ミツキ「いたっ･･････」

アカネ「どうしたの？」

ミツキ「まつげが目に入っちゃった」

アカネ「」つ鏡

ミツキ「ありがと･･････あっ」

アカネ「今度は何？」

ミツキ「私たちの未来が誰かに操られる未来が見えた」

アカネ「と言うと？」

ミツキ「アカネちゃんが【安価下】する未来が見えたの」

アカネ「え、私が？」

ミツキ「うん、エボラ出血熱にかかっちゃう！」ｱﾀﾌﾀ

アカネ「外国行かなければいいだけの話じゃない？」

ミツキ「」

アカネ「はい、解決」

ミツキ「うん」

アカネ「じゃ、私寝るから」

ミツキ「あ、ちょっとまっ･･････」

アカネ「ｚｚｚ」

高山「何してるんだ？」

ミツキ「高山く･･････あっ」

高山「どうした」

ミツキ「高山くんが【安価下】する未来が見えたの」

高山「ジャラライバー？　何だそれは」

ミツキ「わからない･･････、なんかバッチみたいなのを一杯つけてる人？」

高山「大体、俺は現実の女にしか興味ないから」

ミツキ「えっ!?」ｷﾗｷﾗ

高山「？」

ミツキ（現実の女＝アカネちゃん！　つまり）

ミツキ「アカネちゃん、アカネちゃん！」ﾕｻﾕｻ

アカネ「何よ･･････」

ミツキ「高山くんが、アカネちゃん好きだって！」

アカネ「えっ!?」ﾎﾞｯ

高山「いやいやいや、何でそうなる」

ミツキ「だって高山くん、現実の女が好きだって」

高山「そっから佐藤の名前が出てくる論理展開がわからん」

ミツキ「･･････」

アカネ「？」

ミツキ「話が広がらない･･････」

アカネ「無理に広げようとしなくていいから、じゃあお休み」

ミツキ「また寝ちゃうの？　せめて何かして遊ぼうよ！」

アカネ「やだ」

ミツキ「そんなー」ｸﾞｽｯ

マドカ「おーい、何してるんだー？」

ミツキ「マドカちゃ･･････あっ」

マドカ「？」

ミツキ（どうしよう、マドカちゃんが【安価下】する未来が見えちゃった）

ミツキ「えっと･･････」ｵﾛｵﾛ

マドカ「何だよー」

ミツキ「その･･････」ｱﾀﾌﾀ

マドカ「言わないのか？　だったらこうだー！」ｸﾞｲｯ

ミツキ「わわっ！」

マドカ「くらえ！　ジャーマンスープレックス！」ｺﾞｽｯ

ミツキ「あふっ！」

マドカ「ふっふっふ、これで白状する気になったかー？」

ミツキ「マドカちゃんにプロレス技かけられる気がしたの･･････」

マドカ「何じゃそりゃ」

江口「楽しそうだねー」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

ミツキ「あっ」

江口「？」

ミツキ（江口さんが【安価下】を食べてる未来が見えた）

ミツキ（これは何としてもとめないと！）

ミツキ「江口さん･･････！」ﾊｯ

江口「？」

ミツキ「そ、それ」ｵﾛｵﾛ

江口「これ？　美味しそうな缶詰だよねー」

ミツキ「ぜ、絶対開けちゃダメだからね、開けちゃ･･････」

江口「ええ～？　でも開けないと食べられないし」

ミツキ「なんで缶切りを持ち歩いてるのかな？」

江口「～♪」ﾌﾟｼｭ

ミツキ「」

高山「ぐわっ！　なんだこの臭いは!?」

マドカ「く～さ～い～！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

アカネ「皆うるさ･･････、何この悪臭は!?」ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ

江口「うん、中々」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ミツキ（お、遅かった･･････）ｶﾞｸｯ

ハナ「･･････ぱい、ミツキ先輩･･････」ﾕｻﾕｻ

ミツキ「ん･･････、あれ、ハナさん？」

ハナ「良かった、気がついて」

ミツキ「こんな所で何をして･･････」ﾊｯ

ハナ「？」

ミツキ（ハナさんが>>13に>>14の呪いをかける未来が見えてしまった･･････）

パンダ

ドレッドヘアー