス編完結しました。
長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
翔一ならTSしても何だかんだ楽しめそうですよね。
来週からは通常通りSSSを投下していきます!

それでは本日はこれで失礼します。
おやすみなさい!

こんばんは。
ネクロムのデザインけっこう好きかもしれない。
このまま敵なのか仲間になるのか楽しみですね!

今日のSSS投下します。

湊「プロフェッサー、お茶が入りました」

戦極「ありがとう、湊君。
   そろそろ休もうと思っていたところだ」

湊「それはタイミングがよかったですね。
  プロフェッサーは集中し始めるとあまり休憩をとられないでしょう」

戦極「心配をかけたかな?」

湊「ええ、上司の体調を気遣うのは当然ですから」

湊「プロフェッサー、お茶が入りました」

戦極「ありがとう、湊君。
   そろそろ休もうと思っていたところだ」

湊「それはタイミングがよかったですね。
  プロフェッサーは集中し始めるとあまり休憩をとられないでしょう」

戦極「心配をかけたかな?」

湊「ええ、上司の体調を気遣うのは当然ですから」

戦極「ふむ、上司……上司ね」

湊「何か?」

戦極「確かに周囲には全く気付かれていないだろうね。
   何せ私たちは女性同士なわけだし」

湊「仕事中にその話は控えていただけますか」

戦極「おや、怒ったのかな?
   珍しいね、君のそういう反応は新鮮だ」

湊「はあ……お茶、置いておきますね」

戦極「つれないなあ」

湊「私にも仕事がありますから。
  勤務時間が終わってからなら、いくらでもお付き合いします」

戦極「それはいい!
   言質はとったよ?」

湊「ええ、私も楽しみにしています」

おわり。
途中ミスって同じの二回書き込んでますね、すみません。
湊さんとプロフェッサー♀は最高だと思うんですがどうですか。

こんばんは。
SSS投下したら今日のゴースト見て寝ます。
もうすぐバレンタインなので戒斗ちゃんがチョコ作ってます。


では、投下。

バレンタインが間近に差し迫ったある日のこと。
戒斗は色気のないシンプルなエプロンを着用して、台所に立っていた。

目の前には製菓用の材料が所狭しと並んでいる。
本日の戒斗のミッションは、これらを使ってチョコレートを作ることだった。

これだけ本格的な材料を用意し、気合十分な戒斗だが、
これから作られるチョコレートは俗に言う本命チョコではない。

『バレンタインは、恋人のためだけのものじゃないわ』

そう戒斗に告げたのは湊だった。
彼女はここ数年、感謝の意を示すためにチョコを用意しているのだという。

『友チョコの交換したことないの?』

信じられない、と言いたげな表情をした舞にはそう言われた。
戒斗には縁のない言葉だった。

そんな二人に背中を押され、今年はチョコを用意することにしてみたのだった。
手始めにザックやペコあたりにでも渡してみようと計画している。

二人に対する感謝の気持ちや友情というものも、まあ、ないでもない。
そんな素直ではない言葉を内心で呟きながら、戒斗はチョコ作りに勤しむのだった。

短いですがおしまい!
眠い!
リア充爆発しろ!

こんばんは!
チョコを貰った人、素直に手を挙げ……なくていいです。
>>1? 貰えるわけねーだろ!


では、今日のSSSを投下します。

晴人「はい、これ」

仁藤「お、おお? まさかこれは……アレなのか?
   バレンタインに男なら全員期待するアレ」

晴人「義理だけどね」

仁藤「やったぜ! なあ晴人、今食ってもいいか?」

晴人「駄目だよ、もうすぐ夕飯だし。食べていくつもりでしょ?」

仁藤「それもそうだな……じゃ、帰ってからの楽しみにするか」

コヨミ「二人とも、何を話してるの?
    夕飯の用意ができたけど」

仁藤「お、コヨミちゃん! ハッピーバレンタイン!」

コヨミ「え? あ、ごめんなさい。私、何も用意してない……」

仁藤「えっ」

晴人「じゃあそれは、私とコヨミからってことにしといてよ」

コヨミ「でも、いいの?」

晴人「いいよ、ねえ仁藤」

仁藤「うーん、忘れてたんならしょうがないからなあ」

コヨミ「次に来た時、何かご馳走するから」

仁藤「マジで!? よっしゃ!」

晴人「現金だなあ」

――翌日


仁藤「晴人、お前俺のこと好きなの?」

晴人「ぶっ!? げほ、ごほっ……ないない、絶対ない」

仁藤「だって昨日のチョコ、ど真ん中にでかでかとLOVEって」

晴人「」

晴人(コヨミに渡すつもりのチョコと間違えたーーー!!)

というわけで晴人♀とコヨミの百合オチでした。
それではまた来週……と言いたいところですが、
来週は忙しくなりそうなので次に来るのは再来週になります。
間が空いて申し訳ないです。

こんばんは、お久しぶりです!
春が近づいてきましたね、気温の差で体調崩しました。


では、今回のSSSを投下します。

映司「最近暖かくなってきたね」

アンク「チッ、人間は不便だな」

映司「どうしたの、急に」

アンク「気温に合わせて服を着替えたり、面倒だろうが」

比奈「グリードは暑さや寒さを感じないの?」

アンク「……ああ」

映司「まあ、着替えとか面倒な時もあるけどそれが醍醐味だからね。
   アンクも男の子としては、夏の薄着とか嬉しいんじゃないの?」

アンク「布きれの面積が変わった程度で一喜一憂するはずねえだろ」

比奈「まあ、グリードはそこらへんの感覚は分からないかもね」

映司「そもそもグリードって恋愛とかするのかな?」

比奈「どうなんだろうね」

アンク「するわけねえだろ」

映司「そうなんだ、ちょっと残念だなあ」

アンク「……あ?」

比奈「え、映司ちゃん、どういう意味?」

映司「恋愛とかしてみたら、アンクもちょっとは優しくなりそうじゃない?」

比奈「なんだ、そういう意味か……ちょっと勘違いしちゃった」

アンク「……チッ」

映司「え、どういうこと?」

比奈「何でもないの、気にしないで」

おわり。
未だにグリードの設定には考えさせられます。
ちなみに分かりにくいかとは思いますがこの映司は女の子ですよ!

こんばんは。
花粉症にはつらい季節、ティッシュの消費量が増えました。
というわけで今回のSSSは花粉症ネタです。
登場するのは真司♀、蓮♀、優衣ちゃんの三人。


では、投下!

真司「ぶえっくしょい! あーちくしょー……」

蓮「汚いわね」

真司「うるせー、花粉症なんだよ」ズビビ

優衣「最近ニュースでも花粉が飛んでるって言ってるもんね。
   はい、ティッシュ」

真司「ありがとう、優衣ちゃん」

蓮「鼻をかむ仕草までガサツね。
  女だって自覚はあるの?」

真司「いちいちうるさいな。
   どんな仕草でも俺の勝手だろ」

真司「ぶえっくしょい! あーちくしょー……」

蓮「汚いわね」

真司「うるせー、花粉症なんだよ」ズビビ

優衣「最近ニュースでも花粉が飛んでるって言ってるもんね。
   はい、ティッシュ」

真司「ありがとう、優衣ちゃん」

蓮「鼻をかむ仕草までガサツね。
  女だって自覚はあるの?」

真司「いちいちうるさいな。
   どんな仕草だろうと俺の勝手だろ」

真司「あーあ、俺は花粉のせいで気軽に出かけられないんだよなあ」

優衣「大変そうだね……あれ、この目薬って真司ちゃんの?」

真司「え? 俺、目薬は買い忘れたんだけど」

優衣「……ふふ、そういうことね。
   これは真司ちゃんが使って」

真司「え、でも」

優衣「大丈夫、真司ちゃんのための目薬だから」

真司「うーん?」

優衣(蓮ったら、素直じゃないんだから)

おしまい。
来週は妹からのチョコへお返しするニーサンでも書こうかな、と考え中。
お返しにいいものを思いついた方がいれば教えてほしいです。

乙乙
ホワイトデーのお返しのお菓子はそれぞれ意味があるみたいなのをどっかで見たような

こんばんは。
家族のインフルエンザがうつらないか不安な>>1です。

>>170マシュマロだと嫌いって意味になるらしいですね。
マシュマロの何がいけないのか……

では、今日のSSSを投下します。

貴虎「……」

湊「主任、何かお悩みの様子ですね」

貴虎「……ああ」

湊「あの、プロフェッサー。
  主任が妙に上の空なのですが」

戦極「ようやく気付いたのかい、湊君」

湊「ようやく、ですか」

戦極「ああ、ここ数日間はずっとだよ。
   ただ、今日は一段と悩んでいるけどね」

湊「はあ……特に仕事の上で問題があるようには思えませんが。
  主任をこんなに悩ませるなんて、いったい何があったんでしょう」

戦極「そりゃあ、一つしかないだろう」

湊「……成程、妹さんですか」

シド「邪魔するぜ」

戦極「やあ、シドじゃないか」

湊「あら。お茶がもう一つ必要になりましたね」

シド「そう長居はしねえよ。あんたらにこれを渡しに来ただけだ」

戦極「おや、これはこれは。君が私たちに贈り物とはね」

シド「勘違いするんじゃねえよ。
   義理とは言え貰った以上はお返しが要るだろ?」

湊「ホワイトデーですか。ありがとうございます」

貴虎「!!」

シド「二人とも、甘いものは好きだろ」

湊「ええ。女性で甘いものが嫌いな人は少ないかと」

貴虎「……」

戦極「ふむふむ、ホワイトデーのお返しで悩んでいると。
   まあそんなことだろうとは思ったけどね」

シド「おいおい、貴虎。
   そんなもん適当な甘いものでいいだろ」

貴虎「繊細な光実に適当なものなど贈れるはずがない……」

シド(シスコン……)

湊「主任、返礼のお菓子には種類ごとに意味があるんですよ」

貴虎「知っている……」

湊(既に調べたのね……)

戦極「これまでは何をあげたんだい?」

貴虎「光実が小学生だった時以来、チョコレートを貰ったのは今回が初めてだ」

戦極「それはまた、どうして急にくれるつもりになったんだろうね」

貴虎「それは分からないが……受け取った以上最高の物を返さなくては」

シド「いっそのこと何でも好きなものを買ってやればいいんじゃねえか」

貴虎「それではムードがなさすぎる」

シド「妹相手にムードなんざ関係ねえだろ……」

湊「いえ、やはりムードは大事ですよ」

戦極(光実くんが貴虎にムードを期待しているとは思わないけどね)

貴虎「やはりキャンディを返すべきか……」

おしまい。
何気にこの戦極はTS設定です。
結局ユグドラシルがゆるく楽しんでいるだけになりました。
ミッチがチョコをくれたのは、
チーム鎧武の皆にあげるつもりで作り過ぎただけだと思います。

おはようございます。
急に出掛ける用事ができてしまったので、
今週は休みとさせていただきます。

それでは、また来週。

こんばんは。
花粉症なのか、目が妙にかゆい。


では、今日のSSSを投下します。

加賀美「ちょ、矢車さん! 俺はあなたと戦うつもりなんて――うわっ」

矢車「何だ、怖気づいたか……?」

回し蹴りを避けようとしてバランスを崩し尻餅をついた加賀美の肩へ、
矢車の足がギリギリと軋むような音を立てて食い込んだ。

加賀美「痛っ……本当に、偶然出会っただけで……」

矢車「変身しないところを見るに、そうらしいが……
   生憎、こっちは虫の居所が悪い……」

だから諦めろと言わんばかりに暗い笑みを浮かべ、
矢車が足に籠める力を強める。

加賀美の顔は苦痛に歪み、矢車の足を肩から外そうと手を伸ばした。
その時だった。

天道「まったく、遅いと思ったらこれか」

加賀美「天道……!」

天道「頼んでおいた買い物は……どうやら死守したらしいな。
   よくやった」

加賀美と矢車が偶然夕方に出会うこととなった原因である天道が、
普段通り迷いのない足取りで二人の元へ歩いて来ていた。

彼女が夕食の準備中、材料の買い忘れに気付き、
それならばと夕食をご馳走になるためお邪魔していた加賀美が買い物役を名乗り出たのだ。

矢車「どうやら、お前はその気になってくれそうだな……」

天道「ああ。私はそいつほどお人好しじゃない。
   お前のサンドバッグになるつもりはないからな」

加賀美「待てよ、何もわざわざ戦う必要なんて……」

矢車「黙ってろ」

気だるげな声とは裏腹に鋭い踵落としが炸裂するかと思われたが、
矢車の足は思いのほかしっかりと掴まれており、中途半端に上がっただけだった。

だが、事態は踵落としの不発だけにはとどまらなかった。

加賀美「……」

ごくり、と生唾を飲みこむ音がする。
矢車の足が振り上げられたことでミニスカートの内側が加賀美の眼前にさらされたのだ。

矢車「……無言で見つめるな」

世捨て人のような振る舞いをしていても多少の恥じらいは残っているらしく、
矢車は意外なほど困った様子で頬を赤く染め、そっと足を下ろした。

そんな二人の間に天道が割って入り、半眼で加賀美を見つめる。

天道「見たのか」

加賀美「いや、不可抗力で……」

天道「見たんだな」

加賀美「……まあ」

何とも気まずい空気の中、最初に動き出したのは矢車だった。
無言で踵を返した彼女の手にはインスタントラーメンの入ったレジ袋があった。

その背中を見送ってから、天道は立ち上がると来た道を戻り始めた。
加賀美がその後ろについて行くべきか迷っていると、不意に天道が振り返る。

天道「早く来い、夕食が遅れる」

加賀美「ああ、うん」

同行の許しを得られてホッとしながら駆け寄るも、天道の表情は少し硬い。

天道「人にはそれぞれ好みがある」

加賀美「え? まあ、そうだけど」

どうして突然そんな話を?
不思議がる加賀美に構わず、天道が呟いた。

天道「あれは格好が派手なだけで……
   私の方が完璧なモデル体型だ」

加賀美「……えーっと?」

よく分からない主張をする天道に、
首を傾げるしかない加賀美であった。

おしまい。
矢車姐さんに踏まれたい。

来週は用事があるので次回更新は再来週となります。
それではまた!

こんばんは。
暖かくなったかと思えば寒くなり……
気温の変化がつらいですね。

今回のSSSはTS要素が一見ありませんが、
たっくんがTSしていると思って読んでいただきたいです。


では、投下。

巧「はあ、疲れた……
  真理のやつ、あちこちの配達を押し付けやがって」

数時間前には大量の洗濯物が詰められていた鞄を投げ出し、
河川敷に生い茂った草の上へ身を横たえる。

すっかり空になった鞄は軽く、口調とは裏腹に巧の気分も軽かった。
晴れやかな青空、そよぐ風、春の陽気。

巧「休憩してから帰っても罰は当たらないよな」

誰に聞かせるでもなく言い訳してから目を閉じる。
ほんの少し、ほんの十分程度休んだら帰ろう。

そう思いながらも、巧の意識は徐々に深みへ落ちていき、
とうとう穏やかな寝息が聞こえ始めた。

真理「あ! なかなか帰って来ないと思ったら……」

啓太郎「よく寝てるね。気持ちよさそうだなあ」

真理「ここ、日当たりもいいしね。
   確かに気持ちいいかも」

啓太郎「……よし!」ゴロン

真理「って、啓太郎まで寝転がってどうするのよ」

啓太郎「いやあ、ちょっとどんな感じなのか気になっちゃって」

真理「どう?」

啓太郎「すっごく気持ちいい。気を抜いたら寝ちゃうかも」

真理「……よいしょ」ゴロン

啓太郎「あったかいね~」

真理「うん……日差しが気持ちいいね」

啓太郎「ちょっと休憩したら……帰ろう……」

真理「うん……分かってる……」

おしまい。
春はどうしても昼寝したくなりますね。

こんばんは。

今回はいつにもまして短くなってしまいました。
次回は少しでも長くできるよう頑張ります……


では、投下。

ほんの気まぐれ、トレジャーハントの合間の小休止に訪れた世界。
そこには偶然と言うべきか、それとも必然か、彼女の姿があった。

一定の間隔で穏やかに繰り返される波音。
彼女は友人たちを伴わず、一人でそこに佇んでいる。

月明かりを反射する海面に視線を向けた彼女の背中は、
どこか、寂しそうに見えた。

だから、普段より少しだけ優しい声音で、彼女の名を呼ぶ。
振り返った彼女は、普段通りの不機嫌そうな表情で鼻を鳴らした。

士「お前のおかげでようやく手に入れた一人の時間が台無しだ」

夜の海って幻想的でいいですよね。
>>1の文章では良さが伝わらないんですが。
では、また来週。

こんばんは。
そろそろ録画を消化しなければ……
と焦りつつ投下。

この話は来週に続く予定です。

良太郎「うーん……」

ハナ「どうしたの、何か悩み事?」

良太郎「まあ、そんなところかな」

ハナ「気が乗らないなら無理には聞かないけど、
   私で力になれることなら何でも言って」

良太郎「ハナさん……ありがとう」

ハナ「こっちこそ、いつもお世話になってるからね」

良太郎「それじゃあ、そんなに真剣な話じゃないんだけど」

ハナ「じゃあなおさら、気軽に話してみたらいいじゃない」

良太郎「……姉さんが……」

愛理『いつになったら良ちゃんにいい人が現れるのかしら?
   恋人だって一度も紹介してもらってないけど、
   一度くらい恋愛経験があってもいいと思うのよねえ』

良太郎「……って言って、お客さんに私を紹介しようとして」

ハナ「それはまた……大変だね」

良太郎「お客さんは姉さんのことを好きな人が多いし、
    迷惑してるだろうなと思うと店に行くのが億劫で……」

ハナ「それじゃあ、恋人がいることにしちゃえば?」

良太郎「そんな風に紹介できる人なんていないよ」

ハナ「それもそうか……侑斗……は駄目だよね、うん。
   オーナー……も無理があるし」

良太郎「うーん……あ、そうだ」

ハナ「誰か心当たりでもあるの?」

良太郎「うん、ちょっと無理があるかもしれないけど……」

今週はここまで。
誰を紹介するのかは来週のお楽しみで!

日本人「在日をいじめるのは差別wwwwwwwwwwww差別じゃなくて区別wwwwwwww在日という存在自体が害悪wwwwwwwwwwww」

日本人「日本は全ての国の中で一番先進国wwwwwwwwwwwwwwww(それは前の話)」

日本人「マスゴミ[ピーーー]創価学会[ピーーー]在日[ピーーー]中国[ピーーー]韓国[ピーーー]反日[ピーーー]朝日新聞[ピーーー]ウジテレビ[ピーーー]」ブツブツ


ジャアアアアアップwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

こんばんは。
ゴールデンなウィークですね。遠出したい。

では、先週の続きを投下していきます。

愛理「あらあら、良ちゃん、新しいお友達かしら」

良太郎に伴われて店内に足を踏み入れた青年を見た愛理は、
首を傾げながら微笑んだ。

愛理「侑斗くんにそっくりなお友達ね」

良太郎「うん、あの、この人は侑斗のお兄さんで」

デネブ「デネブといいます。よろしく、愛理さん」

深々と頭を下げたデネブに軽く会釈する愛理。
そんな彼女を良太郎は緊張した面持ちで見つめる。

良太郎「それで、実は……その」

デネブ「待ってくれ、ここは俺が。
    愛理さん、俺は野上と……お付き合いをしています」

周囲の客が数人コーヒーを噴き出す音がしたが、
当の三人はそれに全く気付かないまま会話を進めた。

愛理「まあ、素敵な恋人がいたのね」

良太郎(意外とあっさり信じてもらえた……!)

デネブ「野上、これでいいのか?」ヒソヒソ

良太郎「うん、充分だよ。ありがとう、デネブ」ヒソヒソ

愛理「内緒話なんて、仲が良いのね」ニコニコ

良太郎「姉さん、デネブは忙しいから世界中を飛び回ってるんだよ」

愛理「そうなの? 大変なんですね」

デネブ「ええ、まあ……あの、愛理さん!」

愛理「どうしたの?」

デネブが顔を上げ、懐からキャンディーを引っ張り出した。
そして取り出したキャンディーを愛理に差し出す。

デネブ「どうぞ、侑斗をよろしく!」

愛理「まあ、弟想いのいいお兄さんなんですね。
   キャンディー、ありがたく頂戴しますね」

受け取ったキャンディーを手にしながら、
笑顔のままで幾分か真摯な表情になった愛理が深く頷く。

愛理「侑斗くんのことは、任せてください」

デネブ「……ありがとう!」

この後、ゼロライナーに戻ったデネブは、
当然のごとく顔を赤くした侑斗にプロレス技をかけられた。

おしまい。
侑斗が協力してくれたのは、
協力すれば一週間シイタケが出ないとかそういう条件で。

こんばんは。
今日は少し忙しかったので、
SS投下は来週になります。

連絡遅れて申し訳ないです。
ではまた来週!

こんばんは。
録画見れてないマンの>>1です。
アランどうなってるんだ……気になる。

今日は暑かったですね。
扇風機がほしくなった一日でした。


では、今日のSSSを投下します。

紘汰「あっつー……ここにもクーラーあった方がいいよね。
   舞、今度裕也に言っといてよ」

舞「自分で言えばいいじゃない」

紘汰「だって、私はもうチーム鎧武じゃないし」

舞「だったらガレージに入り浸るのはやめてよね」

紘汰「いいじゃんいいじゃん、付き合い長いんだし」

舞「もう、しょうがないなあ」

紘汰「……ねえ、舞」

舞「何?」

紘汰「今ここにいるのって私たちだけじゃない?」

舞「そうだけど、それがどうかしたの?
  あ、誰かに用事なら後で伝えとこうか?」

紘汰「そうじゃなくて。
   ……脱げば涼しくなるんじゃない?」

舞「えっ」

紘汰「よし、そうと決まったら脱ごう!」ヌギヌギ

舞「ちょっと! 裕也やラットが帰って来たらどうするの!?」

紘汰「だって暑いんだもーん」

ガチャ

紘汰「あっ」

舞「ちょ、紘汰、隠れて!
  ……って、ミッチか。よかったぁ」

光実「舞さん、こんにち――は!?
   え、紘汰さん、なんで脱いで、えっ、まさか二人って」

舞「違う違う! 違うからね!?
  暑いからって勝手に紘汰が脱いだだけ!」

光実「そう……なんですか?」

紘汰「そうそう。最近暑いし、ここってクーラーもないから、つい」

光実「ああ……そうですよね。確かにここは暑いですね」

舞「ほら、ミッチだったからいいものの、これが裕也たちじゃ笑えないでしょ?
  分かったらさっさと服を着て」

紘汰「はいはい」

おしまい。
ちなみにこのミッチ♀は、
同性の下着姿にドキドキする自分に違和感を覚えています。
淡い百合っていいよね!

私事で申し訳ないのですが、
しばらくSSSの投下は見送らせていただきます。
申し訳ありません。

少なくとも一ヶ月以内には戻るつもりでいます。
もしかすると来週にも戻って来れるかもしれませんが、
逐次様子を見る必要があるので確実なことは言えません。

ではまた会いましょう!
暑いので皆さんは体調を崩されませんように。

こんにちは!僕は元気です!
ちょっと今PCが使えなくてもしかしたら酉が間違っているかもしれませんが>>1でふ!
スマホの感度が悪いのでうち間違いとかあっても許してくださいお願いします!
PCが回復するまでSSSの投下はむずかしそうです……すみまさん。
しかしPCが復活すればまたここへ来させてもらいます!ですのでそれまで待っていただけると>>1としては嬉しいです。

お、お久しぶりでーす……コソッ
>>1です、生きてます。

こんなに長い間空けてしまって怒られても仕方ないですね、はい……
ごめんなさい。
でもできれば罵詈雑言はご勘弁を……豆腐以下のメンタルなので……

個人的にいろいろあったといえばあったんですが、まあそこらへんはサクッと忘れて。
再びいろいろと!書けたらイイナ!
という気持ちです。

ちょっとだけ言い訳を許してもらえるなら、
気持ちが落ち着くまでの時間と、環境の変化に対応するまでの時間とが重なった感じで。
加えて一人の時間も減った感じです。
以上、言い訳終わり。

これまで以上にペースが空く可能性はあるんですが、
それでも!ライダー愛は尽きない!!

とっくになくなってるかも、と思いつつ開いてみればスレが残っていて、
本当に元気が出ました。
スレが落ちないよう書き込んでくださった皆さん、好きです。

最後に一言。

ただいま!!

とか言って颯爽と去って行くのもアレなので、
寝る前になんかネタ帳に書き溜めてたものでも引っ張り出して来ます。

確かウィザードの映画見てパラレルワールドの仁藤とTS晴人ちゃんええやん……
と思って書いたもの。

では、半年以上ぶりの、投下!

いつものテントに比べればずっと立派な入り口をくぐって中に入ると、
何やら分厚い本を片手に仁藤が振り返る。

仁藤は私の姿を認めると持っていた本を棚に戻し、
入り口で突っ立っている私を手招いた。

その誘いに応じて奥に入り、勧められた椅子に腰掛ける。
私の向かいに座りながら、仁藤が目を瞬かせた。
その表情は訝しげだが、瞳が好奇心に輝いている。

仁藤「お前、さっきの。たしか名前は……」

晴人「操真晴人」

仁藤「そうそう!」

得心がいった様子で手を叩いた仁藤は、人懐こい笑みを私に向ける。
どうやら、歓迎されているらしい。
パラレルワールドの話が聞きたいと言っていたから、それでだろう。

仁藤「俺に会いたくなったのか、晴人ちゃん?」

晴人「……その呼び方、やめてくんない?」

知り合って間もない頃、呼び捨てにされた時には馴れ馴れしいと思ったものだが、
その呼び捨てに慣れた今となっては呼び捨てでない方が落ち着かない。

そんな私の事情を、この異世界で生きる仁藤が知るはずもない。
そう分かっていてもこのままでは呼び方が気になって話を進められそうになかった。

仁藤「じゃあ、どう呼ばれたいんだよ?」

晴人「普通に呼び捨てでいいよ」

仁藤「じゃあ、晴人?」

晴人「うん」

確認するように呼んできた仁藤の声に応えて頷く。
すると仁藤は何故か照れた様子で頬を掻いた。
……何で?

仁藤「お前、けっこう積極的だな」

晴人「……え、何言ってんの」

何をどう解釈すれば、私が積極的ってことになるんだろうか。
相変わらずよく分からないやつ。

そんな呆れたような、それでいていつもと変わらない勘違いっぷりに安心したような、
どちらともつかない気持ちで視線を送ると、仁藤がはにかんだ。

仁藤「呼び捨てにしてほしいってことは、俺ともっと深い仲になりたいんだろ?」

晴人「いや、呼び捨てに慣れてるだけだから」

仁藤「それってお前の世界の俺が呼び捨てにしてるってことだよな」

晴人「そうだけど」

仁藤「つまり、晴人と俺は恋人同士なんだろ」

これ以上勘違いがひどくならない内に軌道修正しないと。
そう思って口にした言葉を更にひどく曲解するなんて誰が思うだろうか。

晴人「いや、あの、ちが――」

仁藤「皆まで言うな! そんな顔を赤くして照れなくてもいいって!」

赤いわけあるか、と思って頬に触れればたしかに熱い。
頬に熱が集中している何よりの証拠だった。

どうして私、赤くなってるんだろう。
混乱して何も言い返せずにいる私の肩を仁藤が掴む。

いつの間に椅子から立って傍まで来ていたのか、全く気付かなかった。
そのことに驚いている間もなく、にやけ顔が目の前に迫ってくる。

仁藤「そっちの世界の俺と恋人ってことは、こっちの俺とも恋人だろ」

晴人「違うから! ちょっとやだ、どこ触って……」

仁藤「腰だろ、それに今からこっちも……」

弾んだ声でそう言うと、腰を撫でていた仁藤の手がシャツの隙間に潜り込んできた。
急に、こんな場所で、まだお昼なのに、告白もなしで……
……こいつ、本当に!

晴人「……馬鹿!」

仁藤「いてっ!?」

サッカーで鍛えた足の繰り出した蹴りはずいぶんと痛かったらしく、
仁藤は鳩尾を押さえてテントの床に転がった。

晴人「本当に最低! 変態! ケダモノ!」

仁藤「だって俺ビーストだし……おわっ!?」

口答えした仁藤の顔にギリギリ触れるか触れないかのところへ蹴りを落とし、黙らせた。
すると仁藤が両掌を見せて降参のポーズをとる。

仁藤「分かった、分かったから蹴ろうとすんな!」

晴人「……」

仁藤「あー……その、悪かったな」

晴人「……もう馬鹿なことしないでよ」

仁藤「ああ、ちゃんと恋人としての段階を踏めばいいんだよな」

晴人「……違う!」

明後日の方向に解釈した仁藤にも腹が立つけれど、
一瞬納得しそうになった自分にも腹が立つ。

さっさと金色の魔法使いを倒して、元の世界へ戻らないと!

おしまい!

本当にひさびさなのでどこかおかしくても気にしないでください。
ビーストに迫られる晴人ちゃんマジ最後の希望。

いつか戒斗ちゃんの話もがっつり書きたいなあ……

帰ってきた記念に一回だけageとこうと思います。
その後は再びsage進行で行きます。

では今夜はこれくらいで。
明日のエグゼイドが楽しみすぎる!

こんばんは!
木野さんとか戒斗ちゃんとか、
>>1の好きなライダー詰め合わせパックみたいな話が出るらしく、
興奮を隠しきれない……

というところで、今日の話、投下しますね。
ふわっとフィーリングで読んでください。

士「ここは……?」

暗い。というより、黒い。
不思議と自分の姿ははっきり見えているが、光源は見当たらない。

??「やっほー!」ピョン

士「!?」ビクッ

??「君がディケイドなんだよね!」

士「お前は……何だ? 随分と浮かれた格好だな」

やたらとカラフルで目に痛いそいつは、
大げさにその場で一回転してみせた。

ポッピー「ポッピーは、ポッピーだよ!」

士「は?」

ポッピー「正しくはポッピーピポパポ! 呼ぶときはポッピーでいいよ!」

士「ポ……ピ……?」

少し、いや、かなり頭の螺子が緩んでいそうな女だ。
むしろ緩むどころか抜け落ちているのか?

ポッピー「それで、君がディケイド、門矢士なんだよね!?」

士「どうやら俺を知っているらしいが、俺はお前を知らん」

ポッピー「あのね、ポッピーはナビゲーターとして作成されたんだよ。
      この、『学園コミュニケーションゲーム』のね!」

士「ゲームだと? まさか……いや、有り得るな……」

また面倒なことに巻き込まれたという感覚は否めないが、
どうやらこれは……

士「学園コミュニケーションゲームの世界か」

ポッピー「ピンポーン! 正解だよ!」

ぴょんぴょんと飛び跳ねて、ポッピーが大はしゃぎしている。

士「それで、お前はそれをアシストするというわけだな」

ポッピー「うんうん、士は飲み込みが早いね。
      ポッピーは、現実に存在するポッピーピポパポのコピーなんだ!」

士「現実にお前みたいなのがいるのか……」

それはまた随分と……浮かれた奴だ。
しかも現実でもポッピーなんたらなんてふざけた名前なのか。

ポッピー「ポッピーとしては、永夢の相棒がよかったんだけどね~」

士「エム……?」

ポッピー「このゲームの主人公は士みたいだから、しょーがない!
      ってことで、これからよろしくね!」

士「ああ……ところで、ポッピー」

ポッピー「何?」

士「ゲームという以上、クリア条件はあるんだろうな」

ポッピー「うん、もちろん! えーっとね、主要登場人物の全クリアだよ!」

士「ほう……」

ポッピー「士にとっては馴染みのある設定の舞台だから、安心してね。
      ここは士のための世界だったんでしょ?」

士「どういう意味……待てよ。まさか、『ゆりかご』か?」

ポッピー「大当たり~♪ 訳が分からないって人は、学園恋愛ゲームシリーズへGO!」

突然何もない空間に対して話し出したのは無視するとして。
何てことだ……あの機械は破壊したはずだが。

ポッピー「機械の中に生まれた世界に、特殊なウイルスが感染しちゃったの。
      士、クリア目指して頑張ろうね!」

士「ま、いいだろう。どうせクリアしないと出られないんだろ?」

ポッピー「まあね! それじゃあ、さっそくゲーム、スタートぉ~!!」

士「なあ、先に聞いておきたいんだが。どうすれば登場人物をクリアしたことになるんだ?
  まさか倒して回るんじゃないだろうな」

ポッピー「そんなひどいことしないよ! あのね、恋人になるの!」

士「………………その、主要登場人物というのは」

ポッピー「仮面ライダーだよ~」

士「女だよな?」

ポッピー「そうだね」

士「俺は……」

ポッピー「女の子だね! 全然見えないけど!」

士「ぐっ……そ、それで、恋人になれと? 女同士だぞ?
  どうかしてるのは名前だけじゃなく頭の中身もか?」

ポッピー「大丈夫だよ! 士の性別はランダムで決まるし、別に親友でもいいんだよ?」

士「待てどういうことだランダムって」

ポッピー「それじゃあそろそろ始めちゃおー! おー!」

士「おい待てポッピー――!!」


GAME START......?

おしまい。

なんかこういう感じで、また安価とコンマゲーやりたいですね。
あんまり時間を取れないので実現は難しそうなんですが、
言うだけタダってことで。

お助けと言いつつあまり助けにならないポッピーと共に、
士はこの世界をクリアすることができるのか!
みたいな……

ゲームマスター権限で主人公ライダー以外にも、
戒斗ちゃんとミッチを女の子にしたい。

それでは今日はここまで。
また来週!

こんばんは。
エム、壁ドンされるのが板に着いてきましたね……
来週の社長はどうなるのやら、楽しみだ。

安価とコンマ、スロー進行になるのは避けられませんが、
始めようかと思います!


ということで早速、直後判定
一周目における士の性別は……
奇数 男
偶数 女

百合こないかなぁ

>>275 6 ということは、女の子!やった!


士「これはこれで問題な気が……」

ポッピー「文句言わないの! ほらほら、ゲームが始まるよ」

眩しい光に包まれ、思わず目を閉じた。
目を開けると、そこには……

【一日目・夜】

――自室


ユウスケ「士、寝てたのか?」

夏海「転校初日で疲れたんでしょうか。
   明日も学校はありますから、寝た方がいいかもしれませんね」

ユウスケ「だな。じゃあ俺、部屋に戻るよ」

夏海「おやすみなさい」

ユウスケ「おやすみ。士、寝坊するなよー」

士「ああ……」

夏みかんと同じ部屋、ということは……
どうやら女のままゲームが始まったらしい。

基本的な境遇は同じと見ていいだろう。
夏海には普段通りに接するとして、
あのポッピーとかいう奴はどこに消えたんだ。

夏海「士君、そろそろ電気を消しますから。
   ベッドに入ってくださいね」

士「わかった」

夏海「クラスには馴染めそうですか?」

士「さあな」

夏海「もう、またそういう言い方をして……」

呆れたような声を最後に、穏やかな寝息が聞こえて来た。
寝つきのいい奴だ。

ベッドに入ると、途端に眠気が襲って来る。
夏海のことを言えないくらい、自分も寝つきがいい。
それともこれも、ゲームの世界ならではの現象なのか。

ベッドに入る=眠るという行動が確定するのだとすれば、
睡眠不足に悩まされることもないだろう。

――???


ポッピー「やっほー士!」

士「成程、お助けキャラには夢の中でだけ会える、ってことか」

ポッピー「わあ、理解が早いね!
     ところで士、女の子になっちゃったね」

士「いや、その言い方はおかしいだろ。
  俺はもともと女だ」

ポッピー「細かいことは気にしないで。
     ねえねえ、攻略のヒント、いっちゃう?」

士「まだ始まったばかりだろう。
  それに……やるべきことならだいだい分かってる」

ポッピー「そう? じゃあ、次の日いっちゃおう!」


直後、起床判定(成功すれば朝の自由行動が一回増えます)

おはよう

>>280 4

【二日目・朝】


士「……寝過ぎたか」

夏海「朝ごはんは用意できてますよ。
   ほら、早く顔洗ってきてください」

士「ん」

登場人物との関係を築くゲームだというのなら、
焦っても仕方がない。

普通に生活するつもりで過ごしてもいいだろう。
欠伸を噛み殺しながらそんなことを考えて、洗面台へ向かった。


直後判定
12 何もなし
34 体育
56 地理
7-0 購買

ぼくはブルマ士ちゃん!

>>282 6 よって地理ですね!スタイルいい人のブルマはもはや人を殺せる。

――2-D


空は青い。
雲は白い。

当たり前のことだが、そんな当たり前の中にも、
見逃せない美しさが潜んでいる。

五代「門矢さん」

士「よう、五代」

五代「はい、こんにちは。
   空が綺麗だけど、黒板にも注目してほしいな」

士「……そうだな」


五代の言葉に……
1 従う
2 従わない

1

>>285 1


仕方がない。
転校して間もないことだし、素直に従っておこう。

というか、このゲームの目的を考えれば、
友好的に接することは無意味ではない、はず。

士「これでいいか」

五代「うん、教科書もちゃんと広げてくれたね」

こんなことで素直に喜ぶ五代の人の好さには感心する。
まあ、嫌いじゃない。

五代「それじゃあ、授業再開します」

教卓へ戻って行く背中を見送り、
その後は一応、真面目に授業を聞いた。


五代→士:友好(小)を獲得

【二日目・放課後】


さて、放課後になったわけだが。
ゲームというにはあまりにも自由度が高いこの世界……
どう攻略したものか。


↓放課後をどう過ごすか

部活見学しよう

>>288 部活!部活!


よし、部活動の見学だ。
これなら誰かしらに会える可能性は高いはず。

確か、ライダーが所属していたのは……
………………何故だ、思い出せない。

というか、以前この世界で起こったことが、
靄がかかったように不明瞭な記憶になっている。

まさか、これもゲームの仕様か?
まあいい。分からないことはポッピーに聞こう。
とりあえず今は部活見学だ。


見学する部活は……(同時に判定)
1 欲望部
2 鳴海探偵事務所
3 調理部
4 水泳部
5 自由安価

ね、ねむい……
申し訳ありませんが今夜はここまで。
続きはまた来週、ということでお願いします。

では、おやすみなさい。

2

こんにちはー。
社長がおもしろすぎる。
あとキュウレンジャーにニーサンが……いましたね……?

そんなこんなで今日も続きをやっていきましょう。
反応が遅れるかもしれませんが悪しからず。

>>291 2 判定0 クリティカル!?


――部室棟


士「……ここが、探偵事務所か」

探偵が部活として認められている辺り、
この学校はいろいろと大丈夫なのだろうか。

しかも、部室の入り口に掛かった看板には、
『鳴海探偵事務所』の脇に小さく『学園支部』と書かれている。
どこかに本来の事務所があるんだろうか?

そんなことを考えながら扉をノックしてみると、
「どうぞ」と女性の声が聞こえた。
恐らく翔太郎だ。

ノブを回して、扉を開く。
そこには……


直後判定 8以上で翔太郎のみ
クリティカル +1

おっしゃラッキー!

>>297 5+1=6 ちょっと足りなかった……

――鳴海探偵事務所


狭い。
第一印象はそれに尽きる。

まともな予算も降りていないのか、
質素な造りの椅子に腰掛けた翔太郎が、
腕組みしたポーズで出迎えた。

次いで、本棚に詰め込まれた資料や本が目につく。
さらには床にまでそれらを散らかしながら、
黙々と読み進めているフィリップの姿があった。

翔太郎「さて、あなたの依頼を聞きましょうか」

フィリップ「猫探し連続記録が途切れるといいね」


やって来たはいいが、さて、依頼をしてみようか?
1 何か依頼してみよう
2 単なる部活見学だ
3 自由安価

また、同時に判定
十の位 翔太郎→フィリップ 年下 -2
一の位 フィリップ→翔太郎 家族代わり -2

1

>>299 1
翔太郎→フィリップ 9-2=7 好意
フィリップ→翔太郎 8-2=6 好意
両想いじゃねーか!!


士「それじゃあ、依頼させてもらおうか」

翔太郎「ふっ……どんな小さな事件であろうと誠心誠意解決するわ。
    この私に任せてもらおうじゃない」

フィリップ「実績はそう多くはないが、
      ペット探し以外にも事件を解決しているからね。
      大きな事件であっても、思い切って依頼するといい」

なかなかの自信が見て取れる。
そういうことなら……


さて、何を頼んでみようか。
1 人探し(誰を探すのか同時に安価)
2 相談(何についてか同時に安価)
3 自由安価

3で学校案内を頼んでみる

>>301 3 運(コンマ)がよければいろんな人と出会えそうですね!


士「なら、学校案内をしてもらおうか」

翔太郎「……へっ?」

ぽかん、と口を半開きにした翔太郎が、
視線に気付いてわざとらしく咳払いをした。
誤魔化せてない……が、まあいいか。

翔太郎「ええと……あなた、転校生?」

士「ああ」

フィリップ「ふむ。タイの色から見て二年生だね」

士「そうだ。2-Dに転校してきた、門矢士」

翔太郎「へえー……学校案内……」

フィリップ「こういう依頼は初めてだが、問題ないだろう。
      ねえ、翔太郎」


直後判定

ほい

>>303 8 成功!


翔太郎「そうね、この学園は私の庭みたいなものよ。
    クールに、そつなく案内してみせるわ!」

フィリップ「なら、この依頼は君に任せていいね」

翔太郎「え?」

本日二度目のきょとんとした顔で、
翔太郎がフィリップを見ている。

フィリップは本に視線を落としたままだ。
確かに、学校案内程度なら二人について来てもらう必要もない、が。

翔太郎「……そう? まあ、私一人で充分なのは、確かだけど……」モゴモゴ

……これは、ついて来てほしいのではないだろうか。
他人の色恋にとやかく口を出すことは、
ゲームのクリアと関係があるとは思えないが……


1 フィリップにも来るよう言う(同時に判定)
2 二人で行く
3 自由安価

1

>>305 1 判定 5 成功!


士「お前も来い」

フィリップ「何故? 案内は一人で事足りると思うけれど」

士「多いに越したことはないだろ。
  お前らそれぞれ、詳しい場所も違うだろうからな」

そう言ってみせれば、フィリップは深く頷いた。
そして読みかけの本を畳んで机に置き、すくっと立ち上がる。

フィリップ「そういうことなら、協力しよう。
      翔太郎、すぐ出られるかい?」

翔太郎「……勿論!」

嬉しそうな顔だ……。
寂しがりなだけなのか、それとも「そういう気持ち」があるのか。
まあ、そこは本人同士の問題だ。
あまり突っ込んだことを考えても仕方ないだろうが。

翔太郎「それじゃあ行きましょうか。
    私は左翔太郎、三年よ。よろしく」

フィリップ「僕はフィリップ。君より一つ下の一年だ」

翔太郎「それじゃあ、行きましょうか」


直後判定 エンカウントチャンス
1 現実は時に厳しい
2-4 1回
5-8 2回
90 3回(内1回確定)

恋愛ゲームもノーコンティニューでクリアしてやるぜ!

>>307 1 まだ……まだ焦るのは早い……(震え声)


廊下を進む足取りに迷いはない。
ある程度、どのコースを進むかは決めているのだろう。

翔太郎「学食なんかは、人によってはよく使うだろうし、
    覚えておいて損はないでしょうね」

フィリップ「君は学食とお弁当、どちらが多いかな」

士「弁当はまず作らないな。面倒だ」

軽く覗いた学食は、放課後であるにもかかわらず生徒たちがたむろしていた。
フードコートのような感覚で使用されているのだろう。

翔太郎「グラウンドや室内プールは一目見ればわかる場所にあるし、
    他に教えておくべき場所と言うと……」

フィリップ「特別教室のある階を教えておこう。
      生物室や音楽室の場所が分からなくても、
      その階を見て回ればすぐに見つかるからね」

士「そうだな。一応聞いておいてやる」

翔太郎「さっきから思ってたけど、妙に上から目線よね。
    口調も男っぽいし、可愛げないわよ?」

士「別に、欲しいとも思わないんでな」

翔太郎「まったく……」

こうして、放課後は過ぎて行った。


翔太郎から友好を獲得

【二日目・夜】

――自室


流れで寮まで一緒に帰ったものの、
二人が同じ部屋に暮らしていることを知った時にはさすがに驚いた。

そういうことなら、異性としては意識していない……のか?
それとも、既に恋人同士とか……?

夏海「何か考え事ですか?」

士「大したことじゃない」

さて、夕食後はどう過ごそうか。


1 さっさと寝る(起床判定に+1)
2 自由安価

夜の散歩に行く

>>310 出会いは大切ですからね……!


士「散歩してくる」

夏海「またカメラですか? 程々にしてくださいね」

ユウスケ「お前なら大丈夫だろうけど、気を付けろよ」

二人に見送られ、部屋を出た。


直後判定
1 誰にも出会えず
23 マヨネーズドーナツ
45 真司と……
67 ひとっ走り付き合えよ!
89 不運少女
0 自由安価

ひとっ走り…ひとっ走り…

>>312 5 1足りない……

――公園


学生寮が近いこともあってか、
夜の公園といっても治安の乱れは見られない。

……と、思ったのだが。

「ぎゃーーー!!」

なんだこの、色気のない悲鳴は。
聞き覚えのある声だ、と思いながら現場を見てみれば、
背の低い少女のものと思しき自転車が蹴り倒されていた。

あの少女、間違いなく城戸真司だ。
小さい体を大きく見せようとするようにぶんぶんと腕を振り回して、
俺は怒っているぞ、とアピールしている。

真司「あーさーくーらー!!」

何と、浅倉と一緒だったらしい。
そういえば、以前もこの世界ではつるんでいるところを見たような……


とりあえず、声を掛けるとしよう。
1 大丈夫か?
2 静かにしろ(同時に判定)
3 自由安価

同時に判定
十の位 真司→浅倉 相性-1
一の位 浅倉→真司 相性-2

あっ痛恨のミス。
選択肢二番目の判定は無視してください。
感情判定優先します。

というわけで、改めて判定&安価はこの直後で。

1
浅倉の夜は荒い

眠くなってきた……そろそろ寝ます。
ではまた来週!

果たして社長は来週で退場なのか……
エムのどちらの人格がバグスターなのか……
パラドとエムにはどんな関係があるのか?
エグゼイドの続きが気になる。

スマホからこんにちはー。
酉が間違ってたらすみません、>>1です。

昨晩は気付かず寝てしまってすみません。
今夜は時間ができそうなので、
夜の9時か10時くらいから再開予定です。
よろしくお願いします。

こんばんはー。
というわけでちょっと早いですが始めます。


>>315 1 判定はどっちも好意なしですね!ヒロイン候補確保!


士「大丈夫か?」

真司「どうにか壊れてはないけど……ん?
   ていうか、お前誰だ?」

士「さあな。人に名前を尋ねるなら自分から名乗れ」

真司「う、なんだよその言い方……なんか腹立つな」

浅倉「夜の公園をうろついているくらいだ、
   まともな人間じゃないだろうなぁ」

士「そっくりそのまま返してやる」

実際、この世界の浅倉はそこまで脅威に思えないが……
他の世界で見かけた浅倉は、危険が服を着て歩いているような男だった。
よくもまあ、ここまで大人しくなったものだ。


直後判定

てぇーい☆

>>320 0 ファッ!?


真司「……よし! お前、悪い奴じゃなさそうだもんな」

勢い良く差し出された手を思わず握ると、
ぶんぶんと振り回された。

士「おい、何だ」

真司「俺は城戸真司だ! この近くに寮があるだろ?
   そこから学園に通ってて……」

士「ああ、俺もだ」

真司「へー、偶然だな! じゃ、このまま一緒に帰ろうぜ。
   あっと、その前に自転車……」

士「仕方ない、手伝ってやる」

真司「サンキュー!
   ったく、本当ならこかした奴が手伝うんだけどなー」チラッ

浅倉「フン……俺は帰るぞ」スタスタ

真司「あっ、こら! もー、しょうがないな……
   まあいっか。それで、お前、名前は?」

俺はちゃんと名乗っただろ、と言いたげな顔で見上げられる。
……まあ、ゲームのクリア条件を満たすためにも、
素直に名乗っておいてやるべきだろう。

士「門矢士だ」

真司「よろしくな、士!」

こうして、真司と知り合った。


真司から友好を獲得

――夢の中

ポッピー「士! 今日も一日、楽しかったね!」

士「お前いなかっただろ」

ポッピー「ポッピーは士の行動を俯瞰してるから、
     実質一緒にいるようなものだよ~」

士「地味に凶悪だな……」

こいつ相手に嘘は吐けないということか……
まさか、風呂やトイレまで……?

ポッピー「大丈夫! プライベートな部分は見えなくなる仕様だよ!」

士「むしろ俺にプライベートじゃない時間はないんだが」

ポッピー「まあまあ、とにかく、今日のリザルトを確認して、
     また明日も頑張ろー! おー!」

【二日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:――

剣崎一真:普通
響鬼:普通

天道総司:――
野上良太郎:――

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:――
如月弦太朗:――

操真晴人:――
葛葉紘汰:普通

泊進之介:――
天空寺タケル:――

光夏海:友情
小野寺ユウスケ:友情

海東大樹:??

士「……ん?」

ポッピー「それじゃあ明日へ、行ってみよー!」

士「ちょ、待て、最後にしれっと海東の名前が――」

ポッピー「はいはい、夢の時間はおしまーい。
     閉店ガラガラー!」

士「おいっ! お助けキャラなら説明しろ!」

ポッピー「また明日ね~♪」


直後、起床判定

ガッチョーン!

>>325 1 ねぼすけ士ちゃん……!

――自室


士「……んー……」

ユウスケ「……おーい、士~?」ヒソヒソ

士「……ぐぅ……」

ユウスケ「えーっと……士……」ボソボソ

士「……うー……」ゴロゴロ

ユウスケ「……寝てるとかわいいよなぁ」

夏海「ユウスケ! 早く士くんを起こしてください!」

ユウスケ「わ、わかったよ! おい、士!」ユサユサ

士「……ん」パチッ

ユウスケ「朝ごはん、もう用意してくれてるぞ」

士「ああ。……!?」

……夢の中での出来事を思い出して、思わず飛び起きた。
結果、ユウスケとぶつかった。

ユウスケ「い、痛い……」

士「……悪い」


直後判定
1 ???
23 何もなし
45 音楽
67 プール
8-0 購買

パーフェクトパゾォ…

>>327 7 マジでパーフェクトな結果ッ!!

――室内プール

響鬼「みんな、プールの前の準備運動はしっかりねー」

士「……」チラッ

キャッキャッ ウフフ

士(やっぱり俺は……小さいのか……?)

むしろ絶壁……?
水着になってよくわかる、周囲との差……


直後判定
1 誰とも出会わず
23 ケンジャキ!
45 オレンジ!
67 ドーナツ!
89 たっくん!
0 自由安価

オラァたっくん来い!

>>329 7 い、1足りない……

「わっ」

準備運動の最中、背後にいた女子生徒とぶつかってしまった。
振り返れば、見慣れた顔。

士(晴人か……)

足がすらりと長く、全体的に華奢な印象だが、
胸はそれなりにあるのが見て取れる。

……微妙な敗北感が……

晴人「ごめんね、大丈夫?
   ……なに、私の水着姿に見惚れちゃった?」

視線に気付いても、晴人は特に気分を害した様子はない。
普通は気味悪がってもおかしくないところだが……
よっぽど自分の体に自信があるのか?

晴人「見慣れない顔だけど……ああ、もしかして。
   夏海ちゃんと一緒に転校してきたっていう?」

士「ああ、門矢士だ」

晴人「私は操真晴人。転校してきたばかりなんだし、
   困ったことがあったら言ってね」

士「俺が困ることなんてないだろうが、覚えておいてやる」

晴人「うんうん、素直に頼ってね。
   むしろ困ってたら勝手に助けに行っちゃうかも」

響鬼「そろそろ準備運動は終わったかな?
   それじゃあC組から、プールに入ってー」

晴人「あらら、呼ばれちゃった。
   じゃ、またね」

士「そうだな。気が向いたら会いに行ってやる」


晴人から普通を獲得

【三日目・放課後】

――2-D


放課後になった。
プールの後の気怠い感じが残っているものの、
動き回る気力もないというわけではない。

さて、今日はどう放課後を過ごそうか。


1 買い食いでもするか
2 散歩でもしよう
3 自由安価

2

>>332 2


散歩でもしながら帰るとしよう。
街の様子が以前と全く同じかどうか、
確かめてみるのもいいかもしれない。


直後判定
1 出会い0
23 寺の娘
45 ヴァイオリン少女
67 万能家政婦
89 オエージ!
0 自由安価

エグゼイド勢はポッピーしか出てこない感じ?

>>334 8 今のところはそうですね。
まだまだ秘密が多そうなので、下手なことが書けないというか……


士「ふあ……」

プールでの疲れが出たのか、
道を歩いている途中、欠伸を堪えきれなかった。

しかし、冷たい風に吹かれて眠気が一瞬で吹き飛ぶ。
勢いも強い風に押され、軽くよろめいた。
スカートの裾が持ち上がりかけたのを察して、咄嗟に手で押さえる。

「黒……」

しまった、間に合わなかったか。
背後から聞こえた声が指しているのは、確実に……

士「人の下着を見るとは、いい趣味だな」

振り返りざまに睨みつけた相手は、映司だった。

映司「いやあ、風のせいで見えちゃって。
   にしても何だか、シンプルでしたね」

士「ほっとけ」

余計なお世話過ぎる。
人が何色のパンツを履いていようが関係ないだろう。

映司「そりゃあ、私には関係ないことかもしれないけど……
   それでも黒一色、飾りもなしなんて、味気ないですよ」

あの一瞬でそこまではっきり見えていたのか。
地味に目がいいな。

士「興味ない」

映司「そう言わずに!」


直後判定

日付が変わりましたねー。
本日はもう寝て、次の日曜に続きをやろうかと思います。

では、また来週!
おやすみなさい。

オエージ!

社長に黙祷。
最後の永夢の涙には感動しましたね。
本当に純粋な水晶だなあ。

あとちょっと気になったのが、子どもの頃の出来事について、
Mの方は「そうなのか?」って聞いてたからMがバグスター?
それともその部分すらミスリードなのか……?

次回はポッピー……ポッピーが……


とにかく、始めていきましょう。
反応遅くなったらすみません。

>>337 3 残念!


士「俺がどんなパンツを履こうと俺の勝手だ」

映司「そうですか……いいお店があるんですけど。
   こういうのは好みもありますもんね」

どこか釈然としない様子ながらも頷いて、
映司がぺこりと会釈をして去って行く。

……もしや、このゲームの趣旨的に話を聞くべきだったか?

【三日目・夜】

――自室


士「ふう、食ったな」

食後と言うのはどうも眠くなる。
眠気覚ましに散歩に出るのもいいだろうが……


1 さっさと寝る(起床判定に+1)
2 散歩に出る
3 自由安価

2

>>342 2


散歩に行くとしよう。

ユウスケ「一応、気を付けろよ」

夏海「早く帰ってきてくださいね」

士「ああ」


直後判定
1 何もなし
23 オエージ!
45 ひとっ走り付き合えよ!
67 ケンジャキ!
89 ヴァイオリン少女
0 自由安価

セイハーッ

>>344 0 自由安価だー!


さて、夜道を歩いているわけだが。
風が少し冷たい。

そろそろ帰ろうか、と思っていた時。
道の先に見えた姿は……


誰が見えたか

ア…ア…タ…タックン…

>>346 たっくん!


あの姿、巧……だろうか。
こんな夜道を、何故一人で歩いているのやら。

一応、巧も女だ。
寮の近くとは言え、一人で歩くのは危険だろう。

士「お前、巧だな」

巧「は? そういうお前は誰だよ」

士「門矢士。隣のクラスの生徒だ」

巧「見覚えがないな」

士「転校してきたばかりなんでな。
  女の独り歩きは危ない。一緒に帰るぞ」

巧「お前みたいに声を掛けて来る奴がいるから危ないんだろ。
  いいからほっとけよ」

士「……」

まさか……男だと思われているのか……?
確かに制服から着替えているので、
女らしい格好ではないが……


直後判定
クリティカル +1

たっくんかわいいよたっくん

>>348 0 !?


巧「……そういえば」

士「どうした」

突然、巧が狼狽えたような様子を見せた。
どうしたんだ、一体。

巧「士っていうと……夏海が何か言ってたような……
  確か……」

――士くんは男の子みたいですけど、
  ちゃんと女の子ですし、意外と気にしてますから!
  くれぐれも男の子扱いしないでくださいね。

巧「……あー」

何故だか申し訳なさそうな顔をされた。
何故だ?

巧「その……お前も女、だもんな?
  まあ、一人歩きは危ないし、うん、一緒に行くか」

士「? まあ、いいが」

とりあえず、巧は自分の性別を間違えてはいないらしい。
そのまま、二人で寮まで一緒に帰った。


巧から友好(小)を獲得

――夢の中


ポッピー「うわ~~~!!
     ピプペポパニックだよお!」

士「は?」

ポッピー「現実のポッピー、どうなっちゃうの!?
     ドキドキだよ!」

士「おい、何を興奮してるんだ」

ポッピー「あ、士。大丈夫、こっちの話!
     さて、今日もいろんな人と知り合えたねっ!」

士「あ、ああ……」

大丈夫なのか、こいつの頭は。
まあ、割と最初からこんな感じか……

ポッピー「それじゃあ今日のリザルト、いってみよー!」

【三日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:普通

天道総司:――
野上良太郎:――

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:――
如月弦太朗:――

操真晴人:普通
葛葉紘汰:普通

泊進之介:――
天空寺タケル:――

光夏海:友情
小野寺ユウスケ:友情

海東大樹:??

士「おい、ポッピー。この、海東のことだが……」

ポッピー「士、誰を攻略するのかよ~く考えてね!」

士「露骨に無視するな」

ポッピー「それじゃあ四日目! いってみよー!」

士「……はあ」

サポートキャラと言いつつ、全く役に立っていないな。


直後、起床判定

オキテオキテ

>>353 8 早起きだ……

――自室


今朝は早めに目が覚めたらしい。
向かいのベッドの夏海はまだ眠っている。

伸びをして、欠伸を噛み殺す。
折角起きたことだし、時間を有効活用するか。


1 散歩でもするか
2 早めに登校しよう
3 自由安価

1

>>355 1


散歩でもするか。
帰る頃には朝食もできていることだろう。

未だ眠っている夏海を残して、
そっと部屋を出た。


直後判定
1 出会いはなかった
23 鍛えてますから
45 青春キター!
67 探偵少女
89 万能家政婦
0 自由安価

デンジャラスゾンビィ

>>357 2 セーフ!

――遊歩道


向こうから走ってくるのは……

響鬼「門矢さん?」

士「響鬼か」

響鬼「響鬼先生、でしょ。
   朝の散歩かな? 気持ちいいよね、この空気」

士「まあ、悪くない」

朝のジョギングだろうか。
熱心なことだ。

響鬼「よかったら、門矢さんもどう?
   走ると気持ちいいよ」


直後判定

へい

>>359 0 ダブルクリティカルストライク……?
今夜のコンマ、何かすごい(小並感)


士「そうだな……朝食に遅れない程度に付き合ってやる」

響鬼「あはは、程よくお腹が空いていいんじゃないかな?
   それじゃ、行こうか」

走り出した響鬼のペースは、先程より少し遅くなっている。
自分に合わせようという配慮だろう。

そんな配慮は無用だ、と言わんばかりに走ってやれば、
少し意外そうな顔をされる。

響鬼「へえ! いい走りだねえ。
   鍛えてるの?」

士「俺だからな。このくらいは当然だ」

響鬼「答えになってないけど、なるほどねえ。
   なんだか納得しちゃう雰囲気があるもんね」

走りながら会話を続けていると、
少しずつ息が上がって来た。

響鬼も額に汗を滲ませている。
そろそろ夏みかんも起きていることだろうし、
切り上げるとするか。

士「俺はそろそろ帰って飯にする」

響鬼「うん。それじゃあ、また学校でね。
   くれぐれも遅れないように!」

ふう、朝から良い汗をかいた。
帰って軽くシャワーでも浴びるか。


直後判定
1 ???
23 何もなし
45 地理
67 調理実習
8-0 購買

お料理(´・ω・`)お料理

>>361 0 またクリティカルぅ!?
あと、さっき忘れてましたが響鬼先生は友好になりました!

【四日目・昼】

――2-D


昼の時間になった。
教室は少し、いや、かなり騒がしい。

とっとと教室とはおさらばして、購買に行くとするか。


直後判定
1 誰とも会えず
23 マヨネーズの刺客
45 進姉さんと……
67 真司!
89 天の道を往き……
0 自由安価

クリティカル +1

とう

>>363 9+1=9 本当にすごいですね今日のコンマ……

――食堂


今日の購買は空いている。
それもそのはずだ。

購買の受け取り口とは別に、
行列が出来上がっている。

この、長い行列の先に見える、
威風堂々とでも言うべき立ち姿。

この行列の先で昼食を売っているのは、
天道総司で間違いない。

そして幸運なことに、今並べば、
ギリギリで買うことができそうだ。

せっかくなので、並んでみよう。


直後判定
高コンマ +1

どうだ

>>367 7+1=8 チョーイイネ!


――ギリギリ、買えた!
天道お手製の昼食とは、今日はツイている。

こいつの性格はともかく、
料理の腕にだけは絶対の信頼を寄せられる。

天道「本日最後の幸運な客は……お前か」

士「らしいな。じっくり味合わせてもらう」

天道「ああ、米の一粒に至るまで噛み締めろ」

言うが早いか、天道は手際よく簡易屋台の撤退を始めた。
今日は加賀美を連れてはいないらしい。

そういえばこいつ、学校側に販売の許可はとっているのだろうか。
まあ、どうでもいいか。

適当な席をとって、プレートの上に並んだ品を眺める。
どれもこれも、丁寧に作られたのであろうことが窺えた。

士「いただいてやるとするか」

まずは一口目。味噌汁を啜る。
………………うまい!

味噌だけでなく、具材の味も感じられる。
さすが天道だ。

さて、次はこっちの……

天道「お前、誰かと食事の予定はあるか」

士「ない、が……ははあ、手ごろな席がないんだな?」

天道「そういうことだ。隣に座らせてもらう」

答えを待たずに腰を下ろした天道が、
ふう、と溜息を吐いた。

クールでタフなキャラを気取ってはいるが、
やはりあの繁盛っぷりでは疲れるようだ。

折角隣に座ったことだし、
何か話してみようか?


1 あえて何も話さない(同時に判定)
2 恋バナでもしてみるか!(同時に判定)
3 手伝いは必要ないか(同時に判定)
4 自由安価

2

>>370 2 判定 8 コンマ神にデレ期到来


士「なあ、お前」

天道「私の名は『お前』ではない。
   私は、天の道を往き、総てを司る女……天道総司だ」

天道の指が天を指す。
その指先を見るともなく見ながら、一応頷いておく。

士「そうか。俺は門矢士だ」

天道「門矢か。何だ?
   私の料理が美味くて感動するのはいいが、
   感想はできれば完食してからにしろ」

士「いや、そうじゃなくてだな。
  お前、好きな奴はいるのか?」

……もしやこの会話、とても女子らしいんじゃないか!?
柄にもないことを言ってしまった気がしてきた。


直後判定 加賀美はリア充なのかどうか、このコンマで決まる……

(´・ω・`)

>>372 6 ウンメイノーするしかねえ!!


天道「げほっ、ごほっ」

士「……大丈夫か?」

天道「あ、ああ……けほ……少し、むせた……」

いるんだろうなーこれは……
ほぼ間違いなく恋しているんだろうなー……

士「まあ、頑張れよ」

天道「……門矢、一つ言っておくが。
   初対面の相手に振る話題として、それはどうなんだ?」

士「気にするな。特に言いふらす予定もない」

天道「当たり前だ。
   聞いた以上、何かあれば力を貸せ。いいな?」

士「……気が向いたら、手を貸してやらんでもない」

正直面倒そうだが、
狼狽える天道の姿を見られるかもしれないと思うと興味深い。


天道から友好を獲得

【四日目・放課後】

――2-D


放課後だ。
まだ空は明るいが、じきに夕暮れになるだろう。

あまり遅くならないうちに帰るべきだろうが……
まあ、遅くなってもなんとかなるだろう。


1 街をぶらぶら
2 さっさと帰る
3 自由安価

1

>>375 1


少し寄り道して帰ろう。
どこか店に寄るのもいいだろう。

……あまり買い食いすると、
夕食が食べられずに夏海がすねる。
食べ過ぎないようにしなければ。


直後判定
1 誰とも会えず
23 音楽教師と妻
45 オエージ!
67 霊感少女
89 不運少女
0 自由安価

HOI

>>377 0 なんやねんこのコンマ……(震え)


日が傾いてきた。
目を凝らせば、星が見えるかもしれない。

たまには星を眺めてみるのもいいかもしれないな。
……ゲームの世界の星空は、現実とどの程度同じなんだろうか?


↓会いたい人の名前をどうぞ

ジョジョォ……俺はそろそろ寝るぞ……
というわけでおやすみなさい。
明日も反応は遅れるでしょうが、一応来れると思います。

とまりん

おはようございます。早速やっていきましょう。

>>380 とまりん!


空を見上げていたのがいけなかったのか。
ここでは戦うこともないので、気も抜けていたのだろう。

曲がり角でぶつかる……という、
ある意味テンプレな出会いを果たしてしまった。

にしてもこの女、スピードを出し過ぎだ。
ぶつかったのが俺だったからいいものの、
普通の人間なら軽く吹っ飛んでいただろう。

「いったぁ……あ、すみませんでした!
 大丈夫ですか……?」

士「ああ、頑丈なんでな。
  お前も見たところ怪我はなさそうだ」

ん? 確かこいつは……ドライブか。
名前はなんだったか……

士「ほら、さっさと手を出せ」

とりあえず、尻餅をついている女子生徒に手を差し出した。
よく見てみると、何故か男子の制服を着ている。
校則には違反しないのだろうか。


直後判定 クリティカル+1

トップギアだぜ!

>>382 3+1=4 1たりない……


「あ、ありがとう。っと、急いでるんだった!」

そのまま慌ただしく駆け抜けていった。
ドライブの変身者は……確か……

士「泊進ノ介、だったか」

以前はこの世界で見かけなかったが、
どうやらデータが記録されたらしい。

この調子だと、他にも増えたライダーがいそうだな……

【四日目・夜】

――自室


日が暮れて、肌寒くなってきた。
食後のコーヒーを啜りつつ、今後の予定を考える。


1 散歩でもするか
2 さっさと寝る(起床判定に+1)
3 自由安価

1

>>385 1


士「散歩してくる」

夏海「あんまり遅くならないでくださいね」

士「ああ」

ユウスケ「あ、ついでに……」

士「コンビニには寄らない。
  じゃあな」

ユウスケ「なんだよ、ケチー」


直後判定
1 誰にも会えず
23 オレンジとブドウ
45 天の道を往き……
67 探偵
89 トップギアだぜ!
0 自由安価

ソイヤッ

>>387 1 アチャー


夜の公園には、乗る者もなくなった遊具が、
ぽつんと放置されている。

昼間とは随分と印象の違う光景だ。
なんとなくブランコに乗ってみるが、すぐに立ち上がった。

士「寒いな……」

そろそろ帰るとするか……

――夢の中


ポッピー「士、なかなか誰とも深い仲にならないね」

士「うるさい。俺には俺のペースってもんがある」

ポッピー「そうなの? でもでも、期間は決まってるんだからね!」

士「何?」

ポッピー「だいたい一ヶ月で終わっちゃうんだよ~!
     一人寂しいエンディングなんていやでしょ?
     あ、でもでも、ポッピーは傍にいるよ♪」

士「だいたいって、お前な……」

サポートキャラならそこはハッキリしてくれ。

【四日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:――

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:――
如月弦太朗:――

操真晴人:普通
葛葉紘汰:普通

泊進之介:――
天空寺タケル:――

光夏海:友情
小野寺ユウスケ:友情

海東大樹:??

士「……」

ポッピー「あれ? 今日は聞かないの?」

士「聞いても答えないんだろ」

ポッピー「う~ん、答えてもいいんだけどお……
     やっぱりやめとくね!」


直後、起床判定

オハヨウ

>>392 7 バッチリミナー


ぱち、と目を開ける。
カーテンの裾から朝の光が零れていた。

洗面台へ向かい、顔を洗う。
……よし、目が覚めた。


1 早めに登校
2 朝の散歩
3 自由安価

1

>>394 1


早めに登校してみるか。
早起きは三文の徳というし、何か起きるかもしれない。


直後判定
1 残念! なにもおきなかった!
23 クラスメイトとの出会い
45 ケンジャキ!
67 不運少女
89 ヴァイオリン少女
0 自由安価

そいそい

>>397 7 ラッキーそうな数字!

――通学路


朝からすごいものを見てしまった。
何故かびしょ濡れで、海藻までくっつけている女子生徒。

こんな不運に朝から見舞われるといえば、
やはり奴しかいないだろう。

「寒い……」

まあ、寒いだろうな。
寮に戻るより、学校に行く方が近い。

学校にもシャワーはあるはずなので、
温かい湯を浴びせて、ジャージにでも着替えさせるか。


直後判定

ガッチョーン

>>399 8 やったぜ!

士「ついて来い」

良太郎「え? あの……」

腕を引いて歩きながら振り返ると、
戸惑ったような顔で見られた。

確かに唐突すぎたかもしれないが、
風邪をひく前にさっさと連れて行ってやるべきだろう。

士「学校のシャワーを使う。
  これだけ濡れてれば、許可も貰えるだろ」

良太郎「あ、すみません。ありがとうございます。
    同じ学校の人、ですね」

士「門矢士、2-Dに最近転校してきた」

良太郎「同い年だったんだ。大人っぽいから分からなかったよ。
    私は野上良太郎。2-Aだから、教室はちょっと遠いね」

ふにゃ、という擬音の似合う笑顔でそう言って、
良太郎は少し照れたように髪を撫でつけた。

ぺちゃ、と海藻が地面に落ちる。
……本当に、朝からどんな目に遭ったのやら。


直後判定 運が良ければ……

ぐへへなるか

>>401 6!

――シャワールーム


運動部などのために備え付けられたシャワールームは、
意外なくらいに広かった。

個室の中に二人入っていても平気なくらいだ。
……いや、何故二人で入っているんだ!?

良太郎「私に触って、門矢さんも濡れちゃったよね。
    寒くない?」

士「寒くはないが、……まあ、いい」

シャワーの湯は温かいし、床が滑るということもない。
二人で両手を広げても多少は余裕がある程度の広さだ。
しかし……少々、目のやりどころに困る。

良太郎「その……背中がちょっと、もぞもぞして。
    何かついてないか、見てほしいんだけど」

士「ああ、そういうことか……」

特におかしな意味はなかったらしい。
まあ、良太郎の性格上、おかしな意味などあるはずもないか。

士「海藻だな。取ってやる」

良太郎「あ、ありがと……ひゃっ!
    門矢さんの手、ちょっと冷たいね」

ぶる、と白い背中が震えた。
少し面白いが、あまり苛めていると授業に間に合わない。

士「ほら、さっさと出るぞ」

良太郎「うん。本当にありがとう。
    おかげであったかくなったよ」


良太郎から友好を獲得

――2-D


士「……朝風呂ってのも悪くないな」

大して濡れていなかったおかげで、
制服はすぐに乾いた。

良太郎と違ってジャージではないため、
周囲に奇異の目で見られることもない。


直後判定
1 ???
23 何もなし
45 体育
67 廊下で……
8-0 購買

ヌン

>>404 8 高コンマ続きますね!

【五日目・昼】

――2-D


腹が減った。
購買へ行って、適当なものを食べよう。

いい加減、弁当があってもいいと思うんだが。
……むしろ、自分で作ってみるか?


直後判定
1 誰にも会えず
23 進姉さんと……
45 霊感少女
67 猫舌
89 餃子の申し子
0 自由安価

たたたたたたたたっくん!

>>406 4 ちょっと足りませんでしたね……

――食堂


「おいしー!」

何を食べようか悩みながら、食堂へ足を踏み入れた瞬間、
元気な声が聞こえてきて思わず視線を向ける。

声を上げた本人は、周囲から注目されていることに気付いたのか、
少し恥ずかしそうに俯いていた。

「だっておいしいし……しょうがないじゃん……」

傍に行ってみると、そんな呟きが聞こえてくる。
こいつは確か、ゴーストだったか。


直後判定

カイガン!

>>408 9 高コンマ!


士「そんなに美味いのか?」

「それはもちろん……て、誰?」

ちょこんと首を傾げつつ、おにぎりを頬張っている。
プレートの上には他にもハンバーグや大学芋など、
子どもの好きそうなメニューが乗っている。

士「俺は門矢士。ここで会ったのも何かの縁だ。
  おすすめのメニューでも教えてもらおうか」

タケル「私は一年生の、天空寺タケルです。
    えっと……門矢先輩?」

士「ああ」

タケル「……かっこいいですね! 脚、長いし!
    あ、睫毛も長い……わ、腰細い!!」

士「俺がかっこいいのは知ってる。
  それより昼飯だ」

タケル「すみません、つい……えへへ。
    私のおすすめは、曜日限定のメニューですよ」

士「そうか。ならそれをいただくとしよう。
  またな、タケル」

タケル「はい!」


タケルから友好(小)を獲得

【五日目・放課後】

――2-D


響鬼「明日と明後日は休みだけど、
   宿題もしっかりね?」

担任の声に、はあい、とやる気のない返事が返る。
そうか、明日は休みか。

これが普通のゲームなら、
休日にはデートの約束でもするんだろうが……
まあ、そういうのはまだ早いだろう。


1 寮に帰る
2 学校をうろうろ
3 自由安価

2

>>411 2


校内を歩き回ってみるか。
誰かに出会えるかもしれない。

それか、ユウスケや夏海を見つけて、
一緒に帰るというのもアリか……


直後判定
1 出会いはなかった……
23 ドーナツと……
45 オレンジバナナ!
67 天道と……
89 万能家政婦!
0 自由安価

戦え…

>>413 2!

――2-C


「ちょ、あ、だめっ!」

………………放課後の教室でなんてことをしてるんだ!
ぎょっとして覗き込むと、何ということはない。

晴人「あ~! 私のプレーンシュガーが……」

仁藤「こっちの方が美味いんだけどなあ」モグモグ

晴人「ああもう、勝手に食べるな!
   はー、やだやだ。はんぐり~に寄って帰ろ……」

俺の早とちりだったらしい。
マヨネーズまみれになったドーナツはともかく、
間違いが起きていなかったことには安心した。

晴人「あれ、門矢さん?
   夏海ちゃんたちはもう帰っちゃったけど……」

あ、と声を上げ、晴人が笑う。

晴人「私に会いに来たとか?」

別にそういうわけではない。


直後判定
十の位 晴人→仁藤
一の位 仁藤→晴人

チョーイイネ‼

>>415 おっ! この二人がくっつかないのは珍しい気が……
というわけで双方好意はなしですね!ヒロイン候補!


仁藤「よっ! 晴人の友達か?」

晴人「そうだよ。隣のクラスの門矢さん。
   ねえ、一緒にドーナツ食べに行かない?
   仁藤がドーナツを……あ、こいつ仁藤っていうんだけど」

仁藤「仁藤攻介だ。お前、身長高いなー。
   俺とほとんど変わんないぜ」

晴人「門矢さんの方が高かったりして」

仁藤「えー? どれどれ」

士「おい、引っ付くな。気色悪い」

仁藤「はは、ひでーなお前!
   それとも照れてるのか?」

士「晴人、どうにかしろ」

晴人「はいはいそこまで。
   門矢さんは私とはんぐり~に行くんだから」

仁藤「そっか。んー、俺はちょっと図書館寄ってくかな」

晴人「そう? じゃあね」

仁藤「おう! またなー」

大げさに手を振り、元気に廊下を駆け抜けていく仁藤が、
丁度通りかかった教師に叱られていた。

士「仲がいいんだな」

晴人「ん? まあ、悪くはないかな。
   悪い奴じゃないし……それより、ほら!」

ぎゅ、と手を握られ、そのまま晴人が歩き出す。
仕方がないので一緒に行ってやることにした。

晴人「本当においしいから、門矢さんも気に入ると思うよ。
   ドーナツって、幸せな味だよね」

士「それは楽しみだな」


晴人から友好を獲得

【五日目・夜】

――自室


確かにはんぐり~のドーナツは美味い。
新作だというフルーツ盛りドーナツも美味かった。

頑なにプレーンシュガーしか食べない晴人こそ、
損をしているような気がする。

夏海「士くんのお土産、おいしいですねえ」

ユウスケ「ほんと、いい店見つけたんだな!」

さて、今夜はどうしようか。
明日は学校もない。早めに寝る必要もないだろう。


1 街をぶらぶら
2 二人と遊ぶ
3 自由安価

色んな子と話したいけど親愛度も上げたい…ぐぬぬ
1

>>418 1 ですよね……ハーレムとか作ってみたいですな


士「出掛ける」

ユウスケ「またか? ま、まさか」

何故か青ざめた顔をして見つめられる。
何だ、突然。

ユウスケ「か、かれ――ムグッ」

夏海「何でもありません!」

士「?」


直後判定
1 残念……
23 ヴァイオリン少女と……
45 進姉さんと……
67 不運少女
89 たっくん!
0 自由安価

ハーレムとか…最高じゃないか

>>420 0 コンマ神……まさかハーレムに反応して……?

――街


夜の街は昼間よりよく音が通る。
耳を澄ませば、街路樹の葉の擦れる音も聞こえそうだ。


↓会いたい人の名前をどうぞ!

映司ちゃんでお願いします

>>422 了解です!

士「金曜の夜だからか、学生もいるな……」

ちらほらと、ゲームセンターやカラオケから、
学生たちが出てくる姿が見受けられる。

士「……ん? あれは……」

パンツ女……もとい、映司だ。
黒塗りの車から降りてきたようだが……


1 声をかけてみる
2 黙って観察(同時に判定)
3 自由安価

安定策1

百合ハーレムの響きは素晴らしいが失敗するとBAD直行しそう

>>424 1 石橋を叩いて渡るのはいいことです!


士「おい、そこのお前」

映司「ん? あっ、シンプルな黒の!」

「……では、また」

映司「はい。お世話かけます」

「いえ」

車のドアが閉まり、エンジンがかかる。
映司が一歩引いて軽く会釈すると、
車はそのまま走り去っていった。

士「今のは……」

映司「お世話になってる人なんです。
   ところで、わざわざ声をかけてくれたってことは……」

夜の闇の中でも、瞳がキラリと光ったのが分かる。
かと思うと、肩を掴まれた。

映司「一緒に、素敵なパンツを探す気になったんですね!」

士「いや……」

映司「さあさ、行きましょう!
   あ、自己紹介まだでしたね。
   私、火野映司といいます」

士「俺は門矢士だ。……本当に行くのか?」

映司「はい! あ、お金、何なら私が出しましょうか?」

何というセレブ発言。


直後判定 士ちゃんに似合う下着は……

セイヤーッ

>>427 8 ヤッター!!
>>425 士ちゃんの時なら恋愛抜きでハーレム形成できるのでワンチャン……

――ランジェリーショップ


映司「これなんてどうですか?」

士「いや……俺は別に」

店員「きゃー! レースがたっぷりで素敵ですよぉ!
   彼氏さん、ドキドキしちゃいますねえ」

士「……」

まあ、確かに女らしい格好ではないんだが。
それにしても、失礼な店員だな。

映司「ふふ、この人の下着を見てるんですよ」

店員「え? あ……申し訳ございませんでした!
   あの、その」アタフタ

映司「門矢さん、かっこいいですからね。
   うーん、こういう攻めてるデザインはどうでしょう?
   あっ、試着してみます?」

士「うわっ、何だこれ、透けてるぞ……
  もはや下着じゃないだろ」

映司「こんなのもありますよ」ヒラヒラ

士「布はまともだが柄がまともじゃない!」

映司「とにかくはい、試着室に入る!」

士「おい!」

――試着室


士「……」ムスッ

何故こうなる。
そもそも俺は、下着なんてシンプルなものでも十分だ。
俺自身の魅力の前には、下着など些事……

映司「これをどうぞ」

士「……一つだけだからな」

映司「ええ、勿体ない! 門矢さんは美人ですし、
   スタイルもいいから絶対にいろいろ似合いますよ」

士「お前はパンツ一つに情熱をかけすぎだ」

映司「いえいえ、パンツ、大事ですよ。
   ほら、これなんてどうです?
   お揃いのブラジャーもありますよ」

手渡されたものを眺めてみる。
まあ……デザインは悪くない。

サイズも……まあ……合っている。
……試着してみるか?

映司「試着、してみません?」

士「……一応」

映司「はい!」

パンツの試着はできないので、ブラジャーを試してみる。
……ま、俺には何でも似合う。
当然と言えば当然だが、なかなか……

映司「どうですか!?」ガラッ

士「ひっ、おい、開けるな!!」

焦って変な声が出ただろうが!

映司「すみません、つい」シャッ

カーテンを閉めたのはいいが、
何故映司まで中に入ってるんだ。

映司「やっぱり、よく似合ってます。
   女の子らしくて、ちょっとセクシーで、素敵ですよ」

士「当然だ。……それで、これはいくらするんだ」

映司「あ、いいですよ。
   私が払いますから」

士「何……?」

映司「何だか、門矢さんのこと、放っておけなくて。
   知り合いに似た雰囲気があるっていうか……
   それで勝手にしゃしゃり出ちゃっただけですから」

士「しかし、お前にメリットがないだろ」

映司「こうやって誰かと買い物するのって、楽しいでしょ?
   この時間だけで充分です!」

士「……そこまで言うなら、そういうことにしとくか」

映司「はい!」


映司から友好を獲得

――夢の中


ポッピー「士、どんな下着だったの!?」

士「何だお前、春先によく出没する変態か?」

ポッピー「だってぇ、ポッピーには、
     規制がかかって見えなかったんだよ~」

士「下着はアウトなのか……」

ポッピー「うう~気になるよお!」

【五日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:友好
如月弦太朗:――

操真晴人:友好
葛葉紘汰:普通

泊進ノ介:――
天空寺タケル:友好(小)

光夏海:友情
小野寺ユウスケ:友情

海東大樹:??

なんか予想以上に下着イベントが長くなりましたが、
本当に、単純に>>1
「フゥー!女の子らしい下着に興味のある士ちゃん最高ー!!」
とか思ってただけです。すみません。


それじゃあ六日目いきましょう。

【六日目・朝】

――自室


朝だ。
結局あのあと、いくつか下着を買って帰ったが、
夏海は中身を見てひっくり返るほど驚いていた。

まさか本当に……とか呟いていたが、
あれはどういう意味だ。


1 散歩に出かける
2 部屋に残る
3 自由安価

あえての2

>>435 2 こういうのもありですよね


ユウスケ「……夏海ちゃん、どうかした?」

夏海「え、あ、いいえ! 何でもないです!」

ユウスケ「そう?」

夏みかんは何をぼうっとしてるんだ?
おかしな奴め。


直後判定
1 何もなし
23 ユウスケ
45 夏みかん
67 三人で遊ぶ
8-0 ???

エキサイエキサイ

>>437 8 たーかーなーる


士「あっ」

昨日持ち帰った買い物袋を蹴ってしまった。
当然、中身が散らばる。

士「片付けておくか……」


直後判定
奇数 ユウスケ
偶数 夏みかん

ほい

>>439 9 これはユウスケ爆発の危機


ユウスケ「え、え、それ」

士「どうした」ヒラッ

ユウスケ「ちょ、見せるな仕舞え!」

ふむ、ユウスケには刺激が強すぎたか。
……夏海の姿がないが、散歩にでも出たのか?

士「夏みかんは?」

ユウスケ「え? ああ、ちょっと冷静になりたいって」

士「あいつ、昨日の夜からちょっと変だぞ」

ユウスケ「士の方が変だろ……何かあったのか?」

士「?」

ユウスケ「その……それだよ、それ。
     そういう、女の子らしいの……」

士「俺は女だ。何も問題ないだろ」

文句のつけようがない正論だと思うんだが、
どうにも納得がいかないらしい。

ユウスケ「やっぱり……男が……?」

士「何をブツブツ言ってるんだ」

ユウスケ「士が……けがされる……」

士「は?」

どうしたんだこいつは……
何を勘違いしているのか知らないが、
一応、声をかけておいてやるか。


1 安心しろ(同時に判定)
2 どういう意味だ?
3 自由安価

↓場合によってはユウスケが爆発します

2(^^)

>>441 2 (^^)b


士「どういう意味だ? けがされるって」

特に悪い付き合いをしているわけでもないんだが。
体育座りしたユウスケの傍に座って尋ねてみる。

ユウスケ「へっ? あ、あのー……それは……」

士「何を赤くなってるんだ」

ユウスケ「い、言わせるなよー、そんなこと。
     お前、分かっててやってるだろ!」

士「何を」

ユウスケ「え……まさか本当に分かってない?」

ずい、と近づいてきたユウスケの目は、
若干怖くなるくらい真剣だ。

士「……」

ここでどう答えるかは、相当重要な気がしてきた……
さて、どうしようか。


1 実は分かってる(大嘘)
2 分かってない(素直)
3 ……(コンマ神に任せる)
4 自由安価

3
もうどうにでもな~れ

>>443 3 判定0 ……0!?
ユウスケ……ばくはつしろ……


士「………………」

下手なことは言わない方がいいだろう。
というか、ポジティブなユウスケのことだ。

黙っていればいいように解釈するだろう。
きっと。

ユウスケ「……俺には言えないのか?」

少し寂しそうな顔をされて、急に罪悪感がわいてきた。
しかし、何を言えば納得するのかが分からない。

結局、黙ったままでいると、ユウスケに肩を掴まれた。
加減はしているようだが、少し痛い。

ユウスケ「お前が遠くに行っちゃうような感じで、
     なんか……怖いんだ、俺」

士「俺は俺だ。何も変わらない」

ユウスケ「でも、毎晩出掛けてるだろ。
     誰と付き合ってるのか知らないけど……」

士「付き合って……?
  いや、俺はただ、散歩していて出会った奴とだな」

適当に話をしたり、
……と続けたかったのだが。

ユウスケ「はあ!?」

ものすごい顔をしたユウスケの勢いに圧されて、
思わず口を閉じてしまった。

ユウスケ「……最悪だ」

士「何だと。聞き捨てならないな」

ユウスケ「だって、そういうのは……
     相手を一人に決めてだな……」

士「じゃあ何だ? 俺に毎晩お前の相手をしろと?」

ユウスケ「何を言ってるんだ!?」

士「うるさい、耳が痛い」

どうしてほしいんだ、こいつは。
俺と遊べなくて寂しいとか、そういう次元の話じゃないのか?

ユウスケ「士は、俺でもいいのか……?」

士「ん、まあ……お前のことは、
  それなりに、気に入ってる」

……改めて言うと少し気恥ずかしいな。
何となく、視線をさまよわせてしまう。

ユウスケ「……じゃあ、今」

士「今?」

ユウスケ「できるのか、俺の相手」

士「? ああ」

というか、今まさにしてないか?
そう言いたかったが、もごもごとまともな言葉にならなかった。

これは……いわゆる……
キス、というやつだな。

士「お前、下手だな」

混乱した頭に浮かんできた言葉は、それくらいだった。
たぶん、それが最後の引き金を引いたんだろう。
俺がユウスケの立場でも、これはかなり頭にくる一言だ。

ユウスケ「士……」

ふう、はあ、と荒い息を繰り返しているユウスケを見上げて、
どうにもできずに固まるしかない。

全力で反撃すれば抜け出せないこともないのだが……
そうしてしまえば、何となく、面倒なことになりそうだ。
このままでも確実に面倒だが。

ユウスケマジ爆発しろ
\ダイナマッ!/

士「!? おい、ユウスケ?
  そこは、いわゆる、腰なんだが……」

ユウスケ「知ってる」

じゃあなんで腰なんて撫でてるんだ。
どうやらかなり混乱して、言動がおかしくなっている。
お互いに。

と、思っていたらまたキスされた。
おかしい。俺たちはこういうことをする関係では――

士「んんっ」

脇腹を撫でられて、変な声が出た。
……おかしい。こういうのは、俺らしくない。

士「ひっ」

太腿を撫でられた。
あまり経験のないことだったせいで、またしても変な声が。

士「……え?」

おかしい。これはおかしい。
どうしてシャツをたくし上げるんだおいこらユウスケ!

ユウスケ「こういうの、着けてるのか……」

真新しい下着を眺められて、どうしてだか鼓動が速くなる。
指先が強張るこの感じ、緊張しているのだろうか。

ユウスケ「……うん、見事に何もない」

士「は? あ、うっ」

失礼な奴だな。と言いたかったが、言えなかった。
……そこを触るのはまずいんじゃないか!

士「ゆ、ユウスケ……これは、よくない、と思うぞ。
  その……んっ」

口を塞がれた。口で。
マウストゥマウスだ。……駄目だ、変に慣れてきてしまった。
順応しつつある自分がいる。

>>449 既に映画で爆発してるんで許してやってください……


何となく、こわい。
何がこわいのかも分からないが。

士「……お、おい、なんで、外してるんだ!」

下着を脱がされつつあることに気付いて慌ててみたものの、
時すでに遅し。

さらにはベルトにまで魔の手が迫っていた。
まさか下もか!?

士「うう……」

ユウスケ「……士?」

手が止まった。
怒っている様子だったユウスケが、心配そうな顔をしている。

ユウスケ「本気で嫌なら……もういいよ」

この世の終わりみたいな顔をしながら言う言葉か?
くそっ、これじゃあ俺が悪者だ。

士「嫌じゃないぞ、別に……」

こう言うしかないだろうが!
やけくそ気味な言葉は、ユウスケを奮い立たせたらしい。

……全てが終わった時、ようやく何が起こったのか理解した。
これは、非常に、まずいのではないだろうか!

【六日目・昼】

――自室


ユウスケ「すみませんでしたぁ!!」

勢いよく土下座された。
丁度好いので足置きにでもしておくか。

あの後、まあ……いろいろと……
ひどい目に遭わされた後、誤解は解けた。

しかし、なんというか……
俺のことをそういう目で見る奴がいるとは。

士「夏みかんは外で昼飯らしいぞ」

ユウスケ「あっ、じゃあ俺、何か用意するから……」

士「美味い肉でも食いたいなあ」

ユウスケ「買って来るから!! 何にする!?
     ロース? ヒレ? サーロイン?」

士「とりあえず高い肉」

ユウスケ「わかった! 行って来る!」

さて、静かになった。
……腰とか諸々が少し痛い。

夏海が出掛けているのは幸運だった。
何か、部屋の様子が違うことに気付かれずに済む。

ユウスケが帰って来たら完璧に片付けさせよう。
今日の昼は……


直後判定 昼行動は可能かどうか
色んな意味でのダメージ -1

おれたちの士ちゃんが…

>>453 4-1=3 ゲームの世界だからノーカンですよ……はは……


ユウスケ「あの……責任取るから……」

士「まあそう重く考えるな。
  俺が魅力的過ぎてつい魔が差したんだろ」

ユウスケ「あのなあ、茶化すなよ」

士「別に、お前は今まで通りでいい。
  俺には俺のやることがある」

どうせ、次の周にはなかったことになっているんだ。
気にしすぎるのも馬鹿馬鹿しい。

……まあ、いろいろと、衝撃的な体験ではあったが。

【六日目・夕方】

――自室


そろそろ動けそうだ。
さすがに気まずいのか、ユウスケも出掛けたことだ。

俺も出掛けてもいいんだが……


1 街をうろうろ
2 自室で休む
3 自由安価

↓そろそろ眠いので寝ます。もしかしたら明日も来るかもしれません!
 それじゃあおやすみなさい!

ユウスケエンドって今まであったっけ…
1

おはようございます!朝から元気!
>>456 1 ありませんでしたねー


よし、街を歩いて気分転換だ。
さっさと忘れるに越したことはない。


直後判定
1 誰にも会えず
23 お馬鹿と占い師
45 先生と……
67 オレンジ!
89 霊感少女
0 自由安価

神様ー!

>>458 9 神様パワーすごい……

――街


飲食店の立ち並ぶ通りに来た。
スイーツ、肉、イタリアン、カレー……

昼食には遅く、夕食には少し早い時間だが、
どこもそれなりに繁盛している様子だ。

……ん? あそこにいるのは……タケルか。
小さい子どもを連れて、どうしたんだろう。

タケル「大丈夫、お母さんはすぐ見つかるよ」

女の子「うっ、ぐすっ……ほんとう……?」

タケル「うん! だから、泣かないで。
    そうだ、キャンディー食べる?」

女の子「……おいしい! おねえちゃん、ありがとう!」

タケル「そうそう、笑ってた方がいいよ。
    その方が絶対にかわいいもん」

女の子「えへへ……」

ほのぼのとした光景だ。
何となく眺めていると、少女の母親と思しき女性が、
血相を変えて走って来た。

母親「ああ、よかった! あの、ありがとうございます!」

タケル「いえ、私も楽しかったですから!
    じゃあね」

女の子「うん! ばいばーい!」

タケル「ばいばい! ……本当、よかった」

去っていく親子を見つめるタケルは、
よかった、と言っている割に、少し寂しそうに見える。

士「おい、タケル」

タケル「え? あ、門矢先輩!」


1 一緒に夕飯でもどうだ(同時に判定5-7だと……)
2 どうかしたのか(同時に判定)
3 自由安価

タケルちゃんは妹属性かわいい
1

>>460 1 判定6 皆に可愛がられてる感じ、いいよね……


士「一緒に夕飯でもどうだ」

タケル「わあ、いいんですか! あ、でも……
    一応、家に連絡しますね」

士「お前、寮じゃないのか?」

タケル「はい。いろいろ、家でやらなきゃいけないことがあって」

そう言いながらスマホを取り出したタケルが、
電話の向こうに夕食を食べて帰ることを伝える。
しかし……どうにもすんなり話がまとまりそうにない。

タケル「だから、大丈夫だって。学校の先輩!
    違うよ、女の人! ……えー? ちょっと待って……」

何だか申し訳なさそうな顔で振り返ったタケルに、
今日は無理だろうか、と思ったのだが。

タケル「あの……私の幼馴染が一緒でも、いいですか?」

士「まあ、構わないが」

うまく言い包めてそいつに奢らせるっていうのもアリだな。
しかしタケルの幼馴染か……どんな奴だろうな。

タケル「それじゃあ、お店で集合ってことにしましょう!
    どこに入ります?」

士「そうだな……」


直後判定
十の位 タケル→マコト
一の位 マコト→タケル
妹のような存在 -1

ほい

>>462 十の位 8 一の位 5-1=4
タケルちゃんの片想いだ!?

――ファミレス


結局、ファミレスに入ることにした。
こういう店の味も馬鹿にならない。

タケル「何にしようかな~♪」

瞳が輝いている。
こういう素直なところが、どうにも子犬のようで可愛い。

タケル「……あ、来た来た!」

ぴょこんと立ち上がったタケルが手を振ったのに応えて、
長身の男がこちらの席へ歩いてきた。

タケル「マコト兄ちゃん、この人が門矢先輩」

士「門矢士だ。お前が深海マコトだな」

マコト「ああ、タケルが世話になっている」

そう言って、マコトはさり気なくタケルを隣の席に押し込んだ。
……うん、見るからに過保護そうだ。

タケル「……えっと、何食べる?
    これ、メニュー」

一瞬だけ、恥じらうような顔をしたタケル。
またこれか。片想いパターンなのか。

マコト「そうだな……タケルは何が食べたいんだ?」

タケル「私は、こっちとこっちで迷ってて……」

マコト「なら、半分ずつ食べればいい。
    門矢、注文は決まっているか?」

士「ああ。とっくに決めてる」

マコトが来る前に、度々どういった人物かタケルが説明していたが、
確かに面倒見のいい兄ポジションなのだろう。
初恋の相手としてはテンプレともいえる。


タケルから友好を獲得

【六日目・夜】

――街


そろそろ帰らないと、と言うタケルを、
マコトが送っていく形で二人と別れた。

マコトにとってのタケルが妹のような存在である以上、
あれ以上の関係は望めない気もするが……

まあ、俺には関係ないか。


1 街をうろうろ
2 寮に帰る
3 自由安価

1

>>465 1


まだ帰る気にはなれないし、
街を歩いてみよう。

少し肌寒いが……
この程度で風邪を引いたりはしないだろう。


直後判定
1 誰にも会えない
23 弦ちゃんと……
45 翔一ちゃんと不器用さん
67 ケンジャキ!
89 ドーナツ!
0 自由安価

とう!

>>467 3 セコムが出てしまった……


士「……」

あのリーゼント頭は間違いなく……弦太朗だ。
というか、弦太朗以外にあんなのがいてたまるか。

何やら、毛糸の入った紙袋を抱えているが……
あいつが手芸をするとは思えないし、お使いか?

「弦太朗、こんなに買っても使わないだろう」

呆れた顔で隣を歩いているのは……確か、メテオ。
朔田流星だったか。

弦太朗「失敗するかもしれないし、
    余ったら別のことに使えばいいだろ?」

流星「それもそうだが……使う当てはあるのか?」

弦太朗「うーん」

流星「ないんだな。やれやれ」

ころり、と毛糸玉が一つ転げ落ちたことに、
二人は気づいていないらしい。
届けてやるとするか……


直後判定
十の位 弦太朗→流星
一の位 流星→弦太朗

へい

>>469 女の子の片想い多すぎィ!!
よって弦太朗→流星のみ好意あり


弦太朗「あ、そうだ!
    マフラーを編んだらいいんじゃないか?」

流星「いくつ編むつもりなんだ?」

弦太朗「私のだけじゃなくて、皆の分を編む!
    もちろん、流星にも――」

士「おい、落としたぞ」

弦太朗「ん? あ、私の毛糸!
    ありがとな!」

流星「持ちきれないなら少し持つぞ」

弦太朗「おう、頼む」

士「俺も持ってやろうか」

弦太朗「え? いいのか?」

流星「せっかくですが、ご迷惑でしょうし……」

士「あっちの寮に帰るんだろ。俺もだ。
  ついでだし、気にするな」

弦太朗「同じ学校だったのか! なら、私のダチだな!
    私は如月弦太朗、よろしくな」

流星「朔田流星です。俺たちは一年なんですが、あなたは?」

士「門矢士、二年だ」

流星「それじゃあ、先輩ですね。よろしくお願いします」

こうして、弦太朗たちと一緒に寮まで帰った。
帰った時には、既に夏海も眠っていた。
……さて、明日からどんな顔でユウスケに会ったものか。


弦太朗から友好を獲得

――夢の中


ポッピー「こらー!
     プペポパピヨピヨハンマー!」

士「いてっ」ピコッ

ポッピー「このゲームは全年齢! 対象! なの!!」

言葉が途切れるのと同時に、ピコッ、ピコッ、と叩かれる。
地味に痛い。

ポッピー「もー! ちょっとズルだけど、
     記録を書き換えちゃおっかな」

士「そんなことできるのか」

ポッピー「うん。できるよ?」

士「俺の記憶は?」

ポッピー「たぶん、一緒に消えちゃう」

士「……ほう」


1 消す
2 消さない

ルート選択し直しってこと?

>>472 まあ簡単に言うとそんな感じです。
もちろん、今後ユウスケといちゃつくのもアリです。

というわけで、改めて安価

1 消す
2 消さない

もうちょいイチャつかせて
2

>>475 2 ユウスケに春が来た……!


士「消さなくていい」

ポッピー「え? でもでも~……」

士「プレイヤーは俺だ。どう行動しようと自由だろ」

ポッピー「そうだけど……じゃあ、消さないよ?」

士「ああ」

ポッピー「……よし! 気分、切り替えていこ!
     今日のリザルト、いっくよ~!」

【六日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:友好
如月弦太朗:友好

操真晴人:友好
葛葉紘汰:普通

泊進ノ介:――
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

【七日目・朝】

――自室


士「ユウスケは?」

夏海「自分の部屋で食べるそうです。
   なんだか珍しいですね?」

士「あの馬鹿……」

夏海「?」

さて……今朝はどうする?


1 街に出る
2 部屋に残る(同時に判定)
3 自由安価

2

>>479 2 判定5


夏海「それでは、私は出掛けてきますね。
   士くん、今夜くらいは家にいてもいいんですよ」

士「気が向いたらな」

夏海「もう……あ、それと。
   もしよければ、ユウスケの様子を見てあげてください。
   何だか、元気がなさそうなので」

士「そっちも気が向いたらな」

夏海「もう! それじゃあ、行ってきます」

士「ああ」

一人になった部屋で、カメラの手入れをしていると、
玄関の鍵が開く音がした。

夏海か? と思って視線を向けると、
ユウスケがぎょっとした顔をしていた。

ユウスケ「つ、士……出掛けてなかったのか……?」

士「ああ。特に用事もなかったからな」

ユウスケ「へ、へえ~……」


1 何しに来たんだ(同時に判定)
2 夏海なら出掛けた(同時に判定)
3 自由安価

1

>>481 1 判定6 セーフ!


士「何しに来たんだ」

ユウスケ「朝ごはん食べに……
     俺の部屋、何もなくてさ」

士「ああ……そういうことなら何か作ってやる」

ユウスケ「え?」

士「不満か?」

ユウスケ「いや……その……
     嬉しいけど……」

士「そうか」

卵も余っていることだし、
フレンチトーストでも作ってやるか。

ユウスケ「……あの、士」

士「何だ」

ユウスケ「やっぱり、なかったことにするのは……
     よくないよ」

士「……そういう話はせめて食べ終わってからにしろ」

ユウスケ「そうして先延ばしにしてたら、
     いつまで経っても話が進まないだろ!」

士「うるさい。こっちに集中させろ」

ユウスケ「俺、昨日からずっと考えてて……
     それで、まだちゃんと言ってなかったって気付いたんだ」

士「……何を」

ユウスケ「士。……俺、お前のことが、好きだ」


1 応えられない
2 ……(同時に判定)
3 自由安価

3でどこが好きなのか尋ねる

>>483 こういう質問もアリですね!


士「俺のどこが好きなんだ」

すかさず質問する。
もちろん、卵を溶く手は止めない。

ユウスケ「どこ……って」

士「……ないのか?」

ユウスケ「ある! 無愛想だけど本当は優しくて、
     一人で何でもできるって顔してるけど、
     実はけっこう寂しがりなところもあって……」

士「寂しがりは余計だ」

ユウスケ「それに、笑うと可愛い……と思う。
     俺、お前の笑顔が好きだ」

調味料を入れて、さらに卵をかき混ぜる。
フライパンを温めて、パンを卵に浸した。

……さて。
ユウスケが、返事を待っている。


1 ……決められない(同時に判定)
2 断る
3 自由安価

↓ユウスケの明日はどっちだ

…本当に、俺でいいんだな

>>485 士ちゃんがデレたーーー!!!


士「……本当に、俺でいいんだな」

ユウスケ「俺は、士でいいんじゃなくて、
     士がいいんだ!」

士「……そうか。ならもう、勝手にしろ」

バターを広げたフライパンの上に、
卵の染み込んだ食パンを並べていく。

ユウスケ「……士ぁ!!」ガバッ

士「!? ちょ、おい、危ない!」

ユウスケ「あ、ごめん! 怪我してないか!?」

士「してない。いいからあっちに行ってろ。
  出来上がったら持って行ってやる」

ユウスケ「うん、ありがとな。
     ……えっと、士?」

士「もう邪魔するなよ」

ユウスケ「しないって! そうじゃなくて、その……
     俺、本当にお前のこと好きだから、大事にする」

既に大事にできてない、というツッコミは無粋か。

士「あまり期待はしないでおく」

ユウスケ「そう言わずに!
     その……デートとか、いろいろしような!」

士「ふん……あまり調子に乗り過ぎるなよ」

その後、フレンチトーストはうまく焼き上がり、
ユウスケによって平らげられた。

【七日目・昼】

――自室


すっかり日が昇ってしまった。
ユウスケは部屋に戻って行ったが、
自分はどうしようか……


1 散歩
2 食べ歩き
3 自由安価

2

>>488 2


食べ歩きにでも出かけるか。
どこかでしっかり昼食をとってもいい。


直後判定
1 出会いはなかった……
23 オエージ!
45 進姉さんと……
67 猫舌
89 二人で一人の……
0 自由安価

あ…ありのまま 今起こったことを話すぜ!
『女の子を攻略していると思ったら逆に攻略されていた』
な…何を言ってるか(ry

>>490 8 ポルナレフパワーつええ!

――ファミレス


とりあえず何か食べようと思って、
結局ファミレスに落ち着いた。

休日の昼間ということもあって、
親子連れなどで賑わっている。

そんな中に知り合いの顔を見つけたので、
とりあえず様子を観察してみた。


直後判定

一週間で攻略と葉やりますねぇ!

>>492 0 ファッ!?


翔太郎「平和よねえ……あんまり無茶な依頼も来ないし」

フィリップ「基本的にペット探しばかりだからね。
      他には、落とし物を探してほしいとか」

翔太郎「ま、そういう小さな悩みを解決するのも悪くないけど。
    よりよい毎日を過ごしたいっていうのは、
    ささやかに見えてけっこう大事な気持ちよね」

フィリップ「君はどうなんだい?」

翔太郎「私? 私は充実してるわよ。
    そう言うフィリップこそ……その」

フィリップ「何?」

翔太郎「……寂しいとか、思わない?」

フィリップ「思うはずないよ。
      基本的に君と一緒だからね」

翔太郎「それなら、いいけど」

割と席が近いおかげで、
二人の会話が聞こえてくる。

仲が良いんだな、と思っていると、
振り返った翔太郎と目が合った。

翔太郎「士? 偶然ね」

士「そうだな。お前らはデートか?」


直後判定 クリティカル +1

マキシマムドライブ

>>494 00 嘘だろコンマ神


翔太郎「違うわよ」

フィリップ「僕たちは交際関係にあるわけではないからね」

翔太郎「そうそう!」

士「でも、同じ部屋に住んでるんだろ」

フィリップ「ちょっとした事情があってね」

翔太郎「この子、放っておくとまともに食事もしないのよ。
    だから仕方なくね」

士「学校でもよく一緒にいるよな?」

翔太郎「それは私たちが相棒だから」

フィリップ「二人で一人の探偵なんだから、当然だ」

士「……頑なな奴らだな」

この手の質問には慣れている、
とでも言いたげな受け答えがまた気に喰わない。

士「なら、相手に異性として魅力を感じたりしないのか?」

……おや?
この質問はすこし効いたらしい。

なんだか楽しくなってきた。
もう少し揺さぶって見よう。


1 どうなんだ?
2 本当は好きなんだろ
3 自由安価

↓さーてどっちが正解かな~

お互いそこそこモテるんじゃないのか?

>>497 さり気なくコンマが0だ……!?


士「お互いそこそこモテるんじゃないのか?」

翔太郎「……そうなの?」

フィリップ「さあ。よく分からないが……
      クラスメイトに告白されたことならあるよ」

翔太郎「そう……」

フィリップ「君はどうなんだい、翔太郎」

翔太郎「私は、まあ、ハードボイルドだし?」

フィリップ「答えになってないよ」

翔太郎「……モテないわよ! もう!」

フィリップ「それはよかった」

翔太郎「どういう意味よ!」

ぎゃん、と噛み付いてから、
ピタリと翔太郎が動きを止めた。

翔太郎「えっ、どういう……」

店員「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」

士「ん? ああ、このパスタとこっちのパフェだ」

店員「かしこまりました」

……しまった。
店員との会話に気を取られている間に、何かあったらしい。
二人が微妙に気まずそうな顔をしている。

士「どうした?」

フィリップ「僕が部屋を出ていくことになった」

士「何故そうなる!?」

展開が急すぎないか。
そして店員は間が悪すぎる。

翔太郎「……まあ、どっちにしろ来年からは一人だもの。
    私は卒業するんだし、今のうちに慣れるべきよ」

フィリップ「そうだね。……今までありがとう」

士「お、おい……」

どうしてこう、別れ話の後のような空気になるんだ……?

【七日目・夕方】

――街


引き留める間もなく、二人は去って行った。
藪蛇だったか……?

それとも、今からでもなんとかしてみるか……
いや、当事者がそれでいいなら放っておくべきか。


1 寮に戻る
2 街を歩く
3 自由安価

2

>>500 2


もう少し街を歩いてみよう。
誰か、知り合いに出会うかもしれない。


直後判定
1 誰にも会えない……
23 不運少女と紫の
45 オレンジとブドウ
67 宇宙キター!
89 霊感少女
0 自由安価

(押す音)

>>502 4 死……か……


休日の街に、突如悲鳴が響き渡った。
視線を向ければ、こちらへ駆けてくる男。
その手にはそれなりに高そうなバッグ。

「泥棒ー!!」

うん、わかりやすい。
ま、こちらへ来ることだし、捕まえてやるか……

「よっ、とぉ!」

士「!?」

何か今、頭上を……正確には、
すぐ傍の壁を蹴って、誰かが跳んだような。

そして、目の前で泥棒に飛び蹴りを喰らわせ、
バッグを取り返して胸を張っているような。

……というか、よく見てみれば紘汰だ。
相変わらず凄まじい身体能力だ。

紘汰「どうぞ!」

女性「ありがとうございます!」

持ち主にバッグを返し、泥棒は警察に引き渡され……
紘汰は道行く人々に拍手され、まんざらでもなさそうだ。

「紘汰さーん!」

そこへ走ってきたのは……
誰だったか、この少女。

紘汰「ミッチ! ごめんね、急に走り出しちゃって」

「いえ、そんな。とってもかっこよかったです」

紘汰「えへへ~そう?」


直後判定

オレンジ!

>>504 5 セーフ!


紘汰「あっ、そうそう!」

突然、振り返った紘汰が近寄ってくる。
そして、軽く頭を下げられた。

紘汰「さっきは頭の上を通っちゃって、ごめんなさい!
   怪我とかしてない……?」

士「ああ、そんなことか。何ともないから気にするな」

紘汰「そっか! よかった~」

……そういえば、スカートの中身はどうだったろう?
一瞬すぎて気にしている余裕がなかったが……

スカートに向かった視線に気付いたのは、
紘汰自身ではなくその連れだった。

「あの、何か?」

士「スカートでよく動くな、と思っただけだ」

紘汰「そりゃあ、スパッツ履いてるし――」

「こ、紘汰さん! 男の人の前で、そういう話は……」

またか。
まあ、慣れてはいるんだが。

士「俺は女だ」

二人同時に「えっ」と言って凝視してくる。
こういう反応にも、慣れてはいるが。

「す、すみません……」

紘汰「ん? んん? あー! そっかあ……
   えっと、門矢さんだっけ?」

士「……知ってるのか?」

知り合った覚えがないんだが。

紘汰「だって同じクラスだし。
   あ、私は葛葉紘汰! こっちはミッチ!」

光実「呉島光実です。
   失礼なことを言ってしまって、すみませんでした」

士「別に。慣れてるからな。
  俺は門矢士だ」


直後判定 紘汰からの矢印はないです
光実→紘汰 同性 -1

ソーダァ…

>>506 6-1=5 百合っ娘爆誕


紘汰「ていうか士、本当にかっこいいね」

上から下まで眺めまわされる。
……胸を見て残念そうな顔をするな!

紘汰「こういう彼氏がいたら、自慢できちゃうよね」

光実「えっ……?」

紘汰「あ、でもでも、貴虎もかっこいいよね!
   ああ、貴虎っていうのはミッチのお兄ちゃんなんだけど」

光実「え、その、兄さんは、やめておいた方が」

この狼狽えっぷり、余程兄に問題があるのか、
それともブラコンか?

光実「というか、紘汰さんに釣り合う男の人なんて、
   滅多にいないと思いますし」

……どうやら、そのどちらでもなさそうだ。

紘汰「そんなことないよー。
   むしろ私の方が月とスッポンのスッポンみたいな……」

光実「いえ、紘汰さんは本当に素敵ですから……!」

士「……まあ、小動物的ではあるな」

しかし、一般的には光実の方がモテそうだ。
清楚な雰囲気とか、漂う品の良さとか、そういう部分が。

紘汰「モテモテなミッチに言われてもなあ。
   私なんて、ぜんっぜんモテないし!」

士「お前、男と一緒になって馬鹿騒ぎするタイプだろ。
  だから女として見られてないんじゃないか?」

紘汰「えっ嘘!? そうなの……?」

光実「でも、そういう分け隔てのないところも、
   紘汰さんの魅力ですから!」

紘汰「そうかな? ふふ、ありがとね、ミッチ!」

単純な奴め。
まあ、そういうところも紘汰のいいところなんだろうが。


紘汰から友好(小)を獲得

【七日目・夜】

――街


紘汰と光実と別れ、街を歩いているうちに、
すっかり夜になった。

今夜はどう過ごそうか。


1 寮に戻る
2 街を歩く
3 自由安価

1

>>509 1


寮に戻って夕食にするか。
財布も軽くなってきたところだ。

少し支出を抑えるべきかもしれない。


直後判定
1 何もなし
23 夏みかんとユウスケ
45 新聞部員と占い師
67 ひとっ走り付き合えよ!
89 パンツお嬢様
0 自由安価

デスザクライシス!デンジャラスゾンビ!

>>511 5 これが神の力!


真司「あっ、士だ!
   おーい」

士「真司か。どうした?」

真司「見かけたから声かけただけだけど……
   そうだ、士も占ってもらうか?」

士「占い……?」

真司「そう、手塚に!」

じゃーん、と言いながら示された方向を見れば、
青年の姿があった。

手塚「城戸の知り合いか。
   なら、試しに一度、占ってみるか?」

士「占いか……当たるのか?」

手塚「ああ。俺の占いは当たる」

強い確信を持っていそうな一言だ。
ふむ……やってみるか。

手塚「一度外れたがな」

士「おい」

真司「へへ……」

何故そこでお前が照れるんだ?


1 占ってもらう
2 やめておこう
3 自由安価

↓同時に判定
 十の位 真司→手塚
 一の位 手塚→真司

1

>>513 1 判定結果は……真司の片想い……


士「まあいい。占ってもらおう」

手塚「では、明日の運勢を見よう」

士「当たっていたらまた来てやってもいい」

手塚「ふ、そうか。
   では、始めるぞ」


直後判定
1 ベリーバッドデイ
2-4 何もなし
5-8 素敵な出会い
90 ラッキー……?

よっしゃラッキー!

>>516 2 ベリーバッドデイは回避したしラッキー!


手塚「……明日は特に身構える必要はないだろう」

士「当たったかどうか判別しづらい結果だな」

手塚「そうだな。
   また日を改めて占えば、結果も変わるだろう」

真司「残念だなあ。この間なんて、ものすごい結果だったのに」

士「ものすごい……?」

真司「不良に絡まれるも運よく突風が吹き、
   倒れて来た木材のおかげで逃げ切れる! とか」

士「当たったのか、それ」

真司「当たり前だろ!」

だから何故お前が誇らしげなんだ。

手塚「今日はそろそろ帰るとしよう。
   城戸、送って行く」

真司「え? お、おお!」

この嬉しそうな顔は……そういうことなのか……?
なら、俺がいては邪魔になるだろう。

士「じゃあな。気が向いたらまた来る」

真司「またなー!」

手塚「お前も気を付けろ。夜道は危ない」

――夢の中


ポッピー「とうとう士に恋人が……!
     リザルト画面にも注目してみてね!」

士「ところでお前、たまにエムとか言ってるが、
  どんな奴なんだ?」

ポッピー「士、永夢に興味あるの?」

とてつもなく話したそうな顔をしている。
こうなると聞きたくなくなるものだ。

士「いや、別に」

ポッピー「ええっ!? 聞いてよ~!」

士「さっさとリザルト画面を出せ」

【七日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:友好
如月弦太朗:友好

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:――
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

士「星がついてるな」

ポッピー「白い星は今恋人ってことで、
     黒い星はクリア済みって意味になるんだよ!」

士「そうか。珍しくまともにサポートしたじゃないか」

ポッピー「ポッピーはサポートキャラだもん、当然だよ!
     それでね、永夢はね」

士「さーて起きるか」

ポッピー「聞いてってば~!」


直後、起床判定

ほい

>>521 9 グッドな目覚め!

【八日目・朝】

――自室


朝だ。
夏海はまだ寝ているようだ。

どうせ、ユウスケも寝ているだろう。
さて、どうしよう。


1 散歩
2 登校
3 自由安価

2

>>524 2


早めに登校しよう。
こんなに早いと、人通りも少ないかもしれないな。

教室へ一番乗りというのも、有り得るかもしれない。


直後判定
1 誰にも会えない
23 剣崎と……
45 五代先生
67 ヴァイオリン少女
89 不運少女
0 自由安価

ダブルエーックス

>>526 4 どっちが本当の永夢なのやら

――廊下


五代「早いね、門矢さん」

士「そっちこそ、早いな」

五代「授業の用意とか、意外と忙しいんだよ?」

士「ご苦労なことだな」

五代「今日は日直か何か?」

士「単に早く目が覚めただけだ」

五代「そっか。早起きは三文の徳!
   何かいいことあるといいね」


直後判定

ほい

>>528 2 まあ、こういう時もある……


五代「それじゃあ、今日は居眠りしないようにね」

士「どうだろうな」

五代「じゃ、またね」

五代は職員室の方へ歩いて行った。
授業の用意があるとのことだし、
邪魔するわけにもいかないだろう。


直後判定
1 何もなし
23 音楽室
45 廊下
67 体育
8-0 購買

ぴゃ

>>530 6

――グラウンド


ジャージに着替え、適当に準備運動をこなす。
今日は何をするんだろうか。


直後判定
1 何もなし
23 バナナオレンジ!
45 たっくん!
67 響鬼先生
89 晴人
0 ???

ほう

>>532 4


テニスをすることになった。
それも、ダブルスだ。

誰と組もうか……と悩んでいると、
近くを巧が通りかかった。

丁度いい。

士「巧、ダブルスの相手はいるか」

巧「ん? ……ああ、士か」


直後判定

とぉ

>>534 4 惜しい……


巧「悪いけど、先約があるんだ。
  他を当たってくれ」

士「そうか。じゃあな」

巧「ああ。……次は組んでやってもいい」

少し申し訳ないと思っているのか、
そう言い残して巧は去って行った。

仕方ない、適当にクラスメイトを捕まえるか。

【八日目・放課後】

――2-D


さて、今日の授業も終わったことだ。
これから何をして過ごそうか。


1 街を歩く
2 寮に戻る
3 自由安価

2

>>537 2


今日は早めに帰るとするか。
道すがら、誰かに出会うかもしれないな……


直後判定
1 誰にも会えず
23 ユウスケ&夏みかん
45 進姉さんと……
67 翔一ちゃん
89 オエージ!
0 自由安価

変身!

だめだ……ねむい……
というわけでおやすみなさい!
次に来るのは土曜か日曜だと思います。
それでは、また会いましょう。

なんか久しぶりに見たら復活してて吃驚

土曜か日曜に来ると言ったな。
すまんありゃ噓だった。
姉ちゃん! 土曜って今さ!

というわけで>>1です。
金曜の夜だけど来ました。
人がいるとイイナー。

>>542
お久しぶりです。生き返りました。

では、続きをやっていこうと思います。

>>539 4 進姉さん!

――寮・エントランス


寮まで帰ってきた。
エレベーターで自室のある階まで登ろう。

さて、「閉」ボタンを押して……

「ちょっと待った!!」

士「!」

まずい、扉は閉まりつつある。
今から「開」を押して間に合うか……?


直後判定

ほい

>>546 9 間に合った!


……何とか間に合った。
全速力で駆けてきた生徒たちが乗り込んでくる。

「あ、ありがと……はあ。
 間に合ったあ……」

一見すると男子生徒二人組、だが……
よく見れば片方は女子だ。

しかも、見覚えがある。
以前、街角でぶつかった……進ノ介だ。

進ノ介「あれ、どこかで見たような……?」

向こうもその時のことを覚えているらしい。
連れの男子生徒は、確かマッハ――詩島剛だったか。

剛「進姉さん、知り合い?」

進ノ介「知り合いっていうか……見覚えがある。
    どこかで会ったっけ?」

士「数日前に一度、帰り道でな」

進ノ介「……あ! あの時の!」


直後判定
十の位 進ノ介→剛
一の位 剛→進ノ介

ほい

>>548 剛の片想いだ!?


剛「なになに? 何かあったの?」

進ノ介「いやあ……ちょっとぶつかって」

剛「へえ、大丈夫? 怪我しなかった?」

進ノ介「ああ、それは見ての通り大丈夫だ」

剛「それはよかった。で、そっちの……お姉さんは?」

おい何でちょっと言葉に詰まった。
今はちゃんと制服のスカートを履いてるだろうが。

士「俺は頑丈なんでな」

剛「……俺?」

再びスカートを見られる。
次に顔。……胸を見て首を傾げるな!
むしろお前の隣にいる奴の制服に疑問を持て。

士「……一つ言っておくが、俺は女だ。
  門矢士、二年。何なら学生証も見るか」

進ノ介「いや、そこまでしなくても……
    っていうか、スカートの時点で分かるから」

剛「それでも男に見えるくらいかっこいいよね~」

進ノ介「こら! あ、その~……
    私は三年の泊進ノ介だ。
    こっちは友達の弟で、剛っていって」

剛「ちなみに俺、一年ね。
  ところでお姉さん、モデルとか――」

チン、と音が響いて、扉が開く。
あ、と声を上げて、剛が進ノ介の手を取る。

剛「進姉さん、急ぐよ!」

進ノ介「ああ! すっかり忘れてた!
    じゃあな、士!」

士「あ、ああ……」

嵐のような奴らだったな。
……この格好でも、男に見られるか……


進ノ介から友好(小)を獲得

【八日目・夜】

――自室


胸……胸が足りないのか……?
いや、しかし問題はそれだけでは……

夏海「士くん? どうしたんですか」

士「……別に」


1 さっさと寝る(起床判定+1)
2 街を歩く
3 自由安価

1

>>553 1


士「俺はもう寝るぞ」

今日のことは忘れて、明日に備えるとしよう。
夢の中でポッピーといろいろ話すのもいい。

夏海「もうですか?
   今日は早いですね」

士「別にいいだろ」

夏海「そうですね、毎晩歩き回るよりはずっといいです」

夜の散歩といっても、特に危ないこともないので、
何も咎められる理由はないんだが……

反論するのも面倒なので、まあいいか。

――夢の中


ポッピー「片想いしてる人、多いね!
     なんだかドキドキしちゃうよ~」

士「そうか?」

ポッピー「あのね、あのね!
     片想いしてる人を応援してあげると、
     ちょっといいことがあるかも……だよ?」

士「具体的には?」

ポッピー「それは……あんまり言えないけど……」

士「つまり特にメリットはないんだな」

ポッピー「そんなことないよ! も~!
     永夢なら信じてくれるのに~!」

士「じゃあ言ってみろ」

ポッピー「あのね、おまけモードで遊ぶときに……なんと!
     カップル成立した二人のデートが遊べちゃうの!」

士「おまけモード……?」

ポッピー「……あっ、これ、ちゃんとしたゲームじゃないんだった……」

士「つまり何の意味もないんだな」

ポッピー「うう……たぶん……」

【八日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:友好
如月弦太朗:友好

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好(小)
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

ポッピー「でも~……やることがないなら、
     カップルにしてあげてもいいんじゃない?」

士「気が向いたらな」

ポッピー「そればっかりなんだから」

士「さっさと次の日に行くぞ」

ポッピー「もう、分かったよー」


直後判定 +1

ほい

>>558 6+1=7

【九日目・朝】

――自室


よし、今日は早く目が覚めた。
朝の時間を有意義に過ごせそうだ。


1 早めに登校
2 朝の散歩
3 自由安価

1

>>560 1


軽く朝食を済ませ、制服に着替える。
よし、行くか。


直後判定
1 何もなし
23 ヴァイオリン親子
45 天道と……
67 不運少女
89 探偵少女
0 自由安価

>>562 4 天道ちゃんは両想いになれるのか

――グラウンド


士「天道?」

天道「……門矢か。早いんだな」

士「早く目が覚めたからな。
  お前こそ、こんな朝からグラウンドでどうした」

天道「知り合いがいたから、少し見ていた。
   それだけだ」

士「……ほう」

そういえばこいつ、
好きな奴がいるような素振りを見せていたな。
もしや、その知り合いを見ていたのでは……

「おーい、天道!」

声の聞こえた方向を見れば、
野球部の男子生徒がこちらへ駆けてくる。

天道「くっ、タイミングの悪い奴だな……」

士「成程」ニヤニヤ

天道「……聞かれる前に答えておいてやるが。
   奴の名前は加賀美新。同学年、野球部。以上だ」

士「そうかそうか」


直後判定
加賀美→天道

キャストオフ

>>564 1 ???(理解の追いつかない音)


加賀美「お前、毎朝よくこんな時間に来るよな」

士「毎朝か、そうか」

加賀美「あれ? この人は……?」

天道「門矢だ。おい、少し来い」

士「引っ張るな」

腕を掴まれ、連行されるような形で歩かされる。
加賀美に声が届かないくらいの距離で、
ようやく天道が立ち止まった。

天道「余計なことは言うな」

士「俺はまだ何も言ってないぞ」

天道「いいから放っておけ。
   あいつはあれでいい」

天道なら、何が何でも我が物にしそうだと思ったが、
どうやら違うらしい。

士「あいつにその気はないのか?」

天道「ない」

士「……俺から見ても、お前はそれなりにいい女だが」

天道「誰の目から見てもそうだが、
   恋愛っていうのはそう簡単な話じゃない」

士「……まあ、そうだな」

俺を異性として見ている物好きもいるくらいだ。
そこは否定できない。

天道「とにかく、これ以上首を突っ込むな。
   じゃあな」

天道は去って行った。
どことなく、その背中は寂しそうだ。
……放っておくべきなんだろうか?


直後判定
1 ???
23 地理
45 廊下
67 プール
8-0 購買

とぉ

>>566 9 高コンマだ……

【九日目・昼】

――2-D


昼になった。
適度な空腹感を感じつつ、席を立つ。

今日の昼は何にしようか……


直後判定
1 誰にも会えず
23 ドーナツと……
45 たっくん!
67 弦ちゃん
89 霊感少女
0 自由安価

眠い……そろそろ寝ます。
また明日来れたら来ます!
おやすみ!

セイヤー

おはようございます!腹が痛い!!
とりあえず進めて行きますが、
間が空いたら苦しんでるんだと思います。

>>569 7 弦ちゃん!

――食堂


弦太朗「よっ、士!」

士「なんだ、お前か」

弦太朗「一人なのか? だったら私と一緒に食べようぜ!」

返事を聞かずに隣に座られた。
まあ……いいか。

多少うるさいものの、
気になって食事できない程ではない。

弦太朗「やっぱりダチと食べる昼飯はうまいな!」

士「それはよかったな」


直後判定
1-4 特に会話なし
5-8 会話のチャンス
90 ???

宇宙来い!

>>571 8 キター!


弦太朗「ごちそうさまでした!」

行儀良く手を合わせて元気にそう言うと、
弦太朗がこちらに向き直った。

丁度食べ終わったところだし、
少し付き合ってやるか。

弦太朗「なあ、士って部活は?」

士「入ってない」

弦太朗「好きなこととかないのか?」

士「部活に入らなくてもできるからな」

カメラとか、いろいろ。
それにこの学校の部活は、まともな気がしない。

弦太朗「趣味があるのはいいことだよな!
    私も編み物を始めたんだけど、難しいんだよなー」

弦太朗と……編み物……?
以前も毛糸を持っていたり、予想できなかったわけではない。
だが、何と言うか……似合わないな。


1 素直に「似合わない」と言う
2 何を作るんだ?
3 自由安価

2

>>573 2


士「何を作るんだ?」

弦太朗「あみぐるみだ!」

士「あみ……」

弦太朗「編み物で作るぬいぐるみのことだぜ。
    ユウキっていうダチにプレゼントだ」

士「初心者には難しいんじゃないのか?」

弦太朗「おう。だから毎晩練習してるんだ。
    けっこう上達したんだぜ!」

士「へえ……」

弦太朗「そうだ、士もやってみるか?」

士「編み物をか?」

弦太朗「あみぐるみ以外にもいろいろ作れるし、
    誰かにプレゼントしたら喜ぶだろ?」

士「……」

編み物か……
まあ、俺ならできるだろうが。
やってみるか?


1 やる(夜の行動が固定)
2 やらない
3 自由安価

1

>>575 1


士「やってやるか」

弦太朗「なあなあ、誰に作るんだ?」

士「……」

そこは特に考えていなかった。
というか、何もプレゼントが全てではない。

士「自分用でもいいだろ」

弦太朗「そりゃそうだけど。
    やっぱり、ダチの喜ぶ顔を思うと楽しいし」

士「お前はそうなんだろうな」

弦太朗「俺には分かるぜ! 士も友達想いだろ?」

士「どうだろうな」

弦太朗「へへ、照れんなよー」


弦太朗から友好(大)を獲得

【九日目・放課後】

――2-D


ようやく退屈な授業が終わった。
さて、出掛けるか、それとも寮に戻るか。

毛糸や編み物の道具は、
余っているからと言って弦太朗に渡されたので、
新しく買い足す必要もないだろう。


1 街をぶらぶら
2 寮に戻る
3 自由安価

1

>>578 1


街を歩いてから帰るとしよう。
何か、面白いものでも見つかるだろうか。


直後判定
1 何もなし
23 オエージ!
45 真司と占い師
67 響鬼先生
89 ひとっ走り
0 自由安価

トップギアだぜ

>>580 4

――街


士「またお前らか」

真司「おっ、士!」

手塚「占って行くか?」

こいつの占いの腕はそれなりなんだろうが……
どうしようか。


1 占う
2 占いはいい
3 自由安価

1

>>582 1 うまくいくといいことありますからね!


士「占ってもらおうか」

手塚「では、料金をいただこう」

士「!?」

金をとるのか!?
ここは知り合いだからタダでいいとか、
そういう場面じゃないのか。

手塚「そう焦るな、冗談だ」

士「冗談に聞こえなかったぞ……」

真司「まあまあ、いいから占ってもらえよ」


直後判定
1 ベリーバッドデイ
2-4 何もなし
5-7 いい日になりそう
89 よっしゃラッキー!
0 ラッキー……?

くっつけたりもしたいけど難しそうだな

>>584 6 割といい結果!
特定のカップルを狙い撃ちすれば一組くらいは……


手塚「……成程。明日はいい日になりそうだな」

士「いい日になると言われてもな」

手塚「何か行動を起こした時、成功しやすいだろう」

士「……」

何だかとてもゲーム的な話をされた気がする!
忘れかけていたが、一応ゲームだったな、これ。

真司「よかったな、士!」

士「ああ……悪くはないな」

手塚「客が少なければ、またいつでも占おう。
   俺はそろそろ帰るが……城戸、どうする?」

真司「俺も帰る!」

手塚「そうか。門矢は?」

士「……しばらく散歩してから帰る」

一応、空気は読んでおこう。


占いの結果
明日は特定のコンマ判定時、+1される

【九日目・夜】

――自室


よし、編み物をやってやるか。
何を作ろう。

夏海「士くんが編み物なんて……
   やっぱり、好きな人でもできたんでしょうか」

ユウスケ「げほっ、ごほっ」

夏海「ユウスケ、大丈夫ですか?」

ユウスケ「あ、ああー、俺、部屋に戻るよ!」

声が裏返ってるぞ、ユウスケ。
まあいい、うるさいのがいなくなって集中できる。


↓何を作るか&誰かにあげるかどうか(同時に判定+1)

ここはストレートにマフラーをユウスケにあげる

>>587 8+1=9 すげえ上手に作ってる……


士「……こんなもんか」

夏海「士くん、すごいです!
   編むの速いんですね」

士「まあ、俺だからな」

……ユウスケにでもやるか。
よし、そうと決まればあいつの部屋に行こう。

士「ちょっと出掛ける」

夏海「え? あ、あの、まさかそれ……
   誰かにあげるんですか?」

士「ああ」

夏海「だ、誰に!?」

士「……」

まあ、教えても問題ないか。

士「ユウスケに」

夏海「……なーんだ、ユウスケでしたか……
   ドキドキして損しました」

士「お前……まあいい」

いろいろとユウスケに失礼だが、
まあ、ユウスケだからな。

――ユウスケの部屋


インターホンを鳴らすと、すぐにユウスケが出てきた。
まだ寝ていなかったらしい。

ユウスケ「士? どうしたんだ、もう遅いのに」

士「これをやる」

ユウスケ「……えっ、あ、マフラー!?」

士「うるさいぞ。近所迷惑だ」

ユウスケ「いや、だって、本当に……?
     士が編んだんだよな?」

士「そうだ」

とてつもなく感動したらしいユウスケが、
目を輝かせている。

ここまで喜ばれれば、
わざわざ贈ってやった甲斐があるというものだ。

ユウスケ「その……士、よかったら寄ってかないか?
     廊下で立ち話もなんだし」

さっきもう遅いとか言ってただろ。
まあ、寄って行ってやってもいいが……


1 寄って行く
2 部屋に戻る
3 自由安価

↓場合によっては起床判定にマイナス

1
起床判定がなんぼのもんじゃーい

>>590 1 セルメダルじゃらじゃら……


士「そうだな。少し寄って行く」

ユウスケ「そ、そっか!」

何をそわそわしてるんだ。
呆れつつ部屋に上がって、ソファーに座り込む。

微妙に距離を取って、ユウスケが隣に座った。
……緊張しているのが、一目でわかる。

ユウスケ「マフラー、本当にありがとうな。
     嬉しいよ」

士「別に、あのくらいすぐに作れる」

ユウスケ「はは……なんか、変な感じだよなー……
     士と二人なんて、珍しくもないのに」

士「そうだな。お前、緊張しすぎだ」

おかげでこっちまで変な気分になってきた。
やれやれ。さっさと帰るべきだろうか?

ユウスケ「……士、こっち向いてくれ」

士「なん――」

キスしたいならそう言えばいいものを……
どうしてこう、不意打ちのようなことをするんだ。
おかげで驚いた。

ユウスケ「い、嫌じゃないよな?
     嫌だったらすぐやめるから!」

士「……別に、嫌じゃない」

しかし、このまま帰りが遅くなったり、
あまつさえ朝帰りになんてなった日には、
夏海にどう説明したものか。

自分より背の低いユウスケに押し倒される、
というのも変な感じだ。

……というか、まさかこんな明るい中でするのか?
それはどうかと思う。

士「おい……電気を消せ」

ユウスケ「えっ? あ、その……最後までしていいのか?」

士「………………」

まずい、墓穴を掘ったか。
そもそも、最後までする気がないなら押し倒すな。

ユウスケ「じゃあ、その……ベッド、行くか」

士「……」

正直、キスだけならともかく、
最後辺りは痛みと訳の分からない感覚がほとんどで、
どうにも良さが分からないんだが。

しかし、おやつを目の前にした犬のような顔をされては、
どうにも断りづらい。

士「……仕方ないな」


直後判定

ニヤニヤ

>>593 6 クリティカルには届かなかった……


口の周りが唾液でべとべとする。
身につけているのは既に下着だけで、少し心もとない。

体中をまさぐられて、変な感じがする。
妙に落ち着かず、思わず身を捩ってしまうような。

暗いおかげで、自分の表情を気にせずに済むのは、
素直にありがたかった。

士「う……」

とうとう下着にまで手が掛かった。
汗やら何やらでぴったりと体に張り付いて、
なかなか脱げないのがもどかしい。

士(……痛くないといいな)

そう思いながら、目を閉じた。

――夢の中


ポッピー「キャーッ! キャーッ!」

士「うるさい」

ポッピー「またえっちなことしたでしょ!?
     ポッピーには分かるんだからね!!」

士「さっさとリザルトを出せ」

ポッピー「士のばかー!!」

【九日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:――
左翔太郎:友好

火野映司:友好
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好(小)
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

士「ところでポッピー」

ポッピー「なに?」

士「お前、普段はずっと一人でどうなんだ」

ポッピー「え、え? 心配してくれてるの?
     わあ、嬉しいよ~!」

ものすごい勢いで機嫌が回復した。
単純な奴め。


直後、起床判定
占いのご利益 +1
寝不足 -1

朝チュン

>>598 9 すごくすっきり目覚めてる!?

【十日目・朝】

――ユウスケの部屋


士「……しまった」

昨晩はあのまま眠ってしまったらしい。
起きようにも、腰に腕が回されている。

士「おい、ユウスケ」

軽くシャワーを浴びてから、
部屋に戻って制服に着替えなければ。

士「ユウスケ!」

返事がない。
本当に寝入っているのだろうか。

ユウスケ「んー……あれ、士ぁ?」

士「起きろ。朝だ」

ユウスケ「うん……」

うんと言いつつ目を閉じるな。
まあ、腕の力は緩んだのでよしとするが。

ベッドを抜け出し、シャワーを浴びて……
さて、どうしようか。


1 学校へ向かう
2 部屋にいる
3 自由安価

1

>>600 1

――自室


とりあえず、着替えなければ。
そう思って部屋に入ると、夏海が駆け寄ってきた。

夏海「士くん! もう、心配したんですよ」

士「悪かったな」

夏海「ユウスケと遊んでて、そのまま寝ちゃったんですか?」

士「まあ……そんなところだな」

夏海「今度からはちゃんと連絡くださいね」

まさか、もう起きていたとは。
少し驚かされた。


直後判定
1 何もなし
23 進姉さんと……
45 天道と……
67 五代先生
89 翔一ちゃん
0 自由安価

――通学路


通学路ではあまり見かけないものを見つけて、
思わず足が止まっていた。

バイクだ。
寮から学園までの道を通ると言えば、
ほとんどが生徒だが……
バイクでの通学は禁止されているはずだ。

眺めていると、バイクに跨っていた二人の内、一人が下り、
ヘルメットを外した。

士「進ノ介?」

進ノ介「ん? あ、士か。早いな」

士「お前、意外と不良なんだな。
  バイク通学は禁止じゃなかったか?」

「それは問題ない」

バイクに跨ったままのもう一人が振り返り、そう言った。

「俺は学園に許可を取っている」

士「こいつは?」

進ノ介「チェイスっていって、私の友達だ。
    チェイス、こっちは門矢士。後輩だ」

チェイス「剛と同学年か?」

進ノ介「いや、それよりは上」

チェイス「そうか。よろしく、門矢士」

そう言って差し出された手を握ったが……
恐ろしいくらい無表情だな、こいつ。


直後判定 場合によっては剛がかなしいことに
十の位 進ノ介→チェイス
一の位 チェイス→進ノ介 霧子の存在-1

てい

>>604 これは……進姉さんモテモテだな
というわけでチェイス君の片想いです……


士「ところでお前、どうしてわざわざバイク通学なんだ。
  寮に入ってるんじゃないのか?」

チェイス「寮には入っている。
     だが、定期的に出かける必要がある」

士「どこに?」

チェイス「それは――」

ぴたり、とチェイスが動きを止める。
……何か、俺の背後、もっと言うと、
進ノ介を見ているような?

士「チェイス?」

チェイス「――すまないが、言えない」

士「……そうか」

進ノ介「それじゃあチェイス、そろそろ行こう」

チェイス「ああ」

進ノ介「またな、士」

士「事故だけは起こすなよ」

二人は再びバイクに跨り、
学校の方へ走って行った。


進ノ介から友好を獲得

直後判定
1 ???
23 音楽
45 廊下
67 体育
8-0 購買

ほい

>>608 5 廊下!

【十日目・昼】

――廊下


廊下を歩いていると、見知った顔を見かけた。
あれは……


直後判定
1 誰にも会えず
23 不運少女
45 ヴァイオリン少女
67 オエージ!
89 真司
0 自由安価

占いのご利益 +1

てぇーい☆

>>610 3+1=4 擬態天道♀とか絶対かわいい……


渡「わっ、とと……」

……渡か。
まだ知り合っていないはずだが、
何やら重そうな段ボール箱をいくつも抱えている。
手伝ってやっても罰は当たらないだろう。

士「おい、いくつか貸せ」

渡「えっ?」


直後判定
占いのご利益 +1

ぽい

>>613 3+1=4 占いパワーをもってしてもだめだった……


渡「あ、その……僕……ごめんなさい!」

士「おい!」

速い。
あの荷物で、よくやるな。
あいつの人見知りっぷりを甘く見ていた。

まあ、逃げられたものは仕方ない。
教室へ戻ろう。

【十日目・放課後】

――2-D


やっと放課後だ。
さて、今日はどう過ごそうか。


1 学校をうろうろ
2 街をぶらぶら
3 自由安価

1

>>616 1


学校の中を歩き回って見よう。
誰かと出会うだろうか。


直後判定
1 誰にも会えず
23 天道と……
45 晴人と……
67 たっくん!
89 探偵少女
0 自由安価

占いのご利益 +1

ほい

>>618 9+1=9 久々の翔太郎ちゃん

――中庭


ベンチに座っているのは……翔太郎か。
どうやら考え事をしているらしい。

とりあえず、隣に座ってみるか。

士「よう」

翔太郎「だっ、誰!? ……士か。
    驚いたじゃない」

士「今日は一人なんだな」

翔太郎「今日も、ね」

士「何言ってるんだ、ずっとフィリップと一緒だろ」

翔太郎「最近は違うの。部屋だって……
    今は照井――知り合いの部屋に行ってるのよ、あの子」

士「……」

そういえば、そんな話をしていたような……?


1 どうしてそうなったんだ
2 それでいいのか?
3 自由安価

2

>>621 2


士「それでいいのか?」

翔太郎「どういう意味よ。
    そもそも、年頃の男女が同じ部屋に暮らしてる方が、
    いろいろと問題でしょう」

士「そう思ってる顔には見えないけどな」

翔太郎「私は、納得してるわよ」

そう言って、翔太郎は帽子を目深に被り直した。
全く動揺を隠せていない。

翔太郎「そもそもこれは、私たちの問題なんだから。
    あんたがどうこう言うことじゃないでしょう」

士「そうかもな。だが、何を言おうと俺の勝手だろう。
  別に、俺の言う通りにする義理もないんだからな」

翔太郎「それは……そうかもしれないけど」

ますます俯きがちになって、
翔太郎が落ち着きなく腕を組み替え、足を組み替える。

さて、何を言ってやろうか。


1 ちゃんと話をしろ
2 相棒なんだろ
3 あいつをどう思ってる?
4 自由安価

↓ドボンもあるよ!

明日に備えてそろそろ寝ます!
おやすみなさい、また明日!

2

おはようございます。
ぽ……ポッピーーーー!!
洗脳されただけならリプログラミングで助けられる……?
とりあえず、始めて行きます。

>>624 2 ドボン回避!


士「相棒なんだろ」

翔太郎「そうね。相棒、なのよね。
    ……うーん」

唸り声をあげた翔太郎が、突如立ち上がる。
勢いが良すぎて驚いた。

翔太郎「……馬鹿だわ」

士「どうした、急に」

翔太郎「自分の馬鹿さに呆れる……」

すとん、と再びベンチに腰を下ろし、
翔太郎が顔を覆った。

士「おい、泣くなよ」

翔太郎「泣いてない……」

若干の怒気を含んだ声は、
確かに、泣いていそうではない。

翔太郎「異性とか年下とか以前に、
    相棒だってことを忘れるなんて」

どうやら、自分自身に腹を立てているらしい。

翔太郎「もう一回、話をしないとね」

士「落ち着いたか」

翔太郎「ええ、おかげさまで。
    ……ありがとう」


翔太郎から友好(大)を獲得

【十日目・夜】

――自室


翔太郎とフィリップはどうなっただろう。
まあ、本人たちの頑張り次第だろうが……

これからも見かけた時には、
手を貸してやるとするか。


1 さっさと寝る(起床判定に+1)
2 街を歩く
3 自由安価

2

>>627 2


今夜は出掛けるとしよう。

士「出掛けてくる」

夏海「はい、いってらっしゃい。
   ちゃんと帰ってきてくださいね」

ユウスケ「あ、あはは……」

夏海「どうしたんです? ユウスケ」

ユウスケ「べ、別に!?」


直後判定
1 何もなし
23 翔一ちゃんと……
45 響鬼先生と……
67 オレンジ!
89 ひとっ走り!
0 自由安価

占いのご利益 +1

テェイ☆

>>629 0 クリティカル!素晴らしい!!


というわけで、会いたい人をどうぞ

フィリップ

>>631 二人はうまくいくのか……!

――公園


夜、一人でブランコに座っているやつがいるとは。
一見すると軽くホラーだな。

士「おい、フィリップ」

フィリップ「……門矢士」

士「翔太郎は一緒じゃないのか」

フィリップ「最近、同じことばかり尋ねられるよ。
      しかし、それも今日までだ」

士「その様子だと、元の鞘に納まったらしいな」

フィリップ「そんな大げさな話じゃないけどね」

しかし、何故こんな夜に一人で公園なのか。
少し話を聞いてみるとするか。


1 結局、どうなった?
2 何が原因だったんだ?
3 これから先、どうしたい?
4 自由安価

3

>>633 3


士「これから先、どうしたい?」

フィリップ「唐突だね」

士「いいから答えろ」

フィリップ「……ふむ。どうしたい、か」

士「どうなりたい、でも構わないぞ」

フィリップ「今のままでいい、というのは?」

士「それは妥協してるだけだろ」

フィリップ「妥協……僕には他の望みがあると?」

士「たぶんな」

いつの間にかこっちが質問されている。
まあ、いいか。


直後判定
占いのご利益 +1
クリティカル +1

エックストリイイイイイイイイイイイイイム

>>635 8+2=9 補正がなくてもいけた……


フィリップ「……そうだね。
      あえて言うなら……」

士「……」

自分なりに答えを出そうと、よく考えているのだろう。
そして、ようやく答えを見つけたのか、顔を上げた。

フィリップ「弟扱いはやめてほしいな。
      翔太郎は姉さんじゃない」

そう言ったフィリップの表情が、どことなく暗いものに見えた。
……まあ、今はそこにこだわる必要はないか。

フィリップ「彼女は僕の相棒だ。
      でも、それだけじゃない」

これは……!

フィリップ「守ってあげたいと、思う時がある」

士「……そうか」

フィリップ「これは、彼女に対する仲間意識や、
      友情から来る感情だと思っていたんだが」

士「それだけではない、か?
  そりゃあそうだろうな」

見ていれば何となく分かる。
しかし、言われた本人は意外だったのか、驚いた顔をしている。

フィリップ「どうして分かったんだい?」

士「何となく、感覚的に。
  いいから話を進めろ」

フィリップ「……家族愛でも、仲間意識でもない。
      となると、消去法で残ったのは……」

フィリップ「……僕は翔太郎が好きなのかな」

士「そうだろうな」

フィリップ「驚かないのかい?」

士「まあ、特に意外なことでもないからな」

フィリップ「そうか……門矢士。
      君、恋人はいるかい?」

士「………………」

ユウスケは……一応、そうなのか?


1 いる
2 いない
3 自由安価

1

>>638 1


士「……いる」

フィリップ「ふむ」

ずい、と身を乗り出されて、思わず後ずさった。

フィリップ「では、どうやって交際することに?」

士「………………」

これは……答えても……いいのか……?


1 赤裸々に語る
2 適当に誤魔化す
3 自由安価

1

>>640 1


士「……とまあ、こういう感じだ」

フィリップ「成程、とても有意義な話だったよ」

詳細に語ることは避けたものの、
割と隠しておくべき事情だった気もする。

士「口外するなよ」

フィリップ「分かっているよ」

士「本当に分かってるんだろうな……」

フィリップ「勿論だ。そろそろ夜も遅いし、寮に戻ろうか」

士「ああ。思ったより長く話していたらしいな」

ブランコから降りて、フィリップが歩き出す。
その後ろを歩きながら、ふと恐ろしい考えが浮かんできた。

まさかこいつ、俺の話を実践する気じゃないだろうな。
まあ……それでうまく納まるなら、それでもいいのか?

――夢の中


……ん?
ポッピーが、いない。

何故だ。
いつもならうるさいくらいの勢いで現れるのに。

士「ポッピー?」

呼び掛けても、答えはない。
どうしたものか……

「いやー、悪いね。
 なんかショックを受けてるみたいで」

士「……誰だ、お前」

貴利矢「自分は九条貴利矢っていうんだけど、
    今日はポッピーピポパポの代理かな」

士「どういう意味だ」

貴利矢「まあ、自分も一応サポートキャラの候補なんで。
    さて、早速リザルトいきますか!」

【十日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:――
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

士「ポッピーはどうしたんだ」

貴利矢「まあ、いろいろとあるんで。
    次に会う時には元気だろうから」

士「……よく分からんが、まあいい」

貴利矢「それじゃあ、十一日目、行こうか!」


直後、起床判定

き…貴利矢さん…貴利矢さん…!

>>645 8 これからも時々代理でやって来るかも……?


【十一日目・朝】

――自室


気持ちのいい朝だ。
夢の中での出来事は少し気になるが……

まあ、あのお気楽そうなポッピーのことだ。
今夜の夢では姿を見せるに違いない。

さて、今朝はどうしようか。


1 散歩
2 登校
3 自由安価

1

>>648 1


少し散歩するとしよう。
誰かに会えるだろうか。


直後判定
1 何もなし
23 弦ちゃんと……
45 オエージ!
67 翔一ちゃん
89 ヴァイオリン少女
0 自由安価

えい

>>650 4

――遊歩道


寮の近くにこれだけ整備された遊歩道があったとは。
なかなかいい景色だ。

今度、機会があれば写真でも撮るか。
……ん、あそこにいるのは。

士「映司」

映司「あら、門矢さん。
   おはようございます」

うふふ、と意味深に笑って、
映司が近寄ってくる。

映司「あれからどうですか?
   やっぱり、いいパンツを履くと気持ちいいでしょう」

士「悪くはないが……というか、
  お前の隣で人を睨み付けてる男は何だ」

映司「ああ、アンクですか? 気にしないでください」

アンク「おい、映司。
    油売ってねえで帰るぞ」

映司「ちょっとくらい話してもいいでしょ?」

アンク「アイスが溶ける」

映司「しょうがないなあ、もう……
   朝早くからアイスがない! って騒ぐし」

……朝っぱらから何故夫婦漫才を見せられているんだ?


直後判定
十の位 映司→アンク
一の位 アンク→映司

タットッバ

>>652 どういうことだってばよ!?
ダブルクリティカル両想いって!!


アンク「いいから帰るぞ」

映司「はあい。
   ……すみません、門矢さん」

士「お前こそ、相方が我が侭で大変そうだな」

映司「ふふ、そうなんですよ。
   食べ物だって、好きなものばっかり食べようとして」

その割に嬉しそうな顔なのは何故だ。
手のかかる子ほどかわいいって奴か?

アンク「映司、さっさとしろ!」

映司「分かってるよー。
   それじゃあ門矢さん、また」

士「ああ……」

映司が当然のようにアンクの腕に抱きついたことも、
それに特にリアクションがないことも、
いろいろとツッコミどころだらけだが……

……まあ、仲が悪いよりはいいのか?


直後判定
1 ???
2-4 フィリップ
5-8 翔太郎
90 二人で一人の!

w!

>>656 3

――2-D


紘汰「ねえねえ、士?」

士「どうした」

紘汰「士に用事だーって子が来てるよ?」

誰だ?
……はっ!

士「フィリップ……!」

教室の入り口からこちらを見ている。

紘汰「何の用だか知らないけど、頑張ってねー」

士「ああ……」

貴重な昼休みが潰れる予感が。

――屋上


士「風が冷たいな」

フィリップ「そうかな。いい風だよ」

士「……で、何の用だ?」

俺はさっさと昼食にしたいんだが。

フィリップ「翔太郎から伝言だ」

嫌な予感しかない。
もう帰ってもいいだろうか。

フィリップ「なんでも……」

――うちのフィリップに何を教えてくれてるのよ!?
  おかげでいろいろと段取りがおかしくなったじゃない!!

フィリップ「……とのことだよ」

士「……お前、実行したんだな。
  いや、いい。詳しく話す必要はない」

フィリップ「うん。結果的にうまくいったよ。
      君のおかげだ、門矢士」

士「あー……翔太郎はどうしてるんだ?」

フィリップ「今日は学校に行きたくないと言って、
      ベッドから出ようとしなかったんだ」

……南無。

士「話はそれだけか?」

フィリップ「そうだね。君にどうしてもお礼を言いたかった」

士「ああ……翔太郎によろしくな……」

かくして、一組のカップル誕生に貢献したのだった。

【十一日目・放課後】

――2-D


翔太郎に対する少しの申し訳なさが……
チクチクと胸を……

いい加減、気持ちを切り替えるか。
さて、今日はどうしよう。


1 街を歩く
2 学校をうろうろ
3 自由安価

2

>>660 2


少し放課後の学校を散策して見よう。
まともに昼食をとる時間がなかったせいで、
少々腹が減ったな……


直後判定
1 何もなし
23 不運少女と……
45 マヨネーズドーナツ
67 剣崎
89 天道
0 自由安価

ほいさ

>>662 2 久々の良ちゃん!

――廊下


向こうから歩いてくるのは……
良太郎と、誰だ?

士「おい、良太郎」

良太郎「門矢さん、なんだか久しぶりですね」

士「そうだな。……そっちは?」

「ねえ良太郎、誰こいつ?」

良太郎「門矢さんっていう人で……ほら、ちゃんと挨拶して?」

リュウタ「僕はリュウタロス!
     お前、良太郎の友達?」

何だこの失礼なガキ。


直後判定
十の位 良太郎→リュウタ
一の位 リュウタ→良太郎

リュウタキター

>>664 リュウタの片想いだ……


士「おい、良太郎。躾がなってないぞ」

良太郎「あ、ごめんね……」

リュウタ「ちょっと! 良太郎のこと怒らないでよね」

良太郎「いや、そもそもリュウタが」

リュウタ「僕、お前のこときらーい」

士「うるさいな、このガキ」

リュウタ「そっちこそ、良太郎に絡まないでよね」

良太郎「ああ、えっと、早く姉さんのところに行こう?
    今日はお店に行くんだよね」

リュウタ「あ、そうだった! 行くよ、良太郎!」

良太郎「ちょ、ちょっと、あんまり引っ張らないで~……」

リュウタに引きずられながら振り返った良太郎が、
ごめんね、と言いながら手を振る。

それに軽く手を挙げて応え、
去って行く二人の背中を見送った。

士「……にしても腹の立つガキだったな」

【十一日目・夜】

――自室


今日もそろそろ終わりが近付いている。
夕食は済ませたが、どうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+1)
2 街に出る
3 自由安価

2

>>667 2


今夜も出掛けるとするか。
どこへ行こうか……

あまり寮から離れると帰るのが遅くなるが、
まあ、たまにはいいか?


直後判定
1 何もなし
23 オレンジと……
45 ひとっ走り!と……
67 たっくん!
89 霊感少女
0 自由安価

ほい

>>669 0 クリティカル!

というわけで、自由安価ですね。
出会いたい人をどうぞ!

映司とアンクで

>>671 この二人、いいよね……

――街


士「……映司?」

黒い車から降りてきたのは、間違いなく映司だろう。
そういえば、以前もこんな光景を見た気がする。

アンク「おい」

士「……ああ、お前か」

背後から声を掛けられたので振り向けば、
アンクが不機嫌そうな顔をして立っていた。

いや、不機嫌そうなのがノーマルなのか。
どっちでもいいか。

アンク「お前のことは映司から聞いた。
    こんなところで何をしてる?」

映司が何を言ったのかやや気になるが、
まあいいか。

士「散歩だ。それで偶然映司を見かけた」

映司「門矢さんじゃないですか!
   一日の間に二度も会うなんて、すごいですね」

話しているうちに、映司がこちらへ来ていたらしい。

士「そういう日もあるんだろ。
  ところで……」


1 お前たちは何をしてるんだ?
2 さっきの車は?
3 自由安価

1

>>673 1


士「お前たちは何をしてるんだ?」

アンク「見て分かんねえなら聞くな」

士「分からないから聞くんだろうが」

映司「アンク、いちいち嚙みつかないの。
   ちょっと用事があって、
   アンクはアイスを買うついでについて来たんです」

士「朝も買ってなかったか」

アンク「一本じゃ足りねえからな」

映司「いつもこんな調子で……
   栄養バランスを考えるのも大変なんですよ」

確かに、アイスばかり食べる奴の栄養を考えるのは、
いろいろと大変そうではある。

アンク「俺はアイスがいいんだよ、ほっとけ」

映司「そういうわけにはいかないの」

しかし、何故映司がアンクの健康管理を……?


1 お前ら、付き合ってるのか?(同時に判定)
2 まさか一緒に暮らしてるのか?
3 自由安価

↓今夜はこれくらいにしておきます。
 それではまた! おやすみなさい!

1

こんばんは!
今夜も元気にやっていこうかと思います。

>>675 1 判定5 付き合ってるわこれ……


士「お前ら、付き合ってるのか?」

軽く茶化したつもりの一言だったが、
それを受けて映司が大いに嬉しそうな顔をする。

映司「あっ、やっぱり分かります?」

アンク「チッ、適当なこと言ってんじゃねえ」

映司「付き合ってるってことでいいじゃない」

……おもしろくない。
全っ然、おもしろくない。

アンク「自分で聞いといて何て顔してやがる」

士「いや……もういい。
  二人の時間を邪魔して悪かったな」

映司「そんなことないですよ。
   二人の時間なんていくらでもありますから」

これはあれか、惚気られているのか?

士「……それはよかったな」

まともに返事をする気力もわいてこない。
せめて恥じらうなりすればからかい甲斐もあるのだが、
映司にはそれがない。

アンクも不機嫌そうにしてはいるが、
特に動揺はしていない。

面白くないカップルだな!

アンク「おい、そろそろアイスを買いに行くぞ」

映司「あ、そうだったね。それじゃあ門矢さん、また」

士「ああ……」

……何故だろう、無性に虚しくなるのは。


映司から友好(大)を獲得

――夢の中


……また誰もいない。
と、思ったが、妙に騒がしい。

ポッピー「いやーーー!!!」

貴利矢「ちょ、こら、ジタバタするなって」

ポッピー「もう皆知らないんだからー!!」

……いた。
振り返ると、貴利矢とポッピーが争っている。

ポッピー「なんでポッピーのことは、
     仲間って言ってくれないのー!?」

貴利矢「裏切ったからじゃない?」

ポッピー「違うの! 洗脳なの!
     しかも洗脳される前だったのにー!!」

貴利矢「まあ自分としては嬉しかったけど」

ポッピー「ポッピーもね!? 永夢、やっぱり優しい!
     って思ったけど、ちょっと寂しいよ!」

貴利矢「はいはい。ほら、お客さんが来てるけど?」

ポッピー「……はっ!!」

完全に気付いていなかったらしい。
貴利矢は姿を消し、ポッピーだけが残った。

ポッピー「……今日のリザルト、いくね?」

士「今更取り繕っても手遅れだと思うぞ」

ポッピー「ううう、士の意地悪~……!」

【十一日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:――

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:――
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

ポッピー「現実のポッピー、どうなっちゃうのかな……」

士「お前にもいろいろあるらしいな」

ポッピー「うん……でも、ちゃんとお仕事はするね」

一応、立ち直ったらしい。
何があったのか知らないが、いい心がけだ。


直後、起床判定

ほいほい

>>680 6

【十二日目・朝】

――自室


目が覚めた。
時計を見れば、今日もずいぶん早く起きたらしい。

さて、どう時間を使おうか。


1 散歩
2 登校
3 自由安価

2

>>682 2


早めに登校しておこう。
何なら、教室でもう一眠りしてもいい。


直後判定
1 何もなし
23 翔一ちゃんと……
45 ヴァイオリン少女と……
67 五代先生
89 響鬼先生
0 自由安価

デンジャラ-スゾンビィ

>>684 3 ゾンビ社長復活しないかなあ

――廊下


教室まで向かう途中、
妙に食欲をそそる匂いが……

……少し、見に行ってみるか。

匂いの先をたどると、調理室があった。
こんな時間に、一体誰が……?

扉を開けてみると、中にはエプロンをつけた女子と、
その話し相手をしている男子の二人がいる。

「あれ? えーっと、どなたですか?」

士「俺は二年の門矢士だ。
  お前ら、こんな時間に何をしてるんだ?」

翔一「あ、年下だったんだね。私は三年の津上翔一だよ。
   で、こっちはちょっと不愛想な葦原涼さん」

涼「一言余計だ。それに、自己紹介くらい自分でできる」

翔一「ええ~? まあ、そういうことにしときましょうか。
   私たち、お昼ご飯の用意をしてたんだよ」

士「……何故、学校でするんだ?」

翔一「学校で食べるし、大人数だからねえ」

……駄目だ、どこからどう突っ込むべきか分からない。


直後判定
十の位 翔一→涼
一の位 涼→翔一

ノックアウッファイター!

>>686 また片想いか……
というわけで、翔一ちゃんの片想いです


翔一「よければ門矢さんも食べにくる?」

涼「いや、一応あれは内輪の集まりだろう」

翔一「あ、そうでした。
   でも、人が増えると楽しいですよ~」

涼「面倒が増えることもある」

翔一「そうですか? ごめんね、門矢さん」

そもそも行きたいとすら言ってないんだが。
しかし、翔一の料理には興味があるな。

士「少し味見していいか」

翔一「うんうん、大歓迎!
   葦原さんね、何でもおいしいとしか言わないんだよ」

それは恐らく翔一の料理が何でもおいしいせいだろう。
と思いつつ、差し出されたビーフシチューを味わう。

……!
コクのある味わい、よく味の染み込んだ野菜……

士「……うまい」

翔一「シチューの主役はお肉だけじゃないでしょ?」

士「ああ。野菜の味とシチューの味がよく合っている」

まさに……パーフェクトハーモニー……!


翔一から友好を獲得


直後判定
1 ???
23 体育
45 廊下
67 調理実習
8-0 購買

いつか翔一も攻略したい

>>689 0 クリティカール!

【十二日目・昼】

――2-D


昼休みだ。
購買に行って、昼にしよう。


↓会いたい人の名前をどうぞ

渡で

>>692 渡ちゃん!

――食堂


今日はえらく混んでいるな。
無事に座れるだろうか……

そう思いながら食堂を覗き込んだその時、
目の前で衝突事故が起きた。

出入り口の周囲は特に人が多いとはいえ、
女子生徒を突き飛ばす馬鹿がいるとは。

よろけた女子生徒を抱き留めてやってから、
それが渡だと気付いた。

士「大丈夫か」

渡「あ、はい。
  あの……ありがとうございます……」

士「お前、ぼんやりしすぎだ。
  次からは気を付けろ」

ついでに渡を突き飛ばした馬鹿に説教してやりたかったが、
袖を引かれて引き留められてしまう。

士「なんだ?」

渡「この間、声、掛けてくれた人……ですよね。
  僕、人見知りで……つい逃げちゃって、ごめんなさい」

士「ああ……」

そういえばそんなこともあったな。

渡「その、もし、よければなんですけど……
  人の少ない場所、知ってますから」

誘いは有難いが……食堂のメニューは、
食堂外への持ち出し禁止のはずだ。

渡「実は、お弁当作り過ぎちゃって……
  今日は、父さんが休みなの、忘れてて……」

士「いいのか?」

渡「は、はい。僕なんかのお弁当で、よければですけど」


直後判定

僕っ子カワイイ

>>694 7 いいよね僕っ娘


士「そういうことなら、貰ってやるか」

渡「……はいっ!」

嬉しそうな顔をして、渡が弁当箱を差し出してくる。
それを受け取り、先導されるまま歩いて行くと……
ここは、中庭と繋がっているんだろうか?

よく整備されていそうな花壇があり、
その中心にぽつんとテーブルと椅子が置かれている。

途中、渡が鍵を使っていたので、
一部の人間以外入れないのだろう。

渡「ここ、時々母さんが手入れをしてて……
  家族で来ることもあるんです」

ピクニックの場所としていろいろ間違っているが、
まあ、本人が楽しそうなのでそっとしておこう。

士「いいのか、そんな場所を紹介して」

渡「はい、あの……あ、まだ名前、聞いてませんでしたね。
  僕は、紅渡です」

士「門矢士だ」

渡「その、門矢さんには、教えてもいいなって。
  どうしてそう思うのか、自分でも不思議ですけど……」

……まあ、悪い気はしない。


渡から友好を獲得

【十二日目・放課後】

――2-D


昼食はかなり美味かった。
しかしあの唐揚げ、結局何を揚げたものだったんだ。

まあ、食べられないものではないだろうし、
特に気にすることもないか。

さて、今日はどうしようか。


1 街を歩く
2 学校に残る
3 自由安価

↓今日はそろそろ寝ます。明日も来るかも。
 おやすみなさい!

1

おはようございます!
反応遅くなるかと思いますが、
今日もやっていきましょう!

>>697 1


街を歩いてから帰るとしよう。
どこか店を覗いて帰ってもいいが……


直後判定
1 何もなし
23 占い師
45 弦ちゃんと流星
67 ケンジャキ!
89 ドーナツ!
0 自由安価

ほい

>>700 3 占いタイムだー!!

――街


人通りの多い道の端に、
見知った顔を見つけたので近寄ってみる。

士「今日は真司はいないのか」

手塚「門矢か。あいつは今日、部活があるからな」

士「成程」

まあ、四六時中一緒にいるはずもないか。
どこかの探偵コンビでもあるまいし。

手塚「さて、お前の明日を占おうか」

士「言っとくが払う金はないぞ」

手塚「構わない。城戸の友人なんだろう」

そういうことなら、素直に占ってもらおう。
いい結果ならいいんだが……


直後判定 明日の運勢は……
1 ベリーバッドデイ
2-4 平凡な一日
6-7 いい日になりそう
89 よっしゃラッキー!
0 ラッキー……?

ポッピーどうなってまうんや…

>>702 2 ヒロインだからせめて終盤までは生き残るはず……


手塚「……特に何もないな」

士「なんだそりゃ」

手塚「お前の行動と運が全てを決める。
   いつも通りの一日だ」

士「……」

突っかかっても仕方ない。
料金もかかっていないのだから、納得しておくか。

手塚「また、いつでも来るといい。
   客がいなければ占おう」

【十二日目・夜】

――自室


夕食を終え、ソファーに座る。
今日もそろそろ終わりか……

その前に、少し出掛けてもいいが。
どうしようか。


1 さっさと寝る(起床判定に+1)
2 街に出る
3 自由安価

1
ポッピーがいない今正ヒロインの座が危うい

>>705 1 まさかこの時のためにニコが……?


士「俺は寝る」

ユウスケ「じゃあ、俺も部屋に戻るよ」

夏海「わかりました。それじゃあ、おやすみなさい」

さて、今夜こそポッピーは素直に出てくるだろうか。
いい加減、立ち直っているだろうが……

――夢の中


ポッピー「やっほー♪」

士「なんだ、元気だな」

ポッピー「現実は現実、こっちはこっち!
     こっちのポッピーは元のままだもん!」

士「そうだな」

ポッピー「これからは、もーっと士のこと、
     サポートしていくからねっ!」

どうやらすっかり元気になったらしい。
このお気楽そうな顔を見ているのは、悪くない。

ポッピー「それじゃあ、今日のリザルト、いくよ!」

【十二日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友好
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

ポッピー「それじゃあ、十三日目も頑張ってね!」

士「それなりにな」

ポッピー「そう言わずに!
     永夢ならいつも一生懸命なのに~……」

士「エムってやつはこの世界にいないのか?」

ポッピー「データが読み込まれてないし、
     まだいないよ」

まだ……?


直後、起床判定
早寝 +1
十三日目ということを忘れていたので、
成功したら朝の行動を二回にします

タマタマキューキュー

>>710 9+1=9 よっしゃラッキー!!

【十三日目・早朝】

――自室


かなり早く目が覚めてしまった。
しかし、もう一眠りする気にもなれない。

仕方ない、起きるか……


1 外をぶらぶら
2 自由安価

1

>>712 1


少し外を歩くとしよう。
こんな朝早くに、誰かに会うとも思えないが……


直後判定
1 誰にも会えず
23 不運少女と……
45 二人で一人の!
67 霊感少女
89 天の道を往き……
0 自由安価

てい

>>714 9 天道ちゃん!

――寮・エントランス


エレベーターでエントランスまで降りたところで、
丁度外から戻ってきた様子の天道に出会った。

その手には真っ白な豆腐が。
……まさかこんな朝から買いに行ったのか?

天道「おい、降りるなら早く降りろ。
   私は部屋に戻る」

士「お前、その豆腐は……」

天道「買ってきた。朝食のためにな」

わざわざ新鮮な豆腐を?
何というか、料理への拘りが強すぎるな。

天道「そうだな……少し買い過ぎた。
   お前も食べるなら、ついて来い」

士「!」

天道の料理か……
断る理由はないな。

士「仕方ない、食ってやる」

天道「ふ……お前はとてつもなく運がいいな。
   私の作った朝食で一日の始まりを迎えられるとは」


直後判定

Twitterで見たんだけどポッピーのネタバレってもう解禁されたんだろうか

>>716 2 記事が出てましたね……

――天道の部屋


会話を差し挟む暇もなく、
天道は手際よく料理をこしらえ、
机に並べて行った。

味噌汁の中で、豆腐が白く輝いている。
食欲をそそる匂いに、唾を飲み込んだ。

天道「空腹だったらしいな。食べるといい」

その言葉を合図に、料理に手を付ける。
どれもこれも美味い。

向かいの席では、天道が黙々と箸を動かしていた。
こちらも食べるのに夢中で、話どころではない。

士「……美味かった」

天道「当然だ」

今度はてきぱきと食器を片付けて、
天道がちらりと時計を見る。

天道「少し用事がある。
   悪いが、鍵を預けるつもりもない」

さっさと出ていけ、ということか。
まあ、こちらも天道に用があるわけではない。

士「なら、退散するとしよう」

天道「気が向いたら、また食べさせてやる」

士「それは楽しみだな」

【十三日目・朝】

――寮・エントランス


天道の部屋から出て、
とりあえずここまで来たが……


1 街を歩く
2 学校に行ってみる
3 自由安価

1

>>719 1


ここでじっとしていても仕方ない、
特に目的地もないが、街に出よう。


直後判定
1 何もなし
23 新聞部!
45 ひとっ走り!と……
67 たっくん!
89 響鬼先生!
0 自由安価

ひとっ走り

>>721 8

――公園


このあたりはジョギングコースらしい。
まだ朝も早いというのに、走っている奴が多い。

そんな中に響鬼の姿を見つけた。
向こうもこちらに気付いて近づいてくる。

響鬼「おはよう。偶然だね。
   って言っても、ここは寮から近いか」

士「そうだな。
  お前、毎朝こうして走ってるのか?」

響鬼「時間がある時はね。それと、口調!
   せめて『お前』って呼ぶのは控えること」

士「別にいいだろ。俺は気にしない」

響鬼「よくないでしょ~?」

士「う、おい、やめろ」

ぐりぐりと髪をかき回される。
地味に頭が揺れて、目が回りそうだ。


直後判定

てい

>>723 4 惜しい……


響鬼「それじゃあ先生はそろそろ行くよ」

士「人の頭を散々にしやがって……」

響鬼「はは、それはそれで可愛いよ?
   なんてね」

そう言って、響鬼は颯爽と走って行く。
乱れた髪を整えながら、それを見送った。

【十三日目・昼】

――街


日差しが強くなってきた。
このまま街を歩いていてもいいが……


1 街歩き続行
2 寮に戻る
3 自由安価

2

>>726 2


夕食に備えて、寮まで戻るか。
あるいは、その途中で夕食にしてもいいが……


直後判定
1 何もなし
23 オエージ!
45 翔一ちゃんと……
67 五代先生
89 オレンジ!
0 自由安価

ほい

>>728 8 紘汰さん!

――寮・エントランス


今日はよくここで知り合いに出会うな……
丁度エレベーターから降りてきた紘汰が、
こちらに気付いてにっこり笑う。

紘汰「士! 今帰ってきたところ?」

士「ああ」

紘汰「じゃあ私とは入れ違いかあ。
   折角会えたのに、なんかもったいないなあ……」


直後判定

紘汰さんの友人感

>>730 3 気さくな人柄ですからね!


紘汰「うー……連れて行ってあげたいんだけど、
   ミッチに怒られそうだしなあ」

士「どこに行くんだ?」

紘汰「ミッチとその兄ちゃんと一緒にご飯!
   毎回、すっごく美味しいお店なんだよねー」

表情から察するに、よほど美味かったのだろう。

紘汰「しょうがないか……
   また今度、遊ぼうね! じゃあねー!」

ぶんぶんと手を振って走り出した紘汰を見送り、
エレベーターに乗り込む。

なんだかこっちまで外食したくなってきた。

【十三日目・夜】

――自室


結局、夏海の手料理で夕食を済ませた。
悪くはないが……

夏海「士くん、お口に合いませんでしたか?」

士「……夏みかんにしては上出来だ」

夏海「もう、素直じゃないんですから」


1 街に出る
2 寮の中を探索
3 自由安価

1

>>733 1


明日も休みなことだし、
再び外に出るとしよう。

士「出掛けてくる」

ユウスケ「気を付けろよ。一人で平気か?」

士「平気に決まってるだろ」

夏海「遅くならないようにしてくださいね」

士「ああ」


直後判定
1 何もなし
23 霊感少女と……
45 ヴァイオリン少女と……
67 探偵少女
89 剣崎!
0 自由安価

ほい

>>735 5

――公園


……いい年して砂場遊びしている奴がいるとは。
どんな奴だ、一体。

……渡!?
と、太牙だったか。

二人して、夜の公園で何をしてるんだ。

渡「あ、門矢さん……?」

太牙「知り合いかな?」

渡「うん。何かと助けてもらってて」

士「大したことはしちゃいないがな」

太牙「そうか……兄として、礼を言うよ。
   僕は登太牙。よろしく」

士「門矢士だ。
  ところでお前ら、こんな時間に何をしてるんだ?」

渡「砂場遊び、です」

太牙「はは、子どもっぽいかな?
   小さい頃、よくこうして遊んだからね。
   今でも時々懐かしくなってしまって」

士「だからって何故夜なんだ……?」


直後判定

ほい

>>737 9 高コンマ!やった!


太牙「それは……」

太牙が苦い顔をした。
あまり言いたくないことなのだろうか。

渡「えっと……その、僕、夜の公園が好きなんです」

士「そうか」

そういうことにしておくか。
無理に聞き出して、いいこともないだろう。

渡「静かで、でも、耳を澄ませると、
  いろんな音が聞こえてきて……
  なんだか、気持ちが落ち着くんです」

ふむ、夜の公園が好きだと言うのも嘘ではないのか。
しかし、太牙がいるからいいものの、
一人で来たりしていないだろうな。

士「お前、いつも太牙と一緒に来るのか?」

渡「え? いえ、だいたいは、一人で……」

士「それは問題だな」

渡「あの、はい……よく言われます……」

太牙「僕としても、可愛い妹を一人にするのは好ましくないが……」

渡「兄さんは悪くないよ」

太牙「渡……」

渡「それに僕、けっこう強いんです!」

士「いまいち、信憑性が低い情報だな……」


1 じゃあ何か重いものでも持ち上げてみろ
2 喧嘩が強いのか?(同時に判定)
3 自由安価

2

>>739 2 判定0 ウェイクアップしてる……


士「喧嘩が強いのか?」

そう問いかけると、
何故か太牙がぎょっとした顔をした。
……何故だ?

渡「あの……はいっ!」

士「……にわかには信じがたいな」

太牙「まあ、その話はそれくらいで……」

渡「ぼ、僕、兄さんにだって勝ちましたから!」

士「そうか……それはすごいな……」

渡「もちろん兄さんは、
  手加減してただろうけど……」

太牙「……そうだね」

してなかったんだろうなあ……
と、嫌でも分かるくらい笑顔が引き攣っている。

これは太牙がよっぽど弱いのか、
それとも本当に渡が強いかの、どちらかだろう。

士「それでも、お前みたいなのが一人ってのは反対だ」

渡「え……?」

士「悪くないからな、お前の笑った顔」

渡「……あの?」

鈍い奴だな。

士「かわいいってことだ」

渡「え、あ、え……!?」

おお、赤い赤い。茹でダコだ。

太牙「……渡! そろそろ帰ろうか!」

渡「あ、うん……門矢さん、また……!」

士「ああ、またな」

太牙に睨みつけられた気がするが、まあいいか。
どうせ俺を男と思ってのことだろう。
あとから渡に真実を聞いて驚くといい。

……別に虚しくない。全然気にしていない。


渡から友好(大)を獲得

――夢の中


ポッピー「士~! 今日もお疲れ様!」

士「お前、本当に元気になったな」

ポッピー「ふふ! あのね、あのねっ!」

士「あー、いい。話さなくていい。
  さっさとリザルト画面に行け」

ポッピー「どうしてそういう意地悪言うの!?」

ぎゃあぎゃあとうるさいな。
しかし文句を言いつつリザルト画面を出すあたり、
素直で扱いやすくもある。

【十三日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友好(大)
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

ポッピー「仲良しな相手が増えて来たね!
     ポッピーもハッピーだよ♪」

士「寒いギャグみたいな言い方はするな」

ポッピー「ひ、ひどい! 永夢なら笑ってくれるのに!」

士「それはたぶん愛想笑いだ」

ポッピー「うう……そうなのかな……?」

まずい、からかいすぎたか?
少し落ち込んでいるようだ。

ポッピー「って、士は永夢のこと知らないでしょ!
     永夢はもっと優しいの!」

杞憂だった。

【十四日目・朝】

――自室


日曜。
翌日からまた平日が始まる……と思うと、
少々気が重いかもしれない。

少しでも有意義に過ごせるといいが……


1 街に出る
2 学校に行ってみる
3 自由安価

1

>>745 1


今日も街を散歩と洒落込もう。
どこかで外食してもいいな……


直後判定
1 何もなし
23 たっくんと……
45 ひとっ走り!と……
67 ドーナツ
89 新聞部
0 自由安価

とぉ

>>747 0 クリティカル!


夏海「士くん、またお出かけですか?
   たまにはのんびり……」

ユウスケ「まあ、いいんじゃない?」

夏海「……なんだか、珍しい反応ですね?」

ユウスケ「そ、そんなことないよ!?」


↓会いたい人をどうぞ

そろそろ眠いので寝ます!
明日(というか今日)も来れると思います。
では、おやすみなさい。

とまりんと剛

おはようございます。
明日は来れないので、今日は進めたいですねー。
早速はじめていきましょう。

>>750 剛に春は来るのか……!

――駅前


たまにはいつもと違う方面でも散歩するか、
と思ってやってきた駅前で、進ノ介と剛を見つけた。

遠出でもするのだろうか。
まさか……デートか?

進ノ介「あれっ、士?」

士「奇遇だな。どこか出掛けるのか?」

進ノ介「まあ、そんなところかな」

剛「誰かと思えば、この間のかっこいいお姉さん?
  私服姿もきまってるねー」

士「お前もそこそこだな」

そこそことは言ったものの、センスはあるんだろう。
一方進ノ介は……センスはあるんだろうが……

士「一目見ただけじゃ男みたいだな」

進ノ介「ああ……髪も短いし、こんな格好じゃあな。
    でも気に入ってるんだ、動きやすくて」

ボーイッシュを通り越してメンズに近い。
……俺も人のことは言えないか。


1 デートなのか?(同時に判定)
2 どこに行くんだ?
3 自由安価

1

>>752 1 判定4 1たりない……


士「デートなのか?」

進ノ介「いや、違うけど」

剛「ええ、そういうことでよくない?」

進ノ介「全然違うだろ?」

剛「ほんと、進姉さんは分かってないねえ」

やれやれ、と肩を竦めた剛が時計を見る。
つられて時計を見た進ノ介が慌てだした。

進ノ介「って、時間! 行くぞ、剛!」

剛「オッケー。じゃあお姉さん、またね!」

あいつ、いつも走ってるな……
駅へ駆け込む二人を見送り、踵を返した。

【十四日目・昼】

――街


昼になった。
このまま当てもなく歩くか、
それともどこかへ向かってみようか。


1 街歩き続行
2 どこかの店に入る
3 自由安価

1

>>755 1


もう少し街を歩いてみるか。
休日なだけあって、それなりに賑わっている。

家族連れも多い。
そういえば、この世界に小夜は……
……いないんだろうな、きっと。


直後判定
1 何もなし
23 二人で一人の!
45 響鬼先生と……
67 五代先生
89 不運少女
0 自由安価

ほい

>>757 00 ダブルクリティカルだー!?


というわけで、自由安価です。
会いたい人をどうぞ!

真司と手塚で

>>759 真司ちゃんの片想いは成就するのか……


街を歩いていると、通り掛かった喫茶店の中から、
見計らったようなタイミングで真司と手塚が出てきた。

驚いているのは向こうも同じらしく、
真司が目を丸くしてこちらを見ている。

士「偶然だな」

真司「お、おお……たしかにすごい偶然だな!
   俺、見間違いかと思ったよ」

手塚「ここで会ったのも何かの縁だ。
   よければ中で話でもするか?」

そう言って、喫茶店を指される。
「花鶏」……見たところ、客はそう多くなさそうだ。


1 入る(同時に判定+1)
2 やめておく(同時に判定+1)
3 自由安価

1

>>761 1 判定7+1=8 成功!

――花鶏


少々古臭いが、感じは悪くない。
カウンターの向こうでは中年の女性が旅行雑誌を読んでいる。
あれが店主だろうか?

「いらっしゃいませ! ……あれ、真司君と手塚さん?」

真司「へへ、戻って来ちゃった。
   士、この子は優衣ちゃん!」

優衣「神崎優衣です。真司君のお友達ですか?」

士「まあ、そんなところだ」

手塚「店を出たところで出会ってな。
   門矢、何か頼むか」

士「そうだな……」

優衣「メニュー、すぐにお持ちしますね!」

席に着き、優衣の持ってきたメニューから適当なものを選ぶ。
手塚は紅茶、真司はデザートを頼んだようだ。

真司「優衣ちゃんも一緒に休憩すればいいのに」

手塚「彼女は真面目だからな」

さて、二人と何の話をしようか。


1 この店について(同時に判定)
2 二人で出掛ける予定だったのか?(同時に判定)
3 優衣について
4 自由安価

2

>>763 2 判定3 ちょっとたりない……


士「二人で出掛ける予定だったのか?
  だとしたら悪いな、邪魔をした」

手塚「いや、店から出るタイミングが重なっただけだ。
   気にすることはない」

士「そうか。よく一緒にいるようだから、
  もしかしたらと思ったんだが」

真司がやや拗ねたような顔をしている。
分かりやすい奴だな。

優衣「お待たせしました!」

注文したメニューが運ばれてきた。
なかなか美味そうだ。


直後判定

へん・・・しん!!

>>765 5 ギリギリ!


手塚「そうだ、門矢。
   明日の運勢を占おう」

士「いいのか」

手塚「ああ。紅茶も飲み終えたからな」

確かに、料理を頼んだ俺や真司と違って、
手塚は少し手持無沙汰そうだ。

士「そういうことなら、占ってもらおうか」


直後判定
1 ベリーバッドデイ
2-4 平凡な一日
5-7 割といい日
89 よっしゃラッキー!
0 ラッキー……?

ほい

>>767 7 割とラッキー!


手塚「……明日は行動を起こすと成功しやすい。
   積極的に行動するといいだろう」

士「なるほどな……」

普段から街を歩いたり、
積極的に行動しているつもりなんだが。

真司「……ごちそうさま!
   おいしかったー」

真司が箸をおいたのに倣って、
自分も箸をおく。

士「占い、参考になった。
  じゃあな」

手塚「ああ。ここに来れば、
   また会えることもあるだろう」

真司「またなー」

自分の頼んだメニューの料金を机に置き、
花鶏から出た。

【十四日目・夜】

――街


暗くなってきた。
明日は学校があることだし、
さっさと帰るか……
それとも、もう少し散策を続けようか。


1 さっさと帰って寝る(起床判定に+1)
2 街歩き
3 自由安価

1 まだ歩きたい

>>770-771 2ですね!了解です


もう少し街を歩いてみよう。
休日の夜、人も多い。

知り合いの姿もあるのではないだろうか……


直後判定
1 何もなし
23 天道と……
45 弦ちゃんと……
67 剣崎!
89 ヴァイオリン少女
0 自由安価

てい

>>773 8 今回渡ちゃんよく出ますね!

――公園


夜の公園で、一人ぽつんとベンチに座っている少女。

士「渡」

渡「あ、門矢さん!」

声をかけると慌てて立ち上がり、
緊張した顔で髪をいじりだした。

渡「その……こんばんは。
  昨日も会いました、よね」

士「そうだな。今日は一人か?」

渡「はい、あの、兄さんはちょっと……」

用事でもあるのだろうか。
それにしても、一人とは不用心だ。

士「誰かほかに連れはいないのか」

渡「はい……」

まあ、友達が多そうなタイプには見えないからな。


1 一緒にいてやる(同時に判定)
2 何かあったのか?(同時に判定)
3 自由安価

1

>>775 1 判定2 oh...


士「仕方ない、一緒にいてやる」

渡「あの、ありがとうございます……!
  でも僕、そろそろ帰らないと……」

士「もう帰るのか?」

渡「はい。さっき、母さんから連絡があって……
  そろそろ帰って来なさい、って」

士「そうか。よかったな」

渡「はい。……あの、嬉しかったです。
  一緒にいるって、言ってくれて……」

そう言うと、顔をほんのり赤くして渡が俯いた。

士「気が向いただけだ」

渡「それじゃあ……また、会えますか?」

士「たぶんな」

渡「僕、夜はよく、ここにいるので……
  来てくれると、嬉しい、です……!」

そう言うと、渡がそそくさと歩き出した。
恥ずかしさに耐えきれなくなったらしい。

夜の公園、か。
覚えておいてもいいかもしれない。

――夢の中


ポッピー「明日からは三週間目だね!」

士「そうだな」

ポッピー「ねえねえ、士。
     ふぃふてぃーって知ってる?」

突然何なんだ。
知ってるに決まっているだろうに。

士「50だろ」

ポッピー「知ってるの!?
     じゃあ、ないんてぃないんって?」

士「99だ」

ポッピー「へ~そうだったんだ~!」

……こいつ、大丈夫なんだろうか。

【十四日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友好(大)
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

ポッピー「そろそろ終わりも近付いてきたかな?
     悔いのないようにね!」

士「ああ、分かってる」

ポッピー「それじゃあ十五日目、はじまるよ~!」


直後、起床判定

てい

>>780 5

【十五日目・朝】

――自室


すっきりとした目覚めだ。
そういえば、今日は運のいい日なんだったか。

手塚の占いを信じるなら、だが。


1 登校
2 散歩
3 自由安価

2

>>782 2


朝食の前に散歩でもして、
少し体を動かそう。

服は……制服に着替えておくか。


直後判定
1 何もなし
23 たっくんと……
45 マヨネーズドーナツ
67 霊感少女
89 オレンジ!
0 自由安価

ほい

>>784 8 紘汰さん!

――遊歩道


寮の近くの遊歩道を散歩していると、
背後に気配を感じた。

悪いものではなさそうなのでそのままにしていると、
突然、背中に衝撃が走る。

紘汰「おっはよー!」

士「耳元で大声を出すな、うるさい」

紘汰「ごめんごめん! 散歩?
   この辺りの道、綺麗だよね!」

背中に抱き着いていた紘汰が少し距離を取って、
楽しそうに風景を眺める。

紘汰「ピクニックとか、楽しいかもね」

士「そうだな……」

まあ、悪くはないだろうが。


1 ピクニックしてみるか?(同時に判定)
2 こんな朝早くに何をしていた?
3 自由安価

1
紘汰さん イズ フレンズ

>>786 1 判定6 フレンズパワーすげえ!


士「ピクニックしてみるか?」

紘汰「いいの!?」

若干食い気味に詰め寄られ、驚いた。
何をそんなに喜んでいるんだ。

紘汰「よっしゃー! サンドイッチとか食べたいなあ!
   あ、士って料理は得意? 私はあんまりなんだけど」

士「おい、待て、落ち着け」

紘汰「あっ、参加人数も決めないと!
   舞やミッチは来るだろうけど、他はどうかなー。
   戒斗も来るといいんだけど!」

士「おい」

紘汰「士の友達も呼んでいいからね!
   いつにする!?」

士「……」

もはや止める手立てはないだろう。
こうなったらピクニックに行くしかない。


1 土曜でいいんじゃないか
2 日曜にするぞ
3 自由安価

↓どっちにしても一日費やすかと思われます

1

>>788 1


士「土曜でいいんじゃないか」

紘汰「そうだね! じゃあそれまでに、
   知り合いとかいろいろ誘っておいて!
   場所は私の方で見ておくからー!」

そう言うと、紘汰はスキップしながら去って行った。
……ピクニックか。

まあ、それなりに楽しみにしておこう。


紘汰から友好を獲得

判定入れるの忘れてた


直後判定
1 何もなし
23 廊下
45 地理
67 調理実習
8-0 購買

ラッキーデイ +1

戒斗ちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

>>791 8+1=9 戒斗ちゃんいいよね……

【十五日目・昼】

――2-D


さて、食堂へ行って昼食にしよう。
今日は混んでいないといいが。


直後判定
1 何もなし
23 オエージ!
45 天道と……
67 不運少女
89 探偵少女
0 自由安価

ほい

>>794 8

――廊下


背後から腕を掴まれた。

士「翔太郎か」

振り返ると、満面の笑みを向けられる。
何か喜ばせるようなことでもしただろうか。

翔太郎「ちょっと来い」

あ、怒られるな。
本能的に察して逃げ腰になるが、
ギリギリと腕をつかむ手に力を籠められる。

士「あー……昼を食べてから……」

翔太郎「い、い、か、ら!」

士「……仕方ないな」

どこへ連れて行かれるんだろうか……

――鳴海探偵事務所


部室まで引っ張り込まれ、鍵を掛けられた。
大げさだな。

翔太郎「何を言いたいか、分かってると思うけど」

士「……?」

何かあったか……?
思い出せないと言えば、余計に怒られる気もするが。

翔太郎「……まさか、分かってない?」


1 分からない
2 だいたい分かった(同時に判定+1)
3 自由安価

2 覚えているとも

>>797 2 判定4+1=5 占いのご利益……!


士「だいたい分かった」

そういえばフィリップにいろいろと話したんだった。
一応、それなりに悪かったとは思っている。

士「フィリップに話したことだな」

翔太郎「そう……それだ……」

士「なんか口調変わってないか?」

翔太郎「……ご、ごほん!
    そこはどうでもいいのよ!」

士「そうか?」

微妙に気になるんだが、
詮索する暇はなさそうだ。

翔太郎「こっちはひどい目に遭ったのよ」

顔を赤らめながら言われてもな。
本当にひどいと思ってるのか。

翔太郎「あの子、素直なんだから。
    あんまり変なことばっかり吹き込まないで」

士「変なことを吹き込んだつもりはないがな」

翔太郎「でも、本人が言ってたわよ。
    『士の言葉を参考にした』って」

士「……否定はしないが、唆したわけじゃない」

翔太郎「じゃあ、何を言ったのよ?」

……答えたくない!


1 仕方ないので答える
2 答えない(同時に判定+1)
3 自由安価

2

>>799 2 判定0 ファッ!?


適当に誤魔化すとしよう。

士「まあ、いろいろとな。
  ……ところでお前たち、うまくいったのか?」

翔太郎「な、何が!?」

士「何って、分かるだろ」

顔が赤い。何を聞かれたと思ったんだ。

翔太郎「……フィリップとの関係なら、
    うまい具合に落ち着いたわよ」

士「なら、何の問題もないだろ」

翔太郎「……そうかしら?」

士「そうだ。それにお前、あいつと恋人になって、
  いい女になったんじゃないか?」

翔太郎「え? ……どの辺りが?」

士「色気が増した」

ような気がしなくもない気がするような気もする……
たぶんきっとおそらく……

という言葉は胸の内にしまっておいた。

翔太郎「ふ……ようやく私の魅力に気付いたのね」

機嫌をよくしたようだ。
褒める作戦はうまくいった。

士「そろそろ昼食にするか」

翔太郎「ん? あら、もうこんな時間じゃない。
    食堂、間に合うかしら」

よし、すっかり忘れている!


直後判定
占いのご利益 +1
クリティカル +1

ウェーイ

>>801 1+2=3 こういう時もあるよね……


食堂へ向かう途中、
思い出したように翔太郎が苦い顔をした。

翔太郎「とにかく……あんまり変なことは教えないで。
    フィリップは何でも実践しようとするから」

……うん、気を付ける様にしよう。

【十五日目・放課後】

――2-D


HRが終わり、教室がにぎやかになる。
さて、今日はどう過ごそうか。

そういえば、紘汰がピクニックのメンバーがどうの、
と言っていたが……


1 街をぶらぶら
2 寮に戻る
3 メンバー探し
4 自由安価

3

>>804 3


ピクニックのメンバーを探してみるか。
誰を誘おう。

適当に出会った奴を誘えばいいか……
それとも、誰かを選んで誘おうか。


1 適当に探す
2 選んで誘う(自由安価&同時に判定+1)

↓選んだ場合、相手によってはプラス補正あり

まずユウスケを

平ジェネメンバーとか面白そう

>>806 ユウスケ! 判定も成功ですね!
>>807 永夢を連れて行けないのが悲しいところ

――2-C


隣の教室を覗いてみる。
どうやら、ユウスケはまだ残っていたらしい。

向こうもこちらに気付いて、
驚いたような顔をしながら近寄ってきた。

ユウスケ「めずらしいな、士が来るなんて」

士「お前に用があってな」

ユウスケ「え? そ、そっか。
     なんか照れるな」

士「今週の土曜なんだが」

土曜、という単語に、ユウスケが期待した顔をする。
……微妙に期待を裏切るような気もするが、
約束したのは向こうが先だ。仕方ない。

士「知り合いとピクニックに行くことになってな。
  お前も来い」

ユウスケ「ピクニック……?」

士「用があるなら無理に来なくてもいいぞ」

ユウスケ「いや、行くよ! 行くけど、
     なんでまた、ピクニック?」

士「何でもいいだろ。
  ついでだ、一緒に帰るか」

ユウスケ「そうだな!
     他の子がいるにしても、何かいいな。
     休みの日に遠出するのって」

士「……そうだな」


ユウスケのピクニックへの参加が決定!

【十五日目・夜】

――自室


そろそろ夜も遅くなってきたな。
明日に備えて寝てもいいが……


1 さっさと寝る(起床判定+1)
2 街を歩く
3 自由安価

1

>>810 1


今夜はもう眠るとしよう。

士「夏みかん、俺は寝る」

夏海「今夜は早いんですね」

士「早く寝るならいいだろ」

夏海「はい。そのまま早寝早起きを習慣づけてください」

士「最近は早く起きてる」

夏海「それもそうでした。
   それじゃあ、おやすみなさい」

――夢の中


ポッピー「プペポパピクニック~!
     いいな、ポッピーも行きたい!」

士「来ればいいだろ。来れるもんならな」

ポッピー「ぶーぶー、ひどい~」

士「お前、夢の外には出られないのか?」

ポッピー「うん……サポートキャラだからね」

士「じゃあ、俺が起きてる間は何をしてるんだ」

ポッピー「士の行動を眺めたり~、貴利矢とお話ししたり~、
     現実のわたしを眺めたり~……かな?」

士「つまらないか?」

ポッピー「そんなことないよ、ポッピーは楽しいよ!」

無邪気な奴だな……

【十五日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友好(大)
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:??

ポッピー「土曜日……つまり二十日目だね!
     楽しみだね、士!」

士「それなりに、な」

ポッピー「うんうん♪
     それじゃあ十六日目、いこー!」


直後、起床判定
早寝 +1

オハヨウ

>>815 6+1=7

【十六日目・朝】

――自室


いい朝だ。
そういえばこの世界、あまり雨が降らないな。
まあ、過ごしやすくていいんだが。


1 散歩
2 登校
3 自由安価

1

>>817 1


朝の散歩に出掛けよう。
帰る頃には朝食ができているはずだ。


直後判定
1 何もなし
23 ひとっ走り!と……
45 たっくんと……
67 ヴァイオリン少女
89 翔一ちゃん
0 自由安価

ほい

>>819 7 渡ちゃんの遭遇率高くない……?

――遊歩道


あそこのベンチで休憩しているのは……

士「渡」

渡「あ、おはようございます……!」

ベンチから立ち上がった渡が、
ぺこりと頭を下げた。

士「散歩か?」

渡「はい、今朝は何だか早く目が覚めちゃって」


1 一緒に散歩するか(同時に判定)
2 ピクニックに誘う(同時に判定+1)
3 自由安価

ピクニックのメンバーって人数制限ある?

>>821 ありません!>>1がキャラを扱いきれずに苦しむだけです!

とりあえずは1で

>>823 1 判定9


士「一緒に散歩するか」

渡「いいんですか……?
  僕なんかと一緒で……」

士「当たり前だ」

渡「そ、そっか……嬉しいです」

照れたように笑う渡と共に、
のんびりと歩き出す。

朝日が並木を照らして、
悪くない光景だ。


直後判定

Wake Up

>>825 6 エクセレント!


渡「あの、門矢さん」

立ち止まった渡につられて立ち止まる。
突然、どうしたんだろうか。

士「どうした」

渡「僕と……友達になってください!」

言葉と共に、手が差し出される。
ぷるぷると震えるその手を……


1 握る
2 握らない
3 自由安価

男は黙って1

>>827 1


握った手はやわらかい。
小さくて、白くて、繊細な手だ。

渡「あ……ありがとう、ございます……
  あの、その……」

もごもごと、頬を赤くした渡が口籠る。
そして、意を決したように顔を上げた。

渡「……つ、士さん!」

士「よろしくな、渡」

改めてそう言うと、渡がぶんぶんと頷いた。
そんなに勢い良く首を振って大丈夫か。

渡「僕、そろそろ朝ごはんの時間なので……
  また、会いましょうね、士さん」

士「そうだな。楽しみにしておいてやる」

渡「はい!」


渡から友情を獲得

そして判定を入れるのを忘れる。


直後判定
1 ???
23 窓の外
45 廊下
67 地理
8-0 購買

ほいほい

>>830 1 あっ……これは……

――2-D


何だか教室が騒がしい。
いったい何なんだ。

響鬼「みんな、おはよう」

響鬼が教室へ入ってきて、HRが始まる。
さて、寝るか。

響鬼「今日は転校生を紹介します」

………………転校生?
それでこんなにも生徒が浮かれてるのか。

しかし、転校生。
そんなものがやって来るとは。

学園ものとしては定番だろうが、
いったい誰が……

響鬼「それじゃあ、入ってきて」

扉が開き、男子生徒が入ってくる。
その顔は、とても、見覚えがある。

しかも、思いきりこちらを、見ているような。

海東「海東大樹です。よろしく」

女子がきゃあきゃあと騒ぎ始める。
お前たち、悪いことは言わないからやめておけ。
あいつの本性はとんでもないぞ。

響鬼「それじゃあ、席なんだけど……」

海東「士!」

士「……!」

響鬼の言葉を遮って、海東が小走りにやってくる。
ギャラリーがざわついている。

女子「知り合いかな?」ヒソヒソ

男子「そうじゃなきゃ名前なんて呼ばないよ」ヒソヒソ

海東「会いたかったよ、士!」

士「やめろ、手を掴むな顔を近づけるな息をするな」

海東「君は相変わらずだね」

響鬼「えっと、お知り合い?」

海東「ああ、先生。お話の途中に、すみません。
   士に会えた喜びのあまり、つい」

やめろ、そういう言い方は誤解を招くぞ!

女子「もしかして、付き合ってるのかな」ヒソヒソ

早速誤解されている!!

響鬼「転校生二人が知り合いかあ。
   すごい偶然だね。それじゃあ……」

駄目だ、嫌な予感しかしない。
そして海東、いい加減に手を離せ。

響鬼「門矢さんの隣にしようか、海東君の席」

……くっ。
どうしてこうなった。

海東「詳しい話は後でね」

士「やめろ囁くな失せろ」

海東「ははは、照れることはないよ。
   僕と君の仲だ」

どうにかしてこいつを黙らせる方法はないのか。

既に恋人持ちなんだよなあ

――空き教室


休み時間が始まるのと同時に、
人気のない空き教室へ海東を引きずり込んだ。

当の海東はと言うと、何が楽しいのか、
にやにやと笑いっぱなしだ。

海東「やあ士、改めて、久しぶりだね」

士「お前……」

海東「待ちたまえ。君が聞きたいことは分かっている。
   君と同様、僕はこのゲームに引きずり込まれたんだ」

士「どういうことだ? ゲームの性質上、
  プレイヤーが二人いるとは思えない」

海東「サポートキャラの一人として呼ばれたんだが、
   それじゃあつまらないだろう?
   そこで、少し細工をしてね」

士「細工?」

海東「時間はかかったが、
   こうして登場人物になれたというわけさ」

士「何のためにそんなことを……」

海東「何のためかなんて、君には分かっているだろう?」

分かるわけないだろ。
馬鹿か、馬鹿だな、馬鹿なんだった。

海東「僕はトレジャーハンターだからね。
   この世界のお宝をいただきに来た」

バン、と指で銃を撃つような動作をされる。

士「……参考までに聞いておくが、お宝っていうのは?」

海東「君だよ」

聞かなかったことにしたい!

海東「まあそう構えずに、安心してくれたまえ。
   僕だって君がこのゲームをクリアしなければ、
   この世界の外に出ることは難しいからね」

邪魔はしない、ということか。

海東「だから、そうだね……
   君がこのゲームをクリアする、その時には」

士「お、おい、やめろ!
  無闇にべたべた触ろうとするな!」

伸ばされた手を叩き落としても、
特に気にした様子もなく笑いかけられる。

海東「その時には、お宝をいただくよ」

嫌な予感しかしない!

海東「しかし残念だな。
   こんなに頑張って登場人物になっても、
   次の周にはまた一からやり直しだ」

士「つまり?」

海東「転校してくるのに、時間がかかるかもね」

士「……そうか」

それを聞いて安心した。
こいつのいる学園生活は、確実に疲れる。
それだけは確信できる。

海東「そういうわけだから、これからよろしく。
   ゲーム中でも、ちゃんと僕を見ていてくれ、士」

士「……気が向いたらな!」

絶対に気が向くことはないけどな!!

>>833-834 海東がどう見られているのかよく分かる!

【十六日目・放課後】

――2-D


くそ、無駄に疲れてしまった。
さっさと気分を切り替えなければ……


1 街を歩く
2 学校をうろうろ
3 ピクニックのメンバー探し
4 自由安価

↓今日はそろそろ寝ます!おやすみなさい!
 明日は来れません。

3 探偵コンビでも~って思ったけどここじゃ指定できんな

おつおつ

こんにちはー。
人はいるかな?と不安に思いつつ、
続きをやっていきましょう!

>>838 3 指定してくださって大丈夫ですよ!
次からははっきりそう書いときますね。
というわけで、探偵コンビのところに行きましょう。


あの探偵コンビでも、ピクニックに誘ってみるか。
部室に行けば会えるだろうか?

とにかく、探しに行ってみよう。


直後判定
90で追加メンバーのチャンス
友好度ボーナス+1

ほい

>>841 00 ダブルクリティカルだ……

――鳴海探偵事務所


士「邪魔するぞ」

翔太郎「いらっしゃい。何かお困り?」

士「そうだな……困っているわけじゃないが、依頼だ」

フィリップ「君が人に頼るとは、意外だね」

士「お前たち、土曜は何か予定でもあるか?」

翔太郎「あったとしても、依頼を優先するわよ」

フィリップ「実際、暇だからね」

士「なら、ピクニックに行くぞ」

二人そろって、きょとんとした顔でこちらを見てくる。
何だかいたたまれなくなりつつ、言葉を繰り返した。

士「ピクニックに、行くぞ」

翔太郎「……ぷっ、くく……」

肩を震わせ俯いている翔太郎は、
どうやっても笑いを堪え切れないのか、
苦しそうに息をして顔を覆った。

フィリップ「ピクニック……いいね、興味深い」

士「おい、お前の相方は乗り気だぞ」

翔太郎「ふふっ、い、いいわよ……!
    それにしても、士が、ピクニック……!」

失礼な奴だな。
とにかく、メンバーは二人確保した。


翔太郎とフィリップがピクニックに参加!


↓次に誘う相手(同時に判定)

タケルちゃんで

>>844 判定2 残念!


次は……タケルでも誘ってみるか。
と思い、学校中を探してみたが、見つからない。

仕方ない、今日のところは諦めて帰るとしよう。

【十六日目・夜】

――自室


夏海「大樹さんが転校してくるなんて、
   ちょっとびっくりしました」

ユウスケ「本当に! 顔だけはいいから、
     女の子たちにきゃーきゃー言われてたな」

士「……」

どうやら、元から知り合いだった設定らしい。
どんな設定になっているのやら……


1 さっさと寝る(起床判定+1)
2 街をぶらぶら
3 自由安価

2

>>847 2


気晴らしに、街でも歩くか。
何か、おもしろいものでも見つかるかもしれない。


直後判定
1 何もなし
23 リーゼント&流れ星
45 マヨネーズドーナツ
67 五代先生
89 響鬼先生
0 自由安価

てい

>>849 0 今日クリティカル多いですね

というわけで、
会いたい人をどうぞ!

タケルを

>>851 タケルちゃん!

――街


タケル「門矢先輩!」

背後から声を掛けられ、振り返るとタケルがいた。
走ってきたのか、少し息が切れている。

タケル「偶然ですね!」

士「ああ。お前、一人か?」

タケル「はい」

なんとなく、タケルのような少女が一人でいるのは、
不用心な感じがする。

まあ、元の世界で仮面ライダーなのだから、
この世界でもそう弱くはないだろうが……


1 寮まで一緒に帰るか(同時に判定)
2 ピクニックに誘う(同時に判定+1)
3 自由安価

2

>>853 2 判定7+1=8


士「タケル、よければ土曜、
  ピクニックに行かないか」

タケル「行きます!」

即答だった。
瞳がきらきらと輝いている。

タケル「楽しみだなあ……!
    ピクニックと言えば、やっぱりサンドイッチかな」

士「俺の知り合いが主催なんだが、構わないか?」

タケル「はい、もちろん!
    門矢先輩の友達なら、いい人ですよね」

そこまで信頼されているとは。
料理の面も含め、期待を裏切るわけにはいかないな……


タケルがピクニックに参加決定!

――夢の中


ポッピー「サンドイッチって、どんなの作るの?」

士「知るか。俺が作るんじゃない」

ポッピー「えーっ! そう言わずに~!
     だって、何人参加するか分からないんでしょ?」

士「あー……それじゃあ、早起きしたら作る」

ポッピー「うんうん! 士ならきっと上手にできるよ~♪」

【十六日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友情
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:お宝

士「ところで海東のことなんだが」

ポッピー「あっ……あのね、ポッピーは止めたよ!?
     でも、貴利矢が……」

あのサングラス男が何か余計なことを言ったのか……
よし、次に会ったら殴ろう。

ポッピー「『大切な相手に会いたいなら、いいんじゃない?』
     って言ってて……」

士「……」

……やっぱり、殴るのはやめておこう。

ポッピー「むしろ、なんで士はそんなに大樹のこと嫌がるの?
     本当は仲良いんだよね?」

士「さて、次の日にいくか」

ポッピー「こーたーえーてーよー!」


直後、起床判定

_人人人_
> お宝 <
 ̄YYY ̄

>>858 3 奴の感情はそうとしか言い表せないというか……

【十七日目・朝】

――自室


夏海「士くん、朝ですよー」

ユウスケ「昨日も遅くまで起きてたのか?」

士「うるさい……」

夏海「もう、寝癖ついてますよ」

夏みかんは寝癖を直そうとしているのだろうが、
頭を撫でられているようで、余計に眠く……

夏海「はい、おしまいです」

……危ない、本当に寝るところだった。


直後判定
1 何もなし
23 体育
45 地理
67 廊下
8-0 購買

海東と会うとトラブルしか起きないから…

>>860 2 大戦でのジョーとの差が印象深い

――体育館


今日はバドミントンをやるらしい。
誰かとペアを組む必要がある。

さて、誰と組もうか……


直後判定
1 つーかさ!
23 たっくん!
45 ショータイムだ!
67 ケンジャキ!
89 花道オンステージ!
0 自由安価

海東の前でユウスケといちゃつきたい…

>>862 5 ユウスケ「殺気が……!?」


晴人「門矢さん、よかったら組まない?」

士「いいだろう」

向こうから声をかけてきた。
そういえば晴人は、こういうのは得意なんだろうか。

士「お前、運動は?」

晴人「んー、割と得意かな?
   門矢さんは得意そうだね」

士「まあな」

俺と組む以上、敗北は有り得ないだろうが……


直後判定

ほい

>>864 5


試合には無事、勝利した。
というか……

士「お前、割とどころか、
  かなり得意だろ」

晴人「たまたまだよ。でもありがと」

士「偶然であんな動きができてたまるか」

晴人「でも本当に、私なんて大したことないって」

やたらと謙遜するな。
素直に認めても罰が当たらない程度には動けていたというのに。

士「まあいい。勝ってすっきりしたからな」

晴人「そうだね。やっぱり体動かすと気持ちいいよ」

【十七日目・放課後】

――2-D


今日の授業も終わりだ。
これからどうしようか……


1 街をぶらぶら
2 寮に帰る
3 ピクニックのメンバー探し
  (安価指定可&指定があった場合同時に判定)
4 自由安価

3

>>867 3


ピクニックのメンバーを探すとしよう。
誰を誘おうか……


1 適当に探す
2 選んで誘う(自由安価&同時に判定)

1

>>869 1


適当にその辺りを歩いてみて、
出くわした奴を誘うとするか……

うまく知り合いに会えるといいんだが。


直後判定
1 つーかさ!
23 オエージ!
45 天道と……
67 宇宙、キター!
89 たっくん!
0 ヴァイオリン少女

海東はいやだ海東はいやだ

>>871 2 ギリギリ回避

――廊下


向こうから歩いてくるのは、映司とアンクか。
よし、奴らを誘ってみよう。

士「映司、アンク。ちょっといいか」

映司「門矢さん? こんにちは。どうしたんですか?」

アンク「めんどくせえことなら断る」

アンクはこう言っているが……
まあ、映司は断らないだろう。

士「土曜にピクニックがあるんだが、
  お前らも来ないか」


直後判定
友好度補正 +1

ほい

>>873 9 補正なんて必要なかった……


映司「土曜……はい、大丈夫です!
   楽しみだね、アンク」

アンク「ひとりで行け」

映司「じゃあ、二人で行かせてもらいます」

アンク「おい」

映司「よろしくお願いしますね!」

アンク「おい映司!」

映司「なに?」

アンク「……もういい」

言っても無駄だと悟ったらしい。
賢明なことだ。

士「それじゃあ土曜、忘れるなよ」

映司「はい!」


映司とアンクのピクニックへの参加が決定!

【十七日目・夜】

――自室


………………うーん。

ユウスケ「士?」

はっ!
食後で少し、うとうとしていたらしい。

士「……なんだ」

ユウスケ「眠いんなら寝たらいいのに」

夏海「そうですよ。
   そんなところで寝たら風邪引いちゃいます」

士「……そうだな」

二人の言う通り、寝てもいいが……


1 さっさと寝る(起床判定に+1)
2 街をぶらぶら
3 自由安価

2

>>876 2


よし、眠気覚ましに散歩だ。

士「ちょっと歩いてくる」

ユウスケ「大丈夫なのか?」

夏海「気を付けてくださいね」


直後判定
1 何もなし
23 新聞部と占い師
45 翔一ちゃん
67 ひとっ走り!
89 不運少女
0 自由安価

てい

>>878 9

――街


士「!?」

マンホールから……人が……
這いずり出ている……?

良太郎「あ、門矢さん。こんばんは」

士「だっ……大丈夫か、良太郎」

良太郎「うん、ちょっと落ちちゃったけど、
    怪我はないから大丈夫」

士「そうか……」

普通の人間はマンホールに落ちれば、
無事では済まないと思うが……
良太郎にとっては日常茶飯事なんだろう。


1 手を貸す(同時に判定)
2 ピクニックに誘う(同時に判定)
3 自由安価

1

>>881 1 判定4


士「とりあえず、手を貸してやる。
  ほら、掴まれ」

良太郎「ああ、大丈夫。
    手が汚れちゃうから」

よく見てみれば、確かに少し汚れているか。
しかし、気にするほどではないのだが……

結局、良太郎は自力で外へ出てきてしまった。

良太郎「うーん、早く帰ってお風呂にしないと。
    それじゃあまたね、門矢さん」

士「気を付けて帰れよ」

一緒に帰ってもよかったが、
良太郎は少し慌てた様子で走って行ってしまった。

――夢の中


ポッピー「士!」

士「どうした」

夢の中にやって来たと思ったら、
勢いよく手を掴まれた。

ポッピー「大樹とはどういう関係なの!?」

士「腐れ縁……いや、それ以下だ」

ポッピー「でもでも、大樹は士のこと、
     お宝って思ってるんだよ?」

士「知らん」

ポッピー「で~も~……」

士「いいから、リザルトを出せ」

【十七日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:普通
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友情
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:お宝

ポッピー「ねえねえ、教えてよ~」

士「本人に聞け」

ポッピー「そんなの無理だよ!」

士「じゃあ諦めろ」

ポッピー「うー……あっ!
     そうだ~!」

士「さて次の日に行くぞ」

ポッピー「ふっふっふ……明日を待ってなさい!」

何を意気込んでいるんだ、あいつは。


直後、起床判定

嫌な予感がするから十八日目は寝ないようにしよう(提案)

>>886 8 寝ないって選択肢はないんだよなあ

【十八日目・朝】

――自室


朝だ……
ポッピーが何やら意気込んでいたが、
それも今夜眠れば分かる。

あいつの考えることなので、
大したことではなさそうだが。


1 登校
2 散歩
3 自由安価

1

>>888 1


少し早いが、登校しよう。
途中、誰か知り合いに会うだろうか。


直後判定
1 何もなし
23 オレンジ!と……
45 二人で一人の!
67 五代先生
89 響鬼先生
0 自由安価

ほい

>>890 2

――通学路


紘汰「よっ、士! 早いね~」

肩を叩かれ振り返ると、
朝だというのに元気そうな紘汰がいた。

その隣には、……ああ、どこかで見たことがあるな。
確か……バロンだったか?

紘汰「こっちは友達の戒斗」

戒斗「私は貴様の友達なんてものじゃない」

紘汰「こうして一緒に登校してるんだし、
   友達ってことでよくない?」

戒斗「はあ……勝手に言っていろ」

士「門矢士だ。一応よろしくしておいてやる、戒斗」

戒斗「私にそのつもりはない」

なんだ、可愛げがないな。
まあいいか。

紘汰「そうそう、土曜のピクニックだけど!
   戒斗も行くよね? ね!」


直後判定
紘汰のお願い +2

バナナオーレ

>>892 8+2=9 行く気満々じゃねーか!


戒斗「ああ……そういう話だったからな」

士「意外だな。この手のイベントには、
  参加しないのかと思ったが」

戒斗「偶然、気が向いただけだ。
   一度行くと言った以上、取り消しはしない」

紘汰「戒斗の料理、楽しみだなー!」

料理、か。
ふむ……どんな料理が出て来るのか、
確かに楽しみだ。


直後判定
1 何もなし
23 音楽
45 地理
67 廊下
8-0 購買

戒斗ちゃんの料理ヤッター!

>>894 6

――廊下


移動教室というのは、地味に面倒だ。
特別教室とは階が違うので、
一々階段での移動が必要になる。


直後判定
1 誰にも会えず
23 翔一ちゃん
45 弦ちゃん
67 天道
89 タケル
0 自由安価

とお!

>>896 5 弦ちゃん!


弦太朗「お、士だ!」

士「弦太朗か。お前も移動教室か?」

弦太朗「おう! 士に会えてラッキーだぜ。
    移動教室っていいよな、こうやって、
    別のクラスのダチにも会えるし」

ダチ、か……
実際、弦太朗にはどのくらい友人がいるんだろうか。


1 他の学年にもダチはいるのか?
2 今日は流星は一緒じゃないのか(同時に判定)
3 自由安価

1

>>898 1


士「他の学年にもダチはいるのか?」

弦太朗「当たり前だろ!」

自信満々の笑みを返された。
まあ、弦太朗の性格ならいても不思議ではないか。

弦太朗「何より、士だってそうだろ?」

士「ダチ、ねえ……」

そこまで深い仲になったつもりはなかったが、
好きなように言わせておいてやるか。

否定すればするだけ、
向こうも躍起になるだろう。

「弦ちゃん、早く行かないと遅れちゃうよー!」

弦太朗「おっ、悪いユウキ!
    じゃあまたな、士!」

士「ああ」

こっちものんびりしていたら、
次の授業に遅れそうだな……

そんなことになれば、
久々に夏みかんの必殺技を喰らいそうだ。
急いで教室に戻ろう。

【十八日目・放課後】

――2-D


やっと放課後だ。
……海東のやつ、思ったより大人しいな。

これはこれで少し不気味だが……
邪魔が入らないのはいいことだ。


1 街をぶらぶら
2 ピクニックに誘う
  (人物指定可&その場合同時に判定)
3 自由安価

1

>>901 1


街を歩いてみよう。
小腹がすいているし、
何か買い食いしてもいい。


直後判定
1 何もなし
23 剣崎と……
45 たっくんと……
67 お嬢様
89 ドーナツ
0 自由安価

眠いのでそろそろ寝ます。
明日も夜に来れると思います。
じゃあ、おやすみなさい!

こんばんは!
さっそくやっていきましょう。

>>903 2 そういえばまだ剣崎には会ってなかった

――街


「門矢さん?」

声を掛けられ、振り返ると剣崎がいた。
男連れか……なかなかやるな。

士「剣崎か」

剣崎「そう! 話したことなかったけど、
   ちゃんと知っててくれたんだ」

「クラスメイトか?」

剣崎「うん。門矢士さんっていって、
   最近転校してきたの」

士「お前は?」

始「相川始だ」

……だけか。
無口な奴だな。


直後判定
十の位 剣崎→始
一の位 始→剣崎

(0w0)

>>905 剣崎の片想いだーーー!!


士「どうしたんだ二人で、デートか?」

剣崎「ウェッ!? そ、そ、そんなこと……」

始「そんなはずないだろう」

剣崎「そっ……そうだね……」

見るからに落ち込んでいる。
何というか……悪いな、剣崎。

あまりに分かりやすすぎる態度だが、
始は何も気付かないのか……

士「……邪魔しても悪いな。
  俺はもう帰る」

剣崎「ほ、本当にそんなんじゃ……」

始「引き留めることもないだろう。
  それより、早く買い出しの続きだ」

剣崎「あ、うん……じゃあね、門矢さん」

士「……頑張れよ」

剣崎「な、何を!?」

……分かりやすい。


剣崎から友好(小)を獲得

【十八日目・夜】

――自室


夜になった。
外もすっかり暗い。

さっさと寝てもいいが、
出掛けてもいいな。


1 さっさと寝る(起床判定に+1)
2 街をぶらぶら
3 自由安価

2
寝たくねえ!

>>908 2 身構えすぎですよ(笑)


街に出るとしよう。
まあ、補導されない程度にしなければ、
いろいろと面倒なことになりそうだが……


直後判定
1 何もなし
23 天道と……
45 不運少女と……
67 探偵少女
89 翔一ちゃん
0 自由安価

ほい

>>910 7

――街


買い物袋を提げている翔太郎と、
ばったり出会った。

翔太郎「こんな夜に、どうしたの」

士「散歩だ」

翔太郎「散歩ねえ。あんたも女の子なんだから、
    あんまり遅くまで出歩いちゃ駄目よ」

士「そっちこそ、一人で買い物か?」

翔太郎「別にいいでしょ。
    夜はいろいろ安いんだし……」

見事なダブルスタンダードだな。


直後判定

サイクロン!

>>912 5


翔太郎「そうだ、何なら一緒に帰る?」

士「一緒に……?
  まあ、構わないが」

翔太郎「じゃあ、はいこれ」

両手に提げていた袋の片方を、
当然のように差し出される。

士「……一人で帰るのは危ないとか、
  そういう話じゃなかったのか?」

翔太郎「そうよ。で、ついでにこれ持って。
    地味に重いのよね」

士「仕方ないな」

受け取ってみれば、確かに少し重い。
これを寮までか……

翔太郎「フィリップが一緒に来ることもあるけど、
    あの子、調べ物があると動かないのよね」

士「頼りない相棒だな」

翔太郎「生憎だけど、あの子は頼りになるわよ」

……惚気られてしまった。

――夢の中


ポッピー「士、覚悟しなさーい!」

士「は、お前に何ができるんだ?」

ポッピー「ふっふっふ……」

意味深に笑って、ポッピーが俺を……
正確には、俺の背後を指差した。

士「?」

ポッピー「貴利矢、おねがーい!」

貴利矢「どうもー」

士「おい、助っ人頼みか」

ポッピー「何とでも言いなさい!」

貴利矢「まあ、無理に聞くことでもないとは思うけど」

ポッピー「ええっ!?」

早速裏切られかけてるぞ、ポッピー。

貴利矢「それに、何となく見当はつくし」

ポッピー「ほんとに?」

貴利矢「さあ? 自分、嘘吐きなんでね」

士「……」

確かに、ポッピーよりは手強そうだが……
いまいちやる気も感じられないし、大丈夫だろう。

貴利矢「先にリザルトいっとくか」

ポッピー「そうだね!」

【十八日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:友好(小)
響鬼:友好

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友情
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:お宝

貴利矢「ていうか、本人がチラッと言ってたんだけど」

ポッピー「えっ、ポッピー、何も聞いてない……」

あいつは何を吹聴して回っているんだ。

士「信じるな。あいつの言うことなんて九割がた適当だ」

貴利矢「一方的に突き放されて、
    次に会ったら忘れられてたとか」

ポッピー「ええ~! ひどーい!」

士「……」

貴利矢「放っておいてほしい時に限って構って来て、
    仲間みたいに扱われたとか」

ポッピー「それっていいことじゃないの?」

士「…………」

貴利矢「かと思ったら、ひどい裏切りに遭って、
    つい大暴れしてしまったとか」

ポッピー「そんな! 裏切るのはだめだよ!」

士「………………」

わりと、嘘が、ない。

貴利矢「だから許せないって思ってたけど……」

ポッピー「けど?」

貴利矢「今は大事なお宝だって」

ポッピー「どうして~!?」

士「……さて、次の日にいくか」

ポッピー「教えてよー!」


直後、起床判定

ほい

>>917 1 おう……

【十九日目・朝】

――自室


……ねむい。
このまま眠っていても、
いいんじゃないだろうか。

一日くらい、好きなだけ寝ていても……
いい……はず……


直後判定 失敗すると……

ほい

>>919 7 セーフ!


夏海「士くん、学校に遅れちゃいますよ」

士「あー……今日はもういい……」

ユウスケ「そう言わずに、ちゃんと起きろよ」

士「ねむい……」

夏海「……秘伝」

……!?

士「ふっ、は、あははははは!!」

朝からひどい目に遭った……


直後判定
1 何もなし
23 地理
45 体育
67 廊下
8-0 購買

今日はそろそろ寝て明日に備えます。
それではまた明日!

乙です

おはようございます。
OPが不穏すぎる……しかも来週……
いろいろ気になりますが、とりあえず始めましょう。

>>921 6

――廊下


教室まで向かう途中、
何度も欠伸を噛み殺す。

ねむい……
教室に着いたら寝よう。


直後判定
1 何もなし
23 五代先生
45 弦ちゃん
67 ヴァイオリン少女
89 霊感少女
0 自由安価

オヤスミー

>>924 0 リアルに二度目しかけてた……


↓会いたい人をどうぞ

渡ちゃんで

>>926 渡ちゃん!そして二度寝が二度目になっていたことに気付く


ヴァイオリンの音が……
音楽室からか?

興味を引かれて歩いて行くも、
途中で音は止まってしまった。

音楽室の中を覗いてみると……
渡がヴァイオリンをケースに片付けている。

士「お前が弾いてたのか」

渡「あ……門矢さん。おはようございます。
  その、うるさかったでしょうか……?」


1 いい演奏だった
2 音也には負ける(同時に判定)
3 自由安価

1

>>928 1


士「いい演奏だった」

渡「あ、ありがとうございます! 僕なんて、
  まだまだ、父さんの足元にも及びませんけど……」

まあ、音也の神懸った演奏に比べれば、
誰でもそう思うだろう。

それでも、渡の演奏は心地いい音色だった。

士「確かに音也の演奏は……
  もはや魔術か何かの領域だが、
  お前の演奏も、俺は好きだ」

渡「門矢さん……!
  僕、頑張ります!」

ヴァイオリンの入ったケースを抱きしめ、
瞳を潤ませながら渡がそう宣言した。

士「ああ。また聴かせろ」

渡「はい!」

【十九日目・放課後】

――2-D


響鬼「明日から休みだからって、
   あんまり遅くまで出歩いちゃだめだよ?
   それじゃあ、今日はこれで解散!」

生徒たちが一斉に騒ぎ始める。
明日は……ピクニックだな。


1 街をぶらぶら
2 ピクニックに誘う
  (安価指定可&指定があった場合同時に判定)
3 自由安価

1

>>931 1


帰る前に、少し街を歩こう。
何かいいものでも見つかるといいが……


直後判定
1 何もなし
23 進姉さんと……
45 マヨネーズドーナツ
67 響鬼先生
89 新聞部
0 自由安価

ほい

>>933 7

――街


「たちばな」という店の前を通りかかった。
ふむ、和菓子か……

和菓子自体は嫌いではないが、
ピクニックには向かないな。

響鬼「門矢さん、偶然だね。
   何か買いに来たの?」

士「そっちこそ、買い物か?」

響鬼「先生には敬語だよ」

士「細かいことは気にするな」

やれやれ、とでも言いたげに肩を竦められてしまった。

響鬼「いつもそうなんだから。
   それで、寄って行く?
   ここのお菓子、美味しいよ」

士「常連なのか?」

響鬼「まあ、そんなところ。
   知り合いのお店なんだよね」


直後判定

テンテー

>>935 5


響鬼も勧める味か……ピクニックはともかく、
食後のデザートにでも買って帰るか。

士「お前のお勧めを買ってやる」

響鬼「それは光栄だね。
   でも、先生に『お前』はよくないよ」

しつこい奴だな。
言われても直す気はないぞ。

響鬼「じゃあ、お店に入ろっか」

士「ああ」

響鬼「そういえば、海東君とはいつから知り合いなの?
   すごく親しそうだったけど」

士「………………忘れた」

響鬼「そんなに古い知り合いなんだ?
   それじゃあ仲が良くて当たり前かな」

突然嫌なことを思い出させるんじゃない!


響鬼から友好(大)を獲得

【十九日目・夜】

――自室


響鬼お勧めの和菓子は、
夏海とユウスケにも好評だった。

しかし、少し高くつくのが問題だな。
この味なら仕方ないだろうが……

さて、明日はピクニックだが……
今夜はどうしようか。


1 ピクニックに備えて寝る(起床判定+1)
2 街をぶらぶら
3 自由安価

寝よう

>>938 ですね!


今日はもう寝よう。
明日、早く起きられたなら、
サンドイッチでも作ってみてもいい。

士「寝る」

夏海「おやすみなさい」

ユウスケ「俺ももう寝ようかな。
     明日、起きられないと困るし」

夏海「?」

――夢の中


ポッピー「士~!」

士「無駄話してないでリザルトだ」

ポッピー「だめ! 今日はちゃんと聞くまで、
     次の日に進んであげないんだから!」

士「……おい、貴利矢はいないのか?
  この駄々っ子をどうにかしろ」

返事がない。
どうやら今日はいないようだ。

ポッピー「二人ってどういう関係なの?
     友達? 仲間? 恋人?」

士「いいからリザルトを出せ」

ポッピー「教えて~!」

士「チッ……」

ポッピー「舌打ちなんて、感じ悪いよ!」

面倒だな……しかし、本当に膠着状態が続きそうだ。
それは困る。

士「……仲間だ、一応」

ポッピー「へー! そうなんだ~♪
     やっぱり本当は嫌いじゃないんだね!」

【十九日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:友好(小)
響鬼:友好(大)

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友情
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(小)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:お宝

ポッピー「じゃあ、裏切ったって何のこと?」

士「あー……まあいろいろと……」

ポッピー「いろいろじゃわかんないよ」

士「敵を騙すにはまず味方から……っていうだろ。
  そういうことだ」

ポッピー「嘘吐いたの?」

士「まあ……だいたいは……」

ポッピー「謝った?」

士「一応……」

ポッピー「じゃあ何も悪くないね!
     どうしてあんなに嫌がるの?」

士「……そろそろ次の日にいくぞ」

ポッピー「あ、うん! ゴーゴー!」


直後、起床判定
早寝+1

早寝早起き

>>943 7+1=8 有言実行!

【二十日目・朝】

――自室


朝だ。
……そういえば、今日はピクニックだった。

早く目が覚めたことだし、
せっかくなのでサンドイッチでも作ってやるか。

余裕があれば、何か他の料理も……
とにかく作ろう。


直後判定
天才 +1

ほい

>>945 8+1=9 めっちゃうまくできてる……


士「ま、こんなもんだな」

サンドイッチ、おにぎり、生春巻きetc……
思ったより大量に作ってしまったが、まあいいか。

この荷物はユウスケに持たせるとして、
そろそろ行くとしよう。


直後判定 行き先は……
1-4 近所の公園
5-7 景色のいい山
8-0 呉島家の別荘

レッツゴー覚悟

>>947 0 クリティカル!いいですねえ!

――駅前


ここで集合だと言われたんだが……
時間が少し早かったか。

ユウスケ「士、何入ってるんだこれ。
     けっこう重いんだけど……」

士「ああ、頼りにしてるぞ」

ユウスケ「えっ、そう? そっか……
     頼りにされてるのか、俺……」

単純な奴め。
まあ、そういうところは嫌いじゃない。

タケル「門矢先輩!」

士「タケル。早いな」

タケル「楽しみだったから、つい……
    あの、この人は?」

ユウスケ「俺、小野寺ユウスケ。
     君は……一年生?」

タケル「はい! 天空寺タケルっていいます。
    荷物、重そうですけど……
    よければ一つ持ちましょうか?」

ユウスケ「いや、いいよ。女の子に持たせられないって」

確かに、タケルの細腕には荷が重いだろう。
と、思っていたところで肩を叩かれた。

映司「こんにちは」

士「映司か。アンクも」

アンク「チッ、朝早くから叩き起こしやがって」

映司「楽しみですね、ピクニック」

アンク「あ? 誰だこの女」

タケル「わ、私のこと?」

映司「もー、睨んだりしないの。
   ごめんね、この人、元からこんな顔だから」

タケル(この人は優しそう……美人だし……)

少しずつ揃ってきたか。
向こうから、翔太郎たちも歩いてきたな。

翔太郎「あら、映司?」

映司「こんにちは、左さん!
   門矢さんとお知り合いだったんですね」

翔太郎「まあ、私は探偵だし。
    それなりに人脈もないとね」

フィリップ「世間は狭いということを実感するね。
      メンバーはこれで全員かい?」

士「いや、紘汰が来るはずだ」

翔太郎「え?」

映司「葛葉さんともお知り合いなんですか?」

タケル「紘汰さんって、あの……?」

世間が狭すぎる!
まあ、元の世界ではライダーという共通点がある以上、
この世界でも何らかの縁が生まれやすいのだろうか。

タケル「! 来た……!」

紘汰「おーい! おっはよー!」

翔太郎「ねえ、紘汰。戒斗は来るの?」

紘汰「ん? もちろん、来る予定だよ」

フィリップ「君、彼女のことを気に入っているからね」

翔太郎「だって、なんだか可愛いじゃない?」

映司「やっぱり、あの人もいますよね」

紘汰「あの人って?」

映司「呉島さんです」

紘汰「もちろん! 今から行くの、
   ミッチの別荘だし」

別荘……だと……
上品そうだとは思っていたが、
そんなレベルの富豪だったか。

光実「紘汰さん、皆さん!
   迎えのバスの用意ができました」

紘汰「ありがと! 戒斗は先に乗ってるんだっけ?」

光実「はい」

ユウスケ「バスかあ……なんか遠足みたいだな!」

フィリップ「ピクニックというのは、
      徒歩での移動が主だと思っていたよ」

タケル「別荘に着いてから歩くとか?」

アンク「団体行動か……めんどくせえ」

映司「いいからほら、行くよ」

――呉島家・別荘


タケル「すっごーい……!
    素敵な家だね!」

光実「ありがとう。兄さんに頼んで、
   バスを出してもらったんだけど……
   喜んでもらえてよかった」

紘汰「じゃあ早速だけど、ピクニックに行こう!
   みんな、準備できてる?」

翔太郎「いっそこの家でのんびりしたいわね……」

フィリップ「何を言うんだい、翔太郎。
      ピクニックを体験しようじゃないか」

アンク「どこまで歩いて行くつもりだ?」

映司「さあ……そう遠くはないんじゃない?」

紘汰「ねえねえ、お弁当とかサンドイッチとか、
   どう? おいしくできた?」

戒斗「当然だ。持ち運びは貴様がやれ」

紘汰「えー! 一緒に持とうよ!」

戒斗「作れないなら運ぶくらいはしろ」

紘汰「ええ~……」

光実「あの、私も持ちますから」

紘汰「ありがと、ミッチ」

ユウスケ「士、この荷物も持っていくのか?」

士「ああ。中身は食べ物だからな」

ユウスケ「それって、手作り?」

士「そうだ。何か問題でもあるか」

ユウスケ「いや、むしろすごく嬉しいよ!」

別荘から少し歩いたところに、
レジャー用に整備された開けた場所があった。

こんな場所が個人所有とは……
どれだけ金があるんだ。

紘汰「んー、気持ちいいね!」

光実「ここでお昼にしましょうか」

映司「日差しがあったかくて、
   なんだか昼寝によさそうですね」

アンク「映司、アイスは?」

映司「そう言うと思って、ちゃんと持って来たよ」

アンク「溶けてねえだろうな」

映司「ちゃんと対策してます!
   ほら、クーラーバッグに保冷材に……」

翔太郎「映司って気が利くのね。
    いいお嫁さんになれるんじゃない?」

映司「ふふ、おだてても何も出ませんよ?」

紘汰「ねえねえ、何作ったの?」

戒斗「……見ればわかる」

紘汰「フルーツサンド! やったあ!」

フィリップ「こちらはたまご……こっちはツナ。
      いろいろあるね」

タケル(……私も誰かと一緒に来ればよかった!)

ユウスケ「なあ、士の作ったサンドイッチ、食べてもいいか?」

士「好きにしろ」

さて……誰と話そうか。


1 ユウスケ
2 タケル&紘汰
3 映司&光実
4 アンク&フィリップ
5 戒斗

↓もう一度選択のチャンスはあります

3

>>955 3 お嬢様コンビ!


光実「えっと……」

映司「お兄さんはお元気ですか?」

光実「はい。そちらのご家族は、お変わりなく……?」

映司「さあ、どうでしょう?
   何の連絡もないので、元気だと思いますよ」

光実「そう、ですか」

士「なんだ、微妙な顔をして」

映司「なんでもありませんよ。
   ただの近況報告ですから」

士「お前たちが知り合いとはな。
  少し意外だ」

光実「あの……ご存じないんですか?」

士「何をだ」

映司「さあ、何でしょう。
   ふふ、当ててみてください」

士「ヒントもなしか」

光実「……あの」ヒソヒソ

映司「火野、ですから。
   もちろん、映司でもいいですよ!」ヒソヒソ

何をひそひそ話してるんだ、こいつら。

映司「やっぱり内緒です! ね、呉島さん」

光実「……あの! 私も、光実でいいですから」

映司「じゃあ、光実ちゃん?」

光実「ちゃん付け、ですか……
   なんだか、ちょっと照れますね」

……置いてけぼりを喰らった感じがする。
まあ、無理に話させる必要もないが。

映司と光実は、先程よりいくらか打ち解けた様子だ。
他の誰かに話しかけてもいいが……
どうしようか。



1 ユウスケ
2 タケル&紘汰
3 映司&光実(二回目)
4 アンク&フィリップ
5 戒斗

4

>>958 4


男二人が固まって、
何の話をしているのやら……

アンク「てめえ、それを実行したのか……?」

フィリップ「その結果、互いの気持ちがよく分かったよ。
      僕らは相棒であり、互いを愛している」

……こちらに飛び火しかねない!
ここはそっと立ち去るのが得策……と思ったのだが。

フィリップ「やあ、門矢士」

気付かれたか……

アンク「なんだ、その苦虫を噛み潰したみてえな顔。
    ……あ? まさか、今の話」

しかも勘付かれた。
ここは適当に誤魔化すか。

士「さあ、何のことだかな。
  ところでアンク、お前こそどうなんだ」

アンク「何がだ」

士「映司と、いろいろあるんじゃないのか」

アンク「は、どうだかな。
    俺はそこまで飢えてねえ」

フィリップ「僕も飢えているわけではないんだけどね。
      ただ、自然と彼女に触れたいという気持ちが」

士・アンク「お前はもう黙ってろ」

フィリップ「?」

……相方の羞恥心が薄いと、
翔太郎もいろいろと大変だろうな。

恥じらいをしらないフィリップによる、
赤裸々な暴露&質問責めに遭っているアンクを残し、
その場を離れることにした。

早起きして作った料理も好評だったらしく、
綺麗になくなっていた。

紘汰「士って料理上手なんだね。
   たまに食堂にすごい子いるでしょ?
   あの子の料理を思い出しちゃった」

士「まさか天道のことか?」

さすがにあのレベルに達しているとは思っていない。
まあ……かなりいい出来ではあったが。

紘汰「そうそう、そんな名前だったかな?
   とにかく、今日は楽しかったよ」

士「まあ……悪くはなかったな」

紘汰「また今度、こんな風に遊びに来ようね」

士「何だ、今日はもうお開きか?」

光実「すみません……あまり遅くならないようにと、
   兄さんに言われてしまっていて……」

紘汰「そうそう。バスの手配とかも貴虎任せだし、
   あんまり言うこと聞かないのも悪いから」

そういうことなら仕方ない。
大人しく帰るとしよう。

【二十日目・夜】

――自室


夏海「士くん、今日はどこに行ってたんですか?
   起きた時にはいませんし、ユウスケも……
   まさか、二人でお出掛けですか?」

士「そんなところだ」

夏海「もう。私も連れていけとは言いませんけど、
   ちゃんと一言言っておいてくれないと、
   ちょっと心配したんですよ」

士「……それは悪かったな」

次からは一応、出掛けることだけでも伝えておくか。
あまり心配させるのも悪いだろう。

夏海「それにしても、今日はユウスケ、帰るのが早かったですね。
   お出掛けしたから、ちょっと疲れてたんでしょうか?」

士「そうかもな」

夏海「じゃあ私、先にお風呂入ってきますね」

そう言って夏海が部屋から出るのとほとんど同時に、
着信音が鳴りだした。

画面にはユウスケの名前。
何の用事だろうか。

士「俺だ」

ユウスケ『もしもし、士。あの……
     えっとー……』

士「なんだ? はっきり言え」

ユウスケ『明日、空いてるか?』

士「明日……?」

ユウスケ『やっぱり、二人でデートしたいなって』

……どうしようか?


1 行く
2 行かない

いく

>>963 よかったねユウスケ……


士「……行ってやる」

ユウスケ『本当か! ありがとうな、士!
     じゃあ明日、昼から待ち合わせでいいかな?』

士「ああ」

ユウスケ『あと、その、できればなんだけど。
     女の子らしく……』

士「は?」

ユウスケ『嫌ならいいんだけど!
     女の子らしい格好とか……』

士「……俺が、すると思うか?」

ユウスケ『そうだよな……うん。
     デートしてくれるだけでも嬉しいから。
     じゃあ、明日!』

士「わかった」

通話が終了した。
デート、か。

……服装……少し、考えてみるか?

――夢の中


ポッピー「永夢! じゃなかった……士!」

士「なんだ。海東の話ならもうしないぞ」

ポッピー「そうじゃなくて、デート!
     決まったね!」

士「ああ……」

ポッピー「いよいよエンディングは間近だよ!
     頑張ってね、士!」

士「おい、唐突過ぎるぞ。
  そういうことはもっと早く告知しろ」

ポッピー「エンディングはね~、だいたいこの時期だよ。
     次の周からの目安にしてね!」

士「今教えてどうする……」

ポッピー「その~……ついうっかり?
     でも、ちゃんとクリアできたし!」

問題ないよね! と笑うポッピーに毒気を抜かれ、
文句を言う気も失せた。

【二十日目・リザルト】


門矢士:女

○保有スキル
・天才:一部の行動判定に+1
・レンズ越しの世界:カメラの判定結果を常に失敗とする


~人物関係欄~
五代雄介:友好(小)
津上翔一:友好

城戸真司:友好
乾巧:友好(小)

剣崎一真:友好(小)
響鬼:友好(大)

天道総司:友好
野上良太郎:友好

紅渡:友情
左翔太郎:友好(大)

火野映司:友好(大)
如月弦太朗:友好(大)

操真晴人:友好
葛葉紘汰:友好(大)

泊進ノ介:友好
天空寺タケル:友好

光夏海:友情
☆小野寺ユウスケ:好意

海東大樹:お宝

ポッピー「それじゃあ運命の二十一日目、
     いってみよー!」

士「何か言い忘れはないか」

ポッピー「ん~……たぶんないよ!」

士「たぶんじゃなく、絶対にしてくれ」

ポッピー「えっとね……うーんとね……
     あ、次の周にデータの引継ぎするから、
     ちゃんとクリアデータは残るよ!」

士「そこは安心していいんだな」

ポッピー「うん! でね、このゲームはオートセーブ式で、
     セーブスロットは一つなの」

士「今までの仕様からしてそうだろうな」

ポッピー「だから、この周での記憶は、
     次の周には引き継げないよ」

士「つまり、記録は残せても記憶は残らないんだな?」

ポッピー「うん! でもでも、ポッピーとの会話は、
     ほとんど覚えてるから安心して!」

そこを忘れれば、また一から説明を聞くことになるからな。
一応、ありがたい仕様なんだろう。

ポッピー「それじゃあ、デート頑張ってね!
     いってらっしゃーい!」

【二十一日目・朝】

――自室


今日で最後、か。
……そういうことなら、
少しくらいはサービスしてやるか?


1 いつも通りの服装
2 女の子らしく……(同時に判定)

2

>>969 9 つ、士ちゃん……!


士「……こんなもの、か」

鏡に映った姿を確認し、頷いてみる。
背後から何かを落とした音がして、振り向くと夏海がいた。
床に携帯が転がっている。

夏海「つ、士くん?」

士「……似合わないか」

自分では割とまともに見えると思ったんだが。
こういうのは、普段から女らしい相手に確認すべきだろう。

夏海「……すっごくかわいいです!
   一瞬、別人かと思いました!」

この反応を見るに、
恥を忍んで着た甲斐はありそうだ。

さて、昼頃には着くように、そろそろ出かけるか。

士「出掛けてくる」

夏海「あの、どこにですか!?
   もしかして……」

士「……デートだ」

まずい、口にすると妙に恥ずかしい。
顔が赤いことを悟られる前にさっさと出ていこう。

夏海「え、ええ!? それって」

士「じゃあな」

夏海「あ、ちょっと!」

【二十一日目・昼】

――街


待ち合わせの場所はここだが……
早すぎただろうか?

まだ、約束の時間まで半時間近くある。
仕方ない、ここで待っているか。

男「君、すっげえかわいくない?
  背も高いし、もしかしてモデル?」

士「失せろ」

あまりにもテンプレな存在すぎて驚いた。
驚き過ぎて、つい素直な言葉を口にしてしまう程に。

男「は? なんだよそれ、お高く留まりやがって。
  こっちが声かけてやって、内心喜んでるだろ?」

士「チッ……面倒なのに捕まったな」


直後判定

ディディディディケーイ

>>972 2 最悪の事態は回避したから……(震え声)


士「……口ほどにもないな」

適当に腕を捻りあげてやると、
男はあっさり退散していった。
俺に声を掛けたのが間違いだったな。

ユウスケ「あの、士……だよな?」

士「意外と早かったな、ユウスケ」

まだ待ち合わせまで十分以上あるぞ。

ユウスケ「本当に、女の子らしい格好だ……」

みるみる顔を赤くして、ユウスケが視線を彷徨わせる。

士「お前が見たがるからわざわざこんな格好なんだ。
  しっかり見ておけ」

ユウスケ「あ、そうだよな! うん、そうだった。
     なんか、士じゃないみたいで緊張して」

士「仕方のない奴だな。
  まあ、俺がそれだけ魅力的なんだろうが」

ユウスケ「うん……かわいいよ」

……そういう、反応に困ることを言うな。

士「それで、今日はどこに行くんだ」

ユウスケ「映画でも見に行こうかと思ってたんだけど、
     駄目かな?」

士「どんな映画だ?」


直後判定
偶数 恋愛もの
奇数 ホラー

ほい

>>974 3

――映画館


ユウスケ「なんでも、名作らしくって」

士「こういうのは事前情報がない方がいい。
  中に入るぞ」

ユウスケ「それもそうか。よし、行くぞ」

妙に意気込んでいるな。
……そういえばこいつ、ホラーは平気なんだったか?

シートに座り、予告を眺めている間も、
ユウスケはなんとなく落ち着かない。

その様子が気になっているうちに、
映画が始まった。

ホラーはホラーでも、オカルトというより、
スプラッター系らしい。

血潮と悲鳴がひっきりなしに飛び交っている。
どうしてこういう話の登場人物は、
異常なまでに危機感を持たないんだろうか……


直後判定
8以上だと……

とう!

>>976 9 いいコンマだ、感動的だな、だが……無意味じゃない!


どうやら、主人公とその恋人は生き残るようだ。
物語も終盤に近付き、劇場内も緊迫感から逃れた、
どことなく安堵した雰囲気に包まれている。

士「!」

そんな時、突然手を握られて、
思わずユウスケの方を見た。

ユウスケの視線は真っ直ぐ画面に向いているが、
暗がりでも分かるほどに顔が赤い。

照れるくらいなら……というツッコミはやめておこう。
仕方ないので、手を握り返しておく。

こうして過ごすのも、今日で終わり、か。

士「映画も終わったことだが……
  どうする?」

まだ少し、日が沈むまで時間はある。
それに、帰るような気分ではないだろう、お互いに。

ユウスケ「歩いて行ける距離に、ちょっといい場所があるんだ。
     ついて来てくれるか?」

士「どんな場所だ?」

ユウスケ「それはついてからのお楽しみで」

目的地まで、大して時間はかからなかった。
高台になっている場所で、夕陽がよく見える。

刻一刻と空の色が変わって行く様子は、
見ごたえがある。

士「いい景色だな」

ユウスケ「そうだろ? お前にも見てほしかったんだ」

そう言って照れ笑いしたユウスケが、
手を握ってきた。

ユウスケ「なんだか、夢みたいだ。
     士とこうして……一緒に居られて」

士「どうした、急に」

ユウスケ「士こそ、どうしたんだよ。
     今まで何を言っても、
     女の子らしい格好なんてしなかったのに」

士「そういう気分になっただけだ」

ユウスケ「お前にとっては気まぐれかもしれないけど、
     俺は……すごく嬉しいよ。
     ありがとう、士」

士「……そうか」

ユウスケ「はは、照れるなよー。
     じゃあ、そろそろ……帰ろうか」

名残惜しそうにそう言うと、
ユウスケが手を引いてきた。

その意図を察して、目を閉じる。

ユウスケ「……大好きだ、士」


=====================
=====================
=======■■===■■=======
======■■■■=■■■■======
======■■■■■■■■■======
======■■■■■■■■■======
=======■■■■■■■=======
========■■■■■========
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==========■==========
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=======HAPPY==END========
=====================
=====================

――夢の中


ポッピー「ゲームクリア、おめでとー!!」

貴利矢「お疲れさん」

士「……ほう。これで二周目に入ったんだな?」

貴利矢「いや~熱い展開だったんだけどねえ。
    やっぱり全部忘れちゃってる?」

士「ユウスケを攻略したってことしか覚えてないな」

貴利矢「だよな。あーあ、自分が攻略対象なら、
    自分との思い出を忘れられるとかキツイわ~」

ポッピー「でもでも、そこは登場人物もリセットされてるし、
     むしろ公平だと思わない?」

士「そういう考え方もありかもな……」

ポッピー「それじゃあ二周目、いってみる?」

士「ああ。この調子でクリアしていくぞ」

貴利矢「それじゃあ自分は、現実の観察に戻りますか」

ポッピー「引き続き、ポッピーはサポート頑張るね!」

士「大して頑張ってないだろうが、一応頼んだ」

ポッピー「うん! 任せて~♪」


直後、起床判定

早起きは三文の徳

二週目も女スタート?なのかな?

>>984 そうですね!もう女の子でいいや、と思って……
男がいいという意見があれば次からまたコンマで決めます。
>>983 6

【二日目・朝】

――自室


ゲームスタートを飾るにふさわしい目覚めだ。
ベッドの上で軽く伸びをして、布団から抜け出す。

早く起きた分、時間を有効活用しよう。
そのためにも……


1 登校
2 散歩
3 自由安価

2
了解です
そろそろ次スレも建てねば

>>986 2 ですねえ。スレ建てのたびに嫌な思い出が!(自業自得)


よし、散歩に出よう。
ゲームの中とは言え、健康にもいい。

そうと決まれば、早速出掛けるか。


直後判定
1 何もなし
23 ひとっ走り!と……
45 新聞部と……
67 翔一ちゃん
89 ケンジャキ!
0 自由安価

新しいスレが建ちました。


↓ここ
【TS】平成ライダー【学園ゲーム開催中】その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491148977/)


判定はややこしくなるからこっちのスレで採用したいです!

ほい

>>989 1 oh……

――遊歩道


朝から散歩をしていると、
時々ジョギングや犬の散歩をしている人とすれ違う。

犬か……寮では飼えないだろうが、
飼ってみてもいいかもしれない。

世話をするのは面倒だが、
そこらへんは夏海とユウスケがやるだろう。



というわけで、以降は次スレで続きをやります!
先にこっちのスレ埋めますね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年03月30日 (木) 00:20:08   ID: cMJ18ST2

1!

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