友「男!軽音部を作ろう!」男「はぁ!?」 (7)

西甲虫高校

食堂

友「何でだよ!?」

男「そりゃ唐突過ぎるぜ・・・」

友「いいだろ!?俺はボーカルでベースだ!!」

男「まあ・・・でも友、俺はどうすれば・・・」

友「男はじゃあ・・・リードギターだな」

男「分かった・・・」

友「俺らで決定だな!!」

男「友はどんな楽器使ってるんだ?」

友「カール・ヘフナー・500-1だ」

友「男は何使ってんだ?」

男「俺はグレッチ・デュオ・ジェット」

友「いい楽器だな」

男「ああ・・・」

友「放課後に俺は生徒会長に話をしてくる」

男「おう?」

友「男は家に帰って楽器の準備をしておけ」

男「分かった」

友「今日夜ぐらいにメールする」

男「了解だけどメンバーは?」

友「は?」

男「流石にベースとかはいるだろ・・・」

友「そうだな・・・」

友「探しておくが、男もな」

男「じゃあ、また」

友「ああ・・・」

設定では

友が18の高2
男が17の高1

でビートルズというバンドは居なくて、彼らがビートルズの曲を何故か作るというお話。
つまりポールなどは存在しないという訳です。

クオリ―メンなどは話が噛み合わないので、カットしてこの二人がすぐにジョンやリンゴと会う感じなので
色々とオリジナルになってます。




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放課後

生徒会

ガラガラ

友「生徒会長」

会長「誰だ?」

友「2年B組の友だ」

会長「ほうほう・・・で一体何を?」

友「部活を作りたいんだ」

会長「ほう・・・何部だ?」

友「軽音部さ」

会長「軽音部!?音楽か・・・」

友「ああ」

会長「少し待ってくれ」

友「ゴクッ・・・」


会長「あったこれだ」

友「ギブソン・J-160E!」

会長「弾いてみてくれないか」

友「弦を張りなおすぞ?」

会長「弦を?どうしてだ?」

友「左利きなんでね・・・」


友「弾きます・・・」

会長「ああ・・・頼むよ」

友「じゃあ適当に・・・」




会長「凄く良かったよ!!」

友「はあ・・・」

会長「受理するよ」

友「ありがとうございます!」

会長「部室は中校舎の3階の第2音楽室を使ってくれ」

友「本当にありがとうございました」

会長「いや、いいよ」

友「あのこのギター・・・」

会長「上げるよ君に」

友「えっ良いんですか!?」

会長「ああ・・・ただし条件が有る」

友「はい・・・」

会長「毎年必ず文化祭などの学校行事で出てくれ!」

友「喜んで!」

西甲虫市西区

男の家

男「ふう・・・風呂気持ちよかったなあ」

男「ん?友からメールだな」

男へ

ついに軽音部が受理されて、明日から活動開始だ!!
後、ギブソンのアコースティックを手に入れたから男にやるよ。
部室は中校舎の3階の第2音楽室だ。
それと、会長からの条件は毎年学校行事に参加してほしいとの事だ。
ノるか?

友より

男「了解っと」

男「さあてグレッチでも弾くか」

男の部屋

男「相棒頼むぜ」

ジャーーンッ‼

男「鳴るなあ・・・」

ガチャッ

男妹「兄貴うっさい!!」

ガチャッ

男「怒られてしまったな・・・明日学校でしようかな」

男「さあ寝るか」

次の日

放課後

第2音楽室

ガチャッ

男「友」

友「おっ来たな」

男「何してんだ?」

友「アンプとか色んな楽器を持ってきて置いただけだ」

男「ドラム、ピアノや沢山あるな・・・」

友「俺の家お金持ちだから全て買ったんだ」

男「すげえ・・・」

友「さあやろうぜ!」

男「そういや友」

友「何だ」

男「バンドメンバーどうするんだ」

友「それなら明日西甲虫大学で文化祭が有って凄腕のギタリストとドラマーが居るから、ここに来てもらう」

男「それは無理じゃないのか?」

友「理事長には話といた」

男「そうか・・・」

友「よし男」

男「おう」

友「合わせるぞ!」

男「でも曲は?」

友「作曲したから弾いてほしい」

男「タイトルは?」

友「『All my Loving』だ!!」

男「楽譜を見せてくれ」


男「よし!やってみよう」
友「おう!」

Close your eyes and I'll kiss you
Tomorrow I'll miss you
Remember I'll always be true
And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you
I'll pretend that I'm kissing
The lips I am missing
And hope that my dreams will come true
And then while I'm away
I'll write home every day
And I'll send all my loving to you
All my loving, I will send to you
All my loving, darling, I'll be true


男「いいぞ!!」

友「だな!!」



友「じゃ明日な」

男「おう」

友「明日の10時に西甲虫駅で集合だ」

男「おう」



次の日
西甲虫駅

男「ふう・・・」

友「すまん待ったか」

男「いや全然」

友「さあ行くぞ」

西甲虫大学 文化祭

友「あのバンドだ」

男「名前は確か・・・『Hawks』というらしいな」

友「あのドラマーとギターだ!」

男「あのドラマーすごいな!」

友「あのギターもだ!」

男「あれは絶対」

男、友「メンバーに入れるぞ!」

ライブ後

コンコン

男「さっきのドラマーとギタリストの部屋はここですか?」

先輩「ああそうだ」

友「お前がギタリストの・・・」

先輩「ギタリストの先輩だ」

先輩「こっちがドラマーの先輩友だ」

先輩友「よろしく」

男「早速なんだが」

先輩「ああ」

友「俺らとバンドを組んでほしい」

先輩「っ・・・!」

先輩友「待てよ弾けるのか?ちゃんと」

男「友」

友「ならば俺が作った曲を弾いてやるよ」

先輩「フッ・・・面白いやってみてくれ」

友「行くぞ!」

男「ワン・ツー・スリー・フォー!」

All my Loving

先輩「!!」

先輩友「!!」

先輩「Close your eyes and I'll kiss you」ジャガジャガ

先輩友「ハハッ」バンバン

男「!!」

友「!!」



先輩「最高だ!」

先輩友「ああ!!」

友「メンバーになってくれないか?」

先輩、先輩友「もちろん!ならせてもらいたい」

友「これで俺ら4人でやっていこう!」

先輩、先輩友、男「ああ!!」

友「やる場所はどこにする?」

先輩「そうだな・・・」

友「提案なんだが俺らの高校はだめか?」

先輩友「入れないだろ?俺らは大学一年生だぞ?」

友「学校側に頼んどいたんだ」

先輩「分かった」

男「時間はどうする?」

友「平日は学校が終わった4時から6時までで、土日祝日は午後の1時から6時までで、場所は西甲虫高校中校舎3階の第2音楽室だ」

先輩「分かったじゃあ帰ろうぜ」

男「ああ」

次の日

第2音楽室

友「先輩」

先輩「何だ?」

友「バンド名をどうするかだ」

先輩「そうだな・・・フライズなんてどうだ?」

友「違うな」

先輩友「ならクロコダイルズなんてのは?」

友「何かしっくりこないな」

男「ならここは西甲虫市だから甲虫は英語でビートルで複数形を付けて『ビートルズ』なんてどうだ?」

友「ビートルズ!!」

先輩「それだな!!」

先輩友「俺らはビートルズだ!」

友「だな!!」

男「さ、明後日は西甲虫高校の文化祭でステージに出るぞ!」

友「やる曲はどうする?」

先輩「そうだな・・・友のAll my LovingとLove me Doで俺が昨日作ったHelp!とPlease Please Meの4曲でいこう!」

男「早速合わせてみるか!」

先輩友「おう!」

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