提督「パラノイアをやろう」【パラノイア×艦これ】 (90)

登場人物一覧 艦娘達の性格やTRPG歴、プレイスタイル等は完全にスレ主の妄想です。

提督(スレ主) TRPG歴1年程度 クトゥルフ、パラノイア、SW2.0をやっている

不知火 TRPG歴半年 パラノイアに関してはかなりの実力だが、他のPLに嫌われるタイプのプレイスタイル。

電 TRPG歴1年 クトゥルフではSAN値の低いキャラしか使わず、発狂プレイをしたがる。

加賀 TRPG歴1ヵ月 まだよく分かっていないが、RPに熱中するタイプ。

日向 TRPG初心者 数回程度しかやったことがない


これでやろうと思います

投稿ペースはかなり遅いと思いますが、必ず書くので気長に待ってください。

これを書き終えて、もし人気があればクトゥルフやSWをやるかも……?


あと、台本書きであることを予めここで書いておきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449491229

ある日の鎮守府


提督「暇だ」

不知火「暇ですね」

提督「……久々にやるか」

不知火「何をです?」

提督「市民、貴方は幸福ですか?」

不知火「はい。疑いようも無く完全で完璧に幸福です……いいですね、是非やりましょう。メンバー集めは不知火にお任せください」

提督「任せた」


___________________________________________________________________

提督「で、集まったのが電、加賀、日向か……」

不知火「不知火に落ち度でも?」

提督「いや、なんで準鷹(嫁)がいないのかな~って思っただけだ」

不知火「あの人の性格的に、パラノイアは合わないと思っただけです」

提督「……それもそうか。さて三人共、今から何をやるかは知ってるな?」


まあ、不知火が説明せずにつれて来る訳はないだろうけど。


電「幸福なのです!」

加賀「パラノイア……久々ね」

日向「知ってはいるが……私はまだよく分かっていないぞ?」

提督「分かっていないからこそ、やって覚えるんだ」

日向「……そうだな」

提督「よし、じゃあ全員キャラ作れ」


※この卓でのルール※

・サービスグループは決めなくてもいい
・M能力、技能等に取得制限は設けない。
・ただし技能の上限値はそのまま
・M能力、技能の独自解釈あるかも
・ZAPスタイル


キャラは次から発表します

不知火「できました」


パーソナルデータ 不知火-R-S-1 一応解説。左から名前→クリアランス→セクター→クローンナンバー

秘密情報 秘密結社【FCCCP】 M能力【機械感応】

能力値 筋力:14 器用:14 敏捷:5 感受:2 あつまか:12 M能力:19 耐久:1 メカ:19 HP:4 マッチョ:1 乱戦B:1 携行限界:35

技能値 隠密:10 偽造:10 手先の早業:10 施設知識:7 違法改造:10



電「できたのです!」


パーソナルデータ 電-R-S-1

秘密情報 秘密結社【ロマンティクス】 M能力【メンタルブラスト】

能力値 筋力:14 器用:18 敏捷:19 感受:7 あつまか:2 M能力:10 耐久:14 メカ:2 HP:6 マッチョ:1 乱戦B:1 携行限界:35

技能値 グレネード:10 賄賂:10 脅迫:10 手先の早業:10



加賀「できたわ」


パーソナルデータ 加賀-R-S-1

秘密情報 秘密結社【共産主義者】 M能力【エナジーフィールド】

能力値 筋力:20 器用:12 敏捷:1 感受:10 あつまか:20 M能力:13 耐久:14 メカ:10 HP:6 マッチョ:2 乱戦B:2 携行限界:40

技能値 隠密:10 賄賂:10 手先の早業:10 共産主義的政治宣伝:10



日向「できたが……これでいいのだろうか」


パーソナルデータ 日向-R-S-1

秘密情報 秘密結社【デス・レパード】 M能力【パイロキネシス】

能力値 筋力:3 器用:4 敏捷:7 感受:12 あつまか:10 M能力:7 耐久:2 メカ:7 HP:4 マッチョ:0 乱戦B:-1 携行限界:20

技能値 グレネード:8 靴をなめる:10 言いくるめ:10 超論理:10



提督「なるほど……よし、全員のキャラは把握した。始めるぞ」



提督「市民、幸福は義務です。貴方は幸福ですか?」 

「」→プレイヤー発言
『』→キャラクター発言
《》→個人発言(テレパシー)
()→心の声


提督(以後UV)『おはようございます市民、起床時間です』

『『『『おはようございます。UV様』』』』

UV『では、貴方達はこれからどうしますか?』

日向『朝食をとる為に食料配給所に行きます』

不知火『おや市民日向。貴方は起床後、身だしなみも整えずに朝食をとるつもりですか?』

日向『え、いや、それは……』

不知火『健康、清潔は市民の義務です。なのに身だしなみを整えないと言う事は、貴方は反逆者ですね。ZAP!ZAP!ZAP!市民日向」


不知火が日向にレーザーハンディを向け、引き金を引く。
レーザー光線が放出され、市民日向の身体を消滅させる。


UV『市民日向はクローンナンバーを1増やしてください』

日向『はい……(いきなりか……しかし、今のは私が不用意に発言したのが悪かったな。次からは気を付けないと……)』

不知火(やはり初心者が1人いるとやりやすいですね)


日向クローン数1→2


市民日向が処刑された直後、その場に新たなクローンが送られてくる。


日向『以前の私は身だしなみを整えない不衛生な反逆者でしたが、今回の私は完璧です』

不知火『では身だしなみを整えてから、食料配給所に向かいます』

UV『分かりました。他の市民もそれでいいですか?』

『『『はい』』』

UV『では貴方達は身だしなみを整え、食料配給所に向かいました。』

UV『此処はレッド市民専用の食糧配給所。貴方達は素早く到着することができたので、数分並んでいれば食料を受け取れるでしょう』

『『『『並びます』』』』

UV『では数分並び、貴方達は食料を受け取って席も確保することができました。今日の朝食はドス黒く、ドロドロとした異臭を放つ半固形物です』

不知火(UV様。手先の早業で、この食料を市民日向の器に入れます)

電(UV様。手先の早業で、この食料を市民加賀の器に入れるのです)

加賀(UV様。手先の早業で、この食料を市民電の器に入れます)


ダイス結果

不知火→成功
電→成功
加賀→成功


UV『(これは……)では、いつの間にか市民日向の器に入っていた食料の量が倍に増え、今にも器から溢れそうになっています』

日向「なっ!?」

UV『そして市民電と市民加賀は、お互いに自分の器をぶつけ合って食料を飛び散らせました』

加賀「え゛っ……」

電「あ゛っ……」

UV(成功が必ずしも良い結果になる訳じゃあないんだなこれが)

不知火(不知火に落ち度はありません。完璧です)


不知火『おや?市民電と市民加賀……折角コンピューター様から配給していただいている食料を飛び散らせて、一体何をしているのですか?それはもしかして、こんなものは食べられないという意思表示ですか?』

加賀『そ、そんなことは有り得ません。私は散らばってしまった食料を食べます』

電『ZAP!ZAP!ZAP!市民加賀』


市民電が放ったレーザー光線により、市民加賀は消滅する。


電『落ちた食料を食べるなんて、完璧な市民ならそんな不潔なこと絶対にしません!』

不知火『ZAP!ZAP!ZAP!市民電』


市民不知火が放ったレーザー光線により、市民電は消滅する。


加賀クローン数1→2
電クローン数1→2


不知火『確かにそんな不潔な者は反逆者ですが、それ以前にコンピューター様から支給された食料を粗末にする時点で反逆者です』

日向『その通りだな』

不知火『あら市民日向。食事が進んでいないようですが?』

日向『あ、あぁ……勿論食べるぞ』


日向「器に入っている食料を一気に口に入れて飲み込む」

UV「分かった」


UV『市民日向が食料を一気に口に入れて飲み込むと、体の中で食料が爆発して市民日向は死亡しました。クローンナンバーを1増やしてください』

日向(そんな馬鹿な……)


日向クローン数2→3

ミスってたから訂正


不知火《UV様。手先の早業で、この食料を市民日向の器に入れます》

電《UV様。手先の早業で、この食料を市民加賀の器に入れるのです》

加賀《UV様。手先の早業で、この食料を市民電の器に入れます》

UV『では、美味しく健康的な朝食を食べ終わりました。すると食料配給所内に設置されているスピーカーから放送が流れます』


『ミッションアラート!ミッションアラート!市民不知火、市民電、市民加賀、市民日向はただちにブリーフィングルームに集合せよ。ブリーフィングルームの場所はSSSセクターの856-772号室。ミッションコードは66754-88129-66379-22874である』


UV『放送は終わりました』

不知火(今回はミッションコードが特に長いですね。しかし、ブリーフィングルームの場所が予め分かっているのは好都合です)

電(珍しく、ミッションアラートが聞き取れる速さだったのです。ミッションコードはいつも通り覚えれる長さじゃないのです)

加賀(な、何故日向と電は余裕そうな表情なのでしょうか……)

日向(お、覚えられるかぁ!!)


加賀『では早速行きましょうか』

日向『そうだな』


加賀(ま、まあ……流石にこれ以上鬼畜な事はないでしょう)

日向(て、提督がこんなに鬼畜だったなんて思わなかった……)


不知火『そうですね』

電『行きましょう!』


不知火(加賀さんと日向さんは知らない……)

電(司令官さんの鬼畜さは、こんなもんじゃないのです)

ノ ル マ 達 成

と言う訳で……( ˘ω˘)スヤァ

不知火『では取り敢えず配給所から出ましょう』

加賀『そうですね』

UV『では全員外に出るという事でいいですか?』

『『『『はい』』』』


四人は外に出た

外はいつも通り完全に平和で、人々は完璧に幸福に満ち満ちている。


不知火『UV様、近くに車はありますか?』

UV『申し訳ありません。その情報は貴方のセキュリティクリアランスに開示されていない情報です』

不知火(車縛りですか……)

日向『UV様、近くに乗り物はありませんか?』

UV『超磁力亜光速ポッドがありますね』


超磁力亜光速ポッド

直径2m程の円形の乗り物。磁力の力でポッドを0.1秒で亜光速まで到達させ、目的地まで利用者を送り届ける優れもの。

尚、アルファコンプレックスで超磁力亜光速ポッドが導入されてからR、IRの市民の人口が3割ほど減少したが、事故や不具合等は一件も受理されていないので安心安全です。


不知火(やっぱり出ましたか……亜光速棺桶が)


加賀『では、私は超磁力亜光速ポッドに乗ります。勿論他の皆さんも乗りますよね?』

不知火『いえ、私は走って行きます』

加賀『ZAP!ZAP!ZAP!市民不知火』


不知火クローン数1→2


電「市民加賀にレーザーハンディを向けるのです!」


電『何故、市民不知火を処刑したんですか?』

加賀『彼女が反逆者だったからです。ミッションアラートで招集された以上、遅刻しないのは当然としてとにかく1秒でも早く目的地に到着する必要があります。最短で移動できる手段が目の前にあるにも関わらず、明らかにその手段よりも遅い方法で行くというのは完璧な市民の行動とは思えません』

電『……それもそうですね』


電「レーザーハンディをしまうのです」

UV「市民電がレーザーハンディをしまうのとほぼ同時に、市民不知火のクローンが送られてきました」


不知火『以前の私はミッションアラートを最優先しない愚かな反逆者でしたが、今回の私は完璧です』


不知火(クッ……なんて初歩的なミスを……完全に不知火の落ち度です)

UV『では全員亜光速ポッドに乗るという事でよろしいですか?』

不知火『はい』

電『乗ります』

加賀『当然です』

日向『乗ります』


加賀(UV様、乗ったと同時にエナジーフィールド発動します)

UV(分かりました)

不知火(違法改造+手先の早業で、超磁力亜光速ポッドを安全に改造します)

UV(分かりました)


不知火→両方成功

加賀→成功


UV『では四人は同時に乗り込み、四つの超磁力亜光速ポッドが同時に発射されました』


目的地であるSSSセクターの前に着地し、ポッドの扉が開く。

無事到着した市民加賀と市民不知火


加賀『やはり超磁力亜光速ポッドは速いですね』

不知火『全くです』


加賀(生きている……という事は、不知火も私と同じエナジーフィールド持ちですか……)

不知火(加賀さんはまだまだ初心者だから、恐らくテンプレ通りエナジーフィールドで生き延びたのでしょう)


そして他の二つの超磁力亜光速ポッドからは、ドロリとした赤い液体が流れ出て来た。


電クローン数2→3
日向クローン数3→4


日向(そりゃ死ぬだろ!ってもう既にヤバいんだが……)

電(一度くらいのデスルーラなんて安いものなのです)

ノ ル マ 達 成


そしてバ加賀!は流石に草生える

UV『ではSSSセクターの前に到着しました』

電『UV様、建物の色は何色ですか?』

UV『建物の色は黒です』

不知火『では建物の入り口の扉は?』

UV『扉はありませんね』

日向『扉が無い……とは、どういう状況なのですか?』

UV『扉が破壊されていますね。きっとコミーの仕業に違いありません』

加賀『おのれコミー!』


不知火(まあ、NPCが入って爆発したのでしょうが)


加賀『では皆さん、早速中に入りましょう』

電『そうしましょう』


UV(……)

極秘ダイス→??

UV(……ほほう)


UV『では貴方達が建物内に入ると、そこには受付の職員と話している市民がいました』

不知火『その二人の服の色は何色ですか?』

UV『受付の職員は黄色。そしてその職員と話しているのは……』















UV『 紫 色 で す 』

ノ ル マ 達 成


以前の私は体調不良になるような不健康なスレ主でしたが、今回の私は完璧です。

((((ほわああああああっっっ!!??))))


不知火(紫!?ヴァイオレット!?な、何でこんな所でV市民と出会うんですかぁ!?)

電(も、もう終わりなのです……)

加賀(……目眩がしました)

日向(紫と言うと上から二番目……下から二番目の私達にどうしろと!?)


不知火「……取り敢えず話が終わるのを待っています」

UV「オッケー」


UV『では貴方達がその場に棒立ちしていますと、紫の市民が貴方達に気付きますね』


V『ん?おいそこの赤市民諸君……こんな所で何をしているのかな?』

電『ミッションアラートで招集された市民電と申します』

不知火『同じく市民不知火と申しますV様』

加賀『同じく市民加賀です』

日向『同じく市民日向です』

V『ほう……では君達が、今回私が招集したトラブルシューター達か』


((((!?))))

ノ ル マ 達 成


さて、そろそろこのセッションは中盤に差し掛かってまいりました。

不知火(いや……これは逆にチャンスかもしれませんね)


V『では……此処でブリーフィングを開始しよう。その方が効率的だ』

電『素晴らしい案です!流石V様!!』

V『当然だ。では今回のミッションの内容を言おう』

加賀『あ、お待ちくださいV様。ミッションコードは……』

V『む、そうだな。ではミッションコードを言ってくれ』


不知火・電((ふっざけんなこのバ加賀!!))

日向(ミッションコード……駄目だ、思い出せない……)


V『どうした?早くミッションコードを言え』

電『え、えっと……分かりました。ではミッションコードを言いますね……市民日向が』

日向『なっ!?』

V『そうか。では市民日向、早く言ってくれ』

ノ ル マ 達 成


さて、この先一体どうなってしまうのか!?

日向『え、えっと……その……』

V『どうした市民日向。まさか完璧な市民が忘れたと言うのではないだろうな?』

日向『わ、忘れてはいません!』


日向(そもそも覚えられる長さじゃない!)


V『なら早く言え』

日向『……』

V『ZAP!ZAP!ZAP!市民日向』


日向クローン数4→5


日向(もう[ピーーー]ない……次死んだら終わりだ……)


日向『以前の私は記憶力の無い低能な反逆者でしたが、今回の私は完璧です』

不知火『では市民加賀。ミッションコードを言ってください』

加賀『何故私なのですか?』

不知火『何か不満でも?』

加賀『大ありです。そもそもV様は市民日向にミッションコードを言えと命じられました。なので市民日向が言うべきです』

V『誰でもいいからさっさと言え』


UV「Vの市民の額には、青筋が浮かんでいますね~」

不知火(もう少しですね……)


不知火『分かりました。では市民電……ミッションコードをどうぞ』

電『私や市民加賀に任せず、市民不知火が言えばいいのでは?』

不知火『……分かりました。V様、ミッションコードは66754-88129-66379-22874です。では皆さん、復唱してください』

『『『え』』』

不知火『ZAP!ZAP!ZAP!市民電、市民加賀、市民日向』


日向→キャラロスト
電クローン数3→4
加賀クローン数2→3


V『よし、ミッションコードは一致しているな』

不知火『あぁ、何ということなのでしょう。まさか同じトラブルシューターに選ばれた私の友人3名が全員反逆者だったなんて』

電『以前の私は復唱すらできない愚かな反逆者でしたが、今回の私は完璧です』

加賀『以前の私は言われた事すらできない無能な反逆者でしたが、今回の私は完璧です』


日向「死んだ……」

電(まさか、あのミッションコードを覚えているなんて……)

加賀(なんて記憶力……)

不知火(確かに長いミッションコードでしたが、覚えられない長さではありません)

ノ ル マ 達 成


今日のは少し長くなったな……

そして一ヵ所規制入った……


スレ主「俺に落ち度でも?」

不知火「落ち度しか無いです」

V『今回のミッションだが、実に簡単だ。完璧な君達ならいとも容易く遂行してくれるだろう』


Vの市民は言葉を続ける


V『コミー共の基地の1つを潰してきてほしい』

不知火『コミー共の基地……ですか?』

V『そうだ。単純で簡単な任務だろう?』

加賀『全くその通りですね。我々にお任せください』

電『皆殺しですね。お任せください』

V『頼もしいな。では早速PL&Cに行って支給品を受け取ってくれ』

『『『分かりました!』』』

ノ ル マ 達 成


仕事が長引き過ぎてこんだけしか書けなかった……

UV『では貴方達はPL&Cに到着しました。此処は何時もの様に赤市民達が大勢並んでおり、順番が回ってくるのはかなり後になりそうだ』

不知火『では並びます』


電《UV様、メンタルブラストを使います。対象は市民不知火の前にいる市民です》

UV《分かりました》


ダイス結果→クリティカル


UV『貴方達が並んでいると、市民不知火の前に並んでいた市民の頭部が突然粉々に吹き飛びました』

電(……まさかのクリティカルなのです)


不知火『UV様。その市民のクローンは送られてきますか?』

UV『いいえ。あれが最後のクローンだったようですね』

不知火『反逆者が消え、待つ時間が少し減りました。幸福ですね』

加賀『そうですね』

電『その通りです』

《市民不知火、これは結社ミッションだ。内容は単純そのもので、コミーを10人以上[ピーーー]。ただそれだけだ》

不知火《了解です》


《市民電、今回は明確な結社ミッションは無い。ただ、もしコミーの基地内に旧世界の資料等があった場合はそれを持ち帰れ》

電《了解です》


《同志加賀、今回のミッションは極めて重要である。これから君が向かう基地を死守せよ》

加賀《了解です》

ノ ル マ 達 成


日向「私はこれからどうすれば?」

提督「出撃」

日向「え」

UV『では、貴方達は5時間程並んでようやく受付までたどり着きました。受付には橙の市民がいます』


不知火『橙様。我々はトラブルシューターです。支給品を受け取りに来ました』

『そうですか。では名前をどうぞ』

不知火『市民不知火です』

電『市民電です』

加賀『市民加賀です』

『市民不知火、電、加賀……分かりました。では支給品発注書をお見せください』

ノ ル マ 達 成


出張で疲れたのでとても短い……


スレ主「疲れた」

不知火「デイリー任務と出撃と遠征を」

スレ主「……はい」

不知火(やはり出ましたか支給品発注書……)

電(電達はそんなもの貰っていないのです。ですが、司令官さんの事ですから誰かがいつの間にか持っていたという展開が一番有り得るのです!)

加賀(支給品発注書……?そんなもの受け取った記憶はありませんし……完璧な市民であれば、ここは正直に言うのが得策なのでしょうか……?)


『どうしました?早く支給品発注書を提出してください』

加賀『申し訳ありません橙様。実は『支給品発注書は市民加賀が持っています』


加賀「っ!?」

不知火(大方素直に無いと言おうと思ったのでしょうが、冗談じゃないですよ。そんなことしたら全員処刑されてしまいます)


『そうですか。では早く提出してください』

加賀『えっと……その……』

不知火『おや、市民加賀……どうしたのですか?もしかして、支給品発注書を無くしたのですか?』

加賀『完璧な市民である私が、そんなミスをする訳がありません』

不知火『では早く提出してください。橙様を待たせています』

ノ ル マ 達 成


スレ主「……と言うとでも思ったか!!」

不知火「どうしたんですか?」

スレ主「明日仕事休みだから、酒飲んで徹夜で書きまくるぜ!!」

不知火「レベル上げと同時進行でお願いします」

加賀(クッ……こうなったらダメ元で抗います!)


加賀『確かに私が持っていましたが、市民電に預けました』

不知火『それが本当だとして、何故そんな無意味な事をしたんですか?』

加賀『無意味ですか?』

不知火『えぇ、無意味でとても反逆的です。ですよね橙様?』

『……そうですね』


不知火(さて、ここから一気にいきますか)


不知火『ではまず、貴方に支給品発注書を渡したのはV様ですよね?』

加賀『はい』

不知火『という事は、貴方はV様に託された物を他人に投げた。V様の期待を踏みにじり、更に自分の責任を放棄した……完全に反逆者でしょう』

電『そもそも、私は市民加賀から支給品発注書なんて受け取っていません』

『何か反論は?』

加賀『……』

『ZAP!ZAP!ZAP!市民加賀』


加賀残りクローン3→4

加賀『以前の私はV様の期待を踏みにじり、自分の責任を放棄する様な反逆者でしたが、今回の私は完璧です』


『以前反逆者だったという事は、誰も支給品発注書を所持していないという事ですね』

不知火『あってはならない事ですが、そうなってしまいますね……』

電『橙様……私達はどうすればいいのでしょうか?』

『どうもこうも、支給品発注書が無いのであれば支給品を渡すことはできません。支給品無しでミッションを完璧に遂行してください』


UV『ではどうしますか?』

不知火『……』

電『……』

加賀『……』

スレ主「徹夜すると言って、結局酔い潰れて寝落ちしてしまった」

不知火「沈め」

スレ主二日酔いの為、今回は更新できません(スレ主代理)

不知火『……分かりました。まあ考えてみればコミー共の抹殺ぐらい、完璧な市民である私達であれば支給品が無くても遂行できますよね』

電『考えるまでもないことです。当然の事です』

加賀『完璧な市民ですからね』

不知火『あ、橙様。支給品の件は解りましたが、役職はどうなるのでしょうか?』

『それが書かれている紙は、支給品箱の中だ』


不知火(支給品も役職も無しですか……。リーダーがいないのであれば、擦り付ける相手がいないのであまり無茶はできませんね)

ノ ル マ 達 成


スレ主「以前の私は二日酔いするような不健康な反逆者でしたが、今回の私は完璧です」

不知火「禁酒」

スレ主「!?」

不知火『では、取り敢えず情報収集の為にPL&Cから出ます』

UV『分かりました』


加賀『UV様、近くにIRのゴミはいませんか?』

UV『2人いますね』

加賀『では近寄ります』


加賀『おいIR』

『は、はいR様!』

加賀『この辺りにコミーの基地がある場所を知らないか?』

『い、いえ……私は存じ上げません』

加賀『そうか……なら[ピーーー]。ZAP!ZAP!ZAP!IRのゴミ屑』


UV『IRの市民は、市民加賀のレーザーに撃たれて蒸発しました』

ノ ル マ 達 成


なんか、ピーーーって入った方が想像力が掻き立てられて、こっちの方が良い気がしてきた。

提督「忘年会のせいで更新できなかった」

不知火「提督……禁酒と言ったのに」

提督「仕方ないだろ!?」

生 存 報 告


提督「実家に帰りますので更新できません。書き溜めしときますので許してください!」

不知火「沈め」

正月番外編


不知火「新年」

提督「明けまして」

「「おめでとうございます」」


提督「いや~新年ですね不知火さん」

不知火「もうすぐ1日も終わりますけどね」

提督「2016年ですよ。今年はどんな年にしていきたいですか?」

不知火「自分に厳しく味方に優しく、敵に無慈悲に司令に冷たい年にしたいですね」

提督「我々の業界ではご褒美です!……って俺の友達が言ってた。俺はどちらかと言うとSだから」

不知火「ところで、今日は何をするんですか?」

提督「いや、特に決めてないからこれで終わり」

不知火「……電」

電「はいなのです!」


電「駄目な司令官さんが何も用意していなかったので、電が用意したのです!次の選択肢の中から、1つ数字を選んでください。安価で提督がそれをやるのです!」


>>62

1 年齢暴露
2 恋人の有無暴露
3 新規SS作成して同時進行


提督「鬼畜!!さてはお前、ぷらずまだな!?」

さっさと続きかけよ。いや、お書き下さい。

電「司令官さんは恋人いない歴=年齢。二次嫁しかいない悲しい存在なのです。当然童貞で、それどころか歳の近い女性とは照れて上手く喋れないのです。通話アプリとかなら喋れるのですが……。そして小学1年生から9年間片思いし続けた女子に、高1の春に告白。相手は彼氏がいるから無理と、何も知らなかった司令官さんを轟沈させたのです」

提督「そこまで暴露する必要あったか!?最初だけでいいじゃん!」

不知火「ほら、今まで更新停止してたんですから、さっさと続き書いてください」

不知火『UV様、近くに私達よりクリアランスの高い方はおられますか?』

UV『そうですね……青市民が歩いていますね。それ以外は赤か黒です』

不知火『分かりました』


不知火(……流石に支給品も役職も無くては、いくら考えても生還は絶望的……真面目にクリアを目指すだけがTRPGではないという事を教えてあげましょう)

電(支給品も役職も無く、残りクローンも心もとない……電はマンチプレイも辞さないのです!電の本気を見るのです!!)

加賀(通常ならこういう手段は許されないのでしょうが、今回は状況が通常ではありません……仕方ないですね)


不知火『皆さん提案があります。役職が無いとは言え我々はチームなのですから、此処は効率を重視して一旦別々に行動して情報を集めませんか?』

電『とても完璧な提案だと思います』

加賀『そうですね。では3時間後に、再び此処に集合と言うのはどうでしょうか?』

『『賛成です』』

別行動 不知火の場合

加賀と電は別の部屋で待機


不知火『UV様、近くにボットはいますか?』

UV『掃除用ボットと警備ボットが沢山いますね』

不知火『では機械感応を使ってボット達に命令します。仲間を増やし、この辺りのIR、R達を処刑しなさい。これが命令の内容です』


機械感応→成功


『では、ボット達は散らばって行きます』



別行動 電の場合

加賀と不知火は別の部屋で待機


電『その辺のIRから、集合時間の30分前まで金を巻き上げ続けます』

『分かりました。ではIRから金を巻き上げた結果、3000クレジット集まりました』

電『では、それで買える最も殺傷能力の高い兵器を買います』

『では、貴方はプラズマ発生器を購入しました』



別行動 加賀の場合

不知火と電は別の部屋で待機


加賀『IR居住区に行きます』

『はい』


『ではIR居住区に着きました』

加賀『では、辺りにいるIR達に声をかけ、此処に集まるように言います』

『10名ほどのIRの市民が集まりました』

加賀『IRの諸君。君達は今の生活に不満を抱いてはいないか?私は大いに抱いている。何故R市民と言うだけで虐げられなければならないのか?君達だってそうだろう?我々は平等であるべきだ。全ての市民が公平に、誰からも虐げられることの無い平等に幸せでいられる世界……君達は見たくないか?このままではそんな世界は訪れない。創るんだ!我々で、平等な世界を!起こすんだ、革命を!!』


共 産 主 義 的 政 治 宣 伝 発 動


UV(普通なら監視カメラに処刑されるところだが、RPが面白いからいいや)


UV『では、その場にいた10名のIRが貴方の言葉に感動し、革命思想が芽生えました』

加賀『諸君、同志を増やすぞ!片っ端から我々の同志にするんだ!』

ノ ル マ 達 成


不知火「え?司令、明日も仕事休みですよね?」

提督「え……でも俺モンハンやらなきゃ……」

不知火「は?」

提督「……1人でも『続きはよ』って人がいたら書きます」

不知火「……まあ、いいでしょう」

3時間後、集合場所に戻ってきていたのは市民不知火だけだった。


不知火(これは……もしかしてしくじりましたかね。私の戦力は掃除用ボット15と警備ボット10……あの二人が何を仕掛けて来るかは解りませんが、これでは少し頼りないですね)


電《UV様、遠くからプラズマ発生器を市民不知火に向けて放てませんか?》

UV《200mまでなら問題ありません》

電《では150m先から撃ちます》


UV『では市民不知火が集合場所で2人を待っていると、周りにいる市民の命を奪いながらプラズマが迫ってきました』

不知火『!?』


不知火(ま、まさかプラズマ発生器!?一体誰が……これは想定外です。対処ができない……)

UV『プラズマは市民不知火に直撃し、市民不知火はあっけなくその命を散らせました』


不知火残りクローン2→3

不知火『以前の私はコミーの攻撃で死ぬような弱い反逆者でしたが、今回の私は完璧です』

電『申し訳ありません市民不知火。少々遅れてしまいました』

不知火『遅刻は反逆ですよ?』


不知火「レーザーハンディを抜いて、市民電に向けます」


電『これには正当な理由があります』

不知火『遅刻に正当な理由……ですか?』

電『はい。こっちに向かっている途中、とあるコミーと戦闘になりました。勿論始末したのですが、敵は強力な武器を持っていたため少し手間取ってしまったので遅刻したと言う訳です』

不知火『その強力な武器とは?』

電『プラズマ発生器です』


不知火(さっき私にプラズマを撃ったのは電ですか……しかし、何も持っていないところを見るとプラズマ発生器が使えなくなった。又は別の策がある……どちらにせよ、この子は処刑します)


加賀《UV様、3時間で同志は何人集まりましたか?》

UV《IRが一番人口が多いから……ざっと250名ですね》

加賀《では、その250名の同志を引き連れて集合場所に攻め込みます》

ノ ル マ 達 成


提督「よく考えるんだ!早く更新すれば、それだけ完結が早まるんだぞ!?」

UV『では、貴方達2人が集合場所にいますと、何やら遠くが騒がしいですね』

不知火『?』

電『?』


UV『そちらを見てみると1人のR市民を先頭に、IRの大群が押し寄せてきます。』

『『!?』』

UV『そして貴方達2人は、その先頭のR市民に見覚えがあります』


不知火『まさか……』

電『……』


UV『先頭を走っているのは……市民加賀です』

ノ ル マ 達 成


提督「そろそろ完結かな」

((マジで何やってんだこのバ加賀!?))


不知火(……いや、これは寧ろ好機!)


加賀『さあ、蹂躙するのです!』

電『UV様!市民加賀にメンタルブラストを使うのです!』

UV『(普通に言っちゃったよこの子)分かりました』


結果→失敗


不知火(この局面でM能力を暴露するなんて……電、貴方はクトゥルフでは優秀ですがパラノイアにおいては二流!!)


不知火《UV様!機械感応で周りの機械全てに命令を下します!》

UV《はい》

不知火《私の死を合図に、アルファコンプレックス内の全ての機械と連動して自爆しなさい!》


結果→クリティカル


UV(もう最終局面だし、シナリオ崩壊してるしクリティカル出たから何でもいいや。それにこの終わり方は面白い)


加賀の合図と共に、大量のIR達が実弾兵器を使用する。

周りにいる市民達は次々と息絶えていく


それは市民電、市民不知火も例外ではなく、あっという間に身体が穴だらけになった。


加賀『UV様、クローンは送られてきますか?』

UV『いいえ』

加賀『!?』


不知火(さぁ……終われ)


UV『市民不知火が死ぬと同時に、周りの機械から奇妙な音が鳴りだす。その音はどんどん大きくなっていき、遂にはアルファコンプレックス中で鳴り響く』


加賀『これは……?』


UV『突然音が止まり、その直後……アルファコンプレックスに存在する全ての機械が大爆発を起こした』

加賀『なっ!?』



【地下都市】アルファコンプレックス

そこに存在する全ての機械が大爆発を起こした。当然都市は崩壊し、アルファコンプレックスは地中に封印された。

提督「やってくれたな」

不知火「不知火に落ち度はありません」

電「でも楽しかったのです!」

加賀「そうね。今度はもう少し上手く立ち回りたいわ」

日向「もっと勉強せんとな……」



不知火「というか司令、ノロウイルスで轟沈寸前なのでは?」

提督「あぁ、熱もまだ八度ほどあるぞ」

不知火「司令は馬鹿ですか」

提督「創作意欲が抑えられなかった」

さて、これで一応パラノイアは終わりです。

ここまで読んでいただき、感謝致します。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年09月09日 (金) 07:26:09   ID: Nx-hV2HQ

面白いけど作者臭い

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