穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅢⅩⅡ (1000)

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           ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ
            【残酷表現注意】
           ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ
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 あー あー 『ぷれいやぁ』の みなさん 『でぇた』が できました

  げぇむ も さんじゅうに です!  さんにー! さにでーそんっ!

  さにでーそんっ! かがやきになろうー! ぶひゃひゃ!!!

 それでは かんたん に しゅじんこう の 『すてぇたす』などを

   せつめい してもいいですとも!    うぷぷ…
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  主人公     高坂 穂乃果


                 最大SP15/53

同性愛に関して…8 【…気持ちには答えなきゃだよね…っ!】

     料理LV…9

     発見LV…9

【あびりてぃい】

・【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】+【反逆の観測者】
・【えぴたふLV3】
・【れべるあっぱー!】
・【はぁみっとぱぁぷる】(レベル2)
・【運命操作論】

持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【焼肉弁当】【スモークサーモン】
【ダッシューズ】【マジックタルト】

持ち物‡
【虹色マカロン】
【"お気に入りになった"リボン】
【熱意のブローチ】
【Wonderful Rush だワン!】
【 蒼の神話 】

         【好感度(順不動 うぷぷ)】

☆☆☆東條   希    100固定 依存00
☆☆☆園田   海未  100固定 依存-10
☆☆☆星空   凛   100固定 依存75
☆☆☆南    ことり  100固定 依存-36
 ☆☆絢瀬   絵里   100 依存度-51
 ☆☆小泉   花陽  100 依存89 嫉妬(極小)
 ☆☆矢澤   にこ   100 依存94
 ☆☆西木野  真姫   100 依存-10
   綺羅   ツバサ 100   依存00      

       *** ミューzu サラサラ…‥・・




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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447582879


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 ―ルール説明―


主人公である穂乃果が【3ヶ月間を無事に過ごす事】が
『げぇむ』をクリアする事であり

また、『げぇむ』クリアに必要な要素として【攻略対象との絆】も創る事

月の流れは【31日】 【30日】 【31日】 となっており

1日の流れは
 【朝】【朝Last】【昼】【昼Last】【夕】【夕Last】【夜】【夜Last】

8ターンで1日が終了となります


稀に【夜明け】【黄昏時】【丑三つ時】という特殊な時間帯が存在し

どの時間帯も何らかのイベントが用意されています…

【朝】の前に【夜明け】  【夕】の後に【黄昏時】

 …そして1日終了直後に【丑三つ時】が発生するでしょう

☆ 【夜明け】ほぼ確定でGOODイベントです、90%は良い事がある

☆★【黄昏時】ハイチャンス!60~70%はいい方向へ…!(罠も有る)

★ 【丑三つ時】穂乃果にとって良くない事が高確率で起こる…





アルパカ小屋のURガチャ


アルパカ小屋前に要らないアイテムを五つ処分して
貯めたptで回せるガチャを開設いたしました!


出てくるアイテムは必ずランクURなので上手く利用しましょう!

ちなみ【現在のptは 618 pt です】


開催中のイベント? ▲「別に知らなくても問題ないねっ」




【ラブライブ!】…ついにA-RISEとの決戦…はたしてどう挑むか

        ☆衣装:Snow halation
        ☆楽曲:Snow halation



【―――――】

【―――――】

【―――――】

【―――――】


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☆アイテム効果

現在手持ちのアイテム




・ランク UR

『貰った銀の指輪』
東條希から渡された
真価を発揮した指輪…貴女が本当に命の危機に陥った時
それは初めて意味を成す

【ロケットパンチャー1号】

   見た目はロケットランチャー!
   でも飛び出す弾薬はボクシンググローブ…
   【学校】のアルパカ小屋目掛けてロケットパンチを飛ばす高性能!


【超高性能バウリンガル】

  動物の言葉が分かるらしい機械(?)

・ランク SR



 【マジックタルト】


とても不思議な味わいのタルト

食べると天にも昇る気分で遠い異国に行ける夢が見れるとか
視点変更(2ターン限定)



・ランクR

【揚げ餃子】
 カリッとした食感、にんにくの風味がよく利いた味わい!
 SP10回復! 食べたら歯磨きしましょうね?ちゅんちゅん

【チーズケーキ】(ランク R)
    一回限りですがSPを消費せず【あびりぃてぃい】が使える
    とっても美味しいちゅん!



・ランクふつう

【お野菜御粥】
肉体的に弱った人へどうぞ…温かくて食べやすいお粥


【スモークサーモン】

猫の好きな魚料理それ以上でも以下でもない


【マッチ】

ただのマッチです
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【攻略対象の好感度】

攻略対象ですが(一部例外を除き)

30を超えるとプレゼントを渡すことができ

50を超え始めると【依存度】が付加されるようになります

65に到達し始めると初期に比べ、好感度が上がらない、または下がる事も

80を超えたなら…!【デートスポット】に"仲の良い友達"と遊びにいける
  【 友 達 と し て で す !(現段階では】

100に到達したならば……
    【同性愛に関する価値観】次第で"特別な関係"になれる…かも?


※【穂乃果の自室】から告白コマンドで特別な関係になれます
  ただし好感度100+依存度が無い事が最低条件です


【初めてキスを捧げた人】…園田 海未

             学園祭、オレンジの斜陽が射す屋上で海未と
             キスをした…!


【初めて自分の身体を委ねた人】…高坂 雪穂

    …溢れ出す姉への想いを抑えきれず「一晩、たった一夜で良い」
   「嘘でも良いから愛して欲しい」と言う雪穂の想いを受け
    穂乃果は初めて身体を他人に差し出した



【処女を捧げた人…】…小泉花陽


    …とあるアイテムの影響で悪感情を抑えきれなくなった花陽に
    プールで襲われ、そこで散らしてしまった…

    …花陽は最期には正気に戻って酷く後悔した
    穂乃果を安心させようと精一杯尽くした…

 
【BADアイテム】で強姦紛いな事をされた回数…7




【依存度】

         【BAD特典アイテム…】★

・『真紅の爪切り』(消滅)
・『"使い込まれた"リボン』(消滅)
・『"雌犬"セット』(消滅)
・【消せない真実<ビデオテープ>】(復活!3回使用可)
・『血なまぐさいおろし金』(消滅)
・【狂人の手錠】(使用回数3回)
・【隷姫の常備薬】(使用回数3回)

    これが高い場合はBADエンドを迎える可能性が上がります
      BADエンドを迎えた場合、5~6ターン前に時間を戻し
     【依存度】も下げた状態で再開とします

     使えば好感度が上がりますが、【依存度】が跳ね上がる
     BAD特典アイテムを入手します

     ※それぞれ特定の人物に"正解"があります
      正解は甘々の純愛イベントとなります!


     使いどころに気をつけてください

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【BAD特典アイテムの当たり】


海未BAD①【真紅の爪切り】→南 ことり

【黄金色の爪切り】を持ったことりが穂乃果の爪を丁重に切ってあげた
その様子は長年連れ添った夫婦のようにも見える…

入手アイテム 
【虹色マカロン】

  一度使うと7日後に復活します、他人には渡せない
   SPが完全回復!


真姫BAD①【"使い込まれた"リボン】→東條 希

希がお母さんから貰った大切なリボンを穂乃果の髪に結ってあげた
大好きなお友達から貰ってすっかり【"お気に入りになった"リボン】を
つけてくる穂乃果はいい笑顔で…
そんな穂乃果を本気で愛したいと希も自分を少しだけ変えてみた

【希 1期の髪型】→【希 2期ラストの髪型】


入手アイテム
【"お気に入りになった"リボン】

一度使えばチャージに七日掛る
しかし、決してなくならない
【廊下】や【商店街】で人物指定する事で必ず指定した人物に会える
未収得あびりてぃい【運命操作】の効果、スピリチュアルやね!!!


絵里BAD①【消せない真実<ビデオテープ>】→矢澤 にこ

UTX出発前の彼女とμ's皆で記念撮影をしようと意気込む
全員集合の前に二人っきりでじゃれ合う所を撮影しつつ
にこは大切な後輩で妹のように思っていた穂乃果をそれ以上に大切に
していきたいと気付くのであった…

この子だけは守ってあげたい…


入手アイテム
【熱意のブローチ】

 "また頑張ろう"という意志が湧いてくる…
 燃えるような情熱を感じられるブローチ
『特典アイテムのチャージ期間を全回復できる』
使えば7日間は使えない物でも一日も立たずに再び使用可能となる
なお、このブローチそのもののチャージ期間は5日である…



海未BAD①【"雌犬"セット】→星空 凛

自分を1人の女性として見てくれる穂乃果にじゃれ合う星空凛
照れ隠しも含めての動物のような振る舞い
そこにはいつかは正面から伝えたい感情があるのであった


入手アイテム【Wonderful Rush だワン!】

犬耳と犬尻尾!つけるとなんだか野生の感が身に付く気がするワン!
 野生の直感で狙ったものを任意で出せる気がする!


 SPを50消費する事で【ラブカストーン】一回分の効果を発揮する!
 (使用後 チャージ期間 7ターン)

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『修得済み あびりてぃい一覧』

【星空凛】

・『Wonderful Rush だニャ!』
(凛の消費SP 40で ラブカストーンの効果を発揮) 

・『直感と警戒!』
(消費SP 20で ▲EVの回避率を上げるコンマ0~10分)

・『ハイダッシュ』
消費10でダッシューズの効果


【園田海未】

・投影<トレース・オン>

 海未のSP99消費

URアイテム(作中一度限りの)であろうとなんでも1つ複製できる
海未の持ち物or穂乃果の持ち物で持ってるモノをコピーして作る


・<無限の剣製>

 一度手にした事のある "SRアイテム"をその時のSP全消費で
 生成できる…(ただしコンマ判定で奇数か偶数かにもよる)
 例:【ダッシューズ】や【白銀の砂時計】等

・<宝具・射抜く愛の矢>
 SP全消費で『チェーンソー』を少し弱くしたモノの効果
 "かみ"を二日間沈められる(チェーンソー弱体化に伴い1日だけ)



【南ことり】

・コトダマ:壊れろ

 自身が▲EVに直面した時、ぞろ目で打破できる(消費SP10)

【東條希】

・占い

 行動選択時に指定できる場所でミニ△EVが発生するかもしれない
 (要コンマ判定 消費SP15)



【小泉花陽】

・クッキングトリック
 (消費SP15) 台所で高ランクの未入手アイテム取得率が上がる



【西木野真姫】

・調合

 2つアイテムを媒体にして『発見LV』『料理LV』上昇の薬ができる!
 ※媒体にするアイテムのランクに応じて成功コンマが変わる SP50消費


【絵里】

・リカバリー

 絵里を除いた行動中のメンバー全員のSPが10回復する(消費SP20)


【矢澤にこ】

・にっこにっこにー

 攻略対象の依存度を10打ち消す 消費SP20


【綺羅ツバサ】


・きらーくいーん

 アイテムを一つだけ"カウンター用の爆弾に変えておく"
 ▲EV打消しの【ステータス+】
 消費SP40













【理事長】(攻略対象から除外)

・無邪気なサポート(UR) 消費SP10

 いつでもどこでも ガチャpt消費無しの
 URガチャボックスを呼び出せますできます



【高坂雪穂】 (攻略対象から除外)

 あびりてぃい を二つ 修得した!』
・『大切な思い出』
(消費SP 80【穂乃果BAD】の蓄積フラグの減少orフラグそのものを消去)

・『手作りのお守り』
(消費SP 20 【身代わり穂乃果人形】を創ってもらえる 完成は3日後)





   ―――― 攻略対象の 持ち物 ――――

絵里【銀の指輪】【穂乃果の写真】】【白百合のブーケ】
  『造花の冠』【プチトマト】


真姫【銀の指輪】

にこ【ツバサのサイン】【ラブカストーン】

ツバサ【白銀の砂時計】

ことり【辛口麻婆】【チーズケーキ】【銀の指輪】

希【ラブカストーン】

花陽【ほわいとすねいく】【プチトマト】【睡眠薬】【風邪薬】

凛【氷の勾玉】

海未【超高性能バウリンガル】【プチトマト】【電流警棒】

なんでかよちん、風邪薬持ってんの?

質問への回答


前スレ>>995

その認識もある意味間違いではないです
合っていると言えば合っております


前スレ>>996

強いて言うなら【猫のたまり場】で猫を捕まえる必要が無い
向こうからじゃれてくれる

ボス猫に魚系アイテムを渡さなくていい、身内雇員で依頼を受けてくれる



エンディングにちょろっとだけある程度仲良くなれた子と
遊ぶシーンがある、本当に些細なモノですが


>>8

西木野総合病院で病ん病んな花陽が"おくすり"を貰ってます





花陽「…」じーっ



 花陽の可愛らしいお目々は
穂乃果の顔をじっと見つめます、穴が開くんじゃないかと思う程



穂乃果「は、花陽ちゃん…?」



花陽「……」



花陽「ふふっ、ごめんね?気のせいだったみたい」












花陽(うん、そうだよね!気のせいだもん…!)








花陽(…気のせいと思いたいもの)ズキズキ






先程の矢澤にこの件といい、ずっとモヤモヤとした感情が
胸の奥を締め付ける





【30日目】【朝Last】




【あびりてぃい】【アイテム】
・ 【駅前】

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】

・ 【居間】

・ 【学校】

・ 【公園】

・ 【商店街】(ランダム)

↓3

綺麗なRPG

誤変換

RPGじゃなくてRSね

あっ…また過去スレ忘れてた…orz



>>15 綺麗なRPG…?もしかして【R・S】の事ですか?
   それともロケットパンチャーの方で?

過去スレ
(1スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』」?【コンマ】
穂乃果「『れんあいげぇむ』」?【コンマ】 - SSまとめ速報
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(2スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…Ⅱ
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(3スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…Ⅲ
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(4スレ)
穂乃果「『れんあいげぇ』?」・・・Ⅳ
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(5スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…Ⅴ
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穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…Ⅵ
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穂乃果「『れんあいげぇむ』…?」…ⅩⅠ
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(12スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅡ
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(13スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』」?…ⅩⅢ
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(14スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅣ
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(15スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅤ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅤ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412823096/)

(16スレ)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅥ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅥ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416312076/)

(17スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅦ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅦ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420972486/)

(18スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅧ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅧ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422364098/)

(19スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅨ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅨ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424609345/)

(20スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩ (最後の方閲覧注意)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426518373/)

(21スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅠ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅠ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427727461/)

(22スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅡ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅡ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429445910/)

(23スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅢ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅢ - SSまとめ速報
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(24スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅣ
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(25スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅤ
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(26スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅥ
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(27スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅦ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅦ - SSまとめ速報
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(28スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅧ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅧ - SSまとめ速報
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(29スレ目)
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅨ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅡⅩⅨ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441543407/)

(30スレ目) 
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅢⅩ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅢⅩ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443954777/)


   前スレです↓


(31スレ目) 
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅢⅩⅠ
穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅢⅩⅠ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445181276/)


>>17 あっ、R・Sですね!了解致しました!


前スレ>>993

  ―『"答えても問題の無い範囲"でお答えいたします』―

げぇむ進行の流れに大きく関連しそうなことは
申し訳ありませんが言えません…ごめんなさい




【30日目】【朝Last】 【R・S】



キィィィイン



穂乃果「ぅぐっ」ヨロ…


小さな呻き声のようなモノが聴こえ花陽は振り返ります

額を押さえて、顔を歪ませる穂乃果がそこに居る

それだけで彼女は察します






花陽「大丈夫…」サスサス


穂乃果「…いつもごめんね?心配掛けて」





【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(▲?)(にこ)(真姫)(絵里)

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)(海未)

・ 【居間】(ことり)(希)

・ 【学校】(海未)(▲?)

・ 【公園】(凛)(真姫)

・ 【商店街】(ランダム)



直下

【公園】を選択


外に出たは良いものの、今日の頭痛はやけに長い…

いつもならとっくに治まっているだろうに…





花陽「少しだけ公園のベンチで休もう?」


穂乃果「うぅ…そうする…」






立ち寄った公園、そして少しばかり小休止を取ろうとするも
既にそこには先客が居たのです

花陽はベンチに腰掛けている少女の姿をよく知っています
同じ学年、たった一クラスしかない音ノ木坂学院の一年生の教室


嫌でもその姿は見ます




そこに居たのは…っ!



コンマ判定


奇数 大親友の凛ちゃん…

偶数 真姫ちゃん!

直下

【16】…偶数

そこに居たのは‥っ!







真姫「あっ!穂乃果!花陽!」



見慣れた赤髪の少女はそこに居た




真姫「二人とも…、さっき…!」




友人達の顔を見るや否や彼女は立ち上がりこちらに詰め寄ります
恐らく、彼女が言わんとしている事は穂乃果が知りたがっていた事
そして花陽が答えを見出すためのヒントでしょう






穂乃果「…真姫ちゃんも聴いたんだね?」


真姫「…うん」





砕け散った『ブルークレスト』の粒子は風に舞って飛んで行った
飛んだ先は何処かは知らない、だけど奇妙な確信がある



きっと、皆の所に語り掛けに行ったんだ、と…





花陽「…真姫ちゃん、あのね」


花陽「――――」



1 あと、二日間…どうしていきたい?

2 あの私達の事、どう思う?

3 …今日の穂乃果ちゃん、香水つけてると思う?

4 自由以下略

↓2



花陽「あのね…どうしても真姫ちゃんに訊いておきたいの」


花陽が穂乃果に同行したのは
 語り掛けてきた"彼女達"の言葉、その意味を知りたいから


他の子はソレを聴いて何を想ったか、どう感じたか?


それを知る事で自分が出すべき結論の答えに近づけるかもしれない
そう考えていたからだ





花陽「真姫ちゃんは…今朝のメッセージを聴いて
    どうしようって思ったの?何をするべきか考えたの?」





真姫「…私は、一つの事に囚われ過ぎて大事なモノを見失わないで
    そう言われたわ…」



真姫「二人はなんて言われたの?」




穂乃果「…私は、最後まで諦めないで欲しい
      私達の頑張りが無駄じゃなかったって証明して欲しいって」

花陽「花陽は…好きな人の事を考え過ぎて
     その人を壊さないでって言われました」






真姫「…花陽が人を壊す?」





小泉花陽をよく知る人物なら、これほどまでに
結びつかない言葉合わせも無いだろうと考える



   "人を壊す"



それは物理的になのか、はたまた精神的に追い詰めてなのか…

何れにせよ、花陽にできるとは到底思えない




が、それを言われたの事実であり、近い将来何らかの形で注意せねば
ならない案件があるのかもしれない、あくまで可能性の話だが


花陽「…」




花陽「真姫ちゃんはこの事、どう思う?」


真姫の発言or行動↓2 (コンマがぞろ目で 穂乃果△)



真姫「そうね…」カミノケ クルクル


指先で髪の毛の弄りながら彼女はしばし目を瞑り思考の海に浸かる




   ―好きな人の事を考え過ぎてその人を壊さないで―



その言葉は、自分にも心当たりはあった

いや、人間ならば誰にでも共通するのかもしれない
人はふとした切欠で道を踏み外す、いつかの自分も…【最初の月】で

 穂乃果が女性との恋愛はあり得ないと言った時も

心が張り裂けそうだった、一つ一つ自身を繋ぎとめる鎖が外れて
クールで冷静沈着の彼女に似つかわしくない行動に出ようともした…

大切な人を壊してでも、と考えた事があったのだ…







だから、花陽にもそういう所はあるのかもしれない

"人間だから有って当たり前"なんだ







   真姫「別にやれることをやるだけよ」


   花陽「えっ?」




真姫「花陽はその言葉を聴いてどう思ったの?
    その大事な誰かさんを壊したいのかしら?」



花陽「っ!そんな訳ありませんっ!!」








  真姫「ほら、答えなんてもう出てるじゃないの」


  花陽「…あっ」




穂乃果「花陽ちゃんは誰も傷つけたくないんでしょ?
     なら心で想った事にまっすぐ進めば良いんだよ」


穂乃果「そりゃあ具体策とかそういうのはまだ出ないかもしれないよ?
     でも、最終的に何をしたいかはもう分かってるんだもん」


穂乃果「ならさ…最後にはその『誰も傷つけない』って結果に
    辿り着ける様に努力すればいいんだよ!」




花陽は…答えを探していた

あのメッセージを聴いて、その意味は何か

自分はどうしていきたいか







だけど…










            真姫「花陽っ!」

           穂乃果「花陽ちゃんっ!」











          『答え』はもう…掴んでいたんだっ!












           花陽「…二人ともっ!」グッ




最後には『理想』を『実現』させる結果に辿り着ければ良い
 その道中が今は分からなくて
もしかしたら道を踏み外してしまうかもしれない


だが、それでも今は自分がやれることを必死にやるだけ
そこに違いは無い筈なんだ


『 依存度 減少 』
小泉 花陽 89/100 → 80/100(嫉妬極小)


持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【焼肉弁当】【スモークサーモン】
【ダッシューズ】【マジックタルト】

持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数3回)

【アイテムを誰かに渡しますか?】 直下


頭痛も治まった穂乃果、答えを見い出せた花陽、親愛なる友を助けた真姫


3人が公園でひとしきり遊んだり雑談を楽しんで気が付けば正午に近い
時間帯となってきました



少し早いがお昼ご飯にしようという提案が挙がり
花陽イチオシのお店へ向かうことにした2人…




『GoHAN-YA 黄金米メニュー  追加!!』

『期間限定焼肉弁当始めました』





<イラッシャイマセー!




花陽「どれにする!?」ワクワク


穂乃果「花陽ちゃん生き生きしてるね」

真姫「そうね…折角だし期間限定メニューかしら?」







コトンッ




ほのぱなまき「「「いただきますっ」」」






真姫「‥悪くないわね」モグモグ

穂乃果「生姜焼きだね」ムグムグ

花陽「はぁ~幸せです」パクパク




『花陽の依存度が05下がった』



【30日目】【昼】【R・S】

【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(にこ)(真姫)(希)

・ 【台所】(▲?)

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(絵里)(希)(▲?)

・ 【学校】(海未)(凛)

・ 【公園】(ことり)(ツバサ)

・ 【商店街】(ランダム)

↓2

【学校】を選択


一度、親の病院に向かうと言った真姫と別れ

小泉花陽、高坂穂乃果の二人は【学校】へと赴きます



ブルーシートを被せ改装中と立て看板が立て掛けられた物置小屋など
まだあの一夜の名残が僅かに残ってます



色々と此処には気になる事も多い

行くべき場所は…




【アルパカ小屋】

【屋上】(凛)

【弓道部】(海未)

【花壇】(スクフェスモブ)

【廊下】(ランダム)


↓2

☆▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽☆



       園田 海未 絆LV☆☆☆(MAX)


☆▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽☆






『弓道部』を選択

古くからある伝統の学び舎、それが此処音ノ木坂学院だ



これまで幾度か補強工事等は行われてきた弓道部の床の上
彼女は目を閉じて精神を集中させていた





海未「…」




海未「入りなさい」






ガラッ



穂乃果「えっと…お邪魔します」

花陽「わわ…、凄いなぁ、私達が扉の外に居るの気づいちゃったよぉ」



海未「…多くは語りません、貴女方も聴いたのでしょうね」



穂乃果「うん」



何を、とは言いません

ですが、幼馴染特有の感覚と言いましょうか
以心伝心…言葉が無くとも穂乃果は海未の事が分かります




海未「…少しだけ、私の弓を見ていてもらっていいですか?」


いつも通りの海未ちゃんだ

何も知らない人が見ればそう思う


でも、内心では少しだけ彼女は震えていた
弓を握った瞬間、穂乃果は悟った、花陽は…流石に気づけなかったが


凛とした顔に僅かな焦りが見えた気がする、震えが一切ない身体が
穂乃果には荒れ狂う海面の如く荒ぶって見えた


↓3 一度でもぞろ目で ☆

【90】miss
【85】miss
【61】miss


・ 【しらゆきひめ】(2/4)
・ 【はいかぶり】(2/4)
・ 【へんせ"る と く"れーてる】(3/5)
・ 【にんき"ょひめ】(1/3)
・ 【ななひき の こやぎ】(3 / 4)

【変動無し】


ヒュン! ヒュン! ヒュン!


海未「くっ!」ガクッ



いつもの彼女ならば百発百中を言葉通りにしてみせた



園田海未は的に狙いを定めていた

そしてその的に"まだ見ぬ姿"を重ねた



この校舎で飼育されているアルパカに寄生虫の如く取り憑く全ての元凶
黒いガス状の靄、または影絵のように伸びきった大きな黒い像

実際はどんな姿かたちかも分からない、ただ彼女の創造する
恐ろしいモノに見立てて、ソレ目掛けて矢を放った







 『ブルークレスト』が散った、そして"彼女達"が力を貸せなくなった





その事実が海未の心に絡みつく枷となっていた

飛んだ矢は全てあらぬ方向へ

結果はご覧のありさまだ…





海未「ふ、ふふ・・・どうですか?今の私は…」






海未「…正直、少しだけ…いえ、とても怖い」





海未「思えば私達は"ずっと守られて来た"のです」

海未「その加護が無くなった、と思えば…」フルフル



花陽「海未ちゃん…」

穂乃果「…」



穂乃果「――――」 自由行動 直下




もしかしたら穂乃果達の中で一番かもしれない…
白いアルパカの中の人達を気にしていたのは



単独でバウリンガルを持ち、彼女等と対話をした事


そして、打ち明けられた秘密を重く受け止めた事



海未が一番気にしていたし、頻繁に
【学校】の【アルパカ小屋】に来ていた


【R・S】発動時にもそれがなんとなくわかっていた


"だからこそ"なんだろうな





花陽「えっとぉ…」オロオロ



いつだって強くて恰好良い先輩が項垂れていた
それにどう声を掛けて良いか花陽は戸惑いを隠せない



だが!彼女は違ったッ!









          穂乃果「海未ちゃーん!」ガバッ!



           海未「きゃっ!?穂乃果!?」






    穂乃果「もう一回!もう一回だけチャレンジしようよ!」



   海未「なっ、無理ですっ!!今朝からもう何度もやっているのに
       一本も当たらないのですよ!!」



 精神は研ぎ澄まされている…つもりだ
少なくとも扉の外にいた穂乃果達を察せられるくらいには


だが、いざ弓を握ると心がざわつく
敵を討とうという心が臆するのだッ!



   海未「今日は…もう無理なんですよ…だから―――」





    穂乃果「―――できるよ、海未ちゃんなら」ギュッ




根拠など無い


だけど…





穂乃果「海未ちゃん、覚えてる?
     小さい頃に穂乃果が公園の水溜りを飛ぼうとした事」


海未「…ええ、裸足で駆けだして何度も
    泥だらけになってお洋服を汚してましたね、覚えてますよ」



穂乃果「たはは…ま、まぁ、それは良いじゃんっ!」

穂乃果「…何回やっても飛べなくて
      あの頃は地団駄踏んで愚図ってさ…ことりちゃんにも
     やめようよって言われて」



穂乃果「でも、諦めたくなかった、絶対に成功させたかったんだ」



穂乃果「意地だったのか、なんで必死だったのか
     どうして飛ぼうとしたのかとか…」



穂乃果「言葉じゃ上手く言えないけど、あの頃は
     何度もやれば必ずできるって信じてたんだ」




穂乃果「私が知ってる海未ちゃんは芯の強い子だもん
      できるって分かるんだ…」






穂乃果「あと一度だけ、一度だけで良いからやってみよう?」





海未「一度だけです…」




―――
――



    海未「…!」グッ

   穂乃果「へぇ~、こんな感じなんだね」ほえ~


   海未「…あの、今から射るのですよ?しがみつかれていては…」


   穂乃果「海未ちゃんが震えないように支えてるの!」ぎゅーっ

    海未「…はぁ、全くもう…!」



    海未(……不思議と落ち着きますね)ググッ!!



花陽「海未ちゃん!頑張って!」

穂乃果「頑張って!」





  海未「…スゥ」












 海未「…」









 海未「っ!」カッ‼








                 ビ ュ ン ッ ッ ッ ‼










                ドスッ!!


海未「! あれは…!」



穂乃果「おおっ!?!?…っと、ちょっとずれてるかぁ」う~ん


花陽「で、でも…本当にちょっとだけだよ!?」




海未「…」



海未「穂乃果、先程最後の一回だと言いましね
    前言を撤回させてください」





海未「このまま…このままもう一度やらせてください!!」

穂乃果「…ふふっ、言うと思った」ボソ


座り込んで見守っていた筈なのにいつの間にやら立ち上がり応援する花陽


消えかけた情熱に再び熱を灯す海未


そして、そんな海未を支える穂乃果の声は
約1時間近く弓道部に響き渡るのであった…!













            ビュンッ!!  ドスッ!!






       「!!!  やったぁ!!やったよ!!!」




持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【ダッシューズ】【マジックタルト】

持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数3回)


【誰かにアイテム】を渡しますか?

直下

【アイテムは渡しませんでした】


花陽「海未ちゃん凄かったね!」

穂乃果「うんうんっ!やっぱり海未ちゃんはああでなきゃねっ!」




花陽「…私は一度お家に帰ろうと思うんだ」


穂乃果「そう?」


花陽「…ちょっと話したい子も居るからね」



【花陽がパーティから抜けました】



【30日目】【昼Last】【R・S】



【30日目】【昼】【R・S】

【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(にこ)(ツバサ)(花陽)(かさね)(▲?)

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(希)(雪穂)

・ 【学校】(絵里)(凛)

・ 【公園】(ことり)(海未)

・ 【商店街】(ランダム)(▲?)

直下

【ダッシューズ】使用 1ターンのみ消費


結果【53】
  3 【R・S妨害電波】





 そぎjそgjうぇpguohgsoughaoipeg565gskpja



 ERROR! ERROR!






穂乃果「んっ!?」ヨロ…



眩暈がする!!!


【こぅどう先たくガガガガガッ】


1【@@@@@@ー】

2【@@@@@@@】

3【@@@。】

4【@@@@@@@】


5【@@@@】


↓2

1【@@@@@@ー】 → 【げーむせんたー】

2【@@@@@@@】 → 【西木野総合病院】

3【@@@。】  → 【じんじゃ】

4【@@@@@@@】  →【UTXがくいん】


5【@@@@】  →【そのへん】



【神社】を選択




ふらつきかけた足取りでどうにかたどり着いた神田明神

何となしに訪れた此処では階段に複数の足跡が見受けられます



雪の上にくっきりと残る靴の跡…

何人もの人が参拝に来たのでしょうな…



そして、此処に新しい靴の跡が一人分



穂乃果「よっと!」タッタッタ!




足跡を残しながらも何度も行き来した階段を昇り彼女は



1 お祈り(SP回復)

2 誰か居る

× 猫の道

↓2



昇りつめた彼女はそこで今朝出会った人と再び出会うのでした





にこ「穂乃果……アンタも来たのね」


穂乃果「にこちゃん」







―――
――



にこ「…」

穂乃果「…」





お互いに隣同士、座って灰色の空を見つめる
多分、今夜も雪が降り始めるのだろうな、と…



穂乃果「――――」


穂乃果の発言or行動


↓2 (一度でもぞろ目で…)

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  ごめんなさい、短いけど今回は此処までで…


 次は【11月17日 火曜日の夜19時】予定で…


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おつ
今更だけど睡眠薬1つ無くね?
2つ持ってて内1つはエリチカに渡してた

*********************************
>>76 申し訳ございませんでした…確認しましたところ穂乃果はまだ
  【睡眠薬】を持っておりました
   前スレの【丑三つ時】に睡眠薬を消費せず危機を脱していました

持ち物の方に書き足して置きますので…

では…これより先本編の方をお時間が許す限りお楽しみください
*********************************
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  へいべいびー!! わたくしさま が 再開の合図を出すZE!

【ブルークレスト】が砕けたから あいつ がでしゃばらなくて良いNE!


    げぇむ 再開だぁー!!

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


・高坂 穂乃果 SP00/53





……‥・・・告白済みの攻略対象・・・‥……


        "全員"



……‥・・・絆☆持ちの攻略対象・・・‥……
 座座座 通信妨害  うぷぷ!!


持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】


持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数3回)


持ち物‡

【虹色マカロン】
【"お気に入りになった"リボン】
【熱意のブローチ】(残り3日)
【Wonderful Rush だワン!】
【 蒼の神話 】




依存度 TOP


峩々がgッ ERROR!

  ――うぷぷ!!

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▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
(残り3)


こうして二人で空を見上げて時間を過ごす
ただそれだけの事



その"それだけの事"を…それだけの時間を何よりも大事にしたい




これは矢澤にこに限った事じゃない

海未、ことり、真姫も凛も花陽も…この場に居ない絵里と希…


高坂穂乃果が家族…
いや、もしかしたらそれ以上に大切に想い始めてるかもしれない
そんな大事な人達とのささやかな時間



何でもないような事だけど、長い人生で思い返せば美しかったと思える
そんな素晴らしい瞬間を大事にしたい







穂乃果「にこちゃん…」チラッ


穂乃果「考え事の答え…出た?」




にこ「そうね、結論から言えば出たわ」





にこ「にこは自分が守りたいモノを護り通す、やっぱりそれだけよ」







にこ「悔しいけどね私は…頭の良い人間じゃないわ」


にこ「絵里や真姫ちゃんみたいに何をすれば正しいか、それに辿り着ける
   保証はない…人間なんてそんなもんよ」



にこ「どんな奴だって失敗はするし、間違わない奴なんて居ない」




にこ「だから…例え間違ってようが間違ってなかろうが自分ができる事を
   懸命にやり通す、それしかないのよ」



穂乃果「」ポカーン


にこ「…なによ、その面」

穂乃果「えっ、いや、にこちゃんがちょっと弱気なの珍しいかなって」


にこ「…流石のにこにーも今回ばっかは参ってるのよ」ハァ…

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にこ「同じ事を2度言うようだけどね…にこだって完璧超人じゃないわ
    だから正しいか間違ってるかなんて誰にも分かりっこない」



にこ「けどね」










にこ「…それでも、それでも自分が『これだけは護り通したい』って
    思えるモノだけは背負い続けたい」



穂乃果「…なんか分かる気がする」



にこの場合は夢や家族…

泥を啜ってでも絶対に手にしたい夢がある

汚れても立ち上がる事ができなくないほど傷ついても守りたい子がいる

例えば、母親だったり弟や妹…そして




にこ「…」チラッ



穂乃果「? どしたの?」



にこ「別に‥」フイッ




――世話の焼ける妹みたいな子

血は繋がってないけど星空凛と同じ、気が合って、一緒に居て楽しくて
純粋に自分を"憧れのアイドル"として慕ってくれている

だから目の前じゃ恰好つけたくなるような…存在



そして同時に穂乃果の事を
"妹みたいな存在"とは別で"本気で好きになった子"としても護りたい





にこ「自分の中の考えは変わんないわ
    【守る】それ以外に何があるって話よ」


至ってシンプル、グダグダ悩むなんて自分らしくないじゃないか!
それが行きついた結果である



穂乃果「そっかぁ…!」クスクス



穂乃果「―――」

 行動or発言 直下
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にこ「…なにがおかしいのよ」


くすくすと隣で笑う少女ににこは問う
少しだけムッとして何が変なんだ?と



穂乃果「ふふっ、ごめんごめん!やっぱりにこちゃんは
     アイドル研究部の部長なんだなぁーって」



穂乃果「初めて会った時も今も
     一度決めた目標をずーっと見てるんだもんっ」



芯の通った人、自身の信念を曲げない…要はぶれない人間ということだ



にこ「はっ!とーぜんっ!なんたってにこにーは
    スーパーアイドルなんだから!」







にこ「…でも、さっきも言った通りよ
    にこの行動が正しいか間違ってるか、そこまでは分からない
    ただ自分の目標にひたすらまっすぐなだけよ」




自信満々に、だが…心の奥ではほんの少しだけ思っている弱音や本心を
ほろりと打ち明ける



にこ「にこは…自分の大事なモノが気づかない間に
    訳わかんない非科学的な存在にボロボロにされんのが嫌なだけ
    だから必死になってて…それで自分でも気づいてない内に
   大事な何かを置き去りにしてるかもしれないわ」




にこ「…アンタじゃなきゃこんなこと話さないわよ」



なんだかんだで悩みを打ち明けられる子
だからこそ穂乃果に話す…滅多に見せない弱気な所を…



憧れの先輩、アイドルのお手本、面倒見の良いお姉ちゃん
そういった点からは彼女の前じゃ恰好つけたい癖に

いつもは言わない悩みや弱音を彼女の前で零す
…矛盾してるわよね、とにこは内心で想う



穂乃果「―――」

自由発言or行動

↓2
(残り2)

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△▽△▽△▽▲▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽△▽△▽△


穂乃果「それは…あんまり良くないかなぁ」う~ん…


にこの弱音を聴いて穂乃果は純粋に思った事を口にした




穂乃果「そりゃあ私に悩みとか話してくれるのは嬉しいよ?
     でも、話せるのが穂乃果だけっていうのはね
               やっぱり良くないと思うの…」





穂乃果「にこちゃんには分かるけど客観的に
     見てる人じゃなきゃ気づけない事とかさ…
     穂乃果には分かるけど、にこちゃんにも私にも分からない事
     きっと沢山あると思うんだ」




穂乃果「一人より、二人、二人よりも三人ってよく言うでしょ?
     だからさ!もっと皆とも話そうよ!」












穂乃果「『μ'sは一人じゃない仲間が居て、誰かが困ってるなら
        誰かが手を差し伸べれば良い』…でしょっ!」ニコッ!




にこ「あっ、その台詞」


穂乃果「今度は穂乃果達の番だよっ!私だけじゃない!
     凛ちゃん、花陽ちゃん!それに真姫ちゃんや希ちゃん!
     みーんな仲間だもん!」






にこ「…そう、よね」スッ




にこ「穂乃果…」






    にこ「――――――」↓2



    穂乃果「――――」↓4





      ( Last Shot !!) 
△▽△▽△▽▲▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽△▽△▽△















――――神社の石段を下りて、二人は街中を歩きます

外は雪化粧と白が際立たせる華やかな飾りで行き交う人々の目を奪います






にこ「ったく、そうやってパンばっかり食べるから
                 海未に怒られんのよ?」


穂乃果「だって美味しいんだもんっ!」えへへ~!


石窯パン工房で有名なお店で
焼きたてのパンを買って二人は歩道を歩いていく


なんだか見てるこっちまで自然と顔の筋肉が緩くなるようなにへら笑い
本当に幸せだなぁって顔の少女を見て思わず矢澤にこもつられます






  穂乃果「…あっ」





穂乃果がふいに声をあげて真上を見上げます





にこ「なによ突然――」クルッ


穂乃果「にこちゃん!見て見て!!」



 ピタっと歩みを止めて振り返り茶色のコートの裾を翻し
真上を見上げる後輩を見た









           にこ「…雪?」

         穂乃果「…降って来たね」


鼻の頭に感じたひんやりとした感触、そして…冷たいけど何処か温かい雪



――――ときめきを見せる不思議な季節の色が空から降って来た




にこ「…雪かぁ、また積もるわね…」


明日はラブライブ!決勝だってのに…交通とか大丈夫なのかしら?

そう愚痴りながらもにこの顔は何処か穏やかだった



        グイッ!



穂乃果「ねっ!ねっ!今から駅前の大通り歩いてみようよ!」キラキラ

にこ「はぁ~?なんでよ…?」

穂乃果「ええー!だって折角雪が降って来たんだよ!
     なら大通りの街並みを見ながら歩こうよ!
       きっと綺麗だもんっ!」



こうなると駄々っ子のようで手が付けられないというのは
8人全員が知っている



にこ「しょうがないわねぇ…ちょっとだけよ?」


穂乃果「やったぁ!!行こう!」ダッ!


にこ「あっ!?待ちなさい!!」





目の前を走る元気いっぱいの後輩、それを少し息切れ気味に追いかける
小柄で体力の少ない先輩…




にこ「ぜぇ…ぜぇ‥!あんのアホ!
    …少しはにこのペースに合わせなさいよねっ!!」


<おーい! にこちゃーん!!はやくはやくー!




にこ「…」




遠くで手を振る彼女の姿が見える

曇らせたくない

護り通したい笑顔が‥そこにはあった





にこ「……ふぅ…アンタに誘われて良かったわ」




 遠目に見える彼女はきっと自分や他の7人の行先を照らしてく
目指す先…それは"彼女等の奇跡"…そして輝きの向こう側

標の後を追いかければ必ずたどり着く、そうとも…きっと!


 最後には"一つの光になる"…!

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


GOOD!

『依存度変動』

 矢澤にこ 94/100→ 74/100


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△



穂乃果「はむっ!」モグモグ

にこ「…ん?結構いけるわね」モグモグ


穂乃果「ん~!今日もパンがうまい!」




持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】

持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数3回)


【持ち物を何か渡しますか?】

直下

【にこに持ち物は渡しませんでした】

【30日目】【夕】【R・S】





穂乃果「そろそろ帰った方が良いかな…」


街中を一通り歩いてからにこと別れて、穂乃果は
一人で雪道を歩きます…

大分冷え込んできましたね…





【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(ツバサ)(スクフェスモブ)(絵里)

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(真姫)(ことり)(凛)(▲?)

・ 【学校】(希)(凛)

・ 【公園】(ことり)(ツバサ)(花陽)(▲?)

・ 【商店街】(ランダム)

↓3

【台所】を選択


穂乃果「ただいま~ってあり?」キョロキョロ



玄関には雪穂の靴はあったのですが両親の靴はありませんでした
恐らく買い出しか、町内会か何かで外出中でしょう



そして雪穂は居間に居ない所からして受験勉強か寒さから逃れるべく
自室でお布団に入って夢心地か…







  その時!穂乃果に電流走る…ッ!





穂乃果「ハッ! つまり今なら台所でおやつをつまみ食いできるッ!」



【穂乃果の料理LVは 9 です】

よって、好きな物<アイテム>を精製可能です



【一度、手に入れた事のある食べ物系アイテム】

【カップラーメン】【飴玉(イチゴ味)】【飴玉(メロン味)】
【チーズケーキ】【おにぎり(鮭)】【ミネストローネ】【プチトマト】
【チョコレート】 【じゃがバター】【お野菜お粥】【焼肉弁当】
【キャラメルシフォン】【ピロシキ】【揚げ餃子】
【バタークッキー】【かぼちゃサラダ】
【辛口麻婆】【海鮮丼】【運命ババロア】【マジックタルト】


【一度も手に入れた事の無い食べ物系アイテム】

【?????????】精製 (コンマ判定)


直下

手に入れた事のあるアイテムか入手してない物か選んでください

(また入手済みの場合は何を作るかまで記入)



がさごそ…!





穂乃果「…お菓子無いや」ショボン







むかしむかし、偉い人は言いました

【パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない!】



お菓子が無い?


ならば作ればいいじゃない!!!


と、言う訳で早速、穂乃果ちゃんはヒヨコが描かれたエプロンを着て
台所に立つのでした…!








未入手アイテムを選択!

コンマ判定☆

71~99+ぞろ目 UR

00~70 SR

 【料理系アイテムRをコンプリートした!!!】

 【料理系アイテム普通をコンプリートした!】


直下

結果【02】

新規 SRアイテム




【思い出の林檎飴】(ランクSR)

判定強化!とある人物の【あびりてぃい】と同効果
2ターン分▲系統のコンマから逃れられるコンマ判定が強まる





とろ~り…



穂乃果「こんな感じかな?」


寒い冬、もう過ぎ去った夏を穂乃果は思い返します

浴衣姿の幼馴染二人と出かけたある年の夏祭り
水風船を手にして遊んだ日

金魚すくいの屋台で金魚さんをじーっと見つめて「可愛い」とポツリと
声を漏らした海未ちゃん、そしてそれを聴かれて金魚さん顔負けな程に
顔を真っ赤にした海未ちゃん!




綿飴を頬張ることりちゃんと手を繋いで花火を見た時!



穂乃果「今度はチョコバナナとか良いかなぁ~♪」





【思い出の林檎飴】を手に入れた


【30日目】【夕Last】




【R・S】が切れた…!




【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】

・ 【居間】

・ 【学校】

・ 【公園】

・ 【商店街】(ランダム)

↓2

†『"お気に入りになった"リボン』使用>星空凛





穂乃果「わぁ!外が真っ白…!」


林檎飴を食べてからどれくらい雪が積もったのか穂乃果は外に出ます



今日は大雪ですかね…ほぼ視界が白一色です、風も強まり
殆ど見えません…



穂乃果「うむむ…これは降り過ぎかも…」


雨止めー!ならぬ雪止めー!と叫ぶべきなかもしれませんね…



と、そんな白一色の中に、何か違う色がもそもそと動いています
それが傘を差して歩いている人なのは分かりますが…

きっとこの強風と雪で前へ進むのが困難なのでしょう…




穂乃果「…ん?あのリボンは…」


見覚えのあるオレンジのひらひらした何かが傘布から強風に煽られながら
外に揺られているのが見えます

白ばかりに映えるオレンジ…それがリボンである事はリボンで
髪をよく結っている自分だから辛うじて分かる






穂乃果「…」じーっ





穂乃果「…!?あ、あれは…!」ダッ!
















全身かちこちに冷えた凛ちゃん「にゃ、にゃあぁ…」ブルブル



穂乃果「や、やっぱり凛ちゃんー!?」

―――
――



【高坂家:居間】



凛「くちゅんっ!」


穂乃果「大丈夫?」フキフキ


凛「うぅ…ありがとう」ズズーッ




穂乃果「はい、お鼻拭いて?」



凍えた子猫はどうやらラーメン屋さんに行った帰りに
猛吹雪に捕まった模様…

たった今点けたテレビでも局地的な猛吹雪は後2時間近く続き
東京都内の一部地域では交通機関に遅れが出るとの事




あの位置から凛のお家までだと…うん、絶対に途中で脚が止まる




穂乃果「はい、ホットミルクだよっ!」コトッ


凛「お風呂まで貸してくれて…本当にありがとうね?」


穂乃果「良いの!良いの!それより髪はもう乾いた?
     ちゃんと乾かさなきゃ駄目だよ?」フキフキ


凛「う、うん…!」




穂乃果「―――-」



1 穂乃果のパジャマだけど…それで良かった?

2 何か食べる?なんでも作るよー!

3 帰れそう?

4 自由以下略

↓2




TV『―――依然として都内の地下鉄など交通機関は』



凛「にゃぁ…」


穂乃果「…」



穂乃果「ねぇ?良かったら今日、穂乃果の家に泊まってく?」


凛「ええっ!?此処までお世話になったのに悪いよ!!」


穂乃果「それを言ったら昨日穂乃果だって助けてもらったもん!
     おあいこだよ?」クスッ




―…凛より一つだけ年上のお姉さん
     キラキラしてて、可愛いくて、だけど恰好良い先輩


―…そんなお姉さんは人差し指を唇に当ててクスッて笑うんだ…
    ちょっとだけドキっとするにゃぁ…





凛「…で、でも…」








穂乃果「――――」↓2


凛「―――」↓4




明日には完全に雪も晴れる、それは分かってる



が、問題は今この瞬間だ


風は止む気配なし、雪の中でも大き目の牡丹雪も勢いが止む事無し

そんな中を小さな女の子一人で帰しましたなんて穂乃果としては
到底したくもない事であった



そんな穂乃果の説得にも凛は「でも…」とか「だけど…」と
煮え切らない言葉で濁すばかり




穂乃果「むー…それなら~」ワキワキ…!


凛「にゃ、にゃ…!?そ、その指の動きは!?」


穂乃果「言う事聞かない凛ちゃんなんてこうだぁ~!」バッ!




こちょこちょこちょ!!



凛「にゃははははははっ!ひっ、ひぃ!!
           ひゃ、ひゃめ、ふひゃひゃ!」


穂乃果「ほれほれ~!もーっとくすぐっちゃうぞ~」コチョコチョ!



必殺ッ!くすぐり攻撃の刑ッッ!!





凛「し、死んじゃうから!
   お腹、笑いすぎて…あひゃひゃっ、も、もうダメ~!」ジタバタ



穂乃果「そらそら~♪ここがくすぐったいのか~♪
     若いもんが遠慮するからじゃよ~♪どうだ~♪」にししっ


凛「な、なんでそ、そんなあはははっ!変なキャラ風なのあっははっ!」



ちょっと悪ノリ入ってますね
小さい頃、海未達と時代劇を見た後にやった悪代官ごっこっぽく
笑いながらくすぐる穂乃果ちゃん!
そしてギブアップ!と笑いながら叫ぶ凛ちゃん!


このじゃれ合うような攻防戦は結局先に降参した凛の敗北で終わった



―――
――


穂乃果「ふぅ…ごめん、ちょっと熱くなりすぎたよ…」

凛「も、もう!酷いにゃ~!」プンプン


…あら可愛い



凛「…」ムスッ


穂乃果「ご、ごめんね?ほら林檎飴食べる?」つ【作り置きの林檎飴】


凛「いりませんにゃ!」プイッ!


ふんだ!とそっぽ向いちゃう凛ちゃんにひたすら謝る穂乃果

別に凛は本気で怒ってる訳じゃありません…




ただ…





凛「…穂乃果ちゃん」





これから言う話



それを彼女の顔を見ながらしたくなかっただけです

















 凛「凛を泊めるってどういう意味か分かってるの?」



 穂乃果「…」




凛は…穂乃果の顔を見ません、…見れません








穂乃果「-――」

直下

ここで普通に二年生組の当たり前ばりに友達が遊びに来たから夜通しトランプとかで寝かせないぜ的な意味と穂乃果がおもってなければルート確定と思ってたけど、後は凛の神社での拒絶しない発言を逆手に取るかどうかかと、長文レスすいません

告白って電話だけじゃないの?

凛ちゃんがお泊まりしてる横で他の娘に告白できるのか……?





穂乃果「…分かってるつもりだよ」


凛「っ!」ピクッ





凛の肩が震えた






穂乃果「…"約束したもん"」




穂乃果「もしも、もしも凛ちゃんが求めてきたら…拒絶しないって
      ちゃんと受け入れるって」






神社で雪を頭に募らせた凛の姿を覚えてる


今、穂乃果に背を向けて膝を抱えて座り込んでいる彼女が…


そんな何よりも小さく尊くみえる凛の姿があの時と重なって見える



【温泉旅行チケット】でことり、穂乃果、凛の3人で鹿児島に行った時だ

あの時に彼女を傷つけた事、そこから繋がっていったあの"負い目"
ソレを穂乃果は忘れてない




穂乃果「…私、凛ちゃんを信じるから…だからきっと…」ギュッ




  『 ほのかな あたたかさ が 凛 を 優しく包み込む 』




凛「……グスッ」


凛「…凛の事笑わせたり、怒らせたり、泣かせたり…酷いよ…」



凛「…本当に凛なんかで良いの?」



穂乃果「"なんか"…じゃないよ」



凛なんかで良いの  "【なんか】" それは…その人を貶める形容詞だ
穂乃果が一番嫌う形容詞…


穂乃果「凛ちゃん"なんか"じゃな無いんだよ」


穂乃果「凛ちゃん"だから良い"んだよ?」ギュッ

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



   【30日目】 星空凛が高坂家にお泊りします!


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

>>131
穂乃果ちゃんの場合、あくまで"困ってるお友だちをお家に泊める"なので
そこまで深い意味はありません、ちょっとアレっぽく聴こえるけど
それもこれも全部穂乃果ちゃんが無自覚なのが悪いんや!

>>132 
告白は穂乃果の部屋で【告白コマンド】を選び
その後、次の日にその人に告白する場を設ける訳です
電話越しの告白という訳ではありません…

>>133

できます、できますが…お泊り中の攻略対象の依存度が高かったら…
もしも、明日、選んだ人と逢ってお話する内容が告白と勘づかれたら

…その時は…穂乃果に【若さ故の過ち】をしてしまうかもしれない



凛「穂乃果ちゃん!」ギューッ


穂乃果「よしよし」ナデナデ


長い説得の末、凛を泊める事にした穂乃果

何度も言いますが、この寒さの中を小さな女の子たった一人で帰すなど
穂乃果にはできませんでした

ラブライブ!決勝戦前なんだから体調崩したら駄目!とか
人の厚意には甘えなきゃ失礼だよとか!

あの後も色々と一悶着はあり、説得は長引きましたが割愛します




穂乃果「―――うん、だから今日は凛ちゃんを泊めるね?
     本当!?お母さんありがとう!」Pi



穂乃果「電話して聴いてみたけどお母さんも良いってさ!」

凛「うん!凛のママも良いって言ってくれたよ!」



お互いに携帯で親に確認を取り合って二人は居間の炬燵に入ります


先程より外の風音は弱まった気がする…
依然として吹雪である事に変わりありませんが…





何れにせよ、今晩は彼女を穂むらに泊めることは確定事項ですね


持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】
持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数3回)

【アイテムを渡しますか?】


直下

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   うぷぷ…!   オマエラ 団結力ありすぎィ!!!




   【隷姫の常備薬】…ドイツ語で書かれた なんかよくわからん

  どろっぷ みたいなもんですねぇ!!


     早い話 エッチになるお薬ですね!!

    やれやれ…気が早すぎですぜ! さぁ!!いきませうそあほg


 おあhrふぁうぃgはぴが
!?!?!?!

        ウボァー!!!!     ERROR!!!!!
























































   なぁんちゃって♪ 大丈夫でしたぁ!てへぺろ
▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


    星空 凛 ☆☆☆(絆LVMAX)  判定あり!!!


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△



星空 凛☆☆☆



☆×1 → 大切な人を本当に大事にしたい想い 抵抗力15%

『かみ 封殺中等』 → 抵抗力10%

『あびりてぃいorアイテムによる判定強化』 → 抵抗力8%




『アルパカ小屋での 白パカとの会話特典』 → 抵抗力5%






有効:☆×3  アルパカとの会話


合計 抵抗力50%






00~50 凛の精神が耐え切る ☆


51~89 ★ 凛 の 心 が 侵食 された…耐えきれずに穂乃果を…

90~99 ★★★ 醜い強欲に見舞われる、穂乃果を滅茶苦茶にしたい…!

↓2のコンマ
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

▲「…チッ①系統の中でもっとも破壊力のある媚薬を…クソがッ!!」

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△
『☆ excellent ☆』!!



穂乃果「髪もすっかり乾いたねっ!」

凛「うん!」



どっさりっ…☆


籠にいっぱいのお菓子です!
殆ど和菓子ですが…


穂乃果「たはは…ごめんね和菓子しかなくて」


凛「えー?どうして?凛、穂むらのお菓子好きだよ?」


穂乃果「あっ、そっか…穂乃果は餡子とか食べ飽きてるけど
    凛ちゃんはそんなんじゃないもんね」



穂乃果「むー、そう思うとちょっと羨ましいかも」ムムム…


折角ホットミルクを出してあげたんだから
和菓子でなく洋菓子を出してあげたい所だ


凛「気を遣わなくても平気にゃ~」(>ω<)/ニャー


穂乃果「」キュン



穂乃果「あ~!もうっ!凛ちゃんは良い子だなぁ~!」ギューッ


凛「わわっ!///」



穂乃果「穂乃果、お風呂に入って来るからね?
     凛ちゃんは寛いでて?」トテトテ


凛「うん!」




凛「…ずぶ濡れだからってパジャマまで貸して貰って
       おやつも晩御飯も貰って本当に悪いなぁ…」


ゴクッ…


凛「…温かいにゃ…」



口の中に広がるホットミルクの優しい温かさ

さて、早速もらったお菓子を頂こうと凛ちゃんが手を伸ばすと…



凛「にゃ?…なんだろうこの缶…???英語、じゃないよね?」スッ


サクマ式ドロップスのような缶…中身は…振って聴こえる音からして
飴玉か何かだろうか?


キュポン!


凛「あっ、蓋が取れちゃった‥」



コロコロ…


和菓子ばかりがどっさり積まれた籠の中に一つ不自然に埋もれていた缶
英語…ではなく書かれているのはドイツ語だ…

だからそれが何なのか読めないし、缶から炬燵の上に転げてしまった
ソレを見た目的に飴玉以外の何かとは思えなかったのだ





凛「とっとっ…!」ヒョイ




凛「…綺麗、イチゴ味の飴?」



凛「ん~…一度缶から出た物を戻すのは良くない、よね…?」



凛「それじゃあ一つ貰おうかな!」パクッ!






凛(…‥?なんだろうこの味、変な味?)モグモグ コロコロ






凛(…)



凛(…)



凛(………!?)ガクッ






それを口に含んでから少しした後だった

身体が熱を帯び始めたのは…!



凛「な、に…これ…」ハァ…!ハァ…!



ガチャ…!


穂乃果「♪~ふぅ、良いお湯だった~…凛ちゃんっ!?どうしたの!?」


凛「…ハァ、ぁっ…っく…‥ほの…? !?」チラッ




穂乃果「り、凛ちゃん…」オロオロ



お風呂上りで少しだけ紅潮した頬…

 薄らと身体から昇る陽気…潤んだ瞳
これからドライヤーを掛けながら乾かすつもりだったのか濡れた髪
 パジャマ姿で心配そうに屈みながら凛を
      見つめるその姿勢は胸元が少し見えて‥



その全てが魅惑的だった…





凛「ぁ、ぁっぁあああ、うぁ…!?」ガクガク



穂乃果「しっかりして!?」ユサユサ


凛「‥ゃぁん、ダメ…ニャ」




『駄目だ、穂乃果ちゃん離れて!逃げて!』


言えない、声が上手く出せない
熱を帯びた吐息ぐらいしか捻り出せない…っ!



凛「…~っっ!! 穂乃果ちゃんっっ!!」バッ!!


  襲いたい


  襲いたい…!


  オソイタイッ!! 


  今すぐにでもこの子を押さえつけて、身体中を貪りたいッ!

 自分のモノだと痕をつけたい、身体中に自分を刻み付けたいッ!

 自分の欲望を全て吐き出したい、この子に熱を注いでしまいたいッ!!



 そうだ…そうだとも!!!この子は前に言ったじゃないか!?

 自分が求めてきたら受け入れる、拒絶なんかしないと!!

 何を躊躇う必要がある!?両腕を掴んで彼女の身体に覆いかぶさろう

 何ら抵抗なんてできないように、抵抗する気力すら起きないように

 屈服させてやれっ!受け入れると約束したこの子が悪いんだ!

 ははっ!!そうだ自分は悪くないんだ!この子が悪いんだ!!



こんな自分を泊めると言ったのも穂乃果ちゃんだ

 きっとどこかで自分に襲われるのを期待してたんだ!あはははっ!!


――…凛は穂乃果にとびかかり、その肩を掴んだ…ッ!




















- 穂乃果『…私、凛ちゃんを信じるから…だからきっと…』-

















―――ポタッ







      穂乃果「り…凛ちゃん…?」










       凛「…う、ぅ、うぐ…ぅう!!」ポロポロ




       凛「ごめん、なさい…ごめんなざい…」ポロポロ









―――最低だ

―今、自分は…凛は一体何を考えてたんだろう

――こんなにも凛に良くしてくれた子に…今、何をしようとした?







―――自分を"信じて"くれた子に今何をしようとしたんだっ!








   凛「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…っ!」







   穂乃果「…!あの缶は…っ!」

   穂乃果「…凛ちゃんっ!!」ギュッ


     凛「…っ」


     凛「ひっぐ…ごめん、ごめんね穂乃果ちゃん…」グスッ




   穂乃果「…泣かないで」ギュッ




   穂乃果「…凛ちゃんは…"耐えたんだよ、勝ったんだよ"」ナデナデ




  シュッ!!  ボオオォォォォ!!





 穂乃果「…これでコレを燃やすのは2回目だね」


 凛「…っ」ギュッ





焼べられて跡形もなく燃えていくソレを二人は見届けた
燃やし始めて、穂乃果は少し離れた場所で…

未だ自分がしようとした罪の罪悪感で涙が止まらない凛は
 さっきまでの自分の恐ろしさやら穂乃果への気持ちやらで穂乃果の背に
隠れるように…しがみ付きながら燃えてくソレを見届けた…









 『☆ 【隷姫の常備薬】 焼却処分! 使用回数 3→2回)』






穂乃果「…もう大丈夫だよ」ナデナデ


穂乃果「…さっきの事は気にしてないよ?
     凛ちゃんは踏みとどまった…
    凛ちゃんは自分の意志で止まったんだ、だから私も無事だった」



穂乃果「…だからお礼を言わせて、ありがとう」ギュッ


凛「……優しいんだね」ボソ




【30日目】【夜】

【現在お泊り中の凛と行動を共にできます
    その場合 凛の名前もお書きください】


【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】

・ 【居間】

・ 【公園】

・ 【商店街】(ランダム)

↓3

【商店街】を選択…!

【67】
  7 【依存度+:2桁目分】…【依存度60 増加】



ー 精神侵食…! -




☆☆☆星空   凛 依存75
☆☆☆園田   海未 依存-10
☆☆☆東條   希 依存00
☆☆☆南    ことり 依存-36
☆☆矢澤   にこ 依存74
☆☆小泉   花陽 依存75
☆☆西木野  真姫 依存-10
☆☆絢瀬   絵里 依存度-51
綺羅   ツバサ 依存00    



誰の精神を侵食させますか?


↓3

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

   【 南 ことり 】を選択!



 ことり の 心 が 穢 さ れ た …!





  -36/100   →  24/100




▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

【商店街】を選択


あれから吹雪も少しは落ち着いて
今は少し強いくらいの雪風となっている



穂乃果(凛ちゃんは泣き止んでくれたけど…まだしょんぼりしてる)

穂乃果(…『穂乃果ちゃんを護れなかった』って言ってるけど…)


むしろ…護り切った方である

海未、絵里、ことり…それに理事長や雪穂、真姫…
これまで(無かった事になった人もいるが)全員が一度は踏みとどまる事なく
穂乃果を襲ってしまったのだから…

使われて踏みとどまれたのは矢澤にこと星空凛の二人だけである


そういう意味では穂乃果から見て凛はすごく頑張った子だ
十分に誇って良いのだが、それでも凛は落ち込んでいて

彼女の為に何か…せめてお気に入りの銘柄のカップラーメンでも良い
凛が本気で喜ぶモノをあげようと【商店街】へやってきたのであった





コンマ判定!!

一桁目が奇数なら人、偶数ならアイテム
【えぴたふ発動中】

「   奇数 判定ルーチン    ¬


  0 特殊EV
  1 ???
  2 支倉 かさね
  3 ???
  4 綺羅  ツバサ
  5 高坂 雪穂
  6 南 ことり
  7 ???
  8 西木野 真姫
  9 ???
L               」





【偶数】
「    判定ルーチン(アイテム¬


  0 ???
  1 R一つ
  2 普通一つ(ぞろ目でUR
  3 SR一つ
  4 UR2つ
  5 R二つ
  6 ???
  7 普通二つ
  8 ???
  9 普通一つ
L               」



【れべるあっぱー!】消費SP3


現在 穂乃果のSPは00/53です ※使用不可

↓2のコンマ

結果【74】‥【4】偶数






【おにぎり(鮭)】(ランク 普通)


   おにぎりだっ!!!  花陽「」ガタッ
   新鮮な鮭入りでおいしいよ!





 【ミネストローネ】(ランク 普通)

 新鮮なトマトを贅沢に使い、じゃがいも、にんじん
 ウインナーを使った洋風スープ
 人によっては酸味よりトマト本来の甘みが強い物もある






穂乃果「…良いのはあんまり無かったかなぁ…」シュン


凛ちゃんの喜びそうなモノは特に見つからず…

とはいえ、雪の中此処まで来て手ぶらで帰るのもなんだか嫌で
目にとまったお弁当屋さんの半額商品を買って
穂むらに帰っていくのでした…





【30日目】【夜Last】

【現在お泊り中の凛と行動を共にできます
    その場合 凛の名前もお書きください】


【あびりてぃい】【アイテム】

× 【駅前】

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】

・ 【穂乃果の部屋】

・ 【居間】

・ 【公園】

・ 【商店街】(ランダム)

↓2

†【虹色マカロン】使用!



穂乃果「あっ、さっきのお店でおまけに貰ったんだった」つ【虹色マカロン】

ちょっとだけお腹も減っているので食べてしまおう!
夕飯前ですが穂乃果は小さな一口サイズのマカロンを頂きます



穂乃果「…んっ、甘い…!」


SP全回復!


SP00/53 → SP53/53





【30日目】【夜Last】
【あびりてぃい】【アイテム】

× 【駅前】

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】

・ 【穂乃果の部屋】

・ 【居間】

・ 【公園】

・ 【商店街】(ランダム)

直下

SP38/53


キィィン‥!


穂乃果「っ…!」フラッ




穂乃果(…早くお家に帰ろう…)


買い物袋を持って雪に足を取られながらも穂乃果は自宅への道を急ぎます

【30日目】【夜Last】
【あびりてぃい】【アイテム】

× 【駅前】

・ 【台所】(▲?)

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)(▲?)

・ 【穂乃果の部屋】(▲?)(凛)

・ 【居間】(凛)(▲?)

・ 【公園】(▲?)(にこ)(花陽)(海未)

・ 【商店街】(ランダム) (▲?)

直下

【穂乃果の部屋】を選択



穂乃果「…凛ちゃん?起きてる?」ガチャ…






凛「…スゥ…スゥ」



穂乃果(疲れて寝ちゃったのかな…)


穂乃果(昨晩、穂乃果がお泊りした時と同じで
       穂乃果のベッドに寝せてあげたけど…)





穂乃果(よく眠れてるならそれで良いかな)クスッ



子供のような寝顔を見て思わず微笑みます

さて、寝てる子を起こさないように自分は…



1 本を読んでみる


2 【デートに誘う】
※【自室】に居る為好感度80に到達した子をデートに誘えます
  (依存度が01でもある子は難易度が上がります…)

【好感度 80到達 一覧表】



☆☆☆星空   凛   100固定 依存75
☆☆☆園田   海未  100固定 依存-10
☆☆☆南    ことり  100固定 依存24        
☆☆☆東條   希    100固定 依存00
☆☆小泉   花陽  100 依存75
☆☆矢澤   にこ   100 依存74
☆☆西木野  真姫   100 依存-10
☆☆絢瀬   絵里   100 依存度-51
綺羅   ツバサ 100   依存00       


×高坂   雪穂
×理事長

3【告白】 

4 早めに寝てしまう【コンマ分SP 回復】

お好きな番号でお答えください

直下

△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆



         [   最重要 判定   ]


今回を逃した場合、告白を選択できるのは


  [れんあいげぇむ最終日] の【夕Last】&【夜】のみとなります


△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆

△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆
【告白】を選択

【好感度100】であること

【穂乃果に告白した子】であること

【依存度が0である事】

【同性愛の価値観でさゆうされる】


・ 東條 希
・ 絢瀬 絵里
・ 園田 海未
・ 西木野 真姫
・ 綺羅 ツバサ

・まだその時じゃない(やめる)


除外:高坂 雪穂


条件を満たしてない:


【好感度、依存度に問題がある】

矢澤 にこ
南 ことり
星空 凛
小泉 花陽


【除外】
高坂 雪穂
理事長


『ぷれいやぁ』様!よくお考えでお選びくださいませ

↓2
△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆



穂乃果「…いい加減に決めるべき、だよね」




沢山の子に愛を貰った…

自分も言うべきなんだ、答えなきゃいけないんだ







穂乃果「…明日…‥明日、今、自分が想った気持ちを伝えよう」







海未…に自分の気持ちを伝える




それを決めた







穂乃果が今、思った事、それは天の上の誰かにも分からない




高坂穂乃果『同性愛の価値観9』


【貴女とお付き合いします】なのか
【ごめんなさい、お友だちで居させてください】なのか



















凛「……」



星空 凛 【依存度75】


判定

00~74 寝たフリ

75~99 完全に寝てた

直下




凛「……‥」






凛は…起きていた





そして、穂乃果の横顔を見つめていた



何かを決意した時の目をするあの顔を…


凛(穂乃果ちゃん…もしかして…――)




凛(…凛は)

凛(…もしも、選ばれるのが凛じゃなかったとするなら…凛は‥)

凛(…)







































  凛(穂乃果ちゃんに幸せになって欲しいにゃ)





 凛(…だから…だから…)


1 心から応援してあげたい

2 …邪魔、はしたくない、けど…
 ↓3

△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆






―――高坂穂乃果はその晩
     "誰か"への"お別れ"か"誓い"の言葉を決意した





  凛(―――だから)



―――星空凛はその晩
        決意した…





 凛(もしも、選ばれるのが凛じゃなかったとしても)








―――例え選ばれるのが自分じゃなかったとしても

















  凛(…凛が好きになった子が幸せになってくれるなら…)



















   凛(それだけで…凛は幸せだよ…)









―――心から"最愛の人"を祝福することにしたっ!

△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆

訂正 穂乃果の同性愛の価値観は8でしたね


△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆



    最終日 【夜明け』 に 告白が 実行されます




  穂乃果が幼馴染に対してすべき【告白』は果たしてどちらの想いか…



 一度限りの【げぇむ』


 リセットボタンもリトライ機能も存在しない


 たった一度限りの彼女のれんあいげぇむ






  全ては…

△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆▽△☆△▽☆















































うぷ







                  うぷぷ


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲


     ウプププ…!

                     ウププ!

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
※『ブルークレスト』の結果で△の加護が無い

  【丑三つ時】突入率急増…





           判定

     00~90 【丑三つ時】


     91~99 無事に通過


       直下
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲



穂乃果「…っ」ゾクッ




眠りに就いていた筈だった

温かくした部屋で、ぬくもりに包まれて眠っていた


でも…この背筋が凍えていくような感触は…











凛「…穂乃果ちゃん…起きてる」









その声が震えていた



きっと、この子も感じてるんだ

このどうしようもなく嫌な感覚を











【30日目】【丑三つ時】【R・S妨害電波】【(▲?)】




1【ne――】

2【rinn】

3【ma―】

4【so―】

5【de――】

si-  2


1【ne――】 →【nemuri】→【眠り】(睡眠薬所持)

2【rinn】 →【rinn】→【凛】

3【ma―】 →【mado】→【窓】

4【so―】 →【soto】→【外】

5【de――】 →【dennwa】→【電話】





窓を選択…!






















ガタッ





ほのりん「「!」」ビクッ


2人の少女が肩を寄せ合い震えあがります


2階の自分達の部屋の窓に何かがぶつかったからです…!



何がぶつかって来たのか






1 穂乃果が見に行く

2 凛が見に行く

直下



穂乃果「…っ」ガタガタ

凛(穂乃果ちゃん…っ)


震える凛に此処に居てと手で制止、彼女は立ち上がろうとする


…まただ、また凛は何もできないまま…っ




凛だけが置き去りにされて、大切な子は危険な目に遭う!!




そんなの、嫌だ!!





バッ!




穂乃果「! 凛ちゃん!?」



星空凛は穂乃果を守るべく自ら危険へと向かっていく



そうだ、自分が行かないでどうするんだ!と





呆気にとられ、反応の遅れた穂乃果よりも先に持前の素早さで
何がぶつかったか確かめる為にカーテンを捲る!


そこにあったのは…!


【お好きなモノをお書きくださいケケ】

直下



凛「…えっ」



かつて穂乃果も似たようなモノを見たことがありました

あれは【26日目】の【丑三つ時】でした





【ビニール袋に入った古い新聞紙】


それは見てはいけないモノでした


あの日、穂乃果はそれを見る前に上空から
降り注いだ人工衛星<サテライトバンカー>の光に救われたのですが…

今回は全く以って異なります見てしまったのです




そこにはびっしりと一つの文字が掛かれていました



それは

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死



       死 ね



凛「ひっ!?嫌ぁ!!」シャッ!!




あまりにも異様な一面、目が痛くなる程の不吉な文字の羅列

気味の悪さを感じるより先に反射的にカーテンを閉めました







凛「はぁ…っ、はぁ…っ…なんだったの!?今の…」ガタガタ







一つ分かった事があるとすれば…窓に飛んできたのは
ただの紙っ切れだったという事だ、だから危険はない筈だ


まだ何処か恐怖心で麻痺してる脳で結論付けて

穂乃果に言います



凛「ほ、穂乃果ちゃん…とりあえず大丈夫みたいだにゃ!
   だから早く寝ちゃおう!」


























凛「…」










凛「穂乃果ちゃん?」





返事が返ってこない


開けた人物 星空凛

コンマ判定
☆×1 → 22%

00~66 振り返った直後に涙を浮かべた穂乃果が凛に抱き付いてくる

67~99 💀


直下

可能なら凛のワンダフルラッシュで33

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

GOOD!!!




  ダキッ!!



凛「にゃぁっ!?」





穂乃果「――-っ!――っ!」ヒシッ!



凛「ほ…穂乃果ちゃん…?」



穂乃果「…っ、た」








穂乃果「良かった……無事で良かったぁ」ツーッ




凛「…」


凛「穂乃果ちゃん…怖い夜はもう終わったんだよ
   だから凛と一緒にお布団で寝よう…」ギュッ








凛(……凛、護れたかな?)










これまで星空凛は何度も【悪魔】に酸苦を味あわされてきた

護りたい子を護れず、あまつさえ心乱されて穂乃果を傷つけた


でも…




凛「行こう?」ギュッ


穂乃果「…うんっ!…うんっ!」コクコク






  …やっと  やっと 一矢報いたんだな…
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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>>222 凛と共にいる(お泊り)為この場合は使用可能でした
    ここぞという時に力を生かせるのが凛ちゃんの強み


💀だった場合絵本のページが一枚増えていました

凛ちゃんが☆×3だった為助かる確率が高かった+あびりてぃいもあった

ちなみ "かみ"の攻撃対象である穂乃果ちゃんが直視してたら問答無用で
アウトでした… 



凛ちゃんが救世主すぎる…!天使ですね!!
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  はぁぁぁ!? んだよオイ またか? BAD特典アイテムにつづいて

 丑三つ時の贈り物もキャンセルゥゥ!? クソがっ!ふぁっきん!!





  はぁ…! はぁ…!  わたくしさま おこですよ おこ…!


 …まぁ、いよいよ最終日だわな


  ここまでで 数回は BADエンド見れたし まぁよしとしてやろう…


 次は【11月22日日曜日の夜19時予定】だ


…猫め、始末すれば良かったか…チッ

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このスレの花陽は穂乃果に絶交されてない事を有難く思ってない気がする

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    あー あー まいくてすと まいくてすと!


   おっほん!  ほんじつ も 【げぇむ】をさいかいします!



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          ≪ "きちがい" の つくった 舞台 ≫
            れ ん あ い げ ぇ む 



               { LAST DAY }




















     『特殊イベント:告白』 『夜明け』














『穂乃果の同性愛の価値観』…8



価値観1×5%


???×?%

???×?%




???×( -?% )















    ザザッ



――――世界は変えようと思えばいくらでも変えられる





その日、園田海未は朝早くに目が覚めた

武家の子であるため陽が昇る前に目を覚ます事は度々あった


だが、今日はそれとは比にならないほどに目が覚めた

人間は寝起きだと脳が上手く回らない、だが今日に限って海未は
未だかつて無いほどに冴えていた

ラブライブ!の最終決戦だからか…それとも…









海未「…」





「お早うございます海未さん」


海未「お早うございますお母様」





海未母「ふふっ朝から精神統一ですか?」


海未「はい…」





海未母「…どのような答えであれ受け止めるのですよ」


海未「えっ」






海未母「いえ…何か大事な事を控えた時の顔をしていましたから…」


海未「…はい」






事前に何かを知っていた訳じゃない


ただ…"予感"がした、それだけだった






海未「」スッ



海未は立ち上がる…まだ陽の光も入り込まない道場の床は冷たかった













           海未「…お母様、行って参ります」

          海未母「ご武運を…」








多くは語らない


母と娘…その間には言葉以上の何かがあったのかもしれない




例えどのような結末でも今の海未なら…きっと

















――――
―――
――




【同時刻:穂むら】




ガラッ…

スタスタ…


「行っちゃうの?」



穂乃果「…黙って出ようと思ったんだけどなぁ」


雪穂「何年お姉ちゃんの妹やってると思ってんのさ
                   分かるよそれくらい」





穂乃果「たはは…敵わないなぁ」




困ったように笑う姉の顔…

長年一緒だったから分かる…想いを告げに行くんだ、と





雪穂「行ってきなよ…」ニコッ


穂乃果「…行ってくるね」























雪穂「……」

雪穂「はぁ…ダメだなぁ私…もう諦めたのに…未練がましくて」




雪穂「…お姉ちゃん、自分の気持ちを伝え来てよね」
















同じ時間、同じように家を出た二人は互いの家へと向かう

"なんとなく"…逢える気がするから


朝早すぎて…まだ向こうは寝てるんじゃないか、そう思う

それでも今すぐに逢いたい


そして…


ほのうみ「「あっ!」」バッタリ


曲がり角を曲がればそこには会いたい人が居た







             【公園のベンチ】




海未「ふふっ、おかしな話ですね!お互いに顔を見たいと思ってたら
    ばったり遭遇するのですから…」


穂乃果「どれだけ考えることは同じってことだよっ!」えへへっ!







海未「…やはり朝方は冷え込みますね」

穂乃果「うん」




海未「…少しだけ、寄り添っても良いでしょうか?」

穂乃果「おおっ!積極的だねっ!
     いつもなら『もうっ!くすぐったいです!』って言うのに~」


海未「いつも湯たんぽ代わりにされますからね
    たまには私からお返しですよ」








穂乃果「…良いよ、来ても」

海未「はい…」ギュッ






-温かい…



-繋いだ手も…寄り添う肩の温度も…

-少しだけ自分の肩にもたれ掛るような穂乃果の顔…




-…全く、これじゃあどっちが寄り添ったのか分からないじゃないですか





海未「―――――」



海未の発言or行動 ↓2



-このまま…



-このまま、刻が止まってしまえば良いのに





時を巻き戻して…いつだったか書こうと思った歌詞のフレーズ
美しい日々、いつまでも続いて欲しい時間をまたもう一度

聴く人が聴けば様々な捉え方ができる、そんな言葉



そして…"止まれば良い"それは――







海未「こんな時間がずっと続けばいい、私はそう思います」


穂乃果「うん…」ギュッ




一層、握られていた手の力が強まる



ああ、本当にこのまま世界が止まればいいのに







けれど世界は動く



時の流れに停滞は無い

あるのは常に未来方向へ続く一方通行



世界は変えようと思えば変えられる、自分が望むならば



"望むべき結末"へ向かう事ができる








穂乃果「海未ちゃん…私、今日はどうしても海未ちゃんに言いたいの」







   常に"刻"は未来方向へ…停滞も、後退もありはしない




        全ては……!










      穂乃果「私…『            』」














    ① 好きという意志を伝えるか、付き合えないと伝えるか
    ② 付き合うのならばコンマ00~10以上が4つあれば


        『告白 内容もご自由にどうぞ…』

        Last  Shot  ↓ 5までで多い方

もうひといきじゃ パワーをコンマに

好きという意思を伝える

①海未ちゃんの事が好き…!

海未ちゃんが好き!

このレスは判定に含めない


失礼しました…説明が不足していましたね

付き合うことに対してYESかNOかを答えてもらい

"付き合う"ならそういった内容でかつそのレスがYESなら
コンマ10以上でGOODということです


>>252 YESなのかNOなのかをお書きください

YESで

【現状】

>>253 好き 08
>>254 好き 45
>>255 好き 68





条件① 好き が多い

条件② 10以上が…現状3つ




>>252 YESかNOか…→【不明?】 【08】

        ↓

>>258 YESかNOか…→【YES】 【60】



条件② コンマ10以上が4つ…


>>251から↓5までという内容ならば条件②は満たせていない

けど>>251を判定に含めず>>258を採用とするならば成功になっている



…この場合、反則になってしまうのか悩みどころ…



最後の最後でもう一度だけ 再判定とします


   正真正銘のLast Shot

       ↓2 コンマ 10以上で付き合う





ザッザッ…





-雪穂ちゃんが穂乃果ちゃんを見送ってたにゃ



-えっへん!凛だって早起きくらいできるんだもんっ!


-まだちょっと眠くって目を擦っちゃうけど…
             でも眠いのなんて我慢するにゃ!











- だって今日は…















雪穂「! 起きてたんですか?」




-うん…! おはよう雪穂ちゃん!あのね…凛…





雪穂「…見届けてあげてください」




-ほわ~…凄いやっ!凛まだ何も言ってないのに凛の言いたい事
  全部分かっちゃったね!!




雪穂「私は…見届けられません、そんな勇気が無いから」



-凛は…黙って頭を下げたにゃ








-この先に行けるのは…凛だけなんだよね




-こうしてばれないように誰かの後を追いかけると
           小さい頃見た刑事ドラマを思い出すにゃ!


-偶然ばったり出会った二人は公園に向かったんだ…






-穂乃果ちゃんと海未ちゃんは二人でお話して…あっ、穂乃果ちゃん
  海未ちゃんの肩に頭を乗せてる!













-…なんとなく、なんとなくだけどね


-凛、分かっちゃった気がするんだ
















-もう…あそこに凛の居場所は無いんだなぁって



-穂乃果ちゃんが口を開いた、ぎりぎり二人の会話が聴こえる位置に居る

-だから凛には二人が何を話してるか聴こえるんだ









-そしたら強い風が吹いてきて、粉雪を巻き上げていったんだ…



-穂乃果ちゃんの言葉も一緒に…





-風の音で最後にどう言おうとしたのか…凛には分からなかった



-でもね…

――――
―――
――







-涙が…止まりません







海未「…っ!………っ!!」ポロポロ




穂乃果「…ごめんね、海未ちゃん」ギュッ








海未「…貴女は…どうしてこうも…私を泣かせるんでしょうね」







-本当にあなたって人は…っ!










穂乃果「覚えてる?昔、夜中の神田明神に行った日の事」


海未「…覚えてますよ」



穂乃果「あの時は穂乃果が大泣きしちゃったんだよね…たはは」


海未「全くですよ…」





海未「あの日、あそこでお化けの話をしてて…
               そしたら茂みで何か音がして」


海未「あれはお化けなんかじゃなく
       茂みの中に居た猫か泥棒だって話でしたね」




穂乃果「うん…」


海未「お化けが出たら鞄をぶつけてやっつけるんだって
    言っておきながら貴女は大泣きして私より先に逃げて…」


穂乃果「ご、ごめん…」シュン



海未「私はあの後、泥棒を探しに来たお巡りさんに連れられて…
    泥棒の話を聴いて…」





海未「それで居ても経っても居られず真っ先に
            貴女を探しに行きました」


穂乃果「覚えてるよ…涙とか鼻水もたくさんつけちゃったよね」



海未「何度も『うみちゃんうみちゃんうみちゃん』って名前を呼んで…」



海未「…思えばずっとあの時から貴女だけは守りたい
     そう思ってたのかもしれません」





海未「…あの時は貴女が大泣きして、でも今は…」



-私は…目元の涙をぬぐいます






海未「…私で良いんですよね?」グスッ


穂乃果「…悪い訳ないでしょ?」ギュッ





穂乃果「…もう一度だけ言うよ…ううん!言わせてっ!」






















     穂乃果「海未ちゃん…!私と…穂乃果と付き合ってください!」


      海未「…喜んで!」































-……ふふっ!穂乃果ちゃん!海未ちゃん!おめでとうにゃっ!!


-良いモノ見れたなぁ~♪よぉーし!歌でも歌って帰るにゃ!


-恋のシ~グナル!りんりんりんがべ~♪

-聴こえた~ら お返事……



凛「…う、うぅ…」ポロポロ








      「…うわあぁぁぁん…っ!」

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*********************************


――――園田 海未と恋人になった…!



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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲


       後回しにした【30日目終了のインフォ】




  や~れ やれ…ついに告ったかぁ…






  さて オマエラ  【れんあいげぇむ】 の もう一つの顔が

 いよいよ でてきますね!!  はぁ~ 脳汁 あふれそう!!







  ええ そうです







 【ダ イ ナ ミ ッ ク 失 恋 大 R U S H 到 来】




 思う存分 絶望するが 良い…!



********************************▽
座サッ

【ハーレム√】に関して…


この√を選択したい場合…→既に日数(告白の機会)不足 → ×

*********************************


  ふぅ…やっぱり 一妻多妻制より 一人の女の子だよね!








 ところで 奥さん NTR と言う物をご存じですか?


 良い話があるんですがねぇ…

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 恋人になって最初の方は関係両行だったけど

 考えの違いやズレから夫が妻にDVを振るい
    奥さんの身も心もずたずたにされてしまう、悲しいけど
  そういう現実がある




 そこから別の誰かが優しさを見せて奪い去っていくという…EVが
 かなり初期からありましたが…


 恋人からDVを受ける穂乃果ちゃんなんて
  今更、可哀想すぎて書ける訳ないだろ!!いい加減にしろ!キリッ









つ【憤怒の種】













日数的にチャンスなど無いだろうと判断、これは没EVとしておきます


ハーレムをご期待の方には申し訳ありませんが…

この先は"穂乃果ちゃんから皆へ『ごめんなさい』伝えて貰います"


※…相手へお断りの言葉を述べる際、判定があります



夫のDVを受けるなんて酷いEVは没としておきます




夫のDVを受けるなんて酷いEVは没としておきます




夫のDVを受けるなんて酷いEV『は』没としておきます




【役立たずな かみさま インフォ 終了』
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【 最後 の 日 】【 R・S 】






穂乃果「海未ちゃん…」

海未「穂乃果…」






海未「―――」


海未の行動or発言

直下



ぐぅぅ…!


ほのうみ「「あっ…」」



海未「…クスッ、朝ご飯食べてきてないんですか?」

穂乃果「そ、そういう海未ちゃんだって!」



海未「なら…まずは腹ごしらえですね!」


穂乃果「うんっ!!!」






これから【朝】を迎えようとしている…

2人はどちらの家へと向かうか…


―【30日目】で使用した【R・S】発動中―


・【高坂家】(…?雪道に誰かの足跡がまだ残っている…(凛))

・【園田家】(海未母から海未へ、そして穂乃果へ渡る銀の指輪)


↓2


【園田家】



海未「ただいま帰りました…」

穂乃果「あ、あの!お邪魔します!」




海未「ふふっ、どうしたんです?
    今まで何度も泊りに来てたじゃないですか
           急にかしこまらなくても」




穂乃果「う、うん…でもね
      その…お、お付き合いしてから‥
             だと緊張しちゃって//」モジモジ




海未「」



海未「可愛い」



穂乃果「ふえっ!?」


海未「ハッ!い、いえ…川は良いと言ったんです!!今度
    川釣りに出かけましょう!?」


穂乃果「う、うん…でも
    今は冬なんじゃ「おっほん!私が朝食を用意しますからね!?」




―――
――

【お台所】


トントン‥! グツグツ…!



海未「ふぅ…つい、口走ってしまいましたね…」トントン









- 穂乃果『海未ちゃん…!私と…穂乃果と付き合ってください!』-





海未(…あの時の頬を染めた穂乃果の顔…少しだけ上目遣いな潤んだ瞳)



海未(はっきりと…でも少しだけ震えていた声…
    ありったけの勇気を出して言ったのでしょうね…)



海未(…//うぅ…//)ブンブン!



海未母「海未さん…包丁を持ったまま首を振るうのはいけませんよ?」


海未「ハッ!す、すいません‥!」








海未「…その、ただいま戻りました!」


海未母「はい、おかえりなさい」ニコッ





海未母「…穂乃果ちゃんが来てますね?」

海未「はい…」





海未母「…自由に御生きなさい」


海未「!」





海未母「跡取りの事や悩みはあるでしょう?」


海未母「…心配はしなくても良いのですよ?
     海未さんは海未さんの幸せをつかんでください」





海未「…ありがとう、ございます」フルフル










海未母「それと…」スッ



海未「!これは…!」



海未母「昔…私が頂いたモノです…お母様もお婆様も皆です」



海未母「石は古いでしょうが…良いモノですよ」


海未「い、頂けません!このような価値あるモノ…!」


海未母「では‥これは売って地金に変えてしまいますか」

海未「そ、それは‥!」



海未母「嫌ならお持ちなさい、そして…貴女の好きなようになさい」



海未母「どうしても困ったら今言ったように地金とするも良し
      次の人へ渡すも良し、任せますよ?」








海未「…頂きます…」グッ







―――
――









- 穂乃果…

―んー?なぁに海未ちゃん



‐その…手を出して貰っても良いですか?


― ? こうかな?







― あっ…!


‐…良かった薬指にピッタリです


―…こういう不意打ちはズルいよ…

‐ふふっ偶には私だって不意打ちしますよ?



―…海未ちゃん
‐穂乃果…






            ギュッ…!




『貰った銀の指輪(海未』を入手した

【 さいご の ひ 】【R・S】




穂乃果「…すっかり遅くなっちゃったかな…」


時刻は既に朝の9時…



陽も昇らない早朝に出かけたというのに




穂乃果(…お泊りに来た凛ちゃんはもう帰っちゃったよね?)




穂乃果「海未ちゃんと恋人かぁ…」スッ



右手の薬指にはまったシルバーの輝きを見つめる




穂乃果「…///」プシュー










穂乃果「……皆には伝えた方が良いよね」シュン



以前、希からハーレムの一つの手じゃないか
そう言われはした…


でも、海未に想いを伝えて…そして…

一途な愛を受けて…やっぱりたくさんの人を選ぶのはできない
そう悟った…




穂乃果「…行こう、きっと色んな事を言われるんだとは思うけど
                           それでも…」


これだけはしなくてはならない…

【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(▲?)(にこ)(凛)(花陽)(ツバサ)

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(絵里)(希)

・ 【公園】 (真姫)(ことり)(花陽)(▲?)

・ 【商店街】(ランダム) (▲?)

↓3

【居間】を選択



穂乃果「あれ?誰か来てるの?」


家に帰って来ると玄関には見知った人物の靴が置いてあった



今日がラブライブ!最終戦だから…


だから来てくれたのかもしれない



その人は…


コンマ判定

00~33 希

34~66 絵里

67~99 2人共


直下

結果【97】


穂乃果「あっ!」




居間には…3年生の二人が来ていた


絵里「穂乃果!出かけてたの?」

希「お邪魔しとるよ?」



穂乃果「二人とも…!いらっしゃいっ!」



ある意味、好都合

ある意味…良くないタイミングだ




希「…」ジィー



希「悩み事?」



穂乃果「えっ…」


希「顔に書いとるよ?」

絵里「そうなの穂乃果?」


穂乃果「それは…」



穂乃果「―――」

自由発言or行動

↓2





穂乃果「二人に…どうしても言わなきゃいけない事があるの…」





誤魔化したり…そういうのは良くない


何より…勇気をもって想いを打ち明けてくれた二人への裏切りでもある






言わなきゃいけない、いつかはこんな日が来ると分かっていた


言うんだ





希「穂乃果ちゃん?」

絵里「…どうしたの?」




穂乃果「あのね――――」



――――
―――
――






絵里「…」

希「…」




穂乃果「―――だから、ごめんなさい」







希「そか…」


絵里「…」





希「―――」↓1


絵里「―――-」↓3



希「…おめでとう!」ニコッ


穂乃果「希ちゃん…」


ハーレムの提案をしたのは東條希だった
"自分が選ばれなかった時"を最も恐れたのが彼女だったんだ



希「…未練がましいのもみっともないから、心から祝福するんよ!」



希「いやぁ~!それにしても海未ちゃんかぁ!
         やっぱり勝てへんなぁ~たはは…っ!」






希「さてと、エリチは言いたい事あるんやろう?」


絵里「…ええ」


希「なら…ウチは席を外した方がええかなぁ~」よっと!

希「話が終わったら言ってね~♪」フリフリ


笑顔で…笑顔で彼女は居間から出て行く



パタン…





希「…」



希「…グスッ」



希「あっ…、あかん、涙でてもうた…」


希「ははっ、なんや…未練がましいのはみっともないって言ったのに」






希「…ウチ…穂乃果ちゃんに未練たらたら、やんか…あははっ」ポロポロ



希「うっうぅ…ふぐっ…穂乃果ちゃん…穂乃果ちゃぁぁん」


俯いていた彼女は泣き崩れ…膝から床へと…落ちていく




絵里「…」
穂乃果「…希ちゃん、聴こえてるよ…」




穂乃果「…ごめんなさい」

穂乃果と絵里、二人だけの静寂が支配する室内にすすり泣く声が入り込む



絵里「…私にはもうチャンスは無いのかしらね…」


穂乃果は、何も答えてくれない
答えられない



絵里「…そっか海未にはもう勝てないか」


絵里「あ~あ、初めての恋だったのになぁ…振られちゃったか」



ちろっと舌を出し、海未ならしょうがないかぁとウインクする絵里


絵里「…気に病む必要はないわよ」

穂乃果「えっ」



絵里「貴女は…誤魔化しも何も無く正直に話してくれた」



絵里「それだけで…何よりも十分よ」ギュッ





強く穂乃果の身体を抱きしめる


この温もりも暖かさも…彼女だけのモノなのだろうな…



穂乃果「…ごめんなさい」

穂乃果「ごめんなさい…っ!ごめんなさい…!」ポロポロ



心が痛い

 廊下から扉の隙間を潜り抜けて来る希のすすり泣く声
絵里の本当は大声で泣きたいけど穂乃果の為に無理して笑う気遣い

全てが心を締め付ける…!



         「…穂乃果、もう泣かないで?」

         「私はね…貴女の笑顔が好きなのよ」クスッ


    「向日葵やお日様が元気出してって?励ましてくれるみたいな」



       「そんな素敵な笑顔だから好きなのよ?」

            「…泣かないで?」



   穂乃果「…そんなこと、言わないでよ…」


   穂乃果「そんな事言う絵里ちゃんが一番泣きそうじゃん…っ!」






       絵里「…気のせいよ、そんな訳、ないじゃないの…」ツーッ









           絵里「…さぁ!もう泣き止みなさい!」





"泣き止みなさい"



誰への言葉か?






         穂乃果「…ヒッグ…エッグ…」ポロポロ




   絵里「ほら…良いのかしら?
         あんまり泣いてるとチュウしちゃうわよ?」ポロポロ





      絵里「それじゃあ…グスッ
            浮気になっちゃうでしょ…っ!」



      絵里「海未に怒られるわよ!良いの…っ!」





         穂乃果「…っ!」ブンブン


どれだけ力を込めても零れ落ちる涙は止まらない


 ありふれた悲しみ…恋をすれば誰しもが味わうであろう悲しみは
とめどなく溢れだす





  涙声で自分でもみっともない
   そう思いながら絵里は穂乃果への叱咤激励を惜しまない





  自分が好きになった子へのせめてもの手向け

  自分の最高の好敵手への手向けでもあるのだから



― 1時間後 ―


落ち着きを取り戻した2人は戻って来た…





絵里「ごめんなさいね…みっともない所見せて」

希「先輩の面目丸つぶれやもんなぁ…」


μ'sに先輩後輩は無し…だが人生に置いては一年上の彼女達だ
μ'sとしてではなく人としての面目を口にする…




穂乃果「…そんなことないよ」




絵里「…なんだか、すっきりしたかしらね」

希「…せやな…モヤモヤしたもんがすっぱり消えた…そういうのかな」



不安は抜けた、望む展開じゃなかった
欲しかったモノは手に入らなかった



でも…気分は太陽が射したように晴れやかだった




絵里「ラブライブ!最終決戦前に
    このことに決着がつけれたのは…良かった」


絵里「これで心残りも無く挑めるってモノよ」

穂乃果「…はは、絵里ちゃんらしいね」

穂乃果(…本当にごめんね)





絵里「他の子の所にも行くんでしょう?」

希「ウチ等は止めたりせんよ…この子には言った方がええと思う子には
   言ってもええし、ラブライブ!が終わってから言おうと思うなら
   無理に今、言わんでもええと思う…」



穂乃果「…うん」


持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』×2【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】【ミネストローネ】【おにぎり(鮭)】

持ち物★
【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数2回)


【誰かに何か渡しますか?】

直下

【 さいご の ひ 】【R・S】【朝Last】


穂乃果「…」

雪穂「二人とも…帰っちゃったね」


穂乃果「うん…」


穂乃果「強いよね…二人とも」






穂乃果「…」




穂乃果「ふんっ!」パシンッ



雪穂「お姉ちゃん?」



穂乃果「っ~いったぁ…」ヒリヒリ




穂乃果「…いつまでもウジウジしてらんないもん
       このままじゃ希ちゃんと絵里ちゃんに悪いもん」



頬を叩いて、気合を入れる!
ラブライブ!最終戦…それもある、だが一番は自分がこれでどうする!


希の気持ちをちゃんと感じなかったのか!

絵里の叱咤激励は届かなかったのか!





穂乃果「…もう、泣き止むよ…っ!」


【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(にこ)(凛)(絵里)(ツバサ)

・ 【台所】(▲?)

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(海未)(ことり)

・ 【公園】 (真姫)(ことり)(花陽)

・ 【商店街】(ランダム) (▲?)

↓2

【商店街】を選択


穂乃果「…」キョロキョロ


  ワイワイ  ガヤガヤ


商店街の至る所にラブライブ!最終決戦に関する張り紙がある

いつもの街並み…だけど今だけは違う世界に見えた



穂乃果「昨日は凄い雪だったけど…あらかた雪かきもされて道も
     大丈夫そうだね…」


街並みを歩きながら、最後の舞台に想いを馳せる…
そして…


【コンマ判定】


一桁目が奇数なら人、偶数ならアイテム
【えぴたふ発動中】

「   奇数 判定ルーチン    ¬


  0 特殊EV
  1 スクフェスモブ
  2 ???
  3 ???
  4 綺羅  ツバサ
  5 ???
  6 南 ことり
  7 ???
  8 西木野 真姫
  9 ???
L               」





【偶数】
「    判定ルーチン(アイテム¬


  0 ???
  1 R一つ
  2 UR1つ
  3 SR一つ
  4 UR2つ
  5 R二つ
  6 ???
  7 普通二つ
  8 ???
  9 普通一つ
L               」



【れべるあっぱー!】消費SP3


現在 穂乃果のSPは38/53です
   使用の場合は明記してください


↓2のコンマ

結果【45】…奇数で【4】


ツバサ「あ…」





そして…変装中の彼女が居た




―――
――



カラン…カラン…



店員「いらっしゃいませ」


穂乃果「此処…久しぶりですね」

ツバサ「2ヶ月ぶりかしらね…貴女と初めて出会って
     それから入った喫茶店」






店員「ショートケーキセットになります」コトッ





ツバサ「……いよいよね」




何に対して言ってるかくらいわかる



これに対して穂乃果は‥



穂乃果「―――-」


自由発言or行動


【口封じ中】


――or自由行動

↓2



穂乃果「んっ」パクッ!



ツバサ「あらあら…」



穂乃果「!…」ジタバタ


ツバサ「一気に全部食べようとするからよ?」クスッ




ツバサ「…こうしてると今日が貴女との対決だなんて思えないわね」





2ヶ月前、こうやってこの場で何でもないような日常の出来事を話して
普通の女子高生と同じように会話をした


ツバサにとって"対等"な人間との貴重な一時




ツバサ「はいっ、紅茶よ」コトッ



穂乃果「…ぷはぁ…死ぬかと思ったぁ」


ツバサ「決戦前にケーキを喉に詰まらせて死んじゃうなんて駄目よ?」







ツバサ「……時に、貴女はやっぱり
      ご両親や親しい人は見に来てくれるの?」


穂乃果「…うん、妹の雪穂も皆で応援に来てくれるって」


ツバサ「そっか…羨ましいわね」ボソ


穂乃果「ツバサちゃん?」



ツバサ「…なんでもないわ」




【好感度等に変動はありませんでした…】

持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』×2【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】【ミネストローネ】【おにぎり(鮭)】
持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数2回)


【何か渡しますか?】

直下

【アイテムは渡しませんでした】

【 さいご の ひ 】【昼】【R・S】


時折切ない顔を見せるツバサ…

身内など親しい人が見に来てくれるのか…そういった内容だった




穂乃果(ツバサちゃん…もしかして…)




穂乃果(……考え過ぎなのかな)





【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(花陽)(海未)(ことり)

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(にこ)(雪穂)

・ 【公園】 (凛)(真姫)(ことり)(▲?)

・ 【商店街】(ランダム)


直下

【台所】を選択


穂乃果「ただいま~」


雪穂「あっ、お帰り…」



穂乃果(居間に湯呑とかおいてある…)


穂乃果「さっきまで誰か来てたの?」


雪穂「うん…にこさんがね」



行き違いだったのでしょうね…




穂乃果「にこちゃん…」


穂乃果(にこちゃんにも凛ちゃんにも
      …それに真姫ちゃんやことりちゃん、花陽ちゃんも)






無理して言う必要性はない…最悪【夜Last】終了後…




つまり、最悪の3ヶ月が終わる寸前で言ってしまっても良いのだから


【穂乃果の料理LVは 9 です】

よって、好きな物<アイテム>を精製可能です



【一度、手に入れた事のある食べ物系アイテム】

【カップラーメン】【飴玉(イチゴ味)】【飴玉(メロン味)】
【チーズケーキ】【おにぎり(鮭)】【ミネストローネ】【プチトマト】
【チョコレート】 【じゃがバター】【お野菜お粥】
【焼肉弁当】【キャラメルシフォン】
【ピロシキ】【揚げ餃子】【バタークッキー】【かぼちゃサラダ】
【辛口麻婆】【海鮮丼】【運命ババロア】
【マジックタルト】【思い出の林檎飴】


【一度も手に入れた事の無い食べ物系アイテム】

【?????????】精製 (コンマ判定)


直下

手に入れた事のあるアイテムか入手してない物か選んでください

(また入手済みの場合は何を作るかまで記入)

未入手アイテムを選択!

コンマ判定☆

71~99+ぞろ目 UR

00~70 SR

 【料理系アイテムRをコンプリートした!!!】

 【料理系アイテム普通をコンプリートした!】


直下

結果【16】




【穂むらのおはぎ】(ランクSR)

最高のお米を使用した絶品!老舗の和菓子屋【穂むら】だけに伝わる
特別製です…!

夏の暑い日は冷えた麦茶とご一緒にどうぞ!


ガチャptを使用するURボックスをpt消費無しで使える

URボックスに限らずpt使用のモノなら

0pt~1000pt分 お好きなだけどうぞ!





穂乃果「…できた」



ほのパパ「…」じーっ



ほのパパ「」カンペキダ!



穂乃果「えへへ…!」


餡子は飽きる程だけど、褒められるのは嬉しいかな

お父さんに褒めて貰ってにんまりとする穂乃果ちゃんでした…




穂乃果(もう少し早く帰って来れれば
       居間に居たにこちゃんに渡せたかな)



もう居ない友達に最高の出来を見せたかったが…
まぁ居ないのなら仕方ない

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  こんかい は ここまで! 次は 【11がつ 24か 火曜日19時】




  このスレでもしかしたら終わるかもしれんね!! うぷぷ…!

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>238 別々という訳ではないですね…
    一部を切り取って人形に入れてるからある意味一緒な気も…


>>239 それは無いです、断じて
(そもそも穂乃果は絶交しようと思わないですね
      本当に悪いのは花陽じゃないですし…)


*********************************

*********************************

    ラブライブ開催の時間は【夜Last】で行われます


 【 さいご の ひ 】 【夜Last】分の(▲?)判定は【夜】で
行われるので2回分ありますね…


*********************************

告白の判定コンマで失敗しているから
yesnoに関わらずbad扱いで計2ミスの告白失敗のはずなのに
再安価が発生してさらにyes扱いでコンマ判定のみなのが意味わかんない
こんなんで付き合いましたといわれても海未ちゃん推しじゃない身としては納得できないわ


全体に伝えとかないとライブに響くかな?

ΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘ




 此度は…いえ、居るか分かりませんが初代スレよりお付き合いの方


 いつもお時間の許す限りお付き合い頂きました…有り難く思います





  進行の度合いにもよりますが…おそらく今宵、もしくは

  後1~2回の更新で本ゲームも終了となる事でしょう

  本編再開前に少々小言にお付き合いください…

  興味の無いお方は飛ばしてくれて構いません…









  まず、私はGMだとかそういうの関係無しに"約束の件"は必ず守ります


  一周年記念の3品

・  (もう夏は終わりましたが)夏終わらないで
・  にこ主人公の凶げぇむ&穂乃果の異世界帰還の話
・  りんまきSS


これだけは"約束"通り必ずお書きします


これ以外は…もうラブライブ!関係は二度と書かないようにしようか
正直悩んでいます



 "このげぇむ"を作ろうと思った瞬間からです


理由は‥れんあいげぇむの存在理由そのものにあります…



止めようとも思うけど、本音を言えばまだ色んな話を書きたい
最終的にどうしたいかは全て終わってから考えますので…



くだらない話でお目汚し失礼いたしました…
ΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘ

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲



   わっはぁー!!! こんや も 【げぇむ】 はじめるZE


   さぁ!  さいかいだー!!!ヒャッハー


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
*********************************
返答

>>338 最初確認した段階で『付き合う(YES)』の内容が3レス
    この時点で条件①は満たしており、次に更新して確認したら
   4レス目が『10以上』で判定がうやむやになってしまったからです

この手の事態は過去にありまして…悩んだ末に再判定とさせて貰いました


>>339 別にライブ事態に影響はありません

    …影響があるのは既に通過しましたのでボソ


*********************************

.

             <<ステータス>>


高坂穂乃果

SP38/53





        -  『恋人 海未ちゃん』   -



             戦果


       <学園祭 ライブ 『No brand girls』>

         ☆☆☆☆ 成功(A-RISE越え には至らず)


       <水着コンテスト  『ν's』   >

         ☆☆☆☆ 2位に導く



        < UTX学院 ハロウィンEV >

         ☆☆☆☆  2位に導く









      <<<< スクフェスモブ達との繋がり >>>>
<<<< μ'sを応援してくれるファンである彼女等との親睦率『絆』>>>>



   ☆☆ …少々疎か? → 団結して雪かきしてくれる程ではない




  (補足…水着コンテスト時
     クール系統の部員に『ラブカストーン』使用を確認

    特殊コード…A-RISE戦での『コンマ操作系』使用許可

    使用個数1つ → 一度のみ可能





        A-RISE 戦での最終判定ステータスが構成されます…



  Now Loading…!



  Now Loading…!



  Now Loading…!





        ☆衣装:Snow halation
        ☆楽曲:Snow halation

持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』×2【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】【ミネストローネ】【おにぎり(鮭)】
【穂むらのおはぎ】

持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数2回)




持ち物‡

【虹色マカロン】(残り2日)

【"お気に入りになった"リボン】(残り2日)

【熱意のブローチ】(残り2日

『Wonderful Rush だワン!』(使用可)

『 蒼の神話 』(使用可)






以下、本編再開

【 さいご の ひ 】【昼Last】



【R・S】…がきれた






穂乃果「すぅ…すぅ…」



雪穂「…はぁ、今夜が最後の戦いだってのに…緊張感の無い顔して…」


炬燵で眠る姉の顔を見つめて
雪穂は一人呟く




雪穂「…頑張れよ」




後12時間もしない内に決戦は行われる…






【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】

・ 【居間】

・ 【公園】

・ 【商店街】(ランダム)


↓3

SP23/53





穂乃果「」パチッ


雪穂「あっ、起きた」


穂乃果「…あー、ゆっきーおはよう…」ポケー


雪穂「とりあえず顔洗って来たら?」


穂乃果「そーする…」ノソノソ



炬燵布団から出て…まだ残る眠気を飛ばしきろうと洗面所へ向かう




穂乃果(…良い夢見てたのになぁ…目覚まし時計代わりにしては
     酷いんじゃないの)ズキズキ




眠ってた所で頭部への痛みが現実へと引き戻す

冷えた水で意識をはっきりとさせ彼女はこれからすべき事を思い浮かべた


【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(ツバサ)(絵里)(にこ)(ことり)

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(海未)(ことり)

・ 【公園】 (凛)(真姫)(ことり)(▲?)

・ 【商店街】(ランダム)


直下

【居間】を選択



穂乃果の行動は決まっていた



スクールアイドルを目指してから、今日まで…

練習に使った神社の石段から学校の屋上
至る所へ一度巡りに回ろう

お世話になった場所、思いで深い場所



決戦前に目に焼き付けておきたいから…





そう思って出かけようとした矢先だった








穂乃果母「穂乃果!お友だちが来てるわよ!」




穂乃果「? 誰が来たのー!」



穂乃果母「それは…」




判定


00~33 海未ちゃんよ!

34~66 ことりちゃんよ!

67~99 ことりちゃんと海未ちゃんよ!



直下



ことり「こんにちは!」

穂乃果「ことりちゃん!いらっしゃい!」



特徴的な髪型にやんわりとした微笑み…


小さい頃からずーっと一緒だった子は玄関に立っていた









ことり「雪、大分積もったね」

穂乃果「本当だよね~!これなら雪ダルマもかまくらも作り放題!」


ことり「変わんないなぁ、穂乃果ちゃんは…」クスッ




幼い子供のようにはしゃぐその顔をことりは間近で見つめていた
自分の意志で事を決める事が苦手だった

そんな自分をぐいぐいと引っ張ってくれるその明るさを…



ことり「…私、変われたかな?」





ことり「いつもいつも自分では何かを決められなかった
     でもね…μ'sを始めて…少しづつだけど
    私は自分の意志で何かをできるようになったんじゃないかって」



ことり「穂乃果ちゃんはどう思う?」


穂乃果「―――-」


自由発言or行動

↓2



穂乃果「…」



ことりの目はじっと穂乃果を見つめ続ける





穂乃果「…」







穂乃果「ことりちゃん!雪ダルマ創ろう!」

ことり「ふえっ!?」




穂乃果「ほ~ら!行っくよー!」グイッ


ことり「ま、まって~!」



―――
――






穂乃果「よいしょっと!
     どう?穂乃果はこれぐらいで良いと思うんだけど?」ゴロゴロ


ことり「んっしょっ!まだまだ!
     折角作ったんだもん!もっと大きくしよう!」グググッ!






穂乃果「ふ~!できたね!」

ことり「うん!」









穂乃果「…あの頃と比べて大きくなったよね」

ことり「えっ」


穂乃果「小さい時、覚えてるかな?
     穂乃果がもう少し大きくしようよ!って言ったら
     ことりちゃんは何も言わずに付き合ってくれたんだよ」



穂乃果「手袋も濡れちゃって、手がかじかんなのに‥
     手が真っ赤でしもやけになっちゃったのに
     無理して私に付き合ってさ」

穂乃果「…でもさ、今のことりちゃんは
         ちゃんと自分でどうしたいか決めたじゃん」



ことり「あっ」


言われて気が付いた



穂乃果「誰かに言われたから此処でお終いにしたいとか
     そんなんじゃないでしょ?
     間違いない今のはことりちゃん自身が自分で目標を決めて
     そこに頑張って辿り着こうって動いたんだよ」





穂乃果「自分の意志で何かに辿り着きたいって考え
    それを持った時点で人は"変わった"事になるんじゃないかな?」





穂乃果「…なんてちゃって!あはは、私何言ってんだろうね?」


穂乃果「こう、うまく言葉じゃ説明できないや!」たはは…




ことり「…ううん、なんとなくだけど分かる気がする」



穂乃果「そう?」


ことり「うんっ!ありがとう!」




ことり「―――」


ことりの発言or行動

↓2



見つめ合う二人

そして…





穂乃果「どういたしまして…」ニコッ



ことり(あっ…)



やんわりと笑った穂乃果…

華も恥じらう年頃になって可愛らしさとは別で
偶に"魅せる"大人びた表情…


いつも活発で元気に溢れた子が落ち着きを持ったそんな印象







ことり「……穂乃果ちゃんも綺麗になったよね」ボソ



穂乃果「あれ?今何か言った?」




ことり「!」


ことり「な、なんでもない!!」バッ!



慌てて口元を手で覆い顔を背ける



穂乃果「…」じーっ


穂乃果「ことりちゃんがそういう態度取る時は何か
     隠してたり言おうとして我慢する時だね」



穂乃果「教えてよ?気になるよ…」



ことり「…それは」


ことり「――――」

(Last Shot)

直下



ことり「…その左手」


穂乃果「左手?」スッ





左手…





高坂穂乃果…"まだ何もついていない左手"をことりは指差す







ことり「前に穂乃果ちゃんから貰ったこれ」つ【銀の指輪】


ことり「これを填めさせたい…」



穂乃果「…」



ことり「…なんてね…ふふっ!冗談だよ」テヘッ



ことり「穂乃果ちゃんから貰ったモノなのに
     それを填めたいなんてね!…それをいうなら返すだもん!」





ことり「…"右手についてるソレ"…誰かに貰ったの?」


穂乃果「…」コク



ことり「…そっかぁ」



ことり「…穂乃果ちゃんは指輪とかそういうの普段はしないからね
     両手見てれば…嫌でも気がついちゃうよ」




ことり「…それくらい、"好きだった"んだもん」



穂乃果「…ことりちゃん」


ことり「……誰か、までは聞かない」





ことり「多分…多分だけど、今私の考えてる子だから」








ことり「ねっ!最後にことりの我儘、聴いてくれるかな?」





ことりの我儘…それは





ことり「すぅ…!」

一旦深呼吸、そして彼女は口にする







ことり「…ことりと結婚ごっこして欲しいなっ!」クスッ



穂乃果「…懐かしいね、それ」




まだ海未と出会ってすらいない遠い昔

一面は緑で、モンシロチョウがひらひらと飛んでいた頃
寒がりなのかまだまだ咲く気のないタンポポを二人で眺めた日



ピンクのお洋服に白いスカートの穂乃果
まだ少し肌寒いからと上着を羽織ったことりで…

シロツメ草の華で花冠を作って二人で被せ合ったあの日





ことりが草花の茎で作った2つの指輪…宝石の代わりは綺麗な野花だった




ことり「子供だったよねぇ…」

穂乃果「…覚えてるよことりちゃん
     『大きくなったら穂乃果ちゃんと結婚するんだ!』って」

ことり「ピィ!?あれっ!?そんなこと言ったっけ!?」アセアセ

穂乃果「うん、言ったよ…」

ことり「あ、あはは‥子供だったからね、あはは…」



ことり「…それで、その」チラッ


穂乃果「大丈夫だよ」













        穂乃果「久しぶりに…穂乃果と、しちゃおう?」ニコッ



        ことり「……うんっ!」











最後の我儘…


場所は丁度、雪ダルマを作りに来た場所…

何の因果か、もうほとんど来なくなった懐かしの公園…

ダンス練習で穂乃果がよく訪れる『公園』とは違う『遠い地の公園』





"自然公園"というだけあって、雪ダルマやかまくら造りに適した場所だ





ことり「草原の絨毯は無いけど、タンポポもシロツメ草も
     蝶々も飛んでないけど…」


穂乃果「一面の真っ白な雪景色だけど…変わってないよね」



ことり「うんっ」ギュッ





東京の街は日々変わって行く、古い町並みは消えて

想いでもビルへと変わって行く



音ノ木坂学院が廃校になろうとしたように色んなモノも
消えていくのだろう…




まだ残る小さな自然公園で二人は手を繋ぐ、そしてゆっくりと歩き出す




ピクニックに来る家族連れの為の木製のガーデンテーブルがある
高坂家と南家でよくサンドイッチ入りのバスケットを持って来たモノだ


2人はそこまで歩いていき



ことり「こほんっ!」



ことり「えー!新郎さんから指輪を渡しますっ!」つ【銀の指輪】


ワザとらしい咳払いを一つ、新郎と神父の一人二役を演じつつ
"ごっこ遊び"を進行させる




ことり「…さぁ、左手をどうぞ!」


穂乃果「はいっ」スッ








                   スッ…!







                ことり「……」








          …ポタッ






                ことり「あっ…」


        ことり「えへへ‥ごめん、なんか泣いちゃった」


        穂乃果「…ことりちゃん」





          ことり「……ごめん」スッ



  ことりは…穂乃果の指から今、填めた指輪を取った…





    ことり「…私の我儘に、つき合わせて…ごめんっ」ポロポロ


    ことり「…もう、"ごっこ遊び"は止めよう?」ゴシゴシ


    ことり「…こんなの、…こんなのっ!」





    ことり「………穂乃果ちゃん、どうか幸せにっ!」ダッ!










    穂乃果「っ!待って!」ガシッ





    ことり「離してっ!!もう…これ以上は…っ!」









             ―――-チュッ







      ことり「…ぁ」




      穂乃果「…"結婚式ごっこ"は…まだ終わってない」


      穂乃果「キスは…まだだったもん」

      ことり「…えへへ、ずるいよ」









  ことり「どうせなら手の甲なんかじゃなくて唇に欲しかったよ…」




    ことり「…分かってるよ、穂乃果ちゃんは海未ちゃんを選んだ
         本当に大事なキスは…もう、―――」


             ことり「…」

  ことり「……最後の我儘、だもんね、…分かったよ逃げないよ
          けじめ…つけなきゃね」




  それからことりが穂乃果の"手の甲"に唇を落としたのはすぐだった…

【 さいご の ひ 】【R・S】【夕】



ことり「…ごめんなさい、こんな我儘につき合わせて」


穂乃果「そんなことないよ…」






ことり「ありがとう」




ことり「あそこで、引き留めてくれなかったら…
     キスしてくれなかったら…」



ことり「"最後"まで行けなかったら
     私…きっと人生でずっと後悔したと思うんだ」



南ことりは傾きだした夕日目掛けて両腕を広げる‥
見えない何かを抱きしめようとするように



穂乃果(…お礼を言うのは私だよ)



やろうと思えば、唇を奪えた…



だが…



"あえて"、あえてことりは手の甲にしたんだ…

変わったとも、強くなったとも…彼女は‥

去り際に『海未ちゃんとお幸せに』そうつぶやいた彼女の声を
穂乃果は生涯忘れないだろう…!



【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(真姫)(凛)(にこ)(▲?)

・ 【台所】

・ 【雪穂の部屋】(雪穂) (▲?)

・ 【居間】(雪穂)(希)(お母さん)

・ 【公園】 (凛)(真姫)(花陽)(ツバサ)

・ 【商店街】(ランダム)


↓2

『台所』選択!


穂乃果「ただいま…」


穂乃果母「あら、お帰り…ことりちゃんは?」



穂乃果「…」


穂乃果「もう帰っちゃった…」


穂乃果「それより!決戦前だもん!美味しいモノ作らなきゃ!」




穂乃果母「あっ!待ちなさい!穂乃果!」





穂乃果母「…何かあったのかしら…?」





【穂乃果の料理LVは 9 です】

よって、好きな物<アイテム>を精製可能です



【一度、手に入れた事のある食べ物系アイテム】

【カップラーメン】【飴玉(イチゴ味)】【飴玉(メロン味)】
【チーズケーキ】【おにぎり(鮭)】【ミネストローネ】
【プチトマト】 【チョコレート】 【じゃがバター】
【お野菜お粥】【焼肉弁当】【キャラメルシフォン】
【ピロシキ】【揚げ餃子】【バタークッキー】【かぼちゃサラダ】
【辛口麻婆】【海鮮丼】【運命ババロア】
【マジックタルト】【思い出の林檎飴】【穂むらのおはぎ】

【一度も手に入れた事の無い食べ物系アイテム】

【?????????】精製 (コンマ判定)


直下

手に入れた事のあるアイテムか入手してない物か選んでください

(また入手済みの場合は何を作るかまで記入)

『運命ババロア』精製



穂乃果「…できた」




銀のスプーンで掬って一口食べれば蕩ける甘さ



チクリと痛む胸の奥…
その決して小さくは無い隙間も埋めてくれるだろうか




『運命ババロア』入手!





【 さいご の ひ 】【夕Last】【R・S】





雪穂「…はいっ」コトッ



穂乃果「えっ」



雪穂「お茶だよ、飲まないの?」


穂乃果「あっ、いや…珍しいね?言う前に…」


雪穂「べっつにー、入れたくなっただけだかんね」スタスタ





雪穂「…辛いだろうけど頑張ってよね」ボソ



【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(海未)(希)(凛)

・ 【台所】(▲?)

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(絵里)(真姫)(にこ)(▲?)

・ 【公園】(ことり)(花陽)(雪穂)

・ 【商店街】(ランダム)


直下

【運命ババロア】>真姫


穂乃果「…温かい」


ババロアと緑茶…なんとも言えないチョイスです


この際、洋と和だの組み合わせ云々は言いません
ただ…優しさがしみ込んでいく、それだけです








雪穂「…あと、少しでライブかぁ…」



真っ白な吐息が空へと昇って消えていく


そんな寒さの中…彼女は高坂家へとやってきた






真姫「雪穂ちゃん?」


雪穂「!…真姫さん」



玄関先で空を見つめる雪穂
そして不思議そうにそんな彼女を見つめる赤髪の少女




真姫「どうしたの?」


雪穂「…いえ、ただ空を見ていたくなっただけですよ
    そういう真姫さんは‥お姉ちゃんですか?」


真姫「ええ…穂乃果は居るかしら?」カミノケ クルクル


雪穂「居ますよ、呑気にババロアとお茶を口にしてます」


真姫「…どういうチョイスなのよ?」






―――
――



【穂乃果の部屋】


真姫「突然お邪魔して悪いわね?」

穂乃果「ううん!そんなことないよ!」


真姫「―――-」

直下


穂乃果「それでどうしたの突然?」


真姫「ああ…それはね」




真姫「ただ…おめでとうって言いに来たのよ」



穂乃果「」ピタッ



お客人用のお茶請けのお菓子とお茶…
今しがた作っていたババロアと緑茶だが…



手を止めて穂乃果は真姫の顔をまじまじと見つめる



穂乃果「…えっと、それって…どういう意味?」








真姫「…」




一口だけ緑茶を口に含んでから彼女は告げた


真姫「そうね…それは当然」


1 海未から…連絡が来たのよ

2 此処まで上り詰めてきた事に対してよ

3 自由以下略

↓2




真姫「此処まで…上り詰めた事に対してよ」ニコッ


真姫「初めて会った時は驚いたわよ?
   いきなりアイドルに興味ないか?だもの…初対面の相手に対して」


穂乃果「あはは…ごめん」


真姫「でも…そんな穂乃果だから皆を此処まで引っ張ってこれたし」




真姫「私も…ここまで登ってこれたのよね…」






真姫「いつだったかのお昼を覚えてるかしら?」

真姫「学校の屋上での昼食会の事よ」


真姫の言っている事はよく覚えています
【最初の月】【15日目】の学校のお昼の事です



海未と真姫…そして花陽、のちの宣戦布告組結成となる日ですね
希や凛…にこも居て





真姫「あの日、海未が山頂アタックを提案した時はどうしたものかと
    思ったわ・・」


穂乃果「あー…うん」


真姫「…登山は学校行事でも何度か体験したけど
      何が良いのか昔は分らなかった…」


真姫「でも、今ならわかるのよね…頂上から見た絶景とか
   上り詰めた時の達成感とか」


穂乃果(それに真姫ちゃん負けず嫌いだもんね)



真姫「今なんか失礼な事考えなかった?」

穂乃果「ヴェエエエ!?べ、別に!?」


トラナイデ!と一瞬言いかけて、口を閉じ、真姫は…


真姫「コホン…とにかく、その…最後まであきらめたりそういうの嫌だし
    それでやってみて良かったっていうか、その…」


真姫「…高い所まで私を連れてきてくれてありがとう」ニコッ


穂乃果「…こちらこそ!穂乃果についてきてくれてありがとう!」

持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』×2【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】【ミネストローネ】【おにぎり(鮭)】
【穂むらのおはぎ】

持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数2回)




【真姫に何か渡しますか?】

直下

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  失礼、少し用事で45分程お待ちを…

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【 さいご の ひ 】【R・S】『黄昏時】




穂乃果「わぁ…!」




沈みゆく、夕日、そして迫る夜の闇


切ないコントラストの空模様を眺め、穂乃果は出かけます
最後の戦いは……まだ数時間後






なら…どうするか、誰と居たいのか

誰とどう過ごし何を想いたいのか…









【あびりてぃい】【アイテム】

・【学校】(絵里)

・【メイド喫茶】(ことり)

・【雪穂の部屋】(雪穂)

・【園田道場】(海未)

・【街中大通り】(ツバサ)

・【商店街】(真姫)

・【神社】(希)

・【駅前】(花陽)

・【砂浜】(凛)

↓5

【砂浜】



穂乃果は…美しい輝きに魅せられて外へと歩き出します



目指すのはあの輝きの向こう側
無限に続いていく空です


陽の輝きも有れば幾多もの星々そして月華すらもそこにはある





そして…完全に陽が沈み切る前に…








       -   一人の女の子の姿を見たのでした   -











穂乃果「凛ちゃん…!」


凛「!」クルッ




小さくて、何処か消えてしまいそうに感じた後ろ姿に声を掛ける




凛「穂乃果ちゃん!どうしたの?」

穂乃果「あ、ただ…空が綺麗だなぁって…」




綺麗だ


空が?、それもだけど…なにより…




穂乃果「…その服」


凛「あ…これ?えへへ…ちょっと季節外れだよね…」




羽織った上着の下にあるのは…



      穂乃果「…私が買ってあげた奴」



あの日…凛に告白された日…浜辺でのデートで購入したモノだ





凛「なんだか、さ…急に着てみたくなったんだよね」




季節外れだってわかってる…

冬用の上着なんて羽織ったら変な恰好なの分かってるのにね


困ったように凛は笑いかける









切ない





…その表情が、そこはかとなく切ない






穂乃果「…海」ボソ



凛「にゃ?」



穂乃果「…今から、あの砂浜に行けないかな?」


凛「にゃにゃ!?今から!?…行けそうだけど…」







穂乃果「なんだろうね…ちょっとだけ行きたくなっちゃった」


凛「……」



凛「その…凛も連れってってくれる?」


穂乃果「もちろんだよっ!」




ギュッ!




今から行けば海へ向かう電車に間に合う

ただ眺めるだけならば…すぐに帰ってこれる!



2人は駅の改札口へと駆けこむ…
手には乗車券を持ちプラットホームの階段へと急ぐ…!



ガタンゴトン…!ガタンゴトン…!

心地よい揺れとは表現しがたい人工的な鉄の揺り籠に揺られ二人は
真冬の浜辺へとやってくる…






【黄昏時』【"正史"においてμ's解散宣言をした砂浜】【R・S】





  ザアアァァァ…‥・

        ザアアアァァァァ…





凛「綺麗だね…」

穂乃果「うん…」








さざ波の音…頬を撫でる肌寒い風


それだけがそこにはある


…まもなく時計の針も0分…

夜が来る…




凛「あのね…」



凛「――――-」


自由

↓2















  凛「穂乃果ちゃんは…今でも凛が求めたら受け入れてくれる?」ニコッ





        穂乃果「凛ちゃんっ!…それは…」












































        凛「…もう無理しなくていいんだよ」



        凛「…凛、知ってるよ」


       凛「穂乃果ちゃんは…海未ちゃんを選んだって」








 凛「…だから、もう…凛の事は良いの
          もう…無理しないで良いの」ポロポロ…ニコッ



…凛は笑った



涙を流してるのに…なのに笑ったんだ









  凛「えへへ…凛ね!穂乃果ちゃんの事
            本当に大好きだったにゃ~!」










  凛「…初恋だった」






  凛「こんな気持ち…誰にも抱いた事無かったの」



  凛「だから…この砂浜で穂乃果ちゃん…ううん」



  凛「穂乃果先輩が好きですって、思い切って言ったの」






凛「初めて好きって気持ちを持てた人…本当に幸せになって欲しいから」


         凛「だから、もう良いの!」

  凛「凛との約束は…穂乃果ちゃんを縛りつけて
                   幸せを奪っちゃうの…
    だからお日様が沈んだら約束は終わりにするって決めたにゃ!」





  - "約束終了宣言"をこの浜辺で…告白したこの浜辺で… -

-穂乃果への想いも…自分と彼女を繋ぎとめられる最後の糸を断ち切る-




      凛「あっ…でも、一つだけ欲張っちゃうとね!」

凛「最後に、最後にもう一度だけ…チュウしたかったかな!なんて!」




   穂乃果「それは…」

コンマ判定 直下


奇数… ごめん、その願いは聞けない…私は海未ちゃんに――
偶数… …約束はまだ無効じゃないよ…

【18】





太陽は…沈んだ



            凛の約束は…この瞬間…消え去った





















             穂乃果「…まだ"約束"は無効じゃないよ」


               凛「!!」









          目の前に飛び込んできたブルーの瞳、そして…








                 チュッ…!





             額に落とされた唇の柔らかい感触





   穂乃果「…ごめん、流石に唇にはできなかった…許してくれる?」


    かつて、凛は穂乃果に告白する前にも二人っきりで此処へ来た

   その時、帰りの電車で眠る穂乃果の額に同じように口づけをした



  凛「……ずるいにゃ…ヒッグ、どうして…どうしてそんなに…」グスッ

  穂乃果「…穂乃果から見たら、まだお日様は沈んで無かったからね
       だから…約束はまだ有効だよ」


      凛「………うああぁぁぁん」ドサ…


砂浜に膝から崩れ落ちる凛の身体を穂乃果はずっと抱きしめ続けた…


―――
――




 ガタンゴトン…!

                ガタンゴトン…!




凛「………穂乃果ちゃん…」ギュッ


穂乃果「凛ちゃん‥」


殆ど乗客の居ない車両に二人…
隣同士座って肩を寄り添わせる…




凛「今日が終われば…もう穂乃果ちゃんは死んだりしないよね」

穂乃果「…当然だよ」クスッ



凛「…絶対に幸せになってくれなきゃ嫌だからね!」


凛「凛が此処まで決心したんだもんっ!」




穂乃果「うんっ…!」









星空 凛 ☆☆☆(特殊補正 『――――』付き)





  成功or失敗判定 『無し』


 ランダム 穂乃果BADフラグ打消し

00~19・ 【しらゆきひめ】(2/4)

20~39・ 【はいかぶり】(2/4)

40~59・ 【へんせ"る と く"れーてる】(3/5)

60~79・ 【にんき"ょひめ】(1/3)

80~99・ 【ななひき の こやぎ】(3 / 4)


直下

・ 【しらゆきひめ】(2/4)→(1/4)

・ 【はいかぶり】(2/4)

・ 【へんせ"る と く"れーてる】(3/5)

・ 【にんき"ょひめ】(1/3)

・ 【ななひき の こやぎ】(3 / 4)










2人が【駅前】に戻って、それぞれの家へと帰っていきます



そしてその道中…




にこ「…ぁ」





穂乃果「!にこちゃん!」



にこ「…っ!」ダッ!





穂乃果「あっ!ま、待って!」




1 にこを追う

2 一度帰る

3 自由以下略

↓2





―――はぁっ!…はぁっ!







…にこ、なんで逃げてんのよ













にこ「っ…けほっ!…はぁっ…はぁっ…!」







―――前にもこんなことあった気がするわね







――――あれは確か…









           穂乃果「にこちゃんっ!!」










―――ああ、思い出した…部室でこの子を襲ってしまおうとした時だ




【"使い込まれた"リボン】で穂乃果を縛って襲う寸前だった時



それから気まずくなって…いつかと同じように
              此処、神田明神で出会った日だ…


この世界に"神様"とやらが居るのなら

これほど、この運の悪さを恨んだ事はないと思った日だ

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にこ「…っ!来るんじゃないわよっ!」


穂乃果「! なんで!どうしてそんな事言うの!」



にこ「それは…」





にこ「…――――」



(残り4)

↓2
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にこ「……アンタに、嫌われたくないのよ」






にこ「今のにこは…穂乃果の顔を見ていられないのよ…っ!」



穂乃果「それって…どういう――」










にこ「…ちょっとだけ用事があった」

にこ「…今日があの【悪魔】が付きまとう最後の日だって
     それが分かってるから、穂むらに行ったのよ」






穂乃果「…あっ」







- 穂乃果(居間に湯呑とかおいてある…) -

- 穂乃果『さっきまで誰か来てたの?』-

- 雪穂『うん…にこさんがね』 -






あの時間帯…穂乃果は『商店街』でツバサと喋っていた…






 -にこ『おはよう雪穂ちゃん…!』-

 -雪穂『!…ぁ、おはようございます!にこさん』 -

 -にこ『(ん?…)穂乃果は…出かけてるの?』-

 -雪穂『あっ、はい…お姉ちゃんはちょっと…』-

 -にこ『そう?今日が例の3ヶ月目だから色々と話そうと…』-


 -雪穂『…』ボーッ-


 -にこ『…雪穂ちゃん』-


 -雪穂『! は、はい…!』 -



にこ「……何処か上の空で…最初はなんだか分かんなかった…」
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にこ「それが妙に気になって……色々と話してるうちに」



にこ「……」


にこ「そして…アンタのその手を見て…分かっちゃったのよ」



にこ「…雪穂ちゃんの心此処に非ずな反応と指輪」



にこ「…‥」




にこ「私だって…人間よ、嫌な感情の一つや二つある…」







にこ(だからアンタにだけは
     そんなにこを見せたくなかった…っ!)



穂乃果の前では…妹のようなこの子の前では強い人で居たいから






穂乃果「―――」

直下


(残り3)
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穂乃果「…確かに穂乃果もにこちゃんも人間だよ…」



穂乃果「だから嫌な部分はあるかもしんないよ」


穂乃果「でも!だからって穂乃果はにこちゃんを嫌ったりしないよ!」




にこ「……もしも」







にこ「もしも、にこが海未を酷い目に
       遭わせてアンタの自由を奪ったとしたら?」




穂乃果「えっ!」



にこ「…言ったでしょう、にこにも嫌な部分があるって」



にこ「同じ仲間なのに…同じスクールアイドルで同じ部員なのに」








にこ「僅かとはいえ…海未が居なければって…そんな最低な事
    思ったのよ」




小さな姿は…項垂れていて、それがなお小さく見せた



にこ「―――」↓2


穂乃果「―――」↓4


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   にこ「…っ、私から穂乃果を奪った海未が許せないのよ‥!」

   にこ「そして海未に奪われた穂乃果も…許せないのよっ」



   穂乃果(…にこちゃん…っ)

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 にこの心にどす黒い炎が燃え盛る…
人間なら誰もが持つだろう嫉妬の心が… 




穂乃果「…にこちゃん!」





どうにかして宥められないか?彼女に近づいて
少しでもその気持ちを理解できないか…



穂乃果「っ!」ギュッ



にこ「っ!は、離しなさい!馬鹿!!」



穂乃果「やだっ!離さない!」ブンブン!




にこ(…離れてよ!離れなさいよ!!)













にこ(…お願いだから…これ以上、にこには…っ)






依存度74


00~73 ▲ 歌えない

74~99 △ 歌える

直下
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にこ「っくぉ…っんのぉ!!」ブンッ!



 穂乃果「きゃっ!」ドサッ!












  にこ「…っはぁ、はぁ…!」




  にこ「アンタねぇいい加減にしなさいよっ!!
           …そんなににこに近づきたいの…っ」



  にこ「海未を選んだんでしょ!!!」



  にこ「…なら海未だけを見続けなさい!それが…!それがッ!」








  にこ「…」




  にこ「それが…本当に大事な事でしょ?
         海未にとっても…他の子にとっても」








 最後だけ…諭すように、聞き分けの無い子供に教えるように
マグマか何かみたいに込み上げるモノを押さえて


必死に冷静になろうと努め‥きっとその上で言葉なんだろう






   (Last Shot)



 穂乃果「―――」直下

 にこ「―――」↓3

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それでも、にこちゃんともずっと仲良くいたい!

じゃないと…隙を見せるなら本気で奪いに行くわよ

神話は任意発動じゃなかった?

使わない安価取れば行けんじゃね

>>457 『蒼の神話』もですが…『電流警棒』『身代わり穂乃果人形』
   『貰った銀の指輪』等の阻止系アイテムは使うか取っておくか
   決められます

   依存度100が数人いて、この人だけは回避したいとか
   げぇむの先の展開を見越して、温存するとかの為ですね


>>455は穂乃果用の台詞ですね…↓の>>456採用で構いませんか?






      穂乃果「…にこちゃんの言う事は…」ググッ





突き飛ばされて尻餅を着いた彼女はゆっくりと立ち上がる…!





   穂乃果「っ…とっと…」ヨロ…!


   穂乃果「…にこちゃんの言いたい事は分かるよ」






 一人の女の子を愛すると誓った


 ならその子への愛を蔑ろにして他の子へ尻尾を振るのはどうだ?


それは…穂乃果に告白した海未に対して…


そして海未を選んだ"穂乃果自身"に対しても


…穂乃果を愛した多くの子に対しても…







 ある意味で裏切りと言えるのではないか?




 本当に好きになった

 本当にこの人に愛を誓うというなら、それを貫くのが筋だろう



 そうとも…にこが言ってる事は正しくもある







       穂乃果「だけど…、だけど!!!」




 穂乃果「だからって、他の子と普通に接するのも駄目なんて…
                    そんなのおかしいよ!!」




 一人だけを常に愛し続けるのもある意味では間違いではない

 だが…行き過ぎた愛は人を狂わせるし、限度もある…


 そして、その人だけを見続けて周りを見なくなるようでは
  『愛』はただの【枷】となる






 穂乃果「確かに…穂乃果は色んな人に抱き付いたり…
                 そういう所あるよ‥」



 穂乃果「でも、それはあくまで友達に対してだもん…」



 穂乃果「海未ちゃんとは恋人同士になったよ
      だから、他の人との接し方を変えます、普段通りとは
      全く別で何処か他所他所しい態度で接しますねとか…
      そういうのは違うもん…」





穂乃果「…一人を好きになった、だからって他の人との関係まで
         ガラリと変わったりなんてしないし、したくない」




穂乃果「そういう感情で誰かが傷つくような事を…!」







   穂乃果「誰かを切り捨てて得る幸せなんか無い!」


 穂乃果「そんな幸せは幸せじゃない!
       穂乃果も… 海未ちゃんだってきっと望まないもんっ」





  それが高坂穂乃果という人の答えだ



きっと…海未だって望まない、そう強く言い放った

もしも…海未が聴いていたなら同じく賛同しただろう



穂乃果の事を…
   穂乃果を縛りつけてまで愛して欲しいなどとは思うまい…




にこ「…っ、そう、そういうのね…」



にこ「…なら海未への気持ちだけは絶対に忘れないって言いきれるわね」










 にこ「じゃないと…」



 ―にこがアンタを本気で奪いに行くわよ…?

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結果

▲ 全量



↓3までで 一度でもぞろ目が出れば にこBADorセーフ判定

      出なければ依存度増加も何も無く通過

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穂乃果「…約束する…絶対に海未ちゃんの気持ち裏切らないよ」





にこ「…」




――それでいいのよ



にこ「ふんっ!!どうだか!!」


にこ「いっつもスキンシップだとかそんなんばっかで
    色んな子を勘違いさせんのよ?」



にこ「…ハンッ!きっと関係も長く続かないわねっ!
       移り気になったアンタが誰かの所に行っておしまいよ!」






――――…にこがこうやって怒りを抑え込んで悪役演じてんのよ?







穂乃果「…っ!さっきからずっと言ってる通りだよ!
           そんなこと絶対ない!!
     他の人との接し方は変えないし!その上で愛だって貫く!!」





にこ「ふん!言ってなさい…いつかはにこに泣きついて
   ごめんなさい、にこちゃんの彼女にしてくださいとか言い出すわ」



にこ「そんときは堂々とアンタを寝取ってやるわ!」プイッ





―――――…来ない事を祈ってやるわよ




にこ「じゃあねッ!」


穂乃果「あっ…!」シュン


――――――――- ……‥ばーか、そんな顔するんじゃないわよ

――――――――――――にこの決心、揺らぐじゃないのよ…





―…馬鹿、本当に馬鹿よ…あほのか



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あ、ぞろ目がでたらBAD判定だったか
少し残念な気もしたけどそれならこのままでいいや

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  シーーーット  なんてこったい!! せっかくのちゃんすが!!


 …ふぅ、 おちつけ わたし の みぎて



 しつれい しました  次回は【11月29にち】ですね


 【夜】と【夜Last(ラブライブ】いよいよ 2ターンで終了ですわ…


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>>474 厳密に言えば追加判定ですね

希やツバサの時みたいに☆×持ち数=missが許される数で3ターンの判定
それでにこBADに移行するかどうか…









ネタバレ阻止で黙ってたが残り2ターンだし
そろそろ法則を教えておこう…

攻略対象BADでも例えば

 監禁系
 肉体的な暴力系(カニバリズムとか残酷系)
 依存させる系


とか


いくつも個別で用意されてるけど
この人はこれ系統が多い、これが出やすいとかある




法則…


スマイル属性
ピュア属性
クール属性



※綺羅ツバサ 高坂雪穂 の2名は分類的にスマイル属性に入ります
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最初から付き合ってた身としてはやっとここまで来たかと感じる

pixivとかハーメルンとか違う場所でラブライブssを書くのもいいかも?
安価みたいなことはできないけど雰囲気が違う感じがするし、ここも別のところもそれぞれに良いところがあると思うから
何はともあれ乙です。
いざ終わるとなると悲しいものがあるなぁ

個人的には>>1の書くサンシャインssとか読んでみたかったりします

なんであんな特典持ってきたのか理解出来ない
殆んどの子に告白不可とか超サイヤ人に目覚めるレベルの糞さ

もしこれ>1が改変せずに安価どおりに全員依存90に跳ね上げてたら誰が勝ち残っただろうか
役立たずの幼馴染に逆転サヨナラされたにこにも勝ち目があったか?

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>>480 長らくお付き合いいただき感謝いたします

>>483 違う場所ですか…個人的に勝手の分からない場所より
    慣れ親しんだ場所の方が書きやすいかと
    サンシャインは正直書きたい、でもラブライブ!関係のSSは
    書くべきか悩んでます

    たぶん、許されないだろうから



>>491 ごめん、過去30スレ分の990~999レスを探して殆どが
    新型アイテム系で誰かとの絡み関係と呼べるEVが全くなかった
    数合わせ的な意味で持って来たというのも否めない…
    そして選ばれたのは完全な想定外でした


>>502

   いえ、それは無いです

【※17スレ目 997レス】
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2015/01/27(火) 22:08:32.92

BADENDに到達していないキャラ全員の依存度を90にする。



元からBADを迎えてないにこは選ばれた時点で依存度90が確定でした









   今回、もしくは日曜日の更新で最後でしょう…

  お付き合いありがとうございます

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  ……‥‥・


            …‥・‥・・・――――――ザザッ





  あー あー まいくてす! まいくてす!





  こほん! わた――― えますか?  【ぷれいやぁ】様――






   
  こたび おつきあ―――ザザッ  まこと ありがとうございます






  かみがみ の ひま を もてあます






  これも ひと の サガ か




ただいま を もちまして 『れんあいげぇむ』を さいかい します

えっ? なぜ こんな『げぇむ』をはじめたか? いやですねぇ

 わたしが たいくつ だからに きまってるじゃないですか!

ひとが 『かんじょう』になやまされ もがき くるしみ 

『ぜつぼう』するさまは みていて ゆかいなものですね!


さて、あらかた さいじゅうよう 『すてぇたす』はきまり

つぎは 『げぇむ』を くりあ する ほうほうを おしえてあげます!



         じつに かんたん です

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          【3ヶ月間を無事に過ごす】


        これだけです もういちど いいます


      【3ヶ月間を  『無事』   に過ごす】












        これだけです もういちど いいます




      【3ヶ月間を  『無事』   に過ごす】 ことです





もういちど いいます
もういちど いいます
もういちど いいます
もういちど いいます



もういちど いいます もういちど いいます もういちど いいます
もういちど いいます もういちど いいます もういちど いいます
もういちど いいます もういちど いいます もういちど いいます も
ういちど いいますもういちど いいます もういちど いいます もう
いちど いいますもういちど いいます もういちど いいます もういち
ど いいます


【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を
無事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】
【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無
事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】

【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無
事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】 【3ヶ月間を無事に過ごす】















  【3ヶ月間を無事に過ごす】









 ザザザザザザザザザザッ
                 ピーーーーーーーーーーーーー

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▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼




   むげん ざんき なのですから …っ!


       いくら【―――】しても だいじょうぶですよ!!


    なんかい でもあそべる どん!

    『りょうしん』を いためずに すきなだけ かのじょを


  【―――】 しましょう!! あなた たち『ぷれいやぁ』も

 『ぜつぼう』してください! わたしを たのしませてください!



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       ガガガッ











   むげん ざんき なのですから …っ!


       いくら【不幸に】しても だいじょうぶですよ!!


    なんかい でもあそべる どん!

    『りょうしん』を いためずに すきなだけ かのじょを


  【殺しも】 しましょう!! あなた たち『ぷれいやぁ』も

 『ぜつぼう』してください! わたしを たのしませてください!







 【3ヶ月間を無事に過ごす】


 【れんあいげぇむ】




  【げぇむ】






 【ゲーム】

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   オハロー!! ぷれいやぁ 諸君っ!


  いやぁ!懐かしい文面だねぇ!!!


  げぇむ の 一番初め! 最重要 説明文じゃあないですか!!!




  さて、本編開始前に ちょこーっとだけ 私と戯れましょう


  でぇじょうぶだ!! 一つ だけ 質問するだけだからさぁ!









   "プレイヤー"…諸君は子供の頃を覚えているか?


   例えば学生時代…もしくは幼稚園時代



   家にテレビ"ゲーム"はあったか?



   RPG アクション シュミレーション 謎解き推理サスペンス


   なんだっていい




  遊んだ事はあるだろう




  どんな"げぇむ"にハマった?

  わたしに 聴かせておくれよ?











 【 おこたえください 】 お好きなようにどうぞ



 ↓∞(10分後まで)

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  ふむふむ… うぷぷ! いやぁ!みなさん のこと


  よーく わかってきちゃったもんげ!!


有名所のゲームの名前はやっぱ出ちゃうよなぁ しみじみ!









   なんで こんな 質問 したか 分かるか?














          これは げぇむ だ





           ゲーム なんだ







        『ゲーム』って…何?





        『ゲームという存在の根底は何?』


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やり込み要素のあるもの

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 >>517 それも合ってはいる


  色んなタイトル出たねぇ~

  ドラクエやらときメモやら…! うぷぷ!






  ゲームって "テーマ"があるよなァ~




  例えば 魔界塔士 Sa・Ga ってのがある…

  あの ラスボス は いいですねぇ!

人間をおもちゃにして遊ぶ 人が 感情のままに 動き 必死に生きる

ソレを見て眺めてにやける 悪役の鑑ですわ!






魔界塔士 Sa・Ga テーマは 『人間賛歌』


サンサーラナーガ ってゲームもある『輪廻転生』『人の論理』等




















          これは【げぇむ】だ


         今までずっと黙ってた


         あえて 語り掛けなかった






さて!くどい話はおちまい!

本編さいかいだぁ! ヒャッハー
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SP23/53

『恋人 海未ちゃん』

持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』×2【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】【ミネストローネ】【おにぎり(鮭)】
【穂むらのおはぎ】

持ち物★

【消せない真実<ビデオテープ>】(使用回数3回)
【狂人の手錠】(使用回数3回)
【隷姫の常備薬】(使用回数2回)


持ち物†
【虹色マカロン】(残り2日)

【"お気に入りになった"リボン】(残り2日)

【熱意のブローチ】(残り2日

【Wonderful Rush だワン!】

『 蒼の神話 』







   【 さいご の ひ 】 ラストターン(夜)


   ※(夜Last は ラブライブ!開催の為)

2回分(▲?)判定がなされます



【コンマ判定】

↓1 一回目分結果



↓2 二回目分結果

結果【16】… 6 【SP減少:2桁目分】…【16】…【10】

  SP10減少



  SP23/53 →SP13/53



結果【82】…2 【躓き:任意処分】




【アイテムをどれか一つ 処分してください】



【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』×2【超高性能バウリンガル】
【マッチ】【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】【ミネストローネ】【おにぎり(鮭)】
【穂むらのおはぎ】



↓2

【マッチ】を失った…!






穂乃果「あれ?」



にこと別れ、我が家に帰る途中

彼女はポケットから何かが無くなっている事に気が付きます




穂乃果「…あっ!そうだ!マッチが無くなってるんだ!」




穂乃果「どっかに落としたのかなぁ…」う~ん?




雪道の何処かに埋もれてるかもしれない小さなマッチ箱を探すのは
少々骨の折れる作業です…

やむを得ず穂乃果はマッチを諦めて帰宅するのでした…










【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(真姫)(凛)(希)(ツバサ)

・ 【学校前】(海未)(絵里)

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(雪穂)(お母さん)

・ 【公園】 (花陽)(ことり)

・ 【商店街】(ランダム)

↓2

【ほむ饅】使用!


穂乃果母「はい」コトッ【緑茶&饅頭】



穂乃果「いただきますっ!」パクッ



穂乃果母「アンタ…ここまでよく頑張ったわね」


穂乃果「えへへ!なんかそう言われると照れるかな」






穂乃果母「…穂乃果、最初アンタがアイドルやるって言った時は
      この子何を言いだすんだかって思ったわ」



穂乃果母「それを本当によく頑張ったわ…」





穂乃果「…お母さん」








穂乃果「穂乃果一人じゃ無理だったよ」






穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃんが居て」

穂乃果「真姫ちゃんと出会えて…」

穂乃果「挫けそうになった時に花陽ちゃんが来てくれて」

穂乃果「凛ちゃんと笑って、にこちゃんと遊んで」

穂乃果「そして絵里ちゃんとも和解して希ちゃんも来てくれて」




穂乃果「一人じゃ此処まで来れなかった
            皆が居たから頑張れたんだよ」





穂乃果母「そっか…良いお友達を持ったわね」

穂乃果「うん、きっと将来何があっても皆と
     今日まで頑張った事は忘れない、絶対に」




穂乃果母「…お母さんもお父さんも今日の決戦見に行くわ」


穂乃果母「頑張んなさい」


穂乃果「うんっ!」

            SP全回復+最大SP3上昇

最大SP56/56




【あびりてぃい】【アイテム】

・ 【駅前】(真姫)(凛)(希)(ツバサ)

・ 【学校前】(海未)(絵里)

・ 【雪穂の部屋】(雪穂)

・ 【居間】(雪穂)(お母さん)

・ 【公園】 (花陽)(ことり)

・ 【商店街】(ランダム)

直下

【雪穂の部屋】



ガチャ



穂乃果「なんか雪穂の部屋って久しぶりに来た気がする」


雪穂「まぁ、そうだろうね」



雪穂「あと、2時間したら家を出発でしょ?
     眠気は無い?大丈夫?体調は完璧?」


穂乃果「大丈夫だよっ!ちゃんと体調管理してたもん!
     お昼寝もしてたしね!」


体調管理はともかくお昼寝は胸を張れるのか?
相変わらずな姉に少しだけ苦笑しながら雪穂は座布団の上に座る




雪穂「あっ!ちょっと!お姉ちゃん!!」




雪穂「――――」


1 心残りは無い?

2 綺麗な指輪だね?2つも貰ったの?

3 (…しまった!お姉ちゃんの写真隠すの忘れてた!)

4 自由以下略

↓2



雪穂「あっ―――」ガタッ



穂乃果「あっ、穂乃果の写真…」チラッ



雪穂「」プイッ




穂乃果「へぇ~…」ニヤニヤ




雪穂「うっ…な、なんだよ!//」




穂乃果「そっか、そっかぁ~ユッキーってば…」ニヤニヤ




雪穂「たまたま亜里沙とスクールアイドルのお店に
    行ったら見つけたんだって!それでその!!」




雪穂「…その」



雪穂「…知らない誰かに
       綺麗な女の人とか、恰好良い男の人とか‥
     そういう人にお姉ちゃんが買われるって思ったら
             なんか…嫌だった」ボソ



穂乃果「あっ…雪穂のその顔」

雪穂「…なにさ」





拗ねた子供の顔


小さい頃、欲しいモノが他の誰かの手に渡って駄々をこねてた時と同じ
どうにもならなくて悔しくて、よく姉にしがみついてた時の表情だった




穂乃果「…やきもち?」


雪穂「なっ、やきもちなんて――――…してるよね…」ハァ…



穂乃果「あり?」


雪穂「…」ムスッ


穂乃果「えっと、雪穂さん?」オロオロ


いつもなら「するわけないじゃんっ!馬鹿っ!」とでも言いそうなのに



雪穂「…もうさ、お姉ちゃんが遠くに行っちゃうみたいな気がするんだ」



雪穂「…海未さんとお付き合いするんでしょ?」


穂乃果「…うん」



雪穂「だよねぇ…な~んか、そしたら今まで以上に
    構ってもらえない気がしてさ
       あくまで気がするだけだよ…?」




雪穂「…ちょっぴりだけ、悔しいなって思った」





周りの同級生は皆持ってるのに自分だけが
流行りのおもちゃを買ってもらえない、そんな子供のやっかみに近い


幼い子が駄々をこねる…間違った表現でも無かった模様で…




ギュッ




穂乃果「そんなことないよ?」


穂乃果「いつだって雪穂の事は…ね?」



雪穂「…ずるいよ、そうやっていつもさ」








雪穂「…はい、コレ」


穂乃果「? これは…」


雪穂「ちょっと前に色々走り回ってた…」


雪穂「真姫さんには言ったけど
    お姉ちゃんに黙って地下トンネルとか…色んな所行って」


雪穂「その為の用意もしててさ」


雪穂「もう一度行って見ようって装備整えてたんだけど
   なんでか地下トンネルの中にあった入口が見つからなくなって
    結局使わなくなったんだよ」


雪穂「…役に立つか分かんないけど、持ってて」


【ラブカストーン】【白銀の砂時計【ダッシューズ】【チーズケーキ】


↓2 どれかお一つどうぞ

             戦果
       <学園祭 ライブ 『No brand girls』>

         ☆☆☆☆ 成功(A-RISE越え には至らず)


       <水着コンテスト  『ν's』   >

         ☆☆☆☆ 2位に導く


        < UTX学院 ハロウィンEV >

         ☆☆☆☆  2位に導く


      <<<< スクフェスモブ達との繋がり >>>>
<<<< μ'sを応援してくれるファンである彼女等との親睦率『絆』>>>>



   ☆☆ …少々疎か? → 団結して雪かきしてくれる程ではない


  (補足…水着コンテスト時
     クール系統の部員に『ラブカストーン』使用を確認

    特殊コード…A-RISE戦での『コンマ操作系』使用許可

    使用個数1つ → 一度のみ可能


【東條 希 → Snow halation 】
        ☆衣装:Snow halation
        ☆楽曲:Snow halation



   希の依存度 00 → マイナス補正:無し







※ 選曲


以前、絵里なら 『LONELIEST BABY』
   海未なら 『だってだって噫無情』


各攻略対象or穂乃果
他にも攻略対象複数(にこりんぱなのような組み合わせとか)


『げぇむ』進行内容で提案される楽曲で最終決戦曲を決めました
それに対応した人の依存度によっては実力が出ない、という状態

>>353

-『別にライブ事態に影響はありません -
- …影響があるのは既に通過しましたのでボソ 』-



…希がBADエンド迎えていなかったら間違いなく100%負けてた

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

  …☆
     ………‥☆
       ………‥☆
                  …………‥☆
  …☆        …☆
    ………‥☆




         ラ ブ ラ イ ブ !  開 催 !




  …☆
     ………‥☆
       ………‥☆
                  …………‥☆
  …☆        …☆
    ………‥☆


    ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!!!!!


               ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!!!!!








『控室:μ's様』



穂乃果「すごい歓声だねっ!」ワクワク!

フミコ「うん!観客席から此処まで聴こえて来るなんてね!」


ヒデコ「たはは…何かアタシらまで緊張してきたわ…」


ミカ「でもさ!でもさ!此処まで来ちゃったら!こりゃあもう―」

穂乃果「…最高のライブにしたいよねっ!」グッ



ミカ「あ~!私の台詞!!」




    あはははっ!



穂乃果「…にしても他の皆は?」キョロキョロ




フミコ「あー、逢いに行って見たら?」

ミカ「そだね、励ましの声とか居るかもよ?」


☆×14



誰に会いに行きますか?

(残り3)

お好きな人をどうぞ

↓2


穂乃果「かさねちゃん!」


かさね「どうも!応援に来ました!!」

るう「今晩は!」



遊宇「…久しぶり」ニコッ



懐かしの3人ではありませんか!

3人の手にはそれぞれ光るモノが…ラブライブレードがッッ!!




穂乃果「おおっ!遊宇ちゃんも来てくれたんだぁ!」



遊宇はUTX学院の生徒です…どちらを応援に来たのか?

それは…






遊宇「…」コクッ



遊宇「μ'sもA-RISEもどっちも応援しに来たよ」


少し照れながらも彼女は答える
自分の通う学校のスクールアイドル、そして友人のスクールアイドル

両方とも応援すべき存在です





るう「あの、これからどちらに?」



穂乃果「ことりちゃんを探してるんだけど…見なかった?」

かさね「ことりちゃんなら、ほらっ!あっち!」スッ



丁度、彼女が指し示す方角には見慣れた子が居る
 『Snow halation』の衣装を身に纏い
空から舞い降りて来る雪を眺める少女の姿があった…!




―――
――



ことり「穂乃果ちゃん…!」

穂乃果「隣良い?」


ことり「うんっ!」


穂乃果「―――」

自由以下略

直下



穂乃果「ステージ凄いよねっ!」キラキラ


ことり「うんっ!…昔絵本で読んだお姫様の舞踏会みたい」



 いつだったか誰かが言ってた気がする
TVの中で歌うアイドルはキラキラした衣装を着てて
別の星からやって来たお姫様なんじゃないか、そう思ったと


その子の気持ち…今なら分かる

自分達もあそこに立つんだ、と



誰かの記憶に鮮明に残る何かになるかもしれない


誰かの憧れになる何かになるかもしれない


誰かに笑顔の魔法をかける何かになるかもしれない





世界中にその輝きを届ける何かになるかもしれない

きっと誰かが見て、何かを思って
スクールアイドルはこんなにも『素敵なモノ』なんだと
夢を教えてくれるかもしれない







 はっきりと言おう


この際、μ'sが勝とうがA-RISEが勝とうがどうだって良い


大事なことは『今が最高!』だという事だ


『今この瞬間に多くの人を楽しませる存在になる』


μ'sもA-RISEもどちらも人の心を良い意味で動かしていく
感動というモノを届ける強い光になっていく



どっちが勝った、どっちが負けたからどうだじゃない




どれだけ人を楽しませたか?が大事なんだ






ことり「…ふふっ、なんだかお姫様になったみたいで
     ちょっとだけ緊張しちゃうかな!」


ことり「あんなとこで歌って踊るんだもんっ!」


穂乃果「んー、緊張しちゃう?」


ことり「ちょっと、ね!」



穂乃果「むむっ!やっぱりそうかぁ…」ググッ


ことり「??…えっと、穂乃果ちゃん?」


両手で顔を覆って、いないいないばぁっ!でもするように
彼女はことりに顔を近づけ…!








穂乃果「しょうがないちゅんねっ!
       いよいよ決勝戦だちゅん!っ」(・8・)顔真似




ことり「ぷっ!」




穂乃果「どうしたちゅん?」(・8・)クビカシゲ



ことり「あはははっ!そ、その顔…!やめて…あははっ!
     お、おかしい…!ふふっ」




頬っぺたに手を当ててググッ!と思いっきり変な顔をしてみる

余程おかしいのか緊張のきの字も吹っ飛んだようにことりは笑う




ことり「あははっ…あー、おかしい」クスクス


穂乃果「‥ふふっ、やっぱりことりちゃんの笑顔は可愛いなぁ」


ことり「もうっ!そんなこと言って!」///




  あはは!  うふふっ!




 『ことり に 200+補正 が付いた』

直下レスがぞろ目なら☆もひとつ獲得



   ババンッ!!




フミコ「いらっしゃい!」

ミカ「スクールアイドルの考えたメニュー売ってるよー!」

ヒデコ「スヌージーもあるよっ!」






穂乃果「3人共なにやってんの!?」



いつの間にかあった屋台で売り子をやってるのでびっくりです
ぎょっとして穂乃果が尋ねると






フミコ「ああ、これ?さっき廊下を歩いてたら
     屋台の人にスカウトされたんだ」


ミカ「1時間で良いから手伝ってくれないかって」


ヒデコ「アイドルグッズショップと同じで利益は
     ラブライブ!実行委員会に貢献されるんだってさ」




穂乃果「へぇ…」




しかし、売り子姿の3人…中々に様になってるじゃないか



まだ時間はある…


誰に会いに行きますか?

自由にどうぞ

↓3(残り2)



海未「おや?3人共お手伝いですか?」

絵里「へぇ~変わったお店ね!」



ミカ「あっ!海未ちゃんと絵里先輩!」


ヒデコ「お二人とも!
    どうですか試合前にお一つ!お安くしますよ~!」へっへっへ!



フミコ「ヒデコってば…変な笑い方して…」



ヒデコ「いやぁ、こういうのはノリが大事じゃん?
     やっぱ此処は揉み手しながら如何にもな感じの店員っぽく―」




 後ろで同級生が漫才を披露する中
穂乃果は遠くに見慣れた後ろ姿を目にします




絵里「ハラショー!海未!これなんかおいしそうじゃない?」ワクワク

海未「絵里……まぁ、今日だけは良いでしょう」クスッ



絵里「それじゃあ!このメニュー頂戴?もちろん通常価格でね」ニコッ

海未「そんなに食べるんですか?」

絵里「まさか!これは希の分よ?…今回の楽曲は希の提案だしね!
    ある意味功労者ですもの」テヘッ

―――
――


にこ「…ついにラブライブ!ね」


夢にまで見た舞台


そして…あの頂点A-RISEと肩を並べられる位置に自分は居る

それだけでにこは感慨深いモノがあった




「にこちゃーん!」パタパタ




振り返れば、何やら紙袋を抱えて子犬のようにパタパタと駆け寄る姿が…

ぴょこぴょこ跳ねる髪の毛が尚更、子犬の尻尾を連想させる




にこ「穂乃果…!つにラブライブ!ね!!!」

穂乃果「うんっ!」ニコッ


穂乃果「―――」

自由以下略

↓2



穂乃果「ねぇ、にこちゃんは覚えてる?」


穂乃果「アイドルはファンの皆を笑顔にして
     ファンの皆はアイドルに笑顔の魔法をくれるって」



にこ「無論よ!…ファンが居るからアイドルは成り立つ
    支えてくれる人が居るから笑顔の魔法が使えるのよ」





ファンがアイドルを救い、そしてそのアイドルがファンを笑顔にする
お互いに助け合う存在…それがアイドルとファンの一つの在り方でもある








にこ「…目を瞑ったら
    次の瞬間には自分の部屋なんじゃないかって思う」




にこ「にこは可愛いパジャマを着てて、いつも通りの朝を迎えてる
    アンタと逢って、今日この舞台に来るまでの日々」




にこ「それが全部…夢か幻なんじゃないかって今でも思うのよ」













穂乃果「えいっ!」グイッ


にこ「痛!?」





頬っぺたを抓ります

ビンタを貰います、当然ですね!




にこ「こんのあほのか!!!」

穂乃果「うぅ…夢じゃないよって教えようとしたのに」ジワッ

にこ「たくっ、他にやり方があんでしょうがっ!」






にこ「…こうやってアンタとお馬鹿なやり取りをする日々も
    あのステージの上で輝くのも現実なのよね」



にこ「今までがずっと【悪魔】だの【並行世界の自分】だの
    ゲームか漫画みたいな空想ファンタジーな現象ばっかで
    信じらんないわよね」クスッ



穂乃果「…あははっ、そうだよね!」









穂乃果「ミューズの分も頑張りたいよね」

にこ「…ええ」






今、此処にいる自分達は彼女等が立つ事の出来なかった舞台に居る

自分達は"受け継いだ"…彼女等の分までたどり着けなかったその先へ
進むべきなのだと



にこ「まだ還ってないのよね、見てるのよね」

穂乃果「うんっ!」

にこ「なら、私達のすべきことは一つよね」







にこ「最っ高のライブにしてやろうじゃないの!」ニィ…!


穂乃果「今日は皆が主役だものね!」


いつも以上に主役、誰が一番は無い

強いて言うなら"全員が一番"なのだ


にこ「ええ!覚悟することね!アンタより目立ってやるわよ~♪」フフッ!


穂乃果「おおっ!こりゃあ穂乃果も負けらんないねっ!」



にこ「穂乃果…!」スッ

穂乃果「にこちゃんっ!」スッ





            ガシッ!



互いに手を取り、今宵を最高のモノにしようと強く誓う
目指すはあの輝きの向こう側だ!
キラキラとしたセンセーションだって引き起こしてやろうじゃないか!


 『にこ に+200補正がついた』

直下がぞろ目なら更に☆×1獲得

『外:入場口前』


亜里沙「ハラッセオ!!雪穂!見て見て!凄いよ!あんなに人が居る!」

雪穂「そりゃあ一大イベントって奴だからね
           席はこっちで合ってるかな?」ペラッ







ほのパパ「」ポカーン

穂乃果母「あら、あなたってば…そんなに人が来てることに吃驚?」



ほのパパ「」コクコク

穂乃果母「こうしてたくさんの人が
     穂乃果達を見に来てるって思うと凄いわよね」


ほのパパ「」ウンウン!


穂乃果母「ふふっ!穂乃果の晴れ姿を見て
     惚れちゃう男の子もたくさんでちゃうかもね!」クスッ


ほのパパ「!?」



穂乃果母「なんて、冗談よ!穂乃果にはもう心に決めた子が――」チラッ




         ゴゴゴゴゴゴゴゴ‥!

                    ドドドドドドド…!



ほのパパ「」スチャッ!(ラブライブレードVerウルヴァリン持ち)


穂乃果母「お、お父さん!?冗談だから殺気ださないでっ!?
      あっ、警備員さんっ!?違うんです!」オロオロ







真姫ママ「あら?なんだかあっちの方が騒がしいわね…警備員さんも
      駆けつけてるし…何かあったのかしら?」

「…さぁ?人だかりで良く見えないわね」


真姫ママ「さ!カメラも持ったし最高の一枚を収めましょう!」


「ええっ!…私もことりに逢いたいわね」


真姫ママ「もう外傷も目立たないし
      ふふっ!間に合って良かったわね!南さん♪」


理事長「ええっ、本当に…!娘の晴れ舞台ですもの」クスッ




誰に会いに行きますか?


(Last Shot) 直下





          真姫「 イ ミ ワ カ ン ナ イ !!」





唐突でした





穂乃果がにこと固い握手を交わし帰って来ると…



なんと!!!大量のドーナッツを前にした真姫ちゃんの姿がッ!!





希「そこをなんとか!」



穂乃果「…」ポリポリ



穂乃果「えっと、二人とも何してんの?」


大量のドーナッツと真姫に頭を下げる希
何とも意味不明な場面に出くわし頬をかく穂乃果は訊ねます

何がどうしてこうなったのか?


希「あっ…実はな、さっきえりちが『差し入れよ♪』って
   紙袋を持って来たんや…」


真姫「…かなりの量が入ってるのよね、コレ」



希「そうなんよ…もうドーナッツパーティーできちゃうくらいで」


希「流石にこれは一人じゃ食べきれなくて」


真姫「私も無理よ、っていうかエリーも本番前なんだからもう少し
   量を抑えるべきなのよ」


希「えりちは…普段はしっかりしてるようで、結構抜けとるから
   随分前にもおもちゃのチョコをうっかり本物と間違えて
   食べかけたこともあったから…」


希「まぁ、えりちも『腹が減っては戦はできぬ』の考えで
   たっくさん買ったんやろうね…」

真姫「悪気はない訳だし…無碍にもできないわけ」

穂乃果「…えっと穂乃果も手伝う?食べるの?」

―――
――


穂乃果「って言う事があったんだよね…たはは」

花陽「そ、そうなんだぁ…」

穂乃果「それはそうと…――――」

自由以下略
↓2



穂乃果「それはそうと此処で何してたの?」


控室から少し離れた場所、そこの窓からぼんやりと外を眺めていた花陽



花陽「あっ…ちょっとだけ、緊張しちゃって」


花陽「あの観客席にたくさんの人がいて…
    皆が私達を見るんだなって思うと脚が震えちゃって…」



花陽「今からこうして眺めておけば慣れないかなぁなんてね」



穂乃果「んー、そうだね…確かにあんなにたくさんの人の前に出るものね
    ちょっとは緊張もしちゃうかな」





穂乃果「花陽ちゃんはスクールアイドルをやってきてさ
     良かったって思う?」



花陽「そ、それは!勿論ですっ!」


花陽「最初は私なんかじゃ無理だって思ってて…
    ずっと遠い世界だって諦めかけてたもの…っ!でも!今は!」



今は違う



『夢』…叶えたい望みの事



[自分の叶えたい望み]の事をなぜ『夢』という名称で呼ぶか?

簡単だ






 いくら手を伸ばしてもつかめないから、まるで蜃気楼か何かのように
永遠にたどり着けないから『夢』という言葉で比喩される



でも、間違いないく花陽の叶えたい望みは『夢』ではなくなった
叶えたい望みは…『現実』になっているんだ


もうその手で掴んでいるんだ




花陽「…昔見たテレビの中と一緒で私も憧れに近づけたんです」


花陽「頑張る事が苦手で、後ろ向きですぐに逃げ出しちゃう私だけど…!
   それでも!此処まで"逃げたくない"って思ったんです!」


花陽「このまま突き進もうって!本気で思うの!」




彼女自身の気持ちを吐き出させる

胸の奥に仕舞われた想いの丈を思いっきり打ち明けさせる!





花陽自身気が付いてないかもしれない


こうやって心中で渦巻いていた葛藤を出させる事で
彼女の震えは止まっていたことに





穂乃果(花陽ちゃん……、花陽ちゃんは自分で後ろ向きとか
    頑張るのが苦手だってよく言うけど穂乃果はそうは思わないよ)




穂乃果(だって…穂乃果は知ってるんだもん
        花陽ちゃんは誰よりも大きな夢を持ってるんだって)



喩えるなら大空へ羽ばたいていく翼

一度飛び出せばどこまでも高く舞い上がるような…



希望という素敵なモノで膨らました風船が何処までも飛んでいくのと
同じなんだ




穂乃果「ならその想いで進もうよ!
     私達の全力!見せちゃおうっ!」




穂乃果「ファイトだよっ!!」グッ!


花陽「! うんっ!」


『 花陽 に +200補正がついた』

直下がぞろ目で☆×1獲得






ツバサ「時間ね」


英玲奈「ああ…」





ツバサ(これが終われば……もうお別れ、か)





英玲奈「どうした?暗い顔して?」

あんじゅ「もしかして具合悪いの…?」



ツバサ「ふふっ、まさか!…久しく出会えなかった強敵を
     相手にするからね、ちょっとした武者震いよ」



英玲奈「そうか…なら良いさ」







英玲奈「そうそう…これが終わったら
     お前に渡しておきたいモノがあるんだ」


あんじゅ「私と英玲奈で考えたとっておきのプレゼントよ?」クスッ


ツバサ(二人からのプレゼント…日本を発つ前の宝かしらね…)


ツバサ「何よそれ?気になるじゃない」


英玲奈「終わってからのお楽しみだ、それより幕が開けるぞ?」



ツバサ「っといけないわね…集中しなきゃ」




ツバサ(そうよ…この3人でのライブもこれが最後…
     なら悔いなんて残しちゃいけないのよ)






――――覇者






スクールアイドルの頂点に立つ者達が居た




多くが彼女等に挑み、そしてッッ!!











威圧感<プレッシャー>に飲まれ…戦う事なく潰えて行った






A-RISEは久しくであう事が無かった


"覇者"の闘争本能を掻き立てるような"強者"にッ!




長らく忘れていた…ッ!この空気…ッ!この『熱』ッ!






  これが…!   これが…!   これこそが…ッッ!!









    ツバサ「A-RISE…!行くわ…」ドドドドドドド…!







   ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!!!

            
                ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!!!




――――今、幕が開けた…


       改めて思い知らされる…これが…"覇者"ッッッッ!!!





      最終決戦 A-RISE   楽曲『Shocking Party』

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



      ラブライブ!最終決戦イベント!!


           VS 『A-RISE』




   難易度☆☆☆☆☆




『ルール』
大まかなモノは水着コンテストやハロウィンイベントほぼ同じ

違いがあるとすれば今回『属性』の概念が無しとのこと




μ'sメンバー(9人分)のコンマの合計値

A-RISEメンバー(3人分)のコンマの合計値


多かった方が勝つ


至って『シンプル』…ッ!





コンマ 01~49なら 基本値×1・2の得点を入手

コンマ 50~98なら 基本値×1.4の得点を入手

   ゾロ目は基本値×2…単純に2倍入手となる




ここまでで説明は大丈夫ですか?

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▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
 『戦闘形式』

 μ's、A-RISE両チーム、同時に披露してもらう中でどちらがより
 多くの人の心を感動させるか…

 ① あんじゅ

 ② 希(lily white

 ③ 海未(lily white

 ④ 凛(lily white

 ⑤ 英玲奈

 ⑥ 真姫(BiBi

 ⑦ 絵里(BiBi

 ⑧ にこ(BiBi

 ⑨ ことり(Printemps

 ⑩ 花陽(Printemps



 ⑪ ツバサ
 ⑫ 穂乃果(Printemps



 の順でコンマ判定がなされます



 なお各メンバーの能力は 以下となります…


μ's (主人公の挙げた戦果☆依存 アイドルとしての活動)

※今回属性の概念は無いので属性は関係ないです

ちなみに比較例↓

水着コンテストのν's
『支倉 かさね』(覚醒)【ピュア属性】
【590】
『フミコ』【ピュア属性】
【301】
『高坂 雪穂』【スマイル属性】
【399】




μ'sの戦力↓

穂乃果『1000』
海未『1000』
ことり(会話補正付き)『1200』
花陽(会話補正付き)『1200』
凛『1000』
真姫『1000』
にこ(会話補正付き)『1200』
希『1000』
絵里『1000』



A-RISEの戦力↓


 あんじゅ『3000』

 英玲奈『3100』

 ツバサ(未覚醒)『3100(?)』


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

今回も覚醒がある感じかな

*********************************


 失礼します…仕事都合で少しばかり早めの切り上げとさせてください




   次は『12月1日 日曜日 夜19時』を予定

*********************************

火曜だよ乙

>>591

あっ、一つだけ言い忘れてましたが

ゾロ目を出したからといって覚醒したりはしません
入手点が2倍になるだけです

要は今回覚醒する味方は居ないという事です、はい

盛り上がってきたけど、1は今日中にエンディングまでかけるん?いつもの感じならあと3時間きってるから次回は来週の日曜。になりそうなのでやるなら付き合うとだけ

>>594  ご指摘ありがとうございます


『訂正』


【12月1日 "火曜日" 夜19時】です



>>598 いえ、今日はもう終了です

良いとこで次回かぁ乙

所でラブカ使えるの?

>>600
これ聞きたい

ラブカス使えるのは実質1回だけ

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


   本日 お越しの 『ぷれいやぁ』様、そして【ぷれいやぁ】様…




       LAST GAME を 開始いたします


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

持ち物☆
【お野菜御粥】【黄色いリボン】【ほむ饅】【揚げ餃子】
『貰った銀の指輪』×2【超高性能バウリンガル】
【ロケットパンチャー1号】【チーズケーキ】
【スモークサーモン】【マジックタルト】【睡眠薬】
【思い出の林檎飴】【ミネストローネ】【おにぎり(鮭)】
【穂むらのおはぎ】『ラブカストーン』




【持ち物に 『ラブカストーン』がある】



持ち物†


【Wonderful Rush だワン!】

 犬耳と犬尻尾!つけるとなんだか野生の感が身に付く気がするワン!
 野生の直感で狙ったものを任意で出せる気がする!


 SPを50消費する事で【ラブカストーン】一回分の効果を発揮する!


 現在のSP
SP
56/56

【持ち物で 【Wonderful Rush だワン!】 が使用可能 】





>>600 >>602

>>603が言ってくれた通りです

9スレ目~10スレ目に開催された水着コンテスト時

スクフェスモブ:志賀 仁美へのラブカストーン使用を確認


スクフェスモブへのアイテム使用(手助け)【回数1】


従って一度のみ【コンマ操作系のアイテム あびりてぃい】が許可です



判定順

 ① あんじゅ

 ② 希(lily white

 ③ 海未(lily white

 ④ 凛(lily white

 ⑤ 英玲奈

 ⑥ 真姫(BiBi

 ⑦ 絵里(BiBi

 ⑧ にこ(BiBi

 ⑨ ことり(Printemps

 ⑩ 花陽(Printemps



 ⑪ ツバサ
 ⑫ 穂乃果(Printemps





μ'sの戦力↓

穂乃果『1000』
海未『1000』
ことり(会話補正付き)『1200』
花陽(会話補正付き)『1200』
凛『1000』
真姫『1000』
にこ(会話補正付き)『1200』
希『1000』
絵里『1000』



A-RISEの戦力↓


あんじゅ『3000』

英玲奈『3100』

ツバサ(未覚醒)『3100(?)』


μ'sメンバー(9人分)のコンマの合計値

A-RISEメンバー(3人分)のコンマの合計値


多かった方が勝者となる


コンマ 01~49なら 基本値×1・2の得点を入手

コンマ 50~98なら 基本値×1.4の得点を入手

   ゾロ目は基本値×2…単純に2倍入手となる







※ ゾロ目は基本値×2の得点入手であり
  誰かが覚醒する等はありません

 今大会で味方の『攻略対象』は『覚醒』しない

【さいご の ひ】【最終ターン】




【ラブライブ!会場前】






      ザザザザッ








―――12月…



――――――雪もちらちらと降り始めるこの季節






―――――――幾多もの人々がそこへと向かっていた



ある人は身内の為

ある人は『輝き』に惚れた為

ある人は…何かに『惹かれた』から




そして…






        【悪意】を持ってやって来るモノも居る




















  うぷぷ…




それは誰にも見えない、視えない






「ひっ!?」ビクッ






「? どうしたの?」



「えっ…!い、いや!ホラ!!あそこ!見てよ!なんか飛んでるっ!!」


「?? 何も居ないじゃん」

「ええっ!!でもホラ!確かに…」










―視えてない…筈?










「…気のせいじゃないの?」

「はぁ…遠くから来たから疲れが溜ってて変なの見たんじゃない?」


「…ええー?そう、かなぁ」









「ほら、行くよ――千歌」


「皆で『輝き』を見に行こうって言ったんでしょ?」






千歌「…そだね!行こう行こうっ!」ワクワク






 おんやぁ?


 気のせいですかねぇ


 今、なんか見られたっぽいけど…





  まっ!良いや!!




  このまんま 終わられちゃあ 正直つまんないんですよねぇ



  うぷぷ!!







 そ・こ・で



  わたくし 素敵なプレゼントをご用意しましたぁ













・ 【しらゆきひめ】(1/4)

・ 【はいかぶり】(2/4)

・ 【へんせ"る と く"れーてる】(3/5)

・ 【にんき"ょひめ】(1/3)

・ 【ななひき の こやぎ】(3 / 4)











  わたし から の おくりもの


 この 【コンマ×分の 絵本のページ】…はははは!!!!!



 指輪2つ と 蒼の神話 一つで 何回防げるかなー?


 ぶひゃひゃ!!!






シュルシュル…









        それじゃあ! さっそく!!いってみ――






















 シュルシュル…












           ?? なんか変な音聴こえた?









        シュルシュルシュル……

















               …後ろから?――クルッ



















               ガブッ…!  グチャ…ッ!











□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


      ラブライブ!最終決戦イベント!!


           VS 『A-RISE』


   難易度☆☆☆☆☆

       開幕

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□




「行くよっ! 1!」

「2!」

「3!」

「4!」

「5!」

「6!」

「7!」

「8!」

「9!」




「μ's! ミュージック――――!!」


    -『『『『『『『『『スタート!!!』』』』』』』』』-


9人の少女が輪になってピースサインのようにした手を合わせる

円陣と掛け声!彼女等は進む…!最後の舞台へ…!




―――今ッ!幕は上がった!




――――たった一夜限りのparty night!


――――――『最高の今』が始まったのだッ!!







μ'sはお互いに手を繋ぎ合っていた


胸の奥にあるのは一つ…『この9人で居られた事』

『この奇跡に巡り合えた事』



…この瞬間が好き、この9人が好き…




        そして―――――『――』


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



        コ ン マ 判 定 !!



 優木あんじゅ『3000』  ↓1のコンマ


 希『1000』  ↓2のコンマ

 海未『1000』 ↓3のコンマ

 凛『1000』 ↓4のコンマ





□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

優木あんじゅ『3000』×『1.2』=『3600』





東條希『1000』×『1.2』=『1200』

園田海未『1000』×『1.2』=『1200』

星空凛『1000』×『1.2』=『1200』



A-RISE『3600』
μ's 『3600』




    結果ッッッッ!! 同点ッッッ!!

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□




  ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!!!!!!!!!



            ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!!!!!!!!!







 舞台に『熱』が溢れる

不動の頂点を走り続けたA-RISE、そして世に生まれて僅か1年足らずで
覇者と肩を並べたμ's!




圧倒的なパフォーマンスを魅せ、観衆を自身達の世界へと
惹き込んでいくA-RISEの『Shocking Party』ッッ!!



そして今まで一度も無かった全く新しいタイプの楽曲…


μ's初の"ラブソング"…『Snow halation』
空からちらちらと舞い降りて来る雪がイルミネーションの美しさ
そして『大好きという思いを"そのまま"…"大好き"』と伝えていく

旋律…歌声…すべてにそんな気持ちが込められて流れ出す!




「ツバサー!!」「凛ちゃーん!」「希ちゃん!頑張れー!」
「キャー!絵里先輩!!」「あんじゅ!」「海未さーん!」
「μ's!最高だァ!」「にこにー!」
「A-RISE!好きだー!」「え・れ・な!」




雪穂(すごい…!)


まるで別の世界に来たようだった

舞台上の『輝き』に皆が釘付けにされていく


彼女、高坂雪穂もまたその一人だ



亜里沙「海未さーん!!お姉ちゃーん!」つ『ラブライブレード』ブンブン



亜里沙「雪穂!皆凄いよ!」



雪穂「ハッ!…そ、そうだね!!」



飲み込まれそうな程の歓声の渦


それすらも気にならない程に…周りの声が一切聴こえないほどに…ッ!


『惹き込まれた』




両者の曲、歌声、姿、それ以外が一昔前のカメラ写真のように
モノクロな世界で…『3人』と『9人』だけが『色』を持つ




雪穂(凄い…!)


雪穂(凄い!凄い!凄いよ!!!お姉ちゃん達もA-RISEも…っ)


雑誌やTVで見たことはあった


だが、こうして間近でA-RISEを観る事は無かった


ハイライトに照らされる『星空凛』『園田海未』『東條希』
『lily white』の面々

そして『優木あんじゅ』



 これほどまでにどちらを応援して良いのか悩む程の美しさは…
未だかつて無いと言えよう



――――
―――
――


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


μ's『3600』
A-RISE『3600』



         コ ン マ 判 定 !!

統堂英玲奈  『3100』↓2

西木野真姫 『1000』↓3

絢瀬絵里  『1000』↓5

矢澤にこ  『1200』↓6



□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ラブカス77

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

統堂英玲奈  『3100』×1.2=『3720』


西木野真姫『1000』×『1.2』=『1200』

絢瀬絵里『1000』×『1.2』=『1200』

矢澤にこ『1200』×『1.2』=『1440』




A-RISE『3600』+『3720』=『7320』

μ's『3600』+『3840』=『7440』


A-RISE『7320』
μ's 『7440』




    μ's!!僅かにリード『120』点差!!






『ラブカストーン』使用っ!!!


…が>>633 誰もいない為、まだ"未使用"判定

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



 ミューズ!!スキダー! アライズー! カッコイイー!  キャー!ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!



UTX会長「…」





「思う所でも御有ですか?会長」ザッ




UTX会長「! …悠弓さん、来てたのね」




悠弓「自校のスクールアイドルを
    応援してはいけないという校則はありませんからね」


悠弓「聖来にも誘われてましてね…
    『一緒にμ'sとA-RISE応援しよう』っと」



UTX会長「そう…なら九条さんも来てるわけね?
       ふふっ!恋人さんと一緒なんて羨ましいわねぇ…」


悠弓「私と聖来の仲を変な目で見ないで頂けません?」イラッ




悠弓「…如何ですか?
   貴女にしては珍しく心を動かされたようですが?」


UTX会長「……この私が『感動』してると?」




悠弓「違いますか?私にはそう見えますが」


UTX会長「…」













UTX会長「認めたくないものね…貴女如きに看破されるなんて」







UTX会長「…悔しいけど、そうよ」



UTX会長「正直…心動かされたわよ、ツバサ達に…高坂穂乃果にも、ね」






UTX会長「UTX学院の…更なる飛躍…今まで以上の入学希望者が集まる
     方法の模索…フフッ重い看板だと思わないかしら?」ククッ



口元に手を当てがい彼女は笑う




UTX会長「…やってらんないわよ?
       色んな権限を黙認してもらえる権利が無ければねぇ
     "お気に入り"になった可愛い女の子集め、ハーレム計画とか」



悠弓「悪趣味自慢ですか」






UTX会長「あっ、そうそうこれはハロウィンイベントが終わって
     高坂穂乃果が帰った後に知ったわ‥」





UTX会長「ウチの生徒が星空凛に洗剤入りの飲み物を飲ませたり‥
      私の"お気に入り"の絵里さんを刺そうとしたってね」





悠弓「それは初耳ですね」


UTX会長「でしょうね…高坂穂乃果が
      その子を警察にも誰にも言わないで庇ったらしいし」




悠弓「わざわざ私にそれを言う理由はなんです?」




UTX会長「事が公になればウチの学院も少々まずいのよね
      生徒が傷害罪を起こしましたとなれば評判が堕ちる」







UTX会長「…私のこの独自調査の結果を先生方に言って退学処分も
      良かったけどね」









UTX会長「あえて、黙る事にしたわ」






UTX会長「なんて言うのかしらね?同じ、女の子が好きな者同士?
     同好の士って奴かしら」



UTX会長「あ、この件警察に告げたら貴女や九条さんには
      ペナルティーつけるからね?」



UTX会長「話が逸れたわね…同じ女子が好きな人同士
      愛着がわいたのよね」


UTX会長「その子は『穂乃果が好き』だった
      好きな子の為なら犯罪も厭わない姿勢に共感が持てたわ」



UTX会長「本当に欲しいものには全力を尽くすからね」








UTX会長「だからツバサにはNY行きとか色々と策を弄した」


UTX会長「‥最後は泣きついて、ごめんなさいと頭を下げると思った」




悠弓「当てが外れましたか?」



UTX会長「笑いたいなら笑いなさいな…」


UTX会長「別に罪滅ぼしじゃないわよ?
       …深い意味は無い、意味は無いけど『呼んだ』わ」



UTX会長「多分…もうすぐツバサも『再会』するんじゃないかしら」



―――――
―――
――


「どうも」ペコリ


千歌「いえいえ!どういたしまして!」フリフリ



「ん?千歌…あの人達は?」


千歌「ああ、なんか道に迷ったんだって!
     此処で数年ぶりに娘さんに会いに来たんだってさ!」


千歌「それよりさ!さっき蛇みたいなの見たんだけど!!」


「…はぁ?」







□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□



        コ ン マ 判 定 !!


A-RISE『7320』
μ's 『7440』



現在120点差でμ'sリード



ことり『1200』↓2

花陽『1200』↓3



□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

南ことり『1200』×『1.4』=『1680』

小泉花陽『1200』×『1.6』=『1680』



μ's『7440』+『3360』 =『10800』


A-RISE『7320』
μ's 『10800』



□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□







 ミューズ!  アライズー!

   ホノカチャーン! ウミサーン!  ニコニー!オレダー!ケッコンシテクレー!

     カヨチン!!リンチャン!

    まきちゃん!まきちゃん!  オイ!患者がいるぞ!



英玲奈(…私達が押されている…か)





あんじゅ(…この状況…フルハウスね…)






A-RISE『7320』
μ's 『10800』




 点差…『3480』





頂点…ッ!覇者…ッ!揺るがない栄光…ッ!



それは…確かに伝説と呼べよう



だが…いつの時代にも次のようなセオリーがある


 『伝説は次の世代が乗り越えていくモノ…!』





英玲奈(…いや!!!まだだっ!!)グッ!


あんじゅ(…ふふ!不利な状況こそ『楽しむ』…素敵じゃないの!)



英玲奈(問題は…!)チラッ










          ツバサ(…くっ!!)










英玲奈(…あの馬鹿め、表情が引きつってるじゃないかっ!!)


あんじゅ(…やっぱり具合悪かったんじゃないの…)










ツバサ(駄目だわ…!こんなんじゃ!…っ)





ツバサ(これで‥これで最後かもしれないのにッ!)







―――『私はあんじゅ!貴女の名前は?』

―――『ふぅん、ツバサか…私は英玲奈、統堂英玲奈だ』






――『私達!最高のチームね!』

――『まぁ、悪くないな…ふふっ』




――『英玲奈!今日もご馳走お願いね!ツバサも食べたいって!』

――『貴様等、なんでいつも私にたかるんだよ…』

――『そう言いつつご飯作ってくれる英玲奈ちゃん最高だってさ!』

――『調子の良い事を…おい!止めろ馬鹿!唐辛子を入れるな!』






ツバサ(…もう、二度とこの三人じゃ
         …歌えなくなるっ!!それなのに――!)



                  …グラッ




あんじゅ(!?)

英玲奈(なっ!?)










       ザワザワ…!


               …ドウシタンダ?










「綺羅ツバサが…床に膝をついてる?」

「あんなの前見たPVに無かったよな…」

「…えっと…新しいダンスとか演出?」



















  ツバサ「…」







  ツバサ(…覇者…か)







  ツバサ(…これでA-RISEも終わりね…私の…)









   ツバサ(私のくだらないちっぽけなミスで…)









   ―――日本ともお別れ…いつ帰れるかもわからない





   ――――誰も私を知らない国、誰も知らない世界





   ――――兎だって寂しいと死んでしまうというのに

















 ――――英玲奈、あんじゅ…たのしかったわよ

















 ――――母さん、父さん…いつも電話で祝ってくれてありがとう






















――――せめて、せめて…もう一度だけ顔を見たかった





  『ツバサちゃん!』『ツバサ!』













ツバサ(…ぁ)












ツバサ(………ふ、ふふ・・・なによ)











      ツバサ(サンタさんの贈り物かしら…)





綺羅ツバサは…観客席の中に確かに見た




多くの歓声の中で…聞き取れる筈の無い声の波に混じって
確かに聴いた…



電話の受話器越しに聴いていた声



"覇者"…"頂点に立つ者"そんなプライドで大人ぶって弱音を言わなかった

本当は逢いたい、顔を見たいなんて誰にも告げたことはない





その彼女が渇望した顔が…逢いたい人が…居たッ!








           綺羅ツバサは…立ち上がる!



party!shocking party!


party!shocking party!



  ――『始める準備はどう?』




そして歌い始める



英玲奈(ツバサ…!顔が!)


あんじゅ(…今までで見たことない程楽しそうな表情…)



ザワザワ…!

     …ツバサ…!


party!shocking party!!


――『世界が回り出す!』








ツバサ(…そうよ、此処でへこたれてちゃいけないじゃない…
             今、見てくれる全ての人の為にっ!)バッ




―――『誰かの為じゃない』



雪穂(A-RISEの動きが変わった!)


千歌(…μ'sも凄いけど…この動き‥!)




―――『自分次第だから』



かさね(…こんなに楽しそうなA-RISE初めて見たかも)


亜里沙「‥もしかして…お姉ちゃんや海未さん達よりも…」






UTX会長「…同格、いえ…今の彼女達なら」



―――『主役は自分でしょ?分かるでしょ?』




ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!  A-RISE!!! A・R・I・S・E!!




海未(…なんでしょう!この感じ)


ことり(…見てるこっちも楽しくなる感じ)




絵里(…認めたくないけど、敵ながら天晴って事かしら)






その輝きは対戦相手であるはずのμ'sの心も届いた…ッ!








未だかつてない強さ、覇者に相応しい気高さ…そして







穂乃果(…ツバサちゃん!…!やっぱりすごいよ!)









初めて彼女の姿をみてスクールアイドルを目指そうと思った



原点にしてある意味最終目標…彼女の正真正銘、最後の『伝説』











    穂乃果(…負けてられない!私だって!!!)









           最終決戦ッ!



  高坂穂乃果 覚醒!!

  『1000』→『1800』





   ツバサ(不思議だわ…こんなに心が軽く感じる)




   ツバサ(もうお別れだっていうのに…
        不思議とさっきまで感じてた寂しさも何も無い!)









   ツバサは仲間の顔を見る、同様の3人は顔を見合わせる




 あんじゅ(ふふ・・・面倒な相棒を持つと苦労するわね?)


 英玲奈(全く‥ひやひやさせて…演技の一つと思われたから
      良かったものの…)




 言葉は不要…!目線だけでお互いの言いたい事を理解できる"絆"










  ツバサ(二人とも、ごめん!そして……!)














   ツバサ(私に力を貸して頂戴!)



   あんじゅ(当たり前よ…!)


   英玲奈(ああ!良いさ、…『我々は一つ!』)









  綺羅 ツバサ 覚醒!!!


  『3100』→『4100』


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

訂正

×4100

『4500』

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□




A-RISE『7320』
μ's 『10800』


コンマ 01~49なら 基本値×1・2の得点を入手

コンマ 50~98なら 基本値×1.4の得点を入手

   ゾロ目は基本値×2…単純に2倍入手となる






       コ ン マ 判 定 !! 最終決戦!!!






綺羅 ツバサ 『4500』↓4

高坂 穂乃果 『1800』↓3

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


ラブカストーン使用



綺羅ツバサ『4500』×『1.2』=『5400』

 高坂穂乃果『1800』×『2』=『3600』




μ's『10800』+『3600』=『14400』

A-RISE『7320』+『5400』=『12720』





□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□








     「どっちが勝ったの…」




最初にそれを口にしたのは誰だったか…




全てが終わり、舞台から12人が去った後の事だった












  …モニターに表示された電子の文字は…
























          『 μ's 』





穂乃果「…勝った‥?」





花陽「私達が?」


にこ「…あのA-RISEに…えっ…」





呆然



…開いた口がふさがらない










「「「「ええええええぇぇぇっっ!?」」」」








「勝ったぁ!!勝ったよ!私達勝ったんだよ!!」

「やったにゃあああ!!」

「う、うわああぁぁぁん!やったよぉぉ!」



堤防が決壊したように全員が思い思いに出てきた言葉を口にする
ある人は隣の子と抱き合い、ある人は涙を流す



夢にまで見た勝利を手にした…!


そうとも…!




  『伝説を打ち破った』んだ!








ツバサ「…ふふっ!負けちゃったかぁ!」



ツバサ(…でも、不思議と悪くない)




ツバサ(全力を出して負けたんだ…なら、これはきっと…)







あんじゅ「ツバサ」

英玲奈「ツバサ…」




ツバサ「ふふっ!ごめんなさい負けちゃった」テヘ







英玲奈「だが…気分は最高なんだろう?」

あんじゅ「見てて分かるわよ」クスッ



ツバサ「参ったわね…」



良い友人達を持った…そして…




ツバサ(…今までありがとう…二人とも)




ツバサ「二人には…言わなきゃならない事があるのよ」



ツバサ「私…実は――「アメリカに行くんだろ?」







英玲奈「分かってるさ、会長を問い詰めたよ」

あんじゅ「様子がおかしいことくらいわかってた」




ツバサ「…全部お見通しって訳ね」

以心伝心ができる過ぎるのも困りものである




英玲奈「ほら!最初に言っただろ?プレゼントだって」

あんじゅ「はいっ!どうぞ♪」







ツバサ「?…なに、このカード」



英玲奈「ああ、それな…それは」


あんじゅ「私"達"の新しいスポンサーさんの名刺みたいな物よ?」



ツバサ「…!これ、NYの…」



英玲奈「いつだったか言っただろ?『我々は一つ』って」

あんじゅ「クスッ、あの時は笑ったわ!
      英玲奈ったらカタコトだったんだもん
     こんな感じかしら『ワレワレ ハ ヒトツ!』って」



英玲奈「黙れ馬鹿!
     コホン、…ツバサ、お前一人で行かせると思うな」





英玲奈「私とお前、そしてあんじゅの3人で私達はA-RISEなんだ」




英玲奈「お前一人に寂しい想い…させる訳ないだろうが」


あんじゅ「兎さんは寂しいと死んじゃうんでしょ?
      なら白うさぎには仲間がいなきゃねっ!」





ツバサ「……」プルプル



英玲奈「どうだ?私達からのプレゼントは?気に入らんか?」ニィ

あんじゅ「嫌なら良いのよ?」

英玲奈「親に無理言って、向こうにも話通したんだ
    できれば受け取ってもらいたいがね」フフッ



ツバサ「嫌な訳…ないじゃないの…」











…ワアアアアアアアアアアアアアアァァ!!




英玲奈「‥ん?会場の方が騒がしいな」





  ――――コール!


              アンコール!  アンコール!






あんじゅ「!あらあら…これは!」



「アンコール!アンコール!」



雪穂「アンコール!」
亜里沙「アンコール!」


千歌「アンコール!」



かさね「μ'sー!」

るう「みなさん!!」ブンブン



理事長「アンコール!」






その声は舞台裏にも聴こえた







「A-RISE! アンコール!アンコール!」








ツバサ「…私達の名前も」





「ツバサちゃーん!」




ツバサ「…穂乃果さん」




穂乃果「えへへ!皆で来ました!」


彼女の後ろには…8人の、合計9人の女神が居る


英玲奈「その衣装は…」




フミコ「私達が用意したんです」

ミカ「もしかしたら必要かもってね!」

ヒデコ「へへっ!あ、後でサイン貰っていいですか?」


ちょっとー!? あははっ!


ツバサ「賑やかね」クスッ

英玲奈「なんとなく負けた理由もわからなくもないかな」



英玲奈「私達も行くか?」

あんじゅ「あっ!行っちゃう?行っちゃうの『Private Wars』で
      アンコールに答えちゃう?」




ツバサ「…ふふっ!良いわね!それ!貴女達はどうする?」



穂乃果「私達はこの衣装で…!当然―――!」









『それは僕たちの奇跡』



さぁ…夢を叶えるのは皆の勇気

負けない 心で明日へ駈けて行こう――――!










――――――――――――――

―――――――――
――――――
――――




 ふふっ、終わったね!

 ええ、あんなに楽しそうに…

 この光景を私たちも見たかったなぁ…


 あら、見てるじゃないの、今この瞬間

 あはは…それはそうだけどね


 できることならあの舞台に立って私達も見たかったわね


 でもさ!これで良いんだよ!本当ならこうやって見ることも
 叶わなかったんだもん!


 そういう意味じゃ、今、此処に居るのは『奇跡』なのかもね

 せやね……ここまでの事、全部が全部無意味じゃなかった






 此処に来て良かった、この9人であの光景を見れて良かった

 もう二度とああやって全員が隣同士で笑いあうなんて見れないと思った


 悔いなんて、ないさっ!



…シュルシュル…シュル…







あっ、お迎えですか?


アイツは?






えっ、二度と出てこれないようにした…


ヴェエエ…そんな方法で…


うっわ、えっぐ……





小悪党らしい終わり方ちゃあ終わり方だけどさ…



…同情、しないよ…うん…















・・・還ろう、帰るべき場所に












「いやあ!!最高だったね!μ'sもA-RISEも!」

「そうね!…私達も来年は高校かぁ…」

「あっ!じゃあさ!高校生になったら私達も
         スクールアイドルやらない!?」


「あっ!それ楽しそう!」

「ええー先輩ズルい!あたし達は再来年ですよ!後もう一年待たなきゃ」


「へっへー…あ、流れ星!」

「えっ!どこどこ!」

「ほら!あそこ…!しかも連続で!
     …3つ、4つ…7、8…すごっ!?9つも!?」



「…はへー…なんかすげぇの見ちまったなぁ…」

「不思議な感じ…」


「なんつーか
  9つが同じ場所に向かって飛んでってさ…こう、なんつーのか」


「ははっ!何よ?なんつーかとか言い過ぎ!」

「っるせぇ!今あたしが必死に頭捻ってんだ!馬鹿!」



「こうよ…『一つの光』って感じ?」


「ナニソレ~!」


「今、ピンと頭に浮かんだんだよっ!
    こう‥よ、『僕たちは一つのひかり』って」



「はいはい!喧嘩はそこまで!帰って受験勉強しようよ!
               12月の女子中学生らしくさぁ~」



「へぇへぇ…」










             『23:59:――秒』










  さようなら…皆さん!

            そして…これから先をお幸せに!



【アイツ】はもう居ないんだ!…人間をおもちゃにして遊ぶアイツは…っ


   長かったわね…



 自分の作った盤の上で"人間を道具にし続けた最低最悪の【げぇむ】"

    イカレた【げぇむ】はもうおしまいっ!



   此処から先は…もう誰かが創った【げぇむ】なんかじゃない


 誰かが創ったレールの上でも脚本の上でもない



   …正真正銘の誰も見る事の無い彼女達の『物語』になるんだ


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△





    …聴こえていますか?

              今、私達の言葉が届いてる"あなた"



   私達に力を貸してくれてありがとうございます…

 【最初の月】【次の月】…そしてこの【最後の月】までずっと…


    きっと私達じゃアイツはどうにもできなかった


               感謝してもしきれへんよ

   本当にね…






















             ありがとう…


















              カチッ







           『00:00:00秒』

         【最後の月】【31日目】




             『終了』

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△











ザザザザッ











            『新しい月』『一日目』『朝』









△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


…チュンチュン



朝、すがすがしい朝日と共に
ことりの囀りが街に『おはよう』の挨拶を浸透させていく






「お姉ちゃん!!いつまで寝てんの!?」



「んー」モゾ



「こんのぉ!!!起きろぉぉ!!!」バッ!






「ひゃああっ!?」






「いったぁ!!お尻打ったぁ…」



「はぁ…お尻を気にしてる場合?」


「うぅ…何さ!雪穂の馬鹿!」



「へぇ…そんなこと言う?デートに大遅刻の姉を起こしにきたのに」


「えっ」







    目覚まし時計(・8・)『大遅刻ちゅん!』





 「」







 「うわああああああああああああああ!?!?!?!?」




△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


 ・…………・‥・・☆
    ・…………・‥・・☆

           ・…………・‥・・☆

  ・…………・‥・・☆

        ・…………・・☆

 ・…………・‥・・☆


           『エンディング&スタッフロール!』





 ・…………・‥・・☆
    ・…………・‥・・☆

           ・…………・‥・・☆

  ・…………・‥・・☆

        ・…………・・☆

 ・…………・‥・・☆

※"想像力豊かな皆さま"…脳内で
   『ススメ→トゥモロー(9人Ver』を再生してください)
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△




   穂乃果「『れんあいげぇむ』」?【コンマ】




  製作『【げぇむ】project(>>1)』

  原作『ラブライブ!』










――――――だって可能性感じたんだそうだススメ…!




穂乃果「いってきまふ!!!」モゴモゴ


雪穂「お姉ちゃん!!お財布!忘れてる!!!」


穂乃果「ふほ!?ほんほー!!(嘘!?本当ー!?)」


雪穂「あーーーっ!もうっ!口にパン咥えたまんま喋んないで!」












ことり「おはようございます!」


雪穂「あっ、ことりさん!…あははお恥ずかしい所を見せましたね」


ことり「またなんだね…ははは…」


雪穂「はい…また寝坊です」ハァ…





雪穂「数か月前まではもっと緊張感あったのになぁ…」


ことり「でもさ!私はあの穂乃果ちゃんの方が好きかな!」


雪穂「えー、あの寝坊するわ、だらしないわのお姉ちゃんですか…」



ことり「…ふふっ、そういう雪穂ちゃんも満更でも無いんでしょ!」


雪穂「…まぁ、否定はしないですけど」



ことり「…【悪魔】が居なくなって、あの怖い日々も終わって」


ことり「憑き物が落ちたっていうのかな…」


雪穂「…」




ことり「死んじゃうかもしれない怖さも、あの頭痛も起きなくなった」




ことり「明るくて、何も考えてなくて」




ことり「何も考えていないからこそ誰よりも自分を信じて突き抜けられる
     たくさんの人を強引に、だけどいい方向へ引っ張っていける」





ことり「そんなパワフルで太陽みたいな穂乃果ちゃん♪」




雪穂「ふふっ、そうですよね!
   …お姉ちゃんはお馬鹿でどうしようもなくって」





雪穂「でも……一緒に居たい、そう思わせるような明るさと
    底抜けの御人好しで…」




雪穂「あんな人だから…きっと皆好きなんだよね」クスッ






 心が幾多も傷ついた…ヒビ割れて、もう立ち直らないんじゃないか
そう危惧したことさえあった…




でも彼女は…徐々にあの強い心を取り戻していった

陰りのあったその心は…今ッ!







雪穂「太陽は沈んでも何度も昇っていく…永遠に出ないことは無い、か」



止まない雨はない出口の無いトンネルなんてない

いつか何かのアニメで誰かが言った気がする

この世界は【希望】と【絶望】でプラスマイナス、ゼロでできてる


【希望】の後には【絶望】が大口開けて待っていて…
【絶望】に落ちたなら…次は【希望】が微笑んでくれるんだって



確かに穂乃果は長い間…悪夢を見た



執拗に"神様気取りのキチガイ"に何度も悪意をぶつけられただろう



ジェットコースターだって急降下の後は昇りがある


【絶望】のどん底に落ちた…なら今は【希望】に向かって彼女は昇る






そして穂乃果は…いつかはまた…再び【絶望】へと堕ちていく…






























     海未「穂乃果ァぁ!!!一体何分遅れてるんですか!!」

       穂乃果「ひぃっ!!ごめんなさいーい!!!」





        なんてことを彼女が許すとでも思うか?







海未「あー!もうっ!
     貴女が事故にあったかと心配したじゃないですか!」






 【絶望】の後には【希望】が…そして【希望】の後には【絶望】





   ならばッッッ! 『勝ち逃げ』してやろうじゃないかッ!!





今が『幸せ』だからいつか【不幸】になる?


 誰が決めた?そんなふざけた事


 この世界はプラスマイナスでゼロだと?



 なら世界さえも出し抜いて見せろッ!

 "神様"にすら勝ってやろうじゃないかッ!










海未「さっ!行きますよ」プイッ


穂乃果「あぅ…」シュン




海未「…」チラッ



海未「はぁ…」スッ



穂乃果「!」



海未「折角のデートですよ?貴女がそんな顔では…
             晴天も曇り空にしか見えません」ニコッ



穂乃果「う、海未ちゃーーーん!」ダキッ!!


海未「ちょっ、ほ、穂乃果ぁ!?」


穂乃果「海未ちゃん大好きーーー!」


海未「わ、私は仲直りの握手の為に手を差し出したんです!
    それを無視して抱き付くなんて…!ああ!こんな道の真ん中で!
    は、破廉恥ですっ!!///」




穂乃果「海未ちゃーん!!!」モッギュー






――前向こう!上を向こう!何かを待たないで!

―――今行こう!早く行こう!どこでもいいから!



<ナァ…-


「あっ!見て!ママ!猫さんだ!」

「あら本当!お魚咥えてるわね…あっ行っちゃった」









海未「それで?どちらまで行くのですか?」

穂乃果「あー、それなんだけどね」




穂乃果「なんと決めてないのっ!」デデン!



海未「誘った貴女が決めないでどうするのですか!?」


穂乃果「えへへー、ごめんね?」



海未「行先も決めないで…どうして私を誘ったんですか?」


穂乃果「んー、海未ちゃんがなんだか疲れてたから?」


海未「え…」


穂乃果「ずーっとお稽古とかで忙しくて…だから
       私が休める時間とか作れないかなって!」




穂乃果「それにね…」ススッ ギュッ



海未(あっ…)









穂乃果「こうして…穂乃果も海未ちゃんと居たかったから」ギュッ



海未「…なんでそうやっていつも私をドキドキさせるんですか貴女は…」



穂乃果「迷惑だった?」



海未「そんな訳ないでしょう?」

海未「貴女の心遣いもその温かさも…全てが愛おしいです」




          「海未ちゃん…」「穂乃果…」





2人の少女が綺麗な風吹く場所に肩を寄せ合って座る…



     ―――えへへ!やっぱりこの場所が好きかな!


     ―――そうですねっ!



     ―――学校の屋上…そして…


     ―――二人で同じ毛布に包まって街の夜景を見た場所ですね






     ―――穂乃果


    ――――んー?なぁに



    ――――生涯、何があろうと私は貴女を護り続けます



    ――――穂乃果を護る騎士ですからね


    ――――じゃあさ!穂乃果の言う事なんでも聴いてくれる?


    ――――…宿題は自分でお願いします



    ――――うっ!そ、そんなんじゃないもんっ!!


    ――――では?一体…






  『一体なんですか?』そう言い切る前だった


  目の前の恋人が目を瞑り顔を前に出して来たのは…



    ――――……っ、そ、それは…うぅ・…//


    ――――…穂乃果とじゃ、嫌?




   ――――しょ!しょなことないでしゅ



  片方だけ、まるでウインクしてるみたいに穂乃果は目を開けて尋ねる
 ちょっとだけ悲しそうでその顔が海未に問い詰める

 望んでる事とそのお願いの質問の仕方で噛んでしまった…



  ―――――と、特別ですよっ!










   ――――――――――――――チュッ♡







綺麗な青空の下



二つの影が重なり合った























 シナリオ 『>>1

 イベント製作『>>1








  そして   special thanks






            ["プレイヤー"]



- Thank You For Playing -








『れんあいげぇむ』…~fin~
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△




         園田海未√ エンド






 ほのうみ、これが見たいとういうのはありますか?

         ↓∞

乙!一年以上もホントによーがんばったわ
出てきた猫は1番かな?
魚を加えてたし

ほのうみで猫の広場探索は無理?

終わってしまったのかと思うと体の一部がなくなったような感覚……本当に乙でした

ほのうみは普段と逆に積極的な海未ちゃんに照れまくる穂乃果ちゃんが見たいです

乙!海未ちゃんとピクニックで

>>731>>733


了解です


猫の広場inほのうみイチャラブピクニック

乙でし

ほのうみで山頂アタックです!


ナンパで言い寄られる穂乃果を颯爽と守る海未

1、ラブライブSSやめないでくれ
ワガママだけど一年も頑張れるあんたならきっとやってくれるだろ?


>>736 >>737 了解です


カッコイイ騎士海未ちゃんと山頂アタックですね!!

わたくしテンション上がって参りました…!

1本当に乙!! 最後まで着いてこれて本当によかった!
逆に吹っ切れたμ'sの仲間たちにからかわれつつイチャイチャするほのうみを……!

複数オーケーなら海未ちゃんの誕生日をメンバーみんなで祝った後、二人きりで夜にイチャイチャ(意味深かもしれない)するようすも…!

1乙
きちんと完結まで書いてくれてありがとう
色々消化し終わったあと2週目ってないのかな(小声)

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


    イケメン海未ちゃんと乙女穂乃果ちゃん編

   書き終わり次第、投下いたします…おやすみなさいです…



   このスレは‥書き終えたらHTML依頼を出し置きますので

   そして…お付き合いくださってありがとうございます…



  なお、れんあいげぇむ一周年企画②


『にこ【れんあいげぇむ…!?】&穂乃果「あ、あれ?ここ何処?」』


 にこ主人公ハード&生えてる魔物娘μ'sの異世界帰還記は

 準備に少々お時間がかかります




 見積もっても12月の中旬…たぶん
 『12月15火曜日』か『12月20日日曜日』あたりかと…





>>740 >>741

皆にからかわれながらの海未ちゃん誕生日後に
海未ちゃんへプレゼント(意味深)をあげる穂乃果ちゃんですね!!




 れんあいげぇむクリア、もしくは恋人になって
 初めてできる和姦…げふんげふん…しつれい、イチャラブですね、はい


>>742 ごめんなさい…




流石に残りのスレ数で書けるか難しそうなので此処で区切ります…





>>738 …もし全て書き終えてレス数が残って居ましたら
    少し詳しくお書きします…


        なお【見たくない人の為、NG用のワード】を用意します


>>351 -理由は‥れんあいげぇむの存在理由そのものにあります… -


  きっと皆さまを怒らせる…【げぇむの存在の根底】が許されないと
  少なくとも>>1は思うからです
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>>1超乙

ギャラリーモードみたいのはありませんか?

各キャラどんなbadendを用意していたとか、穂乃果badは何種類ほどあってどんな感じだったのか?

あと今回のエンディングはbad,good,trueのどれですか?
またそこにたどりつく条件と内容はどんな感じですか?

よろしければ教えていただけないでしょうか?

手錠と薬の正解者ともらえるスペシャルアイテムが知りたい

ついに終わったのか感無量>>1
こんな長く続くSSももう無いだろうなぁ

>>749
>>751
>>755
これ話の流れにもそってるし最後だからお願いできませんか?



海未「ふぅ…」フキフキ


素振り200回…これで今日の鍛錬は終わりですね



海未母「海未さん、お疲れさまです」


海未「お母様…」


継続は力なり、朝の稽古はもっと精を出すべきですものね
汗を拭き終え、お茶を差し出してくれたお母様にお礼を述べます


海未「いえ、いつもの事です」ニコッ




海未母「今日はあの子とお出かけの日でしょう?
     ゆっくりとお楽しみになってください」


海未「…はい//」


やんわりと笑いかける母を見て、少し顔が紅くなります
なんというか…友人に恋人とのデートの事を突かれた感覚に少し似てて




海未母「帰りは遅くても構いませんよ?」ニコッ



海未「っ…ごほっ!ごほっ!?」




…むせました



『帰りは遅くて良い』どういう意図で言ってるのですか…
なんというかお母様は偶に…"読めない"と思うのです




―――
――



<ニャー!

<フシャー!

<ナァーゴ…

<フニャアアアァ…




穂乃果「あははっ!もうっ!くすぐったいよぉ!」ナデナデ



海未(どうやら今日は遅刻してないようですね)


神社に向かうと穂乃果は居ました
 屈みながらフリフリと猫じゃらしを振って猫ちゃんと戯れる彼女
屈託の無い笑顔でそれが穂乃果らしさをよく表しています
ほのかわいいですね、はい



穂乃果「んー」スリスリ…



海未「…」ムムッ!



―…わたくし、園田海未は彼女と恋人ではありますが…
      …ええ、猫相手にムキになるなどととも思いますよ?




<ニャー!  チロッ! ペロペロ…!




穂乃果「ひゃうんっ!?…もうっ♪」




――…お恥ずかしながら少々嫉妬しました、猫相手に


――…そういえば以前…
   ラブライブ!でのアンコール終了後に絵里に言われましたね




 『良い?海未、貴女はもう少し積極性を出すと良いわ!
    穂乃果は自室に少女漫画とか大量に置いてあるから…
  よくある王子様とヒロイン的な雰囲気にきっと弱い筈よ!(たぶん』




――…『積極的』にですか…ふむっ…なるほど!







穂乃果「あっ!おーーーい!!!ぅ海未ちゃーーん!」フリフリ!


海未「っと、考え事してる間に気が付かれましたか…!」


 まだほんのり肌寒さのある風が吹くこの時期…
薄い桜色のスカート、白のブラウス、その上にオレンジ色のカーディガン
芽吹いた草花の命を薫らせるそよ風に靡くリボン付きの帽子


ピクニック用のバスケットを片手に持ってもう片方の手で私に手を振る




海未「…」


海未「…」





―ここで私は重大な事に気が付いたのです


海未「絵里…私は…っ!」






















  海未「私は少女漫画を全く読んだ事が無かったんでした!」ガーン










   穂乃果「ほえっ!?どうしたの海未ちゃん!?」












いつだったかμ'sの新曲をイメージする為に園田海未…というより全員で
恋愛物の映画を高坂家で見た事がある
(※ほのりんコンビは開幕3分で寝ました)



 キスシーンを目の当たりにする寸前で
海未が叫びながらTVを消したのは良い思い出であった


多少、穂乃果の部屋へ遊びに行った時もチラチラと少女漫画を見ることは
まぁ確かにあった

でも恋愛シーンだとかそういう(海未の認識で)破廉恥なページは全部
すっ飛ばしていたのであったァ…ッ!




海未(…少女漫画のヒーローみたいな積極性…くっ!
     絵里!!申し訳ありません!作戦失敗です…)ガクッ









穂乃果「もしかして具合悪いの?お家に戻る?」


突然、頭を抱えて少女漫画云々と叫びだし、次にがっくりと膝をついて
項垂れる海未を心底心配そう穂乃果は見つめます…




海未「ハッ!おはようございます!穂乃果…これは、その、あれです!
    気合を入れただけですっっ!!」


穂乃果「独特な入れ方だね!?」



今日のピクニックを穂乃果が心待ちにしていたのは普段の様子を見ていた
分かっていたし何より園田海未も楽しみにしていた
 これで『はいっ!帰りましょう!』などと…
言った日には園田家の名折れも良い所である



海未「コホン!それはそうと穂乃果!今日のお洋服は似合っていますよ!」


穂乃果「ふえっ!?そ、そうかな//」




気付いているだろうか?

恋人同士でも何でもない友人、幼馴染の関係だった頃なら
いつもの「ほ」の字Tシャツに上着程度だっただろうに…

ブラウスの胸元で揺れる華のペンダントにフリル付きハイソックス…etc

おそらくコーディネートとか南ことりにも協力してもらったんだろうなぁ




穂乃果「…あ、ありがとうねっ//」テレテレ


海未「??ええ!さっ!早く行きましょう!」ガシッ


穂乃果「あっ…」ドキッ


何かよくわからんがどうにか誤魔化せるッ!
内心で少し冷汗をかいていた海未は穂乃果の手を取り先導していく






……限った話ではない
 限った話ではないのだが…変に意識するよりも
自然体の方が物事がうまく行くという出来事は世の中に幾らでもあるのだ



海未の場合はこれで良かったんだろう…


――――
―――
――




シュルシュル…!



穂乃果「蛇さん!おはようっ!」

海未「お邪魔します!」ペコッ



以前ならあの狭い細道経由だったものの
 もっと通り易い道を用意してくれたらしい…

おかげ様で泥んこまみれにならずに済むというモノだ



まっくろくろすけ出ておいで~♪

子供の頃歌った、陽気な歌を歌いながら広場の奥へ奥へ…!
相変わらず海未が彼女の手を引いてリードして行きます


そして広場の奥の猫の事務所の奥…!


あの数ヶ月前の出来事から仲良くなったとある一匹の子猫に
秘密のスポットを教えて貰ったそうだ

最も…今日はバウリンガルを持って来てないのでその子猫とも
会話ができないのが残念だが…






穂乃果「わぁ…!」キラキラ

海未「これは…絶景というモノですね」





見渡す限りの緑…!もはや都市化の進む東京都内では遠出しなければ
早々、お目に掛かれない光景です

木々の間を抜ければそこ一帯は拓けていて…陽当たりの良い草原の様です
中心に立って見渡せば周りは寿樹が群れなす林ですが…


ずっと人の手が入り込まなかったのでしょう…大きなお爺さん樹木…
その天辺は見えなくて、東京のビルも何もその先が見えやしない




穂乃果「ねぇねぇ!何するっ!?」

海未「そうですね…こんなにぽかぽかと気持ちが良いと…
    うたた寝の一つもしたくなりますね」



陽当たりの良さ、肌寒い風をシャットアウトする自然の防風柵
これは卑怯だ、寝るなというのが無理ってモノだ



穂乃果「だよねー!こんな気持ちのいい場所じゃお昼寝したいよねっ!」

海未「ふふっ、読書も楽しめそうですね」



読みかけの小説を読み、穂乃果とくっついて陽気に包まれる
 そんな素晴らしい1日の過ごし方を思い描き
ピクニックシートを広げる海未






【バスケット】パカッ!



デンッ!

【お弁当】【お弁当】【和菓子】【飲み物】



穂乃果「いただきますっ」

海未「いただきます…」



【ほのうみ お弁当 TIME 】



穂乃果「~♪」パクッ


海未(…穂乃果…昔はあんなにお料理ができなかったのに)



-穂乃果『じゃじゃーん!新メニューカレー饅頭だよ!』-

-穂乃果『わ、私だって!得意料理あるもんっ!…あ、揚げ饅頭とか…』-





海未(…ちょっぴり泣けてきましたよ…)ホロリ…


穂乃果「…海未ちゃん?なんか失礼な事考えてない?」むーっ


海未「いえ…穂乃果の手料理が美味しくて思わず目から鱗が…」



穂乃果「本当?怪しい…」じーっ



海未(実際、嘘ではないのですよ?)モグモグ



海未「」ゴクンッ


海未(定番の卵焼きに人参やアスパラガスの肉巻き
    あっタコさんウインナーはやっぱり必須ですよね!!)


穂乃果「まっ!いっか!はいっ!どうぞ!」パカッ


差し出されたトマト煮のロールキャベツの入ったタッパー
お箸で一つ頂いてみた


…美味っ!







海未「私ばかりが穂乃果のお弁当を貰ってばかりも悪いですね…」パクッ

穂乃果「んー?気にしなくても良いんだよ?」


海未「いえ、穂乃果が気にせずとも私が気にします、何より…
    私もお手製の料理を好きな人に食べて欲しいですから」キリッ



穂乃果「ぁ、うん…//」



真顔です


計算でも何でもなくマジで言ってるのである意味困る




海未「どうぞ」スッ


穂乃果「ありがとうっ!それじゃあ早速…―――」







【青椒肉絲<チンジャオロース>】


※材料にピーマンが大量に使われます




穂乃果(ぅ、ぅ海未ちゃぁん…!)



海未「さっ!食べてください‥//」


穂乃果(う…あんなに嬉しそうに…)

穂乃果「…」グッ!





穂乃果「んーっ!」パクッ




穂乃果「―――っ」モグモグ



穂乃果「…あ、あれ?」




穂乃果「…苦くない?」


海未「当たり前です、穂乃果の事くらい考えてますよ」ニコッ


穂乃果「―――ぃ」


海未「はい?」キョトン





穂乃果「海未ちゃーん!!!大好きーー!!」ガバッ

海未「ちょ!?」




そんなにピーマンを食べられるように
料理してくれた事が嬉しかったのか海未に彼女は抱き付きます

―――
――


海未「もうっ!大袈裟ですよ」プンプン

穂乃果「だって…!すごく嬉しかったんだもんっ!」



ご馳走様、と言い終えてゴミをちゃんと残さずに袋に入れて
後は日光浴を楽しむだけです


穂乃果「よっと!」ペタン…



栞を挟んでいた読みかけの小説を読む海未、そして彼女の背中に
自分の背をくっつけて目を瞑る穂乃果…


普段からパワフルで騒がしいと思いだろうが…こういう時は割と静かだ


――――背中合わせに感じる温かさ





始まったばかりの春の温かさとも違う温かさ…

好きな人が近くに居て、お互いに今、『一緒に居られる』事を強く感じる



この瞬間が…









            穂乃果「…好き」ボソ

             海未「えっ…?」




   穂乃果「ふふっ…穂乃果ね、海未ちゃんとこうしてるの好きだよ」

   海未「そ、そうですか…!わ…私もです//」





              穂乃果「…」

               海未「…」

















       海未「~//」プシュー

       (↑自分で言っといて恥ずかしくなった)

       穂乃果「~//」プシュー

       (↑なんであんなこと言っちゃったんだろう
                ってむっちゃ恥ずかしくなった)





    海未「ほほほほほ、ほ、穂乃果ァぁ!!」


   穂乃果「ひゃ、ひゃいっ!?ななんでしょうか!?」





    海未「そ、その‥なんかすごく熱いですねっ!?」

   穂乃果「そ、そですね!!」



 お互い、噛みまくりですっ!
背中合わせの二人が振り返ればきっと見た事だろう…




…完熟トマトみたいに真っ赤な顔をした穂乃果ちゃんの顔!



必死に小説を読んでるふりして顔を隠してる…けど
火が出る程…というか蒸気が出てるくらい熱くなった顔の海未ちゃん!





熱いのはアンタ等二人だよ、地球温暖化に貢献してんじゃねーかッ!!!





っと、言いたくなるほど周囲の気温上昇に手を貸す二人は
必死に次の言葉を探します…



海未「の、喉乾きますね!!!何かありません!?」



穂乃果「ええっとね、その、あ!カルピスあるよ!待って!!」ゴソゴソ



慌ててバスケットの中を探す高坂穂乃果
本を逆さまに読んでて文章が頭に入らない園田海未



故に彼女等は気が付かないッ!



穂乃果「はいっ!!ど、どぞう!!」つ【カルピス"サイダー"】


海未「ああ、ありがとうござます!!」ガシッ



キュポン!   ゴクッ







  海未「!?ごほっ!?!?!?!?」



…咽ました、本日2度目の咽ですね
   


――――
―――
――





海未「…うぅ…」



穂乃果「海未ちゃん…ごめんね」ナデナデ


海未「炭酸は…苦手です…」シュン




苦手な炭酸を一気飲みして咽た海未の頭を撫でてあげる穂乃果




穂乃果「私が慌てて…自分のサイダーの方渡しちゃったから…」



普通のカルピスと炭酸入りで二つあったのですね…





海未「い、いえ…私もラベルをよく見なかったのが問題でし、て…?」




そこまで良いかけて海未はある事実に気が付く


それは…先の炭酸飲料のペットボトル…






"あっさり簡単に開いた"のではないか?と


普通新品のペットボトルの飲み物なら開ける時少し力が入る

だが、さっきのは"一度開けられたモノの様に"開けやすかった





…よく考えたら、ちょっと量も減ってた気がする…







-穂乃果『私が慌てて…自分のサイダーの方渡しちゃったから…』-


-穂乃果『私が慌てて…自分のサイダーの方渡しちゃったから…』-


-穂乃果『私が慌てて…自分のサイダーの方渡しちゃったから…』-




-穂乃果『私が慌てて…[ 自分 ]のサイダーの方渡しちゃったから…』-






           海未「…」




           海未「…つまり」














         海未「!?!?!?!?!?」ボンッッッッッ///







あーっと!!!此処に来てまさかの2段構え攻撃だァーーー!!






  海未「かかっか、かんせっ!?間接き、きき、きっ――」アワワワ…!




    穂乃果「海未ちゃん?関節?…??さっき咽た時に
           腕とか肘とか何処かにぶつけたの??」




         海未「ち、違―――」


     穂乃果「えっ…違うってでも関節って……ぁっ//」





 地球温暖化現象part2到来の瞬間であった…っ!



    穂乃果「あ、そ、それ、き、気にしないでっ!!//」


 どうにか落ち着かせようと試みるモノの肝心の相手は



海未(穂乃果と間接キス穂乃果と間接キス…関節で完結キスシーンで缶)



思考回路が完全にショートして、まず言葉が耳に入らないという…
言葉は入らずとも網膜を通して脳に送られる情報はちゃんと機能する


つまり…ッ!

今、年相応の清純な乙女らしく
恥じらいで顔を真っ赤にした穂乃果の表情が海未の目には痛い程
飛び込んでくるのであったァ!!



 そんな可愛らしい恋人の顔は、タダでさえメルトダウンを起こしてる
海未の脳内をさらに過熱させる…


さしずめキャンプファイヤーに重油を突っ込むが如しである



海未(ああっ!?ど、どうすればいいのですか!?
     か、間接キスだなんてっ!!
     こ、このままでは子供ができてしまいますっ!!)オロオロ



 海未(ハッ!!そ、そうですっ!こうすれば良い!間接キスの衝撃を
     無限の彼方へ吹っ飛ばすより強い出来事を起こし
      うやむやにしてしまえば万事解決ですっ!!!)



彼女のとうの昔に燃え尽きた脳細胞は訳の分からない超理論を展開し
そして、早速行動に移しでた…







   海未「…穂乃果!」ガシッ


何を想ったのか彼女は穂乃果の両肩を掴み…




  海未「私の目を見つめてください」


 穂乃果「えっ?えっ?」




  海未「…それでいいのです」キュポン




極めて冷静、まるで弓道で的に矢を命中させたときのような
あの凛々しい顔…

それを見て穂乃果は彼女は落ち着きを取り戻したのかと思う…

まぁ、普通はそう思う…実際は一周回っておかしい状態なのだがな






  海未「…」つ【カルピスサイダー(飲みかけ】




  海未「ふんっ!!!」ゴクッ



  穂乃果「う、海未ちゃん!?」


 自分の飲みかけのジュースを目の前で一気飲みする恋人…
そしてソレを間近で見せられる穂乃果…

えっ、なにこれ新手のプレイ?


  ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…!   ゴクンッ!



    海未「…ふぅ」フキフキ





一気飲みを終え、口元を拭う海未



  穂乃果「あ、あの…う、海未さーん?」


幼馴染が何を考えているのか分からない…恐る恐る名前を呼ぶと





          ガシッ…! ドサッ!





  穂乃果「きゃっ!」


ビニールシートの外…緑の柔らかな絨毯の上に穂乃果の柔らかな身体は
押し倒される、その際に海未は片手でちゃんと頭部を地面にぶつけない様
穂乃果の頭を押さえ、もう片方はしっかりと肩を掴む…










   ―――――-チュッ♡






穂乃果「んっ!」

海未「…」チュッ クチュッ






 唇を重ねることはあった…



 でも舌がねじ込んでくるような本気のキスは
               海未と経験したことは無かった





  海未「…ぷはっ!」


  穂乃果「…///」ドキドキ





  海未「ふ、ふふっ!!!そうです!!!
       間接キスなんて気にならない凄い事すれば
                    問題無いのですよッ!!」

あっ…そういう形に行き着いたんですね、謎の超理論




穂乃果「ぁ…う、海未ちゃ――」



――自分の唇を右手の指先で触れてみる

―――海未の感触がまだほんのり残ってる


――――…炭酸飲料の甘さも、ちょっぴりだけ…





           ガシッ




海未「さ…穂乃果、記憶が飛ぶくらい凄い事をしましょうか?」ニコッ



穂乃果「ええええぇぇぇぇっ!?///」



 穂乃果「ま、待って!う、ぅ海未ちゃ―――ひゃんっ!?」







   ダレカタスケテー!






 




  この後、むちゃくちゃキスされた





――――
―――
――


カァ…!  カァ…!



海未「…んっ」パチッ



海未「???」キョロキョロ


海未(はて?いつの間に夕方に?
    変ですね…穂乃果とお弁当を食べて小説を読んでて)


海未(…??? 思い出せませんね)


穂乃果「…おはよう」ムスッ


目が覚めれば…何故か不機嫌な穂乃果ちゃんが海未の前には立っていた



海未「?? あの…もしかして私寝てましたか?」


穂乃果「…むーっ」ジトーッ



海未「?? あ、あのー穂乃果さん?(えっ、なんで不機嫌?)」


穂乃果「知らないっ!!」プイッ





海未「へ!あっ!待ってください!」


シートに寝っ転がっていた海未は慌てて起き上がりシートを畳んで
穂乃果を追いかける…



頬っぺたをお餅みたいに膨らませた穂乃果ちゃんは桜色のスカートを翻し
来た道を少しだけ怒りながら帰ろうとします



海未「ほ、穂乃果ぁ…」パタパタ


穂乃果「ふーんだ!海未ちゃんなんて知らないっ!」ムスッ





夕日の輝き、サンセットに照らされて帽子からはみ出た長い髪の毛を
ぴょこぴょこ揺らしながら歩く穂乃果の後を海未が歩きます


猫の広場を抜けて…長い間見てなかったかのように思える
アスファルトの白と黒の道、規則的に建てられた電柱が並ぶ見慣れた道





穂乃果「教えてあげない…っ!」


海未「…穂乃果、何か気を悪くしたのなら謝ります、ですが…」スッ



穂乃果「‥」



海未「恋人を家まで送り届ける役目くらいは果たさせてください」



早歩きの彼女よりも素早く前に出て手を差し伸べる
さながら騎士がお姫様の手を取ろうとするように、だ


奇しくも…この場所は【穂むら】への帰り道で
あの日、穂乃果を護る騎士になると約束した場所だったという…


穂乃果「…教えてあげない、けど……」スッ


穂乃果「穂乃果は…‥
    その、悪かったとは思わないよ、ちょっと吃驚したけどね」ボソ


海未「はい?」



穂乃果「…あ、やっぱり嘘、ちょっと怒ってるかも」ムッ


海未「ええっ!?」







何に怒ってるか?強引にキスされたこと



ではない








海未が穂乃果にキスしてくれた事を覚えてない


それが穂乃果は嫌なのであった…







穂乃果「…海未ちゃん!ちょっとだけお買い物しても良い?」


海未「ええ、構いませんよ」

穂乃果「ありがとう!」トテトテ…!


立ち寄ったお店で穂乃果は一つ、飲料品の棚へ向かう…





穂乃果「…今度は穂乃果からお返ししちゃうもんねっ!!」


穂乃果「…今日は…」




穂乃果「ずっとドキドキさせられっぱなしだったもん…」





そういって彼女は手に一本の炭酸飲料を持ち
            レジへと駆けていくのでした…







ほのうみ in 猫の広場デート ~fin~
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>>731 ごめん、広場探索って内容じゃないよね…コレ

>>732 海未ちゃんは積極的に書けてましたか…?ちょっと不安です




>>758 どうにか入れてみる


一応、お題(?)①はこの通りです…
合間を見て次のも書いておきますので


あと、一周年記念はもうちょっと遅れるかもしれない…
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やっぱ喪失感があるなあ
1年半もやってると愛着が沸く

アルパカ達はただの動物に戻ったのかレアガチャはどうなったのか気になる

ほんとに同じスレかと思うほどの甘々っぷりすごい

まさか来てるとは思わずに良いところに長文を書いてしまった…
すみません…

>>1乙 壁が...足りないッ!



>>745でも言いましたがやっぱり設定の放出は無理なのでしょうか...?

げぇむ終わってからもお疲れ様です
リクエストが多くて大変そう 無理しないでね~

一周年記念もいっそのこと年明けて落ち着いてからでもよさそう

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すいません、質問の返答だけです

>>745 >>783

殴る壁が無いだって?
壁が無ければ地面を殴れば良いさっ!マグマがでるくらい



設定(用意されていたモノ)の紹介…ですか?


中身までは言えません…それを言ったら【げぇむ】で誰がどんなBADか
それを見ようと頑張った人の努力が消えてしまいます


なので…本当に少しだけとさせて頂きます


(過去スレでも言いましたが)
・全キャラ個別で最低でも初めから5~6個分は用意されてる

(このスレでちょっと前に言いましたが)
・この人は○○系が出やすいとか法則がある

【クール】【スマイル】【ピュア】


『クール組』
・真姫
・絵里
・海未

『スマイル組』
・雪穂
・ツバサ
・にこ
・凛

『ピュア組』
・理事長
・ことり
・希
・花陽


※あくまで○○が出やすいという目安程度
 別にクール系だからといって『――』が必ずBAD①とは限らない
 …スマイル属性の雪穂BAD①が【みねすとろぉね】だったように



エンディングは…"true"です
白パカの中の人が"最後の嫌がらせ"を受ける事も無く
なんら後悔せずに還れたから

>>746 正解者はお答えできませんが候補と貰えるモノの名前くらいは…


【狂人の手錠】→『四つ葉のクローバー』
『絢瀬絵里』『小泉花陽』『綺羅ツバサ』

【隷姫の常備薬】→『口溶けのチョコレート』
『高坂雪穂』『西木野真姫』『小泉花陽』


>>778 アルパカは元通りただの動物でガチャは撤去予定とされます




>>781 ありがとうございます、勘違いされそうですが…
    元々>>1は甘々ラブストーリー(?)を専攻としてますので
    ぶっちゃけるとグロとか残酷とかホラーとかは…好きじゃない

>>782 お気になさらずに…


>>785 年明け…ですか
    その方が良いのかなぁ…
  (穂乃果ちゃんメドフェスに目を向けつつ)

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追いついたら終わってたけど乙って言えそうで良かった
>>1乙!

嵐の中の恋だからが結構このスレにあっててニヤニヤしてたわ

返信乙です!

意外だな、ドロドロ修羅場とかカニバや残酷な話巧いからエグい話書くの好きな人だと思ったけど、無論良い意味で

確かに今回の海未デートはニヤニヤする話だったw
改めて乙!

いやいや好きじゃないとこんな長く続けられんだろwww嘘つくなwww
とりま乙

過去作おせーて

>>792 返信ありがとうございます
31日後に残る罠回避がgood条件でへび呼んでかみに対処するのがtrueの条件ってところかな?


ちなみにA-Rise戦はエンディングにどう関係していたんですか?また、他の曲候補はなんでしたか?

台所で作れた残りの料理と名前だけしか出てなかったアイテムの詳細希望

そういや結局なんでかみはへびに完全敗北したの? 確か良くて同格くらいじゃなかったっけ?

ボス猫にも身代わり穂乃果人形をパワーアップさせてもらったらどんな効果になってたんだろうか

これツバサ√だったら一緒に海外へとんずらも有り得たのかな



















       【メール が 一件 届いております】

 [差出人:不明]

 [件名:くだらない世間話] 







    【メール には ロック が 掛かっています 開けません】













 ガタンゴトン…! ガタンゴトン…!



 東京都から電車で揺られて2時間…
人の居ない駅で彼女達は下車した、まだ蕾のままの椿
雑踏も無く野鳥の調べを聴きながら目的地へと向かっていく





     海未「さぁ!行きましょうか!!」キラキラ














      ~ 園田海未は勇敢なる臆病者である  ~







事の発端は何気ない日常の風景だった

その日、園田海未は恋人である高坂穂乃果と何気ない会話をしていた
会話の内容は至ってシンプル

今度のお休みに何処かへ遊びに行かないか?

華の女子高校生には何ら珍しくも無い至って平凡な会話だ





海未「どうでしょうか?リクエストを訊いておきたいと思うのですが?」


穂乃果「ん~」パタパタ



 駅前のアイスクリーム屋さんで甘い一時を過ごす二人
真っ白なバニラ味のアイスに口をつけて彼女、園田海未は
両足をバタつかせる恋人に尋ねてみる

店員から貰ったプラスチック製の小さなスプーンで救ったイチゴ味を
堪能しながら彼女は『穂乃果は海未ちゃんと一緒ならどこでも良いよ!』

…と、言ってくれたのであった




好きな人と一緒ならどこでも楽しめる、実に穂乃果らしい考え方である








       海未「なら山へ行きましょう!!!!!」



…以上が事の発端である、実にシンプルだ



リュックサックには水分補給の水筒、お弁当、ハンカチやタオル
山の天気は変わり易いという事を考慮しての雨具、etc…


登山愛好家である彼女なりに荷物は減らした方なのだが
それでも少々肩にずっしりと来るモノはある


穂乃果「よっと!」ヒョイ

海未「転ばないように気をつけてくださいね?」

穂乃果「へーきへーき!心配してくれてありがとうね!」



振り返れば随分と懐かしい記憶に思えて来る
μ'sメンバーとの山頂アタックの出来事、あの時は穂乃果が
体調を崩していた事もあり、海未は可能な限りトラブルがないであろう
場所を選んだ



体力づくりをしたいとか、今回はそういう目的ではない

単純に穂乃果に見せてあげたいだけなのだ
"高い所から遠くまでを見渡せる景色"と言う物を…

かつて幼馴染二人と木に登り見た夕日のような景色を


今回、彼女が選んだ土地は道中に神社やちょっとした出店もある山で
お年寄りから小さな子供まで気軽に登れる場所だ

実際に彼女等2人以外にも多くの登山者…大学生グループも見受けられる

万が一の事態があったとしても身体を休ませられる場所はすぐ近くにある




穂乃果「あー!見て見て!」

海未「ふふ、タコさんですね!」




山道にお地蔵様が居るというのはよくあるお話だ

地域によっては狸や狐を模したモノもあるらしい…




穂乃果「タコのお地蔵様かぁ~」


余程、珍しいのか彼女はそれをマジマジと見つめます


海未「撫でて見ますか?そこの立札に書いてあるように
    健康や身体の悪い所が善くなるようにとご利益があるのですよ」

穂乃果「へぇ…タコさん凄いんだね」ナデナデ

スピリチュアルですね!


―――
――

   【道中の神社:賽銭箱前】

チャリン! チャリン!

         パンパン!


海未「…」

穂乃果「…」




海未「さて!お参りも済みましたし山頂を目指しましょうか!」

穂乃果「うんっ!海未ちゃんは今、何お願いしたの?」




海未「それは…」




海未「穂乃果…お願いはそう簡単に人に
          教えて良いモノでは無いのですよ?」



穂乃果「えー!気になるよ!」



海未「なら、先に貴女のお願いを教えてくれますか?」


穂乃果「えっ!!…えーっと、それはー」



穂乃果「…ゴメンナサイ」



海未「分かればいいのです」













      海未(…何とか誤魔化せましたね)ドキドキ

     穂乃果(うー、言える訳ないし…)ドキドキ











 海未(穂乃果といつまでも一緒に居られますようになんて
      本人を前にして言えるわけありません、恥ずかしい///)


穂乃果(海未ちゃんとずーっと一緒に居られますようになんて言ったら
        いつかのピクニックの時みたいで火が出そうだし…//)









海未「コホン!さ、さぁ、早く行きましょうか!」スタスタ

穂乃果「あっ!ぅ海未ちゃ~ん!急にペース早めないでよ!!」パタパタ




―――
――


【山道:階段】



穂乃果「グ・リ・コ!」


穂乃果「やったー!上がり!」ワーイ!

海未「ぐっ…ま、負けました…」



山頂の少し手前の大きな階段、段数にして50段近く


穂乃果「いやぁ~、久しぶりにやったね!グリコじゃんけん」

海未「くっ!何故負けるのですか!!」

穂乃果「まぐれだもん仕方ないもん!」

穂乃果(長い付き合いだからなんとなく
      顔見れば何となく分かるんだよね…ババ抜きの時とか)





海未「それにしても…もう山頂ですか」

穂乃果「…」ジーッ



山頂には海未達の他に多くの登山客が来ていた
ある人はデジカメに友人と景色を背景に想いでを撮り

家族連れの登山者はお菓子やお弁当を楽しみ

遠くを見つめる人はその景色に圧巻されている…






穂乃果「もしかして、物足りなかった?」

海未「えっ」




低山とはいえ頂上は風通しもよく、風に靡く海未の長い黒髪は
見ていて美しかった

正午の日差しに照らされて煌めく彼女の黒髪、悩ましげな睫毛
物足りなさそうに見えた横顔を見て穂乃果はそう呟いた



穂乃果「あのね?私が勝手に思ってるだけかもしれないけどね
      本当は海未ちゃんはもっと大きな山を昇りたかったんだけど
     私が居たから、私でも登れる山にしたんじゃないかなって」


穂乃果「前に私倒れちゃったから、だからそれにちょっとだけ
     負い目とかあったりするんじゃないかなって…」



穂乃果「大変だけど苦労して昇り切った後に見る見たことの無い景色
    その達成感とかそういうのが大好きって前に言ってたもん」


穂乃果「もしも…そうならさ」








     海未「それは違いますよ、穂乃果」






自分が枷になってしまったんじゃないか?
そんな穂乃果の言葉を海未は否定する



海未「正直に言いますと確かに貴女でも登れるように
    初心者用の山を選んだのはあります
   万が一があっても大丈夫な場所も選びました」




穂乃果「それじゃ!やっぱり「ですが!」







海未「ですが…"私の考え"と"それ"はまた違う話です」



海未「穂乃果…貴女の好きなモノや好きな事は何ですか?」


穂乃果「えっ…穂乃果の好きなモノ‥?」


穂乃果「…パン、かな?あ、後!皆と歌ったり踊る事!」



海未「ええ!そうですね!」フフッ


海未「今、"皆と歌ったり踊る事"と言いましたね?
     それが皆と、ではなく一人で、だったらどうですか?
    貴女は楽しめますか?」




穂乃果「一人で?…う~ん、皆との方が良いかなぁ」


海未「つまり、そういう事です」


海未「私は、今日…"貴女と二人で好きな所に来た"んです」


海未「私だけが楽しむ、ではなく穂乃果と楽しいと思える事を共有したい
   そう思ってきたのですよ」ニコッ


穂乃果「あ…」



海未「私一人で楽しもうと思うなら一人で登れば確かに良いのでしょう
    ですが、私は『穂乃果と分かち合いたい』のです」


穂乃果「海未ちゃん…」




穂乃果「ずるいよ…」ボソ


海未「何か言いましたか?」キョトン



穂乃果「別に…」




今まで普通に接せられた彼女が急に大人びて見える
昔はあんなにも泣き虫で人見知りで…



…人見知りは今もかもしれないが、とにかく穂乃果やことりの背に
よく隠れていたのに、こんなにもドキドキさせてくる
キミの癖に心揺れ動かされる


海未曰く、穂乃果は自分とことりに見たことの無い景色を魅せてくれる
見えないモノが見える位置まで導いてくれると言うが



今の穂乃果からすれば"逆"だ


逆に海未が穂乃果に見たことのない世界を魅せている


恋人だとか、今まで意識してこなかったからこそ気が付かなかった事や
些細な違いが見えて来るのだ





   海未「ふふっ、そろそろ行きますか?」ニコッ


  穂乃果「~~!」ドキッ





やんわりとした微笑みと同時に差し出された右手
何処か危なっかしくて世話の焼ける幼馴染に対して差し出される手とは
また違った意味合いに見えて来る手


密かに憧れていた少女漫画のような展開、王子様のような人が
エスコートでもしてくれるように差し出してくれる手を高坂穂乃果は取る



   穂乃果「うぅ…//」カァ…

   海未「ほ、穂乃果…もしや熱でもあるのでは…?」オロオロ





穂乃果「な、なんでもないよ!そんなことより早く行こう!」

海未「そうですか?ならいいのですが…」



   穂乃果(…なんか、前より海未ちゃんが遠くに感じる)シュン

   穂乃果(今までなら気軽に触れられたり話せたのに…
        ドキドキして恥ずかしかったり、むず痒かったり…)



   穂乃果(……それは、ちょっとだけ寂しいかな)


―――
――



行きは良い良い、帰りは怖い

山道を下る際は慌てず転ばずを心掛ける事



海未「思いのほか早く下山できましたね」

穂乃果「本当だね!」



山頂に着いた時は正午で陽はこれから傾き始める頃合い
帰りの電車を待つだけの間…穂乃果は…





穂乃果「…」ソワソワ

穂乃果「…」チラッ



海未(ふむ…もう少しだけゆったりと来るべきでしたね)


海未(ん?)チラッ




穂乃果(!! あぅ…)フイッ



海未(…んー、何故だかここ最近穂乃果が
         顔を会わせてくれないような…)




穂乃果(あー!もうっ!…前まで普通にお話してたのに…)


穂乃果(…今までだって普通に抱き付いたりしてたし
              さっきまで手も繋いでたのに…)


穂乃果(…う、海未ちゃんと、手を繋いでたんだよね…)


穂乃果(まだ3月で寒かったから…かな、海未ちゃんの手、温かくて…)






穂乃果(…///)プシュー





海未(…そ、そういえば、以前に増して抱き付いて来たり
    そういうスキンシップが少なくなってきたような…!!)ハッ!



 海未(ま、まさか…!!)ガクガク



 海未(こ、これは…まさかっ!!)ガタガタ











   穂乃果(…うぅ、なんでこんなに顔が熱いの!//)ブンブン!







 海未(まさかっ!!付き合い始めた恋人にありがちな
            け、"倦怠期"なのでは…ッ!?)ブンブン!



















 お顔を真っ赤にしていて、熱を冷まそうと両手を頬に当てて
ぶんぶん首を振る穂乃果



 お顔を真っ青にしていて、ガタガタ震えながら両手で頭を抱えて
ぶんぶんと首を振る海未


お互いにお互いが見えてない



海未(そ、そそそそ、そのような事などああああ、ある筈がありまません
   そうですよね!?穂乃果!?)





        海未「穂乃果!!!」

       穂乃果「ふえっ!?どうしたのぉ!!」ビクッ



        海未「あ、いえですね…その…」







    海未「そ、その‥なんかすごく熱いですねっ!?
                     喉乾きませんか!?」


  穂乃果「そ、そだね!!!あっ !!カルピスならあるよ!」ゴソゴソ





……あれ?なんかデジャブが…




海未(ああっ!!私は何を言ってるんですかぁ!!!!!)


海未(そ、そりゃあ、いきなり
   『穂乃果!まさか私に飽きてしまったのですか』なんて
                        言えないですよ!)





海未(…そ、それで、『ごめんね…私、海未ちゃんよりあの子が』なんて
    感じで別れ話にでも発展したら……!)


海未


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


海未(ああっ!!私は何を言ってるんですかぁ!!!!!)


海未(そ、そりゃあ、いきなり
   『穂乃果!まさか私に飽きてしまったのですか』なんて
                        言えないですよ!)





海未(…そ、それで、『ごめんね…私、海未ちゃんよりあの子が』なんて
    感じで別れ話にでも発展したら……!)


海未(……あ、マズイです
    考えただけで…泣きそうになってきました)ジワッ




















  穂乃果(…もっと海未ちゃんとぎゅーってしたいし
                 お話だってしたいのに…)



  穂乃果(あっ、でも………もしかして海未ちゃん…
                 嫌がってたりしないかな…)



  穂乃果(今まで抱き付いたりしてたら『離れてください』って
       言ってたし…でも、もっと海未ちゃんに触れあいたい…)



  穂乃果(で、でも…き、嫌われちゃったら…)サーッ







   穂乃果(そんなの、…っ! やだよぉ…)










     穂乃果「…う、海未ちゃん、これカルピスだよ…」スッ


      海未「アッハイ…ドウモ、デス…」





穂乃果からボトルを受け取ろうとして海未は…――――






海未「……ん?」





         【カルピス(飲みかけ)】




海未「!?」



今度は炭酸じゃなかったよ!!!やったね!海未ちゃん!



海未「ほ、穂乃果!待ちなさい!これは貴女の飲みかけですよ!!」

穂乃果「えっ…あ、あああああ!!!」




海未「わ、私!新しいのを自販機で買ってきますから!!」ガタッ


穂乃果「あっ!!海未ちゃん!待っ―――」








穂乃果「…行っちゃった」シュン








―――
――



海未「…はぁっ、はぁ…いけませんね、これでは
         お、落ち着かなくては平常心です…」






恋人同士になれた…

"だからこそ"すれ違ってしまうモノもあるのだ




海未と触れ合いたい、…が、今までとは違う感覚に戸惑う穂乃果


穂乃果と今まで以上に触れあいたい、…がちょっとしたすれ違いで
『自分は恋人に飽きられてしまったのでは!?』と慄く海未



…実際はこれ以上無いほどのバカップルなのだが…





穂乃果「海未ちゃん…」ギュッ


一人、自分の方を強く抱きしめるようにして俯く穂乃果





―――――切ない



―――――――好きな子にもっと触れ合いたい、もっと触れてほしい


そんな想いだけが穂乃果の中に募ります…


















「でさぁ!俺は言ってやったんだよ!
    今度の合コンで可愛い子捕まえろってな!」


「はははっ!あの顔じゃ無理だろって!」



「だよなー!…っんん?」



「どしたよ?」



「なぁ、アレ見ろって」


「あぁ?」チラッ









穂乃果「」ポツーン









「あの子、ちょっと可愛くね?」

「ほぉん…登山客かな…確かにレベルたけーなオイ」

(…なんかあの子どっかで見たような…?)




「ねぇ!キミ!一人かい!」


穂乃果「え?」スッ


「おおっ!やっぱ間近で見っと可愛いわ!!」


穂乃果「えっ?えっ?あの…」


(……んー、ぜってー見た事ある顔だ…なんだっけ?
                TVで見たような…?)


「もしかして一人かい?彼氏さんとか居ないの?」

「良ければ俺ら4人でお茶しない?」

「そうそう!勿論奢るからさ!(…まっ、いっか!」






―――
――





海未「………私はどうしたいのでしょうね…」












 園田海未は臆病者である



幼少の頃より家柄もあって武道の心を習ってきた

確かに、身体は強くなった
だが…心はまだ脆い面がある



"もしも、愛する人に愛されなくなってしまったら"


海未だけの話じゃない、人間なら誰もが抱く恐怖
誰もが持つであろう心の脆い部分


特に彼女、園田海未は…"その点"に関して言えば人一倍それがある

怖いのだ、怖くて当たり前なのだ




それは決して恥ではない

むしろそれだけ純粋で、繊細な心を持っていると誇って良いのだ




海未「…私は…っ!」





何度でも言おう


  園田海未は臆病者である



臆病だ、穂乃果に嫌われてしまう事を何よりも恐れる

何よりも彼女が自分から遠く離れてしまう事が怖くて仕方ない





彼女を…高坂穂乃果を失う事が何よりも怖いのだ



臆病者は…それだけ大切なモノを大事にしたいと思う心がある事

怖がりな人間はそれだけ傷つく事の悲しみ、痛みを理解する人間である事





大事なモノを本当に大切にしたいし、痛みも悲しみも理解できる人間だ



何も考えてないタダの屑野郎なんかとは天と地の差もある…っ!





海未「私は……逃げたくありません…!」



どうしたいのか、そう呟いて自分なりに考えた





確かに、穂乃果が目移りしてしまう程の素晴らしい人間は周りに
たくさん居るだろう

幼馴染、一つ年上の先輩達、後輩達…

全員が全員それぞれに違う『良さ』を持っている

自分にない輝きがあって、彼女を夢中にもさせるだろう…!





だが、それを理由にして逃げたくない




なら、他の皆に無くて自分だけにある『良さ』で穂乃果を虜にすれば良い

…飽きられてしまったなら、もう一度振り向かせて見せれば良い!!



それが自問自答の末に導き出した答えだ



海未「…ふぅ」

海未「なんです…こんな簡単な事だったんですね」フフッ


たった一歩で良いのだ

踏み出す一歩が…それが勇気へと変わるreason<動機>になるのだから!!





海未「…穂乃果を随分と待たせてしまってますね…!
                  早く戻らねば!―――!」




















「な?な?行こうぜ?」


穂乃果「あ、あの!友達を待ってるんです!だから…!」


「良いじゃんかよ~!
  なんなら友達にメールして茶店まで来てもらえばさ~」



「なぁ!ちょっとくらい良いじゃんかよォ!」グイッ


穂乃果「! やっ―――!」




















          海未「何をしているのですかッ!!」








「あぁん…うおっ!可愛い子がまた来たぞ…」
「っべー、今日レベルたけー子とエンカし過ぎじゃね?」
「……あっ!もしかしてスクールアイドルの!?」






     海未「…」





  穂乃果「ぁ…う、海未ちゃん」カタカタ…






  高坂穂乃果も園田海未も女性である

  女性と男性では当然ながら"体格差"と言う物がある




 相手は大学生だろうか?いや、そんなことはこの際どうでも良い

 この状況は所謂ナンパという奴なのだろう、それもタチの悪い部類の


 自分達よりも背丈が十分に大きい男性に囲まれる穂乃果
 内容からして、今にも連れて行かれる寸前だったのだろう…








      海未「その手を離してくださいっ!」





「あー、キミキミ、確かに今のはちょっと乱暴に見えたかもしれないけど
  俺達は別にそういうつもりでやったんじゃないんだよ、な!」


「そうそう!」


「え、あ、ああ!」



「この子が一人で寂しそうにしてたからちょっとお茶に誘ったわけでさぁ
  あっ!どうかな!お嬢ちゃんも一緒に――――」





    海未「貴方方に悪気が無いのは分かりました
             ですから、彼女から手を離してください」



凛とした空気が当たりに流れたように感じる
透き通るような、それでいて聴く人間を圧倒するような力強さを感じる
そんな声だった




 「…っ、なんだよ…ったく…おい、行こうぜ」

 「お、おう…」

 (うわぁ…本物のμ'sだわ…サイン貰えば良かった)




    海未「穂乃果…大丈夫でしたか?」クル



穂乃果「…っ…ぅ、ぅ海未ちゃぁん…」グスッ


海未「穂乃果っ!」ギュッ



海未「ごめんなさい…私がもっと早く戻ってくれば」

穂乃果「ううん!そんな事、ないもんっ!」




海未「……穂乃果、その…もし」




海未「もしも…私に飽きてしまったのなら、その時は
                言ってください…っ」






穂乃果「…」グスッ



穂乃果「…」








穂乃果「…えっ」





海未「確かにッ!私では貴女の恋人としては不足なのでしょう!
    貴女の為を想ってとつい厳しくもします
   つい叱ってしまう時だってあります…ッ!」



海未「ことりや絵里、希のように柔軟な考えもできなければ
   花陽やにこのようなやり方で支える事もできないかもしれません」


海未「私に無くて凛や真姫にしかない魅了にも惹かれるかもしれません」




海未「それでもッ!!!
     私は…貴女を愛する気持ちだけは絶対に負けませんっ!!」



海未「必ず貴女を今一度夢中にさせて魅せましょう!だから―――!」






  穂乃果「え、えっと…あ、飽きるって海未ちゃん何を言ってるの?」



   海未「…」


   海未「はい?」



――――
―――
――


― ほのうみ 説明中 ―






            海未「///」カァ


 穂乃果「…海未ちゃん
       そんなに穂乃果の事を想っててくれてたんだね…」




       海未「いえそれはそのですねあのえっと」プシュー///












  穂乃果「…良かった」ツーッ


  穂乃果「私…海未ちゃんに抱き付いたりするの
       嫌がられてるんじゃないかってちょっとだけ考えて…」





   海未「ハッ!?そんなわけある訳ないじゃないですか!!!!
       むしろドンと来て欲しいですよ!!」


  穂乃果「ふえっ!?」

   海未「あっ!?」






  穂乃果「…へ、へー‥そうなんだー」カオマッカ





 海未「あ、あが、あががが…
         あァーーーーーー!!!」ブンブン!(←悶絶中)



穂乃果「え、えへへ…そっかぁ、穂乃果に来て欲しいんだ…♡」エヘヘ!



海未「う、うあああぁぁぁぁぁ!!」ジタバタ(←穴があったら入りたい)



 穂乃果「海未ちゃん……
          大好きだよ…っ!」ダキッ! ギューッ!



  海未「」ボンッ//// (← 恥ずかしさで死にそう)

―――
――


【自宅への帰り道】



海未「……っ」ドキドキ


穂乃果「海未ちゃん…」ピトッ


海未「っ~!あ、歩きづらいです!!離れなさい!!!」



穂乃果「ん~、やだっ!」えっへへ~!



海未「こ、こんなとこ知り合いに
     見られたら蒸発しちゃうじゃないですか!」



穂乃果「だーめ!この間のお返しだもんっ!」ギューッ


海未「こ、この間って…ピクニックですか?」


穂乃果「…」コクッ


海未「あ、あの…本当にあの日、私は何したんですか…」



穂乃果「…」むぅ!




穂乃果「そこは自分で思い出して欲しいんだけどねっ」ギュッ



海未「あ、あぅ…///」








「…ん?」

「にゃ?どうしたにゃ?」



「あ、いやぁ…昼間っからお熱いんやなぁって」


「えっ何が…って、ああ…凛知ってるよ
    ああいうのバカップルっていうんだよね」


「…ふむ、よしっ!!!」

「にゃ?」

「今度のお誕生会で盛大にからかおうやん♪」にししっ!

「おおっ!悪戯心満載だにゃ~!」



―――ねぇ、海未ちゃん


‐な、なんですか!そ、そろそろ離れてくれる気に!?


―――ううん、全然


‐ あ、そうですか…



―――あのね…あの時の海未ちゃんヒーローみたいで恰好良かったよっ!



‐ …あの時ですか


―――うんっ!



‐…別に、ただ無我夢中だっただけです



‐ 貴女が今にも泣きだしそうな顔で、『助け』って


‐ そう言ってるように見えて…そうしたら私は自然と動いていた



‐ それだけの事だったんですよ




―――それが凄いんだよ!

―――私達よりもずーっと大きい人相手でも
           怖がらずに立ち向かったんだよ?



―――海未ちゃん、すごく恰好良かったよ


‐ ははは…そんな大袈裟ですよ
   ただ向こうの方々が話せば分かる人だっただけですよ




穂乃果(確かにそうかもしれないよ…でもね?)


穂乃果(…私、肩を掴まれた時は怖くてあまり声を出せなかった…
     でも海未ちゃんはそんな穂乃果と違ってちゃんと前を見て
      話すことができてた…)

穂乃果(海未ちゃん…昔はあんなに泣いちゃう子だったのに
                …横顔も少しだけ大人びてて)


穂乃果「いつの間にやら逆転しちゃったかな…なんてね」フフッ

海未「何か言いましたか?」

穂乃果「んー?ただ…ちょっぴり悔しいかなーって話」

海未「えぇ…なんですかそれ?」




―――恋人になった事で見えなかったモノが見える事もある
     気が付かなかったことも気づける事があるのだ…
         今度は彼女が新しい景色を魅せてくれるのだろう…!


 ~ 園田海未は勇敢なる臆病者である ~ ~fin~

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


>>736 >>737 の要望に答えられたかちょっと不安がありはしますね…



     『 カチャ  メールのロックが外れました』



>>793 ありがとうございます!

>>794 意外と思われるでしょうが
    …元々私は甘々ストーリー専攻です、はい


>>795 ごめんなさい…この言い方では少々語弊がありました
    好きじゃないというより好物じゃないと言うべきでしたね…

   "イケる口ではあるけど、大好物じゃないジャンル"ですね、はい


   苦手なら初めからこんな安価スレにしなきゃ良いだろうと
   思いでしょうが"理由"があっての上です…

   長く続けたのは過去スレでも言った通り約束だからです




>>796 過去作…ですか



    ラブライブSS…はこれが処女作です
    >>1のSSとしてはこれが2作目ですね…

    これの他に今も現在進行形で2つ続けてますが
    【ラブライブSSじゃない、別ジャンルです】

   ご希望には答えられません…

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

>>797 >>798


それに関しましては>>792で述べた理由と大体同じです

あまりおおっぴらにし過ぎると安価を取った人や
絆、好感度を上げた人への努力の否定につながります

なので全部はお答えできません



※26スレ目828
*********************************

【1】…1年生同士で話してみる?
『???????』
『???????』
『?????』
『????????』


【2】 海未ちゃん、ことりちゃん、そして私で意見だしても良い?

『???????』
『????』
『???????』
『???????』


【3】 3年生の皆から話とか聴いてみる

『??????????』
『???????』
『???????』
『?????』


※ ①?の数と曲名が必ず合ってる訳じゃない
  ②この曲のセンターこの子じゃないだろ、って奴もある

判定:好感度、絆等によって各対象が発案

☆矢澤   にこ   100 依存00
☆☆東條   希    100 依存-05
☆絢瀬   絵里   100 依存度-35


☆×2 希


☆×1  絵里  好感度&依存度補正> にこ


希から『Snow halation 』
絵里から『 LONELIEST BABY 』

が発案されます…そして絆、好感度等で二人に
勝らなかったにこの『輝夜の城で踊りたい』は発案されない


ちなみ、3人全員の絆、好感度が均等だった場合…


のぞえりにこ、3年生全体での"発案楽曲"となります
A-RISEをほぼ瞬殺できますね

1年、2年も大体同じ




そして…これらとは別に特殊判定がある


例えば 南ことり 普通だったら『Wonderful Rush』ですが
げぇむの進行の仕方次第で大きく曲が変わります


げぇむ中に特殊EVで "覚醒"した攻略対象はいませんでしたか?



通常ことり ⇒ "帰国後"覚醒ことり
        楽曲『(9人揃った)START:DASH!!』


A-RISE戦がどうエンディングに関係するか

どの攻略対象との√か、支倉かさね等モブとの会話で将来をどう分岐するか

それで関わり方も変わります




ぶっちゃけると今回の進め方、一番関わらないタイプですね…

そもそもかさねと将来の会話したのって
"大きなお屋敷のお手伝いさんになるのかな"的な会話のたった"一回"です





台所関係

SRの最後一つは猫の広場で話題になってた寿司ですね

後はURの方で『煮込んだスープ』『金平糖』『シチュー鍋in魔法の薬』



内容までは言えません…今作では




>>799 同格、と言ったのは かみ に対して恐怖心を
    少なからず持つ白パカです

 実際に暴力を受けた被害者と第三者の目線では見方が違うのと同じです
※そもそも、アストラル体である かみ の唯一の弱点に
 『蛇に噛まれた』が含まれてます、その時点で既にアドバンテージが…


>>800
 持ってる攻略対象が1ターンごとに依存度05ずつ減少、チートですね


>>804 NYに行った場合もあれば行かない場合もあります

>>837 ありがとうございます
相談相手のところで自由安価もありましたが、もしそこで「みんなの名前が入った曲」って安価したら曲が僕光になったりしましたか?
ちなみに一例でいいのですが、学年全体の発案楽曲はどんなものになりましたか?

本当にお疲れ
「マッチ売りの少女」っていう穂乃果BADやタイムカプセルの件も気になる

話から察するにボス猫にも力があるようですけど、その力はパカには及びませんか?

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<メール:くだらない世間話>


 お客様各位、此度は当SSのご愛読感謝いたします

 当社より【別に気に留める必要は必ずしも無い世間話】を一つどうぞ





 ブラックユーモアとは何か?

 ※某大百科の一文より抜き出し…


 ユーモアの種類として、一般的な倫理や禁忌に "あえて" 逆らい
 皮肉や当てこすりを混ぜたものである



「"心の黒い部分"や"心の闇"と呼ばれる思考や思想」をあたかも喜劇中の
出来事であるかのように表現される場合もブラックユーモアである




  私は 童話 が好きです


  イソップ童話‥グリム童話、日本昔話
     全てに置いて共通するものがあります



 それは一つの話を通して誰かに 何かを学ばせる(伝えさせる)事 



 嘘吐きのオオカミ少年の話は有名でありましょう?

 ホラばかり拭いてたから最終的に誰からも信用されず
狼に喰われて絶命した


 ちゃんと それを 見る人に "教訓" をさせていますね





  ブラックユーモアも、グリム童話も最終的に "何かを" 見た人に
 "伝える(学んでほしい)"という明確な目的がある

 だから最後の最後まで "気付かせる"まで何も言わない


 昔、私は恐ろしい話を見ましたね


 某ネズミの国の映画の様におもちゃにも命があるという世界観の作品
 でも内容はダークです


 おもちゃで遊んでいると思っている子供達は…その実は

 【 逆に おもちゃに遊ばれている 】のです

 人間は何をどのように考えるか?おもちゃ達は遊ばれるフリをして
 "人間観察"を行います

 まるで研究所の鼠<モルモット>でも見るような目で

 遊んでると思ってる人間が実はおもちゃに掌の上で弄ばれている
 人間は言われるまで一生気が付かない、そういう生き物

 心の奥底で怖いモノが ほくそ笑んでいる事にも気が付かない

 そして、その理由がまたゾッとするのですよ…


     以上、くだらない世間話でした、続きは来月号のメールで!
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>>839 ごめんなさい、ただでさえ
    にこやことりの楽曲をネタバレしていまして
(ことりちゃんに至っては覚醒後の曲、しかも条件まで言ったような物)

 なので安価の方のみ返答とさせていだきます
 あの時点では名前を入れる曲、は難しく
  頑張っても『COLORFUL VOICE』にしかならなかったかと…





>>840 タイムカプセルはアイテム譲渡用の救済処置なんですよね…

  【J・M・E】や【マジックタルト】等で主人公変更の際
  変わった子から穂乃果(他の対象)に上手くアイテムを渡す為に
  用意されたある種の救済処置的な物なんです

  地面にアイテムを埋めて、それを掘り起こせば譲渡になりますからね

  無論、それ以外でのEVとしても当然用意はされてます




 穂乃果BADはマッチ売り以外に後4つあった…

 その中でもマッチ売りは一番残酷じゃない終わり方です


 原作:3本のマッチで幸せな夢を見て永眠する

 BAD:3本目で更に幸せな夢を見ながら逝く(かもしれない)

 【ヒント】
  単位= 本

  使う事で= "夢" が見えるようになる





>>841 及びません

   正確に言うならボス猫 "が持ってる 猫神の遺品(薬)"ですので

あ、思い出した
最終日以降のワナの1つはカメラの力で解除されたけど、カメラ以外での解除法ってあった?
カメラで解除した方のワナの効果も知りたいです

最後に1が書いたラブライブ!以外のSS教えてください

>>848
現行でやってるマリオSSが>>1の作品だったな

現行のSSは紹介しない方が良い荒れるから





       「「「「おめでとう!!!」」」」




その日、生誕を祝う為のパーティが高坂家で開かれました

 主役は艶やかな長髪が印象的な少女で彼女の友人達は
心から祝福の言葉を掛けていくのでした



絵里「海未!お誕生日おめでとう!」

ことり「おめでとう~!」


海未「はい!ありがとうございますっ!」


 16本から1つ増えたケーキの蝋燭は既に火を消しており
グラスにはオレンジジュースが注がれ
南ことりや小泉花陽、矢澤にこの自信作がお皿に盛り分けられる


雪穂「海未さん!おめでとうございます!」

海未「雪穂もありがとうございます!今日はわざわざ場を設けて頂き
   本当に何と言って良いやら…」


穂乃果「もうっ!海未ちゃんってば!固いよ!
    今日みたいなおめでたい日はそういうのナシで良いの!」


海未「そういうモノでしょうか…」

穂乃果「そういうモノなの!はい!海未ちゃんのケーキ!」つ【ケーキ】






希「お~?これはこれは…凛さんや凛さんや
   海未さん奥さんの尻に敷かれてますなぁ~?」ニヤニヤ

凛「いやぁ、本当ですにゃ~希さんや、これはお熱いですにゃ」ニヤニヤ




ほのうみ「「っ…///」」カァ…//



見てるこっちが恥ずかしくなるようなやり取りから
数日前の昼間のやり取りまで突いてくる『lily white』組の二人
「見てたのですか!?」「見てたのQ!?」と息ピッタリで驚く二人

そして「見てたで」「凛知ってるよ、あのやり取りバカップルだって」
との会話までが一連の流れである


真姫「はいはい、アンタ達もからかわないの」

花陽「あはは…」



海未「うぅ…まさか見られていたとは…」

穂乃果「そうだね…」



穂乃果(…そっか、見られちゃってたんだ///)




海未「そ、そんなことより!早く食べましょう!?ねっ!?」アタフタ



なんとまぁ、初々しい…


希「ん~、もうちょいからかいたいけど…そやね!乾杯!」

絵里「あっ!ちょっと希!先にずるいわよ!乾杯!」



「「「「「「「「「「「乾杯!!!」」」」」」」」」」




 ワイワイ  ガヤガヤ…!




亜里沙「海未さん!これ私からですっ!」


海未「これは…!綺麗な髪留めですね!雪の結晶がモチーフですか?」

亜里沙「お姉ちゃんと一緒に造ったんです!」


海未「ありがとうございます!大切にしますね!」ニコッ



真姫「海未…貴女にはいつも曲作りでお世話になったわね
    今日は感謝の念を込めて…」



凛「三人で千羽鶴を折ったにゃ!」ピョコ

真姫「ヴェエエ!?私が言おうとしたのに!取らないで!」


花陽「はいっ!私達三人からですっ!」つ『千羽鶴』


海未「こ、これは!?」

穂乃果「凄い…虹色だね…綺麗」



海未「これは全て手作りですか?」


花陽「うんっ!」


 家柄で祈願や祝い用の千羽鶴というのはよく目にする機会が多い
上から赤橙黄緑と虹を思わせるような美しさ贈り物用ギフトとして
普通に長寿や結婚祝いに贈られるものと全く同じ素晴らしい出来栄え



花陽「わ、私…折り紙とか絵を描くしかできないから…
    これしかできなかったけど」


海未「いえいえ!?十分凄いですって!」


凛「凛達も手伝ったよ!真姫ちゃんと一緒でちょっと曲がってるけど」


真姫「なっ!?私の方が凛より上手に折れてるでしょ!」


穂乃果「まぁまぁ!」あはは…



ことり「ことりからはこれですっ♪」


海未「チャ、チャイナドレスですか…」


ことり「絶対に似合うよ♪」


蒼を基調とした色合いは夜空を、そして爛々と輝く星々を思わせる刺繍
場に居た全員が一目見て『綺麗だ』『確かに海未ちゃんに似合う』と
思い思いに感想を秘めます



海未「ス、スリッドが深すぎますッ!!」


ことり「そこが良いんだよぉ!これで穂乃果ちゃんを、ね?」ボソボソ

海未「いやいや!?なんですかその意味深な!?」




   ワー!   ワー!




 はてさて、女性が集まれば姦しい<カシマシイ>とはよく言ったもの
いつの間にやらことりに便乗して希と凛、ついでに
絵里もからかいに参加していて…そんなドタバタ劇を少し離れた所で
他の面々は笑いながら見つめているのでした



真姫「ふぅ…なんだかちょっと前の緊迫した日常が嘘のようね」

穂乃果「うんっ!」


皆が悪い夢から覚めた、全員が笑い合っていられるこの日々が
何よりも代えがたく、尊い日々この世のどんな宝物よりも輝いて見える


 高坂家に限らず、全員の家に一枚の写真が飾られている
それはμ'sメンバー9人全員が映し出された写真だ
以前、東條希が失くしたと思っていたお父さんのカメラで撮影した思い出


きっとこれを見る度に輝きを思い出す、写真は色あせたとしても決して
ぼやける事の無い大切な何かを…


真姫(海未がかぁ…)


 いつかの屋上で海未に宣戦布告した日、そして花陽を加えて三人で
ライバル宣言したのも遠い思い出、ラブライブ!終了後に
穂乃果と海未が付き合い始めたのを聴いて、大粒の涙を流したのも


真姫「忘れられない思い出になったわね」クスッ


甘いだけが恋愛<れんあい>ではない
チョコレートだってほろ苦さがあるのだから、これもまた一つの結果だ


後悔はしていない、むしろ何処か晴れやかな気分すらもある…


花陽「真姫ちゃん、どうしたの?」

雪穂「思い出がどうかしたんですか?」


真姫「ん?別に、なんでもないわ…それより!今日は海未のお誕生日よ
    たくさん楽しみましょう!」

オレンジジュースのグラスを傾けて彼女はニッと笑う



にこ「どう?お祝い楽しんでるかしら?」


穂乃果「勿論!なんかごめんね…私達、飾りつけだけで」


にこ「馬鹿ね、飾りつけだって立派な大仕事よ
   それにアンタの手料理はこの先、海未だけの特権なのよ?」ニヤニヤ


穂乃果「うっ…にこちゃんまでからかう…//」


にこ「ふふん、とーぜん!こんな面白いネタがあるなら
           からかわない方がおかしいにこ♪」


にこ「…所で、その…アンタ海未とはどこまで行ったの?」

穂乃果「んっ!?」


穂乃果「ごほっ…けほっ…!い、いきなり何言うの~!!」

にこ「いや、気になるじゃないの…」


穂乃果「そ、それは…その…」




舌が入り込む強引なキスの感覚を思い出す
あの積極性の薄い海未が珍しく自分を求めてくれた事
 情熱的に自身を味あわせてくれた時を…


穂乃果「…その…」スッ



その時を思い出して胸の奥が熱くなるのを高坂穂乃果は感じていた
右手の指先を自然と唇に運んでしまう







雪穂「…やっぱり激しかったの?」
亜里沙「凄い気になります」
花陽「ど、ど、どうなの?//」
にこ「ささ!早く教えなさいよ!」ワクワク
希「やっぱり、穂乃果ちゃんのお部屋で?」ドキドキ
真姫「…//」ドキドキ




  穂乃果「な、なんで皆いつの間に穂乃果の事取り囲んでるの!!」




―――
――



穂乃果「もうっ!皆なんて知らないっ!」プンプン

にこ「わ、悪かったってば!ちょっと悪ノリが過ぎたわ…」

真姫「反省してるから」アセアセ


穂乃果「本当に?」ジトー


ジト目の穂乃果と正座の面々、なんとも奇妙な光景です


海未「ま、まぁまぁ…今日くらいは許してあげましょう//」

穂乃果「むぅ…海未ちゃんが良いなら」

穂乃果「…あんまりからかいすぎるのはダメだからね?」


 まだ10代半ばと言えば色恋沙汰には興味深々なお年頃
ましてや華の女子高生なら尚の事である

 珍しく全員を叱る穂乃果と尻込みしながら穂乃果に言う海未
自分と恋人との進展具合についてだから海未は弱弱しいのか…
 何れにせよ今日の主役の頼みとあっては穂乃果もこれ以上のお咎めは
しない方向のようです


そんなこんなのお誕生会が終わりを告げ、もうすっかり夜も更ける頃合い
別れを惜しみつつも友人達はそれぞれの家へと帰る時間となります


凛「またね!」フリフリ
花陽「また明日!」フリフリ
真姫「じゃあね!」


穂乃果「またね~!」フリフリ


希「ほな!ウチ等もお暇させてもらうよ」
亜里沙「雪穂!穂乃果さん!今日はありがとうございました!」
絵里「また明日会いましょう!」
にこ「海未!もうちょい積極的に行きなさいよ!」


海未「なっ!も、もう…!何言い出すんですかぁ!!//」


ことり「ばいばい!また明日会おうね!」


雪穂「ええ!また来てくださいね!」



穂乃果「皆、帰っちゃったね」

海未「ええ…」





さっきまでの大騒ぎが嘘のように静まり返る『穂むら』

何処となくそこには一抹の寂しさがあります


穂乃果「どうして一日ってこんなに短いんだろう…
     一日が長ければもーっと皆と居られるのになぁ」


ちぇっ、と残念そうにつぶやく穂乃果に仕方ありませんよと微笑む海未
三人は海外から送られて来たA-RISEのお祝いの花が飾られた居間へと戻る



海未「今日は誕生会に加え、お泊りまでさせてもらってすいません」

穂乃果「気にしない、気にしない!」

雪穂「そーそー!もう海未さんはウチの家族みたいなモンだしね!」


穂乃果からの誕生日プレゼントは海未が以前渡してくれた
ビーズのミサンガと同じで、穂乃果の手作りのミサンガです

お互いの腕にはそれぞれ、青と橙の輪が着けられているのです
それがどんなに離れていても一緒に居られるような気にさせてくれる


居間に戻って来て、三人で何気ない話をして
お客さんの海未がお風呂から上がって…客間にお布団を敷いて

そんなこんなでもう23時24分、日付が変わるのに半刻も満たない


【高坂家:浴槽】



穂乃果「進展かぁ…」チャプ…



温かい湯船に浸って呟いた一言
お誕生会の賑やかな場で友人から聴いた一言


園田海未は色恋に関しては少々奥手な所がある


恋人になってからキス以上の事があったか?と問われれば答えはNOだ
だからこそ、密かにいつぞやの情熱的な接吻の時は嬉しかった

好きな人に激しく自分を求めて貰えた事が堪らなく嬉しかった



でも、それだけである


口づけ、それ以上の事は彼女から何も無い
"彼女自身の意志"で何かをしてきたということは無い


穂乃果(…海未ちゃん)シュン



ほんのり切なさが心に募る…
こんなこと恋愛という感情を意識するまでは無かった事なのに…


温かい湯船に身体は浸っている筈なのに、心は寒さを感じる気がする…


穂乃果(…っ!ううん!これからだもんっ!)ブンブン!



首を横に勢いよく振り濡れた髪から水滴が払われる
もし見る人が見たらほんの一瞬だけその小さな水の粒が穂乃果の涙と
錯視するかもしれない


ちゃぽんっ…


ため息を一つ吐いて、水面に映る自身の顔を見る
恋人が泊りに来てくれて、それでいて祝うべき日なのに
なんて顔をしてるのだろう‥と


穂乃果「……むぅ」


そんな自分の顔を見ていられなくて自身の腕を動かし、湯船に渦を創る
鬱蒼としたもう一人の自分は歪んでは泡のように消えていく



穂乃果「…」チャプ…


穂乃果「…あれ?」



ふと、自分の腕、もっと言えば手首の先に一本の髪がくっついてるのを
高坂穂乃果は目にする、今しがた腕を動かした時にでもついたのだろう…






     穂乃果「…長い髪の毛、…雪穂でもお母さんでもない」




高坂家の女性のモノではない長さのソレ

まず、自分の前に入った妹の高坂雪穂…


いや…それは無い、彼女の髪の長さではない…


次に思い浮かんだのは母親、だが…母の髪でもない
ましてや両親は今日、2泊3日の温泉旅行という事で居ない筈だ



そして唯一長さ的に合いそうなのはサイドテールを解いた自身の髪
だと思うのだが…櫛で梳いた時に見るどれとも違う

自分よりも長いのだ…



この長さ、それに色合いは…



   穂乃果「これ…海未ちゃんの髪?」




 御客人である海未が最初、その次に雪穂
そして今現在、自分が入浴している



   穂乃果(…ぁ、このお風呂‥海未ちゃんが入ったんだよね)



 考えるまでもない、当たり前の事だった
入った順番と今、自宅に居る女性を考えれば誰の髪だなんて
すぐに分かるではないか…何を悩んでいたんだ




 そして…


   穂乃果「…っ!海未ちゃんが入ったお風呂…っ!」


 小さい頃、南ことり、園田海未、幼馴染達と三人で一つの浴槽に
入って、お湯を掛け合って遊んだりもした…


何とも思わなかった筈なのに…、大きくなった今だってどうとも思わない
それだけの事だったのに…


また訳のわからない"熱"を感じる身体が感じる

…胸の奥が、下腹部がじんわりと熱くなる気がする


穂乃果「…んっ、…海未ちゃ、ん」



  身体が火照る、胸が高まる、脳にピリッと小さな電流が迸る


 訳の分からない熱に浮かされて、何かに誘われるように穂乃果は手を
自身の"女性"へと伸ばし…―――










   雪穂「お姉ちゃん!そろそろ玄関の戸締りしとくよ?」ガラッ


   穂乃果「ぴゃいっ!?」ビクゥ




   雪穂「???どしたの?」


   穂乃果「な、ななんでもないよ!」あはは!


   雪穂「…?伝えるついででなんか上がるの遅いし
      のぼせたんじゃないかって見に来たけど、大丈夫?」



   穂乃果「あ、うん…たしかにちょっとのぼせたかも」


   雪穂「…確かに顔、真っ赤だね」



   雪穂「じゃ、私は行くから、お姉ちゃんも早くあがりなよ?」 




   穂乃果「う、うん…」



  ガラッ…




   穂乃果「…私、何考えてたんだろう…
         海未ちゃんが入った後ってだけで…
         あんな事……」




   穂乃果「穂乃果…最低だよね…」



  お風呂上りの濡れた髪をバスタオルで乾かし
一時の気の迷いとはいえ、自分はなんてことを…!と
自分が嫌になりつつある穂乃果…

気分を紛らわせようと眠る前に何か飲もう
そう思い立って台所へと向かう最中…





     「穂乃果…?」


     穂乃果「えっ…」クルッ






    海未「…貴女も眠れないのですか?」



▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


          今回は此処まで!

           仕事、行ってきます
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穂乃果「はいっ」コトッ

海未「わざわざ、すみません…」

穂乃果「ううん!丁度、穂乃果も飲み物が欲しかった所だから」


 縁側に並んで夜空を見上げる
芽吹き始めた命が薫る3月の夜風はまだ少し肌寒くて
身体の芯まで温まる中国茶は最適だった


海未「…惜しいですね」

穂乃果「惜しいって、あっ…お月様?」


今日は生憎の曇り空、空には薄い雲の絨毯が敷き詰められていて
星々の輝きは見えてこない

それでも薄い雲の層から射す月光だけは良く見える
空に浮かぶ丸い輪郭、光輪は薄布のようなベール越しでも見えている



海未「…朧月もまた良い物ではありますが…」

穂乃果「朧月?」

海未「ええ、靄や霧など大気中の水分で霞んで見える
              授業で習いませんでしたか?」

穂乃果「う"…そ、それは」


海未「学生の本分は勉学ですよ…」ハァ

穂乃果「きょ、今日くらいはお説教は良いじゃん!」


海未「…それもそうですね」フフッ



― 花は香り、月はおぼろな春の夜の一時は
      まことに趣が深く、千金にも換えがたい ―


春宵の有名な一節、正しく今の二人が感じ取れる風景がそれだった


穂乃果「…海未ちゃん」ススッ

海未「ほ、穂乃果、どうしたんですか?」ピクッ


 季節の賜物を堪能していた園田海未の肩に僅かな重み
横顔に温かい吐息が触れる


穂乃果「ううん…なんでもないの、ただね」


ただね、と区切って間を空ける

何を言いたいのですか?何を言わんとしているのですか?




想い人の次の一言が待ち遠しい

次の一言が紡がれるまでの"間"がもどかしい


早く穂乃果の声を聴きたい


高まる胸の鼓動、『何か』を少しだけ期待してる自分が居ると
園田海未は自身の葛藤の訳を考える

こんな幻想的な夜だから?月の魔力に当てられたから?




      太古の刻より月には人を動かす何かがあるとされてきた



ありえない話だ、馬鹿げてる
 あんなモノは地球から遠く離れた何の変哲も無い石塊に過ぎない

頭でっかちな現代科学者なら鼻で笑って、そう一瞥するだけだろう



だが、詩人は違う




時に"バイオタイド理論"というモノを信じるか?


アメリカの医学者が掲げた人間を突き動かす『引力』の力

月の『引力』は"海"の満潮・干潮に深く関わる


人間の身体の80%は水分である

故に、"人体の動き"や思想にも何らかの影響を及ぼすと考えられて来た


大昔の偉人はソレを詩や物語で表現する

――満月の夜に内なる凶暴性を魅せる狼男、処女の鮮血を求める吸血鬼



人の感情の動き、何かを求むその心……

 lunatic<ルナティック>…"狂気の"という意味合いのある英語の形容詞だ
西洋で人が月<luna>に狂わされるという
ちょっとした言葉遊びが語源だったか…どうだったか…




――――そんな知識を作詞担当の園田海未は当然知っていた

昔からポエムを書く事が好きだったから
そういった内容に触れる機会も自然と逢った



肩に掛かる重みと頬を撫でる高坂穂乃果の吐息は…彼女に熱を持たせる

心臓が早い


鼓動が波打つ

空を遮る薄いカーテン越しに金色の瞳だけが地上の2人を眺めている




海未「…"ただ"、どうしたのですか?」



時間にして一分にも満たない、30秒すら満たない静寂

耐え切れなくて、先に声を出したのは海未の方だった


海未(…らしくありませんね)


座禅や精神統一なら数時間でも無心となれよう
それが、刹那の時すら待てないとは…


彼女の次の言葉が待ちきれない、月の魔力に当てられたのかもしれない




穂乃果「大したことじゃないんだよ?ただね
         …甘えたくなっただけなの…」ギュッ


指先が海未の指先と触れ合う


この動作で海未はときめいた…



海未「…っ」ゴクッ




園田海未は色恋沙汰に関して言えば積極的な方ではない

今まで、"人前"では穂乃果にべったりしようとはしてこないし
しようと思い立った日にもなかなかに勇気が出せなかったり…


それは彼女の性格云々はある


あるが、同時に間が悪い

破廉恥だ何だというが、恋人としてキス以上の事をしてない事に対しても

実は思うところが深くあるのだ


何時ぞやの"山頂アタック"の時…

大学生と思われる男性に穂乃果がナンパされたあの日だ



その日、海未は次のように思った時がある




‐(まさかっ!!付き合い始めた恋人にありがちな
              け、"倦怠期"なのでは…ッ!?)-



"倦怠期"


 この言葉の意味を簡単に説明すれば
今の夫婦、恋人の関係に飽きて嫌になるというモノだ


海未自身は不安を拭えない



穂乃果が海未に深く求めて来て欲しいと、そう思ってる所は
薄々感づいてきてるし

何より、2度言うが海未は不安を拭えない



"それ以上"を自分からしてこない、本当はしたいと思う時だってある

けれど傷つけてしまうんじゃないかと"臆病者"だから恐れる
 しようと思い立っても、いざ本人を目の前にすれば
恥ずかしさから言い出せない



こんなことではいつの日にか"本当に倦怠期が来てしまうんじゃないか"

そんな不安を海未自身自覚してる

だからあの登山の日に、そんな事が一瞬でも脳裏に過った



穂乃果「…イヤだった?」

海未「そ、そんなこと――ッ!」


肩に寄り添った穂乃果と瞳が合う

 絡み合った指先、腕にしがみつくように
そして…切なげな顔で海未を見上げる彼女


- 『…イヤだった?』-


 "嫌だったら無理しなくて良いんだよ?"
声色にそんな意味が含まれている気がした…





それが、なんだか飼い主に捨てられるんじゃないかと
不安な顔を覗かせる子犬のように見えた


海未がいつか破局が訪れるのではと考えてしまったから
だからそんな風に見えただけなのかもしれないが




…海未は知らないが、海未の入浴後に穂乃果が少しだけ
 恋人の事を想ってシてしまおうかとしていた…



今だからこそ言えるが、実は海未もであった


恋人になった今だからこそ、自分の好きな女性がこの浴槽で汗を流し
身体を綺麗にしている



そう意識した後は、穂乃果と全く同じ行動を取ろうとして踏みとどまった
自身の内にも欲望はある、狼男や吸血鬼のような魔物は居る


だから、お風呂上りの穂乃果とばったり出会った時も

- 海未『…貴女も眠れないのですか?』 -

と、…まさか二人揃って同じ理由で寝付けなかったとは思うまい


自己嫌悪やら、本能的な欲求やら色んなせめぎ合いで今この場に居る2人









  穂乃果「…ごめん、一人になりたい時もあるよね
                    穂乃果…離れるから‥」スッ






あの穂乃果が…

あの穂乃果が…遠慮するように海未から離れた…





離れて行ってしまった…





              ガシッ‼




        海未「嫌な筈がありませんッ!!」





     此 処 で 離 し ち ゃ い け な い…ッ!!





今、此処で引き留めなくちゃいけないッ!

根拠なんて無い、何故そうしなきゃいけないのか理由も分からない


だけど、此処で彼女を捕まえなくちゃいけない

彼女をこの腕で抱きしめて、逃げられないようにしなくちゃいけないッ!



海未の中の何かがそう叫ぶ!




  海未「貴女の悪い癖ですっ!!そうやって人の話も聞かないで!」

  穂乃果「う、海未ちゃん…!」




  海未「嫌だなんて一言も言ってないじゃないですかっ!!!」


  穂乃果「で、でも…」


  海未「そ、それは確かに返答が遅れて…だんまりだったから
      肯定と捉えられても仕方なかったかもしれませんっ!!」



  海未「ですが‥!そのような事は断じてありませんっ!」




 離れていく高坂穂乃果の腕を掴み、強く引き寄せる

このまま離してしまえば、彼女はそのまま消えてしまう

自分から離れてしまう



小夜啼鳥がゲージの開いた鳥籠から逃げ出してしまうかのようにッ!

二度と自分には寄り添ってもらえない

自分じゃない違う誰かに捕まえられてしまうようにッ!



彼女にはそう思えたんだ‥!


強く抱きしめた、抱きかかえた彼女の身体は柔らかかった…
まず、真っ先に想った感想がソレ

海未「穂乃果…」

穂乃果「海未ちゃん…」


夜中に光が射した

薄い雲のベールにできた僅かな裂け目…
そこから神秘的な青白い光が舞い降りて来る


 灯りの消えた和室の縁側、夜目は慣れてきていて
お互いの顔は良く見えていた

月灯りに照らされた互いの顔はこれ以上ない程に美しく見えて、魅せて…


愛おしく穂乃果の顔を見下ろす海未

驚いたように目を見開いていた穂乃果はそんな海未の眼差しを見上げる



      海未「……穂乃果」スッ


ぴとっ、海未のしなやかな白い指先が穂乃果の柔らかな唇に触れる

化粧でもするように唇の左端から右へと線をなぞっていく…
それがくすぐったいのか、穂乃果は声をあげていて…


…疼いた


何かが強く、彼女を求める
何かが強く、囁く


その囁きが何なのか分からない、でも一つだけ分かる事がある



もう止められないという事だけ


顔を近づけて17歳になったばかりの彼女は左首筋に口づけを落とす
そして、すぐに唇は離さない

別れを惜しむように長く、永く…時間を掛けて穂乃果の首筋に痕を残す


この子は私だけのモノで、私だけが愛して良いのだと
…前にもこんな事はあったような気がする


   海未(…んっ)カリ…ッ

  穂乃果「…ひぅっ…♡」ビクッ


甘噛みで肌に刺激を与えてみれば
 腕の中の少女は耐えきれず声を漏らす


雲の隙間から顔を覗かせる春夜の満月
その月灯りは二人を照らす…

月は人を狂わせる、月の魔力に当てられた人は生物の本能が強くなる

処女の血を求める吸血鬼や本能を覗かせる狼男の様に

3月16日、日付は変わった…





  海未は決意する、今宵…ッ! 自分は"魔物"になろうと…ッ!



































▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


   

…仕事に行ってきます……紅白μ'sリアルタイムで見たかったか…ぐふっ


  と言う訳で年明けを職場で寂しく過ごしてきます、はい…







    次でおそらく最後かもしれないです

    ほのうみ姫はじめ

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

1乙です。とりあえずヨウツベで紅白のウラトークのμ's版見て癒されてくだされ


ちゅぱ…、首筋から海未の唇が離れた際に聞こえた音だ

 それは愛おしい人との別れを惜しむように
まだ重なり合って居たかったと主張しているように捉えられる



雲の隙間から零れた月灯りに照らされる少女達
高坂穂乃果はゆっくりと遠ざかる園田海未の顔を見つめ、海未もまた…
この世の何人にも代えられない人を見つめる



 穂乃果「…くすぐったいよ」

  海未「すいません、わざとです」



恋人を抱き抱える姿勢のまま、海未の白い指は穂乃果の髪を撫でる
 時折、5本の指に絡ませるように梳かれた髪を弄り
そして自身の方へ彼女を引き寄せる…



  こつんっ、鼻先を額の上部へとつける…



  穂乃果の匂いだ……

  お風呂上がりのやんわりとした石鹸の香り




 穂乃果「あ、あんまり匂い嗅がないでよ…恥ずかしいよ…」

  海未「ご安心を…誰も見ていません」



 普段の消極的な自分が嘘のようだ、魔物になろうと決意した海未は
今の自身を客観的に捉え、クスリっと笑う…

 見様によっては気持ちにゆとりを持った笑みとも
小悪魔が浮かべる悪戯な微笑とも捉れる顔を見て
赤面の少女は小さく「海未ちゃんの変態…」と口にする


その仕草がより一層に海未を駆り立てる


"今宵はこの子を襲う為の魔物になろう"

"今だけは体裁も何も気にしない"


とことん、ソレになろう、徹しようと決め込んだ美しき魔物は
その腕に抱き抱える少女を弄り倒したいと考えた


   海未「変態?…私がですか?」




  海未「"光栄"ですね」

 穂乃果「ひゅぅぅ――!?み…耳……ゃ、息吹きかけちゃ、ぁ♡」ゾクッ


まだほんの僅かに湿っている髪の毛、バスタオルで拭いただけで
ドライヤーはまだだったそこから流れ落ちるように耳元へ近づき囁く

 

海未「いけませんね…ちゃんと乾かさなくては風邪をひきますよ?」フフッ



 甘い囁きの声―――魔物はゆっくりと穂乃果の心を溶かしていく――




耳元での"ぽそぽそ"とした話し方
桜色の唇から紡がれる一字一句が熱を帯びた吐息と共に鼓膜へと透き通る



 海未「もっとよく聴こえるようにしてあげましょう」スッ


耳に垂れかかった髪を指先で払う、ただその動作は払うだけではない
指先で耳の輪郭を愛撫したり、耳たぶをつまんでみたり
 そのこそばゆい感触を受ける度に穂乃果の鼓動は高鳴る



 海未「耳は弱いのでしたね♡」クスッ

 穂乃果「っ!そ、そんなわけないし!」



 主導権は此処までずっと主導権は海未が握り続けている
海未に触れられたい、自分からじゃなく恋人の方から自分を求めて欲しい

口にこそ出さないが密かにそんな焦れが穂乃果にはあった


この状況は穂乃果としては喜ぶべきなのだろうが…
彼女は良くも悪くも子供だ




  穂乃果(そりゃ、確かに…海未ちゃんにされて嬉しいけど…
       …でも…その、あぅ…)

  穂乃果(そ、それに…なんか、海未ちゃんにばっかり…ずるい)




そういう性格だった

付き合い始めてついにその気になってくれたのは本当に嬉しいが
一方的に愛でられるだけ、じゃなく…
お互いにお互いを感じ合いたい


愛を囁いてくれるなら、こちらも負けないくらいの愛を囁いてあげたい
2人一緒に、触れ合いたい、そういう子だった




  海未「ふぅーっ」


  穂乃果「うにゃぅ!?」ビクッ♡



  海未「ほら見なさい、そんなわけあったじゃないですか」



そんなわけないし!とやられっぱなしの穂乃果が張った強がり
今日ばかりは決意を決めた奥手な彼女に弄ばれてしまう模様で…

  海未「…ふふ、強がりな所は穂乃果らしくて好きですよ?」

  穂乃果「む、むぅー!今日の海未ちゃん変だし!」







        穂乃果「…」海未「…」


     穂乃果「…ぷっ!」海未「…ふふっ!」




  穂乃果「なんで笑うのさー!」

   海未「強がってる穂乃果が可愛いものでしてつい、ふふっ!」

   海未「第一、それを言ったら貴女はどうして笑ってるのですか?」


 指の動きを止めて強がる彼女と目線を合わせる
何がおかしい訳でも無いのに笑いが込み上げて来る




  穂乃果「あはははっ!」

   海未「ふふふっ!」



  穂乃果「あははは……」

   海未「ふふふ……」




ひとしき笑った後での沈黙、そして紡がれる言葉




   海未「…私も貴女もいつかはこういう日が来る筈だったんです
       分かってますよね…」

  穂乃果「…うん」




   海未「…まず謝ります、鈍い私ではありましたが
       貴女の気持ちに全く気付いてなかった訳ではありません」

   海未「むしろ、その逆です…分かってて気づかないフリをして
       今まで逃げていた節すらありました…」



 傷つけたくない、傷ついて欲しくない
そんな考えでいたつもりが知らない内に彼女を不安にさせたかもしれない
何もしない自身も飽きられてしまったのではないかと
後ろ向きに考えてしまったのだから


いつだって穂乃果は海未に甘えてくる事があった
だけど、今日みたいな甘え方…


- 『…イヤだった?』-

数刻前の穂乃果の切ない顔と声を海未は思い出す

 腕にしがみつくように、まるで捨てられるのを恐れる子犬のように
甘えて来る穂乃果の顔を…



傷ついて欲しくないってエゴイズムが逆に
不安にさせてしまったのかもしれない




  ―――…だから、もう逃げない





 海未「いままで散々避け続けてきた癖に
    今更何をと思うかもしれません
    身勝手過ぎるとも思う事でしょう…その上で言わせてください」






     海未「穂乃果…貴女と夜伽をさせて欲しいのです」


     海未「私が言ってる夜伽の意味は分かり…ます、ね…?」


    穂乃果「…うん、良いよっ」



 青白い月灯りの下で彼女はやんわりと微笑んでくれた


 逃げ続けて切ない想いをさせただろうに
海未自身以上に不安な思いだってさせてしまっただろうに

今更、こんな都合の良い事を持ち掛けて…




それでも、彼女は…



    穂乃果「えへへ…なんだろう!すっごく嬉しいや!」


    穂乃果「あっ!でも!海未ちゃんばっかりはなんかずるいから
         偶には穂乃果からチュウとかさせてもらうからね!」



     海未「…はい」スッ



    穂乃果「えっ、どうし―――」






 笑いながら肯定の返事をくれた穂乃果の目元を指で払う

小さな水滴が宙を舞った




    穂乃果「……あはは、変だね、穂乃果…泣いてたんだ」


    穂乃果「おかしいなぁ、泣ける要素なんて無かったのに…」



むしろ、さっきまで笑ってたくらいなのにね!とまだ潤んだ瞳で
彼女は…呟く



ずっと不安にさせてきた
ずっと海未から愛情を確かめて欲しい、求めて来て欲しかった

それを秘め続けてきた愛おしい子を海未は強く抱きしめる



   海未「今日を忘れられない日にしてみせますよ」チュッ

   穂乃果「…やられっぱなしは、悔しいもん、私からも
        ちゃんと海未ちゃんに最高の思い出あげるもん」チュッ


魔物と少女の一夜物語はこうして動き出す






















 灯りは一切つけない、そんなモノ必要ないくらいには明るい春夜だった
それに目もだいぶ暗闇に慣れていたから

わざわざ、押入れから布団を持ち出して来て部屋に敷く
『流石に固い床の上よりは、ね?』と眉をハの字にされて言われたのも
確かにあるが、此方としても雰囲気は大事にしたい

彼女の部屋で情事に及ぶのもアリでは
 あるが隣室で眠っている雪穂に聴かれては恥ずかしさで
海未が倒れるかもしれない

これから情事へと運ぶのに恥ずかしさも何もあるか、と言えそうだが
あくまで海未は"誰にも見られてない"から"セーフ"という考え方だ

まぁ、感性やら捉え方は人それぞれである





      海未「…行きますよ?」


     穂乃果「うん…良いよ…来て…」




 畳みの上に敷かれた布団
その上にパジャマ姿の穂乃果を俯せで寝っ転がらせる…

高坂穂乃果は後ろを振り向かない
自分が触れるまで首を動かさないでくれと海未に指示されたからである



     穂乃果「……ぅ、ぅ海未ちゃーん?」



        シーン…


行きますよ?と言われてから十数秒、海未が穂乃果の身体に触れて来ない


     穂乃果(…い、いつ来るんだろう…)ドキドキ



妙な緊張感を感じる

お互いに同意の上で情事に及ぼうと、それは分かってる…

いつだ?いつ…海未は自分に触れて来る?まだ後ろを振り向けないのか?


 ごくり、唾を飲み込む…

自分から海未に良いよ、と返答しておいて今更ながら緊張してきた
 いつ来るか分からないという
この"焦らされる"状態がそうさせるのかもしれない


    ぽふ…っ!


   穂乃果「!」ピクッ

布団の上に何かが落ちて来る音が聴こえる
フカフカの布団に俯せで寝ている自分の右足の少し右側が
落ちてきた何かで沈み込むのを感覚を感じた

 ぽふ…っ!


今度は逆方向、左側に同じように何かが落ちて来る

…落ちてきた何かが何なのか?もはや言うまでもない


俯せの穂乃果の身体を跨ぐように彼女の両足がそこに歩んできた
ついに園田海未が動き出したんだ!そう感じ取った



 ぽふんっ…!

  穂乃果「っ…!」ビクッ


穂乃果のすぐ左肩の傍に何かが落ちて来る
横目でチラリと…辛うじて手先が見える


   ぽふんっ…!

  穂乃果「…ゴクッ」キュッ!


 息を飲み、目をきゅっと閉じる!
自分の頭上から『すぅーっ』と息を軽く吸う呼吸音が聴こえる
すぐ右肩付近に着くように落ちた手が舞い上がり穂乃果の視界から消える


   ツー…!


  穂乃果「ひゃっ!?」



直後、穂乃果の襟首をとんっ!と何かが触れて髪をかき分けていく
視界から消えた右手は今どこにあるか想像した…


首に掛かった髪をかき分けられたことで穂乃果の健康的な
透き通るような白い肌が露わになる…


    ぴちゃっ…!


  穂乃果「きゃっ!?…ぁ、う、海未ちゃ…」


湿った何かが穂乃果の後ろ首の上を這うように動く… 

想像力豊かな少女は自分の襟首に何が乗っているのかを
"想像させられて"しまうっ!


  穂乃果(こ、これって…う、海未ちゃん、もしかして…)ドキドキ


  穂乃果(わ、私の首…舐めてるんだよね…ぁ、ゃんっ♡)ゾクッ

海未が触れてきたら後ろを振り向いても良い、そういう指示でした
 だが、穂乃果は振り向いて確認しない…!


  穂乃果「んっ、んんっぅ」ビクッ ビクッ!




 …振り向かないからこそ、想像力を掻き立てられるからだ



生暖かく湿っていて、それでいてざらついた何かが穂乃果の後ろ首を這う
此処で舌にばかり意識が行って忘れてしまっている…

視界から消えた右手は今、どこにあるか、ということを…!



    穂乃果「はぁ…んっ…!あっ、んんっ!?♥」


布団と俯せ状態の穂乃果の身体の間を強引に何かが入り込んでくる
 もぞもぞと生き物みたいに動くソレ、間違いなく園田海未の右手だ
手の平と思わしき部分と器用に動く指先が
パジャマの布地越しにお腹を摩って来る…



    穂乃果(な、にゃんでお腹…?っ、なんか変な感じ♥)


大事な大事な、本当に大切なモノを愛でるようにお腹を撫でられる

器用な海未の手先は…どんどん、下の方へ下の方へと動いていき
 穂乃果のパジャマの裾へと到達…そしてそこから素肌へと潜り込む


    穂乃果「やっ!な、中に、入ってきちゃ♥ ぁ、めっ…!//」

         海未「そのお願いは聞けません♡」フフッ


一瞬だけ舌が這う感触が止んだと思えば耳元で囁く声

本当に一瞬止まっただけだった


   穂乃果「っ!ぁ、ぁっ!あぁっ…!//」


再び、海未が襟首を執拗に舐め始め、更に…身体を重ねてきた
背筋から腰…穂乃果のお尻の上、太腿、脚の先までに掛かる重み…

両膝と片手で少しだけ浮いた状態から逃げられないように穂乃果に
身体を落として来た海未…

海未の重みが…!身体が今、自分と密着しているっ!



    穂乃果「海未ちゃ、…やっぱり変態さんだよぉ…」

     海未「変態…ふふ、その言葉、そのままお返しします…♡」


 さっきから後ろを振り向かず
何の抵抗もせずこの状態をされるが儘にしている穂乃果に
海未は言葉を返す

相変わらず、穂乃果は後ろを振り返らない
今どんな顔で海未は自分を責めているのか…それを想像すれば更に
全身の脈が速くなる…

確かに変態かもしれない


    穂乃果「…ぁ!しょ、そこは…んゃっ♥」


パジャマの裾から素肌へと潜り込んて来た海未の手は…そのまま上半身を
目指していて、てっきり程よい形の乳房へと向かうと思われたが
 その予想に反して中途半端な所で止まった


高坂穂乃果のお臍…の少し下の付近…下腹部


今、穂乃果が後ろを振り向けば見れた事だろう



穂乃果の下腹部を…"女性にとって命を宿す大事な部分"を
            愛おしい表情で撫で回す海未の顔を…

********************************




       変 態 プ レ イ だー―――ッッッ!?!?






   今回で終わらせたかったけど追われなかったよ…orz

   本当は全部まとめて投下したいけど年始のあれこれで

   3日間も途切れ途切れの投下…区切りが悪く申し訳ない



   可能なら1月5日(火曜日)再開予定、そして…

  "次"のちょっとした すてぇたす設定も行いたく思います

********************************


 下腹部を撫でる、なんてことの無いただそれだけの行為
性感帯を弄られている訳では無い



  穂乃果「…ぁ、ぅく♥っ…っぁ♥」



  穂乃果(海未ちゃんが…穂乃果のお腹撫でて……)



ただお腹を撫でる、それだけに過ぎない

その"それだけの行為"が彼女の気持ちを少しづつ高めていく



  穂乃果(海未ちゃんに撫でられてる場所…この場所…
                 ……あ、…赤ちゃんの…んっ♥)












   海未「感じたのですか?」



相変わらず生暖かい舌での責めを止めない海未の声がボソリと聴こえる
それに反応するかのようにビクッと身を震わす高坂穂乃果


 お臍から少し下の部位、女性が胎児を宿す場所
                      …子宮が存在する位置



意識してしまう、『感じたのですか?』などと
そんな事を囁かれてはそのイメージを抱いてしまう
 生物として、女性としての本能を揺さぶられる甘い誘惑の言葉
恋人の誘うような声色と身体が抱いた想像が神経伝達物質を分泌させる
アドレナリンやエンドルフィン…"快感"を浸透させるドーパミン
 この世のどんな甘味なモノよりも甘美なソレは
彼女を深い海の底へと沈めていく


   海未「訊くまでもありませんでしたね」スッ…


分かっててワザとらしく尋ねた海未は左腕と両足に力を入れ
再び自身の身体を持ち上げる
 それと同時に穂乃果は背に感じていた圧迫感と熱い吐息
舌が這う感触と快感から解放される


  穂乃果「ぁ…!」


――止めちゃうの?と言い掛けた次の瞬間
     穂乃果の身体は海未の右腕で俯せの状態から仰向けにされる




   海未「今晩…穂乃果♡」

  穂乃果「…!こ、今晩…」



気が付けば…

 布団の上に仰向けになったパジャマ姿の少女
そんな彼女を組み敷く姿勢となった魔物が目と目を逢せる構図ができた


『今晩は…』なんて言おうとしてお互い、最後まで声を出せなかった

此処でようやくお互いの顔を見る事ができた二人
 主導権を握り続けるのは依然として変わることなく海未だが
変化と呼べるモノはあった


 魔物になる決意こそしてても本質的には変わらない
要は台詞の途中で噛んだのだ



  海未「…し、締まりませんね」


小さく咳払いをして、フフッと笑いだす海未
 これを転機に主導権を奪えないモノか…
高揚感を覚える穂乃果も海未に自分なりの"お返し"をしてあげたい
ならこの機会が絶好チャンスではないか?


そう考えながら展開を探していた彼女は鼻先に掛かる海未の長い髪
シャンプーの香りで思い出してしまった…



 浴槽で自身の腕に絡まった海未の髪
自慰をしようとしてしまった時の事を…



  穂乃果「っ!///」カァ///


   海未「…ん?」


この一瞬が…奪えた筈の主導権を奪えなくしてしまった
それどころか…っ!


   海未「……これは、これは…♡//」


俯せだった身体は強く引かれ、仰向けとなっていた…
その際だろう、衣服が多少乱れてしまったのは



   海未「穂乃果…いくら自宅とはいえ
         ブラジャーはつけた方が良いですよ?」


"だらしない姉"、雪穂からそう称される高坂穂乃果の駄目な所その一だ
他所ならともかく自宅だから…お風呂上りで
まだ髪も完全に乾かしてないし眠る気も無かったからと…



  海未「苺のようで可愛いですよ?」

 穂乃果「ッ~!!海未ちゃんの変態さんっ!!」カァ//



 パジャマの布地越しでもよく分かる
程よい肉付きの乳房の天辺、布地をほんの僅かに持ち上げる小さな"お山"



一瞬の機会を台無しにしたどころか彼女を更にヒートアップさせる
口実を与えてしまったようだ
 変態さんの目線が自身の双丘の突起物だと気が付き火が出そうになる
この後の展開はなんとなく読める


  海未「それは…
      上半身を責めて欲しいというサインでよろしいですか?」


予想通り、山頂アタック不可避であった


  穂乃果「どうせ駄目って言っても…しちゃうんでしょ?」

 ぷくっと頬を膨らませる少女…機嫌を損ねている訳ではない
むしろ、口ではこう言いつつも内心期待してる節がある

"お返し"ができなかったのは残念だが…


 海未「無論です、私は穂乃果曰く"変態さん"らしいですからね」


楽しげに微笑する海未の手はそのまま穂乃果の胸部へと伸びていき
服の上から乳房を摩ったり、軽く揉んでみたり
 当たり前の話ではあるが神経が脂肪分で隠されてしまっている乳房を
弄ったところで快感はあまり押し寄せてはこない…が


  穂乃果「海未ちゃん…なんだか赤ちゃんみたい」

   海未「うふふ…」


 下腹部を撫でられて、"そういう事"を想像した後だからこそ
その先をさらに連想させるプレイ

  穂乃果「穂乃果のおっぱい…気持ち良いの?」

海未は勿論ですと肯定する、ひたすら嬉しそうにもにゅもにゅと
幼子のように甘えて来る恋人の姿を見ていて母性本能を刺激される…


  穂乃果(…そ、それなら…っ!)ガバッ


   海未「!?」

  穂乃果「え、えいっ!」ギュッ

   海未「むぐっ!?」







  穂乃果「…マ」


  穂乃果「ママのおっぱい、お、美味しい?……♥」…カァ//


 突然の事で驚く園田海未、二重で驚いた

まず頭部を掴まれて強く引き寄せられた事
顔に当たる柔らかな感触、ふにふにの…だけど少しだけ固い小さな感触


穂乃果ちゃんのおっぱいに顔を埋める海未ちゃんっ!



   穂乃果「ど、どうかなぁーなんて…あはは///」

   穂乃果(…な、なにしてるんだろう私…///)













           海未「…」



ちろっ、さっきまで襟首で感じていた生暖かい触感が敏感な突起に走った

おいみんな!1の性癖が明らかになったぞ!



   穂乃果「ひんっ!?」ビクンッ♥


    海未「おや?如何なさいましたか?」



 魔物の頭部を胸に抱き寄せたままの状態で素っ頓狂な声をあげる少女
双丘に顔を埋めたまま、さも私は何もしてません、と言ったかのような
実に白々しい海未の声…


   穂乃果「い、如何なさいましたって!海未ちゃん舐めたでしょっ!」

    海未「はて?何のことでしょうか!」



   穂乃果「も、もうっ!誤魔化さないで!」

    海未「いえいえ、何のことでしょうか?」


   穂乃果「だ、だからー!」








    海未「どこをどんな感じで舐めたのですか?
              私に具体的に説明してくれませんか?」






……実に楽しそうな声が胸元から聴こえて来る

なるほど、そういう事か




 穂乃果「ぐっ…そ、それは…その…だから
       ほ、穂乃果の…ぉ、ぉ…、…っ…ぃ//」ゴニョゴニョ





    海未「すいません、声が小さくてよく聞き取れませんでした
        大声でお願いします」



 穂乃果「う、うぅぅ…!言える訳ないじゃんっ!
         ぅ海未ちゃんの馬鹿っ!変態っ!すけべっ!//」



    海未「なんと、それは困りますね…気になって
       これ以上続きができなくなってしまいますね」



  海未「……そうですね、例えば…此処をこう舐めたのでしょうか?」


   穂乃果「んにゃぁっ♥」ビクッ!



   海未「おや?さっきと声が違いますねー、これは違ったようで?」


悪戯っ子が楽しそうに笑う声が胸元から聴こえる




   穂乃果「海未ちゃ…ゃうっ!」


    海未「ふむ、分かりませんね…気になって仕方ありませんが
        諦めるとしましょうか?」


   穂乃果「…んっ、…ふえっ…?」


 

 海未の頭部をホールドしていた腕の力など最初の舌による愛撫で
無くなったと言っても良く、すんなりとさっきと同じ姿勢に戻ってしまう

 穂乃果を組み敷いた姿勢の海未
海未が離れた後にはパジャマの特定部分に残った湿った痕…
そして、もどかしさを募らせた穂乃果…


    海未「さ!先程の続きでもしましょうか…」スッ


先程の続き、穂乃果が僅かながらの"お返し"をする前にしていた乳房を
弄るだけの行為…


性感を感じ取れる神経があまり通わない乳房を弄るだけの……


気持ち良さを感じない行為…





     穂乃果「…っ…!」


もどかしい



      海未「…言いたい事がおありで?」


     穂乃果「な、なんでもないよっ!あはは…」



この切り上げ方…そして、"あえて"快感を与えない焦らすようなやり方

"言いたい事がおありで?"…つまり、言わせようとしてるのだ




      海未「~♪」サワサワ モミモミ

      穂乃果(…ぅ、…全然気持ち良くない…けど…)



分かってる、"ワザとやってる"



     海未(…そろそろ、ですかね…)


此処で海未の手の動きが変わる、下乳…穂乃果のアンダーバストを
強弱つけて揉みだしたのだ



    穂乃果「あくっ♥」



下乳と横乳付近、胸を弄る上で最も相手を悦ばせる部位…
それを服越しに触れる海未




   海未「素直になっても良いのですよ?」ボソッ


   穂乃果「‥す、なお?…んっ…くっ♥…はぅっ♥」


   海未「…想像して御覧なさい?これが服越しじゃなかったら?
       さっきのように舐められたら?」



布地越しの感触は当然と言えば当然だが
直じゃない分ソフトにしか伝わらない、今でさえこれだけ
感じさせられてるのにもしも、これが直接地肌でされたら?


さっきのもどかしいだけの手つきから器用に弱い部分を弄ぶ指先

これが今の自分を責めたら?








 魔物の魅惑的な提案を飲んでしまおうか?

 もう十分頑張ったよね?もう快楽の海にどこまでも溺れても良いよね?

 変な意地張らないで海未ちゃんに身体を好き放題されちゃえば良いよね




  穂乃果「……ぃ、して…」



  海未「聴こえるようにお願いします」クスッ








   穂乃果「海未ちゃん、…お願い…
        穂乃果のパジャマ脱がせて良いから、もっと…し、て」



涙を瞳にためて、精一杯のおねだりをする少女

堕ちた瞬間に満足気な笑みを浮かべ魔物は『はい』と…一言添える




―――
――



   敷かれた布団のすぐ傍に二人分の上着が脱ぎ捨てられる…




  穂乃果「あっ♥あああぁぁぁぁっっ♥しょれ…すご、ひぎゅ♥」

 海未「んっ!んんっ!んむっ!」カプッ チュパッ♥ チュッ♥ チュウゥゥ…チュプッ♥


  穂乃果「ぁらぁ!吸っちゃ♥みゃぁぁ♥」ビクンッ! ビクンッ!

 海未「…んっ、ぷはっ!…ふふ、そんなに仰け反って…♥
       全然説得力ありませんよっ! あむっ!」カプッ♥ チュウゥゥ♥



 激しく乱れ合う二人、海未の両腕は穂乃果の肩をしっかりと掴みに
両足は膝を彼女の股の間に割って入れるように脚と絡ませ合い
絶対に逃げられないようにする


海未「穂乃果♥穂乃果…っ!穂乃果…!!んっ!ぷはっ!穂乃果ぁ♥」チュッ


穂乃果「っはく♥ひぃんっ!…ぁっ♥…みちゃ!海未ちゃ、んぅぅ!?」







―――お互いに求め合って、名前を呼んで、感じて




 穂乃果「…ぁ…ハァ…♥…あぅ…♥」





  海未「…ハァ♥…ハァ♥…穂乃果、手…握っ、てください…」スッ

  穂乃果「…海未ちゃん…」スッ




――――ギュッ




  穂乃果「…えへへ、二人ともすごく汗だくだね…♥」

   海未「また…お風呂に入りなおさないと、いけませんね…ふふっ」



 穂乃果「…ふ、二人で?」

 海未「…そうですね、また昔みたいに背中の流しっこしましょうか?」


  穂乃果「…穂乃果が洗ってる最中に変な事しない?」ジトーッ

   海未「さぁ?どうでしょうかね?私は変態さんですから」クスッ


  穂乃果「むぅ…まだ根に持ってる…」


  海未「ええ、根に持ちますよ?」スッ


   穂乃果「ぁ…」


 握った片手とは別のもう片方の腕で穂乃果の身体を引き寄せる
そのまま、抱き寄せるようにし左腕は
後ろ首から背筋…腰へと線を沿っていくように撫でていく


   海未「…もう準備はよろしいのでしょう?」



そう言って園田海未は…自身の膝に少しだけ力を加える
穂乃果の股の間に割って入れた方脚をグッと上げるように…


         …ヌチュ♥

…まだ脱いではいないパジャマのズボン越しに湿り気を感じた



   穂乃果「やっ…♥ 」ビクッ!


    海未「…まるでおもらしでもしたみたいですよ?高校生なのに」


   穂乃果「…えいっ!」サワッ


    海未「きゃっ!?」ビクッ♥





   穂乃果「海未ちゃんだって人の事言えないじゃん…」ムスッ

    海未「そ、それは…」アタフタ







   穂乃果「…」




   海未「…?ほ、穂乃果?」




   穂乃果「…海未ちゃんはやっぱり、その…シたいの?
         穂乃果の…ア、アソコで…//」モジモジ


   海未「正直に言えば…かなり」ボソッ


   穂乃果「…そ、そっか…そう、だよね…
         あはは…二人で…えっちしてるんだもんね」



















   穂乃果「……ごめん」ボソッ

   海未「えっ…」











 穂乃果「……穂乃果は、その…海未ちゃんが"初めて"じゃない、から」


すっかり夜目に慣れた海未の目には見えた
       穂乃果の目元から零れ落ちる涙が…


 "初めて"じゃない…


何の事を言っているのかはすぐに察した…



去年の冬の温水プールでの一件…その眼で見た当事者の一人なのだから
嫌でも分かる…

一糸纏わぬ姿の彼女が痛みで泣き腫らした真っ赤な目…


そして……破瓜の証拠である紅い血を流していたのを…

















   海未「何故、謝るのですか?」


   穂乃果「えっ…だ、だって…」





初めて、大切な人と大切な時まで守るべきモノだ
 園田海未という人物の純潔に対する貞操観念を考えればそういう考えを
持っているのではないか?
海未に捧げられない事に彼女はどう思っているのか?






      海未「…勘違いしないでください」チュッ♡



      穂乃果「ぁ…」









―――優しいキス

 ゆっくりと穂乃果の顔に近づき、目を瞑り…穏やかな顔で慰めるように
目元への接吻を落とす…




     海未「…貴女にとっては初めてではないかもしれません…」

     海未「ですが…私にとっては"貴女との初めて"なんです」





       海未「それだけで十分ですよ…穂乃果」ニコッ


…その一言と微笑み、それだけで悩みを吹き飛ばされたような気がした



  ポタッ…


   穂乃果「…卑怯だよ…そんなの…泣いちゃうじゃん」ポロポロ


零れ落ちた涙は布団の上に落ちて溶け込んでいく
 降り初めの雨が砂に溶けて消えていくように


    海未「…涙を拭いてください」ギュッ

   穂乃果「…ひっく、…ぐすっ」


 海未「これから貴女を涙が止まらなくなるほど
     愛でて差し上げるのですよ?だから、涙は取っておきなさい」   

   穂乃果「ぐすっ‥なにそれ、変態じゃん…」




 海未「ええ、変態です…だからもう泣かないでください
     そんな些細な事さえも忘却の彼方に
         飛ぶほどの一時を感じさせてみせます」ニコッ






   穂乃果「…海未ちゃんは変態だよ…」

    海未「はい」



   穂乃果「…本当に、本当にどうしようもない変態さんだよっ!」







   穂乃果「…本当に、世界一カッコイイ変態さんだよ…!」ギュッ


    海未「…」ギュッ …ナデナデ






 ――――美しき魔物は…泣きじゃくる少女をいつまでも撫でていた


 ――――――彼女が泣き止むまで、押し倒す事も襲うことも無かった…



――――
―――
――


  穂乃果「…」

   海未「もうよろしいのですか?」

  穂乃果「…うんっ!」


  穂乃果「海未ちゃん」

   海未「はい」



  穂乃果「穂乃果と"初めて"…シてください…っ!」ニコッ



   海未「やれやれ…人に散々変態と言っておいて
        自分とえっちしてくださいだなんて
            …破廉恥だと思わないのですか?」キリッ



   穂乃果「なっ!?なにさソレ~!」むぅ!





   海未「…」
   穂乃果「…」



    「「…ぷっ、あはははははっ!!」」





   穂乃果「もうっ!笑わせないでよぉ!」

   海未「ふふふっ、つい…!」










    海未「…本当によろしいのですね…」


   穂乃果「うん……良いよ、いつでも、きて…」






   この世で最も愛おしい少女は海未を誘う…
 誘われるがままに彼女の秘所を露わにする
 パジャマ越しに湿り気を感じていた事からすでに分かっていた

リボン付きの可愛らしいショーツ
 言い換えるなら子供向けな蒸れた下着を脱がせれば
愛液で濡れた"女"の部位が顔を覗かせる…

 蜂蜜の瓶を横倒しにしてしまった時のように…
とろりと、魅惑的な蜜壺から溢れていくソレ




    クチュ…♥


   穂乃果「んっ!?♥」ビクンッ‼!!


 海未は無言でそれを指で掬ってみる…


人差し指と親指を合わせてみる…


 ねっとりと…濃い粘度、粘り気のあるソレが指と指の間に糸を引く…


  海未「穂乃果…見えますか?
      これが貴女の大事な所から出ているのですよ?」スッ

  穂乃果「…やぁ…あんまり見せないでぇ…♥」フルフル


ぷいっ、と恥ずかし気に顔を背ける穂乃果を見て、海未は口角をあげる

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

  …ごめん、眠気に勝てない…けど、ようやく終わりそう…
















 せめて、最後に…"次"の事で一つだけは訊ねておきたい…




   "にこ"の料理LVは限界突破状態の方が良いですか?

 ① 限界突破LV10(全料理アイテム リスト解禁状態)

 ② LV9(好きなモノがいつでも作成可能 ただし入手した事あるモノ)

 ③ LV1~8のどれか(にこにーがメシマズな世界線かもしれない)
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△



 ゆっくりと人差し指を穂乃果の膣内へ挿入する
一番デリケートな部分だからこそ繊細に、壊れ物を取り扱うように
優しく身体の一部を彼女の体内へ進ませる



   穂乃果「あ"ぅっ!!」クチュ…♥


    海未「!…大丈夫ですか!?」



   穂乃果「んっ…へ、平気だよ…ちょ、とだけ驚いただけだから…」


えへへ、といつものように彼女は笑いかける


   穂乃果(…海未ちゃんの…穂乃果の中に入ってきちゃった‥んっ)


 異物感、自身の"女性"としての部分に他人のモノが入って来てソレが
動いている、ツボ押しマッサージのような強弱をつけた圧迫や
指の抜き差しで膣壁を擦る触感…それがじんわりと脳を痺れさせる



   穂乃果「…んくっ、ぁ…ハァ、んっ!」



一心不乱に何かに虜になったように蕩けた表情をする穂乃果
そんな彼女色を見つめながら、何処か一番弱いのか?どのようにするのが
最も満足感を与えられるか海未は文字通り手探りで探していく



もう少し違う部分はどう反応するのか、そう思って
海未は指を更に押し進めていった、すると…




    コツッ…





   穂乃果「にやぁぁあ"あ"ぁっ!?」ビクッ♥



     海未「っ!ほ、穂乃果!?」ビクッ!


人差し指の先端が何かコリッとした固いモノに触れるのを海未は感じた
膣内の奥にあった骨のようなモノ…

もしや爪が引っ掛かって傷つけたのでは!?
彼女に痛みを感じさせたのでは!?と海未は恐る恐る穂乃果に声を掛ける



    穂乃果(な、何…今の、すごく…)


身体を弓なりに仰け反らせてこの情事の最中で
一番に押し寄せてきた快感の波に彼女は戸惑う



     海未「あ、あの…痛かったりしましたか?」

    穂乃果「…ぇ…?」


心此処に非ず、真っ白になってそのまま消えてしまいそうな意識を
引っ張り上げたのは心配そうに問うてくる海未の声だった



   穂乃果「そ、そんなことないよっ!むしろ――」


    海未「えっ?」


   穂乃果「!―――な、なんでもないっ!」


    海未「…」




 しまった!っと今のが失言だった事に気がついたのは言った後だった
こんな事を今の海未に言ってしまえば…





    海未「もしかして…今の場所が凄く感じる場所だったのですか」

   穂乃果「そ、それは!その…」


しどろもどろになる穂乃果を見て海未は再びさっきのように…



      コリッ…!


   穂乃果「ひいぃあ"あぁぁっ!?」ビクンッ♥


さっきの再現だ、同じように身体をしならせる



   海未「…ふむっ…なるほど」



 さっきまで穂乃果が感じていたのが浸透するような
じんわりとした気持ち良さならば
今のは鈍くそれでいて余韻を強く残す強く響くようなモノ




   海未「穂乃果…よくお聞きなさい?」


   穂乃果「は…はふぁ♥…はぇ…?」ポー



指は抜かずにそのまま口元を耳に近づけ囁く‥



 ―――貴女の口からもっとして欲しいと言ってくれれば致しますよ



   穂乃果「…っ!しょ、しょれぁ…」ジワ…


呂律の回らない口で涙目で海未の顔を見つめ返す


    海未「どうですか?再び…
       天にも昇る心地良さを味わえるのですよ?」


    穂乃果「…ぅ…ぁ…あの…」ボソッ


    海未「聴こえるようにお願いします」



   穂乃果「ぉ…」


    海未「お?」










   穂乃果「ぉ…おねがい…します…//」

    海未「…お願いとあらば仕方ありませんね」


 言わずとも初めからするつもりは満々だったが、こうやって穂乃果に
声に出して言わせる事で自身は彼女を虜にしたと、穂乃果は海未のモノに
なったと改めて認識させる事ができる

 これ以上ない程に満たされたような笑みで海未は白い指先を
彼女の一番奥、指を挿入する前まで…愛おしく撫で回していた下腹部へと
繋がる大切な場所を傷つけぬようにされど連続で刺激を与え続ける



 穂乃果「ぁ、あんっ!んぎゅっ♥ぃんっ!!ず、ずんっって!?
         くぁぅんっ、ひ、ひぎゅぁ♥おく、にぃぃ!?」ビクゥ


  海未「そのままっ!
      そのまま私をずっと感じてください…っ!!」ズチュ、ヌチュ♥


 穂乃果「ぁ、ぁぐぁっ、ら、らめ
       あらまがぁッ!あたまおかし、くぅ、んぎゃぅ♥」

 穂乃果「っ!あ"っ、だ、ほ、ほんとにああ"ぁ!
             な、なんかきちゃあ"あ"ぁぁぁ」



彼女が甲高い声悲鳴を上げるように叫ぶのと同時だった



   穂乃果「…ぁ、…―――っ」カクッ

    海未「ハァ…!ハァ…!穂乃果…♥」ヌチュ…



オーガズムに達して気絶するように意識を手放した穂乃果から海未は
指を引き抜く…

トロリとした愛液とはまた違ってサラサラとした感じの体液と同時に
股から引き抜かれた指先を海未は見つめる…


 自身のこの手で彼女をイかせたんだな、と…
チョロチョロと尿のように溢れだして既にぐっしょりとしている
布団を更にびしょ濡れにする彼女と自身の身体を見て
 この後どうしたものか、と、何とも言えない満足感と
何処から片づけるべきか困ったような感情の二つが混ざったような
苦笑いを海未は浮かべた


   海未「布団は…後でお洗濯するとして…」ダキッ

  穂乃果「…ぁ、…ぅ、ぃ…ちゃん」


ぐったりとしている恋人を抱き抱えて
 園田海未は浴槽へと向かうのであった

―――
――



チュンチュン!!



穂乃果「…うぅ」


海未「あ、あの…大丈夫ですか?」オロオロ…



翌朝、ぎゅっとお臍の下の方を押さえて蹲る穂乃果
それを見てあたふたする海未が居た…


穂乃果「…あの後お風呂でも海未ちゃん調子乗るんだもん」ジトー


海未「うっ‥それはその…」


穂乃果「…お布団やパジャマをお洗濯してくれたのは嬉しいし
     お風呂に連れってって綺麗にしてくれたのも嬉しいよ?」


穂乃果「でも…お風呂で海未ちゃんの髪の毛が付いた時の事話したら…
     なんて言ったか覚えてる?」ジトー


海未「…『私に自慰する所を見せてください』です…」


穂乃果「…変態」ボソッ


海未「ぐはっ」グサッ


穂乃果「…海未ちゃんの狼」ボソ


海未「ごはっ」グサッ


穂乃果「海未ちゃんの赤ちゃんプレイ好き」ボソッ


海未「ぐあっ」バタンッ


   鋭い言葉の矢が弓道少女の心を撃ち抜いたァ!
そのまま、床に突っ伏す海未と生理痛に似た痛みを感じる穂乃果
なんという痛み分け…



海未「あ、あれは…穂乃果が誘ってきたんじゃないですかぁ…」


穂乃果「そうだけどさ…あそこまでがっつくんだもんっ!」プイッ


海未「穂乃果ぁ…」ユサユサ

穂乃果「海未ちゃんなんて知らないっ!」




海未「…うぅ…」ギュッ







穂乃果「…反省してる?」チラッ


海未「はい…深海よりも深く反省しております」シュン


    穂乃果「…なんでも言う事聞いてくれる?」

     海未「も、勿論ですっ!」


    穂乃果「そっかぁ…なら…」



       バッ…!




    海未「わっ!?」


   穂乃果「…穂乃果、行きたい所あっても動けないもん」

   穂乃果「だから…今日一日は海未ちゃんが穂乃果の脚だよ?」


    海未「!…穂乃果」


   穂乃果「一日中、お姫様抱っこしてくれる?」チラッ



    海未「そんなことで良いのなら、喜んで…っ!」




   穂乃果「これから先もずーっと、色々命令しちゃうよ?」

    海未「…騎士として光栄ですよ」


   穂乃果「昨日の今日じゃその台詞締まらないけどね」クスッ

    海未「うっ‥それは…」



   穂乃果「えっへへ!じゃ、早速、穂乃果の事運んでよ!」

    海未「行きたい所がもうおありで?」

   穂乃果「当然だよっ!一日は短いんだもんっ!だから行きたい所は
       たーっくさんあるよっ!」


入口を指さし、レッゴー!と声をあげる穂乃果
そんな愛しい姫様を抱えて歩き出す海未


           ―ねぇ、海未ちゃん―

             ―はい―

―この先の将来は何があるか分かんないよ、でもね、誰が何と言おうと
     海未ちゃんからは絶対に離れない、それだけは確かだよっ!―


       ―!? ほ、ほほほ、穂乃果!?今…!―

      ―頬っぺたにチューしただけ…へへーんっ!―

          ―不意打ちは卑怯です…―

        ― 昨日あれだけの事したのに…―

   ― うっ…い、いい加減引っ張るの止めてくださいっ! ―

 ― …穂乃果さ、これから勉強とか家事とか頑張ろうと思うんだ!―

― えっ!どうしたんです!? や、やっぱり、お腹だけでなく…!―

―違うよっ!…将来、海未ちゃんのお家にお嫁さんとして行くんだもん
  だから、その、認めてもらえるようにとか、色々…ね!―






 - …世間的には…女性同士はあまり良い目で見られませんからね
     徐々に受け入れられつつあるとはいえ…-



 ― 海未ちゃんのお母さんが穂乃果を
       住み込みのお手伝いさんって事で
          その辺は上手くやってくれるんだよねー ―



       ― 母に頭が上がりませんよ… ―


 ― 時期が来たら、さ…ちゃんと正式に認められるようになったら
    その時は花嫁さんになる事になるから、だから今は勉強とか
                穂乃果にできる事を頑張りたいの ―


   ― …微力ながらお手伝いさせていただきますよ? ―



        ― うんっ!よろしくね! ―


    ― …てっきり、『うっ、勉強は優しくね』と言うかと ―


   ― 海未ちゃんとの将来の為だもんっ!
         そこは頑張るよ!やるったら、やるっ! ―



            ― …… ―



      ― …海未ちゃん、泣いてるの? ―



  ― …いえ、ふふっ、本当に嬉しいと思ったんですよ
       此処まで真剣に貴女が将来の為に、と思える程に
         私は貴女の中で大きな存在になれたんだなっと…―





           ― …当たり前だよ ―








まだまだ未来は無限の可能性がある、先は不確定な何か
でも確かな事は一つ、今後何があろうとも
  この二人が離れる事は無いという事である



           ~ fin ~





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 近日中に残った数レス分で(大体10レス分)くらいで設定決めた後

           HTML化依頼出しときます

*********************************

>>846 写真を撮る事が無ければ、後々、"最後の嫌がらせ"で
    メンバー全体の仲に亀裂を入れ…その先は言いません


>>848 >>850 >>851

 そうですか、…あー、でしたら言わない方がよろしいのでしょうか?


>>872 ありがとう…


>>890 ち、ちち違うよ!あ、あれは…アレだようん(動揺)



なお、"次"ですが…にこの料理LVは10(限界突破)となりました
…それで切り抜けられるとは思えませんが…



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<メール:くだらない世間話 2>


 当社より別に興味の無い方は気になさる必要のない世間話を再び
 持って参りました、暇を持て余すお方に捧げましょう

 刑事ドラマで"プロファイリング"という言葉を耳にする事はおありで?



 元はアメリカで犯人像を特定する為に行われた資料収集法の一つです

 具体的には犯行現場の検証だったり被害者の状況などから

 犯人の【趣味】【趣向】【人格】と言ったものを
 特定していくモノだそうです


 これは一種の心理学の考え方ですな

 喩えば、一例を出しましょう、現場に女性が身に着ける衣服の繊維や
 化粧品の香料が残って居た

 被害者は男性で何人もの女性を侍らせる性格だったとする



 以上の2点なら、単純に考えて皆さまはどのような人物が
 どのような思想で犯行に及んだと思われますかな?


 痴情の縺れが原因でよくある浮気がどうのこうのと言った内容と
 パッと浮かぶのでは?


 それと同じように次々と発展させていくのがこのプロファイリングです






 少し変わって来るかもしれませんが
 "自分自身を特定する"という事も可能なのですよ?


 おや?言ってる意味が分からない?

 ふむ、そうですな…例えば、どこぞの企業面接や資格試験やらで
 こんなご経験はおありで?


 1分以内に『あ』という文字をたくさん用紙に書いてください


 そう言われれば皆さん、用紙の枠内にたくさんの『あ』を書こうとする
 そして"たくさん"と言われたからには大急ぎで書く訳ですな


 そうです、急ぐから"焦る"…故に枠内をはみ出したり
 『あ』なのか『お』なのか読めないような雑な文字だったり…

 これですよ


 そうやって、その人間が【プレッシャーに弱い人間】だったり
 【確認も碌にせず仕事をやろうとする人間】だったり…


 文字をたくさん書く、ではなく本当はそういう別の部分を見てるのです

 1分経った後に種を明かされて全員が気づく

 自分が「あっ…実は俺ってこういう奴だったか…」と…

 似たような感じで、身近な物でご自身を客観的に見つめる
 第3者目線でプロファイリングする事は可能なのですよ?

 ええ、身近な物で構いません、機会があればどうぞ


―以上、別に気に留める必要のないくだらない世間話でした―
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      れんあいげぇむ一周年記念②に関して


 リクエストの結果…




 26スレ目343
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2015/05/20(水) 12:40:03.32


依存度無限の超テクニカルモード

一週間を無事に過ごす、一発badは当たり前
クリアできるまでファイトだよ!

>350

よしとれた

>343 ついでに好感度も無限でお願いします
主人公は>1に任せます


 主人公:安価結果=矢澤にこ





 26スレ目345
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/05/20(水) 12:40:07.24

ハノケチュンが異世界に召喚されて脱出しようとする話

他のμ'sが生えてる、もんむすくえすと的なのでお願い(^8^)




本来ならば一作品の筈ですが、安価募集の際事故がありまして
お詫びも込めての2つ採用となります

ただし、あくまでメインは前者、後者はサブ扱いです






◎【メイン:凶気れんあいげぇむ】"くりあ まで永遠と続く"
  主人公 にこ



◎【サブ:魔物娘なμ's世界から逃げる穂乃果】
  "クリアか3回ゲームオーバー"





まず、大前提としましてメインの方はれんあいげぇむの延長のようなモノ
従って基本的にアイテム、依存度、大まかなルールは同じです

期間は一週間、一週間を過ごせればその時点でげぇむクリアとなります


上記した343レス目にあるように依存度∞の為、基本的に
依存度or好感度上下系のアイテムは役立たずです



 そしてこの世界…

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    にこ主人公のこの世界線… "かみ" が居ません




    ついでに言うと△も存在しない





必然的に【神様ホイホイ】は存在しないし、『R・S』も主人公は使えない
オカルト的な物は無いです(例外としてBAD特典アイテムはある)

・猫の楽園や絵本フラグも無い



あるのはにこにーが無自覚にフラグを立てまくって
 何時鮮血が飛んでもおかしくない修羅場一歩手前状態です

 【※残酷表現注意】



全員が常に依存度MAXなので初めの一歩でBAD直行もありえます


気休め程度だろうけど支給品として『アロマキャンドル』を
5つ渡そうかと思うのですが…如何でしょうか?

『アロマキャンドル』…この世界には本来無い筈の『R・S』が使用可能


メインであるため、クリアするまで永遠と終わらない





◎【サブ:魔物娘なμ's異世界から逃げる穂乃果】


こっちに関しては前者のように難易度をあげた
げぇむのリスタートというリクエストではない為、完全な別物となります

れんあいげぇむよりかはクトゥルフ色の強いTRPGかもしれない
題材が"魔物"な訳ですし…


サブである為、一度クリア、もしくは3回ゲームオーバーとなれば即終了



此処からが皆さまにいくつかご質問したい所です

全てYESかNOでお答えください

れんあいげぇむ(にこver)
 
質問①
アロマキャンドル、要る?要らない? 安価 ↓1

質問②
依存度∞ではなく100の状態で、アイテムとにこの対応次第では
0に持っていけて、そこからの優しい世界になりえる

の方が良いのか、とことん優しくない世界にするべきか…
(優しい世界ならYES しないならNOとお答えを…)
安価↓2


質問③
一度BADを迎える度に難易度をワンランク下げるか"安価判定"を
お付けしますか?
安価↓3

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

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結果

 支給品:『アロマキャンドル』無し


 矢澤にこにとことん残酷な世界


 ランク下げ無し


oh…にこ…良い奴だったのに…無茶しやがって…






最初に言わせて頂きますが……かなり胸糞悪くなるかもしれません
いつ鮮血が飛んでもおかしくないですし…

余程、覚悟が無いと厳しいとだけ前もってお伝え致します




ちなみ、クリアまでの期間一週間とありますが時系列的には
どの辺りがよろしいですか?


① 学園祭前(主要 EV 肝試しor山頂アタックなど…)
  学園祭ライブ成功からの廃校阻止を目指す際の一週間
  (綺羅ツバサとはまだ面識なし、亜里沙、雪穂と面識あり)


② ラブライブ!予選(主要EV UTXでのユメノトビラ 2期4話)
  2年組は沖縄旅行には場合によっては行かない
  進め方次第では2年組が中盤にかけて会えなくなる
  『Dancing stars on me!』ライブ成功までの一週間


③ ラブライブ!本戦(主要EV 海岸での解散宣言 ラブライブ!決勝)
  スノハレ後、時系列的に冬真っ盛り最終決戦前に全員で何処かに
  思い出作りに行く、そして最後には決戦へ




どの√で?

↓2

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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


  にこのステータスですが…

 料理LV10は前回決定と致しました

 発見LVと同性愛の理解は……




発見LV コンマ一桁目↓1




同性愛の価値観は…お任せします

安価↓2
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発見LV7


 同性愛の価値観は3…げぇむ初期の穂乃果同様
           女性同士は良くない考え




 了解致しました


 判定終了とします…

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乙です
後は理由かな?

イッチが完璧なエロ目指して書くと聞いておらわくわくしてくっぞ

エロはいらんからサクサク話進めろ

にこちゃんが死んだ!

穂乃果が最後に所持してたアイテムを持ち越しとかどうかな

>>948この人でなし!

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<メール:くだらない世間話 3>

興味のある方は暇つぶし程度にどうぞのお話を此度も持って参りました


 スクフェスの主人公…要はスクフェスで遊んでいる
 "プレイヤー"の事ですな


 サイドストーリーを見ればスクフェスモブやμ'sメンバーが
『"あなた"』とか『"キミ"』とプレイヤーに対して話をするモノがある

 設定上のお話ですが…"プレイヤー"は学院生…ええ


 "女学生"という事になっております
 プレイヤー=女、実際遊んでるのは男性か女性も分からないのですがね


 さて、今回のお話は心の二面性に関してでございます

 コインには裏と表があります
 それと同じで人間にも二つの面があるのです



 例えば、性別上は男性なのに身近な女性以上に女心を理解できる男

 思い当たりはございませんか?

(例文テキスト)
 「あいつ無駄に女子力たけーよな」
 「分かるわー!男の癖に少女漫画趣味だったり、化粧に詳しかったり」
 「あいつオカマなんじゃね?」

 「はははっ!言えてらぁ!…でもよ
   馬鹿にしてるとかそういうんじゃなくて
   良い意味で女らしさあるよな、なんつーか
   TVに出てるソレで飯食っていける芸能人とかみたいにさ
    こう…男に無い色気があるってか…」

 「まぁな、‥あっ、勘違いすんなよ!?俺ホモじゃねーし!!」




 例えば、性別上は女性なのにその辺の男性以上に漢らしさを兼ねた人

(例文テキスト)
 「A子さんって恰好良いよね!」
 「さりげなく困ってる人を助けてくれたり、気遣いもできるし!」
 「そうよねー、ワイルドって感じがありながら紳士的っていうかー」
 「あー、もうっ!あの人が女じゃなきゃ即告ってるのにぃ」


ある意味、男も女も同時存在してる人って世の中に存在するのですよね

 それこそ"心の二面性"というモノでしょうか…


 同じように幾つもの二面性は心に存在します


 性別に関して以外にも"道徳心"が代表的でしょう



 心優しい人でも、対人関係ストレス、社会人の苦悩だったり
 学生の受験や周りの大人の目…

 それが起因で心優しいお方にも"魔が射す"という事があります

 そうなった時、表からもう一つの面が顔を覗かせます…


 人に対して親切や気遣いをしてあげる心もあれば
 人に対して辛辣に当たり散らし、理由も無く他者を傷つける

 そんな優しさと残虐な心の二面性は常に誰もが持ち歩きます
 ふとした拍子でそれは多くの人の目に晒される、曝される

以上、興味の無い方にはどうでも良い、お話となります…
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             【注意】



      見たくない方の為のNG設定用ワード


            [nimennsei]



      名前欄に入れて見えないように回避してください














   今から曝け出すのは"GMとしてではなく"

   ">>1個人として…"です



   従ってわたs…いえ、俺から読んでくれた人への忠告を込めます

  俺の願いは全員にはすっきりとして気分でげぇむを終わらせて欲しい

  今から言う事はプレイヤーに対してかなりヒデェ事のオンパレードだ

  間違いなく全員を怒らせるし、読んだら後味の悪いモンを残す

  だから俺は覚悟のある奴だけ見て欲しいと思う


 そのためのNG専用ワードだ
 此処まで用意してその上で文句言うのは無しってもんだ

 大事な事だから二度言うぞ、覚悟のある奴だけ見て欲しい
 だから他の奴の為にNG専用ワードを用意した



 これで手一杯、頭悪いんで俺はこれ以上の"安全装置"を
 思いつけなかった

 こっから先は完全に "" 自己責任 "" だ

 それで気分を悪くされたと言われても冷たいようだけど
 俺は手を出せない

  俺から"『忠告』"はした

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>>943  はい…今からです

>>946  期待にお答えできるか分かりませんが頑張ります!

>>947  スムーズに進めたいお気持ちは分かりますが
    …正直な話、サクサクは物理的に不可能です
まず、>>1自身のキャパシティーに問題があり、元から遅いのです

そもそも、エロも望んでる参加者が居て、ストーリーの一部であり
それを飛ばす時点で既に矛盾が出ています


…無論、>>947の仰る通り自分でも遅いと分かってます
だから可能な限りの最善は尽くしたい



>>948 なんとぉ!!>>950に先に言われてしまったァ!

>>949 ごめんなさい、アイテム持ち越しは無しです…





>>351でもお書きしました

一周年記念の3品

・  (もう夏は終わりましたが)夏終わらないで
・  にこ主人公の凶げぇむ&穂乃果の異世界帰還の話
・  りんまきSS

これだけは"約束"通り必ずお書きします

これ以外は…もうラブライブ!関係は二度と書かないようにしようか
正直悩んでいます

 "このげぇむ"を作ろうと思った瞬間からです
理由は‥れんあいげぇむの存在理由そのものにあります…

止めようとも思うけど、本音を言えばまだ色んな話を書きたい
最終的にどうしたいかは全て終わってから考えますので…




  と、上記の内容を書いた

  呼んでくれた人全員を怒らせるであろう【げぇむの存在の根底】を
 今から書く

 それに関して、>>952で書いた通り、俺はできる限り全員に
 「楽しかった」の気持ちで終わって欲しい

  だから、興味が沸いて見たプレイヤーはこの先の詳細を
  口外しないで欲しいと頼みたい

  見たくない人が内容を知ってしまう恐れがあるからだ…頼む



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【げぇむの存在の根底】



まず、『ぷれいやぁ』そして【ぷれいやぁ】…げぇむクリアおめでとう







 よくぞ、げぇむをクリアしてくださいました……私から
 [おめでとう]とお祝いの言葉を言わせてください





  本当におめでとう、よくぞ…"表"げぇむをクリアなさいました





 初め、このスレの初代に掛かれた目標を覚えておいでですか?




まず、一つ、このげぇむには【ゲームオーバー=ゲーム打ち切り】という
 概念が無い


 BADエンドを迎えても、そこからもう一度何度でもやり直す


 ええ、そうです



 どんなふざけたプレイスタイルだろうが
 最終的には最後の月31日目までたどり着くのは当たり前です




     【3ヶ月間を  『無事』   に過ごす】

BADエンド回数=(チュートリアル除く)5回




 …うん、これはまぁ、置いておきます
 重要なのは此処じゃない



 難易度ヘルモードなんだから一度もBADを向かえないで平和な3ヶ月を
 過ごせなんて無理ゲーは誰も強制してないよ、うん



 重要なのは【げぇむ】の存在の根底だからね、まずそれを話す前に

 気分転換のお話をお一つしましょう




 【くだらない世間話 Last】




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 当たり前だろうが、今コレを見てる"ぷれいやぁ"は当然

 幼稚園も小学校も通っただろう?

 なら小学校低学年の授業で『道徳の時間』って授業は無かったか?
 『道徳』の授業


 すっげぇ分かりやすい解説をするとその授業は子供に善悪を叩き込む
 
 そんだけの単純で、それでいて一番社会に出てから重要な学だ

 数学者の天才だのアインシュタインも吃驚な天才になれだとかよりも
 重要だわ





お勉強できる優等生ちゃんだろうと犯罪をやれば、その時点で終わりだ



 以下の選択式問題から

 "あなたが 人間として正しい行い だと思う回答"を選びなさい



 問い①

 道に誰のモノか分からないお財布が落ちています
 どうしますか?


 ① 交番に届ける

 ② そのまま拾って盗む





 問い②

 血を流して倒れている人をあなたは見つけました、どうしますか?


 ① 助ける(助けを呼ぶ)

 ② 見なかったフリをして見捨てる

 ③ 自分の進路に居て邪魔だから蹴り飛ばす







 問い③

 あなたは大金持ちで、手に余る程の大金を持っています
 こんなにありすぎても困る、必要ない、とあなたは思っていて
 何気なくテレビをつけると恵まれない子供達に関する報道が流れた

 人間一人が一生を使っても孫子の代まで消えないような莫大な金…


 翌日、あなたは



 ① 恵まれない子供の為に幾らか渡した

 ② 何もせず寝た

 ③ 恵まれない子供を見て、自分は裕福で良かったあんなゴミ共と
   同じ生活なんて反吐が出る、と優越感に浸って幸せな日を送った


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問い④



  あなたは"画面越し"に、一人の少女を見ています

  その少女は16歳の女子高生です


  友達と一緒に廃校になろうとしている学校を護るために

  日々努力しています



  その少女はこれと言って犯罪を起こした訳でも無く

  何も悪い事はしていない




  が、ある日突然、周りの中の良い友人、あるいは家族との関係が
変わってしまい、しかも友人達や家族から何も悪い事はしていないにも
関わらず、日々酷い目に遭ってしまいます





  此処で"画面越しに見ていたあなた"はその少女の環境、世界に

 間接的に"介入"ができます!




 あなた の胸先三寸でその女の子は


 幸せにもなれます、更なる地獄に突き飛ばす事も可能です

 ただ、画面越しから "ずっと遠い場所"に居るあなたの介入では
 助けきれない場合もある

 あなたの行動一つで完璧に変えることはできない
だけど、塵も積もれば山となる、何度も何度も賢明に助けようとすれば
何度もそう行動していけば、必ず何かしらの『結果』は見いだせる






 ① 助けきれないかもしれなくても、何もせずにいは居られない
   「可哀想だ」「助けたい」そういう思いで助けた



 
 ② 他人の不幸は蜜の味、ひたむきに頑張る女の子が残酷な目に遭い
   そしてその命を散らすトコを見たい、だから地獄へ突き飛ばす







 『道徳の授業』

 "あなたが人間として正しいと思った行動"を選びなさい



あなたならどれをお選びになられますか?
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…俺が何を言わんとしてるかお分かりですか?


 コンマとか完全な運が絡むモンはどうしようもない
 ええ、だからそれは含めません


 でも、自由に内容を選べるモノは別





 勘違いしないで欲しい

 別に"【ぷれいやぁ】"の行動全てを全否定してるんじゃない




 このゲームにはテーマがある

 このスレび520レス目で言ったな



魔界塔士 Sa・Ga テーマは 『人間賛歌』

サンサーラナーガ ってゲームもある『輪廻転生』『人の論理』等



前者は必死に生きようとする人間を軸にしたストーリーのゲーム
後者も命の在り方などを人に"学ばせる"為のゲーム


 ゲームは娯楽、そうレスしてくれたぷれいやぁが居る

 合ってる、正しい


 そしてこれもまた正解『ゲームとは子供に"教育"させる為の玩具』


 正義の味方が悪を懲らしめる、完全諸悪もあれば

『テイルズオブファンタジア』みてーに正義側の行動も悪側の行動も
考えさせられるモノだってある


 "ゲーム"は人に何かを伝える為にあるモノ、この結論も正しい




  このゲームには二面性がある 

 "表" と "裏"だ


表部分は>>1が純粋に『娯楽として皆に楽しんで欲しい』
そういう想いを込めてこのSSを創った

だから自分が見たいモノの為に努力して頑張った
【ぷれいやぁ】の行動を俺は全否定"できない"、する資格が無い


もし、これを見て後味を悪くした【ぷれいやぁ】が
居るなら言わせてくれ


 "気に病まなくて良い、俺は娯楽としても楽しんで欲しかった
 だから、自分が楽しいと思う遊びができた事を誇って欲しい"

(要約)
純粋にゲームとして楽しめた人こそがげぇむをクリアできたぷれいやぁ

 つまり…『真の意味でげぇむクリアに到達できた人』だと俺は考える

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誤字った‥完全諸悪× 勧善懲悪○
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【ぷれいやぁ】だって "純粋に娯楽として楽しんでくれた" 人も
居るのだから…

そういう楽しいって気持ちで遊んでくれた人の心まで
否定する権利は俺に無い



『ぷれいやぁ』と【ぷれいやぁ】、双方で真げぇむクリアに達成する



本当の条件

    [心の底から楽しい時間を過ごしてもらう]

 "裏"げぇむクリアが以上の内容となる





クリアに関しての裏表はひとまず置いておく


次にテーマに関してだ


このゲームの隠された【テーマ】…



例に挙げた一昔前のゲームには『人間賛歌』や『善悪の事』がテーマ


これもまたある意味じゃ似ている



俺がいくつか送ったくだらない世間話の内容をすべて覚えてるか?

 興味のある人は暇つぶしにどうぞと書いた奴



 あれは、一つ一つじゃ意味不明なモンだが、あるモンに当てはめて
考えれば繋がりが見えて来るようになっている


 それがこの【げぇむの存在の根底】…即ち
          このげぇむの【隠された真実のテーマ】である



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842レス目
くだらないメール1

① ブラックユーモアとは何か?

一般的な倫理や禁忌に "あえて" 逆らい
皮肉や当てこすりを混ぜたものである

②イソップ童話‥グリム童話、日本昔話
 全てに置いて共通するものがあります
話を通して誰かに 何かを学ばせる(伝えさせる)事


③おもちゃで遊んでいると思っている子供達は…その実は
 【 逆に おもちゃに遊ばれている 】のです
 人間は何をどのように考えるか?おもちゃ達は遊ばれるフリをして
 "人間観察"を行います

913レス目
くだらないメール2

④刑事ドラマで"プロファイリング"という言葉を耳にする事はおありで?
【趣味】【趣向】【人格】と言ったものを
特定していくモノだそうです


⑤ "自分自身を特定する"という事
本当はそういう別の部分を見てるのです

 1分経った後に種を明かされて全員が気づく

 自分が「あっ…実は俺ってこういう奴だったか…」と…



⑥第3者目線でプロファイリングする事は可能なのですよ?
 ええ、身近な物で構いません、機会があればどうぞ


951レス目
くだらないメール3

⑦それこそ"心の二面性"というモノでしょうか…
 同じように幾つもの二面性は心に存在します
 性別に関して以外にも"道徳心"が代表的でしょう


 人に対して親切や気遣いをしてあげる心もあれば
 人に対して辛辣に当たり散らし、理由も無く他者を傷つける




⑧ふとした拍子でそれは多くの人の目に晒される、曝される






 


【解説】

①②→ げぇむを通してぷれいやぁに伝えたい事がある

③→"人間観察されている" 
  玩具(れんあいげぇむ)で遊んでると思ってる参加者が実は
  玩具の掌の上で遊ばれていて、思惑通り観察されてる

④→げぇむ中にぷれいやぁの取った行動で色々と見られてる

⑤→ネタを明かした今、行動を振り返れば自分がどういう人物か
  客観的に見える

⑥→身近なモノでご自分をプロファイリングどうぞ!
  身近なモノ→れんあいげぇむ(このSSスレ)

⑦→このSSを通しての自身の感情の動き等

⑧→以上の全てで参加したぷれいやぁの心(道徳に関する見方)が
  バレた、曝け出された
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このげぇむの隠された真実のテーマ『人間の心の美しさと醜さ』





  『人として正しい行動、正義とは何か?』





 これはオマケ『人間としての品格』






以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]
このエリチカは神様ホイホイで甚大なダメージを受けても同情出来ないレベルでクズ

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]
米[ピザ]調子のんな

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]
ク園田


以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りetc…




    【人 間 の 心 の 醜 さ 】

    【人 間 と し て の 品 格 】


※ID、投下時間等は伏せます



曝け出しましたね、見事に俺の掌の上で踊らされて



 げぇむを純粋に楽しんだ、多少熱くなりもしたし
 >1に対して文句を言いもした

  それは良いです、むしろこんなSS書いた屑野郎の俺は
  文句言われてもおかしくない、むしろいくら謝罪しても足りない
  存分に罵って欲しいくらいだ




 だがッ!悪い事してる訳でもないラブライブの女の子を貶める発言
 そしてあまりにも度が過ぎた他ぷれいやぁへの暴言!!


 あまりにも目に余る!


 そんなんだから、人間の心の醜さ

 今、自分はどんな人として最低発言を書いてるかを分からせる
 気付かせる(学ばせる)為にこんな酷いSSが生まれたんだろ!!


 俺をクソ野郎とか死ねとか言うのは構わない、むしろ言ってくれて

 だが、そういうのは駄目だ、だから『正しい行動』がテーマなんだ

 ラブライブに限った話じゃない、他の作品もそうだし
 三次元の人間に対してもだ

 二次元だろうと三次元だろうと女性を貶める発言や行為は恥を知れ
 そんな事やる奴は人間としての品性が最低だ

 今、こんな事言って他人を貶めてる屑の俺と同レベルだぞ
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 "公平な立場のGM"だから俺はあえて今まで言わなかったし
 目に余る暴言等で本気でコイツが安価取っても無視したいと思った
 参加者でも
 "公平な立場"としてその参加者の安価を採用してあげたりはしたさ



 それと今、公平な立場の…とか言ったけど早速だけどもう一つ謝る

 全然公平じゃねぇよ



 誰かが言ってたけど俺は△寄りだって言ったな



 正解だ



 本音言えば穂乃果BADなんてクソみたいなモン作りたくは無かった

 だが、アレを用意すればどうだ?

 「俺▲派だけど…こんなのは嫌だな…」なんて発言が出てきたぞ?



 デカすぎる悪意を見ると人間は自分の行動を振り返る


 カニバリズムのことりBADを見てどう思った?



①「わーい!可愛い女の子がグロい死に方したぞー!やったー!」

②「軽い気持ちで安価とってこんな事に…
   なんで俺こんな事したんだろう…」
 「こ、こんなことになるくらいなら…やらなきゃよかった」
 「…次は必ず助ける、こんな残酷な事もうあっちゃイケナイ」




俺なら②を想った人間が圧倒的に多いと思うがね
少なくとも俺がその立場なら②


 "必要悪"…


 悲惨なモノがあるからソレを阻止しようと希望を目指そうする人が
 あらわれる、それが正義感か同情からか知らんけど
 助けてあげたいって感情は悪いモンじゃない



だからこんな安価SSにした


 ただ単にグロくて残酷な話書きたいだけなら蓄積フラグだとか
 安価なんてクソ面倒くさいモンにせず1レス目で残酷な話ですと
 書いて

 理不尽に皆死んでくクソ不愉快な話でも書いてるわ


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 ……ちょっと熱くなりすぎましたわ

 色々と吐き出すモン吐き出したけど…要はそういう理由


 ある人のラブライブSSを見て俺もこの人みたいな
 面白いの書きたいって思って、色んなSSを見続けて、その内に
 周りの意味も無く罵るような声とかが目について
 嫌気さしたり…



 純粋に楽しんで欲しい、楽しく読んでもらいたいって気持ちと

 分からせてやりたいって煮えくり返るような気持ちやらが
 ごちゃ混ぜになって気づけばこんなになった感じ



 わざわざ楽しんでくれたぷれいやぁの皆を言ってみれば
 【人を試す】なんて失礼な事をした


 俺のこんなクソみたいな動機でμ'sを酷い目に遭わすクソな話も
 書いちまった


許される筈が無い、こんな俺がラブライブSSを書いて良い資格なんて
ある訳が無い


だから俺は責任もって今後ラブライブSSを書くのを止めるべきだと
そう思った、あまりにも酷い事をし過ぎた

ぷれいやぁに対しても、ラブライブに対してもだ


俺がされた立場なら絶対に許さない
だから…その、許されんだろうけど、ごめん


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  …っと、以上、新たなコピペが生まれてもおかしくないような

  そんなクソったれの>>1の思った許されない理由です…



  本当にごめん

  HTML依頼だしてこのスレは完全に終わらせて来る…

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不満書いてこうぜ もう二度と書かないなら何言ったってタダだろ
現行のマリオも楽しみにしてるぞ

前から思ってたけど本当面倒な人だな…
2chなんて便所の落書きとか言われてるくらいだし好きにやれば良いと思うのよ
それこそ「こんなもん書いた俺に資格はない」とか言わずにさ。こんな面倒なヤツら相手に約二年もやりきったんだし、ラブライブが好きじゃないとできないと思う。資格の話をするんなら二次創作元への愛があるかだと思う

でも、それで今更「△寄り」だとか「穂乃果BAD作りたくなかった」とか言われても、あなたが好きにやった結果じゃないの?
全部あなたが提示したことで、悪辣なものでもそれを好む人たちがいたんじゃないの?

裏側を話してくれてありがとう。改めて性格悪いなwwwと思った
でも、やっぱりどんな動機だろうとこんなに長い期間続けてくれたことにラブライブへの愛と、個人的な感謝の意は禁じえません

▲派で穂乃果BAD狙ってたような、私はあなたから見て人間としてアレなヤツですが、どうか窮屈なことは言わないで、ラブライブが好きであれば、そのままの気持ちでラブライブSS続けてほしいです
嫌なら仕方ないけど

うっわ長文過ぎた
すいません

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>971 >972

認めよう、俺にだって人間だから二面性はあるし
前にも書いが"大好物じゃなくともイケる口ではある"と
ある程度ならその手の趣向に理解はある
(それ踏まえて酷い目に遭わす俺は屑だと言ってる)


だから、そこだけは本当に低確率の運任せにした



スクフェスモブらと出会った時にフラグ打消し判定があったり
フラグが貯まるなら貯まるで【電流警棒】や【銀の指輪】が
出やすかったり

 公平と言っときながら全然公平じゃない俺は割と手回ししてたさ


夜の学校探索時も蒼の神話+ブローチのコンボで穂乃果BADは
ほぼ鉄壁と言っても良かった

それでも不安があったから猫の広場で銀の指輪を入手する
イベント多めだった、花陽が受け取ったのだってそう


やる前からどうにかグロ回避の手回しを裏でちょくちょくしてた

警棒、グロ回避の為の指輪、神話…それら全ての確率踏まえた上で
"ギリギリ穂乃果BADにならない"、かつ、"一見すれば公平に見える"
というのをやってきた




…そんでも事故が起きる確率はあった、だから俺も怖かった

1000特典で毎日フラグ蓄積とか来た日にゃどうやり繰りするか
頭抱えたくらいには


一度言い出したならSS書きとして手抜きはしないと
ぷれいやぁに"約束"した

だからなったら「気に入らないから書きません」なんて言わない
それだけは信念に則って本気で書いた

だから万が一にもノーガード状態でMAXになる事を恐れた






ある意味完全な運任せ、公平っぽくギリギリ見える程度の根回し





俺にできた最大の防御で最大の公平性だった、すっげぇ怖かった



ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ

>973 台無しになるのは知ってた

   言えば皆を怒らせるって初めから分かり切ってた
   前もって宣言した通りに


  そして、俺は"約束"だけは必ず守る
  それこそどんなモンだろうと必ずエタらずやり切るって約束もだ

  1年半だろうと2年だろうと5年だろう10年だろう…俺が
リアル生活で死ぬでもしない限り"約束"は必ずやり遂げる、絶対にだ



一周年記念、どんな物でも安価を取った人の要望を可能な限り応える

 [安価は絶対]…まさかげぇむをこれ以上の鬼畜でなんて依頼なんて
 普通は思わんだろ…もっと別ジャンルSSとか来ると思うじゃん



 …別に嫌だとは言ってない、自分で言った"約束"だ

 ウルトラモードもちゃんと約束は守る

 それが発言した自分の責任だし、SS書きとして果たすモンだと思う


>974 すまない…だけどせめてものお詫びで一つだけ
   挙がってた5番の猫、に関してのレスに対してで良いかな?

 いくら噛みつかれようと引掻かれようと根気強く接してあげれば
 話を聴き始めてくれる、そこから少しづつ歩み寄ってあげる事が
 遠回りだけど近道とだけお伝えする…


>978 ええ、仰る通り自分が好きにやった結果です

  だからこそ自分の二面性云々やら俺がこういう奴だっていうのも
 全部ひっくるめて俺は認めてる

 だからこの裏側もこうなるって知ってて話した

何も言わずに「はい、さようなら」って逃げるみたいな嫌だったから

文句を言いたい人には好きなだけ文句を言って欲しい
>1のクソ野郎死ね、と怒りをぶつけて欲しいから


>980 >981


ええ、誘発したのは間違いなく俺です、だから俺が悪い

俺がこうやって曝け出させる為とはいえ、こうしたのは良くない事だ




げぇむ参加者なら経験で分かると思うけど

BADアイテムは一撃が重すぎるとか仲違いさせる系の安価内容はすぐ
そっち方面に転がると思いでしょう?

ええ、そうです


 "誰かが【意図的】にそういう行動を取らない限り"余程の事が
なければ、そんな▲展開にはならない
(ただし運任せのコンマは除く)




以上、コピペ誕生しそうなくらいの長文でお答えしました

…もう黙ります
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あっ、最後に一つ

>>976 ありがとう、そっちも必ずエタらせずに書き切る

それは気のせいだがな

とりあえず乙
感情の動かし方がすごく好きだったわ
展開遅い行けるとこまで突っ走ろうってせっつかれたからクリアに協力してたけど
ギャラリーないのか…残念すぎる

どんな気持ちでにこにー蹂躙していけばいいの?

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