フロッグマンショーの魔王と勇者(5)

初めてなのでお手柔らかに

「しまよ!なぜもがきいきる!ほろびこそわがよろこび しにゆくものこそ美しい さあわがうでのなかでのなかでいきたえるがいい!」

にいちゃん「すげえぜ!感動だ!」

菅井くん「にいちゃん、ドラクエ3やってたんだ」

に「決めた!俺魔王になる!」

管「そこは勇者じゃないんだ」

に「多分市役所あたりに行けばなれると思うから行ってくるぜ」

管「にいちゃん、市役所なんかじゃ絶対魔王にはなれないよ」

に「じゃあ区役所なのか?」

管「少なくともお役所の仕事じゃないのは確かだよ」

に「もしかして出雲大社じゃなきゃだめとかか?」

管「確かにヤマタノオロチは魔王みたいだけど…」

に「結局魔王も金しだいかよ…」

管「にいちゃん、僕の話聞いてる?」

母ちゃん「ほらほら、朝っぱらからゲームパーティーかい?ロクデナシ!」

母「そんな暇あったら仕事でもみつけてきな!」

に「母ちゃん!俺魔王になりたいんだよ!」

母「なんだい?その魔王ってのは飯が食えるのかい?」

に「ああ!なんていったて ほろびこそわがよろこび って言うような奴だぜ!」

に「きっと ほろび ってのが凄い食べ物に違いないぜ!」

管「にいちゃん魔王をまるで理解してないよ…」

母「馬鹿かいあんたは!そんなんだから昨日も畳の煮っ転がししか食べる物がないんだよ!」

管「母ちゃん、あの料理は最悪だったからもう止めてよ…」

に「でもまだ畳はあるんだろ?」

管「にいちゃん、サラッととんでもないこと言ったよ」

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