女「はーい次の方ー」(5)

女「ご希望は?ラブコメですか~・・・」

モブ「はい!」

女「そうですね~・・・まず第一条件としてイケメンであることが必要ですね」

モブ「ですよね~・・・」

女「あっ!ラブコメひとつありますよ!ストーカー訳ですけど」

モブ「あ、あはは・・・・」

女「次の方ー」

爺「失礼します」

女「どのようなものをおさがしですか?」

爺「サスペンスものですね」

女「なるほど。あっ、お客さん老刑事役で1枠あいてますよ!」

爺「それではそちらでお願いします」

女「かしこまりました」

女「次の方、どうぞー」

男戦士「すまんが、勇者物で何か枠がないかな……?」

女「勇者物ですね!勇者物は人気カテゴリだから、大丈夫だと思います!」

男戦士「……ありがたい」

女「これなんて、どうですか?ショタ勇者と、お姉さん僧侶のパーティーに同行する、腕自慢な男戦士!」

男戦士「……」

女「まっ、ちょっとエッチなキャラにならなきゃいけませんけどね、ふふ」

男戦士「すまんが、そいつは私には出来そうにないな……」

女「ありゃ?堅物キャラの方がお好みですか?……ちょっと待ってて下さいね」

男戦士「いや、エッチなキャラは問題ない。……問題なのは」バサッ

女「えっ……?右…腕が……」

男戦士「前のssの、魔王との戦いで失ってしまってな……こんな、私じゃ腕自慢という設定は無理だろう……」

女「え……そ、そうですね……」

男戦士「……こんな私でも、出来るヤツはないかい?」

女「探してみますっ……!」

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