おそ松「カラ松の扱いがひどい?」 (43)

母「ええ、そういう主旨の手紙を頂いたわ」

カラ松「この手紙を送って来たやつは分かってるな……どうやら俺の気のせいではなかったようだ」

一松「気のせいでしょ」

チョロ松「母さん、そもそも誰宛なの?」

母「あんた達全員宛よ、ニート達」

トド松「ええっ!?」

十四松「野球の誘いの手紙!?」

チョロ松「いや、そんなこと言ってないでしょ」

おそ松「母さん、手紙見してよ」

母「はい、どうぞ」

おそ松「えーと、なになに……」

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おそ松「ふんふん……なるほど……へー……」

トド松「なんて?」

おそ松「分かんね、字多すぎ」

チョロ松「はいはい。いいよ、僕が見るから……」

チョロ松「……」

チョロ松「……」

トド松「手紙にはなんて?」

チョロ松「……カラ松だけ死体役だったり、無駄に殴られたり、屋根から落ちたり、ハゲにされたり、彼だけ酷い目に合ってて、私はもう傷つくカラ松を見たくないよー的な内容だった」

母「この手紙は都内在住の男性同士の恋愛を好むカラ松×一松押しの女性からよ」

チョロ松「ちょっと待って母さん!! 今の情報いる!? カラ松も一松もホモじゃないんだけど!?」

一松「おえっ……!!」ダッ

チョロ松「ほら! 一松が気持ち悪すぎてトイレに行っちゃったよ!!」

トド松「こんな手紙出されてもね……」

おそ松「もうそういうポジション確率しちゃったしなぁ……」

トド松「……ていうか僕達もそれなりに酷い目にあってるんだけどなぁ」

チョロ松「……つーかこの手紙やばいよ、両面のA4用紙3枚分だよ」

おそ松「なんか気持ち悪いな……」

十四松「おえっ……」

トド松「十四松兄さんも?」

十四松「ローリング打法ばっかしてたら吐きそう……」

チョロ松「紛らわしいんだよ!!」

カラ松「うっ……」

おそ松「やっぱカラ松も気持ち悪いと思う?」

カラ松「ううっ……」ポロッ

チョロ松「泣いてる!?」

カラ松「嬉しいんだ……俺のことをこんなに考えてるカラ松ガールがいると思うと……涙が止まらない」

チョロ松「それお前だけだから。 僕ら寒気止まらないから。 過激派の恐ろしさを痛感したから」

おそ松「こんなクレーム出さなくてもいいのにさー。 俺、ちゃんと視聴者には自己責任アニメって釘打ったよ?」

カラ松「いや、この手紙を機に俺の扱いを変えるべきだ。 兄貴、弟達、これからはもっと俺に……」

ドカアアアアアアン!!!

カラ松「」

おそ松「うわっ! くっせ!!」

一松「……」

チョロ松「一松……お前、バズーカで何発射したんだよ?」

一松「自分のうんこ」

チョロ松「トイレに流せよ!! 何バズーカの弾として使ってんだよ!!」

十四松「うんこって野球ボールにも使えそうだね!!」

チョロ松「使うな!!」

別の日

カラ松「さて……外に出て小娘共のハートを撃ち抜くとするか」










カラ松「……」スタスタ

カラ松「あの件で……俺は一人じゃないということが分かった」

カラ松「カラ松ガール、見ていてくれ。 いつか俺がこの試練に打ち勝つ時を!!」

ヒュウウウウウ……

カラ松「ん?」

グサッ!!!

カラ松「ああああああああああ!!!!」

カラ松「はぁ……はぁ……」

カラ松「……まさか空から旗がふるとはな」

カラ松「しかもピンポイントで俺の頭に……」

カラ松「……ん?」

ブオオオオ……

カラ松「車か……端に寄ろう」

ブオオオオ……

カラ松「えっ、ちょっと待て、なんでこっちに……」

ドゴオオオオオン!!!

おそ松「あれ、カラ松だけいなくね?」

一松「誰それ」

トド松「カラ松兄さんなら『カラ松ガールを探しに行く』って言って出かけたよ」

ガラ……

十四松「あ! 帰って来た!!」

チョロ松「お帰りカラ松兄……ええっ!?」

カラ松「……」

チョロ松「何があったの!? なんでそんな顔面ボロボロなの!?」

十四松「野球したの!?」

チョロ松「野球でそんなボロボロになるなんて聞いたことねぇよ!!」

カラ松「う……」

チョロ松「……?」

カラ松「うおおおおおおおおおん!!!」

おそ松「うわ、いきなり泣き出した」

おそ松「なるほどね……旗が降って来たり車に轢かれたり隕石が落ちたりミサイルが直撃したりうんこ踏んだり罵られたり雨が降ったり冤罪で捕まったりしたわけだ」

十四松「なんかすっげー面白そーー!!」

トド松「周りの人も同じ被害を受けたの?」

カラ松「いや、俺だけだ。 自分だけにミサイルが直撃したり、自分だけに雨が降ったり……それに俺に被害があっても誰も声をかけてくれなかった」

チョロ松「なんでカラ松兄さんだけに……?」

一松「クソ松だからだろ」

おそ松「え、何その理由」

チョロ松「……いや、一松の言う通りかもしれないよ」

カラ松「えっ」

チョロ松「カラ松兄さんだけが酷い目に合うという流れが定着した今、この町全体もカラ松兄さんだけに理不尽な暴力が襲いかかるようになったんじゃないかな」

カラ松「ま、まさか……そんなことはない!!」

一松「もう一回外出れば? それでなんかあったら確定でしょ」

カラ松「……試しに出てみよう」

ガラッ

ヒュウウウウウ……

カラ松「!!!」

トド松「……カラ松兄さん?」

カラ松「空から……岩が降ってくる!!」

十四松「マジ!?」

おそ松「カラ松!! 今すぐ家の中に入って避けろ!!」

カラ松「ああ!!」

ツルッ

カラ松「うおっ!?」

トド松「転んだ!?」

ドゴオオオオオン!!!

カラ松「」

おそ松「……生きてる?」

一松「死んだでしょ、つーか死ね」

おそ松「どうやらチョロ松が言ってることは本当らしいな……」

カラ松「……」ガクガクブルブル

トド松「めちゃくちゃ怯えてる……」

おそ松「……よし! 弟達!!」

一松「何?」

おそ松「これからカラ松が外出する時は誰かが一緒についていくこと!!」

一松「は?」

おそ松「俺達の手で襲いかかってくる物からカラ松を守るんだ!! 可能性はある!!」

十四松「おっしゃあああああああ!!! ホームラン王目指すぞーーーー!!!」

チョロ松「いや、目指さなくていいから」

一松「人間一人ごときが隕石とか旗とかに勝てると思ってんの」

おそ松「うんこには勝てる!!」

一松「冤罪は?」

おそ松「チョロ松の所為にする!!」

チョロ松「やめろ!!!!」

トド松「……というわけでさ。 カラ松兄さん、出かける時は僕達に声をかけてね?」

カラ松「あ、ああ……」

別の日

カラ松「カラ松ガールハントタイムだ……」

チョロ松「ああ、出かけるのね」

おそ松「トッティ頼んだ、俺今ゴロゴロしたい」

トド松「えーやだよ面倒くさい。 一松兄さんは?」

一松「死んでも行かない」

チョロ松「こういうのは十四松なら喜んで引き受けてくれて……」

トド松「野球しに行ったよ」

おそ松「しょうがない、ここはじゃんけんだ!!」

「「「「ジャーーンケーーーンポン!!」」」」

おそ松「だあああああ!! 負けたあああああああ!!!」

一松「おっしゃあああああああ!!!! しゃあ! しゃあ!! しゃああああああああ!!!」

チョロ松「暴れるな一松!!」

トド松「じゃあ二人とも、行ってらっしゃーい」

おそ松「くっそー……なんで俺がクソ松と行かなきゃいけないんだよぉ〜」

チョロ松「発案者お前だろ!!」

おそ松「分かった分かったぁ〜……行くぞカラ松」

カラ松「あ、ああ……」

おそ松「なぁ、折角だし競馬場行かない?」

カラ松「競馬場?」

おそ松「うん、俺ちょうど用があってさ。 多分そこに女の子いっぱいいると思うよ」

カラ松「そうか……だったら乗ってやる……そのレールに!!」









競馬場

おそ松「今のところ旗が降ってきたりとかはないなぁ」

カラ松「そうだな……」

おそ松「とりあえず俺から離れないでね。 離れたら守れないから」

カラ松「ああ」

スチャ

カラ松「さて……いつでもおいで、カラ松ガール」

実況『マツダブライアンがトップです!! 爆発する様子もありません!!!』

おそ松「おっしゃああああ!! そのまま行け!! マツダーーーー!!!」

女「ねえねえ!! あそこの人、尾崎みたいよ!!」

女「本当だー!」

カラ松「……」ニヤッ

女「あ、あの〜……ちょっといいですか?」

カラ松「声をかけてくれてありがとうカラ松gドカアアアアアン!!!

カラ松「」バタッ

実況『あーーっと!! 観客が爆発したあーー!!!』

おそ松「えええええええええっ!!?」

実況『何が起こるか分からない、これが競馬です!! ちなみにトップを走ってたマツダブライアンはメスの馬と六股がばれて修羅場状態になっています!! レースどころじゃありません!!!』

別の日

カラ松「カラ松ガールハントタイムセカンドシーズン……」

おそ松「一松……そっか、俺とカラ松以外みんな出かけたのか」

カラ松「兄貴、頼んだ」

おそ松「流石に俺、爆発からは守れないよ?」

カラ松「簡単さ……競馬場に行かなければいいのさ」

おそ松「そっか……じゃあパチンコ行く?」

カラ松「ああ……未知なる世界が俺を待っている」

おそ松「おーし行こうかー」

パチンコ

おそ松「だあくそっ!! 全然出てこねーー!!」

カラ松「玉はみんな恥ずかしがり屋なのさ……俺が眩しすぎてな」

おそ松「じゃあお前出てけ!!!」

カラ松「えっ」

おそ松「お前が原因で玉出ないのがマジだったらどうすんだよ! だから出てけ!!」

カラ松「あ、兄貴……だけど俺は……」

おそ松「一人になる? 大丈夫だよ」

カラ松「『大丈夫』?」

おそ松「この近くでチョロ松がアイドルのライブ見てるからそこに行けよ。 あいつのことだからちゃんと見てくれるって」

カラ松「そうか……そうするとしよう」スタスタ……

おそ松「玉出ろ玉!!」バンバン!!

カラ松「……」

カラ松(アイドル……)

チョロ松(ついに来た!! ニャーちゃんとの握手の時が!!)

チョロ松(前回はおそ松の野郎のせいでまともに話せなかったし握手もちょっとしかできなかった……)

チョロ松(だが今回はあいつがいない! 大丈夫!!)

デカパン「次の人、どうぞダス」

チョロ松「は、はい!!」

チョロ松「あ、あの……いつもライブ見てます!! ファンです!!」

カラ松「ありがとう……カラ松ボーイ」

チョロ松「うおおおおっ!?」

チョロ松「なんでお前がこんなところにいるんだよ!?」

カラ松「己を高める……人々に夢を与える……世界平和……これが叶えられるのはアイドルだと分かったのさ」

チョロ松「お前がそんなんなったら人々に不幸を与えるかつ世界崩壊だよ!! ……つーかニャーちゃんは!?」

ニャー「あの人ニャ!! 『お前と一緒に握手をさせてくれ』って言って乱入してきた不審者はあの人ニャ!!」

デカパン「分かったダス」

カラ松「しまった!! ばれた!!!」

チョロ松「最低じゃねーかお前!!」

デカパン「帰ってもらうダス」ガシッ

カラ松「す、すみませんでした……」

チョロ松「全く……すみませんニャーちゃん、うちの兄貴が……」

ニャー「え……兄弟なんですか?」

チョロ松「!!!!」

チョロ松(ニャ、ニャーちゃんが……軽蔑する様な目で見てる……)

チョロ松(あいつがこれなければ……)











ドゴオオオオオン!!!

カラ松「ぐはっ!!」

チョロ松「まさか赤の他人がうちに二人もいるとはな……」

カラ松「敵は兄弟の中にいたということか……」

別の日

カラ松「出かけてくる……」

トド松「とうとう普通に言う様になったね……」

おそ松「誰がついていく?」

十四松「僕これから野球しに行こうと思ってたんだ!!!」

チョロ松「じゃあ十四松に任せよう」

十四松「行こう兄さん!!! 兄さんが野球やってたら女の子が釘付けになるかもしれないよ!!」

カラ松「よく分かってるじゃないか十四松……行くぜ」

河原

十四松「僕が投げるから打って!!」

カラ松「ああ……見せてやるよ、俺の特大ホームランを」

十四松「どぅ!!」ブン!!

ドゴオオオ!!!

カラ松「はうっ!!!」

十四松「あ、ごめん。 デッドボール」

別の日

カラ松「俺は今日から出かけるのをやめる」

チョロ松「なんでさ」

カラ松「だって……」

おそ松「だって?」

カラ松「だって誰が一緒にいても意味ないんだもおおおおおおおおおん!!」

チョロ松「分かった!! 分かったから泣くな!!!」

一松「他人の不幸は蜜の味……」ニヤニヤ

トド松「でも実際、出かけない方が女の子のためにもなるし僕達のためにもなるよ」

チョロ松「まあ……ずっと家にいれば爆発することもないし襲われることもないか」

カラ松「その通りだ……静寂と孤独を愛する俺には……それが相応しい」

おそ松「パチンコ行ってきまーす」

チョロ松「ライブライブ」

一松「……」スタスタ

十四松「野球野球!!」

トド松「女の子と遊ぶ約束してたんだよねー」

カラ松「……」

カラ松「一瞬にして孤独になった」

カラ松「……」

カラ松「……今日は空が真っ青だな」

カラ松「……はっ!!」

カラ松「いけない、窓から顔を出していた……これだけでも嫌な予感がするからな」

カラ松「窓を閉めてっと……」バタン!!

カラ松「ふぅ……」

パリイイイイイイイン!!!

カラ松「!!??」

デカパンマン「いやー、空中でバランス崩しちゃったダス」

カラ松「」

デカパンマン「……なんか踏んでる気がするけど……気のせいダスね」

デカパンマン「パトロールを続けるダスー」バッ

カラ松「がっ……」

カラ松(くそ、まさか家の中まで危険とは思わなかった……)

カラ松(どこだ……安全な場所はどこにあるんだ!!!)

カラ松(……はっ!!!)

カラ松(トイレ……トイレなら何もない!!)

カラ松(早速トイレに行こう!!!)

数時間後

カラ松(やはりトイレは素晴らしいな……驚くほど何も起きない!!)

カラ松(勝った!! 俺はこの戦いに勝ったぞ!!)

カラ松(……)

カラ松(……暇すぎる)

カラ松(ちょっと外に出て様子を見るか……)

カラ松「……」

カラ松「……ん?」

カラ松「……」

カラ松「ふんっ!……ふんっ!!」

カラ松「……」

カラ松(参った……)

カラ松(尻が……トイレにはまってしまった)

カラ松(こうなったら助けを呼ぶしかないな……)

カラ松(しかし兄弟達はみんな出かけたしな……)

カラ松「父さん!! 母さん!!」

シーン……

カラ松(出かけてるか……)

ガラッ

カラ松(!! 誰か帰って来た……?)

一松「……」

カラ松(何も言わない、ということは一松か……)

カラ松(こうなったらあいつに助けてもらうしか……)

カラ松「一松!! 聞こえるか!?」

一松「!」

カラ松「俺だ!! カラ松だ!!」

カラ松「トイレから抜けなくなった!! 助けてくれ!!」

一松「……」

カラ松「とりあえずまずはトイレの扉を開けてくれ!!」

一松「……」

カラ松「……?」

一松「……分かった、開ける」

カラ松「……そうか、ありがとう一松」

カラ松(断られるかと思った)

カチャッ

カラ松(ん? 今の音は……)

一松「扉開けるね」

カラ松「あ、ああ……」

ドカアアアアアン!!!!

おそ松「たーだいまー……ってあれ。 一松、なんでそんな嬉しそうなの」

一松「あれ」

おそ松「『あれ』……?」

カラ松「……」

おそ松「うわっ!!? カラ松真っ黒焦げ!! また誰かにやられたのかよ!!?」

カラ松「……」

おそ松「おいカラ松!! しっかりしろ!!」

十四松「ただいまーーー!!」

チョロ松「……あれ、どうしたの」

トド松「カラ松兄さん、何かあったの?」

カラ松「一松の……バズーカは相変わらず高威力だぜ」バタッ

おそ松「おいカラ松!! 死ぬな!!」













カラ松『……はっ!!』

カラ松『ここは……?』

カラ松『俺は確か……一松のバズーカで死んだはず』

女『カラ松くん!! ようこそ!!』

カラ松『ここは……?』

女『ここは三次元!! 死んだ二次元の人は三次元に来るの!!』

カラ松『何……?』

女『カラ松くん、ギャグアニメのキャラは生き返れることもできるの』

カラ松『そうなのか!?』

女『……でもカラ松くん、元の世界に戻っても兄弟達に……いや、世界にいじめられるだけだよ?』

カラ松『……?』

女『私の所に……来てくれる?』

カラ松『俺を……養ってくれるのか?』










おそ松「やばい!! カラ松が死んだ!!」

十四松「兄さーーーーーーん!!!」

チョロ松「一松!! お前とんでもないことやってくれたな!!」

一松「本当に死ぬとは思わなかった……」

カラ松『君の言う通り……向こうに戻っても俺にとってはいいことはないかもしれない』

カラ松『俺の第二の人生を……こっちで歩むのもありかもな』

女『うん! ありありだよ、ありあり!!……あっ!! そうだ!!』

カラ松『ん?』

女『カラ松くん、もしよかったらなんだけどさ……』

カラ松『なんだ?』

女『一松くん……連れて来てくれるかな?』

カラ松『えっ』









カラ松「……!!」ムクッ

おそ松「うわっ!?」

トド松「カラ松兄さんが生き返った!!」

一松(やべえ、殺される)

カラ松「……一松」

一松「……?」

カラ松「……俺と一緒に死んでくれ」

一松「!!」ダッ

チョロ松「逃げた!!」

カラ松「十四松!!」

十四松「無重力スパイラル!!!」ゴオオオオ!!!

無重力スパイラルとは十四松の半径5メートル以内を宇宙空間にすることのできる技である!!

一松「」バタッ

カラ松「」バタッ

おそ松「」バタッ

チョロ松「」バタッ

トド松「」バタッ

十四松「」バタッ

チョロ松『どうしてくれるんだよ十四松!! 死んじゃったじゃないか!!』

十四松『いやーーーうっかりうっかり!!!』

カラ松『カラ松ガール……連れてきたぜ、特別に一松以外もな』

女『いやーーー最高ーーーー!!!///』

トド松『え、誰この人』

カラ松『……俺の奥さんだ』

おそ松・チョロ松・十四松『!!!!』

トド松『ど、どうしたの三人とも?』

おそ松『急いで逃げるぞ!!』ダッ

チョロ松『こいつはヤバイ!!』ダッ

十四松『わーーーーーい!!!』ダッ

トド松『よ、よく分からないけど僕も逃げよう!!』ダッ

一松『それじゃあ俺も……』ダッ

ガシッ

一松『!!!!』

女『……』ニコッ

カラ松『理由は知らないが一松、お前に会いたかったそうだ』

カラ松『カラ松ガール……兄貴達は逃げてしまったが大丈夫か?』

女『全然大丈夫!!!』

一松『???』

おそ松「ふー……生き帰れたみたいだ」

トド松「三人ともどうしたの? あの女の人を見るなり慌てて」

チョロ松「俺たちは宇宙空間で一回死んだことあるからあの人に会ったことがあるんだ」

トド松「……あれ、カラ松兄さんも一回死んだことなかったっけ? カラ松兄さんもあの人とは初対面じゃないんじゃない?」

おそ松「『なごみのおそ松くん』はあれ、撮影だから。 ノーカン」

トド松「そ、それでさ……なんで逃げたの?」

チョロ松「俺たちは一回ひどい目にあったからね……」

おそ松「トド松、よく聞け。 あの世で俺たちを待ち受けてたあの目が細い女の人の正体はな……」

女『いいから二人でキスしろっつってんだよオラァ!!!』

カラ松『ひいいいっ!!!』

一松『この女頭おかしい……』

女『ああ!? つべこべ言わずカラ松からキスしろつってんだよ!!』

カラ松『は、はい!! やります!!』

一松『おい! やめろ馬鹿!! 殺すぞクソ松!!!』

カラ松『俺たちはもう死んでる!!!』

一松『おい!!! 離れろ!!! やめろ馬鹿!!!!』

女『色松をスケッチできるとは思わなかったわーーーうふふふふふ////』

カラ松『や、やっぱりできない!!』

女『じゃーいーや、旗』パチン!!

ハタ坊『ケツ用持ってきたじょー!!』

カラ松・一松『!!!?』

女『ぶっ刺してやるぜ!! 私を興奮させろぉ!!!』

一松『逃げるぞ!!』

カラ松『間に合わない!!』

グサッ

カラ松・一松『あああああああああ!!!!!』

終わり

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