双葉杏「起きたらベッドに縛りつけられてた」 (52)



杏「きらりかな」




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杏「……いや、違うな。きらりはもっとバーって動くもんな。少なくとも、寝てる間に縄で拘束したりはしない。……たぶん」

杏「両手首はまとめて縛られて、頭の上に引っ張られた状態から動かない」グイグイ

杏「足は大きく開かされたまま、こっちも動かない。ベッドの足に繋がれてるのかな」

杏「はぁ……杏の力じゃ、自力での脱出は無理そうだね」


杏「二度寝しよ」




杏「だめださすがに手足がキツく縛られすぎてて痛いし、寝がえりもうてないんじゃ寝苦しすぎる」

杏「だんだん目が慣れてきて、ぼんやり部屋の中が見えてきたけど……私の部屋じゃないや」

杏「……にしても、暑苦しいなぁ、ここどこだろ」

杏「おーい! 誰かー出してくれー」


杏「おーい! 誰かー……」



杏「つかれた」




杏「っていうか今気がついたけど」

杏「杏、服着てない」

杏「はだかだ」

杏「そうか。それで暖房入れてくれてたんだ」

杏「でももうちょっと弱めでいいのに」


杏「おーい! 誰かー!」

杏「暖房弱くしてくれー」


ガチャッ


杏(ほ、ほんとに誰か来た)

杏(助け……じゃ、ないよね……状況的に)


杏「…………あのさ」

杏「なにする気か、なんて、いちいち聞かないけど、杏も子供じゃないし」

杏「けど、……こんな小さいからだに欲情するなんて、変態だよね」

杏「寸胴で、胸もないし」

杏「この変態」

杏「ロリコン。ペドフェリア」

杏「クズ。幼児体型の女の子さらってひんむいて縛りつけるなんて、最低のドクズだよ」

杏「変態、へんた」

スタ……スタ……

杏「っ! ……ぃ…………やだ。やだ、くるな」

杏「くるな、くるなっ! こないでよ!! 助けて! きらり!!」


「ふ、ふふふ……怯える姿もカワイイですね、杏さん」

杏「!?」


「ボクですよ、ボク」

杏「そ、そのカワイイ声は、…………幸子?」

幸子「そうです。カワイイボクが来てあげました。杏さんのために。エアコンの温度でしたね」ピッ

杏「そうじゃなくてっ……縄、ほどいてくれない」

幸子「あぁ」


幸子「それはだめです」

杏「え……」




杏「いや……なに言ってんのさ」

幸子「杏さんをここに連れてきて、はだかに剥いて、ベッドに縛ったのは」

幸子「このボクですからね」

杏「…………は」

幸子「大変でしたよ。杏さん軽いとはいえ、意識のない人間を一人で運ぶのは」

杏「…………」

幸子「どうしました。怖い顔して。杏さんもカワイイんですから、笑顔でないと、ほらわらっ」

杏「なんで」




杏「なんでこんなこと」

幸子「……」

杏「……すぐほどいて」

幸子「いやです」

杏「なんでっ」

幸子「カワイイからですよ」

杏「……は? なに」

ギシッ

杏「ちょ、やめて。乗っからないでよ、くるし」

幸子「杏さんが…………カワイイから、ですよ」

杏(ぅ……耳元に、声……息が…………)




幸子「カワイイ……あぁ、カワイイですよ」

杏「どこさわっ……ん! ゃ、やめ」

幸子「カワイイ、ほんとに、小さくて……やわらかくて、カワイイ。カワイイ」

杏「く、ぅ……さちこ、やめて」

幸子「ここも、もうこんなに」ピンッ

杏「んぁあっ! っ……いいかげんにしろ! 私はこーいう趣味じゃ」

幸子「口答えするな」ギリッ

杏「いっ!? ぃた! いたい!! そこつねらないで!! いたいっ!!!」

幸子「……杏さんがいけないんですよ」

杏「なに、言って」

幸子「初めて…………ボクよりカワイイって」

幸子「本気で思わされた」




幸子「だから…………ボクのものにしなくちゃいけないんです、ぜんぶ……ぜんぶ」

杏「なに言ってんの……おかしいよ。幸子、どうしちゃったの」

幸子「…………言ってるじゃないですか。……杏さんのせいだって」

杏「そんなの……っぁ、あっや! ぅ……やめ、て」

幸子「……どうしてですか、杏さんだって、気持ち良さそうじゃないですか」

杏「ん、ぅ……あんた、おかしいよさちこっどうかして」

幸子「っ!」


バシッ


杏「ぃ!?ったぁ……なにすんのさ、アイドルの顔に」

幸子「ごめんなさい。けど、杏さんが素直にならないから」

杏「…………」

幸子「……あぁ、アメがないからですか? しかたないですね。ほら」

杏「んっ!? んぅーっ!!?」

杏(幸子の舌が、口の中に捻じ込まれてる)

杏(舌先が触れて、引っ込めようとするけど、追いかけてきて絡ませられた)

杏(唾液で濡れた舌のやわらかな感触と、固い飴玉が、少しだけとけて、甘く口の中に広がってく)


幸子「んっ、ん」

杏「っ、ふ……ぁ、んーっ」

幸子「ぷはっ…………どうですか。とっても甘くて、おいしいでしょ?」

杏「……」


ペッ

杏(とけかけの飴玉を、吐き出した。幸子がすごい形相で睨んでる。それこそカワイイ顔が台無しじゃん)


幸子「…………いいですよ。分かりました。……どうやら力づくで、ボクのものにするしかないみたいですね」

杏「! く……ぅうっ! そこ、は」

杏(指が、入ってくる)

杏(幸子のちっちゃい手の、細い指。なのに、痛い)

杏(何も入れたことのない場所に、指が押し込まれてく)

杏(いたい、いたい……いたい)


杏「ぅ、ぅ……う」

幸子「……泣いてるんですか? ……よしよし、大丈夫ですよ。ちゃんと気持ちよくしてあげますからね」

杏「ぅくっや! め」

杏(指を動かし、抜き差ししながら、外側を舌でなぞられる)

杏(腰をくねらせても逃げられない)

杏(指が抜かれて、今度は舌が入ってきた)

杏(中と、外を……往復するように、執拗に。何度も、何度も)

杏「はぁっは、ぁ、あっ! もう、ぁ」

幸子「ん、なんですか……? もう? ……もう入れてほしいんですか。欲しがりやさんですね、杏さんは。仕方ないから、カワイイボクが入れてあげますよ……」

杏「はっ、ぁ……いれ、るって……さちこ、女の子じゃん」

幸子「ふふふ……杏さん、安心してください」


幸子「はえてますよ」ボロン

杏「」



杏「な、ぁ、え? あぇ」

幸子「目を白黒させちゃって……ほんとカワイイですね、ズルいくらい」

幸子「今すぐ、快楽で歪ませたくなっちゃうじゃないですか」

杏「幸子、それ……それ、なんで」

幸子「……なんだっていいじゃないですか、今は。それより……」

グイッ

杏「ひっ! や、やだ」

幸子「ボクのカワイイカワイイきのこさんが、杏さんの一番大事なところをカワイくしたくて、たまらなくうずいてるんですよ……」

杏「ぁ、だ、だめだって! ……それはっ」

幸子「もうおそいです」


杏「ぁ………………ぃ、ぐぅぁ、あっ」

幸子「ふぅっ、は、キツ……先っぽだけで」

杏「ぃだいっ! いだいいだいぃ! ぬいっぬいてぇ!」

幸子「まだ先っぽだけですよ? ……あぁ、ここがおっきくなって」クリッ

杏「ぁうぅ!!?」

幸子「敏感になってるんですね……アメ、途中で出しちゃうから、こんな状態になったんですよ」

杏「ぁ……め?」

幸子「あのアメを食べると……ここに、きのこが生えるんだそうで。……実際には体の一部が変化するわけですから、今の杏さんのここは」

杏「ぁ! あぐっ」

幸子「変化の途中の状態……。杏さんにも生やして、二人で楽しもうと思ったんですけど」

幸子「アメを吐き出した、杏さん自身の責任ですよ……」

杏「そん、な……ぁ」

幸子「さて、そろそろ……もっと奥に」

杏「っ……こんなっ、こんなことしたって! 私が幸子のものになるわけじゃないしっ……幸子の思う、杏のカワイさが……手に入るわけじゃないっ!」

幸子「……分かってますよ、そんなこと」

杏「ならっ」


幸子「杏さん。……ボクは、ずっと、カワイくありたいと想ってきました。そして、カワイくあるために、ずっと、ずっと……頑張ってきました」

杏「……」

幸子「けど……見つけてしまったんです。頑張ってもどうにもならないもの」

杏「…………幸子の持ってるものと、杏のは別だよ。誰だってそうでしょ……取り出して比べられるようなものじゃ」

幸子「それでも」


幸子「それでも、憧れたんです」

杏「……幸子」

幸子「うらやましいって、初めて思った。今まで、誰かを妬んだり、自分を嘆いたりしたことなんてなかった。なのに」


杏「私は、…………私はさ、うらやましいよ。幸子のことも……他のいろんな人のことも」

杏「頑張れる人がうらやましいし、背の高い人や、おっぱいおっきい人だって、実はうらやましく思ってる。どうして自分はこんなんなんだろ、ってへこむこともある」

幸子「杏さんが……? まさか……」

杏「ほんとほんと。まぁ、深刻に思ってるわけでもないけど。……でもさ、いーんだよそれで、たぶん」

杏「いーなーって思ったり、なんで自分はって思うのなんて、みんなそうだし。…………お互いにそう思いあって、生きていればさ。だから他人と繋がり合えるんだよ。……こんなこと、しなくても……ね」

幸子「杏さん…………ボク、ボクは」

杏「っ!!」

ドンッ


杏(ふっと力の抜けた幸子を、両腕で、めいっぱいの力で突き飛ばした。入っていたものは勢いよく抜け、幸子はベッドの上で仰向けに倒れる)

幸子「いっ……な、なん」

杏「……やっとはずれた。ずっと縄抜けしようと頑張ってたんだ」

杏(片足の縄は残っているけど、かまわない)

杏(落ちた飴玉を拾って、口の中に放り込む)


杏(そして噛み砕いて、呑み込んだ)


幸子「あ、杏さん、なにを」

杏「あーあ……血が出ちゃってるじゃん。よくも好き勝手してくれたよね」

幸子「ひっ! そ、それは」

杏(下半身が熱くなってく。そこがむずむずして、膨らんでいくのが分かる)

杏「……前は、ついてるのが邪魔そうだよね。じゃあ」

幸子「や、やめっ離してくださ」

杏「そう言って幸子はやめてくれたの?」

幸子「あ、杏さ」

杏「さぁ幸子」


杏「カワイイ表情、いっぱい見せてよ」



杏「いっぱい、いっぱい……カワイく鳴いてよ…………」





……




……



チュン……チュン

ピヨピヨ……



杏「ん……朝かぁ」

杏「まだ眠いや……二度寝」


幸子「あの、杏さん」

杏「なに?」

幸子「二度寝の前に、ほどいてくれませんか……カワイイボクをぎちぎちに縛ってるこのロープ」

杏「だめ」

幸子「それかボクのいきり立ったカワイイきのこを、軽くしごいてくれるだけでも」

杏「なんで朝からでかくなってるのさ……」

幸子「し、知りません! そういうものなんですよ! それに結局中に出させてもらえなかったから、治らないですし」

杏「ふーん、じゃあ一生そのままだね」

幸子「杏さぁあん!!!」

杏「……冗談だよ。ちゃんとなんとかしてあげるから」

幸子「ほっ……よかった。それで、どうするんですか? そのカワイイお口で」

杏「きらり呼んであるから」



幸子「え?」



杏「事情を話せばきっと優しくしてくれるよ」

幸子「そ、そんな……ぅ、嘘」

杏「ほんとほんと」

幸子「杏さんを襲ったなんて知れたら、腹パン確定ですよ!!」

杏「そのリスクを犯したのは幸子でしょ。自分のしたことに責任持ちなよ」


ピンポーン

ニョワー


幸子「…………」ダラダラダラ

杏「あ、今あけるねー」






フギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!





……




幸子「ぁ、あ…………ぁ」ビクッビクッ

杏「はぁ……はっ…………すっごい、だらしない顔……」

きらり「でもぉ、この幸子ちゃんも、とーってもカワイイにぃ」

杏「……うん」

きらり「うぇへへへ! きらりはじめてなのに三人でしちゃった……うきゃー!」

杏「…………アメの出どころを探らないとなぁ」

きらり「? 杏ちゃん、アメなめたいの?」

杏「…………うん。そうだね」



杏「とっても甘ーい、アメをなめたい」





おわり。






輝子「はっ! はっあっ!」

乃々「ぁっあ! あっ」

輝子「んぁっ……ヒャッハァアアアアアアアア!!!」ビクンッビクンッ

乃々「!! ぁ……うぅ…………また、中で」

輝子「はぁ……はぁ…………さぁ次はお前の番だぜぇ……兄弟……」

乃々「ぃや…………いやなんですけど、こんなの」

輝子「お前のきのこも……欲しがってるぞ……フフ、フヒ」サワッ

乃々「ぁ…………も、もう」




むぅううりぃいいいいいいいいいいい!!!

ヒャッハァアアアアア!! ゴートゥヘブゥウウウンァアアアアアアアッ!!?






おしり。




前作
双葉杏「起きたらなんかはえてた」


ではまた。

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