森久保乃々「最近休みが無いんですけど…」 【モバマスss】 (107)

書き溜めは無いのでゆっくり書いていきます
閲覧注意ってほどじゃないとは思うけどキャラ崩壊はあります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447325701

トレーナー「ほら!もっと足を上げて!ワン、ツー、スリー!ワン、ツー、スリー!」

乃々「ひぃ…!ひぃ…!」

トレーナー「ほらそこ!へばってないで動く!」

乃々「は、はひぃ…!」

輝子「が、頑張るんだボノノさん…!そろそろ終るから…」ゼエゼエ

美玲「お前らだらしないぞ!そんなんじゃダンスレッスン終んないぞ!」

乃々「あ、あひいぃ…!」

カメラマン「は~い、乃々ちゃんもうちょっと笑ってー!」

乃々「こ、これで精一杯なんですけど…」ヒクッ!

カメラマン「笑顔が引きつってるよー!これじゃ怪しい撮影みたいでしょー?」

乃々「あ、怪しい撮影って…」

カメラマン「一応ファッション誌の巻頭カラー飾るんだからさ!もっと笑ってくれないと!はいはいポーズ決めてー!」

乃々「む、むーりぃ…」

乃々「頑張って…!負けないでヒーロー…!」

監督「んー…もうちょい声張り上げてくれる?」

乃々「もう少し声を…うぅ…」

乃々「がんばって…!まけないでひーろー…!」

監督「今度は抑揚がなあ…。うーん…」

乃々「うう…すみません…や、やっぱりもりくぼに声優は荷が重いです…」

菜々「頑張って乃々ちゃん!ボイトレで言われた基本を守ってれば大丈夫ですよ!」

光「ああ!ヒーローの一員の気持ちで一緒に頑張ろう!乃々ちゃんならできるよ!アタシも頑張るから一緒に頑張ろう!」

乃々「は、はいぃ…」

P「ふう…後は乃々を寮まで送れば終わりだな…」

ちひろ「お疲れ様ですプロデューサーさん」

P「あ、お疲れ様ですちひろさん」

ちひろ「Pさんもそろそろ帰られたほうが良いんじゃないですか?」

P「ええ、乃々がそろそろ帰って来るんで寮まで送ったらそのまま直帰しようかと」

ちひろ「そうでしたか…。あら、乃々ちゃん帰ってきたみたいですよ」

P「お、本当だ。お帰り乃々お疲れ様!」

乃々「…」フラフラ

P「…なんかフラフラしてるが大丈夫か?」

ちひろ「疲れているなら早く帰って休みましょう?」

乃々「つ、疲れてますけど…休むよりや、辞めたいんですけど…」

P「それは困るなあ…」

乃々「で、ですよね…」

P「それに、アイドルとしての仕事も増えてきて友達も増えて楽しくなってきただろ?今更辞めたくは無いんじゃないか?」

乃々「ええ、まあ…」

P「だろ?」

乃々「でも…」

P「うん…?」

乃々「このスケジュールはちょっとありえないと思うんですけど…!」

乃々「なんですか『今月:休み無し』って…!」

P「は、張り切ってお仕事取り過ぎちゃった…」

乃々「張り切ったとしても限度があると思うんですけど…!?」

P「いやほら…普段ダウナーなお前が最近は頑張ってるし俺も張り切って頑張ろうかと…」

乃々「うう…休みがなくなるなら頑張らなければよかった…」

P「そこまで落ち込むなって…来月は休みを多めにして楽なスケジュールにするから…」

乃々「ほ、ほんとですか…?」

P「ああ、俺のミスで迷惑かけちまってるしそれくらいはな!」

乃々「ぷ、プロデューサーさん…」

ちひろ「ふふっ!一件落着ですかね?さ、早く帰りましょう?しっかり休まないといけませんからね!」

P「ええそうですね。さ、送ってくからさっさと帰ろうぜ!」

乃々「は、はい…」



そして一月後…

乃々「プロデュゥゥゥゥサァァァァ……!」

P「ご、ごめん…色んなところからオファーが来ちゃったからつい…」

乃々「つい……じゃないんですけど!休みは!?もりくぼの休みは無いんですか!?」ギュウウ

P「く、首絞めるな!いやこれでもだいぶ苦労して調整したんだって!先月の仕事ぶりが認められて色んな所から仕事が来るんだよ!」

乃々「仕事より休みが欲しいんですけど…!」

P「一応休めるところはあるだろ…?ほらこことかこことか…」

乃々「ここはレッスンですし!ここは午後から仕事があるんですけど!?」

P「えっと、その…」

P「ひ、非力な私を許してくれ…」

乃々「プロデュゥゥゥゥサァァァァ……!」

乃々「こ、これはいぢめですか!?もりくぼに対するいぢめなんですか!?」

P「いやそんな事はないって…!」

乃々「14歳の少女をいぢめて性的興奮を求めているんですか!?」

P「何を言ってるんだ!?」

ちひろ「そうだったんですか!?」

P「ちがう!!」

乃々「も、もう怒ったんですけど…!この怒りはしばらくおさまることを知らないんですけど…!!」

P「お、おい落ち着いてくれ乃々…!俺が全面的に悪いのは分かってる!だから早まった真似は…」

ちひろ「そうですよ!乃々ちゃん!少女を苛めて性的興奮を覚える変態のいるこの職場を辞めても、これ幸いとストーキングしてきますよ!?」

P「しねえよ!ていうか何言ってんだ!」

ちひろ「ストーキングしないんですか?」

P「しねえよ!ちょっと黙ってろ!」

乃々「アイドルは…辞める気はないです…」

P「そ、そうか?なら良いが…」ホッ

乃々「その代わり精一杯嫌がらせします」

P「え?」

乃々「あ、明日から覚えておくといいんですけど…!後悔しても遅いんですけど…!そろそろ時間なんで仕事行ってくるんですけど!」ガチャ

P「あ、仕事は行ってくれるのね…ちょっと安心」

そして次の日


じゅうううぅぅぅぅぅぅ…

P「…」

じゅわぁぁぁぁぁぁぁぁ…

ちひろ「…」

輝子「あ、ボノノさん…そ、そっちの肉…もういい感じだぞ…」

美玲「いやあ…まさか事務所で焼肉たべるなんてなー…」

輝子「美玲さんは食べないのか…?」

美玲「食べるっ!」

乃々「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!!」

美玲「うまっ!何だこの肉!これがA5ランクの牛肉って奴か!」ムシャムシャ

輝子「フヒ…キノコも良いけど…お肉もね…」モグモグ

乃々「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!!」

P「…」

ちひろ「…」

美玲「脂が美味いってよく聞くけどこういう事だったんだな!」ムシャムシャ

輝子「このロースも中々…噛めば噛むほど…う、旨味が出てくるな…」モグモグ

乃々「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!!」

P「…」ゴクリ

ちひろ「…」ゴクリ

美玲「すっげえ!こんな分厚い牛タン初めてだ!美味しい!」ムシャムシャ!

輝子「こ、このハラミ…今まで食べてきたハラミが何だったんだってくらい…お、美味しい…」モグモグ

乃々「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!!」

P「…」グゥゥゥゥゥ…

ちひろ「…」グゥゥゥゥ…

美玲「何やってんだキノコ?」

輝子「こ、この厚切りカルビにな…わ、わさび醤油をこうして垂らしてだな…フヒヒ」ジュウウウウ…

美玲「おおお!!?」

乃々「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!!」

P「うおおおおおおおお!!!!!!」ガタッ

ちひろ「その肉食わせろぉ!!!!!!」ガタッ

>>21
アフリカの子どもたちのもとに行ってるんだぞ

美玲「ふんっ!」ザシュ

P「うおお!?爪が痛ええ!?」

ちひろ「ひいい!?」

輝子「フヒヒ…ボノノさんから事情は聞いているからな…い、嫌がらせには私たちも参加してるぞ…」

美玲「流石に休みがないってのは酷いしな!」

P「うぐ…」

美玲「あと面白そうだったしな!」

輝子「うん」

P「そっち本心だろ!」

乃々「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!!」

P「あとお前はいい加減普通にしゃべれよ」

乃々「言ったはずですけど…この怒りはしばらくおさまる事を知らないと…」

P「む…」

乃々「こ、これから…事務所にいる日はずっとこんな感じで嫌がらせしますので…どうぞよろしくおねがいしたいんですけど…」

P「くっ…普通に飯を食ってるだけだから注意も出来ん…!」

ちひろ「わ、私は!」

乃々「?」

ちひろ「私はこのロリコンのストーカー野郎と違って何もしてないですよね!?だったら私も乃々ちゃんの側に行きたいんですけど!」

P「あっ!ずるい!ていうかロリコンでもストーカーでもねえよ!」

ちひろ「私は強い方の味方なんですー!変態は黙っててくださいー!」プイッ

P「コ、コイツ…!」

乃々「ちひろさんも駄目です…」

ちひろ「ええ!?どうして!?」

P「ざまあ」

乃々「ちひろさん…もりくぼを試着室でさんざんおもちゃにしてくれましたよね…」

ちひろ「あれは乃々ちゃんが可愛いからつい…!」

乃々「あと、時々くれるドリンク…アレは何が入ってるんです…?」

ちひろ「ふ、ふつうの栄養ドリンクですけど…?」

乃々「水道水…」

ちひろ「…」ビクッ

乃々「血液…レアメダル…」

ちひろ「…」ビクビクッ

乃々「スペースビースト…ヘルヘイムの果実…聖杯の泥…フェストゥム…」

ちひろ「わかった!分かりましたから!もう何もしませんので!」

P「なんか不穏な単語しか聞こえなかったんだけど」

乃々「まあ…そういうわけで明日もまた楽しみにしておくと良いと思うんですけど…」

P「ぐぬぬ…」

美玲「おい乃々はそろそろ時間じゃないか?」

乃々「そうですね…お仕事行ってきます」

輝子「あ、洗い物は任せろー…フヒヒ」

乃々「すいません…よろしくお願いします…」ガチャ

P「ううむ…どうすれば許してもらえるだろうか…」

美玲「まあ気の済むまで乃々の奴に付き合ってやれよ、な!」

輝子「フヒ…そうだな…め、名目は休みが無い事への抗議だけど…最近は仕事ばかりだったからな…。か、構って欲しいんだよ…多分…」

P「そうか…そうだな…。無理させてきたのは俺だし、これくらいは付き合ってやらんとな!」

美玲「おう!」

輝子「が、頑張れ…」

寝ますのでまた明日

>>22を見て思いついたのでちょっと番外編

P「そういやちひろさんは俺や他の人から搾り取った資金が潤沢にあるし、良い肉くらい食えそうなモンですけど」

ちひろ「何言ってんですか。お金なんてありませんよ」

P「嘘だぁ…それともアフリカの子供達にでも寄付してるんですか?」

ちひろ「どうして私がそんな事しなくちゃいけないんですか?貯金ですよ、貯金!」

P「貯金?独立でもしようと思ってるんですか?」

ちひろ「将来はそれもいいかもしれませんね!でも今の夢は違います!」

P「夢…ですか」

ちひろ「ええ!25メートルプールにいっぱいの札束を入れて札束プールで泳ぐのが夢なんです!」

P「うわ…」


おわり

ファフナー見て意気消沈したり仕事が忙しくて再開できませんでした
これから再開します

別の日

茜「お肉と聞いてやってきました!!!」

輝子「メ、メンバーが増えた、な…」

美玲「ウチはこれから近所のスタジオで撮影だからな…まあウチの代わりにいっぱい食べてくれよな!」

茜「はい!ガッツリ食べます!!」

乃々「孤独のグルメ見て食べたくなったので…今回はラム肉です…」

輝子「おお…ジンギスカンて初めてかも…」

美玲「むむー…プロデューサーの気持ちがちょっと分かっちゃうなこれ…まあいいや行って来るぞ!」

茜「はい!頑張ってきてください!」

輝子「い、行ってらっしゃい…」

乃々「お肉はちょっと残しときますので…」

輝子(でもプロデューサーの分は無し…フヒ…大変だな…)

乃々「とりあえず…孤独のグルメの様にタマネギとかの野菜を炒めつつラム肉のロースを焼いていきます…」

輝子「こ、この焼く奴…変わった形だな…」

乃々「肉の脂を下に流してその脂で野菜を美味しく焼くためなんだそうです…」

輝子「へえ…」

茜「つまり野菜にもお肉の旨味が合わさってより美味しく食べられるわけですか!よだれ出てきますね!ご飯に凄く合いそうです!」

輝子「た、確かに…」

茜「そしてそのためにご飯も炊いて持ってきてます!よかったらお二人もどうぞ!」

輝子「おお…」

乃々「お肉と野菜ばかりで用意してませんでしたね…ありがとうございます茜さん」

乃々「あ…そろそろ焼けてきましたね…タレはこちらにあるので良かったらどうぞ…」

輝子「す、凄くいい匂いだ…」

茜「食欲を誘う匂いですね!匂いだけでもご飯がいけちゃいそうです!」

乃々「プロデューサーさんの足の匂いとは大違いですね…」

輝子「し、食事前にそれはNG…」

乃々「すいませんでした…」

茜「んん~~~~・・・!!美味しいです!!!」

輝子「これは…今まで食べた事ない感じだけど美味しい…凄い美味しいぞ…」

乃々「昨日遠出して専門店で買ってきましたから…まだあるのでどんどんどうぞ私も食べますから…」

茜「このタレもいい感じですね!ご飯が進みます!」

輝子「クセが強い肉って思ってたけど…ぜ、全然そんな事ないな…」

乃々「脂が流れて程よく臭みが取れた感じですね…」

茜「ハグッ!ハフッ!」

輝子「あ、茜さんにご飯持って来てもらってちょうど良かったかもな…」

乃々「タレが濃い目の味付けですからね…ご飯と一緒に食べてちょうど良い感じになってます…ねえ、プロデューサーさん…?」

P「」ビクッ!

輝子(あ、プロデューサーに絡みに行った…)

乃々「ほら…どうです…?プロデューサーさん…美味しいジンギスカンですよ…?」

輝子(プロデューサーの所まで肉を…目の前で肉を…)

P「…!」プイッ

乃々「どうして目を背けるんですかプロデューサーさん…こんなに美味しそうなのに…焼き立てですよ…?ご飯に良く合うんですよ…?」

輝子「おお…(すごい嫌がらせだ…)」

P「うぐぐ…」プルプル

乃々「ほらプロデューサーさん…お肉…大好きなんでしょう…?孤独なグルメも毎週見てるんでしょう…?」

輝子(目の前に箸でつまんだ肉を…空腹時にこれはキツイな…)

乃々「プロデューサーさん…どうしてこっちを見ないんですか…?もりくぼには構ってくれないんですか…?」

P「い、いやそんな事は無いぞ」

乃々「プロデューサーさんがよければ一口くらい食べてもいいんですけど…?」

P「え!?ほ、本当か!!」

乃々「嘘ですけど」パクッ

P「あっ」ガーン

輝子(希望を与えてから失意へ叩き込む…時子さんみたいな事やってる…)

P「も、森久保おおぉぉ…!」

乃々「もりくぼはこれからラム肉のリブステーキ焼いて食べる仕事があるので失礼しますね…」

P「森久保ぉぉぉぉ!」

輝子「…」



輝子(前よりなんだかアクティブになってるのか…?)

別の日

乃々「今日はすき焼きが食べたくなりました」

友紀「いやー!やっぱすき焼きと言ったらビールでしょ!あ、美玲ちゃんも飲む?」

美玲「ウチは未成年だ!ていうかもう飲んでるのかオマエ!なんか酒臭いぞ!」

輝子「未成年は…お酒を飲んじゃ…だ、駄目だぞ…」

別の日

乃々「今日はすき焼きが食べたくなりました」

友紀「いやー!やっぱすき焼きと言ったらビールでしょ!あ、美玲ちゃんも飲む?」

美玲「ウチは未成年だ!ていうかもう飲んでるのかオマエ!なんか酒臭いぞ!」

輝子「未成年は…お酒を飲んじゃ…だ、駄目だぞ…」

P「とりあえず友紀のやつは後で説教な」

別の日

乃々「今日は特別ゲストがいます」

時子「ふふ…わざわざこの私を呼ぶなんてね…」

美玲「うう…」ビクビク

輝子「…」ソワソワ

乃々「とりあえずこのお肉を使ってください」

時子(ふん…森久保乃々だっけ…?私の前でもビクつかないなんて中々度胸あるじゃない)

時子「で…?この豚肉で料理…?碌な肉じゃなかったら…!?」

時子「こ、このサシ、肉質…まさか…!」

乃々「はい、これで美味しい料理をお願いします」

時子「ふふ…上等よ…!やってやろうじゃない!」

P(あれマンガリッツァ豚かよ牛肉といいラム肉といいいいもん食ってんなあ…)

(マンガリッツァ豚:食べられる国宝と呼ばれる豚肉)

別の日

乃々「肉ばっかで飽きるんで今度は魚で」

七海「食材は七海れす~」

葵「調理はあたしがやるっちゃ!」

美玲「魚一匹丸ごと持ってきたのか!それに貝もたくさんある!」

七海「カツオはこの時期旬れすからねえ~。それに牡蠣もプリプリで美味しいれすよぉ~」

輝子「お、美味しそうだな…」ゴクリ

葵「カツオはあたしがタタキにするけん七海ちゃんは牡蠣をお願いね!」

七海「はいれす~」

P(事務所でカツオの解体ショーか…うわ焼き牡蠣美味そう…)

乃々「今日は菓子だ」

輝子「ま、まあ…今日も肉を結構食べたけどね…」

美玲「でも甘いものは別腹だな!」

かな子「とりあえず色々持ってきたよ~」

輝子「ケーキ一切れでも…十分なんだけどな…」

美玲「4ホールあるな…」

かな子「え?これくらい普通じゃない?」モグモグ

輝子「も、もう食べてる…」

美玲「流石に食いすぎじゃないかそれ?」

かな子「そうかな~?」モグモグ

P(かな子は後でトレーナーさんに特別メニューできっついダンスレッスンだな)

P(しかし…これは…?)

別の日

事務所応接室

P「今日君らをここに呼んだ理由は何となく分かってるな?」

輝子「ぼ、ボノノさんの…事かな…?」

P「ああ」

美玲「まあ、そうだろうなとは思ってたよ」

P「…」

美玲「そろそろ乃々の奴も気が済んだろうしそろそろ仲直りしたらどうだ?食べ物の匂いでの嫌がらせもそろそろ慣れてきただろ?」

P「…本当にそれだけか?」

美玲「え?」

輝子「く、口調とか…色々…?」

P「そうだ」

美玲「え?」

P「美玲は気が付かなかったのか?乃々の口調が変わったし前より活発になってきただろ?」

美玲「そう言われるとそうかも…」

輝子「私みたいに…暗い所でキノコと戯れるのが好きだったように…」

P「乃々も静かに少女マンガやポエムを書いてる奴だっただろ?」

美玲「確かに…肉の為に遠くの店まで行く気力とかは前までは無かったもんな…」

輝子「く、口調とか…色々…?」

P「そうだ」

美玲「え?」

P「美玲は気が付かなかったのか?乃々の口調が変わったし前より活発になってきただろ?」

美玲「そう言われるとそうかも…」

輝子「私みたいに…暗い所でキノコと戯れるのが好きだったように…」

P「乃々も静かに少女マンガを読んだりポエムを書いてるのが好きだっただろ?」

美玲「確かに…肉の為に遠くの店まで行く気力や元気は前は無かったもんな…」

>>62は61の事です…
寝ぼけてるとアカンな…

P「極めつけはこれだ」スッ

美玲「宣材写真?これがいったい…」

P「で、これが昨日の乃々の写真だ」

輝子「これは…」

美玲「…でかくなってる?」

P「ああ、太ったというより…筋肉がついて体が引き締まった感じだな…茜とか有香みたいな感じだな」

美玲「…肉食ったことで健康的になったのかな?」

P「そんな馬鹿な…」


ドオオオォォォォォォン……

P「うわ!なんだ!?爆発か?」ガタガタ

輝子「フ!フヒィ!ゆ、揺れてる…じ、地震か…!?」グラグラ

美玲「うわ!うわ!」グラグラ

P「ん!?あ、あれは!」

輝子「な、なんだ…!?どうしたんだ…!?」

P「窓だ!事務所の下の方にクレーターが!」

美玲「うわ!ホントだ!なんか爆弾でも落ちたのか!?」

輝子「く、クレーターの中心に…」

P「え?あ…あれは…!」



_人人人人人人人_
>       <
>森久保乃々だ!<
>       <
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y ̄

ちょっと休憩します…
なんか最後のAAも失敗してるし…
明日の夜に再開出来たらいいな、くらいで

再開します

事務所前

乃々「…」コフゥー…

P「乃々!うっ…!あ、あの姿は…!」

輝子「体が…む、ムキムキになってる…」

乃々「力が高まるぅ…!溢れるぅ…!」

美玲「何か漫画みたいなセリフ吐いてるぞ!」

輝子「ど、どうしちゃったんだボノノさん…!」

茜「ど、どうしたんですかこれは!」

P「茜!?危ないからこっちに来ちゃいけない!」

茜「乃々ちゃんなんですか!?その姿はいったい…!?」

乃々「ヘアッ!」ドシュゥ!

P「乃々の手からビームみたいなのが!茜!危ない!」

茜「わっ!!」サッ

\デデーン/

P「じ、事務所が…」

美玲「吹き飛んじゃった…」

ちひろ「ゲホゲホ…何なんですかもう…」ガラガラ

P「ちひろさん!生きてたんですね!良かった…」

輝子(当然のように無傷だ…)

P「ていうか最近見ないと思ったら何してたんですか!乃々も変になるし…またちひろさんが何かしたんですか!?」

ちひろ「え?乃々ちゃんの嫌がらせから逃げて別の部屋で仕事してただけなんですけど…変になった乃々ちゃんて…あの筋肉だるまですか…?」

乃々「うおぉおおおおおお!!!」←筋肉だるま

P「はい…」

ちひろ「ええ…?」

茜「あれは…ミート力(ちから)ですね…」

P「知っているのか茜!?」

ちひろ「何ですかミート力って…野球の打撃翌力じゃないんだから…」

茜「ミート力とはお肉を食べて上がる能力の事です…!フィジカルがとても強くなるんです!」

P「んなアホな…」

茜「私の体力やパワーもこの力によるものなんですよ!」

輝子「と、都市伝説とかで…体の悪い部分と同じ部位の肉を食べて…よ、弱さを無くせるって言うのは聞いたことあるけど…」

ちひろ「肉を食べて強い肉体になるなら格闘家はトレーニングなんてしないと思うんですけどねえ…」

P「まあ…そのミート力が原因だとしたらどうすれば乃々は治るんだ?」

茜「さあ…?」

P「そこわかんないなら意味ねーだろ!」

P「とりあえず乃々を取り押さえて行動不能にして、それからゆっくり治せる道を探そう!」

ちひろ「志希ちゃんか晶葉ちゃんに丸投げすれば何とかなりそうですからね!」

P「とりあえず取り押さえる役だが…」

輝子:力でも体格的にも無理

美玲:同上

茜:二人よりは強いが流石に無理

P「…」

P「ちひろさん、俺と協力して…」

ちひろ「は?」

P「…」

P「俺だけで頑張るか」

美玲「どうでもいいけど早く止めないと危ないぞ!こっち見てるし!」

乃々「…」ゴゴゴゴ…

P「くそ…乃々ぉ!相手は俺だ!大人しくするんだぁ!」ダダッ

乃々「やっと戦う気になったみたいですけど…その程度のパワーでもりくぼを倒せると思っていたんですか…?」ブンッ

P「ぶべらっ!」クシャッ

ちひろ「ああっ!プロデューサーさんが路傍に吐き捨てられたガムのような潰れ方を!」

輝子「し、親友ううううううう!」

P「あ、アババ…」ボタボタ

美玲「ば、化け物だ…」

乃々「もりくぼが化け物…?違う、もりくぼは狩人なんですけど!はっ、ははははははは!!うははははははっ!!!」

きらり「にょわ…いったい何がどうなってゆの…?」

輝子「き、きらりさん…!」

ちひろ「そういえば今日はきらりちゃんの撮影でここに来てもらう予定だった…!」

杏「きらり!やばいって!いつものサボる云々じゃなくて今日はもう帰った方が…!」

乃々「ふっふっふ、そうこなくちゃ面白くないんですけど…」グオオッ

ちひろ「きらりちゃん逃げてえ!」

きらり「にょわっ!?」ガッ

ちひろ「乃々ちゃんとつかみ合って手四つの状態に…!」

茜「こ、これはチャンスかもしれません!」

ちひろ「え…?」

茜「きらりさんにこのまま競り勝ってもらい、戦意喪失まで持っていってもらえば…!」

ちひろ「取り押さえることができる…!」

美玲「ど、どっちにしろ買ってもらわないとあの二人もプロデューサーみたいになるかもしれないんだ!が、頑張れぇー!」

輝子「が、頑張って…!」

きらり「にょ、にょわ…」ググ…

乃々「ふおお…」グググ…

ちひろ「き、きらりちゃんが押されてる…?」

輝子「そ、そんな馬鹿な…」

きらり「うっ…くぅ…!」ギリギリ

乃々「ふっふっふ…よく頑張りましたけど…とうとう終わりの時がきたみたいですねぇ…」グググ!

茜「そ、そんな…きらりさんはこの前の撮影でプロレスラー相手に腕相撲で五連勝したほどの強さなのに…」

ちひろ「アイドルになにやらせてんですかあの馬鹿Pは!」

きらり「にょ…にょわ!」ガクリッ

美玲「ああ!とうとうきらりが膝をついた!」

輝子「そ、そんな…!」

ちひろ「も、もう駄目だ…おしまいだぁ…」

きらり「うう…」

乃々「ふふ…このまま他のアイドルも倒し…ゆくゆくはもりくぼがトップのアイドル業界に…!」

美玲「オイなんか凄い野望が出てきたぞ!」

ちひろ「あんな筋肉の塊みたいなアイドルなんて売れるわけ無いでしょうに…」

乃々「そう!肉!この肉の塊が美しいと感じる世界へ!世界を変革するんですけど!」

輝子「そ、そんな悪夢のような世界に…」

乃々「そしてその変革の暁には私の名前を『筋肉モリモリ久保 乃々』に!」

きらり「…」

杏「…」

P「…」

輝子「…」

美玲「…」

茜「…」

ちひろ「…」

乃々「…」

乃々「あ、あの…やっぱさっきの名前変更は取り消しで…」

P「今だ!やれ!きらりぃ!」

きらり「にょわぁぁ!!!」ググイッ!

乃々「あ!ちょ…!タンマ…!」ガクッ

輝子(その後、取り押さえられたボノノさんは志希博士と晶葉博士のお薬と機械で元の身体に戻り事態は収束した)

輝子(ポエムの内容が筋肉関係になった事以外は特に後遺症も無く、すぐアイドルに復帰できるそうだ)

輝子(こうして…プロデューサーのスケジュール管理の出来なさから端を発した騒動は幕を閉じたのだ…)

輝子(騒動の原因はプロデューサーとはいえ、事務所を壊した罰として修繕費分はきっちり働かされる事になるらしい)

輝子(まあ今の人気なら、ビルの一つや二つをすぐ建てられるくらいには稼げるだろう…)

輝子(負けるなボノノさん。頑張れボノノさん。明るい明日が君を待っているぞ…)

輝子(…)

輝子(『筋肉モリモリ久保 乃々』は流石にちょっと無いと思うよボノノさん…)

輝子(あとでポエム帳見せてもらおう…)

おわり

筋肉モリモリって単語と森久保の事が頭から離れなかったばかりにこんなssに
見てくれた方、本当にありがとうございました

html化依頼出してきます

ついでに前書いたやつ

輝子「プロデューサーの足が臭い…」
輝子「まるまゆ」

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