一ノ瀬はじめ「先輩って、まだ童貞なんスか?」(20)

清音「ファッ!?」


はじめ「先輩って、大学に進学してからずっと女の子達とつるんでばっかだったじゃないッスか」


はじめ「だからてっきりもうソッチの方は卒業してるモンかと」


清音「いやいやいや!何でそういう話になるんだッ!?」


清音「…というかはじめッ!お前…女の子がそんなはしたない話をなぁ!」


はじめ「今時の女子高生はこのくらい普通ッスよ」


はじめ「そもそも先輩って、大学に入ってからずっと女の子とばっかりつるんでるッスよね~」


清音「そ…それは…」


はじめ「どうして先輩って、男友達は全くもって居ないんスか?
    リア充するにしても女友達しか居ないだなんて不自然ッスよ」


清音「お…お前には関係のない事だろ! 俺の交友関係なんて!」


はじめ「関係なくなんかないッスよ。同じガッチャマンのよしみとして、先輩の友達事情はボクにとっても必要な情報ッス!」


清音「それとこれとが一体どんな関係があるのか全くもって分からないんだが…」


はじめ「……あ~…そうッスか…
    先輩はきっとヤリ目的で女の子達とつるんでるんスね~…きっとそうッス」ウンウン


清音「バッ!バババ馬鹿ッ!! そんな訳ある筈ないだろッ!」


はじめ「んっ? じゃあ先輩は女友達には誰一人として手を出してないんスか?」


清音「あッ!当たり前だろうがッ!……あっ…」


はじめ「フ~ン…とうとう白状したッスねぇ…」


清音「クッ!ああそうだよッ!俺はこの歳になっても未だに彼女の一人も出来てないよ!ずっと友達止まりだよッ!」


はじめ「フーンそうなんスか。あんなに沢山の女の子達をはべらかしといて、先輩まだ誰ともヤレてないんスか」


清音「誤解を招くような事を言うなッ!」


はじめ「あっ、先輩ってもしかして」


清音「あっ…?」




はじめ「ホモなんスか?」



清音「」


はじめ「それならば色々と納得出来るッスねぇ…」


清音「そッ!そんな訳あるかぁッ!
俺は同性になんか興味ないって!」


はじめ「違うんスか? そうッスか…
    なら何で先輩は何時まで経っても童貞のままなんスかねぇ?」


清音「俺に聞くなそんな事ォ!」


はじめ「で、ぶっちゃけた話先輩はどう思ってるんスか?」


清音「……どうって……何を…?」


はじめ「そりゃあ、今仲良くしてる女友達とヤリたい~とか何とか」


清音「ブフッ!!?」


はじめ「…っていうか、やっぱりそういうのが目的で先輩は女の子達とつるんで…」


清音「違う違うッ!断じてそれはないッ!!」


はじめ「本当にそうなんスか? 絶対ッスか?」


清音「絶対にッ!絶対に違ァーうッ!!」


はじめ「100%自信を持って、胸を張って言えるッスか?」


清音「い…言えるッ!言えるさ勿論ッ!」


はじめ「……本当はちょこーっと、期待とかしてるんじゃないッスか? 女の子とそういう展開になる事を…」



清音「うっ…」


はじめ「………」


清音「………」


はじめ「………」


清音「……まぁ…ちょこーっとだけなら、な…」




はじめ「みんな聞いてほしいッスーッ!!
    先輩ったら女の子とどうにかなりたいからって大学では女友達をッスねぇーッ!!」スタコラサッサーッ!



清音「ヘアッ!!?」



はじめ「最低ッスー!カッツェさん以上に最低な野郎ッスーッ!
    女の敵ッスよー先輩はー!」スタスタスタ


清音「やッ!ヤメロォォォッ!!誤解だァァァッ!!」


はじめ「GALAXにも拡散するッス」ポチッ


清音「ヤメてくれェェェェェェェェエエッ!!」


ベルク・カッツェ「オーワタwwwwwwwwチェリーボーイの人生\(^o^)/wwwwwwww」


~しばらくして~



つばさ「……うわぁ…まさか清音先輩がそんな人だったなんて…」


うつつ「………」


清音「い…いや違うッ!誤解だッ!
俺はそんなこと一言も!」


はじめ「言ったッスよねぇ~先輩」カチッ


清音(録音)『……まぁ…ちょこーっとだけなら、な…』


はじめ「嘘はいけないッスよ~先輩~」



つばさ「……あっきゃー…まさかあの清音先輩が……うわぁ…」


うつつ「……うつうつします…」



清音「うわあぁぁぁぁあッ!!」


ベルク・カッツェ「チェリーくん本格的にオワタ\(^o^)/wwwwwwww」



累「うわ…ネット内での書き込みも凄い事になってるよ…
  GALAXに限らずどこもかしこも祭り状態…」


はじめ「先輩のファンコミュニティサイトとかも超炎上してるッスね~」



清音「うわあぁぁぁぁあッ!!」


O・D「まるで有名芸能人のスキャンダルねぇ…」


パイマン「う~む…それだけガッチャマンが有名になり過ぎたと言うことかぁ…」


丈「……まぁ…何と言うか…元気出せ!清音!
  若い頃には失敗する事なんていくらでもある!
  だから…そう…気にするな!」


清音「……いや…いくら何でも今回の件は取り返しが付かないですよ…」チラッ


うつつ「………」


清音「……う…うつt」


うつつ「いや、近寄らないで」


清音「ゴフッ!!」グサリッ!


ドサッ…



丈「すッ!清音ェーッ!!」


清音「あばばばば…」ブクブクブク…


O・D「たいへん!うつつ、今すぐ回復を…」


うつつ「……いや、触りたくない…」


清音「ゴファーッ!!!」グサグサグサッ!!


丈「清音ェェェェェェェェエエッ!!!」



清音「」チーン

マズイッ!!コイツイキヲシテナイゾッ!!
ウツツ!オネガイダカラカイフクサセタゲテッ!
……イヤ…
ガハァッ!!
スガネェェェエエッ!!!



ベルク・カッツェ「コポォwwwwwwwwはじめタンのお陰でチェリーくんのお先真っ暗wwwwwwwwはじめタンマジ外道wwwwwwww」


はじめ「うーん…まぁ、一先ずはこれで一安心ッスね」


ベルク・カッツェ「一安心(笑)ってユーどんだけ腹黒なの~?wwwwwwwwクソビッチな上に腹黒とかテラワロスwwwwwww」


はじめ「そうッスね~……これでやっと」





はじめ「先輩の周りに悪い虫が寄らなくなるッス」




ベルク・カッツェ「……えっ?」



はじめ「………」


ベルク・カッツェ「………」


はじめ「………」


ベルク・カッツェ「………」


はじめ「……カッツェさん」


ベルク・カッツェ「………」


はじめ「先輩はボクのものッスからね?」


ベルク・カッツェ「/(^o^)\ナンテコッタイ」




ーおわりー

新潟での放送が終わったんで記念に
ヤンデレはじめちゃんに新しい可能性を感じた。それだけ

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