ガルパン映画が近くて興奮してきたので最終回直前の今みたいな俺が書いたss (20)

2ch und SS初投稿なんだが読んでくれるとうれしいですわ・・
そしてなにより戦車戦なしのゆるふわなやつなんだ・・激熱な戦車戦の描写なんて書ける気がしなかったんだ・・
申し訳ないぜ・・

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447581740

アンツィオ戦直前のとある日

キーンコーンカーンコーン

沙織 「ん~!今日も1日お疲れ~2人とも♪」

みほ 「うん。おつかれ沙織さん。」

華  「今日も1日お疲れ様でした。今日はいつになくハードでしたね…」

沙織 「そりゃーもーアンツィオとの戦いも目前なんだし当然じゃないの~ん♪」

華  「ところで沙織さんはいつになくルンルンですね…」

みほ 「あ、私もそれ、気になってた。」

沙織 「あっ、バレちゃった?やっぱりどうやってもこのルンルンは隠せないよね~!」

みほ 「授業中も鼻歌交じりに板書写してたし…」

華  「まぁ!そうだったんですか。気づきませんでした。」

みほ 「気づいてなかったんだ…それはそうと、なんでそんなに気分が良さそうなの?」

華  「私も気になります。」

沙織 「ふふ~ん!じつはね、この間いつものように夕飯の買い物をしてたんだけど、その時に
    八百屋のおじさんから保育士の奥さんのお願いなんだけど聞いてくれないかって頼まれちゃって~」

華 「それとご機嫌はなにか関係あるのですか?」

沙織「子どもたちに紙芝居を読んであげて欲しいって言われちゃったんだー!
   私の母性あふれるところを見込んで頼むよ!って言われちゃったから断れなくってさー!」

みほ「断ろうとした人の気分とはとても思えないんだけど・・」

華 「それは面白そうですね。オリジナル紙芝居なんて。」

みほ「え、今そんなこと言ってた?」

沙織「あ!それいい!さっすが華~」

みほ「えっ…大丈夫なの?オリジナルなんて。」

沙織「ダメな理由が見つからないよ!それにそこから美人紙芝居ライター沙織としての
   私の人生が始まっちゃうかもだし!」


華 「需要あるんです?それって…」

ウチ、初めてだから・・・///
(なんかまずかったら教えてください・・・)

みほ 「あ、あはは…それは、すごそう…」

沙織 「さっそくどんな内容にするのか決めなきゃ!」

華  「紙芝居といえば時期的にも織姫と彦星なんてありますね。」

沙織 「あ!私それ大好き!」

みほ 「確かに沙織さん好きそうだね」

沙織 「あの話ってすれ違いの多いカレカノみたいですごく共感できるよね!」

みほ 「ずいぶん違うような…」

華  「あの手の話好きですよね、沙織さんは…」

沙織 「織姫と彦星をもっと現代テイストを加えたら面白いかも!」

みほ 「沙織さんと麻子さんみたいだよね。織姫、彦星って」

沙織 「えー何それ!ぜんぜん違うじゃん!まこは『1年に1回も毎年会わなければならんのか…』
  とか絶対言ってくるよ!絶対!」

華  「そんなことないと思いますけど…」

みほ 「きっと『1年に1回しか会えないなんて私はどうやって飯を食べて、風呂に入って、
   毎朝起きればいいんだ…』って言うと思うよ?麻子さん」

沙織 「いや、起こさなかったら起きないだけだから…麻子は…」

寒いので一遍お風呂はいってきます。

すみません戻りました
メモ帳に書いたのを修正しながらあげますんでおそくなります・・
じっかぐらしなんで融通聞かなくてすみません
下町ロケット始まるまでには上げ終わるように頑張ります

華 「始まりの冒頭はやっぱり『あれ』ですか?」

みほ「むかーしむかーしだね!」

沙織「うーん、そこはやっぱり紙芝居の最先端をこれから突っ走る私としては
   もっと別のがいいと思うんだよねー。」
華 「例えばなんですか?」

みほ「こないだーこないだーとか?」

沙織「2回繰り返すのが全然今風じゃないよ!うーんそうだな~、『そういえばこの間ね!』とか!」

華 「それではいつもの沙織さんですよ。」

沙織「えー、だって思いつかないんだも~ん…」

華 「欧米では 『once upon a time』などといいますよ。」

みほ「これもむかーしあった~、みたいな意味だね」

沙織「じゃあ、逆に未来の話にしちゃうとかどう?」

華 「なるほど思いつきませんでした。」

みほ「みらーいみらーい、ってこと?」

沙織「結局2回繰り返してるじゃん。だから~そうじゃなくて、  『いつかは
  わからない遠い遠い未来のお話…』とかどう?」

華 「まぁ。なんだか早く続きが聞きたくなってしまいました。はやくお聞かせください!」

沙織 「え、じゃあ。うーんとね…『いつかわからない遠い遠い未来のお話…あるところに
   オリヒメールとヒコボシ-ヌがいました。』」

みほ 「すごい名前…」

華  「素晴らしいです!沙織さんは天才ですね!」

みほ 「まだ冒頭じゃ…」

沙織 「そうでしょー?じゃあ続けるね。『オリヒメールとヒコボシーヌは突如、敵対する国同士の
   王女、王子の関係になってしまいました』」

みほ 「もう天の川で隔てられてる…」

華  「それはそれは…お辛いでしょう…でもいったいどうして…?」

沙織 「『そこには国境にある資源の共同的利用かつ友好的共栄とかそんな感じの条約をヒコ
   ボシーヌの国が急に破っちゃったという背景がありオリヒメールの国の民はとても怒りが心頭で、
   とてもとてもオリヒメールがヒコボシーヌに会いにいける国交状態ではなかったのです!』」

華  「それは当然のことでしょう… 経済的制裁が必要なレベル…それ以上です!
   戦争が起きてしまいます!」

みほ 「なんだかすごい話に…」

沙織 「『それでもどうしても会いたかったオリヒメールは亡命を決意しました。
   しかし、オリヒメールの国でもしも王女が敵対国に亡命とあってはとても国民の
   怒りを抑えることはできないので父である王リヒメールは激怒しました。そして
   オリヒメールは真っ暗な牢へ入れられてしまったのです。』」

華 「オリヒメールさんが可哀想で気がおかしくなりそうです!!ですが、お父上の言い分も
  もっともですし…どうしたら…」

みほ「ねえ沙織さん…?」

沙織「『一方その頃、ヒコボシーヌは国の強引な条約破棄をおかしいと糾弾し、もう一度友好
  関係を取り戻そうと動いていました。』」

華 「応援します!頑張ってくださいヒコボシーヌさん!」

みほ「ねえ、沙織さんってば…」

沙織「するとそこに一匹のあんこうがやってきてこう告げたのです。」

沙織 「『オリヒメールが牢に入れられたアン。早く助けるアン!』」

華  「まあ!あんこうさんが喋ってます!」

みほ 「いまさらそこなの??…じゃなくって沙織さんってば!…だめだ、完全に自分の世界に…」

沙織 「『ヒコボシーヌはそこにあったⅣ号中戦車を強奪し、一人、オリヒメールのもとを目指し、
  機銃や主砲を巧みに使いこなし、見事にオリヒメールのもとにたどり着くことができたのです。』」

華  「まるでみほさんのようです…」

みほ 「そうかな…っていうか未来にⅣ号…しかも一人…」

沙織 「ヒコボシーヌはオリヒメールを見つけるなりこういうのです『ああ愛しのオリヒメール、

   二度と…二度とこの腕の中から逃しはしないよ!』そしてオリヒメールは『ああヒコボシーヌ。
   私のヒコボシーヌ!会いたかったわ!死ぬまで一緒だわ!』と言い二人愛を確かめあいました
  とさ…めでたしめでたし。」


華 「素晴らしいです。私、感動させられてしまいました…」

みほ「とてもすごかった…ある意味…」

沙織「でしょ?私にこんな才能があったなんて~自分でもビックリだよ!」

華 「はい。私も驚きました。また聞かせてください!」

みほ「ところで、沙織さんは誰にお話するんだったっけ…?」

沙織「あ!・・・」

華 「まあ…そうでした。この話を保育園でするのはどう考えてもおかしいですね。」

沙織「そこまで言わなくたっていいじゃん!あーもう、せっかく考えたのにぃ!!」ヤダモー

みほ「途中何度も呼んでたのにきづいてくれないから…あ、思い出したんだけど私の部屋に
  『ボコられクマの喧嘩日誌』の紙芝居があるからそれでどうかな?」

沙織「それだっ!!」



おわり

こういう臭いけどゆるゆるなガルパンの小説のノリも好きだったんでそっちメインのss書いてみました。
意外に短すぎて、あげてから続き出すか悩むレベルでした汗
お風呂はガチです許してくださいorz

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