後輩「先輩。」(19)

男「ん、どうした?」

後輩「ぴらっ。」

男「!」

男「な、なんでスカートたくし上げるんだよ。」

後輩「どうですか? 私のしましまぱんつ。」

男「い、良いから下ろせって。」

後輩「ちらちら見てるじゃないですか。変態。」

男「お前の方が変態だよ……」

後輩「良いから答えて下さい。」

男「何を……」

後輩「私のしましまぱんつ、可愛いですか?」

男「……」

男「か、可愛いから下ろしてくれ。」

後輩「ふふっ、顔真っ赤ですね。」

男「う、うるさい。」

後輩「……先輩。」

男「……」

男「抱き着くな……」

後輩「先輩、良い匂い。」

男「離れ。」

後輩「やです。」

男「離れ。」

後輩「やです♪」

男「駄目だ、こいつ……」

後輩「……」

後輩「そんなに離れて欲しいんですか?」

男「暑苦しいし……?」

後輩「……」

後輩「じゃあ買い物に付き合って下さい。荷物持ちです。」

男「そ、それが狙いか……」

後輩「付き合ってくれますか?」

男「はぁ、わかったわかった。」

後輩「荷物持ちですよ?」

男「うん。」

後輩「服選びとか時間かかりますよ?」

男「うん。」

後輩「たくさん買いますよ?」

男「うん。」

後輩「私の事好きですよね?」

男「うん。」

男「……」

男「はっ!?」

後輩「ふふっ、先輩♪」

男「だ、抱き着くな!」

後輩「私も先輩の事好きですよ。」

後輩「すりすりー♪」

男「あばばばばばば。」

後輩「……ふふっ、先輩。」

男「下着買いに来るとか……」

男「何考えてるんだ……」

後輩「先輩、どうですか?」

男「開けるな!」

後輩「えーっ。」

後輩「ほら、先輩の好きな純白のぱんつですよ?」

男「俺の好みをなんで知ってるんだ……」

後輩「先輩の事ならなんでも知ってます。」

後輩「先輩先輩。」

男「ん?」

後輩「これ。」

男「ソフトクリーム?」

後輩「はい。」

男「くれるの?」

後輩「いえ、一緒に食べましょう。」

男「一緒に?」

男「スプーンは?」

後輩「普通に食べれば良いですよ。」

男「え……?」

後輩「間接ちゅーが嫌なんて言いませんよね? もう高校生ですからね。」

男「……」

男「い、いや、むぐぅっ!?」

後輩「問答無用です。」

後輩「どうですか先輩? 美味しいですか?」

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