後輩「先輩との日常」(121)

わたし後輩には、大好きな先輩がいます。

これはそんな先輩と過ごす、なんでもない日常のお話です。

後輩「先輩!男先輩~!」

男「ん?後輩か。おはよう」

後輩「はい!おはようございます!」

男「お前はいつも元気だなぁ・・・」

後輩「毎日が楽しみなんですっ」

男「確かに難しい事とかなんも考えてなそうだな」

後輩「さらっと失礼ですよ!?」

後輩「ところで先輩も朝練ですか?」

男「そ。なんか習慣になっちゃってな」

後輩「ほんとに先輩はバドミントン好きですよね」

男「とか言ってるお前も朝練来てんじゃんか」

後輩「そりゃー先輩みたいに強くなりたいですから!ささ、はじめましょー!」

男「そろそろHR始まるし、こんくらいにしとくか。お疲れさま、後輩」

後輩「お疲れさまでしたー!」

男「じゃあささっと片づけちゃおうぜ」

後輩「むぅ・・・いつも私がやりますって言ってるじゃないですか」

男「そんなんできるかアホ。一緒にやったんだから一緒に片づけようぜ?」

後輩「先輩・・・。やっぱり先輩やさしいですっ!」

男「別に優しくはないぞ?それにこの前後輩ネットにからまってたし」ふふっ

後輩「それは忘れてください!」

昼休み

友「おーい、こっちこっち!」

男「席取っといてくれてありがとな。ほい、お前のカレー」

友「おう!悪いな、代わりに買ってきてもらっちまって」

後輩「ささ、食べましょ!」

男「おう・・・ん?」

男「なんでいんの?」

後輩「いやぁつい。あ、私もカレー買ってきます!」テテテ

友「まあいーじゃんいーじゃん。飯はみんなで食うほうがうまいしよ」

男「いや、あいつ辛いの好きでさ。いっしょにいるとこっちの目まで・・・」

後輩「お待たせしましたー!買ってきましたよー!」ドーン

友・男「ぐぁぁぁ!目が、目がぁぁぁー!」

男「お前何頼んだ!?」

後輩「えと、天獄カレー地獄級ですっ」

男「バカだろお前!」

後輩「ごちそうさまでしたー!」

友「マジか・・・」

男「化けもんだろこいつ・・・」

男「ふっ!」スパーン!!

後輩「おー!」パチパチパチ

男「スマッシュはこんな感じだぞ」

後輩「んー、よくわかりませんでした・・・」

男「スマッシュ見せてくれって言ってたけど・・・やっぱ見ただけじゃわかんないよなぁ」

後輩「すみません・・・」

男「教えてやろうか?明日からになるけど」

後輩「いいんですか!?」

男「おう。がんばろーな」

後輩「はいっ!よろしくお願いします!」

後輩「ふふふーん、ふんふーん」

妹「ただいまー」

後輩「おっかえりー!」

妹「お姉ちゃんすごい機嫌いいね~。部活でいいことあったの?」

後輩「べ、別に先輩は関係ないもん!」

妹「やっぱり男先輩かぁー」にやにや

後輩「はっ、墓穴掘った!?」

妹「お姉ちゃんが機嫌いいとたいがい男先輩のことなんだよねー。お姉ちゃん可愛い~!」

後輩「むー!逃げるな!待て~!」

後輩「先輩こんにちは~!」

男「よっ。今日は部活ないぞ?」

後輩「またまた~騙されませんよっ。部活があるのは火木土ですよね、知ってますよ!」

男「今日水曜だぞ」

後輩「ええ!?」

男「マジで。ほれカレンダー」

後輩「ぎゃあああ間違えましたぁぁぁ!」

男「どんまい」

後輩「えー。わたくし後輩、ただ今より先輩の教室へ突撃します」こっそり

後輩「別に借りてたラケット返すだけなんですけどね」

後輩「しかし。知らない人ばかりの教室に言って先輩呼ぶのってなんか告白みたいで恥ずかしい!!」

後輩「う~!こんな事で恥ずかしいとか言ってるのなんてきっと私だけだ~!」

後輩「でもやるしか・・・」

後輩「よし、がんばろう!いざ愛しの彼の元へ参らん!」

男「なんかよく分かんねえけどがんばれー」

後輩「ひゃあっ!!先輩!?」

男「あ、びっくりさせてごめん。あれ?ラケット返しに来てくれたのか?」

後輩「は、はい!ありがとうございました!」

男「こちらこそわざわざここまでありがと。じゃあ部活でなー!」タッタッタ

後輩「はーい!」

後輩「・・・私の勇気はなんだったんでしょーか・・・なんか悲しい・・・・」

後輩「雨ですね」

男「結構降ってるなあ」

後輩「なんで雨って寂しいイメージなんですかね?」

男「空が泣いている的な?」

後輩「ぷぷ、中二病っぽいですね先輩!それなら私の様にクールになりませんと!」

男「お前がクールなんて地球が逆回転してもありえないだろ」

後輩「なんですと!?ならくーるに雨に打たれてきます!」がちゃ


<五分後>

後輩「さむいです・・・くーるです・・・・」

男「確かにクールだな」

男「ココアでも飲むか?」

後輩「いえ・・・私やります・・・・」ブルブル

男「凍え死にそうならおとなしくしてろ。だいたい何で雨に打たれてくるかなあ」

後輩「だって、先輩クールキャラの方が好きかなって・・・」

男「まあクールキャラも好きだけど、俺はいつもの後輩もけっこう好きだぞ?」

後輩「~っ!?さらっと恥ずかしいこと言わないで下さい!!」///

男「うるせえ俺も恥ずかしいわ!ココアできたからはよ飲め!」

後輩「でもいつもの元気な私は好きなんですね!?」///

男「なんか恥ずかしいからやめい!」

後輩「こんにちは、せーんぱい!」

男「おう。今日はスマッシュ練習だったか?」

後輩「よろしくお願いします!」


・・・・・

後輩「やあっ!」

ひゅー・・・ぽて

男「うーん・・・」

後輩「ぜんぜん速くなりません・・・・」

男「・・・・もうちょっとさ」スッ/

後輩「は、はい」(先輩が私の手を!?)///

男「腕をこう、まっすぐ降ろすかんじ。分かるか?」

後輩(先輩との距離がこんなに近いなんて・・・・///)

男「おーい?大丈夫か?」

後輩「は、はい!」(恥ずかしさでそれどころじゃなかったよ!///)

後輩「毎回思うんですけど、どーして休みなのに部室で勉強してるんですか?」

男「あー、なんとなく静かだから集中できんだよ」

後輩「確かに家だとマンガが私を呼ぶんですよね」

男「お前は何しに来たんだ?」

後輩「自主練です!」(先輩に会いたかったんですけどねっ)

男「おお、えらいっつーかさすがだなぁ」

後輩「えへへ~っ!thank you!」

男「やべ後輩が英語わかるとか救急車呼ぼう」

後輩「いくらバカだからってありがとうの英語くらいわかりますよ!?」

後輩「だーれーもーがー願うようなー確かな幸せを君とさがすよーっ」

男「何の曲?」

後輩「お気に入りの曲です!先輩も歌いますか?」

男「いや、音痴だし遠慮しとく。でもいい歌詞だなぁ」

後輩「やっぱりですか!?仲間ですねっ!」

男「仲間だやった~」

後輩「・・・」チラッ

後輩(確かな幸せを先輩と探すよ・・・なんてね)///

男「?」

男「後輩!?口元血だらけだぞ!?大丈夫なのかよ!」

後輩「あ、これ昼かっこいい感じについたケチャップです!」

男「さっさと拭けこら」

後輩「女子に老けとはなんてことを!まだ若いです!」

男「違うわ!拭き取る方だ!」

後輩「むー!先輩なんておじいちゃんですー!」

男「ジジイちゃうわ!」

後輩「むむむむむ」

男「まずケチャップとれよ!」

ある日の昼休み

後輩「お、このパンはなかなか・・・・」もっぎゅもっぎゅ

男「ハムスターかお前は」

友「今日はカレーじゃなくてよかった・・・」

後輩「あのカレーは期間限定でしたから。おすすめですよ!」

男・友「「いや、遠慮しとく」」

後輩「ありゃ?残念ですね~。あ!じゃあ今度作ってきますね!!」

友「いやー!辛いの苦手かなぁ!」

後輩「んじゃ男先輩に!楽しみにしてて下さいねっ!」

男(アラ~ッ!?)

数日後

後輩「どうぞ!後輩家秘伝カレーですよ!」

男「ああ、ありがとう」(すげえ赤いぞこれ。大丈夫か?)

後輩「ささ!どーぞどーぞ!」もっぎゅもっぎゅ

男「もう食ってるし!」

男(でも、後輩が作ってくれたんだしなあ・・・)

男「・・・いただきます!」ぱく

後輩「あの・・・どーですか?」

男「・・・・めっちゃうまい!!すげーなお前!」パクパク

後輩「~!!よかったです!」

男「おかわりってある?」

後輩「はい!どーぞどーぞ!」

男(後輩は料理うまかったことが分かった日だった)

後輩「先輩!今日は映画みるんですよね?」

男「ビデオ観て研究しよう、って日だ。部活で映画みるわけねーだろ」

後輩「映画みたいんですけどね~。同じ部活の方とか、一緒に観てくれる人いないですかね~。」ちらっちらっ

男「ん?どーした」

後輩「・・・・・じ~~っ」(あれ!?伝わってない!?)

男「あ。もしかして」

後輩(え!?一緒に映画みてくれる!?つたわったんですか!?)

男「・・・友達いないのか?」

後輩「はるか彼方に勘違いされてるし!?」ガーン

男「部室を掃除しよう」

後輩「掃除ですか?急ですね?」

男「お前がお菓子のゴミとか散らかすからだろ」

後輩「ごめんなさい」

男「んじゃ部室行くぞー」

後輩「先輩!その前に邪神ハバネロスナック買っていいですか!?」

男「部室が激辛な匂いになるからやめようか」

後輩「すみませーん!邪神ひとつ下さい!」

男「話聞けよ!」

<掃除中>

後輩「前から不思議だったんですけど、この部室男女共用ですよね」

男「幽霊部員多いしなあ。それに体育の時つかう更衣室あるじゃん」

後輩「部室は私たちと数人しか使ってないですしねえ」ゴソゴソ

男「おい後輩、さっき買ったお菓子こっそり開けようとすんな」

後輩「え?だいじょーぶですよ~!いざ、開封・・・!」

男・後輩「・・・・」

男「・・・・・匂いきつすぎ・・・」バタッ

後輩「ちょ、先輩!?目を開けて!せんぱーい!」

友(・・・なにやってんだあいつら)

後輩「先輩!柔軟手伝いますよっ」

男「お?んじゃ背中押してくれ」

後輩「はい!いっちにー、さんしー!」ぐー

男「ちょ、近い近い!なんで背中に倒れこんできてるんだよ!」///

後輩「し、しっかり押す為なんです!」///

後輩(私も恥ずかしいですけど・・・なんだかんだ意識してくれてるんですね!)///

後輩「むぐむぐ」

男「ほんとよく食うなお前・・・・」

後輩「?ふつうですよ??」

男「いーや、あげぱん4個にからあげパン2個に焼そばパン2個は普通じゃないだろ!」

後輩「いーじゃないですか野菜ジュース持ってきましたし!ばーん!」

男「何で・・なぜ2リットルなんだ・・・しかもそれ青汁!野菜ジュースじゃねえし!」

後輩「先輩もいります?きっと元気でますよ!」

男「いつも元気なお前に言われると説得力あるなあ・・・」

後輩「イブですよ先輩!」

男「メインはイブじゃなくて明日だろ」

後輩「なんでもいいのです!とりあえず私の家行きますよっ」

男「ちょいまて、これからサンタをひと狩りいくんだけど」

後輩「そんな言い訳知りません」

男「ちょ、顔怖いぞお前!?わかった行くから!」

後輩「うむ、よろしいのです!」

男(機嫌いいなぁ)

<後輩の家>
後輩「ただいまー」

男「お邪魔します」

妹「お姉ちゃんおかえり~。ん?彼氏?」

後輩「か、かれ!?」ぷしゅー

男「違います。ただの先輩です」

妹「あ、あなたが男先輩ですか!?いつも話きいてますよ!」

男「おいなんか変なこと言って・・・後輩?」

後輩「いえ・・・・確かに彼氏じゃないですけどはっきり否定されるとブルーな気持ちです・・・・・」どよぉーん

妹「あらら。お姉ちゃんしっかり!」

後輩「もう帰りたい・・・」

妹「ここ家だから」

男(なんだこの雰囲気)

妹「どーぞ!せんべいです!」

男「ありがとう。あいつは?」

妹「呼んできます!ちょっと待っててくださいね~」ぱたぱた

男(元気な子だなぁ)


<ちょっと後>
後輩「お、お待たせしました・・・・」

男「」

後輩「ちょ・・・せんぱい?」

男(恥ずかしがってるサンタ後輩、かわいい・・・!)

後輩「なにか言ってくださいよぅ~!」///

男「・・・かわいい」

後輩「ふぇ!?あ、ありがとうございます!」

後輩(先輩が、か、かわいいって!がんばってよかった///)

妹「男先輩って料理うまいですね~」

男「俺のクラスの友って奴はもっとうまいんだ」

後輩「友先輩も呼んだんですけど・・・・」

男「あいつ彼女いるしな。モテるんだよあいつ」

後輩「そうだったんですか!?」

男「友自身はすごい一途なんだよ。いいなぁー」

妹「男先輩には可愛いサンタなお姉ちゃんがいるじゃないですか~!」

男「お、おう。可愛いぞ・・・目のやり場に困るけど」

後輩「う~~っ!!不意うちは卑怯です~っ!!」///

「「「いただきまーす!」」」

後輩「もっぎゅもっぎゅ」

男「リスみたいだぞお前」

妹「ところで男先輩、お姉ちゃんとはどこまでいきましたかっ」

後輩「わ、ちょ!?」ドキッ

男「だから付き合ってないから」

後輩「うっ・・・」ずーん

妹「そうなんですか・・・・」

男「まあでも一緒にいるとその、元気もらってるかんじ」

妹「お、よかったねお姉ちゃん!」

後輩「えっへん!私はいつでも元気なのですっ!」

男「よく空回りしてるけどな」

後輩「うへぇ、それは言わないでください・・・」

後輩「ここが私の部屋です!」

男「ぬいぐるみとかあって予想外だな」

後輩「予想より女子力高いってことですか!やった!」

男「辛みスナックばっかだと思ってた」

後輩「あ。たべます?」

男「いや、いらね」

後輩「えーっ。ま、とりあえずゲームでもしましょ!」

後輩「む?あれ?」

男「ほいっと。俺の勝ち」

後輩「もーいっかいお願いします!」

男「やだよっつーかそろそろ帰るよ」

後輩「先輩今日はここに泊まるんですよ?」

男「は!?」

後輩「妹がさっき連絡してましたし」

男「俺の意志はスルーかよおい」ほっぺむにー

後輩「おふぇんなふぁぃ」

後輩「わぁ、綺麗ですね・・・・」

男「散歩っつーから何かと思ったけど、イルミネーションみたかったのか」

後輩「はい!先輩と来たかったんです!」

男「べつに俺じゃなくても」

後輩「先輩とじゃなきゃ・・・ダメなんです」

男「・・・・・え?」

後輩(がんばれ私!クリスマスに告白するって決めてたでしょ!)

後輩「先輩は、私のことどう思ってますか?」

男「・・・・俺はお前にとってただの先輩だろが」

後輩「ちがいます!」

男「え?」

後輩「私にとって先輩は優しくてかっこいい・・・・」

後輩「大好きな人なんですっ!!」

ゴーン・・・・ゴーン・・・・ゴーン・・・・

男「・・・・ったく」ぐい

後輩「わぁ!?」ぽふ

男「クリスマスにいきなり告白なんて卑怯だぞ」

後輩「先輩・・・?」

男「・・・・・俺も、いつも元気で楽しい後輩のことが大好きだよ」

後輩「っ!!~~~っ!!!」///

男「おいこら、あんま暴れるな」

後輩「だって・・だってぇ!ぐすっ・・・!」

男「泣くな泣くな」

男「落ち着いたか?」

後輩「ありがとうございます・・・・」

男「お前すげえよな・・・俺は先輩が後輩に手をだすのはまずいとかいろいろ思ってたのに・・・・」

後輩「なんも考えてないアホな子みたいに言わないでくださいよ!」

男「お前のいいところでもあると思うぞ」なでなで

後輩「っ~~~!///ぜったい離しませんからね!」ぎゅーっ

男「こちらこそよろしくな」ぎゅ

私には、大好きな彼氏ができました。

私と彼のなんでもない日常は、これからも続いていきます。

そして叶うなら、ずっといっしょに同じ日常をすごしていきたいと。そう思うのです

「だいすきですよ、先輩!」


終わり

番外編<初詣>

後輩「あけましておめでとうございます!」

男「お待たせ、後輩。あけましておめでとう」

後輩「ふふん、振り袖でしたっけ?着てきたんですよ!どーですか?」

男「うん。その、かわいいぞ」

後輩「~!!」///

男「赤くなってじたばたするなら聞くなよ」

後輩「はずかしいんですよ!もうおいてっちゃいますからね!」

男「聞いといて理不尽だ!」

男「人多いなぁ」

後輩「この時期は温かいものがおいしいですからね~。おしることか!」

男「いや食い物目当てじゃねえから!この人たちは初詣しにきてるだけ!」

後輩「でも確かにその、人多いですしはぐれたら困るので・・・えいっ」きゅっ

男「こ、後輩?」

後輩「手をつなげばはぐれませんから!」

男「・・・まぁ、それもそうか」

後輩「ん?先輩顔赤いですよ?大丈夫ですか?」

男「ほっとけ」

後輩(照れてる先輩かわいい!)

後輩「お賽銭入れて・・・」チャリン

後輩「いざ願いを!」

男「そんなに気合いはいらねえよ」

後輩「・・・・・」

後輩「・・・よし!」

男「おわったか?」

後輩「はい!」

おみくじ

男「げ、凶・・・」

後輩「先輩みてください!大吉ですよ、大吉!」

男「おお~。よかったな後輩」

後輩「む?先輩は凶だったんですか~。よしよし」なでなで

男「ちょ、抱きしめながら撫でるな!恥ずかしいから!」

後輩「わたしの大吉パワーを分けてるんです!もらってくださいっ」

男「・・・んじゃちょっとだけ」ぎゅっ

後輩「えへへ~!」///

男「帰るか」

後輩「はい!」

男「・・・・ほい」きゅっ 

後輩「っ!手・・・繋いでくれるんですか・・・・?」

男「まあ、たまにはいいだろ」

後輩「えへへ、恋人つなぎですね・・・・嬉しいです・・・」

男「そりゃよかったよ」

後輩「離しちゃやーですよ、先輩!」きゅっ

男「はいはい」

男「そーいやさっき何願ったんだ?」

後輩「えっ!?えーと・・・」

後輩「やっぱり内緒です!」

男「えー」

後輩「内緒ですよ!それより帰りはおしるこ食べますよ!」

男「マジで!?これから食うの!?」


『今年も先輩と楽しく過ごせますように』

後輩(今年もその先も、先輩の隣にいられたらいいな)


番外編終わり

>>1です。レスありがとうございます!
たまにまた書くかもです

<番外編2>
後輩「ふっふっふ・・・」

お久しぶりです!突然ですが私、後輩はただ今より・・・・

後輩「先輩を・・・監禁します!」

男「いや何言ってんのかわかんないからさ」

男「どーしたんだいきなり」

後輩「友先輩が『後輩ちゃん、ヤンデレになるんだ!男もヤンデレ大好きだ!』と言ってたんです」

男「それで水鉄砲持ってくるか普通!?」

後輩「大好きな人に包丁なんてむけられませんっ!」

男「・・・・///」ぶい

後輩「先輩?大丈夫ですか?カラシ飴いります?」

男「包丁より怖いから遠慮しとく・・・」

後輩「えーいもういいです!ヤンデレやめますっ!」

後輩「ててててってってって~」

男「なんかちがわね?」

後輩「いいんです!思い出がふえたんです、冒険の書です!」

男「俺もカラシ飴は忘れらんねえよ」

後輩「えへへ~!まだまだたくさん思い出つくりますよ、先輩!」

男「・・・おう。そうだな」

番外というか短編終わりです
ネタ等があればたまに書くので、その時はよろしくお願いします!

友「お?後輩ちゃんは?」

男「雪ではしゃいでどっか行った」

友「やーい、置いてかれてやんの」

男「うるせーわ。ほら、あれお前の彼女じゃね?」

友「お!マイエンジェル!わりぃ、また明日なー!」シュバッ

男「おー。またな」

男「・・・・ん?」

後輩「くっ・・・・ここまでか・・・」

男「なんで埋まってんだよ」

後輩「いやー!助かりましたよ先輩!落とし穴掘ってたら落ちちゃいまして!」

男「前から思ってたけどアホだよなお前」

後輩「ちがいますよっ。失礼な先輩ですねぇ~」

男「ちなみに誰を落とすつもりだったんだ?」

後輩「・・・・」ぷい

男「おい、まさか俺か」

後輩「・・・・・」ぷい

男「まあ後輩みたいなアホの子のには落ちなそうだからいいか」

後輩「だぁーからー!アホの子じゃないです~!」

後輩「ばーん!ゆきだるまですー」

男「お。けっこうかわいい」

後輩「いけっ、先輩に雪玉を発射だ雪だるまさん!」

男「うおっ!?やったな後輩!おりゃ!」

後輩「ぶはっ!?」←顔に雪玉直撃

男「あ、やべ」

後輩「・・・・・せ~ん~ぱ~い~~!!」ゴゴゴゴ

男「ちょ、ごめんごめん!悪かったから!雪だるまふりかぶんなぎゃあああ!!」


後輩「ふふん、成敗ですっ!」どや

男(楽しそうだしいいか・・・ぐはっ)

<後輩家前>

後輩「ふふん・・・あいむく~る・・・」

男「はしゃぎすぎて雪に埋まるからだろ・・・」

後輩「雪ってお肌にいいらしいんですよ!・・・お~さむさむ」

男「さっさと風呂入れ。んじゃまたな」スタスタ

後輩「あっ!先輩ストップです!」

男「ん?うお!?」どさどさどさっ

後輩「せんぱーい!そこ雪だるまが落ちてくるトラップあるんで気をつけて下さい!」

男「なんでそんなのあるんだよ!」

<後輩家>

後輩「うふぉわー!ストーブさんすごいっ!あったかい~」

男「おじゃまします」

後輩「むっ、そこはただいまですよ!」

男「いや人の家でただいまは言わなくね?」

後輩「まぁーまぁー。とりあえずお風呂へどーぞ~」

男「いいよそんなの。俺すぐ帰るし」

後輩「あ、あれですか?ごはんですか?はっ、それともわたしを・・・?」///

男「悪い、ありがたく風呂借りるわ」

後輩「スルーが実は一番悲しいです・・・・・」ずーん

後輩「さて、これは突撃するしかないですね!」

後輩「しゅたたたたっ」

後輩「よしっ、目標は目の前ですな。いざ参らん!」

後輩「・・・・・」

後輩「・・・・やっぱり恥ずかしいですよ~!」

後輩「でもやるしかないっ!えーいとつげーき!」

バン!

男「うわ!なにいきなり背中痛え!」

後輩「あああドアが先輩にめり込んでこれは自衛隊を」

男「いやめり込んでねえよ・・・・なんでいんのか分かんねえけど落ち着け」

後輩「ふぅ~、あったかいですね!」

男「いやなんでお前いるの」

後輩「いーじゃないですか、タオル巻いてますし」

後輩「それとも、私と一緒はいやですか?」

男「・・・・そんなわけないだろ」

後輩「じゃあノープロブレムなのですっ」ぴた

男「こら、背中にくっつくな」

後輩「湯船せまいですし~しょーがないんです~」

後輩「そう、今だけ・・・・しょうがないんです」ぎゅっ

男「・・・いまだけだぞ」

後輩「はい♪」

男「お邪魔しました。ありがとな、後輩」

後輩「いえいえ!また呼んじゃいますよー!」

男「もうゆきだるまは勘弁な」

後輩「はい!あとその、えっと」

男「ん?」

後輩「できたらまた・・・一緒に・・・・ぁぅ・・・」

男「??」

後輩「・・・・いえ、やっぱりいいです!」

男「そか?なんかあるんだろ?」

後輩「いーえ!何でもないのです!先輩、また明日っ」

男「おう、じゃあなー」


後輩「・・・・」

後輩「また一緒にお風呂なんて、言えないですねぇ・・・でも、また突撃しようかなぁ?ふふっ」

男「節分だなぁ。後輩が好きそうな日だ」

後輩「豆・・・恵方巻き・・・・すばらしい日ですよね!」

後輩「さっそく豆まきですっ。てってれ~!」

男「お、鬼のお面。さすが用意がいいよね」

後輩「装着!・・・ん、んん」

後輩「あ~!わるい子は~いねが~!!」

男「・・・なまはげか?」

後輩「ハゲてませんよ!?」

男「知ってるわ!」

後輩「鬼は~外~!」

男「福はーうちー!」

友「悪い子はいねがー!!」

男「いきなり来るなよ怖いわ」

後輩「鬼先輩は外ー!」

友「傘ではじく!」ばしっ

後輩「むむむ!鬼先輩を倒しましょう!」

後輩「勝負です!」


<10分後> 

友「よゆーだぜ!」

後輩「つ、つよい・・・ぐは」

後輩「さて、つぎはおまちかねの恵方巻きですよ!」

男「静かに食べるあれか。後輩しゃべっちゃいそうだなぁ」

後輩「むむ!できますよ静かに食べるくらい!」

男「イメージねえなあー」

後輩「ふふん、今日の私はいつもとちがうのですよっ」

男(なんかどや顔してる後輩、かわいい・・・!)

後輩「ではさっそくスタートですっ!」

後輩「・・・・」もっぎゅもっぎゅ 

男「・・・・」もぐもぐ

友「・・・・」←男に豆を投げつけている

男「・・・・」

後輩「ごちそうさまでした!そしてさっきのリベンジです友先輩!」しゅっ

友「ちょ、食うの早くね!?とりあえず反撃だぜ!」シュバババ

男「どうせ年に一度なんだしお前ら静かに食わせてくれね!?」

後輩・友「あ~、しゃべっちやった(ですね)」

男「やかましいわ!」

接吻編?


次はバレンタイン編を希望です

クラスの女子と仲が良いor人気があるの見ちゃって

後輩(先輩はとっても人気者です)

「男ー、これどーやるのー?」

男「えっと、この式で計算すりゃいける」

「おー、ありがと!」

男「ほいよ」

「男!バスケやろうぜ!」

男「よし、やるか!」

後輩(さすが先輩!たまに見かけるだけでも人気なのがわかるっ!)

後輩(でも・・・なんだか少しさみしいな・・・・)

<放課後・教室前>
後輩(先輩遅いな・・・)

後輩(というわけで先輩の教室に来ちゃいました!)

後輩(ふふん、先輩びっくりするかな?)

後輩(まずは中をそーっと見て・・・・)

後輩「あ・・・」

後輩(先輩と・・・女子の知らない先輩・・・・)

後輩(二人でなにか話してる)

後輩(きれいな人だなぁ。先輩も楽しそう・・・)じわぁ

後輩「・・・・っ!」たたた

男(・・・・ん?今のは・・・後輩?)

<部室>
後輩(先輩・・・)

後輩(先輩はただ話してただけなのに・・・)

後輩(なんだろ?胸が痛いや・・・・)

後輩「うぅ・・・ぐすっ、せんぱい・・・」

がらっ

男「後輩、いるか?・・・・っておい、どうした?大丈夫か?」

後輩「うぇ・・・?せんぱい・・・・?」

男「落ち着いたか?」

後輩「はい・・・」

男「教室から追いかけてきたらびっくりしたぞ。どうして泣いてたの?」

後輩「・・・・・教室でみた時、先輩は女子とすごく楽しそうで・・・」

後輩「先輩が人気者で、私嬉しいのに。先輩が遠い気がして、なんだかさみしくて・・・」

男「そっか。その、ごめんな・・・・」なでなで

後輩「ちがうんです!先輩は悪くないですっ!」

男「いや、不安にさせちゃったからさ」ぎゅっ

男「大丈夫、どこにもいったりしないぞ」

後輩「~っ!うぅ、せんぱい~!」

男「・・・・よしよし」なでなで

後輩「ご迷惑をおかけしました・・・・」

男「ほんとにごめん。大丈夫か?」

後輩「先輩は悪くないですよ。もう大丈夫です、さみしくありませんっ」

後輩「私は先輩のか、かの・・・・あれなんですから!先輩が人気なのは嬉しいです!」

男「人気なのか?教室のときも勉強教えてただけだったしな」

後輩「ただ、それでもさみしいときは・・・イヤじゃなければ頭なでなでとかその・・・」

男「・・・・ったく」なでなで

後輩「ふわっ!?先輩?私が誤解してただけですし、今はもう大丈夫ですよ?」

男「・・・・その。なでるくらいいくらでもやってやるっての。」

男「・・・・好きな奴なでんのとか、イヤなわけないだろ」

後輩「!?/////」ぼふん

後輩「ふ、不意うちは反則ですっ!!せんぱ~いっ!!!」///

>>92おわり
先に>>92を書かせてもらいました!

後輩「・・・・・」

男「・・・・・」

後輩「・・・」ちらっ

男「ん?」

後輩「っ!!///」ぷい

後輩「・・・・・・」ちらっ

男(なんだこの可愛い奴は)

男(いつものように一緒に帰っていたら、後輩の家に呼ばれて)

後輩『ちょっと待っててくださいっ!』

男(と言って部屋から出た後、戻ってきてからこの調子だ)

後輩「・・・・・じ~~」///

男「な、なんだ?」

後輩「・・・よ~しっ」

後輩「えー本日はーお天気もよくー」

男「しっかりしろ後輩!目をさませ!」

後輩「む!分かってて言ってますねっ?」

男「エ?ナニカナ?」

後輩「むむ、もーいいもん。先輩がいけないんですもん。ぷーいっ」

男「ごめんごめん。冗談だからさ」

後輩「意地悪ですっ!こっちは恥ずかしいんですからね!?」

後輩「それでですね・・・・その、これ」///

男「ミニハートチョコがたくさん・・・もらっていいのか?」

後輩「せ、先輩限定ばーじょんです!受け取ってください!」

男「そ、そなのか。ありがとな。嬉しい」なでなで

後輩「・・・・・」

男「後輩?」

後輩「・・・・あ~んですっ」///

男「ええっ!?」

後輩「ささっ!どーぞどーぞ!」

男「そ、それはちょっと恥ずかしいっつーか・・・」

後輩「いいから食べるですっ!押し込んじゃいますよ!?鼻に!」

男「恥ずかしいとか通り過ぎて怖えよ!」

後輩「・・・・私じゃ、いやですか?」

男「そ、そんなわけないだろ・・・」

後輩「・・・・あ~ん」///

男「むぐ・・・うん、すげえおいしいぞ。ありがとな」

後輩「ほんとですか!?よかったですっ」

男「・・・・えい」ちゅっ

後輩「んむ!?んみゅ、っ~~!?」///

後輩「せ、せんぱい!?いまその、えとえと」///

男「・・・・お返し、かな」///

後輩「ふいうちはひきょー、です・・・・うぇぇん・・・」

男「うぇ!?泣くな泣くな!いきなりして」

後輩「ちがいます!!」

後輩「こんなに嬉しいおかえし・・・・はじめてですっ」

男「・・・・告白は後輩からだったからな。今度は俺からと思って」

後輩「嬉しいです・・・しかし!やられっぱなしの私ではありません!」ちゅ

男「なっ・・・!」///

後輩「私からもおかえし、ですよっ」///

<バレンタイン編終わり>
>>89さん、>>90さんお題ありがとうございました!

後輩「うーん、勉強は難しいものであります。特に英語です」

後輩「ということで!遊びましょ先輩!はやくはやくっ」

男「勉強会しましょうって言ってたの誰だっけ?」

後輩「だ、だれですかねわたしは知らないですよ!応答せよ本部!」

男「あー、こちら本部ー。後輩、勉強続行せよー」

後輩「・・・・・」

男「・・・・・」

後輩「・・・・べんきょう、べんきょうです・・・・・」

男「頑張れ、頑張れ」

後輩「・・・・よーし、ファイトですっ!」

<テスト後>
後輩「先輩先輩!ほらっ!」

男「・・・学年10位!?この前260位の奴が!?」

後輩「ふふ~ん♪先輩が教えてくれましたからっ!どーです、私はできる子ですよ!」

男「おめでと。よかったよかった」

後輩「むむっ!先輩、私やりましたよっ!がんばりましたよっ」

男「・・・・ん?おう、今聞いたぞ?」

後輩「・・・・その、えっと。がんばったからその、なでて、くれませんか・・・?」///

男「・・・・地味に恥ずかしいんだぞ、なでる方も」

後輩「む~。がんばったのに~っ」

男「・・・・よしよし。がんばったな、後輩」なでなで

後輩「・・・えへへ~~♪」///

後輩(先輩の部屋でいつものようにしゃべってた私たち!)

後輩(ちょっとトイレ行って戻ってきたら)

男「うう・・・・くっそ・・・」

後輩(なぜか先輩泣いてる!?なんでですかー!?)

男(あーもう、花粉ひでえな今日。涙止まんねえー!)

後輩(なにかいやなことが・・・?でもさっきまで楽しそうだったのに)

男(後輩は花粉症じゃないらしい。いいなぁー)

後輩(遠くをみてる・・・はっ)

後輩(さっき私が食べてためちゃ梅グミ。先輩いらないって言ってたけど、実は欲しかったのでは!?)

男(後輩、すげえ酸っぱそうなの食ってたな。俺は食えない、酸っぱすぎて)

男「・・・・ん?後輩?なんでそんなこっそり?」

後輩「え!?いやそのえと」

後輩「とりあえずグミどーぞです!てーい!」ぽーい!

男「・・・すっぱぁぁぁい!!」

後輩「花粉症で泣いてたんですかっ?ごめんなさい先輩!」

男「俺グミ食べたくて泣くことはないからな?」

後輩「さっきおいしくて感動してたじゃないですか~?仲間ですねっ!」

男「酸っぱくて悶絶してたんだよ!つーかよくあれ食えるなぁー」

後輩「・・・・妹の料理は実はもっとすごい時もありますよ」

男「お前が重いオーラになるって、よっぽどひどいのか?」

後輩「まちがえて鯖の味噌煮にドレッシングかけます!?」

男「なにを間違えたんだよ!?」

後輩「なぜかおいしかったですけどね~!」

男「嘘だろ!?」

<4月・始業式の日>

後輩「先輩!お久しぶりですっ!」

男「久しぶり。もうすっかり春だな」

後輩「お花見の季節ですね~」

男「進級もあるしな。俺も三年生かー」

後輩「・・・そーいえば私今日から二年生でした!どーしましょ、私にも後輩が!?」

男「できるぞ?」

後輩「先輩としての威厳をもたないとっ。ふふーんっ!」

男「はいはい、かっこいいかっこいい」なでなで

後輩「・・・・えへへ。なでてもらえて嬉しくなっちゃう私には、威厳はむずかしいかもですね」///

男「かわいいなぁ後輩は」なでなで

後輩「~♪」///

後輩「でも先輩三年生、今年で卒業ですか・・・ちょっとさみしいです・・・」

男「大学受験か。落ちたりしてなー」

後輩「受かりますよ!たぶんきっと!」

男「元気で押し切るところが後輩だよなぁ」

後輩「私はいつも元気ですよ~っ!」

後輩「最後の一年、いっしょに楽しく過ごしましょうねっ」

男「・・・・最後じゃないよ」

後輩「え?」

男「卒業しても、俺は後輩とずっと一緒にいたいから。・・・・ダメかな?」

後輩「だ、ダメじゃないです!わたしも、わたしもですっ!」

男「ありがとう。これからもよろしくな」

後輩「はいっ!こちらこそよろしくです!」

男「おう。んじゃ帰るか。お前の宿題手伝わなきゃだし」

後輩「うっ、そうでした・・・」

一緒に毎日を過ごして、先輩を好きになって。
その先輩が、私の彼氏になってくれて。
いろんな思い出を一緒に作って、もっと先輩が好きになった。

これからもきっと、先輩と私の日々は続いていく。

先輩、わたしは・・・

男「おーい、後輩!置いてっちゃうぞー?」

後輩「え!?ま、待ってくださいせんぱ~い!」

・・・・ずっと、隣にいますからねっ!


<終わり>

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