一夏「やっぱり、箒んところが一番いいな」(49)

セシリア「!?」

ラウラ「!?」

シャル「!?」

凰「!?」

千冬「ほぉ…」

箒「そうだろうそうだろう」

ラウラ「今度は何が1番良いんだ?」

一夏「主力戦車だよ」

セシリア(鉄砲の次は戦車ですのね)

シャル(フランスはルクレールだったよね)

凰(中国は99式よ)

箒(戦車とか知らない……)

千冬(日本は10式だ)

ラウラ「嫁には悪いが、それなら、レオパルド2が世界最強且可愛さでもトップランクだな」フッ

一夏「最強って意味なら、エイブラムスだからな、ラウラ」

千冬「ちなみに、私はt-90フリークだ。
  t-90の悪口を言うと、殺す」

箒(知らねー上に知らねーよ)

一夏「しょうがない、箒に10式を任せよう」

箒「え!?」

一夏「俺は、ムッたんが史上最強だと言う事をラウラに分からせねば成らない」

ラウラ「ほぉ、嫁とは言え、我がレオパルド2を雑魚呼ばわりする事は許さんぞ」

一夏「ラウラ、お前には心底呆れた」ハァ

ラウラ「何!?」

一夏「兵器として一番重要な事は何か、知ってるか?」

ラウラ「?
   そんなもの、戦場で動くかどうか、そして、戦場使えるかどうかだろうが」

一夏「じゃあ、聞くけど、レオパルド2は戦場で実際に敵と戦ったのか?」

ラウラ「コソボに派兵された時に付いて行ったじゃないか」

一夏「だが、実戦投入されて居ない。
  つまり、実戦では全く戦って居ないと言う事だ。
  そんな兵器が歴戦の猛者『m1エイブラムス』を差し置いて最強とは」ハン

ラウラ「だ、だが、レオパレス2は世界最高水準に近い性能を持っている!!」バン

一夏「はいはい、そーですね。
  ちなみに、ムッたんには『世界最高水準』の栄誉が贈られてますけどね、実際。
  良いか、m1エイブラムスは湾岸戦争から使用され、実際に戦場での戦闘経験も豊富にある」

千冬「そう言った意味では、現代国家の殆どの最新鋭戦車は数値上だけの話し合いにしかならんな」

セシリア「なら、意味が無いじゃ……」

一夏「だから、セシリアはセシリアなんだよ。
  第二次世界大戦じゃ、結局m4シャーマンとm3グランド採用してたくせに」

セシリア(わ、悪口を言われているんでしょうけど、何を言って居るのかさっぱりわからないので怒るに怒れませんわ)

ラウラ「ふ、m1エイブラムスは大飯喰らい…
   しかも、タービンエンジンのお蔭で、歩兵が後部に立つと熱風で火傷するじゃないか!」

一夏「お前は何を言って居るんだ、ラウラ?」ヤレヤレ

ラウラ「な、なに!?」

一夏「m1エイブラムスを採用した国は何処か知って居るのか?」

ラウラ「!?!」

セシリア(なんでこう少年誌的展開になっているのか理解できませんわ)

千冬「諦めろ、ラウラ。
  アメリカに敵う国何ぞ、存在しない。
  悔しいかな、ロシアも、アメリカ軍とでは見劣りする。
  アメリカが何故世界の中心なのかを考えろ」

ラウラ「物量の差……
   第二次世界大戦もそうだった。
   アメリカ、こっちがタイガーを一台作る間にシャーマンを1000台量産しやがる!」ドン

千冬「ちなみに、ロシアも負けて居なかったぞ!」

シャル(ハンマーが無いとギアチェンジできない戦車作って何を偉そうに)ハン

千冬「何か考えたか、デュノア?」

シャル「いえ、何でもありません、はい」

箒(どうしよう、一切が分からない。
 大体、isある時点で、戦車(笑)じゃなかったのか?
 何で、そんな話で盛り上がってんだ此奴等…
 ああ、束姉さん、私は如何すれば…)アババババ

凰(箒がパニクってるわ。
 まぁ、セシリアや私は代表候補生だし、シャルロットは兵器会社の社長の娘だし。
 箒にゃ酷よね、この状況)

シャル(ちなみに、射撃能力だけならルクレールの方が上なんだけどね、エイブラムスよりも)フフン

セシリア(よ、弱りましたわ……
    チャレンジャー2は既に撃つ弾が無い……
    戦う以前の問題ですわ……
    料理は不味い、小銃はジャムる、戦車は弾が無い。
    最悪なんてレベルじゃないですわ……)ムググ

一夏「さて、今回は誰から行くか?
  ちなみに、此処じゃ、スペック重視じゃなくて、何処がどう、可愛いかを言うんだぞ。
  実戦経験をしていない戦車が何を言っても実戦経験した事無い戦車が何言っても(笑)だからな」

千冬「なら、私が行こう」ズイ

一夏(千冬姉、ロシア軍フリークだからな~
  五反田がakの悪口言ったら、フルボッコにされてたな、そう言えば)

千冬「t-90、所謂ウラミジールはその容姿からして愛しか感じられんな。
  あの丸っこい砲塔に正面から見るともう、潰れたアンパンの様で可愛過ぎる。
  正直、一家に一台配備しても良いと真剣に思う」

セシリア(そのくせして、ドイツで教官をしていたのですよね、織斑先生…)

凰(と、言いつつも、正直、微妙なのよね、私の99式も。
 98式とハイローミックスしてるから……)

千冬「そもそも、ロシアの主力戦車と言えば大抵同じ形をしている。
  素人目にすれば、どれも同じにしか見えないな。
  私も、そうだったよ」ハハハ

一夏「そうそう、一番の見分けは赤外線投光器だな」

千冬「あれがロシア戦車の可愛い所だな。
  t-90を正面から見てみろ、悶絶するぞ!」

ラウラ(教官には悪いがロシアは嫌いだ)フン

セシリア(そんな事より120mm砲弾が欲しいですわ)

シャル(どうせ、t-72みたいに砲塔が上空を舞うよ)

凰(99式はもうロシアのモンキーモデルじゃないわ)

箒(画像も無しにスレたてとな!?)

千冬「だが、一番の可愛い場所は爆発反応装甲を大量に張り付けた状態だな。
  そう言えば、ガンダムのポケットの中の戦争で出て来たガンダムアレックスは
  チョバムアーマーとか言うのを付けていたな」

一夏「ぶっちゃけ、あれはセラミック製の爆発反応装甲だよ、千冬姉」

千冬「チョバムアーマーと言いつつ爆発反応装甲と言うオチが付いているんだ。
  それ故に、チョバムアーマー=爆発反応装甲と勘違いしている者も居る。
  勿論、ガンダムのそれを現実に持って来るのは駄目だが、もう少し何とかして欲しい物だな。
  正直、シュトゥルムファウストもそうだが、パンツァーファウストが元なんだから
  パンツァーファウストと言えば良いんだ。
  直訳すると、突撃拳だぞ!
  意味分からんわ!!
  それと、ラーケテン・バズって…
  ロケット・バズーカの略称だろうと推測できるが
  バズーカとロケットランチャーを混同しているじゃないか!!」

一夏「千冬姉、ここはガンダムスレじゃない。
  主力戦車を語る場だ」

5人(どっちでもねぇよ。
  何でisあるのに主力戦車を語らにゃいかんのだ)

千冬「ああ、済まない。
  私とした事が、t90の爆発反応装甲に当てられたようだ…」フゥ

5人(何言ってんだ此奴)

千冬「ちなみに、爆発反応装甲を盛れば盛る程可愛い。
  蓑虫の状態なんぞ可愛過ぎて夜も眠れない」

一夏「rpg-7のpg-7vrの様なタンデム弾頭相手に二個三個重ねて張り付けた奴とかな」

千冬「全くだな!」

シャル「でも、t-90だってt-72と同じ様に被弾すれば砲塔が空を舞うはずですよ」

千冬「確かに、t-90は西側の様に後部弾薬庫が無い。
  砲塔下に納められており、被弾した際に弾に誘爆し、砲塔が高々と舞うだろう」

シャル(ほらみろ)

箒(よく分からんが、普通はボーンって成るんじゃないのか?)

セシリア(どうでも良いから120mm砲弾を生産して欲しいですわ)

ラウラ(戦車戦はよく分からん。
   私は特殊部隊だからな!)キラーン

一夏「はぁ……
  だからシャルは妾の子何て陰口叩かれるんだ」

シャル「!?!」

一夏「良いか、シャルロット。
  戦車戦っつーのはな……」

一夏「『狙撃戦』と一緒なんだよ!」ドン

シャル「は?」

凰(戦車なのに狙撃とか)ップ

セシリア(狙撃する
    弾が無いのが
    イギリス軍)

箒(何でも良いよ、もう)

ラウラ「ほう……」

シャル「一夏、狙撃ってのは、狙って撃つんだよ?
   戦車はウラーって前面に出て行くってバカスカ撃ち合う兵器でしょ」

千冬「これだからゆとりは」ハン

一夏「ゆとりは」ハン

5人(一夏はゆとり世代だろ)

シャル「な、何だよ~
   実際、その為の装甲じゃないか」

一夏「馬鹿じゃねーの?
  馬鹿じゃねーの?
  馬鹿じゃねーの?」ハァ?

シャル(泣きそう……)

ラウラ(シャルロットの奴、涙目だ)

凰(うわぁ、ウゼェ……)

箒(あれは堪える…)

セシリア(馬鹿でも何でも良いから弾寄越せ)

一夏「良いか、ゲーム脳。
  戦車っつーのは、デリケートな兵器何だ。
  超新地転回出来ても、キャタピラーや足回りがはずれるから極力しない。
  直進できる道が有るなら、例え遠回りでも直進しろ。
  急カーブ?
  何それ美味しいの?
  敵が来た?
  まずは隠れろ。
  食事の時間に成る様にするんだ!
  そして、クローバの葉には気を付けろ!
  第二次世界大戦から、戦車同士の戦闘は変わらないんだ!!
  敵を見付けたら裏を取れ!
  待ち伏せしろ!
  先に見付けろ!
  戦車前面に押し出して進んでいいのは、ゲームの仲だけなんだよ!
  分かった、このタコ助!!」ドン!!

シャル「はい……」

一夏「シャルみたいなアンポンタンはパンフロでもやって、戦車戦の何たるかを勉強しろ。
  ちなみに、ps2版よりps版の方が良いぞ。
  ドリキャス何ていまどき持ってる奴もいないだろう。
  ps2版は絵が綺麗だが、あれは酷い。
  だから、ps版やれ」

シャル「ハァ……」

シャル(意味分からん)

凰(一夏と千冬さん、絶対物陰から出ようとしないゲームね)

箒(覚えているぞ、そのゲーム。
 五反田の奴がフルボッコにされてたゲームだ)

セシリア(ゲームより弾を下さい)

山田「織斑先生、探しましたよ!」プンスカ

千冬「ああ、如何したんだ山田君?」

山田「如何したんだ?じゃありませんよ!
  この後会議と言っておいたじゃないですか!!
  先生が来ないから私が先生の分まで…」プンスカ

千冬「ああ、そう言えばそんな些細な事が有ったな」

山田「さ、些細な事って…
  一体何の話し合いをしてるんですか?」

織斑姉弟「どの主力戦車が一番可愛いかの話し合いです」

山田「!?」キュピーン

山田「まさか、そこにメルカバが居ない、何て事は無いですよね?」

千冬「ああ、あれか、あの不細工な砲塔をのっけt 山田「フンモッフ!!!」メメタァ

6人「!?!?!?」

千冬「」ドグシャァアァ

山田「おい、コラ、織斑。
  メルカバさんディスってんのかコラ、あ?
  あのパーフェクトなフォルム相手に『不細工』だと?」スチャ

一夏(眼鏡を外した……)

山田「メルカバさん程乗ってる人の事考えた戦車はねーんだぞ、コラ!
  エンジンルームを前面に置く事によって、被弾しても、搭乗者の存命率を上げてんだ!!
  しかも、救命戦車っつー救急車と合わせた感じの奴も有るんだ!
  レオパルドだろうが、t90だろうが、エイブラムスだろうが関係ねぇ!
  キングオブキュートタンクはメルカバシリーズ何だよ!!
  ちなみに、私はmk.3のバスが好きです」

一夏(知らねー上に、知らねー
  メルカバとかどうでも良い)

セシリア(イスラエルですね)

シャル(何で、第二次世界大戦のゲームしてるんだろう、僕?)

凰(何か入って来たし)

ラウラ(メルカバとか)

箒(メルカバとか戦車自体知らんし)

山田「大体、貴方達は装甲だの主砲ばかりに目を向けて何言ってんですか?
  馬鹿なんですか?
  重要なのは、機能性ですよ?
  アホなんですか、バカなんですか?」

一夏「」イラ

箒(あ、一夏がイラッとしてる…)

一夏「行き成りなんですか、山田先生?
  大体、イスラエルって、人殆ど居ないから人命重視何じゃないですか。
  人命重視は良いですけど、そもそも、そんな事する前にパレスチナ問題解決したらどうですか?」

山田「ぱ、パレスチナ問題はメルカバとは関係ありません!!」

ラウラ「いや、それは無い。
   一番無い回答だ」

山田「は?」

ラウラ「兵器とはすなわち、その国の内情や戦術に酷く反映される。
   メルカバが人命重視と言う事はそれ程、戦闘で死者が出ていると言う事。
   そして、それは戦車の一から設計させるほどに重大だと言う事だ。
   パレスチナ問題なくして、メルカバは誕生しなかった。
   山田先生、兵器は戦いをする為の物です」

山田「……」

一夏「と、言う訳で、主力戦車から見る国情だな!」

セシリア「120mm砲弾が欲しいですわ!!」ドーン

一夏「ああ、まぁ、そうだな」

ラウラ「わかったから、もうお前は口を開くな。
   憐みしか出て来ん」ハァ

シャル「ま、まぁまぁ…」ハハハ

シャル「国内事情から見たと言えば、ルクレールは射撃重視だね。
   これは多分、守り優先思考が強いからかな」

凰「マジノ戦線(笑)乙ですwwww」

シャル「国土の広さと人海戦術しか取柄の無い国は黙ってろタコ」

凰「あ?
 無線無しの重装甲戦車作ってドイツにフルボッコされた陸戦国家(笑)が何ほざいてんの?」

シャル「上等だこのイエローモンキーが!!」

凰「ヤんのかフロッガー!!コラァ!!」

一夏「良いか、あれが目くそ鼻くそを笑うって奴だ、ラウラ」

ラウラ「成程、これが目くそ鼻くそか」

箒「五十歩百歩でも良いと思う」

箒「日本の戦車は他の戦車とは何か違うのか?」

一夏「おう。
   10式は、世界の主力戦車からの中でも非常に軽い。
   重量は何と44トンだ!!」

箒「……それで?」

一夏「馬鹿やろう!!」バキッ

箒「ぐわっ!?
 な、何するだー!!」

一夏「ウルセー!!」バキッ

箒「グワッ!?
 ギギギ…」

一夏「良いか、モップ野郎!
   主力戦車で44トンっつーのはあり得ない数字なんだぞ!!」ドン!

一夏「m1エイブラムスとチャレンジャー2はa2型で62トン。
   メルカバに至ってはmk.3とmk.4で65トンある。
   t90は46トンだが、これはまぁ、ぶっちゃけ、t72のバージョンアップだから。
   と、言う様に、主力戦車の中では10式が断トツで軽いんだ」

ラウラ「ちなみに、日本人が大好きなティーガーは57トン、Ⅴ号パンターが44トンだ。
    つまり、パンターと同じ重量と言う事だな」フフン

箒「軽いと何か良い事が有るのか?
  重い方が重装甲的な感じで強そうじゃないか」

一夏「だから、お前はモップとか呼ばれるんだよ、掃除道具が」ヘッ

箒「」ムカ

一夏「良いかポニテ野郎、糞野郎。
   物事には『理由』が有るんだ、ボケ。
   日本の地理を考えてみろ、バカ」

箒(この野郎……)プルプル

一夏「日本の国土のほとんどは山だ」

山田「はい」

一夏「オメーじゃねーよオッパイ野郎コラ、犯すぞ」

山田「ひぃぃ、ごめんなさいぃぃ!!!」

一夏「それに、河川も多い。
   戦車の様な重量級の車両は本州でも走れる場所が少ない。
   90式の様に主力戦車は特にそれが顕著で、北海道や本州の道路や橋しか渡れない。
   だが、それだと、南方の沖縄周辺や市街地で行動制限が非常に大きい」

ラウラ「確かに、そうだな。
    走る度に橋を掛け直したりして居ては非常にめんどくさいからな。
    それに、日本ではあまり大きな車両じゃ道も渡れんからな」

一夏「そう言う事だ。
   流石、ラウラ、俺の夫だけのことはある」

全員「!?!?!」ガタリ

?「おい、お前等ぁコラァ!!
 主力戦車っつたら抜かしちゃいけない戦車が有るだろうがボケェ!!!」ドーン

ラウラ「誰だ!」ガチャリ

シャル「どっから銃なんてだしのさ…」パンツァーフォー

セシリア(シャルロットさんは何時までゲームをしている気なんでしょうか?)

凰(てか、この人参って…)

箒「姉さん!!」

束「ふっふっふ、呼ばれてないけどジャジャジャジャーン!!」パンパン

千冬「脱走して来たな!?」

束「やっちった」テヘペロ

山田「で、篠ノ之博士は一体何を忘れていると言うんですか?」

一夏「インドのアージェン?」

千冬「あれは、t-90だ」

一夏「なら、パキスタンのアル=ハリードか」

凰「それ、うちの90‐Ⅱ式だからね」

一夏「ああ、あれだな、イタリアのアリエテ」

シャル「どっちかって言うと、あそこはチェンタウロの方が有名だし、カッコいいよ」

一夏「あ~…… イランのズルフィクァ?」

セシリア「あんな物を主力戦車の仲間に入れないで下さいまし!」

一夏「あと、何かあったか?」

ラウラ「ヨーロッパの殆どは我がレオパルドを採用しているぞ」ドヤ

シャル「他には…
    ああ、第2世代の戦車?」

一夏「今は、第3からポスト3.5世代の話だぞ」

セシリア「あと、何かありましたか?」

束「ちょっとちょっと~
 それは流石に冗談キツイよ~」

千冬「好い加減さっさと答えろ」ポキポキ

束「ち、ちーちゃん、指鳴らすの止めようよ~
  k2ブラックパンサーだよ、もう!」

千冬「あ~……
   解散、かいさ~ん」

一夏「あ~、実に充実した時間だった」

ラウラ「全くだ。
    さぁ、嫁よ、今度は小銃に付いて語り合おうではないか」

セシリア「お待ちなさいな、ラウラさん。
     貴女には抜け駆けの注意が有りましてよ」

箒(なんだか、よく分からんが、皆に付いて行こう)

凰「そうよ、ラウラ!
 アンタには話を聞かなきゃいけないわ!!」

山田「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!
   私のメルカバはどうなるんですか!?」

千冬「山田君、ちょっと校舎裏行こうか」

山田「えぇぇえぇ!?!?」

束「ちょっと待てやコラァァァァァ!!!!!
 k2無しに、何主力戦車語ってんだコラァァァ!!!」ドン!

一夏「ウルセェェェェ!!!!!!
   ボケ垂がァァァアァァ!!!!!
   k2"ブラックパンサー"(笑)なんて、ノックダウン生産が何言ってんだボケェぇ!
   大体よぉぉ~
   テメー糞韓国がよぉ~
   ドイツからパワーパック2個買って置いて、それ丸パクリしようとして失敗してんじゃねーよ!!
   あと、砲身撃った途端破裂ってどういうこったぼけぇぇ!!!
   漫画だけかと思ったわ、銃身が花びらみたいになるのは!!
   ブラックパンサー何て仰々しい名前付けて、脚どころか、心臓自体ねーじゃねーかボケェぇ!!!」ドグシャァ

セシリア「韓国…?
     ああ、あのはた迷惑なミサイル乱射している国ですわね!」

シャル「それは北朝鮮だと思うよ。
    韓国はその隣の国で内戦中の糞国家だよ」

ラウラ「軍靴を履いて歩けば、靴底が剥がれ、雪中訓練のスキーはレジャー用。
    イーグルを飛ばせば、マンホールに突っ込んで地上撃破。
    正直、ギャグかと思ったぞ」チョウショウ

セシリア「何故、北朝鮮なのに、カンコクですの?」

凰「ノウス・コリア、サウス・コリアで別れたわよ」ホラ

セシリア「こんな豆見たな国知りませんわ。
     それで、そのk2でしたっけ?
     それはどんな戦車なので?」

一夏「だから、大砲はフランス、エンジンはドイツ、装甲は一応自前だけど、信用ならない。
   ドイツ製エンジンを乗せた時は動いたけど、丸々パクったエンジン乗せたら、エンジンが火を噴いたと言う謎仕様の戦車。
   また、砲を撃てばオランダ顔負けにチューリップ生産する、パーフェクトに平和に貢献している戦車さ」

セシリア「しゅ、主砲がチューリップってどういう事ですの?」

シャル「台詞そのままさ。
    砲を撃つ、暴発、銃身破裂のチューリップ」

セシリア「……」アングリ

ラウラ「漫画の暴発だな。
    ディ 一夏「ワー!!」ニーでよくある。
    嫁よ、五月蠅いぞ」プンスカ

一夏「首が飛ぶわ!!
   まだ死にたくねぇ!!」クワッ

一夏「兎も角、エンジンパックも開発できねー様な国が一丁前に威張り散らしているってのがお笑いなんだよ。
   千冬姉、この糞、締めといて」ドグシャ

千冬「任せろ、さぁ、脱走の件共々、私がお前の話を聞いてやろう」ボキボキ

束「も、もふ、むりへふ……」ヒィィィ

箒(関わらない様にしておこうっと)コソコソ

束「ほ、ほふひはん!!
  ははひをはふへへ!!!」ガシ

箒「ひぃぃぃ!?!?」ゲシ

千冬(実妹にも見捨てられたか…)ガシ

千冬「肉体言語しようや…」ズルズル

箒(姉さんなんて居なかった)

  完

次回作をやるかもしれない
やるとしたら、何が見たいですか?
ちなみに、今までにやった物

軽機関銃

主力戦車←new

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