女「……」狐「……>>3」 (89)


狐「…………」

女「zzz……」スゥスゥ

狐「…………」

狐(…………これはどういう状況だ)

狐(気づけば女性の部屋にいた)

狐(つまりどういう事だ)

狐(……、………>>3でもしよう……)



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ラジオ体操


狐(ラジオ体操をしよう、体を動かしながら考えればスッキリ……)

狐(…………ラジオ体操できる体じゃないな)

狐(……できるか、変化?)

狐「」ドロン

狐男「できたな」

狐男(容姿は>>6といった感じだな)

言われてみればイケメンに見えなくもない


狐男(ふむ……二枚目に見えない事もないな)

狐男(男としては中々いいんじゃないか?)

女「んんぅ……」ゴシゴシ

狐男「」ビクッ

女「え……だ、誰……っ?」ビクビク

狐男「あ、いや」

女「もしかして>>11さん……?」

産業大臣


女「もしかして産業大臣さんっ!?」アタフタ

狐男(何をどう勘違いすればそうなる……)

女「わ、私ちゃんとお仕事してますし税金も払ってますっ!」アタフタ

女「あ、でも最近体調不良でお仕事休みがち……で、でもでもっ!」

狐男(……落ち着きがないな、身の上話をされても困るのだが)

狐男(だいたい何故産業大臣なんだ)

狐男「……>>14だ」

女「え……?」キョトン

生き別れのお前の兄


狐男「私はお前の生き別れた兄だ、産業大臣ではない」

女「そんな……うそ……お兄、ちゃん……?」

狐男(嘘だよ)

女「……!」ダキッ

狐男「…………」ナデナデ

狐男(落ち着いたみたいだがどうする、収拾つかなくなったぞ)

狐男(まず狐耳生やした兄なんてメルヘンな奴が存在するか)

女「お兄ちゃん……っ!」ギュウウ

狐男(どうするんだ、これ……)

女「お兄ちゃん……>>18、しよっ!」

狐男(そうきたか)

兄妹喧嘩


狐男「兄妹喧嘩、ね」

狐男(一人っ子はみんなそれを言う)

狐男「と言っても喧嘩の理由が無きゃ、ね……」

女「あ、そうだよね……うーん……」ウムム

狐男(喧嘩したいから理由を探すって凄く野蛮なこと言ってる)

女「じゃあ理由は>>21ねっ!」

楽しみにしてたプリンを食べられた


狐男(在り来たりだな)

狐男「うん、わかった」

女「やった! それじゃあいくよ……」

女「オイ屑、テメー勝手にアタシのプリン喰ったろ」

狐男「待って、それなんか違う」

女「ハァ? 何キショい事言ってんだよキメェな」ゲシッ

狐男「ぐふっ、ち、ちょっと待っ」

女「オラッ! 金払え、よっ!」ゲシゲシ

狐男「ぐっ……」

狐男(なんだこれ、カオス過ぎるぞ)

狐男(くそ、>>24するしかないか……!)

手作りのプリンを作る


狐男「わ、わかった、プリン作るから許してくれっ!」

女「チッ、早くしろよ!」ゲシィ

狐男「ぐっ……あ、ああ」



――――10分後


狐男(間違えて茶碗蒸しを作ってしまったがまあいいか)

狐男「ほら、悪かった」

女「チッ、クソが」モグモグ

女「…………っ!」カラ-ン

狐男「どうした?」

女「テ、テメェ……アタシが茶碗蒸しアレルギーなの、知って……」バタリ

狐男「えっ」

女「アガ……ガガ……!」ジタバタ

狐男「えっ…………えっ」

女「……お、兄…ちゃ………」ブクブク

狐男「…………」

女「」ピクピク

狐男「そうきたか」



She dead...



x3→x2 ピッ



狐「…………」

女「zzz……」スゥスゥ

狐(……茶碗蒸しアレルギーってなんだ)

狐(しかも死ぬほどか)

狐(…………)

狐(こんな簡単に死ぬとは…………何か思い出しそうだ)

女「ん……」スゥスゥ

狐(事前に>>32しておこう)

尻を慣らして


狐(尻を慣らしておこう)

狐(この姿だと不便だな)ドロン

狐男(まずは脱がし……)

女「…………」スゥスゥ

狐男(潤滑油を塗って)ヌリヌリ

女「ん……」ヌメヌメ

狐男(浣腸は……いいか、手始めに>>を入れよう)ズブ

女「あ……っ!」ビクン

あばば

>>39


狐男「ふむ」ズブ

女「ん……くぅ……」

狐男(人差し指を入れられてまだ起きないとは)

狐男(キツいな、経験なしか)グチョグチョ

女「ぁ……ぁぁ……!」ピクン

狐男(根本までっ)ズブリ

女「あ゛……っ!」ビクン

狐男(……大分慣れてきたか)グチョグチョ

狐男(次は>>42だな)

尻尾


狐男「次はこの尻尾(狐ver)を」カチッ

尻尾「Hello」ウィンウィン

狐男「一気に」ズブブ

女「あ゛あ゛っ!!」ビクンビクン

女「っ……ぁ……な、なに……あなただれ、なんでわたっ……ぁ……っ!!」ウィンウィン

狐男「やっと起きたか、似合ってるぞ」

女「あ゛っ……な、なにを……っ……あぁっ!!」ウィンウィン

狐男「さて、ここいらで>>45といこう」

ひたすら焦らす


狐男(背筋や腰回り、胸や秘処に指を滑らす)ツ-

女「ぁ……くぅ……ん…………っ!」ビクッビクッ

狐男(強くは揉みはしない、ただなぞる様にするだけだ)ツ-

女「ふぅ……く、ふっ……!」ウィンウィン

狐男(絶頂を迎えそうになれば尻尾も止める)カチッ

女「あぁ……なんでぇ……」モジモジ

女「あはぁ ……>>48っ!!」

はやく



狐男「……はやく、なんだ?」

女「…っ……あ、ぅ……」モジモジ

狐男「はやく、とだけ言われても何を早くすればいいのかわからないからな」

狐男「また同じ事を続けるだけだ」

女「ぁ……ゃだ………>>51……はやく>>51っ!!」

10000倍濃度媚薬



狐男「…………」カチャカチャ

注射器「」キラン

女「ぁあ……はやくぅ……」モジモジ

狐男「…………」プシュ

女「あ゛っあ゛っ――イクっイっちゃうぅぅーーっっ!!!」プッシャ-

女「あっあっあっ」ビクンビクン

女「」ビクンビクン


狐男「……逝ったな、うん、知ってた」

狐男「そうなると思ってた」

狐男「それと――」

狐男(――容易にエロは書かせんよ?)



She dead...



x2→x1 ピッ



狐「…………」

女「…………」スゥスゥ

狐(あれも腹上死、になるのか?)

狐(気持ち良く逝けたのだから幸せだったのだろうか)

狐(親は泣くが)

狐(………>>58

だんだんノってきた



狐(……段々愉しくなってきた)

狐(彼女には悪いが次はどんな死に方をするのか気になって仕方がない)ワクワク

女「ぅ……ん……」スゥスゥ

狐(……そう言えば都市伝説でベッドの下にストーカーとか斧を持った男とかがあったな)チラッ

>>61「…………」ジ-

狐「…………」


狐( い た !)ウキウキ


>>61「……>>63

たぬき

猟師



狸「猟師さんだよ、オマエを狩るなァ!!」ブン

狐「なにっ!?」バッ

狸「よォ……前々スレぶりだなァ……!」ジャキン

狐(何を言っているんだコイツは)

狸「泥舟で沈められた事、忘れるものかァ!」ブンッ

狐「くっ……何を言ってるんだお前はっ!」

狸「ククク……ずっと機会を疑っていたんだ、キサマを殺すこの時をなァ!!」

狐「ぐ、万事休すかっ……」

狸「さァ、このアヴェンジャー・ラクーンの手にかかって死になァッ!!」ブンッ

狐「こうなったら最終手段、>>68

女を盾にする!



狐「この世界で死ぬのは俺ではないッ! この女だァーッ!」バッ

女「うっ!?」グサッ

狸「チィ、リセットのトリガーを引いたか……」ザクッ

女「か……は………っあ…………」ビクンビクン

狸「まあいい、オレは何度だろうと現れる、キサマが存在し続ける限りなあァ!」

狐「…………」

狸「クハハハハハッッ!!!」ゲラゲラ



She dead...



x1→x0 ピッ



狐「…………」

女「ん……ふ………」スゥスゥ

狐(厄介な奴だった)

狐(アヴェンジャー・ラクーン……一体何者なんだ……)ゴクリ

女「ん……あ、れ……?」ゴシゴシ

狐(な、なんだってー!)

女「あれ……ワン、ちゃん……?」ポケ-

女「んー、>>74

昔助けてくれたきつねに似てる…


女「昔助けてくれた狐に似てる……」ナデナデ

狐(……そんな童話の様な事もあるんだな)

女「何処から入ってきたんだろう」

狐(それは此方も知りたい)

>>77「WRYYY…ッ!!!」ドアバ-ン

女「ひぅ!? あ……あの時の……なんで……っ!」ビクビク

狐(…………)

おじいさん



「うひ、うひ、うひひぃ……!」

ドアを破って入ってきた老人の眼は血走り、口からは涎が留まりなく流れ出る。その手には既に赤く濡れた包丁を握り締めていた。

「ああ……いや……いやぁぁっ!!」

思い出したくない、過去の傷が息を吹き返したのか覚束無い足取りで部屋の隅に逃げて縮こまる女。
頭を抱え、恐れるように震える様は目も当てられないほどに痛々しい。

「…………」

今までこの女の死に姿を多くを見てきたが、それはどれも笑い種になるような物ばかりであった。


しかしどうだ、現状は、この様は。自分は出来た人間、いや出来た狐ではないがこれは見過ごせるものではない。

「あえああは、うぇ?」

自分の前に憚ったモノを見て不思議そうに首を傾げる老人。その仕草はまるで色も判らぬ赤ん坊の様で、狂気を感じさせるには十分だった。

「…………!」

ぐるる、と狐は牙を剥き唸る。散々死の結末に追いやった分際ではあるが、この結末だけは気に入らない、胸糞悪い。

「――――気に入らんな」

一吼えした狐が煙に包まれたかと思うと、晴れた場所に長めの黒髪を襟首で結った長身の男が立っていた。


「キサマは癪に触る」

「えああ!!!!」

逆上し、矢鱈目鱈に包丁を振り回す老人。これでは近づけば刀傷が絶えない事だろう、だからと言って近づけない訳でもない。

「――――チッ」

腕に包丁の刃がめり込み、間欠泉の様に血が吹き出る。

「ぐふぇああッ!!?」

骨に包丁の刃がめり込んだのを利用し引き寄せて包丁を奪い、下顎を全力で殴り上げる。
老人は吹き飛び、家具の中に倒れ込む。

「――――おい、此方だ!」

外から男の声が聞こえる。


恐らくは警察。来た時から包丁に血を滴らせていたので、既に誰かを刺していたのだろう。

「チッ」

腕に刺さった包丁を捨てる。少し血を流しすぎただろうか。老人は痙攣して倒れている事だしもう心配はなさそうだ。


―――――


「くそ、大人しくしろっ!!」

「あ゛ああぁぁぁああ!!!!」

暫くしない内に老人は大勢の警官に取り抑えられた。しかし、散らかった部屋に黒髪の男の姿はない。

「あ、あのっ!」

恐怖から這い出て正気を取り戻した女は警察に保護され、毛布を羽織っていた。

「被害者の……安心してください、もう大丈夫ですよ」

「それよりこの子が……お願いしますっ、助けてくださいっ!!」

女の腕の中では黒い毛並みでもわかる程に大量の血を流した黒狐が息も絶え絶えになっていた。

「っ……わかりました、おいっ、車出せ!!」

「お願いっ……死なないで……っ!」




―――――
――――
―――
――

………………


――――

「~♪」

昼の陽光が射し込む部屋でソファーに座り、テレビを見る女。ドアの改修も済み、部屋も元通りだ。

「…………」

そんな上機嫌で鼻唄なんかを歌う女の膝の上では包帯を巻いた黒い狐が丸まっていた。

「もう危ないことしないでね?」

言い聞かせる様に黒狐の頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細めて喉を鳴らす。

(…………そろそろか?)

女が蒟蒻ゼリーに手を伸ばしたのを見ると、予感がした。



「うっ……喉が……っ!」


「いき…っ……できなっ………っ!」



「…………………」



呆気なく死んでしまった女に狐は腹を抱えて笑っていた。

狐は狸に勝つ。だがそれはすべての始まりにすぎなかった。

運命から逃げるオトコ。キツネの傲慢は、自分が彼を救おうと決心させる。

  第弐話見
     知
     ら
     ぬ、天井


この次も、サービス、サービスゥ!


>>1先生の次回作にご期待ください!

(エロを書いてなるものか……っ!)

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