勇者「…俺が…魔王だ…!」(7)

   ー世界の果てー

勇者「…なんなんだ。なんなんだよ!?」

剣聖「…ひどい…ですね。」

賢者「こんなはずでは…。」

聖騎士「私達が守ったものは一体なんだったのでしょう…?」

 勇者その仲間が魔王を倒してはや一年。勇者達は以前魔王の城のあった場所に来ていた。

 勇者達は魔王を倒し世界に平和をもたらした英雄になった。しかし、魔王が滅んだ一年後、

 勇者とその仲間は国家に対する反逆者として世界中から追われていた。



   ー登場人物紹介ー

 勇者…男 18歳 レベル??? 

伝説の勇者。一年程前、仲間とともに数百年に渡り世界を席巻していた魔王を滅ぼした。

全ての能力において、人間という存在を超越しており神に等しき力を持っている。

その力故、人間の国王達に恐れられ仲間と共に人間界を追放された。

 勇者の仲間 賢者・剣聖・聖騎士

伝説の勇者の仲間。三人とも勇者に匹敵する力をもっており、勇者と同じ理由で

人間界を追放された。賢者は魔術、剣聖は剣術、聖騎士はその両方を得意としている。

国王の人間界から出ていけという命令に従わなかったしたために、世界中から追われる

身になった。

俺がガンダムだ

勇者「…世界を救った英雄から今度は反逆者か。」

勇者「俺達が何をしたっていうんだ!?」

賢者「勇者様、お気持ちはわかりますがどうか落ち着いて下さいませ。」

勇者「これが落ち着いていられるかッ!」

聖騎士「…しかし、なぜこんな事になっただろう?」

剣聖「我々の事が怖かったのでしょう。…世界を征服する事が出来る程の力を持った魔王を

   倒した人間。」

剣聖「…そんな化け物を近くに置いておけるほど、国王の精神は丈夫ではなかった、ということだろう。」

聖騎士「それに元々我々が本当に魔王を倒すとは思っていなかったようですしね。」

賢者「我々『勇者』自体、魔王を倒すために送り出されたというよりか、いつまでも続く魔族の支配する

   世界に対する国民の不満が、国に向かわないようにするための意味の方が強かった気もします

   しね。」

剣聖「…私達は一体なんの為に戦ってきたんだろうな。」

勇者「…俺達は今後どうしたらいいだろうな。」

勇者「人間界には帰れないし…。やはり妖精界辺りで暮らすしかないのか?」

賢者「そうですね。魔界にいつまでもいるのは危険ですし、やはり妖精界が一番平和そうですね。」

剣聖「…かと言って、妖精界が我々を歓迎してくれるとも限らんぞ。あの国王と同じように我々を

   殺そうとするかもしれん。…それでもいいのか?」

聖騎士「確かに。その可能性は十分ありますね。…私達は一体どうすればよいのでしょうか?」

賢者「勇者様はどう思われますか?やり妖精界に行ってみた方がいいと思いますか?それとも、

   このまま魔界で静に暮らした方がいいと思いますか?」

勇者「…そうだな。俺は妖精界に行ってみる価値はあると思うよ。」

勇者「それに別に勇者としてではなくて、一介の旅人として行けばいいと思うよ。」

勇者「ようは勇者だってバレなければいいわけだし、魔術で姿を変えていけば問題ないはず。」

モバゲーの主人公最強小説の臭いがする。

>>6 そんなのあるの?モバゲーはやらんから知らん。内容がかぶってたらすまん。

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