千川ちひろを讃える詩 (22)

慈悲深きちひろ

彼女はいつも笑っている

皆に迷惑をかけないように

慈悲深きちひろ

彼女はいつも批難されている

それは理不尽なまでに

慈悲深きちひろ

彼女はいつも仕事をしている

我々が仕事を出来ない時も

慈悲深きちひろ

いったいどれほどのドリンクを

いったいどれほど己の身体に鞭を

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慈悲深きちひろ

彼女はそれでも謗られる

運命に狂わされた悲しき迷い人に

向ける先のない怒りを放たれる

慈悲深きちひろ

彼女に何が出来ようか

彼女に運命が変えられようか

どうしようもないのだ

変えられないのだ

慈悲深きちひろ

しかし彼女は批難を受け入れる

まるで天使のような

全てを赦す穏やかな笑みを携えて

慈悲深きちひろ

彼女は強制をしない

我らに覚悟の程を問う

慈悲深きちひろ

運命に全てを擲つ

その修羅の道

覚悟のない者に出来ようか

覚悟のない者が歩む荊道

不幸を招く以外に何があるか

慈悲深きちひろ

彼女は今日も皆を導く

自ら破滅へ向かわないように

慈悲深きちひろ

彼女は今日も我らに問う

道の険しさを実感させてくれる

慈悲深きちひろ

そして彼女は今日も笑う

悲しき仔羊達の

怨嗟の声を聴きながら

慈悲深きちひろ

己には何も出来ぬと

自らの非力に胸を締め付けられながら

慈悲深きちひろ

それでも彼女は我らに微笑む

忘れるべからず

天使であろうと 悪魔であろうと

それは神の御心のままに動く他無し

彼女もまた

神に全てを囚われながら

それでも抗う叛逆者

慈悲深きちひろ

我らに祈りを授ける

どうか どうか

全てが神の意志で揺れる世界で

せめて皆に祝福を

慈悲深きちひろ

そして彼女は今日も授ける

慈悲深きちひろ

己の身を切り肌を焼き

彷徨う亡者にささやかな供物を

慈悲深きちひろ

悲しき笑みを浮かべながら

慈悲深きちひろ

荒んだ夢に一時の安寧を下さる

せめて我らは讃えよう

常に我らを支える彼女を

彼女にもどうか安寧を


嗚呼慈悲深きちひろ!

以上です。

千川ちひろに辛く当たってはいけない。

人の優しさというのは、失って初めて気付くようでは遅いのです。

皆も千川ちひろを讃えましょう!

万歳!千川ちひろ、万歳!

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