提督「天龍と友達になりたい」 (161)

初ssです

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提督「てわけでなんか遊ぼうぜ」
天龍「いきなりだな」

天龍「てか友達になりたいってなんだよ」

提督「なんかさ、気の強い女友達っていいなと思って」

天龍「なんじゃそら。俺はもう仲いい友達みてぇなもんだと思ってたんだがな」

提督「じゃあタイトル詐欺もいいとこだな」

提督「まあ更なる親睦を深めるってことでさ」

天龍「暇だったし付き合ってやるよ、ちなみに何があるんだ?」

提督「メルブラ安かったから買ってきたぞ、ついでに2Pコンも」ポッケカラトリダシー

天龍「あん?なんだそれ」

提督「知らないか…」

天龍「どれどれ…格ゲーか、波動拳とか出んのか?」

提督「ちと違うがまあ似たようなもんだ」

提督「やるか?」

天龍「見た感じの雰囲気は気に入ったぜ、やろうじゃねえか」

提督「おっし、じゃあとりあえず慣らしといてくれ」

天龍「ほーい」

~数十分後~

提督「ただいまっと」

天龍「おう、どこ行ってた」

提督「燃料が底を突きそうだったからな、急きょ潜水艦たちを遠征から呼び戻したんだ」

天龍「オイオイ…」

提督「そっちはどうだ、慣れたか?」

天龍「そこそこだな、やるか」

提督「逃げるなら…いや、もう遅いか」

提督「ほう、式か」

天龍「かっこいいからな、お前は白レンか」ジト

提督「使いやすいからであって断じてロリコンなどではないからその眼で見るのをやめてくれ」

天龍「はいはい」

提督「じゃあやるぜ!!」

天龍「耳元でうるせえな!!」

ワラキア「カット」

提督「」

天龍「弱すぎだろ…」

提督「俺RPG以外あんまりやらんからさ…格ゲ一緒にやる友達いなかったし」

天龍「そんな悲しいこと言うなよ」

天龍「じゃあ俺が一緒にやってくれる奴探してくるからさ」

提督「一緒にやってはくれないんだ…」

天龍「じゃあ探してくるぜ」バタム

提督「…練習しよ」

天龍「連れてきたぞ」

龍驤「なんか面白いのやってるらしーな」

龍驤「天龍から話は聞いたで~」

天龍「ほれ提督相手してやり」

提督「練習の成果を見せてやるぜ」

龍驤「ちゅーわけで準備させーや」

天龍「提督は相変わらず白レン、龍驤は制服秋葉か」

龍驤「足技のコンボが気持ちええしな」

提督(なんか予想はできてた)

龍驤「じゃあデュエル!スタンバイや!」

ワラキア「大鳳レシピを回セ回セ回セ回セ回セ回セ――――!」

龍驤「なんやそいつ!分身しとるやん!」

提督「ふふふ」

天龍(ダッシュしてるだけで威張るなよ…)

龍驤「てやっ!って普通に当たるやん」

提督「なんでや!」

天龍(なんでガードしねぇかなこの提督)

ID変わってますね

龍驤「ふわっと来たりスッと来たりするその蹴り厄介やな…今度はウチのターンやで!」

天龍(しゃがみキック始動の空中コンボ…それに対し提督は?)

提督「アッ…アッアッ…」

天龍(ダメだこりゃ)

提督「」ラストアークフィニッシュ

龍驤「ふぃーっ、やっぱ勝てるとたのしーな!」

提督「なんでそんなにバンバンラストアーク決めれんだよ…」

龍驤「ふふーん、艦娘の動体視力を舐めたらあかんでー」

龍驤「これ結構はまるやついるんちゃう?暇そうな奴に紹介してくるやでー」バタム

天龍「よかったな、喜んでもらえたぞ」

提督「俺はよかねぇよ…」

龍驤の紹介により鎮守府には空前の格ゲーブームが訪れた
暫くの間、執務室には出撃もないので暇だという艦娘でごった返しになったが
明石が筐体の開発に成功
それ専用の部屋を設けると執務室は今までの落ち着きを取り戻していった

天龍「よっ」

提督「おう、いらっしゃい」

天龍「って悪い、仕事中か」

提督「いや、そろそろ癒しが欲しいと思ってたところだ」

天龍「じゃあゲームでもしようぜ」

提督「いいね、程々に」

提督「んで、何する?」

天龍「ようやく静かになったんだ、せっかくだから趣向を変えて」ゴソ

提督「オセロか」

天龍「さすがにこれはそこそこできんだろ」

提督「家族でやったオセロ大会で見事3位を取るくらいには」

天龍「微妙だな…」

提督「あっちはまだにぎわってんのか?」パチ

天龍「まあな」パチ

提督「夜中に叫ぶ奴はどうにかならんか」パチ

天龍「あの夜戦バカは仕方ねえわ」パチ

提督「決まり事とか決めておかないとなー」パチ

天龍「駆逐艦が熱中しすぎるとよろしくないからな」パチ

提督「あ、負けた方が勝った方の言うこと聞くってのはどうだ?」パチ

天龍「勝つ自信があるようだな…いいぜ、そっちの方が燃える」パチ

提督「裸にひん剥いてやるぜ」パチ

天龍「させるか、角いっこもらいっ」パチッ

提督「ゲッ、待ったはアリ…?」

天龍「ナシ」

提督「惜敗…今回はいけると思ったんだがなぁ」

天龍「ヘッ、俺に勝とうなんて10年はええよ」

提督「くっ、煮るなり焼くなり剥くなり好きにしろぃ」

天龍「うーむ、なんか飯作ってくれよ」

提督「あん?そんなんでいいのか?」

天龍「ああ、腹減ったわ」

提督「裸で揚げ物させたりしないよな」

天龍「お前のハダカなんざみたかねぇわ、美味いもん作ってくれりゃいいぞ」

提督「じゃあお安い御用だ、適当に遊んで待ってな」

天龍「そういや俺に何させるつもりだったんだ?」

提督「一緒に寝てもらうか、眼帯の下をみせてもらう」

天龍「却下だ」

ワルクは足柄、シオンは大淀ってイメージ

提督「チャーハンできたよ!」

天龍「ほーん、悪くなさそうだ」

提督「上手くパラパラにならんけどな」

天龍「んむ、なかなかだ。普通にうまい」

天龍「眼帯の下見たいって言ったっけ?」

提督「ああ、結構気になる」

天龍「美味い飯食わせてもらった礼だ、ちょっとならいいぞ」

提督「マジで!?」

天龍「見て気持ちいいもんじゃないだろうけどな」

天龍「顔、こっち寄せな」

提督「お、おう」ズイ

天龍「もう少しこいって」グッ

提督(ドキドキ)

天龍「…おしいくぞ3…2…」

提督(あっ、谷間)チラッ

天龍「1ィイイイィイイイイ!!!」ズボ

提督「あああああああ鼻があああああああああああああ」

天龍「指に血がついちまったぜ、まったく」

天龍「ごちそーさん」

提督「もう行くのか」

天龍「ああ、あとお前は一回鏡でその滑稽な姿を見るといい」

提督「両鼻にティッシュつめてるだけだ、気にすんな」

天龍「まあ帰るぜ、じゃあな」バタム

提督「ふぅ…寝るか」

数日後、例のゲーム部屋に赴いてみると

提督「ゲームセンター ブルネイ、か」

娯楽施設として異様な進化を遂げていた
筐体数、ゲームの種類も増えており
格ゲーのみならず音ゲー、クレーンなど本物となんら変わりないラインナップであった

明石「あっ、提督!どうです?」

提督「ちとやりすぎじゃないかなー」

明石「そうですか?みんな暇そうですし鋼材だけは有り余ってるのでイイカナーと思うのですが」

提督「鋼材だけでできてんのかここ…」

明石「あ、あと色々めんどくさい過程は通過しましたが閉店したゲーセンからいくらか分けてもらえたんですよ」

提督「そういうのアリなのかよ」

明石「細かいことは気にしないで!楽しんでってくださいよ!」

提督「押すな押すな!」

ガヤガヤ

提督「パンチングマシーンもあんのか」

武蔵「私が1位、2位が長門だ、やってみるか?」

提督「遠慮する、勝てる気しねぇわ」

提督「2100だ、お子様は帰れ帰れー」

暁「暁はレディーだからまだ居てもいいわね」

提督「ダメ」

暁「なんでよー!くっ、このっ」

提督「飴が落ちるまでクレーンやっていいけどすぐ帰るんだぞ」

暁「ううー」

提督「だいぶガラッとしたな」

長門「だが、まだ元気な奴もいるな」

川内「Fooooooooo!!夜戦の時間だあああああああああああああああ!!」

提督「うるせぇ」

大淀「てっ、提督!」

提督「おん?どうした?」

大淀「外に!深海棲艦が!侵入されてます!」

提督「え?」

大淀「とにかく来てください!」グイ

提督「ちょっ、俺寝間着なんだけど!」

???「烈風オイテケ…って言っておけばいいかしら」

提督「マジじゃねえか!」

???「あら、お早いお見えねミスター。素敵な衣装ですわ」

提督「着替えてきていいですか」

???「別にそのままでもよろしくてよ」

提督(意思の疎通はできるようだな)

天龍「っと」ジャキ

???「何のつもりかしら?」

天龍「敵意はなさそうだが俺たちは敵対してんだ、とりあえず来た理由を話してもらおうか」

???「いきなり仕掛けないだけ利口ね、あなたの言うとおり争いに来たわけではないわ」

提督「じゃあ何のために?」

???「人探しを兼ねた暇つぶし、かしら」

天龍「本当か?」

???「疑り深いわね、ならその剣で私を切ればいいじゃない。まあ、あなたが私に勝てる道理なんてないのだけれど」

天龍「んだとォ!?」

提督「やめろ天龍!」

天龍「チッ…」

提督「お前は話が通じるようだ、信じよう。名前は?」

北方「北方棲姫、ということにしてもらっていいかしら」

提督「そうか、零も烈風もあげらんないがゆっくりしてってくれ」

北方「あら、仕方ないですわね」

北方「へぇ、なかなかいいものを置いてるのね」ズズ

金剛「ワタシが淹れたので当然デース!いろいろこだわってマース!」

提督(白いワンピース、白い髪、赤い目、ロリボディ、容姿のヒントからだと完全に北方棲姫なのだが…何か違う)

北方「ミスター、何か失礼なことを考えていません?」

提督「いえ滅相もない」

天龍「むぅう…」

木曾「納得いかなそうな顔してんな」

天龍「そりゃそうだろ、奴の話が本当なら敵なんだぜ?」

木曾「まあそうだが、たぶんあいつは俺らの敵じゃない」

天龍「?」

木曾「まず俺らはまだ北方棲姫と相対したことがない。提督だって今までの作戦からのヒントから推測してるんだろう」

天龍「それはそうだけどよ…」

木曾「敵意がないならいいじゃねえか、もし暴れだしたら俺らで何とかすりゃあいい」

天龍「ああ…」

木曾「気晴らしなら付き合ってやる、行くぞ」

天龍「…おう、ありがとな」

木曾「俺とお前の仲じゃないか」

提督「ところで、探してる人というのは」

北方「嫌なことを思い出させるのねアナタ」

北方「私のマスターよ、殺人嗜好もちの厨二病だけど」

提督「はっ?」

北方「外を出歩くときは注意した方がいいわ、この辺に来たはずだからいつ何処で出没するか」

提督「そんな熊みたいな…なんでそんな奴逃がしたんだよ」

北方「私が目を離した隙にいつの間にかいなくなってるのよ、まったく」

ゲーセンにて

天龍「あれ、メルブラ故障してんのか?」

明石「そうなのよ、調子悪いみたいでねー」

木曾「しゃーねぇ、ギルティでもやるか?」

天龍「メルブラで慣れてるからむずいんだよな…ん?」

木曾「どした」

天龍「あのドラム式洗濯機みたいなやつなんだ?明石」

明石「あー最近稼働し始めた音ゲーですね」

天龍「島風の手の動きがすげえ速い…いやあいつはいつも速いが」

島風「速い!今の島風すごく速いよおおおおおおおおおおお」ダバダバダバダバ

木曾「いつになくはしゃいでるな、あんなにキラキラしてんのは初めて見た」

明石「やってみます?2人で協力・対戦もできますよ」

天龍「興味あるな、一緒にどうだ?」

木曾「いいぜ」

1のIDで酉付けてました
言及してませんでしたね

明石「ではお二人、このカードをどうぞ」

天龍「あんだぁ?これ」

明石「スコアとかを記録しておくんですよ」

天龍「ほーん」

なにぶんはじめてなもので…

島風「またまた世界を縮めてしまった…」キラキラ

天龍「満面の笑みだったな」

木曾「じゃあ始めるか」マイマイオレンジ!

天龍「チュートリアルやっとくか」

天龍「まあだいたい覚えたな、何やる?」

木曾「ううむ…ん?」

天龍「どした?」

木曾「このサムネの奴、イオナじゃね?」

天龍「確かに…まあこの曲にするか」

関根勉♪関根勉~♪

天龍「明石にはとりあえず黄色の難度で様子見って言われたけど」

木曾「ああ、もういっこ上でもよさげだな」

明石「赤ですね」

天龍「これが最高難度か?」

明石「いえ、赤でSランクとるとその曲のさらにその上が解放されるんですよ」

木曾「さっき島風がやってた紫のがそれか」

天龍「あんなのよくできるよな、ガラクタなんたらだっけ」

明石「やってみれば案外、かもしれませんよ?艦娘ですし」

天龍「どういう理屈だ」

一方応接室


提督「んで、いつまで居座るつもりなんだ?」

北方「アイツが見つかるまでよ、めどは立ってないわ」

金剛「じゃあお泊りする部屋を用意しなきゃデスネー」

北方「必要ないわ、私はどちらかというと夜行性なのよ」

金剛「寝ないとお肌に悪いデース」

北方「好意は受け取っておく、とは言っておくわ」

提督「まあその辺は任せるが」

長門「いつ来てもいいんだぞ」

北方「どこから湧いたのよアナタ」

長門「薄情なものだな提督、かわいい娘が来てるなら伝えてくれてもよかったのに」

提督「伝えなくても嗅ぎ取ってくるかと思ってな」

北方「ねぇ、ロリコンなの?コイツ」

長門「かわいい娘が好きなだけだ」

夕張「提督!大変です!」

提督「どうした!?」

夕張「帰宅部活動記録の7話から最終話までの無料配信が始まってます!」

提督「そいつは大変だ!今執務室に戻る!」

北方「えぇ...?」

提督「適当にくつろいでてくれ」

北方「客の扱いひどいのね、まあそのつもりだったけど」



天龍「あー汗かいた」

木曾「けっこう腕にくるなアレ」

天龍「コンビニで冷てぇの買ってこようぜ」

木曾「いいね」

夜、帰り道。
「やっぱアイスといえばガリガリだな。」
棒アイスをかじりながら呟く。夏はとうに過ぎたが汗をかいた後に食べるアイスは格別だ。
「ああ、大正義ソーダ味だ。」
隣の眼帯はコーラ味の袋を開けながらアホみたいなことを言い放つ、突っ込みを待ってるのか。
「冗談だ、たまにはこんなことも言ってみたくなる、あとお前も眼帯だろうが。」
そんなことはさておき、海で戦うのに慣れてるとはいってもさすがに体が冷えてきた。帰ったら風呂だな。
「確かにちと寒いな、体調管理に気をつけねば」
いや、ただ肌寒いだけじゃない。これは――――

刹那、二つのカラダは真逆に跳ねた。避けた、といった方が正しいか。
「っぶねぇな、何者だテメェ!」
二人を襲ったものがそこにはあった。深海棲艦ではない、人。それも少年であった。
体躯はそこまで大きくはない。むしろ少し華奢なように見える。黒い、学生服に身を包んでおり、夜の闇に融けるようだった。
「通りすがりの殺人鬼にございます。人にしてはなかなかやるじゃないか。」
「あいにく俺らはただの女子じゃなくってな、それなりに場数は踏んであんだ」
殺人鬼、彼はそう言った。
ガキィン!
剣閃を軍刀で受け止める。
「俺を忘れるな!」
木曾も加勢に入るがこちらの攻撃はことごとく躱される。
「どうなってやがんだ、消えるように避けやがって」
致命打は与えさせないものの、徐々にこちらの体力が奪われていく。
「盛り上がりに欠ける、もう少しやるものだと思っていたが。ならここで終わりだ、弔毘八仙―――無情にh「カット」

「なっ!?」
気が付くと3人は氷で手足を拘束され身動きをとれなくなっていた。
「地の文もやめなさい」

天龍「どういうつもりだお前ッ」

北方「人探しといったでしょう。そっちの男に用があったのよ」

??「いや、こんなに早く見つかるとはね」

北方「もう慣れたわよ、七夜」

木曾「とりあえず俺らは解放してくれ、さすがに寒い」

金剛「テートクゥー!」バコン

提督「ああっ!ドアが!」

金剛「ほっぽちゃんが急に居なくなったデス!」

長門「一瞬目を離したら消えてたんだ」

金剛「とにかく探しましょう!」

提督「ああ明石、俺だ。ドアの修理頼めるか?」

北方「さわがしいのね」

金剛「いつの間に!?」

天龍「ドアどうした」

木曾「俺もいるぞ」

提督「おかえり、ドアは戦艦の腕力に殺されたよ」

天龍「あれ、七夜は?」

北方「そこよ」

提督「・・・外?」




        \  さいごのガラスをぶち破れ~   /

          \ 乱れた景色を蹴散らして~  /
     ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___
 七夜→ ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::
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     / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|

    //    し'  / /\   ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

提督「ああああッ!窓が!窓が!!」

七夜「悪いね☆」ナイフツキダシ

提督「―――――」グッ

七夜「なッ!?」グルン

天龍「え?」

七夜「柔…か。驚いた、俺に天井を仰がせるとはな」

提督「し…死ぬかと思った…」

木曾「鬼気迫る貌して処理した奴が言うセリフかそれ」

長門「侮れんな」

天龍「え?見えなかったの俺だけ?なにがあった今!?」

提督「んで、そいつがお前の言ってた飼い主か?」

北方「ええ、物騒でしょう」

提督「いきなり窓割られて光りもん突き出されるとは思わなかったわ」

天龍「俺らも襲われたんだぜ」

木曾「帰りの茂みのあたりでな」

提督「…ちょっと詳しく聞かせてもらおうか」

長門「そんなことより、もう帰ってしまうのか…?」

北方「そうね、目的は果たせたし」

長門「そうか…」

提督「もう逃がすんじゃないぞ、ここに来る度に何か壊されちゃ困る」

北方「善処するわ」

金剛「名残惜しいデース…」

北方「アーネンエルベって喫茶店を見かけたら入ってみるといいわ、たぶんこいつになら会えるわよ」

七夜「『俺』には会えるだろうな」

提督「?」

七夜「じゃあな、次会ったらジャマの入らないところで心ゆくまで殺り合おうぜ」

提督「いや、それは遠慮しとく」

北方「それでは、皆様いい夢を」スウッ

提督「き、消えた」

翌朝


提督「朝、目を覚ますと」

天龍「Zzz...」

木曾「Zzz...」

提督「布団がこの二人に占領されてるじゃないか寒ゥイ!!」

木曾「うるへー」ジャキ

提督「危ッ!寝ながら軍刀振り回すなボケ!」

提督(…なんでこうなったんだっけ)

提督(確かドアを直しに来た明石にメルブラの筐体が直ったと言われ)

提督(はしゃいだこいつらにゲーセンまで引きずられて)

提督(気づくと壁に寄りかかって寝てたから一人で帰ってきたんだった…っけか)

提督「それでこれか、酒でも飲んできたのかこいつら」

夕張「おはようごz…どうしたんです提督?一糸まとわぬ姿を日光に晒して」ガチャリ

提督「道理で寒いわけだ。ありがとう夕張、今まで気づかなかったよ」

夕張「どういう状況ですか…しかも片足にパンティーひっかけてるじゃないですか」

なんとまあ、昨夜の状況が気になって仕方ない

提督「悪いけど箪笥から下の着替え出してもらっていいかな」

提督「下の着替えって言ったはずだが?」

夕張「いや、でも面白そうだったので」

提督「ネクタイ一丁とか紳士すぎんだろ」

夕張「つけてあげるから、ね」

提督「嬉しいけど嬉しくない」

夕張「ところで提督、天龍さんと仲よくなりたいと言ってましたけど進展はどうです?」

提督「なぜか天龍と木曾が仲良くなってんだよな」

夕張「一緒に布団で寝るくらいですしね」チラ

提督「俺の布団だけどなー」

夕張「一枚パシャリしちゃいますか」

提督「カメラは青葉の専売特許じゃ…」

コンコン

大淀「提督、今作戦について相談が」

提督「と、扉開けずに待っててくれ!着替え中!」

大淀「し、失礼しました」

提督「夕張早く!着替えを!」

夕張「はいはいちょっと待ってね」ガサガサ

夕張「ほいどうぞーっ」

提督「さんきゅ」

提督「いいぞ大淀」

大淀「失礼します」ガチャリ

提督「相談とは?」

大淀「ええ、機動部隊派遣の件ですが…弾薬がほぼ尽きてしまいました」

提督「やはりか…」

大淀「どうします?」

提督「多少無理をさせてしまうけど、粘ってみたい」

夕張「こんなにやる気のある提督珍しいですね」

提督「そうか?」

大淀「それにしてもよく眠っていらっしゃいますね」

提督「布団から放り出されていい迷惑だったけどな」

夕張「じゃあお風呂でも入ってきたらどうです?今ならたぶん誰もいませんよ」

提督「それもいいけどあっちまで行くのが億劫だ」

夕張「怠惰ですねぇ。あ、それなら」

提督「俺らと布団組は追い出されたわけだが」

大淀「妖精さんがぞろぞろ入って行きましたね」

提督「簀巻きにして壁に立てかけてるのに起きる気配がないこいつらもすごい」

大淀「きっと夜中までお楽しみだったんでしょう」

ゾロゾロ

夕張「妖精さん達、ありがとうございましたー!」

提督「んで、俺の部屋は…俺の部屋に?」

大淀「お風呂?」

夕張「富嶽も描いてもらったんですよ!」

提督「ここで普段通り執務すんの!?」

夕張「いいじゃないですか、どうせゲーム三昧なんでしょうし!」

提督「王子業だって忙しいんだよ!」

後日

提督「精根尽き果てた!バケツも燃料もない!当分休み!」

大淀「お疲れ様でした。体を休めるように連絡しておきますね」

提督「あ、あとこれ明石に渡しといて」

大淀「ディスク、ですか?」

提督「ああ、じゃあ俺は寝るよ」

大淀「はい、おやすみなさい。失礼します」バタム

提督「布団にダイブ!!」

大淀(そういえば今お布団は撤去してて、あるのはお風呂では)

大淀「て、提督?」ガチャ

提督「」

大淀(頭だけお湯に浸かってる―――!?)

男「」ガバッ

男「」ノソノソ

男「」カチ

PC「ウィーンwwwww」

男「」カチカチ

PC「カンコレッ」

提督「ハッ!?」

大淀「提督!大丈夫ですか!?」

提督「顔がヒリヒリする…あとよくない夢を見てた気がする」

大淀「はぁ…どんな夢を?」

提督「ううむ…覚えてないや」

大淀「そ、そうですか」


提督「最近おろそかにしてたゲームでもやるかな」ガサガサ

提督「ドラクエ5、ペルソナ3…飽きないのはいいことだが目新しさが欲しいな」

提督「買い出し行くか」



天龍「おん?どっか行くのか?」

提督「ああ、新たなゲームの開拓にな」

天龍「ゲーセンか?」

提督「ゲーセンというかゲームショップだな」

天龍「なる」

天龍「何で行くつもりだ?」

提督「ん?」

天龍「交通手段」

提督「ああ、自転車じゃ寒いからバスで行くつもりだったけど?」

天龍「学生かよ」

提督「しょうがないだろ免許持ってないんだから…」

天龍「情けねぇな」

提督「ぐぅ…じゃあお前は持ってんのかよ!」

天龍「あるぞ、乗っけてやろうか?」

提督「え?」

ガレージ

天龍「よお明石」

明石「こんにちわ!お出かけですか?」

天龍「ああ、アイツが買い物あるそうなんでな」

提督「情けない限りだ」

明石「じゃあ少々お待ちくださいねー」ポチッ

ウィーン

提督「地下から…立体駐車場かよ」

天龍「ほれメット」ポイ

提督「お、おお」ガポ

天龍「じゃあ行くぞ、しっかりつかまってろよ」

ブオオオオォォォォォ

明石「行ってらっしゃーい」

明石「うちで教習所も始めましょうか…」

提督「このメットインカムついてんだな」

天龍「ああ、こういう時困るだろ、道分からねぇし」

提督「そうだな、それにしても」

天龍「ん?」

提督「お前男前だな、単車の免許欲しくなったわ」

天龍「可憐な女子に言う褒め言葉じゃねぇな」

提督「可愛いとは思うぞ。あ、次左な」

天龍「…おう」

提督「到着―」

天龍「ほー、結構でかいんだな」

提督「安く良作が買えるんだ。覚えといて損じゃないぞ」

天龍「立ち読みコーナーあんのか、そこ見てるわ。ゆっくり見てこいよ」

提督「おっけーい」

ドロー!

提督「遊戯王か、懐かしいな」

提督「まだサモサモキャットとかやってんのかな」

少年A「要塞クジラ!」

提督「!?」

少年B「レッドアイズ!」

少年C「バスターブレイダー!」

提督「な、なんだ…タイムスリップでもしたのか…!?」

青年A「フン、知らんのか」

青年B「最近は初期カードの強化版がよく出るんだよ。エクゾディアとかもね」

青年A「俺のブルーアイズも更なる強さを携えて来る、楽しみにしているがいい」

提督「要塞クジラもか?ずいぶんニッチだが」

青年B「いや、あれはそのままだよ」

提督「!!!???」

青年B「あ、次僕らの番だよ」

青年A「フッ、目に物見せてくれる」バサァ

提督「マント邪魔くさっ」


熊野「口ほどにもありませんわね、デッキ構成を一から考え直した方がいいですわよ」オホホ

青年C「ぐっ、つ、強ぇ」

提督「何やってんだこんなところで…」

熊野「あ、あら提督。いらしてたんですね」アセアセ

提督「お前決闘者だったのか」

熊野「決闘はイマドキのレディの嗜みの一つですわ」

提督「お前のレディ像を知りたいよ」

天龍「・・・」ペラ

天龍(この羆落としって技カッコイイな)

矢矧「あら、天龍じゃない」

天龍「よう、お前でもこんなとこ来るんだな」

矢矧「書店に置いてないのもあるからどうしても欲しいときは来てるのよ」

矢矧「他人のお古ってのは少し悔しいけれど」

天龍「あーちょっとわかる」


熊野「それでは失礼しますわ。いつか決闘しましょう、提督」

提督「そん時はお手柔らかにな」


提督「さて、買い漁るとするか」

提督「MGS Collection…1400円か、安いな」

提督「1~3とOPSが入ってるのか、これは買いだ」

いい買い物したと思います

提督「後はPS2ディスクのみ10枚パックを買って」\500

提督「ううむ、良ゲもいいがたまには微妙ゲーもやってみたいな」


提督「BRS…歌は知ってるがゲームはよく知らんな、安いし買おう」\980

提督「パワプロ2012が300円!?傷アリとはいえ安すぎだろ。今日の所は保留だ」

提督「こんなとこかな」

提督「おーい天龍、会計行くぞ」

天龍「おう」

提督「矢矧もいたのか、意外だな」

矢矧「かくかくしかじかよ」

提督「あーちょっとわかる」

矢矧「それじゃあまた鎮守府で」

天龍「まだ居んのか」

矢矧「ええ、この辺に新しくできた喫茶店に行ってみたいのよ」

提督「それはまたオシャレな」

矢矧「外見はいい感じだったわ、味も良ければ次は大和も一緒に行こうと思ってね」

提督「よく食うから諭吉はいくらあっても足りないと思えよ」

矢矧「重々承知よ」

☓居んのか
〇帰らんのか

提督「天龍はそれ買うのか?」

天龍「やめとくよ。面白かったけど一冊買うと全部集めたくなるからな」

天龍「提督は結構がっつり買ったな」

提督「これだけ買って3000円くらいだ、良心的だろう」

天龍「これで当分は退屈しねぇな」

帰路

提督「俺も免許とろっかな」

天龍「持ってて損はないぜ。てか持ってないのが意外だ」

提督「ああ、よくこんな職にありつけたもんだ」

提督「さて帰宅、早速プレイだ」

提督「この中で一番気になるのは…BRSだよなぁ」

提督「声優豪華だしワンオクがOP担当してるし期待大だ」



提督「これは…!」



天龍「邪魔するぜー」ガチャ

提督「ようこそ―」

天龍「PS2使ってないならメタギア貸してくれ」

提督「1~3好きなのどうぞ」

天龍「じゃあ3だ」

天龍「提督は何やってんだ」

提督「BRSだよ、一通りやってるがこれはいいものだ。例えばこの

天龍「ちょっと待って今集中してる」

提督「作用ですか…」シュン

天龍「で、びーあーるえすってなんだ?」

提督「そこからか。ブラックロックシューター、詳しくはググってくれ」

天龍「あぁ、曲があったのは知ってるぞ」

提督「アニメ化もされてるぞ。ゲームと設定違うけどな」

天龍「気が向いたら夕張に聞いてみるか、円盤くらいもってるだろうし」

天龍「んでそれがどう良いって?」

提督「ああ、色々あるがそうだな…まず世界観がいい。人類の生き残りが数人、しかもすべて男。終末感は漂いながらも彼らの雰囲気の軽さで鬱感はないのがいい」

天龍「気分が暗くなる話得意じゃないもんな」

提督「まあな、あとご丁寧に俺らのことばで言ってるのに何話してるかさっぱりわからない敵。いいね、ナフェたんかわいい」

提督「何より俺が好ましく思ってるのは決して神ゲーとなり得ない二番手ポテンシャル。こういうのを求めてたんだ」

天龍「その考えはわからんわ」

提督「とにかく、他人に勧めるほどじゃないけど良ゲーだよ」

天龍「俺もこういうメカ少女とか武器少女的なの好きだぜ

提督「…それって割と自画自賛してない?」

天龍「あー、そういえばそうだ。ここんとこ資源切れとかで出撃ないもんなー」

提督「済まぬ…大鳳を呼びたいんだ…」

天龍「どうしてそんなにこだわるんだよ」

提督「腋」

天龍「もはや何も言うまい」

別の日

提督「さて世はクリスマスムード、というわけでこの時期にあわせて模様替えしたぞ」

天龍「まあこの時期ぴったりだな、なんで風呂なんだよ!」

提督「この前のとは違うぞ!岩風呂だそれなりにしたんだぞ!」

天龍「その金をツリーとかに使えばよかっただろ!」

提督「七面鳥は買ったけどさ…」

赤城「おいしかったですよ」

瑞鶴「私へのあてつけかしら?」ズイ

提督「こんな感じで」

天龍「なるほど」

天龍「前回の風呂はそんなに乗り気じゃなかったじゃんか」

提督「前は無理やり&いきなりだったからな。どうだ、入ってみないか?」

天龍「今はやめとく」

提督「そうか…じゃあ俺入るから出てってくれ」

天龍「はぁ?なんで?」

提督「え?」

天龍「じゃあまたMGS3借りるわ」

提督「お、おう…」

提督(なにこの状況)

提督(とりあえず脱ぐか)オロオロ

天龍(肌色の塊が目の端でうろうろしてると予想以上に集中できないや)

提督「はあ゛あ゛ぁ~」ザブン

天龍「おっさんくせえな」

提督「いい温度の風呂入れば誰でもこうなるわ」

天龍「それよりジエンドどこにいるんだよ」

提督「マップ開くと潜んでそうなポイントがチェックされてるから見失ったならしらみつぶしだ」

天龍「えーめんどくせえ」

提督「一回見つければ足跡とかで見つけやすくなるから」

天龍「そんなもんか…」

提督「あと狙撃されるとどこから撃ったかマップでわかるぞ」

天龍「ふーん…」

提督「よく考えたらさ」

天龍「ん?」

提督「脱衣所も湯船もあるけど、肝心の体流すとこ無くね?」

天龍「・・・」

提督「入ってあったまったら出ろってことか…」

天龍「そうなるな」

陸奥「お邪魔するわー。提と…あ、あら?」

提督「よ、よう」

陸奥「どういう状況なのよこれは」

提督「俺が新しい風呂に入りたくて」

天龍「俺はこれやりたくてな」

陸奥「ふぅん…火遊びは程々にね」

提督・天龍「「しないわ」」

提督「何か連絡でもあったのか?」

陸奥「えぇ、そろそろ新しい艦が着任するから着替えた方がいいわよ」

提督「マジか!というとこの間の作戦の?」

陸奥「らしいわ」

提督「分かった、今すぐ上がるから出てってくれ」

陸奥「んー、あたしも残ってようかしら」

提督「なんでだ」

陸奥「いいじゃない、結構長い仲でしょう?」

提督「いいわもう着替えるわ」ザバァ

陸奥「ちょ///いきなりそんなもの見せないでよ///」

提督「うるせえ見たくなきゃ出てけ」

陸奥「う、後ろ向いてるから///」

コンコン

提督「ちょっと待ってて!!」

鹿島「えっ、あ、はい」

提督「すぐ着替え終わるから!!」

陸奥(あんなこと言わなきゃよかったぁ…///)

提督「ど、どうぞ~」

鹿島「あ、失礼します。香取型練習巡洋艦二番艦の鹿島です。海上輸送作戦、お疲れ様でした(なんか床がびちょびちょだけど…)」

提督「よろしく。うちの鎮守府に関しては大淀とか明石とかに聞くといいよ」

鹿島「わかりました。えっと…」

提督「後ろの風呂は俺用でホントの風呂は別に大浴場があるからな」

鹿島「そうなんですか。私はここでもいいですけどね。ふふっ」

提督「こういうのだよお前らぁ!」

天龍「ちょっとうるさい」

陸奥「///」テレテレ

別の日

提督「最近の駆逐艦の発育に関して話し合おうじゃないか」

長門「イタリア艦リベッチオを求む」

提督「すまない、その要求には応えられない」

長門「ハロウィン衣装…一目見てみたかったな」

提督「可愛かったぞ」

長門「抜け駆けか貴様ッ!」

提督「話をもどそう」

長門「殴り足りないんだが」

提督「これ以上はモザイクすら効かなくなる」

長門「死なれたら困るな」

長門「駆逐艦の発育か。最近は軽巡なんじゃないかってヤツが増えたな」

提督「最近来たのだと浜風だな」

長門「長波もなかなか。あの髪はどうなっているんだろうな」

提督「付け毛かな。二宮飛鳥みたいな感じで」

長門「誰だそいつは」

長門「Z1は駆逐艦らしいかわいらしさがあって好ましいな。そういえばあいつはスカートはいてるのか?」

提督「そこは想像にお任せだ。いろんなファッションがあるんだよ」

長門「駆逐艦なのに痴女にしか見えない奴もいるものな」

提督「その点じゃお前も肌色多いしおあいこだ。腹筋触らせてくれ」

長門「冷えた手で触るんじゃない」

提督「なぜか右腕だけよく冷えるんだよなぁ」

明石「失礼しまーす」

提督「おう。P4U2の設置は完了したか?」

明石「とっくに終わってますよ。最近来ないからメルブラがほぼ天龍さん木曾さんの専用機になってますよ」

提督「据え置きのソフト補充したし部屋出たくないんだ」

明石「怠惰ですね。食事もここでしているんでしょう?」

提督「まあ、夕張が持ってきてくれるんだわ」

明石「えっ毎日ですか?」

提督「以前冗談で頼んだらホントにしてくれてな…」

明石「少しくらい歩きましょうよ…」

提督「じゃあ久々にいくか」

長門「待て待て、幼女談義はどうするんだ」

提督「腹筋舐めさせてくれないからそれはまた今度だ」

長門「舐めるは初耳なんだが」

提督「細かいことは気にしなーい」

長門「じゃあ私も行こう」

ゲーセン

提督「音ゲー増えたな」

明石「強い要望から弐寺を置かせてもらいました」

提督「やったことないや」

明石「足柄さんに聞いてみたらどうです?よくやってますよ?」

提督「あの立ち絵ってこれに影響されてんのか」

木曾「よう提督、ここで会うのは久々だな」

提督「部屋が充実しててな」

木曾「シャワーのない風呂が置いてあるんだってな。見に行っていいか?」

提督「さすがに撤去したよ。紙がしけって大変だし」

長門「フンッ!」ドゴォメリィ

武蔵「まだまだだな」

長門「しかし差を詰めてはいるぞ」

武蔵「また引き離すだけさ…」

提督「俺あんなのに殴られてよく生きてたな。てかあんな音してんのによく壊れないな」

明石「艤装以上に資源使ってますから」

島風「ラディカルグッドスピィィード!!」ババババババババ

提督「ポップンはボタン多くて苦手だわ」

木曾「maimaiだって8つだろうが」

提督「それはそれ、画面タッチでいいからな」

提督「メルブラやるかな」

木曾「多少腕はマシなったか?」

提督「ノーコメントで。格ゲーには慣れたぞ」

木曾「練習付き合ってやるよ」

提督「先客がいたか」

天龍「朱い月退治なうってところだ」

提督「じゃあジャマできないな」

提督「他まわってくるわ」

天龍「悪いな」


提督「お、新しいのが…DanceEvolution」

木曾「DanceDanceRevolutionと名前は似てるがこっちは実際に踊るやつだな」

提督「一踊りするか」

木曾「軍服で踊るヤツ初めて見たかもしれん」

提督「最近流行りのDaisukeでも」

木曾「俺は踊らんぞ」

提督「そこで見てな」グラサンスッ

木曾(なんで携帯してんだ)

♪~

木曾(キレッキレじゃねぇか)

提督「」ターンクルッ!

木曾(汗びっしょりじゃん、上着脱げばいいのに)

デン!

提督「会心とはこのことだ」

木曾「もう一曲あるぞ。肩上下させて大丈夫か」

提督「なんのこれしき。お次はTA・DA・YO・SHIだ」

木曾「Daisuke関連だな」

感想♪~

提督「あっづい!」バッ

木曾「上着脱いでタンクトップに…狙ったな」


提督「いやぁ踊った踊った」

木曾「あんなキレキレなの見せられるとは思ってなかったぞ」

提督「部屋で一人の時はたまに踊ってるぞ」

木曾「意外だわ」

別の日

明石「提督、スゴイ武器があって提督でも敵を倒せるようになったらどうします?」

提督「かわいい娘にだけ戦いを押し付けるのも悪いしなぁ…一発喰らっても生き残れるなら考えるな」

夕張「というわけで提督、これどうぞ!」

提督「なんだこの、銃身が短くてマガジンがでかいサブ?マシンガンは」

夕張「パトリオットよ!さすがに弾数無限にはできなかったけど」

提督「効くのか?敵さんに」

夕張「そこでこの兵装実験軽巡夕張にお任せ!伊達にスロット多くないわよ!」

提督「妙に張り切ってるな」

明石「こういう武器造るのは珍しいですからね」

夕張「あと遠征部隊がよく発見する謎の物体を加工して鎧も作りましたよ!」

提督「ってこれアーティアシリーズじゃねえか」

明石「モンハン風に加工してみました!」

夕張「これで機銃もなんのその!」

提督「着てみたけど重っ」

夕張「すぐ慣れますよ!」

天龍「邪魔するぜ~ってなんだこりゃ!?」

提督「これで俺でも戦える…可能性が生まれたんだ」

夕張「た、ただいま帰投しました」ボロッ

提督「成果は…良くないみたいだな」

夕張「武器はマシでしたが防具ですね…普通に痛かったわ」

提督「ともかくお疲れさん、長めのお風呂入ってきな」

夕張「はーい…」ショボン

天龍「よう…ってこれ」

提督「ああ、見ての通りパトリオットだ」

天龍「こんなのまで作るようになったか…」

提督「レールガンの開発も少しずつしてるらしい」

天龍「いずれタチコマとかメタルギアとか作っちまうんじゃねぇか?」

提督「戦闘が楽になるのはいいし傷が減るのはもっといいが…」

天龍「行きすぎはよくないな」

天龍「そうそう、久々に剣道場いかね?」

提督「えー疲れる」

天龍「でも六駆の奴らが…」

響「竹刀を振り回す提督が見たい」ヌッ

天龍「って言うからさ」

提督「じゃあ張り切って行こうかぁ!」

木曾「ようやく来たな」

日向「暫くぶりだな」

矢矧「私らは準備万端よ」

提督「じゃあ、ルールの確認をしようか」

天龍「フィールドは道場全て!」

木曾「フィールド上の道具は何を使ってもいい!」

日向「頭を斬られれば即死、他は審判に判断をあおるべし」

矢矧「死んだ者はその場に伏せる、動いてはダメね」

提督「最後まで生き残った奴には間宮券贈呈だ」

天龍「お前ら、まr…竹刀は持ったか!」

木曾「締まらねー」

クリスマスは夕張といちゃいちゃしてたんで今からクリスマスっぽいこと書きます

12/25

??「…く、て…とく」

提督「…んぁ」

夕張「提督、朝ですよ」

提督「ぁんでここに」

夕張「起こしに来たに決まってるじゃない」

提督「…それで布団まで入ってくるか」

夕張「今日はクリスマスでしょ?プレゼントは枕元にあるべきだけど寒いから」

提督「つまり」

夕張「言わせるのは野暮だと思わない?なんてね」ギュ

提督「ん…固い」

夕張「もう一回寝ますか?」

提督「待って、完全に腕極まってるから死ぬ死ぬ死ぬ」

提督「夜這いするなら昨晩にすればよかっただろ」

夕張「だって提督疲れ切ってたじゃないですかー」

提督「確かに…」

夕張「あの激戦、録画されてるみたいなので後で見ましょう」

提督「ちと恥ずかしいな」

提督「そろそろ起きる、ちょっと放してくれ」

夕張「えーせっかくだしもうちょっとこうしてていいんじゃない?」

提督「口の中気持ち悪いからうがいさせてくれ」

夕張「私は別にいいのに」

提督「俺がよくないんだよ」

提督「」バタン

夕張「どうしたんですか提督?提督!?提督うううううう!!」

男「」ガバッ

男「夢か」

男「…」

男「アイギスしなきゃ」

せめて短編にすべきでした
お目汚し失礼しました
私のことは嫌いになってもBRSのことは嫌いにならないでください
では良いお年を

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