悟空「ん?なんだおめぇ」観鈴「が…がお…」 (86)

観鈴「お兄さん何してるの?」

悟空「おらか?おらはこの通り働いてんだけどさ、今日は中々客が来ねえんだ」

観鈴「アイス屋さん?」

悟空「おお、そうだ。チチの奴が働けってうるせーんだ、おら修行してぇのによぉ」<パクパク

観鈴「売り物食べてる…」

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悟空「ん?おめぇも食うか?どうせ売れ残りだ、金はいらねーぞ?」

観鈴「にはは、やった!」

防波堤にて

悟空「ふーん、おめぇ友達がいねーんか」

観鈴「が…がお…」

悟空「別におめぇ悪い奴に見えねぇけどな」

観鈴「ねえ!お兄さん…もし良かったら私とお友達になってくれるかな…?」


悟空「おらか?別におらはかまわねぇぞ?そんかわりさ…」

観鈴「本当!?やったーーー!って…そんかわり?」

ぐ~ぎゅるるる

悟空「何か食わせてくんねーか?おら腹が減っちまって…!」

観鈴「えっと、私あまりお金ないから…家でもいい?」

悟空「おお!なんでもいいぞ!ちゃんとした食い物が食えりゃ!」

神尾宅

悟空「ひゃあ!うめー!」ガツガツガツ

観鈴「が…がお…」

晴子「な…なんやこいつ…」

観鈴「私の友達!」

晴子「偉く大食いなやっちゃな…」

悟空「ひゃー食った食った!ご馳走様!」

晴子「気ぃ済んだか?」

悟空「おう!助かったぞ…!サンキュー!!そうだ…これはお礼だぞ!サタンから金を沢山貰ってんだ…」

ドサドサ(札束)

晴子「」

晴子「なんやこの金は!?」

悟空「ん?足りねーんか?まだあっけど…」

晴子「逆や逆!飯食わせた程度でこんなに取れるかー!」

悟空「いやだってよ、倉庫の米全部食っちまった訳だし…受け取ってほしいぞ」

晴子「んー…なら数枚だけ貰っとく…」

悟空「なんだ、たったそれっぽっちでいいのか?欲しいときは何時でも言ってくれよな…」

晴子「それより…あんた一体何者なん?ここらじゃ見かけん顔や」

悟空「ああ、オラ実はさ…」

晴子「あっはっはっは!そりゃそうや!嫁さんが怒るのも納得や…!」

悟空「そんなもんなんか…?」

晴子「当然や、旦那が嫁と子を食わす解消もなくてどうすんねん?」

悟空「金には困ってねーんだけどな…」

晴子「そう言う問題やないて…でもまぁあんた、おもろいわ、気に入った!しばらく居候しとき!」

悟空「いやー!さすがにそりゃ悪りーぞ!」

晴子「しばらくここで働くんやろ?なら尚更やで?」

観鈴「そうだよ悟空さん、せっかく友達になったんだもん。ここに住んじゃおうよ!」

悟空「そ、そうか…ならちょっとしばらく世話になろっかな…」

解消×

甲斐性○

悟空「復活したフリーザを倒した後あまり強敵もでてこねーし…ここならチチにどやされなくても住むから働きつつも修行できっかも!」

観鈴「修行?」

悟空「ああ、おら実は強くなるのが好きでよ、修行してねーと気が済まねーんだ!」

観鈴「格闘家目指してるの?」

悟空「まあそんなもんだ」

観鈴「すごいんだね悟空さんて」

悟空「ん?おらがか?」

少し出かけてきます

観鈴「だって私なんて何にもないんだもん…」

悟空「よくわかんねーぞ…ただな、おらも最初は弱かった…けど鍛えたおかげでだいぶ強くなったぞ?」

観鈴「が…がお…」

悟空「おめー強くなりてーんか?」

観鈴「強くなれば友達もできるのかな?」

悟空「そりゃわかんねーけども、きっとつえー奴らと沢山知り合っかもな!」

観鈴「にはは、それはちょっといいかも」

悟空「そっか、まあよ、とりあえずおらと友達になれたんだし良いじゃねーか!」

観鈴「うん…!そうだ悟空さん!」

悟空「なんだ?観鈴??」

観鈴「美味しい飲み物飲ませてあげよっか?」

悟空「お?そういや飯くったばっかで喉渇いてた!たすかっぞ!」

観鈴「ちょっとまっててね!」

ガチャ ゴト

観鈴「はい!悟空さんどうぞ!」

悟空「サンキュー!なんだ?なになに…どろり…濃厚…?おもしれーなめぇ(名前)のジュースだな…」

ズズー…

悟空「な、なんかものすげぇ変わった喉越しだぞ…」

観鈴「おいしいでしょ?」

悟空「おらもういいや…」

観鈴「が…がお…」

悟空「さて、今日もいい天気だしアイスクリーム売っぞ!」

ボン!(ポイポイカプセル

観鈴「私も手伝っていい?」

悟空「別に良いけどよ、学校とかでぇーじょーぶなんか?」

観鈴「へーきへーき!」

悟空「サンキュー!まいどどうもー!」

観鈴「にはは、また売れたね!」

悟空「ああ、このまま沢山売れれば完売だぞ!」

観鈴「全部売れたら帰っちゃうの…?」

悟空「うーん…そうだなぁ…家に帰ってもまた次のアイス売りに行けとかチチに言われるのもやだしなぁ…なぁ観鈴!やっぱし、しばらくおめぇん家に居候するぞ!」

観鈴「本当!?うれしいな…!」

悟空「この砂浜で修行でもすっかな…」

観鈴「修行ってどんなことするの?」

悟空「いろいろあっぞ?腕立て伏せ1万回とか!」

観鈴「にはは、それはさすがに無理じゃないかな…」

悟空「してやろっか?まあ観てろっ!」

軽々腕立て伏せを1万回する悟空

観鈴「」

観鈴「本当に…人間なのかな?」

悟空「観鈴も練習すればこれくらい余裕でいけっぞ!」

観鈴「ちょ、ちょっと無理かな…それより少し休憩しようよ」

悟空「そうだな、そろそろ腹も減ったし」

観鈴「えぇ…まだ食べるのー!」

悟空「動き回ったしな、弁当持ってきてるし一緒に食おうぜ!」

観鈴「にはは、あまり食べれないかも私…」


食事中

観鈴「私ね、夢を見るの…空を飛ぶ夢…」

悟空「そうなんか?おらも飛べっぞ?」

観鈴「鳥さんじゃないのにそんなの無理だよ~」

舞空術で空を飛び回る悟空

悟空「なー!できるだろー!?」

観鈴「」

少し飯食ってくっぞ!今日中に完結させてしまうからよろしくな!

観鈴「お空を飛んでる…」

悟空「どうだー?簡単だろ~?」

観鈴「観鈴ちんぴんち…」

悟空「何がピンチなんだ?」

観鈴「だって…私以外に空を飛べる人なんて…」

悟空「観鈴…??どうした?」

観鈴「嫌…ぐす…嫌…嫌ぁぁぁぁ!」

突如泣きじゃくり発作を起こす観鈴

悟空「おい…暴れるなって…!…ん?何だ…この凄ぇ気は…」

暴れる観鈴の後頭部を軽く叩く悟空

その場で倒れ気を失う観鈴。

悟空「普通の人間が放てる気なんかじゃねえ…これは…」

優しく観鈴を抱きかかえそっと地面に寝かせる悟空

その時

???『地球の小娘一人が請け負うには膨大な力すぎるねこれ』

悟空「その声はまさか!」

ビルス『前世の力が関係してるようだね、まあ僕からしたら大した力でもないけど…』

ウイス『その娘の命は一年と持たないでしょうね…器としての力があまりにも弱すぎます』

悟空「なんとかならねぇのか?」

ウイス『簡単ですよ?』

悟空「本当か!!!!」

ウイス『ただし、私たちに美味しいものを食べさせて納得させてくれたらその少女の命は保障します』

次回へ続く

次回予告

ビルス「翼人って面倒臭いんだね…呪いなんて気合で簡単に吹き飛ばしてしまえば良いのに…」

神奈「簡単に言うでないこの猫!」

ビルス「失礼な小娘だね、何?君たちの存在そのものを抹消してあげても良いんだけど」<イライラ

神奈「へ…?いや!そのだな…ほら、よかったら鮒寿司でもどうだ…ほれほれ…」

ウイス「おぉ!?なんという深い香り…珍味ですねこれは!」

ビルス「臭い!どういう味覚してるんだお前ら!」

………

……



べジータ「カカロット!どういう事だ!?何故俺がこんな小娘を助けなければならん!」

悟空「そう言うなよべジータ、おらとおめぇの二人の力があれば観鈴を完全に救う事ができんだ!」

べジータ「ならその後貴様と勝負だ!」

観鈴「が…がお…」


今日中に完結させるつもりでしたが披露で無理でした…

すみません…

披露×
疲労で…○

本当すみませんorz

そして観鈴はしばらくして目を覚まし料理を作るハメに…

観鈴「猫の妖精さん?」

ビルス「…」<汗

ウイス「こほん、悟空さん?」

悟空「観鈴!この二人はおらの知り合いのウイスさんとビルス様だ!まぁなんつーかよ、神様みてぇな存在なんだ!」

ビルス「みたいじゃなくて神そのものなんだけどね」

観鈴「にはは、可愛い」<なでなで

ビルス「…」<汗

悟空「い!?観鈴!そりゃちょっとやべぇぞ!」

ウイス「あらあら、そこのお嬢さんはビルス様を気に入ったようですね」

悟空「あれ?ビルス様怒ってねーんか?」

ビルス「ふ、ふん、僕は神様だ、こんな娘に撫でられただけで怒ったりなんかしないさ///」

ウイス「まんざらでもないと」

ビルス「うっさいな!」

悟空「じゃあ、おらもビルス様を撫でれば…機嫌よくなるのかな?」

ビルス「何?なんか言った?」<ギロ

悟空「ちょ!?そりゃねーだろ!」



ビルス「観鈴だっけか?単刀直入に言うけどさ、君、よく空を飛ぶ夢を見ないか?」

観鈴「え…な、何で知ってるのかな?」

ビルス「君の前世の力が大きく作用している、おそらく君の前世は人ではなかった…」

観鈴「が…がお…」

ビルス「上手くは言えないけど愛情が深い種族だったようだね、前世の強い力が君を浸食しようとしてるんだよ」

悟空「ビルス様ーもっと分かりやすく説明してくれよ!おらわかんねーぞ!」

ビルス「だからうっさいな!かっこよく説明してやってるのに!」

ウイス「こほん、私が説明いたします。観鈴さん、あなたは単純に呪いに掛かっている。そう思ってください」

観鈴「え…」

ウイス「このままではあなたの命、1年も持ちませんよ?」

観鈴「にはは、いきなりそんな事言われてもちょっとわからないかな…それに、死にたくないよ…」

ウイス「近いうちに貴方は記憶を失ったり五感を失ったり症状が出始めるはずです」

観鈴「ぐす…ひぐ…」

ビルス「おいウイス!駄目じゃないか!泣かしちゃ!」

悟空「おいおい…泣くなよ観鈴…」

ウイス「おっとごめんなさい、でもご安心を…その強い呪縛、私たちなら解き放つ事も簡単です」

観鈴「がお…」

ウイス「観鈴さんでしたか…?あなた、料理は出来ますか?」

観鈴「え?えっと…そんなに難しくないものなら…」

ウイス「それなら話は早い、私とビルス様、ついでに悟空様の三人を満足させる料理を作ってくれたら貴方の命、お助けしましょう」

悟空「失敗したらどーすんだよ…?」

ウイス「そうですねぇ、彼女の命は助けましょう…ただし悟空さんとべジータさんの稽古は1ヶ月お休みしちゃいますかね…罰として」

悟空「いーーーー!?そりゃ駄目だ!観鈴!頼むー!うめぇ料理でこの二人を満足させてやってくれ!」

観鈴「えっと…観鈴ちんピンチ…」

ビルス「困ってるだろ、もう少し彼女に優しくしてやったらどう?」

ウイス「あら、ビルス様、ずいぶんと観鈴さんに対して甘いですね、情でも移りました?」

ビルス「そ、そんなんじゃない!僕はただ、美味しいものが食べたいだけだ!さあ観鈴、僕たちに何を食べさせてくれる?」

神尾宅

観鈴「えっと…まずはこれ…」

ビルス「ほぉ!?これは黄色い鮮やかな食べ物だね!名前は?」

観鈴「オムライスだよー、ちょっと形は崩れちゃったけど…」

ウイス「良い香りですね…赤いタレのようなものと…中身は…これは以前いただいたお米と言うものですね…どれどれ」ひょいパク

ビルス「どれどれ…おお、赤くて綺麗だ…このニオイは…野菜をベースに作ったソースのようだ…」ひょいパク

悟空「おらオムライスは大好きだぞ!」ガツガツ

観鈴「ど、どうかな?」

ウイス「とても美味しいです!単純な料理に見えますが甘みとコクが調和された侮りがたい料理…!むむむ…」

ビルス「このケチャ…なんだっけ?」

観鈴「ケチャップだよ猫の妖精さん!」

ビルス「そう!この甘酸っぱいソースが卵とマッチしてて、絶妙な味わいだ!」

悟空「うめぇ!ガツガツガツ」

観鈴「やったー!」

ウイス「そ、その…こ、この程度では満足できませんね…」

ビルス「そ、そうだな…まだあるんじゃないの?出来る料理が…」

観鈴「えっと…一応まだ作れるけど…オムライス…美味しくなかったかな?」<シュン

ビルス「いいや、とっても美味かったぞ?だからその調子でだな…もう一品…何か美味しいものを食べさせてくれたら満足するかもな…」

ウイス「せっかくはるばる地球に来たので…もう少し美味しいものを堪能したいなんていうのは内緒です!」

悟空「なんだよ、どの道観鈴を助けるつもりなんじゃねーか」

ウイス「こ、こほん。さあ、観鈴さん?」

観鈴「う、うん、わかったよ…!じゃあもう一品は…!」

観鈴「できたよー!」

ウイス「これは…」

ビルス「ん…なんだこれ?」

観鈴「素麺だよーこの熱い夏にはぴったりの食べ物なんだ」

ウイス「ほほう、凄まじく細いこの麺…まるで絹のような鮮やかさですね」

ビルス「いたってシンプルだね…本当に美味いの?」

観鈴「刻んだしょうがと葱とね…伸ばして焼いた卵焼きを刻んだものをつゆに入れて…めしあがれっ」

ビルス「ではいただくかな…」<ズズズー!

ウイス「私も」<ズズズー

悟空「へへっおらも食うぞ!」<ズズズー!

ビルス「…」

ウイス「…」

悟空「ひゃぁー冷たくてうめぇぞ!」<ズズー

観鈴「が…がお…」

ビルス「う…」

ウイス「う…」

ビルス&ウイス『うまぁぁぁぁぁい!』

ビルス「熱さにマッチしてこの冷たいつゆに麺!箸が止まらないね!」<ズズズー

ウイス「それにこの魚の出汁と薬味がマッチして食欲が止まりませんね!」<ズズー

悟空「ふぅ~食った食った!サンキューな観鈴!」

観鈴「その…これで私は助けてもらえるのかな…ビルス様…ウイスさん…」

ビルス「んー、まぁ約束だからね、いいよ、それと別に猫の妖精さんでもいいよ、呼びやすいなら」

観鈴「やったー!」

ビルス「…///」

ウイス「こほん、これから観鈴さんを救う為の説明を始めます。まず一つ、今回観鈴さんを救えば人並みの寿命を生きる事は可能でしょう…」

悟空「なんかまだやべぇことでもあんのか?」

ウイス「ええ、あくまで観鈴さんへ圧し掛かっている全盛の呪いを取り除くだけですから、もし観鈴さんが将来結婚して子供が生まれた場合…」

ビルス「結局またその子供が新たに前世の呪いを受けるハメになる。切がないかもね」

悟空「じゃあさ、こうしようぜ!ドラゴンボールに」

ビルス「だめだ」

悟空「なんでだよ!?」

ビルス「最近お前たちは地球の願い玉を使いすぎている…あまり自然の摂理によろしくないんだよあれは…」

ウイス「そうですね、いつか私たちでも手に負えないような事態に襲われるかもしれません…」

悟空「そんな…おら初めてきいたぞ」

ビルス「まあ冗談はさておき、願い玉を使うまでもないってことさ、君たちには協力してもらう事になるけどね」

観鈴「が…がお…大丈夫かなぁ…」

悟空「協力ったって…オラなにを…」



ビルス「夢で見たんだよ…スーパーサイヤ人ゴッドW(ウイング)ってのを…」

ビルス「とりあえず…過去の世界に行きたいな」

ウイス「そうですね、観鈴さんの祖先に会ってちょこっと歴史を改変させてもらいたいのですが…」

ビルス「そう言えば前ウイスが言ってたね、べジータの嫁がタイムマシンを製造したって」

ウイス「ええ、今べジータさんを呼んでます」

ナレーション「数分後、不機嫌そうにべジータはタイムマシンを持って現れたのだった」

………

……



べジータ「カカロット!どういう事だ!?何故俺がこんな小娘を助けなければならん!」

悟空「そう言うなよべジータ、おらとおめぇの二人の力があれば観鈴を完全に救う事ができんだ!」

べジータ「ならその後貴様と勝負だ!」

観鈴「が…がお…」

ウイス「説明は先ほどした通りです、スーパーサイヤ人ゴッドSSこと、ブルーに変身して観鈴さんと手をつなぎ、上手に前世の呪いの力を吸収してください」

悟空「それなら別におら一人でも良いんじゃねーか?」

べジータ「抜け駆けはさせんぞカカロット!」

観鈴「が…がお…その、べジータさんもごめんなさい…忙しいのにこんなこと…」

べジータ「ふん、別に貴様を責めているわけじゃない、この俺を出し抜こうとしているカカロットに腹が立っているだけだ!」

観鈴「にはは、でもべジータさんも凄く暖かい温もりを感じる…」

べジータ「う、うるさい!///貴様はとにかく自分の呪いを俺たちに移す事に集中しろ!痛かったりしたら言え!」

観鈴「成功したらラーメンセット奢るね?」

べジータ「ほう、その言葉忘れるなよ…」

ビルス「ラーメン…セット…?」

ウイス「美味しそうですね…」

観鈴「が…がお…猫の妖精さんとウイスさんと悟空さんに奢る余裕はないかも…」

べジータ「ふ、ふん、ウイスとビルス、ついでにカカロットには俺が奢ってやる!!!いいから精神を集中しやがれ観鈴!」

観鈴「う、うん!」

ビルス「ラーメンセットか…また楽しみが増えたじゃないか」

ウイス「ですね、じゃあとりあえずこの状態を維持してもらいましょう…その間に私たちはこのタイムマシーンで過去に行ってすこし歴史を変えさせてもらいますよ…」

ビルス「それじゃあまた数分後にね」

ウイス「千年前ってところですね…ぽちっとな」

シュン

悟空「ビルス様たち行っちゃったな」

べジータ「ふん、貴様、気づいてたんだろう…?観鈴の持つこの力を」

悟空「ああ、これも一つの修行だと思ってる、この子の力をおら達の新しい力にすんだ!」

べジータ「ふっ…能天気だが良いことを考えやがるぜ…!観鈴、貴様の呪いとか呼ばれてるその力、俺たちがいただくぞ?」

観鈴「う、うん…助かるならなんだっていいかな…?」

悟空「おっほぉ!力が流れてきたぞ…!こりゃさすがに観鈴じゃ耐えられねぇ力だぞ!」

べジータ「小娘一人にゃもったいない力だぜ!」

観鈴「ふ、二人とも凄い…」


そして1000年前へ…

八尾比丘尼「来てはなりません!」

神奈「母上!!!!」

???「ちょっとおとなしくしててもらおうか…」

八尾比丘尼「何者…!?」

ビルス「大人しくしてて言ってるんだけど…僕の言ってる事がわからないかな…?」<ギロ

八尾比丘尼「…!?」<ガクガク

神奈「は…母上…?」

八尾比丘尼「貴方は…何者ですか…?」

ビルス「そんな事はどうでもいい、とりあえず君に死なれちゃ困るんでね…その力奪わせて貰うよ」

柳也「貴様!やめろ!」

ビルス「何も命まで奪ったりはしない、大人しくしててよ」<デコピン

柳也「ぐあああああ!」<ズンガラガッシャン!

ビルス「外の無礼な兵隊は全員僕がやっつけておいたから…教養の無いやつは嫌いだからね…」

神奈「柳也殿…!しっかり…!柳也殿ぉ!」

ビルス「気絶してるだけだ、死んでない」

ウイス「八尾比丘尼さん、あなた達の末裔が未来で苦しんでいるのです。ちょっとその力が邪魔なので取り除かせていただきます」

八尾比丘尼「何を言っているのか…理解できませぬ…(何なのですか…この形容しがたい力は…このような者が存在するなんて)」

ビルス「へぇ、神の力を感じられるなんて、中々やるね」

八尾比丘尼「!?」

ビルス「優しくデコピン」

八尾比丘尼「」ガクン

神奈「母上ぇ」<ダキィ

ビルス「ありゃ…」

ウイス「ああ、もう…ビルス様…これじゃ神奈さんにお母様の力がそのまま移されちゃいますよ…」

八尾比丘尼「神奈…触れてはいけないと言ったのに…」

神奈「でも…でも母上…母上ぇ…」

八尾比丘尼「よしよし…。あの…貴方様は神様なのですよね…?」

ビルス「ん?ああ、まあ一応ね、破壊の神と呼ばれている」

八尾比丘尼「ふふ、生まれて初めて、恐怖と言う感情を覚えました…」

ビルス「それは光栄だね、僕は舐められるのが大嫌いだからね」

八尾比丘尼「神奈を私達を…救っていただける事はできないでしょうか…?」

ビルス「できるってば、それが目的で来たんだから」

八尾比丘尼「!?」

ウイス「結局神奈さんと八尾比丘尼さんが触れ合ってしまったために翼人の呪いが完成してしまいました…」

ビルス「ならば話は簡単だ。神奈だっけか?その小娘がその力を解放したときに、僕がその力を奪い去ればいいだけ」

八尾比丘尼「じゃ…じゃあ私はどうすれば…」

ビルス「とりあえず生意気で頭の悪そうな兵士たちは一掃しておいたから、僕らについてくれば?」

そして…

柳也「飛べ…飛ぶんだ神奈!」

敵兵に囲まれ窮地に追い込まれたと勘違いした神奈は天高く飛び立った…

ビルス「じゃあ行きますか…」

ウイス「ビルス様、程々に…」

ビルス「分かってるよ」

兵士「矢がすべて…我々に跳ね返ってきます…!?」

兵士2「そんな馬鹿な…!?」

兵士3「ぎゃああああ!」

ビルス「本当に低脳だね…悟空やべジータのがまだ利口だよ…」

神奈「お…お前は破壊神!?何のようじゃ…余は力のすべてをかけて…」

ビルス「邪魔…少し寝ててもらうよ」<デコピン

神奈「あわわわわ!!?!?!?」

ひゅ~ん

柳也「神奈ーーー!」<キャッチ

神奈「な…なんじゃあの無礼な神は!」

八尾比丘尼「なりません神奈…良く見ておきなさい…あのお方は…我々の力程度では到底適わぬお方…」

柳也「え…?」

神奈「え…?」

裏葉「あの…物の怪のような男が神ですか…?」

ウイス「そこの貴女、言葉選びは気をつけてください、ビルス様がその気になれば、この世など一瞬で吹き飛びますよ?」

裏葉「ひぃ…!?」

兵士A「物の怪めぇ!滅ぼしてくれるわ!」

兵士B「滅ぼせー!」

ビルス「スゥーーーーー…」

矢を構える兵士一同しかし…

ビルス『うっさいなああああああ!あのさ君たち!もし今後神奈とか八尾比丘尼に手を出したら…君たちの町や村…壊しちゃうよ…?』

兵士A「よ…世迷言を…!』

兵士Aは矢をビルスに向けようとする…すると

ビルス「こんな…ふうにね…」

指を突き出すビルス、しかしその後、遠くに聳え立つ山が消し飛んでいた…

兵士たちの非常が一気に青ざめる

兵士A「なんだあれは…」

兵士B「何が目的なんだ!?」

ビルス「今後翼人関連に手をだしたら…君たちのこと、跡形もなく破壊しちゃうよ…こんな風にね…?」

ビルスは手を振り上げエネルギー弾を軽く放った

山が数個一瞬で消し灰になり兵士はおろか、翼人を幽閉していたお偉方たちもが恐怖に引きつる。

結局ビルスの活躍で翼人達の命は救われた。
ビルスとウイスは神奈と八尾比丘尼から力を奪い去ったのだった。

そして柳也や神奈や裏葉、八尾比丘尼と三人結託し合い新たな人生を歩む事になる

ビルス「さて、疲れたけど帰ろうかウイス」

ウイス「良いのですか?八尾比丘尼さんがビルス様を満面の笑みで見つめていますよ」

八尾比丘尼「ああ、愛しきビルス様…////」

ビルス「か、かえるぞ!」

ウイス「はいはい」

柳也「破壊の神か…恐ろしいな…」

神奈「けど…余も母様も無事じゃ…そして柳也殿もいる…」

八尾比丘尼「これから大変です…でも私たちで共に未来を生きましょう…!」

裏葉「本当に良かった…」


力尽きそうなので今日はここまでです…

次で完結にします…

悟空とべジータの戦う相手のアンケートでもとっておきましょうか…

ビルスとウイスが現代に戻ってからなんですが

とりあえず観鈴の力をすべて九州した悟空とべジータが新たな力に覚醒します。

その相手を誰にしようか少し迷っていましてww

セル ブロリー どっちかにしようとおもいますww

良かったら多数決でお願いしますww

それではZzzz

こうしてビルスは呪の根源である翼の力を神奈から奪い現代へと戻ってきた。

神尾家の庭にて

悟空「どんどん観鈴の中の翼人だっけか?の力がオラの中にはいってくっぞ…!すげぇパワーだ!」

べジータ「貴様!自分だけパワーアップなんてずるいぞ!俺にもよこせ!」

互いに観鈴に蓄積されている翼の伝承である呪と呼ばれる力を奪い合うべジータと悟空であった…

観鈴「すごい…体がどんどん軽くなってる…」

ビルス「過去に行って翼人の力奪っといたよ」

ウイス「あとはこの時代に残ってる観鈴さんの力を悟空さんとべジータさんが吸収すればすべて解決、翼人の伝承も無事終わりを告げるでしょう」

観鈴「にはは、よかった…本当にありがとう…猫の妖精さん…」<なでなで

ウイス「ふ、ふん…///」

ウイス「さて、翼人のパワーはすべて悟空さんとべジータさんに平等にいきわたりましたね…これにて一件落着」

観鈴「悟空さんにべジータさん大丈夫かな?…なんか悲しくなったり泣きたくなったり…苦しくなったりしない?」

悟空「いや?まったくそんなことねーぞ?むしろなんかパワーに溢れるっつーか良い気分だぞ!」

べジータ「ふん、サイヤ人の王子である俺がこの程度の力、扱えないわけがないだろう?」

観鈴「にはは、まったく影響が無いんだね…」

ビルス「さて…観鈴も救った事だし…」

観鈴「が、がお…帰っちゃうの?」

ビルス「こほん、結構助けるのに苦労しちゃったんだ…報酬をよこせとは言わないけど、その、オムライスをだな…たまに食べに来るから作ってもらおうかな?」

観鈴「本当?また来てくれるならいつでも作るよ?」

ビルス「本当か!?」

ウイス「まったくもう、観鈴さんにとことん甘いんですねビルス様は」

ビルス「なんか言ったか?」

ウイス「いいえ何も」

そして同時刻…某内某所にて…

ピラフ「ふふふ、こ…今度こそこのドラゴンボールで俺様の世界征服を…」

シュウ「この前は変なやつに邪魔されましたからね…」

マイ「さあ、ピラフ様!邪魔が入らないうちに早く願いをかなえてしまいましょう!」

ピラフ「そうだな!とっとと願いをかなえ…」

人造人間19号リペア「お前達…まさかこれからドラゴンボールで願いをかなえるつもりか」

ピラフ一同「ま、また邪魔がはいったーーーー!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月20日 (水) 04:01:56   ID: 2Gog6RPp

スラムダンク?

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