雪女「ちゅーしよう!」男「だが断る」(43)



雪女「なんでだよう!ちゅーしろ、ちゅーさせろ、ちゅーしやがれー!」

男「女の子がそんなはしたないこと言わないの」

雪女「はしたない!?『ちゅー』ってはしたない意味なのか!?」

男「そうです、はしたない言葉なんですよーこの変態さんめ」

雪女にちゅーされたら死ぬだろ・・・

shienする

>>2
大丈夫だ(・ω・)b-☆

でも息を長時間吹き込まれると凍死するがな


男「……分からずに喋ってたのか」

雪女「それがねー、姉ちゃんが『雪女はちゅーすると幸せになれるのよ』って言ってたんだよ!」

男「ちょっと姉ちゃん連れてこい、説教するから」

雪女「ねぇ男ー、何で幸せになる事なのに『ちゅー』がはしたない言葉なんだー?」

男「……。君にはまだ早い!」

竹兵1「準備は」

竹兵2「出来てる」

竹兵1「新人は」

男「okです」

竹兵1「突入!」

竹兵2「こりゃあ、酷いな」

支援ありがとー!


雪女「ねぇー何でだ?何でなんだよー!教えろよケチケチー!」

男「俺はケチケチって名前じゃありません」

雪女「何でちゅーがはしたないんだよー、私と幸せになろーよー!」

男「大丈夫だ、俺はちゅーしなくても幸せだから」

雪女「ずるいぞ男!私も幸せになりたい!なーあー!ちゅうしろー!」

男「(どうしよう)」


男「!(閃いた!)」

雪女「?どうしたんだよケチケチー」

男「だから俺の名前はケチケチじゃありませんー。……まったく、雪女のしつこさには負けたよ(棒読み)」

雪女「やったー男に勝ったー!いえーい!」

男「だからちゅーしてやる」

雪女「やったー!ちゅーだちゅー!」

男「えい」

男が雪女を抱き締める

雪女「おー?」

男「これがちゅーです」


雪女「はふぅ」

男「………」

雪女「成る程ー、これがちゅーなんだな!確かにはしたないなー」

男「だから言っただろーこの変態さんめー」プニプニ

雪女「わはははー!くすぐったいよ男ー!やめろ、頬っぺたプニプニするなー!」

男「変態さんめー」プニプニ

雪女「わはははー!」



━━━数日後。


雪女「男!せっくすしろー!」ダダダッ

男「!?」


雪女「なんでだよう!せっくすしろ、せっくすさせろ、せっくすしやがれー!」

男「……ちょっと姉ちゃん連れてこい」

雪女「うん?分かったー!ちょっと待ってろー!」ダダダッ

男「さてと、火炎放射器はどこにしまったかな」



━━━数分後。


雪女「姉ちゃんだよ!」

雪女姉「姉ちゃんだぜぃ!」

男「ちょっとそこに座りなさい、説教するから」

雪女「分かった!」

男「いや君じゃなくて」

雪女姉「分かったぜぃ!」ドゲザッ

男「いや土下座まではしなくていいから」

雪女に魅入られた奴は…


お分かりですね?


雪女姉「で、この姉ちゃんに何の用なんだぜ?残念ながら姉ちゃんは妹の彼氏をntr趣味はねーぞ」

男「恋人じゃない」

雪女姉「成る程、旦那か」

男「夫婦じゃない!」

雪女「姉ちゃんと男は仲良いなー!わははー!」

男「……雪女、ちょっと耳を塞いでいなさい」

雪女「分かったぞ!」ミミセンッ

男「………雪女」

雪女「………」

男「雪女は可愛いなぁ!」

雪女「………」

男「ペロペロ!ペロペロしたい!」

雪女「………」

男「よし、聞こえてないな」

雪女姉「何だお前ら」

俺「ビクッ!?」


雪女姉「で、本当に何の用なんだぜ?」

男「一つ確認しておく。雪女にあれやこれやいらんことを吹き込んだのは君でいいんだよな?」

雪女姉「そうだぜ!この姉ちゃんが吹き込んだんだぜ!」

男「せいやっ」火炎放射器発射

雪女姉「うわぁっ!」避ける

男「……チッ」

雪女姉「溶けちゃう!溶けちゃうから止めてー!熱い!熱い熱い!」

男「(ちょっと可哀想になってきたな)……はい、止めました」

雪女姉「……ふぅ、危うくジェラートになっちまう所だったぜ」

姉妹丼も悪くない


ちょっとご飯食べてくる

おでん美味ぇ


男「何であんな事をしたんだ」

雪女姉「だってよー、お前らの仲が全然進展しないんだもんー。さっさとちゅーくらい済ませろよー!」

男「だってじゃありません。いらないお世話です」

雪女姉「ぶーぶー」

雪女「ねぇー男ー、まだ耳栓してなきゃだめかー?」

男「……」手をバッテン

雪女「だめかー……」


雪女姉「何でだぜー?何でちゅーくらいしてやらないんだよー!お前それでもちんちんついた男か!?」

男「女の子がはしたない言葉をつかうんじゃありません!だから雪女には聞かせたくないんだよ、君との会話」

雪女「暇だー」

雪女姉「姉ちゃんが言うのもなんだけどよー、私の妹めちゃくちゃ可愛いじゃん、美少女じゃん」

雪女「暇だー」

雪女姉「正直な話、ムラムラする時とかねーのかよ」

男「………」プイッ

雪女「?何してんだ男ー」

雪女姉「駄目だこいつら」

なんかどっかで見た竹兵が現れたぞ?


雪女姉「まったく、そんなんじゃいつまでたっても進展しそーに……はっ」ヒラメキッ

雪女「暇ー」

男「もう良いぞ外して」ミミセンハズシッ

雪女「うおっ!音がでけーぞ!うるさいなーわはははー!」

男「君の方がうるさい」ペシッ

雪女「いてー!」

雪女姉「ちょいちょい、こっち向け男」

男「……何ですか」フリムキ

雪女姉「ちゅっ」

男「!?」


雪女姉「ちゅーーー」

男「む"ーー!む"ーー!」

雪女「ね、姉ちゃん何してるんだよ!男から離れろー!」

雪女姉「……っん……ちゅ……ぷはっ」

男「」ピキーン

雪女「男ーーー!!こ、こここ氷ってるよ!男がっ氷っちゃったよ!?」

雪女姉「これが、ちゅーだぜ雪女」

雪女「そうなの!?」

言わんこっちゃない・・・男が・・・


雪女「そんなことはどーでもいいよ!男、男をどーにかしないと!」

雪女姉「いやいやこれはどーでもよくないぜ雪女。ちゅーはな、確かに幸せにはなれる。だけどそれは人間同士の話だぜ」

雪女「………」

雪女姉「私達は雪女だ。妖怪だ。>>1からずっと設定が生かされてなかったけど、これは覆せない事実なんだぜ」

男「」ピキーン

雪女姉「雪女、私達が人間とちゅーすれば……人間を不幸にしてしまう」

雪女「……」

雪女姉「それでも、男とちゅーできなくても、雪女は男が好きか?」


雪女「好き、……好きだ!大好きだ!ちゅーできなくたってもいい!!私は男が大好きだ!」

雪女姉「そうか、━━━ということらしいぜ、男」

雪女「ふぇ?!」

男「………」解凍済

雪女姉「女の子にここまでさせて、お前はまだへたれるつもりか?」

雪女「え、何で男が治ってるんだ!?溶けてるよ?氷ー!?」

雪女姉「私達は雪女だぜ?凍らすのも溶かすのも自由自在なのを忘れたのかよ?」

雪女「あー!そうだったんだよっ!」


男「俺は……」

雪女「男!大丈夫か?寒くない?」

雪女姉「さて、と邪魔者はそろそろ山に帰るんだぜ。姉妹丼を期待している奴はごめんな」

雪女「男!毛布持ってきたんだよ!」

雪女姉「あ、そうだ雪女。お前男を暖めてやれ」

男「!」

雪女「分かったよ姉ちゃん!でもどうやってやるんだよ!私雪女なんだぞー!」

雪女姉「ヤり方は男が知ってる筈なんだぜ」

男「君何を言って」

雪女姉「じゃあな、男。お膳立てはしておいたぜ。後はお前が素直になるだけだぜ」スタスタ

男「おい待て……ってもう居ないし」


ちょっと出てくる。暫くしたら戻ります

ただいまー


雪女「?男どーしたの」

男「あー……もう」


━━雪女「好き、……好きだ!大好きだ!ちゅーできなくたってもいい!!私は男が大好きだ!」━━


男「何か人間だの妖怪だの寿命だのその他色々…考えてるのが馬鹿らしくなってきた」

雪女「本当にどーしたんだー男、馬鹿になっちゃったのか?」

男「黙りなさいお馬鹿」

雪女「おー、元気だ!男が元気で私は嬉しいぞ!」

男「……はぁ」


……誰か見てるー?


雪女「わはははー!」

男「雪女」

雪女「なんだー?」

男「ちょっとこっち来い」グイッ

雪女「分かったぞ!ん?どこにいくんだー?」




男「俺の家ですよ」

ちゃんと見てるぞ


( <-><->)…

( <●><●>)カッ!

見てるぜ!


━━━男の家。


雪女「」そわそわ

男「そこのソファーにでも座ってて、今冷たいジュースでも持ってくるから」

雪女「は、はい!」スワリッ

男「なんだいきなり……寛いでて良いんだよ」

雪女「うん!分かったぞ!(久々の男の部屋だ……!何か緊張するな)」

男「お!オレンジジュースがあったよ雪女」

雪女「オレンジジュース!い、良いのか?そんな豪華なの!」

男「(……豪華?)」


男「はいどーぞ」

雪女「わーい!」ゴクゴク

男「なぁ雪女」

雪女「ひゃんらー?(なんだー?)」ゴクゴク

男「俺、君のことが好きだ」

雪女「がふっ」ブハッ


雪女「」ふきふき

男「俺は人間で、君は雪女だ。種族も生き方も寿命だって違う」

雪女「……うん」ゴクゴク

男「きっと俺は…君より先に死ぬ。だから、俺は……いやこれは言い訳だな」

雪女「………」

男「俺は君に嫌われるのが怖かっただけだ」

雪女「嫌わないよ!私は、男を嫌いになんかならないもん!」

男「……そうなんだよな、君は、俺の事を好きだと言ってくれた」


男「何て言うか情けないよな、俺。女の子に告白させてしまうなんて」

雪女「……」ゴクゴク

男「だから、もうへたれるのは止める」

雪女「……」

男「俺は、君が好きだ。大好きだ。……愛している」

雪女「なら」


雪女「私に、ちゅーしろ!」

男「!……うん、分かった」





━━━おわり


暇だから立てたは良いけれど何か上手く纏められそうにないから終わっとく

コメントとか色々ありがとーです!

乙(・ω・)

物足りない感はあるがセクロスまでいかないでここで終わるのもまた良し!

お疲れ

よかった

乙!

(^ω^`)乙  これは乙じゃなくてポニーテールなんだお


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